JP2002160714A - 商品ラベル印字装置 - Google Patents

商品ラベル印字装置

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JP2002160714A
JP2002160714A JP2000357659A JP2000357659A JP2002160714A JP 2002160714 A JP2002160714 A JP 2002160714A JP 2000357659 A JP2000357659 A JP 2000357659A JP 2000357659 A JP2000357659 A JP 2000357659A JP 2002160714 A JP2002160714 A JP 2002160714A
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Application number
JP2000357659A
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English (en)
Inventor
Tetsuji Watanabe
哲治 渡辺
Kaname Kitagawa
要 北川
Yuji Nakagawa
祐治 中川
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Ishida Co Ltd
Original Assignee
Ishida Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 購入者に無用の混乱や不安感を与えるのを防
止することができる商品ラベルを発行する商品ラベル印
字装置を提供する。 【解決手段】 顧客が買い上げた6点の商品のうち「ハ
ムサンド」、「チョココルネ」、「クリームパン」の3
点については明細表示対象商品とし、それぞれの商品
名、点数、価格および消費期限をラベル用紙に印字す
る。一方、上記6点の商品のうち明細表示対象商品以外
の商品については定型表示対象商品とする。定型表示対
象商品については、その存在のみを示す定型表示項目と
してコロン(:)が印字されている。印字された定型表
示項目は、定型表示対象商品の存在を購入者に確実に知
らしめることができ、購入者に無用の混乱や不安感を与
えるのを防止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の売り上げ商
品についての商品情報をラベル用紙に印字して商品ラベ
ルを発行する商品ラベル印字装置に関する。
【0002】
【従来の技術】通常、スーパーマーケット等の小売り店
舗においては、販売対象となる商品を予め個別に包装
し、その包装に商品名や価格等を印字した商品ラベルを
貼り付けている場合が多い。このような商品ラベルは、
一般消費者には商品購入についての必要な情報を提供す
るとともに、店側には商品管理のための情報を提供する
機能を有する。
【0003】一方、販売対象となる商品を予め包装せず
にショーケース等に陳列しておき、顧客の希望する商品
を逐次取り出してその場でまとめて包装するとともに、
それら商品について一括した商品ラベルを発行し、当該
包装に貼り付けるという販売形態も行われている。な
お、本明細書においては、複数の売り上げ商品について
の商品情報をラベル用紙に印字した商品ラベルを特に
「合計ラベル」と称する。この場合、顧客は合計ラベル
が貼り付けられた包装を他の商品とともに店舗の精算所
に持ち込む。精算所では、当該他の商品と同様に、その
合計ラベルに記載されたバーコードを読み取ることによ
って顧客が買い上げた全ての商品についての合計金額を
算出し、容易に精算を行うことができる。
【0004】このような合計ラベルを発行する技術とし
て、例えば特開平10−297621号に記載のものが
ある。かかる技術においては、図6に示すような合計ラ
ベルが発行されることとなる。同図に示すように、合計
ラベルには各売り上げ商品についての商品名、点数、価
格および合計金額が表示されるとともに、それら商品情
報の内容を含むバーコードが表示されている。商品の購
入者は、貼付された合計ラベルを見ることによって、商
品名のみならずその単価や購入個数をもその場にて知る
ことができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、合計ラ
