JP2002158069A - モジュラジャック - Google Patents
モジュラジャックInfo
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- modular jack
- pair
- connection conductor
- conductor
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- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
- Connections By Means Of Piercing Elements, Nuts, Or Screws (AREA)
Abstract
向上させる。 【解決手段】 ボディ3Aに組み込まれた各リードフレ
ーム5の一端(左端)側には、紙面の裏側に折り曲げら
れたコンタクトが有り、他端側にも折り曲げられた端子
部が有り、これらの間には両者を電気的に接続する接続
導体部5bが有る。これら複数本のリードフレームのう
ち、中央の2本の54A,55とその外側の2本の5
3,56Aとをそれぞれ1対の平衡伝送線とする場合、
外側の対を構成する一のリードフレーム56Aの接続導
体部5bは、中央の対を構成する54A,55のうちコ
ンタクトの位置が遠い方(54A)の接続導体部5bと
近接すると同時に、中央の対を構成する54A,55の
両接続導体部5bを跨いで、外側の対を構成する別の5
3と近接するように各リードフレーム5が引き回され
る。
Description
に使用されるモジュラジャックに関するものである。
上げることが重要な要素の一つとなっている。ここで、
代表的な伝送性能としては、NEXT(近端漏話減衰
量)、FEXT(遠端漏話減衰量)、RL(反射減衰
量)などがある。
導体間の結合を補正するという手法が採用されている。
例えば、特表平8−507406号公報には、電気的導
線にもとづいた高周波通信網に用いられるコネクタジャ
ックまたはプラグ部材であって、1つの相手方プラグま
たはジャックの対応する端子と接続されるべき接点端子
の線形列を有しており、コネクタ要素は更にジャックま
たはプラグ要素内の内部リードを介して接点端子と接続
されているワイヤコネクタ端子を備えているコネクタ要
素において、コネクタの内部リードは、それらの内の少
なくとも幾つかが相互に横方向に離隔されるだけでな
く、この離隔横方向に対して交差する方向に配置される
よう、空間的にすなわち3次元的に配設されているコネ
クタ要素が開示されている。
は、夫々の通信用信号配線ペアに導電性接続するための
複数組の接点ペアを有する通信用コネクタにおいて、あ
る1組の接点ペアの第1接点を別の1組の接点ペアの第
2接点に静電容量結合するコンデンサを備えた通信用コ
ネクタが開示されている。
より、または容量を付加するコンデンサを備えることに
より、NEXTの伝送性能を改善しようとするものであ
り、一応の効果を奏する。
引き回しを変更して電磁誘導結合を補正すると、NEX
Tは改善するものの、FEXTを逆に悪化させてしまう
場合がある。また、引き回しの長さが対を構成する導体
間で異なったり、導体間が離れていると、RL性能が劣
化する問題もある。
だけでなく、それ以上の対の組合せを補正する場合に別
の対間にも影響があるという問題がある。
であり、漏話減衰量および反射減衰量の両伝送性能を向
上させることができるモジュラジャックを提供すること
を目的とする。
の請求項1記載の発明のモジュラジャックは、モジュラ
プラグを挿入するプラグ挿入口が開口するハウジング
と、プラグ挿入口の中に配列されモジュラプラグの接触
子に接触可能な複数本のコンタクトと、各コンタクトに
それぞれ電気的に接続されるとともに絶縁被覆電線であ
る電線が接続される圧接スリットを備えハウジングに設
けた端子台に立設された複数の端子板と、前記コンタク
トと端子板をそれぞれ電気的に接続する接続導体とを備
え、前記複数本のコンタクトのうちの中央の2本とその
外側の2本をそれぞれ1対の平衡伝送線として使用する
場合に、前記接続導体において、外側の対を構成するコ
ンタクトの1つに接続される導体が、中央の対を構成す
