JP2001068195A - モジュラジャック - Google Patents

モジュラジャック

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JP2001068195A
JP2001068195A JP24253399A JP24253399A JP2001068195A JP 2001068195 A JP2001068195 A JP 2001068195A JP 24253399 A JP24253399 A JP 24253399A JP 24253399 A JP24253399 A JP 24253399A JP 2001068195 A JP2001068195 A JP 2001068195A
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Japan
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contact
modular
plug
modular jack
housing
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JP24253399A
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English (en)
Inventor
Takao Sase
貴郎 佐瀬
Koji Yamashita
耕司 山下
Hirohisa Okuno
裕寿 奥野
Toshiaki Koizumi
豪章 小泉
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 反射をなくし高周波信号の伝送に都合のよい
モジュラジャックを提供する。 【解決手段】 プラグ挿入口11aを開口したハウジン
グ11と、外部電線に接続される複数の端子片13aよ
りなる接続端子部13と、ハウジングに挿入されたモジ
ュラプラグの接触子に弾接するようにハウジング内に配
列された複数のコンタクト12aよりなるコンタクト部
12と、各端子片と各コンタクトとを各々接続する複数
の接続線路14aよりなる接続部14と、を有し、コン
タクトと端子片と接続線路とはリードフレーム16とし
て一体形成されてなるモジュラジャックにおいて、可撓
性を有する板体の誘電体部15aを一面がリードフレー
ムに接触するように設けるとともに、誘電体部の他面に
は可撓性を有するグラウンドプレーン部を設け、リード
フレームと誘電体部とグラウンドプレーン部とによりマ
イクロストリップライン構造を構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として信号伝送
に用いられるモジュラジャックに関し、特にモジュラジ
ャックの高周波での伝送性能の改善に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、通信ケーブルを相互にあるい
は他の装置に接続するためにモジュラジャックが用いら
れている。とくに、EthernetによるLAN(ローカルエ
リアネットワーク)システムを構築する上で、比較的短
距離の通信用であれば4対8芯のツイストペア線をシー
スに収納したツイストペアケーブルが広く用いられてい
る。この種のケーブルは、比較的安価でありケーブルが
細いから配線しやすいという利点がある。
【0003】ところで、図8に示すように、モジュラジ
ャックは、モジュラプラグ(不図示)が着脱自在に挿入
されるプラグ挿入口1aを開口したハウジング1と、外
部電線(不図示)に接続される複数の端子片2aよりな
る接続端子部2と、プラグ挿入口1aを通してハウジン
グ1に挿入されたモジュラプラグの接触子に弾接するよ
うにハウジング1内に配列された複数のコンタクト3a
よりなるコンタクト部3と、各端子片2aと各コンタク
ト3aとを各々接続する複数の接続線路4aよりなる接
続部4と、を有して構成されている。そして、コンタク
ト3aと端子片2aと接続線路4aとはリードフレーム
として一体形成されている。
【0004】このようなモジュラジャックにおいては、
接続端子部2に外部電線が接続され、プラグ挿入口には
モジュラプラグが挿入接続されて、モジュラプラグと外
部電線とを接続するものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで近年の電気通