ベルのラベル用紙のスペースには限りがあり、売り上げ
商品の数が多い場合にはそれらの全てを表示することは
できない。従って、図6にも示すように、売り上げ商品
が例えば3つを超える場合には、その3つまでの商品に
ついては商品名、点数、価格の全てを明細として印字す
るとともに、3つを超える商品については「その他」と
してまとめて印字するようにしていた。このように印字
しきれない商品をまとめて「その他」と表示すると、購
入者は「その他」を1つの商品として見間違える可能性
があり、無用の混乱を生じさせるという問題がある。
【0006】また、従来にあっては、合計ラベルに印字
する商品の順序を売り上げ順としていたが、この場合、
金額の大きな商品が「その他」欄の商品に含まれると、
明細として表示されている商品(上記3つまでの商品)
の価格の合計と支払金額とが大きく相違することにな
り、購入者に混乱と不安感とを与えることとなる。
【0007】さらに、従来にあっては、合計ラベルには
消費期限や賞味期限が記載されていなかった。今日の一
般的な包装済の商品、特に食料品については消費期限や
賞味期限が表示されていることが多く、合計ラベルにお
いてこれらが不明であると購入者は消費期限等を知るこ
とができず、不安を感じる。
【0008】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
であり、購入者に無用の混乱や不安感を与えるのを防止
することができる商品ラベルを発行する商品ラベル印字
装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1の発明は、複数の売り上げ商品についての
商品情報をラベル用紙に印字して商品ラベルを発行する
商品ラベル印字装置であって、前記商品情報をラベル用
紙に印字する印字手段と、前記複数の売り上げ商品が所
定数を超えるときに、前記複数の売り上げ商品のうちの
前記所定数の売り上げ商品を明細表示対象商品とすると
ともに、前記所定数を超える分の売り上げ商品を定型表
示対象商品とし、前記明細表示対象商品については少な
くとも商品名および価格を商品情報としてラベル用紙に
印字するとともに、前記定型表示対象商品についてはそ
の存在のみを示す定型表示項目を前記ラベル用紙に印字
するように前記印字手段を制御する印字制御手段と、を
備える。
【0010】また、請求項2の発明は、請求項1の発明
に係る商品ラベル印字装置において、前記印字制御手段
に、前記複数の売り上げ商品のうちの価格の高い方から
順に前記所定数を前記明細表示対象商品とさせている。
【0011】また、請求項3の発明は、請求項1または
請求項2の発明に係る商品ラベル印字装置において、前
記印字制御手段に、前記明細表示対象商品についてさら
にその利用期限を商品情報として前記ラベル用紙に印字
するように前記印字手段を制御させている。
【0012】また、請求項4の発明は、請求項1から請
求項3のいずれかの発明に係る商品ラベル印字装置にお
いて、前記印字制御手段に、前記明細表示対象商品につ
いての商品情報を印字する印字領域が不足するときに、
当該印字領域から前記商品情報のうちの必須印字項目を
印字するのに必要な必須印字領域を減じた可変印字領域
を限度として前記必須印字項目を除く項目を印字するよ
うに前記印字手段を制御させている。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ本発明の
実施の形態について詳細に説明する。
【0014】<1.第1実施形態>図1は、本発明に係
る商品ラベル印字装置の斜視図である。この商品ラベル
印字装置1はいわゆる値付けハカリであり、対象商品の
計量を行うとともに、その対象商品に貼付すべき商品ラ
ベルを発行する機能を有する。また、商品ラベル印字装
置1は、計量を行うことなく商品ラベルのみを発行する
こともでき、さらに既述した合計ラベルを発行すること
もできる。
【0015】図1の商品ラベル印字装置1は、主として
計量部10と、操作パネル20と、ラベル発行部30と
を備えている。計量部10は、その上面に載せられた商
品の重量を図示を省略するロードセルによって計量す
る。
【0016】操作パネル20は、入力キー21およびタ
ッチパネルとしての機能を有する液晶の表示パネル22
によって構成されている。作業者は、表示パネル22に
表示された内容を確認しつつ、必要なデータおよびコマ
