JP2002157542A - 電子取引方法及び電子取引システム並びに情報記録媒体 - Google Patents

電子取引方法及び電子取引システム並びに情報記録媒体

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JP2002157542A
JP2002157542A JP2000367400A JP2000367400A JP2002157542A JP 2002157542 A JP2002157542 A JP 2002157542A JP 2000367400 A JP2000367400 A JP 2000367400A JP 2000367400 A JP2000367400 A JP 2000367400A JP 2002157542 A JP2002157542 A JP 2002157542A
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JP
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ticket
fingerprint
consumer
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JP2000367400A
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Katsuhiko Oki
勝彦 沖
Koji Kishino
孝治 岸野
Toshiro Korogi
敏郎 興梠
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I-WAVE ASSOCIATES CO Ltd
WAVE ASSOCIATES CO Ltd I
Original Assignee
I-WAVE ASSOCIATES CO Ltd
WAVE ASSOCIATES CO Ltd I
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、ユーザーがワイヤレス・コンピュ
ータを利用して、チケット・クーポンまたはこれに類す
るものの購入および交換する電子取引方法及び電子取引
システム並びに情報記録媒体を提供をする。 【解決手段】 無線技術を利用して購入を行う買主は、
内蔵メモリまたはワイヤレス・コンピュータに接続され
たメモリに記録可能な情報データを受信することが可能
である。このような情報データには当該チケット・クー
ポンまたはこれに類するものが含まれる。また、当該情
報データは無線により他者へ転送することができる。当
該チケット・クーポンまたはこれに類するものの内容の
確認を目的として、当該チケット・クーポンまたはこれ
に類するものを受信またはメモリに保存するワイヤレス
・コンピュータは、日時・価格その他の関連情報などの
内容を画面上に表示することが可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子取引方法及び
電子取引システム並びに情報記録媒体に関し、特に、消
費者がチケット・クーポンその他これに類するものを購
入(有料の場合)、取得、譲渡または使用するための方
法およびシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、消費者が、劇場など一定の場所ま
たは、高速道路など入口のある場所に入場するためのチ
ケットの購入を希望する場合、その者に入場を許可する
ことを紙上に記載したチケットを購入する必要があっ
た。かかるチケットを購入するための取引は、本人が直
接チケットカウンターまたは旅行代理店など発券を取り
扱う代理店で行うことは可能であった。
【0003】また、消費者はインターネットで予約を行
い、クレジットカード番号を伝えて、チケットの郵送か
電子チケットの発行を依頼することは可能であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、チケットが
郵送される場合、当該消費者はチケットが到着するまで
待ったうえで、それらを持参しなければならず、チケッ
トのみに依存しているため、紛失した場合は再度購入し
なければならないこともあった。
【0005】また、飛行機の電子チケットを購入する場
合、身分を証明するものがあれば搭乗は可能であるが、
このようなチケットを他者に譲渡する場合、受取人の名
前に変更するために航空会社に電話するなどの手続が必
要であった。
【0006】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、チケット等を購入し
たり他者に譲渡する場合に、当該チケット等の到着を待
つことなく容易に購入譲渡等を行うことができる電子取
引方法及び電子取引システム並びに情報記録媒体を提供
することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明は、消費者が所有する第1の
機器を用いて、チケット・クーポンまたはこれに類する
ものの取得を可能とするサービスを提供する第2の機器
により電子取引を行う電子取引方法であって、前記第1
の機器と前記第2の機器との間に通信リンクを形成する
ステップと、前記第1の機器と前記第2の機器の間の情
報データの送受信により、チケット・クーポンまたはこ
れに類するものの発注および受領を行うステップと、前
記チケット・クーポンまたはこれに類するものを前記第
1の機器の画面上に表示させるとともに、前記チケット
・クーポンまたはこれに類するものの所有権が得られる
ステップと、を含むことを特徴としている。
【0008】また、請求項2に記載の発明は、前記チケ
ット、クーポンまたはこれに類するものの譲渡に支払い
が必要となる場合に、当該第2の機器と第3の機器との
間に通信リンクを形成し、当該第2の機器から当該第3
の機器に対して、前記第1の機器を所有する消費者の口
座から引き落とされる金額に関する第2の情報データを
送信するステップと、前記第3の機器にて前記第2の情
報データを確認し、当該口座に残高がある場合に、当該
消費者の当該口座から当該金額を課金することにより支
払いを行うステップと、支払いが完了したかを示す第3
の情報データを、当該第3の機器から当該第2の機器へ
送信するステップと、当該第2機器により、当該チケッ
ト、クーポンまたはこれに類するものの所有者としての
当該消費者の名前を前記第2の機器の第2のメモリに登
録するステップと、当該第1の機器を所有する消費者の
口座を認識する情報と、当該消費者の名前および当該チ
ケット・クーポンまたはこれに類するものの情報と、を
含む当該第4情報データを、前記第2の機器から前記第
1の機器に送信するステップと、を含むことを特徴とし
ている。
【0009】また、請求項3に記載の発明は、前記チケ
ット、クーポンまたはこれに類するものの譲渡に支払い
が必要となる場合に、前記第1の機器により前記消費者
の指紋を読み取り、この読み取られた指紋情報に基づ
き、前記第2の機器が前記消費者の認証を行うステップ
を含むことを特徴としている。
【0010】また、請求項4に記載の発明は、前記チケ
ット、クーポンまたはこれに類するものの譲渡に支払い
が必要となる場合に、前記第1の機器により前記消費者
の指紋を読み取り、この読み取られた指紋情報に基づ
き、前記第1の機器が前記消費者の認証を行い、この認
証結果の確認通知を前記第2の機器に送信するステップ
を含むことを特徴としている。
【0011】また、請求項5に記載の発明は、当該チケ
ット・クーポンまたはこれに類するものの譲渡に支払い
が必要となる場合、またさらに第3の情報データに支払
いが完了していないことが示されている場合に、当該第
1の機器が当該第2の機器に対して当該消費者の口座を
認識する新しい情報を送信するステップを含むことを特
徴としている。
【0012】また、請求項6に記載の発明は、前記第1
の機器が前記第4の情報データを受信するステップと、
前記第1の機器により、当該第4の情報データを当該第
1の機器の第1のメモリに記録するステップと、少なく
とも当該第4の情報データの一部を含む情報を当該第1
の機器の画面上に表示するステップと、を含むことを特
徴としている。
【0013】また、請求項7に記載の発明は、前記第1
の機器と他の消費者の所有する第4の機器の間に通信リ
ンクを形成し、前記第4の情報データを前記第1の機器
から前記第4の機器に送信するステップと、前記第4の
情報データを前記第4の機器の第4のメモリに記録する
ステップと、当該第4の機器の画面上に少なくとも第4
の情報データの一部を含む情報を表示するステップと、
を含むことを特徴としている。
【0014】また、請求項8に記載の発明は、前記第1
の機器と前記第4の機器との通信リンクを形成した後又
は形成時に、前記第1の機器にて当該第1の機器を所有
する消費者の指紋認証を行うステップと、前記4の機器
にて当該第4の機器を所有する消費者の指紋認証を行う
ステップと、これらの各認証が正しく行われた場合に、
前記第4の情報データの送信を促すステップと、を含む
ことを特徴としている。
【0015】また、請求項9に記載の発明は、前記第4
の機器が、当該第4の情報データを消去するよう指示す
る当該第5の情報データを、前記第1の機器に対して送
信するステップと、前記第5の情報データに基づき、前
記第1のメモリから前記第4の情報データを消去するス
テップと、をさらに有することを特徴としている。
【0016】また、請求項10に記載の発明は、前記第
4の機器を所有する消費者の第2の名前を含む前記第6
の情報データを、前記第1の機器より前記第2の機器に
向けて送信するステップと、当該第6の情報データに基
づき、当該第2のメモリに、当該チケット・クーポンま
たはこれに類するもの所有者として記録される名前を従
来の名前から新しい名前へと変更するように指示するス
テップと、を含むことを特徴としている。
【0017】また、請求項11に記載の発明は、上記ス
テップを完了後、当該第1の機器から前記第4の機器
に、当該第4の情報データが当該第1のメモリから消去
されたことを表示する第7の情報データを送信するステ
ップと、当該第4の機器の画面上に当該第7の情報デー
タを含む情報を表示するステップと、を含むことを特徴
としている。
【0018】また、請求項12に記載の発明は、上記ス
テップを完了後、当該第2の機器の当該第2のメモリ
