JP4373935B2 - 遊技機用回転リール - Google Patents

遊技機用回転リール Download PDF

Info

Publication number
JP4373935B2
JP4373935B2 JP2005025777A JP2005025777A JP4373935B2 JP 4373935 B2 JP4373935 B2 JP 4373935B2 JP 2005025777 A JP2005025777 A JP 2005025777A JP 2005025777 A JP2005025777 A JP 2005025777A JP 4373935 B2 JP4373935 B2 JP 4373935B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reel
tape
drum
hole
reel drum
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005025777A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006212108A (ja
Inventor
亮 合田
Original Assignee
株式会社オリンピア
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社オリンピア filed Critical 株式会社オリンピア
Priority to JP2005025777A priority Critical patent/JP4373935B2/ja
Publication of JP2006212108A publication Critical patent/JP2006212108A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4373935B2 publication Critical patent/JP4373935B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Slot Machines And Peripheral Devices (AREA)
  • Display Devices Of Pinball Game Machines (AREA)
  • Pinball Game Machines (AREA)

Description

この発明は、遊技機に使用される回転リールに関するものである。
従来より、スロットマシンなどの遊技機に使用する回転リールは、モータ等の回転駆動軸に連結される円筒形のリールドラムと、このリールドラムの周囲の所定の位置に貼付されると共に表面に複数の図柄が表示されるテープ状のリールテープとを備えている。そして、このリールドラムには、回転リールの位置を検出するための突起であるスタートインデックスが形成されており、回転リールの近傍には、前記スタートインデックスの通過移動を検出可能な光センサーが設けられ、回転リールが少なくとも1回転したときに、当該光センサーにより、回転リール上の図柄位置を検出することができるように設定されている。
すなわち、リールテープを、スタートインデックスの形成位置と関連した特定の位置に貼付することにより、スタートインデックスの位置と、リールテープ上の図柄位置とを関係づけ、リールドラムの回転駆動装置としてステッピングモータを用い、スタートインデックスを光センサーが検出してからの回転ステップ数により、図柄の現在位置を特定可能としているものである(特許文献1参照)。
特開2002−136657号公報(図7)
しかし、回転リールの上の図柄の位置を検出するためには、リールドラムのインデックスの位置と、リールドラムの周囲に貼付するリールテープ上の図柄位置との対応関係にずれが生じないように、リールドラムの所定の位置に正確にリールテープを貼付する必要がある。このため、回転リールの組立製造段階において、リールドラムの周囲にリールテープを貼付する貼付作業に手間がかかるという問題点があった。
また、従来は、リールドラムにリールテープを接着剤で貼り付けていたので、長期間使用すると接着剤の粘着性が弱まり、リールテープが剥離してリールドラムのスムーズな回転が妨げられたり、外観上見栄えが悪くなるという問題点もあった。さらに、回転リールのリサイクルの際には、リールテープを剥がした際にリールドラムに糊が残ってしまうので、粘着性を良くするため残った糊を刮げ落として新しいリールテープを貼り付けなくてはならず、作業に手間取っていた。
そこで、請求項1乃至記載の発明は、容易に着脱できてリサイクルに適しており、かつリールテープが安定して固定されるとともに、リールテープを装着する際に図柄の位置あわせをする必要がない遊技機用回転リールを提供することを目的とする。
本願発明の特徴点を、図面に示した発明の実施の形態を用いて、以下に説明する。
なお、括弧内の符号は、発明の実施の形態において用いた符号を示し、本願発明の技術的範囲を限定するものではない。
(特徴点)
(請求項1)
請求項1記載の発明は、次の点を特徴とする。
すなわち、請求項1記載の発明は、支持体(21)に固定される駆動装置(ステッピングモータM)に円周方向に回転可能に取り付けられた円筒形のリールドラム(24)と、表面に複数の図柄が表示され前記リールドラム(24)の円周面に装着される帯状のリールテープ(23)とを少なくとも備える遊技機用回転リールに係る。
本発明に係る遊技機用回転リールは、帯状のリールテープ(23)をリールドラム(24)の周囲に巻き付けるようにして装着して形成されるものである。そして、少なくとも1個以上の回転リール(20)を駆動装置(M)に固定した支持体(21)を、遊技機内部に設置固定するようになっている。
ここで、前記駆動装置としては、ステッピングモータを用いるのが一般的であるが、これ以外の駆動装置であってもかまわない。また、前記支持体(21)は、駆動装置(M)を支持可能な箱体又は枠体とすることができ、複数の回転リール(20)を支持するための仕切り板を有していてもよい。
そして、本発明においては、前記リールドラム(24)の筒外方向に突出し前記リールテープ(23)の長辺の一側端部(23a)を円周面に対して水平方向に差し込み可能な嵌入溝(27)を有する突起部(28)を、前記リールドラム(24)の円周面の一側端部に円周方向にわたって形成し、前記リールドラム(24)の円周面の他の側端部には、筒外側から筒内側に貫通する複数の貫通孔(26)を設け、前記貫通孔(26)の少なくとも一つに挿入可能な凸部(開閉凸部63、凸部73、係止ピン75)を有し前記リールテープ(23)の裏面をリールドラム(24)の円周面に圧着可能な係止部材(係止ピン60、係止リング70、固定テープ74)を設けてある。そして、円筒状にした前記リールテープ(23)の一側端部(23a)を前記嵌入溝(27)に嵌入させて当該一側端部(23a)をリールドラム(24)の突起部(28)側の端部に固定するとともに、前記係止部材の凸部を前記貫通孔(26)に挿入させてリールテープ(23)の他の一の側端部(23b)をリールドラム(24)の反突起部(28)側の端部に固定することにより、前記リールテープ(23)を前記リールドラム(24)に装着可能に形成されている。
さらに、本発明においては、前記リールテープ(23)は、短辺の一端部(23c)を他端部(23d)に重ね合わせて前記リールドラム(24)に装着されるものであり、前記リールドラム(24)の貫通孔(26)の一つから筒内側に突出してリールドラム(24)に固定可能であるとともに前記回転リール(20)の回転を検知するための検知装置(インデックスセンサ22)が検知可能な突出部材を、前記リールテープ(23)の重複部分において、前記貫通孔(26)に挿通可能に形成されていることを特徴とする。
ここで、前記突起部(28)は、リールドラム(24)の円周面を正面とした場合の一方の側面側に設けられ、円周面よりも筒外側に突出する突条と、この突条の先端から円周面と平行にリールドラム(24)の他方の側面側に向かって延設された張り出し片を有する断面L字型の突起とすることができ、円筒面と張り出し片の間に前記嵌入溝(27)が形成されるものである。なお、嵌入溝(27)の内部に弾性部材(29)を装填しておくと、リールテープ(23)の端部(23a)を適宜押さえて固定することができ好適である。
また、前記貫通孔(26)は、リールドラム(24)の反突起部(28)側の端部の円周面(円周を構成する面であって、例えば円筒形の枠や枠を繋ぐ桟を含む)に、例えば等間隔に穿設することができる。貫通孔(26)の形状は、丸孔でも長孔でもよい。
前記「係止部材」は、「凸部」をリールドラム(24)の貫通孔(26)に挿入することにより、「凸部」を貫通孔(26)に嵌め込み、あるいは「凸部」を貫通孔(26)から筒内側に貫通させて、リールテープ(23)をリールドラム(24)に固定するためのものである。具体的には、「係止部材」としては、例えばリールドラム(24)に巻き付けたリールテープ(23)の表面側から凸部(63)を貫通孔(26)に挿入又は貫通させることによりリールテープ(23)を挟むようにしてリールドラム(24)に固定する係止ピン(60)や、リールテープ(23)を巻き付けたリールドラム(24)の側面側から取り付けられリールテープ(23)及びリールドラム(24)を挟持可能な嵌入溝(71)を有する環状の係止リング(70)であって、凸部(73)を貫通孔(26)に係合させることによりリールドラム(24)に装着されるものなどを含む。また、このような、リールテープ(23)及びリールドラム(24)とは別個の独立した部材の他に、例えばリールテープ(23)の裏面に設けられた係止ピン(60)や、リールドラム(24)に設けられた可動クリップのように、リールテープ(23)やリールドラム(24)に固定又は一体形成されているものも含む。