信分野においては、伝送される情報量が飛躍的に増大し
てきており、高速な信号伝送が要求されるようになって
いる。高速な信号伝送を行うためには高い周波数の信号
を用いる必要があり、一般的には周波数が高くなるほ
ど、信号の反射量が増大する。従って、高速な信号伝送
において伝送される信号の品質を劣化させないために
は、信号線の改善だけでなく、モジュラジャックにおい
ても反射を防止することが求められている。
【0006】しかし、モジュラジャック内部の導体部分
と外部電線等とのインピーダンスが整合するように設計
されていない場合が多く、モジュラジャックとモジュラ
プラグの間やモジュラジャックと外部電線との間でイン
ピーダンス不整合が生じ、反射が防止できていない場合
があるという問題点があった。
【0007】本発明は、上記問題点を改善するために成
されたもので、その目的とするところは、反射をなくし
て高周波信号の伝送に都合のよいモジュラジャックを提
供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のモジュラジャッ
クは上記の問題を解決するために、モジュラプラグが着
脱自在に挿入されるプラグ挿入口を開口したハウジング
と、外部電線に接続される複数の端子片よりなる接続端
子部と、プラグ挿入口を通してハウジングに挿入された
モジュラプラグの接触子に弾接するようにハウジング内
に配列された複数のコンタクトよりなるコンタクト部
と、前記各端子片と前記各コンタクトとを各々接続する
複数の接続線路よりなる接続部と、を有し、前記コンタ
クトと前記端子片と前記接続線路とはリードフレームと
して一体形成されてなるモジュラジャックにおいて、
可撓性を有する板体の誘電体部を一面が前記リードフレ
ームに接触するように設けるとともに、該誘電体部の他
面には可撓性を有するグラウンドプレーン部を設け、前
記リードフレームと前記誘電体部と前記グラウンドプレ
ーン部とによりマイクロストリップライン構造を構成し
たことを特徴とするものである。
【0009】ここで、前記誘電体部はリードフレームの
接続線路及び端子片の部分と接触しており、誘電体部に
接触しないリードフレームの一端部をグラウンドプレー
ン部に臨むように折り返してコンタクトとなすととも
に、前記グラウンドプレーン部の他面に第二の誘電体部
を設け、モジュラプラグの挿入により前記コンタクトが
押圧されたときに、コンタクトと第二の誘電体部とが接
触し、該コンタクトと前記第二の誘電体部と前記グラウ
ンドプレーン部によりマイクロストリップライン構造が
構成されるようになしてもよい。
【0010】前記誘電体部は可撓性を有するフレキシブ
ル回路部材の絶縁層により構成し、前記グラウンドプレ
ーン部は前記絶縁層の一面に形成した可撓性を有する導
体層により構成することは、設計の容易性の観点から好
ましい。
【0011】また、本発明の他の構成にあっては、モジ
ュラプラグが着脱自在に挿入されるプラグ挿入口を開口
したハウジングと、外部電線に接続される複数の端子片
よりなる接続端子部と、プラグ挿入口を通してハウジン
グに挿入されたモジュラプラグの接触子に弾接するよう
にハウジング内に配列された複数のコンタクトよりなる
コンタクト部と、前記各端子片と前記各コンタクトとを
各々接続する複数の接続線路よりなる接続部と、を有す
るモジュラジャックにおいて、前記各コンタクトと前記
各接続線路とを可撓性を有するフレキシブル回路部材の
導体層に導体パターンとして構成するとともに、該導体
層の一面に設けられフレキシブル回路部材を構成する絶
縁層を誘電体部となし、該絶縁層の他面に金属バネのグ
ラウンドプレーン部を設け、フレキシブル回路部材と金
属バネとによりマイクロストリップライン構造を構成し
たことを特徴とするものである。この場合、前記コンタ
クト部はフレキシブル回路部材を山状に曲折して形成し
たものであることが、伝送経路短縮の点でより好まし
い。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明にかかるモジュラジャック
の第一実施の形態を図1、図2に基づいて、第二実施の
形態を図3〜図5に基づいて、第三実施の形態を図6、
図7に基づいて説明する。
【0013】〔第一実施の形態〕図1は本発明のモジュ
ラジャックの側面断面図である。図2は本発明のモジュ