るコンタクトで前のコンタクトと遠い側に位置するコン
タクトに接続される導体と近接する部分を有すると同時
に、中央の対を構成するコンタクトに接続される導体を
跨いで外側の対を構成する別のコンタクトに接続される
導体と近接する部分を有することを特徴とする。本発明
が適用されるモジュラジャックは、コンタクトの対配置
の規格で中央の2線を平衡伝送の対として使用し、中央
の対をまたぐ両外側の2線を対として使用するようにな
っている。モジュラジャックは、規格の構成上、コンタ
クトで離れて配置される対において接続導体の一部分で
対を構成する導体同士が近接する部分を設けた。従っ
て、RLも改善する効果を奏する。
ジュラジャックにおいて、前記接続導体が段曲げ部を備
え、前記コンタクトの延長線上から離れた位置に端子板
が配置されるモジュラジャックにおいて、接続導体に組
立て時のコンタクト方向への位置ずれを防止する係上部
分を設けることを特徴とする。この構成によれば、コン
タクトの曲げ工程で接続導体の配線引回し形状が変形す
ることを防止できる。
は、モジュラプラグを挿入するプラグ挿入口が開口する
ハウジングと、プラグ挿入口の中に配列されモジュラプ
ラグの接触子に接触可能な複数本のコンタクトと、各コ
ンタクトにそれぞれ電気的に接続されるとともに絶縁被
覆電線である電線が接続される圧接スリットを備えハウ
ジングに設けた端子台に立設された複数の端子板と、前
記コンタクトと端子板をそれぞれ電気的に接続する接続
導体とを備え、第1の対と第2の対のそれぞれの導体間
にほぼ等大の容量結合を付加することを特徴とする。こ
の構成では、対間に付加する容量成分を、それぞれの導
体間にバランスよくほぼ等しい大きさで付加する。付加
容量をバランスさせることで、総容量を小さくすること
ができ、スペース効率が良く、複数の対間に容量付加す
る場合に他の対への影響も小さくできる。また、NEX
Tと同時に、FEXT、RLも改善できる。
ジュラジャックにおいて、容量結合を付加する部位を接
続導体のコンタクト接続部に近い位置に付けることを特
徴とする。
ジュラジャックにおいて、近接させて誘導結合している
導体間に誘電体を挿入して容量結合を大きくすることを
特徴とする。
記載のモジュラジャックにおいて、絶縁層を挟んで対向
する面に形成したパターンとそれぞれの接続導体との間
に形成した容量結合を介して導体間の容量結合を形成す
ることを特徴とする。対向パターンによって容量成分を
形成するので、容量の大きさの微調整が容易であり、導
体幅よりも広く対向パターンを形成することで、寸法バ
ラツキ、位置ずれによる容量の大きさのバラツキを抑え
る効果がある。
ジュラジャックにおいて、接続導体と対向するパターン
を導体幅より広く形成することを特徴とする。
記載のモジュラジャックにおいて、片面に所望の接続導
体と対向するパターンを形成した絶縁体のシートを弾性
体によって接続導体に加圧して密着させることを特徴と
する。弾性体によって加圧することで対向パターンの近
接距離を一定に保つ効果がある。
ジュラジャックにおいて、弾性体の所望の位置に突起を
形成することを特徴とする。
るモジュラジャックのボディを底面から見た平面図、図
2はモジュラジャックの斜視図、図3はモジュラジャッ
クのボディおよびベースの一部断面図、図4はモジュラ
ジャックのボディの断面図、図5はモジュラジャックの
通常のボディを底面から見た平面図である。
ラジャックの概略を説明する。ただし、図3,図4にお
ける後述のリードフレームの一部は第1実施形態の引き
回しとなっている。
うに、モジュラプラグ(図示せず)挿入用の開口部11
を有するカバー1、このカバー1が一部に装着されるベ
ース2およびボディ3により構成されるハウジングと、
このハウジングに設けられる端子台4とを備えている。
ハウジングを構成するカバー1、ベース2およびボディ
3は成形品である。
複数(図5では8極8心となる8)本のリードフレーム
5が組み込まれている。各リードフレーム5の一端部
は、ボディ3におけるカバー1側の一端側から斜めに折
り曲げられた状態で露出して、モジュラプラグの接触子
との接触用のコンタクト5aを形成する。各リードフレ
