JP2002154942A - 低減された研磨性を有する歯磨き剤組成物 - Google Patents
低減された研磨性を有する歯磨き剤組成物Info
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Abstract
ことなくその研磨性を低減する方法を提供する。 【解決手段】 研磨剤を含有する歯磨き剤組成物の研磨
性を低減するための方法であって、前記歯磨き剤組成物
中に、前記組成物の象牙質の磨耗を少なくとも10%及
びエナメル質の磨耗を少なくとも10%低減するのに十
分な量の亜鉛塩を組み入れて、改善された歯磨き剤組成
物を提供することを含んでなり、前記改善された歯磨き
剤組成物が、汚れ除去において、前記当初の歯磨き剤組
成物の少なくとも90%の有効性を有する方法。
Description
を有する歯磨き剤組成物に関する。具体的には、本発明
は、研磨系及び少なくとも1種の亜鉛塩を用いる歯磨き
剤組成物の研磨性を低減する方法に向けられている。
ましいバランスを提供する、毎日の歯のブラッシング及
び清浄化に使用するための歯磨き剤を提供するのは難し
かった。これは、口内硬質組織を傷めることなく頑固な
汚れ及びデブリを最大限に除去する適する研磨剤を選択
するのが難しかったことに大きく起因している。口腔内
で使用するために意図される配合物中の研磨物質の機能
は、皮膜を包含する種々の堆積物を歯の表面から除去す
ることである。皮膜は、しばしば茶色や黄色の色素を含
有して歯に見栄えのよくない外観を与える密着性の膜で
ある。歯磨き配合物中に加えられる有益な研磨性材料
は、硬質歯組織に過度な磨耗を起こさずに膜の除去を最
大化すべきである。歯磨き組成物に使用されるリン酸二
カルシウムやリン酸カルシウムのような典型的な軟質研
磨剤は、歯の組織を過度に磨耗させないとはいえ、これ
ら望ましくない堆積物の歯からの除去には硬質研磨剤ほ
ど効果的ではない。しかし、硬質研磨剤が歯磨き配合物
中に存在すると、それらの優れた研磨性が口内硬質組織
(エナメル質、象牙質及びセメント質)に過度な磨耗を
起こすようなので、重大な問題を生じさせ得る。
に対処する試みがなされてきた。例えば、米国特許第
4,102,992号は、炭酸カルシウム研磨剤よりも
研磨性ではない、熱可塑性アクリル樹脂(ポリメタクリ
ル酸メチル及びポリメタクリル酸イソブチル)、セルロ
ース樹脂、ポリアミド、ポリエチレン、ポリスチレン及
びビニル樹脂のような非水溶性有機ポリマーを含んでな
る歯磨き剤組成物を開示している。米国特許第4,82
8,833号は、1,000,000を越える分子量を
有する水溶性線状ポリマーが象牙質磨耗の実質的な低減
をもたらして汚れ除去性を向上させるという、歯磨き剤
組成物を開示している。
き剤の放射性(又は相対)エナメル質磨耗(REA)の
低下をもたらす、水和ケイ質研磨剤及び硬質研磨性焼成
アルミナ、及び約1〜5重量%のカルシウム、マグネシ
ウム又はナトリウム塩という歯磨き研磨系を含んでなる
歯磨き剤で、エナメル質の磨耗が低減されることを開示
している。米国特許第4,407,788号及び英国特
許第2,100,983Bは、放射性(又は相対)象牙
質磨耗(RDA)を上げることなく汚れ除去性を向上さ
