JP2002151417A - プラズマcvd装置 - Google Patents

プラズマcvd装置

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JP2002151417A
JP2002151417A JP2000345468A JP2000345468A JP2002151417A JP 2002151417 A JP2002151417 A JP 2002151417A JP 2000345468 A JP2000345468 A JP 2000345468A JP 2000345468 A JP2000345468 A JP 2000345468A JP 2002151417 A JP2002151417 A JP 2002151417A
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plasma
frequency power
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Shingo Yokoyama
真吾 横山
Masakazu Hoshino
正和 星野
Yuichiro Ueno
雄一郎 上野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】高密度プラズマCVD装置において、反応室内
の壁面などに生じてそれが剥離することにより製造不良
の原因となるような堆積物のクリーニングを最適化し
て、製造不良の低減や、高価なクリーニングガスNF3
の低減を図る。 【解決手段】電圧計104でクリーニング中に中チャン
バ12壁に生じる電圧Vをモニタし、制御手段27で電
圧降下曲線の傾きを演算し、傾きの値が10-3〜10-4
V/分に到達した段階で、制御手段27で高周波電源9
を切ると共に、マスフローコントローラ24を切ること
で、最適なクリーニングを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CVD(Chemical
Vapor Deposition) 装置に関し、特に、マイクロ波プ
ラズマおよび高周波プラズマを用いてウエハ等に成膜す
る機能に加えて、成膜時に反応室の壁面などに生成した
堆積物を除去するクリーニング機能を有する高密度プラ
ズマCVD装置に関する。
【0002】
【従来の技術】マイクロ波プラズマと高周波プラズマを
用いてウエハ等に成膜する方式のプラズマCVD装置
は、互いに電気的に絶縁された上壁(または対向板)と
周壁により囲うことで反応室を形成し、この反応室に設
けた支持台に載せたウエハ等の基板に薄膜の成膜処理
を、また反応室内の壁面のクリーニング処理を出来るよ
うにしている。
【0003】上記プラズマCVD装置を用いてウエハ等
に薄膜を成長させる過程においては、反応室の壁面やウ
エハ等を載置する支持台などにも反応生成物が堆積して
薄膜が成長する。この薄膜(例えばSiO2等) は一定
の膜厚(数〜数10μm)まで成長すると、膜自身の内
部応力により膜に亀裂が発生して堆積壁面から剥離す
る。
【0004】堆積物が剥離すると、その結果ウエハ等に
異物として付着し、ウエハ上の半導体回路の断線や短絡
の原因となり、製造不良を招く。そこで、この様な現象
が起こる前に定期的に反応室内の壁面に堆積した膜を除
去しなければならない。その手段としてプラズマCVD
装置では、洗浄用ガス(例えばNF3) をプラズマで活
性化して堆積膜を化学反応やスパッタ作用により除去す
る方法、いわゆるプラズマクリーニングが用いられてい
る。
【0005】上記プラズマクリーニングが不十分である
と、堆積物の剥離によりウエハ等に異物が付着する一
方、必要以上にプラズマクリーニングを行うと、反応室
の壁を構成する材料(例えばAl)や、それと洗浄用ガ
スとの反応物 (例えばAlF3)が異物として発生し、ウ
エハ等に付着する問題、さらに高価な洗浄用ガス(例え
ばNF3) を無駄にする問題が生ずる。
【0006】従って、特開昭63−14422 号公報に記載の
ように、電極の自己バイアス電圧をモニタリングし、所
定の値に減少した時点でプラズマクリーニングを終了す
ることにより、再現性良くプラズマクリーニングを行う
