JP2002151290A - コンデンサの充電装置、ストロボ装置及びストロボ内蔵カメラ - Google Patents

コンデンサの充電装置、ストロボ装置及びストロボ内蔵カメラ

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JP2002151290A
JP2002151290A JP2000347361A JP2000347361A JP2002151290A JP 2002151290 A JP2002151290 A JP 2002151290A JP 2000347361 A JP2000347361 A JP 2000347361A JP 2000347361 A JP2000347361 A JP 2000347361A JP 2002151290 A JP2002151290 A JP 2002151290A
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battery
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Yukio Otaka
幸夫 尾高
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電池電圧の状態にあったDC/DCコンバー
タの一次電流を自動的に設定し、充電時間の短縮化、高
効率化を達成する。 【解決手段】 電池電圧を昇圧するDC/DCコンバー
タと、該DC/DCコンバータの一次電流が所定の制限
電流に達したことを検出する検出手段と、該検出手段よ
りの検出信号を基に前記DC/DCコンバータを制御す
る制御手段と、前記DC/DCコンバータにより充電さ
れるコンデンサと、電池情報を検出する電池情報検出手
段とを有し、前記制御手段は、前記DC/DCコンバー
タにより前記コンデンサを充電する毎に、前記電池情報
検出手段からの電池情報を用いて所定の演算を行い、前
記所定の制限電流を決定(#100)して前記DC/D
Cコンバータの一次電流を可変して、前記DC/DCコ
ンバータを制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンデンサの充電
装置、ストロボ装置及びストロボ内蔵カメラの改良に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のストロボ装置(電子閃光装置)の
昇圧回路は、フォワード方式のコンバータが主に用いら
れてきた。このフォワード方式の昇圧回路は、回路構成
上簡単で、発振トランスのばらつきによる影響も少な
く、一般的に広く使用されてきた。
【0003】これに対して、最近ではカメラの小型化に
伴い、電池も容量の少ないものが一般化され、又ガイド
ナンバーは逆に高光量化されてきている。この為、フォ
ワード方式に比べて効率の良いフライバック方式のコン
バータが使用され始めてきた。このフライバック方式の
コンバータで主コンデンサを充電する場合、少ない電流
で充電を行うことでより効率化が図れるが、少ない電流
で充電を行うことは充電時間が長くなり、撮影時のレリ
ーズタイムラグとなってしまい、シャッタチャンスを逃
す事になってしまう。このため、充電時間を短縮させる
為にも比較的大きな電流を流す必要がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、比較的
大きな電流を流すためには電池が新品の状態と消耗した
状態では流せる電流が異なることから、図9で示すよう
に、新品電池にてコンバータの一次制限電流(一次電流
の制限電流)Ip1を設定すると、消耗電池でIp1に達す
るまでに時間がかかり、斜線にて示したt1 〜t2間の
電流量がロスとなってしまう。なお、L1は新品電池と
一次電流の、L2は消耗電池と一次電流の、それぞれ関
係を示すものである。
【0005】また、消耗電池での一次制限電流をIp2に
設定すると、Ip2自体を大きく取れなくなり、充電時間
が長くなるという問題があった。
【0006】(発明の目的)本発明の第1の目的は、電
池電圧の状態にあったDC/DCコンバータの一次電流
を自動的に設定し、充電時間の短縮化、高効率化を達成
することのできるコンデンサの充電装置、ストロボ装置
及びストロボ内蔵カメラを提供しようとするものであ
る。
【0007】本発明の第2の目的は、充電途中で電池の
