JP2002158217A - 縦型熱処理装置及び熱処理方法 - Google Patents
縦型熱処理装置及び熱処理方法Info
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Abstract
下端の蓋体との間に発熱体ユニットを設ける場合、既存
の装置への追加が容易であり、また降温時や昇温時に成
膜などの熱処理を行うプロセスに対応できるようにする
こと。 【解決手段】 反応容器を囲むように設けられた複数段
のヒータのうち最下段のヒータにより囲まれる領域に温
度検出部を設け、この温度検出部の温度検出値から、当
該検出値に応じたオフセット温度を差し引き、その温度
を遅延回路部により遅らせて前記発熱体ユニットの設定
温度とする。こうすることによって発熱体ユニットは、
発熱体ユニットを持たない従来の保温ユニットと同様の
働きをし、かつその断熱性能を可変することができ、ま
た既存のヒータの段数分のレシピで運用できる。
Description
熱処理方法に関する。
縦型熱処理装置が知られている。この熱処理装置は多数
枚のウエハを一括して熱処理するバッチ式のものであ
り、図11に減圧CVDを行う装置について概略図を示
す。1は被処理体保持具であるウエハボートであり、こ
のウエハボート1は多数枚の被処理体であるウエハWを
棚状に保持して図示しないエレベータにより、例えば二
重構造の反応管11及び筒状のマニホールド12よりな
る反応容器内に搬入される。このとき反応容器は蓋体1
0により気密に塞がれる。一方反応容器の外側には、熱
処理雰囲気を複数に分割して温度制御(ゾ−ン制御)を
行うために複数段例えば4段のヒータ13(13A〜1
3D)が設けられ、これにより反応管11内が所定温度
に加熱されると共に、排気管14により所定の圧力まで
減圧される。そして成膜ガスがガス供給管15を通じて
反応容器の下部側から供給され、薄膜の成分に分解され
てウエハW上に堆積し、残りのガスは内管11aの天井
部から内管11aと外管11bとの間の空間を下降して
いく。
りなる筒状体の中に石英ウール等を収納してなる保温ユ
ニット16を介在させてウエハWの置かれる雰囲気を蓋
体10の外側から断熱して保温するようにし、更にウエ
ハボート1の下端側には製品ウエハWを置かずにサイド
ウエハなどと呼ばれるダミーウエハWを数枚載置してい
る。
かれる雰囲気の熱を外部にできるだけ逃がさないように
するために保温ユニット16の熱容量は大きく設定され
ている。このため処理雰囲気の温度を目標の処理温度ま
で昇温して温度を安定化させるときに、保温ユニット1
6の昇温が遅れ、この結果温度が安定する時間(リカバ
リータイム)が長く、スループットの低下の要因になっ
ている。
反応容器の外部との間の熱の流れを遮断するようにして
はいるが、ウエハボート1のウエハ載置領域の下部側は
放熱量が多いのでウエハボート1の最下段から数段上ま
ではサイドウエハ(ダミーウエハ)を置くようにしてお
り、このため製品ウエハWの載置領域が狭くならざる得
ない。
ット16に発熱体ユニットを設けること、例えば保温ユ
ニット16の上面部に面状ヒ−タを設けることを検討し
ている。ところで各段のヒ−タ13A〜13Dは夫々温
度コントロ−ラ17A〜17Dにより温度制御されてお
り、各温度コントロ−ラ17A〜17Dにはメインコン
トロ−ラ18で設定されたレシピから温度設定値が与え
られる。発熱体ユニットを設けた場合には、専用の温度
コントロ−ラを一個追加すればよいが、既存の設備に追
加する場合、メインコントロ−ラ18のレシピが、通常
今あるヒ−タの段数分、この例では4段分しか設定でき
ないようになっているため、レシピとは別に外部でオペ
レ−タが温度設定値を入力しなければならない。
ロセス温度において最適な温度設定値を探すことが困難
であり多くの労力が必要になる。なおメインコントロ−
ラ18において、発熱体ユニットの温度コントロ−ラの
レシピを設定できるようにするためにはプログラムを作
り直さなければならないので現実的ではない。
