JP2002159007A - Mpeg復号装置 - Google Patents
Mpeg復号装置Info
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- JP2002159007A JP2002159007A JP2000350404A JP2000350404A JP2002159007A JP 2002159007 A JP2002159007 A JP 2002159007A JP 2000350404 A JP2000350404 A JP 2000350404A JP 2000350404 A JP2000350404 A JP 2000350404A JP 2002159007 A JP2002159007 A JP 2002159007A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】MPEG規格の可変長符号化データを復号する
MPEG復号装置に関し、可変長復号部と、ラン長符号
データを一時的に保持させるためのブロックメモリ部
と、ブロックメモリ部に保持させたラン長符号データを
ラン長復号データに復号するラン長復号部を設けるよう
に構成する場合よりも、回路規模を小さくすると共に、
高速化を図る。 【解決手段】可変長復号部19で、可変長符号化データ
を復号してラン/レベル情報を抽出する。FF群22−
0〜22−5に結果的に各ブロックのラン長復号データ
が書き込まれるようにラン情報に基づいてレベル情報を
FF群22−0〜22−5に書き込む。FF群22−0
〜22−5から各ブロックのラン長復号データを並列し
て読み出し、並列して逆量子化、逆離散コサイン変換を
行う。
MPEG復号装置に関し、可変長復号部と、ラン長符号
データを一時的に保持させるためのブロックメモリ部
と、ブロックメモリ部に保持させたラン長符号データを
ラン長復号データに復号するラン長復号部を設けるよう
に構成する場合よりも、回路規模を小さくすると共に、
高速化を図る。 【解決手段】可変長復号部19で、可変長符号化データ
を復号してラン/レベル情報を抽出する。FF群22−
0〜22−5に結果的に各ブロックのラン長復号データ
が書き込まれるようにラン情報に基づいてレベル情報を
FF群22−0〜22−5に書き込む。FF群22−0
〜22−5から各ブロックのラン長復号データを並列し
て読み出し、並列して逆量子化、逆離散コサイン変換を
行う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、動画像データをM
PEG(Moving Picture Experts Group)規格に従って
可変長符号化してなる可変長符号化データを復号するM
PEG復号装置に関する。
PEG(Moving Picture Experts Group)規格に従って
可変長符号化してなる可変長符号化データを復号するM
PEG復号装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、MPEG復号装置として、たとえ
ば、図10に示すようなものが提案されている。図10
中、1は動画像データをMPEG規格に従って可変長符
号化してなる可変長符号化データのビットストリームを
取り込むための前段バッファ、2は前段バッファ1によ
り取り込まれた可変長符号化データを復号して量子化さ
れたDCT(離散コサイン変換)係数を出力すると共
に、動きベクトル等の各種制御情報を出力する可変長復
号部である。
ば、図10に示すようなものが提案されている。図10
中、1は動画像データをMPEG規格に従って可変長符
号化してなる可変長符号化データのビットストリームを
取り込むための前段バッファ、2は前段バッファ1によ
り取り込まれた可変長符号化データを復号して量子化さ
れたDCT(離散コサイン変換)係数を出力すると共
に、動きベクトル等の各種制御情報を出力する可変長復
号部である。
【0003】また、3は可変長復号部2から出力される
量子化DCT係数を逆量子化して本来のDCT係数を出
力する逆量子化部、4は逆量子化部3から出力されるD
CT係数を逆離散コサイン変換して差分データを出力す
る逆DCT部、5は逆DCT部4から出力される差分デ
ータと参照画像データとに基づいて動画像データを生成
する動き補償部、6は参照画像データが格納される参照
画像メモリである。
量子化DCT係数を逆量子化して本来のDCT係数を出
力する逆量子化部、4は逆量子化部3から出力されるD
CT係数を逆離散コサイン変換して差分データを出力す
る逆DCT部、5は逆DCT部4から出力される差分デ
ータと参照画像データとに基づいて動画像データを生成
する動き補償部、6は参照画像データが格納される参照
画像メモリである。
【0004】このMPEG復号装置においては、動画像
データの復号に多くのサイクル数を必要とするため、高
速化を図ることができないという問題点があった。特
に、倍速再生等の特殊再生を行う場合、復号に時間がか
かりすぎてしまい、再生動作が制限されてしまうという
問題点があった。
データの復号に多くのサイクル数を必要とするため、高
速化を図ることができないという問題点があった。特
に、倍速再生等の特殊再生を行う場合、復号に時間がか
かりすぎてしまい、再生動作が制限されてしまうという
問題点があった。
【0005】そこで、また、従来、図11に示すような
MPEG復号装置が提案されている(特開平10−56
641号公報)。図11中、7は動画像データをMPE
G規格に従って可変長符号化してなる可変長符号化デー
タのビットストリームを取り込むための前段バッファ、
8は前段バッファ7により取り込まれた可変長符号化デ
ータをラン長符号データに復号すると共に、動きベクト
ル等の各種制御情報を抽出する可変長復号部である。
MPEG復号装置が提案されている(特開平10−56
641号公報)。図11中、7は動画像データをMPE
G規格に従って可変長符号化してなる可変長符号化デー
タのビットストリームを取り込むための前段バッファ、
8は前段バッファ7により取り込まれた可変長符号化デ
ータをラン長符号データに復号すると共に、動きベクト
ル等の各種制御情報を抽出する可変長復号部である。
【0006】また、9は可変長復号部8から出力される
ラン長符号データをブロックを単位として分割して一時
的に保持させるためのブロックメモリ部であり、10−
0〜10−5はマクロブロックの各ブロックに対応して
設けられたブロックメモリである。
ラン長符号データをブロックを単位として分割して一時
的に保持させるためのブロックメモリ部であり、10−
0〜10−5はマクロブロックの各ブロックに対応して
設けられたブロックメモリである。
【0007】また、11はブロックメモリ10−0〜1
0−5に保持させたブロック毎のラン長復号データを並
列して読み出して並列して復号し、ブロック毎の量子化
DCT係数を並列して出力するラン長復号部であり、1
2−0〜12−5はブロックメモリ10−0〜10−5
に対応して設けられたラン長復号器である。
0−5に保持させたブロック毎のラン長復号データを並
列して読み出して並列して復号し、ブロック毎の量子化
DCT係数を並列して出力するラン長復号部であり、1
2−0〜12−5はブロックメモリ10−0〜10−5
に対応して設けられたラン長復号器である。
【0008】また、13はラン長復号器12−0〜12
−5から並列して出力されるブロック毎の量子化DCT
係数を並列して逆量子化してブロック毎のDCT係数を
並列して出力する逆量子化部であり、14−0〜14−
5はラン長復号器12−0〜12−5に対応して設けら
れた逆量子化器である。
−5から並列して出力されるブロック毎の量子化DCT
係数を並列して逆量子化してブロック毎のDCT係数を
並列して出力する逆量子化部であり、14−0〜14−
5はラン長復号器12−0〜12−5に対応して設けら
れた逆量子化器である。
【0009】また、15は逆量子化器14−0〜14−
5から並列して出力されるブロック毎のDCT係数を並
列して逆離散コサイン変換してブロック毎の差分データ
を並列して出力する逆DCT部であり、16−0〜16
−5は逆量子化器14−0〜14−5に対応して設けら
れた逆DCT器である。
5から並列して出力されるブロック毎のDCT係数を並
列して逆離散コサイン変換してブロック毎の差分データ
を並列して出力する逆DCT部であり、16−0〜16
−5は逆量子化器14−0〜14−5に対応して設けら
れた逆DCT器である。
【0010】また、17は逆DCT器16−0〜16−
