JP2002159725A - 遊技用管理装置 - Google Patents

遊技用管理装置

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JP2002159725A
JP2002159725A JP2001319374A JP2001319374A JP2002159725A JP 2002159725 A JP2002159725 A JP 2002159725A JP 2001319374 A JP2001319374 A JP 2001319374A JP 2001319374 A JP2001319374 A JP 2001319374A JP 2002159725 A JP2002159725 A JP 2002159725A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 遊技結果価値再遊技システムを採用した場合
に発生する営業割数の誤差を極力小さくできる遊技用管
理装置を提供する。 【構成】 遊技媒体の貸出に使用された使用金額情報か
ら貸出遊技媒体数を算出し(S66)再遊技使用遊技媒
体数に手数料遊技媒体数を加算した結果に係数を乗算し
て擬似貸出遊技媒体数を算出し(S67)、前記貸出遊
技媒体数に前記擬似貸出遊技媒体数を加算し(S6
8)、その加算結果をもとに営業割数を演算する(S6
9)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえば、パチンコ遊
技機やコイン遊技機あるいはスロットマシン等の遊技機
が設置された遊技場において用いられる遊技用管理装置
に関し、詳しくは、貸出された遊技媒体を使用して遊技
を行なうことができるとともに、遊技を行なった結果と
しての有価価値である遊技結果価値を使用して再遊技を
行なうことができる遊技場での遊技用管理装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、遊技場においては、たとえば、遊
技者に貸出されたパチンコ玉やコイン等の遊技媒体を使
用して遊技機により遊技を行ない、その遊技の終了時に
おいて、遊技結果としての有価価値である遊技結果価値
が特定可能な情報が記録された記録媒体が遊技者に払出
される等して、遊技者はその払出された記録媒体の記録
情報によって特定される遊技結果価値を使用して再遊技
を行なうことができるようにするという営業方法があっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一方、遊技場において
は、遊技場にとって利益となる利益情報と遊技場にとっ
て不利益となる不利益情報の差である差数を演算し、前
記貸出された遊技媒体数から前記差数を減じた結果を、
前記貸出された遊技媒体数で除して{(貸玉数−差数)
/貸玉数}、いわゆる営業割数を演算して求め、遊技場
経営に利用せんとしていた。
【0004】しかし、前述したように、遊技結果価値を
使用して再遊技をできるようにした場合において、前記
従来の営業割数を演算するシステムでは、前記再遊技に
使用された遊技結果価値がその営業割数の演算に考慮さ
れない状態となるために、正確な営業割数を算出するこ
とができず誤差が発生するという欠点が生ずる。
【0005】本発明は、係る実情に鑑み考え出されたも
のであって、その目的は、遊技結果価値を使用して再遊
技を行なった場合の営業割数の誤差を極力小さくするこ
とのできる遊技用管理装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、貸出された遊技媒体を使用して遊技を行なうことが
できるとともに、遊技を行なった結果としての有価価値
である遊技結果価値を景品交換することができ、該景品
交換に用いられなかった遊技結果価値を使用して再遊技
を行なうことができる遊技場での遊技用管理装置であっ
て、前記遊技媒体の貸出量に関す貸出情報と、遊技場に
とって利益となる利益情報と遊技場にとって不利益とな
る不利益情報との差である差数情報とに基づいて営業割
数を演算する割数演算手段と、該割数演算手段の演算結
果を出力する出力手段とを含み、前記割数演算手段は、
前記遊技結果価値を使用した再遊技の際に貸出された前
記遊技媒体の貸出量をも前記貸出情報に含めて前記営業
割数を演算することを特徴とする。
【0007】請求項2に記載の本発明は、請求項1に記
載の発明の構成に加えて、前記貸出された遊技媒体数を
演算する貸出遊技媒体数演算手段と、前記再遊技に使用
された遊技結果価値を前記貸出された遊技媒体数に換算
するための所定の演算を行なって擬似貸出遊技媒体数を
算出する擬似貸出遊技媒体数演算手段と、遊技場にとっ
て利益となる利益情報と遊技場にとって不利益となる不
利益情報との差である差数を演算する差数演算手段とを
さらに含み、前記割数演算手段は、前記貸出遊技媒体数
演算手段の演算結果と前記擬似貸出遊技媒体数演算手段
の演算結果との和から前記差数演算手段の演算結果を減
じた値を、前記貸出遊技媒体数演算手段の演算結果と前
記擬似貸出遊技媒体数演算手段の演算結果との和で除し
て営業割数を演算することを特徴とする。
【0008】請求項3に記載の本発明は、請求項2に記
載の発明の構成に加えて、前記擬似貸出遊技媒体数演算
手段は、前記再遊技に使用された遊技結果価値に所定の
係数を乗じる演算を行って擬似貸出遊技媒体数を算出す
ることを特徴とする。
【0009】請求項4に記載の本発明は、請求項1に記
載の発明の構成に加えて、前記割数演算手段は、遊技機
ごとの営業割数を演算可能なものであり、前記出力手段
は、遊技機ごとにその遊技機を特定可能な情報とともに
前記割数演算手段の演算結果を出力することを特徴とす
る。
【0010】請求項5に記載の本発明は、請求項1に記
載の発明の構成に加えて、前記割数演算手段は、複数の
遊技機における営業割数の平均を演算可能なものであ
り、前記出力手段は、前記割数演算手段によって演算さ
れた複数の遊技機の割数の平均を出力するものであるこ
とを特徴とする。
【0011】
【作用】請求項1に記載の本発明によれば、割数演算手
段の働きにより、遊技媒体の貸出量に関する貸出情報
と、遊技場にとって利益となる利益情報と遊技場にとっ
て不利益となる不利益情報との差である差数情報とに基
づいて、営業割数が演算される。そして、前記遊技結果
価値を使用した再遊技が行なわれた場合に、その再遊技
の際に貸出された前記遊技媒体の貸出量をも前記貸出情
報に含めて前記営業割数が演算される。そして、その演
算結果が出力手段により出力される。
【0012】請求項2に記載の本発明によれば、請求項
1に記載の発明の作用に加えて、貸出遊技媒体数演算手
段の働きにより、貸出された遊技媒体数が演算される。
擬似貸出遊技媒体数演算手段の働きにより再遊技に使用
された遊技結果価値を前記貸出された遊技媒体数に換算
するための所定の演算が行なわれて擬似貸出遊技媒体数
が演算される。差数演算手段の働きにより、遊技場にと
って利益となる利益情報と遊技場にとって不利益となる
不利益情報との差である差数が演算される。割数演算手
段の働きにより、前記貸出遊技媒体数演算手段の演算結
果と前記擬似貸出遊技媒体数演算手段の演算結果との和
から前記差数演算手段の演算結果を減じた値を、前記貸
出遊技媒体数演算手段の演算結果と前記擬似貸出遊技媒
体数演算手段の演算結果との和で除して営業割数が演算
される。そして、出力手段の働きにより、前記割数演算
手段の演算結果が出力される。
【0013】請求項3に記載の本発明によれば、請求項
2に記載の発明の作用に加えて、前記再遊技に使用され
た遊技結果価値に所定の係数を乗じる演算を行なって擬
似貸出遊技媒体数が算出される。
【0014】請求項4に記載の本発明によれば、請求項
1に記載の発明の作用に加えて、遊技機ごとの営業割数
が演算されて出力される。
【0015】請求項5に記載の本発明によれば、請求項
1に記載の発明の作用に加えて、複数の遊技機における
営業割数の平均が演算されて出力される。
【0016】
【発明の実施例】次に、本発明の実施例を図面に基づい
て詳細に説明する。
【0017】図1は、本発明に係る遊技用管理装置が用
いられる遊技場全体のシステム概略図である。遊技場に
は、複数の遊技機(パチンコ遊技機)14と、複数の共
通記録媒体発行手段1と、複数の遊技媒体処理手段8
と、複数の景品交換処理手段5とが設置されており、そ
れぞれが中継手段2,7,12,15を介して遊技用管
理装置3に接続されている。図中13は共通カード処理
機等から構成される共通記録媒体処理手段である。
【0018】遊技者がこの遊技場において遊技をするに
は、共通記録媒体発行手段1により共通記録媒体として
の共通カード2を購入する。共通カードとは、遊技者の
購入代金の対価としての共通有価価値が特定可能な情報
(識別情報)が記録された第三者発行型のプリペイドカ
ードのことであり、共通カードシステムに加盟している
遊技場において共通に使用可能なカードのことである。
遊技者はまず共通記録媒体発行手段1に貨幣を投入す
る。するとその投入貨幣の額が7セグメントあるいは液
晶,CRT等から構成されている投入額表示手段28に
より表示される。遊技者は、投入額の範囲内で発行金額
選択ボタンからなる発行金額選択手段27を選択操作す
る。すると選択された発行金額に相当する共通有価価値
を有する共通カード2が共通カード挿入・排出口16か
ら排出される。そして、釣銭がある場合には釣銭が遊技
者に払出される。発行された共通カード2には、発行さ
れた遊技場を識別するための発行店識別情報,どの共通
記録媒体発行手段で発行されたかを識別するための発行
手段識別情報,発行された共通カードを他の共通カード
から識別するための記録媒体識別情報,発行日情報,前
記共通有価価値としての発行金額情報,カードのセキュ
リティを保つためのセキュリティ情報が記録されてい
る。
【0019】一方、他の遊技場において遊技者が購入し
た共通カードすなわち他店発行共通カードを使用してこ
の遊技場で遊技者が遊技をするには、まず図示破線で示
すように、他店発行共通カード2をカード挿入・排出口
16に挿入する。すると、共通記録媒体発行手段1によ
りその挿入された共通カードに記録されている前述した
種々の記録媒体情報が読取られて中継手段92を介して
遊技用管理装置3に送信され、遊技用管理装置3により
その他店発行共通カードが使用可能なものであるか否か
を判断してもらう。
【0020】そして、遊技者は、前記共通カード2を共
通カード処理機から構成されている共通記録媒体処理手
段13のカード挿入・排出口20に挿入する。すると、
共通記録媒体処理手段13によりその挿入された共通カ
ードに記録されている記録媒体情報が読取られ、その挿
入された共通カードが適正なカードで発行金額の残金額
がまだ残っている場合に、遊技者が遊技媒体貸出操作ス
イッチからなる遊技媒体貸出操作検出手段32を操作す
ることにより、遊技媒体の一例のパチンコ玉が玉貯留皿
22に払出される。その状態で、遊技者が打球動作ハン
ドル21を回動操作することにより、玉貯留皿22内の
玉が1つずつ遊技領域23に打込まれる。
【0021】遊技機14の遊技領域23には、図1には
示していないが、始動入賞領域と、表示状態が変化可能
な可変表示装置からなる可変表示手段と、遊技者にとっ
て有利となる第1の状態と遊技者にとって不利となる第
2の状態とに変化可能な可変入賞球装置からなる遊技価
値付与手段とが設けられている。そして、打込玉が始動
入賞領域に入賞すれば、可変表示手段が可変表示されて
その表示結果が予め定めた特定の表示態様(たとえば7
77)になれば、前記可変入賞球装置からなる遊技価値
付与手段が第1の状態になり、打込玉が大量に入賞可能
な状態となる。そして、打込玉が入賞するごとにその入
賞に対応する個数の景品玉が玉貯留皿22内に払出され
る。
【0022】遊技機14においては、前記入賞玉の検出
に基づいた遊技場にとって不利益となる不利益情報が遊
技媒体払出制御手段60に設けられている不利益情報出
力手段から中継手段15を介して遊技用管理装置3に送
信される。また遊技者が遊技領域23に打込んだ打込玉
の検出に基づいた遊技場にとって利益となる利益情報が
利益情報出力手段26から中継手段15を介して遊技用
管理装置3に送信される。図中25はマイクロコンピュ
ータ等からなる遊技制御手段であり、この遊技制御手段
25により遊技機14の遊技状態が制御される。
【0023】遊技者が図示しない遊技終了スイッチ等を
操作して遊技終了操作を行なえば、共通カード2を挿入
して遊技を開始してから終了するまでの間に発生した利
益情報,不利益情報,貸出情報により算出される遊技結
果価値情報が挿入されている共通カードに記録されて共
通記録媒体処理手段13のカード挿入・排出口20から
遊技者に排出される。遊技者は、玉貯留皿22等に排出
されているパチンコ玉を玉箱19に抜取って、その玉箱
