JP2002157268A - 商品情報通知方法および商品情報通知システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 商品の付加情報をユーザ毎に変化させて効果
的なプレゼンテーションを行うことを可能とした商品情
報通知方法および商品情報通知システムを提供する。 【解決手段】 各商品の基本情報を格納する商品情報デ
ータベース１からユーザが参照しようとしている商品群
の基本情報を選択して商品情報提供手段２によりユーザ
に提供するとともに、プロフィール情報取得手段４によ
って取得したユーザのプロフィール情報に基づいて、表
示条件処理部５が付加情報データベース３から対応する
付加情報を選択して付加情報提供手段６によりユーザに
提供する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、商品情報を参照し
ようとする各ユーザに対して、効果的なプレゼンテーシ
ョンを可能とする商品情報通知方法および商品情報通知
システムを提供する。

【０００２】

【従来の技術】店舗における商品販売では、季節の変わ
り目において展示商品を入れ替えた場合や新製品を入荷
した際には、商品を展示している棚にタグをつけること
で、客の目につきやすいようにする場合が多い。

【０００３】インターネットを通じて商品販売を行うオ
ンラインショッピングにおいても、商品一覧を表示する
一覧画面上に、新製品や割引率などを表示するタグを設
けることが行われている。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】店舗に展示されている
商品にタグをつける場合であっても、オンラインショッ
ピングで表示される商品にタグ表示を行う場合であって
も、その商品の付加情報を表示することはできるが、そ
の商品の情報を参照しようとしているユーザの条件に拘
わらず、同じ情報を表示している。

【０００５】このようなタグに表示されている商品の付
加情報が、その商品の情報を参照しようとしているユー
ザのプロフィール情報に基づいて変化させることができ
れば、各ユーザに応じた必要な情報を提供することが可
能となり、ユーザがこの付加情報を利用することで商品
への誤解をなくすことができ、有利な条件での買い物が
可能となる。商品を販売する側にとっては、各ユーザの
プロフィール情報に応じた効果的なプレゼンテーション
が可能となり、売上の増加を期待することができる。

【０００６】本発明は、商品の付加情報をユーザ毎に変
化させて効果的なプレゼンテーションを行うことを可能
とした商品情報通知方法および商品情報通知システムの
提供を目的とする。

【０００７】

【課題を解決するための手段】本発明に係る商品情報通
知方法は、各商品の基本情報を参照しようとしているユ
ーザのプロフィール情報を取得し、各商品の基本情報を
格納する商品情報データベースからユーザが参照しよう
としている商品群の基本情報を選択してユーザに提供す
るとともに、各商品の付加情報を格納する付加情報デー
タベースから、商品群中の商品についてユーザのプロフ
ィール情報に対応する付加情報を選択してユーザに提供
する。

【０００８】本発明に係る商品情報通知システムは、各
商品の基本情報を参照しようとしているユーザのプロフ
ィール情報を取得するプロフィール情報取得手段と、各
商品の基本情報を格納する商品情報データベースと、商
品情報データベース中からユーザが参照しようとしてい
る商品群の基本情報を提供する商品情報提供手段と、各
商品の付加情報を格納する付加情報データベースと、プ
ロフィール情報取得手段で取得したプロフィール情報に
基づいて付加情報データベース中の対応する付加情報を
選択する表示条件処理手段と、表示条件処理手段で選択
した付加情報をユーザに提供する付加情報提供手段とを
備えている。

【０００９】ここで、商品情報データベースを管理する
とともに、ＷＷＷブラウザを有するユーザ端末に対して
情報を提供するＷＷＷサーバを備える商品情報管理サー
バを有し、ＷＷＷサーバが商品情報提供手段および付加
情報提供手段を構成するようにできる。

【００１０】また、商品管理サーバと接続される付加情
報管理サーバが付加情報データベースを管理するととも
に表示条件処理手段を含む構成とすることができる。さ
らに、商品情報提供手段および付加情報提供手段は、ユ
ーザ端末のＷＷＷブラウザ上で動作する端末連携部を含
む構成とすることができる。

【００１１】

【発明の実施の形態】〔発明の概要〕本発明の概要構成
を図１に基づいて説明する。

【００１２】商品情報データベース１は、商品名、サイ
ズ、色、メーカ名などを含む各商品の基本情報を格納し
ている。商品情報提供手段２は、商品情報データベース
１内に格納されている各商品の基本情報から、ユーザが
参照しようとしている商品群の基本情報を提供するもの
である。

【００１３】付加情報データベース３は、各商品の付加
情報をユーザのプロフィール毎に区分して格納するもの
であり、例えば、新製品である旨、特定のユーザに対し
ての推奨品である旨、在庫数が少ない旨、割引率、これ
ら情報の表示方法などを格納する。

【００１４】プロフィール情報取得手段４は、ユーザの
プロフィール情報を取得するものであり、商品情報を参
照しようとしているユーザのプロフィール情報をプロフ
ィールデータベースから取得するように構成される。

【００１５】表示条件処理手段５は、プロフィール情報
取得手段４によって取得したユーザのプロフィール情報
に基づいて付加情報データベース３内の付加情報を選択
する。

【００１６】付加情報提供手段６は、表示条件処理手段
５によって選択された付加情報をユーザ側に提供するも
のである。プロフィール情報取得手段４は、プロフィー
ル情報を格納するユーザ端末またはプロフィールデータ
ベースから商品情報を参照しようとしているユーザのプ
ロフィール情報を取得する。ユーザが参照しようとして
いる商品の基本情報は、商品情報データベース１から適
宜選択されて商品情報提供手段２によりユーザに提供さ
れる。表示条件処理手段５は、プロフィール情報取得手
段４が取得したユーザのプロフィール情報に基づいて、
付加情報データベース３内の付加情報を選択し、付加情
報提供手段６を介してユーザに付加情報を提供する。

【００１７】商品情報提供手段２および付加情報提供手
段６は、商品を展示している店舗内の商品の近傍に設置
された表示手段で構成することが可能である。また、ユ
ーザが携行しているユーザ端末に設けられる表示手段を
用いて商品の基本情報や付加情報を表示させるような構
成にすることも可能である。

【００１８】インターネット上におけるオンラインショ
ッピングのウェブサイトを構成し、ユーザ端末との間で
インターネットでのデータの送受信を行って、各商品の
基本情報や付加情報を提供する構成とすることも可能で
ある。この場合、商品情報データベースを管理する商品
情報管理サーバ側にＷＷＷウェブサーバを搭載し、ユー
ザ端末側に搭載されたＷＷＷブラウザに対して各種情報
の提供を行うように構成できる。

【００１９】また、ユーザ端末側でプロフィール情報を
管理しておき、ユーザが商品情報管理サーバにアクセス
する毎にプロフィール情報を送信するように構成するこ
とができる。また、商品情報管理サーバ側でプロフィー
ル情報を管理する形態や商品情報管理サーバ以外の顧客
管理サーバでプロフィール情報を管理する形態などが考
えられる。

【００２０】商品情報管理サーバにより付加情報データ
ベースを管理する形態や商品情報管理サーバ以外の付加
情報管理サーバが付加情報データベースを管理する形態
が考えられる。

【００２１】このような各種の実施形態について以下に
詳述する。 〔第１実施形態〕本発明に係る商品情報通知システム
を、実際の商品を展示している店舗に適用した場合を第
１実施形態として図２に示す。

【００２２】店舗内には各種商品情報を管理するための
商品情報管理サーバ１００と、商品情報管理サーバ１０
０と接続され商品情報管理サーバ１００から送信されて
くる各種商品情報を表示するための商品情報表示部３０
０とを備えている。商品情報表示部３００は、無線通信
手段（図示せず）を備えており、ユーザが携行するユー
ザ端末２００からのプロフィール情報を受信することが
可能となっている。