内部抵抗が変化してたとしても、電池電圧の状態にあっ
たDC/DCコンバータの一次電流を自動的に設定し、
充電時間の短縮化、高効率化を達成することのできるコ
ンデンサの充電装置、ストロボ装置及びストロボ内蔵カ
メラを提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために、請求項1に記載の発明は、電池電圧を昇圧す
るDC/DCコンバータと、該DC/DCコンバータの
一次電流が所定の制限電流に達したことを検出する検出
手段と、該検出手段よりの検出信号を基に前記DC/D
Cコンバータを制御する制御手段と、前記DC/DCコ
ンバータにより充電されるコンデンサと、電池情報を検
出する電池情報検出手段とを有するコンデンサの充電装
置であって、前記制御手段は、前記DC/DCコンバー
タにより前記コンデンサを充電する毎に、前記電池情報
検出手段からの電池情報を用いて所定の演算を行い、前
記所定の制限電流を決定して前記DC/DCコンバータ
の一次電流を可変して、前記DC/DCコンバータを制
御するコンデンサの充電装置とするものである。
【0009】また、上記第2の目的を達成するために、
請求項2に記載の発明は前記一次電流を通電させ得る最
大時間をカウントする計時手段を有し、前記制御手段
は、前記一次電流が前記演算により決定した前記所定の
制限電流に達するまでに前記計時手段がカウントアップ
した場合には該カウントアップ信号により、前記DC/
DCコンバータを制御する請求項1に記載のコンデンサ
の充電装置とするものである。
【0010】また、上記第1及び第2の目的を達成する
ために、請求項8に記載の発明は、請求項1〜7の何れ
かに記載のコンデンサの充電装置と、前記コンデンサの
充電エネルギーにより発光する放電管とを有するストロ
ボ装置とするものである。
【0011】また、上記第1の目的を達成するために、
請求項9に記載の発明は、電池電圧を昇圧するDC/D
Cコンバータと、該DC/DCコンバータの一次電流が
所定の制限電流に達したことを検出する検出手段と、該
検出手段よりの検出信号を基に前記DC/DCコンバー
タを制御する制御手段と、前記DC/DCコンバータに
より充電されるコンデンサと、電池情報を検出する電池
情報検出手段と、前記コンデンサの充電エネルギーによ
り発光する放電管とを有するストロボ内蔵カメラであっ
て、前記制御手段は、前記DC/DCコンバータにより
前記コンデンサを充電する毎に、前記電池情報検出手段
からの電池情報を用いて所定の演算を行い、前記所定の
制限電流を決定して前記DC/DCコンバータの一次電
流を可変して、前記DC/DCコンバータを制御するス
トロボ内蔵カメラとするものである。
【0012】また、上記第2の目的を達成するために、
請求項10に記載の発明は、前記一次電流を通電させ得
る最大時間をカウントする計時手段を有し、前記制御手
段は、前記一次電流が前記演算により決定した前記所定
の制限電流に達するまでに前記計時手段がカウントアッ
プした場合には該カウントアップ信号により、前記DC
/DCコンバータを制御する請求項に記載のストロボ内
蔵カメラとするものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示の実施の形態
に基づいて詳細に説明する。
【0014】図1は本発明の実施の第1の形態に係るス
トロボ内蔵カメラの回路構成を示すブロック図である。
【0015】まず、ストロボ装置側の回路構成を説明す
る。
【0016】1は電源であるところの電池、2は電源コ
ンデンサ、3はスイッチ素子である。4はスイッチ素子
3の制御端子の為のプルダウン抵抗であり、制御端子と
電池1の負極に接続されている。5は抵抗である。6は
コンパレータであり、スイッチ素子3と直列に接続され
る抵抗5の電位が測定できるように検出端子が図のよう
に接続されている。7は後述する定電圧回路からの電源
CCよりコンパレータ6の出力をプルアップする為の抵
抗である。8は発振トランス、9は高圧整流用ダイオー
ド、10は電圧検出回路、11はトリガー回路、12は
放電管、13は主コンデンサである。
【0017】前記高圧整流ダイオード9が発振トランス
8の2次巻線Sと主コンデンサ13のプラス電極間に、
電圧検出回路10、トリガー回路11及び放電管12が
主コンデンサ13と並列に、それぞれ挿入されている。
【0018】a〜fは後述するカメラの制御回路125