ーム5の他端部は、端子台4に向けて立設され、その先
端部がボディ3から露出して端子部(端子板ないし端子
片)5cを形成する。各端子部5cの先端には、絶縁被
覆電線接続用の圧接スリットが入れられる。そして、各
リードフレーム5におけるコンタクト5aの一端部と端
子部5cの他端部との間の中央部は、これら双方を電気
的に接続する接続導体部5bを形成する。従って、各コ
ンタクト5aは、上記各電線に電気的に直結されること
になる。
ドフレーム5に対して、その一端部が斜めに折り曲がる
基点位置が上にあるものから順に51から58を付番し
(図5の括弧内の符号)、今後、識別のためこれら符号
を適宜使用する。
5と同様のリードフレーム51〜53,55,57,5
8と、図5のリードフレーム56とは引回しが異なるリ
ードフレーム56Aと、このリードフレーム56Aの引
回しのために若干引回しが変わったリードフレーム54
Aとが組み込まれたボディ3Aが使用される。このボデ
ィ3Aでは、リードフレーム53,55が互いに近接
し、リードフレーム54A,56Aが互いに近接し、そ
して、リードフレーム56Aは、リードフレーム54A
の他端部の曲折基点位置近傍で、リードフレーム54
A,55を順次離間しながら乗り越える迂回構造561
Aを形成し(図4も参照)、リードフレーム53と近接
している。
衡伝送するための伝送対となっており、上記引回しにす
ることで、同じく伝送対を構成するリードフレーム54
A,55との間の結合を調整し、NEXTを小さく抑え
ることができると同時に、リードフレーム53,56A
のRLを小さく抑えることができる。
ム54A,55を離間しながら乗り越えるために、図4
に示すように略台形の迂回構造561Aが形成され、ま
た、端子部5cからコンタクト5aが横方向にずれてい
るため、組立工程において、コンタクト5aを形成する
ために一端部を斜めに折り曲げると、接続導体部5bの
形状が変形するおそれがある。このため、リードフレー
ム56Aにおける一端部の曲折基点位置近傍には、鍔状
のストッパ562Aが形成され、このストッパ562A
が係止する受け部562Aがボディ3Aに形成される。
これにより、リードフレーム56Aの接続導体部5bの
変形を抑えることができる。
ラジャックのボディを底面から見た平面図である。
実施形態との相違点として、ボディ3Bを備えている。
このボディ3Bには、図6に示すように、第1実施形態
と同様のリードフレーム5が8本組み込まれているほ
か、第1実施形態との相違点として、リードフレーム5
3,55における一端部の曲折基点位置側にチップコン
デンサ61が接続されているとともに、リードフレーム
54A,56Aにおける一端部の曲折基点位置側にチッ
プコンデンサ62が接続されている。
53,56Aの対と54A,55の対に対して、リード
フレーム53,55間と56A,54A間とにそれぞれ
ほぼ同容量のチップコンデンサ61と62とを挿入する
のである。そして、チップコンデンサの容量を調整する
ことによって、リードフレーム53,56Aの対と54
A,55の対の間の漏話を小さく抑えることができる。
また、各チップコンデンサが一端部の曲折基点位置側に
設けられているので、他端部の曲折基点位置側に設ける
構成よりも漏話性能の改善効果が大きくなる。さらに、
容量結合を増やすことで、NEXTとFEXTの両方を
向上させることができる効果もある。
62が使用される構成になっているが、リードフレーム
53,55間にだけチップコンデンサを設ける構成もよ
い。ただし、この場合、総容量が5倍以上必要となる。
A,54A間との各1個所にチップコンデンサが設けら
れる構成になっているが、複数に分散して設けられる構
成でもよい。
ラジャックのボディを底面から見た平面図である。
実施形態との相違点として、ボディ3Cを備えている。
このボディ3Cには、図7に示すように、第1実施形態
と同様のリードフレーム5が8本組み込まれているほ
か、第1実施形態との相違点として、結合量を補正する
ために近接させているリードフレーム53,55の間、
リードフレーム54A,56Aの間にそれぞれ高い誘電
率を持つ誘電体7がポッティングされている。
える容量結合の増加分が図6の容量付加と同じ効果を発
