JP2002159618A - 回胴式遊技機および図柄テープ - Google Patents
回胴式遊技機および図柄テープInfo
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- JP2002159618A JP2002159618A JP2000360145A JP2000360145A JP2002159618A JP 2002159618 A JP2002159618 A JP 2002159618A JP 2000360145 A JP2000360145 A JP 2000360145A JP 2000360145 A JP2000360145 A JP 2000360145A JP 2002159618 A JP2002159618 A JP 2002159618A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 回胴式遊技機において、図柄テープのリール
への組み付けと分離を容易にし、図柄テープがリールか
ら剥がれ難くする。 【解決手段】 リール201の外周部および図柄テープ
101の双方に複数の固定穴を設け、リールの外周に図
柄テープを1周巻きつけ、それら固定穴に固定ピンを挿
入して、リール201に図柄テープ101を組み付けて
固定する。さらに、上記固定穴の内のいくつかを他の固
定穴と異なった形状の固定兼位置決め穴とし、それら固
定兼位置決め穴に上記固定ピンと異なった形状の固定兼
位置決めピン41−1、41−2を挿入して、図柄テー
プ101の貼り出す位置を決める。
への組み付けと分離を容易にし、図柄テープがリールか
ら剥がれ難くする。 【解決手段】 リール201の外周部および図柄テープ
101の双方に複数の固定穴を設け、リールの外周に図
柄テープを1周巻きつけ、それら固定穴に固定ピンを挿
入して、リール201に図柄テープ101を組み付けて
固定する。さらに、上記固定穴の内のいくつかを他の固
定穴と異なった形状の固定兼位置決め穴とし、それら固
定兼位置決め穴に上記固定ピンと異なった形状の固定兼
位置決めピン41−1、41−2を挿入して、図柄テー
プ101の貼り出す位置を決める。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回胴式遊技機およ
び図柄テープに関し、より詳細には表面に複数の図柄を
配した回胴を有する回胴式遊技機および図柄テープに関
する。
び図柄テープに関し、より詳細には表面に複数の図柄を
配した回胴を有する回胴式遊技機および図柄テープに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、一般的にパチスロ機と呼ばれる回
胴式遊技機は、表面に複数の図柄を配した回胴(以下、
リールと呼ぶ)を有する。回胴式遊技機はメダルを所定
枚数だけ投入した後、スタートレバーが操作され複数の
リールが回転するのと同時に内部的なプログラムにより
入賞の抽選を行う。そして、入賞抽選の結果に基づいて
所定の有効ライン上に停止可能な図柄を決定し、遊技者
のリール回転停止の指示によってリールを停止し、有効
ライン上に停止した図柄の組合せに対して、遊技者へ所
定の遊技価値を付与する。
胴式遊技機は、表面に複数の図柄を配した回胴(以下、
リールと呼ぶ)を有する。回胴式遊技機はメダルを所定
枚数だけ投入した後、スタートレバーが操作され複数の
リールが回転するのと同時に内部的なプログラムにより
入賞の抽選を行う。そして、入賞抽選の結果に基づいて
所定の有効ライン上に停止可能な図柄を決定し、遊技者
のリール回転停止の指示によってリールを停止し、有効
ライン上に停止した図柄の組合せに対して、遊技者へ所
定の遊技価値を付与する。
【0003】このような回胴式遊技機関連の文献として
は、特開平9−313670号公報、特開平11−47
352号公報、特開2000−140206号公報、特
開2000−1126370号公報、特開2000−1
26369号公報、特開平11−29502号公報、お
よび特開2000−354号公報等があり、これら公報
に回胴式遊技機の一般的な機械構造が開示されている。
は、特開平9−313670号公報、特開平11−47
352号公報、特開2000−140206号公報、特
開2000−1126370号公報、特開2000−1
26369号公報、特開平11−29502号公報、お
よび特開2000−354号公報等があり、これら公報
に回胴式遊技機の一般的な機械構造が開示されている。
【0004】また、一般にパチンコ機と呼ばれる遊技機
用の遊技球をメダルの代わりに使用する回胴式遊技機も
知られている。
用の遊技球をメダルの代わりに使用する回胴式遊技機も
知られている。
【0005】このような遊技球を使用する回胴式遊技機
関連の文献としては、特開平5−7642号公報、およ
び特許第2613181号公報等があり、これら公報に
遊技球を使用する回胴式遊技機の一般的な機械構造が開
示されている。
関連の文献としては、特開平5−7642号公報、およ
び特許第2613181号公報等があり、これら公報に
遊技球を使用する回胴式遊技機の一般的な機械構造が開
示されている。
【0006】上記回胴式遊技機は、リールの外周に両面
テープを貼り、その上に表面に複数の図柄を描いた図柄
テープを1周巻きつけ、貼り付けて固定している。図柄
テープには、例えば複数の図柄7、c、b、s、r、z
等が図柄テープの21個のポイントに描かれている。
テープを貼り、その上に表面に複数の図柄を描いた図柄
テープを1周巻きつけ、貼り付けて固定している。図柄
テープには、例えば複数の図柄7、c、b、s、r、z
等が図柄テープの21個のポイントに描かれている。
【0007】この場合、図柄テープの貼り出す位置を決
めるためにリールの外周部にマークを付け、その位置を
基準に図柄テープを貼り出し、図柄テープの貼り付けに
おける各図柄の位置を決めている。これによりリールの
回点を制御するモータのリール原点位置と各図柄の位置
決めをしている。
めるためにリールの外周部にマークを付け、その位置を
基準に図柄テープを貼り出し、図柄テープの貼り付けに
おける各図柄の位置を決めている。これによりリールの
回点を制御するモータのリール原点位置と各図柄の位置
