JP2002155550A - 水まわり設備システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 リフォーム費用や工期の短縮化が図られ、施
工が容易となる水まわり設備システムの提供を目的とす
る。 【構成】 キッチン，洗面器５等の水まわり設備を備え
て内部に配管が設けられた設備ユニット１２を部屋の壁
に沿って水平方向に設け、設備ユニット１２上に、キャ
ビネット６５，棚４５，６０等の収納ユニット１３を水
平方向に設け、収納ユニット１３上に、ダクト３３，３
４を内装したダクトユニット１４を水平方向に設けて構
成する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】この発明は、リフォームが容易な
水まわり設備システムに関するものである。

【０００２】

【従来の技術及びその課題】従来、キッチン，洗面器，
便器等の水まわり設備のリフォームの際には、配管やダ
クトの施工のために、仕上材や下地材を剥ぐ工事が伴
い、また、配管工事では床下に潜るなどして工事を行な
う必要があり、リフォーム時の施工が煩雑になり、リフ
ォームの工期やコストが嵩んでしまうという問題点があ
った。

【０００３】

【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の問題
点に鑑み案出したものであって、リフォームの工期が短
縮できて、配管とかダクトの施工も容易となる水まわり
設備システムを提供せんことを目的とし、その第１の要
旨は、キッチン，洗面器等の水まわり設備を備えた設備
ユニットを部屋の壁に沿って横方向に配設し、該設備ユ
ニット上に、キャビネット，棚等からなる収納ユニット
を部屋の壁に沿って横方向に配設し、該収納ユニット上
に、ダクトを内装したダクトユニットを部屋の壁に沿っ
て横方向に配設したことである。また、第２の要旨は、
前記設備ユニットと収納ユニットとダクトユニットの表
面側がほぼ面一となるように列設されていることであ
る。また、第３の要旨は、前記設備ユニット内には、給
水管，給湯管等が収納され、該給水管，給湯管等には、
それぞれ所定間隔で取出口が設けられていることであ
る。また、第４の要旨は、前記設備ユニット内には、給
水源に接続された給水ヘッダー及び給湯源に接続された
給湯ヘッダーが収納され、各ヘッダーからフレキシブル
管が引き出せるように構成されていることである。ま
た、第５の要旨は、前記収納ユニットが吊り棚で構成さ
れている場合に、該吊り棚は前記ダクトユニットから吊
り下げられ、下端がマジックテープで前記設備ユニット
の天板上に固定されていることである。また、第６の要
旨は、前記収納ユニットは、前記ダクトユニット及び／
または部屋の壁面に固定されて前記設備ユニットの天板
には固定されていないことである。また、第７の要旨
は、前記ダクトユニットは、フレームと、該フレームの
表面に取り付けられる面材で構成され、該面材の上部は
金具で、また面材の下部はマジックテープで前記フレー
ムに固定されていることである。また、第８の要旨は、
前記設備ユニットと前記収納ユニットは所定高さ寸法に
設定されているとともに、前記ダクトユニットは、その
表面側の面材により高さ調節ができるように構成されて
いることである。

【０００４】

【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図１は、室内の水まわり設備の配置構成を示す概
略平面図であり、図２は、図１のＡ矢視図であり、また
図３は、図１のＢ矢視図である。

【０００５】図において、複数の柱（間柱）１，１，１
の前面側に部屋壁２が形成されており、この部屋壁２に
沿って設備ユニット，収納ユニット，ダクトユニットを
列設するユニットスペースＳが形成され、このユニット
スペースＳには、図２及び図３で示すように、床面側に
は、設備ユニット１２が水平方向に部屋壁２に沿って設
けられ、この設備ユニット１２上に、収納ユニット１３
が部屋壁２に沿って水平方向に設けられ、また、収納ユ
ニット１３上に、ダクトユニット１４が部屋壁２に沿っ
て水平方向に設けられるものである。