揮するので、NEXTとFEXTの両方を向上させるこ
とができる効果がある。なお、誘電体は、導体間の空隙
を完全に満たさなくても、対象とする導体近傍に存在す
れば上記効果が得られる。
ラジャックのボディを底面から見た平面図、図9は図8
に示すパターンフィルムの説明図である。
に示すように、第1実施形態との相違点としてパターン
フィルム8をさらに備えている。ここで、図9(a)に
示すように、リードフレーム5を組み込んだボディ3A
の下面には、当該ボディ3Aと嵌合するベース2が組み
付けられ、各リードフレーム5の接続導体部5bはボデ
ィ3Aとベース2との間に位置する。接続導体部5bと
ベース2との間には若干の空隙があり、その接続導体部
5bとベース2との間にパターンフィルム8が挿入され
る。
(c)に示すように、極薄い(例えば0.1mm厚)ポ
リイミドフィルムなどで形成される基材81と、この基
材81におけるベース2側の面に形成される銅箔パター
ン82とにより構成される。この銅箔パターン82は、
図8に示すように、接続導体部5bの形状に合わせ、矩
形のパターンを細い線でつないだ形状にされる。ここ
に、パターンフィルム8がボディ3Aの接続導体部5b
に押し付けられ、銅箔パターン82は、基材81の厚み
だけ接続導体部5bから離間してそれと対向し、図9
(d)に示すように容量結合を生じる。この容量結合の
大きさは、矩形の銅箔パターン82と対向する両接続導
体部5b間の容量結合C1,C2を直列につないだ大き
さとなる。また、図8の例では、矩形の銅箔パターンの
幅が対向する接続導体部の幅よりも大きくなっているの
で、組込みなどで位置ずれが起きても容量結合のバラツ
キを抑えることができる。
ュラジャックを構成するボディ、ベース、パターンフィ
ルムおよび弾性体シートを示す図、図11は図10に示
す弾性体シートの平面図である。
0に示すように、第4実施形態との相違点として、弾性
体シート9をさらに備えているとともに、ボディ3Aと
の間の空隙を若干厚くするために形状が変更されたベー
ス2Aをベース2に代えて備えている。弾性体シート9
は、シリコン、ポリウレタンなどにより図11に示すよ
うなシート状に、上記空隙よりも若干厚めに形成され
る。そしてこの弾性体シート9は、パターンフィルム8
の下側に配置されることでそのパターンフィルム8を接
続導体部5bに押し付ける機能を持つ。このように、弾
性体シート9をさらに使用することで、組込み寸法公差
を緩めにすることができ、モジュラプラグの挿抜による
接続導体部の撓み防止など性能が変化し難いモジュラジ
ャックを提供できる。
に示す。図12(a)はパターンフィルム8を示し、図
12(b),(c)は密着性を上げることができる弾性
体シート9Aを示す。この弾性体シート9Aには、パタ
ーンフィルム8の矩形の銅箔パターンに対応する位置に
突起状の押圧部91Aが設けられている。この弾性体シ
ート9Aを使用することにより、基材81を介しての銅
箔パターン82の接続導体部5bへの密着性をさらに上
げることができる。
プラグを挿入するプラグ挿入口が開口するハウジング
と、プラグ挿入口の中に配列されモジュラプラグの接触
子に接触可能な複数本のコンタクトと、各コンタクトに
それぞれ電気的に接続されるとともに絶縁被覆電線であ
る電線が接続される圧接スリットを備えハウジングに設
けた端子台に立設された複数の端子板と、前記コンタク
トと端子板をそれぞれ電気的に接続する接続導体とを備
え、前記複数本のコンタクトのうちの中央の2本とその
外側の2本をそれぞれ1対の平衡伝送線として使用する
場合に、前記接続導体において、外側の対を構成するコ
ンタクトの1つに接続される導体が、中央の対を構成す
るコンタクトで前のコンタクトと遠い側に位置するコン
タクトに接続される導体と近接する部分を有すると同時
に、中央の対を構成するコンタクトに接続される導体を
跨いで外側の対を構成する別のコンタクトに接続される
導体と近接する部分を有するので、規格の構成上、離れ
て配置される対において、漏話性能が悪くなる別の対と
近接させると同時に、1部で対を近接させるという基本
構成に基づき、漏話性能だけでなく、反射減衰性能を実
現したモジュラジャックが提供される。
