JP2002160180A - 動作モード切替機能を備える電動工具 - Google Patents

動作モード切替機能を備える電動工具

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JP2002160180A
JP2002160180A JP2000356335A JP2000356335A JP2002160180A JP 2002160180 A JP2002160180 A JP 2002160180A JP 2000356335 A JP2000356335 A JP 2000356335A JP 2000356335 A JP2000356335 A JP 2000356335A JP 2002160180 A JP2002160180 A JP 2002160180A
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    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25BTOOLS OR BENCH DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, FOR FASTENING, CONNECTING, DISENGAGING OR HOLDING
    • B25B21/00Portable power-driven screw or nut setting or loosening tools; Attachments for drilling apparatus serving the same purpose
    • B25B21/02Portable power-driven screw or nut setting or loosening tools; Attachments for drilling apparatus serving the same purpose with means for imparting impact to screwdriver blade or nut socket

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 動作モードに応じて工具駆動源が制御される
電動工具において、電動工具に設定された動作モードを
変更することなく、一時的に予め定められた一の動作モ
ードに切替えることができる電動工具を提供する。 【解決手段】 動作モードを設定する設定手段34と、
設定手段34で設定される動作モードを予め定められた
一の動作モードに切り替える切替手段48と、動作モー
ドに応じて工具駆動源22を制御する制御手段38とを
備える。そして、制御手段38は、切替手段48が所定
の条件で操作された場合に一の動作モードで工具駆動源
22を駆動し、切替手段48が所定の条件で操作されな
い場合に設定手段34で設定される動作モードで工具駆
動源22を駆動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、動作モードに応
じて工具駆動源が制御される電動工具に関し、詳しくは
設定されている動作モードを変更することなく一時的に
切り替えるための技術に関する。
【0002】
【従来の技術】 電動工具には、作業品質の一定化や、
作業の容易化等の理由から、工具駆動源を設定した動作
条件(動作モード)で駆動するようにしたものがある
(例えば、特開平7−314344号、特開平10−1
80643号等)。このような電動工具では、動作モー
ドを設定する設定スイッチがハウジング等に設けられ、
この設定スイッチで設定された動作モードで工具駆動源
が駆動されることで、作業の容易化や作業品質の一定化
が図られていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】 ところで、上述の電
動工具では、何らかの理由で一時的に設定した動作モー
ド以外の動作モードで作業を行いたい場合がある。この
ような場合の具体例としては、例えば、ハンマとアンビ
ルの衝突によってネジ類を締付けるインパクトドライバ
等の電動工具においては、過剰な締付によるネジ類の破
損防止のため、ハンマとアンビルの衝突に基づいて工具
駆動源を自動的に停止する動作モード(いわゆる、オー
トストップモード)を有するものがある。かかる電動工
具において、締付けるネジ類にバリ等がある場合、この
バリによってネジ類が着座する前(ネジ類の座面が被締
付部材に当接する前)からハンマとアンビルが衝突し、
