JP2002153041A - 直動装置 - Google Patents

直動装置

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JP2002153041A
JP2002153041A JP2000347288A JP2000347288A JP2002153041A JP 2002153041 A JP2002153041 A JP 2002153041A JP 2000347288 A JP2000347288 A JP 2000347288A JP 2000347288 A JP2000347288 A JP 2000347288A JP 2002153041 A JP2002153041 A JP 2002153041A
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slider
linear motion
motion device
hole
face
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JP2000347288A
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Takeo Kimura
武雄 木村
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 強制冷却設備を有さずに、直動装置の駆動源
であるリニアモータの発熱を効率良く放熱することによ
り、直動装置の小型、低コスト、クリーン性、モータ効
率向上が実現でき、高速、高頻度駆動及び高精度位置決
めを行うこと。 【解決手段】 スライダ31の移動方向に垂直なスライ
ダ31の一端面からスライダ31の下面に連通し、吐出
口35が可動子42とベース13の内側側面との空隙5
0に臨む吸入孔32を設け、スライダ31の移動によっ
て吸入孔32に空気を取り込み、吐出口35から該取り
込んだ空気を空隙50に噴出し、この空気は、排出孔1
6から外気に放出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、リニアモータな
どを駆動源とする直動装置に関し、特に強制冷却設備を
用いない冷却構造を有した直動装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、半導体製造装置や半導体検査
装置などでは、高速、高頻度駆動および高精度位置決め
が要求されるため、リニアモータを駆動源とする直動装
置が用いられている。
【0003】図9は、リニアモータを駆動源とする従来
の直動装置の構成を示し縦断面図である。図9におい
て、この直動装置は、当該直動装置が搭載される図示し
ない平板上に固定され、断面形状が凹形のベース10を
有する。このベース10の長辺方向(X方向)に沿って
形成された両側面の突出部11上には、一対のリニアガ
イド20を介して、スライダ30が転動自在に設けられ
る。
【0004】リニアガイド20は、スライダ30の移動
に必要な長さを有し、互いに平行なレール21と、この
レール21に沿って移動可能なガイドブロック22とか
らなり、レール21とガイドブロック22との間の転動
面間には、図示しないボールなどの転動体が介在する。
ガイドブロック22は、スライダ30を支持するととも
に固定する。スライダ30は、リニアガイド20に案内
され、X方向に往復移動することができる。
【0005】スライダ30を駆動するリニアモータ40
は、固定子41がベース10のベース平面部12の内側
平面上に固定され、スライダ30の下面に取付けられる
リニアモータ40の可動子42との間隙を一定に保って
対向する。
【0006】可動子42は、X方向に延びる珪素鋼板を
Y方向に積層した積層鉄心43の下面側に、X方向に沿
って所定間隔で櫛状の複数のスロットが設けられ、この
複数のスロットに、絶縁物を介して複数のスロット数分
のコイル44が収納されている。各コイル44のコイル
エンド部45は、積層鉄心43のY方向の両端部側に張
り出している。
【0007】積層鉄心43、コイル44、およびコイル
エンド部45は、コイル44の絶縁、コイルエンド部4
5の保護、コイル44の放熱能力向上、および可動子4
2の剛性向上を図るため、積層鉄心43の下面側を除
き、樹脂46によって覆われる。
【0008】積層鉄心43は、溶接などによって一体化
された可動子取付平板47によって、珪素鋼板同士を結
