JP2002161281A - ごみのガス化システム - Google Patents

ごみのガス化システム

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JP2002161281A
JP2002161281A JP2000357846A JP2000357846A JP2002161281A JP 2002161281 A JP2002161281 A JP 2002161281A JP 2000357846 A JP2000357846 A JP 2000357846A JP 2000357846 A JP2000357846 A JP 2000357846A JP 2002161281 A JP2002161281 A JP 2002161281A
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JP
Japan
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gas
exhaust gas
flammable
combustible
combustion
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JP2000357846A
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English (en)
Inventor
Yasutaka Fukami
庸孝 深海
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Sumitomo Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ごみのガス化システムの経済性を向上し、加
えて、有害物質の従来に比しての増大を抑止しながら設
備コストを低減する。 【解決手段】 可燃性ガス処理設備2からの可燃性ガス
を溶融炉3の燃料とし、溶融炉3に対する可燃性ガスの
余剰分を燃焼装置5で燃焼して、可燃性ガス処理設備2
からの可燃性ガスを効率的に有効利用すると共に、燃焼
装置5に導入される可燃性ガスを可燃性ガス処理設備2
で冷却し集塵して得る可燃性ガスとすることで、燃焼装
置5の構成の簡易化を図る。溶融炉3の2次燃焼室3b
に対しては、燃焼装置5からの排ガス及び可燃性ガスの
燃焼装置5に対する余剰分を導入して、可燃性ガスの余
剰分を燃焼し、この時上昇しようとする温度を、排ガス
で抑止してNOXの発生を抑止すると共に、2次燃焼室
3bからの排ガスを排ガス設備6で冷却し清浄化して排
出し、燃焼装置5後段の排ガス設備を不要とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ごみのガス化シス
テムに関する。
【0002】
【従来の技術】一般廃棄物や産業廃棄物等のごみを熱分
解ガス化してリサイクル可能な可燃性ガスを回収し、こ
の回収した可燃性ガスを有効利用するごみのガス化シス
テムが特開2000−256680号公報に記載されて
いる。
【0003】この公報に記載のシステムは、ごみを熱分
解ガス化するガス化炉と、このガス化炉から排出される
可燃性ガスを処理する可燃性ガス処理設備と、を備え、
この可燃性ガス処理設備は、ガス化炉から排出される可
燃性ガスとしての1次可燃性ガスをガス冷却装置で冷却
して2次可燃性ガスとして排出し、この2次可燃性ガス
に脱塩素剤としての消石灰を供給し、この消石灰が供給
された2次可燃性ガスから、有害物質と結合した消石灰
及びダストを集塵機で捕集すると共に、その分離ガスを
リサイクル可能な3次可燃性ガスとして排出する構成と
されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この3
次可燃性ガスを、ごみのガス化システムで如何に効率的
