JP2939089B2 - スロットマシン用リール - Google Patents
スロットマシン用リールInfo
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- JP2939089B2 JP2939089B2 JP5102472A JP10247293A JP2939089B2 JP 2939089 B2 JP2939089 B2 JP 2939089B2 JP 5102472 A JP5102472 A JP 5102472A JP 10247293 A JP10247293 A JP 10247293A JP 2939089 B2 JP2939089 B2 JP 2939089B2
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、シンボルが表示された
スロットマシン用リールに関するものである。
スロットマシン用リールに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】スロットマシンは、シンボルの外周に配
列した例えば３本のリールをモータで駆動し、これらが
停止したときに入賞ライン上で停止しているシンボルの
組み合わせによって入賞の有無が競われるゲーム機とし
て広く知られている。遊技者はゲームの開始時に１〜３
枚のメダルを投入して入賞ラインの本数を選択し、そし
て有効化された入賞ライン上で入賞が得られたときに
は、その入賞の種類に応じたメダルが払い出されるよう
になっている。
列した例えば３本のリールをモータで駆動し、これらが
停止したときに入賞ライン上で停止しているシンボルの
組み合わせによって入賞の有無が競われるゲーム機とし
て広く知られている。遊技者はゲームの開始時に１〜３
枚のメダルを投入して入賞ラインの本数を選択し、そし
て有効化された入賞ライン上で入賞が得られたときに
は、その入賞の種類に応じたメダルが払い出されるよう
になっている。
【０００３】最近のスロットマシンの多くはリールをス
テッピングモータで駆動する構造となっており、リール
の回転および停止制御はステッピングモータの駆動を制
御することによって行なわれている。従って、リールの
起動時や停止時の応答性を考慮してリールを軽量にして
おくことが必要となる。
テッピングモータで駆動する構造となっており、リール
の回転および停止制御はステッピングモータの駆動を制
御することによって行なわれている。従って、リールの
起動時や停止時の応答性を考慮してリールを軽量にして
おくことが必要となる。
【０００４】このような背景から、これまでのスロット
マシン用リールは、帯状プラスチックシートに複数のシ
ンボルを一定ピッチで配列したシンボルストリップを、
プラスチック成形で作られた円筒のリール体の周面に接
着剤、粘着剤あるいは両面テープ等で貼付している。さ
らに、最近ではリールをさらに軽量化するために、リー
ル体の代わりに環状にした２個のストリップ保持枠を用
い、これらのストリップ保持枠の外周にシンボルストリ
ップのそれぞれの側端縁を接着してリール形態にしたも
のもある。
マシン用リールは、帯状プラスチックシートに複数のシ
ンボルを一定ピッチで配列したシンボルストリップを、
プラスチック成形で作られた円筒のリール体の周面に接
着剤、粘着剤あるいは両面テープ等で貼付している。さ
らに、最近ではリールをさらに軽量化するために、リー
ル体の代わりに環状にした２個のストリップ保持枠を用
い、これらのストリップ保持枠の外周にシンボルストリ
ップのそれぞれの側端縁を接着してリール形態にしたも
のもある。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
にして作られたスロットマシン用リールはゲーム中には
高速で回転されるため、回転中にシンボルストリップが
剥離しないように強固に接着しておかなくてはならず、
その組み立てに手間がかかりやすいという欠点がある。
スロットマシンの仕様を変更したりゲームの興趣を変え
るために、シンボルストリップの交換が必要になること
がある。こうした場合、シンボルストリップが強固にス
トリップ保持枠に接着されているとその交換作業が非常
に面倒になり、取り外し時にストリップ保持枠を破損さ
せてしまうこともあった。
にして作られたスロットマシン用リールはゲーム中には
高速で回転されるため、回転中にシンボルストリップが
剥離しないように強固に接着しておかなくてはならず、
その組み立てに手間がかかりやすいという欠点がある。
スロットマシンの仕様を変更したりゲームの興趣を変え
るために、シンボルストリップの交換が必要になること
がある。こうした場合、シンボルストリップが強固にス
トリップ保持枠に接着されているとその交換作業が非常
に面倒になり、取り外し時にストリップ保持枠を破損さ
せてしまうこともあった。
【０００６】本発明は上記従来技術の問題点を考慮して
なされたもので、組み立てが容易で、しかもシンボルス
