JP2002158647A - データ受信装置及びデータ受信方法 - Google Patents

データ受信装置及びデータ受信方法

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JP2002158647A
JP2002158647A JP2000355464A JP2000355464A JP2002158647A JP 2002158647 A JP2002158647 A JP 2002158647A JP 2000355464 A JP2000355464 A JP 2000355464A JP 2000355464 A JP2000355464 A JP 2000355464A JP 2002158647 A JP2002158647 A JP 2002158647A
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clock
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JP2000355464A
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Inventor
Norihiro Asashiba
慶弘 浅芝
Masayuki Sato
昌幸 佐藤
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 入力パケットのデータフォーマット条件が変
更された場合などでも、柔軟に対応可能となるビット同
期回路を構成することを目的とする。 【解決手段】 例えば1パケット分のパケット形式デー
タなどの高速シリアルデータ入力14を、クロック生成
部6で生成した多相クロック11〜13に従ってフリッ
プフロップ1でサンプリングし、サンプリングした複数
のサンプリングデータをメモリ4内に保持し、高速処理
可能なマイクロプロセッサ3がメモリ4に記録された入
力シリアルデータ(サンプリングデータ)の変化位相を
検出して最適クロック位相を認識し、最適クロック位相
でサンプリングされた安定データを基準クロック13に
同期させて読み出し(バイト同期確立処理)、データ選
択制御回路5がバイト同期確立処理後の安定データを出
力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はパケット形式の高速
シリアルデータ入力を受信する伝送装置において、シス
テムクロックに同期した正確なデータを再生するビット
同期方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は例えば、パケット形式の高速シリ
アルデータ入力に同期した多相クロックを用い入力デー
タをサンプリングして、このサンプリング結果からデー
タ変化位相検出および最適位相クロックを識別し、安定
データを再生するビット同期方式を説明するビット同期
回路の構成図である。フリップフロップ101は、パケ
ット形式データなどの高速なシリアルデータ入力111
を多相クロック112〜114を用いサンプリングし、
多相クロックに対応したサンプリング結果をラッチデー
タ115〜117として保持するものである。変化位相
検出回路102は、変化位相を検出する。ここで、変化
位相とは、多相クロック位相が隣り合うラッチデータの
数値変化、例えば、0から1、または、1から0の数値
変化を意味する。変化位相検出回路102は、この多相
クロック位相における数値変化が検出されたデータ変化
位相以外の位相であって、高速なシリアルデータ入力に
対して安定したサンプリングが可能となる位相を示す最
適クロック選択信号118を出力する。最適クロック選
択回路103は、多相クロック0〜nの中から、最適ク
ロック選択信号118により示された位相の多相クロッ
クを最適クロック119として選択し出力する。フリッ
プフロップ104は、高速シリアルデータ入力を最適ク
ロックでトリガをかけることで、再生データ出力120
を出力する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来は、変化位相検出
動作および最適クロック識別動作をハードウェアで構成
し、さらに、特定の入力パケットデータフォーマットに
特化した動作を実行する回路であったため、高速な入力
パケットのデータフォーマット条件が変更された場合な
どビット同期回路自体が変更後の入力パケットのデータ
フォーマット条件に対応不可能となる問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明に係るデータ受
信装置は、データを受信するデータ受信装置であって、