5から並列して出力されるブロック毎の差分データと参
照画像データとに基づいて動画像データを生成する動き
補償部、18は参照画像データが格納される参照画像メ
モリである。
5から並列して出力されるブロック毎の差分データと参
照画像データとに基づいて動画像データを生成する動き
補償部、18は参照画像データが格納される参照画像メ
モリである。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】図11に示す従来のM
PEG復号装置は、可変長符号化データを可変長復号部
8で復号してラン長符号データを得るようにし、このラ
ン長符号データを6個のブロックメモリ10−0〜10
−5にブロック単位で一時的に保持し、これらブロック
単位で保持されたラン長符号データについて並列して復
号、逆量子化および逆離散コサイン変換を行うことによ
り、高速化を図るとするものであるが、回路規模が大き
くなってしまうという問題点があった。
PEG復号装置は、可変長符号化データを可変長復号部
8で復号してラン長符号データを得るようにし、このラ
ン長符号データを6個のブロックメモリ10−0〜10
−5にブロック単位で一時的に保持し、これらブロック
単位で保持されたラン長符号データについて並列して復
号、逆量子化および逆離散コサイン変換を行うことによ
り、高速化を図るとするものであるが、回路規模が大き
くなってしまうという問題点があった。
【0012】本発明は、かかる点に鑑み、可変長復号部
と、ラン長符号データを一時的に保持させるためのブロ
ックメモリ部と、ブロックメモリ部に保持させたラン長
符号データをラン長復号データに復号するラン長復号部
とを設けるように構成する場合に比較して、回路規模を
小さくすることができると共に、高速化を図ることがで
きるようにしたMPEG復号装置を提供することを目的
とする。
と、ラン長符号データを一時的に保持させるためのブロ
ックメモリ部と、ブロックメモリ部に保持させたラン長
符号データをラン長復号データに復号するラン長復号部
とを設けるように構成する場合に比較して、回路規模を
小さくすることができると共に、高速化を図ることがで
きるようにしたMPEG復号装置を提供することを目的
とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明のMPEG復号装
置は、MPEG規格の可変長符号化データを復号してラ
ンおよびレベル情報を出力する可変長復号部と、所定ビ
ット構成の所定数のフリップフロップ(以下、FFとい
う)を有し、ラン長復号データが書き込まれるように、
ラン情報に基づいてレベル情報が書き込まれるFF群を
有するというものである。
置は、MPEG規格の可変長符号化データを復号してラ
ンおよびレベル情報を出力する可変長復号部と、所定ビ
ット構成の所定数のフリップフロップ(以下、FFとい
う)を有し、ラン長復号データが書き込まれるように、
ラン情報に基づいてレベル情報が書き込まれるFF群を
有するというものである。
【0014】本発明によれば、可変長復号部とFF群と
で、可変長符号化データをラン長復号データに復号する
ことができるので、可変長復号部と、ラン長符号データ
を一時的に保持させるためのブロックメモリ部と、ブロ
ックメモリ部に保持させたラン長符号データをラン長復
号データに復号するラン長復号部を設けるように構成す
る場合に比較して、回路規模を小さくすることができる
と共に、高速化を図ることができる。
で、可変長符号化データをラン長復号データに復号する
ことができるので、可変長復号部と、ラン長符号データ
を一時的に保持させるためのブロックメモリ部と、ブロ
ックメモリ部に保持させたラン長符号データをラン長復
号データに復号するラン長復号部を設けるように構成す
る場合に比較して、回路規模を小さくすることができる
と共に、高速化を図ることができる。
【0015】なお、ラン長復号データを並列処理する場
合において、逆量子化器を可変長復号部とFF群との間
に設けるようにする場合には、1個の逆量子化器を設け
れば足り、複数個の逆量子化器を設ける必要がない。し
たがって、このようにする場合には、回路規模の更なる
縮小化を図ることができる。
合において、逆量子化器を可変長復号部とFF群との間
に設けるようにする場合には、1個の逆量子化器を設け
れば足り、複数個の逆量子化器を設ける必要がない。し
たがって、このようにする場合には、回路規模の更なる
縮小化を図ることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図9を参照して、本
発明の第1実施形態〜第4実施形態について説明する。
発明の第1実施形態〜第4実施形態について説明する。
【0017】第1実施形態・・図1〜図5 図1は本発明の第1実施形態の要部を示すブロック回路
図である。図1中、19は前段バッファ(図示せず)に
より取り込まれた可変長符号化データをテーブルを参照
して復号し、ランおよびレベル情報(ラン長符号データ)
を出力すると共に、動きベクトル等の各種制御情報を出
力する可変長復号部、20は可変長復号部19から出力
されるラン情報を入力してレベル情報のライトアドレス
を生成するアドレス生成部である。
図である。図1中、19は前段バッファ(図示せず)に
より取り込まれた可変長符号化データをテーブルを参照
して復号し、ランおよびレベル情報(ラン長符号データ)
を出力すると共に、動きベクトル等の各種制御情報を出
力する可変長復号部、20は可変長復号部19から出力
されるラン情報を入力してレベル情報のライトアドレス
を生成するアドレス生成部である。
【0018】また、21はFF群部であり、22−0〜
22−5はFF群、23はFF群22−0〜22−5の
FFの動作を制御する制御部である。FF群22−0〜
22−5はそれぞれアドレス生成部20から出力される
ライトアドレスに基づいて順に1ブロック分のラン長復
号データが書き込まれるように、可変長復号部19から
出力されるレベル情報が書き込まれるものである。
22−5はFF群、23はFF群22−0〜22−5の
FFの動作を制御する制御部である。FF群22−0〜
22−5はそれぞれアドレス生成部20から出力される
ライトアドレスに基づいて順に1ブロック分のラン長復
号データが書き込まれるように、可変長復号部19から
出力されるレベル情報が書き込まれるものである。
【0019】図2はFF群22−0の構成を示すブロッ
ク回路図である。図2中、FF0〜FF9、FF63は
12ビット構成のFFであり、FF9とFF62との間
に配列されている12ビット構成のFF10〜FF62
は図示を省略している。他のFF群22−1〜22−5
についても同様に構成されている。すなわち、FF群2
2−0〜22−5は、共に、12ビット構成の64個の
FF0〜FF63を配列して構成されている。
ク回路図である。図2中、FF0〜FF9、FF63は
12ビット構成のFFであり、FF9とFF62との間
に配列されている12ビット構成のFF10〜FF62
は図示を省略している。他のFF群22−1〜22−5
についても同様に構成されている。すなわち、FF群2
2−0〜22−5は、共に、12ビット構成の64個の
FF0〜FF63を配列して構成されている。
【0020】また、図1において、24はFF群22−
0〜22−5にブロック毎のレベル情報が書き込まれる
ことによって、結果的に書き込まれることになるブロッ
ク毎のラン長復号データを並列して読み出して並列して
逆量子化し、ブロック毎のDCT係数を並列して出力す
る逆量子化部であり、25−0〜25−5はFF群22
−0〜22−5に対応して設けられた逆量子化器であ
る。
0〜22−5にブロック毎のレベル情報が書き込まれる
ことによって、結果的に書き込まれることになるブロッ
ク毎のラン長復号データを並列して読み出して並列して
逆量子化し、ブロック毎のDCT係数を並列して出力す
る逆量子化部であり、25−0〜25−5はFF群22
−0〜22−5に対応して設けられた逆量子化器であ
る。
【0021】また、26は逆量子化器25−0〜25−
5から並列して出力されるブロック毎のDCT係数を並
列して逆離散コサイン変換し、ブロック毎の差分データ
を並列して出力する逆DCT部であり、27−0〜27
−5は逆量子化器25−0〜25−5に対応して設けら
れた逆DCT器である。
5から並列して出力されるブロック毎のDCT係数を並
列して逆離散コサイン変換し、ブロック毎の差分データ
を並列して出力する逆DCT部であり、27−0〜27
