JP2002157313A - 輸送業務取引代行サーバ及びそれを用いた輸送業務実績情報提供システム及び輸送業務実績情報の提供方法並びに輸送業務実績情報の提供方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

輸送業務取引代行サーバ及びそれを用いた輸送業務実績情報提供システム及び輸送業務実績情報の提供方法並びに輸送業務実績情報の提供方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録した記録媒体

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JP2002157313A
JP2002157313A JP2000355900A JP2000355900A JP2002157313A JP 2002157313 A JP2002157313 A JP 2002157313A JP 2000355900 A JP2000355900 A JP 2000355900A JP 2000355900 A JP2000355900 A JP 2000355900A JP 2002157313 A JP2002157313 A JP 2002157313A
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transport
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Tomoaki Sakurai
智明 櫻井
Takumi Takahashi
巧 高橋
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E CLUTCH KK
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Clutch Kk E
E CLUTCH KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】計画的な輸送コスト削減を図り、荷主の生産計
画及び販売計画に有効に利用することができると共に、
輸送業者の経営管理及び運行管理に有効に利用すること
ができる輸送業務取引代行サーバ及びそれを用いた輸送
業務実績情報提供システム及び輸送業務実績情報の提供
方法並びに輸送業務実績情報の提供方法をコンピュータ
に実行させるプログラムを記録した記録媒体を提供す
る。 【解決手段】荷主端末と輸送業者端末と輸送業務取引代
行サーバとがネットワークによって相互に接続され、前
記輸送業務取引代行サーバには、少なくとも前記荷主端
末と前記輸送業者端末との間で輸送業務に関する情報の
送受信を行う通信手段と、荷主端末から受信した製品出
荷実績情報と落札実績情報と輸送トラックの車載端末及
び輸送業者端末から得た運行管理情報と輸送業務評価情
報とに基づき輸送業務実績情報を作成する輸送業務実績
分析手段とが設けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、輸送業務取引代行
サーバ及びそれを用いた輸送業務実績情報提供システム
及び輸送業務実績情報の提供方法並びに輸送業務実績情
報の提供方法をコンピュータに実行させるプログラムを
記録した記録媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、メーカ又は物流子会社等の荷
主が輸送業者に輸送対象(以下、貨物とする)の輸送業
務を依頼(発注)する場合には、図39に示すような構
造で取引が行われてきた。図39は、従来の輸送業務に
おける荷主と輸送業者との輸送業務取引を示すブロック
図である。図39に示すように、荷主と輸送業者との間
で行われる従来の貨物の輸送業務は、荷主が輸送作業現
場での輸送品質管理手法を有していなく、知っている輸
送業者の数が限られているため、荷主は専属の輸送業者
(以下、一次輸送業者とする)に輸送業務に関する一切
を任せていた。また、この一次輸送業者は、自らが所有
する輸送車両を用いて前記輸送作業を行うことによって
不採算が想定される場合には、業務提携を結んでいる他
の輸送業者(以下、二次輸送業者とする)に前記輸送業
務を分配し、委託していた。さらに、係る二次輸送業者
が所有する輸送車両を以てしても前記輸送作業を賄うこ
とができない場合には、さらなる他の輸送業者(以下、
三次輸送業者とする)に前記輸送業務を分配し、委託し
ていた。
【0003】このようにして、一の荷主から委託された
輸送業務が二以上の輸送業者によって処理されるという
輸送業務特有の多段階構造が築かれていた。ここでいう
輸送業務は、一般の消費者が他の消費者に対して荷物等
の輸送を輸送業者に依頼するといったいわゆるルート配
送や急便等の輸送業務ではなく、区間輸送による輸送業
務を指すものである。すなわち、そのような輸送業者の
ほとんどが中小零細企業であるため、様々な荷主に対し
て直接営業するなど十分な営業力を確立することができ
ず、多段階構造が築かれてしまったということもでき
る。
【0004】この多段階構造が築かれることによって、
荷主は輸送コストの削減、輸送品質の向上といった
目的を達成することができなかった。その他、荷主の目
的としては、輸送コスト及び輸送品質データの生産販
売計画へのフィードバックが挙げられる。例えば、この
ような多段階構造がなされた輸送業務体系において、前
記輸送コストの削減を達成する場合には、一次輸送業
者に輸送業務の値引き攻勢が強いられることとなる。し
かし、多段階構造による輸送業務においては、中間マー
ジンが各輸送業者間に発生することによって、一次輸送
業者は三次輸送業者の最低請負額を考慮しなければなら
ず、輸送業務の値引きには限界があった。一方、輸送業
者の目的としては、新規荷主獲得による売り上げ拡
大、輸送車両の効率的な運行管理化、経営管理の向
上、があげられるが前述のようにそのほとんどが中小零
細企業であるため、自力でこれらの目的を達成すること
は困難な状況にあった。このように多段階構造が構築さ
れた状況において荷主は、一次輸送業者と固定運賃契約
をしているため、現状の運賃レート以下に輸送コストを
下げることは困難であった。この輸送コストの軽減の困
難性については、他にも原因があり、例えば荷主は、生
産コスト及び販売コストについて輸送対象(貨物)とな
る製品別及び型名別にコスト実績を把握してはいるが、
輸送コストについては所定の期間、例えば月単位の輸送
コストでしか把握していないのが現状であった。具体的
には、前述のように荷主と一次輸送業者とは固定運賃契
約を取り交わしている形態が多く見られるため、月間運
賃(月間輸送コスト)を算出する経理システムは存在し
ていても、日単位・トラック単位の運賃(輸送コスト)
を収集するシステムはなかった。また、前述したように
荷主は輸送品質管理手法を確立していないため、輸送業
務を依頼した後についても、輸送品質を追認せざるを得
ず、より高い輸送品質を得ることも困難であった。具体
的には、製品の届け先が要求するタイムリーな製品供給
に応えるために荷主は、製品別・型名別・届け先別の輸
送品質データ(納期と貨物安全)をリアルタイムに把握
したいニーズがあるが、現状、物流子会社または輸送業
者は輸送品質データをリアルタイムに収集する仕組み・
システムが確立していないため、荷主は製品の届け先の
クレームにより事後になって輸送品質状況を把握するに
留まっており、その対応は場当たり的で原因究明には至
っていなかった。加えて、輸送業者にとっても、その事
業形態及び営業力によって、ある荷主にとって一次輸送
業者である輸送業者も、他の荷主においては二次、三次
輸送業者の立場をとらざるを得ない現状があり、また、
復荷を確保できない現状もあることから、貨物の積載率
を向上させることも困難であった。
【0005】近年では、このような問題点を解決するた
めに、インターネット等を用いた求車求荷システムが数
多く見られるようになってきた。この求車求荷システム
は、一以上の荷主が用いる荷主端末と、一以上の輸送業
者が用いる輸送業者端末と、サーバとからなる。荷主は
前記荷主端末を用いて、輸送業務に関する必要な情報を
前記サーバに送信し、サーバはその情報をホームページ
上で公開することによって、前記輸送業者端末で不特定
多数の輸送業者が閲覧することができる。前記ホームペ
ージ上に公開された輸送業務を閲覧し、その輸送業務を
受注する決定をした輸送業者は、輸送業者端末を用いて
前記サーバに受注する旨の情報を送信し、荷主と輸送業
者との間で輸送業務が締結される。また、インターネッ
ト等を用いた求車求荷システムは、輸送業者同士におい
ても行われており、これは主に、輸送業務における貨物
の積載率の向上を目的としたものであった。具体的に
は、往路において積載する貨物が決定され、復路は空の
状態で運行する輸送業務に関して適用されることが多か
った従来の輸送業務に鑑みてなされたものであった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、インタ
ーネットを用いた輸送業務取引は一般に行われているイ
ンターネット上の商取引とは違い、商取引対象が輸送と
いう特定されない無形のサービスであるため、貨物の輸
送業務は取引の対象として適正に運用することが困難で
あった。具体的には、輸送対象として貨物を客観的又は
一般的な輸送対象として特定はできても、輸送業務は貨
物が適正に輸送されるか否かといった取引対象としては
不確定な側面を有しているだけでなく、輸送業務に関す
る様々な情報とその情報を運用するノウハウが必要とさ
れるため、適正に運用することが困難であった。従っ
て、インターネットを用いた輸送業務取引は、主に輸送
業者間で行われる単なる求車求荷のマッチングサイト、
すなわち、インターネット上に輸送業務内容を公開して
も、一目瞭然な簡単な輸送業務のみを取引対象とされて
いるに過ぎない求車求荷のマッチングサイトにとどまっ
ていた。また、前記インターネット等を用いた求車求荷
システムは、前記多段階構造の上に成り立っているシス
テムであるため、サイトに集まる貨物情報は、現状の請
負構造で対応困難な情報でしかなく、輸送ルートや輸送
頻度は限定され、かつ貨物運賃レートも低いサイトとな
り、結果として商取引ボリュームは少量に留まざるを得
なかった。仮に、インターネットを用いた輸送業務取引
に荷主を参加させたとしても、そのサイトは輸送品質管
理を伴っていないシステムであるため、そこで締結した
新規輸送業者が行う輸送業務の輸送品質は高品質を維持
することが保証されておらず、結果として輸送作業を熟
知し、気心の知れた専属固定業者(一次輸送業者)に信
頼感を以て車両調達を丸投げせざるを得ない状況は解消
されていなかった。すなわち、多段階構造における単な
る求車求荷のマッチングを目的とした求車求荷システム
においては、いたずらに輸送業務に係る請け負い値が崩
れ、過当競争を招くことは明らかであると共に、求荷情
報を掲げる輸送業者のサービスレベルも玉石混淆であ
り、輸送業務に関する信頼性の担保には限界があった。
さらに、輸送業務に関する信頼性を向上させるために、
輸送車両の運行上の様々な情報を得たとしても、荷主及
び輸送業者のニーズに応えることができる情報として扱
うために課される労力が荷主及び輸送業者にとって多大
な負担となっていた。
【0007】このように多段階構造が構築されたことに
よる問題点に鑑みて、本出願人は特願2000−328
853号及び特願2000−328854号に記載のよ
うに、前記多段階構造を前提とすることなく、荷主及び
輸送業者にコスト負担をかけずに輸送業務に対する信頼
性及び輸送業務の効率性並びに輸送業務の受発注の参入
可能性を向上させる輸送業務に関する技術に想到した。
具体的には、本出願人の知見に基づき、輸送業務の品質
実績の把握及びその履歴に対する評価である輸送業務評
価情報の設定や荷主の出品情報作成時における作業基準
の設定である。しかしながら、輸送コストの軽減に留ま
らず、荷主及び輸送業者に対する輸送コスト情報及び輸
送品質情報の把握についてはさらなる検討の余地がある
ため、本出願人が本願発明に至ったものである。すなわ
ち、輸送コスト情報及び輸送品質情報の把握をさらに向
上させるために、物流子会社や輸送業者が荷主に対して
製品別・型名別またはその他のカテゴリー分類別の輸送
コスト及び輸送品質(納期と貨物安全)情報の提供を行
い、輸送コスト及び輸送品質データを収集する仕組み・
システムを構築するとしても、多大な労力、費用、ノウ
ハウが必要となっていた。また、物流子会社又は輸送業
者は、荷主からの詳細な輸送コストの提示を求められて
いなかったため、製品別及び型名別の輸送コストを系統
的に把握、分析するシステムが確立されておらず、それ
によって得られた輸送コストに関する情報を荷主にフィ
ードバックすることができていなかった。さらに、前記
輸送品質については、納期と貨物安全実績は製品の届け
先からの不具合クレームにより不具合実績が判明する
が、適正実績も含めトラック別・製品別貨物追跡等のリ
アルタイムな輸送品質の把握は行ってなかった。このよ
うに、現状では物流子会社や輸送業者が荷主の製品出荷
実績データを受信し、輸送コスト及び輸送品質データと
リンクをさせて、荷主が求める様々のカテゴリー分類別
輸送コスト及び輸送品質データ分析・提供システムを構
築するには、多大な労力、費用、ノウハウが必要となっ
ていた。
【0008】本発明は以上の問題に鑑みてなされたもの
であり、荷主に対して、輸送コストの削減及び輸送品質
の向上及び輸送コストと輸送品質データとを生産販売計
画へ適正にフィードバックすることができる輸送業務取
引代行サーバ及びそれを用いた輸送業務実績情報提供シ
ステム及び輸送業務実績情報の提供方法輸送業務実績情
報の提供方法をコンピュータに実行させるプログラムを
記録した記録媒体を提供することを目的とする。また、
本発明は、荷主にとって、計画的な輸送コスト削減を図
ることができ、生産計画及び販売計画に有効に利用する
ことができると共に輸送業者にとっては、経営管理及び
運行管理に有効に利用することができる輸送業務取引代
行サーバ及びそれを用いた輸送業務実績情報提供システ
ム及び輸送業務実績情報の提供方法並びに輸送業務実績
情報の提供方法をコンピュータに実行させるプログラム
を記録した記録媒体を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】前記課題を解決するために提供する本願第
一の発明に係る輸送業務取引代行サーバは、ネットワー
クによって相互に接続された輸送対象の輸送業務の発注
を行う一以上の荷主端末とその輸送業務の受注を行う一
以上の輸送業者端末との間の輸送業務に関する情報の送
受信を行う通信手段と、前記荷主端末から送信された出
品情報に対して入札された前記輸送業者の入札情報に基
づいて落札業者を選定する落札手段と、輸送トラックに
備えられた一以上の車載端末及び輸送業者端末から得た
一以上の運行管理情報を作成する運行管理手段と、係る
運行管理情報に基づいて輸送業務評価情報を作成する輸
送業務評価手段と、少なくとも荷主端末から受信した製
品出荷実績情報及び前記落札実績情報及び運行管理情報
及び輸送業務評価情報に基づいて輸送業務実績情報を作
成する輸送業務実績分析手段とが設けられたことを特徴
とする。
【0010】係る構成とすることにより、輸送業務実績
情報によって荷主及び輸送業者それぞれのニーズにあっ
た有用な情報の取得、例えば輸送業務における届け先別
・車種別の輸送コストを把握することができるため、荷
主にとっては計画的な輸送コスト削減を図ることができ
る。また、製品別・型名別輸送コストについてを把握す
ることで、製品原価を詳細に算出することが可能とな
り、荷主の生産計画及び販売計画に有効に利用すること
ができる。また、輸送業者にとっては、取得した輸送業
務実績情報を経営管理及び運行管理に有効に利用するこ
とができる。
【0011】前記課題を解決するために提供する本願第
二の発明に係る輸送業務取引代行サーバは、請求項1に
記載の輸送業務取引代行サーバにおいて、前記通信手段
は、前記製品出荷実績情報を前記荷主端末から受信し、
輸送業務実績情報を前記荷主端末に送信する手段である
ことを特徴とする。
【0012】係る構成とすることにより、前記輸送業務
実績分析手段にて必要な製品出荷実績情報を荷主端末か
ら受信し、予め輸送業務取引代行サーバによって分析、
整理された輸送業務実績情報が荷主端末に送信され、荷
主自らが過去に依頼した輸送業務を管理する労力を軽減
させることができ、それに要するコストも削減させるこ
とができる。
【0013】前記課題を解決するために提供する本願第
三の発明に係る輸送業務取引代行サーバは、請求項1又
は請求項2に記載の輸送業務取引代行サーバにおいて、
前記輸送業務実績分析手段は、前記製品出荷実績情報及
び前記落札実績情報及び前記運行管理情報及び前記輸送
業務評価情報の少なくとも何れかを分析すると共に所定
のカテゴリー毎に分類して輸送業務実績情報を作成する
手段であることを特徴とする。
【0014】係る構成とすることにより、輸送業務実績
情報に基づいて、荷主が過去に自ら依頼した輸送業務に
要したコスト及び輸送品質を詳細にかつ容易に認識する
ことができるため、その実績管理に要する負担を大幅に
軽減することができる。従って、荷主は、輸送業務に要
したコスト及び輸送品質を明確に認識することができる
ため、それを生産計画及び販売計画に有効に利用するこ
とができる。
【0015】前記課題を解決するために提供する本願第
四の発明に係る輸送業務取引代行サーバは、請求項1乃
至又は請求項3の何れか一に記載の輸送業務取引代行サ
ーバにおいて、前記製品出荷実績情報は、輸送トラック
単位の製品の積載内容情報であり、少なくとも荷積み日
及び輸送トラックの車番及び荷下し場所及び貨物の製品
名及び貨物の型名及び貨物の数量及び貨物の重量及び貨
物の容積とからなる情報であることを特徴とする。
【0016】係る構成とすることにより、前記輸送業務
実績分析手段において、少なくとも製品別及び型名別の
輸送業務実績情報を作成することができる。
【0017】前記課題を解決するために提供する本願第
五の発明に係る輸送業務取引代行サーバは、請求項1乃
至請求項4の何れか一に記載の輸送業務取引代行サーバ
において、前記輸送業務実績情報は、少なくとも前記製
品出荷実績情報に基づいた荷積み日及び輸送トラックの
車番及び荷下し場所及び貨物の製品名及び貨物の型名及
び貨物の数量及び貨物の重量及び貨物の容積及び前記落
札実績情報に基づいて得られた輸送コスト実績情報及び
前記運行管理情報に基づいて得られた輸送品質実績情報
の何れかを基準として整理された情報であることを特徴
とする。
【0018】係る構成とすることにより、輸送コスト実
績情報及び輸送品質実績情報を様々なカテゴリー分類別
に把握することができ、荷主の生産計画や販売計画及び
輸送業者の経営管理や運行管理など様々なものに有効利
用することができる。
【0019】前記課題を解決するために提供する本願第
六の発明に係る輸送業務取引代行サーバは、請求項1乃
至請求項5の何れか一に記載の輸送業務取引代行サーバ
において、前記輸送品質実績情報は、輸送業者端末また
は輸送トラックに備えられた車載端末から前記通信手段
を用いて受信する少なくとも貨物の製品名及び貨物の型
名毎の貨物安全数量及び破損数量及び欠品数量からなる
リアルタイムな貨物安全情報と、貨物の製品名及び貨物
の型名毎の荷積み納期不可及び荷下し納期不可からなる
リアルタイムな貨物納期情報であることを特徴とする。
【0020】係る構成とすることにより、輸送品質をリ
アルタイムにかつ正確に把握でき、荷主は製品の届け先
からクレームを受ける前に適宜対応することが可能とな
り、製品の届け先に対する輸送業務の信頼性及びサービ
スを向上させることができる。
【0021】前記課題を解決するために提供する本願第
七の発明に係る輸送業務取引代行サーバは、請求項1乃
至請求項6の何れか一に記載の輸送業務取引代行サーバ
において、前記輸送コスト実績情報は、前記落札手段に
よって得られた日毎及び輸送トラック毎の運賃情報であ
ることを特徴とする。
【0022】係る構成とすることにより、輸送業務に要
するコストが細分化され、前記輸送業務実績分析手段に
おいて、少なくとも製品の届け先別及び製品1個あたり
の輸送コストを分析・算出することができる。
【0023】前記課題を解決するために提供する本願第
八の発明に係る輸送業務取引代行サーバは、請求項1乃
至請求項7の何れか一に記載の輸送業務取引代行サーバ
において、前記製品出荷実績情報及び前記落札実績情報
及び前記運行管理情報及び前記輸送業務評価情報及び輸
送業務実績情報の少なくとも何れか一を格納するデータ
ベースが設けられたことを特徴とする。