【０００６】設備ユニット１２の前面には、洗面器（洗
面化粧台）５とか、洗濯機を置く洗濯機防水パン６が配
置されて、仕切壁３に仕切られた洗面所４が形成され、
また、仕切壁３に沿ってキッチン７及びレンジフード８
が設けられ、このキッチン７のレンジフード８には、ダ
クトユニット１４内に内装されたキッチンダクト３４が
連通接続されるものとなっている。また、室内には仕切
壁９により便所１０が形成されており、便所１０内には
便器１１が設けられ、この便器１１も設備ユニット１２
の前面に設けられるものである。

【０００７】先ず、設備ユニット１２を更に詳しく説明
すると、設備ユニット１２は、フレーム２０と、フレー
ム２０の前面に取り付けられる複数の面材（パネル）２
１と、フレーム２０の上面に取り付けられる天板２２で
構成されている。設備ユニット１２のフレーム２０内に
は、図５の斜視図で示すように、上方から、電気配管２
５，ガス管２６，給湯管２７，給水管２８，雑排水管２
９，トイレ用汚水管３０がそれぞれ横方向に内装されて
おり、前記ガス管２６，給湯管２７，給水管２８には所
定間隔で取出口２６ａ，２７ａ，２８ａがそれぞれ形成
され、給湯管２７及び給水管２８においては、例えば９
００mmピッチで取出口２７ａ，２８ａが形成されて、そ
れぞれの取出口２７ａ，２８ａに、適宜、洗面器５とか
キッチン７とか便器１１を接続できるように構成されて
いる。また、雑排水管２９にも所定間隔で、例えば６０
０mmピッチで取出口２９ａ，２９ａが形成されており、
この取出口２９ａに、適宜、洗面器５とかキッチン７等
の排水管を接続できるように構成されている。また、ト
イレ用汚水管３０の取出口３０ａには便器１１の排水管
が接続されるものである。

【０００８】このような配管２５，２６，２７，２８，
２９，３０を内装したフレーム２０は、下部通し材２０
ａと上部通し材２０ｂが横方向に配置されて、複数の縦
材２０ｃ，２０ｃ，２０ｃで連結されて枠組み形成され
たものとなっており、このフレーム２０の長手方向寸法
は適宜現場に応じて設計されるものであるが、奥行寸法
は、例えば２００mmに設定されている。また、このフレ
ーム２０の前面に取り付けられる面材２１は、一辺が４
５０mmの正方形にモジュール化されており、面材２１
は、表面仕上げが施された木製のものとか、表面にタイ
ルが貼着されてタイル仕上げされたものとか、その他、
色の異なるもの、及び面状の異なる複数のものが用意さ
れており、場所に応じて適宜、面状の異なる面材２１が
選択され、フレーム２０の前面に取り付けられるもので
あり、例えば洗面化粧台５を備えた洗面所４において
は、表面にタイルが貼着されてタイル仕上げされた面材
２１が取り付けられるものである。

【０００９】なお、各モジュール化された面材２１は、
フレーム２０に対し、マジックテープ２３を用いて、図
４に示すように容易に取り付けることができ、マジック
テープ２３を介し自由に取り外しできるように構成され
ている。従って、リフォームの際には、容易に面材２１
をフレーム２０から取り外して、洗面器５とかキッチン
７とか便器１１を容易に配置変えできるように構成され
ており、配置変えした後に、各配管の取出口２７ａ，２
８ａに洗面器５とかキッチン７とかを接続して、再び面
材２１をフレーム２０に取り付けることができ、従来の
ような、仕上材等を剥がす工事が不要となり、容易にリ
フォームして水まわり設備を好みの場所に設置すること
ができるものとなる。

【００１０】次に、図６及び図７において、天井１６側
のダクトユニット１４を詳しく説明すると、ダクトユニ
ット１４は、フレーム３１と、フレーム３１の前面側に
取り付けられる面材３２で構成されており、面材３２
は、設備ユニットの面材２１と同様にモジュール化され
た所定寸法に設定され、表面側の仕上材は複数種類のも
のが用意されており、面材３２を任意に選択して取り付
けることができるように構成されている。