合するとともに、可動子取付平板47に雌ネジを切るこ
とによって、積層鉄心43とスライダ30下面とをボル
トなどで締め付ける。
【0009】リニアモータ40の固定子41は、磁性材
料からなり、X方向に延びる平板状の磁石取付板48の
上面に、X方向に向かって、所定の間隔で隣接する永久
磁石49の極性がN極とS極とが交互に異極となるよう
に配列され、接着剤などによって磁石取付板48に固定
されてなる。
【0010】この直動装置は、リニアモータ40の可動
子42のコイル44が通電されると、X方向に進行磁界
が発生し、固定子41の永久磁石49がつくる磁束とに
よって、相対的にX方向に推進力が発生し、スライダ3
0がリニアガイド20に沿って移動する。
【0011】ここで、この直動装置では、リニアモータ
40の可動子42のコイル44が通電されると、コイル
44で発生する銅損により発熱し、このコイル44の熱
は、コイル44の表面からスロットに嵌め込まれている
絶縁紙を介して、積層鉄心43および可動子取付平板4
7に通じ、スライダ30の表面に至る経路A、またはコ
イルエンド部45から樹脂46の表面に至る経路Bなど
によって、外気に放熱されている(図9の実線矢印参
照)。そして、スライダ30が移動して走行風が発生す
ることによって、スライダ30および可動子42の表面
に、強制冷却と同等の効果を得て、熱伝導率を向上し、
効率良く放熱が行われようになされていた。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、可動子
42を取付けるスライダ30が、可動子42の発熱量に
応じた十分な放熱能力を有しない場合、スライダ30
は、温度上昇を招くことによって熱変形を起こし、位置
決め精度を悪化させる要因となるという問題点があっ
た。
【0013】また、直動装置の小型化によって、可動子
42の側面と突出部11の側面の空隙50が狭いため、
空気の対流が起こりにくく、可動子42の樹脂46の表
面から放出される熱を含んだ空気が、空隙50に留ま
り、空隙50中の空気の熱容量が飽和することから、可
動子42の放熱を妨げている。また、熱容量が大きいベ
ース10と、スライダ30、および可動子42は、リニ
アガイド20の転動体であるボールを介しての接触であ
り、ボールの接触面積は非常に小さく、ベース10に対
する熱伝導効果は、ほとんど得られない。
【0014】そこで、リニアモータを駆動源とする直動
装置の場合、たとえば特開平9−154272号公報に
記載されているように、リニアモータ可動子のコイルか
ら伝達された熱を、コイル冷却用部材を介在させ、冷却
用配管を流れる冷却液を介して強制的に外部へ熱を逃が
すものがある。
【0015】しかし、このコイル冷却用部材を用いて強
制冷却させる方式では、高い冷却能力が得られるが、冷
却液循環装置などの強制冷却設備およびそのメンテナン
スが必要となり、装置構造が複雑になって、大型化、高
コスト化を引き起こすことから、特に、高精度位置決め
を必要とする工作機械などへの適用に限定されている。
さらに、この方式では、半導体製造装置や半導体検査装
置など、小型化やクリーン性が要求される環境で用いら
れる場合にも適さない。
【0016】このため、半導体製造装置や半導体検査装
置等では、強制冷却設備をもたない自己冷却方式が適用
されるが、この自己冷却方式は、リニアモータに対する
要求推力、連続駆動時間などによって、モータの発熱が
許容以上の場合、現状に比して出力の大きなリニアモー
タの定格を下げて使用することになり、通電する電流を
少なくし、発熱を抑えることになる。しかし、この対策
は、リニアモータの大型化を招き、スライダ質量が重く
なることから、その分、多くの電流を通電しなければな
らず、リニアモータの効率低下、装置自体の大型化を引
き起こす場合があるという問題点があった。
【0017】また、リニアモータ可動子の積層鉄心上部
に、数種類の形状の異なる珪素鋼鈑を積層し、切り欠き
およびフィン形状を設けることによって、積層鉄心上部
に凹凸を形成し、この凹凸に、移動時に発生する走行風
を取り入れることによって、放熱能力を向上させる自己
冷却方式の例が示されているが、複数種の珪素鋼鈑が必
要となり、部品点数が増加し、リニアモータの大型化、
工作性の低下を招くことがあるという問題点があった。
【0018】そして、この種のリニアモータは、可動子
と固定子の間に大きな吸引力を発生し、リニアモータ発
生推力を伝達するという観点から、可動子とスライダは