ンドを入力キー21やタッチパネルとしての表示パネル
22を介して商品ラベル印字装置1に入力することがで
きる。
【0017】ラベル発行部30は、商品ラベル印字装置
1の内部に設けられており、ラベル発行口31と印字部
32と搬送部33とラベル収納部34とを備えている。
ラベル収納部34には、複数のラベル用紙が連続貼付さ
れたラベル台紙がロール状に巻き取られて収納されてい
る。搬送部33は、図示を省略するモータや複数の送給
ロールによって構成されており、ラベル収納部34に収
納されているラベル台紙をラベル発行口31まで搬送す
る。印字部32は、搬送部33によってラベル発行口3
1までの搬送途中にあるラベル用紙(厳密にはラベル台
紙に貼り付けられたラベル用紙)に必要な内容を印字す
る。ラベル発行口31からは搬送部33によって搬送さ
れたラベル台紙が装置外部に送り出され、作業者はその
送り出されたラベル台紙から印字済の商品ラベルを剥が
して使用することができる。
【0018】また、商品ラベル印字装置1は、その内部
に装置全体を制御するための制御部を備えている。図2
は、商品ラベル印字装置1の制御部の概略構成を示す機
能ブロック図である。商品ラベル印字装置1の制御部4
0は、コンピュータによって構成されており、その本体
部であるCPU41と、読み出し専用メモリーであるR
OM42と、読み書き自在のメモリーであるRAM43
と、制御用ソフトウェアやデータなどを記憶しておく不
揮発性メモリ(例えば、バッテリーバックアップされた
S−RAM)45とを備えている。CPU41と不揮発
性メモリ45等とはバスライン49を介して電気的に接
続されている。また、制御部40のバスライン49に
は、商品ラベル印字装置1の操作パネル20、計量部1
0、印字部32等も電気的に接続されており、これらは
全て制御部40の制御下にて動作することとなる。
【0019】制御部40は、不揮発性メモリ45内の処
理用ソフトウェアに基づいて、操作パネル20からの入
力に応答して所定の処理を行うとともに、計量部10や
印字部32の動作制御を行う。また、不揮発性メモリ4
5には、商品名とその価格や消費期限等とを関連付けた
データベースおよび合計ラベルに印字するための印字フ
ォーマットが記憶されている。
【0020】なお、本実施形態においては、処理用ソフ
トウェアに基づいてCPU41が実現する処理部が印字
制御手段に相当し、印字部32が印字手段に相当する。
【0021】次に、商品ラベル印字装置1における処理
内容について説明する。本実施形態においては、商品ラ
ベル印字装置1によって合計ラベルを発行するものとす
る。すなわち、販売対象となる商品を予め包装せずに陳
列した販売コーナーに商品ラベル印字装置1を設置し、
顧客の希望する商品を店員が逐次その場でまとめて包装
するとともに、それら商品についての合計ラベルを商品
ラベル印字装置1によって発行し、当該包装に貼り付け
る。このような販売形態は、調理した直後の天ぷら、フ
ライ等の惣菜やパンを販売する場合に多く採用される。
【0022】本実施形態では、まず、スーパーマーケッ
トのパン販売コーナーにおいて顧客がハムサンド(28
0円)、チョココルネ(100円)、クリームパン(8
8円)、あんパン(80円)、メロンパン(72円)、
ロールパン(66円)の6点を買い上げたとする。店員
は、顧客が買い上げた上記各商品の商品名およびそれぞ
れの点数を商品ラベル印字装置1の操作パネル20から
順次に入力する。制御部40のCPU41は、不揮発性
メモリ45に記憶されている商品名と価格等とを関連付
けたデータベースから、顧客が買い上げた上記各商品の
価格および消費期限を呼び出し、RAM43に一時的に
記憶させておく。なお、各商品の価格および消費期限に
ついては、データベースから呼び出す形態に限定される
ものではなく、店員が操作パネル20から商品名を入力
する都度、併せて入力するようにしても良い。
【0023】次に、顧客が買い上げた全ての商品につい
ての入力が終了した後、店員が操作パネル20からラベ
ル発行ボタンを押す。すると、制御部40のCPU41
は、不揮発性メモリ45に記憶されている印字フォーマ
ットに従って印字部32を制御し、上記各商品について
の商品情報をラベル用紙に印字させ、合計ラベルを発行
する。ここで、本実施形態における商品情報とは、売り
上げ商品についての商品名、点数、価格、消費期限を示
す。また、制御部40のCPU41は、各売り上げ商品