【００１１】ダクトユニット１４のフレーム３１は、ア
ルミニウムで形成することができ、背片部３１ａの上端
から水平状に前方側へ突出して上片部３１ｂが形成さ
れ、また、背片部３１ａの下端から水平状に前方へ突出
して下片部３１ｃが形成されており、フレーム３１は、
横方向に所定間隔で設けられて、フレーム３１の背片部
３１ａが、柱１とか部屋壁２にネジ４２，４２で固定さ
れるように構成されている。このフレーム３１，３１間
には、上片部３１ｂの前端上面に固定されて横方向へ延
びるＬ字状の上部通し材３６が設けられ、また、フレー
ム３１の下片部３１ｃの前端側及び後端側の下面には、
それぞれＬ字状の下部通し材３７，３７が横方向に延び
て設けられており、下部通し材３７，３７の下面にマジ
ックテープ３８を固着させておき、下方側から底板３９
をマジックテープ３８で着脱可能に取り付けることがで
きるように構成されている。

【００１２】また、前記面材３２の上部裏側に予め金具
４０，４０を取り付けておき、この金具４０，４０を、
前記上部通し材３６に引っ掛けて上部側を固定し、ま
た、面材３２の下部裏側にはマジックテープ４１を固着
させておいて、このマジックテープ４１で面材３２の下
部を下部通し材３７に固定できるように構成されてい
る。即ち、面材３２は、金具４０，４０を上部通し材３
６に落とし込み状に引っ掛け、さらにマジックテープ４
１で下部を固定して着脱可能に取り付けられるものであ
る。

【００１３】なお、図６に示すように、面材３２の上端
は、適宜現場に応じて切断して、天井１６との間に僅か
な隙間を形成させ、現場で高さ調整できるように構成さ
れている。従って、このダクトユニット１４の面材３２
は高さ調整ができるものであるため、設備ユニット１２
及び収納ユニット１３は高さ寸法を設定しておくことが
でき、例えば設備ユニット１２は９００mmの高さ寸法に
設定しておくことができ、また、収納ユニット１３も所
定の高さ寸法に設定しておくことができるものである。

【００１４】なお、前記底板３９は用いなくても良く、
この底板３９の代わりに、後述する収納ユニット１３の
収納棚の天板をマジックテープ３８で下部通し材３７に
吊り下げ状に固定することができるものである。また、
下部通し材３７には、図４のように照明器３５を取り付
けて、間接照明を良好に行なうことができるものであ
る。

【００１５】なお、ダクトユニット１４のフレーム３１
で形成されるダクトスペースＳ２内には、換気扇用の換
気ダクト３３を横方向に内装させておくことができ、ま
た、フレーム３１の上部には、キッチンのレンジフード
８に接続できるキッチンダクト３４を内装させておくこ
とができ、キッチン７，レンジフード８をリフォームの
際に移動させるような場合にも、容易にこのキッチンダ
クト３４または換気ダクト３３に接続して、水まわり設
備の配置変えが容易にできるように構成されている。な
お、このダクトユニット１４内にダクト３３，３４を内
装させない場合には、このダクトユニット１４内を収納
スペースとしても利用できるものである。

【００１６】なお、ダクトユニット１４の奥行寸法を、
設備ユニット１２と同様な２００mmに設定しておき、ダ
クトユニットの面材３２と、設備ユニットの面材２１が
縦方向に面一となるように設定しておくことができる。
なお、収納ユニット１３に後述するキャビネットを設け
る場合には、キャビネットの扉も面一状となって、設備
ユニット１２，収納ユニット１３，ダクトユニット１４
の前面側がスッキリとした面一状をなし、室内を極めて
スッキリとしたものにすることができる。

