JP2002160625A - ホームドア装置 - Google Patents
ホームドア装置Info
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- JP2002160625A JP2002160625A JP2000362712A JP2000362712A JP2002160625A JP 2002160625 A JP2002160625 A JP 2002160625A JP 2000362712 A JP2000362712 A JP 2000362712A JP 2000362712 A JP2000362712 A JP 2000362712A JP 2002160625 A JP2002160625 A JP 2002160625A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 1車両あたりのドア数が増えてくると、それ
ぞれのドアに対応してプラットホーム側にホームドアを
別個に設けようとしても寸法的に干渉するという不具合
があった。 【解決手段】 ホームドアを複数のドア要素に分割し、
乗降口を開放するときにはドア要素の中に順次、次のド
ア要素が収納されるようにすることにより、ドア要素1
個分を収納できる収納装置があればよく、乗降口相互間
が狭くても実現可能なホームドア装置を提供することが
可能になった。
ぞれのドアに対応してプラットホーム側にホームドアを
別個に設けようとしても寸法的に干渉するという不具合
があった。 【解決手段】 ホームドアを複数のドア要素に分割し、
乗降口を開放するときにはドア要素の中に順次、次のド
ア要素が収納されるようにすることにより、ドア要素1
個分を収納できる収納装置があればよく、乗降口相互間
が狭くても実現可能なホームドア装置を提供することが
可能になった。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラットホーム上
に設置されるホームドア装置の改良に係わるものであ
る。
に設置されるホームドア装置の改良に係わるものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、高速で通過する列車により事故が
発生するのを防止するため、ホームドアを設置する駅が
増えている。また、首都圏等のように人口集中が著し
く、その結果、ラッシュ時の駅プラットホームのように
混雑極まりない状態にある所では、プラットホームから
の転落事故等も増えてきており、このような事故を減ら
すためにプラットホームにホームドア装置を設置する駅
も増加している。
発生するのを防止するため、ホームドアを設置する駅が
増えている。また、首都圏等のように人口集中が著し
く、その結果、ラッシュ時の駅プラットホームのように
混雑極まりない状態にある所では、プラットホームから
の転落事故等も増えてきており、このような事故を減ら
すためにプラットホームにホームドア装置を設置する駅
も増加している。
【0003】図6は、プラットホーム及び車両を上から
見た従来技術であり、図中、1はプラットホーム、2は
収納装置、いわゆる戸袋である。3はホームドア、4は
ホーム柵、5は車両、6は車両側乗降口のドアである。
1車両当たりの乗降口数が少ない場合、隣り合う乗降口
間ピッチが長いので、図示のように相隣り合う収納装置
同士が寸法的に干渉することがなく、相隣り合う収納装
置の間にホーム柵4を設けるのが一般的である。一方、
1車両当たりのドア数が5扉、6扉と増えてくると、乗
降口相互間の距離が短くなるのでホーム柵4はない場合
もある。
見た従来技術であり、図中、1はプラットホーム、2は
収納装置、いわゆる戸袋である。3はホームドア、4は
ホーム柵、5は車両、6は車両側乗降口のドアである。
1車両当たりの乗降口数が少ない場合、隣り合う乗降口
間ピッチが長いので、図示のように相隣り合う収納装置
同士が寸法的に干渉することがなく、相隣り合う収納装
置の間にホーム柵4を設けるのが一般的である。一方、
1車両当たりのドア数が5扉、6扉と増えてくると、乗
降口相互間の距離が短くなるのでホーム柵4はない場合
もある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、車両の長さ
が比較的短く、しかも1車両当たりのドア数が5扉、6
扉と増えてくると、ドアの幅が収納装置、いわゆる戸袋
よりも長い場合がある。本発明は、このような場合にも
ホームドア装置が使用できるようにすることを目的とす
るものである。
が比較的短く、しかも1車両当たりのドア数が5扉、6
扉と増えてくると、ドアの幅が収納装置、いわゆる戸袋
よりも長い場合がある。本発明は、このような場合にも
ホームドア装置が使用できるようにすることを目的とす
るものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明におい
ては、請求項1に示す如く、プラットホーム上に設置さ
れ、車両への乗降口を開放、閉鎖するホームドア装置に
おいて、片開き方式ホームドア装置または両開き方式ホ
ームドア装置の片側は、収納装置、該収納装置に収納さ
れる第1のドア要素、該第1のドア要素に収納される第
2のドア要素、の如く順次構成していき、第(N−1)
のドア要素に収納される第Nのドア要素より構成し、前
記収納装置に取り付けられる第1のドア要素の駆動機
構、前記第1のドア要素に取り付けられる第2のドア要
素の駆動機構、の如く順次構成していき、第(N−1)
のドア要素に取り付けられる第Nのドア要素の駆動機
構、以上より構成する。
ては、請求項1に示す如く、プラットホーム上に設置さ
れ、車両への乗降口を開放、閉鎖するホームドア装置に
