JP2002153023A - 横軸回転機のロータ引き抜き治具および引き抜き方法 - Google Patents

横軸回転機のロータ引き抜き治具および引き抜き方法

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JP2002153023A
JP2002153023A JP2000344076A JP2000344076A JP2002153023A JP 2002153023 A JP2002153023 A JP 2002153023A JP 2000344076 A JP2000344076 A JP 2000344076A JP 2000344076 A JP2000344076 A JP 2000344076A JP 2002153023 A JP2002153023 A JP 2002153023A
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rotor
jig
horizontal
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rotating machine
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Toshifumi Kamiwatari
敏史 上渡
Kyukichi Sugiyama
久吉 杉山
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HOKUTO DENKI KK
Toshiba Plant Construction Corp
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HOKUTO DENKI KK
Toshiba Plant Construction Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 横軸回転機のロータ引き抜き治具および引き
抜き方法の提供。 【解決手段】 水平部10aと垂下部10bとが逆L字
状に形成された治具本体10と、その水平部10aの長
手方向に移動自在に案内された吊り機構20と、垂下部
10bに設けた片持保持部30とを有し、その片持保持
部30が横軸回転機50の回転軸52の一端部を支え、
ロータ51の全体を片持ち支持できるように構成された
ロータ引き抜き治具。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転軸が水平に配
置される電動機などの横軸回転機のロータを保守点検の
ために引き抜き、或いは再挿入するための治具に関す
る。
【0002】
【従来の技術】例えば、図6に示す横軸構造の電動機5
0aの保守点検作業は、まず接続機器94とのフランジ
接続を解き、据付・分解作業用に天井80に敷設された
モノレール82に案内される吊り治具83を利用して、
電動機50aを据付基礎91から取り外し、床面90に
仮置きする。
【0003】次いで、図示しない軸受機構その他を外
す。そして回転軸52の軸長より長いスリーブ39の一
端をその回転軸52の一端に嵌着する。次いで、そのス
リーブ39の一端と回転軸52の他端とを2つの吊り治
具83により吊り、それらによりステータ53内に載置
されたロータ51を吊り上げる。そして、ステータ53
の内径の範囲内でロータ51を浮き上がらせる。次いで
図7の如く、上記の2つの吊り治具83を図において、
右方へ水平に移動して、ステータ53を床面90に残
し、そこからロータ51を引き抜く。そして、ロータ5
1を仮置き材92に載置する。
【0004】次に、図8の如く、ロータ51が仮置き材
92に載置されたあと、スリーブ39を回転軸52から
外し、他方の吊り治具83の吊りワイヤ84をスリーブ
39の他端に係止する。次いで、スリーブ39とステー
タコイル54との直接接触を避ける目的からスリーブ3
9の重量を一旦当て木93に支持させ、その後は手作業
で吊りワイヤ84を外しながら、スリーブ39をステー
タ53から抜去する。なお、スリーブ39が極く軽量の
場合には、図7に示す状態から直ちに手作業によって、
上記した回転軸52からの引き外しとともにステータ5
3からの抜去も可能である。しかし、通常は、ステータ
コイル54の損傷防止の配慮から、吊り治具83を利用