を行うときに、温度を少し降下させながら処理ガスを供
給することを検討している。即ち、ウエハには周縁部か
ら中央部に向かってガスが流れるため周縁部における成
膜種の濃度が中央部における成膜種の濃度よりも高く、
ウエハの周縁部の膜厚が中央部よりも大きくなる傾向に
ある。そこでウエハ温度の降下中に処理ガスを供給する
ようにすれば、降温中は周縁部の放熱が中央部よりも大
きいので周縁部の温度が中央部よりも低くなり、周縁部
の膜厚が中央部よりも薄くなる傾向となり、この傾向と
先の傾向とが相殺されて結果として膜厚の面内均一性が
高くなる。更にまた熱処理の種類によっては昇温中に処
理ガスを供給して、ウエハWの周縁部の温度が中央部よ
りも高い状態で熱処理を行うことにより面内均一性の高
い処理を行える場合もある。
設ける趣旨はウエハボ−ト1の底部付近のウエハWの面
内温度均一性を高めることにあり、このため発熱体ユニ
ットを設ける場合には、降温中あるいは昇温中に熱処理
を行うといったプロセスを適用することが困難であっ
た。
のであり、その目的は、縦型熱処理装置の反応容器を囲
むヒ−タとは別に反応容器の底部に発熱体ユニットを設
けるにあたって、既存の装置へ発熱体ユニットを追加す
る場合の制御系の対応が容易であり、また反応容器内の
温度を昇温あるいは降温しながら熱処理する場合にも対
応できる技術を提供することにある。
持された保持具に多数の被処理体を棚状に保持させ、前
記保持具を縦型の反応容器内に下方側から搬入すると共
に前記蓋体により反応容器の下端を気密に塞ぎ、前記反
応容器内を加熱雰囲気にして被処理体に対して熱処理を
行う縦型熱処理装置において、前記反応容器を囲むよう
にかつ複数段に分割して設けられたヒ−タと、これら複
数段のヒ−タのうち最下段に位置するヒ−タにより囲ま
れる領域に設けられた第1の温度検出部と、前記蓋体と
保持具との間に設けられた発熱体ユニットと、この発熱
体ユニットの近傍に設けられた第2の温度検出部と、前
記第1の温度検出部の温度検出値から設定温度を作成
し、この設定温度と前記第2の温度検出部の温度検出値
との偏差に応じて前記発熱体ユニットの発熱量を制御す
る制御部と、を備えたことを特徴とする。
体ユニットを設け、最下段に位置するヒ−タにより囲ま
れる領域に設けられた第1の温度検出部の温度検出値か
ら設定温度を作成しているので、発熱体ユニットの温度
の動きを従来の保温ユニットの動きに近付けることがで
きる。従って加熱雰囲気の熱の逃げが抑えられると共
に、目標温度に速やかに安定化させることができ、そし
て発熱体ユニット用のレシピを用意しなくてよいので、
既存装置への追加改造が容易になる。また反応容器内の
温度を降下させながらあるいは昇温させながら処理ガス
を反応容器内に供給して被処理体に対して熱処理を行う
場合にも対応することができる。
部の温度検出値からオフセット温度を差し引いた値を発
熱体ユニットの設定温度としてもよいし、あるいは第1
の温度検出部の温度検出時から遅れて発熱体ユニットの
設定温度を出力するようにしてもよい。第1の温度検出
部は反応容器内に設けられいてもよいし、あるいは反応
容器の外に設けられていてもよい。発熱体ユニットは、
例えば金属不純物が少ない抵抗発熱体をセラミックスの
中に封入して構成される。
された状態であるときには、前記第1の温度検出部の温
度検出値から作成した第1の温度を発熱体ユニットの設
定温度として選択し、保持具が反応容器内に搬入された
状態でないときには予め設定した第2の温度を発熱体ユ
ニットの設定温度として選択するようにしてもよい。更
に本発明は熱処理方法としても成り立つものであり、そ
の方法は、蓋体の上に支持された保持具に多数の被処理
体を棚状に保持させ、前記保持具を縦型の反応容器内に
下方側から搬入すると共に前記蓋体により反応容器の下
端を気密に塞ぐ工程と、前記反応容器を囲むようにかつ
複数段に分割して設けられたヒ−タと、前記蓋体と保持
具との間に設けられた発熱体ユニットと、により当該反