と排出された共通カード2とを遊技媒体処理手段8にま
で持参する。そして矢印で示すように、玉箱19内のパ
チンコ玉を遊技媒体処理手段8内に投入するとともに共
通カード2を共通カード挿入・排出口18に挿入する。
すると、投入したパチンコ玉の数が遊技媒体数表示手段
9により表示される。そして、挿入された共通カードに
記録されている前記遊技結果価値と投入されたパチンコ
玉の数とを比較して両者に大きな隔たり(大きな誤差)
がないことを条件に、挿入された共通カード2に投入さ
れたパチンコ玉の数である遊技媒体数情報が記録されて
排出される。
【0024】遊技者は、その排出された共通カード2に
記録されている遊技媒体数情報を用いて再遊技すること
が可能である。その場合には、その排出された共通カー
ド2を共通記録媒体処理手段13のカード挿入・排出口
20に挿入し、再遊技貸出操作スイッチ等を操作すれ
ば、その操作が再遊技貸出操作検出手段31で検出され
る。すると、その挿入された共通カードに記録されてい
る遊技媒体計数情報を使用してパチンコ玉が玉貯留皿2
2内に貸出され、その貸出されたパチンコ玉を弾発発射
して遊技を行なうことができる。
【0025】一方、遊技者は、遊技媒体処理手段8のカ
ード挿入・排出口18から排出された共通カード2に記
録されている遊技媒体計数情報を景品交換したい場合に
は、景品交換処理手段5のカード挿入・排出口17にそ
の共通カード2を挿入する。すると、挿入された共通カ
ード2に記録されている遊技媒体計数情報が液晶,CR
Tあるいは7セグメント等からなる遊技媒体数表示手段
6により表示される。そして、その表示された遊技媒体
数の範囲内で遊技者が景品交換したい景品の種類を指定
して入力操作する。すると、その入力された景品の種類
が記録された取引明細(レシート等)が遊技者に発行さ
れるとともに、景品交換のうちの残っている遊技媒体数
が共通カード2に記録されて排出される。遊技者は、発
行された取引明細を遊技場のカウンタ等に持っていって
景品交換を行なう。
【0026】一方、遊技場のホストコンピュータ等から
なる遊技場管理装置3には、液晶あるいはCRT等から
なる表示手段4が設けられているとともに、プリンタ等
からなる印字手段29が設けられており、さらにキーボ
ード等からなる出力指令手段30が設けられている。そ
して、この出力指令手段30を操作することにより後述
する所定の情報が表示,印字出力される。また後述する
所定の情報が地区管理センターに送信される。
【0027】なお、共通記録媒体発行手段1,遊技媒体
処理手段8,景品交換処理手段5には、それぞれ挿入さ
れた共通カード2に記録されている情報を読取ったり情
報を更新したりするための共通記録媒体処理手段が内蔵
されている。また、本実施例においては、遊技機の一例
としてパチンコ遊技機14を示したが、その代わりに、
コイン遊技機あるいはスロットマシン等であってもよ
い。そして、コイン遊技機あるいはスロットマシンの場
合には、遊技媒体としてコインが用いられる。
【0028】図2は、本発明に係る遊技用管理装置およ
びその周辺機器を示す制御ブロック図である。遊技者が
貨幣を投入して共通記録媒体発行手段1から共通カード
を発行してもらう場合には、識別情報発行要求信号が中
継手段92を介して遊技用管理装置3の識別情報発行手
段43に入力される。識別情報発行手段43は、それを
受けて、まだ未発行のカード番号等からなる識別情報信
号を中継手段2を介して共通記録媒体発行手段1に返信
する。共通記録媒体発行手段1は、その返信されてきた
カード番号等からなる識別情報を前述した発行店識別情
報,発行手段識別情報,記録媒体識別情報,発行日情
報,発行金額情報とともに共通カードに記録して遊技者
に排出する。そして、共通記録媒体発行手段1は、発行
した共通カードに記録した前記発行店識別情報,発行手
段識別情報、記録媒体識別情報,発行日情報,発行金額
情報からなる記録媒体情報信号を中継手段92を介して
遊技用管理装置の識別情報登録手段44に送信する。
【0029】識別情報登録手段44は、その送信されて
きた記録媒体情報信号を有価価値分類記憶手段47に伝
送する。有価価値分類記憶手段47では、その伝送され
てきた記録媒体情報を、記録媒体識別情報ごとに分類し
て記憶する。すなわち、識別情報登録手段44により、
記録媒体識別情報ごとに分類してその記録媒体識別情報
に対応する発行店識別情報や発行金額情報等の記録媒体
情報が有価価値分類記憶手段47に記憶されて登録され
る。
【0030】管理センター40,41から情報出力要求
があれば、遊技用管理装置3は、有価価値分類記憶手段
47に記憶した記録媒体情報信号を通信手段42を介し
て地区管理センター40に送信する。地区管理センター
40では、その送信されてきた記録媒体情報信号を記憶
するとともにその記録媒体情報信号を総合管理センター
41に出力する。総合管理センター41は、その送信さ
れてきた記録媒体情報信号を記憶して登録する。地区管
理センター40は、日本全国を複数の地区に区分したそ
れぞれの地区ごとに1つずつ設置されている管理センタ
ーである。総合管理センター41は、その複数の地区管
理センターを統括的に管理するための総合的な管理セン
ターである。
【0031】遊技者が他店発行共通カードを共通記録媒
体発行手段1に挿入した場合には、その他店発行共通カ
ードに記録されている発行店識別情報,発行手段識別情
報,記録媒体識別情報,発行日情報,発行金額情報から
なる記録媒体情報信号が中継手段92を介して識別情報
登録手段44に送信される。なお、この発行店識別情報
は、この遊技場の識別情報ではなく当該共通カードが発
行された他の遊技場の識別情報であり、発行手段識別情
報は、その他の遊技場に設置されている複数の共通記録
媒体発行手段のうちの当該共通カードが発行された共通
記録媒体発行手段の識別情報である。識別情報登録手段
44は、その送信されてきた記録媒体情報信号を有価価
値分類記憶手段47に出力して前述と同様に有価価値分
類記憶手段47に記憶させるとともに他店発行記録媒体
照合手段50にも出力する。他店発行記録媒体照合手段
50では、その出力されてきた記録媒体情報信号を通信
手段42を介して地区管理センター40に送信する。そ
して、地区管理センター40でその送信されてきた記録
媒体情報信号と合致する記録媒体情報が登録されている
か否かを判定し、登録されている場合には、その記録媒
体識別情報に対応する記録媒体情報信号を通信手段42
に返信する。通信手段42では、その返信されてきた情
報を他店発行記録媒体照合手段50に出力する。他店発
行記録媒体照合手段50では、その出力されてきた記録
媒体識別情報を識別情報照合手段45に出力し、識別情
報照合手段45はその記録媒体識別情報と既に有価価値
分類記憶手段47に記憶されている記録媒体識別情報に
対応する記録媒体情報とが食い違っている場合には有価
価値分類記憶手段47の記憶内容を管理センター側から
送られてきた内容に更新する。なお、その共通カードを
遊技に使用できないようにしてもよい。
【0032】一方、他店発行記録媒体照合手段50から
送信されてきた記憶媒体情報信号が地区管理センター4
0に登録されていない場合には、地区管理センター40
では、その送信されてきた記録媒体情報信号を総合管理
センター41に出力する。総合管理センター41では、
その送信されてきた記録媒体情報信号が登録されている
か否か判別する。そして、登録されている場合にはその
記録媒体情報信号の中の記録媒体識別情報と使用可能で
ある旨の情報とを地区管理センター40に送信し、地区
管理センター40では、その送信されてきた信号を通信
手段42に返信する。通信手段42では、その返信され
てきた信号を他店発行記録媒体照合手段50に出力し、
他店発行記録媒体照合手段50がその出力されてきた記
録媒体識別情報を識別情報照合手段45に出力して前述
と同様の動作が行なわれる。一方、前記総合管理センタ
ー41による判別結果、送信されてきた記録媒体情報信
号が登録されていないと判別された場合には、その旨の
信号を地区管理センター40に送信する。地区管理セン
ター40では、その送信されてきた情報を通信手段42
に返信し、通信手段42では、その返信されてきた情報
を他店発行記録媒体照合手段50に出力する。他店発行
記録媒体照合手段50では、その出力されてきた情報を
識別情報照合手段45に出力し、識別情報照合手段45
が他店発行記録媒体でない旨を記憶しておく。
【0033】遊技者が共通カード2を共通記録媒体処理
手段13に挿入すれば、その挿入された共通カードに記
録されている発行店識別情報,記録媒体識別情報,発行
金額における使用後の残りの金額である残金額情報,挿
入した共通記録媒体処理手段13を識別する処理手段識
別情報からなる記録媒体情報信号が中継手段15を介し
て遊技用管理装置3の識別情報照合手段45に送信され
る。識別情報照合手段45では、その送信されてきた記
録媒体情報信号に合致する記録媒体情報信号を有価価値
分類記憶手段から探し出す検索動作を行なう。そして、
合致する記録媒体情報があればその記録媒体情報を有価
価値分類記憶手段47から読出してきて識別情報照合手
段45に一時記憶させ、前記共通記録媒体処理手段13
から送信されてきた記録媒体情報信号と前記有価価値分
類記憶手段47から読出してきた記録媒体情報信号とが
一致するか否か特に残金額情報が一致するか否か照合す
る。そして一致すれば使用可能情報を中継手段15を介
して共通記録媒体処理手段13に返信するが、一致しな
い場合には使用不可能情報を中継手段15を介して共通
記録媒体処理手段13に返信する。
【0034】一方、識別情報照合手段45が前記有価価
値分類記憶手段47の記録媒体情報を検索した結果該当
する記録媒体情報がない場合であって発行店識別情報が
他店のものである場合には、他店発行記録媒体照合手段
50による前述した他店発行記録媒体照合動作を行な
う。そして該当するものがあればその該当する記録媒体
情報を一時識別情報照合手段45に記憶させる。そし
て、前記共通記録媒体処理手段13から送信されてきた
記録媒体情報信号と一時記憶された記録媒体情報信号と
を照合して一致するか否か特に残金額情報が一致するか
否か照合する。その照合の結果、一致する場合には使用
可能情報を中継手段15を介して共通記録媒体処理手段
13に返信するが、一致しない場合には使用不可能情報
を中継手段15を介して共通記録媒体処理手段13に返
信する。また、共通記録媒体処理手段13から送信され
てきた記録媒体情報が他店発行記録媒体情報に該当する
ものがなかった場合には、使用不可能情報を中継手段1
5を介して共通記録媒体処理手段13に返信する。ま
た、識別情報照合手段45が前記有価価値分類記憶手段
47の記録媒体情報を検索した結果、該当する記録媒体
識別情報がない場合であって発行店識別情報が当該遊技
場のものである場合にも、使用不可能情報を中継手段1
5を介して共通記録媒体処理手段13に返信する。
【0035】次に、遊技者が遊技媒体貸出操作検出手段
32を操作すれば、その操作信号が遊技媒体払出制御手
段60に出力されて遊技媒体払出制御手段が遊技媒体の
払出制御動作を行ない遊技媒体が玉貯留皿22に払出さ
れる。そして払出制御動作が完了した旨の信号が共通記
録媒体処理手段13に出力され、共通記録媒体処理手段
は、その払出に伴って使用された共通有価価値を挿入さ
れている共通カードの残金額情報から減額してその新た
な残金額情報に更新する処理を行なう。それとともに、
共通記録媒体処理手段13は、発行店識別情報,記録媒
体識別情報,更新された後の新たな残金額情報,処理手
段識別情報,前記遊技媒体の払出に使用された使用金額
情報,収支情報からなる記録媒体情報信号を中継手段1
5を介して識別情報照合手段45に送信する。識別情報
照合手段45では、有価価値分類記憶手段47に記憶さ
れている記録媒体情報のうちの該当する記録媒体情報
を、送信されてきた新たな記録媒体情報に更新する処理
を行なうとともに、送信されてきた収支情報を収支情報
記憶手段46に出力して記憶させる。一方、遊技媒体払
出制御手段60が景品遊技媒体としての遊技媒体の払出
制御動作を行なえば、その払出された遊技媒体に相当す
る価値に対応した不利益情報を不利益情報出力手段24
に出力し、不利益情報出力手段がその不利益情報を中継
手段15を介して収支情報記憶手段46に送信する。収
支情報記憶手段46で、その送信されてきた不利益情報
を記憶する。
【0036】玉貯留皿22に払出されたパチンコ玉を遊
技領域23に打込んでその玉が入賞しあるいは入賞する
ことなくアウト口から遊技機外に排出される際に打込玉
が検出されればその打込玉に相当する利益情報が利益情
報出力手段26から中継手段15を介して収支情報記憶
手段46に出力され、収支情報記憶手段でその利益情報
を記憶する。また、この利益情報は、利益情報出力手段
26から遊技媒体出力制御手段60にも伝送され、か
つ、遊技媒体払出制御手段60から共通記録媒体処理手
