JP2002151868A - 電子機器のフロントレール及び補強梁 - Google Patents

電子機器のフロントレール及び補強梁

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JP2002151868A
JP2002151868A JP2000346056A JP2000346056A JP2002151868A JP 2002151868 A JP2002151868 A JP 2002151868A JP 2000346056 A JP2000346056 A JP 2000346056A JP 2000346056 A JP2000346056 A JP 2000346056A JP 2002151868 A JP2002151868 A JP 2002151868A
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JP
Japan
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cover
front rail
reinforcing bracket
package
electronic device
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JP2000346056A
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English (en)
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Shinichi Kasuga
伸一 春日
Takeo Saito
武男 斎藤
Takeshi Saito
武志 斉藤
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子機器のフレームにパッケージを搭載する
のに挿抜レバーを使用するが、挿抜レバーの操作力によ
り、フロントレールが変形することがあった。 【解決手段】 パッケージの挿抜レバーの爪部が入る複
数の角穴13を形成した箱状のカバー11と、垂直部分
14を有し、カバー11内に収容されるように形成され
た補強金具12とでフロントレール10を形成し、挿抜
レバーの作用点となる前面部をカバー11の垂直部分1
8と補強金具12の垂直部分14の2層構造にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子機器のフロント
レール及び補強梁に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子機器例えば通信装置は、フレームを
使用したユニット枠構造又はサブラック構造が多く、主
にブックシェルフ実装が採用されている。
【0003】図6は従来の電子機器用ユニット枠構造を
示す斜視図である。
【0004】ユニット枠1の後面にはバックプレーン2
なるプリント配線板が搭載され、前面からパッケージ3
なるプリント配線板が挿入される。バックプレーン2、
パッケージ3にはコネクタ4が搭載され(バックプレー
ンコネクタは図示しない)、コネクタ嵌合力が生じるた
め、パッケージ3をユニット枠1に挿入する際は挿抜レ
バー5をフロントレール6に引っかけて挿入する。
【0005】フロントレール6はユニット枠1のたわみ
等の変形を防止する強度を確保するとともに、挿抜レバ
ー5の操作時の作用点として十分な強度を確保する必要
がある。
【0006】従来のフロントレール6は板金加工や押し
出し成形により形成され、ユニット枠1に溶接又はリベ
ットやネジにより固定していた。また、ユニット枠1の
上及び下カバー8にはパッケージ3の挿入時に案内とな
るガイドレール7がパッケージ3の枚数分だけ搭載され
ている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、電子機
器装置の高機能化等の理由により、ユニット枠が大型化
する傾向にある。それに伴い、コネクタのピン数が増加
し、挿抜レバーの操作力が増加するため、従来のフロン
トレール6では強度が満足できず、図7の挿抜レバーの
動作説明図に示したように、挿抜レバー5の操作時にフ
ロントレール6が破線のように変形することがあった。
【0008】フロントレール6が変形すると、コネクタ
嵌合に必要な力が十分に伝わらずに、パッケージ3を正
常に挿入できないという問題点があった。
【0009】また、環境問題への取り組みにより部材の
リサイクル化が進み、ユニット枠1を構成する部材も溶
接レスで分解・リサイクルが可能なものが要求され始め
ているが、溶接レスにした場合には十分な強度が得られ
なかった。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ため、本発明はパッケージの挿抜レバーの爪部が入る複
数の角穴を形成した箱状のカバーと、垂直部分を有し、
カバー内に収容されるように形成された補強金具とから
成り、挿抜レバーの作用点となる前面部をカバーと補強
金具の2層構造にしたものである。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は本発明の第1の実施形態を
示す図で、(a)は斜視図、(b)は組立て方を示す分
解図である。
【0012】フロントレール10は、例えば金属板を加
工して箱状に形成したカバー11と断面が角張ったS字
型に形成した補強金具12により構成される。
【0013】カバー11には挿抜レバーの爪部が入るよ
うに複数の角穴13が設けられている。この角穴13は
搭載されるパッケージの枚数に対応する数量、即ちガイ
ドレールの数だけ形成される。
【0014】補強金具12は断面が角S字型に限らず、
コ字型であっても、またそれらの部分を含む波型であっ
ても良いが、垂直部分14を有し、カバー11内に収容
されるように形成される。
【0015】カバー11と補強金具12は図示しないフ
レームであるユニット枠の上下カバーと、リベットやネ
ジ等の機械的固定手段で共締めできるように取付穴1