応容器内を加熱雰囲気にして被処理体に対して熱処理を
行う工程と、前記複数段のヒ−タのうち最下段に位置す
るヒ−タにより囲まれる領域に設けられた第1の温度検
出部の温度検出値から設定温度を作成し、この設定温度
と前記発熱体ユニットの近傍に設けられた第2の温度検
出部の温度検出値との偏差に応じて前記発熱体ユニット
の発熱量を制御する工程と、を含むことを特徴とする。
縦型熱処理装置について説明するが、はじめに図1〜図
3により装置構造について簡単に説明し、次に温度の制
御系に関して述べることにする。図1中の2は、例えば
石英で作られた内管2a及び外管2bよりなる二重管構
造の反応管であり、反応管2の下部側には金属製の筒状
のマニホールド21が設けられている。
ニホールド21の内方側にて支持されている。外管2b
は上端が塞がれており、下端がマニホールド21の上端
に気密に接合されている。この例では、内管2a、外管
2b及びマニホールド21により反応容器が構成されて
いる。21aはベースプレートである。
枚の被処理体をなすウエハWが各々水平な状態で上下に
間隔をおいて保持具であるウエハボート22に棚状に載
置されている。ウエハボート22は図2に示すように天
板22a及び底板22bの間に複数本の支柱22cを設
け、この支柱22cにウエハWの周縁部を保持する溝が
形成されて構成されている。このウエハボート22は蓋
体23の上に後述の保温ユニット31の設置領域を介し
て保持されている。前記蓋体23は、ウエハボート22
を反応管2内に搬入、搬出するためのボートエレベータ
24の上に搭載されており、上限位置にあるときにはマ
ニホールド21の下端開口部、即ち反応管2とマニホー
ルド21とで構成される反応容器の下端開口部を閉塞す
る役割を持つものである。
ように例えば抵抗発熱体よりなるヒータ4が設けられて
いる。このヒ−タ4の一例としては、例えば細い高純度
のカ−ボンファイバの束を複数用いて編み込むことによ
り形成された線状の可撓性のカ−ボンワイヤをセラミッ
クス例えば透明な石英管の中に封入して構成されたもの
などを挙げることができる。この例では反応管2内の熱
処理雰囲気が複数例えば4分割されると共に、ヒ−タ4
は各分割領域に対応して4段(4−1〜4−4)に分割
され、後述のように温度のゾ−ン制御(分割領域の温度
制御)が行われるようになっている。図1には示してい
ないが、ヒータ4の周囲には断熱層が設けられ、更にそ
の外側には外装体が設けられていてこれらにより加熱炉
20(図2参照)が構成される。
ス供給管が設けられ、複数の処理ガスを内管2aの中に
供給できるようになっている。図1ではそのうち1本の
ガス供給管25を示してあり、このガス供給管25はバ
ルブV1、流量計MFC及びバルブV2を介してガス供
給源26に接続されている。またマニホールド21に
は、内管2aと外管2bとの間の空間から排気できるよ
うに排気管27が接続されており、真空ポンプ28によ
り反応管2内を所定の減圧雰囲気に維持できるようにな
っている。
部位について簡単に述べておくと、保温ユニット31
は、例えば石英製の断熱ユニット32を備えており、こ
の断熱ユニット32は図3に示すように各々円形の上面
部33及び底板部34と、これら上面部33及び底板部
34間を連結する、周方向に間隔をおいて設けられた3
本の支柱部35と、3本の支柱部35の図示しない溝内
に挿入されて多段に配列された断熱部材である石英フィ
ン36(図1参照)とを備えている。
底面部34との間には、第1の保護管37及び第2の保
護管38が周方向に間隔をおいて設けられ、両保護管3
7、38の両端は夫々上面部33及び底面部34に開口
している。この断熱ユニット32の上面部には例えば面
状の発熱体ユニット5が設けられている。この発熱体ユ
ニット5は、金属不純物の少ない抵抗発熱体をセラミッ
クス例えば石英の中に封入されて構成されるものであ
り、例えば図4に示すように厚さ8mm程度の石英製の
円板状体51に高純度の炭素素材よりなるヒータ線52
を渦巻状に配置して構成されている。