ラジャックのコンタクト部のA−A断面図である。
【0014】図1において、モジュラジャックは、ハウ
ジング11と、コンタクト部12と、接続端子部13
と、接続部14と、フレキシブル回路部材15を有して
構成してある。
【0015】ハウジング11は、モジュラプラグ(不図
示)が着脱自在に挿入されるプラグ挿入口11aを前面
に開口した箱体であって、コンタクト部12を収納する
ものである。
【0016】コンタクト部12は、プラグ挿入口11a
を通してハウジングに挿入されたモジュラプラグの接触
子(不図示)に弾接するようにハウジング11内に配列
された複数のコンタクト12aよりなる導体である。
【0017】接続端子部13は、外部電線である4対8
芯のツイストペアケーブル(不図示)に接続される複数
の端子片13a,13a,…で構成した導体であり、各
コンタクト12aとツイストペアケーブルとを接続する
ものである。端子片13aはハウジング11の上面に突
出し、前後2列に配列されている。端子片13aは、一
対の歯の間に上端縁を開放した圧接スリットを有するフ
ォーク状に形成された圧接形のものであって、圧接スリ
ットの幅は接続するツイストペアケーブルLの各電線の
芯線に圧接スリットの両側縁が圧接する程度に設定され
ている。つまり、絶縁被覆を有する電線を圧接スリット
に上方から圧入すると、電線の絶縁被覆を圧接スリット
の両側縁で切ることにより絶縁被覆を剥ぎながら圧接ス
リトの中に芯線を導入し、圧接スリットの両側縁間に芯
線を挟持するようになっている。
【0018】接続部14は、各コンタクト12aと各端
子片13aとを各々接続する複数の導体の接続線路14
aで構成されている。そして、コンタクト12aと端子
片13aと接続線路14aとでリードフレーム16が形
成されており、本実施の形態のモジュラジャックでは8
本のリードフレーム16を備えている。つまり、コンタ
クト12aと端子片13aはそれぞれ8つづつ備えられ
ている。そして、コンタクト12aはリードフレーム1
6の一部分を折り曲げて形成されている。
【0019】フレキシブル回路部材15は、可撓性を有
する長尺の板体であり、誘電体部を構成する絶縁層15
aと、グラウンドプレーン部を構成する導体層15bと
を備えて構成されている。絶縁層15aの一面はリード
フレーム16の各コンタクト12aと各端子片13aと
各接続線路14aとに略全長にわたって密着しており、
他面は導体層15bが形成されている。
【0020】そして、フレキシブル回路部材15はコン
タクト12aを弾性支持するともに、導体層15b−絶
縁層15a−リードフレーム16の三層の構造により、
マイクロストリップライン構造を形成している。
【0021】以上の構成のモジュラジャックにあって
は、誘電体部である絶縁層15aの厚み等から、コンタ
クト12aから端子片13aまでの伝送経路のインピー
ダンス値の計算が可能となり、よって絶縁層15aの厚
みを適宜調整することによりインピーダンス整合性の良
いモジュラジャックとすることができる。
【0022】また、本実施の形態のモジュラジャックで
は、リードフレーム16にフレキシブル回路部材15を
追加した構成となっているため、従来のリードフレーム
16を備えたモジュラジャックの設計をさほど変更する
ことなく構成することができる。
【0023】〔第二実施の形態〕図3は本発明のモジュ
ラジャックの側面断面図でありモジュラプラグが挿入さ
れていない状態を示す図である。図4は本発明のモジュ
ラジャックの側面断面図でありモジュラプラグが挿入さ
れた状態を示す図である。図5は本発明のモジュラジャ
ックのコンタクト部のB−B断面図である。なお、図3
乃至図5においては前述の第一実施の形態で説明したと
ころのモジュラジャックと同等の箇所には同じ符号を付
してあるので、同等の箇所の詳細な説明は省略する。
【0024】図3〜図5に示す本実施の形態のモジュラ
ジャックが、前述の第一実施の形態で説明したところの
もモジュラジャックと異なり特徴となるのは次の構成で
ある。
【0025】即ち、絶縁層15aはリードフレーム16
の接続線路14a及び端子片13aの部分と接触する程
度の長さのものとして、コンタクト12aには接触しな
い構成である。そして、導体層15bの絶縁層15aと
接する面とは反対側の面には、第二の誘電体部である絶
縁層15cが、接続線路14aの略全長にわたって設け
られている。導体層15bは、絶縁層15aと絶縁層1