おいて、片開き方式ホームドア装置または両開き方式ホ
ームドア装置の片側は、収納装置、該収納装置に収納さ
れる第1のドア要素、該第1のドア要素に収納される第
2のドア要素、の如く順次構成していき、第(N−1)
のドア要素に収納される第Nのドア要素より構成し、前
記収納装置に取り付けられる第1のドア要素の駆動機
構、前記第1のドア要素に取り付けられる第2のドア要
素の駆動機構、の如く順次構成していき、第(N−1)
のドア要素に取り付けられる第Nのドア要素の駆動機
構、以上より構成する。
【0006】また、請求項2に示す如く、プラットホー
ム上に設置され、車両への乗降口を開放、閉鎖するホー
ムドア装置において、片開き方式ホームドア装置または
両開き方式ホームドア装置の片側は、収納装置、該収納
装置に収納される第1のドア要素、該第1のドア要素に
収納される第2のドア要素、の如く順次構成していき、
第(N−1)のドア要素に収納される第Nのドア要素よ
り構成し、第1のドア要素に取り付けられ、収納装置に
対する反力として作用する第1のドア要素の駆動機構、
第2のドア要素に取り付けられ、第1のドア要素に対す
る反力として作用する第2のドア要素の駆動機構、の如
く順次構成していき、第Nのドア要素に取り付けられ、
第(N−1)のドア要素に対する反力として作用する第
Nのドア要素の駆動機構、以上より構成する。
ム上に設置され、車両への乗降口を開放、閉鎖するホー
ムドア装置において、片開き方式ホームドア装置または
両開き方式ホームドア装置の片側は、収納装置、該収納
装置に収納される第1のドア要素、該第1のドア要素に
収納される第2のドア要素、の如く順次構成していき、
第(N−1)のドア要素に収納される第Nのドア要素よ
り構成し、第1のドア要素に取り付けられ、収納装置に
対する反力として作用する第1のドア要素の駆動機構、
第2のドア要素に取り付けられ、第1のドア要素に対す
る反力として作用する第2のドア要素の駆動機構、の如
く順次構成していき、第Nのドア要素に取り付けられ、
第(N−1)のドア要素に対する反力として作用する第
Nのドア要素の駆動機構、以上より構成する。
【0007】また、請求項3に示す如く、プラットホー
ム上に設置され、車両への乗降口を開放、閉鎖するホー
ムドア装置において、片開き方式ホームドア装置または
両開き方式ホームドア装置の片側は、収納装置、該収納
装置に収納される第1のドア要素、該第1のドア要素に
収納される第2のドア要素、の如く順次構成していき、
第(N−1)のドア要素に収納される第Nのドア要素よ
り構成し、前記収納装置に取り付けられた第1のリニア
モータの一次巻線と、第1のドア要素に取り付けられた
第1のリニアモータのリアクションプレート間で作用す
る第1のドア要素の駆動機構、前記第1のドア要素に取
り付けられた第2のリニアモータの一次巻線と、前記第
2のドア要素に取り付けられた第2のリニアモータのリ
アクションプレート間で作用する第2のドア要素の駆動
機構、の如く順次構成していき、第(N−1)のドア要
素に取り付けられた第Nのリニアモータの一次巻線と、
第Nのドア要素に取り付けられた第Nのリニアモータの
リアクションプレート間で作用する第Nのドア要素の駆
動機構、以上より構成する。
ム上に設置され、車両への乗降口を開放、閉鎖するホー
ムドア装置において、片開き方式ホームドア装置または
両開き方式ホームドア装置の片側は、収納装置、該収納
装置に収納される第1のドア要素、該第1のドア要素に
収納される第2のドア要素、の如く順次構成していき、
第(N−1)のドア要素に収納される第Nのドア要素よ
り構成し、前記収納装置に取り付けられた第1のリニア
モータの一次巻線と、第1のドア要素に取り付けられた
第1のリニアモータのリアクションプレート間で作用す
る第1のドア要素の駆動機構、前記第1のドア要素に取
り付けられた第2のリニアモータの一次巻線と、前記第
2のドア要素に取り付けられた第2のリニアモータのリ
アクションプレート間で作用する第2のドア要素の駆動
機構、の如く順次構成していき、第(N−1)のドア要
素に取り付けられた第Nのリニアモータの一次巻線と、
第Nのドア要素に取り付けられた第Nのリニアモータの
リアクションプレート間で作用する第Nのドア要素の駆
動機構、以上より構成する。
【0008】また、請求項4に示す如く、請求項1及び
請求項2に記載した第1のドア要素の駆動機構ないし第
Nのドア要素の駆動機構は、電動機の回転力を直線運動
に変換する構造とする。
請求項2に記載した第1のドア要素の駆動機構ないし第
Nのドア要素の駆動機構は、電動機の回転力を直線運動
に変換する構造とする。
【0009】また、請求項5に記載の如く、プラットホ
ーム上に設置され、車両への乗降口を開放、閉鎖するホ
ームドア装置において、片開き方式ホームドア装置また
は両開き方式ホームドア装置の片側は、収納装置、該収
納装置に収納される第1のドア要素、該第1のドア要素
に収納される第2のドア要素、前記収納装置に収納さ
れ、前記第1のドア要素を駆動する第1の駆動機構は電
動機の回転力を直線運動に変換する構造とし、第2のド
ア要素を駆動する第2の駆動機構は第1のドア要素に一
点(A点)が回動自在に取り付けられた第1のリンク、
該第1のリンクの他の一端(B点)に回動自在に取り付
けられ、他の一端が第2のドア要素に回動自在に取り付
けられた第2のリンク、前記収納装置内に設けた第1の
突起物、収納装置内で第1の突起物よりも出口側に設け
た第2の突起物で構成し、前記第1のドア要素が乗降口
を閉鎖する方向に駆動されたときには第1のリンクの反
B点側端部が第2の突起物に当たり、A点を支点として
第1のリンクが回転し、第2のリンクを介して第2のド
ア要素を所定寸法分第1のドアから押し出す寸法関係と
し、前記第1のドア要素が乗降口を開放する方向に駆動