段13,中継手段15,識別情報照合手段45を介して
収支情報分類記憶手段49に伝送され、その収支情報分
類記憶手段49により分類記憶される。打玉が前記始動
入賞領域に入賞すればあるいは可変表示装置による可変
表示が行なわれれば始動情報信号が遊技制御手段25か
ら中継手段15を介して収支情報記憶手段46に出力さ
れて収支情報記憶手段46により記憶される。また前記
可変表示装置が特定の表示態様(たとえば777)にな
り特定遊技状態(大当り状態)が発生すれば、その大当
り情報信号が遊技制御手段25から中継手段15を介し
て収支情報記憶手段46に出力されて収支情報記憶手段
46により記憶される。
【0037】遊技者の再遊技操作が再遊技貸出操作検出
手段31で検出されれば、その操作に伴って遊技媒体を
払出す払出指令信号が遊技媒体払出制御手段60に出力
され、その信号に従って遊技媒体払出制御手段が遊技媒
体の払出動作を行なう。そして払出動作が完了した旨の
信号が遊技媒体払出制御手段40から共通記録媒体処理
手段13に出力される。共通記録媒体処理手段13で
は、再遊技情報信号を中継手段15を介して識別情報照
合手段45に送信する。識別情報照合手段45では、そ
の送信されてきた再遊技情報信号に基づいて、後述する
ように、有価価値分類記憶手段47および収支情報分類
記憶手段49の記憶情報のうち該当する記憶情報を新た
な記憶情報に更新する処理を行なう。
【0038】遊技者が遊技媒体処理手段8に遊技媒体を
投入すれば、その投入された遊技媒体が計数されてその
遊技媒体計数信号が中継手段12を介して識別情報照合
手段45に出力される。また遊技者が共通カードを遊技
媒体処理手段8に挿入すれば、その挿入された共通カー
ドに記録されている発行店識別情報,記録媒体識別情
報,処理手段識別情報,共通カードが挿入された遊技媒
体処理手段を識別するための処理手段識別情報,遊技結
果価値情報が中継手段12を介して識別情報照合手段4
5に送信される。識別情報照合手段45では、送信され
てきた記録媒体情報信号に基づいてそれに該当する記録
媒体情報信号が有価価値分類記憶手段47に記憶されて
いるか否か検索し、記憶されていることを条件として、
送信されてきた前記遊技媒体計数信号と記録媒体情報信
号のうちの遊技結果価値情報とを比較する。そして、遊
技媒体計数情報が前記遊技結果価値情報とほぼ同等の価
値になるか否か判別し、両者の差が許容差の範囲内であ
るか否かを判定する。そして許容差の範囲内であると判
定されて場合には書込可能情報を中継手段12を介して
遊技媒体処理手段8に返信し、許容差の範囲内でないと
判断された場合には書込不可能情報を中継手段12を介
して遊技媒体処理手段8に返信する。遊技媒体処理手段
8では、書込可能情報が返信されてきたことを条件とし
て、遊技媒体計数情報を挿入されている共通カードに書
込む。
【0039】遊技者が景品交換処理手段5に共通カード
を挿入すれば、発行店識別情報,記録媒体識別情報,遊
技媒体計数情報,共通カードが挿入された景品交換処理
手段5を識別するための処理手段識別情報が中継手段7
を介して識別情報照合手段45に送信される。識別情報
照合手段45では、その送信されてきた記録媒体情報信
号に基づいて、それに該当する記録媒体情報信号が有価
価値分類記憶手段47に記憶されているか否か検索し、
該当する記録媒体情報が記憶されておりかつそれが送信
されてきた記録媒体情報と一致する場合に、景品交換可
能情報を中継手段7を介して景品交換処理手段5に返信
し、該当する記録媒体情報が存在しない場合あるいは一
致しなかった場合には、景品交換不可能情報を中継手段
7を介して景品交換処理手段5に返信する。
【0040】前記有価価値分類記憶手段47の記憶内容
は、共通カードが記録媒体処理手段13に挿入されて使
用されるたびに、遊技媒体処理手段8に挿入されて遊技
媒体計数情報が加算更新されるたびに、さらには、景品
交換処理手段5に共通カードが挿入されて景品交換に用
いられるたびに、該当する記録媒体情報が新たな記録媒
体情報に更新される。そして、更新された新たな記録媒
体情報が通信手段42を介して地区管理センター40,
総合管理センター41に出力され、それぞれの管理セン
ター40,41に記憶されている記録媒体情報がその送
信されてきた新たな記録媒体情報に更新される。
【0041】遊技場経営者または遊技場の係員が遊技用
管理装置に設けられている出力指令手段30を操作して
有価価値分類記憶手段47の記憶情報を出力するための
指令操作を行なえば、有価価値分類記憶手段47の記憶
データが出力手段48に入力されてそのデータが表示手
段4により表示出力され、あるいは印字手段29により
印字出力される。その出力状態が図12に示されてい
る。出力指令手段30により収支情報分類記憶手段49
の記憶データを出力する指令操作が行なわれれば、収支
情報分類記憶手段49に記憶されているデータが出力手
段48に入力され、その入力データが表示手段4により
表示出力されあるいは印字手段29により印字出力され
る。その状態が図13に示されている。出力指令手段3
0を操作して収支情報記憶手段の記憶情報を出力するた
めの指令操作が行なわれれば、収支情報記憶手段46に
記憶されている記憶データが出力手段48に入力され、
その入力データが表示手段4により表示出力されあるい
は印字手段29により印字出力される。その状態が図1
5に示されている。また、前記収支情報記憶手段46の
記憶データは、通信手段42を介して地区管理センター
40に送信され、さらに地区管理センター40から総合
管理センター41に送信される。
【0042】図3は、遊技機の機能ブロック図である。
遊技機14には、遊技媒体の払出制御を行なうための遊
技媒体払出制御手段60と、遊技機の遊技状態を制御す
るための遊技制御手段25とが設けられている。そし
て、遊技媒体払出制御手段60と遊技制御手段25とが
互いに送受信できるように接続されており、かつ、遊技
媒体払出制御手段60と共通記録媒体処理手段13とが
互いに送受信できるように接続されている。
【0043】遊技機14における機構板やガラス扉で覆
われた箇所等のような遊技者が操作できず遊技場の係員
が操作可能な箇所に、引落額設定手段58と再遊技手数
料設定手段59とが設けられている。これら設定手段
は、ロータリスイッチ等から構成されており、遊技場の
係員が操作することにより、引落額情報,再遊技手数料
情報が共通記録媒体処理手段13に入力されて記憶され
る。この状態で、遊技者の貸出操作が遊技媒体貸出操作
検出手段32で検出されれば、その貸出操作検出信号が
共通記録媒体処理手段13に入力される。共通記録媒体
処理手段13は、その入力された貸出操作信号に基づい
て、前記引落額設定手段58により予め設定されている
引落額に相当する数の遊技媒体を払出すための払出指令
信号を遊技媒体払出制御手段60に出力する。一方、遊
技者の再遊技操作が再遊技貸出操作検出手段31で検出
されれば、その貸出操作検出信号が共通記録媒体処理手
段13に入力される。共通記録媒体処理手段13では、
その入力された貸出操作検出信号に基づいて、前記引落
額設定手段58により設定された引落額に相当する数の
遊技媒体を払出すための払出指令信号を遊技媒体払出制
御手段60に出力する。遊技媒体払出制御手段60で
は、それら入力された払出指令信号に従って、遊技媒体
払出手段55を制御して指令された数だけの遊技媒体を
玉貯留皿22内に払出す。そして、その共通記録媒体で
特定される遊技媒体計数情報から引落額と手数料に相当
する数を減算するとともに遊技媒体計数情報から減算し
た減算値情報を中継手段15に出力する。
【0044】遊技媒体払出制御手段60では、払出し制
御動作が終了した旨の払出完了信号を共通記録媒体処理
手段13に出力する。共通記録媒体処理手段13では、
挿入されている共通カードの残金額情報を使用後の新た
な残金額情報に更新した後遊技者に排出する。なお、こ
の共通記録媒体処理手段13には、遊技媒体数表示手段
51が接続されており、共通カードに記録されている再
遊技に使用可能な遊技媒体の数がこの遊技媒体数表示手
段51により表示される。また残金額表示手段33が共
通記録媒体処理手段13に接続されており、挿入された
共通カードに記録されている残金額情報がこの残金額表
示手段33により表示される。
【0045】遊技領域23に設けられた複数の入賞領域
あるいは可変入賞球装置に入賞した入賞玉はすへで1ヵ
所に集合され、入賞玉検出スイッチからなる入賞玉検出
手段53により検出される。その検出信号が遊技媒体払
出制御手段60に入力される。一方、遊技領域23に打
込まれた打玉が始動入賞領域に入賞すれば、始動入賞玉
検出スイッチからなる始動入賞玉検出手段61により検
出され、その検出信号が遊技制御手段25に入力され
る。このパチンコ遊技機14では、始動入賞領域に入賞
した入賞玉1個につき5個の景品玉が払出され、始動入
賞領域以外の入賞領域や可変入賞球装置に入賞した入賞
玉1個につき15個の景品玉が払出されるように定めら
れている。そして、遊技媒体払出制御手段60では、前
記入賞玉検出手段53からの入力信号に応じて、入賞玉
があった旨の入賞玉発生信号を遊技制御手段25に出力
する。遊技制御手段25では、始動入賞検出手段61か
らの検出信号が入力されているか否かの判断を行ない、
入力されている場合には前記入賞玉検出手段53で検出
された入賞玉は始動入賞玉であるものとみなして遊技媒
体払出制御手段60に5個景品玉を払出す旨の賞球デー
タを返信する。一方、遊技媒体払出制御手段60からの
入賞発生信号に基づいて遊技制御手段25が始動入賞検
出手段61から検出信号があったか否か判断し、検出信
号がなかったと判断した場合には15個の景品玉を払出
す旨の賞球データを遊技媒体払出制御手段60に返信す
る。遊技媒体払出制御手段60では、その返信されてき
た賞球データの個数だけ遊技媒体払出手段55を制御し
て遊技媒体の払出を行なう。
【0046】遊技媒体払出制御手段60は、景品遊技媒
体として払出した遊技媒体の個数に相当する不利益情報
を不利益情報出力手段24に出力し、不利益情報出力手
段24がその不利益情報を中継手段15に出力する。遊
技領域23に打込まれた打込玉はすべて1ヵ所に集合さ
れて打込玉検出スイッチからなる打込玉検出手段57に
より検出され、その検出信号が利益情報出力手段26に
入力され、その入力された打込玉情報に相当する利益情
報が利益情報出力手段26から中継手段15と遊技媒体
払出制御手段60とに出力される。
【0047】遊技制御手段25は、始動入賞玉検出手段
61からの検出信号に応答して可変表示手段62を可変
表示制御させる。そして、その表示結果が予め定められ
た特定の表示態様(たとえば777)になった場合に、
遊技制御手段25は、遊技価値付与手段63に価値付与
制御動作信号を出力し、可変入賞球装置を第1の状態に
制御する動作を行なわせる。その可変入賞球装置に入賞
した入賞玉が入賞個数検出手段65により検出され、そ
の検出信号が遊技制御手段に入力される。遊技制御手段
では、入賞個数検出手段65からの検出信号が所定個数
(たとえば10個)に達した場合あるは所定時間(たと
えば30秒間)が経過したことにより、遊技価値付与手
段63への制御信号の出力を停止させ、可変入賞球装置
を第2の状態にする。一方、この可変入賞球装置内の所
定箇所には特定入賞領域(Vポケット)が設けられてお
り、この特定入賞領域(Vポケット)に入賞した特定入
賞玉を検出する特定入賞玉検出スイッチからなる継続条
件検出手段64の検出信号が遊技制御手段25に入力さ
れ、遊技制御手段25では、その入力信号に基づいて遊
技価値付与手段63に再度価値付与動作信号を出力し、
可変入賞球装置を再度第1の状態に繰返し継続制御す
る。この遊技制御手段25から中継手段15に対し、前
述したように大当り情報信号と始動情報信号とが出力さ
れる。また共通記録媒体処理手段13と中継手段15と
の間で、前述した各種情報が送受信される。
【0048】図4は、共通記録媒体発行手段,遊技媒体
処理手段,景品交換処理手段の各処理手段における機能
ブロック図である。
【0049】図4(A)は、共通記録媒体発行手段の機
能ブロック図が示されており、この共通記録媒体発行手
段1には、共通記録媒体発行手段1を制御するための共
通記録媒体発行制御手段70が設けられている。そし
て、投入された貨幣を処理するための貨幣処理制御手段
69が共通記録媒体発行制御手段70に対しデータの送
受信ができるように設けられており、かつ、新たに共通
記録媒体を発行するとともに挿入された共通記録媒体を
処理するための共通記録媒体処理手段71が共通記録媒
体発行制御手段70に対しデータの送受信ができるよう
に設けられている。
【0050】遊技者が共通カード2を発行してもらうた
めに貨幣を投入すれば、貨幣検出手段67により投入さ
れた貨幣が検出されてその検出信号が貨幣処理制御手段
69に入力され、かつ、その投入された貨幣の種類およ