【0024】係る構成とすることにより、輸送業務のよ
り詳細な情報を荷主が得られ、荷主の信頼性とニーズに
応えることができると共に、前記情報に基づいた緊急の
輸送業務依頼を荷主が行う環境を構築することができ
る。
【0025】前記課題を解決するために提供する本願第
九の発明に係る輸送業務取引代行サーバは、請求項1乃
至請求項8の何れか一に記載の輸送業務取引代行サーバ
において、前記製品出荷実績情報及び前記落札実績情報
及び前記運行管理情報及び前記輸送業務評価情報及び輸
送業務実績情報の少なくとも何れか一をバックアップす
るバックアップ装置が設けられたことを特徴とする。
【0026】前記課題を解決するために提供する本願第
十の発明に係る輸送業務実績情報提供システムは、一以
上の荷主が輸送対象の輸送業務の発注を行う一以上の荷
主端末と、前記輸送業務の受注を行う一以上の輸送業者
端末と、前記荷主端末と輸送業者端末との間の輸送業務
の取引代行及び情報の送受信を行う輸送業務取引代行サ
ーバとがネットワークによって相互に接続されてなる輸
送業務実績情報提供システムにおいて、前記輸送業務取
引代行サーバは、荷主端末と輸送業者端末との間の情報
の送受信を行う通信手段と、前記荷主端末から送信され
た出品情報に対して入札された前記輸送業者の入札情報
に基づいて落札業者を選定する落札手段と、輸送トラッ
クに備えられた一以上の車載端末及び輸送業者端末から
得た一以上の運行管理情報を作成する運行管理手段と、
係る運行管理情報に基づいて輸送業務評価情報を作成す
る輸送業務評価手段と、少なくとも荷主端末から受信し
た製品出荷実績情報及び前記落札実績情報及び運行管理
情報及び輸送業務評価情報に基づいて輸送業務実績情報
を作成する輸送業務実績分析手段とが設けられたことを
特徴とする。
【0027】係る構成とすることにより、輸送業務実績
情報によって荷主及び輸送業者それぞれのニーズにあっ
た有用な情報の取得、例えば輸送業務における届け先別
・車種別の輸送コストを把握することができるため、荷
主にとっては計画的な輸送コスト削減を図ることができ
る。また、製品別・型名別輸送コストについてを把握す
ることで、製品原価を詳細に算出することが可能とな
り、荷主の生産計画及び販売計画に有効に利用すること
ができる。また、輸送業者にとっては、取得した輸送業
務実績情報を経営管理及び運行管理に有効に利用するこ
とができる。
【0028】前記課題を解決するために提供する本願第
十一の発明に係る輸送業務実績情報提供システムは、請
求項10に記載の輸送業務実績情報提供システムにおい
て、前記通信手段は、前記製品出荷実績情報を前記荷主
端末から受信し、輸送業務実績情報を前記荷主端末に送
信する手段であることを特徴とする。
【0029】係る構成とすることにより、前記輸送業務
実績分析手段にて必要な製品出荷実績情報を荷主端末か
ら受信し、予め輸送業務取引代行サーバによって分析、
整理された輸送業務実績情報が荷主端末に送信され、荷
主自らが過去に依頼した輸送業務を管理する労力を軽減
させることができ、それに要するコストも削減させるこ
とができる。
【0030】前記課題を解決するために提供する本願第
十二の発明に係る輸送業務実績情報提供システムは、請
求項10又は請求項11に記載の輸送業務実績情報提供
システムにおいて、前記輸送業務実績分析手段は、前記
製品出荷実績情報及び前記落札実績情報及び前記運行管
理情報及び前記輸送業務評価情報の少なくとも何れかを
分析すると共に所定のカテゴリー毎に分類して輸送業務
実績情報を作成する手段であることを特徴とする。
【0031】係る構成とすることにより、輸送業務実績
情報に基づいて、荷主が過去に自ら依頼した輸送業務に
要したコスト及び輸送品質を詳細にかつ容易に認識する
ことができるため、その実績管理に要する負担を大幅に
軽減することができる。従って、荷主は、輸送業務に要
したコスト及び輸送品質を明確に認識することができる
ため、それを生産計画及び販売計画に有効に利用するこ
とができる。
【0032】前記課題を解決するために提供する本願第
十三の発明に係る輸送業務実績情報提供システムは、請
求項10乃至請求項12の何れか一に記載の輸送業務実
績情報提供システムにおいて、前記製品出荷実績情報
は、輸送トラック単位の製品の積載内容情報であり、少
なくとも荷積み日及び輸送トラックの車番及び荷下し場
所及び貨物の製品名及び貨物の型名及び貨物の数量及び
貨物の重量及び貨物の容積とからなる情報であることを
特徴とする。
【0033】係る構成とすることにより、前記輸送業務
実績分析手段において、少なくとも製品別及び型名別の
輸送業務実績情報を作成することができる。
【0034】前記課題を解決するために提供する本願第
十四の発明に係る輸送業務実績情報提供システムは、請
求項10乃至請求項13の何れか一に記載の輸送業務実
績情報提供システムにおいて、前記輸送業務実績情報
は、少なくとも前記製品出荷実績情報に基づいた荷積み
日及び輸送トラックの車番及び荷下し場所及び貨物の製
品名及び貨物の型名及び貨物の数量及び貨物の重量及び
貨物の容積及び前記落札実績情報に基づいた輸送コスト
実績情報及び前記運行管理情報に基づいた輸送品質実績
情報の何れかを基準として整理された情報であることを
特徴とする。
【0035】係る構成とすることにより、輸送コスト実
績情報及び輸送品質実績情報を様々なカテゴリー分類別
に把握することができ、荷主の生産計画や販売計画及び
輸送業者の経営管理や運行管理など様々なものに有効利
用することができる。
【0036】前記課題を解決するために提供する本願第
十五の発明に係る輸送業務実績情報提供システムは、請
求項10乃至請求項14の何れか一に記載の輸送業務実
績情報提供システムにおいて、前記輸送品質実績情報
は、輸送業者端末または輸送トラックに備えられた車載
端末から前記通信手段を用いて受信する少なくとも貨物
の製品名及び貨物の型名毎の貨物安全数量及び破損数量
及び欠品数量からなるリアルタイムな貨物安全情報と、
貨物の製品名及び貨物の型名毎の荷積み納期不可及び荷
下し納期不可からなるリアルタイムな貨物納期情報であ
ることを特徴とする。
【0037】係る構成とすることにより、輸送品質をリ
アルタイムにかつ正確に把握でき、荷主は製品の届け先
からクレームを受ける前に適宜対応することが可能とな
り、製品の届け先に対する輸送業務の信頼性及びサービ
スを向上させることができる。
【0038】前記課題を解決するために提供する本願第
十六の発明に係る輸送業務実績情報提供システムは、請
求項10乃至請求項15の何れか一に記載の輸送業務実
績情報提供システムにおいて、前記輸送コスト実績情報
は、前記落札手段によって得られた日毎及び輸送トラッ
ク毎の運賃情報であることを特徴とする。
【0039】係る構成とすることにより、輸送業務に要
するコストが細分化され、前記輸送業務実績分析手段に
おいて、少なくとも製品の届け先別及び製品1個あたり
の輸送コストを分析・算出することができる。
【0040】前記課題を解決するために提供する本願第
十七の発明に係る輸送業務実績情報提供システムは、請
求項10乃至請求項16の何れか一に記載の輸送業務実
績情報提供システムにおいて、前記製品出荷実績情報及
び前記落札実績情報及び前記運行管理情報及び前記輸送
業務評価情報及び輸送業務実績情報の少なくとも何れか
一を格納するデータベースが設けられたことを特徴とす
る。
【0041】係る構成とすることにより、輸送業務のよ
り詳細な情報を荷主が得られ、荷主の信頼性とニーズに
応えることができると共に、前記情報に基づいた緊急の
輸送業務依頼を荷主が行う環境を構築することができ
る。
【0042】前記課題を解決するために提供する本願第
十八の発明に係る輸送業務実績情報提供システムは、請
求項10乃至請求項17の何れか一に記載の輸送業務実
績情報提供システムにおいて、前記製品出荷実績情報及
び前記落札実績情報及び前記運行管理情報及び前記輸送
業務評価情報及び輸送業務実績情報の少なくとも何れか
一をバックアップするバックアップ装置が設けられたこ
とを特徴とする。
【0043】前記課題を解決するために提供する本願第
十九の発明に係る輸送業務実績情報の提供方法は、一以
上の荷主が輸送対象の輸送業務の発注を行う一以上の荷
主端末と、前記輸送業務の受注を行う一以上の輸送業者
端末と、前記荷主端末と輸送業者端末との間の輸送業務
の取引代行及び情報の送受信を行う輸送業務取引代行サ
ーバとがネットワークによって相互に接続されており、
前記輸送業務取引代行サーバに設けられ、前記荷主端末
と輸送業者端末との間の輸送業務の取引代行及び情報の
送受信を行う通信手段によって前記荷主端末から送信さ
れた出品情報に対して入札された前記輸送業者の入札情
報に基づいて前記輸送業務取引代行サーバに設けられた
落札手段が落札業者を選定し、前記輸送業務取引代行サ
ーバに設けられた運行管理手段が輸送トラックに備えら
れた一以上の車載端末及び輸送業者端末から得た運行管
理情報を作成し、係る運行管理情報に基づいて前記輸送
業務取引代行サーバに設けられた輸送業務評価手段が輸
送業務評価情報を作成し、少なくとも荷主端末から受信
した製品出荷実績情報及び前記輸送業務評価情報及び前
記落札実績情報及び前記運行管理情報に基づいて前記輸
送業務取引代行サーバに設けられた輸送業務実績分析手
段が輸送業務実績情報を作成することを特徴とする。
【0044】係る方法を採用することにより、輸送業務
実績情報によって荷主及び輸送業者それぞれのニーズに
あった有用な情報の取得、例えば輸送業務における届け
先別・車種別の輸送コストを把握することができるた
め、荷主にとっては計画的な輸送コスト削減を図ること
ができる。また、製品別・型名別輸送コストについてを
把握することで、製品原価を詳細に算出することが可能
となり、荷主の生産計画及び販売計画に有効に利用する
ことができる。また、輸送業者にとっては、取得した輸
送業務実績情報を経営管理及び運行管理に有効に利用す
ることができる。
【0045】前記課題を解決するために提供する本願第
二十の発明に係る輸送業務実績情報の提供方法は、請求
項19に記載の輸送業務実績情報の提供方法において、
前記通信手段が前記製品出荷実績情報を前記荷主端末か
ら受信し、輸送業務実績情報を前記荷主端末に送信する
ことを特徴とする。
【0046】係る方法を採用することにより、前記輸送
業務実績分析手段にて必要な製品出荷実績情報を荷主端
末から受信し、予め輸送業務取引代行サーバによって分
析、整理された輸送業務実績情報が荷主端末に送信さ
れ、荷主自らが過去に依頼した輸送業務を管理する労力
を軽減させることができ、それに要するコストも削減さ
せることができる。
【0047】前記課題を解決するために提供する本願第
二十一の発明に係る輸送業務実績情報の提供方法は、請
求項19又は請求項20に記載の輸送業務実績情報の提
供方法において、前記輸送業務実績分析手段が、前記製
品出荷実績情報及び前記落札実績情報及び前記運行管理
情報及び前記輸送業務評価情報の少なくとも何れかを分
析すると共に所定のカテゴリー毎に分類して輸送業務実
績情報を作成することを特徴とする。
【0048】係る方法を採用することにより、輸送業務
実績情報に基づいて、荷主が過去に自ら依頼した輸送業
務に要したコスト及び輸送品質を詳細にかつ容易に認識
することができるため、その実績管理に要する負担を大
幅に軽減することができる。従って、荷主は、輸送業務
に要したコスト及び輸送品質を明確に認識することがで
きるため、それを生産計画及び販売計画に有効に利用す
ることができる。
【0049】前記課題を解決するために提供する本願第
二十二の発明に係る輸送業務実績情報の提供方法は、請
求項19乃至請求項21の何れか一に記載の輸送業務実
績情報の提供方法において、前記製品出荷実績情報が、
輸送トラック単位の製品の積載内容情報であり、少なく
とも荷積み日及び輸送トラックの車番及び荷下し場所及
び貨物の製品名及び貨物の型名及び貨物の数量及び貨物
の重量及び貨物の容積とからなる情報であることを特徴
とする。
【0050】係る方法を採用することにより、前記輸送
業務実績分析手段において、少なくとも製品別及び型名
別の輸送業務実績情報を作成することができる。
【0051】前記課題を解決するために提供する本願第
二十三の発明に係る輸送業務実績情報の提供方法は、請
求項19乃至請求項22の何れか一に記載の輸送業務実
績情報の提供方法において、前記輸送業務実績情報は、
少なくとも前記製品出荷実績情報に基づいた荷積み日及
び輸送トラックの車番及び荷下し場所及び貨物の製品名
及び貨物の型名及び貨物の数量及び貨物の重量及び貨物
の容積及び前記落札実績情報に基づいた輸送コスト実績
情報及び前記運行管理情報に基づいた輸送品質実績情報
の何れかを基準として整理された情報であることを特徴
とする。
【0052】係る方法を採用することにより、輸送コス
ト実績情報及び輸送品質実績情報を様々なカテゴリー分
類別に把握することができ、荷主の生産計画や販売計画
及び輸送業者の経営管理や運行管理など様々なものに有
効利用することができる。
【0053】前記課題を解決するために提供する本願第
二十四の発明に係る輸送業務実績情報の提供方法は、請
求項19乃至請求項23の何れか一に記載の輸送業務実
績情報の提供方法において、前記輸送品質実績情報は、
輸送業者端末または輸送トラックに備えられた車載端末
から前記通信手段を用いて受信する少なくとも貨物の製
品名及び貨物の型名毎の貨物安全数量及び破損数量及び
欠品数量からなるリアルタイムな貨物安全情報と、貨物
の製品名及び貨物の型名毎の荷積み納期不可及び荷下し
納期不可からなるリアルタイムな貨物納期情報であるこ
とを特徴とする。
【0054】係る方法を採用することにより、輸送品質
をリアルタイムにかつ正確に把握でき、荷主は製品の届
け先からクレームを受ける前に適宜対応することが可能
となり、製品の届け先に対する輸送業務の信頼性及びサ
ービスを向上させることができる。
【0055】前記課題を解決するために提供する本願第
二十五の発明に係る輸送業務実績情報の提供方法は、請
求項19乃至請求項24の何れか一に記載の輸送業務実
績情報の提供方法において、前記輸送コスト実績情報
は、前記落札手段によって得られた日毎及び輸送トラッ
ク毎の運賃情報であることを特徴とする。
【0056】係る方法を採用することによって、輸送業
務に要するコストが細分化され、前記輸送業務実績分析
手段において、少なくとも製品の届け先別及び製品1個
あたりの輸送コストを分析・算出することができる。
【0057】前記課題を解決するために提供する本願第
二十六の発明に係る輸送業務実績情報の提供方法は、請
求項19乃至請求項25の何れか一に記載の輸送業務実
績情報の提供方法において、前記輸送業務取引代行サー
バに設けられたデータベースに前記製品出荷実績情報及
び前記落札実績情報及び前記運行管理情報及び前記輸送
業務評価情報及び輸送業務実績情報の少なくとも何れか
一を格納することを特徴とする。
【0058】係る方法を採用することにより、輸送業務
のより詳細な情報を荷主が得られ、荷主の信頼性とニー
ズに応えることができると共に、前記情報に基づいた緊
急の輸送業務依頼を荷主が行う環境を構築することがで
きる。
【0059】前記課題を解決するために提供する本願第
二十七の発明に係る輸送業務実績情報の提供方法は、請
求項19乃至請求項26の何れか一に記載の輸送業務実
績情報の提供方法において、前記輸送業務取引代行サー
バに設けられたバックアップ装置が前記製品出荷実績情
報及び前記落札実績情報及び前記運行管理情報及び前記
輸送業務評価情報及び輸送業務実績情報の少なくとも何
れか一をバックアップすることを特徴とする。
【0060】前記課題を解決するために提供する本願第
二十八の発明に係る輸送業務実績情報の提供方法をコン
ピュータに実行させるプログラムを記録した記録媒体
は、一以上の荷主が輸送対象の輸送業務の発注を行う一
以上の荷主端末と、前記輸送業務の受注を行う一以上の
輸送業者端末と、前記荷主端末と輸送業者端末との間の
輸送業務の取引代行及び情報の送受信を行う輸送業務取
引代行サーバとがネットワークによって相互に接続され
ており、前記輸送業務取引代行サーバに設けられ、前記
荷主端末と輸送業者端末との間の輸送業務の取引代行及
び情報の送受信を行う通信手段によって前記荷主端末か
ら送信された出品情報に対して入札された前記輸送業者
の入札情報に基づいて前記輸送業務取引代行サーバに設
けられた落札手段が落札業者を選定し、前記輸送業務取
引代行サーバに設けられた運行管理手段が輸送トラック
に備えられた一以上の車載端末及び輸送業者端末から得
た運行管理情報を作成し、係る運行管理情報に基づいて
前記輸送業務取引代行サーバに設けられた輸送業務評価
手段が輸送業務評価情報を作成し、少なくとも荷主端末
から受信した製品出荷実績情報及び前記輸送業務評価情
報及び前記落札実績情報及び前記運行管理情報に基づい
て前記輸送業務取引代行サーバに設けられた輸送業務実
績分析手段が輸送業務実績情報を作成することを特徴と
する。
【0061】従って、輸送業務実績情報によって荷主及
び輸送業者それぞれのニーズにあった有用な情報の取
得、例えば輸送業務における届け先別・車種別の輸送コ
ストを把握することができるため、荷主にとっては計画
的な輸送コスト削減を図ることができる。また、製品別
・型名別輸送コストについてを把握することで、製品原
価を詳細に算出することが可能となり、荷主の生産計画
及び販売計画に有効に利用することができる。また、輸
送業者にとっては、取得した輸送業務実績情報を経営管
理及び運行管理に有効に利用することができる。
【0062】前記課題を解決するために提供する本願第
二十九の発明に係る輸送業務実績情報の提供方法をコン
ピュータに実行させるプログラムを記録した記録媒体
は、請求項28に記載の輸送業務実績情報の提供方法を
コンピュータに実行させるプログラムを記録した記録媒
体において、前記通信手段が前記製品出荷実績情報を前
記荷主端末から受信し、輸送業務実績情報を前記荷主端
末に送信することを特徴とする。
【0063】従って、前記輸送業務実績分析手段にて必
要な製品出荷実績情報を荷主端末から受信し、予め輸送
業務取引代行サーバによって分析、整理された輸送業務
実績情報が荷主端末に送信され、荷主自らが過去に依頼
した輸送業務を管理する労力を軽減させることができ、
それに要するコストも削減させることができる。
【0064】前記課題を解決するために提供する本願第
三十の発明に係る輸送業務実績情報の提供方法をコンピ
ュータに実行させるプログラムを記録した記録媒体は、
請求項28又は請求項29に記載の輸送業務実績情報の
提供方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録
した記録媒体において、前記輸送業務実績分析手段が、
前記製品出荷実績情報及び前記落札実績情報及び前記運
行管理情報及び前記輸送業務評価情報の少なくとも何れ
かを分析すると共に所定のカテゴリー毎に分類して輸送
業務実績情報を作成することを特徴とする。
【0065】従って、輸送業務実績情報に基づいて、荷
主が過去に自ら依頼した輸送業務に要したコスト及び輸
送品質を詳細にかつ容易に認識することができるため、
その実績管理に要する負担を大幅に軽減することができ
る。また、荷主は、輸送業務に要したコスト及び輸送品
質を明確に認識することができるため、それを生産計画
及び販売計画に有効に利用することができる。
【0066】前記課題を解決するために提供する本願第
三十一の発明に係る輸送業務実績情報の提供方法をコン
ピュータに実行させるプログラムを記録した記録媒体
は、請求項28乃至請求項30の何れか一に記載の輸送
業務実績情報の提供方法をコンピュータに実行させるプ
ログラムを記録した記録媒体において、前記製品出荷実
績情報が、輸送トラック単位の製品の積載内容情報であ
り、少なくとも荷積み日及び輸送トラックの車番及び荷
下し場所及び貨物の製品名及び貨物の型名及び貨物の数
量及び貨物の重量及び貨物の容積とからなる情報である
ことを特徴とする。
【0067】従って、前記輸送業務実績分析手段におい
て、少なくとも製品別及び型名別の輸送業務実績情報を
作成することができる。
【0068】前記課題を解決するために提供する本願第
三十二の発明に係る輸送業務実績情報の提供方法をコン
ピュータに実行させるプログラムを記録した記録媒体
は、請求項28乃至請求項31の何れか一に記載の輸送
業務実績情報の提供方法をコンピュータに実行させるプ
ログラムを記録した記録媒体において、前記輸送業務実
績情報は、少なくとも前記製品出荷実績情報に基づいた
荷積み日及び輸送トラックの車番及び荷下し場所及び貨
物の製品名及び貨物の型名及び貨物の数量及び貨物の重
量及び貨物の容積及び前記落札実績情報に基づいた輸送
