JP2002156581A - ズームレンズおよびカメラ装置 - Google Patents
ズームレンズおよびカメラ装置Info
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Abstract
能な新規なズームレンズを実現する。 【解決手段】正の焦点距離を持つ第1群、負の焦点距離
を持つ第2群、いずれも正の焦点距離を持つ第3、第
4、第5群を有し、第3群の近傍に開口絞りを有してな
り、短焦点端から長焦点端への変倍に際し、第2群が第
3群の側へ向って単調に移動し、第4群が、第3群近傍
に位置する長焦点端位置に向って第5群側から移動し、
上記第4群が上記第2群とともに変倍機能を分担する。
Description
びカメラ装置に関する。
メラは、そのユーザが広く一般化するに従い、撮影レン
ズとしてはズーム機能を有することが当然となり、30
0万画素を超える高密度の受光素子に対応するための高
画質化、高変倍化・小型化・省電力化が求められてい
る。
れる高性能化・高変倍化に適したタイプとして、物体側
より順に,正の焦点距離を持つ第1群、負の焦点距離を
持つ第2群、いずれも正の焦点距離を持つ第3、第4、
第5群を配置し、第2群を物体側から像側へと単調に移
動することにより「短焦点端から長焦点端への変倍」を
行い、第4群を移動することにより「変倍に伴う像面位
置の変動を補正」するものが提案されている(特開平0
6−180424号公報、特開平07−151967号
公報、特開平09−090221号公報等)。
何れにおいても、第4群は「変倍に伴う像面位置の変動
を補正」するために移動しており、変倍にはほとんど寄
与せず、第2群が変倍作用のほとんど全てを負担してお
り、そのため、変倍に伴なう第2群の移動量が大きく、
第3群近傍に配置される絞りから第1群が遠ざかり、第
1群の大型化ひいてはレンズ全体の大型化が避けられな
い。
高変倍でありながら十分に小型化の可能な新規なズーム
レンズの実現を課題とする。
る新規なカメラ装置の実現を他の課題とする。
は、図1(a)、(b)に示すように「正の焦点距離を
持つ第1群、負の焦点距離を持つ第2群、いずれも正の
焦点距離を持つ第3、第4、第5群を有し、第3群の近
傍に開口絞りを有してなり、短焦点端から長焦点端への
変倍に際し、第2群が第3群の側へ向って単調に移動
し、第4群が、第3群近傍に位置する長焦点端位置に向
って第5群側から移動し、第4群が第2群とともに変倍
機能を分担する」ことを特徴とする(請求項1)。
ワー配分を持つズームレンズとしては、従来から、変倍
に際して第1、第3、第5群を固定し、変倍のために第
2群(バリエータ)を移動させ、変倍に伴う像面位置変
動の補正のために第4群(コンペンセータ)を移動させ
るものが知られている。この場合、第2群が変倍作用の
殆ど全てを負担するため、変倍のための第2群の移動量
が大きく、第1群が開口絞りから大きく離れるため、第
1群の光線有効径(レンズ外径)が大きくなってしま
う。
際して第4群にも変倍機能を分担させ、第2群の移動距
離を短縮することで第1群を開口絞りに近付け、第1群
の光線有効径(レンズ外径)を小さくする。
点端における第1、第2群間の距離:D1W、長焦点端に
おける第1、第2群間の距離:D1T、短焦点端における
第3、第4群間の距離:D3W、長焦点端における第3、
第4群間の距離:D3Tが、条件 (1) (D3W−D3T)/(D1T−D1W)>0.3 を満足することが好ましい(請求項2)。
量をある程度以上大きくする必要性を表しており、パラ
メータ:(D3W−D3T)/(D1T−D1W)が、下限の
0.3を超えて小さくなると、第4群に十分な変倍機能
が分担されない恐れがある。例えば、第3群を固定する
場合を考えると、パラメータ:(D3W−D3T)/(D 1T
−D1W)の分子:(D3W−D3T)は、第4群が短焦点端
から長焦点端に変倍するときの移動量であり、分母:
(D1T−D1W)は上記変倍に際しての第2群の移動量で
ある。
1W)が小さくなることは、「分子が小さくなる」及び/
または「分母が大きくなる」ことを意味する。分子が小
さくなることは、第4群の移動量が小さくなることを意
味し、また分母が大きくなることは第2群の移動量が大
きくなることを意味する。従って、どちらにしても、第
4群が分担すべき変倍機能が小さくなるのである。
1T−D1W)が大きくなるに連れて、変倍機能に対する第
4群の分担率は大きくなるが、第4群の変倍機能分担率
が大きくなりすぎると、第2群の変倍機能分担率が小さ
くなり、良好な変倍を行うのが困難になる。従って、パ
ラメータ:(D3W−D3T)/(D1T−D1W)の値は、