についての商品情報の他に、上記印字フォーマットに従
って店舗名、合計金額および合計金額のバーコード等も
印字部32に印字させる。
【0024】ところで、既述したように、ラベル用紙の
面積は一定であるため、売り上げ商品の数が多い場合
は、それらの全てについての商品情報を印字することは
不可能である。そこで、本実施形態では、印字フォーマ
ットの設定により、CPU41が以下のようにして印字
部32にラベル用紙への印字を行わせている。
【0025】図3は、本実施形態において発行された合
計ラベルを示す図である。本実施形態においては、売り
上げ商品が3つを超えるときに、3つの売り上げ商品を
明細表示対象商品とするとともに、3つを超える分の売
り上げ商品を定型表示対象商品とし、明細表示対象商品
については商品名、点数、価格および消費期限を商品情
報としてラベル用紙に印字するとともに、定型表示対象
商品についてはその存在のみを示す定型表示項目をラベ
ル用紙に印字している。より具体的に説明すると、本実
施形態では顧客がハムサンド、チョココルネ、クリーム
パン、あんパン、メロンパン、ロールパンの6つの商品
を買い上げており、売り上げ商品が3つを超えるため、
そのうちの3つを明細表示対象商品とするとともに、3
つを超える分の売り上げ商品を定型表示対象商品として
いる。
【0026】ここで、制御部40のCPU41は、6つ
の売り上げ商品のうちの価格の高い方から順に3つを明
細表示対象商品としている。すなわち、6つの売り上げ
商品のうちのハムサンド(280円)、チョココルネ
(100円)およびクリームパン(88円)を明細表示
対象商品としている。そして、残りの3つの売り上げ商
品あんパン(80円)、メロンパン(72円)およびロ
ールパン(66円)を定型表示対象商品としている。
【0027】図3に示すように、上記の各明細表示対象
商品については商品名、点数、価格および消費期限が商
品情報としてラベル用紙に印字されている。例えば、明
細表示対象商品「ハムサンド」については商品名「ハム
サンド」、点数(1点)、価格(280円)、消費期限
(2000年3月1日)が商品情報としてラベル用紙に
印字されている。
【0028】一方、定型表示対象商品については、その
存在のみを示す定型表示項目としてコロン(:)が印字
されている。このような定型表示項目を印字することに
より、それを見た顧客はハムサンド、チョココルネおよ
びクリームパン以外の商品を買い上げたことを認識する
ことができる。
【0029】さらに図3に示すように、ラベル用紙には
合計点数、合計金額、税込金額、店舗名および合計金額
のバーコードが印字されている。これにより、購入者は
最終的な支払い金額を知ることができるとともに、店舗
側にとってはバーコードを読み取るだけで上記売り上げ
商品についての決済を行うことができる。
【0030】ラベル用紙への印字が終了し、ラベル発行
口31から合計ラベルが発行されると、店員は当該合計
ラベルを剥がして上記6つの商品を包装した包装材に貼
付する。
【0031】以上のようにすれば、定型表示対象商品に
ついては、その存在のみを示す定型表示項目としてコロ
ン(:)を印字しているため、購入者は「その他」とい
う1つの商品が存在するものと誤解するおそれがなくな
り、購入者に無用の混乱を与えるのを防止することがで
きる。
【0032】また、6つの売り上げ商品のうちの価格の
高い方から順に3つを明細表示対象商品としているた
め、詳細な商品情報が表示されている商品(上述の例で
は、ハムサンド、チョココルネおよびクリームパン)の
価格の合計と支払金額と差が比較的小さくなり、購入者
に無用の混乱や不安感を与えるのを防止することができ
る。
【0033】さらに、明細表示対象商品については消費
期限をも印字しているため、購入者は買い上げた商品の
消費期限を知ることができ、購入者に無用の混乱や不安
感を与えるのを防止することができる。
【0034】<2.第2実施形態>次に、本発明の第2
実施形態について説明する。第2実施形態の商品ラベル
印字装置の構成は第1実施形態と同じであり、その説明
は省略する。上記の第1実施形態において説明したよう
に、明細表示対象商品については商品名、点数、価格等
が商品情報としてラベル用紙に印字される。ここで、従
来においては、1つの商品についての商品情報を1行に
印字するべく、各項目の印字文字数を固定していた。例
えば、ラベル用紙に印字する商品情報の項目が「商品