−5は逆量子化器25−0〜25−5に対応して設けら
れた逆DCT器である。
【0022】また、28は逆DCT器27−0〜27−
5から並列して出力されるブロック毎の差分データと参
照画像データとに基づいて動画像データを生成する動き
補償部、29は参照画像データが格納される参照画像メ
モリである。
5から並列して出力されるブロック毎の差分データと参
照画像データとに基づいて動画像データを生成する動き
補償部、29は参照画像データが格納される参照画像メ
モリである。
【0023】このように構成された本発明の第1実施形
態においては、可変長復号部19において、前段バッフ
ァ(図示せず)により取り込まれた可変長符号化データ
が復号されてランおよびレベル情報が抽出される。
態においては、可変長復号部19において、前段バッフ
ァ(図示せず)により取り込まれた可変長符号化データ
が復号されてランおよびレベル情報が抽出される。
【0024】なお、可変長復号部19においては、図3
Aに示すように、マクロブロックMBのヘッダが復号さ
れると、続いて、輝度ブロックB−Y0、輝度ブロック
B−Y1、輝度ブロックB−Y2、輝度ブロックB−Y
3、色差ブロックB−Cbおよび色差ブロックB−Cr
の順に復号が行われる。
Aに示すように、マクロブロックMBのヘッダが復号さ
れると、続いて、輝度ブロックB−Y0、輝度ブロック
B−Y1、輝度ブロックB−Y2、輝度ブロックB−Y
3、色差ブロックB−Cbおよび色差ブロックB−Cr
の順に復号が行われる。
【0025】図3はFF群22−0〜22−5へのラン
長復号データの書き込みを説明するためのタイミングチ
ャートであり、図3Aは可変長復号部19の動作モー
ド、図3B〜図3GはFF群22−0〜22−5が保持
するラン長復号データを示している。
長復号データの書き込みを説明するためのタイミングチ
ャートであり、図3Aは可変長復号部19の動作モー
ド、図3B〜図3GはFF群22−0〜22−5が保持
するラン長復号データを示している。
【0026】ここに、輝度ブロックB−Y0の復号が行
われると、図3Bに示すように、FF群22−0に結果
的に輝度ブロックB−Y0のラン長復号データが書き込
まれるように、輝度ブロックB−Y0のラン情報に基づ
いて輝度ブロックB−Y0のレベル情報がFF群22−
0に書き込まれる。
われると、図3Bに示すように、FF群22−0に結果
的に輝度ブロックB−Y0のラン長復号データが書き込
まれるように、輝度ブロックB−Y0のラン情報に基づ
いて輝度ブロックB−Y0のレベル情報がFF群22−
0に書き込まれる。
【0027】また、輝度ブロックB−Y1の復号が行わ
れると、図3Cに示すように、FF群22−1に結果的
に輝度ブロックB−Y1のラン長復号データが書き込ま
れるように、輝度ブロックB−Y1のラン情報に基づい
て輝度ブロックB−Y1のレベル情報がFF群22−1
に書き込まれる。
れると、図3Cに示すように、FF群22−1に結果的
に輝度ブロックB−Y1のラン長復号データが書き込ま
れるように、輝度ブロックB−Y1のラン情報に基づい
て輝度ブロックB−Y1のレベル情報がFF群22−1
に書き込まれる。
【0028】また、輝度ブロックB−Y2の復号が行わ
れると、図3Dに示すように、FF群22−2に結果的
に輝度ブロックB−Y2のラン長復号データが書き込ま
れるように、輝度ブロックB−Y2のラン情報に基づい
て輝度ブロックB−Y2のレベル情報がFF群22−2
に書き込まれる。
れると、図3Dに示すように、FF群22−2に結果的
に輝度ブロックB−Y2のラン長復号データが書き込ま
れるように、輝度ブロックB−Y2のラン情報に基づい
て輝度ブロックB−Y2のレベル情報がFF群22−2
に書き込まれる。
【0029】また、輝度ブロックB−Y3の復号が行わ
れると、図3Eに示すように、FF群22−3に結果的
に輝度ブロックB−Y3のラン長復号データが書き込ま
れるように、輝度ブロックB−Y3のラン情報に基づい
て輝度ブロックB−Y3のレベル情報がFF群22−3
に書き込まれる。
れると、図3Eに示すように、FF群22−3に結果的
に輝度ブロックB−Y3のラン長復号データが書き込ま
れるように、輝度ブロックB−Y3のラン情報に基づい
て輝度ブロックB−Y3のレベル情報がFF群22−3
に書き込まれる。
【0030】また、色差ブロックB−Cbの復号が行わ
れると、図3Fに示すように、FF群22−4に結果的
に色差ブロックB−Cbのラン長復号データが書き込ま
れるように、色差ブロックB−Cbのラン情報に基づい
て色差ブロックB−Cbのレベル情報がFF群22−4
に書き込まれる。
れると、図3Fに示すように、FF群22−4に結果的
に色差ブロックB−Cbのラン長復号データが書き込ま
れるように、色差ブロックB−Cbのラン情報に基づい
て色差ブロックB−Cbのレベル情報がFF群22−4
に書き込まれる。
【0031】また、色差ブロックB−Crの復号が行わ
れると、図3Gに示すように、FF群22−5に結果的
に色差ブロックB−Cbのラン長復号データが書き込ま
れるように、色差ブロックB−Crのラン情報に基づい
て色差ブロックB−Crのレベル情報がFF群22−5
に書き込まれる。
れると、図3Gに示すように、FF群22−5に結果的
に色差ブロックB−Cbのラン長復号データが書き込ま
れるように、色差ブロックB−Crのラン情報に基づい
て色差ブロックB−Crのレベル情報がFF群22−5
に書き込まれる。
【0032】このようにして、マクロブロックMBの輝
度ブロックB−Y0〜B−Y3および色差ブロックB−
Cb、B−Crのラン長復号データがFF群22−0〜
22−5に書き込まれると、これらラン長復号データ
は、並列して読み出され、逆量子化器25−0〜25−
5において並列して逆量子化が行われる。
度ブロックB−Y0〜B−Y3および色差ブロックB−
Cb、B−Crのラン長復号データがFF群22−0〜
22−5に書き込まれると、これらラン長復号データ
は、並列して読み出され、逆量子化器25−0〜25−
5において並列して逆量子化が行われる。
【0033】そして、逆量子化器25−0〜25−5か
ら並列して出力されるブロック毎のDCT係数は、逆D
CT器27−0〜27−5において並列して逆離散コサ
イン変換され、逆DCT器27−0〜27−5から並列
して出力されるブロック毎の差分データは動き補償部2
8に供給され、動画像データの生成が行われる。
ら並列して出力されるブロック毎のDCT係数は、逆D
CT器27−0〜27−5において並列して逆離散コサ
イン変換され、逆DCT器27−0〜27−5から並列
して出力されるブロック毎の差分データは動き補償部2
8に供給され、動画像データの生成が行われる。
【0034】図4はFF群22−0に対してラン長復号
データが書き込まれるようにレベル情報を書き込む方法
を説明するための図であり、FF群22−0に対してラ
ン長復号データが書き込まれるようにレベル情報を書き
込む場合には、まず、図4Aに示すように、FF0〜F
F63を全てゼロにリセットし、ライトアドレスポイン
タをFF0の手前にセットする。
データが書き込まれるようにレベル情報を書き込む方法
を説明するための図であり、FF群22−0に対してラ
ン長復号データが書き込まれるようにレベル情報を書き
込む場合には、まず、図4Aに示すように、FF0〜F
F63を全てゼロにリセットし、ライトアドレスポイン
タをFF0の手前にセットする。
【0035】次に、図4Bに示すように、可変長復号部
19で抽出されるイントラDC成分の値をFF0に書き
込み(例えば、イントラDC成分が「25」であるなら
ば、FF0に「25」を書き込み)、ライトアドレスポ
インタに1を加算し、ライトアドレスポインタをFF1
の手前にセットする。
19で抽出されるイントラDC成分の値をFF0に書き
込み(例えば、イントラDC成分が「25」であるなら
ば、FF0に「25」を書き込み)、ライトアドレスポ
インタに1を加算し、ライトアドレスポインタをFF1
の手前にセットする。
【0036】次に、可変長復号部19で可変長符号化デ
ータのビットパターンをテーブルと照らし合わせて、ラ
ンおよびレベル情報(ラン長符号データ)として、たと
えば、ラン=2、レベル=5が抽出されたとすると、こ
れは、ゼロが2個連続し、その後に5が続くことを意味
するので、この場合には、図4Cに示すように、FF
1、FF2には何も書き込まず、FF3には「5」を書
き込み、ライトアドレスポインタをFF4の手前にセッ
トする。この場合、FF1、FF2、FF3の内容であ
る「005」は量子化DCT係数を示すことになる。