との接続ラインであり、aはスイッチ素子3の制御端子
に接続され、bはコンパレータ6のプラス側の入力端子
に接続されており、後述する制御回路125のD/Aコ
ンバータと接続されている。cはコンパレータ6の出力
に接続されている。dは電圧検出を行う為の駆動信号ラ
インであり、電圧検出回路10の出力信号が接続ライン
eを介して後述するカメラの制御回路125へ入力さ
れ、該制御回路125にて主コンデンサ13の充電電圧
が検出される。fは放電管12を発光させるトリガー回
路11を作動させる為の起動信号を与えるものである。
【0019】次に、カメラの制御系の構成を説明する。
【0020】125は、A/Dコンバータ、D/Aコン
バータ等を含むマイクロコンピュータ(以下、マイコン
と記す)から成るカメラの制御回路である。120は定
電圧回路であり、制御回路125からVCCEN端子を介し
て制御され、各回路に電源であるVCCを供給する。12
1はスイッチ検知回路であり、電池または電源VCCによ
り作動して各スイッチの状態や変化などを SWDラインを
介して制御回路125へ伝達する。122は温度検出回
路であり、THENラインをイネーブルし、温度データを T
HDラインを介して制御回路125へ伝達する。123は
フィルム感度(及び駒数などの情報)を得るフィルム感
度検知回路であり、 FIMENラインをイネーブルし、フィ
ルム情報をFIMDラインを介して制御回路125へ伝達す
る。124はバッテリーチェック回路であり、 BATCKラ
インにより起動し、電池残量が撮影時に充分か否かをチ
ェックする為にBATDラインから必要なデータ(電池情
報)を制御回路125へ伝達する。
【0021】126はシャッタ駆動回路であり、 SHDRV
ラインを制御し、シャッタを駆動する。127は測距回
路であり、制御回路125にAFENのイネーブル信号によ
り、被写体までの距離データを AFDラインを介して制御
回路125に情報を伝える。128は測光回路であり、
AEENラインのイネーブル信号により被写体の輝度を測定
し、AEDラインを介して制御回路125に輝度情報を
与える。129は表示回路であり、例えばLCD等に必
要な情報を表示するものである。130はレンズを駆動
する為のレンズ駆動回路であり、LNZDRVラインを制御し
て撮影レンズを駆動する。131はフィルムを給送する
為のフィルム駆動回路であり、制御回路125から FIL
MDRVラインを制御してフィルムの給送を行う。
【0022】次に、上記構成における主要部分の動作に
ついて、図2のフローチャートにより説明する。
【0023】ここでは、制御回路125側の電源は既に
投入された状態であり、この状態では制御回路125内
のマイコンは低消費モードとなっていて動作が停止して
いるものとして説明を行う。
【0024】スイッチ検知回路121にて電源スイッチ
が投入されたことを検知すると、制御回路125は動作
を開始し、定電圧回路120に VCCENラインを介して信
号を与える。これにより、定電圧回路120は例えば電
源電池を昇圧または降圧した定電圧の電源であるVCC
各回路に供給する。
【0025】図2のフローチャートに従って説明を進め
ると、制御回路125(マイコン)は、まず以下の動作
に必要なフラグ等の初期設定を行う(ステップ#1)。
そして、スイッチ検知回路121を作動させ(ステップ
#2)、撮影準備を行う為の不図示のレリーズボタンの
半押しでオンするスイッチSW1がオンしたかの検知を
行う(ステップ#3)。オンしていなければオンするの
を待ち、その後該スイッチSW1がオンすると、所定の
カウンタを初期状態にリセットし(ステップ#4)、次
に図1に示したバッテリーチェック回路124を BATCK
ラインを介して駆動し、電池情報をBATDラインを介して
得る(ステップ#5)。次いで、前記電池情報より電池
1の電源がカメラの撮影に必要な電源状態にあるか無い
かを判定し(ステップ#6)、充分で無い場合はステッ
プ#2に戻る。
【0026】一方、電源が充分であることを判定する
と、次にAFENラインに信号を与え、測距回路127を作
動させて被写体までの距離を測定する(ステップ#
7)。なお、ここで得られる測距情報は AFDラインを介
して制御回路125は取り込む。続いて、測光回路12
8へAEENラインにイネーブル信号を送ることで被写体の
輝度を測定し、この情報(輝度データ)を端子AED を介
して取り込む(ステップ#8)。そして、取り込んだ輝
