JP2002151388A - 露光装置及びデバイス製造方法 - Google Patents

露光装置及びデバイス製造方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】投影露光装置の大型化を回避しつつ測定用の干
渉計を備える。 【解決手段】連続発振レーザ1から出力されるレーザ光
を露光及び測定の双方に利用する。連続発振レーザ1か
ら出力されるレーザ光を半透過鏡51及びミラー11に
より無収差光学系Lに指向する。干渉計は、無収差光学
系L、投影光学系3、及び、ウェハステージ4上の反射
部材MRを有し、投影光学系3の波面収差を反映した干
渉縞を光電変換器13上に形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、露光装置及びデバイス
の製造方法に関し、特に、連続発振エキシマレーザから
出力されるレーザ光を用いて投影露光を行なう露光装置
及びデバイスの製造方法に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】投影露光装置に投影光
学系の波面収差を測定するための干渉計を搭載すること
が考えられる。しかしながら、干渉計用の光源を露光用
の光源とは別に設けると、露光装置全体の大型化を招
く。
【0003】本発明の目的は、露光装置に干渉計を搭載
することによる該露光装置の大型化を回避することにあ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、連続発振レー
ザから出力されるレーザ光でレチクル上のパターンを照
明する照明光学系と、該照明されたパターンを露光対象
物体(例えば、ウェハ)に投影する投影光学系とを有す
る露光装置に係り、前記連続発振レーザから出力される
レーザ光を利用する干渉計を備えることを特徴とする。
【0005】本発明の好適な実施形態によれば、前記干
渉計は、前記露光対象物体を保持するステージ(例え
ば、ウェハステージ)上に配置された反射部材を含む。
【0006】本発明の好適な実施形態によれば、前記干
渉計は、前記投影光学系の波面収差を計測するための干
渉縞を形成するように構成されている。
【0007】本発明の好適な実施形態によれば、前記連
続発振レーザは、発振波長が193nm又は157nm
の連続発振エキシマレーザであることが好ましい。
【0008】本発明の好適な実施形態によれば、前記干
渉計は、フィゾータイプが、構成が簡単であるので、好
ましいが、トワイマングリーンタイプ、及び、マッハツ
エンダータイプ等の他の干渉計も使用可能である。
【0009】本発明の好適な実施形態によれば、本発明
の露光装置は、前記連続発振レーザの発振波長を安定化
させる安定化機構を更に備えることが好ましい。
【0010】本発明の好適な実施形態によれば、前記連
続発振レーザと前記照明光学系との間に、前記連続発振
レーザから出力されるレーザ光の一部を前記干渉計に指
向する半透過鏡、或いは前記連続発振レーザから出力さ
れるレーザ光の光路を、前記照明光学系に向かう光路又
は前記干渉計に向かう光路に切り替える光路切り替え鏡
を更に備えることが好ましい。ここで、本発明の露光装
置は、前記連続発振レーザから出力されるレーザ光をイ
ンコヒーレント化して前記レチクルに指向する光学系を
更に備え、前記半透過鏡又は光路切り替え鏡は、前記連
続発振レーザと前記インコヒーレント化素子との間に配
置されており、前記干渉計には、インコヒーレント化さ
れていないレーザ光が前記半透過鏡又は光路切り替え鏡
により指向されることが好ましい。
【0011】本発明の好適な実施形態によれば、前記干
渉計によって形成された干渉縞を撮像する光電変換器
と、前記光電変換器の出力を解析して前記投影光学系を
制御する演算器とを更に備えることが好ましい。
【0012】本発明の好適な実施形態によれば、前記連
続発振レーザに対して所定波長のレーザ光を注入するパ
ルス発振レーザを更に備えることが好ましい。
【0013】本発明の他の側面は、デバイスの製造方法
に係り、上記の露光装置を使用してパターンをウェハに
露光する段階と、該露光したウェハを現像する段階とを
含むことを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の第1の実施形態
の投影露光装置を示す概略図である。この投影露光装置
は、例えば、半導体素子、液晶素子、撮像素子、磁気ヘ
ッドなどの各種デバイスを製造するために使用され得
る。また、この投影露光装置は、例えば、分解能が0.
