JP2002152599A - 撮像装置 - Google Patents

撮像装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被写体の動きや、患者の心拍数の変化に対応
し、最適な画像を取得可能な撮像装置を提供する。 【解決手段】 光電変換素子と薄膜トランジスタからな
る画素を2次元的に配置したエリアセンサと、前記薄膜
トランジスタのソース電極に接続され画素からの信号を
読み出す読み出し装置と、前記薄膜トランジスタのゲー
ト電極に接続され前記薄膜トランジスタを駆動するゲー
ト駆動装置と、制御手段と、を有しマトリクス駆動を行
うことにより各フレームを読み出す構成を有し、制御手
段が各フレームの読み出しに必要な時間であるフレーム
レートを変化させる機能を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はX線撮影装置などに
用いられるエリアセンサなどの撮像装置に関するもので
ある。詳しくは光電変換素子と薄膜トランジスタからな
る画素を2次元的に配列し、マトリクス駆動を行う撮像
装置において、1フレームの読み出し時間すなわちフレ
ームレートを変化させる機能を有することを特徴とする
撮像装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】以下、従来技術について図を用いて説明
する。図12は従来の撮像装置の模式的回路図である。
また図13は従来の撮像装置の動作を説明するタイミン
グ図である。
【0003】図12に示すように従来の撮像装置の各画
素は光電変換素子101(ここではフォトダイオード)
と薄膜トランジスタ102(TFT;Thin Film Transi
stor)により構成されている。TFT102のソース電
極102−1はデータ線Sig(j)(j=1、
2、...、M)に、ゲート電極102−2はゲート線
Vg(i)(i=1、2、...、N)にそれぞれ接続
されている。TFT102のドレイン電極102−3は
画素内で光電変換素子101と接続されている。本説明
図ではデータ線は垂直方向に、ゲート線は水平方向に引
き回されている。さらに各データ線は読み出し装置1に
接続されている。一般的に読み出し装置1は図12に示
すように、アンプ103、アナログマルチプレクサ10
4などにより構成される。一方、各ゲートラインはゲー
ト駆動装置2に接続される。一般的にゲート駆動装置2
は図示しないシフトレジスタなどにより構成される。
【0004】次に図13のタイミング図を用いて従来の
撮像装置の動作を説明する。図13はある1本のゲート
線に接続された画素について説明するものである。RE
Sは図12の読み出し装置1のアンプ103をリセット
するタイミングを、TFT_ONは注目するゲート線に
接続されているTFT102をONするタイミングを、
SMPLは読み出し装置1のサンプリング容量105へ
電荷を蓄積するタイミングをそれぞれ示す。サンプリン
グ容量105へ蓄積された信号電荷はアナログマルチプ
レクサ104でシリアルデータに変換され出力される。
通常1フレームの読み出しに必要な時間Tfは下記の式
で与えられる。
【0005】 Tf =Tl×N =(Ta+Tb+Tc)×N ここでTlはゲート線1本を読み出すのに必要な時間、
TaはTFT102をONする前に必要な時間、Tbは
TFTをONする時間、TcはTFTをOFFした後か
ら次のラインの読み出しを開始するまでの時間をそれぞ
れ示している(図13参照)。
【0006】この動作を連続的に行うことにより、動画
像の撮影や、透視とよばれるX線動画撮影が可能であ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような従来の撮像装置では、駆動タイミングすなわち Tl=Ta+Tb+Tc は固定であった。
【0008】したがって動きが速い被写体を撮影する
際、たとえば小児のように心拍数の速い被写体のX線透
視撮影を行う場合、像がボケるといった問題点が生じる
場合があった。この場合、撮影の対象としては、心臓、
血管、血管のある部位(脳等)を想定している。血管、
血管のある部位は撮像剤を使用することにより撮影でき
る。
【0009】また、動きが速い被写体を想定してタイミ
ングを作成すると、読み出し装置のアンプの帯域を高く
設計せざるを得ず、動きが遅い被写体を撮影する際に逆
にS/N比が悪くなるという問題点を生じる場合があっ
た。
【0010】すなわち従来の撮像装置は、駆動タイミン
グが固定であるために、スピードと画質の両立が困難で
あるという課題があった。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明による撮像装置
