JP2002157528A - ネット連動型小売宅配システム - Google Patents

ネット連動型小売宅配システム

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JP2002157528A
JP2002157528A JP2000352773A JP2000352773A JP2002157528A JP 2002157528 A JP2002157528 A JP 2002157528A JP 2000352773 A JP2000352773 A JP 2000352773A JP 2000352773 A JP2000352773 A JP 2000352773A JP 2002157528 A JP2002157528 A JP 2002157528A
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JP2000352773A
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Toshio Kato
敏夫 加藤
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Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】インターネット等を使用して商品の宅配時間を
短縮させる小売宅配システムを提供する。 【解決手段】ネットワークを介して所望の商品を注文す
ることができる不特定多数のクライアントと、このクラ
イアントからの商品の注文を受付けると共に、その注文
された商品の宅配手配をする小売サーバと、商品を搭載
して所定地域を巡回している複数の宅配車とからなり、
小売サーバは、クライアントから注文された商品を、当
該クライアントが希望する商品引渡し場所を特定すると
共に、この特定された商品引渡し場所に最も近い宅配車
を選定し、この選定した宅配車により、商品を注文した
クライアントに所望の商品を宅配する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネット連動型小売
宅配システムに関し、特に注文を受ける可能性の高い商
品を選んで巡回移動させながら商品の注文をインターネ
ット等のネットワークを介して行うようにしたネット連
動型小売宅配システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術において、情報のデジタル化が
急速に始まったため、業務処理の種々の面で変化してい
る。
【0003】第1の変化点は、特にパーソナルコンピュ
ータ(以下、パソコンという)の普及に伴って、個人ベ
ースでは不可能であった演算処理、例えば、住宅ローン
の返済表の作成等が、比較的簡単に行うことができるよ
うになった。従来、この種の返済表の作成は金融機関の
メインフレームといわれるコンピュータのみで作成され
たものである。それは、ローンの返済金利が年数により
変化したり、途中で一部一括返済して元本が変更になっ
たりというように、個人毎に条件が変わるため、専門の
知識と熟練した計算能力がかなり必要とされ、個人で作
成できるものではなかった。しかしながら、こういう計
算は、パソコンの表計算ソフトによれば極めて簡単に計
算できるのである。
【0004】第2の変化点は、パソコンがネットワーク
により接続されたことである。パソコンが特定のコンピ
ュータのみに接続された環境から世界中のパソコンがイ
ンターネットにより接続され、多様な情報が世界中の人
々と共有することができるようになったことである。ネ
ットワークに接続してホームページ、ネットサーフィ
ン、E―メールを行うことは現在定着したものになって
おり、また、個人の発信した情報が企業の存在を揺るが
すことも発生している。この第1の変化点と第2の変化
点が相互に作用しながら情報のデジタル化の普及が進ん
でいる。
【0005】第3の変化点は、携帯電話機やPHSのよ
うな無線系の移動体通信機器の爆発的な普及である。現
時点では、既に固定電話の登録数よりも、携帯電話機、
PHSなどの移動体通信機の登録数が多くなっている。
携帯電話機は、単に通話ができるというだけでなく、イ
ンターネットサービスが受けられるようになったという
点で、ノートパソコン+携帯電話機(PHS)の組み合
わせよりも大きなインパクトを社会に与えつつある。こ