せる、ケイ質研磨材料及び少量の水溶性樹脂であるポリ
(エチレンオキシド)及びマルチトール保湿剤を開示し
ている。
ず、当該技術分野には歯磨き剤組成物を改善する余地が
依然として存在する。特に、歯磨き剤組成物の清浄化効
力を過度に妨げることなくその研磨性を低減する方法を
提供するのが望ましい。そのような方法に従って製造さ
れる歯磨き剤組成物を提供するのも望ましい。
剤組成物の研磨性を低減するための方法には、その歯磨
き剤組成物中に、その歯磨き剤組成物の象牙質の磨耗を
少なくとも10%及びエナメル質の磨耗を少なくとも1
0%低減するのに十分な量の亜鉛塩を加えることが包含
される。その方法は、汚れ除去において、当初の歯磨き
剤組成物の少なくとも90%の有効性を有する、改善さ
れた歯磨き組成物を提供する。先行技術は、低pH練り
歯磨き剤及び亜鉛を含有する他の歯磨き剤組成物を開示
しているが、本発明者らは、いずれの先行技術も、亜鉛
濃度を増加させると清浄化効力を過度に妨げることなく
研磨性を低減できることを教示していないと考える。本
発明の方法及び歯磨き剤は、亜鉛濃度の増加に伴うこの
驚くべき意外な結果からの恩恵を受けるものである。
以下の実施例に記載した相対象牙質磨耗操作によって測
定した場合、少なくとも10%、好ましくは少なくとも
20%、より好ましくは少なくとも30%低減される。
具体的態様では、エナメル質磨耗は、例えば、以下の実
施例に記載した相対エナメル質磨耗操作によって測定し
た場合、少なくとも10%、好ましくは少なくとも50
%、より好ましくは約80%まで低減される。本発明
は、特に、低下した研磨性が必ずしも汚れ除去効力の低
減を伴わないという点で驚くべきものである。かくし
て、本発明は、同じ歯磨き剤組成物の未改善物と少なく
とも同じだけの汚れ除去効果がある、改善された歯磨き
剤組成物を提供することができる。本発明による歯磨き
剤は、好ましくは、クエン酸亜鉛、塩化亜鉛、酢酸亜
鉛、酸化亜鉛及び硫酸亜鉛からなる群から選択される亜
鉛塩を含んでなる。亜鉛塩は、好ましくは約0.01〜
約3.0重量%(本明細書で使用される“重量%”とい
う表現は特に断らない限り組成物の全重量の重量%を表
わす)、より好ましくは約0.02〜約0.7重量%、
更により好ましくは約0.05〜約0.5重量%、最も
好ましくは約0.1〜0.3重量%の量で添加される。
〜約5.5である。約5.5より大きなpHは、その歯
磨き剤組成物の防腐活性を低下させることが見出され
た。本発明の歯磨き剤のpHは、適する食品用又は医薬
用酸性化剤を使用して、5.5を下回るように調節され
る。これらには、次の酸性化剤の少なくとも1種が含ま
れるがそれらに限定されない:リン酸、安息香酸、クエ
ン酸、又は他のトリカルボン酸、及びそれらに類したも
の。本発明において最も好ましい酸性化剤には、リン酸
(約0.01〜約3.0重量%、好ましくは約0.1〜
約1.5重量%及び最も好ましくは約0.2〜約0.7
5重量%);リン酸一ナトリウム(約0.01〜約1重
量%、好ましくは約0.1〜約0.5重量%、及び最も
好ましくは約0.2〜約0.4重量%);リン酸二ナト
リウム(約0.001〜約1.0重量%、好ましくは約
0.01〜約0.5重量%、及び最も好ましくは約0.