した安全な作業を行わなくてはならない場合が多い。
【0005】この方法によれば、電動機50aの前後に
長尺スリーブ39を移動させるためのスペースを要す
る。この場合、吊り治具83がないとすれば、既存のモ
ノレール82を利用するとして、モノレール82の敷設
スパンは、あらかじめ長尺化せざるを得ない。しかし保
守点検の作業場所の設営は電動機50aの設置場所に隣
接する範囲に限定される。また、作業上も2台の吊り治
具83の仮設を必要とし、スリーブ39の抜去処理や当
て木93の調達・回収などにも作業上の負担を伴うと共
に、その作業工程が複雑で面倒である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の事情に
鑑みてなされたもので、抜去に必要なスペースを最小限
に圧縮し、モノレール82の可動スパンを短縮すると共
に、ロータ51の抜去を能率的かつ安全に実施できるロ
ータ引き抜き治具と、その作業方法とを提供することに
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわち、請求項1に記
載の発明は、回転軸が水平に位置される横軸回転機のロ
ータを引き抜き、或いは挿入するための治具であって、
吊り下げ状態で水平部(10a) と垂下部(10b) とが逆L字
状に形成される治具本体(10)と、その治具本体(10)の垂
下部(10b) の下端部に配置され、横軸回転機(50)の回転
軸(52)の一端部が嵌着されて、そのロータ(51)の全体を
片持支持する片持保持部(30)と、前記治具本体(10)の水
平部(10a) に配置された吊り機構(20)と、を具備する
ことを特徴とする横軸回転機のロータ引き抜き治具であ
る。
【0008】請求項2に記載の発明は、請求項1におい
て、前記治具本体(10)の水平部(10a) に長手方向へ移動
自在に配置された吊り機構(20)と、その水平部(10a)
の長手方向の、吊り機構(20)の懸垂位置を示す目盛り
表示(11)と、ロータ引き抜き治具自体の重心の位置を示
す重心表示(12)と、を具備する横軸回転機のロータ引き
抜き治具である。
【0009】請求項3に記載の発明は、請求項1におい
て、片持保持部(30)が、治具本体(10)の垂下部(10b) に
水平方向に固定された筒状体(31) と、その筒状体(3
1) に挿通されると共に、回転軸(52)の端部が挿入され
る筒状アダプタ(32)と、を具備する横軸回転機のロータ
引き抜き治具である。請求項4に記載の発明は、請求項
1において、片持保持部(30)が、治具本体(10)の垂下部
(10b) に設けられ、回転軸(52)の下面を支持する支持片
(33)と、回転軸(52)の上面を支持する係止片(34)と、を
具備し、その支持片(33)と係止片(34)とが、前記回転軸
(52)の軸線方向に互いに離間して配置された横軸回転機
のロータ引き抜き治具である。
【0010】請求項5に記載の発明は、請求項1〜請求
項4のいずれかに記載のロータ引き抜き治具を用いて横
軸回転機(50)のロータ(51)を引き抜く方法であって、そ
の片持保持部(30)により回転軸(52)の一端を片持支持し
てロータ(51)全体を懸垂し、次いで、横軸回転機(50)の
ロータ(51)を水平方向に移動することにより、そのロー
タ(51)をステータ(53)から抜去する横軸回転機のロータ
引き抜き方法である。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明の横軸回転機のロー
タ引き抜き治具に関する実施の形態を図面により説明す
る。図1は、本発明による横軸回転機のロータ引き抜き
治具の実施例に関する使用状況を模式的に示す説明図で
ある。図においてロータ引き抜き治具は、治具本体10
と片持保持部30とを備える。治具本体10は、この例
ではH型鋼材よりなり、水平部10aと垂下部10bと
が逆L字状に湾曲または溶接により形成され、その垂下
部10bの下端に筒状の片持保持部30が溶接により水
平に突設されたものである。その片持保持部30と垂下
部10bとの間には補強部材10cが溶接固定されてい
る。また、水平部10aにはその長手方向に移動自在に
吊り機構20が設けられている。
【0012】図2は、図1に示すA−Aの断面拡大図
で、治具本体10の水平部10aに沿って移動する吊り