度データから被写体輝度が所定輝度より高いか低いかを
判定し(ステップ#9)、低い場合には、ステップ#1
0のフラッシュモードに進む。
【0027】ここで、ステップ#10にて実行されるフ
ラッシュモードの動作について、図3のフローチャート
を用いて説明する。
【0028】まず、制御回路125はバッテリーチェッ
ク回路124の BATCKラインをイネーブルし、電池の状
態を確認する(ステップ#99)。ここでは例えば、図
4(a)に示すような定電流回路や、図4(b)のよう
な既知の抵抗により、電池の内部抵抗を求めている。以
下、それぞれについて詳述する。
【0029】図4(a)において、1は電池、2は電源
コンデンサであり、図1に示したものである。また、1
5は比較回路、16はトランジスタ、17は電流検出抵
抗であり、これらにより公知の定電流回路が構成され、
図1では不図示の接続ラインgからは基準電圧が与えら
れ、同じく図1では不図示の接続ラインhを介して制御
回路125のA/Dコンバータへ電圧信号(電池情報)
が与えられる。
【0030】上記構成において、接続ラインgに制御回
路125から基準電圧Eref が与えられると、この電圧
が比較回路15の非反転入力ラインに入力される。この
ため、比較回路15の出力はハイレベルとなり、トラン
ジスタ16にはベース電流が流れ、該トランジスタ16
は導通する。そして、電流検出抵抗17に発生する電圧
降下がEref となると比較回路15の出力は無くなり、
この電流バランスにより定電流が流れる。抵抗17の抵
抗値R17が既知であれば、定電流I0は I0=Eref /R17 となり、電池1の内部抵抗(値)Rbat は、定電流I0
が流れる以前の電池の開放電圧E0、定電流負荷時の電
圧をEi として検出すれば Rbat =(E0−Ei )/I0 にて求められる。
【0031】次に、図4(b)の構成について説明す
る。同図において、1は電池、2は電源コンデンサであ
り、図1に示したものである。また、20はスイッチ素
子、18はプルダウン抵抗、19は負荷抵抗であり、図
1では不図示の接続ラインiにハイレベルの電圧信号が
制御回路125より与えられることで、スイッチ素子2
0が導通する。この時の抵抗19の負荷時の電圧を、図
1では不図示の接続ラインjを介して制御回路125に
与え、制御回路125内のA/Dコンバータで電池情報
として受け取る。この時の抵抗値R19での抵抗負荷時
の電圧をEr 、またスイッチ素子20が非導通時の開放
電圧をE0とすれば、 Rbat =(E0/Er −1)*R19 として、同様に電池の内部抵抗Rbat を求めることがで
きる。
【0032】なお、電池1の内部抵抗Rbat を求めるに
当たっては、上記の例に限るものではない。
【0033】図3に戻って、以上の様にしてバッテリー
チェック回路124により電池1の電池情報より内部抵
抗を得る(ステップ#99)。次に、電池1の電池情報
から発振トランス8の一次電流の制限電流(遮断電流)
Ip を決定する(ステップ#100)。
【0034】スイッチ素子3の通電時間tと発振トラン
スの一次電流の関係は I=E0/(Rbat +Rloop)*[1−exp{−(R
bat +Rloop)*t/L}] E0;電池の開放電圧 Rbat ;電池の内部抵抗 Rloop;電池の内部抵抗以外の一次電流ループ内の抵抗
値 L;発振トランス8の一次インダクタンス で示される。
【0035】図5に、スイッチ素子3の通電時間と発振
トランス8の一次電流との関係を示す。
【0036】L1は電池が新品の場合の通電時間tと一
次電流の関係を示しており、この発振トランスでは、I
max にて飽和していることを示している。
【0037】L2,L3は電池の消耗による電流波形を
示している。発振トランスの飽和等の影響の無い場合の
通電時間tと電流の関係は一般式で以下のように示され
る。
【0038】I=E0/(Rbat +RLoop)*[1−e
xp{−(Rbat +RLoop)*t/L}] この式の最大電流は、開放電圧E0と電池抵抗Rbat と
ループ抵抗RLoopで決定する。例えば、最大電流の70
%にて制限電流Ip(Ip1〜Ip3)を決定するのであれ
ば、 Ip= 0.7*E0/(Rbat +RLoop) となる制限電流Ipとなるように、図1の比較回路6の
非反転入力を設定すればよく、従って、抵抗5の抵抗値