01〜約0.05重量%);及び安息香酸(約0.01
〜約1.0重量%、好ましくは約0.05〜約0.5重
量%、及び最も好ましくは約0.08〜約0.35重量
%)の混合物が含まれる。加えられる酸性化剤の正確な
量は、望まれる最終pH及び緩衝能力に依存する。
れてもよい。普通の緩衝系には、リン酸とリン酸ナトリ
ウム塩、又はクエン酸とクエン酸ナトリウムが含まれ
る。この発明に使用するのに適する緩衝剤には、組成物
の約1重量%まで、好ましくは約0.05〜約0.75
重量%、最も好ましくは約0.1〜約0.5重量%の量
の、クエン酸−クエン酸ナトリウム、リン酸−リン酸ナ
トリウム、リン酸一ナトリウム、リン酸二ナトリウム、
酢酸−酢酸ナトリウム、コハク酸−コハク酸ナトリウ
ム、アコニット酸−アコニット酸ナトリウム、及び安息
香酸−安息香酸ナトリウムが含まれる。
を越える次の歯磨き剤添加物も含有するがそれらに限定
されない:研磨剤、表面活性剤、結合剤及び増粘剤、保
湿剤、甘味料、知覚鈍麻剤、フレーバー、着色剤、及び
保存剤。前述の活性成分及び添加物は、固体(即ち、粉
歯磨き)、半固体(即ち、ペースト又はゲル)又は液体
を形成するために、含水又は無水の賦形剤中に混合され
る。本発明による好ましい歯磨き剤組成物は、抗微生物
剤、及びう食予防活性を提供する1又はそれを越えるフ
ッ素放出性化合物を含有する。歯磨き剤に使用すること
が知られている1つのクラスの抗微生物剤は、非カチオ
ン性抗微生物剤である。実質的に非水溶性の抗微生物剤
は、25℃で水に1%未満、好ましくは0.5%未満、
そしてより好ましくは0.1%未満に過ぎない溶解性を
有する。この発明の一定の歯磨き剤組成物に用いられる
抗微生物剤は、本質的に非イオン性の特徴があると見做
すことができる。しかし、多くの適する抗微生物化合物
は、一定のpHでイオン化することができる1又はそれ
を越えるフェノール性水酸基を含有する。この発明の一
定の歯磨き剤組成物において有用な一般的なクラスの抗
微生物剤のより正確な説明は、それらは非カチオン性で
あるということである。本発明の歯磨き剤組成物に用い
られることができる非カチオン性のクラスの抗微生物剤
の例は、フェノール系及びビスフェノール系化合物、ハ
ロゲン化ジフェニルエステル類、安息香酸エステル類、
及びカルボアニリド類である。
フェノール系抗微生物化合物の例は、2−フェニルフェ
ノール、4−クロロフェノール、4−クロロ−2−メチ
ルフェノール、4−クロロ−3−メチルフェノール、4
−クロロ−3,5−ジメチルフェノール、2,4−ジク
ロロ−3,5−ジメチルフェノール、3,4,5,6−
テトラブロモ−2−メチルフェノール、5−メチル−
2−ペンチルフェノール、4−イソプロピル−3−メチ
ルフェノール、5−クロロ−2−ヒドロキシジフェニル
メタン、4’,5−ジブロモサリチルアニリド、3,
4’,5−トリクロロサリチルアニリド、3,4’,5
−トリブロモサリチルアニリド、2,3,3’,5−テ
トラクロロサリチルアニリド、3,3’,4,5’−テ
トラクロロサリチルアニリド、3,5−ジブロモ−3’
−トリフルオロメチルサリチルアニリド、及び5−n−
オクタノイル−3’−トリフルオロメチルサリチルアニ
リドである。適するビスフェノール系化合物には、2,
2’−メチレンビス(3,4,6−トリクロロフェノー
ル)、2,2’−メチレンビス(4−クロロフェノー
ル)、2,2’−メチレンビス(4−クロロ−6−ブロ
モフェノール)、ビス(2−ヒドロキシ−3,5−ジク
ロロフェニル)スルフィド、及びビス(2−ヒドロキシ
−5−クロロフェニル)スルフィドが含まれる。
れらの亜鉛誘導体の形態で用いられることができ、それ
らの多くは米国特許第4,022,880号に記載され
ている。ハロゲン化ヒドロキシジフェニルエーテルのク
ラスの例は、2’,4,4’−トリクロロ−2−ヒドロ
キシジフェニルエーテル及び2,2’−ジヒドロキシ−
5,5’−ジブロモジフェニルエーテルの化合物であ
る。別の周知のクラスの非カチオン性抗微生物剤は、p
−ヒドロキシ安息香酸のエステル、特に、メチル、エチ
ル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、ヘ
キシル、ヘプチル及びベンゼンエステルである。3,
4,4’−トリクロロカルボアニリド、3−トリフルオ
ロメチル−4,4’−ジクロロカルボアニリド、及び
3,3’,4−トリクロロカルボアニリドによって代表
されるハロゲン化カルボアニリドも、具体的態様におい