【００１７】なお、収納ユニット１３が吊り棚４５で構
成されている場合は、図８に斜視図で示すように、吊り
金具４６を、前記ダクトユニット１４の下部通し材３
７，３７に取り付けて、吊り金具４６，４６からワイヤ
ー４７，４７を垂らし、ワイヤー４７，４７の中間に、
止金具４８，４８を用いて、棚板４９を宙吊り状に配置
させることができ、ワイヤー４７の下端部にはワイヤー
受金具５０，５０を取り付け、図９の拡大図で示すよう
に、このワイヤー受金具５０の下端に更に台座５１を固
定状に取り付けて、台座５１の下面にマジックテープ５
２を貼着しておき、このマジックテープ５２を設備ユニ
ット１２の天板２２上にマジックテープ５２で固定する
ことができ、吊り棚４５を取り外す際に、容易に取り外
すことができ、設備ユニット１２の天板２２を傷付ける
ことがない。

【００１８】次に、図１０では、収納ユニット１３の一
部を構成する両開き収納棚５５の斜視図を示す。この両
開き収納棚５５は、前面に両開きできる扉５６，５６を
備えており、収納棚の天板５７上にはマジックテープ５
８，５８が固定されており、このマジックテープ５８，
５８を、前述したダクトユニット１４の下部通し材３
７，３７のマジックテープ３８に貼り付けて、ダクトユ
ニット１４から吊り下げ状に、両開き収納棚５５を設け
ることができ、設備ユニットの天板２２との間には僅か
な隙間ｔを形成させて、設備ユニットの天板２２の傷付
きを良好に防ぐことができる。なお、収納ユニット５５
の側面にはフィラー５９を取り付けることができるもの
である。

【００１９】さらに図１１では、収納ユニットの一部を
構成するオープン収納棚６０の斜視図を示す。このオー
プン収納棚６０は、前面側に扉を有しないオープン状の
ものであり、背板６０ａを固定ビス６１で部屋壁２に固
定して取り付けることもでき、また、天板６０ｂ上に突
出状に固定木６２を固設して、この固定木６２の上面に
マジックテープ６３を設けておき、このマジックテープ
６３を、ダクトユニット１４の下部通し材３７のマジッ
クテープ３８に固定させて、吊り下げ状に固定すること
もできるものである。さらには、底側に、設備ユニット
１２の天板２２との間に台輪６４を嵌め込んで、良好に
固定することができ、台輪６４により、設備ユニット１
２の天板２２の傷付きを良好に防ぐことができるもので
ある。

【００２０】なお、収納ユニット１３は、前記吊り棚４
５，両開き収納棚５５，オープン収納棚６０の他にも、
図３に示すように、片開きミラーキャビネット６５な
ど、種々の棚とかキャビネットで構成することができ、
また、ニッチボックス６７を間に入れ隙間を無くして、
水平方向に複数の棚４６，５５等を列設させて構成する
ことができる。なお、図３中６６は、窓である。

【００２１】次に、図１２では、前記設備ユニット１２
のフレーム２０内の配管の変更例を示す。即ち、図１２
では、フレーム２０内に、給水ヘッダー７２及び給湯ヘ
ッダー７３を設けておき、この給水ヘッダー７２には給
水管７０が接続され、また、給湯ヘッダー７３には給湯
管７１が接続されるものであり、それぞれのヘッダー７
２，７３に、適宜フレキシブル管７４を接続して、フレ
キシブル管７４を所定位置まで適宜引き出すことができ
るように構成したものである。

【００２２】このようにヘッダー７２，７３からフレキ
シブル管７４を適宜引き出して、図１３の概略図で示す
ように、フレキシブル管７４を洗面台５，キッチン７，
便器１１の他にも洗濯機７６とか浴槽７５にも引き出し
て繋ぐことができ、フレキシブル管７４を介し適宜水ま
わり設備を良好に移動させることが可能となり、リフォ
ームを極めて容易に行なうことができるものとなる。な
お、図１３において、７８は給湯器である。