ネジ類が着座する前に工具駆動源が停止してしまう場合
がある。このような場合、ネジ類が着座するまで締付作
業を行う必要があるため、オートストップモードを一時
的に解除して手動で工具駆動源を駆動するモード(手動
モード)に切替えたいという要求がある。しかしなが
ら、従来の電動工具では、設定した動作モードを他の動
作モードに切替えるためには、その都度設定スイッチを
操作して、電動工具の設定自体を変更しなければならな
かった。したがって、一時的に切替えられた動作モード
(上述の具体例では手動モード)で作業を行った後、作
業者の不注意等により正しい動作モード(上述の具体例
ではオートストップモード)に設定し直されない場合、
間違った動作モードでその後の作業が行われてしまうこ
ととなる。
【0004】本発明は、上述した実情に鑑みてなされた
ものであり、その目的は、電動工具に設定された動作モ
ードを変更することなく、一時的に予め定められた一の
動作モードに切替えることができる電動工具を実現す
る。
【0005】
【課題を解決するための手段、作用及び効果】 上記課
題を解決するため請求項1に記載の電動工具は、動作モ
ードに応じて工具駆動源が制御される電動工具であり、
動作モードを設定する設定手段と、該設定手段で設定さ
れる動作モードを予め定められた一の動作モードに切り
替える切替手段と、動作モードに応じて工具駆動源を制
御する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記切替手
段が所定の条件で操作された場合に、前記一の動作モー
ドで工具駆動源を駆動し、前記切替手段が所定の条件で
操作されない場合に、前記設定手段で設定される動作モ
ードで工具駆動源を駆動する。上記電動工具では、動作
モードを設定する設定手段に加え、さらに動作モードを
予め定められた一の動作モードに切り替えるための切り
替え手段が設けられる。そして、この切替え手段が所定
条件で操作された場合にのみ、予め定められた一の動作
モードに切替えられる。したがって、上記電動工具によ
れば、電動工具に設定されている動作モードを変更する
ことなく、一の動作モードに切替えることができる。ま
た、切替え手段が所定条件で操作されない限り一の動作
モードへ切替わらないため、切替え手段が意図せず操作
されて一の動作モードへ切り替えられることが防止され
る。
【0006】請求項1に記載の電動工具において、前記
制御手段は、前記切替手段により切り替えられた一の動
作モードを、所定条件下前記設定手段により設定される
動作モードに自動的に復帰させることが好ましい(請求
項2)。このような構成によれば、切替えられた一の動
作モードが自動的に設定手段で設定される動作モードに
復帰するため、一の動作モードで作業し続けることが防
止される。
【0007】請求項2に記載の電動工具において、前記
切替手段は工具駆動源を起動する起動スイッチであり、
前記制御手段は、前記起動スイッチがON状態からOF
F状態とされてから所定時間内にON状態とされる場合
に所定条件下前記一の動作モードに切り替え、前記起動
スイッチがON状態からOFF状態とされてから所定時
間内にON状態とされない場合に前記設定手段で設定さ
れる動作モードとすることが好ましい(請求項3)。こ
のような構成によれば、切替手段に起動スイッチを用い
るため、新たな部品等を設ける必要が無い。また、起動
スイッチをOFFしてから所定時間内にONすると所定
条件下一の動作モードに切り替わり、所定時間内にON
しないと設定手段で設定される動作モードとなる。した
がって、一の動作モードで工具駆動源を駆動して作業を
終え起動スイッチをOFFすれば、所定時間以内に起動
スイッチをONしない限り設定手段で設定された動作モ
ードとなる。したがって、簡易な構成で請求項2に記載
の発明を実現することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】 上述した請求項に記載の電動工
具は、以下に記載の形態で好適に実施することができ
る。 (形態1) 請求項1〜3のいずれか一つに記載の電動
工具においては、前記設定手段による動作モードは、通
常の操作で変更できないようになっていることが好まし
い。このような形態によれば、作業者の不注意等によっ
て電動工具に設定されている動作モードが変更されるこ
とが防止される。ここで、「通常の操作で変更できな
い」とは、例えば、設定手段をバッテリパックを外した
場合にのみ操作できる位置に設けることや、あるいは、
特殊な装置により動作モードを設定すること(例えば、