名」、「点数」、「金額」であった場合、項目「商品
名」については半角で10文字、項目「点数」について
は”点”を含んで半角5文字、項目「金額」について
は”円”を含んで半角5文字に固定されていた。
【0035】このようにした場合、点数や金額が大きい
ときはそれぞれに付与された半角5文字分のスペースを
有効に利用できるのであるが、点数や金額が小さいとき
は当該半角5文字分のスペースを有効に利用できず、無
駄な余白が生じることとなる。例えば、顧客が特選小倉
あんパンを1点、80円にて購入するとともに、辛口カ
レーパンを1点、95円にて購入したとすると、図4に
示すような印字形態となっていた。
【0036】同図に示すように、特選小倉あんパンにつ
いては、商品名を印字する印字領域が不足して「特選小
倉あ」(全角5文字)までしか印字されない一方で、
「点数」および「価格」についてはそれぞれ半角3文
字、半角4文字しか使用されず、それら項目の前後に大
きな余白が生じている。辛口カレーパンについても同様
である。
【0037】そこで、第2実施形態においては、明細表
示対象商品についての商品情報を印字する印字領域が不
足するときに、以下のようにしている。まず、商品情報
として印字すべき項目のうちの幾つかを省略不可の必須
印字項目として予め設定しておく。例えば、ラベル用紙
に印字すべき商品情報の項目が「商品名」、「点数」、
「金額」であるときには、「点数」および「金額」を省
略不可の必須印字項目として予め設定しておく。なお、
省略不可とは、1文字たりとも省略することができない
という意味である。また、このような設定内容は不揮発
性メモリ45に記憶されている。
【0038】次に、明細表示対象商品についての商品情
報を印字する印字領域と使用するフォントから当該印字
領域に印字できる文字数を制御部40のCPU41が算
出する。ここでは、明細表示対象商品についての商品情
報を印字する印字領域に半角で24文字印字できるもの
とする。
【0039】次に、省略不可の必須印字項目として設定
された「点数」および「金額」に必要な印字文字数をC
PU41が算出する。例えば、上記の特選小倉あんパン
については、「点数」に半角3文字、「金額」に半角4
文字の印字文字数を要する。また、各項目を連続して印
字すると見栄えを損なうため、各項目間、具体的には
「商品名」と「点数」との間および「点数」と「金額」
との間には半角1文字分のスペースを要する。そして、
省略不可の必須印字項目として設定された「点数」およ
び「金額」を印字するための半角7文字分と各項目間に
要するスペースの半角2文字分とを加算した半角9文字
分が必須印字項目を印字するのに必要な必須印字領域と
なる。
【0040】次に、制御部40のCPU41が明細表示
対象商品についての商品情報を印字する印字領域から必
須印字領域を減じた可変印字領域を算出する。具体的に
は、明細表示対象商品についての商品情報を印字する印
字領域である半角24文字分から必須印字領域である半
角9文字分を減じた半角15文字分が可変印字領域とな
る。この可変印字領域は、必須印字領域の大きさに応じ
て変化する領域であって、商品情報として印字すべき項
目のうちの必須印字項目を除く項目(ここでは「商品
名」)を印字するために使用することができる最大限度
である。逆に言えば、制御部40のCPU41は、可変
印字領域を限度として「商品名」を印字するように印字
部32を制御するのである。
【0041】以上のようにして印字を行うと、図5に示
す如き印字形態となる。「商品名」を印字するための可
変印字領域として半角15文字分が確保されているた
め、「商品名」として全角で7文字を印字することがで
きる。例えば、特選小倉あんパンについては、「特選小
倉あんパ」まで印字することができ、また辛口カレーパ
ンについては、「辛口カレーパン」と全て印字すること
ができる。
【0042】第2実施形態のようにすれば、図4と比較
すると明らかなように、「商品名」についてより詳細な
情報を印字することができる。なお、省略不可の必須印
字項目として設定された「点数」および「金額」につい
ては図4と同様に、必要十分な情報量を印字することが
できる。
【0043】このように第2実施形態においては、明細
表示対象商品についての商品情報を印字する印字領域か
ら商品情報のうちの必須印字項目を印字するのに必要な
必須印字領域を減じた可変印字領域を限度として必須印
