JP2002161200A - 樹脂組成物 - Google Patents
樹脂組成物Info
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Abstract
み性を付与し、かつ金型温度が高い状態で成型できるポ
リエステル樹脂組成物を得ること。 【解決手段】ポリアルキレンテレフタレート(A)、3
次元架橋された粒径10〜700μmのオレフィン系またはア
クリル系またはブタジエン系からなるポリマーまたはコ
ポリマー粉体(B)、前記(A) および(B)以外の熱可塑性樹
脂(C)のうち、(A)および(B)、または(A)および(C)を含
有するポリエステル樹脂組成物であって、以下の成形条
件での連続射出成形後に成形金型面上の付着物総量が成
形品1個あたり重量の0.05%以下であり、金型温度130℃
で成形したテストピースでのASTM D-790による曲げ破壊
試験における曲げ破壊歪みが1.5〜20.0%であることを特
徴とするポリエステル樹脂組成物である。
Description
に関するものであり、電気部品、家電製品、自動車の内
装部品や外装部品、住宅設備用等の成形品として使用さ
れるものである。
樹脂からなるポリエステル樹脂に耐衝撃性・高たわみ性
を付与する方法としては、(1)樹脂を非晶状態となる条
件で成形するか、(2)オレフィン系の耐衝撃材を添加す
る方法が採られてきた。しかし、(1)の場合、成形品を
高温で使用すると、結晶化が起こり、変形・収縮が発生
したり、樹脂がゴム状態となり力学的強度が著しく低下
するという問題があった。また、(2)の場合、100℃以上
で成型すると、添加した耐衝撃材が溶融・半溶融状態と
なり、金型汚染の原因となった。
起こすことなく、耐衝撃性・高たわみ性を付与し、かつ
金型温度が高い状態で成型できるポリエステル樹脂組成
物を得ることを課題とするものである。
め、本発明者らは鋭意、研究、検討した結果、遂に本発
明を完成するに到った。即ち本発明は、 ポリアルキレンテレフタレート(A)、3次元架橋され
た粒径10〜700μmのオレフィン系またはアクリル系また
はブタジエン系からなるポリマーまたはコポリマー粉体
(B)、前記(A) および(B)以外の熱可塑性樹脂(C)のう
ち、(A)および(B)、または(A)および(C)を含有するポリ
エステル樹脂組成物であって、以下の成形条件での連続
射出成形後に成形金型面上の付着物総量が成形品1個あ
たり重量の0.05%以下であり、金型温度130℃で成形した
テストピースでのASTM D-790による曲げ破壊試験におけ
る曲げ破壊歪みが1.5〜20.0%であることを特徴とするポ
リエステル樹脂組成物。 成形条件: 金型キャビティ:200mm×200mm×2.5mmtプレート 金型ゲート:フィルムゲート(1mmt) 金型温度:130℃ 射出時間:6秒 冷却時間:10秒 ショット数:100ショット ポリアルキレンテレフタレート(A)100重量部に対し、
3次元架橋された粒径10〜700μmのオレフィン系または
アクリル系またはブタジエン系からなるポリマー粉体ま
たはコポリマー粉体(B)を1〜20重量部含有する前記
記載のポリエステル樹脂組成物。 ポリアルキレンテレフタレート(A)100重量部に対し、
前記(A) および(B)以外の熱可塑性樹脂(C)を1〜20重量
部含有する前記記載のポリエステル樹脂組成物。 さらに無機強化材(D)および/または、脂肪酸塩およ
び/または脂肪酸エステル化合物(E)を含有する前記
記載のポリエステル樹脂組成物。 ポリアルキレンテレフタレート(A)100重量部に対し、
3次元架橋された粒径10〜700μmのオレフィン系または
アクリル系またはブタジエン系からなるポリマー粉体ま
たはコポリマー粉体(B)1〜20重量部およびタルク(D)0
〜30重量部および/または、脂肪酸塩および/または脂
肪酸エステル化合物(E)0.1〜2重量部からなる前記記