のことは、単に通話目的の道具から情報を取扱うことの
できる、どこにでも持ち出される携帯端末の出現を意味
し、万能な用途に対応が可能な端末として有望視されて
いるものである。
【0006】一方、小売・物流業界においても情報のデ
ジタル化には無関係ではなく、むしろ新たなビジネスチ
ャンスが大きく広がっている。小規模な小売宅配業務に
おいては、単に通話ができるだけの携帯電話機があるだ
けでもビジネスが可能である。例えば、店舗を持たずに
自動車1台と携帯電話機で開業するクリーニング(ラン
ドリ)営業がある。つまり、衣類等の洗濯の実作業につ
いては、予め工場と委託契約を結んでおくことで解決
し、自分は携帯電話機にて注文を受け、依頼された衣類
の集荷及び代金の受け取りと、出来あがった衣類の配達
ということで店舗を持たずに営業ができるのである。
【0007】又、商品を仕入れて、在庫のリスクを負っ
た小売の場合、商品を効率よく売るための店舗が必要で
ある。この店舗は、ある程度の人口密度がある立地条
件、年齢層、その他の種々の条件を加味して店舗に揃え
る商品を選択する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術で説明したように、例えばクリーニング営業の強みは
少ない投資で始められ、在庫を持つ必要もないというこ
とであるが、利益の幅も少ないという問題がある。
【0009】又、店舗を構えて商品の販売を行う小売の
場合は、ユーザが必ず来てくれるという保証は何もな
い。うまくいけば利益があげられるが、うまくいかなけ
ればすぐに経営に行き詰まってしまうという問題があ
る。
【0010】従って、商品を仕入れて販売する小売業務
において、利益が確保できると共にクライアントが所望
する商品を効率よく宅配できるようにして商品の販売を
活性化させることに解決しなければならない課題を有す
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明に係るネット連動型小売宅配システムは、次
に示す構成にすることである。
【0012】(1)ネットワークを介して所望の商品を
注文することができる不特定多数のクライアントと、該
クライアントからの商品の注文を受付けると共に、その
注文された商品の宅配手配をする小売サーバと、該小売
サーバと通信する手段を備えていると共に商品を搭載し
て所定地域を巡回している複数の宅配車とからなり、前
記小売サーバは、前記クライアントから注文された商品
を、当該クライアントが希望する商品引渡し場所を特定
すると共に、該特定された商品引渡し場所に最も近い場
所にいる前記宅配車を選定し、該選定した宅配車によ
り、前記商品を注文したクライアントに所望の商品を宅
配するようにしたことを特徴とするネット連動型小売宅
配システム。 (2)前記ネットーワークは、インターネットを含むこ
とを特徴とする(1)に記載のネット連動型小売宅配シ
ステム。 (3)前記小売サーバは、前記クライアントが指定した
商品引渡し場所に宅配する宅配車の最短ルートを生成
し、該生成した最短ルート情報を当該宅配者に提供する
ようにしたことを特徴とする(1)に記載のネット連動
型小売宅配システム。 (4)前記小売サーバは、前記商品引渡し場所に商品が
宅配される時間を前記クライアントに通知するようにし
たことを特徴とする(1)に記載のネット連動型小売宅
配システム。 (5)前記小売サーバは、前記宅配車に搭載している商
品の在庫管理を行い且つ不足した商品の補充を行うよう
にしたことを特徴とする(1)に記載のネット連動型小
売宅配システム。 (6)前記宅配車に搭載している商品は、前記クライア
ントが宅配を希望する商品を想定した選別されている商
品であることを特徴とする(1)に記載のネット連動型
小売宅配システム。 (7)前記宅配車には、前記商品引渡し場所において所
望の商品の引渡しと、その商品との決済をする機能を備
えたことを特徴とする(1)に記載のネット連動型小売
宅配システム。 (8)前記宅配車には、前記クライアントからの要求に
従って、荷物の集荷/発送ができる機能を備えたことを
特徴とする(1)に記載のネット連動型小売宅配システ
ム。
【0013】このように、複数の宅配車に選別された商
品を搭載して特定地域を巡回するようにして、クライア
ントからの商品注文があった時には、そのクライアント
に対して最も近くにいる宅配車を向かわせるようにした
ことによって、クライアントが小売店舗に出向かなくと