5cとに挟まれるようになされるとともに、導体層15
bのコンタクト12aの近傍側端部については絶縁層1
5aと絶縁層15cとが連続するようにして、導体層1
5bとコンタクト12aとを絶縁している。
【0026】コンタクト12aは、図3に示すように、
絶縁層15aが設けられていないリードフレーム16の
一端部を導体層15aに臨むように折り返して形成して
ある。そして、コンタクト12aは、モジュラプラグが
ハウジング11内に挿入されることにより、絶縁層15
cに近づく方向に基端部から折れ曲がる。モジュラプラ
グが完全にハウジング11内に挿入されると、図4に示
すように、コンタクト12aは完全に折れ曲がって、略
全長にわたり絶縁層15cに接触するようになる。この
状態においては、コンタクト12a−絶縁層15c−導
体層15aの三層の構造により、マイクロストリップラ
イン構造を形成している。
【0027】以上の構成のモジュラジャックにあって
は、絶縁層15aや絶縁層15cの厚み等から、コンタ
クト12aから端子片13aまでの伝送経路のインピー
ダンス値の計算が可能となり、よって絶縁層15aや絶
縁層15cの厚みを適宜調整することによりインピーダ
ンス整合性の良いモジュラジャックとすることができ
る。
【0028】また、本実施の形態のモジュラジャックで
は、リードフレームにフレキシブル回路部材を追加した
構成となっているため、従来のリードフレームを備えた
モジュラジャックの設計をさほど変更することなく構成
することができる。特に、コンタクト12aの部分にフ
レキシブル回路部材15を接着していないので、コンタ
クト12aの弾性に関する設計を変更することなく構成
することができるという利点がある。
【0029】〔第三実施の形態〕図6は本発明のモジュ
ラジャックの側面断面図でありモジュラプラグが挿入さ
れていない状態を示す図である。図7は本発明のモジュ
ラジャックのコンタクト部のC−C断面図である。
【0030】図6、図7において、モジュラジャック
は、ハウジング17と、コンタクト部18と接続部20
を構成するフレキシブル回路部材21と、接続端子部1
9と、金属バネ22とを有して構成してある。
【0031】ハウジング17は、モジュラプラグ(不図
示)が着脱自在に挿入されるプラグ挿入口17aを前面
に開口した箱体であって、コンタクト部18を収納する
ものである。
【0032】コンタクト部18は、プラグ挿入口11a
を通してハウジングに挿入されたモジュラプラグの接触
子(不図示)に弾接するようにハウジング17内に配列
された複数のコンタクト18aよりなる導体である。
【0033】接続端子部19は、外部電線である4対8
芯のツイストペアケーブル(不図示)に接続される複数
の端子片19a,19a,…で構成した導体片であり、
第一実施の形態で説明した端子片と同様の働きをするも
のである。
【0034】接続部20は、各コンタクト18aと各端
子片19aとを各々接続する複数の導体の接続線路20
aで構成されている。
【0035】フレキシブル回路部材21は、可撓性を有
した長尺の板体であって、グラウンドプレーン部である
導体層21aと誘電体部である絶縁層21bとよりなる
ものである。そして、コンタクト18aと接続線路20
aとは導体層21aに導体パターンとして設けられてい
る。
【0036】フレキシブル回路部材21は、導体層21
aがプラグ挿入口11a側(図6中上側)を向くように
して、ハウジング17内に配設されており、絶縁層21
bの他面には略全面にわたって導体の金属バネ22が設
けられている。そして、フレキシブル回路部材21の一
方側の端部を山状に曲折してコンタクト部12が形成さ
れている。金属バネ22は、該山状に設けたコンタクト
部12を弾性支持して、モジュラコネクタが挿入された
場合に各コンタクト18aに適切な接触圧を与える。そ
して、金属バネ22とフレキシブル回路部材21とは、
導体層21a−絶縁層21b−金属バネ22の三層の構
造により、マイクロストリップライン構造を形成してい
る。
【0037】以上の構成のモジュラジャックにあって
は、誘電体部である絶縁層21bの厚み等から、コンタ
クト18aから接続線路20aまでの伝送経路のインピ
ーダンス値の計算が可能となり、よって絶縁層21bの
厚みを適宜調整することによりインピーダンス整合性の
良いモジュラジャックとすることができる。