トリップの交換も容易に行なうことができるようにした
スロットマシン用リールを提供することを目的とする。
なされたもので、組み立てが容易で、しかもシンボルス
トリップの交換も容易に行なうことができるようにした
スロットマシン用リールを提供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】請求項１に記載の本発明
は、複数のシンボルが所定ピッチで配列されたシンボル
ストリップと、このシンボルストリップの両側縁部を環
状に保持する一対のストリップ保持枠とからなり、前記
ストリップ保持枠の少なくとも一方には駆動軸との連結
部が設けられたスロットマシン用リールにおいて、 前記
ストリップ保持枠の外周に前記シンボルストリップの側
縁部を表裏から挾持するように所定幅で突出した２列の
保持片を一体に形成し、 前記２列の保持片のうち、前記
シンボルストリップの表面側の保持片は環状に連続して
形成され、前記シンボルストリップの裏面側の保持片は
所定の間隔を空けて断続的に形成されていることを特徴
とする。請求項２に記載の本発明は、請求項１に記載の
発明の構成に加えて、前記シンボルストリップの裏面側
の保持片が省略された箇所に対面する他方の保持片の内
壁にピンを突出させ、このピンをシンボルストリップに
設けた穴に嵌めたことを特徴とする。 請求項３に記載の
本発明は、請求項１または請求項２に記載の発明の構成
に加えて、前記一対のストリップ保持枠同士が、前記シ
ンボルストリップのみにより連結されて一体化されてい
ることを特徴とする。
は、複数のシンボルが所定ピッチで配列されたシンボル
ストリップと、このシンボルストリップの両側縁部を環
状に保持する一対のストリップ保持枠とからなり、前記
ストリップ保持枠の少なくとも一方には駆動軸との連結
部が設けられたスロットマシン用リールにおいて、 前記
ストリップ保持枠の外周に前記シンボルストリップの側
縁部を表裏から挾持するように所定幅で突出した２列の
保持片を一体に形成し、 前記２列の保持片のうち、前記
シンボルストリップの表面側の保持片は環状に連続して
形成され、前記シンボルストリップの裏面側の保持片は
所定の間隔を空けて断続的に形成されていることを特徴
とする。請求項２に記載の本発明は、請求項１に記載の
発明の構成に加えて、前記シンボルストリップの裏面側
の保持片が省略された箇所に対面する他方の保持片の内
壁にピンを突出させ、このピンをシンボルストリップに
設けた穴に嵌めたことを特徴とする。 請求項３に記載の
本発明は、請求項１または請求項２に記載の発明の構成
に加えて、前記一対のストリップ保持枠同士が、前記シ
ンボルストリップのみにより連結されて一体化されてい
ることを特徴とする。
【０００８】
【実施例】以下本発明の実施例を図面を参照して説明す
る。図１は、本発明を実施したスロットマシン用リール
の分解斜視図である。リール１は、シンボルストリップ
２、ストリップ保持枠３，４からなっている。シンボル
ストリップ２は、薄い帯状のプラスチックシートで出来
ており、表面には果物、数字、英文等の様々なシンボル
がプリントされている。また、シンボルストリップ２の
端部７は、粘着テープで接着されて、環状に保たれてい
る。さらに、シンボルストリップ２の両側縁に沿って、
所定の間隔をあけて穴８があけられている。
る。図１は、本発明を実施したスロットマシン用リール
の分解斜視図である。リール１は、シンボルストリップ
２、ストリップ保持枠３，４からなっている。シンボル
ストリップ２は、薄い帯状のプラスチックシートで出来
ており、表面には果物、数字、英文等の様々なシンボル
がプリントされている。また、シンボルストリップ２の
端部７は、粘着テープで接着されて、環状に保たれてい
る。さらに、シンボルストリップ２の両側縁に沿って、
所定の間隔をあけて穴８があけられている。
【０００９】一方のストリップ保持枠３は硬質のプラス
チックで環状に成形されており、その外周には一定の幅
で直角に立ち上がった外側保持片１０が周回している。
この外側保持片１０の内側には、外側保持片１０と対面
するように一定の間隔を開けて内側保持片１１が一体に
設けられている。内側保持片１１は、図示したように所
定の間隔をおいて断続的に設けられている。外側保持片
１０と内側保持片１１との隙間は、シンボルストリップ
２の厚みよりも僅かに広くなっている。また、外側保持
片１０には、内側保持片１１が省略された個所のほぼ中
央で内側に突出するようにピン１３が設けられている。
チックで環状に成形されており、その外周には一定の幅
で直角に立ち上がった外側保持片１０が周回している。
この外側保持片１０の内側には、外側保持片１０と対面
するように一定の間隔を開けて内側保持片１１が一体に
設けられている。内側保持片１１は、図示したように所
定の間隔をおいて断続的に設けられている。外側保持片
１０と内側保持片１１との隙間は、シンボルストリップ
２の厚みよりも僅かに広くなっている。また、外側保持