また、前記「凸部」は複数あってもよく、この場合、単一の「凸部」を有する「係止部材」(例えば係止ピン(60))を複数設ける場合と、単一の「係止部材」(例えば係止リング(70))が複数の「凸部」を有する場合を含む。
ここで、前記「検知装置」は、例えば支持体(21)に取り付けられており、回転リール(20)を構成する特定の部分(本発明においては、リールドラム(24)に設けられた「突出部材」)が移動するのを検知して、回転リール(20)が回転していることを認識するためのものである。具体的には、遮光センサや磁気センサとすることができ、この検知装置(22)の検知信号に基づき、遊技機の制御部においてリールテープ(23)に表示された図柄の現在位置を特定することができるようになっている。
また、前記「突出部材」は、一個の回転リール(20)につき一つ、設けられるものであり、「係止部材」やリールテープ(23)とは別個に設けられた部材(例えば有頭ピン型のインデックス部材80)とすることができ、「係止部材」に設けられた突起とすることもできる。この場合、「係止部材」の「凸部」に設けられた突起(例えばインデックス突起64,76)としてもよい。あるいは、リールテープ(23)の裏面に設けた突起としてもよい。
そして、「突出部材」は、貫通孔(26)に挿入することによりリールドラム(24)と一体化するものであるが、リールテープ(23)の固定には必ずしも関与していなくてもよい。すなわち、「突出部材」を貫通孔(26)に挿入することにより、リールドラム(24)がリールテープ(23)に固定又は係止されるものであってもよいし、「突出部材」の貫通孔(26)への挿入と、リールドラム(24)とリールテープ(23)との固定が無関係に行われるものであってもよい。
さらに、「突出部材」は、リールテープ(23)の重複部分において、前記貫通孔(26)の一つに挿通できるようになっている。具体的には、リールテープ(23)の短辺端部(23c,23d)のいずれかもしくは双方に、前記突出部材が挿通可能な孔(25')を設け、リールテープ(23)と別体に形成されたピン型の「突出部材」を、リールテープ(23)を巻き付けたリールドラム(24)の筒外側から、前記孔(25')と貫通孔(26)を挿通させて筒内側に突出させるようにしたものや、リールテープ(23)の短辺の一端部(23c)の裏側に「突出部材」を形成し、他端部(23d)にはこの「突出部材」が挿通可能な孔(25)を設け、「突出部材」を孔(25)及び貫通孔(26)に挿通させることにより、リング状にしたリールテープ(23)の端部(23c,23d)が重ね合わさってリールドラム(24)に巻き付けられるように形成したものとすることができる。
(作用)
本発明において、回転リール(20)の製造工程、又はリサイクル行程において、リールドラム(24)にリールテープ(23)を装着する場合には、リールテープ(23)をリールドラム(24)の円筒部の外周に巻き付け、リング状にしたリールテープ(23)を円筒面と平行にスライド移動させて、その一方の長辺端部(23a)を、リールドラム(24)の側端部に設けてある突起部(28)の嵌入溝(27)に嵌入する。これにより、リールテープ(23)の一方の長辺端部(23a)がリールドラム(24)に固定される。また、「係止部材」の「凸部」を、リールドラム(24)の反突起部(28)側の端部に設けられた貫通孔(26)に挿入することにより、「係止部材」がリールドラム(24)に固定される。そして「係止部材」によりリールテープ(23)の裏面がリールドラム(24)の円周面に圧着され、リールテープ(23)の他方の長辺端部(23b)がリールドラム(24)に固定される。このようにして、リールテープ(23)の両側端部がリールドラム(24)に固定されることにより、リールテープ(23)がリールドラム(24)に装着される。
リールドラム(24)からリールテープ(23)を取り外す場合には、「係止部材」の「凸部」を貫通孔(26)から外す(抜き取る、係合を解除する)ことにより、リールテープ(23)の側端部(23b)がリールドラム(24)からフリーになり、リールテープ(23)をリールドラム(24)の円周面に沿って、反突起部(28)側に水平にスライド移動させることにより、リールドラム(24)とリールテープ(23)を分離することができる。
本発明によれば、リールテープ(23)の一側端部(23a)を、全長にわたって嵌入溝(27)に嵌入し固定しているので、リールテープ(23)が確実かつ安定的にリールドラム(24)に装着される。また、リールテープ(23)をリールドラム(24)に装着する際、接着剤を使用しないので、リールドラム(24)やリールテープ(23)が汚れることがない。そして、リールテープ(23)の一側端部(23a)は嵌入溝(27)で挟持し、他方の側端部(23b)は「係止部材」で固定しているので、「係止部材」を取り外すことにより、リールドラム(24)だけでなく、リールテープ(23)を再利用することも可能である。
さらに、本発明においては、「突出部材」がスタートインデックスとしての役割を果たすようになっているものである。ちなみに、係止部材(例えば係止ピン60)の凸部(例えば開閉凸部63)をリールドラム(24)の筒外側から貫通孔(26)を貫通させて、リールドラム(24)の筒内側に突出させる場合であっても、この凸部(63)は前記検知装置(22)によって検知されるものではない。つまり、「突出部材」は、検知装置(22)によって検知される程度の突出長さを有しているということである。
本発明によれば、リールテープ(23)の重なり合った部分が常にスタートインデックスの位置となるので、リールドラム(24)に設けられたスタートインデックスとリールテープ(23)に表示されている図柄の位置あわせをする必要がない。また、リールドラム(24)にスタートインデックスを形成する必要がない。
(請求項2)
請求項2記載の発明は、上記した請求項1記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
すなわち、請求項2記載の発明は、前記係止部材は、前記貫通孔(26)を挿通不能な係止部(例えば頭部61、固定テープ74)を有し、前記凸部(63)は、前記貫通孔(26)を貫通可能でありかつ前記貫通孔(26)のリールドラム内側の周辺面に係合可能に形成されており、前記リールドラム(24)に巻き付けた前記リールテープ(23)の表面側から、前記凸部(例えば開閉凸部63、係止ピン75)を前記貫通孔(26)に貫通させることにより、前記凸部と前記係止部との間にリールドラム(24)の反突起部(28)側の端部及びリールテープ(23)の側端部(23b)を挟持して、前記リールテープ(23)を前記リールドラム(24)に固定可能に形成されていることを特徴とする。
本発明以下、請求項4までの発明は、「係止部材」を限定したものである。
ここで、前記係止部(61)は、前記貫通孔(26)の直径よりも大きい径を有する円板や、リールテープ(23)を巻き付けたリールドラム(24)の円周面に沿って取り付けられる細幅テープ状の部材とすることができる。すなわち、本発明においては、「係止部材」は、単一の「凸部」を有する係止ピン(60)や、複数の「凸部」を有する固定テープ(74)を含むものである。
また、前記凸部(63)は、筒外側から筒内側に向かって貫通孔(26)を貫通させることができ、貫通孔(26)を貫通した後に貫通孔(26)の筒内側周辺面に係合可能に形成されている。例えば、軸部(62)の先端に形成された軸中心側に弾性変形可能な係止部であって最大径が貫通孔(26)よりも大きく、貫通孔(26)通過時は軸中心側に閉じてすぼまり、貫通孔(26)通過後にはもとに復元するものなどとすることができる。この場合、貫通孔(26)に筒外側から挿通させることはできるが、逆方向には引き抜くことができない構造にしてもよい。
なお、リールテープ(23)の他の側端部(23b)に、リールドラム(24)に巻き付けたとき前記貫通孔(26)の位置に対応する孔(25)や、切り込みを設けると好ましい。
(請求項3)
請求項3記載の発明は、上記した請求項1記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
すなわち、請求項3記載の発明は、前記係止部材(70)は、前記リールドラム(24)の反突起部(28)側の側端部を嵌入可能な溝部(嵌入溝71)を有し、前記凸部(73)をリールドラム(24)の筒内側から前記貫通孔(26)に挿入させて前記リールドラム(24)に固定され、前記溝部(71)の間にリールドラム(24)の反突起部(28)側の端部及びリールドラム(24)に巻き付けたリールテープ(23)の側端部(23b)を挟持して、前記リールテープ(23)を前記リールドラム(24)に固定可能に形成されていることを特徴とする。