【0038】また、コンタクト部18を山状のものとし
ているので、折り返して設けた場合に比べて、コンタク
ト部18の先端から端子片19aの先端までの経路全長
をより短いものとすることができ、伝送信号の反射を低
減することができる。
【0039】
【発明の効果】本発明のモジュラジャックは上述のよう
に構成してあるから、請求項1記載の発明にあっては、
可撓性を有する板体の誘電体部を一面が前記リードフレ
ームに接触するように設けるとともに、該誘電体部の他
面には可撓性を有するグラウンドプレーン部を設け、前
記リードフレームと前記誘電体部と前記グラウンドプレ
ーン部とによりマイクロストリップライン構造を構成し
たので、誘電体部の厚み等から、コンタクトから端子片
までの伝送経路のインピーダンス値の計算が可能とな
り、よって誘電体部の厚みを適宜調整することによりイ
ンピーダンス整合性の良いモジュラジャックとすること
ができるという効果を奏する。
【0040】請求項2記載の発明にあっては、前記誘電
体部はリードフレームの接続線路及び端子片の部分と接
触しており、誘電体部に接触しないリードフレームの一
端部をグラウンドプレーン部に臨むように折り返してコ
ンタクトとなすとともに、前記グラウンドプレーン部の
他面に第二の誘電体部を設け、モジュラプラグの挿入に
より前記コンタクトが押圧されたときに、コンタクトと
第二の誘電体部とが接触し、該コンタクトと前記第二の
誘電体部と前記グラウンドプレーン部によりマイクロス
トリップライン構造が構成されるようになしたので、コ
ンタクトの部分に誘電体部を接着していないので、コン
タクトの弾性に関する設計を変更することなく構成する
ことができ、よって容易に構成することができるという
効果を奏する。
【0041】請求項3記載の発明にあっては、誘電体部
は可撓性を有するフレキシブル回路部材の絶縁層により
構成し、前記グラウンドプレーン部は前記絶縁層の一面
に形成した可撓性を有する導体層により構成したので、
フレキシブル回路部材を追加することにより構成するこ
とができ、よって容易に構成することができるという効
果を奏する。
【0042】請求項4記載の発明にあっては、各コンタ
クトと前記各接続線路とを可撓性を有するフレキシブル
回路部材の導体層に導体パターンとして構成するととも
に、該導体層の一面に設けられフレキシブル回路部材を
構成する絶縁層を誘電体部となし、該絶縁層の他面に金
属バネのグラウンドプレーン部を設け、フレキシブル回
路部材と金属バネとによりマイクロストリップライン構
造を構成したので、誘電体部の厚み等から、コンタクト
から端子片までの伝送経路のインピーダンス値の計算が
可能となり、よって誘電体部の厚みを適宜調整すること
によりインピーダンス整合性の良いモジュラジャックと
することができるという効果を奏する。
【0043】請求項5記載の発明にあっては、コンタク
ト部はフレキシブル回路部材を山状に曲折して形成した
ので、モジュラジャック内の伝送経路を短縮でき、よっ
て伝送信号の反射を低減することができるという効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のモジュラジャックの第一実施の形態の
側面断面図である。
【図2】本発明のモジュラジャックのコンタクト部のA
−A断面図である。
【図3】本発明のモジュラジャックの第二実施の形態の
側面断面図でありモジュラプラグが挿入されていない状
態を示す図である。
【図4】本発明のモジュラジャックの側面断面図であり
モジュラプラグが挿入された状態を示す図である。
【図5】本発明のモジュラジャックのコンタクト部のB
−B断面図である。
【図6】本発明のモジュラジャックの第三実施の形態の
側面断面図である。
【図7】本発明のモジュラジャックのコンタクト部のC
−C断面図である。
【図8】従来のモジュラジャックの斜視図である。
【符号の説明】
11 ハウジング 11a プラグ挿入口 12 コンタクト部 12a コンタクト 13 接続端子部 13a 端子片 14 接続部 14a 接続線路 15 フレキシブル回路部材 15a 誘電体部 15b グラウンドプレーン部 15c 第二の誘電体部 16 リードフレーム 17 ハウジング 17a プラグ挿入口 18 コンタクト部 18a コンタクト 19 接続端子部 19a 端子片 20 接続部 20a 接続線路 21 フレキシブル回路部材 21a グラウンドプレーン部 21b 誘電体部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 奥野 裕寿 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 小泉 豪章 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モジュラプラグが着脱自在に挿入される