ータのビットパターンをテーブルと照らし合わせて、ラ
ンおよびレベル情報(ラン長符号データ)として、たと
えば、ラン=2、レベル=5が抽出されたとすると、こ
れは、ゼロが2個連続し、その後に5が続くことを意味
するので、この場合には、図4Cに示すように、FF
1、FF2には何も書き込まず、FF3には「5」を書
き込み、ライトアドレスポインタをFF4の手前にセッ
トする。この場合、FF1、FF2、FF3の内容であ
る「005」は量子化DCT係数を示すことになる。
【0037】次に、可変長復号部19で、ランおよびレ
ベル情報(ラン長符号データ)として、たとえば、ラン
=3、レベル=8が抽出されたとすると、これは、ゼロ
が3個連続し、その後に8が続くことを意味するので、
この場合には、図4Dに示すように、FF4〜FF6に
は何も書き込まず、FF7には「8」を書き込み、ライ
トアドレスポインタをFF8の手前にセットする。この
場合、FF4、FF5、FF6、FF7の内容である
「0008」は量子化DCT係数を示すことになる。
ベル情報(ラン長符号データ)として、たとえば、ラン
=3、レベル=8が抽出されたとすると、これは、ゼロ
が3個連続し、その後に8が続くことを意味するので、
この場合には、図4Dに示すように、FF4〜FF6に
は何も書き込まず、FF7には「8」を書き込み、ライ
トアドレスポインタをFF8の手前にセットする。この
場合、FF4、FF5、FF6、FF7の内容である
「0008」は量子化DCT係数を示すことになる。
【0038】次に、可変長復号部19で、EOB(End
of Block)が抽出されたとすると、これは、EOBが抽
出された時点で、そのブロックの残りの値は全てゼロと
いうことを意味するので、この場合には、図4Eに示す
ように、残りのFF8〜FF63には何も書き込まず、
1ブロックの書込み処理を終了する。
of Block)が抽出されたとすると、これは、EOBが抽
出された時点で、そのブロックの残りの値は全てゼロと
いうことを意味するので、この場合には、図4Eに示す
ように、残りのFF8〜FF63には何も書き込まず、
1ブロックの書込み処理を終了する。
【0039】他のFF群22−1〜22−5のFF0〜
FF63に対するレベル情報の書込みも同様に行われ
る。なお、図4には記載していないが、CBP(Coded
BlockPattern)=0に該当する全ての係数がゼロである
ようなブロックは、最初にFF0〜FF63を全てゼロ
にリセットするのみで、そのブロックの書込み処理を終
了する。
FF63に対するレベル情報の書込みも同様に行われ
る。なお、図4には記載していないが、CBP(Coded
BlockPattern)=0に該当する全ての係数がゼロである
ようなブロックは、最初にFF0〜FF63を全てゼロ
にリセットするのみで、そのブロックの書込み処理を終
了する。
【0040】図5はFF群22−0からのラン長復号デ
ータの読出し動作を示すタイミングチャートであり、F
F群22−0からのラン長復号データの読み出しは、シ
ステムクロックに同期させてFF0からFF63に向け
て順に行われる。他のFF群22−1〜22−5につい
ても同様である。
ータの読出し動作を示すタイミングチャートであり、F
F群22−0からのラン長復号データの読み出しは、シ
ステムクロックに同期させてFF0からFF63に向け
て順に行われる。他のFF群22−1〜22−5につい
ても同様である。
【0041】以上のように、本発明の第1実施形態によ
れば、可変長復号部19とアドレス生成部20とFF群
部21とで、可変長符号化データをラン長復号データに
復号することができるので、図11に示す従来のMPE
G復号装置のように可変長復号部8と、ラン長符号デー
タを一時的に保持させるためのブロックメモリ部9と、
ブロックメモリ部9に保持させたラン長符号データをラ
ン長復号データに復号するラン長復号部11を設けるよ
うに構成する場合よりも、回路規模を小さくすることが
できると共に、高速化を図ることができる。
れば、可変長復号部19とアドレス生成部20とFF群
部21とで、可変長符号化データをラン長復号データに
復号することができるので、図11に示す従来のMPE
G復号装置のように可変長復号部8と、ラン長符号デー
タを一時的に保持させるためのブロックメモリ部9と、
ブロックメモリ部9に保持させたラン長符号データをラ
ン長復号データに復号するラン長復号部11を設けるよ
うに構成する場合よりも、回路規模を小さくすることが
できると共に、高速化を図ることができる。
【0042】また、ラン長復号データを得るためには、
FF群22−0〜22−5のFF0〜FF63のうち、
ライトアドレスが指定するFFにレベル情報のみを書き
込むことで足り、この場合、64個のFF0〜FF63
の全てに書き込みをすることは殆どないと言えるので、
この点からも、高速化を図ることができる。
FF群22−0〜22−5のFF0〜FF63のうち、
ライトアドレスが指定するFFにレベル情報のみを書き
込むことで足り、この場合、64個のFF0〜FF63
の全てに書き込みをすることは殆どないと言えるので、
この点からも、高速化を図ることができる。
【0043】第2実施形態・・図6 図6は本発明の第2実施形態の要部を示すブロック回路
図である。図6中、30は前段バッファ(図示せず)に
より取り込まれた可変長符号化データを復号してランお
よびレベル情報を出力すると共に、動きベクトル等の各
種制御情報を出力する可変長復号部である。
図である。図6中、30は前段バッファ(図示せず)に
より取り込まれた可変長符号化データを復号してランお
よびレベル情報を出力すると共に、動きベクトル等の各
種制御情報を出力する可変長復号部である。
【0044】また、31は可変長復号部30から出力さ
れるラン情報を入力してレベル情報のライトアドレスを
生成するアドレス生成部、32は可変長復号部30から
出力されるレベル情報を逆量子化する逆量子化器であ
る。
れるラン情報を入力してレベル情報のライトアドレスを
生成するアドレス生成部、32は可変長復号部30から
出力されるレベル情報を逆量子化する逆量子化器であ
る。
【0045】また、33はFF群部であり、34−0〜
34−5は図2に示すFF群22−0と同一構成のFF
群、35はFF群34−0〜34−5のFF0〜FF6
3の動作を制御する制御部である。FF群34−0〜3
4−5はそれぞれアドレス生成部31から出力されるラ
イトアドレスに基づいて順に1ブロック分の逆量子化さ
れたラン長復号データが書き込まれるように、逆量子化
器32から出力される逆量子化されたレベル情報が書き
込まれるものである。
34−5は図2に示すFF群22−0と同一構成のFF
群、35はFF群34−0〜34−5のFF0〜FF6
3の動作を制御する制御部である。FF群34−0〜3
4−5はそれぞれアドレス生成部31から出力されるラ
イトアドレスに基づいて順に1ブロック分の逆量子化さ
れたラン長復号データが書き込まれるように、逆量子化
器32から出力される逆量子化されたレベル情報が書き
込まれるものである。
【0046】また、36はFF群34−0〜34−5に
ブロック毎の逆量子化されたレベル情報が書き込まれる
ことによって、結果的に書き込まれることになるブロッ
ク毎の逆量子化されたラン長復号データを並列して読み
出して並列して逆離散コサイン変換してブロック毎の差
分データを並列して出力する逆DCT部であり、37−
0〜37−5はFF群34−0〜34−5に対応して設
けられた逆DCT器である。
ブロック毎の逆量子化されたレベル情報が書き込まれる
ことによって、結果的に書き込まれることになるブロッ
ク毎の逆量子化されたラン長復号データを並列して読み
出して並列して逆離散コサイン変換してブロック毎の差
分データを並列して出力する逆DCT部であり、37−
0〜37−5はFF群34−0〜34−5に対応して設
けられた逆DCT器である。
【0047】また、38は逆DCT器37−0〜37−
5から並列して出力されるブロック毎の差分データと参
照画像データとに基づいて動画像データを生成する動き
補償部、39は参照画像データが格納される参照画像メ
モリである。
5から並列して出力されるブロック毎の差分データと参
照画像データとに基づいて動画像データを生成する動き
補償部、39は参照画像データが格納される参照画像メ
モリである。
【0048】このように構成された本発明の第2実施形
態においては、可変長復号部30において、前段バッフ
ァ(図示せず)により取り込まれた可変長符号化データ