以下の要素を有することを特徴とする。 (1)同じクロック周期を有し、相互に異なるクロック
位相を有する複数のクロックを生成するクロック生成
部、(2)前記クロック生成部により生成された前記複
数のクロックの各クロックに従って前記データをサンプ
リングして複数のサンプリングデータを出力するサンプ
リング部、(3)前記サンプリング部により出力された
前記複数のサンプリングデータを、前記各クロック別に
記録するサンプリングデータ記録部、(4)前記サンプ
リングデータ記録部により前記各クロック別に記録され
た前記複数サンプリングデータから、特定のクロックに
従ってサンプリングされた特定のサンプリングデータを
選択するサンプリングデータ選択部。
【0005】前記サンプリングデータ選択部は、前記サ
ンプリングデータ記録部に記録された前記複数のサンプ
リングデータのうち、前記クロック位相が相互に隣り合
うクロックに従ってサンプリングされた隣接サンプリン
グデータ間のデータ内容を比較し、前記データ内容の比
較結果に基づき前記特定のサンプリングデータを選択す
ることを特徴とする。
【0006】前記サンプリング部は、前記各クロックに
従って前記各クロックの複数クロック周期にわたって前
記データをサンプリングし、複数クロック周期分の複数
のサンプリングデータを出力し、前記サンプリングデー
タ記録部は、前記サンプリング部により出力された前記
複数クロック周期分の複数のサンプリングデータを、前
記各クロック別に記録し、前記サンプリングデータ選択
部は、前記サンプリングデータ記録部に記録された前記
複数クロック周期分の複数のサンプリングデータのうち
前記隣接サンプリングデータ間のデータ内容を比較し、
前記隣接サンプルデータ間のデータ内容が一致している
複数クロック周期分のサンプリングデータを前記特定の
サンプリングデータとして選択することを特徴とする。
【0007】前記データ受信装置は、パケット形式で送
信されたデータを受信し、前記サンプリングデータ記録
部は、少なくとも1パケット分のサンプリングデータを
記録することを特徴とする。
【0008】前記データ受信装置は、更に、前記サンプ
リングデータ選択部により選択された前記特定のサンプ
リングデータを前記サンプリングデータ記録部から読み
出し、読み出した前記特定のサンプリングデータを出力
するデータ出力部を有することを特徴とする。
【0009】前記データ出力部は、読み出した前記特定
のサンプリングデータを、所定のビット数を単位とする
パラレルデータとして出力することを特徴とする。
【0010】前記クロック生成部は、前記データ受信装
置の基準クロックを生成し、前記データ出力部は、前記
クロック生成部により生成される前記基準クロックに同
期させて前記特定のサンプリングデータを読み出すこと
を特徴とする。
【0011】この発明に係るデータ受信方法は、データ
を受信するデータ受信方法であって、以下の要素を有す
ることを特徴とする。 (1)同じクロック周期を有し、相互に異なるクロック
位相を有する複数のクロックを生成するクロック生成ス
テップ、(2)前記クロック生成ステップにより生成さ
れた前記複数のクロックの各クロックに従って前記デー
タをサンプリングして複数のサンプリングデータを出力
するサンプリングステップ、(3)前記サンプリングス
テップにより出力された前記複数のサンプリングデータ
を、前記各クロック別に記録するサンプリングデータ記
録ステップ、(4)前記サンプリングデータ記録ステッ
プにより前記各クロック別に記録された前記複数サンプ
リングデータから、特定のクロックに従ってサンプリン
グされた特定のサンプリングデータを選択するサンプリ
ングデータ選択ステップ。
【0012】前記サンプリングデータ選択ステップは、
前記サンプリングデータ記録ステップにより記録された
前記複数のサンプリングデータのうち、前記クロック位
相が相互に隣り合うクロックに従ってサンプリングされ
た隣接サンプリングデータ間のデータ内容を比較し、前
記データ内容の比較結果に基づき前記特定のサンプリン
グデータを選択することを特徴とする。
【0013】前記サンプリングステップは、前記各クロ
ックに従って前記各クロックの複数クロック周期にわた
って前記データをサンプリングし、複数クロック周期分
の複数のサンプリングデータを出力し、前記サンプリン
グデータ記録ステップは、前記サンプリングステップに
より出力された前記複数クロック周期分の複数のサンプ
リングデータを、前記各クロック別に記録し、前記サン
プリングデータ選択ステップは、前記サンプリングデー
タ記録ステップにより記録された前記複数クロック周期
分の複数のサンプリングデータのうち前記隣接サンプリ
ングデータ間のデータ内容を比較し、前記隣接サンプル
データ間のデータ内容が一致している複数クロック周期