1.0程度が上限である。
れたズームレンズは、第2群とともに「第4群が変倍機
能を分担する」点で従来にない全く新規なものである。
かかるズームレンズは、例えば「液晶プロジェクタにお
ける投影用のズームレンズ」として使用することが可能
である。
または2記載のズームレンズにおいて「第1群側を物体
側とする撮影用ズームレンズ」であることを特徴とす
る。
「短焦点端から長焦点端への変倍に際し、第4群が、第
3群近傍に位置する長焦点端位置に向って第5群側から
移動しつつ、長焦点端より若干小さい焦点距離におい
て、最も第3群側に達する」ように構成することができ
る(請求項4)。図1(a)は、この場合を示している。
4群が、変倍機能とともに「変倍に伴う像面位置の変動
を補正する機能」とを併せ持つことができる。
おいて「短焦点端から長焦点端への変倍に際し、第4群
が、第3群近傍に位置する長焦点端位置に向って第5群
側から単調に移動し、第2群と第4群の単調な移動によ
る変倍に起因する像面位置の変動を、第5群の移動によ
り補正する」ようにすることができる(請求項5)。図1
(b)は、この場合を示している。
5群を移動することにより「変倍に伴う像面位置の変
動」を補正するようにすれば、性能を向上させるための
自由度が増加し、請求項4記載のズームレンズの場合よ
りも高性能化を図ることが容易になる。この場合、上述
のように、第2、第4群が共に「単調移動」であるの
で、群移動のための機構の簡略化・低トルク化も可能と
なる。
ムレンズにおいては「第1群が固定的である」ことがで
きる(請求項6)。「固定的」とは、常に固定状態にあっ
て不動であることを意味する。以下の説明においても同
様である。この発明のズームレンズにおける群移動を、
より簡単な機構で実現するためには、第1群が常に固定
されていることが望ましい。第1群は最も大きく重量も
あるため、第1群を移動させることは「機構の簡略性や
省電力性」を損ない易い。またフォーカシングを「第1
群の繰り出し」で行う場合、近距離における周辺光量の
確保のため第1群が大型化してしまう。
ムレンズにおいては「第3群および開口絞りが固定的で
ある」ことができる(請求項7)。開口絞りの位置にはシ
ャッタが設けられることが多く、シャッタの移動は機構
の煩雑化を招き好ましくないからである。また、シャッ
タを移動させる構成を採ると、シャッタ駆動時に発生す
る振動が、レンズユニットの他の部分に伝わり易く、像
ぶれの原因となる虞がある。
ンズにおいて、フォーカシングは、全体を繰り出して行
っても良い。また、CCD等の受光素子の受光面に結像
させる場合には、受光素子を移動させて行っても良い。
第1群以外の群を移動させることによる「インナーフォ
ーカス」としても良く、その場合「第5群の移動により
フォーカシングを行う」ことができる(請求項8)。
グに用いる群としては第5群が最も適している。同じ距
離の被写体に合焦するための繰り出し量は「短焦点端で
小さく、長焦点端で大きく」なるが、第4群と第5群と
の間隔は、同じく短焦点端で小さく、長焦点端で大きく
なるため、フォーカシングのための第5群の移動が第4
群により妨げられない。
に、第5群の移動で「変倍に伴う像面位置の変動を補
正」する場合、フォーカシングと像面補正のための移動
機構と制御手段を共通化できる利点がある。
ンズにおいては、第1群の焦点距離:f1、長焦点端に
おける第1、第2群の合成焦点距離:f12Tが、条件: (2) −1.4<(f12T/f1)<−1.0 を満足することが、さらなる小型化と高性能化を図る上
で好ましい。
おける第2群の倍率」である。レンズ系の小型化のため
には第1群のパワーを強める(焦点距離を短くする)必
要があり、そのためには、長焦点端における第2群の倍
率は「−1より小さく」設定することが望ましい。一
方、長焦点端における第2群の倍率が−1.4以下にな
ると、第4群の変倍への寄与が減少し、第2群のパワー
を強める必要が生じるため収差補正上、不利になる。
ンズにおいては、短焦点端における第1、第2群の合成
焦点距離:f12W、長焦点端における第1、第2群の合
成焦点距離:f12T、長焦点端における全系の焦点距
離:fT、短焦点端における全系の焦点距離:fWが、条
件: (3) 0.4<(f12T/f12W)/(fT/fW)<0.7 を満足することが好ましい。パラメータの分母:(f12T
/f12W)は、変倍に伴う第2群の倍率変化を表してお
り、分子:(fT/fW)は「ズームレンズの変倍比そのも
の」である。パラメータ:(f12T/f12W)/(fT/fW)
が、上限の0.7を超えると、第4群の変倍機能が十分
でなく、第1群が大型化し易くなる。逆に、下限の0.