方法が示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術では下記の様な問題がある。すなわち、上記マイ
クロ波プラズマと高周波プラズマを用いたプラズマCV
D装置は、従来技術で示された平行平板電極型のCVD
装置と比べ、反応壁全体に膜が堆積し、また磁場の影響
により、堆積膜に大きな分布が生じやすい。また、成膜
条件によっても堆積膜分布は大きく変化し、装置の個体
差も大きい。そのため、各条件,各装置に対して個別に
クリーニングを終了させる自己バイアス電圧を決める作
業が必要となる。
【0008】本発明の目的は、マイクロ波プラズマおよ
び高周波プラズマを用いてウエハ等に成膜する機能に加
えて、成膜時に反応室内の壁面などに生成した堆積物を
除去するクリーニング機能を有している高密度プラズマ
CVD装置において、クリーニング時に反応室へ高周波
電圧を印加した状態で反応室内の壁面に発生する電圧を
モニタし、最適なクリーニング条件の電圧に到達した時
点でクリーニング処理を終了する手段を有するプラズマ
CVD装置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的は、反応室と、
反応室内にあってウエハを載置する基板電極と、反応室
内にマイクロ波を導入するマイクロ波導入部と、マイク
ロ波を発振するマイクロ波発振器とマイクロ波電源と、
成膜時に反応室内へ成膜用ガスを導入し、クリーニング
時に反応室内へクリーニングガスを導入するガス導入部
と、ガス導入部に接続されたマスフローコントローラ
と、反応室からのガス排出を行う排出部と、基板電極に
接続された第1のマッチングボックスと高周波電源と、
反応室に接続された第2のマッチングボックスと高周波
電源と、上記ガス導入部よりクリーニングガスを導入
し、上記第2の高周波電源を用いてクリーニングを行う
ことを特徴とするプラズマCVD装置において、クリー
ニング時に、上記反応室とアース間の電圧を電圧計でモ
ニタし、所定の値に到達すると上記高周波電源、及び上
記クリーニングガスを切る制御手段を有することで達成
される。
【0010】
【発明の実施の形態】図1にマイクロ波プラズマおよび
高周波プラズマを用いてウエハ等に成膜する機能に加え
て、成膜時に反応室の壁面などに生成した堆積物を除去
するクリーニング機能を有している高密度プラズマCV
D装置の成膜プロセス時の反応室側断面を示す。プラズ
マCVD装置は反応室1、支持台である基板電極2、反
応室1内にマイクロ波を導入するためのマイクロ波導入
窓(石英製等)3、マイクロ波発振器4、真空ポンプ
5、ガス除害装置6、反応室1内に成膜やクリーニング
ガスを導入するための上ノズル7、下ノズル8、及び高
周波電源(周波数 13.56MHz)9,10を主たる構成部
品としている。
【0011】反応室1は上チャンバ11、中チャンバ1
2及び下チャンバ13の組合せ、つまり上チャンバ1
1、中チャンバ12及び下チャンバ13は分割して形成
されており、各チャンバ11,12,13で囲うことで
反応室1を形成している。各チャンバ11,12,13
は導電性(例えばアルミ等)の材料から成る。また、上
チャンバ11、中チャンバ12と下チャンバ13は各々
の組合せ面にアルミナ製等の絶縁部品14及び15を介
在させることで、互いに電気的に絶縁されている。
【0012】また、中チャンバ12には酸素等の成膜用
ガスを導入するアルミナ(Al23)製等の上ノズル7が
複数本とマイクロ波導入窓3が数箇所設けられている。
この窓にマイクロ波を導くための導波管16が接続さ
れ、その先にはマイクロ波を生成するためのマイクロ波
発振器4(周波数2.45GHz)とマイクロ波電源17が
取り付けられている。さらにマッチングボックス18を
介して高周波電源9が接続されている。
【0013】反応室1の外表面には、マイクロ波導入窓
3の出口近傍にECR(電子サイクロトロン共鳴)領域
を形成して電子密度を上げ、イオン,ラジカルの生成を
促し、高密度なプラズマを生成するためと反応室1内に
生成されたプラズマを閉じ込めるための磁場形成用の永
久磁石(図示せず)が複数個配置してある。
【0014】下チャンバ13の下部には真空ポンプ5が
取り付けられている。真空ポンプ5の下流にはガス除害
装置6が接続されている。
【0015】また、下チャンバ13はアース線19、上