は、光電変換素子と薄膜トランジスタからなる画素を2
次元的に配置したエリアセンサと、前記薄膜トランジス
タのソース電極に接続され画素からの信号を読み出す読
み出し装置と、前記薄膜トランジスタのゲート電極に接
続され前記薄膜トランジスタを駆動するゲート駆動装置
と、制御手段と、を有しマトリクス駆動を行うことによ
り各フレームを撮像する撮像装置において、前記制御手
段は各フレームの読み出しに必要な時間であるフレーム
レートを変化させる機能を有することを特徴とする。
【0012】また、本発明による撮像装置は、上記の撮
像装置において、前記制御手段は少なくとも前記薄膜ト
ランジスタをONさせる時間と、それ以外の時間を独立
に制御することにより、前記フレームレートを変化させ
ることを特徴とする。
【0013】更に、本発明による撮像装置は、上記の撮
像装置において、制御可能な光源を有し、前記制御手段
が前記光源の照度、照射時間、波長のいずれかを制御可
能であることを特徴とする。
【0014】更に、本発明による撮像装置は、上記の撮
像装置において、制御可能なX線源を有し、前記制御手
段が前記X線源の管電圧、管電流、照射時間のいずれか
を制御可能であることを特徴とする。
【0015】更に、本発明による撮像装置は、上記の撮
像装置において、被写体の移動速度、年齢、心拍数のう
ちの少なくともいずれか1を入力する被写体情報入力手
段を有し、前記制御手段は前記被写体情報入力手段の情
報に基づき前記フレームレートを変化させることを特徴
とする。
【0016】更に、本発明による撮像装置は、上記の撮
像装置において、前記被写体情報入力手段は、被写体の
移動速度、心拍数のうちの少なくともいずれか1を自動
的に検出する自動検出手段を有することを特徴とする。
【0017】更に、本発明による撮像装置は、上記の撮
像装置において、前記読み出し装置は、低周波通過フィ
ルタを有し、前記制御手段は前記低周波通過フィルタの
カットオフ周波数を前記フレームレートに応じて変化さ
せることを特徴とする。
【0018】更に、本発明による撮像装置は、上記の撮
像装置において、1フレームにおける各薄膜トランジス
タがONしている時間は、光電変換素子の容量と、薄膜
トランジスタの常温におけるON抵抗で決まる時定数の
3倍以上であることを特徴とする。
【0019】更に、本発明による撮像装置は、上記の撮
像装置において、前記光電変換素子はアモルファスシリ
コンを材料としていることを特徴とする。
【0020】更に、本発明による撮像装置は、上記の撮
像装置において、光電変換素子はPIN型フォトダイオ
ードあるいはMIS型センサであることを特徴とする。
【0021】更に、本発明による撮像装置は、上記の撮
像装置において、前記薄膜トランジスタはアモルファス
シリコンを材料として用いていることを特徴とする。
【0022】更に、本発明による撮像装置は、上記の撮
像装置において、光電変換素子はアモルファスセレン、
ヨウ化鉛、ヨウ化水銀、ガリウム砒素、ガリウムリン、
CdZn、CdZnTeのいずれかを材料としているX
線センサであることを特徴とする。
【0023】更に、本発明による撮像装置は、上記の撮
像装置において、波長変換体を有することを特徴とす
る。
【0024】更に、本発明による撮像装置は、上記の撮
像装置において、前記波長変換体は蛍光体であることを
特徴とする。
【0025】更に、本発明による撮像装置は、上記の撮
像装置において、前記蛍光体はヨウ化セシウムあるいは
ガドリニウムを含む物質であることを特徴とする。
【0026】
【発明の実施の形態】以下で本発明の実施形態について
図を用いて詳しく説明する。
【0027】[第1の実施形態]図1は本発明の撮像装
置の第1実施形態の模式的回路図である。図2は第1実
施形態の概略構成図である。図3、図4は第1実施形態
の撮像装置の制御フロー図である。図5、図6は第1実
施形態の撮像装置の動作を説明するタイミング図であ
る。本実施形態はエリアセンサを用いたX線撮影装置の
構成である。
【0028】図1に示すように従来例と同様にエリアセ
ンサの各画素はフォトダイオード101と薄膜トランジ
スタ(TFT)102により構成されている。フォトダ
イオード101のカソード電極101−1はバイアスラ
インVsに接続され、電源3によりバイアス電圧が印加
されている。TFT102のソース電極102−1はデ
ータラインSig(j)(j=1、2、...、N)
に、ゲート電極102−2はゲートラインVg(i)
(i=1、2、...、N)にそれぞれ接続されてい
る。フォトダイオード101のアノード電極101−2
とTFT102のドレイン電極102−3は各画素で相