に、当該チケット・クーポンまたはこれに類するものの
所有者として記録されている名前の変更を記録するステ
ップと、当該第1の機器から前記第4の機器に向けて、
新しい名前が当該チケット・クーポンまたはこれに類す
るものの所有者として記録されたこと示す当該第8の情
報データを送信するステップと、当該第4の機器の画面
上に、当該第8の情報データを含む情報を表示するステ
ップと、を含むことを特徴としている。
【0019】また、請求項13に記載の発明は、ブルー
トゥースなどの無線通信技術を用いて、当該第1の機器
と当該第4の機器の間に通信リンクを形成するステップ
をさらに有することを特徴としている。
【0020】また、請求項14に記載の発明は、コンピ
ュータとネットワーク網を利用して、チケット・クーポ
ンまたはこれに類するものを取得するための電子取引を
行う電子取引システムであって、アクセス可能な第1の
メモリを備えた消費者が所有するユーザーコンピュータ
と、アクセス可能な第2メモリを含み、チケット・クー
ポンまたはこれに類するものを取得するためのウェブサ
イトを提供するサーバーと、を含み、前記サーバーは、
前記ユーザーコンピュータからの操作入力に基づき、チ
ケット・クーポンまたはこれに類するものの発注および
受領を行う処理をする手段と、前記チケット・クーポン
またはこれに類するものを前記ユーザーコンピュータの
画面上に表示させるとともに、前記チケット・クーポン
またはこれに類するものの所有権を前記消費者に取得せ
しめる処理を行う手段と、を含むことを特徴としてい
る。
【0021】また、請求項15に記載の発明は、前記サ
ーバーは、譲渡される当該チケット・クーポンまたはこ
れに類するものをあらわす第1の情報データを前記第1
のメモリから呼び出して、前記ユーザーコンピュータに
付属の表示画面に表示するように処理する手段を含むこ
とを特徴としている。
【0022】また、請求項16に記載の発明は、アクセ
ス可能な第3のメモリを備えた、通信機能をもつ第2の
コンピュータをさらに有し、前記サーバーは、当該第2
のコンピュータと通信リンクを形成し、当該第2のコン
ピュータは、当該サーバーにより送信された必要な支払
関連情報を確認し、当該第3のメモリに記録されている
口座に関する情報データの変更を当該第3のメモリに記
録することを特徴としている。
【0023】また、請求項17に記載の発明は、付属の
表示画面と、アクセス可能な第4のメモリとを備え、無
線通信機能をもつ他の消費者が利用する第3のコンピュ
ータをさらに有し、当該第3のコンピュータは、当該ユ
ーザーコンピュータを介して情報データを送受信し、当
該チケット・クーポンまたはこれに類するものを表す情
報データを記録し、当該第4のメモリにアクセス後、当
該チケット・クーポンまたはこれに類するものを前記表
示画面上に表示することを特徴としている。
【0024】また、請求項18に記載の発明は、当該第
3のコンピュータは、当該サーバーと無線による通信を
行い、当該ユーザーコンピュータを所有する消費者が所
有していた当該チケット・クーポンまたはこれに類する
ものの所有権を、当該第3のコンピュータを所有する消
費者が取得するように、新たな所有権者を認識する情報
を前記第2のメモリに記録したかを確認することを特徴
としている。
【0025】また、請求項19に記載の発明は、当該第
3のコンピュータは、チケット・クーポンまたはこれに
類するものを利用して事業を営む企業が使用することを
特徴としている。
【0026】また、請求項20に記載の発明は、当該第
3のコンピュータは、有線方式により当該サーバーと通
信を行い、当該ユーザーコンピュータを所有する消費者
が所有していた当該チケット・クーポンまたはこれに類
するものの所有権を、当該第3のコンピュータを所有す
る消費者が取得するように、新たな所有権者を認識する
情報を前記第2のメモリに記録したかを確認することを
特徴としている。
【0027】また、請求項21に記載の発明は、当該第
3のコンピュータは、チケット・クーポンまたはこれに
類するものを利用して事業を営む企業が使用することを
特徴としている。
【0028】また、請求項22に記載の発明は、前記ユ
ーザーコンピュータは、当該ユーザーの指紋を読み取る
指紋読取手段と、この指紋読取手段にて読み取られた情
報と、予め登録された指紋情報格納手段の情報と、に基
づき認証を行う認証手段と、チケット・クーポンまたは
これに類するものの購入又は譲渡に、前記指紋読取手段
による認証の実行を促すプログラムを格納したデータ格
納手段と、を含むことを特徴としている。
【0029】また、請求項23に記載の発明は、前記第
3のコンピュータは、前記第3のコンピュータのユーザ
ーの指紋を読み取る指紋読取手段と、この指紋読取手段
にて読み取られた情報と、予め登録された指紋情報格納
手段の情報と、に基づき認証を行う認証手段と、チケッ
ト・クーポンまたはこれに類するものの購入又は譲渡
に、前記指紋読取手段による認証の実行を促すプログラ
ムを格納したデータ格納手段と、を含むことを特徴とし
ている。
【0030】また、請求項24に記載の発明は、前記ユ
ーザーコンピュータは、当該ユーザーの指紋を読み取る
指紋読取手段と、この指紋読取手段にて読み取られた情
報と、予め登録された指紋情報格納手段の情報と、に基
づき認証を行う認証手段と、チケット・クーポンまたは
これに類するものの購入又は譲渡に、前記指紋読取手段
による認証の実行を促すプログラムを格納した第1のデ
ータ格納手段と、を含み、前記第3のコンピュータは、
前記第3のコンピュータのユーザーの指紋を読み取る指
紋読取手段と、この指紋読取手段にて読み取られた情報
と、予め登録された指紋情報格納手段の情報と、に基づ
き認証を行う認証手段と、チケット・クーポンまたはこ
れに類するものの購入又は譲渡に、前記指紋読取手段に
よる認証の実行を促すプログラムを格納した第2のデー
タ格納手段と、を含み、前記第1のデータ格納手段及び
前記第2のデータ格納手段のいずれか一方又は双方に
は、双方の各々の認証が確認された場合に、前記ユーザ
ーコンピュータと前記第3のコンピュータとの間の購入
又は譲渡に関するデータの送受信が行われるようにする
プログラムを格納することを特徴としている。
【0031】また、請求項25に記載の発明は、前記ユ
ーザーコンピュータは、当該ユーザーの指紋を読み取る
指紋読取手段を含み、前記サーバーは、チケット・クー
ポンまたはこれに類するものの購入又は譲渡に、前記指
紋読取手段による認証の実行を促すとともに、前記指紋
読取手段にて読み取られた情報と、予め登録された指紋
情報格納手段の情報と、に基づき認証を行うことを特徴
としている。
【0032】また、請求項26に記載の発明は、前記第
3のコンピュータは、当該第3のコンピュータを使用す
るユーザーの指紋を読み取る指紋読取手段を含み、前記
サーバーは、チケット・クーポンまたはこれに類するも
のの購入又は譲渡に、前記指紋読取手段による認証の実
行を促すとともに、前記指紋読取手段にて読み取られた
情報と、予め登録された指紋情報格納手段の情報と、に
基づき認証を行うことを特徴としている。
【0033】また、請求項27に記載の発明は、前記サ
ーバーは、認証が確認された場合に、前記ユーザーコン
ピュータと当該サーバーとの間で購入又は譲渡に関する
データの送受信が開始されることを特徴としている。
【0034】また、請求項28に記載の発明は、前記サ
ーバーは、認証が確認された場合に、前記第3のコンピ
ュータと当該サーバーとの間で購入又は譲渡に関するデ
ータの送受信が開始されることを特徴としている。
【0035】また、請求項29に記載の発明は、消費者
が所有する第1の機器を用いて、チケット・クーポンま
たはこれに類するものの取得を可能とするサービスを提
供する第2の機器により電子取引を行う電子取引システ
ムに用いるプログラムを記録した情報記録媒体であっ
て、前記第1の機器と前記第2の機器との間に通信リン
クを形成する処理を行うプログラム情報と、前記第1の
機器と前記第2の機器の間の情報データの送受信によ
り、チケット・クーポンまたはこれに類するものの発注
および受領を行うプログラム情報と、前記チケット・ク
ーポンまたはこれに類するものを前記第1の機器の画面
上に表示させるとともに、前記チケット・クーポンまた
はこれに類するものの所有権が得られる処理を行うプロ
グラム情報と、を含むことを特徴としている。
【0036】また、請求項30に記載の発明は、前記チ
ケット、クーポンまたはこれに類するものの譲渡に支払
いが必要となる場合に、当該第2の機器と第3の機器と
の間に通信リンクを形成し、当該第2の機器から当該第
3の機器に対して、前記第1の機器を所有する消費者の
口座から引き落とされる金額に関する第2の情報データ
を送信する処理を行うプログラム情報と、前記第3の機
器にて前記第2の情報データを確認し、当該口座に残高
がある場合に、当該消費者の当該口座から当該金額を課
金することにより支払いを行う処理を行うプログラム情
報と、支払いが完了したかを示す第3の情報データを、
当該第3の機器から当該第2の機器へ送信する処理を行
うプログラム情報と、当該第2の機器により、当該チケ
ット、クーポンまたはこれに類するものの所有者として
の当該消費者の名前を前記第2の機器の第2のメモリに
登録する処理を行うプログラム情報と、当該第1の機器
を所有する消費者の口座を認識する情報と、当該消費者
の名前および当該チケット・クーポンまたはこれに類す
るものの情報と、を含む当該第4情報データを、前記第
2の機器から前記第1の機器に送信する処理を行うプロ
グラム情報と、を含むことを特徴としている。
【0037】また、請求項31に記載の発明は、前記チ
ケット、クーポンまたはこれに類するものの譲渡に支払
いが必要となる場合に、前記第1の機器により前記消費
者の指紋を読み取り、この読み取られた指紋情報に基づ
き、前記第2の機器が前記消費者の認証を行う処理をす
るプログラム情報を含むことを特徴としている。
【0038】また、請求項32に記載の発明は、前記チ
ケット、クーポンまたはこれに類するものの譲渡に支払
いが必要となる場合に、前記第1の機器により前記消費
者の指紋を読み取り、この読み取られた指紋情報に基づ
き、前記第1の機器が前記消費者の認証を行い、この認
証結果の確認通知を前記第2の機器に送信する処理を行
うプログラム情報を含むことを特徴としている。
【0039】また、請求項33に記載の発明は、当該チ