分のサンプリングデータを前記特定のサンプリングデー
タとして選択することを特徴とする。
【0014】前記データ受信方法は、パケット形式で送
信されたデータを受信し、前記サンプリングデータ記録
ステップは、少なくとも1パケット分のサンプリングデ
ータを記録することを特徴とする。
【0015】前記データ受信方法は、更に、前記サンプ
リングデータ選択ステップにより選択された前記特定の
サンプリングデータを読み出し、読み出した前記特定の
サンプリングデータを出力するデータ出力ステップを有
することを特徴とする。
【0016】前記データ出力ステップは、読み出した前
記特定のサンプリングデータを、所定のビット数を単位
とするパラレルデータとして出力することを特徴とす
る。
【0017】前記クロック生成ステップは、前記データ
受信方法の基準クロックを生成し、前記データ出力ステ
ップは、前記クロック生成ステップにより生成される前
記基準クロックに同期させて前記特定のサンプリングデ
ータを読み出すことを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】実施の形態1.以下、この発明の
実施の形態について説明する。図1は、本実施の形態に
係るデータ送信装置10の構成を示す図である。図中の
1は、クロック生成部6において生成された多相クロッ
クを用いてパケット形式の高速シリアルデータ入力をサ
ンプリングし、サンプリングデータを出力するフリップ
フロップである。なお、フリップフロップ1は、サンプ
リング部に相当する。2は、多相クロックによりサンプ
リングされた複数のサンプリングデータ(ラッチデー
タ)をメモリ4に対して書き込むための制御回路であ
る。3は、制御回路2、メモリ4、及びデータ選択制御
回路5にバス接続されている高速処理可能なマイクロプ
ロセッサである。マイクロプロセッサ3はメモリ4に記
録された複数のサンプリングデータに基づいて最適クロ
ック位相を検知し、安定データを識別する。また、マイ
クロプロセッサ3は、サンプリングデータ選択部に相当
する。4は、多相クロックに従ってサンプリングされた
1パケット分の複数のサンプリングデータ(ラッチデー
タ)を保持するメモリである。メモリ4は、サンプリン
グデータ記録部に相当する。5は、マイクロプロセッサ
3の制御によりメモリ4から安定データを読み出し、再
生シリアルデータを出力するデータ選択制御回路であ
る。データ選択制御回路5は、データ出力部に相当す
る。6は、多相クロックを生成するクロック生成部であ
る。多相クロックとは、クロック周期が同じで、クロッ
ク位相が相互に異なる複数のクロックをいい、図1にお
いては12〜14に示すように0〜nまでの多相クロッ
クが生成されている。なお、多相クロック0(13)
は、データ受信装置の基準クロックである。
【0019】次に、本実施の形態に係るデータ受信装置
10の動作について説明する。まず、例えば1パケット
分の高速シリアルデータ14が入力される。入力された
高速シリアルデータは、クロック生成部6により生成さ
れた多相クロック11、12、13に従って、フリップ
フロップ1でサンプリングされる。サンプリングデータ
は、ラッチデータ16、17、18として制御回路2へ
入力される。制御回路2は、各ラッチデータ16、1
7、18を書き込み制御信号21と書き込みデータ信号
22に変換することで、メモリ4に対して書き込み制御
を行う。メモリ4は、書き込み制御信号21に従って、
書き込みデータを記録する。この場合に、メモリ4は、
多相クロックの各クロックごとにサンプリングデータを
区別して記録処理を行う。従って、メモリ4は、多相ク
ロック数に対応した入力ビット幅を有し、伝送処理に必
要な処理時間が十分確保できる容量を有した数パケット
分のサンプリングデータを保持することが可能なメモリ
で構成されている。
【0020】次に、マイクロプロセッサ3が、メモリ4
内のサンプリングデータの数値分布からパケット形式の
高速シリアルデータ入力のデータ変化位相を検出し、メ
モリ4のデータ分布上で安定データを識別する処理を行
う。マイクロプロセッサ3は、高速処理可能であり、メ
モリ4に対して書き込み側を制御する制御回路2、安定
データの読み出し側を制御するデータ選択制御回路5、
及びメモリ4に、アドレスバス19とデータバス20を
介してバス接続されている。
【0021】次に、図2を用いてメモリ内の1パケット
分のサンプリングデータの分布状態から、マイクロプロ
セッサがデータ変化位相を検出する動作と安定データ識
別動作を説明する。図2は、メモリ4に書き込まれたサ
ンプリングデータ(ラッチデータ)の分布状態である。
メモリ4では、多相クロックの各クロック別にサンプリ
ングデータが記録されている。図2においては、一例と