ここで、前記溝部(71)は、リールドラム(24)の反突起部(28)側の側端部すべてを嵌入可能であってもよいし、その一部を嵌入可能であってもよい。前者の場合には、係止部材の形状は、リールドラム(24)の側面側から円筒部分の端部に嵌め込むことができるリング状の部材とすることができ、後者の場合には、例えば断面略コ字型のクリップ部材とすることができる。
また、本発明においては、前記凸部(73)は、係止部材(70)をリールドラム(24)に固定するものとして機能し、貫通孔(26)と凸部(73)との係合が直接的にリールテープ(23)の側端部(23b)を固定するものではない。リールテープ(23)の側端部(23b)は、溝部(71)に挟まれることによりリールドラム(24)の反突起部(28)側の端部に圧着され、固定される。本発明における凸部(73)は、例えば、溝部(71)を有するリング状の係止部材(係止リング70)の内周面に、溝部(71)の開口側に向かって設けられた突出片(舌片72)の、リング外側面に設けられており、リールドラム(24)の筒内側から貫通孔(26)に押入可能に形成することができる。
(請求項4)
請求項4記載の発明は、上記した請求項1記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
すなわち、請求項4記載の発明は、前記係止部材(60)は、前記リールテープ(23)の裏面に設けられ、前記凸部(63)は、前記貫通孔(26)を貫通可能でありかつ前記貫通孔(26)の筒内側周辺面に係合可能に形成されており、前記凸部(63)を前記貫通孔(26)に貫通させることにより、前記リールテープ(23)を前記リールドラム(24)に固定可能に形成されている。
本発明の「係止部材」としては、請求項2の説明において述べた係止ピン(60)や固定テープ(74)を、リールテープ(23)の裏面に固着あるいは一体形成したものとすることができる。
本発明によれば、「係止部材」がリールテープ(23)の表面に露出しないので、回転リール(20)の外観上の見栄えを良くすることができる。また、リールテープ(23)のリールドラム(24)への巻き付けと固定が同時に行えるので、作業効率がよい。
(請求項5)
請求項5記載の発明は、上記した請求項1乃至4のいずれか1項に記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
すなわち、請求項5記載の発明は、記嵌入溝(27)は、前記リールテープ(23)の厚みの二倍以上の溝幅を有しているとともに、溝内には弾性部材(29)が装填され、前記弾性部材(29)によって前記リールテープ(23)の一側端部と溝内面との隙間を埋めることができるように形成されていることを特徴とする。
(請求項6)
請求項6記載の発明は、上記した請求項1乃至5のいずれか1項に記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
すなわち、請求項6記載の発明は、前記突出部材は、前記係止部材の凸部の先端に設けられていることを特徴とする。
本発明は、「突出部材」を、リールテープ(23)の端部(23b)をリールドラム(24)に固定するための「係止部材」と一体的に形成したものである。本発明では、単一の凸部(63)を有する複数の係止部材(60)を備えている場合に、そのうちの一つの係止部材(60')の凸部(63)に突出部材(インデックス突起64)を形成することと、複数の凸部(75)を備えた単一の係止部材(74)において、複数の凸部(75)のうちの一つに突出部材(インデックス突起76)を形成することの双方を含む。
本発明によれば、リールテープ(23)のリールドラム(24)への固定と同時に、リールドラム(24)にスタートインデックスが形成されることとなるので、作業効率がよい。
請求項1乃至6記載の発明によれば、容易に着脱できてリサイクルに適しており、かつリールテープが安定して固定されるとともに、リールテープを装着する際に図柄の位置あわせをする必要がない遊技機用回転リールを提供することができる。
本発明の好適な実施の形態を、遊技機としてスロットマシンを例に、第一及び第二の実施の形態に分けて、図面に基づき説明する。
(第一の実施の形態)
(図面の説明)
図1乃至図9は、本発明の第一の実施の形態を示すものである。
図1は前扉を外したスロットマシンSの斜視図、図2は回転リールの分解斜視図、図3は回転リールの組み立て斜視図、図4及び図5は回転リールの縦断面図、図6乃至図9はリールテープの固定部を示す拡大断面図である。
(スロットマシンS)
本実施の形態におけるスロットマシンSは、図1に示すように、大きく分けて、正面側に開口部11を有する筐体1、筐体1内部に設けられるリールユニット2、筐体1の開口部11を開閉可能に塞ぐ前扉3とから構成されており、さらにこの前扉3は、筐体1の開口上部13を開閉可能に塞ぐ上扉30、筐体ユニット1の開口下部14を開閉可能に塞ぐ上扉30とから構成されている。
筐体1は、底板15及び側板16及び天板及び裏板からなる正面側に開口する箱であり、高さ方向略中央部には、二つの側板16の間に水平方向に中板12が設けられている。この中板12の下面には、電源ユニット4が固定されているとともに、底板15にはホッパーユニット5が載置されている。また、中板12の上面には、リールユニット2が載置固定されているとともに、リールユニット2の上方には、スロットマシンSの作動を制御するための制御装置6が収納されている。そして、正面左側の側板16には、前扉3を係合させ、回転自在に支持するためのヒンジ50が、上下方向に間隔をおいて二つずつ設けられて設けられている。
ここで、制御装置6は、CPUを中心に構成され、ROM、RAM、I/O等を備えた主基板を基板ケースに収納したものであり、スロットマシンSの作動の制御を行うものである。なお、遊技を司るための遊技制御装置と、遊技に付随する演出を司るための演出制御装置を、別々に設けてもよい。
上扉30は、筐体1の側板16に回転自在かつロック可能に形成されている板状の扉であり、略中央部に回転リール20の図柄を正面側から見ることができる図柄表示窓31を有し、図柄表示窓31の周囲には、飾り部33が形成されている。飾り部33は、ランプなどの電飾としてもよい。そして、図柄表示窓31の下方には、7セグメント表示器や液晶表示装置を用いて、遊技に関する数字その他を表示するための表示部32が設けられている。なお、特に図示しないが、上扉30の裏面には、前記ヒンジ50に係合可能な上扉係合部が上下方向に間隔をおいて二つ設けられており、上扉係合部の対向側には、ロック機構が設けられている。そして、上扉30を閉めロックすることにより、筐体1の開口上部13を密閉することができるものである。
下扉40は、筐体1の開口下部14を塞ぐための、上扉30よりも幅厚の扉であり、筐体1の側板16に回転自在かつロック可能に形成されているものである。下扉40の上部は、スロットマシンを作動させるための操作部41となっており、下扉40の上面は、閉扉時においては、上扉30よりも前側に突出するようになっている。ここで、前記操作部41としては、図1に示すように、遊技メダルを投入するためのメダル投入口42、貯留メダル数を減じてメダル投入に代えるためのベットスイッチ45、貯留した投入メダルを払い出すための精算スイッチ46、回転リール20の回転を開始させるためのスタートスイッチ47、回転リール20の回転を停止させるためのストップスイッチ48が設けられている。また、下扉40の下部には払い出されたメダルを溜めておくためのメダル受け皿43が形成されている。下扉40の上部右端には、鍵穴44が設けられており、この穴に所定の鍵を差し込んで回すと、下扉40のロックが解除されるものである。そして、下扉40が解錠されることにより、上扉30も解放可能に形成されている。
さらに、特に図示しないが、下扉40の裏面側には、前記メダル投入口42から投入されたメダルを誘導しながらメダルの正偽を判断するためのメダルセレクターが設けられている。そして、特に図示しないが、下扉40の裏面には、ヒンジ50と係合可能な下扉係合部が上下方向に間隔をおいて二つ設けられており、下扉係合部の対向側には、ロック機構が設けられている。
スロットマシンSは、メダル投入口42からメダルを投入することにより遊技が開始可能となり、スタートスイッチ47の押下により3個の回転リール20が一斉に回転開始する。また、制御装置6ではスタートスイッチ47の操作を契機に当選判定の抽選が行われ、当選の有無が決定される。回転リール20の回転中にストップスイッチ48を押圧すると、対応する回転リール20の回転が停止する。この際、制御装置6により、回転リール20の停止制御が行われる。すなわち、当選判定の抽選結果が所定の当選役に当選している場合には、当該当選図柄が極力入賞ライン上に停止するように、当選判定の抽選結果がはずれの場合には、いかなる当選図柄も入賞ライン上に揃わないように、回転リール20が停止するまでの時間を遅らせる制御を行う。そして、全ての回転リール20が停止したときに、当選に係る図柄が所定の入賞ライン上に揃って停止したときには入賞となり、ホッパーユニット5からメダルが払い出されたり、ボーナスゲームなどの有利遊技への移行が行われる。