ケット・クーポンまたはこれに類するものの譲渡に支払
いが必要となる場合、またさらに第3の情報データに支
払いが完了していないことが示されている場合に、当該
第1の機器が当該第2の機器に対して当該消費者の口座
を認識する新しい情報を送信する処理を行うプログラム
情報を含むことを特徴としている。
【0040】また、請求項34に記載の発明は、前記第
1の機器が前記第4の情報データを受信する処理を行う
プログラム情報と、前記第1の機器により、当該第4の
情報データを当該第1の機器の第1のメモリに記録する
処理を行うプログラム情報と、少なくとも当該第4の情
報データの一部を含む情報を当該第1の機器の画面上に
表示する処理を行うプログラム情報と、を含むことを特
徴としている。
【0041】また、請求項35に記載の発明は、前記第
1の機器と他の消費者の所有する第4の機器の間に通信
リンクを形成し、前記第4の情報データを前記第1の機
器から前記第4の機器に送信する処理を行うプログラム
情報と、前記第4の情報データを前記第4の機器の第4
のメモリに記録する処理を行うプログラム情報と、当該
第4の機器の画面上に少なくとも第4の情報データの一
部を含む情報を表示する処理を行うプログラム情報と、
を含むことを特徴としている。
【0042】また、請求項36に記載の発明は、前記第
1の機器と前記第4の機器との通信リンクを形成した後
又は形成時に、前記第1の機器にて当該第1の機器を所
有する消費者の指紋認証を行う処理を行うプログラム情
報と、前記4の機器にて当該第4の機器を所有する消費
者の指紋認証を行う処理を行いプログラム情報と、これ
らの各認証が正しく行われた場合に、前記第4の情報デ
ータの送信を促す処理を行うプログラム情報と、を含む
ことを特徴としている。
【0043】また、請求項37に記載の発明は、前記第
4の機器が、当該第4の情報データを消去するよう指示
する当該第5の情報データを、前記第1の機器に対して
送信する処理を行うプログラム情報と、前記第5の情報
データに基づき、前記第1のメモリから前記第4の情報
データを消去する処理を行うプログラム情報と、をさら
に有することを特徴としている。
【0044】また、請求項38に記載の発明は、前記第
4の機器を所有する消費者の第2の名前を含む前記第6
の情報データを、前記第1の機器より前記第2の機器に
向けて送信する処理を行うプログラム情報と、当該第6
の情報データに基づき、当該第2のメモリに、当該チケ
ット・クーポンまたはこれに類するもの所有者として記
録される名前を従来の名前から新しい名前へと変更する
ように指示する処理を行うプログラム情報と、を含むこ
とを特徴としている。
【0045】また、請求項39に記載の発明は、当該第
1の機器から前記第4の機器に、当該第4の情報データ
が当該第1のメモリから消去されたことを表示する第7
の情報データを送信する処理を行うプログラム情報と、
当該第4の機器の画面上に当該第7の情報データを含む
情報を表示する処理を行うプログラム情報と、を含むこ
とを特徴としている。
【0046】また、請求項40に記載の発明は、当該第
2の機器の当該第2のメモリに、当該チケット・クーポ
ンまたはこれに類するものの所有者として記録されてい
る名前の変更を記録する処理を行うプログラム情報と、
当該第1の機器から前記第4の機器に向けて、新しい名
前が当該チケット・クーポンまたはこれに類するものの
所有者として記録されたこと示す当該第8の情報データ
を送信する処理を行うプログラム情報と、当該第4の機
器の画面上に、当該第8の情報データを含む情報を表示
する処理を行うプログラム情報と、を含むことを特徴と
している。
【0047】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
の一例について、図面を参照して具体的に説明する。
【0048】[第1の実施の形態] (構成説明)先ず、本発明の電子取引システムの全体の
概略構成について、図1を参照して説明する。図1は、
本例の電子取引システムを示す機能ブロック図である。
【0049】本例の電子取引システムは、図1に示すよ
うに、ワイヤレス・コンピュータ10、サーバー10
2、コンピュータ103、ワイヤレス・コンピュータ1
04を含んで構成される。
【0050】ワイヤレス・コンピュータ101は、携帯
電話・パームコンピュータ・PDA・その他無線・有線
通信機能を有する携帯コンピュータ機器であり、移動式
・固定式を問わない。
【0051】当該ワイヤレス・コンピュータ101は、
ワイヤレス・コンピュータ101にアクセス可能なメモ
リを有する。このメモリは、物理的に分離不可能なも
の、またはフロッピー(登録商標)ディスク、メモリー
スティックまたは同様のメモリなどの分離可能なもので
ある。さらに、画像表示可能な表示画面(スクリーン)
等を備えている。
【0052】サーバー102は、有線通信に加えて無線
通信機能を有し、データベースその他のメモリなど、サ
ーバー102にアクセス可能なメモリを有する。サーバ
ー102は、市販のサーバーまたは無線・有線通信機能
をもつ専用のサーバーでよい。
【0053】コンピュータ103は、有線通信機能をも
ち、データベースその他のメモリなど、当該コンピュー
タ103にアクセス可能なメモリを有する。
【0054】ワイヤレス・コンピュータ104は、無線
・有線通信機能をもつコンピュータであり、携帯電話・
パームコンピュータ・携帯情報端末(PDA)または無
線・有線通信機能をもつコンピュータ機器を含み、移動
式・固定式を問わない。
【0055】当該ワイヤレス・コンピュータ104は、
ワイヤレス・コンピュータ104にアクセス可能なメモ
リを有する。このメモリは、物理的に分離不可能なも
の、またはフロッピーディスク・メモリースティックそ
の他同様のメモリなど分離可能なものである。さらに、
画像表示可能な表示画面(スクリーン)等を備えてい
る。
【0056】(処理手順)次に、上述のような構成にて
チケット等を購入し、譲渡する場合の処理手順について
説明する。
【0057】ステップ(以下、「S」1において、ワイ
ヤレス・コンピュータ101は、サーバー102と通信
リンクを形成する。サーバー102は、インターネット
上のウェブサイトなどの形式でワイヤレス・コンピュー
タ101に情報を提供し、利用可能なチケット・クーポ
ンまたはこれに類するものおよび関連する価格情報があ
ればその検索および選択を可能にし、さらにワイヤレス
・コンピュータ101からサーバー102に対して、情
報データの入力を可能にする。
【0058】ステップS2において、ワイヤレス・コン
ピュータ101のユーザーは、チケット・クーポンその
他これに類するものの発注を指示する情報データをサー
バー102に送信し、また、サーバー102が発行する
チケット・クーポンその他これに類するものの所有権を
認識するにあたり、当該ユーザーの名前を用いるよう指
示し、必要であれば支払関連情報もあわせて送信する。
【0059】また、そのような支払関連情報が要求され
ていても、当該注文と同時に提示されない場合は、サー
バー102は支払関連情報が必要であるとの情報データ
をワイヤレス・コンピュータ101に送信する。
【0060】また、当該チケット・クーポンその他これ
に類するものについて支払が必要ない場合、ステップS
5に進む。
【0061】ステップS2において、サーバー102が
必要な支払関連情報を受信すると、ステップS3におい
て、サーバー102は、コンピュータ103と通信リン
クを形成する。
【0062】サーバー102は、コンピュータ103に
対して、上記の必要な支払関連情報および当該注文に関
する価格情報を伝達する。
【0063】コンピュータ103は、コンピュータ10
3にアクセス可能な当該メモリに接続し、上記の要求さ
れる支払関連情報を確認し、その要求される支払関連情
報がコンピュータ103にアクセス可能な当該メモリの
情報と合致し、当該支払情報に表示される口座に当該注
文の費用の支払いを行うのに十分な残高があれば、コン
ピュータ103は、コンピュータ103にアクセス可能
なメモリに当該口座からの当該注文の費用相当額の引き
落しを記録し、当該注文の費用相当額の口座への入金を
当該サーバー102に記録する。
【0064】ステップS4において、コンピュータ10
3は、当該注文に対する支払いが完了したことを示す情
報データをサーバー102に送信する。上記の要求され
る支払関連情報がコンピュータ103にアクセス可能な
当該メモリの当該情報と合致しない、当該口座に十分な
残高がない、またはその他の理由により、ステップS3
が完了されなかった場合、ステップS4において、コン
ピュータ103は、サーバー102に、支払が完了して
いない旨の情報データを送信する。
【0065】そして、サーバー102はステップS2に
戻り、ワイヤレス・コンピュータ101に対して、その
要求される支払関連情報が正しくないこと、または支払
が処理できなかったこと示し、ワイヤレス・コンピュー
タ101が新たに必要な支払関連情報を送信できるよう
にする。
【0066】ステップS4の支払完了に続き、ステップ
S5において、サーバー102は、サーバー102にア
クセス可能な当該メモリにアクセスし、当該チケット・
クーポンその他これに類するものの所有者として当該ユ
ーザー名を記録し、ワイヤレス・コンピュータ101に
チケット・クーポンその他これに類するものを含む情報
データを送信する。当該チケット・クーポンその他これ
に類するものに関する情報データは、ワイヤレス・コン
ピュータ101にアクセス可能な当該メモリに記録する
ことができる。
【0067】当該情報データは、ワイヤレス・コンピュ
ータ101にアクセス可能な当該メモリからアクセスが
可能であり、ワイヤレス・コンピュータ101のスクリ
ーン上に表示される。
【0068】ステップS6において、当該コンピュータ
101のユーザーは、当該ワイヤレス・コンピュータ1
04のユーザーに対して、当該チケット・クーポンまた
はこれに類するものに関する情報データを引渡すか譲渡
するかを決定する。
【0069】コンピュータ101の当該ユーザーは、本
例とは関係なく、チケット・クーポンその他これに類す
るものと引き換えに現金を受け取るか、無料で寄付する
か、または理由のいかんにかかわらず、チケット・クー
ポンまたはその他これに類するものを譲渡すること、あ
るいはどのような支払手段を用いるかについて、独自に
決定することができる。