コスト実績情報及び前記運行管理情報に基づいた輸送品
質実績情報の何れかを基準として整理された情報である
ことを特徴とする。
【0069】従って、輸送コスト実績情報及び輸送品質
実績情報を様々なカテゴリー分類別に把握することがで
き、荷主の生産計画や販売計画及び輸送業者の経営管理
や運行管理など様々なものに有効利用することができ
る。
【0070】前記課題を解決するために提供する本願第
三十三の発明に係る輸送業務実績情報の提供方法をコン
ピュータに実行させるプログラムを記録した記録媒体
は、請求項28乃至請求項32の何れか一に記載の輸送
業務実績情報の提供方法をコンピュータに実行させるプ
ログラムを記録した記録媒体において、前記輸送品質実
績情報は、輸送業者端末または輸送トラックに備えられ
た車載端末から前記通信手段を用いて受信する少なくと
も貨物の製品名及び貨物の型名毎の貨物安全数量及び破
損数量及び欠品数量からなるリアルタイムな貨物安全情
報と、貨物の製品名及び貨物の型名毎の荷積み納期不可
及び荷下し納期不可からなるリアルタイムな貨物納期情
報であることを特徴とする。
【0071】従って、輸送品質をリアルタイムにかつ正
確に把握でき、荷主は製品の届け先からクレームを受け
る前に適宜対応することが可能となり、製品の届け先に
対する輸送業務の信頼性及びサービスを向上させること
ができる。
【0072】前記課題を解決するために提供する本願第
三十四の発明に係る輸送業務実績情報の提供方法をコン
ピュータに実行させるプログラムを記録した記録媒体
は、請求項28乃至請求項33の何れか一に記載の輸送
業務実績情報の提供方法をコンピュータに実行させるプ
ログラムを記録した記録媒体において、前記輸送コスト
実績情報は、前記落札手段によって得られた日毎及び輸
送トラック毎の運賃情報であることを特徴とする。
【0073】従って、輸送業務に要するコストが細分化
され、前記輸送業務実績分析手段において、少なくとも
製品の届け先別及び製品1個あたりの輸送コストを分析
・算出することができる。
【0074】前記課題を解決するために提供する本願第
三十五の発明に係る輸送業務実績情報の提供方法をコン
ピュータに実行させるプログラムを記録した記録媒体
は、請求項28乃至請求項34の何れか一に記載の輸送
業務実績情報の提供方法をコンピュータに実行させるプ
ログラムを記録した記録媒体において、前記輸送業務取
引代行サーバに設けられたデータベースに前記製品出荷
実績情報及び前記落札実績情報及び前記運行管理情報及
び前記輸送業務評価情報及び輸送業務実績情報の少なく
とも何れか一を格納することを特徴とする。
【0075】従って、輸送業務のより詳細な情報を荷主
が得られ、荷主の信頼性とニーズに応えることができる
と共に、前記情報に基づいた緊急の輸送業務依頼を荷主
が行う環境を構築することができる。
【0076】前記課題を解決するために提供する本願第
三十六の発明に係る輸送業務実績情報の提供方法をコン
ピュータに実行させるプログラムを記録した記録媒体
は、請求項28乃至請求項35の何れか一に記載の輸送
業務実績情報の提供方法をコンピュータに実行させるプ
ログラムを記録した記録媒体において、前記輸送業務取
引代行サーバに設けられたバックアップ装置が前記製品
出荷実績情報及び前記落札実績情報及び前記運行管理情
報及び前記輸送業務評価情報及び輸送業務実績情報の少
なくとも何れか一をバックアップすることを特徴とす
る。
【0077】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係る輸送業務取
引代行サーバ及びそれを用いた輸送業務実績情報提供シ
ステム及び輸送業務実績情報の提供方法並びに輸送業務
実績情報の提供方法をコンピュータに実行させるプログ
ラムを記録した記録媒体の一実施の形態について図面を
参照して説明する。なお、以下に説明する本発明の一実
施の形態においては、輸送業務実績情報を得るために必
要となる種々の情報、例えば輸送業務取引代行サーバの
本来の機能として行われる荷主及び輸送業者間の輸送業
務の取引によって得られる各情報の取得経過を含むもの
とする。図1は、本発明に係る輸送業務取引代行サーバ
及びそれを用いた輸送業務実績情報提供システムの一実
施の形態における構成を示すブロック図である。図1に
示すように、荷主側に設置された一以上の荷主端末
,,,Aと、輸送業者側に設置された一以上の業
者端末B,,,Bと、サーバ1とがネットワーク3
を介して接続されてなる。ここで、前記ネットワーク3
は、例えばインターネット等を用いたネットワークであ
ることが望ましい。また、前記ネットワーク3は、荷主
端末A及び業者端末Bとサーバ1との間、すなわちサー
バ1を介して荷主端末Aと業者端末Bとの間で有線、無
線を問わず、情報が伝送されるものであればよい。さら
に、本発明における輸送業務によって発生する輸送業務
の対価を荷主が輸送業者に対して支払う決済手段とし
て、前記ネットワークを介してサーバに接続されたクレ
ジット決済を行うクレジット会社端末Cが接続されるこ
とが望ましい。
【0078】また、前記荷主端末Aは不特定の荷主が用
いる端末であって、ネットワークを介してホームページ
へのアクセスを可能とするWWWブラウザ等のアクセス
手段を有している端末である。また、前記荷主端末A
は、例えばインターネット等のネットワークに接続可能
なパーソナルコンピュータ及び荷主の物流を管理するサ
ーバ及び携帯電話等である。ここで、本発明の実施の形
態における前記荷主とは、商業物流における荷主を指
し、例えば、特定された分野の商品等を製造するメーカ
ーまたはメーカ物流子会社である。
【0079】また、前記業者端末Bは不特定の輸送業者
が用いる端末であって、ネットワークを介してサーバが
配信するホームページへのアクセスを可能とするWWW
ブラウザ等のアクセス手段を有している端末である。ま
た、前記業者端末Bは、例えばインターネット等のネッ
トワークに接続可能なパーソナルコンピュータ、携帯電
話及びカーナビゲーション等である。ここで、本発明の
実施の形態における前記輸送業者とは、商業物流、特に
輸送する商品に応じてトラック等の輸送車両毎に配車
し、輸送業務を行う輸送業者を指し、いわゆる輸送車両
を貸し切る態様で輸送業務を行う輸送業者である。ま
た、前記クレジット会社端末Cは特定のクレジット会社
が用いる端末であって、ネットワークを介してホームペ
ージへのアクセスを可能とするWWWブラウザ等のアク
セス手段を有している端末である。また、前記クレジッ
ト会社端末Cは、例えばインターネット等のネットワー
クに接続可能なパーソナルコンピュータ等である。
【0080】前記サーバ1には、一以上のデータベース
11と、荷主が希望する輸送方法の詳細情報を登録する
「輸送業務標準化手段」12と、荷主が希望する輸送方
法の作業基準を管理する「作業基準作成手段」13と、
出品情報に対して輸送業者が希望する運賃等を登録する
「入札情報作成手段」14と、荷主が入札情報の中から
輸送業務を請け負わせる業者を選定する「落札手段」1
5と、輸送業者の実際の輸送業務状況を管理する「運行
管理手段」16と、運行管理手段によって得られた輸送
業務状況を評価する「輸送業務評価手段」17と、「出
品情報管理手段」18と、「入札情報管理手段」21と
「集計手段」22と「輸送業務実績分析手段」23が設
けられている。
【0081】前記データベース11には、少なくとも荷
主端末Aから受信した「作業基準情報」及び「出品情
報」及び「製品出荷実績情報」と、輸送業者端末Bから
受信した「入札情報」及び「落札手続き情報」と、前記
落札手段から得られた「落札情報」と、前記運行管理手
段から得られた「運行管理情報」と、前記輸送業務評価
手段から得られた「輸送業務評価情報」と、前記出品情
報及び前記入札情報及び前記落札情報及び前記落札手続
き情報及び前記輸送業務評価情報を基に、荷主または輸
送業者毎に算出された統計データである「個別実績情
報」と、全体で算出された統計データである「全体実績
情報」とが格納される。また、少なくとも荷主端末から
受信した製品出荷実績情報及び前記落札実績情報及び運
行管理情報及び輸送業務評価情報に基づき、荷主及び輸
送業者が必要とする情報として分析・作成された「輸送
業務実績情報」がデータベース11に格納されている。
また、サーバ1は前記「作業基準情報」と、前記「出品
情報」と、前記「入札情報」と、前記「落札情報」と、
前記「落札手続き情報」と、前記「運行管理情報」と、
前記「輸送業務評価情報」と、前記「全体実績情報」
と、前記「製品出荷実績情報」と、前記「輸送業務実績
情報」の少なくともいずれか一の情報とを、荷主端末
A、業者端末B及びクレジット会社端末Cに対して相互
通信を行う「通信手段」19を有する。ここで、係る
「通信手段」19は、サーバ1内に格納されたホームペ
ージを設立可能とするHTML(Hyper Text Markup La
nguage)形式のファイル、データベースファイル、テキ
ストファイル、又は電子メール等をネットワーク上に配
信する手段であっても良い。
【0082】さらに、前記サーバ1には、輸送業務によ
って発生する運賃の決済手段としてネットワーク回線を
用いてなされる「決済手段」20が備えられている。
【0083】すなわち、サーバ1は、荷主端末Aと業者
端末Bとの間で行われる輸送業務の受発注と、輸送業務
の品質管理と、輸送業務の実績分析と、クレジット会社
端末Cも含めた運賃決済を円滑に行うためのインターフ
ェイスとして機能する。
【0084】ここで、前記データベース11に格納され
る各情報について以下に説明する。 (作業基準情報)前記作業基準情報は、規格化されてい
ない荷主の希望輸送方法を各輸送業者が円滑かつ効率的
に輸送業務を行うことができる普遍的な指示内容として
規格化されたいくつかの作業基準項目からなる情報であ
る。作業基準の項目は、積み地及び下し地の「所在地情
報」と「名称」、係る積み地及び下し地の詳細な情報と
して、それぞれの「連絡先電話番号」及び「担当者名」
及び「受付時間」及び「荷積みまたは荷下し作業完了予
定時刻」及び「コメント」と、「貨物の種類」と、「積
載方法」と、「積地必要資材」とからなる。すなわち、
作業基準項目は、荷主の業務方法に基づいて予め何通り
も設定された情報の集合体であり、具体的には荷主が取
り扱う製品に関して荷積地・荷下地毎に各項目の内容が
異なる作業基準が存在し、それぞれに「作業基準名」が
割り当てられている。ここで、作業基準情報は、前述し
たように積み地及び下し地の「所在地情報」毎に設定さ
れているため、前記「所在地情報」の詳細に不案内な輸
送業者を支援するための情報が付加されてもよい。具体
的には、積み地及び下し地の所在地詳細地図及びその内
部(構内)の構造及びそこでの作業ルール並びに荷積み
及び荷下し作業方法を運転手が視覚的に認識することが
できるように画像情報等が付加されていることが望まし
い。また、作業基準情報は、「貨物の種類」毎にも設定
されているため、特定の貨物の輸送業務に不馴れな輸送
業者でも円滑かつ効率的な輸送作業を支援するための情
報が付加されてもよい。具体的には、輸送する「貨物の
種類」に応じて、積み地及び下し地における「積載方
法」及び「積地必要資材」が特定されるため、その作業
方法及び積地必要資材を運転手が視覚的に認識すること
ができるように画像情報等が付加されていることが望ま
しい。さらに、各作業基準情報には、特定の「担当者」
が設定されているため、係る「担当者」を識別すること
ができる画像情報が付加されてもよい。これら作業基準
情報に付加される情報は、荷主に対して過去に輸送業務
提携をしたことがない不馴れな輸送業者であっても、荷
主のニーズに応えることができ、従来と同様に円滑かつ
効率的な輸送作業を行うことができるように支援するた
めの情報である。 (出品情報)出品情報は、荷主が希望する輸送単位毎に
設定される輸送方法の詳細情報であり、荷積地及び荷下
地毎に基本的に固定している前記「作業基準情報」と、
荷積み日時や荷下し日時や輸送量等の輸送単位毎に可変
する「入力情報」からなる。従って、前記「出品情報」
は、選択された前記「作業基準情報」から自動設定され
る各作業基準項目と、「荷積み日時」及び「荷下し日
時」と、「貨物の容量」と、「貨物の重量」と、「トラ
ックのサイズ」と、「トラックのタイプ」と、トラック
必要台数となる「出品台数」と、荷主の希望貨物運賃と
なる「出品価格」と、「入札終了日時」と、「支払条
件」とからなる。
【0085】(入札情報)前記入札情報は、荷主による
輸送業務の出品に対して輸送業者が入札した際に、前記
輸送業務の出品に対して提示された条件の情報であっ
て、入札を希望する輸送業務の対価である「入札価格」
及び輸送可能トラック台数となる「入札台数」が含まれ
る。また、トラックサイズやトラックタイプが出品情報
に該当していても、荷主によってはトラックのデザイン
等を制限する場合が考えられるため、トラックの画像情
報が入札情報に含まれていることが望ましい。
【0086】(落札情報)前記落札情報は、前記輸送業
者の入札に対して荷主が行う輸送業者の決定、すなわち
落札の際の輸送業務決定情報であって、前記出品情報に
対して輸送業務を行う「輸送業者名」及び「トラック台
数」及び貨物運賃となる「落札価格」が含まれる。
【0087】(落札手続き情報)前記落札手続き情報
は、前記輸送業者の入札に対して荷主が行う輸送業者の
決定、すなわち落札後、荷主に対して行う輸送業者の報
告の情報であって、輸送業務を行うトラックの「車番」
及び「運転手名」が含まれる。また、荷主にとって初め
て輸送業務を行う輸送業者(運転手)の識別をより明確
にするために、前記運転手の顔等の画像情報が落札手続
情報に含まれていることが望ましい。
【0088】(個別実績情報)前記個別実績情報は、荷
主または輸送業者毎の実績の情報であって、過去の輸送
業務の履歴情報を基に算出された統計データであり、本
発明に係るシステムを利用する上での参考データとなる
情報である。具体的には、荷主の出品回数または輸送業
者の入札回数に対する落札回数から算出される落札率の
時系列的変化状況や主要荷下し地・トラックサイズ別平
均落札運賃の時系列的変化状況が含まれる。
【0089】(全体実績情報)前記全体実績情報は、過
去の輸送業務の履歴情報を基に算出された全体的な統計
データである。具体的には、貨物の種類毎に分類した全
国主要輸送区間やトラックサイズ別平均落札運賃の時系
列的変化状況が含まれる。
【0090】(輸送業務評価情報)前記輸送業務評価情
報は、輸送業者が行った輸送業務の輸送品質実績に対す
る貨物納期と貨物安全に関する評価情報であり、「荷積
み納期評価」及び「荷下し納期評価」及び「貨物安全評
価」が含まれる。ここでの「荷積み納期評価」及び「荷
下し納期評価」は、荷主が希望する輸送方法を規格化し
た作業基準情報と、輸送業者が行った輸送業務の実績情
報である積み地及び下し地の「受付時刻」及び「荷積み
または荷下し作業完了時刻」との格差から自動算出され
る。また、過去の輸送業務評価情報を貨物の種類・輸送
業者毎に累計することによって求められる貨物の種類別
輸送業者のランキングデータもある。この「貨物の種
類」毎の適用に関しては、荷主が所定の貨物を輸送した
経験のある輸送業者を希望する場合に有用である。これ
は、過去の輸送業務評価情報をポイント換算し、その累
計ポイントから、例えば、「低ランク業者(実績少を含
む)」=「★」及び「中ランク業者」=「★★」及び
「高ランク業者」=「★★★」のように、視覚的に輸送
業者の輸送品質及び信用度を把握することができるよう
に加工される。
【0091】(運行管理情報)運行管理情報は、輸送業
務を行っているトラックの様々な実績情報をリアルタイ
ムに把握することができる情報である。様々な情報と
は、「トラックの位置情報」及び「トラックの走行実績
情報」及び「運転手労働時間実績情報」及び「貨物運賃
実績情報」及び「輸送品質実績情報」がある。すなわ
ち、運行管理情報は輸送業務を遂行する輸送車両(トラ
ック等貨物車両)にカーナビゲーションやインターネッ
ト接続等が可能な通信機能を有するコンピュータ等を搭
載し、それらの機器から輸送業務に関する進捗状況をリ
アルタイムに提供される情報である。このような運行管
理情報を用いることによって、従来荷主にとって認識す
ることが困難であった運行状況の結果及び進捗状況を顕
在化させることができる。さらに、前記運行管理情報を
輸送業者レベルで輸送車両のローテーション及び運転手
のローテーションに有効利用することができ、結果とし
て各輸送業者における輸送業務形態を効率化させ、コス
ト削減ができる。
【0092】(製品出荷実績情報)製品出荷実績情報
は、荷主が管理している製品の出荷実績情報であり、具
体的には、輸送トラック単位の製品の積載内容情報で、
少なくとも「荷積み日」と、「輸送トラックの車番」
と、「荷下し場所」と、「貨物の製品名」と、「貨物の
型名」と、「貨物の数量」と、「貨物の重量」と、「貨
物の容積」とからなる。
【0093】(輸送業務実績情報)輸送業務実績情報
は、荷主及び輸送業者が求める様々なカテゴリー分類毎
に分析された輸送業務に関する実績情報であり、例えば
前記製品出荷実績情報及び前記落札実績情報及び前記運
行管理情報及び前記輸送業務評価情報に基づいて製品別
・型名別の輸送コストや輸送品質データを算出し、作成
された情報である。このような情報を得ることによって
荷主及び輸送業者にとっては、従来把握できなかった輸
送業務毎の詳細な輸送コスト及び輸送品質を把握するこ
とができ、荷主の生産計画や販売計画及び輸送業者の経
営管理や運行管理などに有効利用することができる。
【0094】次に、前記サーバ1に備えられた各手段に
ついて図面を参照して説明する。
【0095】(作業基準作成手段)作業基準作成手段
は、荷主が輸送業者に輸送業務を依頼する際に、係る輸
送業務について、適切かつ円滑に輸送業務が行われるよ
うに「作業基準情報」を設定する手段である。具体的に
は、荷主が必要とする輸送業務を個々の輸送業者が適切
かつ円滑に行うことができるように標準化された「作業
基準情報」を作成する手段である。例えば、この作業基
準作成は、定型化されたフォームを用いたウィザード等
として機能し、前記フォームに荷主が必要事項を入力す
ることによっていくつかの「作業基準情報」が設定され
る。ここで、作業基準作成には、「作業基準情報」内の
「所在地情報」の詳細に不案内な輸送業者を支援するた
め手段として、積み地及び下し地の所在地詳細地図及び
その内部(構内)の構造及びそこでの作業ルール並びに
荷積み及び荷下し作業方法を運転手が視覚的に認識する
ことができるように画像情報等が配信される手段を付加
することが望ましい。これは、後述する運行管理過程に
おいて用いられる輸送車両の位置情報(カーナビゲーシ
ョンシステム等)を併用することによって、地理的な情
報若しくは特定の貨物の輸送作業に不案内な輸送業者
(運転手)を効果的に支援することとなる。また、前記
作業基準情報は、「貨物の種類」毎にも設定されている
ため、作業(積載)方法及び積地必要資材を運転手が視
覚的に認識することができるように画像情報等を配信す
る手段が作業基準作成に付加されていることが望まし
い。さらに、各作業基準情報には、特定の「担当者」が
設定されているため、係る「担当者」を識別することが
できる画像情報等を配信する手段が作業基準作成に付加
されてもよい。これら作業基準作成に付加される手段
は、荷主に対して過去に輸送業務提携をしたことがない
不馴れな輸送業者であっても、荷主のニーズに応えるこ
とができ、従来と同様に円滑かつ効率的な輸送作業を行
うことができるように支援するための手段である。
【0096】(輸送業務標準化手段)輸送業務標準化手
段は、前記作業基準作成手段によって作成された「作業
基準情報」に基づいて「出品情報」を作成する手段であ
る。具体的には、前記「作業基準作成手段」と同様に、
定型化されたフォームを用いたウィザード等として機能
し、所定の「作業基準情報」を荷主が選択し、それに基
づいて出品を希望する輸送業務に係る指示又は条件の情
報、すなわち前述した「入力情報」を入力することによ
って、出品情報が作成される。このとき、荷主に選択さ
れる前記「作業基準情報」は、二以上の荷主に共有され
た「作業基準情報」としてデータベース11に格納され
てもよいし、一の荷主毎に個別の「作業基準情報」が設
定されていてもよい。
【0097】(入札情報作成手段)入札情報作成手段
は、前記輸送業務標準化手段によって作成された「出品
情報」に基づいて各輸送業者の「入札情報」を作成する
手段である。具体的には、各荷主によって出品された輸
送業務を輸送業者が検索し、入札を希望する出品情報が
得られた際、定型化されたフォームを用いたウィザード
等に基づき、輸送業務の対価である「入札価格」及び
「入札台数」を入札情報として入力させる手段である。