決めをしている。
【0008】遊技者がスタートレバーを操作すると、左
から順に3列に並んだ表示窓内の3個のリールが上から
下向きへ回転を始める。リールの回転と同時に内部的な
プログラムの抽選によって、入賞(いわゆる”役”の当
選)またはハズレ(役の不当選)が決定される。
から順に3列に並んだ表示窓内の3個のリールが上から
下向きへ回転を始める。リールの回転と同時に内部的な
プログラムの抽選によって、入賞(いわゆる”役”の当
選)またはハズレ(役の不当選)が決定される。
【0009】各役は有効ライン上に揃うことが可能な3
列の図柄の組合せである。役の種類には、特定の図柄が
有効ライン上に揃うことで遊技者が多量のメダルを獲得
できる特別入賞(以下、ボーナスと呼ぶ)、および例え
ば図柄cの有効ライン上の並びのような少量のメダルを
払い出すその他の入賞(以下、小役と呼ぶ)がある。
列の図柄の組合せである。役の種類には、特定の図柄が
有効ライン上に揃うことで遊技者が多量のメダルを獲得
できる特別入賞(以下、ボーナスと呼ぶ)、および例え
ば図柄cの有効ライン上の並びのような少量のメダルを
払い出すその他の入賞(以下、小役と呼ぶ)がある。
【0010】また、ボーナスには例えば図柄7が有効ラ
イン上に揃うことで遊技者が多量のメダルを獲得できる
ビッグボーナス(以下、BBと呼ぶ)、および例えば図
柄bが有効ライン上に揃うことで遊技者が多量のメダル
を獲得できるレギュラーボーナス(以下、RBと呼ぶ)
がある。
イン上に揃うことで遊技者が多量のメダルを獲得できる
ビッグボーナス(以下、BBと呼ぶ)、および例えば図
柄bが有効ライン上に揃うことで遊技者が多量のメダル
を獲得できるレギュラーボーナス(以下、RBと呼ぶ)
がある。
【0011】ここで以下、上記のような図柄cの有効ラ
イン上の並びを小役cの成立と呼び、図柄7および図柄
bの有効ライン上の並びを各々BBの成立およびRBの
成立と呼ぶ。
イン上の並びを小役cの成立と呼び、図柄7および図柄
bの有効ライン上の並びを各々BBの成立およびRBの
成立と呼ぶ。
【0012】回胴式遊技機のプログラムは、通常、小役
はボーナスより高確率に設定されている。またプログラ
ムは、上記各役に対応するフラグ(デフォルトはOF
F)を制御しており、役の入賞時にはその役のフラグを
ONする(役のフラグの成立)。
はボーナスより高確率に設定されている。またプログラ
ムは、上記各役に対応するフラグ(デフォルトはOF
F)を制御しており、役の入賞時にはその役のフラグを
ONする(役のフラグの成立)。
【0013】特に、ボーナスフラグON時には、通常、
遊技者に対してボーナスフラグの成立を告知する。その
告知としては、リーチ目(特定の図柄の組合せが表示窓
内の特定の位置に停止する)、表示窓のフラッシュ、
音、および告知ランプの点灯等がある。
遊技者に対してボーナスフラグの成立を告知する。その
告知としては、リーチ目(特定の図柄の組合せが表示窓
内の特定の位置に停止する)、表示窓のフラッシュ、
音、および告知ランプの点灯等がある。
【0014】ある役のフラグがONの状態で、遊技者が
停止ボタンを押してリールの回転を止める場合、リール
の引込み制御が働く範囲でフラグONの役の図柄が有効
ライン上に揃えられる。有効ライン上に揃った役に対応
した枚数のメダルの払い出しが遊技者に対して行われ、
1ゲーム終了となる。
停止ボタンを押してリールの回転を止める場合、リール
の引込み制御が働く範囲でフラグONの役の図柄が有効
ライン上に揃えられる。有効ライン上に揃った役に対応
した枚数のメダルの払い出しが遊技者に対して行われ、
1ゲーム終了となる。
【0015】ここで、リールの引込み制御は、停止ボタ
ンが押されたタイミングから所定のコマ数以内だけ(現
行の回胴式遊技機規定では、最大4コマ)の停止を制御
する。
ンが押されたタイミングから所定のコマ数以内だけ(現
行の回胴式遊技機規定では、最大4コマ)の停止を制御
する。
【0016】逆に役の不成立時は全ての役のフラグがO
FFなので、遊技者が停止ボタンを押して特定の役の図
柄を狙ってリールの回転を止めたとしても、ハズレ時の
リール制御が働くためにどのような役の図柄も有効ライ
ン上に揃わずに、1ゲーム終了となる。
FFなので、遊技者が停止ボタンを押して特定の役の図
柄を狙ってリールの回転を止めたとしても、ハズレ時の
リール制御が働くためにどのような役の図柄も有効ライ
ン上に揃わずに、1ゲーム終了となる。
【0017】上記リールの引込み制御は、有効ライン上
に停止させたい役の図柄を狙って、その図柄を含むリー
ルの引込み制御が働く範囲内で停止ボタンを押すこと、
いわゆる”目押し”が得意な熟練した遊技者(上級者)
は、高頻度で役の図柄を有効ライン上に揃えることがで
きる。
に停止させたい役の図柄を狙って、その図柄を含むリー
ルの引込み制御が働く範囲内で停止ボタンを押すこと、
いわゆる”目押し”が得意な熟練した遊技者(上級者)
は、高頻度で役の図柄を有効ライン上に揃えることがで
きる。
【0018】逆に、例えばBBフラグの成立が告知され
た後、即ちBBフラグONにも関わらず、リールの引込
み制御が働く範囲内に図柄7が無い位置で遊技者が停止
ボタンを押すと、リールの引込み制御が働かず、押した
なりの図柄が有効ライン上に停止し図柄7が有効ライン
上に揃わない。
た後、即ちBBフラグONにも関わらず、リールの引込
み制御が働く範囲内に図柄7が無い位置で遊技者が停止
ボタンを押すと、リールの引込み制御が働かず、押した
なりの図柄が有効ライン上に停止し図柄7が有効ライン
上に揃わない。
【0019】目押しが不得手な遊技者(初、中級者)
は、このような役を有効ライン上に揃えられないこと、
いわゆる役の”取りこぼし”を発生させやすい。
は、このような役を有効ライン上に揃えられないこと、
いわゆる役の”取りこぼし”を発生させやすい。
【0020】しかし、図柄テープ上の例えばBBの図柄
7を、図柄テープの1周巻きつけの切れ目に配したり、
派手な色、大きな図柄にしたり、或いは半透明にしてリ
ール内のランプ光が透過するようにして、BB図柄の目
押しポイントを分かり易くし、BB図柄を目押しし易く
した回胴式遊技機も製造されている。
7を、図柄テープの1周巻きつけの切れ目に配したり、