チャンバ11はアース線20で各々アースされている。
【0016】絶縁部品15には、 SiH4、Ar等の成
膜ガスを導入するためのアルミナ(Al23)製等の下
ノズル8が周方向に複数本設けられている。
【0017】基板電極2には、成膜処理用のウエハ21
を吸着するための静電吸着装置22が組込んである。さ
らに、高周波電圧が印加できる様に、マッチングボック
ス23と高周波電源10が接続されている。
【0018】成膜中のウエハ21はプラズマからの入熱
だけでなくイオンの入射および反応熱などにより加熱さ
れる。ウエハ21の温度は膜質,成膜レートなどに大き
な影響があるのでウエハ21の温度制御が必要である。
この制御をウエハ21と静電吸着装置22との空隙部に
流すヘリウムガスの圧力で行う。
【0019】この実施形態でのプラズマCVD装置で
は、複数回のウエハ21の成膜処理後、クリーニング,
プリコートを行い、再びウエハ21を複数回成膜処理
し、クリーニング,プリコートと順次繰り返す。複数回
の成膜処理を繰返すと、反応室1の壁面や基板電極2の
表面に反応副生成物による膜が堆積し、一定の厚さを超
えると、膜自身の内部応力により堆積膜に亀裂が発生
し、最悪の場合には、これが壁面から剥離して、ウエハ
21表面に付着し、半導体素子配線の短絡や断線を引き
起こして、製造不良になり、生産効率を低下させる。そ
のため、この様な現象が発生する前に、反応室1内の堆
積膜を除去するためのクリーニングを定期的に行い、引
き続きクリーニングによる異物多発を防止するためのプ
リコートを行う。以下、成膜及びクリーニング方法につ
いて説明する。
【0020】先ず図1を用いて成膜方法について説明す
る。搬送室(図示せず)を経由して、真空ポンプ5によ
り圧力調整された反応室1内にウエハ21を導入し、基
板電極2上に載置すると共に、静電吸着装置22に電圧
を印加する事により、静電気力でウエハ21を吸着す
る。この状態で上ノズル7から酸素ガスを、下ノズル8
からArガスとSiH4 ガスをマスフローコントローラ
24,25を用いて所定の流量を反応室1内に導入し、
真空ポンプ5を用いて、反応室内の圧力を数ミリから数
10Paの範囲で調圧する。
【0021】この状態で、マイクロ波導入窓3より数1
00から数kWのマイクロ波を導入すると、ECR領域で
生成された多量の電子がO2,Ar,SiH4をプラズマ
化し、これで生成されたSiH4の分解物であるSiH3
と酸素等がウエハ21の表面で反応する事で、ウエハ2
1にSiO2 膜が堆積する。同時に、基板電極2に高周
波電源10とマッチングボックス23を用いて、数10
0から数kWの高周波電力を印加すると、ウエハ21表面
とプラズマ間にプラズマシースが形成され、負の直流電
圧(自己バイアス電圧)が発生するために、導入ガスの
プラズマ化により生成されたイオン(特にAr)が電界
によりウエハ21表面に入射する。これにより、ウエハ
21表面に堆積されるSiO2 膜がArや酸素イオンで
スパッタされる。したがって、Al配線等の段差部にS
iO2 膜をボイド(空隙)なしに成膜できる。所定の膜
厚を堆積させた後、ガス導入,マイクロ波,高周波電圧
の印加を停止し、静電吸着装置22の印加電圧を切断
し、反応室1外にウエハ21を搬出する。
【0022】次に図2を用いてクリーニング方法につい
て説明する。搬送室(図示せず)を経由して、真空ポン
プ5により調圧された反応室1内に静電吸着装置22の
表面をプラズマから保護するためのアルミナ製などのカ
バーウエハ26を導入して基板電極2上に設置する。そ
して、上ノズル7からNF3 ガスをマスフローコントロ
ーラ24を用いて所定の流量を反応室1内に導入し、真
空ポンプ5を用いて反応室1内の圧力を数から数100
0Paに調圧すると共に、中チャンバ12に高周波電源
9及びマッチングボックス18を用いて数100から数
kWの高周波電力を印加し、反応室1内にNF3プラズ
マを生成する。NF3ガスの分解で生成したFラジカ
ル、Fイオンが反応室1壁面に堆積したSiO2 膜のS
iと反応し、SiF4 などのガスにして排出する事によ
り壁面の堆積膜をクリーニングする。
【0023】ここで、プラズマクリーニングが不十分で
あると、堆積物の剥離によりウエハ等に異物が付着する
一方、必要以上にプラズマクリーニングを行うと、反応