してD0(クロック位相φ0)からD7(クロック位相
φ7)までのクロックに分けてサンプリングデータを記
録している。
【0022】データの変化位相は、互いに隣り合う多相
クロックにおいてサンプリングデータの数値が0から
1、または、1から0となっている部分となる。また、
データの変化位相は、入力信号の電気的信号レベルの劣
化やフリップフロップのサンプリングタイム・ホールド
タイムにより、サンプリングデータの数値がばらつくた
め1つのクロック位相に集中することは少なく、2ない
し3クロック位相程度の広がりをもつと予想される。図
2においては、このデータの変化位相がクロック位相φ
2からクロック位相φ4に分布して検出された場合を示
している。この検出結果から、データの変化位相の分布
(φ2〜φ4)を除いたクロック位相領域で安定データ
を識別することが可能となる。例えば、ここでデータの
変化位相の両側の1クロック位相分(φ1とφ5)をマ
ージンとして除外すると、クロック位相φ6からクロッ
ク位相φ0が安定データの位相と識別できる。
【0023】以上の処理により、最適クロック位相(φ
6からφ0)によりサンプリングされた安定データを識
別した後に、マイクロプロセッサ3は、バスを介してデ
ータ選択制御回路5に対して安定データ読み出しに関す
る制御情報を設定し、この結果、データ選択制御回路5
は、メモリ4から読み出し制御信号23の制御により読
み出しデータ信号24を高速に読み出す動作を実行す
る。この読み出し動作に際して、データ選択制御回路5
は、読み出し制御信号23の制御により基準クロックで
ある多相クロック0(13)に同期させて安定データを
読み出す。これにより、基準クロックに同期した安定デ
ータが高速な再生シリアルデータ出力15として出力さ
れる。
【0024】このように本実施の形態に係るデータ受信
装置は、1パケット分のパケット形式データなどの高速
シリアルデータ入力を多相クロックを用いサンプリング
し、このサンプリング結果を保持するメモリ手段と、こ
のメモリにバス接続された高速処理可能なマイクロプロ
セッサを配置することで、入力シリアルデータの変化位
相の検出、および、メモリ内で最適クロック位相の認識
をマイクロプロセッサ処理とし、さらに、メモリ内の安
定データを識別することで、安定データをメモリから読
み出すデータ選択制御回路を備え、安定した再生シリア
ルデータを出力することを特徴とする。
【0025】また、本発明の実施の形態では、高速処理
可能なマイクロプロセッサ処理によるデータ変化位相検
出動作と安定データ識別動作についての一例を用いて説
明したが、パケット信号のフォーマットや信号速度に応
じてマイクロプロセッサ処理内容を変更してもよい。
【0026】また、上述の説明は、データ受信装置につ
いて行ったが、同様の処理手順により本発明に係るデー
タ受信方法も実現される。
【0027】実施の形態2.以下、この発明の実施の形
態2について説明する。図3は、本実施の形態に係るデ
ータ送信装置10の構成を示す図である。31は、多相
クロックを用いパケット形式の高速シリアルデータ入力
をサンプリングするフリップフロップである。32は、
多相クロックによりサンプリングされたラッチデータを
メモリに書き込むための制御回路である。33は、制御
回路32とメモリ34さらにデータ選択制御回路35に
バス接続されている高速処理可能なマイクロプロセッサ
である。34は、多相クロックによりサンプリングされ
た1パケット分のデータを保持するメモリである。35
は、マイクロプロセッサ33の制御によりメモリ34か
ら安定データを高速に読み出し、後段に配置される各種
処理回路の並列処理単位のビット幅で高速な再生パラレ
ルデータを出力するデータ選択制御回路である。36
は、多相クロックを生成するクロック生成部である。
【0028】次に、本実施の形態に係るデータ受信装置
10の動作について説明する。本実施の形態に係るデー
タ受信装置10においても、高速シリアルデータの入力
からマイクロプロセッサ33による安定データの識別ま
での動作は、実施の形態1において説明したものと同様
である。即ち、図3において、1パケット分の高速シリ
アルデータ入力44は、多相クロック41、42、43
によりフリップフロップ31でサンプリングされる。サ
ンプリングされた数値データは、ラッチデータ47、4
8、49として制御回路32へ入力される。制御回路3
2は、各ラッチデータ47、48、49を書き込み制御
信号52と書き込みデータ53に変換することで、メモ
リ34に対して書き込み制御を行う。マイクロプロセッ
サ33は、高速処理可能であり、メモリ34に対して書
き込み側を制御する制御回路32と安定データの読み出
し側を制御するデータ選択制御回路35、さらに、メモ