【0070】ワイヤレス・コンピュータ104の一例を
あげると、劇場の入口で入場許可と引き換えに譲渡され
たチケット・クーポンその他これに類する商品を受領す
る映画館のワイヤレス・コンピュータがこれにあたる。
【0071】ステップS6において、ワイヤレス・コン
ピュータ101は、ワイヤレス・コンピュータ104と
通信リンクを形成するが、この通信リンクは、無線通信
技術を用いた無線電話という手段により形成することが
できる。このような無線通信技術には、ブルートゥース
その他の無線通信技術などがある。
【0072】そして、ワイヤレス・コンピュータ101
は、当該チケット・クーポンまたはこれに類するもの
を、ワイヤレス・コンピュータ104に対して、当該チ
ケット・クーポンその他これに類するものに関連する情
報データという形で送信する。
【0073】そして、ワイヤレス・コンピュータ104
は、ワイヤレス・コンピュータ104にアクセス可能な
当該メモリにアクセスし、当該チケット・クーポンその
他これに類するものに関連する情報データをワイヤレス
・コンピュータ104にアクセス可能な当該メモリに記
録する。少なくとも、当該チケット・クーポンその他こ
れに類するものに関連する情報データの一部は、メモリ
から呼び出して、当該ワイヤレス・コンピュータ104
のスクリーン上に表示することができる。
【0074】ステップS7において、ワイヤレス・コン
ピュータ104は、所有権に関する情報データを送信
し、当該チケット・クーポンその他これに類するものに
関連する情報データをワイヤレス・コンピュータ101
にアクセス可能な当該メモリから消去するよう指示す
る。
【0075】さらには、サーバー102にアクセス可能
な当該メモリに当該チケット・クーポンその他これに類
するものに関連するデータの新しい所有者として記録す
るために、ワイヤレス・コンピュータに対して当該サー
バー102に名前を送信するよう指示する。
【0076】ステップS8において、ワイヤレス・コン
ピュータ101は、サーバー102と通信リンクを形成
し、サーバー102にアクセス可能な当該メモリにおけ
る当該チケット・クーポンその他これに類するものに関
連する情報データ記録の従来の名前を、その名前から新
しい名前に変更するよう指示する。
【0077】そして、サーバー102は、サーバー10
2にアクセス可能な当該メモリにアクセスし、当該チケ
ット・クーポンその他これに類するものに関連する情報
データの名前を、記録されているとおり、従来の名前か
ら新しい名前に変更するよう命令を与える。
【0078】当該チケット・クーポンその他これに類す
るものに関連する情報データのワイヤレス・コンピュー
タからの当該メモリからの消去は、ステップS7または
ステップS8のいずれかで行うことができる。
【0079】消去後は、当該チケット・クーポンその他
これに類するものに関連する情報データは当該ワイヤレ
ス・コンピュータ101のスクリーン上で見ることはで
きなくなる。
【0080】ステップS8の完了に続き、ステップS9
において、サーバー102は、新しい名前が記録された
ことを示す新たな所有権に関する情報をワイヤレス・コ
ンピュータ101に送信する。
【0081】そして、ワイヤレス・コンピュータ101
は、ワイヤレス・コンピュータ101にアクセス可能な
当該メモリから、当該チケット・クーポンその他これに
類するものに関連する情報データを消去する。
【0082】ステップS10において、ワイヤレス・コ
ンピュータ101は、所有権移転に関する情報データを
送信し、ワイヤレス・コンピュータ104に、当該チケ
ット・クーポンその他これに類するものに関連する情報
データが、ワイヤレス・コンピュータ101にアクセス
可能な当該メモリから消去されたことを表示する。
【0083】ステップS8、ステップS9およびステッ
プS10の一部の代替手段として、例えば、当該ワイヤ
レス・コンピュータ104のユーザーは、ステップS1
1において、サーバー102と通信リンクを形成し、所
有権移転に関する情報データを送信し、従来の名前を当
該チケット・クーポンその他これに類するものに関連す
る情報データの所有者として新しい名前に変更するよう
命令することができる。
【0084】そして、サーバー102は、サーバー10
2にアクセス可能な当該メモリにアクセスし、当該チケ
ット・クーポンその他これに類するものに関連する情報
データの所有者名を、従来の名前から新しい名前に変更
するよう命令を行う。
【0085】ステップS11が完了後、サーバー102
は、ワイヤレス・コンピュータ1044に新しい所有権
に関する情報データを送信し、当該チケット・クーポン
その他これに類するもの所有者として記録されている新
しい名前を表示する。
【0086】この代替実施形態では、ステップS7およ
びステップS10において、ワイヤレス・コンピュータ
104の当該ユーザーは、ワイヤレス・コンピュータ1
01にアクセス可能な当該メモリから、当該チケット・
クーポンその他これに類するものに関連する情報データ
を消去するために、消去に関する情報データ送信し、か
つワイヤレス・コンピュータ101から当該消去の完了
を示す情報データを受信することができる。
【0087】以上のように本実施の形態によれば、消費
者に対して、ワイヤレス・コンピュータを用いて、チケ
ット・クーポンまたはこれに類するものの購入(有料の
場合)し、しかも、チケット・クーポンまたはこれに類
するものを消費者相互に譲渡できる。
【0088】すなわち、チケット・クーポンまたはこれ
に類するものの内容を確認できるよう、ワイヤレス・コ
ンピュータのスクリーンには、日時、場所、価格その他
当該商品に関する条件など当該商品に関する情報データ
を表示することができる。この譲渡は、受信を行うワイ
ヤレス・コンピュータからの情報データの送信により行
われ、チケット・クーポンまたこれに類するものが同時
に別の2人の手に渡る可能性を軽減するために、チケッ
ト・クーポンまたこれに類するものを、送信を行うワイ
ヤレス・コンピュータのメモリから消去する。
【0089】[第2の実施の形態]次に、本発明にかか
る第2の実施の形態について、図2に基づいて説明す
る。なお、以下には、前記第1の実施の形態の実質的に
同様の構成に関しては説明を省略し、異なる部分につい
てのみ述べる。図2は、本例の電子取引システムの構成
の概略を示す機能ブロック図である。
【0090】本例では、支払関連情報が必要であると
き、当該ワイヤレス・コンピュータ101のユーザーが
電子送金またはこれに類する通信手段により銀行、信販
会社または同様の金融機関の間での支払いを希望する場
合に対応するための本発明の代替実施形態を示す。
【0091】図2において、ワイヤレス・コンピュータ
101、サーバー102、コンピュータ103、ワイヤ
レス・コンピュータ104およびコンピュータ105が
開示されている。
【0092】図2では、コンピュータ105は、無線通
信および非無線通信機能をもち、コンピュータ105に
アクセス可能なメモリを有する。
【0093】図1に記載される実施形態とは異なり、ス
テップS2において、当該ユーザーは、電子送金または
これに類する手段での支払いを希望する旨意思表示をす
る。
【0094】サーバー102からの支払命令の受信に応
答し、ステップS4において、ワイヤレス・コンピュー
タ101は、コンピュータ105と無線通信リンクを形
成する。
【0095】そして、必要な支払関連情報データは、ワ
イヤレス・コンピュータ101からコンピュータ105
に送信され、コンピュータ103に対して支払いを行う
よう命令し、さらにコンピュータ105が支払いを行う
ために必要な支払い関連情報データをコンピュータ10
3に提供する。
【0096】そして、コンピュータ105は、当該コン
ピュータ105にアクセス可能な当該メモリにアクセス
し、当該支払い命令を記録する。
【0097】ステップS5において、コンピュータ10
5は、コンピュータ103に対する支払いが完了したこ
とを示す支払い命令に関する情報をワイヤレス・コンピ
ュータ101に送信する。
【0098】ステップS6において、コンピュータ10
5は、コンピュータ103と通信リンクを形成し、支払
いがコンピュータ105から提供される予定であること
または提供されたことを登録するために、必要な支払関
連情報データをコンピュータ103に提供する。
【0099】そして、コンピュータ103は、コンピュ
ータ103にアクセス可能な当該メモリにアクセスし、
コンピュータ105のシステムからコンピュータ103
のシステムへの決済を行うために、必要とされる限りの
支払い関連情報を記録する。
【0100】支払いが行われるコンピュータ103に登
録後、ステップS7において、コンピュータ103はサ
ーバー102と通信リンクを形成し、図1のステップS
4に示されるとおり、支払いが完了したことを示す情報
データをサーバー102に送信する。
【0101】ステップS8において、サーバー102
は、図1のステップS5を実行する。ただし、図2にお
いては、ステップS8となっている。ステップS9は、
図1のステップS6と同じであり、ステップS7、8、
9、10、11および12は、図1に表示されるものと
同じである。
【0102】本実施形態において、ステップS5、6は
入れ替えが可能である。
【0103】[第3の実施の形態]次に、本発明にかか
る第3の実施の形態について、図3〜図4に基づいて説
明する。なお、以下には、前記第1の実施の形態の実質
的に同様の構成に関しては説明を省略し、異なる部分に
ついてのみ述べる。図3は、本例の電子取引システムに
用いられるワイヤレス・コンピュータの構成の概略を示
す機能ブロック図である。
【0104】本例では、上述のワイヤレス・コンピュー
タに、指紋による認証機能を備えた場合の例を示すもの
である。
【0105】ワイヤレス・コンピュータ110は、図3
に示すように、ユーザーの指紋情報を読み取るための指
紋読取手段110aと、予め読み込まれて登録されたユ
ーザーの指紋情報が格納された指紋情報格納手段110
bと、前記指紋読取手段110aにて読み取られた指紋
情報と、指紋情報格納手段110bに格納された指紋情
報とを照合することによりユーザーの認証を行う認証手
段110cと、他の情報機器との間でデータ及び信号の
送受信を行うための送受信手段110fと、通話等を行
う音声の入出力を行うための音声入出力手段110g