互に接続されている。さらに各データラインSig
(j)はアンプ103、アナログマルチプレクサ104
などにより構成される読み出し装置1に接続されてい
る。
【0029】本実施形態で留意すべき点は撮像装置が被
写体情報入力装置4と制御装置5を有する点である。図
1、図2に示すように被写体情報入力装置4と制御装置
5は接続されており、制御装置5はさらに読み出し装置
1およびゲート駆動装置2と接続されている。
【0030】制御装置5は被写体情報入力装置4からの
情報をもとに、読み出し装置1およびゲート駆動装置2
の制御を行う。
【0031】図3は制御動作の一例である。被写体情報
入力装置4はコンピュータ端末などで構成され、被写体
の情報、すなわち、年齢、心拍数、移動速度など撮影時
のフレームレートの決定に必要な情報を入力する機能を
有する。ここでは被写体が小児か否かによりフレームレ
ートを決定する手順を示している。すなわち被写体が心
拍数の高い小児の場合は画像がボケないようにフレーム
レートを高く(例えば毎秒60フレーム)設定し、小児
以外の心拍数の低い被写体ではフレームレートを低く
(例えば毎秒30フレーム)設定する。
【0032】図4は制御動作の別の例である。ここでは
被写体情報を心拍センサ6あるいは動きセンサ(不図
示)などで自動的に検出し、フレームレートを決定して
いる。
【0033】図5、図6は制御装置が読み出し装置とゲ
ート駆動装置のタイミングを制御する様子を示すもので
ある。図5は、被写体の動きが遅い場合(例えば小児以
外)、図6は、は被写体の動きが速い場合(例えば小
児)の駆動タイミングをそれぞれ示している。従来技術
で説明したように一般に1本のゲートラインの読み出し
動作は、(1)リセット動作Ta、(2)TFTのON
による電荷転送動作Tb、(3)サンプリング動作Tc
からなる。本説明図ではTa、Tcは変えずにTbのみ
をTb’へと短縮することでフレームレートの高速化に
対応している。これはTa、Tcの短縮と比較して、T
bの短縮が画質への影響が小さい場合である。本実施形
態のようにTa、Tb、Tcを独立に制御しても良い
し、Ta、Tb、Tcを同じ比率で変化させても良い。
【0034】なお、1フレームにおける各薄膜トランジ
スタ102がONしている時間は、光電変換素子101
の容量と、薄膜トランジスタ102の常温におけるON
抵抗で決まる時定数の3倍以上である。
【0035】本実施形態によれば、被写体の動きが速い
ときには、フレームレートを上げるので、被写体の動き
による画像のぼやけがなくなり、被写体の動きが遅いと
きには、フレームレートを下げるので、光電変換素子で
発生する電荷が多くなり、画像のS/Nを上げることが
できる。
【0036】[第2の実施形態]図7は本発明の撮像装
置の第2実施形態の模式的回路図である。留意すべきは
読み出し装置の構成に関するもので、その他については
第1実施形態と同じである。
【0037】第2実施形態の読み出し装置はアンプとサ
ンプルホールドの間にノイズ除去を目的とする低域通過
フィルタ(LPF)106を有し、さらにこのLPFの
通過帯域は制御装置で変更可能である。図8はLPF部
の模式的回路図であり、抵抗106−1、106−2と
容量106−3でカットオフ周波数が決まる。ノイズ除
去の対象となるノイズは、例えば、アンプ103で発生
するノイズである。
【0038】制御装置は被写体の動きが速い場合は(小
児など)、図8に示すLPFのスイッチ106−4を導
通させカットオフ周波数を高周波側とする。また被写体
の動きが遅い場合はスイッチ106−4を非導通としカ
ットオフ周波数を低周波側とする。これによりフレーム
レートに応じた信号の帯域を通過させつつ、ノイズを最
大限除去することができる。
【0039】[第3の実施形態]図9は本発明の撮像装
置の第3実施形態の制御概要図である。本実施形態で留
意すべきは、被写体情報を用いて読み出し装置1、ゲー
ト駆動装置2だけでなく光源7(ここではX線発生装
置)も制御する点である。これ以外については第1実施
形態、第2実施形態と同じである。
【0040】光源を制御することにより、フレームレー
トや駆動タイミングが変化しても良好な画像を得ること
ができる。例えば、時間的に連続したX線を用いる場
合、フレームレートが速くなればエリアセンサの光電変
換素子での電荷の蓄積時間が短くなり出力が低下する。
この様な場合、光源の照度又はX線源の管電流を増加さ
せる制御を行えば、フレームレートを速くしながらも出
力を低下させないことができる。また、パルス光照射を
行えば、被写体の動きが速くてもブレの生じない良好な
画像を得ることができる。
【0041】光源の制御の対象となる属性は、例えば、