ここで、前記停止制御を行う際には、回転リール20のどの図柄がどの位置にあるかを把握しておく必要がある。これは、各回転リール20に設けられたインデックスをインデックスセンサ22が検知した検知信号及びステッピングモータMを駆動させるためのパルス信号に基づいて行われる。そして、本実施の形態においては、リールテープ23をリールドラム24に固定するための係止部材としての係止ピン60が、回転リール20のスタートインデックスを兼ねるように形成されているものであるが、これについては後述する。
(リールユニット2)
次に、リールユニット2について説明する。
リールユニット2は、図2に示すように、枠体21と、枠体21に固定される3個のステッピングモータM(図4参照)と、ステッピングモータMに軸着される3個の回転リール20を有している。また、リールユニット2には、図5に示すように、枠体21にインデックスセンサ22が設けられている。そして、リールユニット2は、筐体1の中板12の上に乗せ、開口上部13内部に収納固定されるものである。
枠体21は、ステッピングモータM及び回転リール20を支持し、これらを筐体1に固定するためのものであり、正面及び側面が開口する側面略コ字型の板材からなる。そして、この枠体21には、枠体21の内部空間を縦3つに仕切る仕切り板が設けられており、これにステッピングモータM及びインデックスセンサ22が取り付けられている。そして、ステッピングモータMの駆動軸には、回転リール20が軸着されている。
(回転リール20)
回転リール20は、図3に示すように、円筒形のリールドラム24に、帯状のリールテープ23を巻き付け、係止ピン60で固定して形成したものである。そして、ステッピングモータMの駆動軸の回転により円周方向に回転可能に形成されている。
(リールドラム24)
リールドラム24は、図2に示すように、リールテープ23を巻き付ける円筒部24Aと、ステッピングモータMの駆動軸に固定される固定部24Bと、固定部24Bから円筒部24Aに向けて放射状に延接された連結部24Cを備えている。
ここで、円筒部24Aは、図2に示すように、二つの板状のリングを横桟で繋いだ形状となっているが、本明細書中において、リールドラム24の円筒部24Aと言う場合には、板状のリングの表面や横桟の表面を含むものとする。また、リールドラムの「円周面」と言う場合には、前記板状のリングの表面や横桟の表面により形成される円筒形状の表面を意味するものである。
そして、前記円筒部24Aの一方の側端部には、図2に示すように、リールドラム24の筒外方向に突出する逆L字型の突起部28が円周方向にわたって設けられており、この突起部28は、リールドラム24の他方の側端部に向かって開口し、リールテープ23の長辺側の側端部23aを差し込み可能な嵌入溝27を形成している。
ここで、嵌入溝27は、図8及び図9に示すように、リールテープ23の厚みの二倍以上の溝幅を有しており、溝内には、ゴムやウレタン樹脂などの弾性部材29が装填されている。そして、図9に示すように、リールテープ23の長辺側の側端部23a(図2参照)を、リールテープ23の短辺側の端部23c,23d(図2参照)を重ね合わせた場合でも、重ね合わせていない場合でも、確実に挟持できるようになっている。このため、回転リール20の回転中にリールテープ23の側端部23aが嵌入溝27の内部でばたついたり、嵌入溝27から外れたりするのを防ぐことができる。なお、図示した例では、嵌入溝27は断面コ字型に形成されているが、溝奥に向かって徐々に溝幅が狭くなるように形成し、この狭くなった部分にリールテープ23が挟持されるようにしてもよい。
また、前記円筒部24Aの他方の端部には、筒外側から筒内側に貫通する貫通孔26が、等間隔に複数個設けられている。この貫通孔26は、リールテープ23を係止ピン60で固定する際に使用するものである。
なお、リールドラム24は、ステッピングモータMの駆動軸から着脱自在に形成されていてもよい。
(リールテープ23)
リールテープ23は、プラスチックフィルムなどに印刷等により複数の図柄(図示せず)を表示した帯状のテープであり、リールドラム24の筒外周よりも若干長く形成されている。すなわち、リールテープ23は、短辺側の端部23c,23dを重ね合わせてリールドラム24に取り付けるようになっているものである。
そして、リールテープ23の一方の側端部23bには、図2に示すように、複数の孔25が設けられている。この孔25は、前記リールドラム24の貫通孔26と同じピッチで形成されており、リールテープ23の端部23c,23dを重ね合わせ、長辺の両側端部に形成された孔25',25'の位置を一致させた状態でリールテープ23をリールドラム24に巻き付けると、貫通孔26と孔25の位置が合致するようになっている。すなわち、孔25は、貫通孔26の数よりも一個多く形成されている。
なお、貫通孔26と孔25の位置ずれを吸収できるよう、貫通孔26は孔25よりも大きく形成するか、円周方向に長い長孔形状にすると好適である。
(係止ピン60)
係止ピン60は、リールテープ23の側端部23bをリールドラム24に固定するための係止部材であり、図2及び図3に示すように、リールドラム24に巻き付けたリールテープ23の表面側から孔25及び貫通孔26に押入して取り付けるものである。
具体的には、係止ピン60は、図6に示すように、頭部61と、頭部61の裏面中央から突出する軸部62と、軸部62の端部に設けられた開閉凸部63とから構成されている。頭部61は、肉薄円板状で、リールテープ23の孔25及びリールドラム24の貫通孔26よりも大きい直径を有している。また、開閉凸部63は、縦方向に複数に分割され、最大径が貫通孔26よりも大きく形成された円錐形のカシメ部であり、尖端から貫通孔26に押入すると開いた部分が閉じて貫通孔26を通過し(図6の二点鎖線参照)、最大径部が貫通孔26を貫通すると再び開いて(図7参照)、押入方向と逆方向には抜けないようになっているものである。
そして、リールテープ23を巻き付けたリールドラム24の筒外側から、孔25(貫通孔26)に係止ピン60を押入することにより、リールテープ23の裏面がリールドラム24の円周面に圧着されるとともに、頭部61と開閉凸部63の間にリールテープ23及びリールドラム24が挟み込まれて、リールテープ23の側端部23bがリールドラム24に固定される(図4参照)。
さらに、係止ピン60には、上記構成を有するものとは別に、一つだけ形状の異なる係止ピン60'が設けられている。係止ピン60'は、図7に示すように、頭部61及び軸部62及び開閉凸部63を有しているとともに、開閉凸部63の先端部が延設されたインデックス突起64を有している。インデックス突起64は、円柱又は板状の突起であって、係止ピン60'をリールドラム64に固定したとき筒内側に突出して、回転リール20のスタートインデックスとして機能する。すなわち、係止ピン60'をリールドラム24に取り付けると、図2に示すように、リールドラム24の筒内側にインデックス突起64が突出し、図7に示すように、このインデックス突起64を検出可能な位置にインデックスセンサ22が設置されているものである。
そして、この係止ピン60'は、装着時に重ね合わせられるリールテープ23の端部側の孔25',25'に挿通させることにより、リールテープ23の端部をリールドラム24に固定するものである。この場合、孔25',25'は、リールドラム24に設けられた貫通孔26のうち、いずれの場所の貫通孔26と位置合わせしても良い。係止ピン60'をこのように使用することにより、リールテープ23の継ぎ目部分が常にスタートインデックスの位置と一致することとなり、リールドラム24にスタートインデックスを設ける必要がないとともに、リールテープ23を装着する際、スタートインデックスと位置あわせする必要がない。
なお、係止ピン60は、プラスチックなどにより形成されており、リールドラム24からリールテープ23を取り外す場合には、開閉凸部63の根本から軸部62を切断することにより軸部62を貫通孔26及び孔25から引き抜くことができる。
また、係止ピン60は、少なくとも頭部61の表面はリールテープ23の地色と同じ色彩で形成すると、リールテープ23を固定した際に目立つことがなく、美観上好ましい。ただし、例えばインデックス突起64を有する係止ピン60'のみ、少なくとも頭部61をリールテープ23と異なる色彩で形成し、インデックス位置を遊技者に可視可能とさせることにより、いわゆる目押しの補助手段として機能させることができる。
(リールテープ23の着脱)
次に、上記構成を有する回転リール20におけるリールテープ23の着脱について説明する。
まず、リールテープ23をリールドラム24に装着する場合には、図柄面を外側にしてリールテープ23を円筒部24Aに巻き付ける。この際、リールテープ23の側端部23bに設けられた穴25',25'が重なり合うようにし、かつ全ての孔25,25'の位置が、リールドラム24に設けられた貫通孔26の位置とほぼ揃うようにしておく。それから、リング状にしたリールテープ23を円周面に沿って平行にスライド移動させ、一方の側端部23aを嵌入溝27に挿入する。同時に、リールテープ23の孔25,25'と、リールドラム24の貫通孔26が合致するように位置を調整する。なおこのとき、図9に示すように、嵌入溝27に設けられた弾性部材29が変形し、側端部23aは嵌入溝27内で弾性部材29に押しつけられた状態となっている。