強固に固定する必要があるが、可動子上面が剛性の高い
平面でないため、可動子上面とスライダ下面との密着固
定ができなく、取付時の平行度等の精度および剛性を確
保した取付が困難であった。
【0019】この発明は上記に鑑みてなされたものであ
って、強制冷却設備を設けることなく、走行風を有効に
利用する自己冷却方式によって直動装置に冷却構造を付
加し、リニアモータおよびスライダを効果的に冷却する
ことにより、直動装置の小型化、低コスト化、クリーン
性の向上およびモータ効率の向上を行い、高速・高頻度
駆動および高精度位置決めを行うことができる直動装置
を得ることを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明にかかる直動装置は、ベースの長手方向に
沿って、平行に設けられたレールを介してガイドブロッ
クによって支持されるスライダと、前記ベース上に固定
されたリニアモータの固定子と、前記スライダの下面に
固定されたリニアモータの可動子とを有した直動装置に
おいて、前記スライダの移動方向に垂直な該スライダの
一端面から該スライダの下面に連通し、吐出口が前記可
動子と前記ベースの内側側面との間隙に臨む吸入孔を設
け、前記スライダの移動によって前記吸入孔に空気を取
り込み、前記吐出口から該取り込んだ空気を前記間隙に
噴出することを特徴とする。
【0021】この発明によれば、スライダの移動によっ
て吸入孔から空気を取り込み、この空気が、可動子から
スライダに伝達した熱を吸収し、吐出口から該取り込ん
だ空気を、可動子とベースの内側側面との間隙に噴出さ
せて、可動子からベースの側面に伝達する熱を撹拌する
ようにしている。
【0022】つぎの発明にかかる直動装置は、上記の発
明において、前記吸入孔は、孔入口から孔出口に向かっ
て断面積を順次小さくしたテーパ形状であることを特徴
とする。
【0023】この発明によれば、吸入孔が、孔入口から
孔出口に向かって断面積を順次小さくしたテーパ形状と
し、孔出口から噴出される空気の圧力を高め、可動子と
ベースの内側側面との間隙に噴出される空気の速度を高
めるようにしている。
【0024】つぎの発明にかかる直動装置は、上記の発
明において、前記スライダの移動方向に垂直な該スライ
ダの一端面から該スライダの他端面に貫通した通風孔を
設け、前記スライダの移動によって前記通風孔に空気を
取り込むことを特徴とする。
【0025】この発明によれば、スライダの移動方向に
垂直な該スライダの一端面から該スライダの他端面に貫
通した通風孔を設け、前記スライダの移動によって前記
通風孔に取り込まれる空気が接触する断面積をさらに大
きくするようにしている。
【0026】つぎの発明にかかる直動装置は、上記の発
明において、前記ベースの側面を連通する排出孔を設
け、前記排出孔は、前記間隙を向けて噴出された空気を
当該直動装置外部に放出することを特徴とする。
【0027】この発明によれば、ベースの側面を連通す
る排出孔を設け、排出孔は、前記間隙を向けて噴出され
た空気を効率的に当該直動装置外部に放出して冷却を行
うようにしている。
【0028】つぎの発明にかかる直動装置は、上記の発
明において、前記間隙に向けて噴出された空気を前記排
出孔に誘導する誘導部材を前記ベースに設けたことを特
徴とする。
【0029】この発明によれば、誘導部材は、前記間隙
に向けて噴出された空気を前記排出孔に誘導するように
している。
【0030】つぎの発明にかかる直動装置は、上記の発
明において、前記吸入孔は、前記一端面から前記他端面
に向かって斜めに連通し、吐出口が前記可動子と前記ベ
ースの内側側面との間隙の一方に臨み、異なる孔の長さ
を有した第1吸入孔群と、前記他端面から前記一端面に
向かって斜めに連通し、吐出口が前記可動子と前記ベー
スの内側側面との間隙の他方に臨み、異なる孔の長さを
有した第2吸入孔群と、を備えたことを特徴とする。
【0031】この発明によれば、吸入孔に流入した空気
は、スライダを斜めに横切り、吐出口から間隙に向かっ
て噴出されるようにしている。
【0032】つぎの発明にかかる直動装置は、上記の発
明において、前記吸入孔は、前記一端面の孔入口から前
記吐出口までの間に複数の吐出口を設け、該複数の吐出
口は、前記間隙を臨む位置に設けられ、該複数の吐出口
は、前記一端面側から前記吐出口側に向かって順次、口
径を大きくしたことを特徴とする。
【0033】この発明によれば、複数の吐出口の口径
を、一端面側から順次大きくし、複数の吐出口からの噴