光源の照度、照射時間、波長である。光源の照度や照射
時間を制御することにより、オーバー露光やアンダー露
光を防止して良好な画像を得ることができる。また、光
源の波長を被写体の吸収色に応じて制御することによ
り、撮像したい被写体の鮮明な画像を得ることができ
る。
【0042】光源がX線源である場合には、光源の制御
の対象となる属性は、例えば、X線源の管電圧、管電
流、照射時間である。X線源の管電圧を被写体の吸収色
に応じて制御してX線質(波長スペクトル)を変化させ
ることにより、撮像したい被写体の鮮明な画像を得るこ
とができる。X線源の管電流を制御することは、X線量
を変化させることに等しく、X線の照射時間を変化させ
る場合と同様な効果を得ることができる。すなわち、照
射時間を一定にしたまま、線量を変化させることができ
る。X線源の照射時間を制御することにより、被写体が
浴びるX線量を変化させることができる。被写体が人体
等である場合、照射時間を制御して、人体等における被
爆量を可能な限り低くすることが望ましいが、これに応
じたものである。また、X線照射を連続照射ではなく、
パルス照射にすることにより、更に被爆量を低減するこ
とができる。
【0043】[第4の実施形態]図10は本発明の撮像
装置の第4実施形態の撮像装置の光電変換部の断面図で
ある。本実施形態で光電変換素子はガラス基板201上
に製膜されたアモルファスシリコンのフォトダイオード
である。図示されるように、下部電極層202、p型a
−Si層203(「a−」はアモルファスを示す。)、
a−Si半導体層204、n型a−Si層205、上部
電極層206を積層したPIN型フォトダイオードの構
成である。PIN型フォトダイオードの代わりにMIS
型センサを用いても良い。さらに本実施形態ではX線2
07を可視光208へ変換する波長変換体として蛍光体
209が設けられている。また、蛍光体はヨウ化セシウ
ムあるいはガドリニウムを含む物質である。
【0044】その他の駆動などについては、第1、第
2、第3の実施形態と同じである。
【0045】[第5の実施形態]図11は本発明の撮像
装置の第5実施形態の撮像装置の光電変換部の断面図で
ある。本実施形態で光電変換素子はガラス基板201上
に設けられた結晶ガリウム砒素を材料とするX線センサ
である。図11を参照すると、第5実施形態の光電変換
部は、ガラス基板201の上に下部電極層302、p型
GaAs層303、GaAs半導体層304、n型Ga
As305、上部電極層306を積層し、これらを保護
層307で覆うことにより成る。第4実施形態の光電変
換素子と異なり、X線を直接電荷へ変換し信号として取
り出すことが可能である。ガラス基板とガリウム砒素の
光電変換素子とは図示しないバンプなどで接続されてい
る。
【0046】本実施形態では、X線センサとしては、結
晶ガリウム砒素の代わりに、アモルファスセレン、ヨウ
化鉛、ヨウ化水銀、ガリウムリン、CdZn、CdZn
Teを用いても良い。
【0047】その他の駆動などについては、第1、第
2、第3の実施形態と同じである。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
被写体の動きが速いときには、フレームレートを上げる
ので、被写体の動きによる画像のぼやけがなくなり、被
写体の動きが遅いときには、フレームレートを下げるの
で、光電変換素子で発生する電荷が多くなり、画像のS
/Nを上げることができる。
【0049】また、本発明によれば、フレーム周波数が
高いときには、LPFのカットオフ周波数を高くして、
フレーム周波数が低いときには、LPFのカットオフ周
波数を低くしているので、フレームレートに応じた信号
の帯域を通過させつつ、ノイズを最大限除去することが
できる。
【0050】更に、本発明によれば、フレーム周波数に
応じて光源を制御しているのでオーバー露光やアンダー
露光を防止して良好な画像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の模式的回路図である。
【図2】本発明の第1実施形態の概略構成図である。
【図3】本発明の第1実施形態の制御フロー図である。
【図4】本発明の第1実施形態の他の制御フロー図であ
る。
【図5】本発明の第1実施形態の駆動タイミング図であ
る。
【図6】本発明の第1実施形態の他の駆動タイミング図
である。
【図7】本発明の第2実施形態の模式的回路図である。
【図8】LPF部の模式的回路図である。
【図9】本発明の第3実施形態の制御概要図である。
【図10】本発明の第4実施形態の撮像装置の光電変換
部の断面図である。
【図11】本発明の第5実施形態の撮像装置の光電変換
部の断面図である。