派手な色、大きな図柄にしたり、或いは半透明にしてリ
ール内のランプ光が透過するようにして、BB図柄の目
押しポイントを分かり易くし、BB図柄を目押しし易く
した回胴式遊技機も製造されている。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】上述のように回胴式遊
技機では、リールの外周に両面テープを貼り、その上に
表面に図柄テープを1周巻きつけ、貼り付けて固定す
る。
技機では、リールの外周に両面テープを貼り、その上に
表面に図柄テープを1周巻きつけ、貼り付けて固定す
る。
【0022】このため、熟練者が貼らないと、図柄テー
プがずれてしまい図柄の位置ずれが発生する場合があ
り、図柄テープのリールへの組み付けが容易でない。
プがずれてしまい図柄の位置ずれが発生する場合があ
り、図柄テープのリールへの組み付けが容易でない。
【0023】また、図柄テープの1周巻きつけの切れ目
において、図柄テープの両端部がリール内のランプ等の
熱によって剥がれ易く、メンテナンス工数を増大させ、
遊技に支障をきたす。このことはさらに、図柄テープの
切れ目やランプ光等を目押しポイントに積極的に活用す
る上での課題である。
において、図柄テープの両端部がリール内のランプ等の
熱によって剥がれ易く、メンテナンス工数を増大させ、
遊技に支障をきたす。このことはさらに、図柄テープの
切れ目やランプ光等を目押しポイントに積極的に活用す
る上での課題である。
【0024】さらに、リールの外周表面から図柄テープ
を剥がす場合、リール或いは図柄テープに両面テープが
残り後処理が煩わしく、リサイクルのための材料の区分
けがし難いという解決すべき課題が従来技術にはあっ
た。
を剥がす場合、リール或いは図柄テープに両面テープが
残り後処理が煩わしく、リサイクルのための材料の区分
けがし難いという解決すべき課題が従来技術にはあっ
た。
【0025】本発明は、このような課題に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは、図柄テープのリー
ルへの組み付けと分離が容易で、図柄テープがリールか
ら剥がれ難い回胴式遊技機および図柄テープを提供する
ことにある。
たもので、その目的とするところは、図柄テープのリー
ルへの組み付けと分離が容易で、図柄テープがリールか
ら剥がれ難い回胴式遊技機および図柄テープを提供する
ことにある。
【0026】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、請求項1の発明は、第1の穴および該第1の
穴と形状が異なる複数の第2の穴が長手方向に所定のピ
ッチであけられ、表面に複数の図柄が配置された図柄テ
ープと、前記第1の穴と等しい形状を有する第3の穴、
および前記第2の穴の数と等しい数であって前記第2の
穴と等しい形状を有する第4の穴が、周方向に前記所定
のピッチであけられた回胴と、前記第1の穴とほぼ等し
い断面形状である先端部に係止部を有する第1のピン
と、前記第2の穴の数と等しい数であって、前記第2の
穴とほぼ等しい断面形状である先端部に係止部を有する
第2のピンとを備え、前記回胴の外周に前記図柄テープ
が配された状態で、前記第1のピンを前記第1の穴およ
び前記第3の穴に挿入し、前記第2のピンを前記第2の
穴および前記第4の穴に挿入して、前記第1のピンの係
止部および前記第2のピンの係止部を前記回胴に係止す
ることによって、前記回胴に前記図柄テープを固定する
ことを特徴とする。
るために、請求項1の発明は、第1の穴および該第1の
穴と形状が異なる複数の第2の穴が長手方向に所定のピ
ッチであけられ、表面に複数の図柄が配置された図柄テ
ープと、前記第1の穴と等しい形状を有する第3の穴、
および前記第2の穴の数と等しい数であって前記第2の
穴と等しい形状を有する第4の穴が、周方向に前記所定
のピッチであけられた回胴と、前記第1の穴とほぼ等し
い断面形状である先端部に係止部を有する第1のピン
と、前記第2の穴の数と等しい数であって、前記第2の
穴とほぼ等しい断面形状である先端部に係止部を有する
第2のピンとを備え、前記回胴の外周に前記図柄テープ
が配された状態で、前記第1のピンを前記第1の穴およ
び前記第3の穴に挿入し、前記第2のピンを前記第2の
穴および前記第4の穴に挿入して、前記第1のピンの係
止部および前記第2のピンの係止部を前記回胴に係止す
ることによって、前記回胴に前記図柄テープを固定する
ことを特徴とする。
【0027】請求項2の発明は、請求項1に記載の回胴
式遊技機において、前記第1のピンの頭部の色が前記第
2のピンの頭部の色と異なり、前記第1の穴は特定図柄
を指示する位置にあることを特徴とする。
式遊技機において、前記第1のピンの頭部の色が前記第
2のピンの頭部の色と異なり、前記第1の穴は特定図柄
を指示する位置にあることを特徴とする。
【0028】請求項3の発明は、請求項1に記載の回胴
式遊技機において、前記第1のピンの頭部の形状が前記
第2のピンの頭部の形状と異なり、前記第1の穴は特定
図柄を指示する位置にあることを特徴とする。
式遊技機において、前記第1のピンの頭部の形状が前記
第2のピンの頭部の形状と異なり、前記第1の穴は特定
図柄を指示する位置にあることを特徴とする。
【0029】請求項4の発明は、請求項1〜請求項3の
いずれかに記載の回胴式遊技機において、前記回胴式遊
技機は遊技に遊技球を用いることを特徴とする。
いずれかに記載の回胴式遊技機において、前記回胴式遊
技機は遊技に遊技球を用いることを特徴とする。
【0030】請求項5の発明は、回胴式遊技機用の図柄
テープであって、第1の穴および該第1の穴と形状が異
なる複数の第2の穴が長手方向に所定のピッチであけら
れ、表面に複数の図柄が配置されたことを特徴とする。
テープであって、第1の穴および該第1の穴と形状が異
なる複数の第2の穴が長手方向に所定のピッチであけら
れ、表面に複数の図柄が配置されたことを特徴とする。
【0031】請求項6の発明は、請求項5に記載の図柄
テープにおいて、前記回胴式遊技機は遊技に遊技球を用
いることを特徴とする。
テープにおいて、前記回胴式遊技機は遊技に遊技球を用
いることを特徴とする。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を詳細に説明する。なお、各図面において同様の