載のモジュラジャックにおいて、前記接続導体が段曲げ
部を備え、前記コンタクトの延長線上から離れた位置に
端子板が配置されるモジュラジャックにおいて、接続導
体に組立て時のコンタクト方向への位置ずれを防止する
係上部分を設けるので、規格の構成上、離れて配置され
る対において、漏話性能が悪くなる別の対と近接させる
と同時に、1部で対を近接させるという基本構成に基づ
き、漏話性能だけでなく、反射減衰性能を実現したモジ
ュラジャックが提供される。
ラグを挿入するプラグ挿入口が開口するハウジングと、
プラグ挿入口の中に配列されモジュラプラグの接触子に
接触可能な複数本のコンタクトと、各コンタクトにそれ
ぞれ電気的に接続されるとともに絶縁被覆電線である電
線が接続される圧接スリットを備えハウジングに設けた
端子台に立設された複数の端子板と、前記コンタクトと
端子板をそれぞれ電気的に接続する接続導体とを備え、
第1の対と第2の対のそれぞれの導体間にほぼ等大の容
量結合を付加するので、電磁誘導結合を減らして、容量
結合をバランスさせて付加するという基本構成に基づ
き、近端漏話性能、遠端漏話性能と反射減衰性能を両立
したモジュラジャックが提供される。
載のモジュラジャックにおいて、容量結合を付加する部
位を接続導体のコンタクト接続部に近い位置に付けるの
で、電磁誘導結合を減らして、容量結合をバランスさせ
て付加するという基本構成に基づき、近端漏話性能、遠
端漏話性能と反射減衰性能を両立したモジュラジャック
が提供される。
載のモジュラジャックにおいて、近接させて誘導結合し
ている導体間に誘電体を挿入して容量結合を大きくする
ので、電磁誘導結合を減らして、容量結合をバランスさ
せて付加するという基本構成に基づき、近端漏話性能、
遠端漏話性能と反射減衰性能を両立したモジュラジャッ
クが提供される。
たは4記載のモジュラジャックにおいて、絶縁層を挟ん
で対向する面に形成したパターンとそれぞれの接続導体
との間に形成した容量結合を介して導体間の容量結合を
形成するので、電磁誘導結合を減らして、容量結合をバ
ランスさせて付加するという基本構成に基づき、近端漏
話性能、遠端漏話性能と反射減衰性能を両立したモジュ
ラジャックが提供される。
載のモジュラジャックにおいて、接続導体と対向するパ
ターンを導体幅より広く形成するので、電磁誘導結合を
減らして、容量結合をバランスさせて付加するという基
本構成に基づき、近端漏話性能、遠端漏話性能と反射減
衰性能を両立したモジュラジャックが提供される。
たは6記載のモジュラジャックにおいて、片面に所望の
接続導体と対向するパターンを形成した絶縁体のシート
を弾性体によって接続導体に加圧して密着させるので、
電磁誘導結合を減らして、容量結合をバランスさせて付
加するという基本構成に基づき、近端漏話性能、遠端漏
話性能と反射減衰性能を両立したモジュラジャックが提
供される。
載のモジュラジャックにおいて、弾性体の所望の位置に
突起を形成するので、電磁誘導結合を減らして、容量結
合をバランスさせて付加するという基本構成に基づき、
近端漏話性能、遠端漏話性能と反射減衰性能を両立した
モジュラジャックが提供される。
のボディを底面から見た平面図である。
断面図である。
た平面図である。
のボディを底面から見た平面図である。
のボディを底面から見た平面図である。
のボディを底面から見た平面図である。
クを構成するボディ、ベース、パターンフィルムおよび
弾性体シートを示す図である。
るための別例を示す図である。
Claims (9)
- 【請求項1】 モジュラプラグを挿入するプラグ挿入口
が開口するハウジングと、プラグ挿入口の中に配列され
モジュラプラグの接触子に接触可能な複数本のコンタク
トと、各コンタクトにそれぞれ電気的に接続されるとと
もに絶縁被覆電線である電線が接続される圧接スリット
を備えハウジングに設けた端子台に立設された複数の端
子板と、前記コンタクトと端子板をそれぞれ電気的に接
続する接続導体とを備え、 前記複数本のコンタクトのうちの中央の2本とその外側
の2本をそれぞれ1対の平衡伝送線として使用する場合
に、前記接続導体において、外側の対を構成するコンタ
クトの1つに接続される導体が、中央の対を構成するコ