出圧力を一定に保つようにしている。
【0034】つぎの発明にかかる直動装置は、上記の発
明において、前記吸入孔は、前記間隙に沿って設けら
れ、前記一端面および前記他端面を貫通する貫通孔と、
前記一端面および前記他端面の間に設けられ、前記貫通
孔から前記スライダの下面に連通し、前記間隙に臨む複
数の連通孔と、前記一端面および前記他端面に設けら
れ、前記スライダの移動前方側である場合に開成し、前
記スライダの移動後方側である場合に閉成する開閉弁と
を備えたことを特徴とする。
【0035】この発明によれば、開閉弁が、スライダの
移動前方側である場合に開成し、前記スライダの移動後
方側である場合に閉成するようにし、移動方向に応じて
上述した吸入孔を実現するようにしている。
【0036】
【発明の実施の形態】以下に添付図面を参照して、この
発明にかかる直動装置の好適な実施の形態を詳細に説明
する。
【0037】実施の形態1.図1は、この発明の実施の
形態1である直動装置の構成を示す斜視図である。図1
において、この直動装置は、冷却構造を備えたリニアモ
ータを駆動源としている。図2は、図1に示した直動装
置のI−I線断面図である。また、図3は、図2に示した
直動装置のII−II線断面図である。さらに、図4は、図
3に示した直動装置のIII−III断面図である。
【0038】図1〜図4において、この直動装置は、搭
載される装置の平板上に固定され、断面が凹型形状を有
し、冷却構造をもったベース13上に、このベース13
の対向する側面部14上に配設される一対のリニアガイ
ド20を介して、スライダ31がスライド自在に設けら
れる。
【0039】リニアガイド20は、スライダ31の移動
に必要な長さを有し、互いに平行なレール21と、この
レール21に沿って移動可能なガイドブロック22とか
らなり、レール21とガイドブロック22との間の転動
面間には、図示しないボールなどの転動体が介在する。
ガイドブロック22は、スライダ31を支持するととも
に、固定する。スライダ31は、リニアガイド20に案
内され、X方向に往復移動することができる。
【0040】スライダ31を駆動するリニアモータ40
は、スライダ31を駆動するリニアモータであり、この
リニアモータ40の固定子41は、ベース平面部15上
に配置固定され、スライダ31の下面に取り付けられた
可動子42との間隙は、一定に保たれて対向する。
【0041】可動子42は、X方向に延びる珪素鋼板を
Y方向に積層した積層鉄心43の下面側に、X方向に沿
って所定間隔で櫛状の多数のスロットが設けられ、この
複数のスロットに、絶縁物を介して複数のスロット数分
のコイル44が収納されている。各コイル44のコイル
エンド部45は、積層鉄心43のY方向の両端部側に張
り出している。
【0042】積層鉄心43、コイル44、およびコイル
エンド部45は、コイル44の絶縁、コイルエンド部4
5の保護、コイル44の放熱能力向上、および可動子4
2の剛性向上を図るため、積層鉄心43の下面側を除
き、樹脂46によって覆われる。
【0043】積層鉄心43は、溶接などによって一体化
された可動子取付平板47によって、珪素鋼板同士を結
合するとともに、可動子取付平板47に雌ネジを切るこ
とによって、積層鉄心43とスライダ31下面とをボル
トなどで締め付ける。
【0044】リニアモータ40の固定子41は、磁性材
料からなり、X方向に延びる平板状の磁石取付板48の
上面に、X方向に向かって、所定の間隔で隣接する永久
磁石49の極性がN極とS極とが交互に異極となるよう
に配列され、接着剤などによって磁石取付板48に固定
されてなる。
【0045】ここで、この直動装置では、リニアモータ
40の可動子42のコイル44が通電されると、X方向
に進行磁界が発生し、固定子41の永久磁石49がつく
る磁束によって、相対的にX方向に推進力を発生し、ス
ライダ31をリニアガイド20に沿って移動する。
【0046】直動装置の冷却構造として、スライダ31
は、スライダ31が移動する双方向の正面の吸入孔32
から、スライダ31の中央下面の吐出口35に連通し、
スライダ31前面および後面にそれぞれ対として設けら
れた吸入孔32を有している。また、スライダ31は、
スライダ31の前面から後面に連通した通風孔33を有
する。ベース13は、突起部14の側面に所定の間隔
で、複数連通している排出孔16と、突起部14の側面
の内側においてZ方向に延び、X方向に対して所定間隔