は、図3に示すように第3の保護管53が接続されお
り、前記ヒ−タ線52に給電するための給電線54は図
4(b)に示すように第3の保護管53の接続部位にま
とめられ、そこから当該保護管53内に挿入されてい
る。そしてこの第3の保護管53は前記断熱ユニット3
2の上面部33に開口している前記第1の保護管37内
に挿入され、更に蓋体23を貫通して当該蓋体23の下
面側にて固定されている。従って第3の保護管53は発
熱体ユニット5の支持体の役割も持っている。また前記
第2の保護管38内には、熱電対からなる温度検出部5
5が挿入されており、その先端部はL字型に屈曲されて
発熱体ユニット5の温度を検出するようにその下部側に
位置している。なお前記断熱ユニット32の上面部33
及び底面部34、石英フィン36、発熱体ユニット5の
中央には、回転軸29が貫通する孔部33a,34a,
36a(図1参照)、5aが夫々形成されており、ボ−
トエレベ−タ24に設けられたモ−タMにより回転軸2
9を介してウエハボ−ト22が回転する。
について図5、図6を参照しながら説明する。この実施
の形態では、各段のヒ−タ4(4−1〜4−4)に対応
して温度コントロ−ラ6(6−1〜6−4)及び電力制
御部7(7−1〜7−4)が設けられると共に、ヒ−タ
4−1〜4−4の温度を夫々検出するための例えば熱電
対からなる温度検出部TC1〜TC4が設けられてい
る。温度検出部TC1〜TC4は図5では略解して記載
してあるが、実際には図2に示す加熱炉20の外部から
ヒ−タ4−1〜4−4と反応管2との間に差込まれてい
る。温度コントロ−ラ6−1〜6−4には、図示しない
上位のメインコントロ−ラにてレシピにより設定された
各温度設定値と温度検出部TC1〜TC4にて検出され
た温度検出値とが入力され、温度設定値と温度検出値と
の偏差に応じた制御信号が夫々電力制御部7(7−1〜
7−4)に出力される。電力制御部7−1〜7−4は例
えばサイリスタなどの半導体素子の位相制御によりヒ−
タ4−1〜4−4への供給電力を制御するように構成さ
れている。
が、温度検出部としては、反応管2の外部に設けられる
上述の温度検出部(外部温度検出部)TC1〜TC4の
他に、反応管2の内部であって各ヒ−タ4−1〜4−4
の加熱領域に夫々温度検出部(内部温度検出部)が設け
られており、温度コントロ−ラ6−1〜6−4は実際に
は外部温度検出部TC1〜TC4の温度検出値の他に前
記内部温度検出部の温度検出値も取り込んで温度制御を
行っている。
の下部側の発熱体ユニット5に対応して温度コントロ−
ラ6(6−5)及び電力制御部7(7−5)が設けられ
ている。温度コントロ−ラ6(6−5)には、既述の温
度検出部55にて検出された温度検出値と温度設定値と
が入力されるが、温度設定値としては、最下段のヒ−タ
4−4により囲まれる領域に設けられた温度検出部の温
度検出値、この例では前記温度検出部TC4の温度検出
値が用いられる。温度検出部TC4及び55は、夫々特
許請求の範囲における第1の温度検出部及び第2の温度
検出部に相当する。温度検出部TC4の位置は、図5で
は記載エリアの制限から正確ではないが、実際には例え
ばウエハボ−ト22上の最下段のウエハWよりも高い位
置にある。
を示すブロック図である。図6中の81はオフセット温
度テ−ブルであり、温度検出部TC4の温度検出値とオ
フセット温度との関係が記憶され、温度検出値に応じた
オフセット温度が読み出される。82は偏差回路部であ
り、前記温度検出値から前記オフセット温度を差し引い
た値が出力される。83は遅れ時間テ−ブルであり、温
度検出部TC4の温度検出値と遅れ時間との関係が記憶
され、温度検出値に応じた遅れ時間が読み出される。8
4は、偏差回路部82の出力を前記遅れ時間だけ遅らせ
て出力させる例えば一次遅れ回路部や無駄時間回路部な
どからなる遅延回路部である。
温度検出値に基づいて発熱体ユニット5の設定温度を作
成するものであり、ここでその趣旨に関してふれてお
く。従来のように発熱体ユニットを備えない保温ユニッ