ンタクトで前のコンタクトと遠い側に位置するコンタク
トに接続される導体と近接する部分を有すると同時に、
中央の対を構成するコンタクトに接続される導体を跨い
で外側の対を構成する別のコンタクトに接続される導体
と近接する部分を有することを特徴とするモジュラジャ
ック。 - 【請求項2】 前記接続導体が段曲げ部を備え、前記コ
ンタクトの延長線上から離れた位置に端子板が配置され
るモジュラジャックにおいて、接続導体に組立て時のコ
ンタクト方向への位置ずれを防止する係上部分を設ける
ことを特徴とする請求項1記載のモジュラジャック。 - 【請求項3】 モジュラプラグを挿入するプラグ挿入口
が開口するハウジングと、プラグ挿入口の中に配列され
モジュラプラグの接触子に接触可能な複数本のコンタク
トと、各コンタクトにそれぞれ電気的に接続されるとと
もに絶縁被覆電線である電線が接続される圧接スリット
を備えハウジングに設けた端子台に立設された複数の端
子板と、前記コンタクトと端子板をそれぞれ電気的に接
続する接続導体とを備え、第1の対と第2の対のそれぞ
れの導体間にほぼ等大の容量結合を付加することを特徴
とするモジュラジャック。 - 【請求項4】 容量結合を付加する部位を接続導体のコ
ンタクト接続部に近い位置に付けることを特徴とする請
求項3記載のモジュラジャック。 - 【請求項5】 近接させて誘導結合している導体間に誘
電体を挿入して容量結合を大きくすることを特徴とする
請求項3記載のモジュラジャック。 - 【請求項6】 絶縁層を挟んで対向する面に形成したパ
ターンとそれぞれの接続導体との間に形成した容量結合
を介して導体間の容量結合を形成することを特徴とする
請求項3または4記載のモジュラジャック。 - 【請求項7】 接続導体と対向するパターンを導体幅よ
り広く形成することを特徴とする請求項5記載のモジュ
ラジャック。 - 【請求項8】 片面に所望の接続導体と対向するパター
ンを形成した絶縁体のシートを弾性体によって接続導体
に加圧して密着させることを特徴とする請求項5または
6記載のモジュラジャック。 - 【請求項9】 弾性体の所望の位置に突起を形成するこ
とを特徴とする請求項7記載のモジュラジャック。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000350937A JP3815208B2 (ja) | 2000-11-17 | 2000-11-17 | モジュラジャック |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000350937A JP3815208B2 (ja) | 2000-11-17 | 2000-11-17 | モジュラジャック |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2002158069A true JP2002158069A (ja) | 2002-05-31 |
JP3815208B2 JP3815208B2 (ja) | 2006-08-30 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019511825A (ja) * | 2016-04-13 | 2019-04-25 | パンドウィット・コーポレーション | プラグインタフェース接点間に誘電体膜を有する通信ジャック |
-
2000
- 2000-11-17 JP JP2000350937A patent/JP3815208B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019511825A (ja) * | 2016-04-13 | 2019-04-25 | パンドウィット・コーポレーション | プラグインタフェース接点間に誘電体膜を有する通信ジャック |
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---|---|
JP3815208B2 (ja) | 2006-08-30 |
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