JP2002161915A - 軸受用の弾性軸受サスペンション - Google Patents

軸受用の弾性軸受サスペンション

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JP2002161915A
JP2002161915A JP2001296993A JP2001296993A JP2002161915A JP 2002161915 A JP2002161915 A JP 2002161915A JP 2001296993 A JP2001296993 A JP 2001296993A JP 2001296993 A JP2001296993 A JP 2001296993A JP 2002161915 A JP2002161915 A JP 2002161915A
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bearing suspension
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JP2001296993A
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Karl-Heinz Bade
カール−ハインツ・バデ
Michael Schuetz
ミヒャエル・シュッツ
Alexander Meier
アレクサンダー・マイアー
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Carl Freudenberg KG
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    • F16C27/00Elastic or yielding bearings or bearing supports, for exclusively rotary movement
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 折り畳み部に機械的過負荷を生じさせること
なく、かつそれにより使用可能な時間を短縮させること
なく、軸受が半径方向でも軸方向でも十分に偏向可能で
あるような軸受用の弾性軸受サスペンションを提供す
る。 【解決手段】 本願発明の弾性軸受サスペンションは、
軸受(1)が、半径方向外側で、エラストマ材料からな
る少なくとも1つのストップバンパ部(2)と結合し、
ストップバンパ部(2)が、軸受(1)に対して軸方向
に距離(4)をあけて隣り合って配置されている第1支
持リング(5)と、軸受(1)の縦断面で見てV字形
の、軸方向に延伸するエラストマ材料からなる少なくと
も1つの折り畳み部(3)を介して結合され、第1支持
リング(5)が、ストップスリーブ(7)の一方の軸方
向端部(6)と結合され、ストップスリーブ(7)のも
う一方の軸方向端部(8)が、ストップバンパ部(2)
を半径方向に距離をあけて外周側から取り囲んでいるこ
とを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は軸受用の弾性軸受サ
スペンションに関する。
【0002】
【従来の技術】軸受用の弾性軸受サスペンションは、ド
イツ国実用新案登録第1986857号明細書から公知であ
る。この公知の軸受サスペンションは、2つの支持リン
グを有し、第1支持リングが第2支持リングの外周側を
半径方向に距離をあけて取り囲んでいる。この場合、第
1支持リングと第2支持リングは、どちらも想定上同一
の半径方向に延伸する平面上に配置されており、半径方
向に延伸するエラストマ材料からなるV字形の折り畳み
部により結合されている。このV字形の折り畳み部は、
第1及び第2支持リングにより画定される空間の外側に
配置されており、第2支持リングの半径方向の内側は転
がり軸受に向かう側に弾性材料からなる被覆を有する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような軸受サスペンションにおいては、折り畳み部の形
状によって、両方の支持リング相互の軸方向での相対運
動が、多くの場合不十分であるということに注目されな
ければならない。
【0004】本発明の根底をなす課題は、冒頭に述べた
種類の軸受サスペンションを、折り畳み部に機械的過負
荷を生じさせることなく、かつそれにより使用可能な時
間を不本意にも短縮させることなく、軸受が半径方向で
も軸方向でも十分に偏向可能であるようにさらに発展さ
せることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題は、本発明の請