されたときは前記第1のリンクの反B点側端部が第1の
突起物に当たり、A点を支点として第1のリンクが前記
と逆方向に回転し、第2のリンクを介して第2のドア要
素を第1のドア要素内に引き込む寸法関係として構成す
る。以下、本発明の詳細を図によって説明する。
ーム上に設置され、車両への乗降口を開放、閉鎖するホ
ームドア装置において、片開き方式ホームドア装置また
は両開き方式ホームドア装置の片側は、収納装置、該収
納装置に収納される第1のドア要素、該第1のドア要素
に収納される第2のドア要素、前記収納装置に収納さ
れ、前記第1のドア要素を駆動する第1の駆動機構は電
動機の回転力を直線運動に変換する構造とし、第2のド
ア要素を駆動する第2の駆動機構は第1のドア要素に一
点(A点)が回動自在に取り付けられた第1のリンク、
該第1のリンクの他の一端(B点)に回動自在に取り付
けられ、他の一端が第2のドア要素に回動自在に取り付
けられた第2のリンク、前記収納装置内に設けた第1の
突起物、収納装置内で第1の突起物よりも出口側に設け
た第2の突起物で構成し、前記第1のドア要素が乗降口
を閉鎖する方向に駆動されたときには第1のリンクの反
B点側端部が第2の突起物に当たり、A点を支点として
第1のリンクが回転し、第2のリンクを介して第2のド
ア要素を所定寸法分第1のドアから押し出す寸法関係と
し、前記第1のドア要素が乗降口を開放する方向に駆動
されたときは前記第1のリンクの反B点側端部が第1の
突起物に当たり、A点を支点として第1のリンクが前記
と逆方向に回転し、第2のリンクを介して第2のドア要
素を第1のドア要素内に引き込む寸法関係として構成す
る。以下、本発明の詳細を図によって説明する。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は、請求項1の基本型の一例
である。すなわち、本発明は複数のドア要素を使用して
一つのドアとするものであるが、その基本型である二つ
のドア要素を用いて一つのドアとする本発明の一例につ
いて図1により説明する。図1(a)はホームドア装置
が乗降口を閉鎖状態としているところであり、片開き方
式の場合は図の状態の左側にはホーム柵などが設けられ
て通路を閉鎖する。両開き方式の場合は、図と左右対称
な部分が図の左側に設けられて通路を閉鎖するが、その
部分は省略している。
である。すなわち、本発明は複数のドア要素を使用して
一つのドアとするものであるが、その基本型である二つ
のドア要素を用いて一つのドアとする本発明の一例につ
いて図1により説明する。図1(a)はホームドア装置
が乗降口を閉鎖状態としているところであり、片開き方
式の場合は図の状態の左側にはホーム柵などが設けられ
て通路を閉鎖する。両開き方式の場合は、図と左右対称
な部分が図の左側に設けられて通路を閉鎖するが、その
部分は省略している。
【0011】図1(b)は乗降口を開放状態にしている
ところである。図2は、両開き方式ホームドア装置にお
いて、左右両方のドアをそれぞれ二つのドア要素で構成
し、上から見たところである。図中、11は第1のドア要
素、12は第2のドア要素、13は収納装置である。14は第
1のドア要素11を駆動する第1の駆動機構であり、収納
装置13に取り付けられる。15は第1の駆動機構14の動力
を第1のドア要素11に伝達するアームであり、アーム15
の先端が第1のドア要素11に設けた溝に食い込むように
している。このようにすることにより、アーム15の先端
が左右に移動すると第1のドア要素11が左右に駆動され
る。
ところである。図2は、両開き方式ホームドア装置にお
いて、左右両方のドアをそれぞれ二つのドア要素で構成
し、上から見たところである。図中、11は第1のドア要
素、12は第2のドア要素、13は収納装置である。14は第
1のドア要素11を駆動する第1の駆動機構であり、収納
装置13に取り付けられる。15は第1の駆動機構14の動力
を第1のドア要素11に伝達するアームであり、アーム15
の先端が第1のドア要素11に設けた溝に食い込むように
している。このようにすることにより、アーム15の先端
が左右に移動すると第1のドア要素11が左右に駆動され
る。
【0012】16は第1のドア要素11に取り付けられた第
2の駆動機構であり、その動力により軸17が左右に移動
するので、その先端を第2のドア要素12に固定しておく
と第2の駆動機構16の作用により第2のドア要素12が左
右に駆動される。その結果、乗降口を閉鎖するときは、
第1のドア要素11が収納装置13から左方向に駆動され、
第2のドア要素12が第1のドア要素11から左方向に駆動
されて第1及び第2のドア要素の作用により通路を閉鎖
する。このときの順序としては、ドア要素11を先に駆動
し、次にドア要素12を駆動してもよいし、ドア要素12を
先に駆動し、次にドア要素11を駆動してもよい。通路を
開放するときは、第1のドア要素11を収納装置13に収納
し、第2のドア要素12を第1のドア要素11に収納するこ
とにより図1(b)の状態となり、通路を開放する。こ
のときもドア要素11と12を駆動する順序としてはどちら
を先に駆動してもよい。
2の駆動機構であり、その動力により軸17が左右に移動
するので、その先端を第2のドア要素12に固定しておく
と第2の駆動機構16の作用により第2のドア要素12が左
右に駆動される。その結果、乗降口を閉鎖するときは、
第1のドア要素11が収納装置13から左方向に駆動され、
第2のドア要素12が第1のドア要素11から左方向に駆動
されて第1及び第2のドア要素の作用により通路を閉鎖
する。このときの順序としては、ドア要素11を先に駆動
し、次にドア要素12を駆動してもよいし、ドア要素12を
先に駆動し、次にドア要素11を駆動してもよい。通路を