通信により動作モードを設定する形態)等が相当する。 (形態2) 請求項1〜3に記載の電動工具は、ハンマ
とアンビル間に所定値以上の力が作用したときにアンビ
ルに対してハンマが遊転し、ハンマが所定角遊転した後
にハンマがアンビルに衝突してアンビルを回転させるこ
とでネジ類を締付る打撃締付工具であっても良い。かか
る打撃締付工具は、ネジ類への過度の締付を防止するた
めハンマとアンビルの衝突に基づいて自動的に工具駆動
源を停止する動作モード(オートストップモード)で作
業が行われる一方で、バリ等によりネジ類の着座前に工
具駆動源が停止した場合にはオートストップモードを解
除して手動モードで電動工具を操作したいという要求が
あるためである。したがって、一の動作モードを手動モ
ードとすれば、上述した要求に応えることができる。
【0009】
【実施例】 次に本発明を具現化した一実施例に係る電
動工具を、図を参照して説明する。図1はインパクトレ
ンチ1の一部断面側面図を示している。図中3はハウジ
ングを示し、ここに駆動源であるモータ22が収容固定
されている。このモータ22の出力軸20(ベアリング
19に軸支されている)にはギヤが形成され、このギヤ
に複数の遊星ギヤ12が噛合っている。この遊星ギヤ1
2はピン14を軸とし、このピン14はベアリング23
に軸支されたスピンドル8に固定されている。また、遊
星ギヤ12は、インターナルギヤケース18に固定され
たインターナルギヤ16に噛合っている。これらのギヤ
列によってモータ22の回転を減速する減速機構が構成
され、この減速機構によってスピンドル8が回転駆動さ
れる。
【0010】スピンドル8には複数の溝8aがV字型に
形成されており、そのスピンドル8にハンマ4が遊転可
能となっている。そして、ハンマ4と溝8a間にはボー
ル6が介装されている。この溝8aとボール6とにより
カム機構が構成され、ハンマ4はスピンドル8に対し溝
8aに沿って相対移動可能となっている。また、ハンマ
4とスピンドル8との間には、ボール51とワッシャ4
9を介してバネ10が圧縮状態で収容されており、ハン
マ4は図示右方に常時付勢されている。ハンマ4の先端
側には、アンビル2がハウジング3に対して回転可能に
取付けられている。アンビル2の先端2aは断面多角形
になっており、ここにナット類の頭部に係合する図示さ
れていないボックスが取付けられる。アンビル2の後端
面には直径方向に伸びる一対の突条2b、2cが形成さ
れている。またハンマ4の先端面にも直径方向に伸びる
突条4b、4cが形成されており、各突条2b、2cと
4b、4cの側面が当接するようになっている。
【0011】次に、上述した締付機構の作用について説
明する。上述した締付機構においてナット類が軽負荷で
締付けられる場合(ナット類が着座する前)は、アンビ
ル2とハンマ4の各突条間に作用する力、すなわちスピ
ンドル8とハンマ4間にボール6を介して作用する力も
弱く、ハンマ4はバネ10の力によってアンビル2側に
押付けられている。このためスピンドル8の回転がハン
マ4とアンビル2に連続的に伝えられ、ナット類(図示
しない)は連続的に締付けられる。一方、ナット類の締
付力が大きくなると(ナット類が着座して締付力が大き
くなると)、アンビル2とハンマ4の各突条間にも大き
な力が作用するようになり、スピンドル8とハンマ4間
にもボール6を介して大きな力が作用するようになる。
このためハンマ4を溝8aに沿ってスピンドル8の後方
側に移動させる力も大きくなる。すなわち、アンビル2
とハンマ4間に所定値以上の力が作用すると、ハンマ4
が後退して突条2b、2cと突条4b、4cの当接関係
が失われ、ハンマ4はアンビル2に対して遊転する。突
条4b、4cが突条2b、2cをのりこえると、バネ1
0によりハンマ4は前進する。このためハンマ4はアン
ビル2に対して所定角遊転したのちに衝突する。この遊
転して衝突する現象が繰り返され、衝突毎にナット類は
より強固に締付けられることとなる。
【0012】次に、ハンドル部3aに設けられるスイッ
チ類等の各種部品について図1及び図2を用いて説明す
る。ここで、図2は、バッテリパック122を締付工具
1から取外して図1中II方向から(締付工具1下側か
ら)みた図である。図1に示すように、ハンドル部3a
には、モータ22を起動させるためのトリガースイッチ
48及びモータ22の回転方向を切換える正逆転切替ス
イッチ24が設けられている。また、ハンドル部3aの
下端にはダイヤル設定部34が設けられている。このダ
イヤル設定部34には、図2に良く示されるように、第
1設定ダイヤル33と第2設定ダイヤル35が設けられ