求項1の特徴部により解決される。有利な実施形態に関
しては引用形式の請求項に記載されている。すなわち、
前記課題は、軸受用の弾性軸受サスペンションであっ
て、軸受が、半径方向外側で、エラストマ材料からなる
少なくとも1つのストップバンパ部と結合し、ストップ
バンパ部が、軸受に対して軸方向に距離をあけて隣り合
って配置されている第1支持リングと、軸受の縦断面で
見てV字形の、軸方向に延伸するエラストマ材料からな
る少なくとも1つの折り畳み部を介して結合され、第1
支持リングが、ストップスリーブの一方の軸方向端部又
はその近傍の部分と結合され、ストップスリーブのもう
一方の軸方向端部又はその近傍の部分が、ストップバン
パ部を半径方向に距離をあけて外周側から取り囲んでい
る軸受サスペンションによって解決される。
【0006】前記課題の解決のために、軸受が半径方向
外側にエラストマ材料からなる少なくとも1つのストッ
プバンパ部を備え、このストップバンパ部が、軸受の縦
断面、軸に平行な断面でV字形の、軸方向に延伸するエ
ラストマ材料から形成される少なくとも1つの折り畳み
部によって、軸受に対して軸方向に距離をあけて隣り合
って配置されている第1支持リングと結合し、この第1
支持リングがストップスリーブの一方の軸方向端部又は
その近傍部分と結合し、このストップスリーブのもう一
方の軸方向端部又はその近傍部分がストップバンパ部を
半径方向に距離をあけて外周側から取り囲んでいる弾性
軸受サスペンションが提供される。軸方向に延伸する折
り畳み部により、折り畳み部を形成するエラストマ材料
に望ましくない程の高負荷をかけることなく、特に軸受
サスペンションに関して軸受の軸方向での大きな偏向運
動が可能となるという利点を有する。さらに、折り畳み
部が大きく偏向可能であることにより、多様な直径を有
する軸受を、適用時のそれぞれの状況に合ったストップ
スリーブと組み合わせることができるという利点を有す
る。例えば、比較的小さな外径を有する軸受を、そのス
トップ面が半径方向でストップバンパ部から比較的遠く
に離れて配置されるように、ストップスリーブと組み合
わせることができる。
【0007】この軸受は、例えばカルダン軸受として又
は中間軸受として使用することができる。この軸受がカ
ルダン軸受として使用される場合、温度に応じて、カル
ダン軸及びカルダン軸を取り囲む軸受の軸方向における
移動が生じ、この移動はV字形の折り畳み部によって吸
収される。
【0008】軸方向での極端な偏向によって生じる望ま
しくない騒音を避けるために、ストップバンパ部が設け
られ、このストップバンパ部が段階的な減衰特性でスト
ップスリーブの内周に当接することが好ましい。
【0009】軸方向に延伸する折り畳み部により、折り
畳み部を構成するエラストマ材料の使用可能な時間を短
縮する圧縮歪みは、軸受が半径方向でストップスリーブ
に対して極端に振れる場合でも回避される。
【0010】この軸受サスペンションを簡単で、コスト
をかけずに製造するという観点から、このストップバン
パ部及び折り畳み部は、一体的にかつ同一材料で形成さ
れるように設計される。
【0011】第1の実施形態によれば、軸受をストップ
バンパ部と直接隣り合って接しているように設計するこ
とができる。このストップバンパ部は、例えば転がり軸
受の外輪上に直接加硫させることができる。この構成で
は、軸受サスペンションは全体を少ない部品から形成す
ることができるという利点を有する。
【0012】第2の実施形態では、軸受が、第2支持リ
ングによって半径方向外側を摩擦接続的に及び/又は形
状接続的に取り囲まれるように、軸受と第2支持リング
が摩擦ばめにより及び/又は互いの対向面が同様の形
状、噛み合う形状を有することによって係合するよう
に、ストップバンパ部が第2支持リングに直接隣り合っ
て接しているように設計することができる。この場合、
必要に応じて、軸受を別々に交換することができるとい
う利点を有する。軸受が損傷した場合及び/又は摩耗し
た場合、軸受を押して第2支持リングから外し、新しい
軸受を第2支持リングに押し込み、新しい軸受と交換す
ることができる。
【0013】第1支持リング及び/又は第2支持リング
をエラストマ材料によって完全に取り囲むことができ
る。第1支持リング及び/又は第2支持リングのカバー
部、被覆は、ストップバンパ部及びV字形の折り畳み部
と同じエラストマ材料から形成することが好ましい。両
方の支持リングをエラストマ材料によって完全に被覆す
ることにより、この両方の支持リングが腐食から十分に
保護されるという利点がもたらされる。特に、軸受が自