【図12】従来技術の撮像装置の模式的回路図である。
【図13】従来技術の撮像装置の動作を説明するタイミ
ング図である。
【符号の説明】
1 読み出し装置 2 ゲートドライバ 3 電源 4 被写体情報入力装置 5 制御装置 6 心拍センサ 7 X線発生装置

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光電変換素子と薄膜トランジスタからな
    る画素を2次元的に配置したエリアセンサと、前記薄膜
    トランジスタのソース電極に接続され画素からの信号を
    読み出す読み出し装置と、前記薄膜トランジスタのゲー
    ト電極に接続され前記薄膜トランジスタを駆動するゲー
    ト駆動装置と、制御手段と、を有しマトリクス駆動を行
    うことにより各フレームを撮像する撮像装置において、
    前記制御手段は各フレームの読み出しに必要な時間であ
    るフレームレートを変化させる機能を有することを特徴
    とする撮像装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は少なくとも前記薄膜トラ
    ンジスタをONさせる時間と、それ以外の時間を独立に
    制御することにより、前記フレームレートを変化させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 【請求項3】 制御可能な光源を有し、前記制御手段が
    前記光源の照度、照射時間、波長のいずれかを制御可能
    であることを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像装
    置。
  4. 【請求項4】 制御可能なX線源を有し、前記制御手段
    が前記X線源の管電圧、管電流、照射時間のいずれかを
    制御可能であることを特徴とする請求項1又は2に記載
    の撮像装置。
  5. 【請求項5】 被写体の移動速度、年齢、心拍数のうち
    の少なくともいずれか1を入力する被写体情報入力手段
    を有し、前記制御手段は前記被写体情報入力手段の情報
    に基づき前記フレームレートを変化させることを特徴と
    する請求項1乃至4のいずれか1項に記載の撮像装置。
  6. 【請求項6】 前記被写体情報入力手段は、被写体の移
    動速度、心拍数のうちの少なくともいずれか1を自動的
    に検出する自動検出手段を有することを特徴とする請求
    項5に記載の撮像装置。
  7. 【請求項7】 前記読み出し装置は、低周波通過フィル
    タを有し、前記制御手段は前記低周波通過フィルタのカ
    ットオフ周波数を前記フレームレートに応じて変化させ
    ることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記
    載の撮像装置。
  8. 【請求項8】 1フレームにおける各薄膜トランジスタ
    がONしている時間は、光電変換素子の容量と、薄膜ト
    ランジスタの常温におけるON抵抗で決まる時定数の3
    倍以上であることを特徴とする請求項1乃至7のいずれ
    か1項に記載の撮像装置。
  9. 【請求項9】 前記光電変換素子はアモルファスシリコ
    ンを材料としていることを特徴とする請求項1乃至8の
    いずれか1項に記載の撮像装置。
  10. 【請求項10】 光電変換素子はPIN型フォトダイオ
    ードあるいはMIS型センサであることを特徴とする請
    求項1乃至8のいずれか1項に記載の撮像装置。
  11. 【請求項11】 前記薄膜トランジスタはアモルファス
    シリコンを材料として用いていることを特徴とする請求
    項1乃至8のいずれか1項に記載の撮像装置。
  12. 【請求項12】 光電変換素子はアモルファスセレン、
    ヨウ化鉛、ヨウ化水銀、ガリウム砒素、ガリウムリン、
    CdZn、CdZnTeのいずれかを材料としているX
    線センサであることを特徴とする請求項1乃至8のいず
    れか1項に記載の撮像装置。
  13. 【請求項13】 波長変換体を有することを特徴とする
    請求項1乃至8のいずれか1項に記載の撮像装置。
  14. 【請求項14】 前記波長変換体は蛍光体であることを
    特徴とする請求項13に記載の撮像装置。
  15. 【請求項15】 前記蛍光体はヨウ化セシウムあるいは
    ガドリニウムを含む物質であることを特徴とする請求項
    14に記載の撮像装置。
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