また、係る入札情報として、トラックの画像情報を前記
フォームに基づき、輸送業務取引代行サーバを介して荷
主端末に送信することが望ましい。
【0098】(落札手段)落札手段は、前記輸送業務標
準化手段によって作成された「出品情報」に基づいて、
落札の際の輸送業務決定情報である「落札情報」を作成
する手段である。具体的には、「出品情報」及び「入札
情報」に対して定型化されたフォームを用いたウィザー
ド等に基づいて、「落札情報」、すなわち「輸送業者
名」及び「トラック台数」及び貨物運賃となる「落札価
格」を荷主に入力させる手段である。ここで、落札に係
る過程は、前記「通信手段」を用いて、「落札手続情
報」の送受信を荷主と輸送業者(落札業者)との間で行
うことによって終了する。すなわち、輸送業者が「作業
基準情報」を確認したかの可否に関する情報のやりとり
が荷主と輸送業者(落札業者)との間で間接的に行われ
ることによって落札に係る過程が終了する。このとき、
荷主は、荷主端末を用いて、「車番」及び「運転手名」
及び係る運転手の画像情報等を確認することができ、輸
送作業現場における輸送業者の識別を明確にすることが
できる。
【0099】(出品情報管理手段)出品情報管理手段
は、輸送業者が輸送業務を行うにあたって使用する輸送
車両等の種類毎又は輸送の対象となる貨物の種類毎に、
前記全体実績情報に基づいて輸送業者が現実的に処理可
能又は請負可能な「入力情報」毎の出品情報の範囲を設
定し、荷主の主観によって設定された出品情報の中か
ら、適切な出品情報の範囲を超える輸送コスト「出品価
格」及び輸送時間等の不適切な「入力情報」を検出し、
検出した不適切な「入力情報」を荷主に通知する機能を
有する。また、出品情報管理手段は、前記不適切な出品
情報を荷主に通知すると共に、係る不適切な出品情報に
対応して前記適切な出品情報の範囲を通知する機能を有
する。すなわち、前記出品情報管理手段は、荷主が設定
する出品情報を適切に調整し、出品情報の不均衡を是正
するものである。具体例として、貨物である”たまご
(数量2000)“を静岡―東京間で輸送するに要する
平均輸送運賃が前記全体実績情報から設定された数値と
して70000円であったと仮定する。一方、貨物であ
る”たまご(数量2000)“を静岡―東京間で輸送す
るにあたっての「入力情報」の一つとして輸送運賃を5
0000円と荷主が指定したとする。このような場合に
は、平均輸送運賃と荷主が指定した輸送運賃との格差を
前記出品情報管理手段が指摘し、荷主に対して平均輸送
運賃を通知し、出品価格の再検討を要請する手段とな
る。ここで、出品情報管理手段は前記全体実績情報に基
づいた既定値として出品情報作成時に予め入力情報を入
力する入力情報欄に設定されていてもよい。このように
することによって、荷主が出品する際、作業基準を選択
した後、前記全体実績情報に基づいた既定値を参照して
再入力若しくは変更等することができ、荷主の入力作業
を軽減すると共に出品情報の著しい不均衡化を防ぐこと
ができる。
【0100】(入札情報管理手段)入札情報管理手段
は、出品情報の適正な入力を支援する手段である前記出
品情報管理手段と同様に、入札情報を支援する手段であ
る。作業基準情報は輸送する貨物の種類によっても分類
されるため、出品情報における貨物の種類と、輸送業者
毎の実績の情報として近時の輸送業務の詳細、(特に貨
物の種類等)とに基づいて、一の輸送車両において往路
で積載する貨物と復路で積載する貨物とを混在させるべ
きではないような場合に、輸送車両等の再検討を要請す
る手段である。そのような場合とは、一の輸送車両が近
時、例えば往路で鮮魚類を輸送した履歴があるのにもか
かわらず、復路で服飾類等を輸送する輸送車両として前
記輸送車両を適用するような場合である。ここで、前記
輸送車両等の再検討を要請する方法として、入札時と落
札手続時における方法を説明する。輸送業者が入札する
際には、入札情報管理手段内に予め設定された入札情報
管理テーブルに基づいて、出品情報の貨物の種類と、輸
送車両の近時の輸送業務で取り扱った貨物の種類との組
合せにより、入札台数の制限を行う。例えば、他の条件
を満たし、5台の輸送車両を希望する出品情報に対して
入札する場合、入札する輸送業者が保有する輸送車両の
うち、近時の輸送業務の履歴及び前記入札管理テーブル
に基づいた適正な輸送車両が2台と判断された場合に
は、輸送業者は3台以上の入札を行うことができないよ
うにされる。また、落札手続時、荷主に作業基準の確認
通知を行う時に選定する輸送車両は、出品情報と近時の
輸送業務の履歴とが前記入札管理テーブルに基づいた適
正な組合せの輸送車両が選定されるように制限する手段
である。
【0101】(運行管理手段)運行管理手段は少なくと
も各輸送車両の位置情報を認識する手段と、各輸送車両
の運行状況を認識する手段と、輸送業務実績を認識する
手段とを備えてなる。すなわち、輸送車両には係る輸送
車両の位置を送信する手段及び輸送車両の運行状況を記
録し、送信する手段及び輸送業務実績を送信する端末が
備えられている。ここで、前記運行状況とは、輸送車両
の走行距離情報及び運転手の労働時間情報等からなる情
報である。また、前記輸送業務実績は、輸送車両毎に運
転手が入力する情報であり、例えば貨物の荷積み、荷下
し作業完了時刻の報告や輸送経路内における特別な状況
を報告する情報である。このような運行管理手段によっ
て得られた運行管理情報を個別の運行管理実績情報とし
て荷主に提示することにより、従来荷主にとって認識す
ることが困難であった運行状況の結果及び進捗状況を顕
在化し、結果として荷主が各輸送業者を客観的に評価す
ることができる。また、前記運行管理情報を輸送業者レ
ベルで輸送車両のローテーション及び運転手のローテー
ションに有効利用できることができ、結果として各輸送
業者における輸送業務形態を効率化させ、コスト削減が
できる。具体的には、運転手の労働時間等の管理を効率
的に行うことができるほか、保安期間を除いて輸送車両
を休止させることなく稼働させるなど、効率的な輸送車
両の配車管理を行うことができる。また、前記運行結果
には、輸送業者レベルで行われる輸送車両のローテーシ
ョン及び運転手のローテーション及び運転手の労働時間
等が含まれる。
【0102】(輸送業務評価手段)輸送業務評価手段
は、荷主が前記輸送業務標準化手段によって作成した出
品情報と、前記運行管理手段から得られる輸送業務実績
情報と、格差情報と、貨物安全情報を基に、「輸送業務
評価情報」を作成するものである。具体的には、前記出
品情報として採択された作業基準に設定されている情報
に基づいて「荷積み納期」及び「荷下し納期」及び「貨
物安全」を輸送業者毎の個別実績情報として評価する手
段である。また、荷主が所定の貨物を輸送した経験のあ
る輸送業者を希望する場合のために、「積み地」及び
「下し地」が過去に行った輸送業務と一致し、かつ係る
輸送業務で輸送した貨物が荷主の希望する貨物であると
いう条件の輸送業者の個別実績情報を抽出する手段とし
てもよい。ここで、前記個別実績情報の各々は、前記作
業基準情報において設定された「積み地」及び「下し
地」が発注元である荷主によって異なる詳細な出発地及
び到着地であるために抽出される対象が極端に限定され
る。従って、輸送業務評価手段によって輸送業務評価情
報を得る場合の個別実績情報における「積み地」及び
「下し地」は、「積み地」及び「下し地」が所属する都
道府県間又は市町村を輸送区間として集計された情報と
することが望ましい。
【0103】(集計手段)集計手段は、過去の輸送業務
の履歴及びそれに対して与えられた輸送業務評価情報か
らなる個別実績情報及び全体実績情報を作成する手段で
ある。具体的には、過去の輸送業務評価情報を貨物の種
類・輸送業者毎に累計することによって求められる貨物
の種類別輸送業者のランキングデータを作成する等の手
段である。すなわち、この集計手段が設けられることに
よって、輸送業務評価情報に基づいた優良輸送業者への
特典の付与を適用し、輸送に関しての品質の向上を挙げ
ることもできる。ここで、評価の対象は、本来は輸送会
社の運転手、車輌の単位であるが、格付けされた運転手
がいても輸送業者が入札するときは運転手・車輌が未決
定のため、荷主側に格付による選択ができないので、本
実施形態では輸送業者である。例えば、輸送業務評価結
果等により輸送会社の格付を決定し、その格付は、例え
ば輸送業務評価結果及び落札数等の情報をポイント換算
し、その累積ポイントが2000点の格付が「スター」
であれば表示は「★」で特典は「特に無し」で「運賃支
払いは翌々月末」であり、累積ポイントが4000点の
格付が「シルバースター」であれば表示は「★★」で特
典は「運賃支払いは翌々月の15日及び落札優先度の向
上」で、累積ポイントが8000点の格付が「ゴールド
スター」であれば表示は「★★★」で特典は「運賃支払
いは翌月末及び落札優先度の向上」というように、優良
輸送業者へ特典を付与する。この場合、例えば、繁忙期
の12月に必要とする車輌を前倒しで閑散期の8月にオ
ークションを行い、運賃支払は実行前の8月支払で最終
支払額の80%を支払うというような特別な特典も考え
られる。ポイント換算方法は、例えば輸送業務評価情報
の「納期」が「OK」なら1ポイントで、「貨物安全」
が「OK」なら1ポイントと評価されて、サーバ1の集
計部が過去のポイントと集計し、その輸送業者の評価点
として、また前記格付が格納される。そして、累積ポイ
ントによって前述したように、優良輸送業者へ特典が付
与される。また、本発明に係るサーバに対する貢献度に
ついて、以下説明する。1日当たり5台以上の落札があ
ると1落札当たり1ポイント加算するか、又は保有車輌
数の本システムへの加入率が月間50%以上であれば月
当たり10ポイントを加算する。ここで、後者の加算例
で算出すると、例えば1日当たり5台落札する日が月2
0日あり、その全ての輸送業務評価における「納期」及
び「貨物安全」が「OK」で、月間50%以上の投入率
が12ケ月の輸送会社は、「納期」が5(台)×1(ポ
イント)×20(日)×12(月)=1200ポイント
となり、「貨物安全」が5(台)×1(ポイント)×2
0(日)×12(月)=1200ポイントとなり、本シ
ステムへの貢献度が10(ポイント)×12(月)=1
20ポイントとなり、合計が2520ポイントとなる。
従って、累積ポイントが4000ポイントに満たないの
で、格付は前記「スター」である。次に、ペナルティに
ついて述べる。評価項目の「納期」又は「貨物安全」が
NOであれば、マイナス100ポイントとなり、1ケ月
でマイナス300ポイントになった場合は使用停止1ケ
月となり、1年間でマイナス300ポイントが3回発生
した場合は資格剥奪となり脱会されることとなる。但
し、貨物の種類によっては破損し易いもの(例えば、照
明器具など)もあるため、一律には行かないので、その
場合にはペナルティを検討する余地がある。このように
して、荷主が輸送業者の個別又は全体の輸送作業のレベ
ルをチェックすることができ、また輸送に関しての品質
の向上を図ることができる。
【0104】(輸送業務分析手段)輸送業務実績分析手
段は、少なくとも荷主端末から受信した「製品出荷実績
情報」及び前記落札手段によって作成された「落札実績
情報」及び前記運行管理手段によって作成された「運行
管理情報」及び前記輸送業務評価手段によって作成され
た「輸送業務評価情報」に基づいて、荷主及び輸送業者
が求める様々なカテゴリー分類毎に分析された「輸送業
務実績情報」を作成する手段である。このような情報を
作成することによって荷主及び輸送業者にとっては、従
来把握できなかった輸送業務毎の詳細な輸送コスト及び
輸送品質を把握することができ、荷主の生産計画や販売
計画及び輸送業者の経営管理や運行管理などに有効利用
することができる。
【0105】次に、本発明に係る輸送業務取引代行サー
バ及びそれを用いた輸送業務実績情報提供システム及び
輸送業務実績情報の提供方法並びに輸送業務実績情報の
提供方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録
した記録媒体の一実施の形態における動作につき、図1
〜図4を参照して以下に説明する。図2は、本発明に係
る輸送業務取引代行サーバ及びそれを用いた輸送業務実
績情報提供システム及び輸送業務実績情報の提供方法並
びに輸送業務実績情報の提供方法をコンピュータに実行
させるプログラムを記録した記録媒体の一実施の形態に
おける輸送業務の受発注の動作を示すフローチャートで
ある。また、図3は、本発明に係る輸送業務取引代行サ
ーバ及びそれを用いた輸送業務実績情報提供システム及
び輸送業務実績情報の提供方法並びに輸送業務実績情報
の提供方法をコンピュータに実行させるプログラムを記
録した記録媒体の一実施の形態における運行管理及び輸
送業務評価の動作を示すフローチャートである。また、
図4は、本発明に係る輸送業務取引代行サーバ及びそれ
を用いた輸送業務実績情報提供システム及び輸送業務実
績情報の提供方法並びに輸送業務実績情報の提供方法を
コンピュータに実行させるプログラムを記録した記録媒
体の一実施の形態における運賃決済過程の動作を示すフ
ローチャートである。また、図5は、本発明に係る輸送
業務取引代行サーバ及びそれを用いた輸送業務実績情報
提供システム及び輸送業務実績情報の提供方法並びに輸
送業務実績情報の提供方法をコンピュータに実行させる
プログラムを記録した記録媒体の一実施の形態における
輸送業務実績提供過程の動作を示すフローチャートであ
る。ここで、本発明の一実施の形態における動作につい
ては、メーカ及び係るメーカから輸送業務を委託された
物流子会社等の荷主による輸送業務の出品に対して、不
特定の輸送業者からの入札を受付け、出品された輸送業
務を特定の輸送業者が落札することによってなされるい
わゆるオークションシステムが採用されることが望まし
い。従って、本発明の一実施の形態における動作は、荷
主による「作業基準登録」及び「出品」及び輸送業者に
よる「出品情報検索」及び「入札」及び荷主による「入
札確認」及び「落札」及び輸送業者による「作業基準確
認」及び「落札手続」及び「運行管理過程」及び荷主に
よる「輸送業務評価」及び「運賃決済」及び「輸送業務
実績提供過程」からなる動作として以下に説明する。
【0106】(作業基準登録)まず、図2に示すよう
に、荷主が荷主端末Aからサーバ1にアクセスし、輸
送業務方法の内容情報である作業基準情報を予め送信す
る。作業基準情報を受信したサーバ1は、その作業基準
情報をデータベース11に格納することを契機として、
作業基準登録を行う。また、サーバ1は荷主及び輸送業
者Bの各々に、サーバ1及びデータベース11の少なく
とも何れか一方にアクセスするためのID及びパスワー
ドを予め付与しているものとする。すなわち、荷主及び
輸送業者は、サーバ1から付与されたID及びパスワー
ドを入力することによってサーバ1及びデータベースの
少なくとも何れか一方にアクセスするものとする。
【0107】(出品)次に、図2に示すように、荷主が
荷主端末Aからサーバ1にアクセスし、出品する輸送
業務に関する作業基準に入力情報を付加して作成した出
品情報を送信する(101)。ここで、荷主は、荷主端
末Aからサーバ1にアクセスした際に、予めデータベ
ース11に格納された各荷主の荷積み地・荷下し地毎に
設定された作業基準情報の中から、依頼する輸送業務に
合致する作業基準情報を選択する。サーバ1は、荷主端
末Aから出品情報を受信し、係る出品情報が適切な条
件で設定されているか否かを出品情報管理手段18によ
り確認する(102)。ここで、出品情報管理手段18
が、前記出品情報の中から、未設定及び全体実績情報に
基づいて現実的に処理不可能と思われる入力情報、すな
わち不適切な入力情報を検出した場合は、サーバが、そ
の不適切な入力情報を荷主端末Aに通知すると共に、
データベース11に格納された全体実績情報から適切な
入力情報を抽出し、適切な入力情報を入力例として荷主
端末Aに通知する(103)。不適切な入力情報の通
知及び適切な入力情報の通知を受けた荷主は、適切な入
力情報に鑑みて、不適切な入力情報を更正し、更正され
た出品情報をサーバ1に対して送信する(104)。次
に、出品情報を受信したサーバ1は、その出品情報をデ
ータベースに格納することを契機として、出品登録を行
う(201)。
【0108】(出品情報検索)次に、輸送業者は、輸送
業者端末Bを用いてデータベース11にアクセスし、複
数の出品の中から希望する条件を満たす出品を検索する
(301)。係る検索は、荷主が設定した出品情報を検
索対象として、係る出品情報を構成する複数の項目のう
ち、少なくとも一の項目を検索キーとして行う。
【0109】(入札)輸送業者は、検索の結果、複数存
在する出品の中から、受注を希望する出品を特定し、そ
の出品情報をサーバ1から得て(302)、その出品に
対する入札情報をサーバ1に送信することにより入札を
行う(401)。ここで、サーバ1は、業者端末から受
信した入札情報をデータベースに格納することを契機と
して、入札登録を行う。また、データベースに格納され
た入札情報は、係る入札情報に対応する出品情報と共に
閲覧可能とすることが望ましい。ここで、入札しようと
する輸送業者は入札の際に、他の輸送業者が提示した入
札情報を入札前に参照することにより、他の輸送業者よ
りも請負金額を減額させる等の他の輸送業者と比べて自
己の入札を有利にさせる入札情報をサーバ1に送信して
も良い。
【0110】(入札確認)次に荷主は、自己の出品に対
し、入札を行った輸送業者毎の輸送業務入札情報及び評
価情報を参照する(402)。ここで、評価情報とは、
輸送業務評価手段により、荷主が評価した輸送業者毎の
輸送品質実績の履歴情報である。
【0111】(落札)次に荷主は、入札を行った輸送業
者の中から、実際に輸送業務を発注する特定の輸送業者
を選択し、選択した輸送業者をサーバ1に通知すること
により落札を行う(403)。ここで、サーバ1は、荷
主端末から受信した落札情報をデータベース11に格納
することを契機として落札登録を行う。次にサーバ1
は、荷主によって選択された前記特定の輸送業者(以
下、落札業者とする)に対して落札した旨を通知する
(404)。係る通知は電子メールによるものであって
も良い。また、サーバ1は、落札が行われた出品の出品
情報及び出品に対する落札業者の入札情報、すなわち落
札情報を、その出品を行った荷主及び落札業者以外の者
が参照不可能な設定を行う。すなわち、出品を行った荷
主及び落札業者のID及びパスワードによってのみ前記
落札情報が参照可能であるとする。
【0112】(作業基準確認及び落札手続)一方、落札
した旨の通知を受けた落札業者は、サーバ1にアクセス
し、自己が落札した出品の作業基準を確認し(40
5)、作業基準に関する情報をサーバ1から受信した
(406)後、サーバ1に輸送業務に使用するトラック
の車番及び運転手名を送信する(407)。しかる後に
サーバ1は、受信したトラックの車番及び運転手名をデ
ータベースに格納することを契機として落札手続登録を
行う。(408)と共に、荷主に対して落札業者がトラ
ックの車番及び運転手名を提示した旨を電子メール等に
より通知する(409)。その後、荷主は、サーバ1に
アクセスし、輸送業者が提示したトラックの車番及び運
転手名を確認し、落札業者と輸送業務の成約を成す(4
10)。
【0113】ここで、本発明における荷主の輸送作業の
出品(情報)は、予定された輸送業務である必要はな
い。具体的には、貨物の輸送を荷主が早急に要求せざる
を得ない場合、例えば輸送車両の事故や緊急の貨物輸送
が発生した場合における出品も荷主によってなされる場
合がある。このような場合には、荷主はその輸送要求に
基づき出品情報を作成し、サーバ1に対する空車情報検
索を行う。空車検索要求を受信したサーバ1は前記運行
管理情報に基づく運行管理手段により、前記出品情報を
遂行することができる輸送車両を検索し、係る輸送車両
又は輸送業者に前記出品情報を通知する。通知を受けた
輸送車両又は輸送業者は前記出品情報に対して入札する
か否かを検討し、落札等に関しては前述したとおりであ
る。このような荷主の状況においても、輸送業務標準化
手段及び運行管理手段に基づいて、荷主が緊急に輸送車
両を調達することができる。ここで、前記運行管理手段
には、出品情報に対して入札可能な輸送車両の位置情報
等を荷主が視覚的に認識することができるような画像情
報による支援機能を設けてもよい。
【0114】(運行管理過程)次に、本発明に係る輸送
業務取引代行サーバ1及びそれを用いた輸送業務実績情
報提供システム及び輸送業務実績情報の提供方法並びに
輸送業務実績情報の提供方法をコンピュータに実行させ
るプログラムを記録した記録媒体の一実施の形態におい
て、荷主と輸送業者(落札業者)との間でなされた輸送