開放するときは、第1のドア要素11を収納装置13に収納
し、第2のドア要素12を第1のドア要素11に収納するこ
とにより図1(b)の状態となり、通路を開放する。こ
のときもドア要素11と12を駆動する順序としてはどちら
を先に駆動してもよい。
【0013】なお、ドア要素はリニアガイドレール等に
よって支えられるが、本発明と直接関係する部分ではな
いので図では省略している。また、第1のドア要素、第
2のドア要素、収納装置はいずれも内部が分かり易いよ
うに手前の側板は省略し、内部が見えるようにした図で
ある。これらの点については、図3〜図5においても同
様である。図2では、両開き方式の左右いずれのドアも
第1のドア要素と第2のドア要素で構成しているが、片
側のドアは単一のドアで構成し、他方は第1のドア要素
と第2のドア要素で構成した場合も本発明の一例である
ことは言うまでもない。
よって支えられるが、本発明と直接関係する部分ではな
いので図では省略している。また、第1のドア要素、第
2のドア要素、収納装置はいずれも内部が分かり易いよ
うに手前の側板は省略し、内部が見えるようにした図で
ある。これらの点については、図3〜図5においても同
様である。図2では、両開き方式の左右いずれのドアも
第1のドア要素と第2のドア要素で構成しているが、片
側のドアは単一のドアで構成し、他方は第1のドア要素
と第2のドア要素で構成した場合も本発明の一例である
ことは言うまでもない。
【0014】次に、ドア要素が3個の場合について説明
する(図は省略)。その場合、収納装置には第1のドア
要素と、これを駆動する第1の駆動機構が収納される。
第1のドア要素には第2のドア要素と該第2のドア要素
を駆動する第2の駆動機構が収納される。第2のドア要
素には第3のドア要素と該第3のドア要素を駆動する第
3の駆動機構が収納される。乗降口を閉鎖するときには
収納装置から第1の駆動機構の作用により第1のドア要
素が押し出され、第1のドア要素から第2の駆動機構の
作用により第2のドア要素が押し出され、第2のドア装
置から第3の駆動機構の作用により第3のドア要素が押
し出され、これら3個のドア要素により乗降口を閉鎖す
る。
する(図は省略)。その場合、収納装置には第1のドア
要素と、これを駆動する第1の駆動機構が収納される。
第1のドア要素には第2のドア要素と該第2のドア要素
を駆動する第2の駆動機構が収納される。第2のドア要
素には第3のドア要素と該第3のドア要素を駆動する第
3の駆動機構が収納される。乗降口を閉鎖するときには
収納装置から第1の駆動機構の作用により第1のドア要
素が押し出され、第1のドア要素から第2の駆動機構の
作用により第2のドア要素が押し出され、第2のドア装
置から第3の駆動機構の作用により第3のドア要素が押
し出され、これら3個のドア要素により乗降口を閉鎖す
る。
【0015】乗降口を開放するときは第3のドア要素
が、第3のドア要素用駆動機構の作用により第2のドア
要素に収納される。第2のドア要素も同様に、第2のド
ア要素用駆動機構の作用により第1のドア要素に収納さ
れる。同様にして、第1のドア要素も第1のドア要素用
駆動機構の作用により収納装置に収納される。ドア要素
がさらに多い場合も同様に構成される。
が、第3のドア要素用駆動機構の作用により第2のドア
要素に収納される。第2のドア要素も同様に、第2のド
ア要素用駆動機構の作用により第1のドア要素に収納さ
れる。同様にして、第1のドア要素も第1のドア要素用
駆動機構の作用により収納装置に収納される。ドア要素
がさらに多い場合も同様に構成される。
【0016】次に、請求項2についても基本型、すなわ
ち、ドア要素が2の場合について図3により説明する。
図3(a)はホームドア装置が乗降口を閉鎖している状
態であり、図3(b)は乗降口を開放している状態であ
る。図中、11Aは第1のドア要素、12Aは第2のドア要
素、13Aは収納装置である。なお、図1と同一符号部分
は同一構成、同一機能を有する。図1の方式とは駆動機
構の取りつけ位置が異なる。すなわち、図1においては
第1のドア要素の駆動機構は収納装置に取り付け、第2
のドア要素の駆動機構は第1のドア要素に取り付けた
が、図3では第1のドア要素11Aの駆動機構14は第1の
ドア要素11A自身に取り付け、第2のドア要素12Aの駆
動機構16は第2のドア要素12A自身に取り付けている。
ち、ドア要素が2の場合について図3により説明する。
図3(a)はホームドア装置が乗降口を閉鎖している状
態であり、図3(b)は乗降口を開放している状態であ
る。図中、11Aは第1のドア要素、12Aは第2のドア要
素、13Aは収納装置である。なお、図1と同一符号部分
は同一構成、同一機能を有する。図1の方式とは駆動機
構の取りつけ位置が異なる。すなわち、図1においては
第1のドア要素の駆動機構は収納装置に取り付け、第2
のドア要素の駆動機構は第1のドア要素に取り付けた
が、図3では第1のドア要素11Aの駆動機構14は第1の
ドア要素11A自身に取り付け、第2のドア要素12Aの駆
動機構16は第2のドア要素12A自身に取り付けている。
【0017】ドア要素がリニアガイドレール等に支えら
れている点は図1の場合と同様である。この場合、アー
ム15の先端が収納装置13Aに設けた溝に食い込むように
構成している。この状態で第1のドア要素の駆動機構14
の作用によりアーム15が左右に動くとその動作に伴って
ドア要素11Aが左右に動く。また、第2の駆動機構16は
第2のドア要素12Aに取り付けられており、その動力に
より軸17が左右に移動するので、その先端を第1のドア
要素11Aに固定しておくと第2の駆動機構の作用により
第2のドア要素が第1のドア要素に対して相対的に移動
する。したがって、第1のドア要素を収納装置に対して
相対的に移動させ、第2のドア要素を第1のドア要素に