    プラグ挿入口を開口したハウジングと、外部電線に接続
    される複数の端子片よりなる接続端子部と、プラグ挿入
    口を通してハウジングに挿入されたモジュラプラグの接
    触子に弾接するようにハウジング内に配列された複数の
    コンタクトよりなるコンタクト部と、前記各端子片と前
    記各コンタクトとを各々接続する複数の接続線路よりな
    る接続部と、を有し、前記コンタクトと前記端子片と前
    記接続線路とはリードフレームとして一体形成されてな
    るモジュラジャックにおいて、 可撓性を有する板体の誘電体部を一面が前記リードフレ
    ームに接触するように設けるとともに、該誘電体部の他
    面には可撓性を有するグラウンドプレーン部を設け、前
    記リードフレームと前記誘電体部と前記グラウンドプレ
    ーン部とによりマイクロストリップライン構造を構成し
    たことを特徴とするモジュラジャック。
  2. 【請求項2】 前記誘電体部はリードフレームの接続線
    路及び端子片の部分と接触しており、誘電体部に接触し
    ないリードフレームの一端部をグラウンドプレーン部に
    臨むように折り返してコンタクトとなすとともに、前記
    グラウンドプレーン部の他面に第二の誘電体部を設け、
    モジュラプラグの挿入により前記コンタクトが押圧され
    たときに、コンタクトと第二の誘電体部とが接触し、該
    コンタクトと前記第二の誘電体部と前記グラウンドプレ
    ーン部によりマイクロストリップライン構造が構成され
    るようになしたことを特徴とする請求項1記載のモジュ
    ラジャック。
  3. 【請求項3】 前記誘電体部は可撓性を有するフレキシ
    ブル回路部材の絶縁層により構成し、前記グラウンドプ
    レーン部は前記絶縁層の一面に形成した可撓性を有する
    導体層により構成したことを特徴とする請求項1又は請
    求項2記載のモジュラジャック。
  4. 【請求項4】 モジュラプラグが着脱自在に挿入される
    プラグ挿入口を開口したハウジングと、外部電線に接続
    される複数の端子片よりなる接続端子部と、プラグ挿入
    口を通してハウジングに挿入されたモジュラプラグの接
    触子に弾接するようにハウジング内に配列された複数の
    コンタクトよりなるコンタクト部と、前記各端子片と前
    記各コンタクトとを各々接続する複数の接続線路よりな
    る接続部と、を有するモジュラジャックにおいて、 前記各コンタクトと前記各接続線路とを可撓性を有する
    フレキシブル回路部材の導体層に導体パターンとして構
    成するとともに、該導体層の一面に設けられフレキシブ
    ル回路部材を構成する絶縁層を誘電体部となし、該絶縁
    層の他面に金属バネのグラウンドプレーン部を設け、フ
    レキシブル回路部材と金属バネとによりマイクロストリ
    ップライン構造を構成したことを特徴とするモジュラー
    ジャック。
  5. 【請求項5】 前記コンタクト部はフレキシブル回路部
    材を山状に曲折して形成したものであることを特徴とす
    る請求項4記載のモジュラジャック。
JP24253399A 1999-08-30 1999-08-30 モジュラジャック Pending JP2001068195A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012212630A (ja) * 2011-03-31 2012-11-01 Sensata Technologies Massachusetts Inc ソケット
CN103280648A (zh) * 2013-05-16 2013-09-04 无锡国丰电子科技有限公司 连接器及其软板金针模组

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