機構20のスライド金具22を示す。スライド金具22
は、H型鋼よりなる治具本体10の水平部10aの上縁
部を抱持して、その長手方向にスライド可能に案内さ
れ、その中心部に駆動用のナット23が設けられてい
る。そのナット23は、図1に示すように、一端にハン
ドル26を有するネジシャフト24と螺合している。そ
のネジシャフト24は、水平部10a立設された2つの
ネジ用軸受25によって軸支され、軸線方向の移動が拘
束されている。
【0013】図3は、前記実施例に、目盛り表示11
と、ロータ引き抜き治具自体の重心位置を示す重心表示
12と、が付加されたものである。即ち、ロータ引き抜
き治具の水平部10aの長手方向の側面に、水平部10
aに対してスライドする吊り機構20の懸垂位置を特定
する目盛り表示11と、ロータ引き抜き治具自体の重心
位置を示す重心表示12と、を有する。スライド金具2
2には、もちろん、基準となる位置(この例では三角マ
ーク)が明示される。
【0014】図4は本発明による横軸回転機のロータ引
き抜き治具の片持保持部30の別の実施例を示す断面図
である。すなわち、ロータ51を片持懸垂する片持保持
部30が、垂下部10bの下端に固定された筒状体31
と、回転軸52に嵌合し筒状体31に挿通される筒状ア
ダプタ32と、によって構成される。回転軸52の軸端
寸法は一般に横軸回転機50ごとに違うから、筒状アダ
プタ32は横軸回転機50ごとの専用治具とする。
【0015】図5は本発明による横軸回転機のロータ引
き抜き治具の片持保持部30の別の実施例を示す。すな
わち、片持保持部30が、垂下部10bの下端におい
て、ロータ51から突き出た回転軸52の根元を下方か
ら支持する支持片33と、回転軸51を上方から係止す
る係止片34と、を有する。その係止片34は回転軸5
2の軸線を含む垂直面内での位置調整が可能に構成され
ている。支持片33は、図5(b)の如く、逆ハの字状
に配置された2つの斜面からなる支持面を上方に向けて
回転軸52を下方から支持するように形成されている。
【0016】係止片34は、互いに直交する2つの傾斜
面で構成された逆V字状の係止面を下方に向け、回転軸
52を上方から押さえるように構成されている。すなわ
ち、係止片34は、回動自在に嵌合された係止ボルト3
7によって懸垂され、係止ボルト37はスライダ35に
螺合する。そして、スライダ35の両側の鍔36が垂下
部10bの溝38に摺動自在に案内されている。
【0017】
【作用】次に作用を説明する。図1および図2におい
て、一例として床面90に載置された横軸回転機50の
ロータ51を引き抜くには、先ずステータ53の両側の
図示しない軸受部および側蓋等を取り外す。次いで段付
に形成された回転軸52の一端部に片持保持部30に挿
入させ、ロータ51から突出した部分で、その回転軸5
2の最大径となる付根部を片持支持部30に嵌着すると
共に、その片持保持部30に挿通されたスリーブ39に
回転軸52の先端部を嵌着する。このスリーブ39の内
径は回転軸52の最小径に整合し、外径は片持保持部3
0の内径に整合する。次いで、ロータ51とロータ引き
抜き治具との全体の重心位置にスライド金具22を移動
させ、吊り機構20によって吊り上げれば、床面90に
ステータ53を残し、ロータ51だけを浮き上がらせる
ことができる。次に吊り機構20を図において左方に水
平移動させ、ロータ51の回転軸52の両端部を仮置き
材に載置すればよい。
【0018】上記に代えて、比較的小型の横軸回転機等
では、その横軸回転機を台車に載せた状態で本治具によ
りロータ51を浮き上がらせ、台車を移動させることに
よってロータの引き抜きを行なうこともできる。いずれ
にしても旧来の方法に比べれば、吊り機構20は1台で
良く、引き抜き作業のスペースを少なくすることがで
き、更に作業能率も格段に向上させることが出来る。以
上は引き抜き作業を主体にして説明したが、逆の組立時
においても同様に機能することは言うまでもない。
【0019】図3において、ロータ引き抜き治具の重心
位置を示す重心表示12は、該位置にスライド金具22
を合わせることにより、該治具を単独で懸垂するときの
姿勢を水平に保つことができる。天井クレーンや吊り機
構等によって懸垂しながら、引き抜き作業のために回転
軸を嵌入させる場合などにおいて作業能率を高めること
ができる。
【0020】次に、目盛り表示11は、横軸回転機50