13μm以下のステップ・アンド・リピート型またはス
テップ・アンド・スキャン型の投影露光装置に応用され
得る。
【0015】図1において、連続発振レーザ1は、例え
ば中心波長が193nmで半値幅が0.1pm以下のレーザ
光を出力するエキシマレーザである。この連続発振レー
ザ1から出力されるレーザ光は、半透過鏡(Beam Spli
tter)51をその大部分が透過し、照明光学系2のイン
コヒーレント化素子によりインコヒーレント化された後
に照明光学系10に入射し、この照明光学系10によ
り、均一な光強度分布を持つ所定の断面形状を有する照
明光となって不図示のレチクルを照明する。
【0016】投影光学系3は、レーザ光で照明されたレ
チクルの回路パターンをウエハW上に縮小投影して該ウ
ェハWを露光する。ウエハW上には複数のショット領域
が設定されており、このような投影露光が、一括露光ま
たは走査露光により、ウエハW上の各ショット領域に対
して行われる。
【0017】ウエハWは可動ステージ4上に保持されて
投影光学系3の像平面に沿って移動するとともに投影光
学系3の光軸方向にも移動する。この可動ステージ4上
には、干渉計の一要素である凹の球面鏡よりなる無収差
反射部材MRが固定されている。
【0018】この露光装置は、前記干渉計の他の要素で
ある無収差光学系L(対物レンズ等を含む)を有する。
無収差光学系Lは、不図示の駆動機構により、投影光学
系3の波面収差を計測する際は、レチクルRを保持する
レチクルステージ14と照明光学系10のコンデンサー
レンズとの間に挿入され、露光対象物であるウェハWを
露光する際は待避される。また、投影光学系3の波面収
差を計測する際、レチクルRは、レチクルステージ14
の移動により、照明光学系2と投影光学系3との間から
待避されるか、レチクルRをステージ14上に置く前に
波面収差が測定される。半透過鏡51により反射したレ
ーザ光の一部分はリレー光学系であるミラー11で反射
され、更に半透過鏡15で反射されて無収差光学系Lに
入射する。無収差光学系Lは、投影光学系3の任意の物
体高位置(像高位置)に測定用の物点となる光スポット
を形成した後に投影光学系3に入射するように、レーザ
光をフォーカスする。
【0019】投影光学系3の波面収差を計測する際、上
記のように無収差光学系Lをレチクルステージ14と照
明光学系10との間に挿入する他、ウェハステージ4に
固定された反射部材MRが上記物体高位置に対応する像
高位置に極率中心が一致するように可動ステージ4が駆
動される。このとき、無収差光学系L、投影光学系3及
び反射部材MRにより干渉計が構成される。露光用及び
計測用の光源である連続発振エキシマレーザから出力さ
れるレーザ光は、無収差光学系L及び投影光学系3を通
して反射部材MRに至り、反射部材MRで反射されて再
び投影光学系3を通る。投影光学系3を通ったレーザ光
は、連続発振レーザ1から出力されたレーザ光で別途形
成された参照光と干渉し干渉縞(干渉パターン)を形成
する。この干渉縞は、投影光学系3の波面収差を反映し
ている。
【0020】この干渉縞は、不図示の結像レンズにより
光電変換器13上に結像され、光電変換器13によりビ
デオ信号に変換されて演算器8に提供される。演算器8
は、このビデオ信号を解析することによって、投影光学
系3の波面収差を示す球面収差データを得る。演算器8
はまた、得られた波面収差データに基づいて投影光学系
3の状態を評価し、その結果に基づいて、例えば公知の
収差調整機構(例えば一つ又は複数のレンズを光軸方向
に移動させる機構)を用いて自動的に投影光学系3の光
学性能の最適化を行なったり、ウェハステージ4を光軸
方向に移動させたり、露光動作を禁止したりする。
【0021】無収差光学系L、投影光学系3及び反射部
材MRにより構成される干渉計としては、例えば、当業
者に周知のフィゾータイプ、トワイマングリーンタイプ
またはマッハツエンダータイプ等が好適であり、採用す
るタイプに合わせて無収差光学系Lの構成が決定され
る。特に、フィゾータイプの干渉計は、構成が簡単なの
で、好適である。連続発振レーザは可干渉距離が長いの
で、フィゾータイプの干渉計でも、高いコントラストの
干渉縞が形成できる。
【0022】ここで、連続発振エキシマレーザは、時間
と共に発振波長が変化する傾向がある。そこで、連続発
振エキシマレーザを連続発振レーザ1として採用する場
合には、干渉縞、即ち波面収差の測定を正確に行なうた
めに、後述するような波長安定化機構を設けて連続発振
レーザ1の発振波長を安定化させることが好ましい。
【0023】投影光学系3としては、レンズ系で構成さ
れる屈折光学系(dioptric system)または複数のレン
ズと凹面鏡を組み合わせて構成される反射屈折光学系
(catadioptricsystem)のいずれをもを採用することが
できる。屈折光学系としては、半値幅が小さい場合、単
一の硝材で構成されるレンズ系を採用することができ
る。