び適否が貨幣識別手段66により識別されてその識別信
号が貨幣処理制御手段69に入力される。貨幣処理制御
手段69では、それらの入力信号に基づいて、投入され
た貨幣が適正な貨幣であることを条件として、投入され
た貨幣の投入金額を演算し、その投入金額を投入額表示
手段28により表示させる。遊技者がその投入額表示手
段28により表示されている投入額の範囲内で共通カー
ド2の発行金額を発行金額選択手段27により選択入力
すれば、その選択入力信号が共通記録媒体発行制御手段
70に入力される。共通記録媒体発行制御手段70で
は、その入力された発行金額が記録されている共通カー
ド2を払出すための払出制御信号を共通記録媒体処理手
段71に出力し、共通記録媒体処理手段71では、その
入力された発行金額と前述した発行店識別情報,発行手
段識別情報,記録媒体識別情報,発行日情報を共通カー
ド2に記録して排出する。そして、排出完了信号が共通
記録媒体処理手段71から共通記録媒体発行制御手段7
0に与えられ、釣銭がある場合には釣銭払出指令信号を
貨幣処理制御手段69に出力する。貨幣処理制御手段6
9では、その釣銭払出指令信号に応答して釣銭払出手段
68を動作制御して釣銭を払出す。なお、共通記録媒体
発行制御手段70と中継手段92との間では、図2で既
に説明した共通記録媒体発行手段1と中継手段92との
間で送受信される各種情報信号が送受信される。
【0051】(B)は、遊技媒体処理手段の機能ブロッ
ク図である。遊技媒体処理手段8には、挿入された共通
カードを処理するための共通記録媒体処理手段75と、
投入されたパチンコ玉等の遊技媒体を計数制御するため
の遊技媒体計数制御手段74とが設けられており、それ
ら両手段がデータの送受信ができるように構成されてい
る。そして、遊技媒体が遊技媒体処理手段8に投入され
れば、その投入された遊技媒体が遊技媒体検出手段73
により検出されてその検出信号が遊技媒体計数制御手段
74に入力される。そして遊技媒体計数制御手段74に
より、その入力信号に基づいて投入された遊技媒体の数
が計数される。そして、遊技者が計数終了操作スイッチ
からなる計数終了操作手段72を操作すれば、その操作
信号が遊技媒体計数制御手段74に入力される。遊技媒
体計数制御手段74では、その入力信号に基づいて、計
数した遊技媒体数を共通記録媒体処理手段75に出力す
るとともに遊技媒体数表示手段9に出力し、その計数し
た遊技媒体数を表示する。
【0052】共通記録媒体処理手段75では、図2で既
に説明した遊技媒体処理手段8と中継手段12との間で
送受信される各種信号が送受信され、中継手段12から
書込可能情報が返信されてきたことを条件として、共通
記録媒体処理手段75は入力された遊技媒体計数情報を
挿入されている共通カードに書込む処理を行なう。そし
て共通記録媒体処理手段75は、書込が終了した共通カ
ードを排出する。
【0053】(C)は、景品交換処理手段の機能ブロッ
ク図である。景品交換処理手段5には、景品交換処理手
段5を制御するための景品交換制御手段79が設けられ
ている。そして、挿入された共通カードを処理するため
の共通記録媒体処理手段80が、前記景品交換制御手段
79とデータの送受信ができるように設けられている。
遊技者が共通カードを景品交換処理手段5に挿入すれ
ば、その挿入された共通カードに記録されている情報が
共通記録媒体処理手段80により読取られ、図2で既に
説明した景品交換処理手段5と中継手段7との間で送受
信される各種情報がこの共通記録媒体処理手段80と中
継手段7との間で送受信される。そして、中継手段7か
ら景品交換可能情報が入力されたことを条件として、共
通記録媒体処理手段80は景品交換処理を許容する信号
と挿入されている共通カードに記録されている遊技媒体
計数情報とを景品交換制御手段79に出力する。景品交
換制御手段79では、その出力されてきた遊技媒体計数
情報を遊技媒体数表示手段6に出力し、遊技媒体数を表
示させる。遊技者あるいは遊技場の係員は、その表示さ
れた遊技媒体数を見てその範囲内で景品交換したい景品
種類を景品種類指定手段78を操作して入力する。する
とその入力された景品種類情報が景品交換制御手段79
に出力され、遊技者あるいは遊技場の係員が遊技終了操
作手段77を操作することにより、その入力された景品
種類情報が取引明細発行手段76に出力され、指定され
た景品種類が記録されたレシート等からなる取引明細が
取引明細発行手段76から印字発行される。なお、指定
された景品は、景品交換処理手段で払出すようにしても
よいし、係員が遊技者に手渡しするようにしてもよい。
【0054】図5ないし図11は、図2に示した機能ブ
ロック図の動作を説明するためのフローチャートであ
る。
【0055】図5の(A)は共通記録媒体発行手段1の
制御動作を示し、共通記録媒体発行サブルーチンを示す
フローチャートであり、(B),(C)は遊技用管理装
置の識別情報発行サブルーチン,識別情報登録サブルー
チンを示すフローチャートである。まずステップS(以
下単にSという)A1により、貨幣投入・選択操作があ
ったか否かの判断がなされる。そしてまだ遊技者が貨幣
の投入や発行金額の選択操作をしていない場合にはSA
6に進み、共通記録媒体が挿入されたか否かの判断がな
され、未だに挿入されていない場合にはSA1に戻る。
遊技者が共通記録媒体発行手段1に貨幣を投入して発行
金額選択手段27を操作して選択額を操作入力すれば、
SA2に進み、識別情報発行要求信号が遊技用管理装置
3に出力される。そして、SA3に進み、遊技用管理装
置3から識別情報信号が返信されてくれば、SA3によ
りYESの判断がなされてSA4に進み、この遊技場を
識別するための発行店識別情報,記録媒体識別情報,発
行日情報,発行金額情報等を内蔵している共通カードに
記録して排出して発行する処理が行なわれる。次にSA
5に進み、共通カードに書込んだ情報を当該共通記録媒
体発行手段1を識別するための発行手段識別情報信号と
ともに遊技用管理装置3に出力する処理が行なわれる。
【0056】一方、遊技者が自己の所有する共通カード
を共通記録媒体処理手段1に挿入すれば、SA6により
YESの判断がなされてSA7に進み、その挿入された
記録媒体の情報が適正であるか否かの判断が行なわれ、
共通カードに記録されているセキュリティ情報等に基づ
いてその共通カードの記録情報が適正でないと判断され
た場合にはSA10に進み、挿入されている記録媒体
(共通カード)を返却するか、またはその不適正な共通
カードを取込んで警報を発する処理が行なわれる。一
方、挿入された共通カードが適正な情報のものであると
判断された場合にはSA8に進み、挿入された記録媒体
の記録情報を遊技用管理装置3に出力する処理がなさ
れ、SA9により、挿入されている記録媒体(共通カー
ド)を返却する処理がなされる。
【0057】図5(B)は、遊技用管理装置3での識別
情報の発行動作が示されており、S1により、識別情報
発行要求信号が入力されたか否かの判断がなされる。前
記SA2に従って識別情報発行要求信号が出力されてく
れば、S1によりYESの判断がなされてS2に進み、
未発行の識別情報(カード番号等)を検索する処理がな
され、S3により、検索された未発行の識別情報を共通
記録媒体発行手段1に返信する処理がなされる。
【0058】(C)は、遊技用管理装置3の識別情報登
録動作を示すフローチャートであり、S4により、記録
媒体情報信号が入力されたか否かの判断がなされる。前
記SA5,SA8に従って記録媒体情報信号が共通記録
媒体発行手段1から送信されてくれば、S5に進み、そ
の送信されてきた記録媒体情報に基づいて当該共通カー
ドが他店で発行された他店発行の記録媒体であるか否か
の判断が行なわれる。そして、自店で発行した共通記録
媒体である場合にはS6に進み、有価価値分類記憶手段
47にその送信されてきた記録媒体情報を記憶させる処
理がなされる。一方、他店発行の共通記録媒体である場
合にはS7に進み、他店発行記録媒体照合手段50によ
る照合動作の開始を行ない、S8に進み、有価価値分類
記憶手段47に送信されてきた記録媒体情報を記憶させ
る処理がなされる。
【0059】図6(A)は、共通記録媒体処理手段の共
通記録媒体読取りサブルーチンを示すフローチャートで
あり、図6(B)は、遊技用管理装置3の識別情報照合
サブルーチンを示すフローチャートである。SB1によ
り、共通記録媒体が共通記録媒体処理手段13に挿入さ
れたか否かの判断がなされる。そして、挿入された場合
にはSB2に進み、挿入された共通記録媒体の記録媒体
情報が適正な情報であるか否かの判断がなされる。これ
は、共通記録媒体に記録されているセキュリティ情報等
に基づいて判断する。適正でないと判断された場合には
SB6に進み、挿入された共通記録媒体を遊技者に返却
するかあるいは取込んで警報を発する処理がなされる。
一方、挿入された共通記録媒体の記録媒体情報が適正で
あると判断された場合にはSB3に進み、その共通記録
媒体の記録媒体情報を遊技用管理装置3に出力する処理
がなされる。そしてSB4に進み、遊技用管理装置3か
ら照合結果情報が返信されてくるのを待つ処理がなされ
る。そして返信されてくればSB5に進み、その返信さ
れてきた照合結果情報が使用可能情報であるか否かの判
断がなされ、使用可能情報でない場合にはSB6に進む
が、使用可能情報である場合にはそのまま共通記録媒体
読取のサブルーチンプログラムが終了する。
【0060】一方、遊技用管理装置3では、図6(B)
に示す識別情報照合処理のサブルーチンプログラムが実
行される。まずS9により、記録媒体情報信号が入力さ
れたか否かの判断がなされ、入力されていない場合には
そのままサブルーチンプログラムが終了するが、前記S
B3に従って記録媒体情報が共通記録媒体処理手段13
から送信されてくれば、S10に進み、その送信されて
きた記録媒体情報に含まれている記録媒体識別情報(カ
ード番号等)に合致する記録媒体識別情報が有価価値分
類記憶手段47に記憶されているか否か検索する処理が
なされる。そして該当する識別情報があるとS11によ
り判断された場合にはS12に進み、その該当する記録
媒体識別情報に相当する記録媒体情報が送信されてきた
記録媒体情報と一致するか否かの判断がなされ、一致す
る場合にはS13により使用可能情報が共通記録媒体処
理手段13に返信され、一致しない場合にはS14によ
り使用不可能情報が共通記録媒体処理手段13に返信さ
れる。
【0061】一方、S10の検索処理の結果、有価価値
分類記憶手段47に該当する識別情報がない場合にはS
15に進み、挿入された共通カードが他店発行の共通記
録媒体であるか否かの判断がなされる。これは、図2で
説明した識別情報照合手段45に記憶されている他店発
行の共通記録媒体でない旨に基づいて行なわれる。そし
て、他店発行の共通記録媒体でない場合にはS21に進
み、使用不可能情報を共通記録媒体処理手段13に出力
する。一方、他店発行の記録媒体である場合にはS16
に進み、他店発行記録媒体照合手段50による照合を行
なう。その照合の結果、入力された記録媒体情報に含ま
れている記録媒体識別情報に該当する識別情報があるか
否かの判断が行なわれ、ない場合にはS21に進むが、
ある場合にはS18に進み、その該当する識別情報に相
当する記録媒体情報が入力された記録媒体情報と一致す
るか否かの判断がなされ、一致しない場合にはS21に
進むが、一致する場合にはS19に進む。
【0062】S19では、前記送信されてきた記録媒体
情報を有価価値分類記憶手段47に記憶する処理がなさ
れ、S20に進み、使用可能情報を共通記録媒体処理状
態13に出力する処理がなされる。このように、他店発
行共通記録媒体を予め共通記録媒体発行手段1に挿入し
ておけばその記録情報が照合されて有価価値分類記憶手
段47に事前に登録されているために、共通記録媒体処
理手段13に挿入して使用する場合に早期に使用許可さ
れるのであるが、他店発行共通記録媒体を登録すること
なく直接共通記録媒体処理手段13に挿入した場合はS
16〜S18の処理に手間取り、使用が許可されるまで
に時間がかかる。
【0063】図7(A)は、共通記録媒体処理手段にお
ける有価価値引落しサブルーチンプログラムを示すフロ
ーチャートであり、図7(B)は、遊技用管理装置3の
有価価値情報更新サブルーチンプログラムを示すフロー
チャートである。SB7により、遊技媒体貸出操作があ
ったか否かの判断がなされ、ない場合にはSB10に進
み、再遊技貸出操作があったか否かの判断がなされ、な
い場合にはそのままサブルーチンプログラムが終了す
る。遊技者が遊技媒体貸出操作検出手段32を操作すれ
ば、SB7によりYESの判断がなされてSB8に進
み、挿入されている共通カードに記録されている残金額
から設定されている引落額を引落とす処理がなされる。
次にSB9に進み、遊技媒体貸出情報信号(引落額情報
信号を含む)を記録媒体識別情報,共通記録媒体処理手