のロータ51を懸垂するときの吊り機構20の位置を読
み取り、記録し、再度懸垂するときの位置を数値として
提供する際に活用される。すなわち、図1において、吊
り機構20がロータ51とロータ引き抜き治具との全体
の重心位置を吊り上げることによって、回転軸52を水
平に保ち得る。然るに、ロータ51を初めて吊り上げる
ときには、試行錯誤によって確実な吊り上げ位置を確認
する必要がある。もちろん、事前に設計上の重心位置は
計算でき、吊り上げ位置の検索を容易にすることはでき
る。しかし、あくまでもそれは参考値であり、現実には
現場での試行錯誤による確認が不可避である。そこで、
それを毎回繰り返すのを避けるものである。
【0021】図4に示す筒状体31は汎用治具を構成
し、筒状アダプタ32は回転軸52ごとの専用治具を構
成する。型式の同一な横軸回転機50については共用す
ることができる。筒状アダプタ32は、ロータ51を片
持支持したとき、回転軸52に働く曲げ応力が最も少な
くなるように設計・製作される。すなわち、第1に回転
軸52がロータ51から突き出た根元を、第2に回転軸
52の段差の根元を支持するように、支持位置をあらか
じめ強度検討の上で選択できる。従って片持支持による
回転軸52の損傷を防止できる。
【0022】図5において、支持片33により回転軸5
2がロータ51から突き出た根元と、係止片34により
回転軸52の段差の境とを支持するように、予め強度検
討の上、支持位置を選択できる。また、係止片34が可
動に構成され、横軸回転機50ごとに専用部分を必要と
せず、汎用的なロータ引き抜き治具として活用できる。
【0023】
【実施例】次に、本発明のによるロータ引き抜き方法を
実施例に基づいて説明する。以下においては、並行して
進められる作業を含めて、手順の概要に従って作業の概
要を説明する。先ず最初に、横軸回転機のカプリングフ
ランジや軸受機構その他を分解撤去し、ロータ引き抜き
開始のための事前準備をする。次に、ロータ51の載置
の場所で、仮置き材の準備完了を確認する。次に、ロー
タ引き抜き治具のスライド金具22が重心表示12の位
置にあることを確認して吊り機構20に係止する。次
に、筒状アダプタ32を回転軸52に装着する。
【0024】次に、懸垂されたロータ引き抜き治具の筒
状体31に筒状アダプタ32を挿入し、ロータ引き抜き
治具の装着を完了する。次にハンドル26を回転して、
スライド金具22をロータ51の略重心位置に移動す
る。次に、天井クレーン等を作動させ、ロータ51が浮
上する直前まで上昇させ、ほぼ垂直吊りができるための
水平位置の検出を、ハンドル26の微調整移動により行
なう。次に、天井クレーン等をゆっくり移動して、回転
軸の両端部を仮置き材上に載置する。次に、ハンドル2
6を回転させて、スライド金具22を重心表示12に位
置合わせし、ロータ引き抜き治具を抜去する。最後に回
転軸52から筒状アダプタ32を抜去して保管する。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように請求項1の発明によ
れば、治具本体10の水平部10aに、その吊り機構2
0を備え、垂下部10bに片持保持部30を有するの
で、横軸回転機50のロータ51を片持ち支持して、狭
いスペースで能率的に抜去することができる。請求項2
に記載の発明によれば、吊り機構20が治具本体10の
水平部10aに移動自在に案内されると共に、その吊り
機構20の懸垂の位置を示す目盛り表示11と、ロータ
引き抜き治具自体の重心位置を示す重心表示12と、を
有するので、治具自体やロータ51の懸垂時に、吊り機
構20の懸垂位置を能率的に設定できる。
【0026】請求項3に記載の発明によれば、片持保持
部30が筒状体31と、その筒状体31に挿通され、回
転軸52の寸法形状に嵌合して用いられる筒状アダプタ
32とを有するので、回転軸52を損傷することなく容
易に片持支持することができる。請求項4に記載の発明
によれば、片持保持部30が、支持片33と係止片34
とを備えたので、回転軸52を損傷することなく容易に
片持支持ができる汎用治具を提供できる。
【0027】請求項5に記載の横軸回転機のロータ引き
抜き方法によれば、引き抜きの場所を選ばず、作業スペ
ースを最小に押さえ、かつ安全で能率的な引き抜き作業