動車の下面に設置されるカルダン軸受である場合に、こ
のような構成は特に有利である。なぜならば、カルダン
軸受は、使用可能な時間を短縮する環境の影響、例えば
汚染された跳ね上げ水に直接曝されるためである。
【0014】さらに、このような構成の場合に、相互に
組み合わせられる部材の製造による公差がエラストマ被
覆により補償されるという利点を有する。公差の大きな
部材を使用することができるため、この軸受サスペンシ
ョンは廉価に製造することができる。
【0015】軸受、ストップバンパ部、折り畳み部及び
第1支持リング、あるいは第2支持リング、ストップバ
ンパ部、折り畳み部及び第1支持リングをそれぞれあら
かじめ組み立てられた1つのユニットとして構成するこ
とができる。このようなあらかじめ組み立てられたユニ
ットの取り扱いは特に簡単であり、組み立てミスの危険
も最小限に制限することができる。
【0016】ストップバンパ部を、バルジ形状、もしく
は円環状であり、円周側でそれ自体閉じているように形
成することができる。この場合、ストップバンパ部がス
トップスリーブの内周面に接触する箇所とは無関係に、
ストップバンパ部のほぼ一様な材料応力がもたらされる
という利点を有する。
【0017】さらに別の実施形態では、3つのストップ
バンパ部を軸受の周りに円周方向で等間隔に分配して配
置することができる。この場合、軸受サスペンションの
重量は、それ自体閉じている円環状のストップバンパと
比べて若干軽くなり、それにより用途に合った使用の間
の不均衡により生じる力が、特に小さな軽量の軸受の場
合に、低減されるという利点がある。
【0018】ストップスリーブを深絞り加工可能な金属
材料から形成することができる。深絞りによる成形体
は、簡単でかつコストをかけずに製造可能であり、この
場合、特に軸受が自動車のカルダン軸受として使用され
る場合に、ストップスリーブは腐食保護層、例えば塗膜
を備えることが好ましい。
【0019】第1支持リングとストップスリーブは、摩
擦接続により及び/又は形状接続により結合している。
第1支持リングとストップスリーブは、摩擦ばめにより
及び/又は双方の係合面が同様の形状、噛み合う形状を
有することにより結合している。形状接続の場合は、例
えばストップスリーブが第1支持リングに対向する側に
少なくとも1つの円周方向に延伸する凹所を有し、この
凹所は第1支持リングの被覆を構成するエラストマ材料
により完全に充填される。エラストマ材料が凹所内で形
状接続により噛み合うことにより、この領域内で形状接
続による結合が生じ、このとき、軸方向で隣接する部分
領域内で第1支持リングはさらにストップスリーブの内
部で摩擦接続、摩擦ばめにより保持されている。
【0020】このストップスリーブには、組み立てられ
て使用可能な状態で、少なくとも最も低い位置に少なく
とも1つの排出孔をもうけることができる。有利な実施
形態の一つでは、6つの排出孔が円周方向で等間隔に分
配して配置されるように設計することができる。これら
の排出孔は、ストップスリーブとストップバンパ部の間
の半径方向の距離によって形成される空隙中に侵入した
跳ね上げ水を、軸受サスペンションの所定の使用の間に
再び環境へ、外部へ排出するために設けられている。
【0021】この軸受サスペンションの重量に関して
は、支持リングが軽金属、例えばアルミニウムから形成
されることが有利である。この支持リングは、エラスト
マ材料中に埋め込まれていることが有利であり、それに
よりストップスリーブとの接触による腐食が阻止され
る。この補強リング、支持リングの被覆は、このリング
をポリマー材料中に埋め込むことにより省略することが
できる。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明による軸受サスペンション
の2つの実施例を次に図1〜3を参照して詳説する。こ
れらの図面はそれぞれ略図で示す。
【0023】図1及び2に、軸受1用の弾性軸受サスペ
ンションの2つの実施例を示す。この実施例において、
軸受1は、それぞれ1つの転がり軸受により形成されて
おり、カルダン軸受として後輪駆動自動車又は四輪駆動
自動車に使用される。図示された軸受サスペンションの
利点は、第1支持リング5又はストップスリーブ7に関
して、大きな軸方向の行程で、軸受1を案内することが
できるということである。ストップバンパ部2は、本願
明細書に図示された実施例の場合、円環状に形成され、
円周方向で閉じている。軸受台12に位置が固定され結合
されているストップスリーブ7に対して支持されている
シャフトの軸方向の運動を補償するために、軸受1の縦