載のポリエステル樹脂組成物である。
わみ性を付与するために、(B)成分として、主として溶
融しない3次元架橋されたオレフィン・アクリル・ブタ
ジエン系ポリマーを粒径10〜700μmに調整したものをポ
リエステル樹脂に配合し、溶融混合した。溶融しないゴ
ム状樹脂を添加することによって金型に付着することを
防止し、3次元架橋された樹脂の粒径を予め10〜700μm
に調整しておくことによって耐衝撃性・高たわみ性が最
も発揮するようにした。脂肪酸塩および/または脂肪酸
成分と多価水酸基成分とからなる脂肪酸エステル化合物
を添加することによって、僅かな金型への付着も防止で
きる。本発明の樹脂は、用途によっては、ポリエチレン
テレフタレートと3次元架橋された粒径10〜700μmのオ
レフィン・アクリル・ブタジエン系ポリマー粉体・無機
強化剤の比率を様々に変化させ、溶融混合させることに
よって、幅広い要求性能を満たす成形品を得ることがで
きる。
ンテレフタレート(A)は、ジカルボン酸成分として、具
体的にはテレフタル酸、イソフタル酸、ナフタレン1,4-
ジカルボン酸、ナフタレン2,5-ジカルボン酸、ジフェニ
ルエーテル4,4'-ジカルボン酸、アジピン酸、セバシン
酸などが例示され、共重合ポリエステル中に1種類以上
共重合される。中でも、主にテレフタル酸、イソフタル
酸、ナフタレン1,4-ジカルボン酸が光沢性や耐熱性が高
く好ましい。更に、少量の多官能性カルボン酸成分を共
重合してもよい。
タレート(A)の成分のうち、グリコール成分としては、
具体的にはメチレンジオール、エチレングリコール、プ
ロピレングリコール、ブチレングリコール、イソプロピ
レングリコール、シクロヘキサンジメタノール、ジエチ
レングリコール、ジプロピレングリコール、ネオペンチ
ルグリコール、ヒドロキノン、2,2-ビス(4-ヒドロキシ
フェニル)プロパン、2,2-ビス(4-ヒドロキシ-2,8,5,6-
テトラブロモフェニル)等が例示され、共重合ポリエス
テル中に1種類以上共重合される。中でも、主にエチレ
ングリコールが、光沢性や耐熱性が高く好ましい。
タレート(A)において、カルボン酸の割合はグリコール
成分100モル%に対して、テレフタル酸成分100〜60モル
%、イソフタル酸成分0〜40モル%であることが実用上
好ましく、さらに好ましくはテレフタル酸成分100〜90
モル%、イソフタル酸成分0〜10モル%である。イソフ
タル酸成分が多いほど、結晶性が低下するため外観は良
好となるが、機械的強度や耐熱性が低下し、金型温度13
0℃での金型への付着物の量が増加する傾向があるた
め、テレフタル酸成分のみからなるものが好ましい。
10〜700μmのオレフィン系またはアクリル系またはブタ
ジエン系からなるポリマーまたはコポリマー粉体(B)は
メタクリル酸アルキル・アクリル酸アルキル・ポリエチ
レン・ポリプロピレン・α-オレフィンポリマー・ブタ
ジエン・スチレンなどの少なくとも1種以上のコポリマ
ーからなる主鎖を有し、架橋剤等を用いて三次元網目構
造としたゴム状樹脂である。これらの樹脂は炭素・硫黄
・珪素・燐・ゲルマニウム等を主鎖中に含んだポリマー
および/または架橋剤および/または末端封止剤を各々
5重量%まで含有しても良い。
は、ポリアルキレンテレフタレート(A)100重量部に対
し、1〜20重量部、好ましくは1〜15重量部、特に1〜10
重量部が望ましい。含有量が1重量部未満のときは、高
い耐衝撃性・高たわみ性が発揮されないため好ましくな
く、一方20重量部を超えると強度や剛性が低下したり、
金型汚染の問題が発生したりして好ましくない。
は、ポリアルキレンテレフタレート(A)以外の熱可塑性
樹脂であり、例えばポリアミドやポリメチルペンテンな
どの融点が200℃以上である樹脂や、アクリル酸・メタ
クリル酸・マレイン酸等で酸変性させたオレフィン類・
スチレン類・ABS類・シリコン系樹脂類・アクリル系
樹脂類などが挙げられる。これら本発明で用いられる樹