段を識別するための処理手段識別情報とともに遊技用管
理装置3に出力する処理がなされる。
【0064】一方、遊技者の再遊技貸出操作が再遊技貸
出操作検出手段31を操作すれば、SB10によりYE
Sの判断がなされてSB11に進み、挿入されている共
通カードに記録されている遊技媒体計数情報から入力設
定されている引落額(手数料分を含む)を引落とす処理
がなされる。次にSB12に進み、再遊技貸出情報信号
(引落額情報信号を含む)を記録媒体識別情報,当該共
通記録媒体処理手段を識別するための処理手段識別情報
とともに遊技用管理装置3に出力する処理がなされる。
【0065】一方、遊技用管理装置3では、S22によ
り、遊技媒体貸出情報信号が入力されたか否かの判断が
なされ、入力されていない場合にはS28に進み、再遊
技貸出情報信号が入力されたか否かの判断がなされ、入
力されていない場合にはそのままサブルーチンプログラ
ムが終了する。前記SB9に従って遊技媒体貸出情報信
号が遊技用管理装置3に送信されてくればS22により
YESの判断がなされてS23に進み、前記SB9に従
って送信されてきた記録媒体識別情報に該当する記録媒
体識別情報を有価価値分類記憶手段47の記憶情報の中
から検索する処理がなされる。次にS24に進み、その
検索した記録媒体識別情報に対応する記憶内容(この場
合は残金額情報)を前記引落額分減額更新する処理がな
される。次にS25に進み、前記SB9に従って送信さ
れてきた処理手段識別情報に該当する情報を収支情報分
類記憶手段49および収支情報記憶手段46の記憶情報
の中から検索する処理がなされる。次にS26に進み、
収支情報分類記憶手段49の記憶情報の中から検索され
た処理手段識別情報に対応する記憶内容(この場合には
使用金額情報)を前記引落額分加算更新する処理がなさ
れる。次にS27に進み、収支情報記憶手段46に記憶
されている前記検索された処理手段識別情報に対応する
記憶内容(この場合には使用金額情報)を前記引落額分
加算更新する処理がなされてS28に進む。
【0066】遊技者の再遊技貸出操作が再遊技貸出操作
検出手段31で検出されれば、S28によりYESの判
断がなされてS29に進み、前記S23〜S27と同様
の処理がS29〜S33によりなされる。なお、S30
による有価価値分類記憶手段の内容更新処理は、具体的
には、再遊技使用価値情報を前記引落額分加算更新する
処理であり、S32による収支情報分類記憶手段の内容
更新処理は、具体的には、再遊技使用価値情報を前記引
落額分加算更新する処理である。
【0067】図8(A)は共通記録媒体処理手段13の
共通記録媒体書込サブルーチンプログラムを示すフロー
チャートであり、これは遊技終了時に実行されるもので
ある。図8(B)は遊技用管理装置3の有価価値情報更
新サブルーチンプログラムを示すフローチャートであ
る。SB13により、遊技終了操作があったか否かの判
断がなされ、ない場合にはそのままサブルーチンプログ
ラムが終了するが、あった場合にはSB14に進み、挿
入されている共通カードが他店発行の共通記録媒体か否
かの判断がなされ、他店発行の共通記録媒体でない場合
にはSB18に進むが、他店発行の共通記録媒体である
場合にはSB15に進み、遊技用管理装置3による照合
動作が終了したか否かの判断がなされる。そして、遊技
用管理装置3の他店発行記録媒体照合手段50による他
店発行の共通記録媒体の照合動作が終了した場合にはS
B16に進み、その照合結果該当する識別情報があった
か否かの判断がなされ、ない場合にはSB20に進み、
挿入されている共通記録媒体を取込んで警報を発生する
処理がなされる。一方、該当する識別情報があった場合
にはSB17に進み、その該当する識別情報に対応する
記録媒体情報が一致するか否かの判断がなされる。そし
て一致しない場合には前記SB20に進むが、一致する
場合にはSB18に進む。
【0068】SB18では、挿入された共通カードの残
金額情報や遊技結果価値情報等を遊技終了時点における
残金額情報や遊技終了時点における遊技結果価値情報に
更新書込してその共通カードを排出する処理がなされ
る。次にSB19に進み、書込んだ情報を共通記録媒体
処理手段13を識別するための処理手段識別情報ととも
に遊技用管理装置3に出力する処理がなされる。
【0069】遊技用管理装置3では、S34により、記
録媒体情報信号の入力があったか否かの判断がなされ、
前記SB19に従って情報が出力されてくればS35に
進み、送信されてきた記録媒体情報信号に含まれている
記録媒体識別情報に該当する記録媒体識別情報を有価価
値分類記憶手段47の記憶情報の中から検索する処理が
なされる。次にS36に進み、その検索された記録媒体
識別情報に対応して記憶されている記憶内容(この場合
には残金額情報や遊技結果価値情報)を送信されてきた
情報に更新する処理がなされる。次にS37に進み、送
信されてきた記録媒体情報に含まれている処理手段識別
情報に該当する処理手段識別情報を収支情報分類記憶手
段49の記憶情報の中から検索する処理がなされ、S3
8に進み、その検索された処理手段識別情報に対応して
記憶されている記憶情報(この場合には使用金額情報や
再遊技使用価値情報あるいは遊技結果価値情報)を送信
されてきた情報に更新する処理がなされる。
【0070】図9(A)は、遊技媒体処理手段8の遊技
媒体計数サブルーチンプログラムを示すフローチャート
であり、(B)は遊技用管理装置3の識別情報照合サブ
ルーチンプログラムを示すフローチャートであり、
(C)は遊技用管理装置3の有価価値情報更新サブルー
チンプログラムを示すフローチャートである。SC1に
より、共通記録媒体が遊技媒体処理手段8に挿入された
か否かの判断がなされ、挿入されるまで待機する。そし
て、挿入されればSC2に進み、遊技者が遊技媒体を遊
技媒体処理手段8に投入してその投入された遊技媒体の
計数が完了したか否かの判断がなされ、完了していない
場合にはSC1に戻る。そして完了した段階でSC3に
進み、投入された遊技媒体を計数した遊技媒体計数信号
と挿入された共通記録媒体に記録されている記録媒体情
報信号とを遊技用管理装置3に出力する処理がなされ
る。遊技用管理装置3では、その出力されてきた信号に
基づいて書込を許容して良いか否かの照合結果情報を返
信してくる。そしてその照合結果情報の返信があった段
階でSC4によりYESの判断がなされてSC5に進
み、その返信されてきた照合結果情報が書込可能情報で
あるか否かの判断がなされ、書込可能情報でない場合に
はSC8に進み、警報を発生する処理がなされ、SC9
に進み、遊技場の係員によるリセット操作があるまでそ
の警報発生処理が続行される。そしてリセット操作があ
ればSC10に進み、挿入されている記録媒体を排出す
る処理がなされた後SC1に戻る。そしてその排出され
た不適正な共通記録媒体が遊技場の係員により持ち去ら
れる。なお、リセット操作があっても遊技媒体計数値を
保持しておくようにすれば、複数枚の共通カードを持っ
ている遊技者が誤って別の共通カードを挿入したような
場合に処理をやり直すことができる。
【0071】一方、返信されてきた照合結果情報が書込
可能情報である場合にはSC6に進み、挿入されている
共通記録媒体に、遊技媒体計数情報や遊技媒体処理手段
8を識別するための処理手段識別情報等を書込んで排出
する処理がなされる。次にSC7に進み、書込んだ情報
を処理手段識別情報とともに遊技用管理装置3に出力す
る処理がなされる。
【0072】遊技用管理装置3では、S39により、記
録媒体情報信号の入力があったか否かの判断がなされ、
前記SC3に従って遊技媒体処理手段8から記録媒体情
報信号が送信されてくればS40に進み、その送信され
てきた記録媒体情報信号に含まれている記録媒体識別情
報に該当する記録媒体識別情報を有価価値分類記憶手段
47の記憶情報の中から検索する処理がなされる。次に
S41に進み、該当する識別情報があったか否かの判断
がなされ、ない場合にはS45に進み、書込不可能情報
を遊技媒体処理手段8に返信する処理がなされる。該当
する識別情報があった場合にはS42に進み、該当する
識別情報に対応して記憶されている遊技結果価値情報と
前記SC3に従って送信されてきた遊技媒体計数情報と
を比較する処理がなされ、S43により、その比較結果
両者の差が許容誤差の範囲内であるか否かの判断がなさ
れ、許容誤差の範囲内であればS44に進み、書込可能
情報を遊技媒体処理手段8に出力する処理がなされ、許
容誤差範囲を超える場合にはS45に進み、書込不可能
情報を遊技媒体処理手段8に出力する処理がなされる。
この許容誤差範囲を超える場合としては、遊技媒体を盗
む等して不当に遊技媒体を手に入れた場合あるいは計数
手段を誤作動させて遊技媒体数以上に計数させた場合
や、遊技媒体のほんの一部しか遊技媒体処理手段で計数
させない場合等が考えられる。
【0073】遊技用管理装置3では、遊技用媒体処理手
段8から前記SC7に従って情報が送信されてきたか否
かの判断がS46によりなされる。このS46〜S50
の処理は、前記S34〜S38と同様の処理である。そ
してS48による内容更新処理の具体的内容は、遊技媒
体計数情報を送信されてきた情報に従って更新する処理
である。またS50の内容更新の具体的内容は、遊技媒
体計数情報を送信されてきた情報に従って更新する処理
である。
【0074】図10の(A)は、景品交換処理手段5の
景品交換処理サブルーチンプログラムを示すフローチャ
ートであり、(B)は遊技用管理装置3の識別情報照合
サブルーチンプログラムを示すフローチャートであり、
(C)は遊技用管理装置3の有価価値情報更新サブルー
チンプログラムを示すフローチャートである。SD1に
より、共通記録媒体の投入があったか否かの判断がなさ
れる。遊技者が共通記録媒体を景品交換処理手段5に挿
入すれば、SD2に進み、挿入された記録媒体の記録情
報が適正な情報であるか否かの判断がなされる。これ
は、共通記録媒体に記録されているセキュリティ情報等
に基づいて判断される。そして適正でないと判断された
場合にはSD9に進み、挿入された共通記録媒体を返却
するかまたは取込んで警報を発する処理がなされる。一
方、挿入された共通記録媒体の記録情報が適正である場
合にはSD3に進み、その記録媒体の記録情報を遊技用
管理装置3に出力する処理がなされる。そしてSD4に
進み、遊技用管理装置3からの照合結果情報が返信され
てくるのを待つ。返信されてくれば、SD5に進み、返
信されてきた情報が景品交換可能情報であるか否かの判
断がなされ、景品交換可能情報でない場合にはSA9に
進むが、景品交換可能情報である場合にはSD6に進
み、景品交換処理が実行され、SD7に進み、景品交換
に用いられた数だけ遊技媒体計数情報を減算する処理が
なされ、SD8に進み、景品交換処理が終了したか否か
の判断がなされる。そして終了すればSD10に進み、
遊技媒体計数情報を景品交換に用いられた数だけ減算更
新して書換えた共通カードを排出する処理がなされ、S
D11により、減算更新されて新たな遊技媒体計数情報
となった記録媒体情報を景品交換処理手段5の識別情報
とともに出力する処理がなされる。そして、このサブル
ーチンプログラムが終了する。
【0075】一方、遊技用管理装置3では、S51によ
り、記録媒体情報信号が送信されていたか否かの判断が
なされる。そして前記SD3に従って景品交換処理手段
5から記録媒体の情報が送信されてくれば、S52に進
み、その送信されてきた情報の中に含まれている記録媒
体識別情報に該当する記録媒体識別情報を有価価値分類
記憶手段47の記憶情報の中から検索する処理がなされ
る。そして該当する識別情報があるか否かがS53によ
り判断され、ある場合にはS54に進み、その該当する
記録媒体識別情報に対応して記憶されている記録媒体情
報が景品交換処理手段5から送信されてきた記録媒体情
報と一致するか否かの判断がなされ、一致する場合には
S55に進み、景品交換可能情報を景品交換処理手段に
出力する処理がなされる。一方、S53により該当する
識別情報がないと判断された場合およびS54により一
致しないと判断された場合にはS56に進み、景品交換
処理手段5に景品交換不可能情報を出力する処理がなさ
れる。
【0076】また遊技用管理装置3では、前記SD9に
従って景品交換処理手段5から情報信号の入力があれ
ば、S58以降の記憶データの更新処理が行なわれる。
このS57〜S61は前記S34〜S38と同様の処理
である。なお、S59による内容更新処理が具体的に
は、送信されてきた処理手段識別情報に対応させて遊技
媒体計数情報を記憶している記憶エリアの記憶情報を送
信されてきた情報に基づいて新たな遊技媒体計数情報に
更新する処理である。またS61による処理の具体的内
容も、送信されてきた処理手段識別情報に対応させて遊
技媒体計数情報を記憶している記憶エリアを、送信され
てきた情報に基づいて新たな遊技媒体計数情報に更新す
る処理である。