断面で見てV字形の、軸方向に延伸する折り畳み部3が
設けられている。この折り畳み部3はストップバンパ部
2と同様にエラストマ材料から形成されている。このV
字形の折り畳み部3は、ストップバンパ部2を第1支持
リング5と結合しており、この第1支持リング5は軸受
1に対して軸方向に距離4をあけて配置されている。ス
トップスリーブ7の第1の、すなわち一方の軸方向端部
6は、外周側から半径方向の予負荷をかけて、第1支持
リング5を取り囲んでおり、この場合、ストップスリー
ブ7は、もう一方の軸方向端部8の方向に向かってほぼ
漏斗状に拡大しており、このもう一方の軸方向端部8は
半径方向に距離をあけてストップバンパ部2を取り囲ん
でいる。このストップバンパ部2は、ストップスリーブ
の内周から空隙により隔てられている。このストップス
リーブ7は、排気装置の熱の作用からこの内部にある部
材を保護している。
【0024】図1は第1の実施例を示し、この場合、ス
トップバンパ部2は軸受1の外輪13上に直接加硫されて
いる。
【0025】一方、図2は第2の実施例を示し、この場
合、軸受1は第2支持リング9内に配置されており、こ
の第2支持リング9は半径方向で軸受1の外周を取り囲
んでいる。図示された実施例において、第1支持リング
5も第2の支持リング9もそれぞれエラストマ材料によ
って完全に取り囲まれており、それにより有害な環境の
影響から及び腐食から保護されている。
【0026】ストップスリーブ7には、円周方向で等間
隔に配置されている6つの排出孔11が設けられており、
その結果、ストップバンパ部2とストップスリーブ7の
内周との間の半径方向の距離により形成される空隙内に
侵入した汚染物及び/又は湿気は環境、外部14へ再度排
出される。
【0027】いずれの実施例においても、ストップスリ
ーブ7は、深絞り加工可能な金属材料から形成され、そ
の第1の軸方向端部6の領域内に第1支持リング5を収
容するための半径方向内側に向かうフランジが設けられ
ている。
【0028】ストップスリーブ7と軸受台12の間の結合
は、例えば両方の部材を相互に溶接することにより行わ
れる。
【0029】図3は、図2の軸受サスペンションを右か
ら見た図を示す。軸受台12は、例えば後輪駆動自動車の
下面に取り付けられている。排出孔11の一つは、ストッ
プスリーブ7の最下方の箇所10に配置されており、この
場合、排出孔11は全体として円周方向に等間隔に分配さ
れて配置されている。
【0030】
【発明の効果】本願発明による軸受用の弾性軸受サスペ
ンションは、軸受(1)が、半径方向外側で、エラスト
マ材料からなる少なくとも1つのストップバンパ部
(2)と結合し、ストップバンパ部(2)が、軸受
(1)に対して軸方向に距離(4)をあけて隣り合って
配置されている第1支持リング(5)と、軸受(1)の
縦断面で見てV字形であり、軸方向に延伸するエラスト
マ材料からなる少なくとも1つの折り畳み部(3)を介
して結合され、第1支持リング(5)が、ストップスリ
ーブ(7)の一方の軸方向端部(6)と結合され、スト
ップスリーブ(7)のもう一方の軸方向端部(8)が、
ストップバンパ部(2)を半径方向に距離をあけて外周
側から取り囲んでいることを特徴とする。このような構
成であることによって、折り畳み部に機械的過負荷を生
じさせることなく、かつそれにより使用可能な時間を短
縮させることなく、軸受が半径方向でも軸方向でも十分
に偏向可能であるような軸受用の弾性軸受サスペンショ
ンが形成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】ストップバンパ部が軸受の外輪と直接結合して
いる第1の実施例の縦断面を示す図である。
【図2】ストップバンパ部が第2支持リングと結合して
おり、軸受が第2支持リング内へ圧入されている第2の
実施例の縦断面を示す図である。
【図3】第2の実施例を、図2の右横側から見た図であ
る。
【符号の説明】
1 軸受 2 ストップバンパ部 3 折り畳み部 5 第1支持リング 7 ストップスリーブ 9 第2支持リング 11 排出孔 12 軸受台
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アレクサンダー・マイアー ドイツ国79400カンデルン,ブラウエンシ ュトラーセ・21 Fターム(参考) 3J012 AB03 BB01 CB04 DB08 FB10 GB01 3J048 AA01 BA19 BB02 EA15 3J059 AA01 AB13 BA60 BB01 BC05 BD01 CB15 DA15 GA02