リ34にアドレスバス50とデータバス51によりバス
接続されており、図2と同様なサンプリングデータの数
値分布からパケット形式の高速シリアルデータ入力のデ
ータ変化位相を検出し、メモリ34のデータ分布上で安
定データを識別する処理を行う。メモリ34は、多相ク
ロック数に対応した入力ビット幅を有し、伝送処理に必
要な処理時間が十分確保できる容量を有した数パケット
分のサンプリングデータを保持することが可能なメモリ
で構成されている。
【0029】次に、マイクロプロセッサ33は、バスを
介してデータ選択制御回路35に対して安定データ読み
出しに関する制御情報を設定し、この結果、データ選択
制御回路35は、メモリ4から読み出し制御信号54の
制御により読み出しデータ信号55を高速に読み出す動
作を実行し、さらに、後段に配置される各種処理回路の
並列処理単位のビット幅で再生パラレルデータ45と、
これに同期したパラレルデータ用クロック46を出力す
る。
【0030】このように本実施の形態に係るデータ受信
装置は、実施の形態1に記載のデータ受信装置の再生デ
ータの出力形式を変更したものである。すなわち、メモ
リから安定したデータを読み出した後、後段に配置され
る各種処理回路の並列処理単位のビット幅で再生パラレ
ルデータとして出力することを特徴する。
【0031】また、本実施の形態では、並列処理単位の
ビット幅での再生パラレルデータの生成処理をデータ選
択制御回路35で実施すると説明したが、マイクロプロ
セッサ33においてビットを抽出するとともに並列デー
タを組立る処理を実行し、再生並列データとして再度メ
モリ34に対して書き込み処理を行うことで、データ選
択制御回路35はメモリ34から再生並列データとして
読み出し、再生パラレルデータ45を出力してもよい。
【0032】また、上述の説明は、データ受信装置につ
いて行ったが、同様の処理手順により本発明に係るデー
タ受信方法も実現される。
【0033】実施の形態3.実施の形態2では、高速処
理可能なマイクロプロセッサの制御によりメモリから安
定データを読み出し、後段に配置される各種処理回路の
並列処理単位のビット幅で再生パラレルデータを出力す
るとしていた。これに対して、本実施の形態では、マイ
クロプロセッサ処理にバイト同期機能を追加し、再生パ
ラレルデータを出力する際にバイト同期確立済みの再生
パラレルデータを出力するものである。
【0034】このように本実施の形態に係るデータ受信
装置は、メモリ内で最適クロック位相によりサンプリン
グされた安定データの識別処理を実行した後、さらに、
高速処理可能なマイクロプロセッサ処理によりメモリ内
の安定データ列上でのパケット形式のデータ列に対して
バイト同期を確立し、前記メモリから安定したデータを
読み出すと同時に並列処理単位のビット幅でバイト同期
済み再生パラレルデータとして出力することを特徴す
る。
【0035】また、上述の説明は、データ受信装置につ
いて行ったが、同様の処理手順により本発明に係るデー
タ受信方法も実現される。
【0036】以上にて説明してきた本発明の特徴をまと
めると以下のようになる。パケット形式の高速シリアル
データ入力に同期した多相クロックで入力データをサン
プリングして最適位相クロックを抽出するとともに安定
な高速シリアルデータを再生するビット同期方式におい
て、多相クロックによりサンプリングしたデータを一旦
メモリに書き込むことで、メモリに接続された高速処理
可能なマイクロプロセッサによる多相クロック位相での
データ変化位相の検出処理を可能とし、さらに、メモリ
内で最適クロック位相によりサンプリングされた安定デ
ータの識別処理を可能とすることで、メモリから安定デ
ータを読み出し、再生シリアルデータを出力することを
特徴とする。
【0037】前記メモリから安定したデータを読み出し
た後、後段に配置される各種処理回路の並列処理単位の
ビット幅で再生パラレルデータとして出力することを特
徴する。
【0038】メモリ内で最適クロック位相によりサンプ
リングされた安定データの識別処理を実行した後、さら
に、マイクロプロセッサによる高速処理によりメモリ内
の安定データ列上でのパケット形式のデータ列に対して
バイト同期を確立し、前記メモリから安定したデータを
読み出すと同時に並列処理単位のビット幅でバイト同期
済み再生パラレルデータとして出力することを特徴す
る。
【0039】
【発明の効果】本発明によれば、各クロックに従ってサ
ンプリングされた複数のサンプリングデータを、少なく
とも1パケット分メモリに記録することとしたので、デ
ータ変化位相のばらつきを吸収して最適クロック位相を
検知することができる。
【0040】また、本発明では、マイクロプロセッサ、
メモリ等を使用したソフトウェア処理により安定データ