【0077】図11の(A)は、遊技用管理装置3の情
報出力処理サブルーチンプログラムを示すフローチャー
トであり、(B)は、遊技用管理装置3の営業割数演算
処理サブルーチンプログラムを示すフローチャートであ
る。S62により、管理センター(地区管理センター4
0または総合管理センター41)から情報出力要求があ
ったか否かの判断がなされ、ない場合にはそのままサブ
ルーチンが終了する。地区管理センター40または総合
管理センター41のいずれかから情報出力要求があった
場合にはS63に進み、有価価値分類記憶手段47の記
憶内容を要求のあった管理センターに出力する処理がな
され、S64に進み、収支情報分類記憶手段49の記憶
内容を要求のあった管理センターに出力する処理がなさ
れ、S65により、収支情報記憶手段46の記憶内容を
要求のあった管理センターに出力する処理がなされる。
【0078】また、遊技用管理装置3では、S66によ
り、共通記録媒体に記録されている残金額情報を遊技媒
体の貸出に使用したその使用金額情報から貸出遊技媒体
数を算出する処理がなされる。次にS67に進み、共通
記録媒体に記録されている遊技媒体計数情報を遊技媒体
の貸出に使用したその再遊技使用遊技媒体数に手数料に
相当する遊技媒体数を加算した結果に或る係数を乗算し
て擬似貸出遊技媒体数を算出する処理がなされる。手数
料遊技媒体数とは、共通記録媒体に記録されている遊技
媒体計数情報を使用して遊技媒体の貸出を行なう場合に
遊技者が払わなければならない手数料に相当する遊技媒
体数のことである。また前記或る係数とは、その遊技場
において定まっている特殊景品交換率のことであり、等
価交換の場合にはこの或る係数は「1」となるために係
数を乗算する必要はなくなる。次にS68に進み、前記
貸出遊技媒体数に前記擬似貸出遊技媒体数を加算する処
理がなされる。次にS69に進み、その加算結果をもと
に割数を演算する処理がなされる。
【0079】この割数とは営業割数のことであり、 (S68による加算値−差玉数)/S68による加算値 の演算がS69によりなされる。
【0080】図12は、遊技用管理装置の有価価値分類
記憶手段47の記憶情報を出力した出力例であり、図1
2に示すようにデータが前記表示手段4あるいは印字手
段29により表示印字出力されるとともに、管理センタ
ーに出力される。
【0081】図12に示すように、有価価値分類記憶手
段47は、記録媒体識別情報ごとに、発行店識別情報,
発行日情報,発行金額情報,処理手段識別情報,使用金
額情報,再遊技使用価値情報,手数料価値情報,収支情
報,遊技結果価値情報,遊技媒体計数情報,誤差,景品
交換価値情報,残価値情報を記憶している。そして、記
録媒体識別情報ごとに、その共通記録媒体が最新に使用
された遊技店の識別情報が記憶されている。
【0082】発行金額情報は、度数で示されており、た
とえば「50」は、5000円に相当する。処理手段識
別情報において、Aは共通記録媒体発行手段1,Bは共
通記録媒体処理手段13,Cは遊技媒体処理手段8,D
は景品交換処理手段5をそれぞれ示している。そしてそ
れぞれのアルファベットの右側に示された数字がその遊
技場に設置されている複数の処理手段のうちの或る処理
手段を特定するための情報である。たとえば「B012
3」の場合には、この遊技場に設置された複数の共通記
録媒体処理手段13のうちの処理手段番号が0123の
ものを示している。使用金額情報とは、共通記録媒体処
理手段13により使用された発行金額(残金額)を度数
で表わしたものであり、たとえば「20」は2000円
分が使用されたことになる。この使用金額情報が、この
遊技場に設置された複数の共通記録媒体処理手段13の
うちの当該共通記録媒体が使用された共通記録媒体処理
手段13ごとに使用度数の形で記憶されている。再遊技
使用価値情報は、共通記録媒体に記録されている遊技媒
体計数情報を使用して再遊技した場合のその使用価値情
報のことであり、使用された共通記録媒体処理手段13
に対応して遊技媒体数の形で記憶されている。たとえば
「1000」の場合には、1000個の遊技媒体が使用
されたことになる。手数料価値情報は、遊技媒体計数情
報を使用して再遊技を行なう場合に遊技者がその遊技場
に払わなければならない手数料を遊技媒体の個数で記憶
したものである。この実施例の場合には、再遊技使用価
値の半分の額となる。遊技結果価値情報は、遊技者が遊
技を行なった結果の収支情報に使用金額相当の遊技媒体
数を加算した価値情報のことであり、遊技を行なうべく
共通記録媒体を使用した共通記録媒体処理手段13ごと
に遊技媒体数の形で記憶されている。収支情報とは、遊
技場にとって利益となる利益情報(打込玉数)から遊技
場にとって不利益となる不利益情報(景品玉数)を減算
した値(差数)のことであり、図示1番上の行の「−2
513」の場合には、使用金額が2000円であり、遊
技媒体数に換算すると2000/4=500となり、遊
技者が所有している遊技媒体数すなわち遊技結果価値
は、−(−2513)+500=3013となる。一
方、記録媒体識別情報が00001の場合における一番
下の行に示された収支情報「1000」の場合には、再
遊技使用価値が1000で手数料価値が500であり遊
技の結果最終的に遊技者が遊技結果価値を全く獲得でき
なかったために遊技結果価値情報が再遊技使用価値情報
と手数料価値情報とを加算した価値だけ減算されて−1
500となっており、「1000」だけ再遊技に価値を
使用して遊技結果価値が全く獲得できなかったために、
収支情報としては「1000」となる。
【0083】遊技媒体計数情報は、遊技終了時に玉貯留
皿22に払出されている遊技媒体を遊技媒体処理手段8
に投入して計数した計数値のことであり、投入した遊技
媒体処理手段8ごとに記憶されている。そして誤差と
は、前記遊技結果価値情報と遊技媒体計数情報との差で
ある。景品交換価値情報は、景品交換処理手段5により
景品交換に用いられた価値のことであり、景品交換の動
作が行なわれた景品交換処理手段5ごとに記憶されてい
る。残価値情報とは、景品交換した後にその共通記録媒
体に記録されている遊技媒体計数情報の合計の残り価値
のことである。
【0084】そして、記録媒体識別情報ごとに、たとえ
ば00001の記録媒体識別情報の場合、発行金額情報
の残り額である残金額g1,使用金額情報の合計a1,
再遊技使用価値の合計b1,手数料価値の合計c1,収
支の合計d1,遊技結果価値の合計e1,遊技媒体計数
の合計f1,誤差の合計g1,景品交換価値の合計h
1,残価値合計i1が記憶されている。このように分類
された形で各データが有価価値分類記憶手段47に記憶
されており、その記憶データが図12に示すように出力
される。
【0085】また、出力データとしては、図12に示す
ように、共通記録媒体の総発行枚数o,共通記録媒体の
総発行金額p,残金額の合計q,1000円,2000
円,3000円,5000円,10000円の各発行金
額ごとの発行枚数j,k,r,m,n,発行金額10
j,20k,30r,50m,100n,使用金額合計
a,再遊技使用価値合計b,手数料価値合計c,収支合
計d,遊技結果価値合計e,遊技媒体計数合計f,誤差
合計g,景品交換価値合計h,残価値合計iがそれぞれ
演算されて出力される。これらの演算データは、それぞ
れ図12に示しているような演算式で演算される。
【0086】図13,図14は、収支情報分類記憶手段
49の記憶内容を表示手段4あるいは印字手段29によ
り表示,印字出力した一例を示す図である。これら出力
データは、管理センターにも出力される。
【0087】図示するように、収支情報分類記憶手段4
9には、共通記録媒体発行手段1ごとに、総発行枚数,
総発行金額,1000円,2000円,3000円,5
000円,10000円の各発行金額の共通記録媒体の
発行枚数と発行金額,他店発行記録媒体の枚数,紙幣の
総投入枚数と総投入金額,1000円,5000円,1
0000円の各紙幣の投入枚数と投入金額,釣銭として
払出した紙幣の枚数と釣銭金額,総売上金額が記憶され
ている。さらに、収支情報分類記憶手段49には、この
遊技場における、総発行枚数の合計アと総発行金額の合
計イ,1000円,2000円,3000円,5000
円,10000円の各発行金額の共通記録媒体の発行枚
数の合計ウ,オ,キ,ケ,サと各発行金額エ,カ,ク,
コ,シ,他店発行記録媒体の合計枚数ス,総投入枚数の
合計セと総投入金額の合計ソ,1000円,5000
円,10000円の各紙幣の投入枚数の合計タ,ツ,ト
と合計金額チ,テ,ナ,釣銭払出枚数の合計ニと釣銭払
出金額の合計ヌ,総売上金額の合計ネが記憶されてい
る。
【0088】さらに、収支情報分類記憶手段49には、
共通記録媒体処理手段13ごとに、発行店識別情報,記
録媒体識別情報,使用金額情報,再遊技使用価値情報,
手数料価値情報,利益情報,不利益情報,収支情報,遊
技結果価値情報,遊技開始時刻,遊技終了時刻,遊技時
間が記憶されている。さらに、共通記録媒体処理手段1
3ごとの、各データの合計が記憶されている。たとえ
ば、B0001の処理手段の場合には、共通記録媒体の
使用回数ノ1,使用金額情報の合計ハ1,再遊技使用価
値情報の合計ヒ1,手数料価値情報の合計フ1,利益情
報の合計ヘ1,不利益情報の合計ホ1,収支情報の合計
マ1,遊技結果価値情報の合計ミ1,遊技時間の合計ム
1が記憶されている。さらに、図示するように、この遊
技場に設置されている各共通記録媒体処理手段13にお
ける前述した各情報の合計ノ,ハ,ヒ,フ,ヘ,ホ,
マ,ミ,ムが記憶されている。
【0089】次に、図14に示すように、収支情報分類
記憶手段49には、遊技媒体処理手段8ごとに、発行店
識別情報,記録媒体識別情報,遊技結果価値情報,遊技
媒体計数情報,誤差,景品交換価値情報,残価値情報が
それぞれ記憶されているとともに、各遊技媒体処理手段
8ごとのそれぞれの情報の合計が記憶されている。たと
えばC0001の遊技媒体処理手段8の場合には、記録
媒体識別情報の合計メ1,遊技結果価値情報の合計モ
1,遊技媒体計数情報の合計ヤ1,誤差の合計ユ1が記
憶されている。また、この遊技場に設置されている各遊
技媒体処理手段8におけるそれぞれの情報の総合計メ,
モ,ヤ,ユも記憶されている。
【0090】また、収支情報分類記憶手段49には、景
品交換処理手段5ごとに、前述した各情報と景品交換処
理手段5ごとの合計たとえばヨ1,ラ1,リ1,ル1,
レ1,ロ1、さらには遊技場に設置されているすべての
景品交換処理手段5の総合計ヨ,ラ,リ,ル,レ,ロが
記憶されている。そして、このような収支情報分類記憶
手段49に記憶されている記憶データが図13,図14
に示すような形で、表示手段4あるいは印字手段29に
より表示,印字出力されるとともに、管理センターに出
力される。
【0091】図12〜図14に示した各データにおい
て、正常に集計されて出力されたデータであれば、以下
のような相関関係を有する。
【0092】o=ア,p=イ,j=ウ,10j=エ,k
=オ,20k=カ,r=キ,30r=ク,m=ケ,50
m=コ,n=サ,100n=シ,a=ハ,b=ヒ,c=
フ,d=マ,e=ミ,f=ヤ,g=ユ,h=レ このような相関関係が成立しなかった場合には、遊技場
において不正(データの改竄等)が行なわれたとみなす
ことができる。ゆえに、地区管理センター40あるいは
総合管理センター41では、各遊技場において前記相関
関係が成立するか否かをチェックする。
【0093】図15は、収支情報記憶手段46の記憶デ
ータを表示手段4あるいは印字手段29により表示,印
字出力した出力例を示す図である。図15に示すよう
に、収支情報記憶手段46には、遊技場に設置されてい
る遊技機の種類ごとにグループ分けして、各グループ内
における遊技機番号ごとに、処理手段識別情報,使用金
額情報,再遊技使用価値情報,手数料価値情報,利益情
報,不利益情報,収支情報,大当り回数,始動回数,確
変回数,始動/大当りの値,機械割数,営業割数を記憶
している。なお、確変回数とは、遊技機の遊技制御状態
が確率変動状態となった回数のことである。この遊技機
は、前述した可変表示装置の表示結果が予め特別に定め
られた特定の表示態様で大当りが発生した場合に、以降
の大当りが発生する確率が向上するのであり、その確率
変動状態が生じた回数が確変回数である。また始動/大
当りは、始動回数を大当り回数で除した値のことであ
り、大当り発生までに費やした始動回数の平均である。
【0094】また、前記グループ内ごとのそれぞれのデ
ータの合計、たとえばA1,B1,C1,D1,E1,
F1,G1,H1,I1が記憶されている。そして始動
/大当りの値としてH1/G1が記憶されている。機械
割とは、不利益情報を利益情報で除した値すなわちE1
/D1のことである。営業割数とは、(M1−F1)/
M1である。ここに、M1=貸玉数+(再遊技使用玉数
+手数料玉数)×特殊景品交換率である。また特殊景品
交換率は、たとえば遊技媒体1個につき2.5円(2.