箇所には同一の符号を付し、説明の重複は省略する。ま
た、回胴式遊技機の機械構造は、前述の従来の技術に記
載した回胴式遊技機に関する公報等に示されるような従
来例と同様とすることができるので、説明は本発明に関
わる構成部とその補足部位のみに留める。
施形態を詳細に説明する。なお、各図面において同様の
箇所には同一の符号を付し、説明の重複は省略する。ま
た、回胴式遊技機の機械構造は、前述の従来の技術に記
載した回胴式遊技機に関する公報等に示されるような従
来例と同様とすることができるので、説明は本発明に関
わる構成部とその補足部位のみに留める。
【0033】本実施形態は、リールの外周部および図柄
テープの双方に複数の固定穴を設け、リールの外周に図
柄テープを1周巻きつけ、それら固定穴に固定ピンを挿
入して、リールに図柄テープを組み付けて固定すること
に特徴がある。
テープの双方に複数の固定穴を設け、リールの外周に図
柄テープを1周巻きつけ、それら固定穴に固定ピンを挿
入して、リールに図柄テープを組み付けて固定すること
に特徴がある。
【0034】さらに、上記固定穴の内のいくつかを他の
固定穴と異なった形状の固定兼位置決め穴とし、それら
固定兼位置決め穴に上記固定ピンと異なった形状の固定
兼位置決めピンを挿入して、図柄テープの貼り出す位置
を決め、リールを回転させるモータのリール原点位置と
各図柄の位置決めを行うことに特徴がある。
固定穴と異なった形状の固定兼位置決め穴とし、それら
固定兼位置決め穴に上記固定ピンと異なった形状の固定
兼位置決めピンを挿入して、図柄テープの貼り出す位置
を決め、リールを回転させるモータのリール原点位置と
各図柄の位置決めを行うことに特徴がある。
【0035】(固定穴および固定兼位置決め穴の設定)
図1は、本実施形態における回胴式遊技機の図柄テープ
を展開した一部分を示す。図1において、本実施形態の
図柄テープ101は、固定兼位置決め穴102、10
3、固定穴104、105、106、107、およびB
B図柄108を含む。
図1は、本実施形態における回胴式遊技機の図柄テープ
を展開した一部分を示す。図1において、本実施形態の
図柄テープ101は、固定兼位置決め穴102、10
3、固定穴104、105、106、107、およびB
B図柄108を含む。
【0036】図柄テープ101は長手方向に、一定のピ
ッチであけた複数の穴を左右両側に有する。それら穴の
内、2個の穴は形状が角穴である固定兼位置決め穴10
2および103である。残りの穴は全て形状が丸穴であ
る固定穴であり、それら固定穴の内の一部を図1に固定
穴104、105、106および107として示す。
ッチであけた複数の穴を左右両側に有する。それら穴の
内、2個の穴は形状が角穴である固定兼位置決め穴10
2および103である。残りの穴は全て形状が丸穴であ
る固定穴であり、それら固定穴の内の一部を図1に固定
穴104、105、106および107として示す。
【0037】特に固定兼位置決め穴102および103
は、BB図柄108の左右両側に設けられている。
は、BB図柄108の左右両側に設けられている。
【0038】図2は、本実施形態における回胴式遊技機
において、左から順に3列に並んだ3個のリールを上か
ら下向きへ回転させるリールユニットの内部構成の一部
を斜視して示す。図1において、本実施形態のリールユ
ニットは、リール201、カバー206、モータ207
および原点検出スイッチ208を含む。
において、左から順に3列に並んだ3個のリールを上か
ら下向きへ回転させるリールユニットの内部構成の一部
を斜視して示す。図1において、本実施形態のリールユ
ニットは、リール201、カバー206、モータ207
および原点検出スイッチ208を含む。
【0039】モータ207は、不図示の主制御部の制御
によりリール201の回転を行う。
によりリール201の回転を行う。
【0040】リール201は、固定兼位置決め穴20
2、203、固定穴204、205および原点検出板2
09を含む。
2、203、固定穴204、205および原点検出板2
09を含む。
【0041】リール201は外周部に、回転方向に一定
のピッチであけた複数の穴を、リール201を上から下
向きへ回転させた場合の左右両側に有する。それら穴の
内、2個の穴は形状が角穴である固定兼位置決め穴20
2および203である。残りの穴は全て形状が丸穴であ
る固定穴であり、それら固定穴の内の一部を図2に固定
穴204および205として示す。
のピッチであけた複数の穴を、リール201を上から下
向きへ回転させた場合の左右両側に有する。それら穴の
内、2個の穴は形状が角穴である固定兼位置決め穴20
2および203である。残りの穴は全て形状が丸穴であ
る固定穴であり、それら固定穴の内の一部を図2に固定
穴204および205として示す。
【0042】ここで、リール201の外周部の上記複数
の穴の回転方向のピッチは、図柄テープ101の長手方
向の上記複数の穴のピッチと等しく、リール201に図
柄テープ101を組み付けて固定する場合に、固定兼位
置決め穴202および203を各々固定兼位置決め穴1
02および103と合わせると、リール201の全ての
固定穴が図柄テープ101の全ての固定穴と一意に合わ
さることとする。また、リール201と図柄テープ10
1においては、全ての角穴は形状が等しく、全ての丸穴
も形状が等しい。
の穴の回転方向のピッチは、図柄テープ101の長手方
向の上記複数の穴のピッチと等しく、リール201に図
柄テープ101を組み付けて固定する場合に、固定兼位
置決め穴202および203を各々固定兼位置決め穴1
02および103と合わせると、リール201の全ての
固定穴が図柄テープ101の全ての固定穴と一意に合わ
さることとする。また、リール201と図柄テープ10
1においては、全ての角穴は形状が等しく、全ての丸穴
も形状が等しい。
【0043】原点検出板209は、リール201の内周
部の所定の位置に取り付けられておち、リール201と
共に回転する。
部の所定の位置に取り付けられておち、リール201と
共に回転する。
【0044】原点検出スイッチ208は近接スイッチで
あり、物体が近づいてくると無接触で動作する無接点式