脂は金型移行性の低いものが好ましい。
は、ポリアルキレンテレフタレート(A)100重量部に対
し、1〜20重量部、好ましくは1〜15重量部、特に1〜10
重量部が望ましい。含有量が1重量部未満のときは、高
い耐衝撃性・高たわみ性が発揮されないため好ましくな
く、一方20重量部を超えると強度や剛性が低下したり、
金型汚染の問題が発生したりして好ましくない。
リエチレンテレフタレート(A)100重量部に対し、0.5〜3
0重量部含有することが望ましい。無機強化材として
は、例えば、ガラス繊維、炭素繊維、チタン酸カリウム
等の繊維状強化剤や、ワラストナイト、シリカ、クレ
イ、炭酸カルシウム、ガラスビーズ等の無機充填材が例
示される。この中でも特にタルクやワラストナイト・ガ
ラス繊維が望ましく、更に好ましくはタルクである。無
機強化材の量が0.5重量部より少なければ、樹脂の結晶
化が遅くなり、金型温度が高温になるとバリが多く発生
したり、冷却時間を長くしないといけなくなったりし
て、成形性を著しく損なうので好ましくない。一方30重
量部より多くなると樹脂分が減ることによって脆くな
り、曲げたわみ率が大幅に低下するので好ましくない。
無機強化材の添加量はより望ましくは1〜20重量部であ
り、特に望ましくは2〜10重量部である。
は脂肪酸エステル(E)の脂肪酸として、炭素数16〜40の
高級脂肪酸を1種類以上含んだものが好ましい。特に炭
素数20〜40の高級脂肪酸が好ましい。これらの高級脂肪
酸は、例えば、モンタン酸やラウリル酸・リノール酸・
オレイン酸・ドデシル酸・ヘキサデシル酸・ステアリン
酸・パルミチン酸・ヤシ酸・トリデシル酸・牛脂酸・ミ
リスチン酸・オクタデシン酸等を挙げることができ、そ
のうちモンタン酸が特に好ましい。なお前記(E)成分の
含有量は、ポリアルキレンテレフタレート(A)100重量部
に対し、0.1〜2重量部、好ましくは0.15〜1.5重量部、
特に0.2〜1.0重量部が望ましい。含有量が0.1重量部未
満のときは、成形時に充分な離型性が得られず、離型抵
抗が著しく増化したり、外観不良などが発生するため好
ましくなく、一方2重量部を超えると金型汚染が発生し
たり、成形品からの滲出等が発生し外観光沢や成形性を
低下させる為好ましくない。
形性・力学的物性などを大幅に損なわない限り、目的・
用途に応じて、無機強化剤も併用添加することができ
る。具体的には、ガラス繊維、炭素繊維、チタン酸カリ
ウム等の繊維状強化剤や、ワラストナイト、シリカ、ク
レイ、炭酸カルシウム、ガラスビーズ等の無機充填材が
例示される。
形性・力学的物性を大幅に損なわない限り、目的・用途
に応じて、酸化防止剤、紫外線吸収剤、着色剤、結晶化
促進剤、カルボン酸金属塩、他のポリマー等を配合して
もよい。
を得る方法としては、特に制限されるものでなく、任意
の方法で成形される。例えば、全成分を押出機中で溶融
混練したペレットを得てから、射出成形や押出成形して
得ることができる。また、得られた成形品は溶着や接着
ネジ留め等、二次加工しても利用される。
示す成形条件で、100ショット連続射出成形した後
に、図1に示す金型キャビティに面する面で最も広い面
のうち、固定側の面上の付着物総量が成形品1個あたり
重量の0.05%以下となるものである。
てポリエチレンテレフタレートからなるポリエステル樹
脂に、3次元架橋された樹脂およびタルクおよび脂肪酸
塩および/または脂肪酸エステルを適量配合することに
よって、金型温度130℃で成形したテストピースでのAST
M D-790による曲げ破壊試験における曲げ破壊歪みが1.5
〜20.0%となるものであり、好ましくは2.0〜15.0%、特
に2.5〜10.0%が望ましい。この曲げ破壊歪みが1.5%未
満では、得られる成形品が脆すぎるため、曲げ変形時に
すぐに破壊してしまい、必要な剛性・強度が得られず好
ましくない。また20.0%を超えると得られる成形品が少