で複数形成された仕切板17と、突起部14の側面下部
に設けられ、排出孔16下部を塞ぎ、排出孔16に空気
が流出しやくするブロック18とを有する。
【0047】吸入孔32は、スライダ31の正面の吸気
口34から、X方向に平行な所定の深さの孔が設けら
れ、この孔の底から90度角度を変えて、スライダ31
下面の吐出口35に貫通させることによって、スライダ
31の移動によって発生する走行風を、スライダ31の
移動方向に対して前面となるスライダ31の正面の吸気
口34から、スライダ31下面の吐出口35に導く。
【0048】吸入孔32は、吐出口35が、突起部14
内の内側側面と可動子42側面とによって形成される空
隙50とZ方向に関し、一直線上に並ぶ位置に設ける。
吸入孔32の孔の大きさは、テーパ形状とし、吸気口3
4の大きさに対して吐出口35を小さくし、吸気口34
から取り込んだ空気の圧力を上げるようにしている。
【0049】通風孔33は、スライダ31のX方向の正
面に設けられ、X方向に平行で反対側のスライダ31正
面に連通し、スライダ31の移動によって発生する空気
を、スライダ31の移動方向に対して前面となるスライ
ダ31の正面から取り入れ、反対側から排出する。
【0050】なお、スライダ31は、材質の縦弾性係数
が大きい金属および合金が用いられ、スライダ31下面
に取付けられる可動子42とベース平面部15に取付け
られる固定子41の間に働く吸引力によって、スライダ
31とガイドブロック22との固定点を支持点とし、ス
ライダ31のX方向およびY方向のたわみの発生を防止
し得る強度でスライダ31の厚みが決定される。
【0051】排出孔16は、ブロック18上の突起部1
4の内側側面に、所定間隔で複数設けられている貫通孔
であり、スライダ31の下面の吐出口35から噴出さ
れ、突起部14内の内側側面と可動子42側面とによっ
て形成される空隙50を通過した空気を直動装置の外側
に排出する。
【0052】各仕切板17は、突起部14の内側側面
に、各排出孔16を仕切るようにZ方向に延び、X方向
に所定間隔で複数の形成される。スライダ31の下面の
吐出口35から噴出され、突起部14の内側側面と可動
子42側面とによって形成される空隙50を通過した空
気を、各排出孔16に誘導する。また、突起部14の内
側面の表面積が増加することから、可動子42からの熱
を効率よく吸収し、突起部14の外側側面から熱を放出
する。
【0053】突起部14とベース平面部15との内側交
差部分に、ベース13と一体化され、高さが固定子41
と同じで、X1方向に延びる一対のブロック18を設け
ることによって、スライダ31の下面の吐出口35から
噴出され、突起部14の内側側面と可動子42側面とに
よって形成される空隙50を通過した空気を、各排出孔
16に誘導する。
【0054】ここで、この直動装置の動作について説明
する。リニアモータ40の可動子42のコイル44が通
電されると、X方向に進行磁界を発生し、固定子41の
永久磁石49がつくる磁束によって、相対的にX方向に
推進力を発生し、これによってスライダ31がリニアガ
イド20に沿って移動する。
【0055】リニアモータ40の可動子42のコイル4
4が通電されると、コイル44で発生する銅損により発
熱し、コイル44の熱が、コイル44表面からスロット
に嵌め込まれている絶縁紙を介して、積層鉄心43、可
動子取付平板47を通じてスライダ31の表面部に至っ
て放熱される経路A(図2の実線矢印参照)に加え、ス
ライダ31の移動によって、空気が吸入孔32および通
風孔33に取り込まれ、吸入孔32の表面および通風孔
33の表面から空気を介して、外気に排出される(図2
〜4の破線矢印参照)。
【0056】一方、スライダ31の移動によって発生す
る走行風は、吸入孔32によってスライダ31の正面の
吸気口34から、スライダ31の下面の吐出口35を通
じて、突起部14の内側側面と可動子42側面とによっ
て形成される空隙50に向けて噴出する。この噴出した
空気は、コイルエンド部45から樹脂46に至り、樹脂
46表面から外気に放熱する経路B(図2の実線矢印参
照)による熱を含んだ空気に対して強制的に対流を発生
させる。突起部14の側面に設けられている排出孔16
の内側には、突起部14の内側のY方向に対して突起を
設けた仕切板17と排出孔16の下面に設けたブロック
18とが設けられ、これによって噴出した空気は、排出
孔16に誘導され、空気は外気に排出される(図2の一
点鎖線矢印参照)。
【0057】この実施の形態1によれば、スライダ31