次に、孔25',25'と貫通孔26のうちいずれか一つの位置を合致させ、係止ピン60'のインデックス突起64をリールドラム24の筒外側から挿入し、開閉凸部63の上端部と頭部61の裏面とで、リールドラム24とリールテープ23を挟むようにして取り付ける(図7参照)。そして、他の孔25と貫通孔26に係止ピン60の開閉凸部63の尖端を押入して、同様に取り付けることにより、リールテープ23の側端部23bがリールドラム24に固定される。一方リールテープ23の反対側の側端部23aは、嵌入溝27内に固定されているので、リールテープ23は、回転リール20の回転によって剥がれたりずれたりすることなく、確実にリールドラム24に装着される。
リールテープ23をリールドラム24から取り外す場合には、各係止ピン60の開閉凸部63を切り取って頭部61と開閉凸部63を切断された軸部62を筒外側に引き抜き、リールドラム24とリールテープ23の固定を解除する。それから円筒部24Aの円周面に沿ってリールテープ23をスライドさせ、側端部23aを嵌入溝27から抜き出して、リールテープ23を取り外す。
このように、本実施の形態によれば、リールテープ23をリールドラム24に装着する際、リールドラム24に形成されているスタートインデックスの位置に合わせる必要はなく、リールテープ23の端部を重ね合わせた部分を、孔25'がリールドラム24の任意の貫通孔26と合致するように巻き付けて、係止ピン60'で係止すればよいのである。そして、リールテープ23の一方の側端部23aは、リールドラム24に設けた突起部28の嵌入溝27で固定するようになっているので、係止ピン60のみでリールテープ23をリールドラム24に装着するよりも、作業時間を短縮することができる。
また、本実施の形態によれば、リールドラム24にスタートインデックスを形成する必要がなく、特に透明のプラスチック製リールドラム24の場合には、スタートインデックスに遮光部材を被せたりスタートインデックス部分のみ有色部材で形成する手間が省ける。そして、いるので、回転リール20にスタートインデックスを形成する作業と、リールドラム24にリールテープ23を装着する作業とを同時に行うことができ、製造工程及び再生産の行程をより効率的なものにすることができる。
さらに、リールテープ23の装着に、接着剤を使用しないので、リールテープ23が汚損されることがなく、リールドラム24から取り外したリールテープ23をそのまま再利用できるという利点がある。
(第二の実施の形態)
(図面の説明)
図10乃至図13は本発明の第二の実施の形態を示す図である。図10は回転リールの分解斜視図、図11は回転リールの組み立て斜視図、図12及び図13はリールテープの固定部分の拡大断面図である。
第二の実施の形態は、リールテープ23の係止部材として、係止リング70を設けたものである。なお、スロットマシンSの構成については、第一の実施の形態と同様であるので説明を省略し、本実施の形態の特徴部分のみ説明する。
(リールドラム24)
第二の実施の形態におけるリールドラム24は、図10に示すように、リールテープ23を巻き付ける円筒部24Aと、ステッピングモータMの駆動軸に固定される固定部24Bと、固定部24Bから円筒部24Aに向けて放射状に延接された連結部24Cを備えている。
そして、前記円筒部24Aの一方の側端部には、第一の実施の形態と同様に突起部28が円周方向にわたって設けられており、この突起部28には嵌入溝27が形成されている。
また、前記円筒部24Aの他方の端部には、筒外側から筒内側に貫通する貫通孔26が、等間隔に複数個設けられている。この貫通孔26は、リールテープ23を係止リング70で固定する際に使用するものである。
(リールテープ23)
リールテープ23の構成は、第一の実施の形態とほぼ同様であり、短辺側の端部23c,23dを重ね合わせ、一方の側端部23aをリールドラム24の嵌入溝27に嵌め込んでリールドラム24に装着するものである。そして、本実施の形態においては、図10に示すように、リールテープ23の他方の側端部23bには、隅角部に孔25が一つ形成されている。そして、この孔25と、リールドラム24の貫通孔26のいずれかを合致させて、ピン状のインデックス部材80を筒外側から挿入することにより、リールテープ23の隅角部がリールドラム23に係止されるようになっている。
(インデックス部材80)
前記インデックス部材80は、平板状の頭部81と、頭部81の略中央部から突出する柱状又は長板状の足部82とから成り、足部82は前記孔25及び貫通孔26を挿通可能な径に形成されている。そして、リールテープ23をリールドラム24に装着した際には、足部82は孔25及び貫通孔26を通過して、図11に示すように、インデックス部材80の足部82がリールドラム24の筒内側に突出するようになっている。
また、前記頭部81は、孔25よりも大きい径を有しており、足部81を孔25及び貫通孔26に挿通させて係止リング70を取り付けることにより、図13に示すように、頭部81と円筒部24Aとの間にリールテープ23を挟持することができるようになっている。すなわち、インデックス部材80は、回転リール20のスタートインデックスとして機能すると共に、リールテープ23の一隅角部をリールドラム23に係止して、以下に述べる係止リング70でリールテープ23の側端部23bを完全に固定する前の仮止めとしても役立つものである。
(係止リング70)
係止リング70は、リールテープ23を巻き付けたリールドラム24の、突起部28と反対側の側端部に取り付けられる断面略コの字型の環状部材であり、円周方向にわたって側面側に開口する嵌入溝71にリールテープ23及びリールドラム24を挟持して、リールテープ23をリールドラム24に固定するためのものである。
そして、係止リング70には、図10に示すように、リングの内周を構成する円筒部の端部に、嵌入溝71の開口側に突出するやや薄肉の舌片72が複数個設けられている。この舌片72は、前記リールドラム24の貫通孔26のピッチと同等のピッチで設けられているとともに、図12に示すように、舌片72の一方の面には、係止リング70のリング外側に突出する凸部73が形成されている。そして、凸部73は、嵌入溝71にリールテープ23及びリールドラム24を挟持したときに、リールドラム24の貫通孔26に、リールドラム24の筒内側から嵌入させることができるようになっている。これは、係止リング70をリールドラム24に係止するためのものである。
また、舌片72の個数は、貫通孔26の個数よりも一つ少なく設けられている。すなわち、係止リング70をリールドラム24に嵌入したとき、貫通孔26のうちの一つには、対応する舌片72がないものとなる。これは、係止リング70の取り付け時に、貫通孔26に挿通させたインデックス部材80の足部82と舌片72が干渉しないようにするためであり(図13参照)、係止リング70を取り付ける際には、舌片72のない部分をインデックス部材80の位置に合わせて嵌め込むようにするものである。
なお、嵌入溝71の内部には、嵌入溝27に設けたのと同様の弾性部材29を取り付けられており、リールドラム24に巻き付けられたリールテープ23の側端部23bを押さえ、リールテープ23が確実に固定されるようになっている。
(リールテープ23の着脱)
次に、上記構成を有する回転リール20におけるリールテープ23の着脱について説明する。
まず、リールテープ23をリールドラム24に装着する場合には、図柄面を外側にしてリールテープ23を円筒部24Aに巻き付ける。それから、リング状にしたリールテープ23を円周面に沿って平行にスライド移動させ、一方の側端部23aを嵌入溝27に挿入する。同時に、リールテープ23の孔25と、リールドラム24の貫通孔26のうちいずれか一つが合致するように位置を調整する。なおこのとき、図9に示すように、嵌入溝27に設けられた弾性部材29が変形し、側端部23aは嵌入溝27内で弾性部材29に押しつけられた状態となっている。
次に、インデックス部材80の足部82を、リールテープ23の孔25とリールドラム24の貫通孔26に貫通させて、頭部81と円筒部24Aとの間にリールテープ23を挟むようにして端部23cをリールドラム24に固定し、その上にもう一方の端部23dを重ね合わせる(図13参照)。このようにしてリールテープ23を巻き付けたリールドラム24の、反突起部28側の端部に係止リング70を取り付ける。すなわち、嵌入溝71にリールテープ23及びリールドラム24の側端部を挟持させるようにして押入する。このとき、舌片72と貫通孔26との位置を合わせ、かつリールドラム24の筒内側に突出しているインデックス部材80の位置には舌片72が欠けている部分が配置されるように位置あわせをする。
係止リング70の押入時には、舌片72に設けられた凸部73が円筒部24Aと干渉して、舌片72が係止リング70の内側方向に撓んだ状態となるが、係止リング70を所定位置まで押し込むと、凸部73が貫通孔26に嵌入し、係止リング70はリールドラム24に係止されると共に、リールテープ23の側端部23bを固定する(図12参照)。なお、このとき、インデックス部材80は、図13に示すように、頭部81が重ね合わせたリールテープ23に挟まれており、かつリールテープ23の側端部23bは係止リング70によりリールドラム24に固定されているので、インデックス部材80自体を円筒部24Aなどにカシメなどで係止させなくても、インデックス部材80をリールドラム24に固定することができるものである。