4を超えると、第2群の変倍作用が過剰に小さくなり、
ズーミングに際しての入射瞳径の変化が小さくなり、開
口絞り径を一定にした場合「短焦点端から長焦点端にか
けてのFナンバの変化」が大きくなってしまう。
ナンバを小さくするか、長焦点端のFナンバを大きくす
るかのどちらかを選択することになるが、短焦点端のF
ナンバを小さくすると収差補正が困難になり、長焦点端
のFナンバを大きくすると手ぶれ等の影響を受け易くな
る。ズーミングに際して開口絞り径を変化させ、Fナン
バを一定に保つ方法も考えられるが、絞り(シャッタ)
の機構が複雑化するため好ましくない。
レンズにおいてはまた「各群を3枚以下のレンズで構成
し、第2、第3群のそれぞれに1面以上の非球面を採用
し、第4、第5群の少なくとも1方に1面以上の非球面
を採用することができる(請求項11)。
レンズを、例えば、300万画素を超えるような受光素
子上への結像に用いる場合、各収差を非常に小さく抑え
る必要があるが、各収差を十分に補正するためにレンズ
構成を複雑化することはコスト面から見ても好ましくな
い。
な構成とし、第2群・第3群のそれぞれと、第4群・第
5群の少なくとも1方に、1面以上の非球面を用いるこ
とにより、300万画素を超えるような受光素子にも十
分に対応可能な高い結像性能を確保できる。
能を実現できるレンズ構成として、請求項3〜10の任
意の1に記載のズームレンズにおいて、第1群〜第3群
および第5群を3枚以下のレンズで構成し、第4群を4
枚のレンズで構成し、第2、第3群のそれぞれに1面以
上の非球面を配し、第4、第5群の少なくとも1方に1
面以上の非球面を配する構成とすることができる(請求
項12)。
ズームレンズにおいて、第5群を1枚のレンズで構成す
ることができる(請求項13)。第5群を1枚のレンズで
構成することには、第5群の移動で「像面変動の補正や
フォーカシング」を行う場合、第5群が軽量となって、
少ないエネルギで移動可能である利点がある。
「第3群の物体側」に配置することができる(請求項1
4)。
求項3〜14の任意の1に記載のズームレンズを「撮影
用ズームレンズ」として有するカメラ装置である(請求
項15)。カメラ装置は勿論「通常の銀塩写真カメラ」
であることもできるが、「撮影画像をデジタル情報とす
る機能」を有するカメラ装置、例えば、デジタルカメラ
やデジタルビデオカメラであることもできる(請求項1
6)。
ムレンズによる像を受光する受光素子が300万画素以
上のもの」であることができ(請求項17)、さらに「携
帯情報端末」として実施することもできる(請求項1
8)。
体的な実施例を挙げる。各実施例の収差は十分に補正さ
れており、300万画素を超えるような受光素子に対応
することが可能となっている。
に変倍作用と「変倍に伴う像面位置の変動を補正する作
用」とを併せ持たせた例(請求項4)である。また、実施
例2〜5は、第5群を移動することにより「変倍に伴う
像面位置の変動」を補正する例(請求項5)である。
である. f:全系の焦点距離 F:Fナンバ ω:半画角 R:曲率半径(非球面にあっては近軸曲率半径) D:面間隔(面は開口絞りの面を含む) Nd:屈折率(d線) νd:アッベ数 K:非球面の円錐定数 A4:4次の非球面係数 A6:6次の非球面係数 A8:8次の非球面係数 A10:10次の非球面係数 非球面(各実施例中の面番号に「*印」を付して示す)
は、近軸曲率半径の逆数(近軸曲率)をC、光軸からの
高さをHとして、上記のK、A4、A6、A8、A10を用