【００２３】商品情報管理サーバ１００は、商品情報デ
ータベース１０１と付加情報データベース１０２とを管
理している。商品情報データベース１０１は、上述した
ように、商品名、サイズ、色、メーカ名などを含む各商
品の基本情報を格納している。この商品情報データベー
ス１０１内の基本情報は、データ入出力部１０３を介し
て商品情報表示部３００に送信される。

【００２４】付加情報データベース１０２は、ユーザの
プロフィール情報に対応する付加情報を格納しており、
たとえば、ユーザの性別、年代、職業などに応じて異な
る表示情報を備える構成とすることができる。

【００２５】商品情報管理サーバ１００は表示条件処理
部１０４を備えている。この表示条件処理部１０４は、
データ入出力部１０３からユーザのプロフィール情報を
受け取り、付加情報データベース１０２内に格納されて
いる付加情報からそのプロフィール情報に対応する付加
情報を選択し、データ入出力部１０３に送出する。

【００２６】データ入出力部１０３は、商品情報データ
ベース１０１に格納されている各商品の基本情報を商品
情報表示部３００に送信して基本情報表示部３０１に表
示させる。また、データ入出力部１０３は、商品情報表
示部３００からユーザのプロフィール情報を受信し表示
条件処理部１０４に送出するとともに、表示条件処理部
１０４からユーザのプロフィール情報に対応する付加情
報を受け取り、この付加情報を商品情報表示部３００に
送信して付加情報表示部３０２に表示させる。

【００２７】商品情報表示部３００は、展示されている
商品の近傍に設置される液晶表示装置やＣＲＴディスプ
レイ、その他の表示装置で構成することができる。商品
情報表示部３００は、商品の基本情報を表示するための
基本情報表示部３０１と付加情報を表示するための付加
情報表示部３０２とを備えており、１つの表示装置の表
示画面を分割して基本情報表示部３０１と付加情報表示
部３０２とを構成することが可能であり、それぞれ異な
る表示装置で構成することも可能であり、単一の表示装
置で表示の切替を行うことにより基本情報表示部３０１
と付加情報表示部３０２とを構成することも可能であ
る。

【００２８】商品表示部３００は、図示しない無線通信
手段を備えており、ユーザが携行するユーザ端末２００
から送信されるプロフィール情報を受信することが可能
となっている。

【００２９】ユーザ端末２００は、ＰＤＡ（Personal D
igital Assistants）と呼ばれる携帯型情報端末や携帯
電話を採用することが可能であり、EEPROMや電池により
バックアップされたRAMなどのメモリで構成されるプロ
フィール情報格納部２０１と、商品情報表示部３００に
データの送信が可能な無線送信部（図示せず）とを備え
ている。ユーザ端末２００のプロフィール情報格納部２
０１には、たとえば、性別、年齢、職業、家族構成、趣
味、その他ユーザのプロフィール情報がユーザにより適
宜入力されて格納されている。

【００３０】ユーザ端末２００として、店舗が顧客に個
別に発行するポイントカードなどの会員カードに発信機
能を持たせたものを利用することも可能である。この場
合、会員カードのメモリに顧客のプロフィール情報を記
憶させておき、発信機能により付加情報表示部３０２に
プロフィール情報を送信するように構成できる。

【００３１】商品情報表示部３００は、店舗内に展示さ
れている商品毎に設けられており、たとえば、図３に示
すように、商品Ａ、商品Ｂ、商品Ｃのそれぞれについて
商品情報表示部３００ａ、３００ｂ、３００ｃを設置す
ることができる。この場合、各商品情報表示部３００
ａ、３００ｂ、３００ｃにそれぞれ付加情報表示部３０
２ａ、３０２ｂ、３０２ｃと無線通信手段を備える構成
とする。ユーザが携行しているユーザ端末２００からは
プロフィール情報格納部２０１に格納されているプロフ
ィール情報が無線送信されており、ユーザが商品の前に
立つと商品情報表示部３００の無線通信手段によりこの
プロフィール情報が受信される。

【００３２】商品情報表示部３００で受信されたプロフ
ィール情報は、商品情報管理サーバ１００のデータ入出
力部１０３を介して表示条件処理部１０４に送信され
る。表示条件処理部１０４では、取得したプロフィール
情報に基づいて付加情報データベース１０２内から付加
情報を選択し、データ入出力部１０３を介して商品情報
表示部３００の付加情報表示部３０２に表示させる。

【００３３】図３に示すような構成とした場合、付加情
報データベース１０２内に格納される付加情報を、図４
のテーブルで示すような表示条件とすることができる。
ここでは、商品Ａ、商品Ｂ、商品Ｃのそれぞれについ
て、おすすめ条件１、おすすめ条件２、おすすめ条件３
を設定しておき、その商品の情報を参照しようとしてい
るユーザのプロフィール情報が各おすすめ条件と合致し
た場合に、「おすすめ」表示を行うように構成される。
たとえば、商品Ａの前に立ったユーザのプロフィール情
報が、年齢：１０〜１９、職業：学生、性別：女性の条
件に合致する場合には、商品情報管理サーバ１００から
「おすすめ」表示を行う旨の指示信号を送信する。この
ことにより、商品Ａの近傍に設置されている商品情報表
示部３００ａは、その付加情報表示部３０２ａに「おす
すめ」の文字を表示する。同様にして、商品Ｂの場合に
はユーザのプロフィール情報が、性別：女性、職業：事
務の条件に合致していれば「おすすめ」表示を行い、商
品Ｃの場合にはユーザのプロフィール情報が、年齢：２
０〜２９、職業：営業、性別：女性の条件に合致してい
れば「おすすめ」表示を行う。ここで、「おすすめ」表
示を行うに年齢、性別、職業を判別条件としており、ユ
ーザ端末２００のプロフィール情報格納部２０１に格納
されているプロフィール情報を、これに対応して図５に
示すようなテーブルで構成することができる。

【００３４】このような構成とすることにより、各ユー
ザのプロフィール情報に対応した付加情報の表示を行う
ことが可能となり、ユーザが容易に商品の選択を行うこ
とができる。また、店員が対応しなくてもユーザに付加
情報を効果的に伝えることができる。

【００３５】〔第２実施形態〕第１実施形態における商
品情報表示部３００を除去し、その代わりとしてユーザ
端末２００に商品情報表示部２０２を設ける構成とする
ことができる。この第２実施形態の構成を図６に示す。

【００３６】図６に示すように、商品情報管理サーバ１
００は第１実施形態の場合の商品情報管理サーバ１００
と略同様の構成である。第１実施形態と異なる点は、デ
ータ入出力部１０３が、各商品の近傍に設けられたデー
タ送受信部３０３と接続されていることである、データ
送受信部３０３は、ユーザ端末２００側から送信される
プロフィール情報を受信し、各商品の基本情報や付加情
報をユーザ端末２００側に送信する。

【００３７】ユーザ端末２００には、各種メモリで構成
されるプロフィール情報格納部２０１と、商品情報管理
サーバ１００のデータ送受信部３０３との間でデータの
送受信が可能な無線送受信部２０５とを備えている。

【００３８】ユーザ端末２００の商品情報表示部２０２
には、基本情報表示部２０３と付加情報表示部２０４と
を備えている。この商品情報表示部２０２は、液晶表示
装置やＬＥＤなどで構成することが可能であり、１つの
表示装置の表示画面を基本情報表示部２０３と付加情報
表示部２０４とに分割した構成、それぞれ異なる表示装
置による構成、単一の表示装置で表示の切替を行う構成
とすることが可能である。

【００３９】この第２実施形態では、第１実施形態と同
様にして、ユーザ端末２００の無線送受信部２０５から
送信されるユーザのプロフィール情報を、データ送受信
部３０３で受信する。データ送受信部３０３で受信され
たプロフィール情報は、受信したデータ送受信部３０３
に対応する商品識別とともにデータ入出力部１０３を介
して表示条件処理部１０４に入力される。