5円÷4円×100%=62.5%)と定められてお
り、その場合には0.625となる。なお、貸玉額の場
合には遊技媒体1個につき4円と定められている。以上
のことより、営業割数は、別の表現で表わせば、〔{A
/4+(B+C)×0.625−F1}/{A/4+
(B+C)×0.625}〕×100(%)となる。な
お、係数として特殊景品交換率を乗ずる代わりに、一般
景品交換率を加味し、遊技者が特殊景品と一般景品に交
換する割合をふまえてその遊技場独自の景品交換率を係
数として乗ずるようにしてもよい。
【0095】また、収支情報記憶手段46には、この遊
技場に設置されているすべての遊技機についての前述し
た各情報の合計A,B,C,D,E,F,G,H,I,
H/G,E/D,(M−F)/Mが記憶されている。さ
らに、各グループごとの各データの合計をそのグループ
内における遊技機の数で除した平均と、遊技場に設置さ
れているすべての遊技機における各データの合計をすべ
ての遊技機の台数で除したすべての平均とが記憶されて
いる。このような記憶データが、図15に示すような形
で、表示手段4あるいは印字手段29より表示,印字出
力されるとともに、管理センターに出力される。
【0096】次に、以上説明した実施例の特徴や変形例
等に以下に列挙する。 (1) 図1において、遊技媒体処理手段8により投入
された遊技媒体の計数情報である遊技媒体計数情報を共
通記録媒体2に記録させる代わりに、遊技媒体計数情報
を記録する専用の遊技媒体用記録媒体にその遊技媒体計
数情報を記録して遊技者に排出するようにしてもよい。
その場合には、排出する遊技媒体用記録媒体には、遊技
媒体処理手段8により遊技媒体の計数を行なうに際し予
め挿入された共通記録媒体2の記録媒体識別情報と同じ
識別情報を記録して排出する等のように、遊技場におい
て、複数の共通記録媒体の中から或る共通記録媒体を特
定するための識別情報を記録して排出するようにする。
このように構成すれば、その遊技媒体用記録媒体を使用
して景品交換あるいは再遊技する際に、挿入された遊技
媒体用記録媒体に記録されている記録媒体識別情報を手
掛りに遊技用管理装置3が該当する遊技媒体計数情報を
割出し、その遊技媒体計数情報と遊技媒体用記録媒体に
記録されている遊技媒体計数情報とを照合する等して管
理することが可能となる。
【0097】(2) 図2において、識別情報発行手段
43は、遊技場において複数の前記共通記録媒体の中か
ら或る共通記録媒体を特定するための識別情報を発行す
る機能を有する。識別情報登録手段44は、前記識別情
報を登録する機能を有する。有価価値分類記憶手段47
は、前記識別情報登録手段により登録された識別情報に
対応する前記共通記録媒体の共通有価価値の残価値と、
当該共通記録媒体の共通有価価値を使用して遊技を行な
った結果としての遊技結果価値とを記憶する機能を有す
る。識別情報照合手段45により、前記識別情報が入力
され、該入力された識別情報と前記登録された識別情報
とを照合して合致する識別情報がある場合に該識別情報
に対応する前記共通有価価値の残価値と前記遊技結果価
値との少なくとも一方を割出して管理する識別情報照合
管理手段が構成されている。なお、この識別情報照合管
理手段は、ケースバイケースで必要に応じて、共通有価
価値の残価値と遊技結果価値とのうちの一方だけを割出
して管理してもよく、また両方を割出して管理してもよ
い。収支情報分類記憶手段49は、前記共通記録媒体の
使用に伴って発生する遊技場の収支情報を該共通記録媒
体の識別情報に対応させて記憶する機能を有する。総合
管理センター41または地区管理センター40により、
前記収支情報分類記憶手段に記憶されている収支情報が
対応する識別情報とともに送信される管理センターが構
成されている。また通信手段は、前記収支情報分類記憶
手段に記憶されている収支情報を対応する識別情報とと
もに管理センターに送信する機能を有する。
【0098】他店発行記録媒体照合手段50により、前
記情報が入力され、該入力された識別情報が他の遊技場
で発行されたものである場合に、該他の遊技場で発行さ
れた識別情報と前記入力された識別情報とを照合して合
致する識別情報があった場合に該識別情報に対応する前
記共通記録媒体の残価値と前記遊技結果価値との少なく
とも一方を割出して管理する他店発行記録媒体照合管理
手段が構成されている。出力指令手段30,出力手段4
8,表示手段4,印字手段29により、前記有価価値分
類記憶手段と前記収支情報分類記憶手段と、前記収支情
報記憶手段とのうち少なくとも1個の記憶手段の記憶情
報を出力する記憶情報出力手段が構成されている。
【0099】(3) 図3において、入賞玉検出手段5
3,始動入賞検出手段61,可変表示手段62,遊技制
御手段25により、遊技機の遊技状態が遊技者にとって
利益となる入賞状態になったことを検出する入賞状態検
出手段が構成されている。遊技媒体払出制御手段60,
遊技価値付与手段63により、前記入賞状態検出手段の
検出出力があった場合に遊技者に価値を付与する価値付
与手段が構成されている。打込玉検出手段57により、
遊技に使用された遊技媒体を検出する使用遊技媒体検出
手段が構成されている。利益情報検出手段26により、
前記使用遊技媒体検出手段の検出出力に基づいて遊技場
にとって利益となる利益情報を収集して出力する利益情
報収集出力手段が構成されている。不利益情報出力手段
24により、前記入賞状態検出手段の検出出力に基づい
て遊技場にとって不利益となる不利益情報を収集して出
力する不利益情報収集出力手段が構成されている。
【0100】(4) 図4において、取引明細発行手段
76は、レシート等の形で取引明細を発行する代わり
に、取引明細データが記録されたカード等の記録媒体を
発行するようにしてもよい。また景品交換処理手段5
は、景品種類指定手段78に加えて、指定された景品種
類の個数を入力するための景品個数指定入力手段を有す
るものであってもよい。
【0101】(5) 図5ないし図11に示したフロー
チャートにおいて、前記S5,S7,S8,S10〜S
12により、前記他の遊技場で発行された識別情報に対
応する他店発行共通記録媒体については、前記他店発行
記録媒体照合管理手段による照合管理動作が終了する以
前の段階から当該共通記録媒体の使用を許可する使用許
可手段が構成されている。この使用許可手段は、当該他
店発行共通記録媒体の使用を許可した後その記録媒体の
照合管理動作を行なう代わりに、当該他店発行共通記録
媒体の照合管理動作を先に開始した後当該他店発行共通
記録媒体の使用を許可するものであってもよく、要する
に、当該他店発行共通記録媒体の照合管理動作が終了す
る以前にその共通記録媒体の使用を許可するものであれ
ばよい。前記SB15により、前記他店発行共通記録媒
体の使用による前記遊技結果価値の処理については、前
記他店発行記録媒体照合管理手段による照合管理動作が
終了するまで保留する遊技結果価値処理保留手段が構成
されている。
【0102】前記S10〜S21またはS40〜S45
またはS52〜S56により、使用された共通記録媒体
に記録されている記録媒体識別情報に対応する記録媒体
識別情報を前記有価価値分類記憶手段の記憶情報の中か
ら検索し、該当するものが検索された場合にその該当す
る記憶内容が前記使用された共通記録媒体の記録内容と
一致するか否かを判別し、一致する場合に許可信号を出
力し一致しない場合に不許可信号を出力する一致判別管
理手段が構成されている。
【0103】前記S43により、前記遊技媒体計数情報
と前記遊技結果価値情報との差が許容される範囲内であ
るか否かを判別する誤差判別手段が構成されている。前
記SC5,SC8,SC9,SC10により、前記誤差
判別手段により差が許容範囲に収まらないと判別された
場合に、前記遊技媒体処理手段による投入された遊技媒
体に相当するデータを共通記録媒体に書込む書込動作を
禁止する書込禁止手段が構成されている。前記SB8に
より、前記共通記録媒体が有する共通有価価値の一部を
遊技に使用するべく引落す共通有価価値引落し手段が構
成されている。前記SB11により、前記遊技結果価値
の一部を遊技に使用するべく引落す遊技結果価値引落手
段が構成されている。
【0104】前記S23〜S27またはS29〜S33
またはS34〜S38またはS46〜S50またはS5
7〜S61により、前記共通記録媒体の使用に伴って当
該共通記録媒体の記録情報が更新された場合に、共通記
録媒体の記録情報を記憶して登録している記録媒体情報
登録手段(有価価値分類記憶手段47,収支情報分類記
憶手段)の当該共通記録媒体に対応する記憶情報を前記
共通記録媒体の更新された後の記録情報となるように更
新する記憶情報更新手段が構成されている。前記S66
により、貸出された遊技媒体を演算する貸出遊技媒体数
演算手段が構成されている。前記S67により、前記再
遊技に使用された遊技結果価値を前記貸出された遊技媒
体数に換算するための所定の演算を行なって擬似貸出遊
技媒体数を算出する擬似貸出遊技媒体数演算手段が構成
されている。前記遊技用管理装置3により、遊技場にと
って利益となる利益情報と遊技場にとって不利益となる
不利益情報との差である差数を演算する差数演算手段が
構成されている。前記S68,S69により、前記遊技
媒体の貸出量に関する貸出情報と、遊技場にとって利益
となる利益情報と遊技場にとって不利益となる不利益情
報との差である差数情報とに基づいて営業割数を演算す
る割数演算手段が構成されている。また、この割数演算
手段は、前記遊技結果価値を使用した再遊技の際に貸出
された前記遊技媒体の貸出量をも前記貸出情報に含めて
前記営業割数を演算する機能を有する。さらに具体的に
は、この割数演算手段は、前記貸出遊技媒体数演算手段
の演算結果と前記擬似貸出遊技媒体数演算手段の演算結
果との和から前記差数演算手段の演算結果を減じた値
を、前記貸出遊技媒体数演算手段の演算結果と前記擬似
貸出遊技媒体数演算手段の演算結果との和で除した値を
演算す機能を有する。また図15に示した営業割数を出
力する表示手段4,印字手段29により、前記割数演算
手段の演算結果を出力する出力手段が構成されている。
【0105】前記擬似貸出遊技媒体数演算手段は、前記
再遊技に使用された遊技結果価値に所定の係数を乗じる
演算を行なって擬似貸出遊技媒体数を算出するものであ
る。また、前記割数演算手段は、遊技機ごとの営業割数
を演算する機能を有し、前記出力手段は、遊技機ごとに
その遊技機を特定可能な情報とともに前記割数演算手段
の演算結果を出力する機能を有する。さらに、前記割数
演算手段は、複数の遊技機における営業割数の平均を演
算する機能を有し、前記出力手段は、前記割数演算手段
によって演算された複数の遊技機の割数の平均を出力す
る機能を有する。
【0106】一方、貸玉額と景品交換額とで営業割数を
算出する場合は、各遊技機毎、機種毎に営業割数は出て
こないし、また、遊技者が持玉を保有している間は営業
割数が正確には算出できないために営業終了時でないと
正確な営業割数が出てこない不都合が生じる。しかし、
本実施例の場合には、貸玉数に関するデータと前記再遊
技に際しての擬似貸出遊技媒体数に関するデータと差数
データとで営業割数を算出しているために、正確な営業
割数を各遊技機毎、機種毎にかつリアルタイムに把握で
きる。
【0107】また、本実施例では、営業割数を貸玉数等
の玉数ベースのデータに基づいて算出したが貸出額等の
金額ベースのデータに基づいて算出してもよい。すなわ
ち、本発明でいう「遊技媒体の貸出量」とは、遊技媒体
の貸出個数ばかりでなく遊技媒体の貸出金額をも含む広
い概念である。さらに、遊技機毎に玉貸ができるように
する代わりにまたはそれに加えて、たとえば遊技機設置
島の端に再遊技を行なうための遊技媒体を払出す遊技媒
体貸出機を設け、そこからの遊技媒体の貸出量を営業割
数の算出に用いてもよい。
【0108】
【発明の効果】請求項1に記載の本発明によれば、遊技
を行なった結果としての有価価値である遊技結果価値を
使用して再遊技を行なうという遊技結果価値再遊技シス
テムを採用した場合においても、再遊技の際に貸出され
た遊技媒体の貸出量をも含めて営業割数の演算を行なう
ので、営業割数の誤差を小さくすることができる。
【0109】請求項2に記載に本発明によれば、請求項
1に記載の発明の効果に加えて、営業割数の演算機能の
他に、貸出された遊技媒体数を演算する機能と、擬似貸
出遊技媒体数を演算する機能と、差数を演算する機能と
を有する多機能な遊技用管理装置を提供し得る。
【0110】請求項3に記載の本発明によれば、請求項
2に記載の発明の効果に加えて、たとえばその遊技場の
特殊景品交換率等を考慮した所定の係数を乗ずることに
より擬似貸出遊技媒体数が算出されるために、遊技場の
特殊景品交換率等を考慮した営業割数を演算できる。
【0111】請求項4に記載の本発明によれば、請求項
1に記載の発明の効果に加えて、前記営業割数が遊技機
ごとに演算されて出力されるために、遊技機ごとに個別
に前記営業割数を把握でき、遊技機ごとの営業割数のば
らつき等を把握することができる。
【0112】請求項5に記載の本発明によれば、請求項
1に記載の発明の効果に加えて、複の遊技機における前
記営業割数の平均が演算されて出力されるために、前記
複数の遊技機全体の営業割数の平均を把握でき、その営
業割数の平均を遊技場経営に利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】遊技用管理装置が用いられた遊技場の全体シス
テム図である。
【図2】遊技用管理装置およびその周辺機器を示す機能
ブロック図である。
【図3】遊技機の機能ブロック図である。
【図4】(A)は共通記録媒体発行手段の機能ブロック
図であり、(B)は遊技媒体処理手段の機能ブロック図
であり、(C)は景品交換処理手段の機能ブロック図で
ある。
【図5】(A)は共通記録媒体発行手段の共通記録媒体
発行サブルーチンプログラムを示すフローチャートであ
り、(B)は遊技用管理装置の識別情報発行サブルーチ
ンプログラムを示すフローチャートであり、(C)は遊
技用管理装置の識別情報登録サブルーチンプログラムを
示すフローチャートである。
【図6】(A)は共通記録媒体処理手段の共通記録媒体
読取サブルーチンプログラムを示すフローチャートであ
り、(B)は遊技用管理装置の識別情報照合サブルーチ
ンプログラムを示すフローチャートである。
【図7】(A)は共通記録媒体処理手段の有価価値引落
しサブルーチンプログラムを示すフローチャートであ
り、(B)は遊技用管理装置の有価価値情報更新サブル
ーチンプログラムを示すフローチャートである。
【図8】(A)は共通記録媒体処理手段の共通記録媒体
書込サブルーチンプログラムを示すフローチャートであ
り、(B)は遊技用管理装置の有価価値情報更新サブル
ーチンプログラムを示すフローチャートである。
【図9】(A)は遊技媒体処理手段の遊技媒体計数サブ
ルーチンプログラムを示すフローチャートであり、
(B)は遊技用管理装置の識別情報照合サブルーチンプ
ログラムを示すフローチャートであり、(C)は遊技用
管理装置の有価価値情報更新サブルーチンプログラムを
示すフローチャートである。
【図10】(A)は景品交換処理手段の景品交換処理サ
ブルーチンプログラムを示すフローチャートであり、
(B)は遊技用管理装置の識別情報照合サブルーチンプ
ログラムを示すフローチャートであり、(C)は遊技用
管理装置の有価価値情報更新サブルーチンプログラムを
フローチャートである。
【図11】(A)は遊技用管理装置の情報出力処理サブ
ルーチンプログラムを示すフローチャートであり、
(B)は遊技用管理装置の営業割数演算処理サブルーチ
ンプログラムを示すフローチャートである。
【図12】有価価値分類記憶手段のデータ出力例を示す
図である。
【図13】収支情報分類記憶手段のデータ出力例を示す
図である。
【図14】収支情報分類記憶手段のデータ出力例を示す
図である。
【図15】収支情報記憶手段のデータ出力例を示す図で
ある。
【符号の説明】
1は共通記録媒体発行手段、13は共通記録媒体処理手
段、60は遊技媒体払出制御手段、24は不利益情報出
力手段、26は利益情報出力手段、25は遊技制御手
段、8は遊技媒体処理手段、5は景品交換処理手段、3
は遊技用管理装置、43は識別情報発行手段、44は識
別情報登録手段、47は有価価値分類記憶手段、45は
識別情報照合手段、46は収支情報記憶手段、30は出
力指令手段、48は出力手段、4は表示手段、29は印
字手段、49は収支情報分類記憶手段、50は他店発行
記録媒体照合手段、42は通信手段、40は地区管理セ
ンター、41は総合管理センター、14は遊技機、2,
15,12,7は中継手段である。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年11月16日(2001.11.