をR5とすると、 Eref =R5* 0.7*E0/(Rbat +RLoop) で定まる閾値である電圧を、図1の接続ラインbに与え
ればよい。この時の通電時間t(t1〜t3)の幅は、 exp{−(Rbat +RLoop)*t/L}=0.3 となることから、おおよそ電池1の内部抵抗Rbat 、発
振トランス8の一次インダクタンスL、電池1の内部抵
抗以外のループ抵抗RLoopから t=1.2 *L/(Rbat +RLoop) 程度の通電時間となる。
【0039】図3に戻り、以上のようにしてIp(Ip1
〜Ip3)を求め、ステップ#100にて閾値を決定す
る。次に、充電時間が長くなった場合に充電を打ち切る
為のタイマである充電タイマ、例えば10〜15秒程度
の時間であるタイマをスタートさせ(ステップ#10
1)、充電を開始する為に、図1に示す制御回路125
から接続端子aを介してスイッチ素子3の制御電極にハ
イレベルの信号を与え、また、接続端子dをハイレベル
として主コンデンサ13の電圧を検出する検出回路10
を作動させて充電電圧を接続ラインeを介して取り込
み、内部のA/Dコンバータを介して検出する。
【0040】スイッチ素子3はハイレベルの信号が与え
られる事により導通し、電池1より発振トランス8の一
次巻線P及び検出抵抗5を介して一次電流が流れる。こ
の一次電流により抵抗5に発生する電位が比較回路6の
非反転入力端子に与えられた閾値Eref に達すると、該
比較回路6の出力はハイレベルからローレベルとなり、
接続ラインcを介して制御回路125に伝わり、制御回
路125はこの信号により接続ラインaに与えていたハ
イレベルの制御信号をローレベルにしてスイッチ素子3
を非導通にし、発振トランス8の一次電流を遮断する。
発振トランス8の一次電流が遮断されると、該発振トラ
ンス8に蓄積されていたエネルギーが二次巻線Sよりダ
イオード9、主コンデンサ13を介して放出され、主コ
ンデンサ13はこのエネルギーにより充電される。二次
電流が放出される所定時間後に制御回路125は接続ラ
インaを介して再びハイレベル信号をスイッチ素子3に
与え、スイッチ素子3を導通させて一次電流を流す。こ
の動作を繰り返し行うことで、主コンデンサ13の充電
が行われていく(ステップ#102)。
【0041】この様にして充電が行われるが、次に制御
回路125は主コンデンサ13の電圧が充電完了の電圧
に達したか否かを調べ(ステップ#103)、達してい
なければ、充電タイマがカウントアップしているかを調
べ(ステップ#104)、カウントアップ前であればス
テップ#103に戻る。また、カウントアップしていれ
ば、充電が完了しないことを示すNGフラグを立て(ス
テップ#108)、接続端子a及びbをローレベルにし
て充電を停止させ(ステップ#106)、充電タイマを
リセットして(ステップ#107)、メインルーチンで
ある図2に戻り、ステップ#11以降の処理へと進む。
【0042】また、上記ステップ#103にて充電タイ
マのカウントアップ以前に充電が完了したことを検知す
ると、充電が完了した事を示すフラグを立て(ステップ
#105)、接続端子a及びbをローレベルにして充電
を停止させ(ステップ#106)、充電タイマをリセッ
トして(ステップ#107)、メインルーチンである図
2に戻り、ステップ#11以降の処理へと進む。
【0043】再び図2のフローチャートに戻り、上記の
様にしてフラッシュモードを抜け、ステップ#11へ進
むと、ここでは前記図3のステップ#105又はステッ
プ#108で立てたフラグの確認を行い、充電が完了し
ていない場合はステップ#2に戻る。また、充電完了し
ていれば(ステップ#11のYES)、スイッチSW1
及びスイッチSW2の状態確認に入る(ステップ#1
2,#13)。ここで、スイッチSW1がオフ(ステッ
プ#12のNO)であればステップ#2に戻り、又スイ
ッチSW2がオフ(ステップ#12のNO)であればス
テップ#12に戻る。
【0044】また、スイッチSW1及びスイッチSW2
の何れもがオンであれば(ステップ#12,#13のY
ES)、上記ステップ#7での測距データに基づきレン
ズ駆動回路130を制御して焦点調整、つまりレンズセ
ットを行う(ステップ#14)。そして、上記ステップ
#8にて得られた被写体の輝度とフィルム感度データか
らの条件によりシャッタ開口をシャッタ駆動回路126
を介して制御すると共に、輝度が低く、ストロボ装置が
必要な場合には測距データとフィルム感度によりシャッ