業務の落札後、輸送業者が行う輸送業務の進捗状況を荷
主が把握する運行管理過程について図3を参照して説明
する。本発明における運行管理過程は、前記落札業者の
各輸送車両の輸送業務の進捗状況が荷主及び落札業者に
逐一報告されるか若しくは常時確認できると共に、遂行
された輸送業務については、輸送業者毎の過去の個別実
績情報としてフィードバックする過程である。このと
き、それらの情報を通知する手段としては、少なくとも
輸送車両の位置情報を報知する端末及び輸送車両の走行
実績情報を報知する端末及び運転手の労働時間実績情報
を報知する端末及び荷積みや荷下し等の輸送業務情報を
報知する端末が輸送車両に設置されていることが望まし
い。さらに、荷積みや荷下し等の輸送業務情報について
は、運転手携帯電話からも通知可能とする。また、前記
輸送車両の位置情報及び輸送車両の走行実績情報及び運
転手の労働時間実績情報及び前記輸送業務情報を受信す
る手段が前記サーバ1に設けられていることが望まし
い。すなわち、前記サーバ1は少なくとも所定の時間毎
に前記輸送車両の位置情報及び輸送車両の走行実績情報
及び運転手の労働時間実績情報及び前記業務情報を受信
することとなるため、サーバ1は、輸送業務の進捗状況
に係る最新の情報を保持することとなる。従って、荷主
は、自身が任意でサーバ1にアクセスするか若しくはサ
ーバ1から定期的に荷主端末Aに配信されるなどして
輸送業務の進捗状況を把握できる。このような手段が構
成されることによって前記落札業者は荷主に対して輸送
業務がどのような状態なのかをリアルタイムに報知する
ことができる。さらに、このようにして得られた輸送業
務に関する情報は、輸送業者毎の個別実績情報としてフ
ィードバックされ、荷主が輸送業者を選択する際の指標
である評価情報を形成するための一要素となる。具体的
には、前記輸送業務に関する情報が前記データベースに
格納され、遂行された輸送業務に関する情報は個別実績
情報として格納され、遂行中の輸送業務に関する情報は
運行管理情報として荷主が閲覧可能に格納される。
【0115】また、各輸送車両の輸送業務状況又は走行
状況は、サーバ1を介して落札業者が把握することがで
きるため、データベース11に格納された運行管理情報
に基づいて、車両ローテーション及び運転手のローテー
ションを適正化した情報を各輸送業者に提供してもよ
い。これにより、輸送作業の入札時期を各輸送車両単位
又は運転手単位で判断する自動入札をサーバ1が実現す
ることができる。
【0116】本発明における運行管理過程は、まず輸送
車両端末からの落札情報確認要求(501)又は輸送業
者端末からの落札情報確認要求(501)又は運転手携
帯電話からの落札情報確認要求(501)によって、サ
ーバ1が運転手又は輸送業者に落札情報を送信する(5
02)。ここで、輸送車両端末及び運転手携帯電話は、
単独でサーバ1とアクセスする機能を有していてもよい
ため、以下、特に必要がない限りは輸送業者端末を介在
させることなく輸送車両端末とサーバとの間でアクセス
がされるものとする。この落札情報に基づいて、運転手
は荷積みを行い、係る荷積みの作業が終了した際に荷積
み作業完了情報をサーバ1に送信する(603)。ここ
で、サーバ1は、輸送業者端末又は輸送車両端末又は運
転手携帯電話から受信した荷積み作業完了情報をデータ
ベース11に格納することを契機として、運行管理情報
登録を行う。このとき、荷積み作業完了情報を受信した
サーバ1に、荷主端末が輸送業務進捗状況の確認をする
ためにアクセスした場合(604)には、荷積み作業完
了情報及び前記落札情報からなる輸送業務進捗状況を送
信する(605)。次に、運転手は荷下しを行い、係る
荷下しの作業が終了した際に荷下し作業完了情報をサー
バ1に送信する(701)。ここで、サーバ1は、輸送
業者端末又は輸送車両端末又は運転手携帯電話から受信
した荷下し作業完了情報をデータベース11に格納する
ことを契機として、運行管理情報登録を行う。このと
き、荷下し作業完了情報を受信したサーバ1に、荷主端
末が輸送業務進捗状況の確認をするためにアクセスした
場合(702)には、荷積み作業完了情報及び荷下し作
業完了情報及び前記落札情報からなる輸送業務進捗状況
を送信する(703)。ここで、前記輸送業務進捗状況
の確認を荷主が行った場合に、サーバ1を介して荷主が
得られる情報は、荷積み作業完了情報及び荷下し作業完
了情報に限定されるものではなく、輸送車両が何処を走
行しているのか、どのような状況であるのかを視覚的に
随時確認する情報であることが望ましい。
【0117】(輸送業務評価)次に荷主は、前記運行管
理手段によりサーバ1に格納された輸送業者の輸送業務
に関する実績情報、すなわち前記作業基準に対する輸送
業務の作業進捗実績及び貨物の輸送品質実績を基に、輸
送業者に対する輸送業務評価情報をサーバ1に送信する
(704)。ここで、サーバ1は、荷主端末から受信し
た輸送業務評価情報をデータベース11に格納すること
を契機に、輸送業務評価情報を登録する(801)。こ
こで、輸送業者端末若しくは輸送車両端末からサーバ1
に対して輸送作業評価情報の確認要求をする(802)
ことによって、データベース11に格納された輸送作業
評価情報を閲覧することもできる(803)。
【0118】(輸送業務実績提供過程)次に、本発明に
係る輸送業務取引代行サーバ及びそれを用いた輸送業務
実績情報提供システム及び輸送業務実績情報の提供方法
並びに輸送業務実績情報の提供方法をコンピュータに実
行させるプログラムを記録した記録媒体の一実施の形態
において、荷主及び輸送業者に輸送業務実績情報を提供
する過程について図5を参照して説明する。まず、荷主
が荷主端末Aからサーバ1にアクセスし、製品の出荷実
績情報を予め送信する(1001)。製品出荷実績情報
を受信したサーバ1は、その製品出荷実績情報をデータ
ベース11に格納することを契機として、製品出荷実績
情報登録を行う。荷主または輸送業者は、荷主端末Aま
たは輸送業者端末Bから提供して欲しい輸送業務実績情
報の種類及び分析条件をサーバ1に送信する(100
2)。サーバ1は、受信した輸送業務実績分析条件に基
づいて、輸送業務実績情報を分析し、指定された輸送業
務実績情報を荷主端末Aまたは輸送業者端末Bに送信す
る(1003)。
【0119】(運賃決済過程)次に、本発明に係る輸送
業務取引代行サーバ及びそれを用いた輸送業務実績情報
提供システム及び輸送業務実績情報の提供方法並びに輸
送業務実績情報の提供方法をコンピュータに実行させる
プログラムを記録した記録媒体の一実施の形態におい
て、荷主から発注された輸送業務を完了した輸送業者に
対して、係る輸送業務を発注した荷主がその輸送業務の
対価を輸送業者に対して支払う動作につき、図面を参照
して説明する。図4に示すように、まず、当該輸送業務
を遂行した輸送業者の運転手が端末を用いてサーバ1に
受領確認情報を送信する(901)。受領確認情報を受
信したサーバ1は、運賃請求書を作成し(902)、そ
の運賃請求書に基づいた運賃確認依頼メールを荷主端末
Aに送信する(903)。運賃確認依頼メールを受信し
た荷主は、その運賃請求書を確認し、運賃確認メール
(904)及び運賃承認メール(905)をサーバ1に
送信する。サーバ1は運賃承認メールに基づいて、運賃
支払い書を作成し(906)、運賃確認依頼メールを輸
送業者端末Bに送信する(907)。運賃確認依頼メー
ルを受信した輸送業者は、その運賃支払い書を確認し、
運賃確認メールをサーバ1に送信する。その後、輸送業
者端末Bから返信された運賃確認メール(908)に基
づいて、サーバ1はクレジット業者端末Cに対し、荷主
の運賃請求データ(909)及び輸送業者の運賃支払い
データ(911)を送信する。このようにして、クレジ
ット業者端末Cは送信された運賃請求データ及び運賃支
払いデータを基に荷主端末Aに運賃請求する(910)
と共に、輸送業者端末Bに運賃支払いする(912)こ
とによって運賃決済過程が完了する。
【0120】次に、以上に説明した本発明に係る一実施
の形態における詳細な動作について、図面を参照して以
下に説明する。この詳細な動作の説明では、本発明に係
る輸送業務取引代行サーバ及びそれを用いた輸送業務実
績情報提供システム及び輸送業務実績情報の提供方法並
びに輸送業務実績情報の提供方法をコンピュータに実行
させるプログラムを記録した記録媒体により行われる輸
送業務の取引をインターネット上に開設されたホームペ
ージ(以下、サイトとする)上で行われる動作について
説明する。すなわち、以下の説明において前記サイト
は、荷主端末A及び業者端末Bとサーバ1との間のイン
ターフェイスとして機能する。
【0121】まず、荷主は、荷主端末Aからサイトにア
クセスすることによって、図7(a)に示すようなトッ
プページ2001が荷主端末Aの表示装置に表示され
る。この画面において、予め付与されたID及びパスワ
ードをID入力欄2002a及びパスワード入力欄20
02bに入力することにより図7(b)に示すような荷
主サイトにログインすることができる。図7(b)に示
すように、荷主サイトには、「貨物の出品」メニュー2
004及び「入札状況確認と落札者決定」メニュー20
05及び「作業進捗状況確認と評価入力」メニュー20
06及び「作業基準の登録・変更」メニュー2007及
び「利用者登録情報の変更」メニュー2008及び「実
績照会」メニュー2009及び「輸送業務実績分析」メ
ニュー2015からなる選択メニューが設けられてい
る。それらの選択メニューのうち、「貨物の出品」メニ
ュー2004をクリック等により選択することによっ
て、図8に示すような「貨物の出品」ページが開かれ
る。図8に示すように、この「貨物の出品」ページで
は、選択可能な作業基準項目3001と、出品する毎に
荷主が入力する各入力項目とが表示されている。前記入
力項目は「荷積み日時」と「荷下し日時」と「貨物の容
量」と「貨物の重量」と「トラックのサイズ」と「トラ
ックのタイプ」と「出品台数」と「出品価格」と「入札
終了日時」とからなる。また、前記作業基準項目は、荷
主の輸送業務方法に基づいて予め設定されたいくつかの
作業基準から荷主が出品する輸送業務に基づいての一作
業基準を選択することができるようになっている。ここ
で、各作業基準を確認若しくは変更する場合には「作業
基準確認・変更」メニュー3001aをクリックする
と、図9に示すような既にデータベース11に格納され
ている作業基準名とその概略が出力される。この画面に
おいて荷主が「新規作業基準の作成」メニュー若しく
は、確認又は変更したい作業基準名の「確認・変更」メ
ニューをクリックすることにより、図10に示す「作業
基準登録」ページが表示され、必要事項を確認若しくは
変更、登録する。このとき、登録、又は変更された作業
基準情報は、サーバ1に送信され、データベース11に
格納される。この図9に示す作業基準の設定画面はトッ
プページ2001において「作業基準の登録・変更」メ
ニュー2007をクリックしても同様に表示され必要事
項を入力又は変更して新たな作業基準を設定することが
できる。
【0122】選択された作業基準は、前述したように図
6に示す「荷主名」と、「作業基準名」と、「積み地」
及び「連絡先」及び「担当者名」及び「貨物の種類」及
び「積載方法」及び「受付時間」及び「荷積み完了予定
時刻」及び「積み地コメント」からなる荷積み情報と、
「下し地」及び「連絡先」及び「担当者名」及び「受付
時刻」及び「荷下し完了予定時刻」及び「下し地コメン
ト」からなる荷下し情報からなる。これらの各情報は作
業基準名で分別された作業基準毎に独立して設定されて
いる情報であり、具体的には積み地及び下し地で決定さ
れる輸送区間毎に作業基準が設定されている。ここで、
作業基準毎、すなわち所定の「積み地」と「下し地」と
から設定される所定の作業基準において特別な留意事項
等がある場合には、その作業基準における「コメント
欄」に荷主が予め留意事項を入力する。すなわち、図8
に示す「貨物の出品」画面は作業基準を選択することに
より、係る作業基準に基づいて適用された「積み地」や
「下し地」からなる荷積み情報及び荷下し情報と、出品
毎に入力する入力情報とから構成される。
【0123】作業基準を選択すると、作業基準にて設定
されている項目が表示される。作業基準を選択した荷主
は、前記入力情報の各々に出品に係る必要事項を入力す
る。このようにして出品情報が作成され、荷主は画面の
下方に表示された「登録」ボタンをクリックすることに
より、出品情報がサーバ1に送信されると共に、データ
ベース11に格納される。
【0124】一方、輸送業者は、業者端末Bを用いてサ
イトにアクセスし、図7(a)に示すトップページ20
01に表示された輸送業者メニュー2003のうちのI
D入力欄2003a及びパスワード入力欄2003bに
予め付与されたID及びパスワードを入力することによ
り輸送業者サイトにログインする。このようにして輸送
業者は図7(c)に示すような輸送業者サイトの画面を
表示することができる。図7(c)に示すように、輸送
業者サイトには、「貨物の検索・入札」メニュー201
0及び「入札状況確認と変更」メニュー2012及び
「作業進捗状況報告」メニュー2011及び「利用者登
録情報の変更」メニュー2013及び「実績照会」メニ
ュー2014及び「輸送業務実績分析」2016からな
る選択メニューが設けられている。
【0125】まず、輸送業者は、希望する条件の出品の
所在を確認するために、サイトに設けられた「貨物の検
索・入札」メニュー2010をクリック等により選択す
ることで、図11(a)に示すような「貨物の検索」ペ
ージにアクセスする。この「貨物の検索」ページは、荷
積み日時及び荷積地及び荷下地及びトラックのサイズ及
びトラックのタイプの少なくとも何れか一とからなる検
索項目が入力可能に構成されている。輸送業者は、「貨
物の検索」ページに設けられた各入力情報に希望する条
件を入力し、前記「貨物の検索」ページ上に設けられた
検索ボタンをクリックすることで、データベース11に
格納された複数の出品対象の中から、希望に添う出品を
検索する。係る検索動作によりデータベース11から、
輸送業者の希望に添う出品が抽出され、輸送業者端末B
に接続されたCRT等の表示手段に図11(b)に示す
「貨物の検索結果」ページが表示される。図11(b)
に示すように、この「貨物の検索結果」ページには、荷
積み地及び荷積み日時からなる荷積み情報と、荷下し地
及び荷下し日時からなる荷下し情報と、該当する輸送業
務を出品した荷主名と、トラックのサイズと、トラック
のタイプと、貨物の種類と、出品台数と、出品価格と、
現在の最低入札価格と、入札終了日時と入札状況とが表
示される。輸送業者は、この検索結果ページに表示され
た出品の中から興味を抱いた出品の詳細を確認するため
に、前記検索結果ページに設けられた出品の詳細な情報
を表示させるための「詳細」ボタンをクリックすること
によって、図12に示す「入札」ページが表示される。
係る「入札」ページには、出品の詳細な情報である出品
情報が表示されており、輸送業者は、前記「入札」ペー
ジに表示された出品情報が希望する条件に適合する場合
に、入札価格及び出品された輸送業務に自己が入札する
トラックの台数等の入札情報を入力し、その入札ページ
に設けられた「入札」ボタンをクリックする。このよう
な動作により、入札情報がサーバ1に送信され、その入
札情報と対応する出品情報とが関連付けされた情報とし
てデータベース11に格納される。
【0126】以上のような入札状況は、図7(c)の輸
送業者サイトに設けられた各メニューのうち、「入札状
況確認と変更」メニューをクリックすることにより、図
16(a)に示す「入札状況確認と変更」ページで確認
又は変更ができる。係るページには、輸送業者が入札し
た各出品情報が表示されると共に「落札手続」メニュー
及び「再入札」メニュー及び「入札中止」メニューが設
けられている。「落札手続」メニューは、荷主の出品内
容に対して入札した輸送業者が落札者として確定された
場合に、作業基準等の確認等を荷主と輸送業者との間で
なすために設けられており、詳細については後述する。
また、「再入札」メニュー及び「入札中止」メニュー
は、輸送業者の入札内容に変更等が生じた場合に使用さ
れる。
【0127】このような入札状況を荷主が知る手段とし
ては、荷主が前述のようにサイトにログインし、図7
(b)に示す荷主サイトにおける「入札状況確認と落札
者決定」メニューをクリックすることによって行われ
る。「入札状況確認と落札者決定」メニューをクリック
することにより、図13(a)に示すような「入札状況
確認と落札者決定」ページが荷主端末Aに接続された表
示手段に表示され、自己の出品に対して入札した輸送業
者の状況(以下、入札状況とする)を確認することがで
きる。図13(a)に示すように、「入札状況確認と落
札者決定」ページには、自己の出品情報の主要情報が表
示されると共に、その出品に対する入札状況及び落札状
況が表示されている。ここで、この入札状況及び落札状
況とは、出品台数に対して入札されたトラック台数及び
落札したトラック台数と、その出品のオークション状況
である。その後、入札したいくつかの輸送業者の中から
落札業者を選定するために、荷主が「詳細」ボタンをク
リックすると、図13(b)に示すような「落札業者決
定」ページが表示される。この「落札業者決定」ページ
には、自己の出品に対する入札状況の詳細情報が表示さ
れる。ここで、係る入札状況の詳細情報とは、「輸送業
者名(入札者名)」と、「入札価格」と、「入札台数」
と、「グループ」と、「グレード」である。また、ここ
で表示される「グループ」は、一例として、一の荷主に
対して本発明に係る輸送業務取引代行システムを利用す
る前に、運送契約を締結していた輸送業者群をAグルー
プに属させ、一方、一の荷主に対して本発明に係る輸送
業務取引代行システムを利用する前に、運送契約を締結
していない輸送業者群をBグループとしている。すなわ
ち、一の荷主と輸送業者との過去の輸送業務契約の形態
に基づいて各輸送業者がグループ分けされることが望ま
しく、このようにすることによって、荷主がどの輸送業
者に落札することが好ましいかという判断材料になる。
さらに、ここで表示される「グレード」、すなわち評価
情報は、作業基準に基づいた輸送品質評価のランキング
情報であり、各輸送業者の過去の輸送品質実績情報から
導き出されたものである。この輸送品質評価は少なくと
も貨物の納期及び貨物安全の有無からなり、荷主が希望
する貨物によっては特定の貨物の輸送業務における輸送
品質評価を導き出すようにしてもよい。係る輸送品質評
価方法については後述する。
【0128】このような表示がなされた「落札者決定」
画面において、荷主が落札業者を決定する際には、各入
札者の「選定」メニューに設けられた「この業者に落札
する」又は「落札させない」のチェックボックスを選択
する。また、そのチェックボックスに隣接して設けられ
たトラック台数入力欄に落札するトラック台数を入力
し、「落札者決定」ページ下方に設けられた「落札確認
・通知」ボタンを荷主がクリックする。その後、図15
(b)に示すような「落札確認・通知」ページが表示さ
れ、荷主に落札者決定内容の再確認を促し、「落札確認
・通知」ページ内に設けられた「落札者決定・通知」ボ
タンを荷主がクリックすることによって、落札情報がサ
ーバ1に送信され、データベース11に格納されると共
に、荷主が落札者を決定した旨の情報をサーバ1が落札
業者にメール等により通知する。また、落札されなかっ
た輸送業者に対し、サーバ1は荷主が落札しなかった旨
をメール等により通知する。
【0129】また、図13(b)に示すように、「落札
者決定」ページの下方には、荷主が設定した出品情報を
中止若しくは変更するための「出品を中止する」ボタン
及び「出品内容を変更する」ボタンが設けられてもよ
い。荷主が「出品を中止する」ボタンをクリックした場
合には、図15(a)に示す「出品中止」ページが表示
され、その表示内容としては前記「落札者決定」ページ
で対象とされた輸送業務の出品情報が表示される。係る
輸送業務の出品を荷主が中止する場合には、図15
(a)に示すように「出品中止」ページの下方に設けら
れた「出品中止確認」ボタンをクリックすることによっ
て、その旨の情報がサーバ1に送信され、サーバ1が入
札している輸送業者に対し、出品が中止された旨をメー
ル等により通知すると共に、輸送業者サイトの「入札状
況確認と変更」ページに出品が中止された旨を表示す
る。また、サーバ1は、中止対象とされた輸送業務の出
品情報を入札終了日時を以て、各輸送業者が閲覧できな
い処理を行う。さらに、荷主が「出品内容を変更する」
ボタンをクリックした場合には、図14に示す「出品内
容変更」ページが表示される。図14に示すように、
「出品内容変更」ページの表示内容としては、少なくと