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸受用の弾性軸受サスペンションであっ
    て、 軸受(1)が、半径方向外側で、エラストマ材料からな
    る少なくとも1つのストップバンパ部(2)と結合し、 前記ストップバンパ部(2)が、前記軸受(1)に対し
    て軸方向に距離(4)をあけて隣り合って配置されてい
    る第1支持リング(5)と、断面がV字形の軸方向に延
    伸するエラストマ材料からなる少なくとも1つの折り畳
    み部(3)を介して結合され、 前記第1支持リング(5)が、ストップスリーブ(7)
    の一方の軸方向端部(6)又はその近傍と結合され、 前記ストップスリーブ(7)のもう一方の軸方向端部
    (8)又はその近傍が、前記ストップバンパ部(2)を
    半径方向に距離をあけて外側から取り囲んでいる軸受サ
    スペンション。
  2. 【請求項2】 前記ストップバンパ部(2)及び前記折
    り畳み部(3)が、一体的にかつ同一材料から形成され
    ている請求項1記載の軸受サスペンション。
  3. 【請求項3】 前記ストップバンパ部(2)が、前記軸
    受(1)に直接接して取り付けられている請求項1又は
    2記載の軸受サスペンション。
  4. 【請求項4】 前記軸受(1)が、半径方向外側で摩擦
    接続により及び/又は形状接続により第2支持リング
    (9)によって取り囲まれ、前記ストップバンパ部
    (2)が該第2支持リング(9)に直接接して取り付け
    られている請求項1又は2記載の軸受サスペンション。
  5. 【請求項5】 前記第1支持リング(5)及び/又は前
    記第2支持リング(9)が、エラストマ材料によって完
    全に取り囲まれている請求項1〜4のいずれか1項記載
    の軸受サスペンション。
  6. 【請求項6】 前記軸受(1)、前記ストップバンパ部
    (2)、前記折り畳み部(3)及び前記第1支持リング
    (5)、あるいは前記第2支持リング(9)、前記スト
    ップバンパ部(2)、前記折り畳み部(3)及び前記第
    1支持リング(5)がそれぞれあらかじめ組み立てられ
    た1つのユニットを形成している請求項1〜5のいずれ
    か1項記載の軸受サスペンション。
  7. 【請求項7】 前記ストップバンパ部(2)が、円環状
    であり、円周側でそれ自体閉じているように形成されて
    いる請求項1〜6のいずれか1項記載の軸受サスペンシ
    ョン。
  8. 【請求項8】 3つのストップバンパ部(2)が、前記
    軸受(1)の周囲に円周方向で等間隔に分配されて配置
    されている請求項1〜6のいずれか1項記載の軸受サス
    ペンション。
  9. 【請求項9】 前記ストップスリーブ(7)が、深絞り
    加工可能な金属材料から形成されている請求項1〜8の
    いずれか1項記載の軸受サスペンション。
  10. 【請求項10】 前記第1支持リング(5)と前記スト
    ップスリーブ(7)が、摩擦接続により及び/又は形状
    接続により結合されている請求項1〜9のいずれか1項
    記載の軸受サスペンション。
  11. 【請求項11】 前記ストップスリーブ(7)が、組み
    立てられて使用可能な状態で、少なくとも最も低い位置
    (10)に少なくとも1つの排出孔(11)を有する請
    求項1〜10のいずれか1項記載の軸受サスペンショ
    ン。
  12. 【請求項12】 6つの排出孔(11)が、円周方向で
    等間隔に分配されて前記ストップスリーブ(7)に配置
    されている請求項11記載の軸受サスペンション。
  13. 【請求項13】 前記第1支持リング(5)及び/又は
    前記第2支持リング(9)が、軽金属から、特にアルミ
    ニウムから形成され、エラストマ材料中に埋め込まれて
    いる請求項4〜12までのいずれか1項記載の軸受サス
    ペンション。
JP2001296993A 2000-09-27 2001-09-27 軸受用の弾性軸受サスペンション Pending JP2002161915A (ja)

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DE10048998A DE10048998C1 (de) 2000-09-27 2000-09-27 Elastische Lageraufhängung für ein Wellenlager

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