と、データの表示を行う表示手段110eと、表示手段
110eに表示されるデータやその他各種のデータを格
納するためのデータ格納手段110dと、操作入力を行
う不図示の操作手段と、上述の各部の制御を司るととも
に、この認証手段110cによる認証が正しく行われた
場合にのみ各部の実行処理を行う制御手段110hと、
を含み構成される。
【0106】図4には、このような指紋認証機能を備え
たワイヤレス・コンピュータ110及び111間で、上
述の第1の実施の形態同様のクーポン等の譲渡処理を行
う場合の説明図が開示されている。なお、第1の実施の
形態と共通する構成及び処理については省略し、異なる
部分についてのみのべる。
【0107】本例では、各ワイヤレス・コンピュータ1
10、111内に、各ユーザーの指紋情報が予め格納さ
れている場合のケースを挙げている。
【0108】この場合には、各ワイヤレス・コンピュー
タ110、111で操作時に各々認証が行われるので認
証時間が短くて済む。
【0109】具体的には、上述の第1の実施の形態にお
いて、スッテプ6において、ワイヤレス・コンピュータ
110がワイヤレス・コンピュータ111と通信リンク
を形成する際に、以下のステップを行う。
【0110】すなわち、先ず、ワイヤレス・コンピュー
タ110において、指紋認証を行う旨の通知を表示手段
110eに表示指示する。そして、ユーザーが指紋読取
手段110aにて指紋の読取を行い、正しく認証が行わ
れた場合には、認証結果が正しい旨の確認信号がワイヤ
レス・コンピュータ111に向けて送信される(S6
a)。
【0111】ここで、一般に指紋認証等は、ワイヤレス
・コンピュータ110の不正利用防止の観点から電源投
入時に行う場合が多いが、本例においては、電源投入時
における使用者の認証に加えて、チケット譲渡時等にお
ける本人の認証においても兼用できるよう、チケット譲
渡時等に認証プロセスを開始するような専用のコマンド
ないしはプログラムをデータ格納手段110dに内蔵し
ている。このために、他の専用の暗号化プログラム等を
別途使用することなくセキュリティの高い認証を行うこ
とができる。
【0112】さらに、確認信号がワイヤレス・コンピュ
ータ111に到達すると、ワイヤレス・コンピュータ1
11は、当該ユーザーに対して指紋認証を行うように表
示手段等を利用して指示する。そして、このワイヤレス
・コンピュータ111においても当該ユーザーの認証が
正しく行われると、正しく認証が行われた旨の確認信号
がワイヤレス・コンピュータ111からワイヤレス・コ
ンピュータ110に向けて送信されることとなる(S6
b)。
【0113】なお、いずれか一方のワイヤレス・コンピ
ュータ110、111において認証が正しく行われない
場合には上記各確認信号は出力されず、通信リンクが形
成されないこととなる。
【0114】このようにして、確認信号がワイヤレス・
コンピュータ110に到達すると通信リンクが確立さ
れ、上記実施の形態1と同様のプロセスを経てチケット
等の譲渡処理が行われることとなる。
【0115】なお、以上譲渡処理を行う場合に認証を行
う例を示したが、チケット等を購入する場合に指紋認証
を行う場合には、上述の第1の実施の形態のステップ2
において、上記同様の認証ステップを付加すればよい。
すなわち、ワイヤレス・コンピュータ110にて認証が
正しく行われた場合にのみ、サーバー102との間で購
入ステップを開始するように構成すればよい。
【0116】また、S6a、S6bは、通信リンク確立
後、譲渡プロセス前に行う構成であってもよい。
【0117】以上のように本実施の形態によれば、ワイ
ヤレス・コンピュータに指紋認証等の認証機能を備える
ことで、よりセキュリティの高い上述のチケット等の購
入、譲渡処理を行うことができ、特に、譲渡処理を行う
際には、一方のワイヤレス・コンピュータからチケット
等の情報を消去し、他方のワイヤレス・コンピュータに
のみチケット等の所有権を有する構成となるので、譲渡
する側でチケット等の表示が消えた段階で、当該所有権
及びチケットデータも確実になくなり、一つのチケット
等が2人のユーザーによって、所有されるような事態を
高いセキュリティによって回避することができる。
【0118】[第4の実施の形態]次に、本発明にかか
る第4の実施の形態について、図5に基づいて説明す
る。なお、以下には、前記第1の実施の形態の実質的に
同様の構成に関しては説明を省略し、異なる部分につい
てのみ述べる。
【0119】図5には、ワイヤレス・コンピュータ11
0、111に認証機能を有しているものの、指紋情報を
データベース側に格納するとともに、サーバー102に
て認証処理を行う場合の例が開示されている。
【0120】本システムでは、指紋読取手段を備えたワ
イヤレス・コンピュータ110、111、サーバー10
2に加え、当該各ユーザーの指紋情報が格納された指紋
データベース112を備えている。
【0121】このようなシステムにおいて、上記第1の
実施の形態の譲渡処理において指紋認証を行うには、先
ず、上記第1の実施の形態のステップ2において、送信
前にワイヤレス・コンピュータ110にてユーザーに指
紋認証を促し、指紋読手段110aにて読みとられた指
紋情報をもサーバー102に向けて送信する(S2
a)。
【0122】次に、サーバー102より指紋データベー
ス112に向けて指紋情報がサーバー102にて受信さ
れた旨の通知を送信し、指紋データベース112内から
対応するユーザーの指紋情報を検索する指示を出す(S
3a)。
【0123】対応するユーザーの指紋情報が検索される
と、指紋データベース112からサーバー112に向け
て当該ユーザーの予め登録された指紋情報が送信され
(S4a)、サーバー102にて読み込まれた指紋情報
とデータベースの指紋情報との認証が行われる。
【0124】この認証の結果が正しければ、認証が正し
く行われた旨の情報をサーバー102内に待機させてお
く。
【0125】一方、ワイヤレス・コンピュータ111側
の認証処理は、上記第1の実施の形態のステップ6にお
ける通信リンクを形成した後又は同じタイミングで、認
証処理を促す処理を行う(S6a)。指紋が読みとられ
ると、指紋情報はワイヤレス・コンピュータ111から
ワイヤレス・コンピュータ110を介して、サーバー1
02に送信される(S6b、S6c)。
【0126】後は、上記ワイヤレス・コンピュータ11
0における認証同様、検索(S6d)、検索結果通知
(S6e)、及び認証プロセスが行われる。
【0127】このようにしてワイヤレス・コンピュータ
110の認証結果と、ワイヤレス・コンピュータ111
の認証結果とが揃うと、譲渡処理を行っても良い旨の信
号をサーバー102がワイヤレス・コンピュータ110
に向けて送信し(S6f)、上記第1の実施の形態同様
の譲渡プロセスが行われる。
【0128】以上のように本実施の形態によれば、指紋
認証用のデータベースをサーバー側に備えることで、指
紋認証のチケット購入、譲渡等をセキュリティの高い状
態で処理することができる。
【0129】[第5の実施の形態]次に、本発明にかか
る第5の実施の形態について、図6に基づいて説明す
る。本例では、上述の各実施の形態におけるシステムの
サーバーにて処理されるプログラムを記録した情報記録
媒体の例を開示している。
【0130】この情報記録媒体200としては、例えば
ハードディスク、フロッピーディスク、CDROM、D
VDRAM、DVDROM、MO、ZIP、DATなど
のバックアップメディア等各種メディアが挙げられる。
【0131】この情報記録媒体200は、消費者が所有
するユーザーコンピュータもしくはワイヤレスコンピュ
ータを構成する第1の機器を用いて、チケット・クーポ
ンまたはこれに類するものの取得を可能とするサービス
を提供するサーバー等の第2の機器により電子取引を行
う電子取引システムに用いるプログラムを記録したもの
である。
【0132】この情報記録媒体200は、記第1の機器
と前記第2の機器との間に通信リンクを形成する処理を
行うプログラム情報201―1と、前記第1の機器と前
記第2の機器の間の情報データの送受信により、チケッ
ト・クーポンまたはこれに類するものの発注および受領
を行うプログラム情報201―2と、前記チケット・ク
ーポンまたはこれに類するものを前記第1の機器の画面
上に表示させるとともに、前記チケット・クーポンまた
はこれに類するものの所有権が得られる処理を行うプロ
グラム情報201―3と、を含む。
【0133】さらに、前記チケット、クーポンまたはこ
れに類するものの譲渡に支払いが必要となる場合に、当
該第2の機器と第3の機器との間に通信リンクを形成
し、当該第2の機器から当該第3の機器に対して、前記
第1の機器を所有する消費者の口座から引き落とされる
金額に関する第2の情報データを送信する処理を行うプ
ログラム情報201―4と、前記第3の機器にて前記第
2の情報データを確認し、当該口座に残高がある場合
に、当該消費者の当該口座から当該金額を課金すること
により支払いを行う処理を行うプログラム情報201―
5と、を含む。
【0134】さらに、支払いが完了したかを示す第3の
情報データを、当該第3の機器から当該第2の機器へ送
信する処理を行うプログラム情報201―6と、当該第
2の機器により、当該チケット、クーポンまたはこれに
類するものの所有者としての当該消費者の名前を前記第
2の機器の第2のメモリに登録する処理を行うプログラ
ム情報201―7と、当該第1の機器を所有する消費者
の口座を認識する情報と、当該消費者の名前および当該
チケット・クーポンまたはこれに類するものの情報と、
を含む当該第4情報データを、前記第2の機器から前記
第1の機器に送信する処理を行うプログラム情報201
―8と、を含む。
【0135】さらに、前記チケット、クーポンまたはこ
れに類するものの譲渡に支払いが必要となる場合に、前
記第1の機器により前記消費者の指紋を読み取り、この
読み取られた指紋情報に基づき、前記第2の機器が前記
消費者の認証を行う処理をするプログラム情報201―
9を含む。
【0136】さらに、前記チケット、クーポンまたはこ
れに類するものの譲渡に支払いが必要となる場合に、前
記第1の機器により前記消費者の指紋を読み取り、この
読み取られた指紋情報に基づき、前記第1の機器が前記
消費者の認証を行い、この認証結果の確認通知を前記第
2の機器に送信する処理を行うプログラム情報201―
10を含む。
【0137】さらに、当該チケット・クーポンまたはこ