リールテープ23をリールドラム24から取り外す場合には、係止リング70の舌片72を捲るようにして凸部73と貫通孔26の係合を外し、係止リング70を取り外してリールドラム24とリールテープ23の固定を解除する。それから、インデックス部材80を孔25及び貫通孔26から抜き取って、円筒部24Aの円周面に沿ってリールテープ23をスライドさせ、側端部23aを嵌入溝27から抜き出して、リールテープ23を取り外す。
このように、本実施の形態によれば、第一の実施の形態と同様に、リールドラム24にスタートインデックスを形成する必要が無く、リールテープ23の図柄の位置あわせを行わなくともよいという効果を奏する。これに加え、係止リング70は凸部73と貫通孔26との係合によりリールドラム24に固定され、インデックス部材80は頭部81をリールテープ23で挟んでリールドラム24に固定していることから、リールテープ23をリールドラム24から取り外す際に係止リング70やインデックス部材80を破壊する必要が無く、これらを再利用できるという利点がある。さらに、インデックス部材80の頭部81は重ね合わせられたリールテープ23の端部23dにより覆い隠され、係止リング70はリールドラム24に形成された突起部28と同様の形状を有しているので、図11に示すように、回転リール20全体の外観を、左右対称のすっきりとしたものにすることができる。
なお、上記実施の形態においては、リールテープ23に孔25を設けてあるが、この孔25の代わりに、例えば十文字の切り込みを形成してもよい。このようにしても、係止ピン60の開閉凸部63や、インデックス部材80の足部82を、リールテープ25を通してリールドラム26の貫通孔26に挿通させることができる。
(係止部材の他の例)
ところで、リールテープ23の係止部材は、図14に示すような形態にしてもよい。これは、リールテープ23をリールドラム24に固定するための係止部材として、開閉凸部を有する係止ピン75を備えた薄板帯状の固定テープ74を設けたものである。固定テープ74は、弾性素材を用いて切れ目を有するリング型に形成したものであってもよいし、リールドラム24の端部に巻き付けてリング状になるように形成したものであってもよい。係止ピン75は、固定テープ74の裏面側(装着時に内側になる面)に、ほぼ等間隔に設けられており、第一の実施の形態における係止ピン60の軸部62及び開閉凸部63とほぼ同様の構成を有している。また、係止ピン75のうち、固定テープ74の一端部に設けられた係止ピン75'は、先端部に棒状のインデックス突起76を有している。係止ピン75は、固定テープ74と一体形成されていてもよいし、固定テープ74に後から固着してもよい。
一方、リールドラム24及びリールテープ23には、係止ピン75,75'を挿通可能な貫通孔26及び孔25を設けてある。ここで、固定テープ74は、端部をつき合わせるようにして装着されるもので、両端部に設けられた係止ピン75,75'を二つ並んで挿入可能とさせるため、リールテープ23の端部23dには、インデックス突起76を有する係止ピン75'を挿通させるための孔25'が一つ形成されており、端部23cには、孔25,25'が二つ並んで形成されている。そして、端部23dと端部23cを重ね合わせたときに、孔25'に端部23cの端部側の孔25'が重なって、リールテープ23の継ぎ目部分に二つの孔25,25'が並び、リング状の(あるいはリング状にした)固定テープ74の係止ピン75,75'と一対一で対応するようになっている。これに対して、貫通孔26は円周方向に長い長孔となっているので、係止ピン75は当然筒内側に突出させることができるとともに、リールテープ23の継ぎ目の部分、すなわち係止ピン75,75'が二つ並んで突出する部分が、どの貫通孔26に位置しても、二つの係止ピン75,75'を一つの貫通孔26から筒内側に突出させることができるようになっている。
リールテープ23をリールドラム24に装着する場合には、リールテープ23の一方の側端部23aは、前記した実施の形態と同様に固定し、他方の側端部23bは、孔25,25'と貫通孔26を合致させて、リング状の固定テープ74をリールテープ23の側端部23b側に被せるようにして、係止ピン75,75'を孔25,25'に押入して取り付ける。あるいは、帯状の固定テープ74を、係止ピン75,75'を孔25,25'に押入しながらリールテープ23を巻き付けたリールドラム24の上側に巻き付けて取り付ける。リールテープ23の長辺端部23aは、第一及び第二の実施の形態で述べたのと同様にリールドラム24の嵌入溝27で係止され、他方の側端部23bは、リールドラム24の反突起部28側の端部と一緒に係止ピン75と固定テープ74に挟まれて係止され、リールテープ23はリールドラム24に固定される。
さらに、係止部材の他の例としては、図15に示すように、係止ピン60をリールテープ23の裏面に設けてもよいものである。この場合、スタートインデックスとなるインデックス突起64を有する係止ピン60'はリールテープ23の一方の短辺端部23cに設け、反対側の端部23dには、インデックス突起64を挿通可能な孔25を設ける。係止ピン60,60'は、リールテープ23の製造工程においてリールテープ23と一体的に形成してもよいし、完成したリールテープ23に後から固着してもよい。そして、リールテープ23をリールドラム24に装着する場合には、係止ピン60をリールドラム24の孔26の位置と合致させて、リング状にしたリールテープ23を円周面に沿ってスライド移動させる。そして側端部23bがリールドラム24の端部に達したら、係止ピン60を貫通孔26に押入し、リールテープ23をリールドラム24に係止する。最後に係止ピン60'のインデックス突起64を孔25及び貫通孔26に挿通させて端部23cを端部23dの上側に重ねあわせる。これにより、リールテープ23がリールドラム24に固定されるものである。
この他にも、特に図示しないが、係止部材として、断面コ字型のクリップを設けてもよい。このクリップは、前記係止リング70に設けた舌片72と同様の固定部を有しており、凸部73を貫通孔26に嵌入させることによりリールドラム24に固定されるとともに、コ字型の部分でリールドラム24及びリールテープ23の側端部23bを挟持して、リールテープ23をリールドラム24に固定するものとすることができる。
あるいは、係止部材をリールドラム24と一体的に形成してもよい。例えば、特に図示しないが、リールドラム24の反突起部28側の端部に、筒外方向、筒内方向に揺動可能な断面略L字型の可動クリップを設け、このクリップでリールドラム24及びリールテープ23の側端部23bを挟持するとともに、挟持片の先端に設けた凸部を、リールテープ23を通してリールドラム24の貫通孔26に嵌入させて、リールテープ23をリールドラム24に固定するものとすることができる。
さらに、回転リール20としては、上述した実施の形態のうち、複数の構成要素を備えていてもよい。例えば係止ピン60と上記クリップを備えていてもよいものである。
なお、本発明は、スロットマシン以外の遊技機、例えば、遊技メダルの代わりにパチンコ球を用いてスロットマシンと同様の遊技を行わせるパロット遊技機に利用することができる。あるいは、パチンコ遊技機の演出用の回転リールに利用することもできる。
本発明の第一の実施の形態であって、前扉をはずしたスロットマシンの斜視図である。 本発明の第一の実施の形態であって、回転リールの分解斜視図である。 本発明の第一の実施の形態であって、回転リールの組み立て斜視図である。 本発明の第一の実施の形態であって、回転リールの縦断面図である。 本発明の第一の実施の形態であって、回転リールの縦断面図である。 本発明の第一の実施の形態であって、係止ピンの縦断面図である。 本発明の第一の実施の形態であって、係止ピンの縦断面図である。 本発明の第一の実施の形態であって、嵌入溝の拡大断面図である。 本発明の第一の実施の形態であって、嵌入溝の拡大断面図である。 本発明の第二の実施の形態であって、回転リールの分解斜視図である。 本発明の第二の実施の形態であって、回転リールの組み立て斜視図である。 本発明の第二の実施の形態であって、係止リングの拡大断面図である。 本発明の第二の実施の形態であって、係止リングの拡大断面図である。 本発明の他の実施の形態であって、回転リールの分解斜視図である。 本発明の他の実施の形態であって、回転リールの分解斜視図である。
S スロットマシン 1 筐体
2 リールユニット 3 前扉
4 電源ユニット 5 ホッパーユニット
6 制御装置
11 開口部 12 中板
13 開口上部 14 開口下部
15 底板 16 側板
20 回転リール 21 枠体
22 インデックスセンサ 23 リールテープ
24 リールドラム 25 孔
26 孔 27 嵌入溝
28 突起部 29 弾性部材
30 上扉 31 図柄表示窓
32 表示部 33 飾り部
40 下扉 41 操作部
42 メダル投入口 43 メダル受け皿
44 鍵穴 45 ベットスイッチ
46 精算スイッチ 47 スタートスイッチ
48 ストップスイッチ 50 ヒンジ
60 係止ピン(係止部材) 61 頭部(係止部)
62 軸部 63 開閉凸部(凸部)
64 インデックス突起(突出部材)
70 係止リング(係止部材) 71 嵌入溝(溝部)
72 舌片 73 凸部
74 固定テープ(係止部材、係止部) 75 係止ピン(凸部)
76 インデックス突起(突出部材)
80 インデックス部材(突出部材) 81 頭部
82 足部