に有効利用するかは、未だ確立されていない。
【0005】本発明は、このような課題を解決するため
になされたものであり、ガス化炉からの可燃性ガスを冷
却し集塵処理して得る可燃性ガスを、簡易な構成で効率
的に有効利用してシステムの経済性を向上し、加えて、
有害物質の従来に比しての増大を抑止しながら設備コス
トを低減し得るごみのガス化システムを提供することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によるガス化シス
テムは、ごみを熱分解ガス化し可燃性ガスを排出するガ
ス化炉と、このガス化炉からの可燃性ガスを冷却して集
塵処理し少なくとも脱塵された可燃性ガスとして排出す
る可燃性ガス処理設備と、を備えるごみのガス化システ
ムにおいて、主燃焼を実施する1次燃焼室及び未燃分の
完全燃焼を目的として1次燃焼室に連設される2次燃焼
室を備え、可燃性ガス処理設備からの可燃性ガスを燃料
として被溶融物を溶融する溶融炉と、可燃性ガス処理設
備からの可燃性ガスを燃焼する生成ガス燃焼装置と、こ
の生成ガス燃焼装置からの排ガスを溶融炉の2次燃焼室
に導く第1の生成ガス燃焼排ガスラインと、可燃性ガス
処理設備からの可燃性ガスの生成ガス燃焼装置に対する
余剰分を溶融炉の2次燃焼室に導くことを可能とする生
成ガス燃焼余剰可燃性ガスラインと、溶融炉の2次燃焼
室からの排ガスを冷却して清浄化処理し清浄ガスとして
排出する排ガス処理設備と、を備えることを特徴として
いる。
【0007】このようなごみのガス化システムによれ
ば、可燃性ガス処理設備からの可燃性ガスが溶融炉の燃
料として利用され、この溶融炉に対する可燃性ガスの余
剰分が生成ガス燃焼装置で燃焼可能とされる。このた
め、可燃性ガス処理設備からの可燃性ガスが効率的に有
効利用される。この可燃性ガスは、可燃性ガス処理設備
で冷却され集塵処理されているため、生成ガス燃焼装置
を簡易な構成とするのが可能とされる。また、溶融炉の
2次燃焼室に対しては、生成ガス燃焼装置での可燃性ガ
スの燃焼で生じる排ガス及び可燃性ガスの生成ガス燃焼
装置に対する余剰分が導入され、当該可燃性ガスの余剰
分が燃焼されて、温度が上昇しようとするが、同時に導
入される生成ガス燃焼装置からの排ガスにより当該温度
の上昇が抑止される。このため、NOXの発生が抑止さ
れる。この2次燃焼室からの排ガスは、排ガス処理設備
で冷却され清浄化されて清浄ガスとして排出される。こ
のため、生成ガス燃焼装置に対してはその後段に生成ガ
ス燃焼装置専用の排ガス処理設備を設ける必要が無くさ
れる。
【0008】ここで、生成ガス燃焼装置に対する余剰可
燃性ガスが無い場合には、溶融炉の2次燃焼室に対して
生成ガス燃焼装置からの排ガスを導入する必要が無く、
当該排ガスをそのまま2次燃焼室に導入すると2次燃焼
室が冷やされてしまうため、生成ガス燃焼装置に対する
余剰可燃性ガスが無い場合に、生成ガス燃焼装置からの
排ガスを全部、溶融炉の2次燃焼室からの排ガスに混合
するように導く第2の生成ガス燃焼排ガスラインをさら
に備えているのが好ましい。
【0009】また、可燃性ガス処理設備及び排ガス処理
設備は各々、導入されるガスを冷却すると共に熱回収す
るボイラを備え、これらボイラで生成される蒸気を生成
ガス燃焼装置に導く蒸気ラインと、生成ガス燃焼装置に
設置され、蒸気ラインを介して導入される蒸気を過熱す
る独立過熱器と、を備えていると、両ボイラの回収蒸気
が全て独立過熱器で過熱され、この独立過熱器で生じる
過熱蒸気により高効率の発電が可能とされて、例えばタ
ービン等の駆動に有効利用される。
【0010】また、可燃性ガス処理設備での集塵処理の
前段で、可燃性ガスに脱塩素剤を供給する脱塩素剤供給
ラインを備えていると、有害物質としての塩素と脱塩素
剤とが結合して可燃性ガス処理設備で集塵され、可燃性
ガス処理設備からの可燃性ガスには腐食を促進する塩素
分が無くされる。このため、生成ガス燃焼装置に設置さ