れに類するものの譲渡に支払いが必要となる場合、また
さらに第3の情報データに支払いが完了していないこと
が示されている場合に、当該第1の機器が当該第2の機
器に対して当該消費者の口座を認識する新しい情報を送
信する処理を行うプルグラム情報201―11を含む。
【0138】さらに、前記第1の機器が前記第4の情報
データを受信する処理を行うプログラム情報201―1
2と、前記第1の機器により、当該第4の情報データを
当該第1の機器の第1のメモリに記録する処理を行うプ
ログラム情報201―13と、少なくとも当該第4の情
報データの一部を含む情報を当該第1の機器の画面上に
表示する処理を行うプログラム情報201―14と、を
含む。
【0139】さらに、前記第1の機器と他の消費者の所
有する第4の機器の間に通信リンクを形成し、前記第4
の情報データを前記第1の機器から前記第4の機器に送
信する処理を行うプログラム情報201―15と、前記
第4の情報データを前記第4の機器の第4のメモリに記
録する処理を行うプログラム情報201―16と、当該
第4の機器の画面上に少なくとも第4の情報データの一
部を含む情報を表示する処理を行うプログラム情報20
1―17と、を含む。
【0140】さらに、前記第1の機器と前記第4の機器
との通信リンクを形成した後又は形成時に、前記第1の
機器にて当該第1の機器を所有する消費者の指紋認証を
行う処理を行うプログラム情報201―18と、前記4
の機器にて当該第4の機器を所有する消費者の指紋認証
を行う処理を行いプログラム情報201―19と、これ
らの各認証が正しく行われた場合に、前記第4の情報デ
ータの送信を促す処理を行うプログラム情報201―2
0と、を含む。
【0141】さらに、前記第4の機器が、当該第4の情
報データを消去するよう指示する当該第5の情報データ
を、前記第1の機器に対して送信する処理を行うプログ
ラム情報201―21と、前記第5の情報データに基づ
き、前記第1のメモリから前記第4の情報データを消去
する処理を行うプログラム情報201―22と、をさら
に有する。
【0142】さらに、前記第4の機器を所有する消費者
の第2の名前を含む前記第6の情報データを、前記第1
の機器より前記第2の機器に向けて送信する処理を行う
プログラム情報201―23と、当該第6の情報データ
に基づき、当該第2のメモリに、当該チケット・クーポ
ンまたはこれに類するもの所有者として記録される名前
を従来の名前から新しい名前へと変更するように指示す
る処理を行うプログラム情報201―24と、を含む。
【0143】さらに、当該第1の機器から前記第4の機
器に、当該第4の情報データが当該第1のメモリから消
去されたことを表示する第7の情報データを送信する処
理を行うプログラム情報201―25と、当該第4の機
器の画面上に当該第7の情報データを含む情報を表示す
る処理を行うプログラム情報201―26と、を含む。
【0144】さらに、当該第2の機器の当該第2のメモ
リに、当該チケット・クーポンまたはこれに類するもの
の所有者として記録されている名前の変更を記録する処
理を行うプログラム情報201―27と、当該第1の機
器から前記第4の機器に向けて、新しい名前が当該チケ
ット・クーポンまたはこれに類するものの所有者として
記録されたこと示す当該第8の情報データを送信する処
理を行うプログラム情報201―28と、当該第4の機
器の画面上に、当該第8の情報データを含む情報を表示
する処理を行うプログラム情報201―29と、を含
む。
【0145】このように、上述の各実施の形態の処理を
情報記録媒体に記録し、配布、コピーもしくはダウンロ
ードして販売を行うことできる。
【0146】なお、本発明にかかる装置と方法は、その
いくつかの特定の実施の形態に従って説明してきたが、
当業者は本発明の主旨および範囲から逸脱することなく
本発明の本文に記述した実施の形態に対して種々の変形
が可能である。例えば、上述の各実施の形態では、認証
手法として指紋認証を例に挙げたが、虹彩や声紋等種々
の認証手法あるいはそれらの組み合わせを用いることが
できる。
【0147】さらに、上述の各実施の形態同士、及び各
実施の形態のいずれかと各変形例との組み合わせによる
例も含むことは言うまでもない。
【0148】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、商
品券・クーポンまたはこれに類する取引に関して発行さ
れた、または引き換え可能なものと同様に、消費者は、
航空券、映画のチケットその他入場が関係するあらゆる
イベントのチケットまたは入場許可を取得することがで
きる。また、本発明により、ある場所を利用またはその
割引を受ける権利、物品・サービスについて割引または
それを受領する権利を有するこれに類するものの受発注
および譲渡も可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子取引システムの概略構成の一例を
示すネットワークの概略図である。
【図2】本発明の電子取引システムの概略構成の一例を
示すネットワークの概略図である。
【図3】本発明の電子取引システムに用いられるワイヤ
レス・コンピュータの一例を示す機能ブロック図であ
る。
【図4】本発明の電子取引システムの概略構成の一例を
示すネットワークの概略図である。
【図5】本発明の電子取引システムの概略構成の一例を
示すネットワークの概略図である。
【図6】本発明の情報記録媒体を示す説明図である。
【符号の説明】
101 ワイヤレス・コンピュータ 102 サーバー 103 コンピュータ 104 ワイヤレス・コンピュータ 105 コンピュータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/60 432 G06F 17/60 432Z 506 506 (72)発明者 興梠 敏郎 東京都中央区日本橋人形町1丁目2番7号 株式会社アイウェーブ・アソシエイツ内 Fターム(参考) 5B049 AA01 BB00 CC16 CC36 FF04 GG06 5B055 BB12 CB09 EE02 HB02

Claims (40)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 消費者が所有する第1の機器を用いて、
    チケット・クーポンまたはこれに類するものの取得を可
    能とするサービスを提供する第2の機器により電子取引
    を行う電子取引方法であって、 前記第1の機器と前記第2の機器との間に通信リンクを
    形成するステップと、 前記第1の機器と前記第2の機器の間の情報データの送
    受信により、チケット・クーポンまたはこれに類するも
    のの発注および受領を行うステップと、 前記チケット・クーポンまたはこれに類するものを前記
    第1の機器の画面上に表示させるとともに、前記チケッ
    ト・クーポンまたはこれに類するものの所有権が得られ
    るステップと、 を含むことを特徴とする電子取引方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の電子取引方法におい
    て、 前記チケット、クーポンまたはこれに類するものの譲渡
    に支払いが必要となる場合に、当該第2の機器と第3の
    機器との間に通信リンクを形成し、当該第2の機器から
    当該第3の機器に対して、前記第1の機器を所有する消
    費者の口座から引き落とされる金額に関する第2の情報
    データを送信するステップと、 前記第3の機器にて前記第2の情報データを確認し、当
    該口座に残高がある場合に、当該消費者の当該口座から
    当該金額を課金することにより支払いを行うステップ
    と、 支払いが完了したかを示す第3の情報データを、当該第
    3の機器から当該第2の機器へ送信するステップと、 当該第2機器により、当該チケット、クーポンまたはこ
    れに類するものの所有者としての当該消費者の名前を前
    記第2の機器の第2のメモリに登録するステップと、 当該第1の機器を所有する消費者の口座を認識する情報
    と、当該消費者の名前および当該チケット・クーポンま
    たはこれに類するものの情報と、を含む当該第4情報デ
    ータを、前記第2の機器から前記第1の機器に送信する
    ステップと、 を含むことを特徴とする電子取引方法。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の電子取引方法におい
    て、 前記チケット、クーポンまたはこれに類するものの譲渡
    に支払いが必要となる場合に、前記第1の機器により前
    記消費者の指紋を読み取り、この読み取られた指紋情報
    に基づき、前記第2の機器が前記消費者の認証を行うス
    テップを含むことを特徴とする電子取引方法。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載の電子取引方法におい
    て、 前記チケット、クーポンまたはこれに類するものの譲渡
    に支払いが必要となる場合に、前記第1の機器により前
    記消費者の指紋を読み取り、この読み取られた指紋情報
    に基づき、前記第1の機器が前記消費者の認証を行い、
    この認証結果の確認通知を前記第2の機器に送信するス
    テップを含むことを特徴とする電子取引方法。
  5. 【請求項5】 請求項2に記載の電子取引方法におい
    て、 当該チケット・クーポンまたはこれに類するものの譲渡
    に支払いが必要となる場合、またさらに第3の情報デー
    タに支払いが完了していないことが示されている場合
    に、当該第1の機器が当該第2の機器に対して当該消費
    者の口座を認識する新しい情報を送信するステップと、 を含むことを特徴とする電子取引方法。
  6. 【請求項6】 請求項2に記載の電子取引方法であっ
    て、 前記第1の機器が前記第4の情報データを受信するステ
    ップと、 前記第1の機器により、当該第4の情報データを当該第
    1の機器の第1のメモリに記録するステップと、 少なくとも当該第4の情報データの一部を含む情報を当
    該第1の機器の画面上に表示するステップと、 を含むことを特徴とする電子取引方法。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の電子取引方法におい