の正面に連通している孔を設けるようにした冷却構造に
よって、スライダ31の放熱面積を増加し、スライダ3
1の放熱能力を向上することができ、スライダ31の温
度上昇を低く抑えることが可能となるため、スライダ3
1の熱変形を少なくすることができる。
【0058】また、スライダ31の上面には加工が行わ
ないことから、積載物に支障をきたすことなく、またブ
ロック状の一体化構造としているので、剛性が高く、構
造がシンプルとなり、部品点数を少なくして、工作性を
向上することができる。また、スライダ31の表面積の
増加の割合に対して、スライダ31の体積や、質量の増
加の割合を小さくできることから、軽量化が可能であ
る。
【0059】さらに、可動子42の両側面には、吸入孔
32によって供給された空気によって強制対流が発生す
るとともに、仕切板17からベース13に熱伝導させる
ことによって、可動子42の放熱を効率良く行うことが
できる。この結果、強制冷却設備を設けることなく、走
行風を有効に利用することが可能となり、リニアモータ
および直動装置の温度上昇は、従来方式と比較して低く
抑えることができるため、直動装置の小型化、低コスト
化、クリーン性の向上を達成し、モータの能力をさらに
引き出すことができ、これによってモータ効率を向上
し、高速・高頻度駆動及び高精度の位置決めを実現する
ことができる。
【0060】実施の形態2.つぎに、この発明の実施の
形態2について説明する。上述した実施の形態1では、
スライダ31の冷却構造として、吸入孔32と通風孔3
3とを設けていたが、この実施の形態2では、吸入孔3
2に対応する吸入孔をスライダ31の進行方向に対して
斜めに設けている。
【0061】図5は、この発明の実施の形態2である直
動装置のスライダの横断面図である。図5において、ス
ライダ60の吸入孔61は、スライダ60の正面からX
方向にに対して所定深さおよび角度を持たせている。各
吸入孔61は、最深部から90度角度を変えて、実施の
形態1の吸入孔32と同様に、スライダ60の下面に吐
出口を設けて、下方に貫通している。
【0062】吸入口61は、それぞれ対角線方向に延
び、スライダ60の正面に設けられた吸気孔の位置によ
って、その深さが変化し、一つの移動方向に対して、ス
ライダ60の横断面のほぼ半分の領域が吸入孔として作
用する。なお、各吸入孔61の吐出口61a,61b
は、突起部14の内側側面と可動子42側面とによって
形成される空隙50に向けて噴出する。
【0063】この実施の形態2では、吸入孔61の深さ
を大きくすることが可能であり、スライダ60の表面積
を増加させることができるため、実施の形態1に示した
通風孔33を設けなくても、スライダ31の冷却構造と
同じ冷却能力を発揮する。
【0064】実施の形態3.つぎに、この発明の実施の
形態3について説明する。図6は、この発明の実施の形
態3である直動装置のスライダの横断面図である。図6
において、スライダ62の吸入孔63は、スライダ62
正面からX方向に形成され、所定の深さを有する孔に、
スライダ62の下面に空気を噴出する吐出口64が設け
られる。吐出口64は、吸気口65から、所定の間隔で
設けられ、吸気口65側から順次、その径を大きくして
いる。
【0065】この結果、吸気口65から取り込まれた空
気は、各吐出口64から、均等な圧力で噴出される。こ
れによって、可動子42の両側面は、効率良くかつ均等
に放熱される。
【0066】実施の形態4.つぎに、この発明の実施の
形態4について説明する。図7は、この発明の実施の形
態4である直動装置のスライダの横断面図である。ま
た、図8は、図7に示したスライダのIV−IV線断面図で
ある。図7および図8において、スライダ66の吸入孔
67は、スライダ66の正面に、X方向に平行で、かつ
反対側のスライダ66の正面に連通している。スライダ
66の下面には、吐出口68が設けられ、吐出口68
は、吸気・排出口69から所定間隔で設けられ、同一径
を有する。吸気・排出口69には、内側に開閉自在の弁
70,71が備え付けられ、スライダ66の移動方向に
対して、前面に位置する弁70は、走行風によって開成
し、走行風に対して後方に位置する弁71は閉成され
る。
【0067】この結果、吸気口69から取り込んだ空気
は、スライダ66の移動方向に関わらず、各吐出口68
から可動子42の両側面に空気を噴出することができる
ので、効率良く放熱することができる。
【0068】なお、上述した実施の形態1〜4で示した