タ制御を行い、適正な絞り値でストロボ装置を発光させ
る(ステップ#15)。
【0045】上記ストロボ装置の発光は、図1の接続ラ
インfにハイレベル信号を与えて行う。接続ラインfに
ハイレベル信号が与えられると、トリガー回路11の出
力に高圧のパルス電圧が発生し、放電管12のトリガー
電極に与えられ、放電管12は励起される。この励起に
より放電管12は一気にそのインピーダンスが低下し、
主コンデンサ13の充電エネルギーを放電して光エネル
ギーとして変換され、被写体を照明する。尚、ストロボ
装置を使用した場合、フラッシュフラグFAL に“1”が
セットされる。
【0046】上記シャッタ駆動回路126によりシャッ
タが閉成されると、レンズ駆動回路130を制御し、焦
点位置にあったレンズを初期位置に戻すレンズリセット
を行う(ステップ#16)。そして、撮影の終了したフ
ィルムをフィルム駆動回路131を制御して1駒分巻き
上げる(ステップ#17)。
【0047】次に、ストロボ装置を使用した事を示すフ
ラッシュフラグに“1”が立っているかを確認し(ステ
ップ#18)、“1”が立っているときはフラッシュモ
ードにして前記ステップ#10と同様に主コンデンサ1
3の充電を行い(ステップ#19)、ステップ#2に戻
り、一連のシーケンスを終了する。また、ストロボ装置
を使用しない場合にはステップ#19をスキップしてス
テップ#2に戻り、一連のシーケンスを終了する。
【0048】上記の説明では、スイッチ素子3の導通時
間t1〜t3を最大電流の70%で決定したが、図6の
ように、通電時間tを一定として導通時間t及び通電電
流Iの関係式から複雑ではあるが導いてもよい。なお、
いずれの場合も飽和電圧Imax を越さない電流レベルで
制御することは言うまでもない。
【0049】さらに、二次電流の放出時間を所定の時間
としたが、二次電流をモニターして二次電流がゼロとな
った時点で一次電流を流すことでも良い。
【0050】(実施の第2の形態)図7は本発明の実施
の第2の形態に係るストロボ内蔵カメラの回路構成を示
すブロック図であり、図1と同じ部分は同一符号を付
し、その説明は省略する。
【0051】図7のストロボ装置側において、21はト
ランジスタ、22,23は抵抗、132は計時回路であ
り、トランジスタ21のコレクタが比較回路6の出力に
接続され、抵抗22はトランジスタ21のベースとエミ
ッタ間に接続され、トランジスタ21のエミッタは電池
1の負極に接続されている。
【0052】制御回路125からは接続ラインkより計
時回路132の起動信号が入力され、又計時時間を設定
する為のTIMED 端子が設けられており、計数回路132
の出力が抵抗23を介してトランジスタ21のベースに
入力されている。
【0053】上記実施の第1の形態と異なるのは、電流
検出用の比較回路6による電流制限に対して、通電時間
を更に制限する為の計時回路132を設けた点である。
【0054】上記構成におけるフラッシュモードに関す
る動作について、図8のフローチャートを用いて説明す
る。なお、その他の動作は上記実施の第1の形態と同様
であるので、その説明は省略する。
【0055】図8において、まずバッテリーチェック回
路124の BATCKラインをイネーブルし、電池の状態
(電池情報)を確認する。ここでは上記実施の第1の形
態と同様、電池1の内部抵抗を求める。
【0056】定電流の負荷を用いれば、電池1の内部抵
抗Rbat は、定電流が流れる以前の電池の開放電圧E
0、定電流負荷時の電圧をEi とすれば Rbat = (E0−Ei )/I0 にて求められる。また、抵抗負荷の場合では、実施の第
1の形態と同様、抵抗負荷(R19)時の電圧をEr 、
開放電圧をE0とすれば、 Rbat =(E0/Er −1)*R19 として求まる。
【0057】以上の様に、バッテリーチェック回路12
4により電池1の電池情報より内部抵抗を得る(ステッ
プ#99)。
【0058】次に、電池1の情報から発振トランス8の
一次電流の制限電流Ipを決定する。スイッチ素子3の
通電時間tと発振トランス8の一次電流の関係は I=E0/(Rbat +Rloop)*[1−ext{−(R
bat +Rloop)*t/L}] E0;電池の開放電圧 Rbat ;電池の内部抵抗 Rloop;電池の内部抵抗以外の一次電流ループ内の抵抗
値 L;発振トランス8の一次インダクタンス で示される。例えば、最大電流の70%にて制限電流I