ている。第1設定ダイヤル33には0〜9の数字目盛り
とA〜Fのアルファベット目盛りが設けられており、第
2設定ダイヤル35には0〜9の数字のみの目盛りが設
けられている。本実施例では、これらのダイヤル33、
35の数値を適宜設定することで、ハンマ4とアンビル
2の衝突からモータ22を停止するまでの時間を設定す
るようになっている。すなわち、本実施例では、第1設
定ダイヤル33で設定された数値「x」と、第2設定ダ
イヤル35で設定された数値「y」とに基づいて、ハン
マ4とアンビル2が最初に衝突してからモータ22を停
止するまでの時間が設定されるようになっている。具体
的には、第1設定ダイヤル33に数値「x」,第2設定
ダイヤル35に数値「y」が設定された場合、最初の衝
突からモータ22が停止するまでの時間Tsetは、(1
0×x+y)×0.02秒である。ただし、第1設定ダ
イヤル33、第2設定ダイヤル35に、ともに「0」が
設定された場合は、衝突の有無に関わらずトリガースイ
ッチ48をONしている間モータ22を駆動する動作モ
ード(手動モード)に設定される。以上の説明から明ら
かなように、本実施例ではダイヤル設定部34により本
締付工具1の動作モードが設定されており、このダイヤ
ル設定部34が請求項にいう設定手段に相当する。な
お、図1から明らかなように、このダイヤル設定部34
は、バッテリパック122を外した場合にのみ、各ダイ
ヤル33、35の設定を変更することができる構造とな
っている。これは、作業者の意図しない動作モードの設
定変更を防止するためである。また、図2に示すよう
に、ハンドル部3aの下端には接触子42が設けられ、
この接触子42に、バッテリパック122の接触子(図
示されていない)が接触させられる。
【0013】なお、ハンドル部3a内の下端よりの位置
には、図1に示すように制御基板36が取付けられてお
り、ここにマイクロコンピュータ38やスイッチング回
路114等の電子部品が実装されている。また、制御基
板36にはハンマ4とアンビル2の衝突音を受音する受
音部30(圧電ブザー等)が組込まれている。
【0014】次に図3を参照して本締付工具1の制御回
路の構成を説明する。本締付工具1の制御回路は、制御
基板36に取り付けられた受音部30と、マイクロコン
ピュータ38を中心に構成される。マイクロコンピュー
タ38は、CPU110、ROM118、RAM120
とI/O108が1チップ化されたマイクロコンピュー
タであり、図3に示すように接続されている。このマイ
クロコンピュータ38のROM118には、受音部30
で検出されたハンマ4とアンビル2の衝突音に基づいて
モータ22を停止させる制御プログラムや、ダイヤル設
定部34で設定された動作モードを一時的に手動モード
へ切替えるための制御プログラム等が記憶されている。
一方、受音部30は、フィルタ102を介して比較器1
04の一方の端子に接続されている。比較器104の他
方の端子には基準電圧発生器112の電圧V3が入力さ
れる。比較器104の出力電圧はマイクロコンピュータ
38に入力されるようになっている。なお、電源である
バッテリパック122は、マイクロコンピュータ38に
接続されるとともに、トリガースイッチ48、正逆転切
替スイッチ24及びスイッチング素子40を介してモー
タ22に接続されている。このスイッチング素子40は
スイッチング回路114を介してマイクロコンピュータ
38に接続され、マイクロコンピュータ38からの出力
信号によりON−OFFされるようになっている。ま
た、マイクロコンピュータ38には、スイッチング素子
40と正逆スイッチ24を接続する配線の一方が接続さ
れており、さらに設定ダイヤル34も接続されている。
【0015】上述した回路では、受音部30で音を検出
すると、これにより受音部30から電圧V1が発生す
る。この電圧V1は、フィルタ102で低周波ノイズが
除去され、電圧V2となって比較器104に出力され
る。比較器104はフィルタ102から出力された電圧
V2が他方の比較電圧V3よりも高くなるとオフからオ
ンすることによりパルス波を出力する。比較器104か
ら出力されたパルス波は、マイクロコンピュータ38に
より検出されることとなる。
【0016】次に、上述したように構成される本締付工
具1において、ダイヤル設定部34で設定された動作モ
ード(以下、単に通常モードという)を一時的に手動モ
ード(請求項にいう予め設定された一の動作モード)に
切替える際のマイクロコンピュータ38の作動について
図4乃至図6を参照して説明する。ここで、図4はマイ
クロコンピュータ38で行われる動作モード切替え処理