が復号されてランおよびレベル情報が抽出され、ラン情
報はアドレス生成部31に供給され、レベル情報は逆量
子化器32に供給される。
態においては、可変長復号部30において、前段バッフ
ァ(図示せず)により取り込まれた可変長符号化データ
が復号されてランおよびレベル情報が抽出され、ラン情
報はアドレス生成部31に供給され、レベル情報は逆量
子化器32に供給される。
【0049】なお、可変長復号部30では、図3Aに示
す場合と同様に、マクロブロックMBのヘッダが復号さ
れると、続いて、輝度ブロックB−Y0、輝度ブロック
B−Y1、輝度ブロックB−Y2、輝度ブロックB−Y
3、色差ブロックB−Cbおよび色差ブロックB−Cr
の順に復号が行われる。
す場合と同様に、マクロブロックMBのヘッダが復号さ
れると、続いて、輝度ブロックB−Y0、輝度ブロック
B−Y1、輝度ブロックB−Y2、輝度ブロックB−Y
3、色差ブロックB−Cbおよび色差ブロックB−Cr
の順に復号が行われる。
【0050】ここに、可変長復号部30から出力される
レベル情報が逆量子化器32で逆量子化されると、本発
明の第1実施形態の場合と同様のプロセスによって、F
F群34−0〜34−5に結果的にブロック毎の逆量子
化されたラン長復号データが書き込まれるように、ラン
情報に基づいて逆量子化されたレベル情報がFF群34
−0〜34−5に書き込まれる。
レベル情報が逆量子化器32で逆量子化されると、本発
明の第1実施形態の場合と同様のプロセスによって、F
F群34−0〜34−5に結果的にブロック毎の逆量子
化されたラン長復号データが書き込まれるように、ラン
情報に基づいて逆量子化されたレベル情報がFF群34
−0〜34−5に書き込まれる。
【0051】このようにして、マクロブロックMBの輝
度ブロックB−Y0〜B−Y3および色差ブロックB−
Cb、B−Crの逆量子化されたラン長復号データがF
F群34−0〜34−5に書き込まれると、これら逆量
子化されたラン長復号データは、並列して読み出され、
逆DCT器37−0〜37−5において並列して逆離散
コサイン変換され、逆DCT器37−0〜37−5から
並列して出力されるブロック毎の差分データは動き補償
部38に供給され、動画像データの生成が行われる。
度ブロックB−Y0〜B−Y3および色差ブロックB−
Cb、B−Crの逆量子化されたラン長復号データがF
F群34−0〜34−5に書き込まれると、これら逆量
子化されたラン長復号データは、並列して読み出され、
逆DCT器37−0〜37−5において並列して逆離散
コサイン変換され、逆DCT器37−0〜37−5から
並列して出力されるブロック毎の差分データは動き補償
部38に供給され、動画像データの生成が行われる。
【0052】本発明の第2実施形態によれば、本発明の
第1実施形態と同様に高速化を図ることができると共
に、逆量子化器として1個の逆量子化器32を設ければ
足り、本発明の第1実施形態のように6個の逆量子化器
25−0〜25−5を設ける必要がないので、本発明の
第1実施形態よりも回路規模の縮小化を図ることができ
る。
第1実施形態と同様に高速化を図ることができると共
に、逆量子化器として1個の逆量子化器32を設ければ
足り、本発明の第1実施形態のように6個の逆量子化器
25−0〜25−5を設ける必要がないので、本発明の
第1実施形態よりも回路規模の縮小化を図ることができ
る。
【0053】第3実施形態・・図7、図8 図7は本発明の第3実施形態の要部を示すブロック回路
図である。図7中、40は前段バッファ(図示せず)に
より取り込まれた可変長符号化データを復号してランお
よびレベル情報を出力すると共に、動きベクトル等の各
種制御情報を出力する可変長復号部、41は可変長復号
部40から出力されるラン情報を入力してレベル情報の
ライトアドレスを生成するアドレス生成部である。
図である。図7中、40は前段バッファ(図示せず)に
より取り込まれた可変長符号化データを復号してランお
よびレベル情報を出力すると共に、動きベクトル等の各
種制御情報を出力する可変長復号部、41は可変長復号
部40から出力されるラン情報を入力してレベル情報の
ライトアドレスを生成するアドレス生成部である。
【0054】また、42はFF群部であり、43−0〜
43−3は図2に示すFF群22−0と同一構成のFF
群、44はFF群43−0〜43−3のFF0〜FF6
3の動作を制御する制御部である。FF群43−0〜4
3−3はそれぞれアドレス生成部41から出力されるラ
イトアドレスに基づいて順に1ブロック分のラン長復号
データが書き込まれるように、可変長復号部40から出
力されるレベル情報が書き込まれるものである。
43−3は図2に示すFF群22−0と同一構成のFF
群、44はFF群43−0〜43−3のFF0〜FF6
3の動作を制御する制御部である。FF群43−0〜4
3−3はそれぞれアドレス生成部41から出力されるラ
イトアドレスに基づいて順に1ブロック分のラン長復号
データが書き込まれるように、可変長復号部40から出
力されるレベル情報が書き込まれるものである。
【0055】また、45はFF群43−0〜43−3に
ブロック毎のレベル情報が書き込まれることによって結
果的に書き込まれることになるブロック毎のラン長復号
データを2ブロック分ずつ順に並列して読み出して並列
して逆量子化し、ブロック毎のDCT係数を並列して出
力する逆量子化部であり、46−0、46−1はFF群
43−0〜43−3に対応して設けられた逆量子化器で
ある。
ブロック毎のレベル情報が書き込まれることによって結
果的に書き込まれることになるブロック毎のラン長復号
データを2ブロック分ずつ順に並列して読み出して並列
して逆量子化し、ブロック毎のDCT係数を並列して出
力する逆量子化部であり、46−0、46−1はFF群
43−0〜43−3に対応して設けられた逆量子化器で
ある。
【0056】また、47は逆量子化器46−0、46−
1から並列して出力されるブロック毎のDCT係数を並
列して逆離散コサイン変換し、ブロック毎の差分データ
を並列して出力する逆DCT部であり、48−0、48
−1は逆量子化器46−0、46−1に対応して設けら
れた逆DCT器である。
1から並列して出力されるブロック毎のDCT係数を並
列して逆離散コサイン変換し、ブロック毎の差分データ
を並列して出力する逆DCT部であり、48−0、48
−1は逆量子化器46−0、46−1に対応して設けら
れた逆DCT器である。
【0057】また、49は逆DCT器48−0、48−
1から並列して出力されるブロック毎の差分データと参
照画像データとに基づいて動画像データを生成する動き
補償部、50は参照画像データが格納される参照画像メ
モリである。
1から並列して出力されるブロック毎の差分データと参
照画像データとに基づいて動画像データを生成する動き
補償部、50は参照画像データが格納される参照画像メ
モリである。
【0058】このように構成された本発明の第3実施形
態においては、可変長復号部40において、前段バッフ
ァ(図示せず)により取り込まれた可変長符号化データ
が復号され、ランおよびレベル情報が抽出される。
態においては、可変長復号部40において、前段バッフ
ァ(図示せず)により取り込まれた可変長符号化データ
が復号され、ランおよびレベル情報が抽出される。
【0059】なお、可変長復号部40においては、図8
Aに示すように、マクロブロックMBのヘッダが復号さ
れると、続いて、輝度ブロックB−Y0、輝度ブロック
B−Y1、輝度ブロックB−Y2、輝度ブロックB−Y
3、色差ブロックB−Cbおよび色差ブロックB−Cr
の順に復号が行われる。
Aに示すように、マクロブロックMBのヘッダが復号さ
れると、続いて、輝度ブロックB−Y0、輝度ブロック
B−Y1、輝度ブロックB−Y2、輝度ブロックB−Y
3、色差ブロックB−Cbおよび色差ブロックB−Cr
の順に復号が行われる。
【0060】図8はFF群43−0〜43−3へのラン
長復号データの書き込みを説明するためのタイミングチ
ャートであり、図8Aは可変長復号部40の動作モー
ド、図8B〜図8EはFF群43−0〜43−3が保持
するラン長復号データおよびFF群43−0〜43−3
の状態(ライト、リード)を示している。
長復号データの書き込みを説明するためのタイミングチ
ャートであり、図8Aは可変長復号部40の動作モー
ド、図8B〜図8EはFF群43−0〜43−3が保持
するラン長復号データおよびFF群43−0〜43−3
の状態(ライト、リード)を示している。
【0061】ここに、輝度ブロックB−Y0の復号が行
われると、本発明の第1実施形態の場合と同様のプロセ