対して相対的に移動させることにより、図1の場合と同
様に車両への乗降口を開閉することが出来る。
れている点は図1の場合と同様である。この場合、アー
ム15の先端が収納装置13Aに設けた溝に食い込むように
構成している。この状態で第1のドア要素の駆動機構14
の作用によりアーム15が左右に動くとその動作に伴って
ドア要素11Aが左右に動く。また、第2の駆動機構16は
第2のドア要素12Aに取り付けられており、その動力に
より軸17が左右に移動するので、その先端を第1のドア
要素11Aに固定しておくと第2の駆動機構の作用により
第2のドア要素が第1のドア要素に対して相対的に移動
する。したがって、第1のドア要素を収納装置に対して
相対的に移動させ、第2のドア要素を第1のドア要素に
対して相対的に移動させることにより、図1の場合と同
様に車両への乗降口を開閉することが出来る。
【0018】次に請求項3について説明する。この場
合、駆動機構としてリニアモータを使用するものである
(図は省略)。すなわち、第1のドア要素を駆動する第
1のリニアモータの一次巻線は収納装置に備え、第1のリ
ニアモータのリアクションプレートは第1のドア要素に
備える。この状態で第1のリニアモータの一次巻線に交
流電流を通電することによりリアクションプレートとの
間で駆動力が生じるので第1のドア要素が駆動される。
同様にして、第2のドア要素を駆動する第2のリニアモ
ータの一次巻線は第1のドア要素に備え、第2のリニア
モータのリアクションプレートは第2のドア要素に備え
る。この状態で第2のリニアモータの一次巻線に交流電
流を通電することにより第2のリニアモータのリアクシ
ョンプレートとの間で駆動力が生じるので第2のドア要
素が駆動される。一次巻線に通電する交流電流の相順を
入れ替えるとドア要素の駆動方向が逆になるので、乗降
口の閉鎖、開放が可能になる。
合、駆動機構としてリニアモータを使用するものである
(図は省略)。すなわち、第1のドア要素を駆動する第
1のリニアモータの一次巻線は収納装置に備え、第1のリ
ニアモータのリアクションプレートは第1のドア要素に
備える。この状態で第1のリニアモータの一次巻線に交
流電流を通電することによりリアクションプレートとの
間で駆動力が生じるので第1のドア要素が駆動される。
同様にして、第2のドア要素を駆動する第2のリニアモ
ータの一次巻線は第1のドア要素に備え、第2のリニア
モータのリアクションプレートは第2のドア要素に備え
る。この状態で第2のリニアモータの一次巻線に交流電
流を通電することにより第2のリニアモータのリアクシ
ョンプレートとの間で駆動力が生じるので第2のドア要
素が駆動される。一次巻線に通電する交流電流の相順を
入れ替えるとドア要素の駆動方向が逆になるので、乗降
口の閉鎖、開放が可能になる。
【0019】次に、図4により請求項4について、やは
りドア要素が2個の基本型の例を用いて説明する。図4
は、第1のドア要素の駆動機構が収納装置に取り付けら
れ、第2のドア要素の駆動機構が第1のドア要素に取り
付けられる請求項1に対応するものである。図4(a)
はホームドア装置が乗降口を閉鎖している状態であり、
図4(b)は乗降口を開放している状態である。図中、
11Bは第1のドア要素、12Bは第2のドア要素、13Bは
収納装置、21は電動機、22は駆動側のプーリー、23は従
動側のプーリー、24はベルトであり、以上により第1の
駆動機構を構成する。この駆動力は、ベルト24を第1の
ドア要素11Bに固定具25で固定することにより第1のド
ア要素11Bに伝達される。26は電動アクチュエータ、27
は電動アクチュエータの一部分であるプランジャーであ
り、以上が第2の駆動機構となる。28はアームであり、
一端がプランジャー27に取り付けられ、他の一端は第2
のドア要素12Bに固定される。その結果、第2の駆動機
構の駆動力は、第2のドア要素に伝達される。なお、ア
ーム28を用いることなく、プランジャー27を第2のドア
要素12Bに直接固定しても、もちろん構わない。
りドア要素が2個の基本型の例を用いて説明する。図4
は、第1のドア要素の駆動機構が収納装置に取り付けら
れ、第2のドア要素の駆動機構が第1のドア要素に取り
付けられる請求項1に対応するものである。図4(a)
はホームドア装置が乗降口を閉鎖している状態であり、
図4(b)は乗降口を開放している状態である。図中、
11Bは第1のドア要素、12Bは第2のドア要素、13Bは
収納装置、21は電動機、22は駆動側のプーリー、23は従
動側のプーリー、24はベルトであり、以上により第1の
駆動機構を構成する。この駆動力は、ベルト24を第1の
ドア要素11Bに固定具25で固定することにより第1のド
ア要素11Bに伝達される。26は電動アクチュエータ、27
は電動アクチュエータの一部分であるプランジャーであ
り、以上が第2の駆動機構となる。28はアームであり、
一端がプランジャー27に取り付けられ、他の一端は第2
のドア要素12Bに固定される。その結果、第2の駆動機
構の駆動力は、第2のドア要素に伝達される。なお、ア
ーム28を用いることなく、プランジャー27を第2のドア
要素12Bに直接固定しても、もちろん構わない。
【0020】いま、乗降口が閉鎖されているものとし
て、開放する場合の動作について説明する。図4(a)
の状態で電動機21が駆動されると、プーリー22及び23が
反時計方向に回転し、ベルト24の下側が右方向に動くの
で固定具25の作用により第1のドア要素11Bも右方向に
引っ張られ、第1のドア要素11Bが収納装置13Bに収納
される。電動アクチュエータ26も消磁されるとプランジ
ャー27が右方向に動くような使用方法とすることによ
り、第2のドア要素12Bも右に動き、第1のドア要素11