【００２３】

【発明の効果】本発明の水まわり設備システムは、キッ
チン，洗面器等の水まわり設備を備えた設備ユニットを
部屋の壁に沿って横方向に配設し、設備ユニット上に、
キャビネット，棚等からなる収納ユニットを部屋の壁に
沿って横方向に配設し、収納ユニット上に、ダクトを内
装したダクトユニットを部屋の壁に沿って横方向に配設
したことにより、リフォームの際に、水まわり設備を良
好に配置変え等することができ、また、リフォームの工
期を短縮化させて、配管とかダクトの施工等も容易とな
る効果を有する。

【００２４】また、設備ユニットと収納ユニットとダク
トユニットの表面側がほぼ面一となるように列設されて
いることにより、設置状態が極めてスッキリとした室内
を形成させることができるものとなる。

【００２５】また、設備ユニット内には、給水管，給湯
管等が収納され、給水管，給湯管等には、それぞれ所定
間隔で取出口が設けられていることにより、キッチンと
か洗面器等の水まわり設備を容易に配置変えして、給水
管とか給湯管等の取出口に接続できるものとなり、配管
施工が容易なものとなる。

【００２６】また、設備ユニット内には、給水源に接続
された給水ヘッダー及び給湯源に接続された給湯ヘッダ
ーが収納され、各ヘッダーからフレキシブル管が引き出
せるように構成されていることにより、ヘッダーからフ
レキシブル管を引き出して、好みの位置へ水まわり設備
を移動させることができ、配置変え等が極めて容易なも
のとなる。

【００２７】また、収納ユニットが吊り棚で構成されて
いる場合に、吊り棚はダクトユニットから吊り下げら
れ、下端がマジックテープで設備ユニットの天板上に固
定されていることにより、吊り棚をダクトユニットから
吊り下げて、設備ユニットの天板を傷付けることなく良
好に設置できるものとなる。

【００２８】また、収納ユニットは、ダクトユニット及
び／または部屋の壁面に固定され、設備ユニットの天板
には固定されていないことにより、配置変えした時にも
設備ユニットの天板には傷が存在せず、設備ユニットの
天板を傷付けることなく見栄え性を良好に維持できるも
のとなる。

【００２９】また、ダクトユニットは、フレームと、フ
レームの表面に取り付けられる面材で構成され、面材の
上部は金具で、また面材の下部はマジックテープでフレ
ームに固定されていることにより、ダクトユニットの面
材を強固かつ容易にフレームに取り付けることができ、
また、取り外しも容易なものとなる。

【００３０】また、設備ユニットと収納ユニットは所定
高さ寸法に設定されているとともに、ダクトユニット
は、その表面側の面材により高さ調節ができるように構
成されていることにより、ダクトユニットの面材によ
り、天井との間の高さ調節ができるために、設備ユニッ
トとか収納ユニットは所定高さ寸法に設定しておくこと
ができ、あらゆる現場に良好に設置できるものとなる。