【００４０】表示条件処理部１０４では、送信されてき
た商品識別に対応する商品の基本情報および入力される
プロフィール情報に基づいて選択した付加情報をデータ
入出力部１０３およびデータ送受信部３０３を介してユ
ーザ端末２００側に送信する。

【００４１】ユーザ端末２００では、送信されてきた商
品情報のうち基本情報を商品情報表示部２０２の基本情
報表示部２０３に表示し、付加情報を付加情報表示部２
０４に表示する。

【００４２】このことにより、ユーザは手元にあるユー
ザ端末の商品情報表示部２０２を確認することで、容易
にその商品の基本情報や付加情報を確認することがで
き、商品の選択が容易になる。また、ユーザのプロフィ
ール情報により異なる付加情報を表示する場合、そのユ
ーザにのみ付加情報の提供を行うことができる。たとえ
ば、ユーザにより割引率が異なるように設定する場合に
は、このような割引率を他のユーザに知られることな
く、そのユーザにだけ割引情報を知らせるように構成で
きる。

【００４３】なお、基本情報表示部２０３は、ユーザ端
末２００から省略し、データ送受信部３０３とともに商
品の近傍に設置するように構成することも可能である。 〔第３実施形態〕本発明の第３実施形態について図７に
示す構成図に基づいて説明する。

【００４４】この第３実施形態では、商品情報管理サー
バ１００とユーザ端末２００とがネットワークを介して
接続される場合であって、いわゆるオンラインショッピ
ングが実現される形態を例示している。

【００４５】商品情報管理サーバ１００は、商品情報デ
ータベース１０１よおび付加情報データベース１０２を
管理しており、付加情報データベース１０２からユーザ
のプロフィール情報に対応する付加情報を選択する表示
条件処理部１０４と、各種情報をユーザ端末２００側に
提供するためのＷＷＷサーバ１１１とを備えている。

【００４６】このＷＷＷサーバ１１１は、HTTPプロトコ
ルによるネットワークを介した情報の要求があった場合
に、要求された情報を要求したユーザ端末２００に提供
するように構成される。また、ＷＷＷサーバ１１１はユ
ーザ端末２００からの要求に応じて商品情報データベー
ス１０１中の商品の基本情報を構成するページデータ
（たとえばHTML形式で記述される文書）を送出するとと
もに、このページデータに付加情報を埋め込む機能を備
えている。この付加情報を埋め込む処理は、CGI（Commo
n Gateway Interface）などの仕組みを用いて実現する
ことが可能である。

【００４７】表示条件処理部１０４は、ユーザ端末２０
０から受信するプロフィール情報と、付加情報データベ
ース１０２とを照合して、その結果最適な付加情報を選
択するものである。ここでは、第１実施形態の場合と同
様に、商品のおすすめ対象となる性別、年齢、職業など
を各商品毎に付加情報データベース１０２に登録してお
き、プロフィール情報との照合により付加情報を決定す
るように構成することができる。

【００４８】ユーザ端末２００は、インターネット接続
が可能なパーソナルコンピュータで構成することが可能
であり、ユーザのプロフィール情報を格納するプロフィ
ールデータベース２０１と、ＷＷＷサーバ１１１から提
供される情報を閲覧するためのＷＷＷブラウザ２１１と
を備えている。

【００４９】ユーザがユーザ端末２００からＷＷＷブラ
ウザ２１１を利用して商品情報管理サーバ１００に接続
する場合、ユーザはＷＷＷブラウザ２１１に商品情報管
理サーバ１００のアドレス（URL）を入力してＷＷＷサ
ーバ１１１へのアクセスを行う。このとき、アドレスに
続けてプロフィールデータベース２０１に格納されてい
るユーザのプロフィール情報を商品情報管理サーバ１０
０側に通知する。

【００５０】商品情報管理サーバ１００側では、ユーザ
が要求した商品情報が格納されている商品情報データベ
ース１０１から情報を取得するとともに、ユーザのプロ
フィール情報を表示条件処理部１０４にわたす。

【００５１】表示条件処理部１０４では、付加情報デー
タベース１０２とユーザのプロフィール情報とを照合し
て、商品毎にプロフィール情報に沿った付加情報を抽出
する。ここで、抽出された付加情報は、ＷＷＷサーバ１
１１により商品のページデータに埋め込まれ、ユーザ端
末２００のＷＷＷブラウザ２１１上に表示される際に
は、アイコンなどの視覚的に見分けやすいものとなるよ
うに構成される。

【００５２】ユーザ端末２００のＷＷＷブラウザ２１１
上に表示される画面の構成例を図８に示す。ここでは、
商品情報を表示する商品情報画面５００上に、各商品の
写真情報が写真表示部５０１ａ、５０１ｂ・・・に表示
され、その右側の商品説明部５０２ａ、５０２ｂ・・・
に各商品の説明が表示される。このような写真表示部５
０１および商品説明部５０２に表示される情報は、商品
情報データベース１０１から抽出された基本情報であ
る。

【００５３】商品情報画面５００の右端部には、付加情
報表示部５０３ａ、・・・５０３ｄが設けられている。
この付加情報表示部５０３には、参照するユーザのプロ
フィール情報に応じて商品情報管理サーバ１００から送
信されてきた対応する商品の付加情報が表示されるもの
であり、前述したように、視覚的に見分けやすいような
アイコンなどで表示することができる。図８に示すもの
では、付加情報表示部５０３ａ，５０３ｄには「おすす
め」の表示を行い、付加情報表示部５０３ｃには「在庫
わずか」の表示を行っている。

【００５４】付加情報表示部５０３の表示は、ユーザの
プロフィール情報により異なる表示を行うものであり、
プロフィール情報の変更があった場合にはこれに伴って
更新されることとなる。したがって、ユーザ端末２００
側からプロフィール情報の変更が入力された場合には、
商品情報管理サーバ１００からそれに応じた付加情報が
送信され、ＷＷＷブラウザ２１１上で表示されている付
加情報の表示が更新される。

【００５５】また、付加情報データベース１０２に変更
があった場合には、これに応じてＷＷＷブラウザ２１１
上に表示される付加情報が変更されることとなる。オン
ラインショッピングの店舗経営者は、実際に商品を購入
したユーザのプロフィール情報を参考にして、付加情報
データベース１０２を修正することにより、商品情報デ
ータベース１０１を更新することなく、おすすめ情報な
どのユーザが商品を選択する上で手がかりとなる有用な
情報を更新することが可能となる。

【００５６】〔第４実施形態〕本発明の第４実施形態の
構成を図９に示す。この第４実施形態では、第３実施形
態と同様に、商品情報管理サーバ１００とユーザ端末２
００とがネットワークを介して接続されており、さらに
付加情報データベース４０１およびプロフィールデータ
ベース４０２を管理する付加情報管理サーバ４００がネ
ットワークを介して接続されている。

【００５７】商品情報管理サーバ１００は、商品情報デ
ータベース１０１、ＷＷＷサーバ１１１よおび表示情報
取得部１１２を備えている。商品情報データベース１０
１は、前述の実施形態と同様に、各商品の基本情報を格
納するものである。ＷＷＷサーバ１１１は、ユーザ端末
２００からの要求に応じて各種情報をユーザ端末側に提
供するものであって、第３実施形態と同様に、商品情報
データベース１０１に格納されている商品の基本情報を
提供するとともに、ユーザのプロフィール情報に対応す
る付加情報を商品の基本情報を示すページデータに埋め
込んでユーザ側に提供するように構成されている。表示
情報取得部１１２は、ユーザ端末２００側から送信され
てくるユーザの識別情報を取得し、このユーザの識別情
報を付加情報管理サーバ４００に送出して、付加情報管
理サーバ４００から送信されてくる付加情報に基づいて
表示情報を取得する。