を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の横軸回転機のロータ引き抜き治具の1
例について、使用状況を示す説明図。
【図2】図1のA−A断面図。
【図3】同ロータ引き抜き治具の目盛り表示11と重心
表示12とを示す説明図。
【図4】同ロータ引き抜き治具の片持保持部30の別の
例の断面図。
【図5】同ロータ引き抜き治具の片持保持部30の別の
例の断面図。
【図6】従来の横軸回転機のロータ引き抜き方法の第一
ステップを説明する側面図。
【図7】従来の横軸回転機のロータ引き抜き方法の第二
ステップを説明する側面図。
【図8】従来の横軸回転機のロータ引き抜き方法の第三
ステップを説明する側面図。
【符号の説明】
10 治具本体 10a 水平部 10b 垂下部 10c 補強部 11 目盛り表示 12 重心表示 20 吊り機構 22 スライド金具 23 ナット 24 ネジシャフト 25 ネジ用軸受 26 ハンドル 30 片持保持部 31 筒状体 32 筒状アダプタ 33 支持片 34 係止片 35 スライダ 36 鍔 37 係止ボルト 38 溝 39 スリーブ 50 横軸回転機 50a 電動機 51 ロータ 52 回転軸 53 ステータ 54 ステータコイル 56 脚 80 天井 82 モノレール 83 吊り治具 84 吊りワイヤ 90 床面 91 据付基礎 92 仮置き材 93 当て木 94 接続機器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 杉山 久吉 東京都大田区蒲田五丁目37番1号 東芝プ ラント建設株式会社内 Fターム(参考) 5H615 AA03 AA05 BB01 BB02 PP02 SS59

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転軸が水平に位置される横軸回転機の
    ロータを引き抜き、或いは挿入するための治具であっ
    て、 吊り下げ状態で水平部(10a) と垂下部(10b) とが逆L字
    状に形成される治具本体(10)と、 その治具本体(10)の垂下部(10b) の下端部に配置され、
    横軸回転機(50)の回転軸(52)の一端部が嵌着されて、そ
    のロータ(51)の全体を片持支持する片持保持部(30)と、 前記治具本体(10)の水平部(10a) に配置された吊り機構
    (20)と、 を具備することを特徴とする横軸回転機のロータ引き抜
    き治具。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記治具本体(10)の水平部(10a) に長手方向へ移動自在
    に配置された吊り機構(20)と、 その水平部(10a) の長手方向の、吊り機構(20)の懸垂
    位置を示す目盛り表示(11)と、 ロータ引き抜き治具自体の重心の位置を示す重心表示(1
    2)と、を具備する横軸回転機のロータ引き抜き治具。
  3. 【請求項3】 請求項1において、 片持保持部(30)が、治具本体(10)の垂下部(10b) に水平
    方向に固定された筒状体(31) と、その筒状体(31) に
    挿通されると共に、回転軸(52)の端部が挿入される筒状
    アダプタ(32)と、 を有する横軸回転機のロータ引き抜き治具。
  4. 【請求項4】 請求項1において、 片持保持部(30)が、治具本体(10)の垂下部(10b) に設け
    られ、回転軸(52)の下面を支持する支持片(33)と、回転
    軸(52)の上面を支持する係止片(34)と、を具備し、その
    支持片(33)と係止片(34)とが、前記回転軸(52)の軸線方
    向に互いに離間して配置された横軸回転機のロータ引き
    抜き治具。
  5. 【請求項5】 請求項1〜請求項4のいずれかに記載の
    ロータ引き抜き治具を用いて横軸回転機(50)のロータ(5
    1)を引き抜く方法であって、 その片持保持部(30)により回転軸(52)の一端を片持支持
    してロータ(51)全体を懸垂し、 次いで、横軸回転機(50)のロータ(51)を水平方向に移動
    することにより、そのロータ(51)をステータ(53)から抜
    去する横軸回転機のロータ引き抜き方法。
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