室の壁を構成する材料(例えばAl)や、それと洗浄用
ガスとの反応物(例えばAlF3)が異物として発生し、ウエ
ハ等に付着する問題があり、最適なクリーニング条件を
設定してクリーニングすることが重要である。そこで中
チャンバ12壁に生じる電圧Vに着目する。
【0024】まず、図3に堆積膜100が中チャンバ1
2の壁面に付着している状況を示す。ここで堆積膜10
0は言わばコンデンサに相当する。これを電気回路で置
き換えた図を図4に示す。プラズマインピーダンス10
1と、堆積膜100と等価なコンデンサ102、図3で
示す中チャンバの壁面に生じる電圧Vの測定点103、
測定点103とアース間の電圧を測定する電圧計10
4、及び可変コンデンサとコイルで構成されたマッチン
グボックス18とが直列で接続されている。
【0025】図4中の測定点103での電圧を電圧計1
04でモニタしながら図2で示したクリーニングを開始
すると、図5に示すように、時間の経過に伴って電圧V
が下降し、ある値で一定となる。図5の場合では、クリ
ーニング開始時(0分)でVは0であったが、90分後
には−70Vに達した。この現象は以下のように説明さ
れる。クリーニング開始時点で堆積膜100の表面が負
に帯電して自己バイアス電圧が発生するが、堆積膜10
0によるコンデンサ102のインピーダンスが存在する
ため、堆積膜100の表面から測定点103へ電子電流
が流れ難い状態となる。従って、アースから見た測定点
103での電圧は殆どゼロとなる。しかしながらクリー
ニングが進むと、図3中の堆積膜100が次第に薄くな
ることでコンデンサ102のインピーダンスが減少する
ため、堆積膜100表面から測定点103への電子電流
が増加し、アースから見た測定点103での電圧がゼロ
より減少し、完全に除去された段階でプラズマの自己バ
イアス電圧(この場合−70V)に到達する。
【0026】Vがいつどの値で一定となるかは、同一の
装置においても成膜処理回数の違いによる堆積膜100
の厚さの違いや、クリーニング条件(圧力,ガス流量,
プラズマ密度等)の差異、また同機種かつ同プロセス条
件下でもプロセス結果が異なってしまう問題(機差)に
より、一概には決定出来ない。そこで本実施例では、図
5のバイアス電圧降下曲線の傾きに注目する。Vが一定
になれば理想的には傾きゼロとなるが、実際には有り得
ない。本実施例ではその傾きが10-3〜10-4V/分
(図5中では、70〜90分)でVが−70Vに安定
し、堆積膜が完全に除去された。
【0027】上述した現象を利用した本実施例を図2で
説明すると、クリーニング方法の手順は前述した通りで
あるが、電圧計104でクリーニング中に中チャンバ1
2壁に生じる電圧Vをモニタし、制御手段27で電圧降
下曲線の傾きを演算し、傾きの値が10-3〜10-4V/
分に到達した段階で、制御手段27で高周波電源9を切
ると共に、マスフローコントローラ24を切るようにす
る。こうすることで、最適なクリーニングが出来、製造
不良の低減につながる。かつ一般に高価な NF3クリーニ
ングガスの節約にもなるので、本プラズマCVD装置を
低コストで運用出来る。
【0028】図2は、中チャンバ12に高周波電源9
を、そして上チャンバ11と下チャンバ13とは各々絶
縁部品14,15を挟み込んで電気的に絶縁した構成で
あるが、機種,条件においてはこの絶縁構成に限らず、
図6に示すように上チャンバ11と中チャンバ12とを
導電部品29を介してプラズマクリーニングを行う場合
にも本発明が同じように適用出来る。
【0029】また、図7に示すように、上チャンバ11
に高周波電源29、マッチングボックス30を接続し、
中チャンバ12、下チャンバ13とは各々接続部品1
4,15を挟み込んで電気的に絶縁させた構成における
プラスマクリーニングにおいても、電圧計104で上チ
ャンバ11壁に生じる電圧Vをクリーニング中にモニタ
し、制御手段27で電圧降下曲線の傾きを演算し、傾き
の値が10-3〜10-4V/分に到達した段階で、制御手
段27高周波電源29を切ると共に、マスフローコント
ローラ24を切るようにすることで、同上の効果が得ら
れる。
【0030】図2,6,7はプラズマクリーニングに高
周波電源のみを用いた実施例を示したが、図8に示すよ
うに高周波電源のみならず、マイクロ波(マイクロ波発
振器4、マイクロ波電源17)によるプラズマも併用し