16)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0001
【補正方法】変更
【補正内容】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば、パチン
コ遊技機やコイン遊技機あるいはスロットマシン等の遊
技機が設置された遊技場において用いられる遊技用管理
装置に関し、詳しくは、貸出された遊技媒体を使用して
遊技を行なうことができるとともに、遊技を行なった結
果としての有価価値である遊技結果価値を使用して再遊
技を行なうことができる遊技場での遊技用管理装置に関
する。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、貸出された遊技媒体を使用して遊技を行なうことが
できるとともに、遊技を行なった結果としての有価価値
である遊技結果価値を景品交換することができ、該景品
交換に用いられなかった遊技結果価値を使用して再遊技
を行なうことができる遊技場での遊技用管理装置であっ
て、前記遊技媒体の貸出量に関す貸出情報と、遊技場
にとって利益となる利益情報と遊技場にとって不利益と
なる不利益情報との差である差数情報とに基づいて営業
割数を演算する割数演算手段と、該割数演算手段の演算
結果を出力する出力手段とを含み、前記割数演算手段
は、遊技機ごとの営業割数を演算可能なものであり、
記遊技結果価値を使用した再遊技の際に貸出された前記
遊技媒体の貸出量をも前記貸出情報に含めて前記営業割
数を演算し、前記出力手段は、遊技機ごとにその遊技機
を特定可能な情報とともに前記割数演算手段の演算結果
を出力することを特徴とする。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】削除
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】削除
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】
【作用】請求項1に記載の本発明によれば、割数演算手
段の働きにより、遊技媒体の貸出量に関する貸出情報
と、遊技場にとって利益となる利益情報と遊技場にとっ
て不利益となる不利益情報との差である差数情報とに基
づいて、営業割数が演算される。その営業割数は、遊技
機ごとに演算可能である。そして、前記遊技結果価値を
使用した再遊技が行なわれた場合に、その再遊技の際に
貸出された前記遊技媒体の貸出量をも前記貸出情報に含
めて前記営業割数が演算される。そして、その演算結果
が、遊技機ごとにその遊技機を特定可能な情報とともに
出力される。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】削除
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】削除
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0027
【補正方法】変更
【補正内容】
【0027】なお、共通記録媒体発行手段1,遊技媒体
処理手段8,景品交換処理手段5には、それぞれ挿入さ
れた共通カード2に記録されている情報を読取ったり情
報を更新したりするための共通記録媒体処理手段が内蔵
されている。また、本実施の形態においては、遊技機の
一例としてパチンコ遊技機14を示したが、その代わり
に、コイン遊技機あるいはスロットマシン等であっても
よい。そして、コイン遊技機あるいはスロットマシンの
場合には、遊技媒体としてコインが用いられる。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0082
【補正方法】変更
【補正内容】
【0082】発行金額情報は、度数で示されており、た
とえば「50」は、5000円に相当する。処理手段識
別情報において、Aは共通記録媒体発行手段1,Bは共
通記録媒体処理手段13,Cは遊技媒体処理手段8,D
は景品交換処理手段5をそれぞれ示している。そしてそ
れぞれのアルファベットの右側に示された数字がその遊
技場に設置されている複数の処理手段のうちの或る処理
手段を特定するための情報である。たとえば「B012
3」の場合には、この遊技場に設置された複数の共通記
録媒体処理手段13のうちの処理手段番号が0123の
ものを示している。使用金額情報とは、共通記録媒体処
理手段13により使用された発行金額(残金額)を度数
で表わしたものであり、たとえば「20」は2000円
分が使用されたことになる。この使用金額情報が、この
遊技場に設置された複数の共通記録媒体処理手段13の
うちの当該共通記録媒体が使用された共通記録媒体処理
手段13ごとに使用度数の形で記憶されている。再遊技
使用価値情報は、共通記録媒体に記録されている遊技媒
体計数情報を使用して再遊技した場合のその使用価値情
報のことであり、使用された共通記録媒体処理手段13
に対応して遊技媒体数の形で記憶されている。たとえば
「1000」の場合には、1000個の遊技媒体が使用
されたことになる。手数料価値情報は、遊技媒体計数情
報を使用して再遊技を行なう場合に遊技者がその遊技場
に払わなければならない手数料を遊技媒体の個数で記憶
したものである。この実施の形態の場合には、再遊技使
用価値の半分の額となる。遊技結果価値情報は、遊技者
が遊技を行なった結果の収支情報に使用金額相当の遊技
媒体数を加算した価値情報のことであり、遊技を行なう
べく共通記録媒体を使用した共通記録媒体処理手段13
ごとに遊技媒体数の形で記憶されている。収支情報と
は、遊技場にとって利益となる利益情報(打込玉数)か
ら遊技場にとって不利益となる不利益情報(景品玉数)
を減算した値(差数)のことであり、図示1番上の行の
「−2513」の場合には、使用金額が2000円であ
り、遊技媒体数に換算すると2000/4=500とな
り、遊技者が所有している遊技媒体数すなわち遊技結果
価値は、−(−2513)+500=3013となる。
一方、記録媒体識別情報が00001の場合における一
番下の行に示された収支情報「1000」の場合には、
再遊技使用価値が1000で手数料価値が500であり
遊技の結果最終的に遊技者が遊技結果価値を全く獲得で
きなかったために遊技結果価値情報が再遊技使用価値情
報と手数料価値情報とを加算した価値だけ減算されて−
1500となっており、「1000」だけ再遊技に価値
を使用して遊技結果価値が全く獲得できなかったため
に、収支情報としては「1000」となる。
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0096
【補正方法】変更
【補正内容】
【0096】次に、以上説明した実施の形態の特徴や変
形例等以下に列挙する。 (1) 図1において、遊技媒体処理手段8により投入
された遊技媒体の計数情報である遊技媒体計数情報を共
通記録媒体2に記録させる代わりに、遊技媒体計数情報
を記録する専用の遊技媒体用記録媒体にその遊技媒体計
数情報を記録して遊技者に排出するようにしてもよい。
その場合には、排出する遊技媒体用記録媒体には、遊技
媒体処理手段8により遊技媒体の計数を行なうに際し予
め挿入された共通記録媒体2の記録媒体識別情報と同じ
識別情報を記録して排出する等のように、遊技場におい
て、複数の共通記録媒体の中から或る共通記録媒体を特
定するための識別情報を記録して排出するようにする。
このように構成すれば、その遊技媒体用記録媒体を使用
して景品交換あるいは再遊技する際に、挿入された遊技
媒体用記録媒体に記録されている記録媒体識別情報を手
掛りに遊技用管理装置3が該当する遊技媒体計数情報を
割出し、その遊技媒体計数情報と遊技媒体用記録媒体に
記録されている遊技媒体計数情報とを照合する等して管
理することが可能となる。
【手続補正13】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0106
【補正方法】変更
【補正内容】
【0106】一方、貸玉額と景品交換額とで営業割数を
算出する場合は、各遊技機毎、機種毎に営業割数は出て
こないし、また、遊技者が持玉を保有している間は営業
割数が正確には算出できないために営業終了時でないと
正確な営業割数が出てこない不都合が生じる。しかし、
本実施の形態の場合には、貸玉数に関するデータと前記
再遊技に際しての擬似貸出遊技媒体数に関するデータと
差数データとで営業割数を算出しているために、正確な
営業割数を各遊技機毎、機種毎にかつリアルタイムに把
握できる。
【手続補正14】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0107
【補正方法】変更
【補正内容】
【0107】また、本実施の形態では、営業割数を貸玉
数等の玉数ベースのデータに基づいて算出したが貸出額
等の金額ベースのデータに基づいて算出してもよい。す
なわち、本発明でいう「遊技媒体の貸出量」とは、遊技
媒体の貸出個数ばかりでなく遊技媒体の貸出金額をも含
む広い概念である。さらに、遊技機毎に玉貸ができるよ
うにする代わりにまたはそれに加えて、たとえば遊技機
設置島の端に再遊技を行なうための遊技媒体を払出す遊
技媒体貸出機を設け、そこからの遊技媒体の貸出量を営
業割数の算出に用いてもよい。
【手続補正15】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0108
【補正方法】変更
【補正内容】
【0108】
【発明の効果】請求項1に記載の本発明によれば、遊技
を行なった結果としての有価価値である遊技結果価値を
使用して再遊技を行なうという遊技結果価値再遊技シス
テムを採用した場合においても、再遊技の際に貸出され
た遊技媒体の貸出量をも含めて営業割数の演算を行なう
ので、営業割数の誤差を小さくすることができる。さら
に、営業割数が遊技機ごとに演算されて出力されるため
に、遊技機ごとに個別に営業割数を把握でき、遊技機ご
との営業割数のばらつき等を把握することができる。
【手続補正16】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0111
【補正方法】削除
【手続補正17】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0112
【補正方法】削除

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 貸出された遊技媒体を使用して遊技を行
    なうことができるとともに、遊技を行なった結果として
    の有価価値である遊技結果価値を景品交換することがで
    き、該景品交換に用いられなかった遊技結果価値を使用
    して再遊技を行なうことができる遊技場での遊技用管理
    装置であって、 前記遊技媒体の貸出量に関す貸出情報と、遊技場にとっ
    て利益となる利益情報と遊技場にとって不利益となる不
    利益情報との差である差数情報とに基づいて営業割数を
    演算する割数演算手段と、 該割数演算手段の演算結果を出力する出力手段とを含
    み、 前記割数演算手段は、前記遊技結果価値を使用した再遊
    技の際に貸出された前記遊技媒体の貸出量をも前記貸出
    情報に含めて前記営業割数を演算することを特徴とす
    る、遊技用管理装置。
  2. 【請求項2】 前記貸出された遊技媒体数を演算する貸
    出遊技媒体数演算手段と、 前記再遊技に使用された遊技結果価値を前記貸出された
    遊技媒体数に換算するための所定の演算を行なって擬似
    貸出遊技媒体数を算出する擬似貸出遊技媒体数演算手段
    と、 遊技場にとって利益となる利益情報と遊技場にとって不
    利益となる不利益情報との差である差数を演算する差数
    演算手段とをさらに含み、 前記割数演算手段は、前記貸出遊技媒体数演算手段の演
    算結果と前記擬似貸出遊技媒体数演算手段の演算結果と
    の和から前記差数演算手段の演算結果を減じた値を、前
    記貸出遊技媒体数演算手段の演算結果と前記擬似貸出遊
    技媒体数演算手段の演算結果との和で除して営業割数を
    演算することを特徴とする、請求項1記載の遊技用管理
    装置。
  3. 【請求項3】 前記擬似貸出遊技媒体数演算手段は、前
    記再遊技に使用された遊技結果価値に所定の係数を乗じ
    る演算を行って擬似貸出遊技媒体数を算出することを特
    徴とする、請求項2記載の遊技用管理装置。
  4. 【請求項4】 前記割数演算手段は、遊技機ごとの営業
    割数を演算可能なものであり、 前記出力手段は、遊技機ごとにその遊技機を特定可能な
    情報とともに前記割数演算手段の演算結果を出力するこ
    とを特徴とする、請求項1記載の遊技用管理装置。
  5. 【請求項5】 前記割数演算手段は、複数の遊技機にお
    ける営業割数の平均を演算可能なものであり、 前記出力手段は、前記割数演算手段によって演算された
    複数の遊技機の割数の平均を出力するものであることを
    特徴とする、請求項1記載の遊技用管理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014166397A (ja) * 2014-03-24 2014-09-11 Sankyo Co Ltd 中継装置及び景品交換システム

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