て使用されることができる。
性抗微生物剤、例えば、2,4−ジクロロベンジルアル
コール、3,4−ジクロロベンジルアルコール、及び3
−(4−クロロフェノキシ)プロパン−1,2−ジオー
ルも使用することができる。歯磨き剤に使用するのに適
する上記の抗微生物剤は、抗生物質ではない。抗生物質
は、細菌の耐性株の発生の危険を回避するために、好ま
しくは避けられる。抗微生物剤は、通常、歯磨き剤の
0.01〜5重量%、好ましくは0.05〜1重量%の
量で使用される。抗微生物剤の混合物も、もちろん使用
され得る。本発明による好ましい歯磨き剤組成物は、エ
ッセンシャルオイルも含むことができる。エッセンシャ
ルオイルは、合成の、又は、蒸留、圧搾若しくは抽出に
よって植物から誘導される揮発性の芳香性オイルであ
る。エッセンシャルオイルは、通常、それらを与えた植
物の臭気又はフレーバーを持っている。この発明の歯磨
き剤組成物に使用すると、エッセンシャルオイルは、抗
歯肉炎活性を提供する。これらエッセンシャルオイルの
幾つかは、フレーバー付与剤としても作用する。この発
明のエッセンシャルオイルには、チモール、メントー
ル、サリチル酸メチル(ウインターグリーンオイル)及
びオイカリプトールが含まれるがこれらに限定されな
い。
チル)フェノールによっても知られるチモールは、Thym
us vulgaris Labiatae 及び Monarda punctaca Labiat
aeの精油から得られる。チモールは、芳香性臭気と味覚
を有する白色結晶性粉末である。チモールは、有機溶媒
に溶解性であるが、脱イオン水に僅かしか溶けない。メ
ントールは、主に、Mentha arvensis のオイルから単離
される。その商業的形態では、メントールは、そのオイ
ルの冷却を包含するプロセスから得られるL−メントー
ル結晶として入手可能である。通常、約40〜約65%
のメントールを含有するペパーミントオイルの分別蒸留
が、もう1つの重要なメントールの供給源に相当する。
L−メントールの合成源も入手可能である。オイカリプ
トールは、ユーカリの木から誘導される。樟脳様の臭気
と清涼感のある味覚を有するので、このエッセンシャル
オイルは、しばしば、医薬効果を付与するために、メン
トールのような他のエッセンシャルオイルと糖剤に混合
される。メントールとオイカリプトールの組合せが広く
使用されている。メントール−オイカリプトール組合せ
の特に好ましい用途には、本発明によれば、練り歯磨き
又はゲル歯磨き剤のような歯磨き剤が含まれる。
ルオイルの主成分であり、ウインターグリーンオイル(G
aultheria procumbens) 及びスイートカンバ (Betula l
enta) ノ約99%を構成する。特色のあるリフレッシュ
性香気を有するサリチル酸メチルは、うがい薬、チュー
インガム及び他の口内製剤及び医薬製剤に広く使用され
ている。本発明の歯磨き剤組成物に使用することができ
るエッセンシャルオイルの量は、約0.46〜約0.5
623%チモール、約0.4644〜約0.5676%
サリチル酸メチル、約0.306〜約0.374%メン
トール、及び約0.6971〜約0.8519%オイカ
リプトールであって、この量は、歯肉炎を阻害するのに
臨床的に有効な量である。より好ましくは、本発明によ
る歯磨き剤は、約0.5112%チモール、約0.51
60%サリチル酸メチル、約0.34%メントール及び
約0.7745%オイカリプトールを含有し、この量
は、歯肉炎を阻害するのに臨床的に有効な量である。
の歯磨き剤組成物に使用される。これら化合物は、十分
に水溶性であっても僅かに水溶性であってもよく、フッ
素イオン又はフッ素含有イオンを水中に放出し、そして
組成物中の他の成分と反応しない。フッ素放出性化合物
を含有する歯磨き剤組成物がう食を予防するのに役立つ
ことは周知である。典型的なフッ素放出性化合物は、水
溶性のアルカリ土類金属塩、アルカリ金属塩、及び重金
属塩のような無機フッ化物塩である。モノフルオロリン
酸ナトリウム、フッ化ナトリウム、フッ化スズ及びそれ
らの混合物が好ましい。本発明の歯磨き剤組成物中に存
在するフッ素放出性化合物の量は、非毒性でなければな
らない。具体的な量は、用いられるフッ素放出性化合物
のタイプ、フッ素放出性化合物の溶解性、及び歯磨き剤
組成物の配合に依存する。一般に、フッ素放出性化合物
は、歯磨き剤組成物の約1.2重量%まで、好ましくは
約0.1〜約1.0重量%、及び最も好ましくは約0.