スによって、図8Bに示すように、FF群43−0に結
果的に輝度ブロックB−Y0のラン長復号データが書き
込まれるように、輝度ブロックB−Y0のラン情報に基
づいて輝度ブロックB−Y0のレベル情報がFF群43
−0に書き込まれる。
われると、本発明の第1実施形態の場合と同様のプロセ
スによって、図8Bに示すように、FF群43−0に結
果的に輝度ブロックB−Y0のラン長復号データが書き
込まれるように、輝度ブロックB−Y0のラン情報に基
づいて輝度ブロックB−Y0のレベル情報がFF群43
−0に書き込まれる。
【0062】また、輝度ブロックB−Y1の復号が行わ
れると、本発明の第1実施形態の場合と同様のプロセス
によって、図8Cに示すように、FF群43−1に結果
的に輝度ブロックB−Y1のラン長復号データが書き込
まれるように、輝度ブロックB−Y1のラン情報に基づ
いて輝度ブロックB−Y1のレベル情報がFF群43−
1に書き込まれる。
れると、本発明の第1実施形態の場合と同様のプロセス
によって、図8Cに示すように、FF群43−1に結果
的に輝度ブロックB−Y1のラン長復号データが書き込
まれるように、輝度ブロックB−Y1のラン情報に基づ
いて輝度ブロックB−Y1のレベル情報がFF群43−
1に書き込まれる。
【0063】また、輝度ブロックB−Y2の復号が行わ
れると、本発明の第1実施形態の場合と同様のプロセス
によって、図8Dに示すように、FF群43−2に結果
的に輝度ブロックB−Y2のラン長復号データが書き込
まれるように、輝度ブロックB−Y2のラン情報に基づ
いて輝度ブロックB−Y2のレベル情報がFF群43−
2に書き込まれる。
れると、本発明の第1実施形態の場合と同様のプロセス
によって、図8Dに示すように、FF群43−2に結果
的に輝度ブロックB−Y2のラン長復号データが書き込
まれるように、輝度ブロックB−Y2のラン情報に基づ
いて輝度ブロックB−Y2のレベル情報がFF群43−
2に書き込まれる。
【0064】また、輝度ブロックB−Y3の復号が行わ
れると、本発明の第1実施形態の場合と同様のプロセス
によって、図8Eに示すように、FF群43−3に結果
的に輝度ブロックB−Y3のラン長復号データが書き込
まれるように、輝度ブロックB−Y3のラン情報に基づ
いて輝度ブロックB−Y3のレベル情報がFF群43−
3に書き込まれる。
れると、本発明の第1実施形態の場合と同様のプロセス
によって、図8Eに示すように、FF群43−3に結果
的に輝度ブロックB−Y3のラン長復号データが書き込
まれるように、輝度ブロックB−Y3のラン情報に基づ
いて輝度ブロックB−Y3のレベル情報がFF群43−
3に書き込まれる。
【0065】また、輝度ブロックB−Y2のレベル情報
のFF群43−2に対する書き込みが開始されると、図
8B、図8Cに示すように、FF群43−0、43−1
から輝度ブロックB−Y0、B−Y1のラン長復号デー
タの並列した読み出しが開始され、逆量子化器46−
0、46−1において並列して逆量子化が行われる。
のFF群43−2に対する書き込みが開始されると、図
8B、図8Cに示すように、FF群43−0、43−1
から輝度ブロックB−Y0、B−Y1のラン長復号デー
タの並列した読み出しが開始され、逆量子化器46−
0、46−1において並列して逆量子化が行われる。
【0066】そして、逆量子化器46−0、46−1か
ら並列して出力される輝度ブロックB−Y0、B−Y1
のDCT係数は、逆DCT器48−0、48−1におい
て並列して逆離散コサイン変換され、逆DCT器48−
0、48−1から並列して出力される輝度ブロックB−
Y0、B−Y1の差分データは動き補償部49に供給さ
れ、動画像データの生成が行われる。
ら並列して出力される輝度ブロックB−Y0、B−Y1
のDCT係数は、逆DCT器48−0、48−1におい
て並列して逆離散コサイン変換され、逆DCT器48−
0、48−1から並列して出力される輝度ブロックB−
Y0、B−Y1の差分データは動き補償部49に供給さ
れ、動画像データの生成が行われる。
【0067】また、FF群43−0、43−1から輝度
ブロックB−Y0、B−Y1のラン長復号データの並列
した読み出しが完了すると、色差ブロックB−Cbの復
号が行われ、本発明の第1実施形態の場合と同様のプロ
セスによって、図8Bに示すように、FF群43−0に
結果的に輝度ブロックB−Cbのラン長復号データが書
き込まれるように、輝度ブロックB−Cbのラン情報に
基づいて輝度ブロックB−Cbのレベル情報がFF群4
3−0に書き込まれる。
ブロックB−Y0、B−Y1のラン長復号データの並列
した読み出しが完了すると、色差ブロックB−Cbの復
号が行われ、本発明の第1実施形態の場合と同様のプロ
セスによって、図8Bに示すように、FF群43−0に
結果的に輝度ブロックB−Cbのラン長復号データが書
き込まれるように、輝度ブロックB−Cbのラン情報に
基づいて輝度ブロックB−Cbのレベル情報がFF群4
3−0に書き込まれる。
【0068】また、色差ブロックB−Cbに続いて色差
ブロックB−Crの復号が行われると、本発明の第1実
施形態の場合と同様のプロセスによって、図8Cに示す
ように、FF群43−1に結果的に輝度ブロックB−C
rのラン長復号データが書き込まれるように、輝度ブロ
ックB−Crのラン情報に基づいて輝度ブロックB−C
rのレベル情報がFF群43−1に書き込まれる。
ブロックB−Crの復号が行われると、本発明の第1実
施形態の場合と同様のプロセスによって、図8Cに示す
ように、FF群43−1に結果的に輝度ブロックB−C
rのラン長復号データが書き込まれるように、輝度ブロ
ックB−Crのラン情報に基づいて輝度ブロックB−C
rのレベル情報がFF群43−1に書き込まれる。
【0069】また、色差ブロックB−Cbのレベル情報
のFF群43−0に対する書き込みが開始されると、図
8D、図8Eに示すように、FF群43−2、43−3
から輝度ブロックB−Y2、B−Y3のラン長復号デー
タの並列した読み出しが開始され、逆量子化器46−
0、46−1において並列した逆量子化が行われる。
のFF群43−0に対する書き込みが開始されると、図
8D、図8Eに示すように、FF群43−2、43−3
から輝度ブロックB−Y2、B−Y3のラン長復号デー
タの並列した読み出しが開始され、逆量子化器46−
0、46−1において並列した逆量子化が行われる。
【0070】そして、逆量子化器46−0、46−1か
ら並列して出力される輝度ブロックB−Y2、B−Y3
のDCT係数は、逆DCT器48−0、48−1におい
て並列して逆離散コサイン変換され、逆DCT器48−
0、48−1から並列して出力される輝度ブロックB−
Y2、B−Y3の差分データは動き補償部49に供給さ
れ、動画像データの生成が行われる。
ら並列して出力される輝度ブロックB−Y2、B−Y3
のDCT係数は、逆DCT器48−0、48−1におい
て並列して逆離散コサイン変換され、逆DCT器48−
0、48−1から並列して出力される輝度ブロックB−
Y2、B−Y3の差分データは動き補償部49に供給さ
れ、動画像データの生成が行われる。
【0071】以下、同様にして、読み出しが完了したF
F群に対して順にブロック毎のラン長復号データが書き
込まれると共に、FF群43−0〜43−3から2ブロ
ック分ずつ順にラン長復号データが並列して読み出され
て並列して逆量子化、逆離散コサイン変換が行われ、動
き補償部49において動画像データの生成が行われると
いう動作が続けられる。
F群に対して順にブロック毎のラン長復号データが書き
込まれると共に、FF群43−0〜43−3から2ブロ
ック分ずつ順にラン長復号データが並列して読み出され
て並列して逆量子化、逆離散コサイン変換が行われ、動
き補償部49において動画像データの生成が行われると
いう動作が続けられる。
【0072】以上のように、本発明の第3実施形態によ
れば、可変長復号部40とアドレス生成部41とFF群
部42とで、可変長符号化データをラン長復号データに
復号することができるので、可変長復号部と、ラン長符
号データを一時的に保持させるためのブロックメモリ部
と、ブロックメモリ部に保持させたラン長符号データを
ラン長復号データに復号するラン長復号部を設けるよう
に構成する場合よりも、回路規模を小さくすることがで
きると共に、高速化を図ることができる。
れば、可変長復号部40とアドレス生成部41とFF群
部42とで、可変長符号化データをラン長復号データに
復号することができるので、可変長復号部と、ラン長符