Claims (6)

  1. 支持体に固定される駆動装置に円周方向に回転可能に取り付けられた円筒形のリールドラムと、表面に複数の図柄が表示され前記リールドラムの円周面に装着される帯状のリールテープとを少なくとも備える遊技機用回転リールにおいて、
    前記リールドラムの筒外方向に突出し前記リールテープの長辺の一側端部を円周面に対して水平方向に差し込み可能な嵌入溝を有する突起部を、前記リールドラムの円周面の一側端部に円周方向にわたって形成し、
    前記リールドラムの円周面の他の側端部には、筒外側から筒内側に貫通する複数の貫通孔を設け、
    前記貫通孔の少なくとも一つに挿入可能な凸部を有し前記リールテープの裏面をリールドラムの円周面に圧着可能な係止部材を設け、
    円筒状にした前記リールテープの一側端部を前記嵌入溝に嵌入させて当該一側端部をリールドラムの突起部側の端部に固定するとともに、前記係止部材の凸部を前記貫通孔に挿入させてリールテープの他の一の側端部をリールドラムの反突起部側の端部に固定することにより、前記リールテープを前記リールドラムに装着可能に形成し、
    前記リールテープは、短辺の一端部を他端部に重ね合わせて前記リールドラムに装着されるものであり、
    前記リールドラムの貫通孔の一つから筒内側に突出してリールドラムに固定可能であるとともに前記回転リールの回転を検知するための検知装置が検知可能な突出部材を、前記リールテープの重複部分において、前記貫通孔に挿通可能に形成されていることを特徴とする遊技機用回転リール。
  2. 前記係止部材は、前記貫通孔を挿通不能な係止部を有し、前記凸部は、前記貫通孔を貫通可能でありかつ前記貫通孔のリールドラム内側の周辺面に係合可能に形成されており、
    前記リールドラムに巻き付けた前記リールテープの表面側から、前記凸部を前記貫通孔に貫通させることにより、前記凸部と前記係止部との間にリールドラムの反突起部側の端部及びリールテープの側端部を挟持して、前記リールテープを前記リールドラムに固定可能に形成されていることを特徴とする請求項1記載の遊技機用回転リール。
  3. 前記係止部材は、前記リールドラムの反突起部側の側端部を嵌入可能な溝部を有し、前記凸部をリールドラムの筒内側から前記貫通孔に挿入させて前記リールドラムに固定され、前記溝部にリールドラムの反突起部側の端部及びリールドラムに巻き付けたリールテープの側端部を挟持して、前記リールテープを前記リールドラムに固定可能に形成されていることを特徴とする請求項1記載の遊技機用回転リール。
  4. 前記係止部材は、前記リールテープの裏面に設けられ、前記凸部は、前記貫通孔を貫通でありかつ前記貫通孔の筒内側周辺面に係合可能に形成されており、
    前記凸部を前記貫通孔に貫通させることにより、前記リールテープを前記リールドラムに固定可能に形成されていることを特徴とする請求項1記載の遊技機用回転リール。
  5. 前記嵌入溝は、前記リールテープの厚みの二倍以上の溝幅を有しているとともに、溝内には弾性部材が装填され、前記弾性部材によって前記リールテープの一側端部と溝内面との隙間を埋めることができるように形成されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の遊技機用回転リール。
  6. 前記突出部材は、前記係止部材の凸部の先端に設けられていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の遊技機用回転リール。
JP2005025777A 2005-02-02 2005-02-02 遊技機用回転リール Expired - Fee Related JP4373935B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005025777A JP4373935B2 (ja) 2005-02-02 2005-02-02 遊技機用回転リール