吸入孔あるいは通気孔の位置、形状、本数、あるいは排
出口の位置、個数は、上述した値に限定されず、任意で
ある。
【0069】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、スライダの移動によって吸入孔から空気を取り込
み、この空気が、可動子からスライダに伝達した熱を吸
収し、吐出口から該取り込んだ空気を、可動子とベース
の内側側面との間隙に噴出させて、可動子からベースの
側面に伝達する熱を撹拌するようにしているので、強制
冷却機構を用いなくても、可動子の熱を効率的に外部に
放出することができ、小型化、低コスト化、クリーン性
の向上およびモータ効率の向上が図れ、ひいては高速・
高頻度駆動および高精度位置決めを行うことができる直
動装置を実現することができるという効果を奏する。
【0070】つぎの発明によれば、吸入孔が、孔入口か
ら孔出口に向かって断面積を順次小さくしたテーパ形状
とし、孔出口から噴出される空気の圧力を高め、可動子
とベースの内側側面との間隙に噴出される空気の速度を
高めるようにしているので、一層、間隙間の空気を撹拌
することができ、効率的な熱放出を行うことができると
いう効果を奏する。
【0071】つぎの発明によれば、スライダの移動方向
に垂直な該スライダの一端面から該スライダの他端面に
貫通した通風孔を設け、前記スライダの移動によって前
記通風孔に取り込まれる空気が接触する断面積をさらに
大きくするようにしているので、一層、スライダの温度
上昇を抑えることができるという効果を奏する。
【0072】つぎの発明によれば、ベースの側面を連通
する排出孔を設け、排出孔は、前記間隙を向けて噴出さ
れた空気を効率的に当該直動装置外部に放出して冷却を
行うようにしているので、一層効果的な冷却を行うこと
ができるという効果を奏する。
【0073】つぎの発明によれば、誘導部材は、前記間
隙に向けて噴出された空気を前記排出孔に誘導するよう
にしているので、間隙における対流を少なくし、熱の外
部放出を効率的に行うことができるという効果を奏す
る。
【0074】つぎの発明によれば、吸入孔に流入した空
気は、スライダを斜めに横切り、吐出口から間隙に向か
って噴出されるようにしているので、特にスライダの温
度上昇を効果的に抑えることができるという効果を奏す
る。
【0075】つぎの発明によれば、複数の吐出口の口径
を、一端面側から順次大きくし、複数の吐出口からの噴
出圧力を一定に保つようにしているので、間隙間の熱を
均等に放熱し、効率的な冷却を行うことができるという
効果を奏する。
【0076】つぎの発明によれば、開閉弁が、スライダ
の移動前方側である場合に開成し、前記スライダの移動
後方側である場合に閉成するようにし、移動方向に応じ
て上述した吸入孔を実現するようにしているので、スラ
イダの移動方向にかかわらず、効率的な熱放出を行うこ
とができるとともに、簡易な加工によって簡単に吸入孔
を形成することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1である直動装置の構
成を示す斜視図である。
【図2】 図1に示した直動装置のI−I線断面図であ
る。
【図3】 図2に示した直動装置のスライダのII−II線
断面図である。
【図4】 図3に示した直動装置のスライダのIII−III
線断面図である。
【図5】 この発明の実施の形態2である直動装置のス
ライダの構成を示す横断面図である。
【図6】 この発明の実施の形態3である直動装置のス
ライダの構成を示す横断面図である。
【図7】 この発明の実施の形態4である直動装置のス
ライダの構成を示す横断面図である。
【図8】 図7に示したスライダのIV−IV線断面図であ
る。
【図9】 従来の直動装置の構成を示す縦断面図であ
る。
【符号の説明】
13 ベース、14 突起部、15 ベース平面部、1
6 排出孔、17 仕切板、18 ブロック、20 リ
ニアガイド、21 レール、22 ガイドブロック、3
1,60,62,66 スライダ、32,61,63,
67 吸入孔、33 通風孔、34,65,69 吸気
口、35,64,68 吐出口、40リニアモータ、4
1 固定子、42 可動子、47 可動子取付平板、4
8 磁石取付板、49 永久磁石、50 空隙、69
吸気・吐出口、70,71 開閉弁。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年11月29日(2000.11.