も所望の商品を短時間で手に入れることが可能になる。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係るネット連動型
小売宅配システムの実施形態について、図面を参照して
説明する。
【0015】本願発明に係るネット連動型小売宅配シス
テムは、全てインターネットを介して行う宅配業務と、
いわゆるイントラネットを利用して行う宅配業務とから
構成される。
【0016】全てインターネットを介して行う宅配業務
のネット連動型小売宅配システムは、図1に示すよう
に、不特定多数のクライアント1が公衆回線網2を介し
てインターネット4に接続し、予め契約しているクライ
アント1のプロバイダ3にアクセスすることができる。
このプロバイダ3を経由して小売サーバ7のホームペー
ジを備えたプロバイダ5と接続して宅配業務のホームペ
ージをアクセスする。又、このプロバイダ5は宅配車9
からの無線により公衆回線8経由で接続できるようにな
っている。更に小売サーバ7が公衆回線6を介してプロ
バイダ5にアクセスしてクライアント1からの宅配商品
の要求等を受付けることができるようになっている。
【0017】小売サーバ7側をイントラネットにした宅
配業務のネット連動型小売宅配システムは、図2に示す
ように、不特定多数のクライアント1が公衆回線網2を
介して、予め契約しているクライアント1側のプロバイ
ダ3にアクセスすることができる。このプロバイダ3を
経由して小売サーバ7のホームページを備えた小売サー
バ7側のプロバイダ5は公衆回線又は専用回線6と接続
して小売サーバ7側のイントラネット10に接続するこ
とができる。イントラネット10は、セキュリテイを図
るためにフアイアーウオール11を介して小売サーバ1
0に接続しており、この小売サーバ10は専用回線8を
介して無線により複数の宅配車9に接続した構成となっ
ている。
【0018】宅配車9には、公衆回線や専用回線を使用
して接続できるようになっており、公衆回線の場合に
は、図3に示すように、携帯電話機やPHS13に接続
することができるパソコン14を備え、このパソコン1
4はPOS(Point OfSales)15とカー
ナビゲーション16を制御する構成となっている。カー
ナビゲーション16は自己の地理位置を知ることができ
ると共に、パソコン14を介して、その地理位置情報を
携帯電話機等13を使用して小売サーバに送ることがで
きる。POS15は商品引渡し場所において商品の決済
を行うときに使用され、その情報は小売サーバ7に送ら
れる。
【0019】宅配車が専用回線を使用して小売サーバと
接続する場合には、図4に示すように、専用周波数対応
無線通信機17が搭載され、その通信機17はパソコン
14に接続され、そのパソコン14はPOS15及びカ
ーナビゲーション16に接続されて制御する。カーナビ
ゲーション16は自己の地理位置を知ることができると
共に、パソコン14を介して、その地理位置情報を通信
機17を使用して小売サーバに送ることができる。PO
S15は商品引渡し場所において商品の決済を行うとき
に使用され、その情報は小売サーバ7に送られる。
【0020】このようなネットワークを介した接続状態
を有するネット連動型小売宅配システムにおける小売サ
ーバの構成、及びクライアントと小売サーバとの関係に
ついて、図5を参照して、以下説明する。
【0021】その構成は、公衆電話網等のネットワー
ク、又はインターネットに接続することができると共に
ブラウザが実行できる環境を備えたパソコン等の電子機
器を備えた不特定多数のクライアント1と、クライアン
ト1からの商品の注文を受付けると共に、その注文され
た商品の宅配手配をする小売サーバ7と、商品を搭載し
て所定地域を巡回することができる複数の宅配車9とか
らなる。
【0022】小売サーバ7は、不特定多数のクライアン
ト1とネットワーク及びインターネットを介して接続す
るすることができるWebサーバ18と、クライアント
1の商品引渡し場所の特定や商品の宅配等の処理を行う
種々のアプリケーションを備えたWebアプリケーショ
ンサーバ19と、種々のデータベースを備えたDBサー
バ20とから構成されている。
【0023】Webサーバ18は、商品一覧を画面上に
表示する処理、クライアント1からの希望する商品を受
付ける商品入力処理、クライアントの商品引渡し場所を
特定するための処理、商品到達時間を表示するための処