pを決定するのであれば Ip= 0.7* E0/(Rbat +Rloop) となる制限電流Ipとなるように、図7の比較回路6の
非反転入力を設定すればよく、従って、抵抗5の抵抗値
をR5とすると、 Eref=R5* 0.7*E0/(Rbat +Rloop) で定まる閾値である電圧を、図7の接続ラインbに与え
ればよい。
【0059】以上のようにして制限電流Ipを定め、閾
値を決定する(ステップ#100)。
【0060】次に、この実施の第2の形態の特徴部分で
ある時間制限値tpの設定を行う。tpは制限電流Ip
の値を設定することで本来は、ほぼtpの時間にて所定
電流であるIpに達する時間であるが、万一充電中に電
池1の状態が変化し、内部抵抗Rbat が高くなってしま
った場合の制限時間である。
【0061】ここで、実施の第1の形態と同様にIpを
最大電流の70%とした例では、この時の通電時間幅t
は exp{−(Rbat +Rloop)*t/L}= 0.3 となることから、おおよそ電池1の内部抵抗Rbat 、発
振トランス8の一次インダクタンスL、電池の内部抵抗
以外のループ抵抗RLoopから t=1.2*L/(Rbat +Rloop) 程度の通電時間と求めることができる。
【0062】この実施の第2の形態では、この値をtp
として扱い、万一電池状態が変化し内部抵抗が高くな
り、比較回路6の非反転入力Erefに電流検出抵抗5の
電位が上昇しない場合でも、tpの計時手段である計時
回路132により制御が可能となる。ここではこの制限
時間tpを TIMEDラインよりセットする(ステップ#2
00)。
【0063】次に、充電時間が長くなった場合に充電を
打ち切る為のタイマである充電タイマ、例えば10〜1
5秒程度の時間であるタイマをスタートさせ(ステップ
#101)、充電を開始する為に図7に示す制御回路1
25は接続ラインaを介してスイッチ素子3の制御電極
にハイレベルの信号を与え、同時に接続ラインkより計
時回路132の駆動信号を与える。また、接続ラインd
をハイレベルとして主コンデンサ13の電圧を検出する
検出回路10を作動させる。検出回路10では充電電圧
が接続ラインeを介して制御回路125に取り込まれ、
内部のA/Dコンバータを介して検出可能となる。スイ
ッチ素子3はハイレベルの信号が与えられる事により導
通し、電池1より発振トランス8の一次巻線P及び検出
抵抗5を介して一次電流が流れる。
【0064】上記一次電流により抵抗5に発生する電位
が、比較回路6の非反転入力端子に与えられた閾値Ere
fに達すると、該比較回路6の出力はハイレベルからロ
ーレベルとなり、接続ラインcを介して制御回路125
に入力される。また、計時回路132のカウントアップ
時点で一次電流により抵抗5に発生する電位が比較回路
6の非反転入力端子に与えられた閾値Erefに達しない
場合は、計時回路132の出力が抵抗23を介してトラ
ンジスタ21のベース電流として与えられ、該トランジ
スタ21のコレクタが比較回路6の出力電位をハイレベ
ルからローレベルと成し、接続ラインcを介して制御回
路125に入力される。制御回路125はこの信号によ
り接続ラインaに与えられていたハイレベルの制御信号
をローレベルとしてスイッチ素子3を非導通とさせ、発
振トランス8の一次電流を遮断する。同時に接続ライン
kを介して計時回路132の駆動を停止し、さらに初期
リセットして次の駆動信号の入力を待つ。
【0065】発振トランス8の一次電流が遮断される
と、該発振トランス8に蓄積されていたエネルギーが二
次巻線Sよりダイオード9、主コンデンサ13を介して
放出され、主コンデンサ13はこのエネルギーにより充
電される。二次電流が放出される所定時間後に制御回路
125は接続ラインaに再びハイレベル信号をスイッチ
素子3に与え、該スイッチ素子3を導通させて一次電流
を流し、更に同時に計時回路132の駆動信号を接続ラ
インkを介して与える。この動作を繰り返し行うことで
主コンデンサ13の充電が行われる(ステップ#10
2)。
【0066】この様にして充電が行われるが、次に制御
回路125は主コンデンサ13の電圧が充電完了電圧に
達したか否かを調べ(ステップ#103)、達していな
ければ、充電タイマがカウントアップしてるかを調べ
(ステップ#104)、カウントアップ前であればステ
ップ#103に戻る。また、カウントアップしていれ
ば、充電が完了しないことを示すNGフラグを立て(ス
テップ#108)、接続端子a及びbをローレベルとし