スイッチである。原点検出スイッチ208は、リールユ
ニット内の所定の位置に取り付けられている。本実施形
態においては、原点検出板209の通過を検出する。
あり、物体が近づいてくると無接触で動作する無接点式
スイッチである。原点検出スイッチ208は、リールユ
ニット内の所定の位置に取り付けられている。本実施形
態においては、原点検出板209の通過を検出する。
【0045】本実施形態の原点検出スイッチ208は、
原点検出板209の通過時にトリガ信号を発生し、主制
御部は、そのトリガ信号によってリール201を回転さ
せるモータ207のリール原点位置を認識する。
原点検出板209の通過時にトリガ信号を発生し、主制
御部は、そのトリガ信号によってリール201を回転さ
せるモータ207のリール原点位置を認識する。
【0046】特に固定兼位置決め穴202および203
は、原点検出板209と相対的な位置関係が一定であ
る。従って、固定兼位置決め穴202および203を各
々固定兼位置決め穴102および103と合わせた位置
を図柄テープ101の貼り出す位置とすることによっ
て、モータ207のリール原点位置と各図柄の位置決め
を正確に行うことが可能となる。
は、原点検出板209と相対的な位置関係が一定であ
る。従って、固定兼位置決め穴202および203を各
々固定兼位置決め穴102および103と合わせた位置
を図柄テープ101の貼り出す位置とすることによっ
て、モータ207のリール原点位置と各図柄の位置決め
を正確に行うことが可能となる。
【0047】(図柄テープのリールへの組み付けと固
定)以上述べた固定穴および固定兼位置決め穴の設定に
基づいて、本実施形態のそれら穴に固定ピンおよび固定
兼位置決めピンを挿入して、リールに図柄テープを組み
付けて固定する方法について、以下、説明する。
定)以上述べた固定穴および固定兼位置決め穴の設定に
基づいて、本実施形態のそれら穴に固定ピンおよび固定
兼位置決めピンを挿入して、リールに図柄テープを組み
付けて固定する方法について、以下、説明する。
【0048】図3は、固定穴および固定兼位置決め穴に
各々固定ピンおよび固定兼位置決めピンを挿入して、リ
ール201に図柄テープ101を組み付けて固定する方
法を斜視して示す。図4は、リール201に図柄テープ
101を組み付けて固定する場合に使用する固定ピンお
よび固定兼位置決めピンを示す。
各々固定ピンおよび固定兼位置決めピンを挿入して、リ
ール201に図柄テープ101を組み付けて固定する方
法を斜視して示す。図4は、リール201に図柄テープ
101を組み付けて固定する場合に使用する固定ピンお
よび固定兼位置決めピンを示す。
【0049】図4において、図4の(A)は固定穴に挿
入される固定ピン40を示す。固定ピン40は円形の頭
部40aおよび係止部40bを有する。固定ピン40は
穴へ挿入されるにあたり、係止部40bを一度閉じてか
ら穴に対して矢線400の向きへ挿入され、挿入後に係
止部40bが開いて係止され穴に組み付けられる。符号
410は係止部40bの矢線400の方向に垂直な断面
であり、断面410は、形状が丸穴であるリール201
の固定穴と等しい形状の円形である。
入される固定ピン40を示す。固定ピン40は円形の頭
部40aおよび係止部40bを有する。固定ピン40は
穴へ挿入されるにあたり、係止部40bを一度閉じてか
ら穴に対して矢線400の向きへ挿入され、挿入後に係
止部40bが開いて係止され穴に組み付けられる。符号
410は係止部40bの矢線400の方向に垂直な断面
であり、断面410は、形状が丸穴であるリール201
の固定穴と等しい形状の円形である。
【0050】図4の(B)は固定兼位置決め穴に挿入さ
れる固定兼位置決めピン41を示す。固定兼位置決めピ
ン41は円形の頭部41aおよび係止部41bを有す
る。固定兼位置決めピン41は穴へ挿入されるにあた
り、係止部41bを一度閉じてから穴に対して矢線40
1の向きへ挿入され、挿入後に係止部41bが開いて穴
に組み付けられる。符号420は係止部41bの矢線4
01の方向に垂直な断面であり、断面420は、形状が
角穴である固定兼位置決め穴102、103、202お
よび203と等しい形状の四辺形である。
れる固定兼位置決めピン41を示す。固定兼位置決めピ
ン41は円形の頭部41aおよび係止部41bを有す
る。固定兼位置決めピン41は穴へ挿入されるにあた
り、係止部41bを一度閉じてから穴に対して矢線40
1の向きへ挿入され、挿入後に係止部41bが開いて穴
に組み付けられる。符号420は係止部41bの矢線4
01の方向に垂直な断面であり、断面420は、形状が
角穴である固定兼位置決め穴102、103、202お
よび203と等しい形状の四辺形である。
【0051】図3において、最初に、固定兼位置決め穴
202および203を各々固定兼位置決め穴102およ
び103と合わせる。そして、固定兼位置決めピン41
と同様な固定兼位置決めピン41−1を固定兼位置決め
穴103および203に挿入し、固定兼位置決めピン4
1と同様な固定兼位置決めピン41−2を固定兼位置決
め穴102および202に挿入して、図柄テープ101
の貼り出す位置を決める。
202および203を各々固定兼位置決め穴102およ
び103と合わせる。そして、固定兼位置決めピン41
と同様な固定兼位置決めピン41−1を固定兼位置決め
穴103および203に挿入し、固定兼位置決めピン4
1と同様な固定兼位置決めピン41−2を固定兼位置決
め穴102および202に挿入して、図柄テープ101
の貼り出す位置を決める。
【0052】その後は、固定ピン40と同様な固定ピン
40−1を固定穴107および固定穴107と合わさる
リール201の固定穴に挿入し、固定ピン40と同様な
固定ピン40−2を固定穴106および固定穴106と
合わさるリール201の固定穴に挿入して、リール20
1に図柄テープ101を組み付ける。
40−1を固定穴107および固定穴107と合わさる
リール201の固定穴に挿入し、固定ピン40と同様な
固定ピン40−2を固定穴106および固定穴106と
合わさるリール201の固定穴に挿入して、リール20
1に図柄テープ101を組み付ける。
【0053】固定ピン40と同様な固定ピンを図柄テー
プ101の固定穴およびそれと合わさるリール201の