5,16が設けられている。また、カバー11の端面に
は図示しないフレームであるユニット枠の側板と固定す
る取付穴17が設けられており、リベットやネジで固定
が可能となっている。
【0016】補強金具12を断面コ字型に形成した場合
には、ユニット枠への取付穴15,16もユニット枠に
合わせて側面部等に設けることも必要になる。
【0017】フロントレール10に組立てるには、
(b)に示すように、補強金具12にカバー11を被せ
るようにして構成する。
【0018】そのようにすると、挿抜レバーが入る角穴
13の部分、即ち挿抜レバーの作用点となる前面部は、
カバー11の垂直部分18と補強金具12の垂直部分1
4が互い違いに合わさって2層構造になる。
【0019】図2は挿抜レバーの動作説明図で、従来の
図7と同じ構成要素には同じ符号を付してある。
【0020】挿抜レバー5はパッケージ3に固定されて
いる。ユニット枠の下カバー8上に設けられたガイドレ
ール7に沿ってパッケージ3を挿入し、パッケージ3の
挿入が完了する直前に挿抜レバー5がフロントレール1
0の上部の角穴13に入り、挿抜レバー5の操作力が生
じる。
【0021】挿抜レバー7の作用点となるフロントレー
ル10の前面部内面(補強金具12の内側)は、カバー
11と補強金具12のそれぞれ垂直部分18,14で2
層構造になり、しかも互い違いに合わさっているため、
挿抜レバー5の操作力が働いても補強金具12の変形を
カバー11が押さえるので、変形しない構造となってい
る。
【0022】以上のように、第1の実施形態によれば、
フロントレール10を箱状のカバー11と補強金具12
で構成し、挿抜レバー5の作用点となる前面部をカバー
11と補強金具12の2層構造にしたので、フロントレ
ール10の変形を防止し、操作力が大きい挿抜レバー5
に耐える強固なフロントレール10を実現することがで
きる。
【0023】また、フロントレール10の組立て及び取
付けに、溶接を使用せず、機械的固定手段により固定し
ているので、溶接レスで分解が容易にできるという利点
がある。
【0024】図3は本発明の第2の実施形態を示す図
で、(a)は斜視図、(b)は組立て方を示す分解図で
ある。
【0025】フロントレール20は、箱状に形成したカ
バー21と断面を角S字型にした補強金具22により構
成される。
【0026】カバー21には、水平部分29の長手方向
を横切るように複数の角穴23を形成し、カバー21と
補強金具22が組み合わさった時に角穴23が溝部を形
成する。
【0027】この際、カバー21の高さを大きくして補
強金具22との関連で溝部ができるように、カバー21
と補強金具22の高さを決めるようにする。
【0028】挿抜レバーの作用点となる前面部を、カバ
ー21の垂直部分28と補強金具22の垂直部24とで
互い違いに合わせて2層構造にすることも、取付穴2
5,26,27を設けて機械的固定手段で固定すること
も第1の実施形態と同じである。
【0029】なお、補強金具22を断面コ字型に形成し
た場合には、一方の垂直部分の一部を内側に曲げて水平
部分を形成すると、角穴23と組み合わせて溝部を構成
し易くすることができる。
【0030】図4は挿抜レバーの動作説明図である。
【0031】ユニット枠の下カバー19にパッケージ3
を挿入する際、フロントレール20のカバー21の角穴
23で形成された溝部が案内ガイドになるので、それに
沿ってパッケージ3を挿入する。その後は、第1の実施
形態と同様にガイドレール7に沿ってパッケージ3を挿
入し、パッケージ3の挿入が完了する直前の挿抜レバー
5の動作は第1の実施形態と全く同じである。
【0032】ここで、ユニット枠の下カバー19の構造
が第1の実施形態と異なるが、フロントレース20の高
さが高くなり、溝部が案内ガイドとなるための変更であ
る。
【0033】以上のように、第2の実施形態によれば、
第1の実施形態の効果に加えて、パッケージ3を搭載す
る際に、カバー21の角穴23を利用した溝部によりパ
ッケージ3が案内されるので、案内ガイドが従来より手
前に設けられることになり、パッケージ3の挿入性が向
上する。
【0034】図5は本発明の第3の実施形態を示す図
で、電子機器のフレームであるユニット枠を示す斜視図
である。
【0035】第1及び第2の実施形態では、フロントレ
ールとして説明してきたが、図1に示したフロントレー
ル10においてカバー11に角穴を形成しない部材を第
3の実施形態ではユニット枠の補強梁として適用したも
のである。
【0036】即ち、補強梁30は、箱状のカバーと、断
面が角S字型部分又はコ字型部分を有し、カバー内に収
容されるように形成された補強金具とから成り、補強金
具にカバーを被せるようにして構成したものである。
【0037】以上のように、第3の実施形態によれば、
電子機器のフレームの補強梁30として利用することが
できる。
【0038】
【発明の効果】上記したように、本発明によれば、フロ
ントレールの前面部をカバーと補強金具の2層構造にし
たので、挿抜レバーの操作力による変形を防止すること
ができ、また溶接を使用しないので分解を容易にするこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す図
【図2】挿抜レバーの動作説明図
【図3】本発明の第2の実施形態を示す図
【図4】挿抜レバーの動作説明図
【図5】本発明の第3の実施形態を示す図
【図6】従来の電子機器用ユニット枠を示す斜視図
【図7】従来の挿抜レバーの動作説明図
【符号の説明】
3 パッケージ 5 挿抜レバー 10,20 フロントレール 11,21 カバー 12,22 補強金具 13,23 角穴 14,18,24,28 垂直部分 15,16,17,25,26,27 取付穴 30 補強梁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 斉藤 武志 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電気 工業株式会社内 Fターム(参考) 5E348 DE02 EE04