を示すフローチャートであり、図5は通常モードにおけ
る処理を示すフローチャートであり、図6は手動モード
における処理を示すフローチャートを示している。な
お、以下の説明では、まず、動作モードを通常モードか
ら手動モード(又は手動モードから通常モード)に切り
替える動作モード切替処理について説明し、その後、こ
の動作モード切替処理により相互に切り替えられる通常
モードと手動モードの処理について説明する。本締付工
具1の動作モード切替処理では、図4に示すように、ま
ず、マイクロコンピュータ38はトリガースイッチ48
がOFFされたか否かを判断する(S01)。具体的に
は、マイクロコンピュータ38に接続された正逆スイッ
チ24とスイッチング素子40間の配線の電位の状態で
トリガースイッチ48がOFFされたか否かを判断す
る。トリガースイッチ48がOFFされていない場合
〔ステップS01でNOの場合〕にはトリガースイッチ
48がOFFされるまで待機し、トリガースイッチ48
がOFFされた場合〔ステップS01でYESの場合〕
にはトリガ操作間隔計算用タイマTTRIGをスタートする
(S02)。ここで、トリガ操作間隔計算用タイマT
TRIGは、トリガースイッチ48がOFFされてからON
されるまでの時間間隔を計時するためのタイマである。
トリガ操作間隔計算用タイマTTRIGがスタートすると、
次にマイクロコンピュータ38はトリガースイッチ48
がONされたか否かを判断する(S03)。そして、ト
リガースイッチ48がONされていない場合〔ステップ
S03でNOの場合〕には、トリガースイッチ48がO
Nされるまで待機し、トリガースイッチ48がONされ
た場合〔ステップS03でYESの場合〕には、トリガ
操作間隔計算用タイマTTRIGを停止し、その停止したト
リガ操作間隔計算用タイマTTRIGの値が所定値(本実施
例においては、0.5秒)以内か否かを判断する(S0
4)。そして、トリガ操作間隔計算用タイマTTRIGが所
定時間以内の場合〔ステップS04がYESの場合〕に
は手動モードとなり(ステップS06)、トリガ操作間
隔計算用タイマTTRIGが所定時間以内でない場合〔ステ
ップS04がNOの場合〕には通常モードとなる(ステ
ップS05)。以上の説明から明らかなように、本実施
例ではトリガースイッチ48をOFFしてから所定時間
以内にトリガースイッチ48をONする場合に手動モー
ドに切り替わり、所定時間以内にトリガースイッチ48
をONしない場合は通常モードとなる。
【0017】次に、通常モード(トリガ操作間隔計算用
タイマTTRIGが所定時間以内でない場合)におけるマイ
クロコンピュータ38の処理を、図5を参照して説明す
る。通常モードにおいてトリガースイッチ48がONさ
れると、マイクロコンピュータ38は、まず、ダイヤル
設定部34に設定された数値「xy」を読込む(S1
0)。次に、マイクロコンピュータ38は、その数値が
「00」か否かを判断する(S12)。そして、このダ
イヤル設定部34が「00」の場合〔ステップS12で
YESの場合〕には手動モード処理(図6参照)に移行
し、ダイヤル設定部34が「00」でない場合には、ス
イッチング回路114を介してスイッチング素子40に
信号を出力することでモータ22の回転を開始する(S
14)。すなわち、ダイヤル設定部34が「00」以外
の場合には、締付工具1はオートストップモードとな
り、このオートストップモードによりネジ類の締付が行
われることとなる。
【0018】次に、マイクロコンピュータ38は、ハン
マ4とアンビル2の打撃を検出したか否かを判断する
(S16)。具体的には、マイクロコンピュータ38に
比較器104から出力されるパルス波が入力するか否か
を判断する。ハンマ4とアンビル2の打撃を検出してい
ない場合〔ステップS16でNOの場合〕には、ハンマ
4とアンビル2の打撃を検出するまでその状態で待機
し、逆に、ハンマ4とアンビル2の打撃を検出した場合
〔ステップS16でYESの場合〕には、オートストッ
プ用タイマTautoをスタートさせる(S20)。ここ
で、オートストップ用タイマTautoはモータ22を停止
させるための時間を計時するタイマである。ステップS
20によりオートストップ用タイマTautoがスタートす
ると、次に、マイクロコンピュータ38は、オートスト
ップ用タイマTautoがダイヤル設定部34で設定した時
間(すなわち、ステップS10で読込んだ数値「xy」
によって決定される時間)以上となったか否かを判断す
る(S22)。オートストップ用タイマTautoが設定値
以上となっていない場合〔ステップS22がNOの場