片１０には、内側保持片１１が省略された個所のほぼ中
央で内側に突出するようにピン１３が設けられている。
【００１０】他方のストリップ保持枠４は前述したスト
リップ保持枠３と同様に硬質のプラスチックで環状に成
形されている。そしてその外周に沿うように、ストリッ
プ保持枠３の外側保持片１０、内側保持片１１と同様、
連続した外側保持片１５と断続的な内側保持片１６（図
２参照）とが一体形成され、その間には隙間１７が形成
されている。また、外側保持片１５には、内側保持片１
６が省略された個所のほぼ中央で内側に突出するように
ピン１３が設けられている。
リップ保持枠３と同様に硬質のプラスチックで環状に成
形されている。そしてその外周に沿うように、ストリッ
プ保持枠３の外側保持片１０、内側保持片１１と同様、
連続した外側保持片１５と断続的な内側保持片１６（図
２参照）とが一体形成され、その間には隙間１７が形成
されている。また、外側保持片１５には、内側保持片１
６が省略された個所のほぼ中央で内側に突出するように
ピン１３が設けられている。
【００１１】図２は、本発明を実施したスロットマシン
用リールの断面図である。シンボル６が表示されたシン
ボルストリップ２は、その一方の側縁部をストリップ保
持枠３の外側保持片１０、内側保持片１１により挟持さ
れ、さらに外側保持片１０との間に両面テープで貼付さ
れるとともに、外側保持片１０に突設されたピン１３と
穴８が係合することにより、しっかりとシンボルストリ
ップ２はストリップ保持枠３に一方の側縁部を保持され
ている。
用リールの断面図である。シンボル６が表示されたシン
ボルストリップ２は、その一方の側縁部をストリップ保
持枠３の外側保持片１０、内側保持片１１により挟持さ
れ、さらに外側保持片１０との間に両面テープで貼付さ
れるとともに、外側保持片１０に突設されたピン１３と
穴８が係合することにより、しっかりとシンボルストリ
ップ２はストリップ保持枠３に一方の側縁部を保持され
ている。
【００１２】また、シンボルストリップ２の他方の側縁
部も、ストリップ保持枠４の外側保持片１５、内側保持
片１６により挾持され、さらに外側保持片１５との間に
両面テープで貼付されるとともに、外側保持片１５に突
設されたピン１３と穴８が係合することにより、しっか
りとシンボルストリップ２はストリップ保持枠３に他方
の側縁部を保持されている。なお、図中１９は、駆動軸
との連結部である。
部も、ストリップ保持枠４の外側保持片１５、内側保持
片１６により挾持され、さらに外側保持片１５との間に
両面テープで貼付されるとともに、外側保持片１５に突
設されたピン１３と穴８が係合することにより、しっか
りとシンボルストリップ２はストリップ保持枠３に他方
の側縁部を保持されている。なお、図中１９は、駆動軸
との連結部である。
【００１３】次に、これらの実施例の作用を説明する。
スロットマシンの入賞パターンの変更や、興趣を変える
ために、リール１のシンボルストリップ２を変更する際
には、まずスロットマシンからリール１を取り外し、次
にリール１から、シンボルストリップ２を取り外すこと
になる。このとき、図２の断面図に示したように、シン
ボルストリップ２の一方の側辺２ａは、ストリップ保持
枠３の外側保持片１０と内側保持片１１とで挟持され、
また、他方の側辺２ｂは、ストリップ保持枠４の外側保
持片１５と内側保持片１６とで挟持されており、なおか
つ、シンボルストリップ２は外側保持片１０、１５にそ
れぞれ両面テープで貼付されているが、内側保持片１
１、１６がそれぞれ断続的に設けられているため、スト
リップ保持枠３、４をシンボルストリップ２から引っ張
れば、ストリップ保持枠３、４を破壊すること無く、容
易にシンボルストリップ２を取り外すことができる。
スロットマシンの入賞パターンの変更や、興趣を変える
ために、リール１のシンボルストリップ２を変更する際
には、まずスロットマシンからリール１を取り外し、次
にリール１から、シンボルストリップ２を取り外すこと
になる。このとき、図２の断面図に示したように、シン
ボルストリップ２の一方の側辺２ａは、ストリップ保持
枠３の外側保持片１０と内側保持片１１とで挟持され、
また、他方の側辺２ｂは、ストリップ保持枠４の外側保
持片１５と内側保持片１６とで挟持されており、なおか
つ、シンボルストリップ２は外側保持片１０、１５にそ
れぞれ両面テープで貼付されているが、内側保持片１
１、１６がそれぞれ断続的に設けられているため、スト
リップ保持枠３、４をシンボルストリップ２から引っ張
れば、ストリップ保持枠３、４を破壊すること無く、容
易にシンボルストリップ２を取り外すことができる。
【００１４】次に、新しいパターンのシンボルストリッ
プを取り付けるときも、シンボルストリップ２の両側縁
を、ストリップ保持枠３の外側保持片１０と内側保持片
１１に、ストリップ保持枠３の外側保持片１５と内側保
持片１６に各々挟み込み、両面テープで軽く固定するだ
けなので、接着剤を塗布するなどの手間がなく、簡単