ト例えば保温筒の温度は、ボトムゾ−ン温度(ヒ−タ4
−4で囲まれた温度)との間の熱伝達、熱輻射の関係か
ら成り立っており、発熱体ユニット5を前記ボトムゾ−
ン温度と関連付けて温度制御を行うと、発熱体ユニット
5は、最下段のゾーンに位置する加熱されたウエハWか
らの熱の逃げを防ぐための断熱性能が良好で断熱性能が
可変な保温ユニットとしてとらえることができる。この
実施の形態ではこのような観点から制御系を組んでいる
が、通常の保温ユニットの温度は熱の逃げからボトムゾ
−ンのヒ−タ(最下段のヒ−タ)4−4の温度よりも低
い温度にとどまる場合もあるため、最下段のヒ−タ4−
4の温度と発熱体ユニット5の温度との間に温度差を作
るために、温度検出部TC4の温度検出値にオフセット
温度を加えるようにしている。また通常の保温ユニット
はヒ−タの熱で暖まるというパッシブな動きとなるため
に少し遅れた昇降温となるので、遅延回路部84を設け
て前記温度検出部TC4の温度検出値を遅らせて後述の
PID演算回路部に入力するようにしている。
る場合あるいはロ−ディング、アンロ−ディング中の場
合に、発熱体ユニット5をボトムゾ−ン温度(ヒ−タ4
−4で囲まれた温度)よりも低くすることができるよう
に、前記温度コントロ−ラ6−5は、スタンバイのため
の設定温度を複数用意したスタンバイ温度テ−ブル85
を備えている。スタンバイ温度は複数用意することに限
られないが、複数のプロセスレシピを扱う装置では複数
のスタンバイ温度を必要とすることもあるので、この例
ではスタンバイ温度テ−ブル85を用意して、例えば温
度コントロ−ラ4−4の外部に設けられた温度選択部8
6からの信号に基づいてスタンバイ温度が出力されるよ
うに構成している。
3が開いている状態であるか閉じている状態であるかを
検出する開閉センサ87、信号選択部88及びPID制
御回路部89を備えており、開閉センサ87により蓋体
23が開いている状態を検出したときにはその検出信号
により信号選択部88は前記スタンバイ温度テ−ブル8
5から出力されたスタンバイ温度を発熱体ユニット5の
設定温度として前記PID制御回路部89に入力し、開
閉センサ87により蓋体23が閉じている状態を検出し
たときにはその検出信号により信号選択部88は遅延回
路部84からの設定温度を前記PID制御回路部89に
入力するように構成されている。PID制御回路部89
は、信号選択部88からの設定温度と前記温度検出部5
5からの発熱体ユニット5の温度検出値とが入力され、
その偏差分に基づいてPID演算を行い、その演算結果
を図5に示す電力制御部7(7−5)に制御信号として
出力するものである。なおPID制御回路部の代わりに
IPD制御部あるいは現代制御部を用いてもよい。
る。ここでは具体的な処理の一例として窒化シリコン膜
をCVD処理で成膜する例を挙げる。先ず被処理体であ
るウエハWを所定枚数ウエハボ−ト22に棚状に保持し
てボ−トエレベ−タ24を上昇させることにより反応容
器内に搬入する(ロ−ディングする)。ウエハボ−ト2
2が反応容器内に搬入されていない状態のとき、つまり
ウエハボ−ト22に対してウエハWの受け渡しを行って
いるときやロ−ディング中のときは、前記開閉センサ8
7からは蓋体23が開いている状態を示す検出信号が信
号選択部88に出力されるので、発熱体ユニット5の設
定信号としてはスタンバイ温度テ−ブル85から出力さ
れたスタンバイ温度が選択され、このスタンバイ温度に
基づいて発熱体ユニット5の温度が制御される。
は例えば600℃程度に維持されており、ウエハボ−ト
22が搬入されて反応容器の下端開口部(詳しくはマニ
ホ−ルド21の下端開口部)が蓋体23により塞がれた
後、反応管2内の温度を安定させてから、ヒ−タ4(4
−1〜4−4)及び発熱体ユニット5により反応管2内
を処理温度例えば760℃まで昇温させると共に、排気
管27を通じて真空ポンプ28により反応容器内を所定
の真空度まで真空排気する。なお反応管2内は発熱体ユ
ニット5によっても加熱されるが、この加熱は積極的な