合〕にはオートストップ用タイマTautoが設定値以上と
なるまで待機し、オートストップ用タイマTautoが設定
値以上となっている場合〔ステップS22がYESの場
合〕にはモータ22の駆動を停止する(S24)。具体
的には、マイクロコンピュータ38は、スイッチング素
子40に出力されている信号を停止することで、スイッ
チング素子40をOFFしてモータ22の回転を停止さ
せる。したがって、このオートストップモードでは、作
業者がトリガースイッチ48をONし続けてもモータ2
2が自動的に停止するため、ネジ類に過度の締付トルク
が作用することが防止されることとなる。なお、このオ
ートストップモードにおいて、作業者はモータ22の回
転が停止した後トリガースイッチ48をOFFすること
となるが、このトリガースイッチ48のOFFにより図
4の動作モード切替え処理が開始されることとなる。
【0019】次に、手動モード(トリガ操作間隔計算用
タイマTTRIGが所定時間以内の場合)におけるマイクロ
コンピュータ38の処理を、図6を参照して説明する。
手動モードに切替えられた場合には、既にトリガースイ
ッチ48がONされているため、マイクロコンピュータ
38はモータ22の回転を開始する(S42)。モータ
22の回転を開始すると、次に、マイクロコンピュータ
38はトリガースイッチ48がOFFされたか否かを判
断する(S44)。トリガースイッチ48がOFFされ
ていない場合〔ステップS44でNOの場合〕にはトリ
ガースイッチ48がOFFされるまでその状態(すなわ
ち、モータ22が回転し続ける状態)で待機し、トリガ
ースイッチ48がOFFされた場合〔ステップS44で
YESの場合〕にはモータ22の回転を停止することと
なる(S46)。したがって、モータ22はトリガース
イッチ48をONし続ける限り回転され、ネジ類が連続
して締付けられることとなる。なお、この手動モードに
おいても、トリガースイッチ48がONからOFFとな
ると、このトリガースイッチ48のOFFにより動作モ
ード切替え処理が開始されることとなる。
【0020】上述の説明から明らかなように、本実施例
に係る締付工具1ではトリガースイッチ48がONから
OFFされると、そのトリガースイッチのOFFを契機
にタイマ(トリガ操作間隔計算用タイマTTRIG)がスタ
ートする。そして、トリガースイッチ48が所定時間以
内にONされた場合には手動モードとなり、所定時間以
内にONされない場合には通常モード(ダイヤル設定部
34で設定された動作モード)となる。したがって、手
動モードで作業したい場合(例えば、オートストップモ
ードの作業によりネジ類が着座する前にモータ22の回
転が停止した場合)には、ダイヤル設定部34を操作す
ることなく(ダイヤル設定部によって設定された動作条
件を変更することなく)手動モードに切替えることがで
きる。また、手動モードに切替えるためには、トリガー
スイッチ48を短時間(本実施例では0.5秒)の間に
OFFからONしなければならず、通常の作業によって
は手動モードに切り替わらないようになっている。した
がって、作業者が意図することなく手動モードに切り替
わってしまうことが防止されている。さらに、上述のよ
うにトリガースイッチ48を操作することで手動モード
に切替えられた場合、作業が終了してトリガースイッチ
48がOFFされると、このトリガースイッチ48のO
FFを契機に動作モード切替え処理が開始される。そし
て、トリガースイッチ48が所定時間以内にONされな
いと、ダイヤル設定部34で設定した動作モードに戻
る。したがって、作業者が意図的にトリガースイッチ4
8をONしない限りダイヤル設定部34で設定した動作
モードに戻ることとなるため、切替えられた動作モード
(手動モード)で作業が続けられることが防止される。
【0021】以上、本発明の好適な一実施例について詳
細に説明したが、これは例示に過ぎず、本発明は当業者
の知識に基づいて種々の変更、改良を施した形態で実施
することができる。例えば、上述した実施例において
は、ハンマ4とアンビル2の打撃を検出してから所定時
間後にモータ22を停止する締付工具に適用した例であ
ったが、本発明はこのような形態に限られず、動作条件
を設定し、その設定した動作条件でモータ等を駆動する
ようにした電動工具に適用することができる。このよう
な電動工具としては、例えば、ソフトインパクトドライ
バや、トルクレンチ等のような締付工具(上述の実施例
と同様にオートストップモードと手動モードの切替え)
や、あるいは、スクリュードライバのような電動工具に
適用することができる。スクリュードライバに適用した