175〜約0.8重量%の量で存在して、800〜15
00ppmのフッ素イオンを提供するであろう。
面張力を低減し、口腔全体に組成物を分散させるのを助
ける有機化合物である。本発明における界面活性剤は、
アニオン性であっても、非イオン性であっても、両イオ
ン性であってもよい。本発明の口内衛生剤又は歯磨き剤
組成物は、その歯磨き剤組成物の約5.0重量%まで;
好ましくは約0.1〜約3.0重量%;最も好ましくは
約0.2〜約2.0重量%の量の界面活性剤を含有する
ことができる。最も好ましい界面活性剤はアニオン性で
ある。これらアニオン性界面活性剤には、ラウリル硫酸
ナトリウム、ラウロイルサルコシン酸ナトリウム、ココ
イルタウリンメチルナトリウム、及びラウリルスルホス
クシン酸ジナトリウムが含まれるが、これらに限定され
ない。好ましい界面活性剤は、ラウリル硫酸ナトリウム
である。本発明による組成物は、5%未満の非ドデシル
アルキル硫酸塩しか有さない高度に純粋なドデシル硫酸
の1又はそれを越えるアルカリ金属塩を実質的に含まな
い。両イオン性界面活性剤は、酸としても塩基としても
挙動する能力を有し、4級イミダゾール誘導体が含まれ
る。好ましい両イオン性界面活性剤には、Rhone-Poulan
c, Cranberry, New Jerseyにより製造される、MIRANOL
R としても知られる長鎖(アルキル)アミノアルキレン
アルキレート化アミン誘導体が含まれる。
溶性甘味料を使用してもよい。甘味料は、天然に存在す
る水溶性甘味料、人工水溶性甘味料、及び天然に存在す
る水溶性甘味料から誘導される変性水溶性甘味料を包含
する広い範囲の周知の材料から選択されることができ
る。人工水溶性甘味料には、可溶性サッカリン塩、例え
ば、ナトリウム又はカルシウムサッカリン塩、シクラミ
ン酸塩、3,4−ジヒドロ−6−メチル−1,2,3−
オキサチアジン−4−オン−2,2−ジオキシドのナト
リウム、アンモニウム又はカルシウム塩、3,4−ジヒ
ドロ−6−メチル−1,2,3−オキサチアジン−4−
オン−2,2−ジオキシドのカリウム塩(アセスルファ
ームK (acesulfame-K))、サッカリンのフリー酸型、及
びL−アスパラギン酸誘導甘味料のようなジペプチドを
ベースとする甘味料が含まれる。ジペプチド甘味料に
は、L−アスパルチル−L−フェニルアラニンメチルエ
ステル(アスパルターム (Aspartame))及び米国特許第
3,492,131号に記載された材料、L−α−アス
パルチル−N−(2,2,4,4−テトラメチル−3−
チエタニル)−D−アラニンアミド水和物(アリターム
(Alitame)) ;L−アスパルチル−L−フェニルグリシ
ン及びL−アスパルチル−L−2,5−ジヒドロフェニ
ルグリシン、L−アスパルチル−2,5−ジヒドロ−L
−フェニルアラニン及びL−アスパルチル−L−(1−
シクロヘキセン)アラニンのメチルエステルが含まれ
る。天然に存在する水溶性甘味料には、70%ソルビト
ール溶液としてのソルビトール、マンニトール、キシリ
トール、マルチトール、水素化デンプン加水分解物及び
それらの混合物を包含する糖アルコール類が含まれる
が、それらに限定されない。
る水溶性甘味料には、例えば、スクラロース(sucralos
e) という製品名で知られている普通のスクロースの塩
素化誘導体;及び thaumaoccous danielli(タウマチン
I及びII)のようなタンパク質をベースとする甘味料が