【００５８】ユーザ端末２００は、ＷＷＷブラウザ２１
１を備えており、ＷＷＷサーバ１１１から提供される各
種情報を閲覧可能となっている。付加情報管理サーバ４
００は、付加情報データベース４０１とプロフィールデ
ータベース４０２とを管理しており、ユーザのプロフィ
ール情報に基づいて付加情報を選択する表示条件処理部
４０３を含んでいる。表示条件処理部４０３は、商品情
報管理サーバ１００から送信されてくるユーザの識別情
報に基づいて、プロフィールデータベース４０２内のプ
ロフィール情報を検索し、該当するユーザのプロフィー
ル情報を取得する。表示条件処理部４０３では、さら
に、このプロフィール情報に基づいて付加情報データベ
ース４０１から対応する付加情報を選択し、商品情報管
理サーバ１００の表示情報取得部１１２に送出する。

【００５９】この第４実施形態では、商品情報管理サー
バ１００において付加情報の決定を行っておらず、付加
情報データベース４０１およびプロフィールデータベー
ス４０２を管理する付加情報管理サーバ４００において
付加情報を決定している。したがって、商品情報管理サ
ーバ１００では、ユーザ端末２００からの商品情報の要
求があった場合には、表示情報取得部１１２により付加
情報管理サーバ４００の表示条件処理部４０３に問い合
わせを行う。

【００６０】この実施形態では、ユーザが予め自分のプ
ロフィール情報を付加情報管理サーバ４００に登録して
いることが前提となる。ただし、未登録のユーザからの
アクセスがあった場合に、商品情報管理サーバ１００の
ＷＷＷサーバ１１１がCGIなどに機能により、付加情報
管理サーバ４００への登録を行わせるように構成するこ
とも可能である。

【００６１】ユーザがユーザ端末２００から商品情報管
理サーバ１００へのアクセスを行う場合には、ＷＷＷブ
ラウザ２１１にＷＷＷサーバ１１１のアドレス（URL）
を入力する。このとき、ユーザ端末２００からは、ユー
ザ名やユーザＩＤなどのユーザ識別情報が商品情報管理
サーバ１００側に送出される。

【００６２】商品情報管理サーバ１００では、ユーザ端
末２００から要求のあった商品の基本情報を、商品情報
データベース１０１から取得するとともに、表示情報取
得部１１２を介してユーザの識別情報と参照しようとし
ている商品の識別情報とを付加情報管理サーバ４００側
に送信する。

【００６３】付加情報管理サーバ４００の表示条件処理
部４０３は、商品情報管理サーバ１００から受け取った
ユーザの識別情報に基づいてプロフィールデータベース
４０２から対応するユーザのプロフィール情報を取得
し、商品の識別情報に基づいて付加情報データベース４
０１から対応する付加情報を取得して、これらを照合し
て表示させる付加情報を決定する。表示条件処理部４０
３は、この決定した付加情報を商品情報管理サーバ１０
０の表示情報取得部１１２に送出する。

【００６４】商品情報管理サーバ１００は、表示情報取
得部１１２が受信した付加情報に基づいて、ＷＷＷサー
バ１１１が商品情報中にこの付加情報を埋め込んで要求
のあったユーザ端末２００に提供する。

【００６５】このように構成した場合には、ユーザのプ
ロフィール情報が、商品情報管理サーバ１００やユーザ
端末２００とは異なる別のコンピュータで管理されるた
め、個人的な情報が直接店舗側に伝わらないため、ユー
ザが安心してこのシステムを利用することができる。ユ
ーザのプロフィール情報として、商品を送付する住所や
決済に必要なクレジット番号などを管理し、このサーバ
を運営する別の組織が商品の配送を行うように構成すれ
ば、ユーザを特定するような情報が店舗側に漏れること
がなく、店舗側からのダイレクトメールやセールスなど
を受けることを防止することができる。

【００６６】また、店舗側では、商品情報管理サーバ１
００内の商品情報データベース１０１を管理するだけと
なり、付加情報データベースの更新、付加情報の条件設
定および付加情報を表示するための画面設定などを、付
加情報管理サーバ４００の管理者に任せることで、煩雑
な作業を行う必要がなくなる。

【００６７】〔第５実施形態〕本発明の第５実施形態の
構成を図１０に示す。この第５実施形態では、付加情報
データベース１０２と表示条件処理部１０４を、第３実
施形態と同様に商品情報管理サーバ１００側に設けてお
り、付加情報管理サーバ４００の代わりにプロフィール
データベース４０２を管理する顧客管理サーバ４１０を
備える構成としている。

【００６８】商品情報管理サーバ１００には、さらにプ
ロフィール情報取得部１１３が設けられている。このプ
ロフィール情報取得部１１３は、ユーザ端末２００側か
ら送信されてくるユーザの識別情報を顧客管理サーバ４
００に送出し、このユーザの識別情報に対応するプロフ
ィール情報を顧客管理サーバ４００から受信して表示条
件処理部１０４にわたすように構成されている。

【００６９】この第５実施形態の場合、第４実施形態と
同様に、ユーザはＷＷＷブラウザ２１１を介してユーザ
名やユーザＩＤなどの識別情報を送信するだけで、商品
情報管理サーバ１００が管理する各商品の基本情報とユ
ーザのプロフィール情報に沿った付加情報を得ることが
でき、商品の選択を容易に行うことが可能となる。プロ
フィール情報は、商品情報管理サーバ１００とは異なる
別のコンピュータで管理されており、オンラインショッ
ピングの店舗管理者にユーザの個人情報が漏れる心配が
なく、安心してこのシステムを利用することができる。

【００７０】〔第６実施形態〕本発明の第６実施形態の
構成を図１１に示す。この第６実施形態では、商品情報
管理サーバ１００が商品情報データベース１０１とプロ
フィールデータベース１１４を管理しており、ネットワ
ークを介して商品情報管理サーバ１００に接続される付
加情報管理サーバ４００が付加情報データベース４０１
を管理している。

【００７１】商品情報管理サーバ１００には、表示情報
取得部１１２が設けられている。この表示情報取得部１
１２は、ユーザ端末２００から送信されてくるユーザの
識別情報に基づいてプロフィールデータベース１１４を
検索し、対応するプロフィール情報を付加情報管理サー
バ４００に送信し、付加情報管理サーバ４００から送信
されてくる付加情報により表示情報を取得するものであ
る。

【００７２】付加情報管理サーバ４００には、表示条件
処理部４０３が設けられており、商品情報管理サーバ１
００から送信されてくるプロフィール情報に基づいて、
付加情報データ４０１内から対応する付加情報を選択
し、商品情報管理サーバ１００の表示情報取得部１１２
に送出する。

【００７３】このようにした第６実施形態の場合、第４
実施形態、第５実施形態と同様に、ユーザはＷＷＷブラ
ウザ２１１を介してユーザ名やユーザＩＤなどの識別情
報を送信するだけで、商品情報管理サーバ１００が管理
する各商品の基本情報とユーザのプロフィール情報に沿
った付加情報を得ることができ、商品の選択を容易に行
うことが可能となる。

【００７４】商品情報管理サーバ１００の管理者側で
は、付加情報データベース４０１のメンテナンスを行う
必要がなく、煩雑な作業を省略することができる。 〔第７実施形態〕プロフィールデータベースに格納され
ているユーザのプロフィール情報に基づいて付加情報デ
ータベースから付加情報の選択を行う際に、そのプロフ
ィール情報内に選択を行うための条件項目が登録されて
いないような場合には、ユーザ端末に対して登録されて
いない項目の入力要求を行うように構成できる。第４実
施形態のように付加情報データベース４０１およびプロ
フィールデータベース４０２を付加情報管理サーバ４０
０で管理しているシステムに適用した場合の構成を図１
２に示す。