29)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項3
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明にかかる直動装置は、ベースの長手方向に
沿って、平行に設けられたレールを介してガイドブロッ
クによって支持されるスライダと、前記ベース上に固定
されたリニアモータの固定子と、前記スライダの下面に
固定されたリニアモータの可動子とを有した直動装置に
おいて、前記スライダの一端面から該スライダの下面に
連通し、吐出口が前記可動子と前記ベースの内側側面と
の間隙に臨む吸入孔を設け、前記スライダの移動によっ
て前記吸入孔に空気を取り込み、前記吐出口から該取り
込んだ空気を前記間隙に噴出することを特徴とする。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正内容】
【0024】つぎの発明にかかる直動装置は、上記の発
明において、前記スライダの一端面から該スライダの他
端面に貫通した通風孔を設け、前記スライダの移動によ
って前記通風孔に空気を取り込むことを特徴とする。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0025
【補正方法】変更
【補正内容】
【0025】この発明によれば、スライダの一端面から
該スライダの他端面に貫通した通風孔を設け、前記スラ
イダの移動によって前記通風孔に取り込まれる空気が接
触する断面積をさらに大きくするようにしている。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0071
【補正方法】変更
【補正内容】
【0071】つぎの発明によれば、スライダの一端面か
ら該スライダの他端面に貫通した通風孔を設け、前記ス
ライダの移動によって前記通風孔に取り込まれる空気が
接触する断面積をさらに大きくするようにしているの
で、一層、スライダの温度上昇を抑えることができると
いう効果を奏する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3J017 EA03 FA03 GA02 3J104 AA01 AA64 AA69 AA73 AA76 AA79 DA20 5H609 BB06 BB12 PP01 PP02 PP06 PP07 PP08 PP09 PP17 QQ02 QQ14 RR27 RR36 RR67 RR69 RR73 5H641 BB01 BB19 GG03 GG04 GG17 HH02 JA09 JB02

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベースの長手方向に沿って、平行に設け
    られたレールを介してガイドブロックによって支持され
    るスライダと、前記ベース上に固定されたリニアモータ
    の固定子と、前記スライダの下面に固定されたリニアモ
    ータの可動子とを有した直動装置において、 前記スライダの移動方向に垂直な該スライダの一端面か
    ら該スライダの下面に連通し、吐出口が前記可動子と前
    記ベースの内側側面との間隙に臨む吸入孔を設け、 前記スライダの移動によって前記吸入孔に空気を取り込
    み、前記吐出口から該取り込んだ空気を前記間隙に噴出
    することを特徴とする直動装置。
  2. 【請求項2】 前記吸入孔は、孔入口から孔出口に向か
    って断面積を順次小さくしたテーパ形状であることを特
    徴とする請求項1に記載の直動装置。
  3. 【請求項3】 前記スライダの移動方向に垂直な該スラ
    イダの一端面から該スライダの他端面に貫通した通風孔
    を設け、 前記スライダの移動によって前記通風孔に空気を取り込
    むことを特徴とする請求項1または2に記載の直動装
    置。
  4. 【請求項4】 前記ベースの側面を連通する排出孔を設
    け、 前記排出孔は、前記間隙を向けて噴出された空気を当該
    直動装置外部に放出することを特徴とする請求項1〜3
    のいずれか一つに記載の直動装置。
  5. 【請求項5】 前記間隙に向けて噴出された空気を前記
    排出孔に誘導する誘導部材を前記ベースに設けたことを
    特徴とする請求項4に記載の直動装置。
  6. 【請求項6】 前記吸入孔は、 前記一端面から前記他端面に向かって斜めに連通し、吐
    出口が前記可動子と前記ベースの内側側面との間隙の一
    方に臨み、異なる孔の長さを有した第1吸入孔群と、 前記他端面から前記一端面に向かって斜めに連通し、吐
    出口が前記可動子と前記ベースの内側側面との間隙の他
    方に臨み、異なる孔の長さを有した第2吸入孔群と、 を備えたことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つ
    に記載の直動装置。
  7. 【請求項7】 前記吸入孔は、前記一端面の孔入口から
    前記吐出口までの間に複数の吐出口を設け、該複数の吐
    出口は、前記間隙を臨む位置に設けられ、該複数の吐出
    口は、前記一端面側から前記吐出口側に向かって順次、
    口径を大きくしたことを特徴とする請求項1〜5のいず
    れか一つに記載の直動装置。
  8. 【請求項8】 前記吸入孔は、 前記間隙に沿って設けられ、前記一端面および前記他端
    面を貫通する貫通孔と、 前記一端面および前記他端面の間に設けられ、前記貫通
    孔から前記スライダの下面に連通し、前記間隙に臨む複
    数の連通孔と、 前記一端面および前記他端面に設けられ、前記スライダ
    の移動前方側である場合に開成し、前記スライダの移動
    後方側である場合に閉成する開閉弁と、 を備えたことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つ
    に記載の直動装置。
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