も前記「貨物の出品」ページで入力した輸送業務の出品
情報が参考として表示される。ここで、荷主と輸送業者
との間でやりとりされる輸送業務取引における混乱を避
けるため、変更できる出品内容は「出品台数」及び「出
品価格」及び「入札終了日時」の何れかに設定すること
が望ましい。係る輸送業務の出品を荷主が変更する場合
には、図14に示す「出品内容変更」ページの変更内容
を更新した後に、「出品内容変更」ページ内に設けられ
た「更新」ボタンをクリックする。変更された輸送業務
の出品情報は、変更された旨の情報と共にサーバ1に送
信され、サーバ1が入札している輸送業者に対し、出品
が変更された旨をメール等により通知すると共に、輸送
業者サイトの「入札状況確認と変更」ページに出品が変
更された旨を表示する。
【0130】一方、落札状況を輸送業者が知る手段とし
ては、輸送業者が、前述したと同様の操作で図7(c)
に示す輸送業者サイトにアクセスし、輸送業者サイトに
設けられた各メニューのうち、「入札状況確認と変更」
メニューをクリックすることにより、図16(a)に示
す「入札状況確認と変更」ページを表示させる。係るペ
ージには前述したように、輸送業者が入札した継続中の
出品情報が表示されると共に、その出品に対する自己の
入札状況及び落札状況及び出品内容変更の有無が表示さ
れている。ここで、この入札状況及び落札状況とは、そ
の出品に対する自己の入札台数及び入札価格と、現在の
最低入札価格と、オークション状況と、自分の落札台数
と、落札残台数と、入札終了日時である。自分の落札台
数が一以上の場合は、この出品に対し表示台数分が落札
されたことを意味し、落札した対象となる出品情報の
「落札手続」ボタンをクリックすると、図16(b)に
示す「落札手続」ページが表示される。この「落札手
続」ページには、荷主が設定した出品情報と落札時にお
ける落札価格及び落札台数からなる落札情報とが表示さ
れると共に落札台数分のトラック毎に落札手続状況が表
示される。この落札手続状況の「作業基準確認」ボタン
をクリックすることにより、輸送業者は図17に示す
「作業基準確認・通知」ページを閲覧することができ
る。ここで、落札業者は、「作業基準確認・通知」ペー
ジに設けられた車番号及び運転手名入力欄にこの輸送業
務を行うトラックの車番号と、そのトラックを運転する
運転手名を入力する。次に落札業者が、「作業基準確認
・通知」ページに設けられた「荷主に通知」ボタンをク
リックすることにより、落札手続情報がサーバ1に送信
され、データベース11に格納されると共に、各出品情
報毎のトラックの車番及び運転手名の設定がなされた旨
をサーバ1を介して荷主に通知する。係る通知は「荷主
に通知」ボタンをクリックすることにより自動的に荷主
に対して電子メールが送信されることで行われてもよ
い。
【0131】また、図16(a)に示す「入札状況確認
と変更」ページの「再入札」ボタン及び「入札中止」ボ
タンは、クリックすることによってそれぞれ「再入札」
ページ及び「入札中止」ページが表示される。「再入
札」ページは、図18(a)に示すように、所定の出品
情報に対して、輸送業者が再入札を行いたい場合、例え
ば表示されている最低入札価格に比べて自己の入札価格
を是正する場合等に入札価格及び入札台数に限って再入
力されるものである。このとき、輸送業者は表示された
「出品情報」及び「現在の最低入札価格」及び「現在の
あなたの入札価格」及び「現在の落札台数」及び「現在
のあなたの入札台数」に基づいて「再入札価格」及び
「再入札台数」を入力することによって再入札がなされ
る。また、「入札中止」ページは、図18(b)に示す
ように、所定の出品情報に対して、輸送業者が入札中止
を行いたい場合に、「入札中止確認」ボタンをクリック
することによって入札が中止されるものである。このと
き、輸送業者は表示された「出品情報」及び「現在の最
低入札価格」及び「現在のあなたの入札価格」及び「現
在の落札台数」及び「現在のあなたの入札台数」に基づ
いて入札中止を行う。
【0132】落札業者と輸送業務との成約がなされた後
は、輸送業者が行う輸送業務の進捗状況を荷主が把握す
るための運行管理過程がサーバによってなされる。この
運行管理過程は、主に、前記落札業者の輸送業務の進捗
状況をサーバ1が管理すると共に、荷主に対して輸送業
務の状況をリアルタイムに提供することができるもので
ある。
【0133】この運行管理過程の具体的な動作として
は、まず、図7(c)に示す輸送業者サイトにおいて、
落札業者が「作業進捗状況報告」メニューをクリックす
ることにより図20(a)に示す「作業進捗状況報告」
ページが表示される。図20(a)に示すように、「作
業進捗状況報告」ページに表示される情報は、荷積み地
の場所及び荷積み日時からなる荷積み情報と、荷下し地
の場所及び荷下し日時からなる荷下し情報と、荷主名
と、貨物の種類と、トラックのサイズと、トラックのタ
イプと、落札台数及び落札価格からなる落札情報と、作
業進捗状況の情報とからなる。作業進捗状況の情報は、
輸送業者が作業基準確認及び通知を荷主に対して行った
か否かを表示する「確認」欄及びその作業基準を確認す
るために図21にジャンプする「詳細」ボタンを備えた
「詳細」欄からなる「作業基準確認通知」メニューと、
荷積み完了確認が全て行われたか否かを表示する「積み
地確認」欄及び荷下し完了確認が全て行われたか否かを
表示する「下し地確認」欄及び図20(b)に示す輸送
作業の進捗状況を確認及び入力するページにジャンプす
る「詳細」ボタンを備えた「詳細」欄からなる「輸送状
況」メニューとからなる。
【0134】「作業基準確認通知」メニューの欄の「詳
細」ボタンをクリックすることによって、図21に示す
ような、「作業基準確認詳細」ページが表示される。こ
の「作業基準確認詳細」ページは、前記「落札手続」ペ
ージと同様の情報が表示され、前述と同様の落札手続を
行うことができる。また、「輸送状況」メニューにおけ
る「積み地確認」欄及び「下し地確認」欄はなすべき個
々の荷積み作業及び荷下し作業に基づいて「済」又は
「未」が表示され、「詳細」欄に備えられた「詳細」ボ
タンをクリックすると、図20(b)に示す「輸送作業
状況」ページが落札した一の出品情報毎輸送作業進捗情
報として表示される。図20(b)に示すように、「輸
送作業状況」ページには前記荷積み情報と、荷下し情報
と、荷主名と、貨物の種類と、トラックのサイズと、ト
ラックのタイプとからなる表示に加え、落札したトラッ
ク台数分の「車番」と「運転手名」と輸送作業状況が表
示される。この輸送作業状況は落札したトラック毎に
「未作業」又は「荷積み中」又は「輸送中」又は「荷下
し中」又は「作業完了」の表示がされ、その輸送作業状
況を更新する場合には、「詳細」欄の各「入力」ボタン
をクリックすることによって、表示される図19に示す
「輸送作業実績入力」ページを用いて行う。図19に示
すように、「輸送作業実績入力」ページには、荷主名
と、荷積み日時と、荷下し日時と、車番と、運転手名と
が表示される。また、それとは別に落札した出品情報に
おける作業基準が基準値として表示され、荷積み作業基
準に対する荷積み地受付時刻及び荷積み完了時刻と、荷
下し作業基準に対する荷下し地受付時刻及び荷下し完了
時刻とが実績値として入力可能になっている。すなわ
ち、前記荷積み作業基準に対する荷積み地受付時刻及び
荷積み完了時刻と、荷下し作業基準に対する荷下し地受
付時刻及び荷下し完了時刻とを輸送作業進捗実績データ
として入力し、「輸送作業実績入力」ページ上に備えら
れた「確定」ボタンをクリックすることによって前述し
た図20(a)の「輸送状況」メニュー及び図20
(b)の「輸送作業状況」メニューに反映される。さら
に、図20(a)に示す「作業進捗状況報告」ページの
「配車表」ボタンをクリックすると、図22(a)に示
すような輸送作業を行う車番と運転手名とを把握するた
めの「配車表」ページが表示される。ここで、「配車
表」ページ上に備えられた「配車表出力」ボタンをクリ
ックすると、画面に出力されている内容を配車表として
印刷する。また、前記「作業進捗状況報告」ページに
は、車番及び運転手名の少なくとも何れかの変更を行う
ことができる「詳細」ボタンを備えた「車番・運転手の
変更」欄が設定されており、その「詳細」ボタンをクリ
ックすることによって、図22(b)に示す「車番・運
転手の変更」ページが表示される。図22(b)の「車
番・運転手の変更」ページに示すように、車番及び運転
手名の少なくとも何れかをプルダウンメニューで変更
し、「変更」ボタンをクリックすることによって、車番
及び運転手の何れかの新たな情報がサーバ1に送信さ
れ、データベース11に格納されると共に、トラックの
車番又は運転手名の変更がなされた旨をサーバ1を介し
て荷主に通知する。係る通知は、「変更」ボタンをクリ
ックすることにより、自動的に荷主に対して電子メール
が送信されることで行われてもよい。
【0135】ここで、輸送業務の進捗状況の情報を通知
する手段としては、少なくとも輸送車両の位置情報を報
知する端末及び荷積みや荷下し等の輸送作業進捗情報を
報知する端末が輸送車両に設置されていることが望まし
い。また、前記輸送車両の位置情報及び前記輸送作業進
捗情報を受信する手段が前記サーバ1に設けられている
ことが望ましい。すなわち、前記サーバ1は少なくとも
リアルタイムに前記輸送車両の位置情報や前記輸送作業
進捗情報を受信することとなり、荷主が任意でサーバ1
にアクセスするか若しくはサーバ1から定期的に荷主端
末Aに配信するなどして貨物の位置情報及び輸送作業
の進捗状況を荷主に報知することができる。このような
手段が構成されることによって前記落札業者は荷主に対
してリアルタイムに貨物及び輸送作業がどのような状態
なのかをリアルタイムに報知することができる。さら
に、このようにして得られた輸送業務に関する実績情報
を輸送業者毎の個別実績情報としてフィードバックし、
前述したように、荷主が落札時に輸送業者を選択する際
の評価情報の一として参考とすることができる。具体的
には、前記輸送業務に関する実績情報が前記データベー
ス11に格納され、遂行された輸送業務に関する実績情
報は個別実績情報として格納され、遂行中の輸送業務に
関する情報は運行管理情報として荷主が閲覧可能に格納
される。
【0136】次に、このようにして入力された輸送業務
の進捗状況は、荷主が図7(b)に示す荷主サイトの
「作業進捗状況確認と評価入力」メニューをクリック
し、図23に示す「作業進捗状況確認と評価入力」ペー
ジを表示することによって確認することができる。図2
3に示すように、「作業進捗状況確認と評価入力」ペー
ジは、荷主が出品し、それに対して落札がなされた輸送
業務毎に表示される。具体的には、一の輸送業務につい
て、荷積み地の場所及び荷積み日時からなる荷積み情報
と、荷下し地の場所及び荷下し日時からなる荷下し情報
と、トラックのサイズと、トラックのタイプと、出品台
数と、落札業者数と、作業進捗と評価の情報と、車番及
び運転手名の変更の有無の情報とからなる。作業進捗及
び評価の情報は、輸送業者が作業基準確認及び通知を荷
主に対して行ったか否かを表示する「確認」欄及びその
詳細として図24に示す「作業基準の確認状況」ページ
にジャンプする「詳細」ボタンとを備えた「詳細」欄か
らなる「作業基準確認」メニューと、荷積み完了確認が
全て行われたか否かを表示する「積み地確認」欄及び荷
下し完了確認が全て行われたか否かを表示する「下し地
確認」欄及び図25(a)に示す輸送作業の進捗状況を
確認するページにジャンプする「詳細」ボタンを備えた
「詳細」欄からなる「輸送状況」メニューと、荷主が輸
送作業品質の評価を行ったか否かを表示する「確認」欄
及び図26(a)に示す輸送業者が行った輸送作業の品
質評価を入力するページにジャンプする「詳細」ボタン
を備えた「詳細」欄からなる「評価」メニューとからな
る。図24に示すように、「作業基準の確認状況」ペー
ジは、一の出品情報に基づく輸送業務を行う全ての輸送
業者において、作業基準の確認及び車番と運転手名の通
知を行ったか否かを表示する。具体的には、荷積み地の
場所及び荷積み日時からなる荷積み情報と、荷下し地の
場所及び荷下し日時からなる荷下し情報と、トラックサ
イズと、トラックタイプと、各輸送車両毎に所属する輸
送業者名及び車番及び運転手名が表示される。図25
(a)に示すように、「輸送作業状況」ページは一の出
品情報に基づく輸送業務において、輸送車両毎の輸送作
業進捗情報を表示する。具体的には、荷積み地の場所及
び荷積み日時からなる荷積み情報と、荷下し地の場所及
び荷下し日時からなる荷下し情報と、トラックサイズ
と、トラックのタイプと、各輸送車両毎に、所属する輸
送業者名及び車番及び運転手名及び輸送作業状況とその
詳細として図25(b)に示す「輸送作業状況詳細」ペ
ージにジャンプする「詳細」ボタンを備えた「詳細」欄
とからなる「輸送状況」メニューが表示される。ここ
で、図25(b)に示す「輸送作業状況詳細」ページ
は、前述した図19において各輸送業者が入力した輸送
作業状況の「実績値」に基づいて表示される情報であ
り、従って表示される内容は入力手段が設けられていな
いこと以外は図19とほぼ同様である。加えて、前記図
23に示す「作業進捗状況確認と評価入力」ページの
「配車表」ボタンをクリックすることにより、輸送作業
を行う輸送業者名と車番と運転手名とを把握するため
の、図22(a)に示す「配車表」に車番毎の輸送業者
名を付加した情報を表示する。
【0137】次に、本発明の一実施の形態において、輸
送業務が終了した後の荷主が行う輸送品質評価につい
て、図面を参照して説明する。図26(a)は本発明の
一実施の形態において、輸送業務が終了した後の「輸送
品質評価入力」ページを示す図である。前述したよう
に、図26(a)に示す「輸送品質評価入力」ページ
は、図23に示す「作業進捗状況確認と評価入力」ペー
ジの「評価」メニューの「詳細」ボタンをクリックする
ことによって表示される。図26(a)に示すように、
輸送品質の評価は輸送業務の進捗状況の確認と共になさ
れ、主に納期の遵守性及び貨物の安全性に対して行われ
る。具体的には、荷積み地の場所及び荷積み日時からな
る荷積み情報と、荷下し地の場所及び荷下し日時からな
る荷下し情報と、トラックのサイズと、トラックのタイ
プと、各輸送車両毎に、輸送業者名及び車番及び運転手
名及び評価情報として「評価」メニューが設けられる。
この「評価」メニューは、「荷積み納期」及び「荷下し
納期」及び「貨物安全」及び「詳細」欄からなり、荷積
み納期及び荷下し納期については、荷積み完了予定時刻
及び荷下し完了予定時刻前に荷積み作業及び荷下し作業
が完了したか否かを表示し、貨物安全については「○」
又は「×」のチェックボックスが設けられ、輸送車両毎
に貨物を安全に輸送したか否かを評価として選択する。
また、図26(a)に示す「輸送品質評価入力」ページ
における「評価」メニューには、その詳細情報を表示す
る手段として「評価」欄に「詳細」ボタンが設けられ、
係るボタンをクリックすることにより、図26(b)に
示す「輸送品質評価詳細」ページが表示される。この
「輸送品質評価詳細」ページは、貨物安全評価情報が付
加された以外は、図25(b)に示す「輸送作業状況詳
細」ページと同様である。ここで、仮に貨物が脆いもの
であったり、輸送に特別な処置等が必要な貨物を想定
し、評価入力にはコメント入力欄等の詳細項目若しく
は、貨物の分類を細分化して各分類毎に評価が可能なよ
うにしてもよい。
【0138】次に、荷主及び輸送業者が本発明に係る輸
送業務取引代行サーバ及びそれを用いた輸送業務実績情
報提供システムにおける実績を参照する場合について説
明する。荷主における実績は、図7(b)の荷主サイト
に設けられた「実績照会」メニューをクリックすること
により、図27に示す「実績照会」ページが表示される
ことで参照することができる。図27に示すように、荷
主側の「実績照会」ページは、「輸送完了済み実績照
会」メニューと、「出品落札実績照会」メニューと、
「輸送業者グループ別輸送品質実績照会」メニューと、
「向先別・車種別平均落札運賃照会」メニューとからな
る。
【0139】前記「輸送完了済み実績照会」メニュー
は、所定の期間内を設定し、その期間中に終了した輸送
業務、すなわち荷主が輸送業務を出品し、落札された
後、所定の期間内に遂行された輸送業務を照会するメニ
ューである。この照会方法としては、プルダウンメニュ
ーによって所定の期間を選択し、「輸送完了済み実績照
会」ボタンをクリックすることによって、図28に示す
「輸送完了済み実績照会」ページが表示される。図28
に示すように、「輸送完了済み実績照会」ページには、
荷積み地の場所及び荷積み日時からなる荷積み情報と、
荷下し地の場所及び荷下し日時からなる荷下し情報と、
「貨物の種類」と、「落札価格」と、「輸送業者名」
と、「車番」と、「運転手名」と、「納期」及び「貨物
安全」の実績情報である輸送品質評価情報とが各輸送作
業、特にその輸送車両毎に表示される。ここで、「輸送
完了済み実績照会」ページにおける評価情報は、前述し
たように荷主によって入力された輸送品質評価に基づい
て納期及び貨物安全について「○」又は「×」が各々に
表示されている。
【0140】また、前記「出品落札実績照会」メニュー
は、所定の期間、例えば1年間に行われた荷主の出品回
数に対する落札回数及びそれらに基づいた落札率を認識
するメニューである。具体的には、プルダウンメニュー
によって所定の期間、例えば「2000」年を選択し、
「出品落札実績照会」ボタンをクリックすることによっ
て、図29(a)に示す「出品落札実績照会」ページが
表示されて、荷主がそれらの情報を認識することができ
る。図29(a)に示すように、「出品落札実績照会」
ページには、「年」、「月」と、「出品回数」と、「落
札回数」と、「落札率」とが例えば月毎に表示される。
【0141】さらに、前記「輸送業者グループ別輸送品
質実績照会」メニューは、所定の期間、例えば1年間に
遂行された輸送業務をグループ分類された輸送業者群別
に輸送品質実績を比較した情報を荷主が認識するもので
ある。具体的には、プルダウンメニューによって所定の
期間、例えば「2000」年を選択し、「輸送業者グル
ープ別輸送品質実績照会」ボタンをクリックすることに
よって、図29(b)に示す「輸送業者グループ別輸送
品質実績照会」ページが表示されて、荷主がそれらの情
報を認識することができる。図29(b)に示すよう
に、「輸送業者グループ別輸送品質実績照会」ページに
は、「年」及び「月」毎にグループ分類された輸送業者
群別の「落札台数」と、「優良納期率」と、「貨物安全
率」とが表示される。ここで、「優良納期率」及び「貨
物安全率」は各輸送業者が遂行した全輸送業務におい
て、各荷主が評価した輸送品質結果がどの程度の割合か
をそれぞれ算出したものである。また、この「グルー
プ」は、一例として、一の荷主に対して本発明に係る輸
送業務取引代行システムを利用する前に、運送契約を締
結していた輸送業者群をAグループに属させ、一方、一
の荷主に対して本発明に係る輸送業務取引代行システム
を利用する前に、運送契約を締結していない輸送業者群
をBグループとしている。
【0142】加えて、前記「向先別・車種別平均落札運
賃照会」メニューは、所定の期間、例えば1年間に遂行
された輸送業務を向先別及び車種別に分類すると共に、
分類された向先及び車種に基づいて落札価格の平均を荷
主が認識するものである。具体的には、プルダウンメニ
ューによって所定の期間、例えば「2000」年を選択
し、「向先別・車種別平均落札運賃照会」ボタンをクリ
ックすることによって、図29(c)に示す「向先別・
車種別平均落札運賃照会」ページが表示されて、荷主が
それらの情報を認識することができる。図29(c)に
示すように、「向先別・車種別平均落札運賃照会」ペー
ジには、「年」及び「月」毎に「荷下し地」及び「車
種」が設定され、その荷下ろし地と車種別の平均落札価
格が算出され表示される。また、図29(c)に示すよ
うな荷主が自分の主要荷下し地と車種別の平均落札運賃
を照会するのとは別に、図7(a)に示すトップページ
に「向先別・車種別平均運賃照会」メニューを設け、荷
主からでも輸送業者からでも図34に示す「向先別・車
種別平均落札運賃照会」ページにジャンプすることで、
本発明に係る輸送業務実績情報提供システム全体におけ
る主要荷積み地・主要荷下し地と主要車種別の平均運賃
を照会できる。具体的には、図34に示すように、「向
先別・車種別平均落札運賃照会」ページには、「年」及
び「月」毎に「荷積み地・荷下し地」及び「車種」が設
定され、主要荷積み地・主要荷下し地と主要車種別の平
均落札価格が表示される。このように、荷主及び輸送業
者が過去に落札された向先別及び車種別の平均落札運賃
を確認することができることによって、現状の入札額及