加熱というよりも既述のように最下段のゾーンに位置す
るウエハWからの熱の逃げを防ぐ断熱という意味合いの
方が大きい。
サ87からは蓋体23が閉じている状態を示す検出信号
が信号選択部88に出力されるので、発熱体ユニット5
の設定温度としては遅延回路部84からの出力信号が用
いられる。即ちこの例では最下段のヒ−タ4(4−4)
の温度制御に用いられる温度検出部TC4の温度検出値
を設定温度として、より詳しくはこの温度検出値に応じ
たオフセット温度を当該温度検出値から差し引いた温度
値を所定時間だけ遅らせて発熱体ユニット5の設定温度
として用いられる。
度検出部TC4の温度検出値に応じて変化させることが
でき、また遅延回路部84による遅延時間も前記温度検
出値に応じて変化させることができるが、それらの値を
固定値としたとき、例えばオフセット温度を50℃、遅
延時間を50秒としたときの発熱体ユニット5の温度を
図7に示しておく。図7中実線aは最下段のヒ−タ4−
4の設定温度、鎖線bは当該ヒ−タ4−4による加熱領
域(受け持ち範囲)内のウエハWの温度、点線cは発熱
体ユニット5の温度である。
ウエハボ−ト22が反応容器内に搬入されるにつれてウ
エハWの温度(ここに記載されたウエハW温度はヒ−タ
4−4の加熱領域内のウエハWの温度を示してある)が
昇温し、ロ−ディングが終了した後、設定温度付近で安
定する。次いで、昇温の期間ではウエハWの温度は設定
温度の上昇に遅れて昇温し、プロセス温度(760℃)
に安定する。これに対して発熱体ユニット5の温度もウ
エハWの温度と同様の動きをするが、ウエハWの昇温に
遅れて昇温し、前記オフセット温度に対応する温度分だ
け低い温度にて安定する。この例では外部温度検出部T
C4の温度に対して遅れを持たせて発熱体ユニット5の
設定温度としているので、図7に記載された遅れ時間は
厳密には図6の回路で設定した遅れ時間よりは小さい。
760℃に安定した後、処理ガス例えばジクロルシラン
(SiH2 Cl2 )ガスとアンモニア(NH3 )ガスと
を2本のガス供給管25(既述のように図1では1本し
か示していない)から夫々反応容器内に供給しながら反
応容器内の圧力を所定の真空度に維持し、ウエハWの表
面に窒化シリコン膜を成膜する。このときウエハボ−ト
22はモ−タMにより回転している。こうして窒化シリ
コン膜の成膜処理が所定時間行われた後、処理ガスの供
給を停止して反応管2内の温度を600℃まで降温し、
ウエハボ−ト22を反応管2から搬出(アンロ−ド)す
る。
により囲まれる領域の温度から発熱体ユニット5の温度
設定値を作成しているので、例えば前記遅延時間やオフ
セット温度やPID制御回路部89のパラメ−タなどを
調整することにより、発熱体ユニット5の温度の動き
を、従来使用されていた通常の保温ユニット(発熱体ユ
ニットを備えていない保温ユニット)の動きに近付ける
ことができる。更に通常の保温ユニットよりも断熱性能
を良くしたり、温度リカバリ性能を上げることもでき、
発明が解決しようとする課題の項目で述べたように、発
熱体ユニットの機能を発揮できる。そして発熱体ユニッ
ト5用のレシピを作成しなくてよいので既存の縦型熱処
理装置への追加改造が容易になる。
でも触れたが、降温中に成膜を行う例について述べてお
くと、図8はヒ−タ4の設定温度のプロファイルであ
る。この場合例えば反応管2内を770℃の温度に昇温
しておき、ここからヒ−タ4の供給電力を小さくするか
オフにして、反応管2内を750℃まで降温させ、この
降温中にジクロルシランガスとアンモニアガスとを供給
してウエハW上に窒化シリコン膜を成膜する。次いで処
理ガスの供給を停止して反応管2内を770℃まで昇温
し、こうして昇降温を繰り返し、例えば3回の降温中の
成膜を行う。
の温度変化であり、実線aは最下段のヒ−タ4−4の設
定温度、鎖線bは当該ヒ−タ4−4による加熱領域(受
け持ち範囲)内のウエハWの温度、点線cは発熱体ユニ
ット5の温度である。なおこの例では温度検出部TC4