場合を具体的に説明すると、スクリュードライバによる
ネジ締めにおいては、ネジが傾いた状態でネジ締めが行
われてしまった場合にネジが正常な状態で着座しないと
きがある。このような場合、一旦締めていたネジを緩め
て、再度ネジ締めを行う必要が生じる。そこで、本発明
を適用することで、正逆転スイッチ等を操作することな
く、ネジ締めモードの運転を一時的に逆転モードに切替
えてネジをゆるめた後、再度ネジ締めモードとすること
によって、上述した場合に対応することが可能となる。
また、上述した実施例においては、トリガースイッチ4
8をONからOFFとし0.5秒以内に再度ONした場
合に手動モードに切り替わるようにしたが、手動モード
に切り替わるためには更に他の条件を満足した場合に限
り切り替わるような形態とすることができる。例えば、
オートストップモードから手動モードに切り替わるため
には、オートストップモードによるモータ22の停止後
におけるトリガースイッチ48の操作によってのみ切り
替わるような形態としても良い。このような形態によれ
ば、オートストップモード動作中に作業者が何らかの原
因でトリガースイッチ48をOFFして再度ONしたよ
うな場合には、オートストップモードから手動モードに
切り替わらないこととなる。したがって、オートストッ
プモードが不用意に手動モードに切替えられることが防
止される。また、上述した実施例においては、トリガー
スイッチ48により動作モードを手動モードに切替える
こととしたが、このような形態ではなく、別にスイッチ
等を設けて動作モードを切替えるようにしても良い。要
は、電動工具の動作モードを設定する設定手段(本実施
例では、ダイヤル設定部34)以外の切替えスイッチを
設け、このスイッチにより動作モードが切り替わるよう
にすれば良い。さらに、切替え手段(上述した実施例で
は、トリガースイッチ48)を操作することによって切
替えられる動作モードも手動モードに限られることな
く、本発明が適用される電動工具の作業内容及び電動工
具の有する機能等に応じて適宜設定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施例に係る締付工具の一部断面側面図。
【図2】 本実施例の締付工具からバッテリパックを外
して下側から(図1のII方向から)見た図。
【図3】 本実施例に係る締付工具の回路構成を示すブ
ロック図。
【図4】 本実施例に係る締付工具の動作モード切替え
処理を説明するためのフローチャート。
【図5】 通常モードの動作を説明するためのフローチ
ャート。
【図6】 手動モードの動作を説明するためのフローチ
ャート。
【符号の説明】
2 ・・アンビル 4 ・・ハンマ 30・・受音部 34・・ダイヤル設定部 38・・マイクロコンピュータ 48・・トリガースイッチ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 動作モードに応じて工具駆動源が制御さ
    れる電動工具であり、 動作モードを設定する設定手段と、該設定手段で設定さ
    れる動作モードを予め定められた一の動作モードに切り
    替える切替手段と、動作モードに応じて工具駆動源を制
    御する制御手段とを備え、 前記制御手段は、前記切替手段が所定の条件で操作され
    た場合に、前記一の動作モードで工具駆動源を駆動し、
    前記切替手段が所定の条件で操作されない場合に、前記
    設定手段で設定される動作モードで工具駆動源を駆動す
    る、電動工具。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の電動工具において、前
    記制御手段は、前記切替手段により切り替えられた一の
    動作モードを、所定条件下前記設定手段により設定され
    る動作モードに自動的に復帰させる、電動工具。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の電動工具において、前
    記切替手段は工具駆動源を起動する起動スイッチであ
    り、前記制御手段は、前記起動スイッチがON状態から
    OFF状態とされてから所定時間内にON状態とされる
    場合に所定条件下前記一の動作モードに切り替え、前記
    起動スイッチがON状態からOFF状態とされてから所
    定時間内にON状態とされない場合に前記設定手段で設
    定される動作モードとする、電動工具。
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