含まれるがそれらに限定されない。ソルビトール溶液
は、甘味及びボディを組成物に供給し、そして望ましい
口当たりを与える。ソルビトール溶液は、フレーバーを
強くし、苦味を提供しそして口内に爽やかで心地よい感
覚を提供する。それは、歯磨き剤の塊状化も阻止する。
一般に、甘味料の有効量が用いられて、本発明の歯磨き
剤組成物の特定の態様に望まれるレベルの甘味が提供さ
れる。この量は、選択される甘味料及び組成物の最終形
態と共に変動する。普通に存在する甘味料の量は、歯磨
き剤組成物の約0.0025%〜約60%である。歯磨
き剤中のそれぞれのタイプの甘味料の量の正確な範囲
は、当業者により容易に決定される。
ーには、歯磨き剤分野で公知の天然及び人工のフレーバ
ーが含まれる。適するフレーバーには、ペパーミントの
ようなミント、オレンジ及びレモンのような柑橘フレー
バー、人工バニラ、シナモン、種々の果実フレーバー、
及びそれらに類したものが含まれるが、それらに限定さ
れない。アネトール(又はアニスカンファー、p−プロ
ペニルアニソール)は、フレーバー付与剤及び防腐剤と
して広く使用されるアニスオイル及びウイキョウオイル
を構成するフレーバーであり、チモールの苦味を隠すの
に有用であることが分かっている。フレーバーの量は、
通常、最終歯磨き剤組成物のタイプ、用いられる個々の
フレーバー、及び望まれるフレーバーの強さに支配され
る好みの問題である。フレーバーは、好ましくは、その
歯磨き剤組成物の約0.01〜約6重量%の範囲であっ
てもよい量で用いられる。本発明による組成物に使用さ
れるフレーバーは、テルペン類を実質的に含まないフレ
ーバー付与性オイルを含んでなる。
な量で着色剤が使用される。これら着色剤は、歯磨き剤
組成物の約3重量%までの量で加えることができる。着
色剤は、天然食品着色料、及び食品、医薬及び化粧用途
に適する染料も含まれる。これら着色料は、F.D. & C.
染料及びレーキとして知られている。着色材料は、好ま
しくは水溶性である。非限定的例には、FD & C Blue N
o.1及び D & C YellowNo.10 として知られるインジゴ染
料が含まれる。全ての FD & C 着色剤の完全な掲載及び
それらの対応する化学構造は、Kirk-Othmer Encycloped
ia of ChemicalTechnology, 3rd Edition,Volume 5,p
p. 857-884 に見出すことができる。好ましい乳白剤、
つまり二酸化チタンは、組成物の約2.0重量%まで、
好ましくは約1.0重量%未満、最も好ましくは約0.
4重量%未満で加えられることができる。この発明にお
いて適する保湿剤には、70%ソルビトール溶液として
のソルビトール、グリセリン、プロピレングリコール、
ポリエチレングリコール、それらの混合物、及びそれに
類したものが含まれる。保湿剤は、歯磨き剤組成物の約
1.0〜約75.0重量%の量で存在することができ
る。
は、本組成物の低いpHに適合性でなければならず、水
和したシリカ、アルミナ又はアルカリ金属メタリン酸塩
が含まれる。この発明による歯磨き剤組成物中のシリカ
研磨剤には、とりわけ、J.M. Huber Corp.により製造さ
れる ZEODENTR (113) 及び W.R. Grace Co. により製造
される SYLOID R 又は SYLODENT R が含まれる。これら
研磨剤は、組成物の約75.0重量%まで、好ましくは
約5.0〜約40重量%、そして最も好ましくは約5.