B内に収納される。以上のようにして、第1のドア要素
11Bは収納装置13B内に収納され、第2のドア要素12B
は第1のドア要素11B内に収納され、図4(b)の状態
になり、乗降口が開放される。
て、開放する場合の動作について説明する。図4(a)
の状態で電動機21が駆動されると、プーリー22及び23が
反時計方向に回転し、ベルト24の下側が右方向に動くの
で固定具25の作用により第1のドア要素11Bも右方向に
引っ張られ、第1のドア要素11Bが収納装置13Bに収納
される。電動アクチュエータ26も消磁されるとプランジ
ャー27が右方向に動くような使用方法とすることによ
り、第2のドア要素12Bも右に動き、第1のドア要素11
B内に収納される。以上のようにして、第1のドア要素
11Bは収納装置13B内に収納され、第2のドア要素12B
は第1のドア要素11B内に収納され、図4(b)の状態
になり、乗降口が開放される。
【0021】乗降口を閉鎖するときは電動機21の回転方
向を逆方向に回転することにより、プーリー22及び23が
時計方向に回転し、ベルト24の下側が左方向に動くので
固定具25の作用により第1のドア要素11Bも左方向に駆
動され、第1のドア要素11Bが収納装置13Bから出っ張
る。電動アクチュエータ26は励磁するとプランジャー27
が左方向に動くような使用方法とすることにより、第2
のドア要素12Bも左に動き、第1のドア要素11Bから出
っ張る。以上のようにして、第1のドア要素11B及び第
2のドア要素12Bが左方向に駆動され、図4(a)の状
態になり、乗降口が閉鎖される。
向を逆方向に回転することにより、プーリー22及び23が
時計方向に回転し、ベルト24の下側が左方向に動くので
固定具25の作用により第1のドア要素11Bも左方向に駆
動され、第1のドア要素11Bが収納装置13Bから出っ張
る。電動アクチュエータ26は励磁するとプランジャー27
が左方向に動くような使用方法とすることにより、第2
のドア要素12Bも左に動き、第1のドア要素11Bから出
っ張る。以上のようにして、第1のドア要素11B及び第
2のドア要素12Bが左方向に駆動され、図4(a)の状
態になり、乗降口が閉鎖される。
【0022】以上の説明においては、第1の駆動機構と
して電動機の駆動力をプーリーとベルトによって伝達す
る例を説明したが、例えば、電動機の駆動力を歯車とチ
ェーンによって直線運動に変換し、第1のドア要素を駆
動する場合も本発明の一例であることは言うまでもな
い。同様に、第2の駆動機構として電動アクチュエータ
の例で説明したが、電動機の回転力をプーリとベルトや
歯車とチェーンによって直線運動に変換する場合も本発
明の一例であることは言うまでもない。以上は、請求項
1の駆動機構として電動機の回転力を直線運動に変換す
る例について説明したが、請求項2の駆動機構として電
動機の回転力を直線運動に変換する場合も本発明の請求
項4に含まれることは言うまでもない。
して電動機の駆動力をプーリーとベルトによって伝達す
る例を説明したが、例えば、電動機の駆動力を歯車とチ
ェーンによって直線運動に変換し、第1のドア要素を駆
動する場合も本発明の一例であることは言うまでもな
い。同様に、第2の駆動機構として電動アクチュエータ
の例で説明したが、電動機の回転力をプーリとベルトや
歯車とチェーンによって直線運動に変換する場合も本発
明の一例であることは言うまでもない。以上は、請求項
1の駆動機構として電動機の回転力を直線運動に変換す
る例について説明したが、請求項2の駆動機構として電
動機の回転力を直線運動に変換する場合も本発明の請求
項4に含まれることは言うまでもない。
【0023】次に請求項5について図5により説明す
る。図5(a)はホームドア装置が乗降口を閉鎖してい
る状態であり、図5(b)は乗降口を開放している状態
である。図中、11Cは第1のドア要素、12Cは第2のド
ア要素、13Cは収納装置である。31は第1のリンクであ
り、A点において第1のドア要素11Cに回転自在に取り
付けられる。32は第2のリンクであり、一端(B点)が
第1のリンク31に取り付けられ、他の一端が第2のドア要
素12Cに回転自在に取り付けられる。33は、収納装置13
Cに設けられた第1の突起物、34は収納装置内で第1の突
起物よりも収納装置13Cの出口側に設けられた第2の突
起物である。
る。図5(a)はホームドア装置が乗降口を閉鎖してい
る状態であり、図5(b)は乗降口を開放している状態
である。図中、11Cは第1のドア要素、12Cは第2のド
ア要素、13Cは収納装置である。31は第1のリンクであ
り、A点において第1のドア要素11Cに回転自在に取り
付けられる。32は第2のリンクであり、一端(B点)が
第1のリンク31に取り付けられ、他の一端が第2のドア要
素12Cに回転自在に取り付けられる。33は、収納装置13
Cに設けられた第1の突起物、34は収納装置内で第1の突
起物よりも収納装置13Cの出口側に設けられた第2の突
起物である。
【0024】いま、乗降口が閉鎖されているものとし
て、開放する場合の動作について説明する。第1の駆動
機構については、図4と同一の方法であるので説明を省
略し、第2の駆動機構について説明する。図5(a)の
状態から第1のドア要素11Cが右方向に駆動されると第1
のリンク31の反B側端部が第1の突起部33に当たる。す
ると、第1のリンク31はA点を支点として時計方向に回
転し、B点は第1のドア要素11C上を右方向に動く。そ
の結果、第2のリンクに引き込まれる形で第2のドア要素
は第1のドア要素11Cに対して相対的に右方向に移動
し、第2のドア要素12Cが第1のドア要素11C内に収納さ
れて、最終的に図5(b)の状態で乗降口を開放する。
て、開放する場合の動作について説明する。第1の駆動