【図面の簡単な説明】

【図１】水まわり設備の配置状態を示す室内の平面概略
構成図である。

【図２】図１のＡ矢視図である。

【図３】図１のＢ矢視図である。

【図４】設備ユニットと収納ユニットとダクトユニット
の縦断面構成図である。

【図５】設備ユニットの内部構造を示す斜視図である。

【図６】ダクトユニットの断面構成図である。

【図７】ダクトユニットを構成するフレームと面材の斜
視構成図である。

【図８】吊り棚の斜視構成図である。

【図９】吊り棚の下部の拡大構成図である。

【図１０】両開き収納棚の斜視構成図である。

【図１１】オープン収納棚の斜視構成図である。

【図１２】設備ユニットの変更例を示す配置構成図であ
る。

【図１３】図１２のヘッダーを用いた設備ユニットから
フレキシブル管を引き出して水まわり設備に接続する状
態の概略配置構成図である。

【符号の説明】

１ 柱 ２ 部屋壁 ３，９ 仕切壁 ４ 洗面所 ５ 洗面器（洗面化粧台） ６ 洗濯機防水パン ７ キッチン ８ レンジフード １０ 便所 １１ 便器 １２ 設備ユニット １３ 収納ユニット １４ ダクトユニット １５ 床 １６ 天井 ２０ フレーム ２１ 面材 ２２ 天板 ２３ マジックテープ ２５ 電気配管 ２６ ガス管 ２７ 給湯管 ２７ａ，２８ａ，２９ａ 取出口 ２８ 給水管 ２９ 雑排水管 ３０ トイレ用汚水管 ３１ フレーム ３２ 面材 ３３ 換気ダクト ３４ キッチンダクト ３５ 照明器（間接照明） ３６ 上部通し材 ３７ 下部通し材 ３８ マジックテープ ３９ 底板 ４０ 金具 ４１ マジックテープ ４５ 吊り棚 ４６ 吊り金具 ４９ 棚板 ５０ ワイヤー受金具 ５１ 台座 ５２ マジックテープ ５５ 両開き収納棚 ５６ 扉 ５７ 天板 ５８ マジックテープ ６０ オープン収納棚 ６１ 固定ビス ６２ 固定木 ６３ マジックテープ ６４ 台輪 ６６ 窓 ６７ ニッチボックス ７０ 給水管 ７１ 給湯管 ７２ 給水ヘッダー ７３ 給湯ヘッダー ７８ 給湯器

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松本 奈弥 愛知県常滑市鯉江本町５丁目１番地 株式 会社イナックス内 Ｆターム(参考） 2D060 AB01 AB03 AB04 AC03 2D061 AB07 AD05

Claims (8)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 キッチン，洗面器等の水まわり設備を備
   えた設備ユニットを部屋の壁に沿って横方向に配設し、
   該設備ユニット上に、キャビネット，棚等からなる収納
   ユニットを部屋の壁に沿って横方向に配設し、該収納ユ
   ニット上に、ダクトを内装したダクトユニットを部屋の
   壁に沿って横方向に配設したことを特徴とする水まわり
   設備システム。
2. 【請求項２】 前記設備ユニットと収納ユニットとダク
   トユニットの表面側がほぼ面一となるように列設されて
   いることを特徴とする請求項１に記載の水まわり設備シ
   ステム。
3. 【請求項３】 前記設備ユニット内には、給水管，給湯
   管等が収納され、該給水管，給湯管等には、それぞれ所
   定間隔で取出口が設けられていることを特徴とする請求
   項１に記載の水まわり設備システム。
4. 【請求項４】 前記設備ユニット内には、給水源に接続
   された給水ヘッダー及び給湯源に接続された給湯ヘッダ
   ーが収納され、各ヘッダーからフレキシブル管が引き出
   せるように構成されていることを特徴とする請求項１に
   記載の水まわり設備システム。
5. 【請求項５】 前記収納ユニットが吊り棚で構成されて
   いる場合に、該吊り棚は、前記ダクトユニットから吊り
   下げられ、下端がマジックテープ（登録商標）で前記設
   備ユニットの天板上に固定されていることを特徴とする
   請求項１に記載の水まわり設備システム。
6. 【請求項６】 前記収納ユニットは、前記ダクトユニッ
   ト及び／または部屋の壁面に固定されて、前記設備ユニ
   ットの天板には固定されていないことを特徴とする請求
   項１に記載の水まわり設備システム。
7. 【請求項７】 前記ダクトユニットは、フレームと、該
   フレームの表面に取り付けられる面材で構成され、該面
   材の上部は金具で、また面材の下部はマジックテープで
   前記フレームに固定されていることを特徴とする請求項
   １に記載の水まわり設備システム。
8. 【請求項８】 前記設備ユニットと前記収納ユニットは
   所定高さ寸法に設定されているとともに、前記ダクトユ
   ニットは、その表面側の面材により高さ調節ができるよ
   うに構成されていることを特徴とする請求項１または請
   求項７に記載の水まわり設備システム。