【0024】図2は、第1の実施形態の投影露光装置の
変形例としての第2の実施形態の投影露光装置の概略図
である。なお、特に言及しない事項については、図1に
示す第1の実施形態と同様である。図1に示す第1の実
施形態では半透過鏡51を用いて連続発振レーザ1から
出力されるレーザ光の一部を無収差光学系Lに指向する
のに対して、図2に示す第2の実施形態では光路切り替
えミラー52が連続発光発振レーザ1と露光用の照明光
学系2との間に配置されており、投影光学系3の波面収
差を計測する際は、光路切り替えミラー52により、連
続発振レーザ1から出力されるレーザ光の全部を無収差
光学系Lに指向する。また、図1に示す第1の実施形態
はインコヒーレント化素子を有するのに対して、図2に
示す第2の実施形態はインコヒーレント化素子を有しな
い。ただし、第2の実施形態においても、第1の実施形
態と同様に、インコヒーレント化素子を光路切り替えミ
ラー52と照明光学系10との間に設けてもよい。
【0025】図3は、本発明の第3の実施形態の投影露
光装置を示す概略図である。この投影露光装置は、例え
ば、半導体素子、液晶素子、撮像素子或いは磁気ヘッド
などのデバイスを製造するために使用され得る。また、
この露光装置は、例えば、分解能が0.13μm以下のステ
ップ・アンド・スキャン型の露光装置に関する。なお、
特に言及しない事項については、図1に示す第1の実施
形態と同様である。
【0026】図3に示す実施形態においても、図1に示
す実施形態と同様に、干渉計を構成する無収差光学系
L、投影光学系3及び反射部材MRを有し、該干渉計に
より投影光学系3の波面収差を測定し、該波面収差の調
整を行なう。なお、ビームスプリッター51は、図2に
示す実施形態の切り替えミラー52で置き換えられても
よい。
【0027】図3において、1は連続発振ArFエキシマ
レーザ(中心波長193nm、半値幅0.2pm以下、好ま
しくは0.1pm以下)、2はレーザ1から出力されたレー
ザ光であり、回路パターンが形成されたレチクルRを照
明する照明光学系10、3はレチクルRの回路パターン
の縮小像をウエハW上に縮小投影する投影光学系であ
り、実質的に単一の硝材より成るレンズ系で構成されて
いる。4はウエハWを保持して移動するウェハステージ
を示す。このウェハステージ4上に球面鏡を備える反射
部材MRが固定されている。
【0028】図3に示す投影露光装置は、断面が矩形ま
たは円弧形状の、スリット状の照明光でレチクルを照明
しながら、該スリット状の照明光の幅方向に、レチクル
RとウエハWを、投影光学系3の光軸と直交する方向
に、互いに逆向きに、光学系3の投影倍率に対応する速
度比で走査することにより、レチクルRの回路パターン
をウエハWの各ショット領域に投影露光する。
【0029】図3において、5は半透過鏡、6は半透過
鏡5で反射されたレーザ光の一部を受光して、レーザ光
の波長を検出する波長モニタ、7は波長モニタ6の出力
に基づいて設計波長からの現在の中心波長のずれ量を検
出し、このずれ量に基づいてピエゾ素子9を駆動する演
算器7である。演算器7とピエゾ素子9により連続発振
レーザ1の共振用のミラーをレーザ管の光軸方向に微小
変位させて共振器長を変えることにより、連続発振レー
ザ1の中心波長を設計波長に一致させ、レーザ光の中心
波長を一定に維持することができる。これにより、実質
的に単一の硝材で構成されるレンズ系である投影光学系
3においてレーザ光の波長変動に起因して光学特性(例
えば、倍率、焦点位置、収差)が変動することを防止す
ることができ、レチクルRの回路パターンを正確にウエ
ハW上に投影することができる。
【0030】演算器8は、光電変換器13から提供され
るビデオ信号や他のセンサから提供される情報を評価
し、その評価結果に基づいて投影光学系3の光学特性
(倍率,焦点位置,収差)の変化を補正する。この補正
は、例えば、投影光学系3の1又は複数のレンズやウェ
ハステージ4を光軸方向に移動させることにより、又は
他の公知の手法に従ってなされ得る。
【0031】図4は、図3に示す連続発振エキシマレー
ザ1の概略図である。101は、励起用のガスが高速循
環されるレーザチャンバ、103は、マイクロ波をレー
ザチャンバ101内に導入する誘電体、104は、マイ
クロ波を導波するスロット導波管、105は、マイクロ
波を供給するマイクロ波発振源である。→非実用的なの
で削除します。109はシャッター、110は、マイク
ロ波発振源105及びシャッター109を制御する制御
系である。M1はレーザからの光を出力するアウトプッ
トミラー、M2はミラーであり、ミラーM1、M2とで
エキシマレーザ1の光共振器を構成している。
【0032】マイクロ波発振源105から供給されるマ
イクロ波は、マイクロ波導波管104によって導波さ
れ、該マイクロ波導波管104及び誘電体3を介してレ
ーザチャンバ101内に導入され、エキシマレーザガス
を連続的に励起する。励起されたエキシマレーザガスが