たクリーニングも可能である。この場合においても、電
圧計104でクリーニング中の電圧Vをモニタし、制御
手段27で電圧降下曲線の傾きを演算し、傾きの値が1
-3〜10-4V/分に到達した段階で、制御手段27を
介して高周波電源9、マスフローコントローラ24、及
びマイクロ波電源17を切断する。こうすることで、同
上の効果が得られる。
【0031】
【発明の効果】以上の如く、本発明によれば、クリーニ
ング時に反応壁へ高周波電源を印加した状態で反応壁に
発生する電圧をモニタし、最適なクリーニング条件での
電圧に到達した時点でクリーニング処理を終了出来るの
で、製造不良の低減や、高価なクリーニングガスNF3
の低減を図れ、低コストで運用出来るプラズマCVD装
置が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】プラズマCVD装置の成膜プロセス時の反応室
側を示す断面図である。
【図2】第1実施形態におけるプラズマCVD装置のク
リーニング時の反応室側を示す断面図である。
【図3】堆積膜が中チャンバの壁面に付着している状況
図である。
【図4】プラズマインピーダンスと堆積膜とマッチング
ボックスとの直列等価電気回路図である。
【図5】バイアス電圧降下時の曲線図である。
【図6】第2実施形態におけるプラズマCVD装置のク
リーニング時の反応室側を示す断面図である。
【図7】第3実施形態におけるプラズマCVD装置のク
リーニング時の反応室側を示す断面図である。
【図8】第4実施形態におけるプラズマCVD装置のク
リーニング時の反応室側を示す断面図である。
【符号の説明】
1…反応室、2…基板電極、3…マイクロ波導入窓、4
…マイクロ波発振器、5…真空ポンプ、6…ガス除害装
置、7…上ノズル、8…下ノズル、9…高周波電源、1
0…高周波電源、11…上チャンバ、12…中チャン
バ、13…真空ポンプ、14…絶縁部品、15…絶縁部
品、16…導波管、17…マイクロ波電源、18…マッ
チングボックス、19…アース線、20…アース線、2
1…ウエハ、22…静電吸着装置、23…マッチングボ
ックス、24…マスフローコントローラ、25…マスフ
ローコントローラ、26…カバーウエハ、27…制御手
段、28…導電部品、29…高周波電源、30…マッチ
ングボックス、31…アース、100…堆積膜、101
…プラズマインピーダンス、102…コンデンサ、10
3…電圧Vの測定点、104…電圧計。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上野 雄一郎 茨城県日立市大みか町七丁目2番1号 株 式会社日立製作所電力・電機開発研究所内 Fターム(参考) 4K030 DA06 JA05 JA17 KA39 KA41 5F045 AA09 AA10 AB32 AC01 AC02 AC11 AC16 BB08 BB15 EB06 EC05 EE04 EF08 EF11 EG08 EH03 EH17 EH20 EM05 GB04

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】反応室と、反応室内にあってウエハを載置
    する基板電極と、反応室内にマイクロ波を導入するマイ
    クロ波導入部と、マイクロ波を発振するマイクロ波発振
    器とマイクロ波電源と、成膜時に反応室内へ成膜用ガス
    を導入し、クリーニング時に反応室内へクリーニングガ
    スを導入するガス導入部と、ガス導入部に接続されたマ
    スフローコントローラと、反応室からのガス排出を行う
    排出部と、基板電極に接続された第1のマッチングボッ
    クスと高周波電源と、反応室に接続された第2のマッチ
    ングボックスと高周波電源と、上記ガス導入部よりクリ
    ーニングガスを導入し、上記第2の高周波電源を用いて
    クリーニングを行うプラズマCVD装置において、上記
    クリーニング時に、上記反応室とアース間の電圧を電圧
    計でモニタし、所定の値に到達すると上記高周波電源、
    及び上記クリーニングガスを切る制御手段を有すること
    を特徴とするプラズマCVD装置。
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