固定穴に挿入することを、全ての固定穴に対して行うこ
とにより、リール201に図柄テープ101を組み付け
て固定する作業が終了する。
プ101の固定穴およびそれと合わさるリール201の
固定穴に挿入することを、全ての固定穴に対して行うこ
とにより、リール201に図柄テープ101を組み付け
て固定する作業が終了する。
【0054】以上、説明したように、本実施形態によれ
ば、図柄テープの貼り出す位置を決め、各図柄の位置決
めを行い、リールに図柄テープを組み付けて固定するこ
とが容易に行える。また、熱によって図柄テープがリー
ルから剥がれる懸念も無くなる。
ば、図柄テープの貼り出す位置を決め、各図柄の位置決
めを行い、リールに図柄テープを組み付けて固定するこ
とが容易に行える。また、熱によって図柄テープがリー
ルから剥がれる懸念も無くなる。
【0055】また、固定ピン40および固定兼位置決め
ピン41を穴から抜く場合、各々の係止部40bおよび
係止部41bを一度閉じてから穴から引き抜けば抜ける
ため、リールの外周表面から図柄テープを簡単に分離で
き、リサイクルのための材料の区分けが容易である。
ピン41を穴から抜く場合、各々の係止部40bおよび
係止部41bを一度閉じてから穴から引き抜けば抜ける
ため、リールの外周表面から図柄テープを簡単に分離で
き、リサイクルのための材料の区分けが容易である。
【0056】(目押しポイントへの活用)以下、本実施
形態における、図柄の目押しポイントを分かり易くし、
図柄を目押しし易くした回胴式遊技機について説明す
る。
形態における、図柄の目押しポイントを分かり易くし、
図柄を目押しし易くした回胴式遊技機について説明す
る。
【0057】図5は、固定兼位置決めピン41の頭部4
1aの色を赤にし、固定ピン40の頭部40aの色を白
にして、リール201に図柄テープ101を組み付けて
固定する方法を斜視して示す。
1aの色を赤にし、固定ピン40の頭部40aの色を白
にして、リール201に図柄テープ101を組み付けて
固定する方法を斜視して示す。
【0058】図5において、固定兼位置決めピン41と
同様な固定兼位置決めピン41−3を固定兼位置決め穴
103および203に挿入し、固定兼位置決めピン41
と同様な固定兼位置決めピン41−4を固定兼位置決め
穴102および202に挿入して、図柄テープ101の
貼り出す位置を決める。
同様な固定兼位置決めピン41−3を固定兼位置決め穴
103および203に挿入し、固定兼位置決めピン41
と同様な固定兼位置決めピン41−4を固定兼位置決め
穴102および202に挿入して、図柄テープ101の
貼り出す位置を決める。
【0059】その後は、固定ピン40と同様な固定ピン
40−3を固定穴105および205に挿入し、固定ピ
ン40と同様な固定ピン40−4を固定穴104および
204に挿入して、リール201に図柄テープ101を
組み付ける。
40−3を固定穴105および205に挿入し、固定ピ
ン40と同様な固定ピン40−4を固定穴104および
204に挿入して、リール201に図柄テープ101を
組み付ける。
【0060】固定ピン40と同様な固定ピンを図柄テー
プ101の固定穴およびそれと合わさるリール201の
固定穴に挿入することを、全ての固定穴に対して行うこ
とにより、リール201に図柄テープ101を組み付け
て固定する作業が終了する。
プ101の固定穴およびそれと合わさるリール201の
固定穴に挿入することを、全ての固定穴に対して行うこ
とにより、リール201に図柄テープ101を組み付け
て固定する作業が終了する。
【0061】この場合、BB図柄108の左右両側に設
けられている固定兼位置決めピン41−3および41−
4は、頭部が赤いため、リール201の回転中にあって
は東部が白い固定ピンに比べ視認しやすい。従って、B
B図柄108の目押しポイントが分かり易くなり、遊技
者は赤い固定兼位置決めピン41−3および41−4を
狙って停止ボタンを押せばよいため、BB図柄108を
目押しし易くなる。
けられている固定兼位置決めピン41−3および41−
4は、頭部が赤いため、リール201の回転中にあって
は東部が白い固定ピンに比べ視認しやすい。従って、B
B図柄108の目押しポイントが分かり易くなり、遊技
者は赤い固定兼位置決めピン41−3および41−4を
狙って停止ボタンを押せばよいため、BB図柄108を
目押しし易くなる。
【0062】図6は、固定兼位置決めピン41の頭部4
1aの形を四辺形にして、リール201に図柄テープ1
01を組み付けて固定する方法を斜視して示す。
1aの形を四辺形にして、リール201に図柄テープ1
01を組み付けて固定する方法を斜視して示す。
【0063】図6において、固定兼位置決めピン41の
頭部41aの形を四辺形した固定兼位置決めピン601
を固定兼位置決め穴103および203に挿入し、固定
兼位置決めピン41の頭部41aの形を四辺形した固定
兼位置決めピン602を固定兼位置決め穴102および
202に挿入して、図柄テープ101の貼り出す位置を
決める。
頭部41aの形を四辺形した固定兼位置決めピン601
を固定兼位置決め穴103および203に挿入し、固定
兼位置決めピン41の頭部41aの形を四辺形した固定
兼位置決めピン602を固定兼位置決め穴102および
202に挿入して、図柄テープ101の貼り出す位置を
決める。
【0064】その後は、固定ピン40と同様な固定ピン
40−3を固定穴105および205に挿入し、固定ピ
ン40と同様な固定ピン40−4を固定穴104および
204に挿入して、リール201に図柄テープ101を
組み付ける。
40−3を固定穴105および205に挿入し、固定ピ
ン40と同様な固定ピン40−4を固定穴104および
204に挿入して、リール201に図柄テープ101を
組み付ける。
【0065】固定ピン40と同様な固定ピンを図柄テー
プ101の固定穴およびそれと合わさるリール201の
固定穴に挿入することを、全ての固定穴に対して行うこ
とにより、リール201に図柄テープ101を組み付け
て固定する作業が終了する。
プ101の固定穴およびそれと合わさるリール201の
固定穴に挿入することを、全ての固定穴に対して行うこ
とにより、リール201に図柄テープ101を組み付け
て固定する作業が終了する。