    て、 前記第1の機器と他の消費者の所有する第4の機器の間
    に通信リンクを形成し、前記第4の情報データを前記第
    1の機器から前記第4の機器に送信するステップと、 前記第4の情報データを前記第4の機器の第4のメモリ
    に記録するステップと、 当該第4の機器の画面上に少なくとも第4の情報データ
    の一部を含む情報を表示するステップと、 を含むことを特徴とする電子取引方法。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の電子取引方法におい
    て、 前記第1の機器と前記第4の機器との通信リンクを形成
    した後又は形成時に、前記第1の機器にて当該第1の機
    器を所有する消費者の指紋認証を行うステップと、 前記4の機器にて当該第4の機器を所有する消費者の指
    紋認証を行うステップと、 これらの各認証が正しく行われた場合に、前記第4の情
    報データの送信を促すステップと、 を含むことを特徴とする電子取引方法。
  9. 【請求項9】 請求項7に記載の電子取引方法におい
    て、 前記第4の機器が、当該第4の情報データを消去するよ
    う指示する当該第5の情報データを、前記第1の機器に
    対して送信するステップと、 前記第5の情報データに基づき、前記第1のメモリから
    前記第4の情報データを消去するステップと、 をさらに有することを特徴とする電子取引方法。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の電子取引方法におい
    て、 前記第4の機器を所有する消費者の第2の名前を含む前
    記第6の情報データを、前記第1の機器より前記第2の
    機器に向けて送信するステップと、 当該第6の情報データに基づき、当該第2のメモリに、
    当該チケット・クーポンまたはこれに類するもの所有者
    として記録される名前を従来の名前から新しい名前へと
    変更するように指示するステップと、 を含むことを特徴とする電子取引方法。
  11. 【請求項11】 請求項9に記載の電子取引方法におい
    て、 請求項9のすべてのステップを完了後、 当該第1の機器から前記第4の機器に、当該第4の情報
    データが当該第1のメモリから消去されたことを表示す
    る第7の情報データを送信するステップと、 当該第4の機器の画面上に当該第7の情報データを含む
    情報を表示するステップと、 を含むことを特徴とする電子取引方法。
  12. 【請求項12】 請求項9に記載の電子取引方法におい
    て、 請求項9のすべてのステップを完了後、 当該第2の機器の当該第2のメモリに、当該チケット・
    クーポンまたはこれに類するものの所有者として記録さ
    れている名前の変更を記録するステップと、 当該第1の機器から前記第4の機器に向けて、新しい名
    前が当該チケット・クーポンまたはこれに類するものの
    所有者として記録されたこと示す当該第8の情報データ
    を送信するステップと、 当該第4の機器の画面上に、当該第8の情報データを含
    む情報を表示するステップと、 を含むことを特徴とする電子取引方法。
  13. 【請求項13】 請求項9に記載の電子取引方法におい
    て、 ブルートゥースなどの無線通信技術を用いて、当該第1
    の機器と当該第4の機器の間に通信リンクを形成するス
    テップをさらに有することを特徴とする電子取引方法。
  14. 【請求項14】 コンピュータとネットワーク網を利用
    して、チケット・クーポンまたはこれに類するものを取
    得するための電子取引を行う電子取引システムであっ
    て、 アクセス可能な第1のメモリを備えた消費者が所有する
    ユーザーコンピュータと、 アクセス可能な第2メモリを含み、チケット・クーポン
    またはこれに類するものを取得するためのウェブサイト
    を提供するサーバーと、 を含み、 前記サーバーは、 前記ユーザーコンピュータからの操作入力に基づき、チ
    ケット・クーポンまたはこれに類するものの発注および
    受領を行う処理をする手段と、 前記チケット・クーポンまたはこれに類するものを前記
    ユーザーコンピュータの画面上に表示させるとともに、
    前記チケット・クーポンまたはこれに類するものの所有
    権を前記消費者に取得せしめる処理を行う手段と、 を含むことを特徴とする電子取引システム。
  15. 【請求項15】 請求項14に記載の電子取引システム
    において、 前記サーバーは、譲渡される当該チケット・クーポンま
    たはこれに類するものをあらわす第1の情報データを前
    記第1のメモリから呼び出して、前記ユーザーコンピュ
    ータに付属の表示画面に表示するように処理する手段を
    含むことを特徴とする電子取引システム。
  16. 【請求項16】 請求項15に記載の電子取引システム
    において、 アクセス可能な第3のメモリを備えた、通信機能をもつ
    第2のコンピュータをさらに有し、 前記サーバーは、当該第2のコンピュータと通信リンク
    を形成し、 当該第2のコンピュータは、当該サーバーにより送信さ
    れた必要な支払関連情報を確認し、当該第3のメモリに
    記録されている口座に関する情報データの変更を当該第
    3のメモリに記録することを特徴とする電子取引システ
    ム。
  17. 【請求項17】 請求項16の電子取引システムにおい
    て、:付属の表示画面と、アクセス可能な第4のメモリ
    とを備え、無線通信機能をもつ他の消費者が利用する第
    3のコンピュータをさらに有し、 当該第3のコンピュータは、当該ユーザーコンピュータ
    を介して情報データを送受信し、当該チケット・クーポ
    ンまたはこれに類するものを表す情報データを記録し、
    当該第4のメモリにアクセス後、当該チケット・クーポ
    ンまたはこれに類するものを前記表示画面上に表示する
    ことを特徴とする電子取引システム。
  18. 【請求項18】 請求項17に記載の電子取引システム
    において、 当該第3のコンピュータは、当該サーバーと無線による
    通信を行い、当該ユーザーコンピュータを所有する消費
    者が所有していた当該チケット・クーポンまたはこれに
    類するものの所有権を、当該第3のコンピュータを所有
    する消費者が取得するように、新たな所有権者を認識す
    る情報を前記第2のメモリに記録したかを確認すること
    を特徴とする電子取引システム。
  19. 【請求項19】 請求項18に記載の電子取引システム
    において、 当該第3のコンピュータは、チケット・クーポンまたは
    これに類するものを利用して事業を営む企業が使用する
    ことを特徴とする電子取引システム。
  20. 【請求項20】 請求項17に記載の電子取引システム
    において、 当該第3のコンピュータは、有線方式により当該サーバ
    ーと通信を行い、当該ユーザーコンピュータを所有する
    消費者が所有していた当該チケット・クーポンまたはこ
    れに類するものの所有権を、当該第3のコンピュータを
    所有する消費者が取得するように、新たな所有権者を認
    識する情報を前記第2のメモリに記録したかを確認する
    ことを特徴とする電子取引システム。
  21. 【請求項21】 請求項20に記載の電子取引システム
    において、 当該第3のコンピュータは、チケット・クーポンまたは
    これに類するものを利用して事業を営む企業が使用する
    ことを特徴とする電子取引システム。
  22. 【請求項22】 請求項14〜請求項21のいずれか一
    項に記載の電子取引システムにおいて、 前記ユーザーコンピュータは、 当該ユーザーの指紋を読み取る指紋読取手段と、 この指紋読取手段にて読み取られた情報と、予め登録さ
    れた指紋情報格納手段の情報と、に基づき認証を行う認
    証手段と、 チケット・クーポンまたはこれに類するものの購入又は
    譲渡に、前記指紋読取手段による認証の実行を促すプロ
    グラムを格納したデータ格納手段と、 を含むことを特徴とする電子取引システム。
  23. 【請求項23】 請求項17〜請求項21のいずれか一
    項に記載の電子取引システムにおいて、 前記第3のコンピュータは、 前記第3のコンピュータのユーザーの指紋を読み取る指
    紋読取手段と、 この指紋読取手段にて読み取られた情報と、予め登録さ
    れた指紋情報格納手段の情報と、に基づき認証を行う認
    証手段と、 チケット・クーポンまたはこれに類するものの購入又は
    譲渡に、前記指紋読取手段による認証の実行を促すプロ
    グラムを格納したデータ格納手段と、 を含むことを特徴とする電子取引システム。
  24. 【請求項24】 請求項17〜請求項21のいずれか一
    項に記載の電子取引システムにおいて、 前記ユーザーコンピュータは、 当該ユーザーの指紋を読み取る指紋読取手段と、 この指紋読取手段にて読み取られた情報と、予め登録さ
    れた指紋情報格納手段の情報と、に基づき認証を行う認
    証手段と、 チケット・クーポンまたはこれに類するものの購入又は
    譲渡に、前記指紋読取手段による認証の実行を促すプロ
    グラムを格納した第1のデータ格納手段と、 を含み、 前記第3のコンピュータは、 前記第3のコンピュータのユーザーの指紋を読み取る指
    紋読取手段と、 この指紋読取手段にて読み取られた情報と、予め登録さ
    れた指紋情報格納手段の情報と、に基づき認証を行う認
    証手段と、 チケット・クーポンまたはこれに類するものの購入又は
    譲渡に、前記指紋読取手段による認証の実行を促すプロ
    グラムを格納した第2のデータ格納手段と、 を含み、 前記第1のデータ格納手段及び前記第2のデータ格納手
    段のいずれか一方又は双方には、双方の各々の認証が確
    認された場合に、前記ユーザーコンピュータと前記第3
    のコンピュータとの間の購入又は譲渡に関するデータの
    送受信が行われるようにするプログラムを格納すること
    を特徴とする電子取引システム。