号データを一時的に保持させるためのブロックメモリ部
と、ブロックメモリ部に保持させたラン長符号データを
ラン長復号データに復号するラン長復号部を設けるよう
に構成する場合よりも、回路規模を小さくすることがで
きると共に、高速化を図ることができる。
【0073】また、ラン長復号データを得るためには、
FF群43−0〜43−3のFF0〜FF63のうち、
ライトアドレスが指定するFFにレベル情報のみを書き
込むことで足り、この場合、64個のFF0〜FF63
の全てに書き込みをすることは殆どないと言えるので、
この点からも、高速化を図ることができる。
FF群43−0〜43−3のFF0〜FF63のうち、
ライトアドレスが指定するFFにレベル情報のみを書き
込むことで足り、この場合、64個のFF0〜FF63
の全てに書き込みをすることは殆どないと言えるので、
この点からも、高速化を図ることができる。
【0074】第4実施形態・・図9 図9は本発明の第4実施形態の要部を示すブロック回路
図である。図9中、51は前段バッファ(図示せず)に
より取り込まれた可変長符号化データを復号してランお
よびレベル情報を出力すると共に、動きベクトル等の各
種制御情報を出力する可変長復号部である。
図である。図9中、51は前段バッファ(図示せず)に
より取り込まれた可変長符号化データを復号してランお
よびレベル情報を出力すると共に、動きベクトル等の各
種制御情報を出力する可変長復号部である。
【0075】また、52は可変長復号部51から出力さ
れるラン情報を入力してレベル情報のライトアドレスを
生成するアドレス生成部、53は可変長復号部51から
出力されるレベル情報を逆量子化する逆量子化器であ
る。
れるラン情報を入力してレベル情報のライトアドレスを
生成するアドレス生成部、53は可変長復号部51から
出力されるレベル情報を逆量子化する逆量子化器であ
る。
【0076】また、54はFF群部であり、55−0〜
55−3は図2に示すFF群22−0と同一構成のFF
群、56はFF群55−0〜55−3のFF0〜FF6
3の動作を制御する制御部である。FF群55−0〜5
5−3はそれぞれアドレス生成部52から出力されるラ
イトアドレスに基づいて順に1ブロック分の逆量子化さ
れたラン長復号データが書き込まれるように、逆量子化
器53から出力される逆量子化されたレベル情報が書き
込まれるものである。
55−3は図2に示すFF群22−0と同一構成のFF
群、56はFF群55−0〜55−3のFF0〜FF6
3の動作を制御する制御部である。FF群55−0〜5
5−3はそれぞれアドレス生成部52から出力されるラ
イトアドレスに基づいて順に1ブロック分の逆量子化さ
れたラン長復号データが書き込まれるように、逆量子化
器53から出力される逆量子化されたレベル情報が書き
込まれるものである。
【0077】また、57はFF群55−0〜55−3に
ブロック毎の逆量子化されたレベル情報が書き込まれる
ことによって、結果的に書き込まれることになるブロッ
ク毎の逆量子化されたラン長復号データを2ブロック分
ずつ順に並列して読み出して並列して逆離散コサイン変
換し、ブロック毎の差分データを並列して出力する逆D
CT部であり、58−0、58−1は逆DCT器であ
る。
ブロック毎の逆量子化されたレベル情報が書き込まれる
ことによって、結果的に書き込まれることになるブロッ
ク毎の逆量子化されたラン長復号データを2ブロック分
ずつ順に並列して読み出して並列して逆離散コサイン変
換し、ブロック毎の差分データを並列して出力する逆D
CT部であり、58−0、58−1は逆DCT器であ
る。
【0078】また、59は逆DCT器58−0、58−
1から並列して出力されるブロック毎の差分データと参
照画像データとに基づいて動画像データを生成する動き
補償部、60は参照画像データが格納される参照画像メ
モリである。
1から並列して出力されるブロック毎の差分データと参
照画像データとに基づいて動画像データを生成する動き
補償部、60は参照画像データが格納される参照画像メ
モリである。
【0079】このように構成された本発明の第4実施形
態においては、可変長復号部51において、前段バッフ
ァ(図示せず)により取り込まれた可変長符号化データ
が復号され、ランおよびレベル情報が抽出され、ラン情
報はアドレス生成部52に供給され、レベル情報は逆量
子化器53に供給される。
態においては、可変長復号部51において、前段バッフ
ァ(図示せず)により取り込まれた可変長符号化データ
が復号され、ランおよびレベル情報が抽出され、ラン情
報はアドレス生成部52に供給され、レベル情報は逆量
子化器53に供給される。
【0080】なお、可変長復号部51では、図8Aに示
す場合と同様に、マクロブロックMBのヘッダが復号さ
れると、続いて、輝度ブロックB−Y0、輝度ブロック
B−Y1、輝度ブロックB−Y2、輝度ブロックB−Y
3、色差ブロックB−Cbおよび色差ブロックB−Cr
の順に復号が行われる。
す場合と同様に、マクロブロックMBのヘッダが復号さ
れると、続いて、輝度ブロックB−Y0、輝度ブロック
B−Y1、輝度ブロックB−Y2、輝度ブロックB−Y
3、色差ブロックB−Cbおよび色差ブロックB−Cr
の順に復号が行われる。
【0081】ここに、可変長復号部51から出力される
レベル情報が逆量子化器53で逆量子化されると、本発
明の第1実施形態の場合と同様のプロセスによって、結
果的にFF群55−0〜55−3にブロック毎の逆量子
化されたラン長復号データが書き込まれるように、ブロ
ック毎のラン情報に基づいてブロック毎の逆量子化され
たレベル情報がFF群55−0〜55−3に書き込まれ
る。
レベル情報が逆量子化器53で逆量子化されると、本発
明の第1実施形態の場合と同様のプロセスによって、結
果的にFF群55−0〜55−3にブロック毎の逆量子
化されたラン長復号データが書き込まれるように、ブロ
ック毎のラン情報に基づいてブロック毎の逆量子化され
たレベル情報がFF群55−0〜55−3に書き込まれ
る。
【0082】このようにして、ブロック毎の逆量子化さ
れたラン長復号データがFF群55−0〜55−3に書
き込まれると、これら逆量子化されたラン長復号データ
は、2ブロック分ずつ順に並列して読み出され、読み出
しが完了したFF群に対して順にブロック毎のラン長復
号データが書き込まれる。なお、2ブロック分ずつ順に
並列して読み出された逆量子化されたラン長復号データ
は、並列して逆離散コサイン変換され、動き補償部59
において動画像データの生成が行われる。
れたラン長復号データがFF群55−0〜55−3に書
き込まれると、これら逆量子化されたラン長復号データ
は、2ブロック分ずつ順に並列して読み出され、読み出
しが完了したFF群に対して順にブロック毎のラン長復
号データが書き込まれる。なお、2ブロック分ずつ順に
並列して読み出された逆量子化されたラン長復号データ
は、並列して逆離散コサイン変換され、動き補償部59
において動画像データの生成が行われる。
【0083】以下、同様にして、読み出しが完了したF
F群に対して順にブロック毎のラン長復号データが書き
込まれると共に、FF群55−0〜55−3から2ブロ
ック分ずつ順にラン長復号データが並列して読み出され
て並列して逆量子化、逆離散コサイン変換が行われ、動
き補償部59において動画像データの生成が行われると
いう動作が続けられる。
F群に対して順にブロック毎のラン長復号データが書き
込まれると共に、FF群55−0〜55−3から2ブロ
ック分ずつ順にラン長復号データが並列して読み出され
て並列して逆量子化、逆離散コサイン変換が行われ、動
き補償部59において動画像データの生成が行われると
いう動作が続けられる。
【0084】本発明の第4実施形態によれば、本発明の
第3実施形態と同様に高速化を図ることができると共
に、逆量子化器として1個の逆量子化器53を設ければ
足り、本発明の第3実施形態のように2個の逆量子化器
46−0、46−1を設ける必要がないので、本発明の
第3実施形態よりも回路規模の縮小化を図ることができ
る。
第3実施形態と同様に高速化を図ることができると共
に、逆量子化器として1個の逆量子化器53を設ければ
足り、本発明の第3実施形態のように2個の逆量子化器
46−0、46−1を設ける必要がないので、本発明の
第3実施形態よりも回路規模の縮小化を図ることができ
る。
【0085】なお、上述の実施形態においては、6個又
は4個のFF群を設けるようにした場合について述べた
が、この代わりに、図2に示すと同一構成の1個のFF
群を設け、この1個のFF群の前段又は後段に1個の逆