【0066】この場合、BB図柄108の左右両側に設
けられている固定兼位置決めピン601および602
は、頭部が四辺形のため、リール201の回転中にあっ
ては東部が円形の固定ピンに比べ視認しやすい。従っ
て、BB図柄108の目押しポイントが分かり易くな
り、遊技者は四角い固定兼位置決めピン601および6
02を狙って停止ボタンを押せばよいため、BB図柄1
08を目押しし易くなる。
けられている固定兼位置決めピン601および602
は、頭部が四辺形のため、リール201の回転中にあっ
ては東部が円形の固定ピンに比べ視認しやすい。従っ
て、BB図柄108の目押しポイントが分かり易くな
り、遊技者は四角い固定兼位置決めピン601および6
02を狙って停止ボタンを押せばよいため、BB図柄1
08を目押しし易くなる。
【0067】(他の実施形態)以上述べた実施形態の他
に次の形態を実施できる。 1)上述の実施形態では、固定穴を丸穴、固定兼位置決
め穴を角穴、固定ピン40の係止部40bの断面410
を円形、固定兼位置決めピン41の係止部41bの断面
420を四辺形とした。しかし、穴の形状およびピンの
断面の形状は上記に限られるものではなく、種々の形状
の穴および種々の形状の断面を有するピンを使用しても
よい。 2)上述の実施形態では、固定兼位置決めピン41の頭
部41aの色を赤にし、固定ピン40の頭部40aの色
を白にしたが、固定兼位置決めピン41の頭部41aの
色と固定ピン40の頭部40aの色が異なれば、どのよ
うな色であっても良い。 3)上述の実施形態では、固定兼位置決めピン41の頭
部41aの形を四辺形にし、固定ピン40の頭部40a
の形を円形にしたが、固定兼位置決めピン41の頭部4
1aの形と固定ピン40の頭部40aの形が異なれば、
どのような形であっても良い。 4)上述の実施形態では、固定兼位置決めピン41の頭
部41aの色を赤にし固定ピン40の頭部40aの色を
白にして、或いは固定兼位置決めピン41の頭部41a
の形を四辺形にし固定ピン40の頭部40aの形を円形
にして、BB図柄108の目押しポイントを分かり易く
して、BB図柄108を目押しし易くした。しかし、目
押しポイントを分かり易くすることはBB図柄に限られ
ず、他の図柄の目押しポイントを分かり易くして、その
図柄を目押しし易くすることにも、本発明は適用可能で
ある。
に次の形態を実施できる。 1)上述の実施形態では、固定穴を丸穴、固定兼位置決
め穴を角穴、固定ピン40の係止部40bの断面410
を円形、固定兼位置決めピン41の係止部41bの断面
420を四辺形とした。しかし、穴の形状およびピンの
断面の形状は上記に限られるものではなく、種々の形状
の穴および種々の形状の断面を有するピンを使用しても
よい。 2)上述の実施形態では、固定兼位置決めピン41の頭
部41aの色を赤にし、固定ピン40の頭部40aの色
を白にしたが、固定兼位置決めピン41の頭部41aの
色と固定ピン40の頭部40aの色が異なれば、どのよ
うな色であっても良い。 3)上述の実施形態では、固定兼位置決めピン41の頭
部41aの形を四辺形にし、固定ピン40の頭部40a
の形を円形にしたが、固定兼位置決めピン41の頭部4
1aの形と固定ピン40の頭部40aの形が異なれば、
どのような形であっても良い。 4)上述の実施形態では、固定兼位置決めピン41の頭
部41aの色を赤にし固定ピン40の頭部40aの色を
白にして、或いは固定兼位置決めピン41の頭部41a
の形を四辺形にし固定ピン40の頭部40aの形を円形
にして、BB図柄108の目押しポイントを分かり易く
して、BB図柄108を目押しし易くした。しかし、目
押しポイントを分かり易くすることはBB図柄に限られ
ず、他の図柄の目押しポイントを分かり易くして、その
図柄を目押しし易くすることにも、本発明は適用可能で
ある。
【0068】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明によれ
ば、回胴式遊技機は、第1の穴およびその穴と形状が異
なる複数の第2の穴が長手方向に所定のピッチであけら
れ、表面に複数の図柄が配置された図柄テープと、第1
の穴と等しい形状を有する第3の穴、および第2の穴の
数と等しい数であって第2の穴と等しい形状を有する第
4の穴が、周方向に上記所定のピッチであけられた回胴
と、第1の穴とほぼ等しい断面形状である先端部に係止
部を有する第1のピンと、第2の穴の数と等しい数であ
って、第2の穴とほぼ等しい断面形状である先端部に係
止部を有する第2のピンとを備え、回胴の外周に図柄テ
ープが配された状態で、第1のピンを第1の穴および第
3の穴に挿入し、第2のピンを第2の穴および第4の穴
に挿入して、第1のピンの係止部および第2のピンの係
止部を回胴に係止することによって、回胴に図柄テープ
を固定する。
ば、回胴式遊技機は、第1の穴およびその穴と形状が異
なる複数の第2の穴が長手方向に所定のピッチであけら
れ、表面に複数の図柄が配置された図柄テープと、第1
の穴と等しい形状を有する第3の穴、および第2の穴の
数と等しい数であって第2の穴と等しい形状を有する第
4の穴が、周方向に上記所定のピッチであけられた回胴
と、第1の穴とほぼ等しい断面形状である先端部に係止
部を有する第1のピンと、第2の穴の数と等しい数であ
って、第2の穴とほぼ等しい断面形状である先端部に係
止部を有する第2のピンとを備え、回胴の外周に図柄テ
ープが配された状態で、第1のピンを第1の穴および第
3の穴に挿入し、第2のピンを第2の穴および第4の穴
に挿入して、第1のピンの係止部および第2のピンの係
止部を回胴に係止することによって、回胴に図柄テープ
を固定する。
【0069】このため、回胴に図柄テープを組み付けて
固定することが容易に行え、逆に第1のピンおよび第2
のピンを抜くだけで、回胴から図柄テープを簡単に分離
できる。また、熱によって図柄テープが回胴から剥がれ
る懸念も無くなる。さらに、図柄テープの貼り出す位置
を決めて各図柄の位置決めを行うことが容易となる。
固定することが容易に行え、逆に第1のピンおよび第2
のピンを抜くだけで、回胴から図柄テープを簡単に分離
できる。また、熱によって図柄テープが回胴から剥がれ
る懸念も無くなる。さらに、図柄テープの貼り出す位置
を決めて各図柄の位置決めを行うことが容易となる。