0〜約30.0重量%の量で使用されることができる。
本歯磨き剤組成物は、ペースト、ゲル、粉末又は液体で
あることができる口内賦形剤を含む。歯磨き剤の具体的
形態に依存して、本組成物は、望まれるコンシステンシ
ーを提供するために、増粘剤、結合剤又はゲル化剤も含
むことができる。ヒドロキシエチルセルロース、カルボ
キシメチルセルロース、メチルセルロース、キサンタン
ガム、ゲル化性シリカ及びそれらに類したもののような
ゲル化剤を単独で使用しても組み合わせて使用してもよ
い。好ましいゲル化系は、カルボキシメチルセルロー
ス、キサンタンガム及びゲル化性シリカの混合物であ
る。ゲル化剤は、歯磨き剤組成物の約0.5〜約30重
量%、好ましくは約5.0〜約15.0重量%、最も好
ましくは約7.0〜約20重量%の量で使用されること
ができる。
ンチウム、硝酸カリウム又はクエン酸ナトリウム−クエ
ン酸のような知覚鈍麻剤も含有することができ、約0.
5〜約10重量%の量で使用されることができる。適す
る保存剤には、安息香酸、ブチレート化ヒドロキシアニ
ソール(BHA)、ブチレート化ヒドロキシトルエン
(BHT)、アスコルビン酸、メチルパラベン、プロピ
ルパラベン、トコフェロール類及びそれらの混合物が含
まれる。保存剤が使用されるときは、一般に本歯磨きゲ
ル組成物の約1.0重量%まで、好ましくは約0.1〜
約1.0重量%の量で存在する。本発明は、以下の非限
定的実施例によって更に例示される。実施例において及
び明細書と請求項の全体にわたって、全ての部及びパー
センテージは、特に断らない限り、最終組成物の重量を
基準とする。
トコルを用いて配合された: (a) 60%のソルビトール及び90%の水をタンクに加
え(Hobartミキサー); (b) モノフルオロリン酸ナトリウム、サッカリンナトリ
ウム、リン酸一ナトリウム、リン酸二ナトリウム、ポリ
エチレングリコール、クエン酸亜鉛、FD & C Blue No.
1、D & C Yellow No.10及び安息香酸を混合しながら
(a)に溶解させ(約10分); (c) リン酸を残りの水と混ぜて混合しながら (b)に加
え; (d) Zeosyl 200、Sylodent 750及び二酸化チタンをブレ
ンドして (c)に加えて15分間混合し; (e) 残りのソルビトールを (d)に加え; (f) カルボキシメチルセルロース及びキサンタンガムを
グリセリン中にブレンドして (e)に加えて40分間混合
し; (g) フレーバーを (f)に加えて5分間混合し; (h) ラウリル硫酸ナトリウムを (g)に加えて10分間ゆ
っくり混合し;そして(i) 25〜27インチHg(6
3.5〜68.6cmHg)で10分間脱気する。
類似の様式で調製された幾つかのゲルが、次の慣用的試
験法を使用して、磨耗性について試験された。相対象牙質磨耗 殆ど全ての歯磨き製品は、歯の汚れの除去及び予防を助
けるために研磨系を含有する。歯磨き剤配合物の磨耗性
試験は、その製品の安全性を明文化するために推奨され
る。250を下回る相対象牙質磨耗(RDA)評点が、
アメリカン・デンタル・アソシエーションによって許容
性と見做される。市販の歯磨き剤のRDA値は、約45
〜170に及び、ある特定の製品では230もの高さで
ある。この研究では、Hefferren 法(Hefferren,“A la
boratory method for assessmentof dentifrice abrasi
vity," J Dent Res 55: 563-573 (1976))を用いて、試
験品及び参照品のRDA値を評価した。ヒトの象牙質の
サンプルが切り取られて、それらを放射性にするために
ニュートロン束で照射された。それら試験片は、メタク
リル酸メチルに載せられて、V−8機械的クロスブラッ
シング機内に取り付けられた歯磨き剤スラリーの入った
試験管内に入れられた。サンプル試験管は、1:1.6
の歯磨き剤:水のスラリーで満たされ、試験片は、15
0gのブラシ圧力の下で1500ストロークのブラッシ
ングを受けた。ブラッシング後、スラリーのアリコート
が、放射性放出量の測定のために採取された。より高い
レベルの放射性は、より高いレベルの象牙質摩損を反映
する。全ての試験品が、100に設定されたADA参照