を識別するため、データ受信装置を小型化することがで
き、また部品点数を減少することができる。
【0041】また、本発明によれば、データ受信装置の
基準クロックに同期させて安定データを読み出すことが
できる。このため、入力パケットのデータフォーマット
条件が変更された場合のビット同期方式においても、高
速処理可能なマイクロプロセッサ処理内容の変更で柔軟
に対応可能になるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1に係るデータ受信装置の構成を
示す図。
【図2】 メモリ内のサンプリングデータの分布状況を
示す図。
【図3】 実施の形態2に係るデータ受信装置の構成を
示す図。
【図4】 従来のビット同期方式を説明する機能構成
図。
【符号の説明】
1 フリップフロップ、2 制御回路、3 マイクロプ
ロセッサ、4 メモリ、5 データ選択制御回路、6
クロック生成部、10 データ受信装置、11多相クロ
ックn、12 多相クロックn−1、13 多相クロッ
ク0、14シリアルデータ入力、15 再生シリアルデ
ータ出力、16 ラッチデータ、17 ラッチデータ、
18 ラッチデータ、19 アドレスバス、20 デー
タバス、21 書き込み制御信号、22 書き込みデー
タ信号、23 読み出し制御信号、24 読み出しデー
タ信号。

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データを受信するデータ受信装置であっ
    て、以下の要素を有することを特徴とするデータ受信装
    置(1)同じクロック周期を有し、相互に異なるクロッ
    ク位相を有する複数のクロックを生成するクロック生成
    部、(2)前記クロック生成部により生成された前記複
    数のクロックの各クロックに従って前記データをサンプ
    リングして複数のサンプリングデータを出力するサンプ
    リング部、(3)前記サンプリング部により出力された
    前記複数のサンプリングデータを、前記各クロック別に
    記録するサンプリングデータ記録部、(4)前記サンプ
    リングデータ記録部により前記各クロック別に記録され
    た前記複数サンプリングデータから、特定のクロックに
    従ってサンプリングされた特定のサンプリングデータを
    選択するサンプリングデータ選択部。
  2. 【請求項2】 前記サンプリングデータ選択部は、 前記サンプリングデータ記録部に記録された前記複数の
    サンプリングデータのうち、前記クロック位相が相互に
    隣り合うクロックに従ってサンプリングされた隣接サン
    プリングデータ間のデータ内容を比較し、前記データ内
    容の比較結果に基づき前記特定のサンプリングデータを
    選択することを特徴とする請求項1に記載のデータ受信
    装置。
  3. 【請求項3】 前記サンプリング部は、前記各クロック
    に従って前記各クロックの複数クロック周期にわたって
    前記データをサンプリングし、複数クロック周期分の複
    数のサンプリングデータを出力し、 前記サンプリングデータ記録部は、前記サンプリング部
    により出力された前記複数クロック周期分の複数のサン
    プリングデータを、前記各クロック別に記録し、 前記サンプリングデータ選択部は、前記サンプリングデ
    ータ記録部に記録された前記複数クロック周期分の複数
    のサンプリングデータのうち前記隣接サンプリングデー
    タ間のデータ内容を比較し、前記隣接サンプルデータ間
    のデータ内容が一致している複数クロック周期分のサン
    プリングデータを前記特定のサンプリングデータとして
    選択することを特徴とする請求項2に記載のデータ受信
    装置。
  4. 【請求項4】 前記データ受信装置は、パケット形式で
    送信されたデータを受信し、 前記サンプリングデータ記録部は、少なくとも1パケッ
    ト分のサンプリングデータを記録することを特徴とする
    請求項1に記載のデータ受信装置。
  5. 【請求項5】 前記データ受信装置は、更に、 前記サンプリングデータ選択部により選択された前記特
    定のサンプリングデータを前記サンプリングデータ記録
    部から読み出し、読み出した前記特定のサンプリングデ
    ータを出力するデータ出力部を有することを特徴とする
    請求項1に記載のデータ受信装置。
  6. 【請求項6】 前記データ出力部は、 読み出した前記特定のサンプリングデータを、所定のビ
    ット数を単位とするパラレルデータとして出力すること
    を特徴とする請求項5に記載のデータ受信装置。
  7. 【請求項7】 前記クロック生成部は、前記データ受信