【0070】また、本発明によれば、上記回胴式遊技機
において、第1のピンの頭部が第2のピンの頭部と異な
り、第1の穴は特定図柄を指示する位置にある。
において、第1のピンの頭部が第2のピンの頭部と異な
り、第1の穴は特定図柄を指示する位置にある。
【0071】このため、特定図柄の目押しポイントを分
かり易くして、その図柄を目押しし易くできる。
かり易くして、その図柄を目押しし易くできる。
【図1】本発明実施形態の回胴式遊技機の図柄テープを
展開した一部分の説明図である。
展開した一部分の説明図である。
【図2】本発明実施形態のリールユニットの内部構成の
一部を示す斜視図である。
一部を示す斜視図である。
【図3】本発明実施形態のリールに図柄テープを組み付
けて固定する方法を示す斜視図である。
けて固定する方法を示す斜視図である。
【図4】本発明実施形態の固定ピンおよび固定兼位置決
めピン示す説明図である。
めピン示す説明図である。
【図5】本発明実施形態の、固定兼位置決めピンの頭部
の色を赤にし、リールに図柄テープを組み付けて固定す
る方法を示す斜視図である。
の色を赤にし、リールに図柄テープを組み付けて固定す
る方法を示す斜視図である。
【図6】本発明実施形態の、固定兼位置決めピンの頭部
の形を四辺形にし、リールに図柄テープを組み付けて固
定する方法を示す斜視図である。
の形を四辺形にし、リールに図柄テープを組み付けて固
定する方法を示す斜視図である。
101 図柄テープ 102、103 固定兼位置決め穴 104、105、106、107 固定穴 108 BB図柄 201 リール 202、203 固定兼位置決め穴 204、205 固定穴 206 カバー 207 モータ 208 原点検出スイッチ 209 原点検出板 40 固定ピン 40a 円形の頭部 40b 係止部 41 固定兼位置決めピン 41a 円形の頭部 41b 係止部 40−1、40−2、40−3、40−4 固定ピン 41−1、41−2、41−3、41−4 固定兼位置
決めピン 601、602 固定兼位置決めピン
決めピン 601、602 固定兼位置決めピン
Claims (6)
- 【請求項1】 第1の穴および該第1の穴と形状が異な
る複数の第2の穴が長手方向に所定のピッチであけら
れ、表面に複数の図柄が配置された図柄テープと、 前記第1の穴と等しい形状を有する第3の穴、および前
記第2の穴の数と等しい数であって前記第2の穴と等し
い形状を有する第4の穴が、周方向に前記所定のピッチ
であけられた回胴と、 前記第1の穴とほぼ等しい断面形状である先端部に係止
部を有する第1のピンと、 前記第2の穴の数と等しい数であって、前記第2の穴と
ほぼ等しい断面形状である先端部に係止部を有する第2
のピンとを備え、前記回胴の外周に前記図柄テープが配
された状態で、前記第1のピンを前記第1の穴および前
記第3の穴に挿入し、前記第2のピンを前記第2の穴お
よび前記第4の穴に挿入して、前記第1のピンの係止部
および前記第2のピンの係止部を前記回胴に係止するこ
とによって、前記回胴に前記図柄テープを固定すること
を特徴とする回胴式遊技機。 - 【請求項2】 請求項1に記載の回胴式遊技機におい
て、前記第1のピンの頭部の色が前記第2のピンの頭部
の色と異なり、前記第1の穴は特定図柄を指示する位置
にあることを特徴とする回胴式遊技機。 - 【請求項3】 請求項1に記載の回胴式遊技機におい
て、前記第1のピンの頭部の形状が前記第2のピンの頭
部の形状と異なり、前記第1の穴は特定図柄を指示する
位置にあることを特徴とする回胴式遊技機。 - 【請求項4】 請求項1〜請求項3のいずれかに記載の
回胴式遊技機において、前記回胴式遊技機は遊技に遊技
球を用いることを特徴とする回胴式遊技機。 - 【請求項5】 回胴式遊技機用の図柄テープであって、
第1の穴および該第1の穴と形状が異なる複数の第2の
穴が長手方向に所定のピッチであけられ、表面に複数の
図柄が配置されたことを特徴とする図柄テープ。 - 【請求項6】 請求項5に記載の図柄テープにおいて、
前記回胴式遊技機は遊技に遊技球を用いることを特徴と
する図柄テープ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000360145A JP2002159618A (ja) | 2000-11-27 | 2000-11-27 | 回胴式遊技機および図柄テープ |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000360145A JP2002159618A (ja) | 2000-11-27 | 2000-11-27 | 回胴式遊技機および図柄テープ |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
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ID=18831792
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JP (1) | JP2002159618A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014079419A (ja) * | 2012-10-17 | 2014-05-08 | Sankyo Co Ltd | 遊技機 |
JP2014079418A (ja) * | 2012-10-17 | 2014-05-08 | Sankyo Co Ltd | 遊技機 |
-
2000
- 2000-11-27 JP JP2000360145A patent/JP2002159618A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2014079419A (ja) * | 2012-10-17 | 2014-05-08 | Sankyo Co Ltd | 遊技機 |
JP2014079418A (ja) * | 2012-10-17 | 2014-05-08 | Sankyo Co Ltd | 遊技機 |
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