研磨剤のスラリーで得られた値に対して標準化された。
結果を表2に示す。
(the International Organization for Standardizati
on)によって許容性と見做される。この研究では、Heff
erren 法(Hefferren, 1976) を用いて、試験品及び参照
品のREA値を評価した。ヒトのエナメル質のサンプル
が切り取られて、それらを放射性にするためにニュート
ロン束で照射された。それら試験片は、メタクリル酸メ
チルに載せられて、V−8機械的クロスブラッシング機
内に取り付けられた歯磨き剤スラリーの入った試験管内
に入れられた。サンプル試験管は、1:1.6の歯磨き
剤:水のスラリーで満たされ、試験片は、150gのブ
ラシ圧力の下で5000ストロークのブラッシングを受
けた。ブラッシング後、スラリーのアリコートが、放射
性放出量の測定のために採取された。より高いレベルの
放射性は、より高いレベルのエナメル質摩損を反映す
る。全ての試験品が、10に設定されたADA参照研磨
剤のスラリーで得られた値に対して標準化された。結果
を表3に示す。
性の1つである。この研究では、予め成形された外因性
汚れの子牛の歯からの除去率を in vitro で測定する実
験室試験法を用いた。以前の研究 (J. Dent Res 61: 12
36, 1982) では、この試験の結果は、制御された臨床試
験で得られる結果にすこぶる匹敵することが示されてい
る。かくして、この試験の結果は、かなりの信頼性で臨
床的知見を予知するものと考えることができる。子牛の
エナメル質のサンプルが切り取られて、メタクリル酸メ
チルに載せられて、汚れ蓄積操作に付されてから、前処
理汚れ強度について評点が与えられた。次いで、それら
サンプルは、V−8機械的クロスブラッシング機内に取
り付けられた歯磨き剤スラリーの入った試験管内に入れ
られた。サンプル試験管は、1:1.6の歯磨き剤:水
のスラリーで満たされ、試験片は、150gのブラシ圧
力の下で800ストロークのブラッシングを受けた。ブ
ラッシング後、それらエナメル質サンプルに、汚れにつ
いての評点が与えられた。前処理値に比べた汚れ低減率
が計算された。結果を表4に示す。
低減された磨耗性を有することと(表2〜3)折り合わ
ない汚れ除去能力を有すること(表4)が分かる。具体
的な実施例を参照しながら本発明を詳細に説明してきた
が、本発明の精神及び範囲を逸脱せずに、種々の変更及
び修飾を行い得ることが当業者に明らかであろう。
Claims (8)
- 【請求項1】 研磨剤を含有する歯磨き剤組成物の研磨
性を低減するための方法であって、前記歯磨き剤組成物
中に、前記組成物の象牙質の磨耗を少なくとも10%及
びエナメル質の磨耗を少なくとも10%低減するのに十
分な量の亜鉛塩を組み入れて、改善された歯磨き剤組成
物を提供することを含んでなり、前記改善された歯磨き
剤組成物が、汚れ除去において、前記当初の歯磨き剤組
成物の少なくとも90%の有効性を有する方法。 - 【請求項2】 pHが3.0〜5.5である、請求項1
記載の方法。 - 【請求項3】 前記研磨剤が、シリカ、アルミナ及びア
ルカリ金属メタリン酸塩からなる群から選択される少な
くとも1つのメンバーである、請求項1又は2記載の方
法。 - 【請求項4】 前記研磨剤が、前記歯磨き剤組成物の少
なくとも5重量%の濃度で存在する、請求項3記載の方
法。 - 【請求項5】 前記亜鉛塩が、クエン酸亜鉛、塩化亜
鉛、酢酸亜鉛、酸化亜鉛及び硫酸亜鉛からなる群から選
択される少なくとも1つのメンバーである、請求項1〜
4のいずれか1項に記載の方法。 - 【請求項6】 前記亜鉛塩の量が、前記歯磨き剤組成物
の0.01〜3.0重量%である、請求項1〜5のいず
れか1項に記載の方法。 - 【請求項7】 前記象牙質の磨耗が、少なくとも20%
低減される、請求項1〜6のいずれか1項に記載の方
法。 - 【請求項8】 前記改善された歯磨き剤組成物が、汚れ
除去において、前記当初の歯磨き剤組成物と少なくとも
同じ有効性を有する、請求項1〜7のいずれか1項に記
載の方法。
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