いて周知の式: X=CH2/[1+√(1-(1+K)C2H2)]+A4・H4+A6・H6+A8・H8+A10
・H10 で表し、R(=1/C)、K、A4、A6、A8、A10を
与えて、形状を特定する。また「面番号」は物体側から
数えた面の番号である。長さの次元を持つ量の単位は
「mm」である。
3群に近づくときの可変距離および焦点距離 f:32.861, A:14.155, B:2.440, C:1.350, D:10.582 図2に、実施例1のレンズ構成を示す。符号:Iは第1
群、符号:IIは第2群、符号:IIIは第3群、符
号:IVは第4群、符号:Vは第5群、符号:Sは開口
絞り、符号FLは各種フィルタを表す。これは、以下の
図においても同様である。
・長焦点端における収差曲線図を順次、図7〜図9に示
す。実施例2に関する短焦点端・中間焦点距離・長焦点
端における収差曲線図を順次、図10〜図12に示す。
実施例3に関する短焦点端・中間焦点距離・長焦点端に
おける収差曲線図を順次、図13〜図15に示す。実施
例4に関する短焦点端・中間焦点距離・長焦点端におけ
る収差曲線図を順次、図16〜図18に示す。実施例5
に関する短焦点端・中間焦点距離・長焦点端における収
差曲線図を順次、図19〜図21に示す。
線は正弦条件を表す。非点収差の図の実線はサジタル、
破線はメリディオナルを表す。また、「g」はg線、
「d」はd線を表す。
施例とも、性能は極めて良好であり、300万画素以上
の受光素子を用いるデジタルカメラ等における使用にも
十分に耐え得るものである。
何れも、正の焦点距離を持つ第1群I、負の焦点距離を
持つ第2群II、いずれも正の焦点距離を持つ第3、第
4、第5群III、IV、Vを有し、第3群IIIの近
傍に開口絞りSを有してなり、短焦点端から長焦点端へ
の変倍に際し、第2群が第3群の側へ向って単調に移動
し、第4群が、第3群近傍に位置する長焦点端位置に向
って第5群側から移動し、第4群が第2群とともに変倍
機能を分担する(請求項1)ズームレンズであり、短焦点
端における第1、第2群間の距離:D1W、長焦点端にお
ける第1、第2群間の距離:D1T、短焦点端における第
3、第4群間の距離:D3W、長焦点端における第3、第
4群間の距離:D3Tは、条件 (1) (D3W−D3T)/(D1T−D1W)>0.3 を満足する(請求項2)。
第1群I側を物体側とする撮影用ズームレンズである
(請求項3)。実施例1のズームレンズは、短焦点端から
長焦点端への変倍に際し、第4群が、第3群近傍に位置
する長焦点端位置に向って第5群側から移動しつつ、長
焦点端より若干小さい焦点距離において、最も第3群側
に達するものであり(請求項4)、実施例2〜4のズーム
レンズは、短焦点端から長焦点端への変倍に際し、第4
群が、第3群近傍に位置する長焦点端位置に向って第5
群側から単調に移動し、第2群と第4群の単調な移動に
よる変倍に起因する像面位置の変動を、第5群の移動に
より補正する(請求項5)。
第1群が固定的で(請求項6)、第3群および開口絞りも
固定的であり(請求項7)、第5群の移動によりフォーカ
シングを行う(請求項8)。
点距離:f1、長焦点端における第1、第2群の合成焦
点距離:f12Tは、条件: (2) −1.4<(f12T/f1)<−1.0 を満足し(請求項9)、短焦点端における第1、第2群の
合成焦点距離:f12W、長焦点端における第1、第2群
の合成焦点距離:f12T、長焦点端における全系の焦点
距離:fT、短焦点端における全系の焦点距離:fWが、
条件: (3) 0.4<(f12T/f12W)/(fT/fW)<0.
7 を満足する(請求項10)。
枚以下のレンズで構成され、第2、第3群のそれぞれに
1面以上の非球面を有し、第4、第5群の少なくとも1
方に1面以上の非球面を有し(請求項11)、実施例4、
5のズームレンズは、第1群〜第3群および第5群が3
枚以下のレンズで構成され、第4群が4枚のレンズで構
成され、第2、第3群のそれぞれに1面以上の非球面を
有し、第4、第5群の少なくとも1方に1面以上の非球
面を有する(請求項12)。また各実施例とも、第5群が
1枚のレンズで構成され(請求項13)、開口絞りSが、
第3群IIIの物体側に配置される(請求項14)。
施の1形態を説明する。このカメラ装置は「携帯情報端
末」である(請求項18)。構造を略示する図22(c)
を参照すると、形態情報端末10は、撮影レンズ11を
有し、撮影対象物の像を受光素子(エリアセンサ)15に
より読取るようになっている。撮影レンズ11として
は、上に説明した各実施例のズームレンズを用いること
ができる(請求項15)。
入力し、中央演算処理装置21の制御を受ける信号処理
装置17により「デジタル情報」とされる。即ち、図2
2のカメラ装置は「撮影画像をデジタル情報とする機
能」を有し(請求項16)、撮影レンズ(ズームレンズ)
11による像を受光する受光素子15は「300万画素
以上のもの」が用いられる(請求項17)。
れた画像情報は、中央演算処理装置21の制御下にある
画像処理装置19において「所望の画像処理」を受ける。
画像処理された画像情報は、所望により、液晶モニタ2
3に表示することもできるし、半導体メモリ27に記録
することもでき、あるいは、通信カード等25を介して
外部へ転送することもできる。
おける状態を正面側から見た図であり、この状態を背面
側から見た図が図22(b)である。
「平たい四角の箱状」であり、所望により、液晶モニタ
23を開き立てて使用する。このとき、液晶モニタ23
の表示面は使用者(撮影者側)を向く。また、撮影レンズ
(ズームレンズ11)の対物レンズ11は対物レンズが撮
影対象の側を向く。
にし、操作ボタン36により撮影モードを選択し(選択
されたモードは液晶パネル32に表示される)、図22
(b)に示されたファインダ13の接眼レンズを覗きつ
つ、ズームレバー38によりズーム比を選択する。この
とき,フォーカシングは(第5群の移動により)自動的に
行われる。
が行われ、上に説明した画像情報のデジタル情報化が実
行される。撮影された画像を見る場合には、その旨を操
作ボタン36で選択すると、撮影された画像が液晶モニ
タ23に表示される。
るので、この情報を記録したいときには、半導体メモリ
(メモリカード)27を、カメラ本体の専用スロットル
に挿入した状態で、操作ボタン36の操作で記録を行
う。
は、カメラ本体の専用スロットルに通信カード25を挿
入した状態で、操作ボタン36の操作で送信を行う。ま
た、所望により、通信カード25を介して外部から転送
された画像情報を液晶モニタ23に表示させることもで
きる。
ば、新規なズームレンズおよびカメラ装置を提供でき
る。この発明のズームレンズは、各実施例に示すように
高性能且つコンパクトである。
置は、極めて良質の画像を撮影することができ、特にデ
ジタルカメラや携帯情報端末等では、300万画素以上
の受光素子を用いて、極めて高品質の画像を処理するこ
とができる。
の図である。
である。
である。
である。
である。
である。
差曲線図である。
る収差曲線図である。
差曲線図である。
収差曲線図である。
ける収差曲線図である。
収差曲線図である。
収差曲線図である。
ける収差曲線図である。
収差曲線図である。
収差曲線図である。
ける収差曲線図である。
収差曲線図である。
収差曲線図である。
ける収差曲線図である。
収差曲線図である。
図である。
Claims (18)
- 【請求項1】正の焦点距離を持つ第1群、負の焦点距離
を持つ第2群、いずれも正の焦点距離を持つ第3、第
4、第5群を有し、第3群の近傍に開口絞りを有してな
り、 短焦点端から長焦点端への変倍に際し、第2群が第3群
の側へ向って単調に移動し、第4群が、第3群近傍に位
置する長焦点端位置に向って第5群側から移動し、上記
第4群が上記第2群とともに変倍機能を分担することを
特徴とするズームレンズ。 - 【請求項2】請求項1記載のズームレンズにおいて、 短焦点端における第1、第2群間の距離:D1W、長焦点
端における第1、第2群間の距離:D1T、短焦点端にお
ける第3、第4群間の距離:D3W、長焦点端における第
3、第4群間の距離:D3Tが、条件 (1) (D3W−D3T)/(D1T−D1W)>0.3 を満足することを特徴とするズームレンズ。 - 【請求項3】請求項1または2記載のズームレンズにお
いて、 第1群側を物体側とする撮影用ズームレンズであること
を特徴とするズームレンズ。 - 【請求項4】請求項3記載のズームレンズにおいて、 短焦点端から長焦点端への変倍に際し、第4群が、第3
群近傍に位置する長焦点端位置に向って第5群側から移
動しつつ、長焦点端より若干小さい焦点距離において、
最も第3群側に達することを特徴とするズームレンズ。 - 【請求項5】請求項3記載のズームレンズにおいて、 短焦点端から長焦点端への変倍に際し、第4群が、第3
群近傍に位置する長焦点端位置に向って第5群側から単
調に移動し、 第2群と第4群の単調な移動による変倍に起因する像面
位置の変動を、第5群の移動により補正することを特徴
とするズームレンズ。 - 【請求項6】請求項3〜5の任意の1に記載のズームレ
ンズにおいて、 第1群が固定的であることを特徴とするズームレンズ。 - 【請求項7】請求項3〜6の任意の1に記載のズームレ
ンズにおいて、 第3群および開口絞りが固定的であることを特徴とする
ズームレンズ。 - 【請求項8】請求項3〜7の任意の1に記載のズームレ
ンズにおいて、 第5群の移動によりフォーカシングを行うことを特徴と
するズームレンズ。 - 【請求項9】請求項3〜8の任意の1に記載のズームレ
ンズにおいて、 第1群の焦点距離:f1、長焦点端における第1、第2
群の合成焦点距離:f1 2Tが、条件: (2) −1.4<(f12T/f1)<−1.0 を満足することを特徴とするズームレンズ - 【請求項10】請求項3〜9の任意の1に記載のズーム
レンズにおいて、 短焦点端における第1、第2群の合成焦点距離:
f12W、長焦点端における第1、第2群の合成焦点距
離:f12T、長焦点端における全系の焦点距離:fT、短
焦点端における全系の焦点距離:fWが、条件: (3) 0.4<(f12T/f12W)/(fT/fW)<0.
7 を満足することを特徴とするズームレンズ。 - 【請求項11】請求項3〜10の任意の1に記載のズー
ムレンズにおいて、 各群が3枚以下のレンズで構成され、第2、第3群のそ
れぞれに1面以上の非球面を有し、第4、第5群の少な
くとも1方に1面以上の非球面を有することを特徴とす
るズームレンズ。 - 【請求項12】請求項3〜10の任意の1に記載のズー
ムレンズにおいて、 第1群〜第3群および第5群が、3枚以下のレンズで構
成され、第4群が4枚のレンズで構成され、第2、第3
群のそれぞれに1面以上の非球面を有し、第4、第5群
の少なくとも1方に1面以上の非球面を有することを特
徴とするズームレンズ。 - 【請求項13】請求項3〜12の任意の1に記載のズー
ムレンズにおいて、 第5群が1枚のレンズで構成されることを特徴とするズ
ームレンズ。 - 【請求項14】請求項3〜13の任意の1に記載のズー
ムレンズにおいて、 開口絞りが、第3群の物体側に配置されることを特徴と
するズームレンズ。 - 【請求項15】請求項3〜14の任意の1に記載のズー
ムレンズを、撮影用ズームレンズとして有するカメラ装
置。 - 【請求項16】請求項15記載のカメラ装置において、 撮影画像をデジタル情報とする機能を有することを特徴
とするカメラ装置。 - 【請求項17】請求項16記載のカメラ装置において、 ズームレンズによる像を受光する受光素子が300万画
素以上のものであることを特徴とするカメラ装置。 - 【請求項18】携帯情報端末であることを特徴とする、
請求項16または17記載のカメラ装置。
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