ない加重で変形してしまい必要な剛性や強度が得られず
好ましくない。
に説明するが、本発明はこれらの実施例によって、何ら
限定されるものではない。なお、実施例中の部、及び%
は重量基準である。また、各物性値は以下の方法によっ
て測定した。 1)金型汚染物量:乾燥したペレットを下記成形条件
で、100ショット、連続射出成形した後に、図1に示
す、金型キャビティに面する面で最も広い面のうち、固
定側の面を入れ子式構造にし、成形前後での入れ子重量
の増加分を付着物総量とした。 2)曲げたわみ率:ペレットをそれぞれ、135℃で4時間
乾燥した後、シリンダー温度265〜275℃の成形機を用い
て、金型表面温度が130℃である金型を用いて射出成形
し、ASTM D-790に規定された曲げ破壊試験用試験片を
得、ASTM D-790に準じて曲げたわみ率を測定した 3)成形性:下記に示した成形条件にて成形を行ったと
き、離型性が不足しているために成形品表面に剥離や離
型皺が発生したり、突出ピンが成形品を突き破ったりす
る現象が発生した場合、成形性“×”とした。これらの
現象が発生しなかった場合、成形性“○”とした。 成形条件: 金型キャビティ:200mm×200mm×2.5mmtプレート 金型ゲート:フィルムゲート(1mmt) 金型温度:130℃ 射出時間:6秒 冷却時間:10秒 ショット数:100ショット
(ηsp/c:0.7、東洋紡績(株)製、RE-530) 3次元架橋されたオレフィン・アクリル・ブタジエン系
ポリマー粉体 シリコン含有アクリル酸アルキル系ゴム(以下ゴム1と
称す)(三菱レイヨン(株)製メタブレンS-2001)粒
径:250〜300μm シリコン含有アクリル酸アルキル系ゴム(以下ゴム2と
称す) 粒径:約1000μm ブタジエン系ゴム(以下ゴム3と称す) (三菱レイヨン
(株)製メタブレンC-223A) 粒径:300〜350μm
ペトロセン202) MFR(230℃,2160g):24.0g/10分 マレイン酸変成ポリプロピレン(以下改質剤2と称す)
((株)グランドポリマー製グランドポリプロMMP006) マレイン酸変成量:約0.4重量% MFR(230℃,2160g):23.6g/10分 エチレン-αオレフィンコポリマー(以下改質剤3と称
す) (三井化学(株)製タフマーMH5020) MFR(230℃,2160g):8.2g/10分 エチレン-エチルアクリレートコポリマー(以下改質剤4
と称す) (三井・デュポンポリケミカル(株)製エバフ
レックス−EEA) MFR(230℃,2160g):13.3g/10分 アクリル系アイオノマー(以下改質剤5と称す) (三井
・デュポンポリケミカル(株)製ハイミラン1707) 含有金属イオン:Na+ MFR(230℃,2160g):3.2g/10分 マレイン酸変成ポリエチレン(以下改質剤6と称す)
((株)グランドポリマー製グランドポリプロMME001) マレイン酸変成量:0.2〜0.5重量% MFR(230℃,2160g):12.6g/10分 タルク:粒径:6.7μm 分子式-3MgO・4SiO2・H2O 組成比-SiO2:58-63%,MgO:28-33%,Ig.Loss:5-8% 脂肪酸塩および/または脂肪酸エステル化合物:クラリ
アントジャパン(株) Hoechst Wax OP (以下離型剤と
称す)
タジエン系ポリマー粉体と、タルクと離型剤を用いて、
表1に示すように各成分比の割合を変え、シリンダー温
度をノズル側からそれぞれ265-270-270-265℃に設定さ
れた二軸押出機で、溶融混練してペレットを得た。
で4時間乾燥した後、シリンダー温度265〜275℃の成形
機を用いて、金型表面温度が130℃である金型を用いて
射出成形し、ASTM D-790に規定された曲げ破壊試験用試
験片を得た。また、乾燥したペレットを前記に示した成
形条件で、100ショット、連続射出成形した後に、図1
に示す金型キャビティに面する面で最も広い面のうち、