【００７５】この第７実施形態では、図９に示す構成に
加えて、付加情報管理サーバ４００内に不足情報問い合
わせ部４２１を設けた構成となっている。この第７実施
形態において、付加情報管理サーバ４００の表示条件処
理部４０３は、商品情報管理サーバ１００から受け取っ
たユーザの識別情報に基づいてプロフィールデータベー
ス４０２から対応するプロフィール情報を検索する。ま
た、表示条件処理部４０３は、商品情報管理サーバ１０
０から受け取った商品の識別情報に基づいて付加情報デ
ータベース４０１から付加情報を検索する。この各デー
タベースから抽出された付加情報とプロフィール情報を
照合する際に、プロフィール情報内に登録されていない
情報が存在する場合に、不足情報問い合わせ部４２１か
らこの旨の通知を行う。

【００７６】不足情報問い合わせ部４２１からの通知
は、商品情報管理サーバ１００に送信され、ＷＷＷサー
バ１１１を介してユーザ端末２００のＷＷＷブラウザ２
１１上に表示されるように構成できる。たとえば、ユー
ザのプロフィール情報中の職業のデータにより、ユーザ
が参照しようとしている商品の付加情報が表示されるよ
うに設定されているときに、このユーザのプロフィール
情報中に職業のデータが登録されていない場合、図１３
に示すような不足情報問い合わせ画面５１０をＷＷＷブ
ラウザ２１１上に表示させることができる。不足情報問
い合わせ画面５１０は、不足情報を示す不足情報通知部
５１１、ユーザにより不足情報を入力するための情報入
力部５１２、入力した情報を送信するための登録ボタン
５１３、入力した情報をキャンセルするためのキャンセ
ルボタン５１４などを備えている。

【００７７】ユーザ端末２００に表示された不足情報問
い合わせ画面５１０を介して、ユーザからの情報の入力
があった場合には、付加情報管理サーバ４００の表示条
件処理部４０３に送信される。表示条件処理部４０３
は、プロフィールデータベース４０２内の情報を更新す
るとともに、新たなプロフィール情報に基づいて付加情
報データベース４０１内の付加情報を選択し、表示情報
取得部１１２に付加情報を送出する。この付加情報は、
商品情報管理サーバ１００のＷＷＷサーバ１１１を介し
てユーザ端末２００のＷＷＷブラウザ２１１上で表示さ
れる。

【００７８】プロフィール情報中に登録されていない項
目が多数存在する場合、ユーザに対する問い合わせを一
度に行うことも可能であるが、１項目ずつ、もしくは数
項目毎に時間をおいて問い合わせを行うことが好まし
い。これは、多くの情報を一度に問われることを嫌うユ
ーザが多く、多数の事項について問い合わせを行った時
点で接続を絶たれるおそれがあることに基づく。したが
って、ユーザのプロフィール情報を最初に登録する際
に、数項目の情報の入力をさせ、その後徐々に不足情報
の問い合わせを行うことで、プロフィール情報の充実を
図ることが可能となる。また、付加情報データベース４
０１に登録される表示条件により、店舗側からプロフィ
ール情報としてユーザに登録して欲しい情報を制御する
ことが可能である。

【００７９】〔第８実施形態〕本発明の第８実施形態の
構成を図１４に示す。この第８実施形態では、図９で示
す第４実施形態の構成に加えて、付加情報管理サーバ４
００内に顧客端末連携部４２２を設けている。この顧客
端末連携部４２２は、ユーザ端末２００との間で通信を
行ってユーザ端末２００のＷＷＷブラウザ２０１と連携
動作するように構成される。

【００８０】商品情報管理サーバ１００には表示部品処
理部１１５が設けられている。この表示部品処理部１１
５は、ユーザ端末２００から付加情報管理サーバ４００
の顧客端末連携部４２２との間で通信を行って直接付加
情報を取得しＷＷＷブラウザ２０１上でこの付加情報を
表示するための表示部品を作成するものである。この表
示部品は、JavaやActiveXなどのアプレットとして、Ｗ
ＷＷサーバ１１１が商品情報の中に埋め込んで、ユーザ
端末２００のＷＷＷブラウザ２０１に通知する。

【００８１】ユーザは、自分のプロフィール情報を予め
付加情報管理サーバ４００内のプロフィールデータベー
ス４０２に登録しておく。ユーザが、ユーザ端末２００
からＷＷＷブラウザ２０１を利用して、商品情報管理サ
ーバ１００に接続する場合、ＷＷＷサーバ１１１のアド
レス（URL）を入力し、商品情報の要求を行う。このと
き、同時に、ユーザ端末２００はユーザ名やユーザＩＤ
などのユーザ識別情報を商品情報管理サーバ１００側に
送出する。

【００８２】ＷＷＷサーバ１１１では、要求された商品
情報を格納する商品情報データベース１０１内から商品
の基本情報を取得するとともに、表示部品処理部１１５
によりユーザ識別情報と商品識別情報とが付与された付
加情報表示部品の作成を行わせる。ＷＷＷサーバ１１１
では、商品情報データベース１０１から取得した商品情
報に、表示部品処理部１１５で作成されたJavaアプレッ
トなどで構成される付加情報表示部品を埋め込んでユー
ザ端末２００側に送信する。

【００８３】ユーザ端末２００のＷＷＷブラウザ２０１
上には、送信されてきた商品情報を表示する。これと同
時に、付加情報表示部品が付加情報管理サーバ４００の
顧客端末連携部４２２との間で通信を行い、表示部品に
付与されているユーザ識別情報と商品識別情報に基づい
て表示条件処理部４０３が選択した付加情報を付加情報
管理サーバ４００から受信してＷＷＷブラウザ２０１上
の表示を変化させる。

【００８４】たとえば、図１５に示すように、ＷＷＷブ
ラウザ２０１上に表示される商品情報画面５２０を構成
した場合、各商品の写真情報が写真表示部５０１ａ、５
０１ｂ・・・に表示され、その右側の商品説明部５０２
ａ、５０２ｂ・・・に各商品の説明が表示される。この
ような写真表示部５０１および商品説明部５０２に表示
される情報は、商品情報データベース１０１から抽出さ
れた基本情報であり、ＷＷＷサーバ１１１から送信され
てくる情報である。

【００８５】商品情報画面５２０の右端部には、付加情
報表示部品が埋め込まれた表示部品埋込部５２１ａ〜５
２１ｄが設けられている。この表示部品埋込部５２１ａ
〜５２１ｄは、付加情報管理部４００の顧客端末連携部
４２２と通信しながらリアルタイムに動作するプログラ
ムが埋め込まれており、ユーザがプロフィール情報の一
部を変更したり、店舗側で商品の付加情報に対する条件
を変更した場合、直ちに結果が反映されて付加情報の表
示が更新されるように構成されている。

【００８６】このような構成とした場合には、ユーザが
自分のプロフィール情報を多少変化させて実際のプロフ
ィール情報とは異なる条件での付加情報を簡単に入手す
ることができ、商品選択時における情報の幅が広くでき
る。また、人気商品などの在庫数をリアルタイムに表示
させることが可能となり、ユーザが購買時期の目安とす
ることができる。

【００８７】また、商品情報としてその商品に対するコ
メントを登録しておき、表示部品埋込部５２１上にマウ
スカーソルが位置した際に、追加情報を表示するように
構成することもできる。たとえば、図１６に示すよう
に、表示部品埋込部５２１ａ上にマウスカーソルが位置
したとき、新たに追加情報ウィンドウ５２３ａを立ち上
げて、登録されたコメントなどの追加情報を表示するよ
うに構成する。このように、付加情報をある条件となる
まで表示せずにおくことで、商品紹介のレイアウトがす
っきりした印象となり、ＷＷＷブラウザ２０１上におい
て商品情報を見やすくすることができる。