機構については、図4と同一の方法であるので説明を省
略し、第2の駆動機構について説明する。図5(a)の
状態から第1のドア要素11Cが右方向に駆動されると第1
のリンク31の反B側端部が第1の突起部33に当たる。す
ると、第1のリンク31はA点を支点として時計方向に回
転し、B点は第1のドア要素11C上を右方向に動く。そ
の結果、第2のリンクに引き込まれる形で第2のドア要素
は第1のドア要素11Cに対して相対的に右方向に移動
し、第2のドア要素12Cが第1のドア要素11C内に収納さ
れて、最終的に図5(b)の状態で乗降口を開放する。
【0025】乗降口を閉鎖するときは、第1の駆動機構
の作用により、第1のドア要素11Cが左方向に駆動さ
れ、第1のリンク31の反B側端部が第2の突起部34に当た
る。すると、第1のリンク31はA点を支点として反時計
方向に回転し,その結果第2のリンクが左方向に押さ
れ、第2のドア要素12Cが第1のドア要素11Cから押し
出され、図5(a)の状態で乗降口が閉鎖される。以上
に説明したように、本発明によれば複数のドア要素を幅
方向に連ねる形でひとつのドアとしての機能を果たし,
開放状態においては一つのドア要素に残るドア要素を収
納する方法としたため、収納装置の幅が非常に狭く出来
るようになった。
の作用により、第1のドア要素11Cが左方向に駆動さ
れ、第1のリンク31の反B側端部が第2の突起部34に当た
る。すると、第1のリンク31はA点を支点として反時計
方向に回転し,その結果第2のリンクが左方向に押さ
れ、第2のドア要素12Cが第1のドア要素11Cから押し
出され、図5(a)の状態で乗降口が閉鎖される。以上
に説明したように、本発明によれば複数のドア要素を幅
方向に連ねる形でひとつのドアとしての機能を果たし,
開放状態においては一つのドア要素に残るドア要素を収
納する方法としたため、収納装置の幅が非常に狭く出来
るようになった。
【0026】
【発明の効果】本発明によれば、一つのドアについて複
数のドア要素で形成することにより、閉鎖時は複数のド
ア要素が横方向につながり、幅広い通路を閉鎖すること
ができ、通路開放時は一つのドア要素の中に順次、他の
ドア要素を収納するようにし、それを収納装置に収納す
るように構成することにより、収納装置の幅を狭くする
ことが可能になり、乗降口相互間の短い車両に対応でき
るホームドア装置の提供が可能になった。
数のドア要素で形成することにより、閉鎖時は複数のド
ア要素が横方向につながり、幅広い通路を閉鎖すること
ができ、通路開放時は一つのドア要素の中に順次、他の
ドア要素を収納するようにし、それを収納装置に収納す
るように構成することにより、収納装置の幅を狭くする
ことが可能になり、乗降口相互間の短い車両に対応でき
るホームドア装置の提供が可能になった。
【図1】本発明を適用した実施例である。
【図2】本発明を上から見たところを示す。
【図3】本発明の他の実施例を示す図である。
【図4】本発明の他の実施例を示す図である。
【図5】本発明の第一の駆動機構及び第2の駆動機構の
一実施例である。
一実施例である。
【図6】駅のプラットホームおよびホームドア装置を示
す図である。
す図である。
1 プラットホーム 2 収納装置 3 ホームドア 4 ホーム柵 5 車両 6 車両側ドア 11、11A、11B、11C 第1のドア要素 12、12A、12B、12C 第2のドア要素 13、13A、13B、13C 収納装置 14 第1の駆動機構 15、28 アーム 16 第2の駆動機構 17 軸 21 電動機 22、23 プーリー 24 ベルト 25 固定具 26 電動アクチュエータ 27 プランジャー 31 第1のリンク 32 第2のリンク 33 第1の突起物 34 第2の突起物
Claims (5)
- 【請求項1】 プラットホーム上に設置され、車両への
乗降口を開放、閉鎖するホームドア装置において、片開
き方式ホームドア装置または両開き方式ホームドア装置
の片側は、収納装置、該収納装置に収納される第1のド
ア要素、該第1のドア要素に収納される第2のドア要
素、の如く順次構成していき、第(N−1)のドア要素
に収納される第Nのドア要素より構成し、前記収納装置
に取り付けられる第1のドア要素の駆動機構、前記第1
のドア要素に取り付けられる第2のドア要素の駆動機
構、の如く順次構成していき、第(N−1)のドア要素
に取り付けられる第Nのドア要素の駆動機構、以上より
構成したことを特徴とするホームドア装置。(ただし、
N≧2、Nは整数) - 【請求項2】 プラットホーム上に設置され、車両への
乗降口を開放、閉鎖するホームドア装置において、片開
き方式ホームドア装置または両開き方式ホームドア装置
の片側は、収納装置、該収納装置に収納される第1のド
ア要素、該第1のドア要素に収納される第2のドア要
素、の如く順次構成していき、第(N−1)のドア要素
に収納される第Nのドア要素より構成し、第1のドア要
素に取り付けられ、収納装置に対する反力として作用す
る第1のドア要素の駆動機構、第2のドア要素に取り付
けられ、第1のドア要素に対する反力として作用する第
2のドア要素の駆動機構、の如く順次構成していき、第
Nのドア要素に取り付けられ、第(N−1)のドア要素
に対する反力として作用する第Nのドア要素の駆動機
構、以上より構成したことを特徴とするホームドア装
置。 - 【請求項3】 プラットホーム上に設置され、車両への
乗降口を開放、閉鎖するホームドア装置において、片開
き方式ホームドア装置または両開き方式ホームドア装置
の片側は、収納装置、該収納装置に収納される第1のド
ア要素、該第1のドア要素に収納される第2のドア要
素、の如く順次構成していき、第(N−1)のドア要素
に収納される第Nのドア要素より構成し、前記収納装置
に取り付けられた第1のリニアモータの一次巻線と、第