の温度検出値を発熱体ユニット5の設定温度とするにあ
たりオフセット温度をゼロとしている。
ように降温中はウエハWの周縁部の温度が中央部よりも
低くなるため、周縁部の膜厚が中央部よりも薄くなる傾
向となり、このため周縁部の活性種が中央部よりも多い
ことに基づく膜厚の面内不均一性と相殺されて膜厚の面
内均一性が高くなる。ここで図9を見ても分かるように
発熱体ユニット5の温度の動きは通常の保温ユニットと
同様な動きとなるので、降温中はウエハWの周縁部の温
度を中央部の温度よりも低くできる。この例ではオフセ
ット温度をゼロとしているが、ゼロに限られるものでは
ない。またプロセスによっては昇温中に熱処理を行う方
が面内均一性の高い処理となる場合もあるので、本発明
では、昇温中に熱処理を行うようにしてもよい。この場
合はウエハWの周縁部の温度が中央部よりも高くなる
が、同様な理由により発熱体ユニット5を用いながら対
応することができる。
検出値を発熱体ユニット5の温度設定値として取り扱っ
たが、この温度設定値は、最下段のヒ−タ4−4の発熱
量に対応する温度であればよいので、既述のように反応
管2内に設けられる内部温度検出部の温度検出値を用い
てもよいし、温度コントロ−ラ6−4が読み取った温度
を用いてもよい。
応管2の上方に、例えば前記発熱体ユニット5と同様の
構成の面状の発熱体ユニット(天板ヒ−タ)9を設け、
最上段のヒ−タ4−1に囲まれる領域の温度を検出する
温度検出部例えば前記温度検出部TC1の温度検出値か
ら既述の発熱体ユニット5の設定温度の作成と同様にし
て温度コントロ−ラ6(6−6)にて当該天板ヒ−タ9
の設定温度を作成し、この設定温度と天板ヒ−タ9の温
度を検出する温度検出部91の温度検出値とに基づい
て、電力制御部7(7−6)の制御信号を出力するよう
にしてもよい。なお前記温度コントロ−ラ6−6は前記
温度コントロ−ラ6−5と同様の構成であるが、蓋体2
3の開閉により設定信号が切り替わる構成は備えていな
い。
行えば、加熱炉20の天井部からの放熱を抑えることが
できると共に、既存の装置に容易に対応でき、また天板
ヒ−タ9の温度の動きも従来の保温筒などの保温ユニッ
トと同様の動きをするため、降温あるいは昇温しながら
熱処理する場合にも対応することができる。
わゆる酸化、拡散炉にも適用することができる。
理装置における保持具の下方側に発熱体ユニットを設け
ているので、高い断熱効果が得られ、また最下段に位置
するヒ−タにより囲まれる領域に設けられた温度検出部
の温度検出値から設定温度を作成しているので、既存の
装置へ発熱体ユニットを追加する場合の制御系の対応が
容易であり、また反応容器内の温度を昇温あるいは降温
しながら熱処理する場合にも対応できる。
構造を示す縦断側面図である。
る。
の一部を示す分解斜視図である。
トを示す断面図及び平面図である。
ク図である。
ントロ−ラを示すブロック図である。
ニットの温度の時間的変化の一例を示す特性図である。
ヒ−タの設定温度の時間的変化を示す特性図である。
ニットの温度の時間的変化の他の例を示す特性図であ
る。
を示すブロック図である。
る。
Claims (14)
- 【請求項1】 蓋体の上に支持された保持具に多数の被
処理体を棚状に保持させ、前記保持具を縦型の反応容器
内に下方側から搬入すると共に前記蓋体により反応容器
の下端を気密に塞ぎ、前記反応容器内を加熱雰囲気にし
て被処理体に対して熱処理を行う縦型熱処理装置におい
て、 前記反応容器を囲むようにかつ複数段に分割して設けら
れたヒ−タと、 これら複数段のヒ−タのうち最下段に位置するヒ−タに
より囲まれる領域に設けられた第1の温度検出部と、 前記蓋体と保持具との間に設けられた発熱体ユニット
と、 この発熱体ユニットの近傍に設けられた第2の温度検出
部と、 前記第1の温度検出部の温度検出値から設定温度を作成
し、この設定温度と前記第2の温度検出部の温度検出値
との偏差に応じて前記発熱体ユニットの発熱量を制御す
る制御部と、を備えたことを特徴とする縦型熱処理装