【００８８】〔第９実施形態〕本発明の第９実施形態の
構成を図１７に示す。この第９実施形態では、図１４で
示す第８実施形態の構成のうち、付加情報管理サーバ４
００の顧客端末連携部４２２に代えてコメント入力連携
部４３１を設けている。このコメント入力連携部４２２
は、ユーザ端末２００との間で通信を行ってユーザ端末
２００のＷＷＷブラウザ２０１上にコメント情報を表示
するとともに、ＷＷＷブラウザ２０１からの新たなコメ
ント入力を受け付けるように構成される。受け付けたコ
メント入力は、コメント入力連携部４３１を介して商品
コメントデータベース４３２に蓄積されるように構成さ
れている。

【００８９】商品情報管理サーバ１００には、第８実施
形態と同様の表示部品処理部１１５が設けられている。
この表示部品処理部１１５は、ユーザ端末２００から付
加情報管理サーバ４００のコメント入力連携部４３１と
の間で通信を行って、ＷＷＷブラウザ２０１上にコメン
ト情報を表示するとともにＷＷＷブラウザ２０１上で新
たなコメント情報の受付を行うための表示部品を作成す
るものである。この表示部品は、JavaやActiveXなどの
アプレットとして、ＷＷＷサーバ１１１が商品情報の中
に埋め込んで、ユーザ端末２００のＷＷＷブラウザ２０
１に送信する。

【００９０】ユーザ端末２００のＷＷＷブラウザ２０１
上での商品情報画面の一例を図１８に示す。商品情報画
面５３０には、各商品の写真情報を表示する写真表示部
５０１ａ、５０１ｂ・・・と、その右側に各商品の説明
を表示する商品説明部５０２ａ、５０２ｂ・・・とが設
けられている。このような写真表示部５０１および商品
説明部５０２に表示される情報は、商品情報データベー
ス１０１から抽出された基本情報であり、ＷＷＷサーバ
１１１から送信されてくる情報である。

【００９１】商品情報画面５３０の右端部には、コメン
ト入力連携用の表示部品が埋め込まれた表示部品埋込部
５３１ａ〜５３１ｄが設けられている。この表示部品埋
込部５３１ａ〜５３１ｄは、付加情報管理部４００のコ
メント入力連携部４３１と通信しながらリアルタイムに
動作するプログラムが埋め込まれている。

【００９２】ユーザが、ユーザ端末２００からＷＷＷブ
ラウザ２０１を利用して、商品情報管理サーバ１００に
接続する場合、ＷＷＷサーバ１１１のアドレス（URL）
を入力し、商品情報の要求を行う。このとき、同時に、
ユーザ端末２００はユーザ名やユーザＩＤなどのユーザ
識別情報を商品情報管理サーバ１００側に送出する。

【００９３】ＷＷＷサーバ１１１では、要求された商品
情報を格納する商品情報データベース１０１内から商品
の基本情報を取得するとともに、表示部品処理部１１５
で用意しているコメント入力連携用の表示部品を取得す
る。ＷＷＷサーバ１１１では、商品情報データベース１
０１から取得した商品情報に、表示部品処理部１１５で
用意されているJavaアプレットなどで構成される表示部
品を埋め込んでユーザ端末２００側に送信する。

【００９４】ユーザ端末２００のＷＷＷブラウザ２０１
上には、送信されてきた商品情報を表示する。これと同
時に、表示部品埋込部５３１ａ〜５３１ｄに、付加情報
管理サーバ４００のコメント入力連携部４３１との間で
通信を行うコメント入力用のアプレットのアイコンを表
示する。たとえば、表示部品埋込部５３１ａをクリック
することにより、新たにコメント表示用ウィンドウ５３
２ａを立ち上げ、５３３ａに商品コメントデータベース
４３２に蓄積されているコメント情報を表示し、新規コ
メント入力部５３４ａへのコメント入力を受け付ける。

【００９５】このように構成することにより、この商品
に興味を持ったユーザからのコメント情報や店員により
入力されたコメント情報などを参照しながら商品の選択
することが可能となり、またユーザからのコメントを受
け付けることにより、ユーザに対するサービスを向上す
ることができる。

【００９６】商品コメントデータベース４３２は、商品
毎にデータベースを独立させるとコメント情報数が増え
ないような場合には、各商品のうち同じカテゴリでコメ
ントデータベースを共有するようにすることが好まし
い。また、商品コメントデータベース４３２中のコメン
ト情報のうち一定時間経過した情報を削除したり、店員
が許可したコメントのみを公開するなどの機能を設ける
ことが考えられる。

【００９７】〔第１０実施形態〕本発明の第１０実施形
態の構成を図１９に示す。この第１０実施形態では、図
１４で示す第８実施形態の構成のうち、付加情報管理サ
ーバ４００の顧客端末連携部４２２に代えてチャット連
携部４４１を設けている。このチャット連携部４４１
は、チャット用アプレットが起動しているユーザ端末２
００との間で通信を行ってリアルタイムでのメッセージ
の送受信を行うように構成される。チャット連携部４４
１とユーザ端末２００との間で送受信されるメッセージ
は、チャットチャネル管理部４４２により各メッセージ
に送信者、受信者、送受信時刻などの情報が付与された
ログ情報として蓄積される。

【００９８】商品情報管理サーバ１００には、第８実施
形態と同様の表示部品処理部１１５が設けられている。
この表示部品処理部１１５は、ユーザ端末２００から付
加情報管理サーバ４００のチャット連携部４４１との間
で通信を行って、メッセージの送受信を行うための表示
部品を作成するものである。この表示部品は、JavaやAc
tiveXなどのアプレットとして、ＷＷＷサーバ１１１が
商品情報の中に埋め込んで、ユーザ端末２００のＷＷＷ
ブラウザ２０１に送信する。

【００９９】また、商品情報管理サーバ１００にもチャ
ット端末部１２１が設けられており、付加情報管理サー
バ４００のチャット連携部４４１との間でメッセージの
送受信を行うことが可能となっている。

【０１００】ユーザ端末２００のＷＷＷブラウザ２０１
上では、商品情報画面を表示する際に、同時にチャット
連携のための表示部品がアイコンなどにより表示され
る。この商品情報画面上の表示部品をクリックすること
により、チャット連携部４４１との間でメッセージの送
受信を行うためのアプレットが起動し、画面上にチャッ
ト用ウィンドウを表示する。図２０に、チャット用ウィ
ンドウの一例を示す。

【０１０１】チャット用ウィンドウ５４０は、チャネル
選択部５４１、チャネル参加者表示部５４２、チャット
ログ表示部５４３、メッセージ入力部５４４などを備え
ている。商品のカテゴリ毎にチャットチャネルを設定し
ておき、チャネル選択部５４１のポップアップメニュー
から任意のチャットチャネルを選択して移行することが
可能な構成とすることができる。チャネル参加者表示部
５４２には、そのチャネルに参加しているユーザや店員
などのニックネームや名前などが表示される。チャネル
参加者表示部５４２に表示されているユーザや店員とは
リアルタイムによるメッセージの送受信が可能となる。

【０１０２】ユーザ端末２００側では、チャット用ウィ
ンドウ５４０のメッセージ入力部５４４に任意のメッセ
ージを入力することで、チャネル参加者にメッセージを
送信することができる。ユーザ端末２００から送信され
てくるメッセージは、チャットチャネル管理部４４２に
蓄積されるとともに、チャット連携部４４１によりチャ
ネル参加者である他のユーザ端末上のＷＷＷブラウザ、
商品情報管理サーバ１００のチャット端末部１２１に送
信される。送信されてくる各メッセージは、送信時刻、
送信者などの情報が付与されて、チャットログ表示部５
４３に表示される。リアルタイムでのチャットログが散
漫である場合には、チャットチャネル管理部４４２で管
理しているチャットログを遡って参照できるように構成
することも可能である。各チャネルは、各商品単位、カ
テゴリ単位で構成することが可能であり、ユーザの共通
点に基づくチャネルを作ることも可能である。