に、かつ迅速にシンボルストリップ２の交換が出来る。
また、ストリップ保持枠３、４に各々設けられたピン１
３が、シンボルストリップ２に設けられた穴８に各々係
合するので、リール１の回転中に、シンボルストリップ
２がストリップ保持枠３、４からずれたりすることはな
い。
プを取り付けるときも、シンボルストリップ２の両側縁
を、ストリップ保持枠３の外側保持片１０と内側保持片
１１に、ストリップ保持枠３の外側保持片１５と内側保
持片１６に各々挟み込み、両面テープで軽く固定するだ
けなので、接着剤を塗布するなどの手間がなく、簡単
に、かつ迅速にシンボルストリップ２の交換が出来る。
また、ストリップ保持枠３、４に各々設けられたピン１
３が、シンボルストリップ２に設けられた穴８に各々係
合するので、リール１の回転中に、シンボルストリップ
２がストリップ保持枠３、４からずれたりすることはな
い。
【００１５】なお、ストリップ保持枠の外側保持片と内
側保持片との間隔をシンボルストリップの幅に合わせて
成形すれば、両面テープなどを使用しなくてもよい。
側保持片との間隔をシンボルストリップの幅に合わせて
成形すれば、両面テープなどを使用しなくてもよい。
【００１６】
【発明の効果】請求項１に記載の本発明によれば、シン
ボルストリップをリールの枠に、挟むように係止させた
ので、シンボルストリップのリールの枠への固定に、接
着剤などで完全に固着しなくても済み、その結果、簡単
で、確実に、しかも迅速に、シンボルストリップをリー
ル枠に着脱することが出来る。さらに、シンボルストリ
ップの裏面側の保持片が所定の間隔を空けて断続的に形
成されているために、間隔が空いている分軽量化が可能
となり、リールの起動時や停止時における応答性が良く
なる。しかも、シンボルストリップの表面側の保持片は
環状に連続して形成されているために、リールが高速で
回転したとしても、遠心力によりシンボルストリップが
部分的に浮き上がってしまう不都合が防止できる。ま
た、シンボルストリップの表面側の保持片は遊技者側か
ら目視可能な場合があり、その表面側の保持片の一部が
切欠かれて間隔が空けられていた場合には、遊技者がそ
の切欠きを手がかりにリールをストップ操作するという
ように、遊技者にストップタイミングの示唆を与えてし
まう不都合が生ずる。しかし、請求項１に記載の本発明
の場合には、表面側の保持片は環状に連続しているため
に、遊技者にこのような示唆を与えてしまう不都合を極
力防止することができる。 請求項２に記載の本発明によ
れば、請求項１に記載の発明の効果に加えて、シンボル
ストリップの裏面側の保持片が省略された箇所に対面す
る他方の保持片の内壁にピンが突出されているために、
ピンをシンボルストリップに設けた穴に嵌合させてシン
ボルストリップを保持片に組み付ける作業が比較的楽に
行なうことができながらも、一対の保持片とシンボルス
トリップとを比較的強固に一体化することが可能とな
る。そして、ピンを穴へ嵌合させた結果、シンボルスト
リップと両保持枠とが相対的位置ずれしないように一体
化され、リールの回転終了時に表示されるシンボルが本
来の位置からずれて表示されてしまう不都合が防止でき
る。 請求項３に記載の本発明によれば、請求項１または
請求項２に記載の発明の効果に加えて、一対のストリッ
プ保持枠同士がシンボルストリップのみにより連結 され
て一体化されているために、より一層の軽量化が可能と
なり、リールの起動時や停止時の応答性をより一層向上
させることができる。
ボルストリップをリールの枠に、挟むように係止させた
ので、シンボルストリップのリールの枠への固定に、接
着剤などで完全に固着しなくても済み、その結果、簡単
で、確実に、しかも迅速に、シンボルストリップをリー
ル枠に着脱することが出来る。さらに、シンボルストリ
ップの裏面側の保持片が所定の間隔を空けて断続的に形
成されているために、間隔が空いている分軽量化が可能
となり、リールの起動時や停止時における応答性が良く
なる。しかも、シンボルストリップの表面側の保持片は
環状に連続して形成されているために、リールが高速で
回転したとしても、遠心力によりシンボルストリップが
部分的に浮き上がってしまう不都合が防止できる。ま
た、シンボルストリップの表面側の保持片は遊技者側か
ら目視可能な場合があり、その表面側の保持片の一部が
切欠かれて間隔が空けられていた場合には、遊技者がそ
の切欠きを手がかりにリールをストップ操作するという
ように、遊技者にストップタイミングの示唆を与えてし
まう不都合が生ずる。しかし、請求項１に記載の本発明
の場合には、表面側の保持片は環状に連続しているため
に、遊技者にこのような示唆を与えてしまう不都合を極
力防止することができる。 請求項２に記載の本発明によ
れば、請求項１に記載の発明の効果に加えて、シンボル
ストリップの裏面側の保持片が省略された箇所に対面す
る他方の保持片の内壁にピンが突出されているために、
ピンをシンボルストリップに設けた穴に嵌合させてシン