固定側の面を入れ子式構造にし、成形前後での入れ子重
量の増加分を付着物総量とした。その結果を表1に示
す。
なる成形品は、金型汚染を起こすことなく、高い耐衝撃
性と高たわみ性を有することから、電気部品、家電製
品、自動車の内装部品や外装部品、住宅設備用等として
その用途を拡大することができる為、産業界に寄与する
こと大である。
Claims (5)
- 【請求項1】ポリアルキレンテレフタレート(A)、3次
元架橋された粒径10〜700μmのオレフィン系またはアク
リル系またはブタジエン系からなるポリマーまたはコポ
リマー粉体(B)、前記(A)および(B)以外の熱可塑性樹脂
(C)のうち、(A)および(B)、または(A)および(C)を含有
するポリエステル樹脂組成物であって、以下の成形条件
での連続射出成形後に成形金型面上の付着物総量が成形
品1個あたり重量の0.05%以下であり、金型温度130℃で
成形したテストピースでのASTM D-790による曲げ破壊試
験における曲げ破壊歪みが1.5〜20.0%であることを特徴
とするポリエステル樹脂組成物。 成形条件: 金型キャビティ:200mm×200mm×2.5mmtプレート 金型ゲート:フィルムゲート(1mmt) 金型温度:130℃ 射出時間:6秒 冷却時間:10秒 ショット数:100ショット - 【請求項2】ポリアルキレンテレフタレート(A)100重量
部に対し、3次元架橋された粒径10〜700μmのオレフィ
ン系またはアクリル系またはブタジエン系からなるポリ
マー粉体またはコポリマー粉体(B)を1〜20重量部含有
する請求項1記載のポリエステル樹脂組成物。 - 【請求項3】ポリアルキレンテレフタレート(A)100重量
部に対し、前記(A)および(B)以外の熱可塑性樹脂(C)を1
〜20重量部含有する請求項1記載のポリエステル樹脂組
成物。 - 【請求項4】さらに無機強化材 (D)および/または、脂
肪酸塩および/または脂肪酸エステル化合物(E)を含有
する請求項1記載のポリエステル樹脂組成物。 - 【請求項5】ポリアルキレンテレフタレート(A)100重量
部に対し、3次元架橋された粒径10〜700μmのオレフィ
ン系またはアクリル系またはブタジエン系からなるポリ
マー粉体またはコポリマー粉体(B)1〜20重量部および
無機強化材 (D)0〜30重量部および/または、脂肪酸塩
および/または脂肪酸エステル化合物(E)0.1〜2重量部
からなる請求項1記載のポリエステル樹脂組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000361499A JP2002161200A (ja) | 2000-11-28 | 2000-11-28 | 樹脂組成物 |
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JP2000361499A JP2002161200A (ja) | 2000-11-28 | 2000-11-28 | 樹脂組成物 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2002161200A true JP2002161200A (ja) | 2002-06-04 |
Family
ID=18832922
Family Applications (1)
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JP2000361499A Pending JP2002161200A (ja) | 2000-11-28 | 2000-11-28 | 樹脂組成物 |
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JP (1) | JP2002161200A (ja) |
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