放出する光は、ミラーM2で反射し、レーザチャンバ1
01に戻り、励起されたエキシマレーザガスからの光の
誘導放出を促し、その光がアウトプットミラーM1とミ
ラーM2とで構成される光共振器内を往復しながら順次
光の誘導放出を促すことにより、所定の波長の光のみが
増幅される。そして、増幅された光の一部がアウトプッ
トミラーM1を介して出力される。
【0033】図5は、図3に示す照明光学系10の構成
を示すブロック図である。図5において、図3に示す連
続発振エキシマレーザ1から出力されたレーザ光は偏光
制御系61によって少なくとも2光束に分割される。こ
こで、例えば、レーザ光を2光束に分割する場合には、
該2光束の偏光方向が互いに直交するように分割され得
る。断面強度分布均一化系62は、これらの分割された
光束を用いて、レーザ光の断面の強度分布を均一化す
る。偏光制御系及び断面強度分布均一化系はどちらも公
知である。断面強度分布均一化系は、通常、フライアイ
レンズと集光光学系の組及び光パイプ(カレイドスコー
プ)の少なくとも一方を含む。
【0034】断面強度分布均一化系62からのレーザ光
は、走査光学系64により、照明光学系10の瞳面にフ
ォーカスされ、走査光学系64の2次元走査用の一枚若
しくは二枚のガルバノミラーを駆動装置63で駆動して
回動させることよって、照明光学系10の瞳面に形成し
たレーザ光スポットを走査し、瞳面に、予め決めた形状
及び大きさを持つ2次光源(有効光源)を形成する。こ
の形状としては、円、有限の幅を持つ輪帯、四重極など
が好適であり、この形状は、レチクルのパターンの種類
や寸法に応じて自動的に或いは手動で選択される。
【0035】走査光学系64からのレーザ光はマスクキ
ングブレード結像系65を介して不図示のレチクルに達
し、該レチクルを、上述した断面形状が矩形または円弧
のスリット状に光で照明する。マスクキングブレード結
像系65は、上記の瞳面の前方または後方にある、レチ
クルと光学的に共役な、矩形または円弧のスリットを規
定するマスクキングブレードを、レチクル上に結像させ
る。
【0036】また、2次元走査用の一枚若しくは二枚の
ガルバノミラーの光反射位置とレチクルの回路パターン
位置とは光学的に共役な関係にあり、ガルバノミラーの
回転で順次生じる複数の光束をレチクルの同一領域に入
射させることができる。
【0037】なお、照明光学系の2の瞳面は投影光学系
3の瞳面(開口絞りの)と光学的に共役な位置関係にあ
り、且つ両者の間にはフライアイレンズ及び光パイプが
ないので、照明光学系の瞳面での光強度分布は、実質的
にそのまま、投影光学系3の瞳面に投影される。
【0038】ガルバノミラー駆動装置63は、レチクル
またはウエハの走査速度をV(mm/sec)、レチクル上の
照明光(スリット)の幅をW(mm)、瞳面に一回2次光
源を描くの必要な時間をT(sec)とすると、 W/V=nT(nは整数) を満たすように、レーザ光スポットを走査する。これに
より、ウエハ上のショット領域全体が互いに同じ形状の
有効光源を使って投影露光されることになり、露光の均
一化が達成される。
【0039】図6に投影光学系3のレンズ構成の一例
を、図7に図6の投影光学系3の収差図を示す。図6の
投影光学系3は、全てのレンズが合成石英(SiO2)より
成り、投影倍率は1/4倍であり、像側の開口数はNA
=0.65、物像間距離(レチクルとウエハWとの間の
距離)はL=1000mmである。また、設計波長は1
93nm、画面範囲はウエハ上での露光領域の直径で2
7.3mmである。また、物体側(レチクル側)及び像
面側(ウエハ側)においてほぼテレセントリックになっ
ている。図11に図6に示す投影光学系3のレンズデー
タを示す。
【0040】尚、図11において、riは物体側より順
に第i番目のレンズ面の曲率半径、diは物体側より順
に第i番目のレンズ厚及び空気間隔、niは物体側より
順に第i番目のレンズの硝子の屈折率を示す。非球面の
形状は(1)式で与えられる。
【0041】
【数1】 ・・・(1) ここで、Xはレンズ頂点から光軸方向への変位量、Hは
光軸からの距離、riは曲率半径、kは円錐定数、
A,..,Gは非球面係数である。尚、露光波長193
nmに対する石英の屈折率は1.56020とする。ま
た、非球面の局所曲率パワーPHは、上記非球面の
(1)式をX(H)の関数として(2)式で与えられ
る。
【0042】 PH=(N’−N)/ρ 但し、ρ=(1+X′2)3/2/X″ ・・・(2) N、N’は各々屈折面の前後の媒質の屈折率である。
【0043】図3の投影光学系3は、物体側(レチクル
側)より順に、正の屈折力を有する第1レンズ群L1、
負の屈折力を有する第2レンズ群L2、正の屈折力を有
する第3レンズ群L3、負の屈折力を有する第4レンズ
群L4、正の屈折力を有する第5レンズ群L5、負の屈
折力を有する第6レンズ群L6、正の屈折力を有する第
7レンズ群L7、により構成し、非球面を7面も使用し
ている。
【0044】第1レンズ群L1は、像側に凸面を向けた
平凸形状の1枚の非球面正レンズで構成される。r2の
非球面は局所曲率パワーの変化が正方向である領域を有
しており、この非球面により、主に正の歪曲収差を発生
させ、歪曲収差の補正に寄与している。
【0045】第2レンズ群L2は、両凹形状の1枚の非
球面負レンズで構成される。r3の非球面は局所曲率パ
ワーの変化が負方向である領域を有しており、また、第
1レンズ群L1のr2との関係においては、局所曲率パ
ワーの変化が逆方向の領域を有している。
【0046】第3レンズ群L3は、物体側から順に配置
された、像側に凸面を向けた平凸形状の正レンズ、及
び、物体側に凸面を向けた略平凸形状の非球面正レンズ
で構成される。
【0047】第4レンズ群L4は、物体側から順に配置
された、両凹形状の負レンズ、及び、両凹形状の非球面
負レンズで構成される。r11の非球面は局所曲率パワ
ーの変化が負方向である領域を有しており、また、第1
レンズ群L1のr2との関係においては、局所曲率パワ
ーの変化が逆方向の領域を有している。この非球面によ
り、主に像面及びコマ収差等をバランス良く補正するこ
とに寄与している。
【0048】第5レンズ群L5は、物体側より順に配置
された、像側に凸面を向けた略平凸形状の正レンズ、及
び、両凸形状の正レンズで構成される。
【0049】第6レンズ群L6は、両凹形状の1枚の非
球面負レンズで構成される。この非球面により、主に強
い負の屈折力により発生する球面収差やコマ収差を効果
的に補正している。
【0050】第7レンズ群L7は、物体側より順に配置
された、像側に凸面を向けたメニスカス形状の正レン
ズ、両凸形状の非球面正レンズ、物体側に凸面を向けた
略平凸形状の正レンズ、物体側に凸面を向けたメニスカ
ス形状の2枚の正レンズ、像側に凹面を向けたメニスカ
ス形状の負レンズ、及び、物体側に凸面を向けたメニス
カス形状の正レンズで構成される。この第7レンズ群に
おいては、物体面上の軸上から発した光束である軸上光
束が高い位置において用いられている非球面は、主にこ
の強い正の屈折力を有する第7レンズ群で発生する負の
球面収差を補正するために用いられている。また、像面
付近の凸面で用いられている非球面は、主にコマ収差と
歪曲収差をバランス良く補正するのに寄与している。
【0051】この投影光学系3では、特に絞りの手前に
5面の非球面レンズを導入することにより、主に歪曲収
差や非点収差、コマ収差等がバランス良く効果的に補正
されている。また、この投影光学系3では、軸外主光線
に影響の大きな面を非球面にすることにより、軸外に関
連した収差を主に補正するとともに他の収差補正の負担
を軽減し、良好な光学性能が実現されている。また、こ
の投影光学系3は、7枚の非球面レンズを使用すること
により、高開口数(高NA)でありながら少ないレンズ
数(合計で16枚)で構成されている。
【0052】図6の投影光学系3は全てのレンズが合成
石英(SiO2)より成る単色のレンズ系であったが、例え
ば、図6の投影光学系の第7レンズ群L7の最もウエハ
側の1〜2枚のレンズや不図示のカバーガラスを蛍石
(CaF2)で構成することで、レンズ系の耐久性を上げて
もいい。このような光学系も実質的に単一の硝材からな
る光学系ということができる。
【0053】図8は、本発明の第4の実施形態の投影露
光装置を示す概略図である。図8において、図3の投影
露光装置と同一の構成要素には図3と同一の符号を付
し、説明を省略する。図8の投影露光装置では、波長モ
ニタ6の出力を演算器7の他、演算器8にも供給され
る。演算器8は、光電変換器13の出力の他、波長モニ
タ6の出力変動(即ち、レーザ光の波長変動)に基づい
て、投影光学系3の光学特性(例えば、倍率、焦点位
置、収差等)の変化を補正する。この補正は、例えば、
投影光学系3の1又は複数のレンズや可動ステージ4を
光軸方向に移動させることにより、又は他の公知の手法
に従ってなされ得る。このような投影光学系3の光学特
性の補正機能を備えることにより、演算器7及びピエゾ
素子9による波長安定化と光学特性の補正とを選択的に
実施し、又は、双方を実施することができる。
【0054】更に、図8に示す実施形態の投影露光装置
は、連続発振エキシマレーザ1にパルス発振ArFエキシ
マレーザ(中心波長193nm、半値幅1pm以下)10か
ら出力されるパルス光を注入して連続発振エキシマレー
ザ1の発振波長を該パルス光の発振波長に一致させる機
構を有する。このような手法を注入同期法(injectionl
ock)という。
【0055】連続発振エキシマレーザ1では、発振開始
時に中心波長が設計値(通常、光学系を設計する際の波
長と同一)に一致するまでに時間がかかったり、最悪の
場合には設計値に一致なかったりする。しかしながら、
この注入同期法を用いて、連続発振エキシマレーザ1
に、その設計波長と中心波長が同じでバンド幅が1pm
以下に狭帯域化されたパルス発振エキシマレーザ光を注
入することで、連続発振エキシマレーザ1の発振波長を
設計波長である193nmに常に発振開始時に一致させる
ことができる。
【0056】パルス発振エキシマレーザ201から出力
されるレーザ光の一部は半透過鏡203で反射して波長
モニタ204に入射する。波長モニタ204はパルスレ
ーザ光の波長を検出して演算器202に提供する。演算
器202は、波長モニタ204の出力に基づいて、設計
波長からのパルスレーザ光の現在の中心波長のずれ量を
検出し、このずれ量に基づいてパルス発振エキシマレー
ザ201内の狭帯域化素子(例えば、プリズム、回折格
子またはエタロン)を駆動することにより、パルス発振
エキシマレーザ201の中心波長を設計波長である19
3nmに一致させる。したがって、中心波長が193nmに
維持されたパルスレーザ光が連続発振エキシマレーザ1
に注入される。この注入時に連続発振エキシマレーザ1
の波長安定化機構(5,6,7,9)を作動させるにより連続
発振エキシマレーザ1の中心波長は素早く設計波長であ
る193nmに一致する。また、その後は、連続発振エキ
シマレーザ1を再起動するまでは、注入同期を行う必要
はない。注入同期を止めても、波長安定化機構(5,6,7,
9)が作動していれば、連続発振エキシマレーザ1から
出力されるレーザ光の中心波長は一定に維持され、単色
のレンズ系である投影光学系3において連続発振エキシ
マレーザ1からのレーザ光の波長変動に基づく光学特性
(倍率,焦点位置,収差等)の変動が生じるのを防止し、
レチクルの回路パターンを正確にウエハW上に投影する
ことができる。
【0057】本発明によれば、解像度が0.09μm以下
の投影露光装置を実現することもできる。この場合、連
続発振レーザ1として連続発振F2エキシマレーザ(中心
波長157nm、半値幅0.1pm以下、好ましくは0.08
pm以下)が使用され得る。
【0058】図9及び図10は、以上説明した投影露光
装置を用いてデバイスを製造する際の製造フローを示す
図である。
【0059】図9は、微小デバイス(ICやLSI等の
半導体チップ、液晶パネル、CCD、薄膜磁気ヘッド、
マイクロマシン等)の製造のフローを示す。ステップ1
(回路設計)では半導体デバイスの回路パターンを設計
する。ステップ2(マスク製作)では設計した回路パタ
ーンに基づいてマスク(レチクル)を作成する。一方、
ステップ3(ウエハ製造)ではシリコン等の材料を用い
てウエハを製造する。ステップ4(ウエハプロセス)は
前工程と呼ばれ、上記のマスク及びウエハを用いて、リ
ソグラフィ技術によって該ウエハ上に実際の回路を形成
する。次のステップ5(組み立て)は後工程と呼ばれ、
ステップ4によって作製されたウエハを用いて半導体チ
ップ化する工程であり、アッセンブリ工程(ダイシン
グ、ボンディング)、パッケージング工程(チップ封
入)等の工程を含む。ステップ6(検査)ではステップ
5で作製された半導体デバイスの動作確認テスト、耐久
性テスト等の検査を行う。こうした工程を経て半導体デ
バイスが完成し、これが出荷(ステップ7)される。
【0060】図10は、上記ウエハプロセスの詳細なフ
ローを示す。ステップ11(酸化)ではウエハの表面を
酸化させる。ステップ12(CVD)ではウエハ表面に
絶縁膜を形成する。ステップ13(電極形成)ではウエ
ハ上に電極を蒸着によって形成する。ステップ14(イ
オン打込み)ではウエハにイオンを打ち込む。ステップ
15(レジスト処理)ではウエハに感光剤を塗布する。
ステップ16(露光)では上記説明した投影露光装置に
よって回路パターンをウエハに焼付露光する。ステップ
17(現像)では露光したウエハを現像する。ステップ
18(エッチング)では現像したレジスト像以外の部分
を削り取る。ステップ19(レジスト剥離)ではエッチ
ングが済んで不要となったレジストを取り除く。これら
のステップを繰り返し行うことによって、ウエハ上に多
重に回路パターンが形成される。
【0061】本実施形態の製造方法を用いれば、従来は
製造が難しかった高集積度の半導体デバイスを低コスト
に製造することができる。
【0062】
【発明の効果】以上、本発明によれば、露光装置に干渉
計を搭載することによる該露光装置の大型化を回避する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態の投影露光装置を示す
概略図である。
【図2】本発明の第2の実施形態の投影露光装置を示す
概略図である。
【図3】本発明の第3の実施形態の投影露光装置を示す
概略図である。
【図4】図3に示す連続発振エキシマレーザの概略図で
ある。
【図5】図3に示す照明光学系の構成を示すブロック図
である。
【図6】図3に示す投影光学系のレンズ構成の一例を示
す図である。
【図7】図6に示す投影光学系の収差図である。
【図8】本発明の第4の実施形態の投影露光装置を示す
概略図である。
【図9】微小デバイス(ICやLSI等の半導体チッ
プ、液晶パネル、CCD、薄膜磁気ヘッド、マイクロマ
シン等)の製造のフローを示す。
【図10】ウエハプロセスの詳細なフローを示す。
【図11】図6に示す投影光学系のレンズデータを示す
図である。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年12月17日(2001.12.
17)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】図1において、連続発振レーザ1は、例え
ば中心波長が193nmで半値幅が0.1pm以下のレーザ
光を出力するエキシマレーザである。この連続発振レー
ザ1から出力されるレーザ光は、半透過鏡(Beam Spli
tter)51をその大部分が透過し、インコヒーレント化
素子によりインコヒーレント化された後に照明光学系
10に入射し、この照明光学系10により、均一な光強
度分布を持つ所定の断面形状を有する照明光となって不
図示のレチクルを照明する。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】この露光装置は、前記干渉計の他の要素で
ある無収差光学系L(対物レンズ等を含む)を有する。
無収差光学系Lは、不図示の駆動機構により、投影光学
系3の波面収差を計測する際は、レチクルRを保持する
レチクルステージ14と照明光学系10のコンデンサー
レンズとの間に挿入され、露光対象物であるウェハWを
露光する際は待避される。また、投影光学系3の波面収
差を計測する際、レチクルRは、レチクルステージ14
の移動により、照明光学系10と投影光学系3との間か
ら待避されるか、レチクルRをステージ14上に置く前
に波面収差が測定される。半透過鏡51により反射した
レーザ光の一部分はリレー光学系であるミラー11で反
射され、更に半透過鏡15で反射されて無収差光学系L
に入射する。無収差光学系Lは、投影光学系3の任意の
物体高位置(像高位置)に測定用の物点となる光スポッ
トを形成した後に投影光学系3に入射するように、レー
ザ光をフォーカスする。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】投影光学系3の波面収差を計測する際、上
記のように無収差光学系Lをレチクルステージ14と照
明光学系10との間に挿入する他、ウェハステージ4に
固定された反射部材MRが上記物体高位置に対応する像
高位置に率中心が一致するように可動ステージ4が駆
動される。このとき、無収差光学系L、投影光学系3及
び反射部材MRにより干渉計が構成される。露光用及び
計測用の光源である連続発振エキシマレーザから出力さ
れるレーザ光は、無収差光学系L及び投影光学系3を通
して反射部材MRに至り、反射部材MRで反射されて再
び投影光学系3を通る。投影光学系3を通ったレーザ光
は、連続発振レーザ1から出力されたレーザ光で別途形
成された参照光と干渉し干渉縞(干渉パターン)を形成
する。この干渉縞は、投影光学系3の波面収差を反映し
ている。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0023
【補正方法】変更
【補正内容】
【0023】投影光学系3としては、レンズ系で構成さ
れる屈折光学系(dioptric system)または複数のレン
ズと凹面鏡を組み合わせて構成される反射屈折光学系
(catadioptric system)のいずれをも採用することが
できる。屈折光学系としては、半値幅が小さい場合、単
一の硝材で構成されるレンズ系を採用することができ
る。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0031
【補正方法】変更
【補正内容】
【0031】図4は、図3に示す連続発振エキシマレー
ザ1の概略図である。101は、励起用のガスが高速循
環されるレーザチャンバ、103は、マイクロ波をレー
ザチャンバ101内に導入する誘電体、104は、マイ
クロ波を導波するスロット導波管、105は、マイクロ
波を供給するマイクロ波発振源である109はシャッ
ター、110は、マイクロ波発振源105及びシャッタ
ー109を制御する制御系である。M1はレーザからの
光を出力するアウトプットミラー、M2はミラーであ
り、ミラーM1、M2とでエキシマレーザ1の光共振器
を構成している。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0041
【補正方法】変更
【補正内容】
【0041】
【数1】(非球面の形状) ・・・(1) ここで、Xはレンズ頂点から光軸方向への変位量、Hは
光軸からの距離、riは曲率半径、kは円錐定数、A
Gは非球面係数である。尚、露光波長193nmに対す
る石英の屈折率は1.56020とする。また、非球面
の局所曲率パワーPHは、上記非球面の(1)式をX
(H)の関数として(2)式で与えられる。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0042
【補正方法】変更
【補正内容】
【0042】
【数2】 ・・・(2) N、N’は各々屈折面の前後の媒質の屈折率である。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0054
【補正方法】変更
【補正内容】
【0054】更に、図8に示す実施形態の投影露光装置
は、連続発振エキシマレーザ1にパルス発振ArFエキシ
マレーザ(中心波長193nm、半値幅1pm以下)201
から出力されるパルス光を注入して連続発振エキシマレ
ーザ1の発振波長を該パルス光の発振波長に一致させる
機構を有する。このような手法を注入同期法(injectio
n lock)という。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 連続発振レーザから出力されるレーザ光
    でレチクル上のパターンを照明する照明光学系と、該照
    明されたパターンを露光対象物体に投影する投影光学系
    とを有する露光装置であって、 前記連続発振レーザから出力されるレーザ光を利用する
    干渉計を備えることを特徴とする露光装置。
  2. 【請求項2】 前記干渉計は、前記露光対象物体を保持
    するステージ上に配置された反射部材を含むことを特徴
    とする請求項1に記載の露光装置。
  3. 【請求項3】 前記干渉計は、前記投影光学系の波面収
    差を計測するための干渉縞を形成することを特徴とする
    請求項1又は請求項2に記載の露光装置。
  4. 【請求項4】 前記連続発振レーザは、発振波長が19
    3nm又は157nmの連続発振エキシマレーザである
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項
    に記載の露光装置。
  5. 【請求項5】 前記干渉計は、フィゾータイプであるこ
    とを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に
    記載の露光装置。
  6. 【請求項6】 前記連続発振レーザの発振波長を安定化
    させる安定化機構を更に備えることを特徴とする請求項
    1乃至請求項5のいずれか1項に記載の露光装置。
  7. 【請求項7】 前記連続発振レーザと前記照明光学系と
    の間に、前記連続発振レーザから出力されるレーザ光の
    一部を前記干渉計に指向する半透過鏡を更に備えること
    を特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記
    載の露光装置。
  8. 【請求項8】 前記連続発振レーザから出力されるレー
    ザ光をインコヒーレント化して前記レチクルに指向する
    光学系を備え、前記半透過鏡は、前記連続発振レーザと
    前記光学系との間に配置されており、前記干渉計には、
    インコヒーレント化されていないレーザ光が前記半透過
    鏡により指向されることを特徴とする請求項7に記載の
    露光装置。
  9. 【請求項9】 前記連続発振レーザから出力されるレー
    ザ光の光路を、前記照明光学系に向かう光路又は前記干
    渉計に向かう光路に切り替える光路繰り替え鏡を更に備
    えることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか
    1項に記載の露光装置。
  10. 【請求項10】 前記連続発振レーザから出力されるレ
    ーザ光をインコヒーレント化して前記レチクルに指向す
    る光学系を備え、前記光路切り替え鏡は、前記連続発振
    レーザと前記光学系との間に配置されており、前記干渉
    計には、インコヒーレント化されていないレーザ光が前
    記光路切り替え鏡により指向されることを特徴とする請
    求項9に記載の露光装置。
  11. 【請求項11】 前記干渉計によって形成された干渉縞
    を撮像する光電変換器と、 前記光電変換器の出力を解析して前記投影光学系を制御
    する演算器と、 を更に備えることを特徴とする請求項1乃至請求項10
    のいずれか1項に記載の露光装置。
  12. 【請求項12】 前記連続発振レーザに対して所定波長
    のレーザ光を注入するパルス発振レーザを更に備えるこ
    とを特徴とする請求項1乃至請求項11のいずれか1項
    に記載の露光装置。
  13. 【請求項13】 請求項1乃至請求項12のいずれか1
    項に記載の露光装置を使用してパターンをウエハに露光
    する段階と、 該露光したウエハを現像する段階とを含むことを特徴と
    するデバイスの製造方法。
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