字項目を除く項目を印字するようにしているため、「商
品名」等の必須印字項目でない項目について最大限まで
印字することができ、限られた印字領域での表示情報量
を増やすことができる。さらに敷衍すれば、従来の如く
各項目の印字文字数を固定したときには無駄になってい
たスペースを詰めて印字することにより、限られた印字
領域に印字できる商品情報量を増やしているのであり、
特に少数の低額商品を購入した場合は必須印字領域が小
さくなった分だけ可変印字領域が大きくなり、より多く
の商品情報量を印字することが可能となる。
【0044】<3.変形例>以上、本発明の実施の形態
について説明したが、この発明は上記の例に限定される
ものではない。例えば、上記第1実施形態においては、
不揮発性メモリ45に記憶されている印字フォーマット
に従って、売り上げ商品が3つを超えるときに、3つの
売り上げ商品を明細表示対象商品とするとともに、3つ
を超える分の売り上げ商品を定型表示対象商品としてい
たが、これに限定されるものではなく、ラベル用紙の種
類に応じて印字フォーマットを適宜のものとし、明細表
示対象商品の数を変更することができる。すなわち、複
数の売り上げ商品が所定数を超えるときに、それら複数
の売り上げ商品のうちの当該所定数の売り上げ商品を明
細表示対象商品とするとともに、その所定数を超える分
の売り上げ商品を定型表示対象商品とし、明細表示対象
商品については少なくとも商品名および価格を商品情報
としてラベル用紙に印字するとともに、定型表示対象商
品についてはその存在のみを示す定型表示項目をラベル
用紙に印字するような形態であれば良い。
【0045】また、第1実施形態においては、明細表示
対象商品が食品であったため、その消費期限を印字する
ようにしていたが、明細表示対象商品が例えば薬品であ
る場合には有効期限を印字するようにしても良い。すな
わち、明細表示対象商品についての利用期限を商品情報
として印字する形態であれば良い。
【0046】また、第1実施形態においては、6つの売
り上げ商品のうちの価格の高い方から順に3つを明細表
示対象商品としていたが、価格順に限定されるものでは
なく、明細表示対象商品としては複数の売り上げ商品の
うちの売り上げ順、点数の多い順、利用期限の早い順の
いずれかの所定数とするようにしても良い。
【0047】また、第1実施形態においては、定型表示
対象商品についてその存在のみを示す定型表示項目とし
てコロン(:)が印字されていたが、定型表示項目はコ
ロン(:)に限定されるものではなく、定型表示対象商
品についての存在を示すことができるものであれば例え
ばセミコロン(;)やアスタリスク(*)等の他の記号
を使用するようにしても良い。
【0048】また、第2実施形態においては、明細表示
対象商品についての商品情報として「商品名」、「点
数」、「金額」を印字するようにしていたが、これに限
定されるものではなく、例えば第1実施形態と同様に、
商品情報にさらに「消費期限」を含めるようにしても良
い。
【0049】また、第2実施形態においては、「点数」
および「金額」を省略不可の必須印字項目として設定し
ていたが、必須印字項目としては「点数」および「金
額」に限定されるものではなく、商品情報のうちの任意
の項目を設定することができる。
【0050】さらに、上記各実施形態の商品ラベル印字
装置1は、計量部10を備えて対象商品の計量が可能な
ものであったが、計量部10は必須のものではない。換
言すれば、複数の売り上げ商品についての商品情報をラ
ベル用紙に印字して商品ラベル、特に合計ラベルを発行
する装置であれば本発明にかかる技術を適用することが
でき、例えば印字機能のみを有するラベルプリンター等
にも本発明にかかる技術を適用することができる。
【0051】
【発明の効果】以上、説明したように、請求項1の発明
によれば、複数の売り上げ商品が所定数を超えるとき
に、それら複数の売り上げ商品のうちの当該所定数の売
り上げ商品を明細表示対象商品とするとともに、当該所
定数を超える分の売り上げ商品を定型表示対象商品と
し、明細表示対象商品については少なくとも商品名およ
び価格を商品情報としてラベル用紙に印字するととも
に、定型表示対象商品についてはその存在のみを示す定
型表示項目をラベル用紙に印字するようにしているた
め、定型表示対象商品の存在を購入者に確実に知らしめ
ることができ、購入者に無用の混乱や不安感を与えるの
を防止することができる。