置。 - 【請求項2】 前記第1の温度検出部の温度検出値から
オフセット温度を差し引いた値を発熱体ユニットの設定
温度とすることを特徴とする請求項1記載の縦型熱処理
装置。 - 【請求項3】 制御部は、第1の温度検出部の温度検出
値に応じたオフセット温度が選択される手段を備えたこ
とを特徴とする請求項2記載の縦型熱処理装置。 - 【請求項4】 制御部は、第1の温度検出部の温度検出
時から遅れて発熱体ユニットの設定温度を出力する手段
を備えていることを特徴とする請求項1、2または3記
載の縦型熱処理装置。 - 【請求項5】 第1の温度検出部は反応容器内に設けら
れたことを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記
載の縦型熱処理装置。 - 【請求項6】 第1の温度検出部は反応容器の外に設け
られたことを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに
記載の縦型熱処理装置。 - 【請求項7】 制御部は、保持具が反応容器内に搬入さ
れた状態であるときには、前記第1の温度検出部の温度
検出値から作成した第1の温度を発熱体ユニットの設定
温度として選択し、保持具が反応容器内に搬入された状
態でないときには予め設定した第2の温度を発熱体ユニ
ットの設定温度として選択する手段を備えたことを特徴
とする請求項1ないし6のいずれかに記載の縦型熱処理
装置。 - 【請求項8】 制御部は、複数の温度の中から第2の温
度を選択できるように構成されていることを特徴とする
請求項7記載の縦型熱処理装置。 - 【請求項9】 発熱体ユニットは、金属不純物が少ない
抵抗発熱体をセラミックスの中に封入してなるものであ
ることを特徴とする請求項1ないし8のいずれかに記載
の縦型熱処理装置。 - 【請求項10】 蓋体の上に支持された保持具に多数の
被処理体を棚状に保持させ、前記保持具を縦型の反応容
器内に下方側から搬入すると共に前記蓋体により反応容
器の下端を気密に塞ぐ工程と、 前記反応容器を囲むようにかつ複数段に分割して設けら
れたヒ−タと、前記蓋体と保持具との間に設けられた発
熱体ユニットと、により当該反応容器内を加熱雰囲気に
して被処理体に対して熱処理を行う工程と、 前記複数段のヒ−タのうち最下段に位置するヒ−タによ
り囲まれる領域に設けられた第1の温度検出部の温度検
出値から設定温度を作成し、この設定温度と前記発熱体
ユニットの近傍に設けられた第2の温度検出部の温度検
出値との偏差に応じて前記発熱体ユニットの発熱量を制
御する工程と、を含むことを特徴とする熱処理方法。 - 【請求項11】 被処理体に対して熱処理を行う工程
は、反応容器内の温度を降下させながら処理ガスを反応
容器内に供給して被処理体に対して熱処理を行う工程で
あることを特徴とする請求項10記載の熱処理方法。 - 【請求項12】 被処理体に対して熱処理を行う工程
は、反応容器内の温度を昇温させながら処理ガスを反応
容器内に供給して被処理体に熱処理を行う工程であるこ
とを特徴とする請求項10記載の熱処理方法。 - 【請求項13】 前記第1の温度検出部の温度検出値か
らオフセット温度を差し引いた値を発熱体ユニットの設
定温度とすることを特徴とする請求項10、11または
12記載の熱処理方法。 - 【請求項14】 第1の温度検出部の温度検出時から遅
れて発熱体ユニットの設定温度を出力することを特徴と
する請求項10ないし13のいずれかに記載の熱処理方
法。
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-
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- 2000-11-16 JP JP2000349971A patent/JP4509360B2/ja not_active Expired - Fee Related
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