び落札額を把握し、よりスムーズな入札及び落札が可能
となる。
【0143】輸送業者における実績は、図7(c)の輸
送業者サイトに設けられた「実績照会」メニューをクリ
ックすることにより、図30に示す「実績照会」ページ
が表示されることで、参照することができる。。図30
に示すように、輸送業者側の「実績照会」ページは、
「輸送完了済み実績照会」メニューと、「入札落札実績
照会」メニューとからなる。
【0144】前記「輸送完了済み実績照会」メニュー
は、所定の期間内を設定し、その期間中に終了した輸送
業務、すなわち荷主が輸送業務を出品し、落札された
後、所定の期間内に遂行された輸送業務を照会するメニ
ューである。この照会方法としては、プルダウンメニュ
ーによって所定の期間を選択し、「輸送完了済み実績照
会」ボタンをクリックすることによって、図31(a)
に示す「輸送完了済み実績照会」ページが表示される。
図31(a)に示すように、「輸送完了済み実績照会」
ページには、荷積み地の場所及び荷積み日時からなる荷
積み情報と、荷下し地の場所及び荷下し日時からなる荷
下し情報と、「荷主名」と、「貨物の種類」と、「落札
価格」と、「車番」と、「運転手名」と、「納期」及び
「貨物安全」の実績情報である輸送品質評価情報とが各
輸送作業、特にその輸送車両毎に表示される。ここで、
「輸送完了済み実績照会」ページにおける評価情報は、
前述したように荷主によって入力された輸送品質評価に
基づいて納期及び貨物安全について「○」又は「×」が
各々に表示されている。このような情報は、荷主が落札
時において輸送業者を選定する際、すなわち落札時に荷
主が各輸送業者の実績評価を参照することができるよう
に荷主サイトにリンクさせてもよい。
【0145】また、前記「入札落札実績照会」メニュー
は、所定の期間、例えば1年間に行われた輸送業者の入
札回数に対する落札回数及びそれらに基づいた落札率を
認識するメニューである。具体的には、プルダウンメニ
ューによって所定の期間、例えば「2000」年を選択
し、「入札落札実績照会」ボタンをクリックすることに
よって、図31(b)に示す「入札落札実績照会」ペー
ジが表示されて、輸送業者がそれらの情報を認識するこ
とができる。図31(b)に示すように、「入札落札実
績照会」ページには、「年」、「月」と、「入札回数」
と、「落札回数」と、「落札率」とが例えば月毎に表示
される。
【0146】次に、荷主及び輸送業者が本発明に係る輸
送業務取引代行サーバ及びそれを用いた輸送業務実績情
報提供システムにおける輸送業務実績を分析する場合に
ついて説明する。輸送業務実績は、図7(b)の荷主サ
イト及び図7(c)の輸送業務サイトに設けられた「輸
送業務実績分析」メニューをクリックすることにより、
図35に示す「輸送業務実績分析」ページが表示される
ことで分析することができる。図35に示すように、荷
主側及び輸送業者側の「輸送業務実績分析」ページは、
「届け先別輸送コスト分析」メニューと、「製品別・型
名別輸送コスト分析」メニューと、「輸送品質分析」メ
ニューと、「貨物安全分析」メニューとからなる。
【0147】前記「届け先別輸送コスト分析」メニュー
は、所定の期間内を設定し、その期間中に終了した輸送
業務における輸送コストを届け先別に分析するメニュー
である。この分析方法としては、プルダウンメニューに
よって所定の期間を選択し、「届け先別輸送コスト分
析」ボタンをクリックすることによって、図36に示す
「届け先別輸送コスト分析結果」ページが表示される。
図36に示すように、「届け先別輸送コスト分析結果」
ページには、「年」及び「月」毎に「届け先」が設定さ
れ、車種別の平均輸送コスト及び合計輸送コスト及び平
均積載率が表示される。さらに、「送信」ボタンをクリ
ックすることによって、分析させた届け先別輸送コスト
情報がサーバ1からアクセスしている荷主端末A1また
は輸送業者端末B1に送信される。
【0148】また、前記「製品別・型名別輸送コスト分
析」メニューは、所定の期間内を設定し、その期間中に
終了した輸送業務における輸送コストを製品別・型名別
に分析するメニューである。この分析方法としては、プ
ルダウンメニューによって所定の期間を選択し、「製品
別・型名別輸送コスト分析」ボタンをクリックすること
によって、図37に示す「製品別・型名別輸送コスト分
析結果」ページが表示される。図37に示すように、
「製品別・型名別輸送コスト分析結果」ページには、
「年」及び「月」毎に「製品名」及び「型名」が設定さ
れ、届け先別の製品1個当たりの輸送コスト及び合計輸
送コストが表示される。さらに、「送信」ボタンをクリ
ックすることによって、分析させた製品別・型名別輸送
コスト情報がサーバ1からアクセスしている荷主端末A
1または輸送業者端末B1に送信される。
【0149】また、前記「輸送品質分析」メニューは、
所定の期間内を設定し、その期間中に終了した輸送業務
における輸送品質を納期及び貨物安全の面から分析する
メニューである。この分析方法としては、プルダウンメ
ニューによって所定の期間を選択し、「輸送品質分析」
ボタンをクリックすることによって、図38(a)に示
す「輸送品質分析結果」ページが表示される。図38
(a)に示すように、「輸送品質分析結果」ページに
は、「年」及び「月」及び「届け先」毎に「納期」及び
「貨物安全」が設定され、荷積み納期不可が発生した日
時及び荷積み納期不可を発生させた輸送業者名及びトラ
ックNo.及び荷下し納期不可が発生した日時及び荷下し
納期不可を発生させた輸送業者名及びトラックNo.及び
製品破損が発生した日時及び製品名及び型名及び破損個
数及び製品破損を発生させた輸送業者名及びトラックN
o.及び製品欠品が発生した日時及び製品名及び型名及
び欠品個数及び製品欠品を発生させた輸送業者名及びト
ラックNo.が表示される。さらに、「送信」ボタンをク
リックすることによって、分析させた輸送品質情報がサ
ーバ1からアクセスしている荷主端末Aまたは輸送業
者端末B1に送信される。
【0150】また、前記「貨物安全分析」メニューは、
所定の期間内を設定し、その期間中に終了した輸送業務
における貨物安全を製品別・型名別に統計分析するメニ
ューである。この分析方法としては、プルダウンメニュ
ーによって所定の期間を選択し、「貨物安全分析」ボタ
ンをクリックすることによって、図38(b)に示す
「貨物安全分析結果」ページが表示される。図38
(b)に示すように、「貨物安全分析結果」ページに
は、「年」及び「月」及び「届け先」毎に「製品名」及
び「型名」が設定され、破損個数及び欠品個数が表示さ
れる。さらに、「送信」ボタンをクリックすることによ
って、分析させた輸送品質情報がサーバ1からアクセス
している荷主端末A又は輸送業者端末Bに送信され
る。
【0151】最後に、本発明の一実施の形態における決
済について説明する。前述したように、決済過程はま
ず、当該輸送業務を遂行した輸送業者の運転手が端末を
用いてサーバ1に受領確認情報を送信する。受領確認情
報を受信したサーバ1は、運賃請求書を作成し、その運
賃請求書に基づいた運賃確認依頼メールを荷主端末Aに
送信する。運賃確認依頼メールを受信した荷主は、その
運賃請求書を確認し、運賃確認メール及び運賃承認メー
ルをサーバ1に送信する。サーバ1は運賃承認メールに
基づいて、運賃支払い書を作成し、運賃確認依頼メール
を輸送業者端末Bに送信する。その後、運賃確認依頼メ
ールを受信した輸送業者は、その運賃支払書を確認し、
運賃確認メールをサーバ1に送信する。その後、輸送業
者端末Bから返信された運賃確認メールに基づいて、サ
ーバ1はクレジット業者端末に対し、荷主の運賃請求デ
ータ及び輸送業者の運賃支払いデータを送信する。この
ようにして、クレジット業者端末は送信された運賃請求
データに基づいて、図32に示すような運賃請求書を作
成し、荷主端末Aに運賃請求をする。また、クレジット
業者端末は送信された運賃支払データに基づいて、図3
3に示すような運賃支払書を作成し、輸送業者端末Bに
運賃支払いを行うことによって本発明の一実施の形態に
おける決済が完了する。ここで、前記運賃請求書及び運
賃支払書については、サーバ1が運賃請求書及び運賃支
払書を作成する手段を備え、荷主端末Aに対する運賃請
求及び輸送業者端末Bに対する運賃支払を行ってもよ
い。
【0152】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明に係る輸
送業務取引代行サーバ及びそれを用いた輸送業務実績情
報提供システム及び輸送業務実績情報の提供方法並びに
輸送業務実績情報の提供方法をコンピュータに実行させ
るプログラムを記録した記録媒体によれば、輸送業務実
績情報によって荷主及び輸送業者それぞれのニーズにあ
った有用な情報の取得、例えば輸送業務における届け先
別・車種別の輸送コストを把握することができるため、
荷主にとっては計画的な輸送コスト削減を図ることがで
きる。また、製品別・型名別輸送コストについてを把握
することで、製品原価を詳細に算出することが可能とな
り、荷主の生産計画及び販売計画に有効に利用すること
ができる。また、輸送業者にとっては、取得した輸送業
務実績情報を経営管理及び運行管理に有効に利用するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る輸送業務取引代行サーバ及びそれ
を用いた輸送業務実績情報提供システムの一実施の形態
における構成を示すブロック図である。
【図2】本発明に係る輸送業務取引代行サーバ及びそれ
を用いた輸送業務実績情報提供システム及び輸送業務実
績情報の提供方法並びに輸送業務実績情報の提供方法を
コンピュータに実行させるプログラムを記録した記録媒
体の一実施の形態における輸送業務の受発注の動作を示
すフローチャートである。
【図3】本発明に係る輸送業務取引代行サーバ及びそれ
を用いた輸送業務実績情報提供システム及び輸送業務実
績情報の提供方法並びに輸送業務実績情報の提供方法を
コンピュータに実行させるプログラムを記録した記録媒
体の一実施の形態における運行管理及び輸送業務評価の
動作を示すフローチャートを示す図である。
【図4】本発明に係る輸送業務取引代行サーバ及びそれ
を用いた輸送業務実績情報提供システム及び輸送業務実
績情報の提供方法並びに輸送業務実績情報の提供方法を
コンピュータに実行させるプログラムを記録した記録媒
体の一実施の形態における運賃決済過程の動作を示すフ
ローチャートである。
【図5】本発明に係る輸送業務取引代行サーバ及びそれ
を用いた輸送業務実績情報提供システム及び輸送業務実
績情報の提供方法並びに輸送業務実績情報の提供方法を
コンピュータに実行させるプログラムを記録した記録媒
体の一実施の形態における輸送業務実績提供過程の動作
を示すフローチャートである。
【図6】本発明に係る輸送業務取引代行サーバ及びそれ
を用いた輸送業務実績情報提供システム及び輸送業務実
績情報の提供方法並びに輸送業務実績情報の提供方法を
コンピュータに実行させるプログラムを記録した記録媒
体の一実施の形態における作業基準情報を示す図であ
る。
【図7】本発明に係る輸送業務取引代行サーバ及びそれ
を用いた輸送業務実績情報提供システム及び輸送業務実
績情報の提供方法並びに輸送業務実績情報の提供方法を
コンピュータに実行させるプログラムを記録した記録媒
体の一実施の形態におけるトップページを示す図であ
る。
【図8】本発明に係る輸送業務取引代行サーバ及びそれ
を用いた輸送業務実績情報提供システム及び輸送業務実
績情報の提供方法並びに輸送業務実績情報の提供方法を
コンピュータに実行させるプログラムを記録した記録媒
体の一実施の形態における貨物の出品情報の登録画面を
示す図である。
【図9】本発明に係る輸送業務取引代行サーバ及びそれ
を用いた輸送業務実績情報提供システム及び輸送業務実
績情報の提供方法並びに輸送業務実績情報の提供方法を
コンピュータに実行させるプログラムを記録した記録媒
体の一実施の形態における作業基準情報の登録及び変更
を行う作業基準名選択画面である。
【図10】本発明に係る輸送業務取引代行サーバ及びそ
れを用いた輸送業務実績情報提供システム及び輸送業務
実績情報の提供方法並びに輸送業務実績情報の提供方法
をコンピュータに実行させるプログラムを記録した記録
媒体の一実施の形態における作業基準情報の登録及び変
更画面を示す図である。
【図11】本発明に係る輸送業務取引代行サーバ及びそ
れを用いた輸送業務実績情報提供システム及び輸送業務
実績情報の提供方法並びに輸送業務実績情報の提供方法
をコンピュータに実行させるプログラムを記録した記録
媒体の一実施の形態における貨物の検索画面を示す図で
ある。
【図12】本発明に係る輸送業務取引代行サーバ及びそ
れを用いた輸送業務実績情報提供システム及び輸送業務
実績情報の提供方法並びに輸送業務実績情報の提供方法
をコンピュータに実行させるプログラムを記録した記録
媒体の一実施の形態における入札画面を示す図である。
【図13】本発明に係る輸送業務取引代行サーバ及びそ
れを用いた輸送業務実績情報提供システム及び輸送業務
実績情報の提供方法並びに輸送業務実績情報の提供方法
をコンピュータに実行させるプログラムを記録した記録
媒体の一実施の形態における落札業者決定画面を示す図
である。
【図14】本発明に係る輸送業務取引代行サーバ及びそ
れを用いた輸送業務実績情報提供システム及び輸送業務
実績情報の提供方法並びに輸送業務実績情報の提供方法
をコンピュータに実行させるプログラムを記録した記録
媒体の一実施の形態における出品内容変更画面を示す図
である。
【図15】本発明に係る輸送業務取引代行サーバ及びそ
れを用いた輸送業務実績情報提供システム及び輸送業務
実績情報の提供方法並びに輸送業務実績情報の提供方法
をコンピュータに実行させるプログラムを記録した記録
媒体の一実施の形態における出品中止画面及び落札確認
・通知画面を示す図である。
【図16】本発明に係る輸送業務取引代行サーバ及びそ
れを用いた輸送業務実績情報提供システム及び輸送業務
実績情報の提供方法並びに輸送業務実績情報の提供方法
をコンピュータに実行させるプログラムを記録した記録
媒体の一実施の形態における入札状況確認画面及び落札
手続画面を示す図である。
【図17】本発明に係る輸送業務取引代行サーバ及びそ
れを用いた輸送業務実績情報提供システム及び輸送業務
実績情報の提供方法並びに輸送業務実績情報の提供方法
をコンピュータに実行させるプログラムを記録した記録
媒体の一実施の形態における作業基準確認・通知画面を
示す図である。
【図18】本発明に係る輸送業務取引代行サーバ及びそ
れを用いた輸送業務実績情報提供システム及び輸送業務
実績情報の提供方法並びに輸送業務実績情報の提供方法
をコンピュータに実行させるプログラムを記録した記録
媒体の一実施の形態における再入札画面及び入札中止画
面を示す図である。
【図19】本発明に係る輸送業務取引代行サーバ及びそ
れを用いた輸送業務実績情報提供システム及び輸送業務
実績情報の提供方法並びに輸送業務実績情報の提供方法
をコンピュータに実行させるプログラムを記録した記録
媒体の一実施の形態における輸送作業実績入力画面を示
す図である。
【図20】本発明に係る輸送業務取引代行サーバ及びそ
れを用いた輸送業務実績情報提供システム及び輸送業務
実績情報の提供方法並びに輸送業務実績情報の提供方法
をコンピュータに実行させるプログラムを記録した記録
媒体の一実施の形態における作業進捗状況報告画面及び
輸送作業状況画面を示す図である。
【図21】本発明に係る輸送業務取引代行サーバ及びそ
れを用いた輸送業務実績情報提供システム及び輸送業務
実績情報の提供方法並びに輸送業務実績情報の提供方法
をコンピュータに実行させるプログラムを記録した記録
媒体の一実施の形態における作業基準確認詳細画面を示
す図である。
【図22】本発明に係る輸送業務取引代行サーバ及びそ
れを用いた輸送業務実績情報提供システム及び輸送業務
実績情報の提供方法並びに輸送業務実績情報の提供方法
をコンピュータに実行させるプログラムを記録した記録
媒体の一実施の形態における配車表出力画面及び車番と
運転手変更画面を示す図である。
【図23】本発明に係る輸送業務取引代行サーバ及びそ
れを用いた輸送業務実績情報提供システム及び輸送業務
実績情報の提供方法並びに輸送業務実績情報の提供方法
をコンピュータに実行させるプログラムを記録した記録
媒体の一実施の形態における作業進捗状況確認及び評価
入力画面を示す図である。
【図24】本発明に係る輸送業務取引代行サーバ及びそ
れを用いた輸送業務実績情報提供システム及び輸送業務
実績情報の提供方法並びに輸送業務実績情報の提供方法
をコンピュータに実行させるプログラムを記録した記録
媒体の一実施の形態における作業基準の確認状況画面を
示す図である。
【図25】本発明に係る輸送業務取引代行サーバ及びそ
れを用いた輸送業務実績情報提供システム及び輸送業務
実績情報の提供方法並びに輸送業務実績情報の提供方法
をコンピュータに実行させるプログラムを記録した記録
媒体の一実施の形態における輸送作業状況画面を示す図
である。
【図26】本発明に係る輸送業務取引代行サーバ及びそ
れを用いた輸送業務実績情報提供システム及び輸送業務
実績情報の提供方法並びに輸送業務実績情報の提供方法
をコンピュータに実行させるプログラムを記録した記録
媒体の一実施の形態における輸送品質評価入力画面を示
す図である。
【図27】本発明に係る輸送業務取引代行サーバ及びそ
れを用いた輸送業務実績情報提供システム及び輸送業務
実績情報の提供方法並びに輸送業務実績情報の提供方法
をコンピュータに実行させるプログラムを記録した記録
媒体の一実施の形態における荷主の実績照会画面を示す
図である。
【図28】本発明に係る輸送業務取引代行サーバ及びそ
れを用いた輸送業務実績情報提供システム及び輸送業務
実績情報の提供方法並びに輸送業務実績情報の提供方法
をコンピュータに実行させるプログラムを記録した記録
媒体の一実施の形態における荷主の輸送完了済み実績照
会画面を示す図である。
【図29】本発明に係る輸送業務取引代行サーバ及びそ
れを用いた輸送業務実績情報提供システム及び輸送業務
実績情報の提供方法並びに輸送業務実績情報の提供方法
をコンピュータに実行させるプログラムを記録した記録
媒体の一実施の形態における荷主の出品落札実績照会画
面及び輸送業者グループ別輸送品質実績照会画面及び向
先別・車種別平均落札運賃照会画面を示す図である。
【図30】本発明に係る輸送業務取引代行サーバ及びそ
れを用いた輸送業務実績情報提供システム及び輸送業務
実績情報の提供方法並びに輸送業務実績情報の提供方法
をコンピュータに実行させるプログラムを記録した記録
媒体の一実施の形態における輸送業者の実績照会画面を
示す図である。
【図31】本発明に係る輸送業務取引代行サーバ及びそ
れを用いた輸送業務実績情報提供システム及び輸送業務
実績情報の提供方法並びに輸送業務実績情報の提供方法
をコンピュータに実行させるプログラムを記録した記録
媒体の一実施の形態における輸送業者の輸送完了済み実
績照会画面及び入札落札実績照会画面を示す図である。
【図32】本発明に係る輸送業務取引代行サーバ及びそ
れを用いた輸送業務実績情報提供システム及び輸送業務
実績情報の提供方法並びに輸送業務実績情報の提供方法
をコンピュータに実行させるプログラムを記録した記録
媒体の一実施の形態における荷主への決済画面を示す図
である。
【図33】本発明に係る輸送業務取引代行サーバ及びそ
れを用いた輸送業務実績情報提供システム及び輸送業務
実績情報の提供方法並びに輸送業務実績情報の提供方法
をコンピュータに実行させるプログラムを記録した記録
媒体の一実施の形態における輸送業者への決済画面を示
す図である。
【図34】本発明に係る輸送業務取引代行サーバ及びそ
れを用いた輸送業務実績情報提供システム及び輸送業務
実績情報の提供方法並びに輸送業務実績情報の提供方法
をコンピュータに実行させるプログラムを記録した記録
媒体の一実施の形態における向先別・車種別平均運賃照
会画面を示す図である。
【図35】本発明に係る輸送業務取引代行サーバ及びそ
れを用いた輸送業務実績情報提供システム及び輸送業務
実績情報の提供方法並びに輸送業務実績情報の提供方法
をコンピュータに実行させるプログラムを記録した記録
媒体の一実施の形態における荷主及び輸送業者の輸送業
務実績分析画面を示す図である。
【図36】本発明に係る輸送業務取引代行サーバ及びそ
れを用いた輸送業務実績情報提供システム及び輸送業務
実績情報の提供方法並びに輸送業務実績情報の提供方法
をコンピュータに実行させるプログラムを記録した記録
媒体の一実施の形態における荷主及び輸送業者の届け先
別輸送コスト分析画面を示す図である。
【図37】本発明に係る輸送業務取引代行サーバ及びそ
れを用いた輸送業務実績情報提供システム及び輸送業務
実績情報の提供方法並びに輸送業務実績情報の提供方法