理等、主にクライアント1とのインターフェースを司
る。
【0024】Webアプリケーションサーバ19は、宅
配業務に必要な種々のアプリケーションを備えており、
例えば、宅配用商品を選別するためのアプリケーショ
ン、クライアントの商品引渡し場所と宅配車との位置か
ら最短ルートを選択するアプリケーション、主要名称か
ら地理上の商品引渡し場所を特定するアプリケーショ
ン、宅配用商品到達時間を算出するアプリケーション、
商品売筋情報を処理するアプリケーション等を備え、そ
の他にクライアントからの荷物の集荷/配送の代行業務
を処理するアプリケーション等を実行する。
【0025】DBサーバ20は、種々のデータベースが
存在しており、クライアントの商品引渡し場所が蓄積さ
れているクライアント住所データベース、所定地域の地
図情報が蓄積されているエリア別地理データベース、選
別された宅配用商品の種類を蓄積してある宅配用商品デ
ータベースからなり、その他に適宜増加させることがで
きる構造となっている。
【0026】宅配車9は、小売サーバ7からの指示によ
りクライアント1に商品を宅配するものであり、選別さ
れた宅配用商品を搭載して特定地域を巡回するようにな
っている。この宅配車9には、上述したように、携帯電
話機やPHSに接続することができるパソコン及びPO
S(Point Of Sales)とカーナビゲーシ
ョンを備えている。カーナビゲーションは自己の地理位
置を知ることができると共に、パソコンを介して、その
地理位置情報を携帯電話機等を使用して小売サーバ7に
送ることができる。POSは商品引渡し場所において商
品の決済を行うときに使用され、その情報は小売サーバ
7に送られる。
【0027】このような構成からなる、ネット連動型小
売宅配システムにおけるクライアント1に商品を宅配す
る動作のうち、インターネットを介して商品を宅配する
ことについて、図5を参照して、図6に示すフローチャ
ートに基づいて説明する。
【0028】先ず、クライアント1はインターネットに
接続して小売サーバ7のホームページを開く(ステップ
ST1)。このホームページには、宅配可能な商品が選
択できるように一覧表示されている。この商品の一覧表
示は、食料品であれば、麺類、野菜、肉、魚といった分
類にして一覧表示してある。又、この表示形態は、例え
ば、店舗であるコンビニエンスストアで配列している形
態を模擬したグラフィック表示にして、あたかも店に入
って買い物をするようにしてもよい(ステップST2、
ST3)。
【0029】このようにして、宅配してもらう商品を選
択し、その個数も入力すると、Webサーバ18におい
て、その商品の合計金額がクライアント1側に送られ画
面上に表示される。クライアント1は、その代金表示を
認証すると共に、認証しない場合には、再度商品の選択
をする(ステップST4、ST5)。
【0030】認証した場合には、商品引渡し場所が既に
登録されているかどうかの確認を行う(ステップST
6)。既に、登録している場合には、その登録番号、例
えば自宅の電話番号等を入力する(ステップST7)。
もし始めての場合には、商品引渡し場所、電話番号等の
登録番号を入力する(ステップST8)。
【0031】商品引渡し場所が入力されると、小売サー
バ7は、登録番号が入力された場合には、その登録番号
に連携してある商品引渡し場所の検索をする。検索され
た商品引渡し場所又は入力した商品引渡し場所に一番近
いところにいる宅配車9を選定する。次に、選定された
宅配車9と、検索された商品引渡し場所又は入力した商
品引渡し場所との最短ルートを選定する(ステップST
9)。この選定された最短ルート情報と宅配すべく商品
のデータとは宅配車9に送られる。宅配車9は、そのデ
ータが送られてくると、画面上に商品と、商品引渡し場
所、及び到着時間が表示されると共に、宅配車9のカー
ナビゲーションに最短ルートが表示される。尚、宅配車
9に搭載されている商品は、小売サーバ7がその商品の
在庫管理を行っているため、商品不足といったことは極
力回避できる構成になっている。
【0032】又、小売サーバ7においては、指定した宅
配車9の宅配業務の混み具合及び最短ルートから到着時
間を算出する(ステップST10)。この算出した時間
は、指定した宅配車9に送ると共にクライアント1にも
送る(ステップST11、ST12)。
【0033】この状態で指定された商品引渡し場所に宅
配車が向かい、商品を引き渡し、その商品の代金又はク
レジットカードによる決済をして一連の商品の宅配は終
了する(ステップST13)。又、この宅配車9がクラ
イアント1の指定した商品引渡し場所に到達したとき
に、クライアント1側から更に商品の購入希望があれ
ば、それに対応することができ、必要であれば搭載して
いる商品をみて購入することもできる。更に、荷物の集
荷/配送等の代行業務を引きうけることも可能である。
【0034】図7に示すフローチャートは、先に商品引
渡し場所を特定してから商品の選択をするようにしたも
のであり、このようにすると、宅配車9が商品引渡し場
所に向かっている最中に商品の選択を行うことができる
ため、商品を特定してから商品引渡し場所を特定するこ
とに比べて、クライアント1に商品を引き渡す時間を短
縮することが可能になる。
【0035】先ず、クライアント1はインターネットに
接続して小売サーバ7のホームページを開く(ステップ
ST15)。このホームページには、宅配場所を示す商
品引渡し場所を入力するように要求する(ステップST
16)。既に、登録されている場合には、その登録番号
(電話番号等からなる)を入力する(ステップST1
7、ST18)。始めての場合、又は前と異なった場所
を特定する場合には、その商品引渡し場所の住所を入力
する(ステップST19、ST20)。
【0036】この入力された登録番号又は住所は、小売
サーバ7に送られ、登録番号であれば、その登録番号に
関連する住所を検索して抽出する。抽出された商品引渡
し場所の住所に最も近い宅配車9を選定すると共に、選
定した宅配車9の位置と特定された商品引渡し場所との
最短ルートを作成する(ステップST21)。この商品
引渡し場所及び最短ルートは宅配車9に送られ、カーナ
ビゲーションに最短ルートが表示される。この時点で宅
配車9は、目的地方向に行くようにしてもよく、この場
合には宅配車9が目的地である商品引渡し場所に向かい
ながら,クライアント1が商品の選択を行うようにな
る。
【0037】次に、クライアント1は、ホームページに
表示してある商品の選択をする。商品の表示は、宅配可
能な商品が選択できるように一覧表示されており、例え
ば、食料品であれば、麺類、野菜、肉、魚といった分類
にして一覧表示してある。又、この表示形態は、例え
ば、店舗であるコンビニエンスストアで配列している形
態を模擬したグラフィック表示にして、あたかも店に入
って買い物をするようにしてもよい(ステップST2
2)。
【0038】このようにして、宅配してもらう商品を選
択し、その個数も入力すると、Webサーバ18におい
て、その商品の合計金額を算出して、その合計金額がク
ライアント1の画面上に表示される(ステップST2
3、ST24)。クライアント1は、その代金表示を認
証すると共に、認証しない場合には、再度商品の選択を
する(ステップST25)。
【0039】宅配してもらいたい商品の選定が終了する
と、その商品の宅配する時間が画面上に表示される(ス
テップST26)。これは先に商品引渡し場所の住所を
入力してから、商品の選択をしたことによって、小売サ
ーバ7側で宅配できる時間は既に計算されているため、
速やかに表示することができる。又、既にその目的地に
宅配車9が向かっている場合には、その到着時間は更に
早くなる。
【0040】一方、商品の選択が終了したことは、選定
された宅配車9に通知する。この時、当該宅配車9はす
でに、その商品引渡し場所に向かっていてもよく、又は
商品の選定が終了した時点で向かうようにしてもよい。
【0041】この状態で指定された商品引渡し場所に宅
配車9が向かい、商品を引き渡し、その代金を受けとり
又はクレジットカードによる決済をして一連の商品の宅
配は終了する(ステップST27、ST28、ST2
9)。又、この宅配車9がクライアント1の指定した商
品引渡し場所に到達したときに、クライアント1側から
更に商品の購入希望があれば、それに対応することがで
き、必要であれば搭載している商品をみて購入すること
もできる。更に、荷物の集荷/配送等の代行業務を引き
うけることも可能である。
【0042】図8は、商品引渡し場所の住所が不明の場
合のフローチャートであり、先ず、クライアント1はイ
ンターネットに接続して小売サーバ7のホームページを
開く(ステップST30)。このホームページには、宅
配可能な商品が選択できるように一覧表示されている。
この商品の一覧表示は、食料品であれば、麺類、野菜、
肉、魚といった分類にして一覧表示する。又、この表示
形態は、例えば、店舗であるコンビニエンスストアで配
列している形態を模擬したグラフィック表示にして、あ
たかも店に入って買い物をするようにしてもよい(ステ
ップST31)。尚、商品選択を先に行ったが、商品引
き渡し場所の特定を先に行ってから商品選択を行うよう
にしても良いことは勿論のことである。
【0043】このようにして、宅配してもらう商品を選
択し、その個数も入力すると、Webサーバ18におい
て、その商品の合計金額を算出してクライアント1側の
画面上に表示する(ステップST32、ST33)。ク
ライアント1は、その代金表示を認証すると共に、認証
しない場合には、再度商品の選択をする(ステップST
34)。
【0044】認証した場合には、商品を宅配する商品引
渡し場所の住所を入力するが、住所が特定できる場合に
は商品引渡し場所を入力し、住所がわからない場合、例
えば出先きの施設であるとか、キャンプ場である場合に
は、その主要な名称を入力する(ステップST35、S
T35a、ST36)。主要な名称が入力されると、小
売サーバ7はその主要な名称から商品引渡し場所の住所
及び地理情報位置を選定して、クライアント1側に返送
する(ステップST36、ST36a)。クライアント
1側は、その選定された地理情報位置をみて、実際に入
力した商品引渡し場所であることを確認する(ステップ
ST37、ST38)。もし異なっている場合には、再
度異なった主要な名称を入力して地理情報位置を選定す
る作業を繰り返す。
【0045】地理位置が確定されると、小売サーバ7は
その地理位置から商品引渡し場所の住所を割り出すと共
に、その商品引渡し場所に最も近い宅配車9の選定を行
う。又、小売サーバ7においては、指定した宅配車9の
宅配業務の混み具合及び最短ルートから到着時間を算出
する(ステップST39)。この算出した時間は、指定
した宅配車9に送ると共にクライアント1にも送る(ス
テップST40)。
【0046】この状態で指定された商品引渡し場所の住
所の位置に宅配車9が向かい、商品を引き渡し、その代
金を受けとり又はクレジットカードによる決済をして一
連の商品の宅配は終了する(ステップST41、ST4
2)。又、この宅配車9がクライアント1の指定した商
品引渡し場所に到達したときに、クライアント1側から
更に商品の購入希望があれば、それに対応することがで
き、必要であれば搭載している商品をみて購入すること
もできる。更に、荷物の集荷/配送等の代行業務を引受
けることも可能である。
【0047】次に、クライアント1が直接小売サーバに
携帯電話機又は自宅にある電話機から電話をして、商品
の宅配をするさいの様子を、図5を参照して図9に示す
フローチャートに基づいて説明する。
【0048】先ず、クライアント1が小売サーバ7に電
話(発呼)して、小売サーバ7を呼び出す(ステップS
T45)。小売サーバ7は、この発呼に対応して、電話
によるクライアント1側の登録番号又は初めての場合に
は商品引渡し場所である住所の提示、登録するためには
電話番号等を求める(ステップST46)。この電話に
より得られた登録番号又は住所は、小売サーバ7に送ら
れ、登録番号であれば、その登録番号に関連する住所を
検索して抽出する(ステップST48)。抽出された商
品引渡し場所の住所に最も近い宅配車9を選定すると共
に、選定した宅配車9の位置と特定された商品引渡し場
所との最短ルートを作成する(ステップST49)。こ
の商品引渡し場所及び最短ルートは宅配車9に送られ、
カーナビゲーションに最短ルートが表示される。この時
点で宅配車9は、目的地方向に行くようにしてもよく、
この場合には宅配車9が目的地に向かいながら,クライ
アント1が電話による商品の選定を行うようになる。
【0049】次に、クライアント1は、電話により所望
の商品とその個数を要求する(ステップST51)。小
売サーバ7側には、予め宅配車9に搭載している商品及
び数は把握してあるからクライアント1の要求する商品
の有無は即座に応答できる。ここで、その商品に関連し
た商品の提示や宣伝等も含ませることができる。
【0050】このようにして、宅配してもらう商品を選
択し、その個数も入力すると、小売サーバ7において、
その商品の合計金額が通知される(ステップST52、
ST53)。クライアント1は、その代金表示を認証す
ると共に、認証しない場合には、再度商品の選択を電話
にて行う。
【0051】宅配してもらいたい商品の選定が終了する
と、その商品の宅配する時間が通知される(ステップS
T53)。これは先に商品引渡し場所の住所を入力して
から、商品の選択をしたことによって、サーバ側で宅配
できる時間は既に計算されているため、速やかに通知す
ることができる。又、既にその目的地に宅配車が向かっ
ている場合には、その到着時間は更に早くなる。このよ
うにして電話により商品引渡し場所の特定及び商品の特
定及びその個数の特定ができるのであり、その電話によ
る応答は、限られた質疑応答であるため、小売サーバ7
とクライアント1との間において自動質疑応答でも良い
ことは勿論である。自動質疑応答にすれば、例えば昼
間、夜間といった時間的に制限されることなく、従業員
の配慮を考慮することなく24時間のサービスを行うこ
とが可能になる。
【0052】一方、商品の選択が終了したことは、選定
された宅配車9に通知する。この時、当該宅配車9はす
でに、その商品引渡し場所に向かっていてもよく、又は
商品の選定が終了した時点で向かうようにしてもよい。
【0053】この状態で指定された商品引渡し場所に宅
配車9が向かい、商品を引き渡し、その代金を受けとり
又はクレジットカードによる決済をして一連の商品の宅
配は終了する(ステップST54)。又、この宅配車9
がクライアント1の指定した商品引渡し場所に到達した
ときに、クライアント1側から更に商品の購入希望があ
れば、それに対応することができ、必要であれば搭載し
ている商品をみて購入することもできる。更に、荷物の
集荷/配送等の代行業務を引きうけることも可能であ
る。
【0054】次に、宅配車9の商品在庫管理について説
明する。宅配車9の在庫管理は、選別された商品の在庫
を小売サーバ7側で管理するようになっており、基本的
には宅配車9では商品の管理をする必要がない構成とな
っている。図10は、宅配車の商品在庫管理を行うため
のフローチャートであり、先ず、小売サーバ7側におい
て、宅配することができる商品の選別を行う(ステップ
ST55)。この宅配する商品は、予め宅配することが
想定される商品であり、過去の宅配の実績から選択され
たものである。宅配車9は、この選別した商品を搭載し
て巡回する(ステップST55、ST56)。そして、
小売サーバ7は、宅配車9に宅配の指示を出す毎に、宅
配した商品の数を差し引くことにより当該宅配車9に搭
載されている商品の在庫管理を行う(ステップST5
8、ST59、ST60)。
【0055】この宅配車9に搭載されている商品の不足
がある場合、即ち、全くのゼロになる前に所定数量以下
になった場合には、不足分の宅配商品の補充を行う(ス
テップST61、ST62)。これは、商品によって
は、短期間に少なくなるもの、一度に複数個単位で宅配
するもの等、個々の商品の特徴に合わせた補充を行っ
て、宅配車9には常に、所定数量の商品を揃えるように
在庫管理する(ステップST63)。
【0056】不足している商品の補充は、複数の宅配車
9の何れかを使っての補充でもよく、別途専用に補充す
る車を用意しておいてもよく、又は不足したときに補充
する商品がある店舗等に自ら立ち寄る等いずれでもよ
い。
【0057】ここで、宅配車9に搭載している商品は、
商品のカテゴリーに分類して搭載するようにしてもよ
い。例えば、日用品雑貨はAの宅配車、生鮮物であれば
Bの宅配車の如くする。このようにした場合には、小売
サーバ7はクライアント1が宅配してもらう商品のカテ
ゴリーに応じた宅配車(A又はBの宅配車)の選別を行
う必要がある。又、季節に応じて搭載する商品を変えた
り、さらには、時間帯によって搭載する商品を変更する
ことは勿論のことである。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るネッ
ト連動型小売宅配システムは、複数の宅配車を巡回させ
ておき、ホームページ又は電話等により宅配用商品の要
求があったときに、商品と商品引渡し場所までの最短ル
ートが宅配車に通知され、宅配車はその最短ルートに従
って、商品を単に宅配するだけでよいから、クライアン
トは頼んだ商品を短時間で手にいれることができるとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るネット連動型小売宅配システムに
おいて、全てインターネットを用いた接続構成図であ
る。
【図2】本発明に係るネット連動型小売宅配システムに
おいて、インターネットとイントラネットを混合した接
続構成図である。
【図3】本発明に係るネット連動型小売宅配システムに
おいて、公衆回線を用いた宅配車のシステム構成図であ
る。
【図4】本発明に係るネット連動型小売宅配システムに
おいて、専用回線を用いた宅配車のシステム構成図であ
る。
【図5】本発明に係るネット連動型小売宅配システムに
おいて、小売サーバの構成を示した説明図である。
【図6】同インターネットを通じてホームページにより
商品を選択してから商品引渡し場所を特定する際のフロ
ーチャートである。
【図7】同インターネットを通じてホームページにより
商品引渡し場所を特定してから、宅配する商品を特定す
る際のフローチャートである。
【図8】同インターネットを通じてホームページにより
商品を選択してから商品引渡し場所が不明な場合にその
場所を特定する際のフローチャートである。
【図9】同電話を用いて商品を宅配してもらう場合のフ
ローチャートである。
【図10】宅配車の商品在庫管理を示したフローチャー
トである。
【符号の説明】
1;クライアント、2;公衆回線、3;プロバイダ、
4;インターネット、5;プロバイダ、6;公衆回線、
7;小売サーバ、8;公衆回線、9;宅配車、10;イ
ントラネット、13;携帯電話機/PHS、14;パソ
コン、15;POS、16;カーナビゲーション、1
7;専用周波数対応無線通信機、18;Webサーバ、
19;Webアプリケーションサーバ、20;DBサー

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ネットワークを介して所望の商品を注文す
    ることができる不特定多数のクライアントと、該クライ
    アントからの商品の注文を受付けると共に、その注文さ
    れた商品の宅配手配をする小売サーバと、該小売サーバ
    と通信する手段を備えていると共に商品を搭載して所定
    地域を巡回している複数の宅配車とからなり、前記小売
    サーバは、前記クライアントから注文された商品を、当
    該クライアントが希望する商品引渡し場所を特定すると
    共に、該特定された商品引渡し場所に最も近い場所にい
    る前記宅配車を選定し、該選定した宅配車により、前記
    商品を注文したクライアントに所望の商品を宅配するよ
    うにしたことを特徴とするネット連動型小売宅配システ
    ム。
  2. 【請求項2】前記ネットーワークは、インターネットを
    含むことを特徴とする請求項1に記載のネット連動型小
    売宅配システム。
  3. 【請求項3】前記小売サーバは、前記クライアントが指
    定した商品引渡し場所に宅配する宅配車の最短ルートを
    生成し、該生成した最短ルート情報を当該宅配者に提供
    するようにしたことを特徴とする請求項1に記載のネッ
    ト連動型小売宅配システム。
  4. 【請求項4】前記小売サーバは、前記商品引渡し場所に
    商品が宅配される時間を前記クライアントに通知するよ
    うにしたことを特徴とする請求項1に記載のネット連動
    型小売宅配システム。
  5. 【請求項5】前記小売サーバは、前記宅配車に搭載して
    いる商品の在庫管理を行い且つ不足した商品の補充を行
    うようにしたことを特徴とする請求項1に記載のネット
    連動型小売宅配システム。
  6. 【請求項6】前記宅配車に搭載している商品は、前記ク
    ライアントが宅配を希望する商品を想定した選別されて
    いる商品であることを特徴とする請求項1に記載のネッ
    ト連動型小売宅配システム。
  7. 【請求項7】前記宅配車には、前記商品引渡し場所にお
    いて所望の商品の引渡しと、その商品との決済をする機
    能を備えたことを特徴とする請求項1に記載のネット連
    動型小売宅配システム。
  8. 【請求項8】前記宅配車には、前記クライアントからの
    要求に従って、荷物の集荷/発送ができる機能を備えた
    ことを特徴とする請求項1に記載のネット連動型小売宅
    配システム。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019133334A (ja) * 2018-01-30 2019-08-08 トヨタ自動車株式会社 情報システム、情報処理方法およびプログラム

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