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パッケージの挿抜レバーの爪部が入る複
    数の角穴を形成した箱状のカバーと、垂直部分を有する
    補強金具とから成り、 前記補強金具に前記カバーを被せるようにして構成し、
    前記挿抜レバーの作用点となる前面部を前記カバーと補
    強金具の2層構造にすることを特徴とする電子機器のフ
    ロントレール。
  2. 【請求項2】 前記前面部を前記カバーと補強金具の垂
    直部分を互い違いに合わせて2層構造にしたことを特徴
    とする請求項1記載の電子機器のフロントレール。
  3. 【請求項3】 前記補強金具の断面が角S字型部分を有
    することを特徴とする請求項1又は2記載の電子機器の
    フロントレール。
  4. 【請求項4】 前記補強金具の断面がコ字型部分を有す
    ることを特徴とする請求項1又は2記載の電子機器のフ
    ロントレール。
  5. 【請求項5】 前記複数の角穴は搭載される前記パッケ
    ージの枚数に対応する数だけ形成することを特徴とする
    請求項1〜4のいずれかに記載の電子機器のフロントレ
    ール。
  6. 【請求項6】 前記カバーと補強金具のそれぞれに複数
    の取付穴を設け、電子機器のフレームに前記取付穴を通
    して機械的固定手段により固定することを特徴とする請
    求項1〜5のいずれかに記載の電子機器のフロントレー
    ル。
  7. 【請求項7】 前記角穴を前記カバーの水平部分の長手
    方向を横切るように形成し、前記補強金具と組み合わさ
    って溝部を形成し、前記溝部がパッケージを搭載する際
    の案内ガイドになることを特徴とする請求項1〜6のい
    ずれかに記載の電子機器のフロントレール。
  8. 【請求項8】 箱状のカバーと、断面が角S字型部分又
    はコ字型部分を有する補強金具とから成り、前記補強金
    具に前記カバーを被せるようにして構成することを特徴
    とする電子機器の補強梁。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004010757A1 (en) * 2002-07-24 2004-01-29 Latch Won Co., Ltd. Fixing rail of terminal block for electric/electronic components

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004010757A1 (en) * 2002-07-24 2004-01-29 Latch Won Co., Ltd. Fixing rail of terminal block for electric/electronic components

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