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005025777A JP4373935B2 (ja) 2005-02-02 2005-02-02 遊技機用回転リール

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006212108A JP2006212108A (ja) 2006-08-17
JP4373935B2 true JP4373935B2 (ja) 2009-11-25

Family

ID=36975811

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005025777A Expired - Fee Related JP4373935B2 (ja) 2005-02-02 2005-02-02 遊技機用回転リール

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4373935B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4721179B2 (ja) * 2005-06-21 2011-07-13 サミー株式会社 遊技機のリール装置
JP4669945B2 (ja) * 2006-12-15 2011-04-13 タイヨーエレック株式会社 回転体ユニット、遊技機、識別情報表示部材の取付方法及び識別情報表示部材の取外方法
JP2017176555A (ja) * 2016-03-30 2017-10-05 株式会社ユニバーサルエンターテインメント 遊技機
JP2019041896A (ja) * 2017-08-30 2019-03-22 株式会社ユニバーサルエンターテインメント 遊技機

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006212108A (ja) 2006-08-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4373935B2 (ja) 遊技機用回転リール
JP4888642B2 (ja) 遊技機
EP0285384A2 (en) Disposable non-rewinding tape cassette
JP5110657B2 (ja) パチンコ機
US5962796A (en) Disc music box
JP2007267839A (ja) 遊技機
JP2006000488A (ja) 遊技機用リール
JP2007190079A (ja) 遊技機用リール
JP2008220474A (ja) 遊技機の基板ケース
JP2584312Y2 (ja) 遊技機における回転電動役物装置
JP2006192128A (ja) 遊技機用回転リール
JP2007082838A (ja) 遊技機用リール
JP4368848B2 (ja) 遊技機用回転リール
JPH0732691A (ja) テープカセット
JP2003190362A (ja) 遊技機
JP2939089B2 (ja) スロットマシン用リール
JP2002058783A (ja) スロットマシンのリールユニット
US9524750B2 (en) Fastening aids, method of fastening reel, and reel assembly
CN219970240U (zh) 一种贴纸输出盒以及便携式贴纸机
JP2018171161A (ja) 遊技機のリールユニット
JP2002065940A (ja) スロットマシンのリール構造
JP2006158644A (ja) 遊技機のリール
JP2006158646A (ja) 遊技機のリール
JP2005156391A (ja) 時計装置
JP2006158645A (ja) 遊技機のリール

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090427

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090604

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090714

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090827

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090904

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120911

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130911

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees