JP2002156231A - ナビゲーションシステム - Google Patents
ナビゲーションシステムInfo
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- communication
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- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
- Telephonic Communication Services (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 車両運転中にかかってきた電話に対し、運転
者の代わりに応答を行うナビゲーションシステムを提供
すること。 【解決手段】 移動中でも通話できる移動体電話11
と、この移動体電話11を制御する移動体電話制御手段
12と、地図情報を格納する外部記憶手段14と、前記
地図情報中の文字列を音声に変換して音声地名情報を抽
出する音声合成手段15と、前記抽出された音声地名情
報を有する応答情報を音声応答情報として算出する演算
処理手段16とを備え、前記移動体電話制御手段12
が、前記音声応答情報を前記移動体電話11に送信させ
ることにより、車両運転者が自ら声で応答せずに、受信
者は地名情報が付与された有意義な情報を得ることがで
きる。
者の代わりに応答を行うナビゲーションシステムを提供
すること。 【解決手段】 移動中でも通話できる移動体電話11
と、この移動体電話11を制御する移動体電話制御手段
12と、地図情報を格納する外部記憶手段14と、前記
地図情報中の文字列を音声に変換して音声地名情報を抽
出する音声合成手段15と、前記抽出された音声地名情
報を有する応答情報を音声応答情報として算出する演算
処理手段16とを備え、前記移動体電話制御手段12
が、前記音声応答情報を前記移動体電話11に送信させ
ることにより、車両運転者が自ら声で応答せずに、受信
者は地名情報が付与された有意義な情報を得ることがで
きる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両の出発地から
目的地までの推奨経路を演算し、この推奨経路に従って
車両を目的地まで誘導するナビゲーションシステムに関
するものである。
目的地までの推奨経路を演算し、この推奨経路に従って
車両を目的地まで誘導するナビゲーションシステムに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、車両の出発地から目的地まで経路
探索を行って推奨経路を求め、その推奨経路と車両の現
在地とをディスプレイに表示して経路誘導を行う車両用
経路誘導装置(ナビゲーションシステム)が知られてい
る。この種の従来の装置として、特開平11−8852
5号公報に開示されているように、移動体電話を接続し
て、運転中にかかってきた電話に対して自動応答を行う
ナビゲーション装置が知られている。
探索を行って推奨経路を求め、その推奨経路と車両の現
在地とをディスプレイに表示して経路誘導を行う車両用
経路誘導装置(ナビゲーションシステム)が知られてい
る。この種の従来の装置として、特開平11−8852
5号公報に開示されているように、移動体電話を接続し
て、運転中にかかってきた電話に対して自動応答を行う
ナビゲーション装置が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のナビゲーションシステムでは、例えば、ある
人が自動応答するナビゲーション装置に接続されている
携帯電話に発信しても、図14に示すような、運転中を
示す不変の応答が返ってくるのみであるため、どこを走
行中か知ることができないという問題があった。
うな従来のナビゲーションシステムでは、例えば、ある
人が自動応答するナビゲーション装置に接続されている
携帯電話に発信しても、図14に示すような、運転中を
示す不変の応答が返ってくるのみであるため、どこを走
行中か知ることができないという問題があった。
【0004】本発明は、このような問題を解決するため
になされたもので、送信先へ地名情報を含んだ自動応答
を行うナビゲーションシステムを提供するものである。
になされたもので、送信先へ地名情報を含んだ自動応答
を行うナビゲーションシステムを提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のナビゲーション
システムは、音声情報を送信する通信手段と、この通信
手段を制御する通信制御手段と、地名を示す文字列を含
む地図情報を格納する記憶手段と、前記地図情報中の文
字列を音声に変換して音声地名情報を抽出する音声抽出
手段と、前記抽出された音声地名情報を有する応答情報
を音声応答情報として算出する演算処理手段とを備え、
前記通信制御手段が前記音声応答情報を前記通信手段で
送信させることを特徴とした構成を有している。
システムは、音声情報を送信する通信手段と、この通信
手段を制御する通信制御手段と、地名を示す文字列を含
む地図情報を格納する記憶手段と、前記地図情報中の文
字列を音声に変換して音声地名情報を抽出する音声抽出
手段と、前記抽出された音声地名情報を有する応答情報
を音声応答情報として算出する演算処理手段とを備え、
前記通信制御手段が前記音声応答情報を前記通信手段で
送信させることを特徴とした構成を有している。
【0006】この構成により、地図情報中の文字列より
地名が音声データに変換され、変換された地名が応答情
報に含まれ、音声として通信先に送信されるので、応答
情報送信者が自ら声で応答せずに、受信者は地名情報が
付与された有意義な情報を得ることができることとな
る。
地名が音声データに変換され、変換された地名が応答情
報に含まれ、音声として通信先に送信されるので、応答
情報送信者が自ら声で応答せずに、受信者は地名情報が
付与された有意義な情報を得ることができることとな
る。
【0007】また、本発明のナビゲーションシステム
は、音声情報を送信する通信手段と、この通信手段を制
御する通信制御手段と、音声地名情報を有する地図情報
を格納する記憶手段と、前記地図情報中の音声地名情報
を抽出する音声抽出手段と、前記抽出された音声地名情
報を有する応答情報を音声応答情報として算出する演算
処理手段とを備え、前記通信制御手段が前記音声応答情
報を前記通信手段で送信させることを特徴とした構成を
有している。
は、音声情報を送信する通信手段と、この通信手段を制
御する通信制御手段と、音声地名情報を有する地図情報
を格納する記憶手段と、前記地図情報中の音声地名情報
を抽出する音声抽出手段と、前記抽出された音声地名情
報を有する応答情報を音声応答情報として算出する演算
処理手段とを備え、前記通信制御手段が前記音声応答情
報を前記通信手段で送信させることを特徴とした構成を
有している。
【0008】この構成により、地図情報中にあらかじめ
音声情報が含まれている場合に、この地図情報中の音声
地名情報が取得され、取得された地名が応答情報に含ま
れ、音声として通信先に送信されるので、応答情報送信
者が自ら声で応答せずに、受信者は地名情報が付与され
た有意義な情報を得ることができることとなる。
音声情報が含まれている場合に、この地図情報中の音声
地名情報が取得され、取得された地名が応答情報に含ま
れ、音声として通信先に送信されるので、応答情報送信
者が自ら声で応答せずに、受信者は地名情報が付与され
た有意義な情報を得ることができることとなる。
【0009】また、本発明のナビゲーションシステム
は、現在位置を算出する現在位置取得手段を備え、前記
音声抽出手段が前記現在位置取得手段が算出した現在位
置の音声地名情報を前記地図情報から抽出し、前記演算
処理手段が前記現在位置の音声地名情報を有する音声応
答情報を算出し、前記通信制御手段が前記現在位置の音
声地名情報を有する音声応答情報を前記通信手段で送信
させることを特徴とした構成を有している。
は、現在位置を算出する現在位置取得手段を備え、前記
音声抽出手段が前記現在位置取得手段が算出した現在位
置の音声地名情報を前記地図情報から抽出し、前記演算
処理手段が前記現在位置の音声地名情報を有する音声応
答情報を算出し、前記通信制御手段が前記現在位置の音
声地名情報を有する音声応答情報を前記通信手段で送信
させることを特徴とした構成を有している。
【0010】この構成により、現在の位置が取得され、
この現在位置の音声情報が地図情報から取得され、取得
された現在位置が応答情報に含まれ、音声として通信先
に送信されるので、応答情報送信者が自ら声で応答せず
に、受信者は現在位置情報が付与された有意義な情報を
得ることができることとなる。
この現在位置の音声情報が地図情報から取得され、取得
された現在位置が応答情報に含まれ、音声として通信先
に送信されるので、応答情報送信者が自ら声で応答せず
に、受信者は現在位置情報が付与された有意義な情報を
得ることができることとなる。
【0011】さらに、本発明のナビゲーションシステム
は、出発地および目的地を入力する入力手段と、前記出
発地から前記目的地までの経路探索を行う経路探索手段
を備え、前記音声抽出手段が前記目的地または前記出発
地の音声地名情報を前記地図情報から抽出し、前記演算
処理手段が前記目的地または前記出発地の音声地名情報
を有する音声応答情報を算出し、前記通信制御手段が前
記目的地または前記出発地の音声地名情報を有する音声
応答情報を前記通信手段で送信させることを特徴とした
構成を有している。
は、出発地および目的地を入力する入力手段と、前記出
発地から前記目的地までの経路探索を行う経路探索手段
を備え、前記音声抽出手段が前記目的地または前記出発
地の音声地名情報を前記地図情報から抽出し、前記演算
処理手段が前記目的地または前記出発地の音声地名情報
を有する音声応答情報を算出し、前記通信制御手段が前
記目的地または前記出発地の音声地名情報を有する音声
応答情報を前記通信手段で送信させることを特徴とした
構成を有している。
【0012】この構成により、出発地と目的地を入力し
て、出発地から目的地までの経路探索を行ういわゆるカ
ーナビゲーションシステムにおいて、目的地の音声情報
が地図情報から取得され、取得された目的地が応答情報
に含まれ、音声として通信先に送信されるので、地名情
報が応答情報に含まれ、音声として通信先に送信され、
応答情報送信者が自ら声で応答せずに、受信者は目的地
情報が付与された有意義な情報を得ることができること
となる。
て、出発地から目的地までの経路探索を行ういわゆるカ
ーナビゲーションシステムにおいて、目的地の音声情報
が地図情報から取得され、取得された目的地が応答情報
に含まれ、音声として通信先に送信されるので、地名情
報が応答情報に含まれ、音声として通信先に送信され、
応答情報送信者が自ら声で応答せずに、受信者は目的地
情報が付与された有意義な情報を得ることができること
となる。
【0013】また、本発明のナビゲーションシステム
は、前記音声抽出手段が前記経路探索手段で探索された
経由地の音声地名情報を前記地図情報から抽出し、前記
演算処理手段が前記経由地の音声地名情報を有する音声
応答情報を算出し、前記通信制御手段が前記経由地の音
声地名情報を有する音声応答情報を前記通信手段で送信
させることを特徴とした構成を有している。
は、前記音声抽出手段が前記経路探索手段で探索された
経由地の音声地名情報を前記地図情報から抽出し、前記
演算処理手段が前記経由地の音声地名情報を有する音声
応答情報を算出し、前記通信制御手段が前記経由地の音
声地名情報を有する音声応答情報を前記通信手段で送信
させることを特徴とした構成を有している。
【0014】この構成により、探索された経由地の音声
情報が地図情報から取得され、取得された経由地が応答
情報に含まれ、音声として通信先に送信されるので、応
答情報送信者が自ら声で応答せずに、受信者は経由地情
報が付与された有意義な情報を得ることができることと
なる。
情報が地図情報から取得され、取得された経由地が応答
情報に含まれ、音声として通信先に送信されるので、応
答情報送信者が自ら声で応答せずに、受信者は経由地情
報が付与された有意義な情報を得ることができることと
なる。
【0015】さらに、本発明のナビゲーションシステム
は、前記通信制御手段が、前記通信手段が発信元から通
信を受信したとき、前記発信元に前記音声応答情報を送
信させることを特徴とした構成を有している。
は、前記通信制御手段が、前記通信手段が発信元から通
信を受信したとき、前記発信元に前記音声応答情報を送
信させることを特徴とした構成を有している。
【0016】この構成により、通信手段が発信元から通
信を受信したとき、発信元に音声応答情報を送信させる
ので、相手からの電話に対して自ら声で応答せずに、発
信元に音声地名情報が付与された有意義な情報を与える
ことができることとなる。
信を受信したとき、発信元に音声応答情報を送信させる
ので、相手からの電話に対して自ら声で応答せずに、発
信元に音声地名情報が付与された有意義な情報を与える
ことができることとなる。
【0017】また、本発明のナビゲーションシステム
は、前記通信手段が通話する発信元の音声を認識する音
声認識手段を備え、前記演算処理手段が前記認識された
音声の指示に従って前記音声応答情報を算出することを
特徴とした構成を有している。
は、前記通信手段が通話する発信元の音声を認識する音
声認識手段を備え、前記演算処理手段が前記認識された
音声の指示に従って前記音声応答情報を算出することを
特徴とした構成を有している。
【0018】この構成により、発信元の音声が認識さ
れ、認識された音声の指示に従って音声応答情報が算出
されるので、発信元が必要な情報を音声によって指示す
ることができ、音声指示に従った有意義な音声応答情報
を与えることができることとなる。
れ、認識された音声の指示に従って音声応答情報が算出
されるので、発信元が必要な情報を音声によって指示す
ることができ、音声指示に従った有意義な音声応答情報
を与えることができることとなる。
【0019】また、本発明のナビゲーションシステム
は、前記認識された音声の指示により前記音声応答情報
を前記演算処理手段に算出させるか否かを判定する判定
手段と、この判定手段が判定する基準を記憶する判定基
準記憶手段とを備えたことを特徴とした構成を有してい
る。
は、前記認識された音声の指示により前記音声応答情報
を前記演算処理手段に算出させるか否かを判定する判定
手段と、この判定手段が判定する基準を記憶する判定基
準記憶手段とを備えたことを特徴とした構成を有してい
る。
【0020】この構成により、発信元からの音声の指示
によって音声応答情報を返答するか否かの選択ができる
ので、発信元へ与える情報についての選択ができ、機密
性が守られるとともに、プライバシーの保護ができるこ
ととなる。例えば、目的地が知られたくないときには、
目的地の音声指示に対しては、音声応答情報を返さない
ようにすることができる。
によって音声応答情報を返答するか否かの選択ができる
ので、発信元へ与える情報についての選択ができ、機密
性が守られるとともに、プライバシーの保護ができるこ
ととなる。例えば、目的地が知られたくないときには、
目的地の音声指示に対しては、音声応答情報を返さない
ようにすることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を用いて説明する。 (実施の形態1)
て、図面を用いて説明する。 (実施の形態1)
【0022】本発明に係るナビゲーションシステムの実
施の形態1の構成図を図1に示し、実施の形態1のフロ
ーチャートを図2に示す。
施の形態1の構成図を図1に示し、実施の形態1のフロ
ーチャートを図2に示す。
【0023】実施の形態1のナビゲーションシステム
は、図1に示すように、移動体電話11、移動体電話制
御手段12、自車位置取得手段13、外部記憶手段1
4、音声合成手段15および演算処理手段16を備えて
いる。
は、図1に示すように、移動体電話11、移動体電話制
御手段12、自車位置取得手段13、外部記憶手段1
4、音声合成手段15および演算処理手段16を備えて
いる。
【0024】移動体電話11は、移動中に着信、通話で
きるもので、本発明の実施の形態では携帯電話より構成
されている。移動体電話制御手段12は、移動体電話1
1を自動に発呼/応答させるもので、本発明の実施の形
態では、マイクロコンピュータより構成されている。
きるもので、本発明の実施の形態では携帯電話より構成
されている。移動体電話制御手段12は、移動体電話1
1を自動に発呼/応答させるもので、本発明の実施の形
態では、マイクロコンピュータより構成されている。
【0025】自車位置取得手段13は、現在の位置情報
を算出するもので、本発明の実施の形態ではGPSより
構成されている。外部記憶手段14は、地名を示すカナ
文字列を含む地図情報を任意の矩形単位で保存してお
き、矩形単位で取り出すことができるもので、本実施の
形態ではCD−ROMおよびCD−ROM再生手段によ
り構成されている。音声合成手段15は、任意のカナ文
字列を音声合成して音声データを生成するもので、本発
明の実施の形態では、マイクロコンピュータより構成さ
れている。
を算出するもので、本発明の実施の形態ではGPSより
構成されている。外部記憶手段14は、地名を示すカナ
文字列を含む地図情報を任意の矩形単位で保存してお
き、矩形単位で取り出すことができるもので、本実施の
形態ではCD−ROMおよびCD−ROM再生手段によ
り構成されている。音声合成手段15は、任意のカナ文
字列を音声合成して音声データを生成するもので、本発
明の実施の形態では、マイクロコンピュータより構成さ
れている。
【0026】演算処理手段16は、音声合成手段15を
使用して音声メッセージを生成するもので、本実施の形
態ではマイクロコンピュータで構成されている。
使用して音声メッセージを生成するもので、本実施の形
態ではマイクロコンピュータで構成されている。
【0027】以上のように構成されたナビゲーションシ
ステムを用いて移動体電話11に音声地名情報を提供す
る方法について、図2のフローチャートを用いて説明す
る。
ステムを用いて移動体電話11に音声地名情報を提供す
る方法について、図2のフローチャートを用いて説明す
る。
【0028】まず、自車位置取得手段13より現在地の
緯度・経度情報を取得する(s11)。次に、取得した
現在地情報に基づいて、外部記憶手段14に格納されて
いる地図情報から現在地の地名を算出する(s12)。
次に、音声合成手段15により合成された現在地名の音
声データを生成する(s13)。次に、演算処理手段1
6により生成された現在地名を含んだ音声メッセージを
生成する(s14)。次に、移動体電話制御手段12に
より移動体電話11を制御して、他の電話を発呼し、音
声メッセージを通知する(s15)。
緯度・経度情報を取得する(s11)。次に、取得した
現在地情報に基づいて、外部記憶手段14に格納されて
いる地図情報から現在地の地名を算出する(s12)。
次に、音声合成手段15により合成された現在地名の音
声データを生成する(s13)。次に、演算処理手段1
6により生成された現在地名を含んだ音声メッセージを
生成する(s14)。次に、移動体電話制御手段12に
より移動体電話11を制御して、他の電話を発呼し、音
声メッセージを通知する(s15)。
【0029】本発明の実施の形態1による発信先電話に
対する音声メッセージの例を図3に示す。従来のナビゲ
ーションシステムでは、定型のメッセージのみの通知し
かされなかったのに対して、本実施の形態によるナビゲ
ーションシステムでは、現在どこを走っているかの情報
が付与され、車を運転中に自分の位置情報を自ら声で説
明しなくても通知できる点で有意義である。
対する音声メッセージの例を図3に示す。従来のナビゲ
ーションシステムでは、定型のメッセージのみの通知し
かされなかったのに対して、本実施の形態によるナビゲ
ーションシステムでは、現在どこを走っているかの情報
が付与され、車を運転中に自分の位置情報を自ら声で説
明しなくても通知できる点で有意義である。
【0030】なお、本実施の形態として外部記憶手段1
4にCD−ROMを用いて説明したが、CD−ROM以
外でも、どのような記憶メディアの外部記憶手段を用い
ても同様の効果を有する。また、外部記憶手段14とし
て、通信を用いて地図情報を取得する場合も同様の効果
を有する。
4にCD−ROMを用いて説明したが、CD−ROM以
外でも、どのような記憶メディアの外部記憶手段を用い
ても同様の効果を有する。また、外部記憶手段14とし
て、通信を用いて地図情報を取得する場合も同様の効果
を有する。
【0031】また、本実施の形態として外部記憶手段1
4を用いて説明したが、マスクROM、FLASH R
OM等の内部記憶手段を用いても同様の効果を有する。
4を用いて説明したが、マスクROM、FLASH R
OM等の内部記憶手段を用いても同様の効果を有する。
【0032】なお、地図情報に含まれる地名を示すカナ
文字列は、音声合成手段15によって地名が音声合成さ
れる情報であればひらがなや漢字、または記号などの文
字列やその他の音声を合成することができる情報であれ
ばよく、この場合にも地名を音声出力する音声データを
得ることが可能である。また音声合成手段15を用いず
とも、あらかじめ地名を示す音声合成された情報(符号
化された音声信号なども含む)が地図情報に含まれてい
ても音声データを得ることができる。(実施の形態2)
文字列は、音声合成手段15によって地名が音声合成さ
れる情報であればひらがなや漢字、または記号などの文
字列やその他の音声を合成することができる情報であれ
ばよく、この場合にも地名を音声出力する音声データを
得ることが可能である。また音声合成手段15を用いず
とも、あらかじめ地名を示す音声合成された情報(符号
化された音声信号なども含む)が地図情報に含まれてい
ても音声データを得ることができる。(実施の形態2)
【0033】図4は、本発明における実施の形態2に示
すナビゲーションシステムの構成図を示し、図5は、本
発明における実施の形態2に示すナビゲーションシステ
ムのフローチャートである。
すナビゲーションシステムの構成図を示し、図5は、本
発明における実施の形態2に示すナビゲーションシステ
ムのフローチャートである。
【0034】実施の形態2のナビゲーションシステム
は、図4に示すように、移動体電話21、移動体電話制
御手段22、自車位置取得手段23、外部記憶手段2
4、音声合成手段25、演算処理手段26および経路探
索手段27を備えている。
は、図4に示すように、移動体電話21、移動体電話制
御手段22、自車位置取得手段23、外部記憶手段2
4、音声合成手段25、演算処理手段26および経路探
索手段27を備えている。
【0035】移動体電話21は、移動中に着信、通話で
きるもので、本発明の実施の形態では携帯電話より構成
されている。移動体電話制御手段22は、移動体電話2
1を自動に発呼/応答させるもので、本発明の実施の形
態では、マイクロコンピュータより構成されている。
きるもので、本発明の実施の形態では携帯電話より構成
されている。移動体電話制御手段22は、移動体電話2
1を自動に発呼/応答させるもので、本発明の実施の形
態では、マイクロコンピュータより構成されている。
【0036】自車位置取得手段23は、現在の位置情報
を算出するもので、本発明の実施の形態ではGPSより
構成されている。外部記憶手段24は、地名を示すカナ
文字列を含む地図情報を任意の矩形単位で保存してお
き、矩形単位で取り出すことができるもので、本実施の
形態ではCD−ROMおよびCD−ROM再生手段によ
り構成されている。音声合成手段25は、任意のカナ文
字列を音声合成して音声データを生成するもので、本発
明の実施の形態では、マイクロコンピュータより構成さ
れている。
を算出するもので、本発明の実施の形態ではGPSより
構成されている。外部記憶手段24は、地名を示すカナ
文字列を含む地図情報を任意の矩形単位で保存してお
き、矩形単位で取り出すことができるもので、本実施の
形態ではCD−ROMおよびCD−ROM再生手段によ
り構成されている。音声合成手段25は、任意のカナ文
字列を音声合成して音声データを生成するもので、本発
明の実施の形態では、マイクロコンピュータより構成さ
れている。
【0037】演算処理手段26は、音声合成手段25を
使用して応答メッセージを生成するもので、本実施の形
態ではマイクロコンピュータで構成されている。経路探
索手段27は、目的地を設定すると案内経路の座標情報
を算出するもので、本実施の形態ではマイクロコンピュ
ータで構成されている。
使用して応答メッセージを生成するもので、本実施の形
態ではマイクロコンピュータで構成されている。経路探
索手段27は、目的地を設定すると案内経路の座標情報
を算出するもので、本実施の形態ではマイクロコンピュ
ータで構成されている。
【0038】以上のように構成されたナビゲーションシ
ステムを用いて移動体電話21に音声地名情報を提供す
る方法について、図5のフローチャートを用いて説明す
る。
ステムを用いて移動体電話21に音声地名情報を提供す
る方法について、図5のフローチャートを用いて説明す
る。
【0039】まず、移動体電話制御手段22により移動
体電話21にかかってきた電話に着信する(s21)。
次に、経路探索手段27で生成されている案内経路上の
目的地名を取得する。次に、外部記憶手段24に格納さ
れている地図情報から取得した目的地の地名を算出する
(s22)。次に、音声合成手段25により目的地の音
声データを生成する(s23)。次に、演算処理手段2
6で目的地名を含んだ音声メッセージを生成する(s2
4)。次に、移動体電話制御手段22により移動体電話
21を制御して、着信した電話に上記目的地名を含んだ
応答メッセージを通知する(s25)。
体電話21にかかってきた電話に着信する(s21)。
次に、経路探索手段27で生成されている案内経路上の
目的地名を取得する。次に、外部記憶手段24に格納さ
れている地図情報から取得した目的地の地名を算出する
(s22)。次に、音声合成手段25により目的地の音
声データを生成する(s23)。次に、演算処理手段2
6で目的地名を含んだ音声メッセージを生成する(s2
4)。次に、移動体電話制御手段22により移動体電話
21を制御して、着信した電話に上記目的地名を含んだ
応答メッセージを通知する(s25)。
【0040】本発明の実施の形態2による発信元電話に
対する応答メッセージの例を図6に示す。従来のナビゲ
ーションシステムでは、不変である定型のメッセージの
みの通知しかされなかったのに対して、本実施の形態に
よるナビゲーションシステムでは、目的地の情報が自動
的に付与されるので、車を運転中に着信した電話に目的
地情報を自ら声で説明しなくても通知できる点で有意義
である。
対する応答メッセージの例を図6に示す。従来のナビゲ
ーションシステムでは、不変である定型のメッセージの
みの通知しかされなかったのに対して、本実施の形態に
よるナビゲーションシステムでは、目的地の情報が自動
的に付与されるので、車を運転中に着信した電話に目的
地情報を自ら声で説明しなくても通知できる点で有意義
である。
【0041】なお、本実施の形態として外部記憶手段2
4にCD−ROMを用いて説明したが、CD−ROM以
外でも、どのような記憶メディアの外部記憶手段におい
ても同様の効果を有する。また、外部記憶手段24とし
て、通信を用いて地図情報を取得する場合も同様の効果
を有する。
4にCD−ROMを用いて説明したが、CD−ROM以
外でも、どのような記憶メディアの外部記憶手段におい
ても同様の効果を有する。また、外部記憶手段24とし
て、通信を用いて地図情報を取得する場合も同様の効果
を有する。
【0042】また、本実施の形態として外部記憶手段2
4を用いて説明したが、マスクROM、FLASH R
OM等の内部記憶手段を用いても同様の効果を有する。
4を用いて説明したが、マスクROM、FLASH R
OM等の内部記憶手段を用いても同様の効果を有する。
【0043】なお、地図情報に含まれる地名を示すカナ
文字列は、音声合成手段25によって地名が音声合成さ
れる情報であればひらがなや漢字、または記号などの文
字列やその他の音声を合成することができる情報であれ
ばよく、この場合にも地名を音声出力する音声データを
得ることが可能である。また音声合成手段25を用いず
とも、あらかじめ地名を示す音声合成された情報(符号
化された音声信号なども含む)が地図情報に含まれてい
ても音声データを得ることができる。(実施の形態3)
文字列は、音声合成手段25によって地名が音声合成さ
れる情報であればひらがなや漢字、または記号などの文
字列やその他の音声を合成することができる情報であれ
ばよく、この場合にも地名を音声出力する音声データを
得ることが可能である。また音声合成手段25を用いず
とも、あらかじめ地名を示す音声合成された情報(符号
化された音声信号なども含む)が地図情報に含まれてい
ても音声データを得ることができる。(実施の形態3)
【0044】図7は、本発明における実施の形態3に示
すナビゲーションシステムの構成を示し、図8は、本発
明における実施の形態3に示す発明のフローチャートで
ある。
すナビゲーションシステムの構成を示し、図8は、本発
明における実施の形態3に示す発明のフローチャートで
ある。
【0045】実施の形態3のナビゲーションシステム
は、図7に示すように、移動体電話31、移動体電話制
御手段32、自車位置取得手段33、外部記憶手段3
4、音声出力手段35、演算処理手段36および経路探
索手段37を備えている。
は、図7に示すように、移動体電話31、移動体電話制
御手段32、自車位置取得手段33、外部記憶手段3
4、音声出力手段35、演算処理手段36および経路探
索手段37を備えている。
【0046】移動体電話31は、移動中に着信、通話で
きるもので、本発明の実施の形態では携帯電話より構成
されている。移動体電話制御手段32は、移動体電話3
1を自動に発呼/応答させるもので、本発明の実施の形
態では、マイクロコンピュータより構成されている。
きるもので、本発明の実施の形態では携帯電話より構成
されている。移動体電話制御手段32は、移動体電話3
1を自動に発呼/応答させるもので、本発明の実施の形
態では、マイクロコンピュータより構成されている。
【0047】自車位置取得手段33は、現在の位置情報
を算出するもので、本発明の実施の形態ではGPSより
構成されている。外部記憶手段34は、音声情報を含ん
だ地図情報を任意の矩形単位で保存しておき、矩形単位
で取り出すことができるもので、本実施の形態ではCD
−ROMおよびCD−ROM再生手段により構成されて
いる。音声出力手段35は、PCM音声データを再生す
るもので、本発明の実施の形態では、マイクロコンピュ
ータより構成されている。
を算出するもので、本発明の実施の形態ではGPSより
構成されている。外部記憶手段34は、音声情報を含ん
だ地図情報を任意の矩形単位で保存しておき、矩形単位
で取り出すことができるもので、本実施の形態ではCD
−ROMおよびCD−ROM再生手段により構成されて
いる。音声出力手段35は、PCM音声データを再生す
るもので、本発明の実施の形態では、マイクロコンピュ
ータより構成されている。
【0048】演算処理手段36は、音声出力手段35を
使用して応答メッセージを生成するもので、本実施の形
態ではマイクロコンピュータで構成されている。経路探
索手段37は、目的地を設定すると案内経路の座標情報
を算出するもので、本実施の形態ではマイクロコンピュ
ータで構成されている。
使用して応答メッセージを生成するもので、本実施の形
態ではマイクロコンピュータで構成されている。経路探
索手段37は、目的地を設定すると案内経路の座標情報
を算出するもので、本実施の形態ではマイクロコンピュ
ータで構成されている。
【0049】以上のように構成されたナビゲーションシ
ステムを用いて移動体電話31に音声地名情報を提供す
る方法について、図8のフローチャートを用いて説明す
る。
ステムを用いて移動体電話31に音声地名情報を提供す
る方法について、図8のフローチャートを用いて説明す
る。
【0050】まず、移動体電話制御手段32により移動
体電話31にかかってきた電話に着信する(s31)。
次に、経路探索手段37で生成されている案内経路上の
経由地名を取得する。次に、外部記憶手段34に格納さ
れている地図情報から取得した経由地名の音声データを
取得する(s32)。次に、音声出力手段35と演算処
理手段36で経由地名を含んだ音声メッセージを生成す
る(s33)。次に、移動体電話制御手段32により移
動体電話31を制御して、着信した電話に応答メッセー
ジを通知する(s34)。
体電話31にかかってきた電話に着信する(s31)。
次に、経路探索手段37で生成されている案内経路上の
経由地名を取得する。次に、外部記憶手段34に格納さ
れている地図情報から取得した経由地名の音声データを
取得する(s32)。次に、音声出力手段35と演算処
理手段36で経由地名を含んだ音声メッセージを生成す
る(s33)。次に、移動体電話制御手段32により移
動体電話31を制御して、着信した電話に応答メッセー
ジを通知する(s34)。
【0051】本発明の実施の形態3による発信元電話に
対する応答メッセージの例を図9に示す。従来のナビゲ
ーションシステムでは、不変である定型のメッセージの
みの通知しかされなかったのに対して、本実施の形態に
よるナビゲーションシステムでは、経由地の情報が自動
的に付与されるので、車を運転中に着信した電話に経由
地情報を自ら声で説明しなくても通知できる点で有意義
である。
対する応答メッセージの例を図9に示す。従来のナビゲ
ーションシステムでは、不変である定型のメッセージの
みの通知しかされなかったのに対して、本実施の形態に
よるナビゲーションシステムでは、経由地の情報が自動
的に付与されるので、車を運転中に着信した電話に経由
地情報を自ら声で説明しなくても通知できる点で有意義
である。
【0052】なお、本実施の形態として外部記憶手段3
4にCD−ROMを用いて説明したが、CD−ROM以
外でも、どのような記憶メディアの外部記憶手段におい
ても同様の効果を有する。また、外部記憶手段34とし
て、通信を用いて地図情報を取得する場合も同様の効果
を有する。
4にCD−ROMを用いて説明したが、CD−ROM以
外でも、どのような記憶メディアの外部記憶手段におい
ても同様の効果を有する。また、外部記憶手段34とし
て、通信を用いて地図情報を取得する場合も同様の効果
を有する。
【0053】また、本実施の形態として外部記憶手段3
4を用いて説明したが、マスクROM、FLASH R
OM等の内部記憶手段を用いても同様の効果を有する。
(実施の形態4)
4を用いて説明したが、マスクROM、FLASH R
OM等の内部記憶手段を用いても同様の効果を有する。
(実施の形態4)
【0054】図10は、本発明における実施の形態4に
示すナビゲーションシステムの構成を示し、図11、図
12は、本発明における実施の形態4に示す発明のフロ
ーチャートである。
示すナビゲーションシステムの構成を示し、図11、図
12は、本発明における実施の形態4に示す発明のフロ
ーチャートである。
【0055】実施の形態4のナビゲーションシステム
は、図10に示すように、移動体電話41、移動体電話
制御手段42、自車位置取得手段43、外部記憶手段4
4、音声合成手段45、演算処理手段46、経路探索手
段47および音声認識手段48を備えている。
は、図10に示すように、移動体電話41、移動体電話
制御手段42、自車位置取得手段43、外部記憶手段4
4、音声合成手段45、演算処理手段46、経路探索手
段47および音声認識手段48を備えている。
【0056】移動体電話41は、移動中に着信、通話で
きるもので、本発明の実施の形態では携帯電話より構成
されている。移動体電話制御手段42は、移動体電話4
1を自動に発呼/応答させるもので、本発明の実施の形
態では、マイクロコンピュータより構成されている。
きるもので、本発明の実施の形態では携帯電話より構成
されている。移動体電話制御手段42は、移動体電話4
1を自動に発呼/応答させるもので、本発明の実施の形
態では、マイクロコンピュータより構成されている。
【0057】自車位置取得手段43は、現在の位置情報
を算出するもので、本発明の実施の形態ではGPSより
構成されている。外部記憶手段44は、地名を示すカナ
文字列を含む地図情報を任意の矩形単位で保存してお
き、矩形単位で取り出すことができるもので、本実施の
形態ではCD−ROMおよびCD−ROM再生手段によ
り構成されている。音声合成手段45は、任意のカナ文
字列を音声合成して音声データを生成するもので、本発
明の実施の形態では、マイクロコンピュータより構成さ
れている。
を算出するもので、本発明の実施の形態ではGPSより
構成されている。外部記憶手段44は、地名を示すカナ
文字列を含む地図情報を任意の矩形単位で保存してお
き、矩形単位で取り出すことができるもので、本実施の
形態ではCD−ROMおよびCD−ROM再生手段によ
り構成されている。音声合成手段45は、任意のカナ文
字列を音声合成して音声データを生成するもので、本発
明の実施の形態では、マイクロコンピュータより構成さ
れている。
【0058】演算処理手段46は、音声合成手段45を
使用して応答メッセージを生成するもので、本実施の形
態ではマイクロコンピュータで構成されている。経路探
索手段47は、目的地を設定すると案内経路の座標情報
を算出するもので、本実施の形態ではマイクロコンピュ
ータで構成されている。音声認識手段48は、着信した
電話からの音声を認識するもので、本実施の形態ではマ
イクロコンピュータで構成されている。
使用して応答メッセージを生成するもので、本実施の形
態ではマイクロコンピュータで構成されている。経路探
索手段47は、目的地を設定すると案内経路の座標情報
を算出するもので、本実施の形態ではマイクロコンピュ
ータで構成されている。音声認識手段48は、着信した
電話からの音声を認識するもので、本実施の形態ではマ
イクロコンピュータで構成されている。
【0059】以上のように構成されたナビゲーションシ
ステムを用いて移動体電話41に音声地名情報を提供す
る方法について、図11、図12のフローチャートを用
いて説明する。
ステムを用いて移動体電話41に音声地名情報を提供す
る方法について、図11、図12のフローチャートを用
いて説明する。
【0060】まず、移動体電話制御手段42により移動
体電話41にかかってきた電話に着信する(s41)。
次に、演算処理手段46より必要な情報を質問するメッ
セージを生成して(s42)、移動体電話制御手段42
を通して、移動体電話41から通知する(s43)。
体電話41にかかってきた電話に着信する(s41)。
次に、演算処理手段46より必要な情報を質問するメッ
セージを生成して(s42)、移動体電話制御手段42
を通して、移動体電話41から通知する(s43)。
【0061】発信元から移動体電話41に音声応答が返
ってきたら、返された音声データを音声認識手段48に
より解析する(s44)。解析結果が現在位置の場合
は、自車位置取得手段43より現在地の緯度・経度情報
を取得する。目的地、出発地、および経由地の場合は、
経路探索手段47で生成されている案内経路上の目的
地、出発地、および経由地名を取得する(s45)。
ってきたら、返された音声データを音声認識手段48に
より解析する(s44)。解析結果が現在位置の場合
は、自車位置取得手段43より現在地の緯度・経度情報
を取得する。目的地、出発地、および経由地の場合は、
経路探索手段47で生成されている案内経路上の目的
地、出発地、および経由地名を取得する(s45)。
【0062】次に、外部記憶手段44に格納されている
地図情報から対象地名を算出する。次に、音声合成手段
45により対象地名の音声データを生成する(s4
6)。次に、演算処理手段46で目的地名を含んだ音声
メッセージを生成する(s47)。次に、移動体電話制
御手段42で着信した電話に応答メッセージを通知する
(s48)。
地図情報から対象地名を算出する。次に、音声合成手段
45により対象地名の音声データを生成する(s4
6)。次に、演算処理手段46で目的地名を含んだ音声
メッセージを生成する(s47)。次に、移動体電話制
御手段42で着信した電話に応答メッセージを通知する
(s48)。
【0063】また、発信元に対して与えたくない情報が
ある場合には、あらかじめ通知するメッセージを限定し
ておき、発信元からの音声応答を解析した結果、通知し
たくない情報であれば、上記音声データの生成および通
知を行わないようにすることもできる。
ある場合には、あらかじめ通知するメッセージを限定し
ておき、発信元からの音声応答を解析した結果、通知し
たくない情報であれば、上記音声データの生成および通
知を行わないようにすることもできる。
【0064】次に、演算処理手段46よりさらなる情報
が必要かどうかを質問するメッセージを生成して(s4
9)、移動体電話制御手段42を通して、移動体電話4
1に通知する(s50)。発信元から移動体電話41に
音声応答が返ってきたら、返された音声データを音声認
識手段48により解析する(s51)。さらに応答メッ
セージが必要な場合は、s42に戻り、演算処理手段4
6により質問メッセージを作成し、上記処理を繰り返
す。不要な場合は終了する。
が必要かどうかを質問するメッセージを生成して(s4
9)、移動体電話制御手段42を通して、移動体電話4
1に通知する(s50)。発信元から移動体電話41に
音声応答が返ってきたら、返された音声データを音声認
識手段48により解析する(s51)。さらに応答メッ
セージが必要な場合は、s42に戻り、演算処理手段4
6により質問メッセージを作成し、上記処理を繰り返
す。不要な場合は終了する。
【0065】本発明の実施の形態4による発信元電話に
対する応答メッセージおよび本システムからの質問メッ
セージの例を図13に示す。従来のナビゲーションシス
テムでは、定型のメッセージのみの通知しかされなかっ
たのに対して、本実施の形態によるナビゲーションシス
テムでは、発信者が必要な地名情報が付与された応答メ
ッセージを得ることができ、車を運転中に着信した電話
に自ら声で地名を説明しなくても通知できるので有意義
である。
対する応答メッセージおよび本システムからの質問メッ
セージの例を図13に示す。従来のナビゲーションシス
テムでは、定型のメッセージのみの通知しかされなかっ
たのに対して、本実施の形態によるナビゲーションシス
テムでは、発信者が必要な地名情報が付与された応答メ
ッセージを得ることができ、車を運転中に着信した電話
に自ら声で地名を説明しなくても通知できるので有意義
である。
【0066】なお、本実施の形態として外部記憶手段4
4をCD−ROMを用いて説明したが、CD−ROM以
外でも、どのような記憶メディアの外部記憶手段におい
ても同様の効果を有する。また、外部記憶手段44とし
て、通信を用いて地図情報を取得する場合も同様の効果
を有する。
4をCD−ROMを用いて説明したが、CD−ROM以
外でも、どのような記憶メディアの外部記憶手段におい
ても同様の効果を有する。また、外部記憶手段44とし
て、通信を用いて地図情報を取得する場合も同様の効果
を有する。
【0067】また、本実施の形態として外部記憶手段4
4を用いて説明したが、マスクROM、FLASH R
OM等の内部記憶手段を用いても同様の効果を有する。
4を用いて説明したが、マスクROM、FLASH R
OM等の内部記憶手段を用いても同様の効果を有する。
【0068】なお、地図情報に含まれる地名を示すカナ
文字列は、音声合成手段45によって地名が音声合成さ
れる情報であればひらがなや漢字、または記号などの文
字列やその他の音声を合成することができる情報であれ
ばよく、この場合にも地名を音声出力する音声データを
得ることが可能である。また音声合成手段45を用いず
とも、あらかじめ地名を示す音声合成された情報(符号
化された音声信号なども含む)が地図情報に含まれてい
ても音声データを得ることができる。
文字列は、音声合成手段45によって地名が音声合成さ
れる情報であればひらがなや漢字、または記号などの文
字列やその他の音声を合成することができる情報であれ
ばよく、この場合にも地名を音声出力する音声データを
得ることが可能である。また音声合成手段45を用いず
とも、あらかじめ地名を示す音声合成された情報(符号
化された音声信号なども含む)が地図情報に含まれてい
ても音声データを得ることができる。
【0069】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、地名が
地図情報中の文字列より音声データに変換され、変換さ
れた地名が応答情報に含まれ、音声として通信先に送信
されるので、応答情報送信者が自ら声で応答せずに、受
信者は地名情報が付与された有意義な情報を得ることが
できるというすぐれた効果を有するナビゲーションシス
テムを提供することができるものである。
地図情報中の文字列より音声データに変換され、変換さ
れた地名が応答情報に含まれ、音声として通信先に送信
されるので、応答情報送信者が自ら声で応答せずに、受
信者は地名情報が付与された有意義な情報を得ることが
できるというすぐれた効果を有するナビゲーションシス
テムを提供することができるものである。
【図1】本発明に係るナビゲーションシステムの一実施
形態を示す概略ブロック図
形態を示す概略ブロック図
【図2】本発明の一実施形態におけるナビゲーションシ
ステムの動作説明のためのフローチャート
ステムの動作説明のためのフローチャート
【図3】本発明の一実施形態における聴覚的に通知する
内容を示す説明図
内容を示す説明図
【図4】本発明の一実施形態におけるナビゲーションシ
ステムの概略ブロック図
ステムの概略ブロック図
【図5】本発明の一実施形態におけるナビゲーションシ
ステムの動作説明のためのフローチャート
ステムの動作説明のためのフローチャート
【図6】本発明の一実施形態における聴覚的に通知する
内容を示す説明図
内容を示す説明図
【図7】本発明の一実施形態におけるナビゲーションシ
ステムの概略ブロック図
ステムの概略ブロック図
【図8】本発明の一実施形態におけるナビゲーションシ
ステムの動作説明のためのフローチャート
ステムの動作説明のためのフローチャート
【図9】本発明の一実施形態における聴覚的に通知する
内容を示す説明図
内容を示す説明図
【図10】本発明の一実施形態におけるナビゲーション
システムの概略ブロック図
システムの概略ブロック図
【図11】本発明の一実施形態におけるナビゲーション
システムの動作説明のためのフローチャート
システムの動作説明のためのフローチャート
【図12】本発明の一実施形態におけるナビゲーション
システムの動作説明のためのフローチャート
システムの動作説明のためのフローチャート
【図13】本発明の一実施形態における聴覚的に通知す
る内容を示す説明図
る内容を示す説明図
【図14】従来のナビゲーションシステムの一例におけ
る聴覚的に通知する内容を示す説明図
る聴覚的に通知する内容を示す説明図
11、21、31、41 移動体電話 12、22、32、42 移動体電話制御手段 13、23、33、43 自車位置取得手段 14、24、34、44 外部記憶手段 15、25、45 音声合成手段 35 音声出力手段 16、26、36、46 演算処理手段 27、37、47 経路探索手段 48 音声認識手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04B 7/26 109G 109L Fターム(参考) 2F029 AA02 AB07 AC02 AC14 AC18 5D045 AA20 AB21 5H180 AA01 BB05 FF05 FF25 FF27 5K067 AA34 AA35 BB03 BB36 DD51 EE02 FF38 FF40 GG12 HH23 JJ52 JJ56 5K101 LL12 NN07 NN16 RR21
Claims (8)
- 【請求項1】 音声情報を送信する通信手段と、この通
信手段を制御する通信制御手段と、地名を示す文字列を
含む地図情報を格納する記憶手段と、前記地図情報中の
文字列を音声に変換して音声地名情報を抽出する音声抽
出手段と、前記抽出された音声地名情報を有する応答情
報を音声応答情報として算出する演算処理手段とを備
え、 前記通信制御手段が、前記音声応答情報を前記通信手段
で送信させることを特徴とするナビゲーションシステ
ム。 - 【請求項2】 音声情報を送信する通信手段と、この通
信手段を制御する通信制御手段と、音声地名情報を有す
る地図情報を格納する記憶手段と、前記地図情報中の音
声地名情報を抽出する音声抽出手段と、前記抽出された
音声地名情報を有する応答情報を音声応答情報として算
出する演算処理手段とを備え、 前記通信制御手段が、前記音声応答情報を前記通信手段
で送信させることを特徴とするナビゲーションシステ
ム。 - 【請求項3】 現在位置を算出する現在位置取得手段を
備え、 前記音声抽出手段が、前記現在位置取得手段が算出した
現在位置の音声地名情報を前記地図情報から抽出し、 前記演算処理手段が、前記現在位置の音声地名情報を有
する音声応答情報を算出し、 前記通信制御手段が、前記現在位置の音声地名情報を有
する音声応答情報を前記通信手段で送信させることを特
徴とする請求項1または2記載のナビゲーションシステ
ム。 - 【請求項4】 出発地および目的地を入力する入力手段
と、前記出発地から前記目的地までの経路探索を行う経
路探索手段を備え、 前記音声抽出手段が、前記目的地または前記出発地の音
声地名情報を前記地図情報から抽出し、 前記演算処理手段が、前記目的地または前記出発地の音
声地名情報を有する音声応答情報を算出し、 前記通信制御手段が、前記目的地または前記出発地の音
声地名情報を有する音声応答情報を前記通信手段で送信
させることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に
記載のナビゲーションシステム。 - 【請求項5】 前記音声抽出手段が、前記経路探索手段
で探索された経由地の音声地名情報を前記地図情報から
抽出し、 前記演算処理手段が、前記経由地の音声地名情報を有す
る音声応答情報を算出し、 前記通信制御手段が、前記経由地の音声地名情報を有す
る音声応答情報を前記通信手段で送信させることを特徴
とする請求項4に記載のナビゲーションシステム。 - 【請求項6】 前記通信制御手段が、前記通信手段が発
信元から通信を受信したとき、前記発信元に前記音声応
答情報を送信させることを特徴とする請求項1〜5のい
ずれか1項に記載のナビゲーションシステム。 - 【請求項7】 前記通信手段が通話する発信元の音声を
認識する音声認識手段を備え、 前記演算処理手段が、前記認識された音声の指示に従っ
て前記音声応答情報を算出することを特徴とする請求項
1〜6のいずれか1項に記載のナビゲーションシステ
ム。 - 【請求項8】 前記認識された音声の指示により前記音
声応答情報を前記演算処理手段に算出させるか否かを判
定する判定手段と、この判定手段が判定する基準を記憶
する判定基準記憶手段とを備えたことを特徴とする請求
項7記載のナビゲーションシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000354452A JP2002156231A (ja) | 2000-11-21 | 2000-11-21 | ナビゲーションシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000354452A JP2002156231A (ja) | 2000-11-21 | 2000-11-21 | ナビゲーションシステム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002156231A true JP2002156231A (ja) | 2002-05-31 |
Family
ID=18827035
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000354452A Pending JP2002156231A (ja) | 2000-11-21 | 2000-11-21 | ナビゲーションシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002156231A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004023828A2 (de) | 2002-09-06 | 2004-03-18 | Telion Telematics Gmbh | Verfahren und system zur übermittlung von textdaten sowie teilnehmereinrichtung hiefür |
JP2008125086A (ja) * | 2006-11-14 | 2008-05-29 | Avaya Technology Llc | メディアに依存しないオフィス外管理 |
US9560484B2 (en) | 2014-03-25 | 2017-01-31 | Nokia Technologies Oy | Performance of a location response action |
-
2000
- 2000-11-21 JP JP2000354452A patent/JP2002156231A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004023828A2 (de) | 2002-09-06 | 2004-03-18 | Telion Telematics Gmbh | Verfahren und system zur übermittlung von textdaten sowie teilnehmereinrichtung hiefür |
JP2008125086A (ja) * | 2006-11-14 | 2008-05-29 | Avaya Technology Llc | メディアに依存しないオフィス外管理 |
US9560484B2 (en) | 2014-03-25 | 2017-01-31 | Nokia Technologies Oy | Performance of a location response action |
US10264388B2 (en) | 2014-03-25 | 2019-04-16 | Nokia Technologies Oy | Performance of a location response action |
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