ボルストリップを保持片に組み付ける作業が比較的楽に
行なうことができながらも、一対の保持片とシンボルス
トリップとを比較的強固に一体化することが可能とな
る。そして、ピンを穴へ嵌合させた結果、シンボルスト
リップと両保持枠とが相対的位置ずれしないように一体
化され、リールの回転終了時に表示されるシンボルが本
来の位置からずれて表示されてしまう不都合が防止でき
る。 請求項３に記載の本発明によれば、請求項１または
請求項２に記載の発明の効果に加えて、一対のストリッ
プ保持枠同士がシンボルストリップのみにより連結 され
て一体化されているために、より一層の軽量化が可能と
なり、リールの起動時や停止時の応答性をより一層向上
させることができる。
【図１】本発明を実施したスロットマシン用リールの分
解斜視図である。
解斜視図である。
【図２】本発明を実施したスロットマシン用リールの断
面図である。
面図である。
１ リール ２ シンボルストリップ ３、４ ストリップ保持枠 １０、１５ 外側保持片 １１、１６ 内側保持片 １３ ピン
Claims (3)
- 【請求項１】 複数のシンボルが所定ピッチで配列され
たシンボルストリップと、このシンボルストリップの両
側縁部を環状に保持する一対のストリップ保持枠とから
なり、前記ストリップ保持枠の少なくとも一方には駆動
軸との連結部が設けられたスロットマシン用リールにお
いて、 前記ストリップ保持枠の外周に前記シンボルストリップ
の側縁部を表裏から挾持するように所定幅で突出した２
列の保持片を一体に形成し、 前記２列の保持片のうち、前記シンボルストリップの表
面側の保持片は環状に連続して形成され、前記シンボル
ストリップの裏面側の保持片は所定の間隔を空けて断続
的に形成されていることを特徴とする、 スロットマシン
用リール。 - 【請求項２】 前記シンボルストリップの裏面側の保持
片が省略された箇所に対面する他方の保持片の内壁にピ
ンを突出させ、このピンをシンボルストリップに設けた
穴に嵌めたことを特徴とする、請求項１記載のスロット
マシン用リール。 - 【請求項３】 前記一対のストリップ保持枠同士が、前
記シンボルストリップのみにより連結されて一体化され
ていることを特徴とする、請求項１または請求項２に記
載のスロットマシン用リール。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5102472A JP2939089B2 (ja) | 1993-04-28 | 1993-04-28 | スロットマシン用リール |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5102472A JP2939089B2 (ja) | 1993-04-28 | 1993-04-28 | スロットマシン用リール |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06312042A JPH06312042A (ja) | 1994-11-08 |
| JP2939089B2 true JP2939089B2 (ja) | 1999-08-25 |
Family
ID=14328398
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5102472A Expired - Fee Related JP2939089B2 (ja) | 1993-04-28 | 1993-04-28 | スロットマシン用リール |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2939089B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5536137B2 (ja) * | 2012-04-26 | 2014-07-02 | サミー株式会社 | リールユニット |
| JP5547236B2 (ja) * | 2012-05-30 | 2014-07-09 | 株式会社ユニバーサルエンターテインメント | 遊技機 |
| JP2019136464A (ja) * | 2018-02-06 | 2019-08-22 | 日本電産コパル電子株式会社 | 遊技用表示装置 |
-
1993
- 1993-04-28 JP JP5102472A patent/JP2939089B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06312042A (ja) | 1994-11-08 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19990601 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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