れる独立過熱器を、耐腐食性の特別な材質で構成する必
要が無く一般的なボイラ材で構成するのが可能とされ
る。
【0011】ここで、可燃性ガス処理設備から生成ガス
燃焼装置に供給される可燃性ガスは、具体的には、独立
過熱器での過熱に必要な熱量に相当する量が燃焼され、
残りが燃焼に供することなく余剰可燃性ガスとして排出
される。
【0012】この独立過熱器での過熱に必要な熱量と
は、具体的には、例えば、当該独立過熱器の過熱蒸気温
度を所定値とする熱量である。
【0013】また、可燃性ガス処理設備からの可燃性ガ
スを燃料として、ガス化炉に投入する前のごみを乾燥さ
せる乾燥装置を備えていると、当該可燃性ガスが、一層
効率的に有効利用される。
【0014】また、乾燥装置から排出される乾燥排ガス
を溶融炉の2次燃焼室若しくは生成ガス燃焼装置に導く
乾燥排ガスラインを備えていると、乾燥排ガスが、2次
燃焼室若しくは生成ガス燃焼装置で燃焼され、高温脱臭
される。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るごみのガス化
システムの好適な実施形態について添付図面を参照しな
がら説明する。図1は、本発明によるごみのガス化シス
テムを示す概略構成図である。
【0016】このごみのガス化システムは概略、一般廃
棄物や産業廃棄物等のごみを熱分解ガス化するガス化炉
1と、このガス化炉1から排出される可燃性ガスを冷却
して清浄化処理する可燃性ガス処理設備2と、この可燃
性ガス処理設備2からの可燃性ガスを燃料として使用す
る溶融炉3、乾燥装置4及び生成ガス燃焼装置5と、溶
融炉3から排出される排ガスを冷却して清浄化処理する
排ガス処理設備6と、を備える。
【0017】ガス化炉1は、例えば流動床を備える流動
床型ガス化炉であり、乾燥装置4を介して投入されるご
みを熱分解ガス化し、この熱分解ガス化により生成され
る炉底灰を底部から適宜排出すると共に、同時に生成さ
れる可燃性の熱分解ガスを、付設されるサイクロン7に
排出する。サイクロン7は、固気分離装置であり、供給
される可燃性ガスから固形物を分離してガス化炉1に戻
す一方で、固形物が分離された可燃性ガスを1次可燃性
ガスとして可燃性ガス処理設備2に排出する。
【0018】可燃性ガス処理設備2は、ボイラ8、脱塩
素剤供給ライン9及び集塵機10を備えている。ボイラ
8は、サイクロン7から供給される1次可燃性ガスを冷
却して2次可燃性ガスとして排出すると共に熱回収して
蒸気を生成する。
【0019】脱塩素剤供給ライン9は、ボイラ8から集
塵機10に供給される2次可燃性ガスに、脱塩素剤とし
ての例えば消石灰を例えば窒素等の供給用媒体ガスを用
いて供給する。これにより、2次可燃性ガスの塩素分、
硫黄分等の有害物質と消石灰が結合する。
【0020】集塵機10は、消石灰が供給された2次可
燃性ガスから、有害物質と結合した消石灰を含むダスト
を捕集し、このダストを底部から適宜排出すると共に、
このダストが除去され清浄化された可燃性ガスを3次可
燃性ガスとしてガスライン11を介して排出する。
【0021】ガスライン11は、途中で3本に分岐さ
れ、これらの分岐ガスライン12,13,14に各々、
溶融炉3、乾燥装置4、生成ガス燃焼装置5が接続され
ている。分岐ライン12は、溶融炉3への3次可燃性ガ
スの供給量を調整するダンパ15を、分岐ライン13
は、乾燥装置4への3次可燃性ガスの供給量を調整する
ダンパ16を各々備え、これらダンパ15,16が、溶
融炉3、乾燥装置4への3次可燃性ガスの供給量を調整
することで、溶融炉3及び乾燥装置4に供給した残りの
3次可燃性ガスが、分岐ライン14を介して生成ガス燃
焼装置5に供給される。
【0022】溶融炉3は、分岐ライン12を介して供給
される3次可燃性ガスを燃料として主燃焼を実施する1
次燃焼室としての例えばキルン3aと、未燃分の完全燃
焼を目的としてキルン3aに連設される2次燃焼塔3b
と、を備える。キルン3aは、3次可燃性ガスの燃焼
で、ガス化炉1から炉底灰排出ライン17を介して供給
される炉底灰及び集塵機10からダスト排出ライン18
を介して供給されるダストを溶融してスラグを得る。2
次燃焼塔3bは、キルン3aからの排ガスを2次燃焼し
てその排ガスを排ガスライン19を介して排出する。
【0023】この排ガスライン19には、排ガス処理設
備6が接続されている。この排ガス処理設備6は、ボイ
ラ20、減温塔21、脱塩素剤供給ライン22、活性炭
供給ライン23及び集塵機24を備えている。ボイラ2
0は、溶融炉3の2次燃焼塔3bから供給される排ガス
を冷却して排出すると共に熱回収して蒸気を生成する。
減温塔21は、ボイラ20からの排ガスをさらに所定の
温度迄冷却する。
【0024】脱塩素剤供給ライン22は、減温塔21か
ら集塵機24に供給される排ガスに、脱塩素剤としての
例えば消石灰を例えば窒素等の供給用媒体ガスを用いて
供給する。これにより、排ガスの塩素分、硫黄分等の有
害物質と消石灰が結合する。活性炭供給ライン23は、
この排ガスに活性炭を窒素等の供給用媒体ガスを用いて
供給する。これにより、排ガスのダイオキシン等の有害
物質と活性炭が結合する。
【0025】集塵機24は、消石灰及び活性炭が供給さ
れた排ガスから、有害物質と結合した消石灰及び活性炭
を含むダストを捕集し、このダストを底部から適宜排出
すると共に、このダストが除去され清浄化されたガスを
大気に放出する。
【0026】乾燥装置4は、分岐ライン13を介して供
給される3次可燃性ガスを燃焼して熱風を生成・送風す
る熱風器(不図示)を備え、この熱風でガス化炉1に投
入する前のごみを乾燥させる。このごみ乾燥は、ごみが
含有する水分量に応じて適宜実施される。この乾燥装置
4には、乾燥排ガスを排出する乾燥排ガスライン25を
介して溶融炉3の2次燃焼塔3bが接続されている。
【0027】生成ガス燃焼装置5は、分岐ライン14を
介して供給される3次可燃性ガスを燃焼する。この生成
ガス燃焼装置5は、供給される3次可燃性ガスを燃焼に
供するように燃焼室(不図示)に導くラインと、燃焼室
に対する余剰分を燃焼に供することなく迂回させるライ
ンと、これらラインの切り換えを実施するダンパ5b
と、を内蔵し、さらに、燃焼室に独立過熱器5aを備え
ている。独立過熱器5aは、可燃性ガス処理設備2のボ
イラ8から蒸気ライン26を介して供給される蒸気及び
排ガス処理設備6のボイラ20から蒸気ライン27を介
して供給される蒸気を過熱する。この独立過熱器5aに
は、過熱蒸気を供給する過熱蒸気ライン28を介して例
えばタービンが接続されている。そして、生成ガス燃焼
装置5のダンパ5bは、当該生成ガス燃焼装置5に供給
される3次可燃性ガスのうち、独立過熱器5aでの過熱
に必要な熱量に相当する量を燃焼室で燃焼し、残りを余
剰可燃性ガスとするようにラインを切り換える。
【0028】この生成ガス燃焼装置5には、燃焼室の排
ガスを排出する第1の生成ガス燃焼排ガスライン28が
接続されると共に、余剰可燃性ガスを排出する生成ガス
燃焼余剰可燃性ガスライン29が接続され、これらのラ
イン28,29には、上記溶融炉3の2次燃焼塔3bが
接続されている。第1の生成ガス燃焼排ガスライン28
は途中で分岐され、この分岐した第2の生成ガス燃焼排
ガスライン30には、上記排ガスライン19が接続され
ている。そして、これらのライン28,30の分岐位置
には、ライン28,30の切り換えを実施するダンパ3
1が設置されている。このダンパ31は、生成ガス燃焼
装置5で余剰可燃性ガスが無い場合に、当該生成ガス燃
焼装置5の燃焼室から第1の生成ガス燃焼排ガスライン
28を介して供給される排ガスを、排ガスライン19に
供給するようにラインを切り換える。
【0029】さらに、このガス化システムは、キルン3
aの内部温度を検出する温度センサ32、乾燥装置4か
らの乾燥排ガスの温度を検出する温度センサ33、独立
過熱器5aの過熱蒸気の出口温度を検出する温度センサ
34を備えると共に、これら温度センサ32〜34に応
答してダンパ15,16,5b,31を各々制御する制
御装置35を備えている。
【0030】制御装置35は、温度センサ32の検出結
果に基づいてキルン3aでのスラグ化等の処理状況を把
握し、当該キルン3aへの3次可燃性ガスの供給量が最
適となるようにダンパ15を制御し、また、温度センサ
33の検出結果に基づいて乾燥装置4でのごみの乾燥状
況を把握し、当該乾燥装置4への3次可燃性ガスの供給
量が最適となるようにダンパ16を制御し、また、独立
過熱器5aでの過熱に必要な熱量が過熱蒸気温度を所定
値とする熱量であるとして、温度センサ34の検出結果
である過熱蒸気温度を所定値とすべく、3次可燃性ガス
を生成ガス燃焼装置5の燃焼室に供給するようにダンパ
5bを制御し、さらに、ダンパ5bの切り換えに基づい
て生成ガス燃焼装置5での余剰可燃性ガスの有無を把握
し、余剰可燃性ガスが無いと把握した場合には、当該生
成ガス燃焼装置5の燃焼室からの排ガスが全て第2の生
成ガス燃焼排ガスライン30に導入されるようにダンパ
31を制御する構成に成されている。
【0031】このように構成されたガス化システムによ
れば、先ず、ごみは、必要に応じて、乾燥装置4で3次
可燃性ガスを燃料とする熱風で乾燥される。乾燥時に
は、乾燥排ガスが、乾燥排ガスライン25を介して溶融
炉3の2次燃焼塔3bに供給される。乾燥装置4からの
乾燥ごみは、ガス化炉1で所定の正圧下、温度約900
°Cで熱分解ガス化され、可燃性ガス及び炉底灰が生成
される。可燃性ガスは、サイクロン7で固気分離されて
1次可燃性ガスとして可燃性ガス処理設備2に供給さ
れ、炉底灰は、溶融炉3のキルン3aに供給される。
【0032】サイクロン7からの1次可燃性ガスは、ボ
イラ8で約300°Cより低い温度迄冷却されて2次可
燃性ガスとされ、この時回収される蒸気は、蒸気ライン
26を介して生成ガス燃焼装置5の独立過熱器5aに供
給される。ボイラ8からの2次可燃性ガスには、脱塩素
剤供給ライン9を介して消石灰が供給されて、当該2次
可燃性ガスの塩素分、硫黄分等の有害物質と消石灰とが
結合し、集塵機10で、2次可燃性ガスから、結合物を
含むダストが捕集され、このダストが除去され清浄化さ
れた可燃性ガスが3次可燃性ガスとして後段に供給され
る。一方、集塵機10で捕集されたダストはキルン3a
に供給される。
【0033】可燃性ガス処理設備2からの3次可燃性ガ
スは、ダンパ15,16に従って供給量が最適に調整さ
れて溶融炉3及び乾燥装置4に各々供給され、これら溶
融炉3及び乾燥装置4に対する余剰分が生成ガス燃焼装
置5に供給される。乾燥装置4では、前述したように、
この3次可燃性ガスを燃料とした熱風が生成される。溶
融炉3では、この3次可燃性ガスを燃料として、ガス化
炉1からの炉底灰及び集塵機10からのダストが、温度
約1200〜1300°Cで溶融される。このキルン3
aからの排ガスは、2次燃焼塔3bで2次燃焼される。
【0034】生成ガス燃焼装置5に供給される3次可燃
性ガスの余剰分は、ダンパ5bに従って、独立過熱器5
aの過熱に必要な熱量に相当する量が燃焼室に供給さ
れ、残りが余剰可燃性ガスとして燃焼室を迂回する。こ
の生成ガス燃焼装置5の燃焼室では、供給される3次可
燃性ガスが燃焼され、独立過熱器5aでは、両ボイラ8
及びボイラ20からの回収蒸気が所定に過熱される。こ
の過熱蒸気により、高効率の発電が可能され、当該過熱
蒸気がタービンの駆動に有効利用される。
【0035】この時、生成ガス燃焼装置5の燃焼室に供
給される3次可燃性ガスには、脱塩により腐食を促進す
る塩素分が除かれているため、燃焼室に設置される独立
過熱器5aを、耐腐食性の特別な材質で構成する必要が
無く一般的なボイラ材で構成するのが可能とされ、低コ
スト化が図られている。
【0036】生成ガス燃焼装置5の燃焼室で生じる排ガ
スは、第1の生成ガス燃焼排ガスライン28を介して2
次燃焼塔3bに供給され、同時に、生成ガス燃焼装置5
での余剰可燃性ガスも生成ガス燃焼余剰可燃性ガスライ
ン29を介して2次燃焼塔3bに供給される。従って、
溶融炉3の2次燃焼塔3bには、キルン3aからの排ガ
ス、生成ガス燃焼装置5からの排ガス及び余剰可燃性ガ
ス、乾燥装置4からの乾燥排ガスが供給される。
【0037】この2次燃焼塔3bでは、余剰可燃性ガス
が燃焼し、この時塔内の温度が上昇しようとするが、こ
れは、同時に導入される生成ガス燃焼装置5からの排ガ
ス及び乾燥排ガスで抑止される。従って、2次燃焼塔3
bでのNOXの発生が抑止されている。また、乾燥排ガ
スは燃焼により高温脱臭される。
【0038】ここで、生成ガス燃焼装置5での余剰可燃
性ガスが無い場合には、ダンパ31が切り換えられて、
生成ガス燃焼装置5からの排ガスは全て、第2の生成ガ
ス燃焼排ガスライン30を介して排ガスライン19に供
給され、後段の排ガス処理設備6による排ガス処理を受
けることになる。
【0039】これは、生成ガス燃焼装置5からの排ガス
をそのまま2次燃焼塔3bに導入すると、当該2次燃焼
塔3bに対する余剰可燃性ガスの導入が無いため、2次
燃焼塔3bが冷やされてしまうからである。因みに、こ
の生成ガス燃焼装置5からの排ガスをキルン3aに導入
するのは、キルン3a内の温度を一定に保てないので好
ましくない。
【0040】そして、この2次燃焼塔3bからの排ガス
は、排ガス処理設備6に供給され、ボイラ20で約30
0°Cより低い温度迄冷却され、この時回収される蒸気
は、蒸気ライン27を介して前述したように生成ガス燃
焼装置5の独立過熱器5aに供給される。
【0041】ボイラ20からの排ガスは、減温塔21で
約200℃に減温され、減温塔21からの排ガスには、
消石灰及び活性炭が供給されて、この排ガスの塩素分、
硫黄分等の有害物質と消石灰とが結合すると共に、ダイ
オキシン等の有害物質と活性炭とが結合する。この排ガ
スから、集塵機24で、結合物を含むダストが捕集さ
れ、このダストが除去され清浄化されたガスが、環境規
準に適合する実質的に無害な清浄ガスとされて大気に放
出される。
【0042】このように、本実施形態においては、3次
可燃性ガスが溶融炉3及び乾燥装置4の燃料として利用
され、この溶融炉3及び乾燥装置4に対する3次可燃性
ガスの余剰分が生成ガス燃焼装置5で燃焼されるため、
3次可燃性ガスが効率的に有効利用されている。従っ
て、システムの経済性を向上するのが可能とされてい
る。
【0043】また、この3次可燃性ガスは、可燃性ガス
処理設備2で冷却され清浄化処理されているため、生成
ガス燃焼装置5が簡易な構成とされている。従って、シ
ステムの経済性を一層向上するのが可能とされている。
【0044】また、溶融炉3の2次燃焼塔3bに対し
て、生成ガス燃焼装置5からの排ガス及び余剰可燃性ガ
スが導入されて、当該余剰可燃性ガスが燃焼され、この
時上昇しようとする温度が、同時に導入される排ガスで
抑止されて、NOXの発生が抑止されている。従って、
排ガス処理設備6のNOXによる負荷の増大が防止され
ている。
【0045】また、この2次燃焼塔3bからの排ガス
が、排ガス処理設備6で冷却され清浄化されて清浄ガス
として排出され、生成ガス燃焼装置5に対する後段の
(生成ガス燃焼装置専用の)排ガス処理設備が不要とさ
れている。従って、設備コストを低減するのが可能とさ
れている。
【0046】以上、本発明をその実施形態に基づき具体
的に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるも
のではなく、例えば、上記実施形態においては、可燃性
ガス処理設備2では、独立過熱器5aの腐食を防止する
として、脱塩素剤としての消石灰を供給するようにして
いるが、腐食が然程問題とならないなら、供給しなくて
も良い。
【0047】また、上記実施形態においては、第1の生
成ガス燃焼排ガスライン28と生成ガス燃焼余剰可燃性
ガスライン29が並列に2次燃焼塔3bに接続されてい
るが、生成ガス燃焼余剰可燃性ガスライン29を第1の
生成ガス燃焼装置5に対してバイパスさせてから第1の
生成ガス燃焼排ガスライン28に合流させるようにして
も良い。
【0048】また、上記実施形態においては、第2の生
成ガス燃焼排ガスライン30を第1の生成ガス燃焼排ガ
スライン28に対して分岐させて排ガス処理設備6のボ
イラ20前段に接続するようにしているが、各々独立し
て並列に設置するようにしても良い。この場合には、各
々のラインにダンパを設置する必要がある。
【0049】また、上記実施形態においては、乾燥装置
4から排出される乾燥排ガスを溶融炉3の2次燃焼塔3
bに導入して高温脱臭するようにしているが、生成ガス
燃焼装置5の燃焼室に導いて高温脱臭するようにしても
良い。
【0050】また、上記実施形態においては、可燃性ガ
ス処理設備2から3次可燃性ガスが供給される設備を、
溶融炉3、乾燥装置4及び生成ガス燃焼装置5として当
該3次可燃性ガスの効率的な有効利用を一層図るように
しているが、本発明が適用される範囲としては、溶融炉
3及び生成ガス燃焼装置5を備えていれば良い。これで
も、3次可燃性ガスの効率的な有効利用が可能とされ
る。
【0051】
【発明の効果】本発明によるごみのガス化システムは、
可燃性ガス処理設備からの可燃性ガスを溶融炉の燃料と
して利用し、この溶融炉に対する可燃性ガスの余剰分を
生成ガス燃焼装置で燃焼可能として、可燃性ガス処理設
備からの可燃性ガスを効率的に有効利用すると共に、こ
の生成ガス燃焼装置に導入される可燃性ガスを、可燃性
ガス処理設備にて冷却し集塵処理して得る可燃性ガスと
することで、当該生成ガス燃焼装置を簡易な構成とする
のを可能にしているため、システムの経済性を向上する
のが可能となる。また、溶融炉の2次燃焼室に対して、
生成ガス燃焼装置での可燃性ガスの燃焼で生じる排ガス
及び可燃性ガスの生成ガス燃焼装置に対する余剰分を導
入して、当該可燃性ガスの余剰分を燃焼し、この時上昇
しようとする温度を、同時に導入する生成ガス燃焼装置
からの排ガスで抑止して、NOXの発生を抑止すると共
に、この2次燃焼室からの排ガスを、排ガス処理設備で
冷却し清浄化して清浄ガスとして排出し、生成ガス燃焼
装置に対してはその後段に排ガス処理設備を設けなくて
も良いようにしているため、排ガス処理設備のNOX
よる負荷を増大することなく設備コストを低減するのが
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるごみのガス化システムを示す概略
構成図である。
【符号の説明】
1…ガス化炉、2…可燃性ガス処理設備、3…溶融炉、
3a…キルン(1次燃焼室)、3b…2次燃焼塔(2次
燃焼室)、4…乾燥装置、5…生成ガス燃焼装置、5a
…独立過熱器、5b…生成ガス燃焼装置のダンパ、6…
排ガス処理設備、8,20…ボイラ、9,22…脱塩素
剤供給ライン、10,24…集塵機、23…活性炭供給
ライン、25…乾燥排ガスライン、26,27…蒸気ラ
イン、28…第1の生成ガス燃焼排ガスライン、29…
生成ガス燃焼余剰可燃性ガスライン、30…第2の生成
ガス燃焼排ガスライン、31…生成ガス燃焼排ガスライ
ンのダンパ、34…独立過熱器の温度センサ、35…制
御装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F23G 5/00 115 F23G 5/00 115Z 5/027 ZAB 5/027 ZABZ 5/04 ZAB 5/04 ZABJ 5/16 ZAB 5/16 ZABB 5/44 ZAB 5/44 ZABZ 5/46 ZAB 5/46 ZABZ Fターム(参考) 3K061 AA07 AA24 AB02 AB03 AC01 DA05 FA21 3K065 AA24 AB02 AB03 AC01 CA14 HA02 JA01 JA13 3K078 BA02 BA21 CA02 CA06 CA09 CA21 CA24 4D004 AA46 AB06 CA27 CA29 CA32 CA42 CB31 CC11 4H060 AA01 BB03 BB25 CC18 DD24 GG08

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ごみを熱分解ガス化し可燃性ガスを排出
    するガス化炉と、このガス化炉からの可燃性ガスを冷却
    して集塵処理し少なくとも脱塵された可燃性ガスとして
    排出する可燃性ガス処理設備と、を備えるごみのガス化
    システムにおいて、 主燃焼を実施する1次燃焼室及び未燃分の完全燃焼を目
    的として前記1次燃焼室に連設される2次燃焼室を備
    え、前記可燃性ガス処理設備からの前記可燃性ガスを燃
    料として被溶融物を溶融する溶融炉と、 前記可燃性ガス処理設備からの前記可燃性ガスを燃焼す
    る生成ガス燃焼装置と、 この生成ガス燃焼装置からの排ガスを前記溶融炉の前記
    2次燃焼室に導く第1の生成ガス燃焼排ガスラインと、 前記可燃性ガス処理設備からの前記可燃性ガスの前記生
    成ガス燃焼装置に対する余剰分を前記溶融炉の前記2次
    燃焼室に導くことを可能とする生成ガス燃焼余剰可燃性
    ガスラインと、 前記溶融炉の前記2次燃焼室からの排ガスを冷却して清
    浄化処理し清浄ガスとして排出する排ガス処理設備と、
    を備えることを特徴とするごみのガス化炉システム。
  2. 【請求項2】 前記生成ガス燃焼装置に対する余剰可燃
    性ガスが無い場合に、前記生成ガス燃焼装置からの排ガ
    スを全部、前記溶融炉の前記2次燃焼室からの排ガスに
    混合するように導く第2の生成ガス燃焼排ガスラインを
    さらに備えることを特徴とする請求項1記載のごみのガ
    ス化システム。
  3. 【請求項3】 前記可燃性ガス処理設備及び前記排ガス
    処理設備は各々、導入されるガスを冷却すると共に熱回
    収するボイラを備え、 これらボイラで生成される蒸気を前記生成ガス燃焼装置
    に導く蒸気ラインと、 前記生成ガス燃焼装置に設置され、前記蒸気ラインを介
    して導入される蒸気を過熱する独立過熱器と、を備える
    ことを特徴とする請求項1または2記載のごみのガス化
    システム。
  4. 【請求項4】 前記可燃性ガス処理設備での前記集塵処
    理の前段で、前記可燃性ガスに脱塩素剤を供給する脱塩
    素剤供給ラインを備えることを特徴とする請求項3記載
    のごみのガス化システム。
  5. 【請求項5】 前記可燃性ガス処理設備からの前記可燃
    性ガスのうち、前記生成ガス燃焼装置の前記独立過熱器
    での過熱に必要な熱量に相当する量を当該生成ガス燃焼
    装置で燃焼し、残りを前記余剰可燃性ガスとすることを
    特徴とする請求項3または4記載のごみのガス化システ
    ム。
  6. 【請求項6】 前記独立過熱器での過熱に必要な熱量
    は、当該独立過熱器の過熱蒸気温度を所定値とする熱量
    であることを特徴とする請求項5記載のごみのガス化シ
    ステム。
  7. 【請求項7】 前記可燃性ガス処理設備からの前記可燃
    性ガスを燃料として、前記ガス化炉に投入する前のごみ
    を乾燥させる乾燥装置を備えることを特徴とする請求項
    1〜6の何れか一項に記載のごみのガス化システム。
  8. 【請求項8】 前記乾燥装置から排出される乾燥排ガス
    を前記溶融炉の前記2次燃焼室若しくは前記生成ガス燃
    焼装置に導く乾燥排ガスラインを備えることを特徴とす
    る請求項7記載のごみのガス化システム。
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