【０１０３】このように構成した場合、チャット連携部
４４１を介して、ユーザと店員の間あるいはユーザ同士
の間でチャットを行うことが可能となり、商品に関する
情報交換を行うことが可能となる。また、商品情報管理
サーバ１００のチャット端末部１２１では、その店舗が
係わっている全てのチャネルと同時に接続することによ
り、ユーザからの質問などに対応することが可能とな
る。

【０１０４】〔第１１実施形態〕本発明の第１１実施形
態の構成を図２１に示す。この第１１実施形態では、図
１４で示す第８実施形態の構成のうち、付加情報管理サ
ーバ４００の顧客端末連携部４２２に代えて注文受付連
携部４５１を設けている。この注文受付連携部４５１
は、ユーザ端末２００のＷＷＷブラウザ２０１と連携し
てユーザからの発注情報を受け付けるものである、注文
受付連携部４５１で受け付けた発注情報は、発注手続部
４５２に転送される。発注手続部４５２は、注文受付連
携部４５１で受信した発注情報に基づいて、プロフィー
ルデータベース４０２からユーザの住所やクレジットカ
ード番号などの支払いに必要な情報を取得し、発注伝票
の発行を行う。

【０１０５】商品情報管理サーバ１００には、第８実施
形態と同様の表示部品処理部１１５が設けられている。
この表示部品処理部１１５は、ユーザ端末２００から付
加情報管理サーバ４００の注文受付連携部４５１との間
で通信を行って、発注情報の受付を行うための表示部品
を作成するものである。この表示部品は、JavaやActive
Xなどのアプレットとして、ＷＷＷサーバ１１１が商品
情報の中に埋め込んで、ユーザ端末２００のＷＷＷブラ
ウザ２０１に送信する。

【０１０６】ユーザ端末２００のＷＷＷブラウザ２０１
上では、商品情報画面を表示する際に、同時に注文受付
連携のための表示部品がアイコンなどにより表示され
る。この商品情報画面上の表示部品をクリックすること
により、注文受付連携部４５１と連携するためのアプレ
ットが起動し、画面上に注文情報入力用のウィンドウを
表示する。ユーザ端末２００側では、この注文情報入力
用ウィンドウに所定事項の入力を行うことで、発注情報
を送信することができる。

【０１０７】このように構成した場合、店舗側にユーザ
の個人情報が伝わらないため、ユーザが安心して商品購
入を行うことができる。また、プロフィール情報や発注
した商品との関係に関する情報を店舗側で認識すること
ができるため、詳細なマーケット情報を得ることが可能
であり、商品開発の参考にすることが可能となる。

【０１０８】〔他の実施形態〕 （Ａ）第７実施形態の不足情報問い合わせ部４２１、第
８実施形態の顧客端末連携部４２２、第９実施形態のコ
メント入力連携部４３１、第１０実施形態のチャット連
携部４４１、第１１実施形態の注文受付連携部４５１な
どの機能を、付加情報管理サーバ４００内に重複して設
けることが可能である。この場合、商品情報管理サーバ
１００からユーザ端末２００のＷＷＷブラウザ２０１に
送出される商品情報画面には、それぞれの連携を可能と
するJavaやActiveXなどのアプレットが埋め込まれ、ア
イコンなどで表示される構成とする。 （Ｂ）第７実施形態の不足情報問い合わせ部４２１、第
８実施形態の顧客端末連携部４２２、第９実施形態のコ
メント入力連携部４３１、第１０実施形態のチャット連
携部４４１、第１１実施形態の注文受付連携部４５１な
どの機能を、第３実施形態に商品情報管理サーバ１００
内に設けること可能である。 （付記１）各商品の基本情報を参照しようとしているユ
ーザのプロフィール情報を取得し、前記各商品の基本情
報を格納する商品情報データベースから前記ユーザが参
照しようとしている商品群の基本情報を選択して前記ユ
ーザに提供するとともに、前記各商品の付加情報を格納
する付加情報データベースから、前記商品群中の商品に
ついて前記ユーザのプロフィール情報に対応する付加情
報を選択して前記ユーザに提供する商品情報通知方法。
（１） （付記２）各商品の基本情報を参照しようとしているユ
ーザのプロフィール情報を取得するプロフィール情報取
得手段と、前記各商品の基本情報を格納する商品情報デ
ータベースと、前記商品情報データベース中から前記ユ
ーザが参照しようとしている商品群の基本情報を提供す
る商品情報提供手段と、前記各商品の付加情報を格納す
る付加情報データベースと、前記プロフィール情報取得
手段で取得したプロフィール情報に基づいて前記付加情
報データベース中の対応する付加情報を選択する表示条
件処理手段と、前記表示条件処理手段で選択した付加情
報を前記ユーザに提供する付加情報提供手段と、を備え
る商品情報通知システム。（２） （付記３）前記プロフィール情報取得手段は、そのユー
ザのプロフィール情報を格納するユーザ端末との間で無
線通信を行い、前記ユーザのプロフィール情報を取得す
る、付記２に記載の商品情報通知システム。 （付記４）前記プロフィール情報取得手段は、そのユー
ザの識別情報を格納するユーザ端末との間で無線通信を
行って前記ユーザの識別情報を取得し、ユーザのプロフ
ィール情報を格納するプロフィールデータベースから前
記ユーザの識別情報に対応するプロフィール情報を取得
する、付記２に記載の商品情報通知システム。 （付記５）前記商品情報提供手段および付加情報提供手
段は、それぞれ前記各商品の近傍に設けられる商品情報
表示手段および付加情報表示手段を含む、付記２〜４の
いずれかに記載の商品情報通知システム。 （付記６）前記商品情報提供手段および付加情報提供手
段は、それぞれ前記ユーザ端末に設けられる商品情報表
示手段および付加情報表示手段に表示する情報を送信す
る商品情報送信手段を含む、付記３または４に記載の商
品情報通知システム。 （付記７）前記商品情報データベースを管理するととも
に、ＷＷＷブラウザを有するユーザ端末に対して情報を
提供するＷＷＷサーバを備える商品情報管理サーバを有
し、前記ＷＷＷサーバが前記商品情報提供手段および付
加情報提供手段を構成する、付記２に記載の商品情報通
知システム。 （付記８）前記プロフィール情報取得手段は、前記ユー
ザ端末からインターネットを介してそのユーザのプロフ
ィール情報を取得する、付記７に記載の商品情報通知シ
ステム。 （付記９）前記プロフィール情報取得手段は、前記ユー
ザ端末からインターネットを介してそのユーザの識別情
報を取得し、ユーザのプロフィール情報を格納するプロ
フィールデータベースから前記ユーザの識別情報に対応
するプロフィール情報を取得する、付記７に記載の商品
情報通知システム。 （付記１０）前記商品情報管理サーバが前記プロフィー
ルデータベースを管理する、付記９に記載の商品情報通
知システム。 （付記１１）前記商品情報管理サーバと接続される顧客
管理サーバが前記プロフィールデータベースを管理す
る、付記９に記載の商品情報通知システム。 （付記１２）前記商品情報管理サーバが前記付加情報デ
ータベースを管理するとともに前記表示条件処理手段を
含む、付記７〜１１のいずれかに記載の商品情報通知シ
ステム。 （付記１３）前記商品管理サーバと接続される付加情報
管理サーバが前記付加情報データベースを管理するとと
もに前記表示条件処理手段を含む、付記７〜１１のいず
れかに記載の商品情報通知システム。（４） （付記１４）前記商品情報提供手段および付加情報提供
手段は、前記ユーザ端末のＷＷＷブラウザ上で動作する
端末連携部を含む、付記７〜１３のいずれかに記載の商
品情報通知システム。（５） （付記１５）前記端末連携部は付加情報表示用のJavaア
プレットである、付記１４に記載の商品情報通知システ
ム。 （付記１６）前記端末連携部は、前記ユーザ端末からの
コメントの入力を受け付けるコメント入力用のJavaアプ
レットである、付記１４に記載の商品情報通知システ
ム。 （付記１７）前記端末連携部で受け付けた前記ユーザ端
末からのコメントを管理するコメントデータベースをさ
らに備える、付記１６に記載の商品情報通知システム。 （付記１８）前記端末連携部は、前記ユーザ端末による
チャットを受け付けるチャット連携部である、付記１４
に記載の商品情報通知システム。 （付記１９）前記チャット連携部で受け付けたチャット
内容を管理するチャットチャネル管理部をさらに備え
る、付記１８に記載の商品情報通知システム。 （付記２０）前記端末連携部は、前記ユーザ端末からの
商品注文を受け付ける注文受付連携部である、付記１４
に記載の商品情報通知システム。 （付記２１）前記注文受付部で受け付けた商品注文に基
づいて発注手続きを行う発注手続部をさらに備える、付
記２０に記載の商品情報通知システム。 （付記２２）各商品の基本情報を参照しようとしている
ユーザのプロフィール情報を取得し、前記各商品の基本
情報を格納する商品情報データベースから前記ユーザが
参照しようとしている商品群の基本情報を選択して前記
ユーザに提供するとともに、前記各商品の付加情報を格
納する付加情報データベースから、前記商品群中の商品
について前記ユーザのプロフィール情報に対応する付加
情報を選択して前記ユーザに提供する商品情報通知方法
のプログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒
体。