1のドア要素に取り付けられた第1のリニアモータのリ
アクションプレート間で作用する第1のドア要素の駆動
機構、前記第1のドア要素に取り付けられた第2のリニ
アモータの一次巻線と、前記第2のドア要素に取り付け
られた第2のリニアモータのリアクションプレート間で
作用する第2のドア要素の駆動機構、の如く順次構成し
ていき、第(N−1)のドア要素に取り付けられた第N
のリニアモータの一次巻線と、第Nのドア要素に取り付
けられた第Nのリニアモータのリアクションプレート間
で作用する第Nのドア要素の駆動機構、以上より構成し
たことを特徴とするホームドア装置。 - 【請求項4】 第1のドア要素の駆動機構ないし第Nの
ドア要素の駆動機構は、電動機の回転力を直線運動に変
換する構造とすることを特徴とする請求項1又は請求項
2記載のホームドア装置。 - 【請求項5】 プラットホーム上に設置され、車両への
乗降口を開放、閉鎖するホームドア装置において、片開
き方式ホームドア装置または両開き方式ホームドア装置
の片側は、収納装置、該収納装置に収納される第1のド
ア要素、該第1のドア要素に収納される第2のドア要
素、前記収納装置に収納され、前記第1のドア要素を駆
動する第1の駆動機構は電動機の回転力を直線運動に変
換する構造とし、第2のドア要素を駆動する第2の駆動
機構は第1のドア要素に一点(A点)が回動自在に取り
付けられた第1のリンク、該第1のリンクの他の一端
(B点)に回動自在に取り付けられ、他の一端が第2の
ドア要素に回動自在に取り付けられた第2のリンク、前
記収納装置内に設けた第1の突起物、収納装置内で第1
の突起物よりも出口側に設けた第2の突起物で構成し、
前記第1のドア要素が乗降口を閉鎖する方向に駆動され
たときには第1のリンクの反B点側端部が第2の突起物
に当たり、A点を支点として第1のリンクが回転し、第
2のリンクを介して第2のドア要素を所定寸法分第1の
ドアから押し出す寸法関係とし、前記第1のドア要素が
乗降口を開放する方向に駆動されたときは前記第1のリ
ンクの反B点側端部が第1の突起物に当たり、A点を支
点として第1のリンクが前記と逆方向に回転し、第2の
リンクを介して第2のドア要素を第1のドア要素内に引
き込む寸法関係として構成したことを特徴とするホーム
ドア装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000362712A JP2002160625A (ja) | 2000-11-29 | 2000-11-29 | ホームドア装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000362712A JP2002160625A (ja) | 2000-11-29 | 2000-11-29 | ホームドア装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002160625A true JP2002160625A (ja) | 2002-06-04 |
Family
ID=18833940
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000362712A Pending JP2002160625A (ja) | 2000-11-29 | 2000-11-29 | ホームドア装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002160625A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002264798A (ja) * | 2001-03-06 | 2002-09-18 | Kyosan Electric Mfg Co Ltd | 可動ホーム柵装置 |
JP2014019314A (ja) * | 2012-07-19 | 2014-02-03 | Kyosan Electric Mfg Co Ltd | ホーム柵、及びホーム柵システム |
JP2015131525A (ja) * | 2014-01-10 | 2015-07-23 | 三菱電機株式会社 | 扉式ホーム柵、ホーム柵扉駆動システム、および扉式ホーム柵の設置方法 |
JP2019156274A (ja) * | 2018-03-15 | 2019-09-19 | 株式会社京三製作所 | 可動式ホーム柵 |
-
2000
- 2000-11-29 JP JP2000362712A patent/JP2002160625A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002264798A (ja) * | 2001-03-06 | 2002-09-18 | Kyosan Electric Mfg Co Ltd | 可動ホーム柵装置 |
JP2014019314A (ja) * | 2012-07-19 | 2014-02-03 | Kyosan Electric Mfg Co Ltd | ホーム柵、及びホーム柵システム |
JP2015131525A (ja) * | 2014-01-10 | 2015-07-23 | 三菱電機株式会社 | 扉式ホーム柵、ホーム柵扉駆動システム、および扉式ホーム柵の設置方法 |
JP2019156274A (ja) * | 2018-03-15 | 2019-09-19 | 株式会社京三製作所 | 可動式ホーム柵 |
JP7021987B2 (ja) | 2018-03-15 | 2022-02-17 | 株式会社京三製作所 | 可動式ホーム柵 |
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