  25. 【請求項25】 請求項14〜請求項21のいずれか一
    項に記載の電子取引システムにおいて、 前記ユーザーコンピュータは、当該ユーザーの指紋を読
    み取る指紋読取手段を含み、 前記サーバーは、チケット・クーポンまたはこれに類す
    るものの購入又は譲渡に、前記指紋読取手段による認証
    の実行を促すとともに、前記指紋読取手段にて読み取ら
    れた情報と、予め登録された指紋情報格納手段の情報
    と、に基づき認証を行うことを特徴とする電子取引シス
    テム。
  26. 【請求項26】 請求項17〜請求項21のいずれか一
    項に記載の電子取引システムにおいて、 前記第3のコンピュータは、当該第3のコンピュータを
    使用するユーザーの指紋を読み取る指紋読取手段を含
    み、 前記サーバーは、チケット・クーポンまたはこれに類す
    るものの購入又は譲渡に、前記指紋読取手段による認証
    の実行を促すとともに、前記指紋読取手段にて読み取ら
    れた情報と、予め登録された指紋情報格納手段の情報
    と、に基づき認証を行うことを特徴とする電子取引シス
    テム。
  27. 【請求項27】 請求項25に記載の電子取引システム
    において、 前記サーバーは、認証が確認された場合に、前記ユーザ
    ーコンピュータと当該サーバーとの間で購入又は譲渡に
    関するデータの送受信が開始されることを特徴とする電
    子取引システム。
  28. 【請求項28】 請求項25に記載の電子取引システム
    において、 前記サーバーは、認証が確認された場合に、前記第3の
    コンピュータと当該サーバーとの間で購入又は譲渡に関
    するデータの送受信が開始されることを特徴とする電子
    取引システム。
  29. 【請求項29】 消費者が所有する第1の機器を用い
    て、チケット・クーポンまたはこれに類するものの取得
    を可能とするサービスを提供する第2の機器により電子
    取引を行う電子取引システムに用いるプログラムを記録
    した情報記録媒体であって、 前記第1の機器と前記第2の機器との間に通信リンクを
    形成する処理を行うプログラム情報と、 前記第1の機器と前記第2の機器の間の情報データの送
    受信により、チケット・クーポンまたはこれに類するも
    のの発注および受領を行うプログラム情報と、 前記チケット・クーポンまたはこれに類するものを前記
    第1の機器の画面上に表示させるとともに、前記チケッ
    ト・クーポンまたはこれに類するものの所有権が得られ
    る処理を行うプログラム情報と、 を含むことを特徴とする情報記録媒体。
  30. 【請求項30】 請求項29に記載の情報記録媒体にお
    いて、 前記チケット、クーポンまたはこれに類するものの譲渡
    に支払いが必要となる場合に、当該第2の機器と第3の
    機器との間に通信リンクを形成し、当該第2の機器から
    当該第3の機器に対して、前記第1の機器を所有する消
    費者の口座から引き落とされる金額に関する第2の情報
    データを送信する処理を行うプログラム情報と、 前記第3の機器にて前記第2の情報データを確認し、当
    該口座に残高がある場合に、当該消費者の当該口座から
    当該金額を課金することにより支払いを行う処理を行う
    プログラム情報と、 支払いが完了したかを示す第3の情報データを、当該第
    3の機器から当該第2の機器へ送信する処理を行うプロ
    グラム情報と、 当該第2の機器により、当該チケット、クーポンまたは
    これに類するものの所有者としての当該消費者の名前を
    前記第2の機器の第2のメモリに登録する処理を行うプ
    ログラム情報と、 当該第1の機器を所有する消費者の口座を認識する情報
    と、当該消費者の名前および当該チケット・クーポンま
    たはこれに類するものの情報と、を含む当該第4情報デ
    ータを、前記第2の機器から前記第1の機器に送信する
    処理を行うプログラム情報と、 を含むことを特徴とする情報記録媒体。
  31. 【請求項31】 請求項30に記載の情報記録媒体にお
    いて、 前記チケット、クーポンまたはこれに類するものの譲渡
    に支払いが必要となる場合に、前記第1の機器により前
    記消費者の指紋を読み取り、この読み取られた指紋情報
    に基づき、前記第2の機器が前記消費者の認証を行う処
    理をするプログラム情報を含むことを特徴とする情報記
    録媒体。
  32. 【請求項32】 請求項30に記載の情報記録媒体にお
    いて、 前記チケット、クーポンまたはこれに類するものの譲渡
    に支払いが必要となる場合に、前記第1の機器により前
    記消費者の指紋を読み取り、この読み取られた指紋情報
    に基づき、前記第1の機器が前記消費者の認証を行い、
    この認証結果の確認通知を前記第2の機器に送信する処
    理を行うプログラム情報を含むことを特徴とする情報記
    録媒体。
  33. 【請求項33】 請求項30に記載の情報記録媒体にお
    いて、 当該チケット・クーポンまたはこれに類するものの譲渡
    に支払いが必要となる場合、またさらに第3の情報デー
    タに支払いが完了していないことが示されている場合
    に、当該第1の機器が当該第2の機器に対して当該消費
    者の口座を認識する新しい情報を送信する処理を行うプ
    ログラム情報を含むことを特徴とする情報記録媒体。
  34. 【請求項34】 請求項30に記載の情報記録媒体にお
    いて、 前記第1の機器が前記第4の情報データを受信する処理
    を行うプログラム情報と、 前記第1の機器により、当該第4の情報データを当該第
    1の機器の第1のメモリに記録する処理を行うプログラ
    ム情報と、 少なくとも当該第4の情報データの一部を含む情報を当
    該第1の機器の画面上に表示する処理を行うプログラム
    情報と、 を含むことを特徴とする情報記録媒体。
  35. 【請求項35】 請求項34に記載の情報記録媒体にお
    いて、 前記第1の機器と他の消費者の所有する第4の機器の間
    に通信リンクを形成し、前記第4の情報データを前記第
    1の機器から前記第4の機器に送信する処理を行うプロ
    グラム情報と、 前記第4の情報データを前記第4の機器の第4のメモリ
    に記録する処理を行うプログラム情報と、 当該第4の機器の画面上に少なくとも第4の情報データ
    の一部を含む情報を表示する処理を行うプログラム情報
    と、 を含むことを特徴とする情報記録媒体。
  36. 【請求項36】 請求項35に記載の情報記録媒体にお
    いて、 前記第1の機器と前記第4の機器との通信リンクを形成
    した後又は形成時に、前記第1の機器にて当該第1の機
    器を所有する消費者の指紋認証を行う処理を行うプログ
    ラム情報と、 前記4の機器にて当該第4の機器を所有する消費者の指
    紋認証を行う処理を行いプログラム情報と、 これらの各認証が正しく行われた場合に、前記第4の情
    報データの送信を促す処理を行うプログラム情報と、を
    含むことを特徴とする情報記録媒体。
  37. 【請求項37】 請求項35に記載の情報記録媒体にお
    いて、 前記第4の機器が、当該第4の情報データを消去するよ
    う指示する当該第5の情報データを、前記第1の機器に
    対して送信する処理を行うプログラム情報と、 前記第5の情報データに基づき、前記第1のメモリから
    前記第4の情報データを消去する処理を行うプログラム
    情報と、 をさらに有することを特徴とする情報記録媒体。
  38. 【請求項38】 請求項37に記載の情報記録媒体にお
    いて、 前記第4の機器を所有する消費者の第2の名前を含む前
    記第6の情報データを、前記第1の機器より前記第2の
    機器に向けて送信する処理を行うプログラム情報と、 当該第6の情報データに基づき、当該第2のメモリに、
    当該チケット・クーポンまたはこれに類するもの所有者
    として記録される名前を従来の名前から新しい名前へと
    変更するように指示する処理を行うプログラム情報と、 を含むことを特徴とする情報記録媒体。
  39. 【請求項39】 請求項37に記載の情報記録媒体にお
    いて、 当該第1の機器から前記第4の機器に、当該第4の情報
    データが当該第1のメモリから消去されたことを表示す
    る第7の情報データを送信する処理を行うプログラム情
    報と、 当該第4の機器の画面上に当該第7の情報データを含む
    情報を表示する処理を行うプログラム情報と、 を含むことを特徴とする情報記録媒体。
  40. 【請求項40】 請求項37に記載の情報記録媒体にお
    いて、 当該第2の機器の当該第2のメモリに、当該チケット・
    クーポンまたはこれに類するものの所有者として記録さ
    れている名前の変更を記録する処理を行うプログラム情
    報と、 当該第1の機器から前記第4の機器に向けて、新しい名
    前が当該チケット・クーポンまたはこれに類するものの
    所有者として記録されたこと示す当該第8の情報データ
    を送信する処理を行うプログラム情報と、 当該第4の機器の画面上に、当該第8の情報データを含
    む情報を表示する処理を行うプログラム情報と、 を含むことを特徴とする情報記録媒体。
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JP2006285998A (ja) * 2005-03-31 2006-10-19 Iconlab Inc オンライン現物引換券を利用した実取引商品の購入が可能なシステム及びこれを用いた方法
JP2014522539A (ja) * 2012-05-07 2014-09-04 グーグル・インク 広告に基づく価値調整
JP2020177466A (ja) * 2019-04-18 2020-10-29 真旭 徳山 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム

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