をコンピュータに実行させるプログラムを記録した記録
媒体の一実施の形態における荷主及び輸送業者の製品別
・型名別輸送コスト分析画面を示す図である。
【図38】本発明に係る輸送業務取引代行サーバ及びそ
れを用いた輸送業務実績情報提供システム及び輸送業務
実績情報の提供方法並びに輸送業務実績情報の提供方法
をコンピュータに実行させるプログラムを記録した記録
媒体の一実施の形態における荷主及び輸送業者の輸送品
質分析画面及び貨物安全分析画面を示す図である。
【図39】従来の輸送業務取引の構造を示す図である。
【符号の説明】
1.サーバ 3.ネットワーク 11.データベース 12.輸送業務標準化手段 13.作業基準作成手段 14.入札情報作成手段 15.落札手段 16.運行管理手段 17.輸送業務評価手段 18.出品情報管理手段 19.通信手段 20.決済手段 21.入札出品情報管理手段 22.集計手段 23.輸送業務実績分析手段 A. 荷主端末 B. 輸送業者端末 C. クレジット業者端末 D. 輸送車両端末 E. 運転手携帯電話
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/60 334 G06F 17/60 334 B65G 61/00 210 B65G 61/00 210 542 542 (54)【発明の名称】 輸送業務取引代行サーバ及びそれを用いた輸送業務実績情報提供システム及び輸送業務実績情報 の提供方法並びに輸送業務実績情報の提供方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録し た記録媒体

Claims (36)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ネットワークによって相互に接続された輸
    送対象の輸送業務の発注を行う一以上の荷主端末とその
    輸送業務の受注を行う一以上の輸送業者端末との間の輸
    送業務に関する情報の送受信を行う通信手段と、前記荷
    主端末から送信された出品情報に対して入札された前記
    輸送業者の入札情報に基づいて落札業者を選定する落札
    手段と、輸送トラックに備えられた一以上の車載端末及
    び輸送業者端末から得た一以上の運行管理情報を作成す
    る運行管理手段と、係る運行管理情報に基づいて輸送業
    務評価情報を作成する輸送業務評価手段と、少なくとも
    荷主端末から受信した製品出荷実績情報及び前記落札実
    績情報及び運行管理情報及び輸送業務評価情報に基づい
    て輸送業務実績情報を作成する輸送業務実績分析手段と
    が設けられたことを特徴とする輸送業務取引代行サー
    バ。
  2. 【請求項2】前記通信手段は、前記製品出荷実績情報を
    前記荷主端末から受信し、及び輸送業務実績情報を前記
    荷主端末に送信する手段であることを特徴とする請求項
    1に記載の輸送業務取引代行サーバ。
  3. 【請求項3】前記輸送業務実績分析手段は、前記製品出
    荷実績情報及び前記落札実績情報及び前記運行管理情報
    及び前記輸送業務評価情報の少なくとも何れかを分析す
    ると共に所定のカテゴリー毎に分類して輸送業務実績情
    報を作成する手段であることを特徴とする請求項1又は
    請求項2に記載の輸送業務取引代行サーバ。
  4. 【請求項4】前記製品出荷実績情報は、輸送トラック単
    位の製品の積載内容情報であり、少なくとも荷積み日及
    び輸送トラックの車番及び荷下し場所及び貨物の製品名
    及び貨物の型名及び貨物の数量及び貨物の重量及び貨物
    の容積とからなる情報であることを特徴とする請求項1
    乃至請求項3の何れか一に記載の輸送業務取引代行サー
    バ。
  5. 【請求項5】前記輸送業務実績情報は、少なくとも前記
    製品出荷実績情報に基づいた荷積み日及び輸送トラック
    の車番及び荷下し場所及び貨物の製品名及び貨物の型名
    及び貨物の数量及び貨物の重量及び貨物の容積及び前記
    落札実績情報に基づいて得られた輸送コスト実績情報及
    び前記運行管理情報に基づいて得られた輸送品質実績情
    報の何れかを基準として整理された情報であることを特
    徴とする請求項1乃至請求項4の何れか一に記載の輸送
    業務取引代行サーバ。
  6. 【請求項6】前記輸送品質実績情報は、輸送業者端末ま
    たは輸送トラックに備えられた車載端末から前記通信手
    段を用いて受信する少なくとも貨物の製品名及び貨物の
    型名毎の貨物安全数量及び破損数量及び欠品数量からな
    るリアルタイムな貨物安全情報と、貨物の製品名及び貨
    物の型名毎の荷積み納期不可及び荷下し納期不可からな
    るリアルタイムな貨物納期情報であることを特徴とする
    請求項1乃至請求項5の何れか一に記載の輸送業務取引
    代行サーバ。
  7. 【請求項7】前記輸送コスト実績情報は、前記落札手段
    によって得られた日毎及び輸送トラック毎の運賃情報で
    あることを特徴とする請求項1乃至請求項6の何れか一
    に記載の輸送業務取引代行サーバ。
  8. 【請求項8】前記製品出荷実績情報及び前記落札実績情
    報及び前記運行管理情報及び前記輸送業務評価情報及び
    輸送業務実績情報の少なくとも何れか一を格納するデー
    タベースが設けられたことを特徴とする請求項1乃至請
    求項7の何れか一に記載の輸送業務取引代行サーバ。
  9. 【請求項9】前記製品出荷実績情報及び前記落札実績情
    報及び前記運行管理情報及び前記輸送業務評価情報及び
    輸送業務実績情報の少なくとも何れか一をバックアップ
    するバックアップ装置が設けられたことを特徴とする請
    求項1乃至請求項8の何れか一に記載の輸送業務取引代
    行サーバ。
  10. 【請求項10】一以上の荷主が輸送対象の輸送業務の発
    注を行う一以上の荷主端末と、前記輸送業務の受注を行
    う一以上の輸送業者端末と、前記荷主端末と輸送業者端
    末との間の輸送業務の取引代行及び情報の送受信を行う
    輸送業務取引代行サーバとがネットワークによって相互
    に接続されてなる輸送業務実績情報提供システムにおい
    て、前記輸送業務取引代行サーバは、荷主端末と輸送業
    者端末との間の情報の送受信を行う通信手段と、前記荷
    主端末から送信された出品情報に対して入札された前記
    輸送業者の入札情報に基づいて落札業者を選定する落札
    手段と、輸送トラックに備えられた一以上の車載端末及
    び輸送業者端末から得た一以上の運行管理情報を作成す
    る運行管理手段と、係る運行管理情報に基づいて輸送業
    務評価情報を作成する輸送業務評価手段と、少なくとも
    荷主端末から受信した製品出荷実績情報及び前記落札実
    績情報及び運行管理情報及び輸送業務評価情報に基づい
    て輸送業務実績情報を作成する輸送業務実績分析手段と
    が設けられたことを特徴とする輸送業務実績情報提供シ
    ステム。
  11. 【請求項11】前記通信手段は、前記製品出荷実績情報
    を前記荷主端末から受信し、輸送業務実績情報を前記荷
    主端末に送信する手段であることを特徴とする請求項1
    0に記載の輸送業務実績情報提供システム。
  12. 【請求項12】前記輸送業務実績分析手段は、前記製品
    出荷実績情報及び前記落札実績情報及び前記運行管理情
    報及び前記輸送業務評価情報の少なくとも何れかを分析
    すると共に所定のカテゴリー毎に分類して輸送業務実績
    情報を作成する手段であることを特徴とする請求項10
    又は請求項11に記載の輸送業務実績情報提供システ
    ム。
  13. 【請求項13】前記製品出荷実績情報は、輸送トラック
    単位の製品の積載内容情報であり、少なくとも荷積み日
    及び輸送トラックの車番及び荷下し場所及び貨物の製品
    名及び貨物の型名及び貨物の数量及び貨物の重量及び貨
    物の容積とからなる情報であることを特徴とする請求項
    10乃至請求項12の何れか一に記載の輸送業務実績情
    報提供システム。
  14. 【請求項14】前記輸送業務実績情報は、少なくとも前
    記製品出荷実績情報に基づいた荷積み日及び輸送トラッ
    クの車番及び荷下し場所及び貨物の製品名及び貨物の型
    名及び貨物の数量及び貨物の重量及び貨物の容積及び前
    記落札実績情報に基づいた輸送コスト実績情報及び前記
    運行管理情報に基づいた輸送品質実績情報の何れかを基
    準として整理された情報であることを特徴とする請求項
    10乃至請求項13の何れか一に記載の輸送業務実績情
    報提供システム。
  15. 【請求項15】前記輸送品質実績情報は、輸送業者端末
    または輸送トラックに備えられた車載端末から前記通信
    手段を用いて受信する少なくとも貨物の製品名及び貨物
    の型名毎の貨物安全数量及び破損数量及び欠品数量から
    なるリアルタイムな貨物安全情報と、貨物の製品名及び
    貨物の型名毎の荷積み納期不可及び荷下し納期不可から
    なるリアルタイムな貨物納期情報であることを特徴とす
    る請求項10乃至請求項14の何れか一に記載の輸送業
    務実績情報提供システム。
  16. 【請求項16】前記輸送コスト実績情報は、前記落札手
    段によって得られた日毎及び輸送トラック毎の運賃情報
    であることを特徴とする請求項10乃至請求項15の何
    れか一に記載の輸送業務実績情報提供システム。
  17. 【請求項17】前記製品出荷実績情報及び前記落札実績
    情報及び前記運行管理情報及び前記輸送業務評価情報及
    び輸送業務実績情報の少なくとも何れか一を格納するデ
    ータベースが設けられたことを特徴とする請求項1乃至
    請求項7の何れか一に記載の輸送業務実績情報提供シス
    テム。
  18. 【請求項18】前記製品出荷実績情報及び前記落札実績
    情報及び前記運行管理情報及び前記輸送業務評価情報及
    び輸送業務実績情報の少なくとも何れか一をバックアッ
    プするバックアップ装置が設けられたことを特徴とする
    請求項10乃至請求項17の何れか一に記載の輸送業務
    実績情報提供システム。
  19. 【請求項19】一以上の荷主が輸送対象の輸送業務の発
    注を行う一以上の荷主端末と、前記輸送業務の受注を行
    う一以上の輸送業者端末と、前記荷主端末と輸送業者端
    末との間の輸送業務の取引代行及び情報の送受信を行う
    輸送業務取引代行サーバとがネットワークによって相互
    に接続されており、前記輸送業務取引代行サーバに設け
    られ、前記荷主端末と輸送業者端末との間の輸送業務の
    取引代行及び情報の送受信を行う通信手段によって前記
    荷主端末から送信された出品情報に対して入札された前
    記輸送業者の入札情報に基づいて前記輸送業務取引代行
    サーバに設けられた落札手段が落札業者を選定し、前記
    輸送業務取引代行サーバに設けられた運行管理手段が輸
    送トラックに備えられた一以上の車載端末及び輸送業者
    端末から得た運行管理情報を作成し、係る運行管理情報
    に基づいて前記輸送業務取引代行サーバに設けられた輸
    送業務評価手段が輸送業務評価情報を作成し、少なくと
    も荷主端末から受信した製品出荷実績情報及び前記輸送
    業務評価情報及び前記落札実績情報及び前記運行管理情
    報に基づいて前記輸送業務取引代行サーバに設けられた
    輸送業務実績分析手段が輸送業務実績情報を作成するこ
    とを特徴とする輸送業務実績情報の提供方法。
  20. 【請求項20】前記通信手段が前記製品出荷実績情報を
    前記荷主端末から受信し、輸送業務実績情報を前記荷主
    端末に送信することを特徴とする請求項19に記載の輸
    送業務実績情報の提供方法。
  21. 【請求項21】前記輸送業務実績分析手段が、前記製品
    出荷実績情報及び前記落札実績情報及び前記運行管理情
    報及び前記輸送業務評価情報の少なくとも何れかを分析
    すると共に所定のカテゴリー毎に分類して輸送業務実績
    情報を作成することを特徴とする請求項19又は請求項
    20に記載の輸送業務実績情報の提供方法。
  22. 【請求項22】前記製品出荷実績情報が、輸送トラック
    単位の製品の積載内容情報であり、少なくとも荷積み日
    及び輸送トラックの車番及び荷下し場所及び貨物の製品
    名及び貨物の型名及び貨物の数量及び貨物の重量及び貨
    物の容積とからなる情報であることを特徴とする請求項
    19乃至請求項21の何れか一に記載の輸送業務実績情
    報の提供方法。
  23. 【請求項23】前記輸送業務実績情報は、少なくとも前
    記製品出荷実績情報に基づいた荷積み日及び輸送トラッ
    クの車番及び荷下し場所及び貨物の製品名及び貨物の型
    名及び貨物の数量及び貨物の重量及び貨物の容積及び前
    記落札実績情報に基づいた輸送コスト実績情報及び前記
    運行管理情報に基づいた輸送品質実績情報の何れかを基
    準として整理された情報であることを特徴とする請求項
    19乃至請求項22の何れか一に記載の輸送業務実績情
    報の提供方法。
  24. 【請求項24】前記輸送品質実績情報は、輸送業者端末
    または輸送トラックに備えられた車載端末から前記通信
    手段を用いて受信する少なくとも貨物の製品名及び貨物
    の型名毎の貨物安全数量及び破損数量及び欠品数量から
    なるリアルタイムな貨物安全情報と、貨物の製品名及び
    貨物の型名毎の荷積み納期不可及び荷下し納期不可から
    なるリアルタイムな貨物納期情報であることを特徴とす
    る請求項19乃至請求項23の何れか一に記載の輸送業
    務実績情報の提供方法。
  25. 【請求項25】前記輸送コスト実績情報は、前記落札手
    段によって得られた日毎及び輸送トラック毎の運賃情報
    であることを特徴とする請求項19乃至請求項24の何
    れか一に記載の輸送業務実績情報の提供方法。
  26. 【請求項26】前記輸送業務取引代行サーバに設けられ
    たデータベースに前記製品出荷実績情報及び前記落札実
    績情報及び前記運行管理情報及び前記輸送業務評価情報
    及び輸送業務実績情報の少なくとも何れか一を格納する
    ことを特徴とする請求項19乃至請求項25の何れか一
    に記載の輸送業務実績情報の提供方法。
  27. 【請求項27】前記輸送業務取引代行サーバに設けられ
    たバックアップ装置が前記製品出荷実績情報及び前記落
    札実績情報及び前記運行管理情報及び前記輸送業務評価
    情報及び輸送業務実績情報の少なくとも何れか一をバッ
    クアップすることを特徴とする請求項19乃至請求項2
    6の何れか一に記載の輸送業務実績情報の提供方法。
  28. 【請求項28】一以上の荷主が輸送対象の輸送業務の発
    注を行う一以上の荷主端末と、前記輸送業務の受注を行
    う一以上の輸送業者端末と、前記荷主端末と輸送業者端
    末との間の輸送業務の取引代行及び情報の送受信を行う
    輸送業務取引代行サーバとがネットワークによって相互
    に接続されており、前記輸送業務取引代行サーバに設け
    られ、前記荷主端末と輸送業者端末との間の輸送業務の
    取引代行及び情報の送受信を行う通信手段によって前記
    荷主端末から送信された出品情報に対して入札された前
    記輸送業者の入札情報に基づいて前記輸送業務取引代行
    サーバに設けられた落札手段が落札業者を選定し、前記
    輸送業務取引代行サーバに設けられた運行管理手段が輸
    送トラックに備えられた一以上の車載端末及び輸送業者
    端末から得た運行管理情報を作成し、係る運行管理情報
    に基づいて前記輸送業務取引代行サーバに設けられた輸
    送業務評価手段が輸送業務評価情報を作成し、少なくと
    も荷主端末から受信した製品出荷実績情報及び前記輸送
    業務評価情報及び前記落札実績情報及び前記運行管理情
    報に基づいて前記輸送業務取引代行サーバに設けられた
    輸送業務実績分析手段が輸送業務実績情報を作成するこ
    とを特徴とする輸送業務実績情報の提供方法をコンピュ
    ータに実行させるプログラムを記録した記録媒体。
  29. 【請求項29】前記通信手段が前記製品出荷実績情報を
    前記荷主端末から受信し、輸送業務実績情報を前記荷主
    端末に送信することを特徴とする請求項18に記載の輸
    送業務実績情報の提供方法をコンピュータに実行させる
    プログラムを記録した記録媒体。
  30. 【請求項30】前記輸送業務実績分析手段が、前記製品
    出荷実績情報及び前記落札実績情報及び前記運行管理情
    報及び前記輸送業務評価情報の少なくとも何れかを分析
    すると共に所定のカテゴリー毎に分類して輸送業務実績
    情報を作成することを特徴とする請求項28又は請求項
    29に記載の輸送業務実績情報の提供方法をコンピュー
    タに実行させるプログラムを記録した記録媒体。
  31. 【請求項31】前記製品出荷実績情報が、輸送トラック
    単位の製品の積載内容情報であり、少なくとも荷積み日
    及び輸送トラックの車番及び荷下し場所及び貨物の製品
    名及び貨物の型名及び貨物の数量及び貨物の重量及び貨
    物の容積とからなる情報であることを特徴とする請求項
    28乃至請求項30の何れか一に記載の輸送業務実績情
    報の提供方法をコンピュータに実行させるプログラムを
    記録した記録媒体。
  32. 【請求項32】前記輸送業務実績情報は、少なくとも前
    記製品出荷実績情報に基づいた荷積み日及び輸送トラッ
    クの車番及び荷下し場所及び貨物の製品名及び貨物の型
    名及び貨物の数量及び貨物の重量及び貨物の容積及び前
    記落札実績情報に基づいた輸送コスト実績情報及び前記
    運行管理情報に基づいた輸送品質実績情報の何れかを基
    準として整理された情報であることを特徴とする請求項
    28乃至請求項31の何れか一に記載の輸送業務実績情
    報の提供方法をコンピュータに実行させるプログラムを
    記録した記録媒体。
  33. 【請求項33】前記輸送品質実績情報は、輸送業者端末
    または輸送トラックに備えられた車載端末から前記通信
    手段を用いて受信する少なくとも貨物の製品名及び貨物
    の型名毎の貨物安全数量及び破損数量及び欠品数量から
    なるリアルタイムな貨物安全情報と、貨物の製品名及び
    貨物の型名毎の荷積み納期不可及び荷下し納期不可から
    なるリアルタイムな貨物納期情報であることを特徴とす
    る請求項28乃至請求項32の何れか一に記載の輸送業
    務実績情報の提供方法をコンピュータに実行させるプロ
    グラムを記録した記録媒体。
  34. 【請求項34】前記輸送コスト実績情報は、前記落札手
    段によって得られた日毎及び輸送トラック毎の運賃情報
    であることを特徴とする請求項28乃至請求項33の何
    れか一に記載の輸送業務実績情報の提供方法をコンピュ
    ータに実行させるプログラムを記録した記録媒体。
  35. 【請求項35】前記輸送業務取引代行サーバに設けられ
    たデータベースに前記製品出荷実績情報及び前記落札実
    績情報及び前記運行管理情報及び前記輸送業務評価情報
    及び輸送業務実績情報の少なくとも何れか一を格納する
    ことを特徴とする請求項28乃至請求項34の何れか一
    に記載の輸送業務実績情報の提供方法をコンピュータに
    実行させるプログラムを記録した記録媒体。
  36. 【請求項36】前記輸送業務取引代行サーバに設けられ
    たバックアップ装置が前記製品出荷実績情報及び前記落
    札実績情報及び前記運行管理情報及び前記輸送業務評価
    情報及び輸送業務実績情報の少なくとも何れか一をバッ
    クアップすることを特徴とする請求項28乃至請求項3
    5の何れか一に記載の輸送業務実績情報の提供方法をコ
    ンピュータに実行させるプログラムを記録した記録媒
    体。
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