    装置の基準クロックを生成し、 前記データ出力部は、前記クロック生成部により生成さ
    れる前記基準クロックに同期させて前記特定のサンプリ
    ングデータを読み出すことを特徴とする請求項5に記載
    のデータ受信装置。
  8. 【請求項8】 データを受信するデータ受信方法であっ
    て、以下の要素を有することを特徴とするデータ受信方
    法(1)同じクロック周期を有し、相互に異なるクロッ
    ク位相を有する複数のクロックを生成するクロック生成
    ステップ、(2)前記クロック生成ステップにより生成
    された前記複数のクロックの各クロックに従って前記デ
    ータをサンプリングして複数のサンプリングデータを出
    力するサンプリングステップ、(3)前記サンプリング
    ステップにより出力された前記複数のサンプリングデー
    タを、前記各クロック別に記録するサンプリングデータ
    記録ステップ、(4)前記サンプリングデータ記録ステ
    ップにより前記各クロック別に記録された前記複数サン
    プリングデータから、特定のクロックに従ってサンプリ
    ングされた特定のサンプリングデータを選択するサンプ
    リングデータ選択ステップ。
  9. 【請求項9】 前記サンプリングデータ選択ステップ
    は、 前記サンプリングデータ記録ステップにより記録された
    前記複数のサンプリングデータのうち、前記クロック位
    相が相互に隣り合うクロックに従ってサンプリングされ
    た隣接サンプリングデータ間のデータ内容を比較し、前
    記データ内容の比較結果に基づき前記特定のサンプリン
    グデータを選択することを特徴とする請求項8に記載の
    データ受信方法。
  10. 【請求項10】 前記サンプリングステップは、前記各
    クロックに従って前記各クロックの複数クロック周期に
    わたって前記データをサンプリングし、複数クロック周
    期分の複数のサンプリングデータを出力し、 前記サンプリングデータ記録ステップは、前記サンプリ
    ングステップにより出力された前記複数クロック周期分
    の複数のサンプリングデータを、前記各クロック別に記
    録し、 前記サンプリングデータ選択ステップは、前記サンプリ
    ングデータ記録ステップにより記録された前記複数クロ
    ック周期分の複数のサンプリングデータのうち前記隣接
    サンプリングデータ間のデータ内容を比較し、前記隣接
    サンプルデータ間のデータ内容が一致している複数クロ
    ック周期分のサンプリングデータを前記特定のサンプリ
    ングデータとして選択することを特徴とする請求項9に
    記載のデータ受信方法。
  11. 【請求項11】 前記データ受信方法は、パケット形式
    で送信されたデータを受信し、 前記サンプリングデータ記録ステップは、少なくとも1
    パケット分のサンプリングデータを記録することを特徴
    とする請求項8に記載のデータ受信方法。
  12. 【請求項12】 前記データ受信方法は、更に、 前記サンプリングデータ選択ステップにより選択された
    前記特定のサンプリングデータを読み出し、読み出した
    前記特定のサンプリングデータを出力するデータ出力ス
    テップを有することを特徴とする請求項8に記載のデー
    タ受信方法。
  13. 【請求項13】 前記データ出力ステップは、 読み出した前記特定のサンプリングデータを、所定のビ
    ット数を単位とするパラレルデータとして出力すること
    を特徴とする請求項12に記載のデータ受信方法。
  14. 【請求項14】 前記クロック生成ステップは、前記デ
    ータ受信方法の基準クロックを生成し、 前記データ出力ステップは、前記クロック生成ステップ
    により生成される前記基準クロックに同期させて前記特
    定のサンプリングデータを読み出すことを特徴とする請
    求項12に記載のデータ受信方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006222953A (ja) * 2005-02-07 2006-08-24 Inova Semiconductors Gmbh データ転送装置及び方法
US7868663B2 (en) 2007-09-04 2011-01-11 Hynix Semiconductor Inc. Receiver circuit for use in a semiconductor integrated circuit

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