【０１０９】

【発明の効果】本発明では、ユーザプロフィール情報に
基づいて、そのユーザ毎に適切な付加情報を提供するも
のであり、店舗側ではユーザそれぞれに対する効果的な
プレゼンテーションを可能とする。また、ユーザ側では
自己のプロフィール情報に沿った付加情報を参照するこ
とで、商品選択の手がかりを容易に得ることができる。

【０１１０】特に、インターネットによるオンラインシ
ョッピングなどにおいて、ＷＷＷウェブサイトのページ
作成には専門的な知識が必要であり、店舗側において各
商品情報に付加情報を付与することが難しいが、商品の
基本情報と付加情報とを別に管理することで、特別な知
識がなくても付加情報の付与が容易となる。また、ユー
ザから商品情報に関するＷＷＷページの要求があった時
点で、ユーザのプロフィールを参照するため、表示させ
る付加情報を自由に選択することが可能となり、ユーザ
により表示する付加情報を変更することも可能となる。
このことにより、２４時間営業可能なオンラインショッ
ピングにおいても、店員を常駐させなくても対面販売に
類似するような対応を自動的に行うことが可能となる。

【０１１１】店舗側では、商品の紹介のように更新頻度
が低い情報と、人気商品の在庫数や購入を行った客層な
どの日々の更新が必要な情報とを分けて管理することが
でき、データベースのメンテナンスが容易である。ま
た、日々更新が必要な情報については、POS端末と連動
させることも考えられ、情報取得に際する煩雑な作業を
省略するとともに、ユーザに対して新しい正確な情報を
提供することが可能となる。さらに、ユーザのプロフィ
ール情報を他の組織が管理することにより、ユーザから
個人情報を得やすくなり、住所やクレジットカード番号
以外の情報を店舗に通知してもらうことにより、詳しい
マーケット情報を入手することが可能となる。

【０１１２】さらに、付加情報やプロフィール情報を管
理する組織が別であれば、ユーザを特定できる住所やク
レジットカード番号などの秘密にしたい情報を店舗側に
通知することなく商品の購入を行うことができるため、
ユーザが安心して個人情報の登録を行うことができ、こ
のシステムの利用をし易くなる。このようにプロフィー
ル情報を登録するユーザの数が多くなれば、商品とプロ
フィール情報の関係からマーケティング情報を分析する
ことができ、プロフィール情報や付加情報を管理する組
織から店舗側に対する適切な支援を行うことが可能とな
る。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の概略構成を示すブロック図。

【図２】第１実施形態の制御ブロック図。

【図３】商品情報表示手段の設置例を示す説明図。

【図４】付加情報データベースのテーブルを示す説明
図。

【図５】プロフィール情報のテーブルを示す説明図。

【図６】第２実施形態の制御ブロック図。

【図７】第３実施形態の制御ブロック図。

【図８】第３実施形態における商品情報画面の説明図。

【図９】第４実施形態の制御ブロック図。

【図１０】第５実施形態の制御ブロック図。

【図１１】第６実施形態の制御ブロック図。

【図１２】第７実施形態の制御ブロック図。

【図１３】第７実施形態における商品情報画面の説明
図。

【図１４】第８実施形態の制御ブロック図。

【図１５】第８実施形態における商品情報画面の説明
図。

【図１６】第８実施形態における商品情報画面の説明
図。

【図１７】第９実施形態の制御ブロック図。

【図１８】第９実施形態における商品情報画面の説明
図。

【図１９】第１０実施形態の制御ブロック図。

【図２０】第１０実施形態におけるチャット用ウィンド
ウの説明図。

【図２１】第１１実施形態の制御ブロック図。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.⁷ 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｇ０６Ｆ 17/60 ３２６ Ｇ０６Ｆ 17/60 ３２６ ３３０ ３３０ (72)発明者 眞鍋 愛 神奈川県川崎市中原区上小田中４丁目１番 １号 富士通株式会社内 (72)発明者 佐々木 和雄 神奈川県川崎市中原区上小田中４丁目１番 １号 富士通株式会社内 Ｆターム(参考） 5B075 KK07 KK13 KK33 KK37 ND03 ND06 ND20 ND23 ND36 PQ02 PQ32 PR08 QP10 UU40

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】各商品の基本情報を参照しようとしている
   ユーザのプロフィール情報を取得し、 前記各商品の基本情報を格納する商品情報データベース
   から前記ユーザが参照しようとしている商品群の基本情
   報を選択して前記ユーザに提供するとともに、 前記各商品の付加情報を格納する付加情報データベース
   から、前記商品群中の商品について前記ユーザのプロフ
   ィール情報に対応する付加情報を選択して前記ユーザに
   提供する商品情報通知方法。
2. 【請求項２】各商品の基本情報を参照しようとしている
   ユーザのプロフィール情報を取得するプロフィール情報
   取得手段と、 前記各商品の基本情報を格納する商品情報データベース
   と、 前記商品情報データベース中から前記ユーザが参照しよ
   うとしている商品群の基本情報を提供する商品情報提供
   手段と、 前記各商品の付加情報を格納する付加情報データベース
   と、 前記プロフィール情報取得手段で取得したプロフィール
   情報に基づいて前記付加情報データベース中の対応する
   付加情報を選択する表示条件処理手段と、 前記表示条件処理手段で選択した付加情報を前記ユーザ
   に提供する付加情報提供手段と、を備える商品情報通知
   システム。
3. 【請求項３】前記商品情報データベースを管理するとと
   もに、ＷＷＷブラウザを有するユーザ端末に対して情報
   を提供するＷＷＷサーバを備える商品情報管理サーバを
   有し、前記ＷＷＷサーバが前記商品情報提供手段および
   付加情報提供手段を構成する、請求項２に記載の商品情
   報通知システム。
4. 【請求項４】前記商品管理サーバと接続される付加情報
   管理サーバが前記付加情報データベースを管理するとと
   もに前記表示条件処理手段を含む、請求項２または３に
   記載の商品情報通知システム。
5. 【請求項５】前記商品情報提供手段および付加情報提供
   手段は、前記ユーザ端末のＷＷＷブラウザ上で動作する
   端末連携部を含む、請求項２〜４のいずれかに記載の商
   品情報通知システム。