量子化器を設けるという構成を採用することもできる。
は4個のFF群を設けるようにした場合について述べた
が、この代わりに、図2に示すと同一構成の1個のFF
群を設け、この1個のFF群の前段又は後段に1個の逆
量子化器を設けるという構成を採用することもできる。
【0086】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、可変長
復号部とFF群とで、可変長符号化データをラン長復号
データに復号することができるので、可変長復号部と、
ラン長符号データを一時的に保持させるためのブロック
メモリ部と、ブロックメモリ部に保持させたラン長符号
データをラン長復号データに復号するラン長復号部を設
けるように構成する場合よりも、回路規模を小さくする
ことができると共に、高速化を図ることができる。
復号部とFF群とで、可変長符号化データをラン長復号
データに復号することができるので、可変長復号部と、
ラン長符号データを一時的に保持させるためのブロック
メモリ部と、ブロックメモリ部に保持させたラン長符号
データをラン長復号データに復号するラン長復号部を設
けるように構成する場合よりも、回路規模を小さくする
ことができると共に、高速化を図ることができる。
【0087】なお、ラン長復号データを並列処理する場
合において、逆量子化器を可変長復号部とFF群との間
に設けるように構成する場合には、1個の逆量子化器を
設ければ足り、複数個の逆量子化器を設ける必要がない
ので、このようにする場合には、回路規模の更なる縮小
化を図ることができる。
合において、逆量子化器を可変長復号部とFF群との間
に設けるように構成する場合には、1個の逆量子化器を
設ければ足り、複数個の逆量子化器を設ける必要がない
ので、このようにする場合には、回路規模の更なる縮小
化を図ることができる。
【図1】本発明の第1実施形態の要部を示すブロック回
路図である。
路図である。
【図2】本発明の第1実施形態が備えるFF(フリップ
フロップ)群の構成を示すブロック回路図である。
フロップ)群の構成を示すブロック回路図である。
【図3】本発明の第1実施形態が備えるFF群へのラン
長復号データの書き込みを説明するためのタイミングチ
ャートである。
長復号データの書き込みを説明するためのタイミングチ
ャートである。
【図4】本発明の第1実施形態が備えるFF群に対して
ラン長復号データが書き込まれるようにレベル情報を書
き込む方法を説明するための図である。
ラン長復号データが書き込まれるようにレベル情報を書
き込む方法を説明するための図である。
【図5】本発明の第1実施形態が備えるFF群からのラ
ン長復号データの読出し動作を示すタイミングチャート
である。
ン長復号データの読出し動作を示すタイミングチャート
である。
【図6】本発明の第2実施形態の要部を示すブロック回
路図である。
路図である。
【図7】本発明の第3実施形態の要部を示すブロック回
路図である。
路図である。
【図8】本発明の第3実施形態が備えるFF群へのラン
長復号データの書き込みを説明するためのタイミングチ
ャートである。
長復号データの書き込みを説明するためのタイミングチ
ャートである。
【図9】本発明の第4実施形態の要部を示すブロック回
路図である。
路図である。
【図10】従来のMPEG復号装置の一例の要部を示す
ブロック回路図である。
ブロック回路図である。
【図11】従来のMPEG復号装置の他の例の要部を示
すブロック回路図である。
すブロック回路図である。
(図1) 22−0〜22−5 FF群 23 制御部 25−0〜25−5 逆量子化器 27−0〜27−5 逆DCT器 (図6) 34−0〜34−5 FF群 35 制御部 37−0〜37−5 逆DCT器 (図7) 43−0〜43−3 FF群 44 制御部 46−0、46−1 逆量子化器 48−0、48−1 逆DCT器 (図9) 55−0〜55−3 FF群 56 制御部 58−0、58−1 逆DCT器 (図11) 10−0〜10−5 ブロックメモリ 12−0〜12−5 ラン長復号器 14−0〜14−5 逆量子化器 16−0〜16−5 逆DCT器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田平 孝彦 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 菅原 久 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 Fターム(参考) 5C059 KK06 KK13 MA23 MD02 ME01 NN21 PP04 SS17 UA05 UA31 5J064 AA02 AA03 AA04 BA09 BA16 BC01 BC16 BD01
Claims (4)
- 【請求項1】MPEG規格の可変長符号化データを復号
してランおよびレベル情報を出力する可変長復号部と、 所定ビット構成の所定数のフリップフロップを有し、ラ
ン長復号データが書き込まれるように、前記ラン情報に
基づいて前記レベル情報が書き込まれるフリップフロッ
プ群を有することを特徴とするMPEG復号装置。 - 【請求項2】MPEG規格の可変長符号化データを復号
してランおよびレベル情報を出力する可変長復号部と、 前記レベル情報を逆量子化して逆量子化されたレベル情
報を出力する逆量子化部と、 所定ビット構成の所定数のフリップフロップを有し、ラ
ン長復号データが書き込まれるように、前記ラン情報に
基づいて前記逆量子化されたレベル情報が書き込まれる
フリップフロップ群を有することを特徴とするMPEG
復号装置。 - 【請求項3】前記フリップフロップ群として4個のフリ
ップフロップ群を有し、これら4個のフリップフロップ
群から2ブロック分ずつ順にデータを並列して読み出
し、これら2ブロック分のデータを並列処理して差分デ
ータを得るようにされていることを特徴とする請求項1
又は2記載のMPEG復号装置。 - 【請求項4】前記フリップフロップ群に前記ラン長復号
データを書き込む前に前記フリップフロップ群のフリッ
プフロップをゼロにリセットすることを特徴とする請求
項1、2又は3記載のMPEG復号装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000350404A JP2002159007A (ja) | 2000-11-17 | 2000-11-17 | Mpeg復号装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000350404A JP2002159007A (ja) | 2000-11-17 | 2000-11-17 | Mpeg復号装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002159007A true JP2002159007A (ja) | 2002-05-31 |
Family
ID=18823631
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000350404A Withdrawn JP2002159007A (ja) | 2000-11-17 | 2000-11-17 | Mpeg復号装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002159007A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008541663A (ja) * | 2005-05-16 | 2008-11-20 | インテル コーポレイション | マルチスレッドsimd処理を利用したメディア符号化の並列実行 |
-
2000
- 2000-11-17 JP JP2000350404A patent/JP2002159007A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008541663A (ja) * | 2005-05-16 | 2008-11-20 | インテル コーポレイション | マルチスレッドsimd処理を利用したメディア符号化の並列実行 |
JP4920034B2 (ja) * | 2005-05-16 | 2012-04-18 | インテル コーポレイション | マルチスレッドsimd処理を利用したメディア符号化の並列実行 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20080205 |