【0052】また、請求項2の発明によれば、複数の売
り上げ商品のうちの価格の高い方から順に所定数を明細
表示対象商品としているため、詳細な商品情報が表示さ
れている商品の価格の合計と支払金額と差が比較的小さ
くなり、購入者に無用の混乱や不安感を与えるのを防止
することができる。
【0053】また、請求項3の発明によれば、明細表示
対象商品についてさらにその利用期限を商品情報として
ラベル用紙に印字するようにしているため、購入者は買
い上げた商品の消費期限を知ることができ、購入者に無
用の混乱や不安感を与えるのを防止することができる。
【0054】また、請求項4の発明によれば、明細表示
対象商品についての商品情報を印字する印字領域が不足
するときに、当該印字領域から商品情報のうちの必須印
字項目を印字するのに必要な必須印字領域を減じた可変
印字領域を限度として必須印字項目を除く項目を印字す
るようにしているため、明細表示対象商品についてより
多くの商品情報を印字することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る商品ラベル印字装置の斜視図であ
る。
【図2】図1の商品ラベル印字装置の制御部の概略構成
を示す機能ブロック図である。
【図3】本実施形態において発行された合計ラベルを示
す図である。
【図4】各項目の文字数を固定したときの商品情報の印
字形態を示す図である。
【図5】本実施形態における商品情報の印字形態を示す
図である。
【図6】従来の合計ラベルを示す図である。
【符号の説明】
1 商品ラベル印字装置 20 操作パネル 21 入力キー 22 表示パネル 30 ラベル発行部 32 印字部 40 制御部 41 CPU 45 不揮発性メモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中川 祐治 滋賀県栗太郡栗東町下鈎959番地の1 株 式会社イシダ滋賀事業所内 Fターム(参考) 3E042 CC08 CE03 CE04 3E095 CA02 DA03 DA66 DA72 DA74

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の売り上げ商品についての商品情報
    をラベル用紙に印字して商品ラベルを発行する商品ラベ
    ル印字装置であって、 前記商品情報をラベル用紙に印字する印字手段と、 前記複数の売り上げ商品が所定数を超えるときに、前記
    複数の売り上げ商品のうちの前記所定数の売り上げ商品
    を明細表示対象商品とするとともに、前記所定数を超え
    る分の売り上げ商品を定型表示対象商品とし、前記明細
    表示対象商品については少なくとも商品名および価格を
    商品情報としてラベル用紙に印字するとともに、前記定
    型表示対象商品についてはその存在のみを示す定型表示
    項目を前記ラベル用紙に印字するように前記印字手段を
    制御する印字制御手段と、を備えることを特徴とする商
    品ラベル印字装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の商品ラベル印字装置にお
    いて、 前記印字制御手段は、前記複数の売り上げ商品のうちの
    価格の高い方から順に前記所定数を前記明細表示対象商
    品とすることを特徴とする商品ラベル印字装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2記載の商品ラベ
    ル印字装置において、 前記印字制御手段は、前記明細表示対象商品についてさ
    らにその利用期限を商品情報として前記ラベル用紙に印
    字するように前記印字手段を制御することを特徴とする
    商品ラベル印字装置。
  4. 【請求項4】 請求項1から請求項3のいずれかに記載
    の商品ラベル印字装置において、 前記印字制御手段は、前記明細表示対象商品についての
    商品情報を印字する印字領域が不足するときに、当該印
    字領域から前記商品情報のうちの必須印字項目を印字す
    るのに必要な必須印字領域を減じた可変印字領域を限度
    として前記必須印字項目を除く項目を印字するように前
    記印字手段を制御することを特徴とする商品ラベル印字
    装置。
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