て充電を停止させ(ステップ#106)、充電タイマを
リセットして(ステップ#107)、メインルーチンで
ある図2に戻り、以降の処理へと進む。
【0067】また、上記ステップ#103にて充電タイ
マのカウントアップ以前に充電が完了したことを検知す
ると、充電が完了した事を示すフラグを立て(ステップ
#105)、接続端子a及びbをローレベルとして充電
を停止させ(ステップ#106)、充電タイマをリセッ
トして(ステップ#107)、メインルーチンである図
2に戻り、ステップ#11以降の処理へと進む。
【0068】以上説明したように、Ipにて電流を設定
し、DC/DCコンバータを作動させた場合、万一電池
の状態が主コンデンサへの充電中に変化してIpに達し
ない状態になっても、不都合なく動作が可能である。
【0069】ここでは、tpは演算から求められた時間
を設定したが、発振トランス8が飽和しない任意の所定
値でもよい。
【0070】以上の実施の各形態によれば、DC/DC
コンバータにより主コンデンサを充電する毎に、バッテ
リーチェック回路よりの電池情報より内部抵抗を求め、
該内部抵抗に基づいて一次電流の制限電流を算出し、該
制限電流によりDC/DCコンバータの一次電流を可変
するようにしているので、電池の状態にあった一次電流
を任意に設定可能となり、充電を迅速に、かつ効率的に
行うことが可能となる。
【0071】更には、一次電流に制限時間tpを設けた
ことにより、電池の状態が万一変化するような場合があ
っても、不都合なく動作が可能となった。
【0072】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1又は9に
記載の発明によれば、電池電圧の状態にあったDC/D
Cコンバータの一次電流を自動的に設定し、充電時間の
短縮化、高効率化を達成することができるコンデンサの
充電装置、ストロボ装置又はストロボ内蔵カメラを提供
できるものである。
【0073】また、請求項2、8又は10に記載の発明
は、充電途中で電池の内部抵抗が変化してたとしても、
電池電圧の状態にあったDC/DCコンバータの一次電
流を自動的に設定し、充電時間の短縮化、高効率化を達
成することができるコンデンサの充電装置、ストロボ装
置又はストロボ内蔵カメラを提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の第1の形態に係るストロボ内蔵
カメラの回路構成を示すブロック図である。
【図2】図1のカメラの主要部分の動作を示すフローチ
ャートである。
【図3】本発明の実施の第1の形態におけるフラッシュ
モードの詳細な動作を示すフローチャートである。
【図4】本発明の実施の第1の形態に係るバッテリーチ
ェック回路の構成例を示す回路図である。
【図5】本発明の実施の第1の形態の説明を助ける為の
電流波形を示す図である。
【図6】同じく本発明の実施の第1の形態の説明を助け
る為の電流波形を示す図である。
【図7】本発明の実施の第2の形態に係るストロボ内蔵
カメラの回路構成を示すブロック図である。
【図8】本発明の実施の第2の形態におけるフラッシュ
モードの詳細な動作を示すフローチャートである。
【図9】従来の問題点を説明する為の図である。
【符号の説明】
1 電源であるところの電池 2 電源コンデンサ 3 スイッチ素子 5 電流検出抵抗 6 比較回路 8 発振トランス 10 電圧検出回路 12 放電管 13 主コンデンサ 125 制御回路 124 バッテリーチェック回路 132 計時回路

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電池電圧を昇圧するDC/DCコンバー
    タと、該DC/DCコンバータの一次電流が所定の制限
    電流に達したことを検出する検出手段と、該検出手段よ
    りの検出信号を基に前記DC/DCコンバータを制御す
    る制御手段と、前記DC/DCコンバータにより充電さ
    れるコンデンサと、電池情報を検出する電池情報検出手
    段とを有するコンデンサの充電装置であって、 前記制御手段は、前記DC/DCコンバータにより前記
    コンデンサを充電する毎に、前記電池情報検出手段から
    の電池情報を用いて所定の演算を行い、前記所定の制限
    電流を決定して前記DC/DCコンバータの一次電流を
    可変して、前記DC/DCコンバータを制御することを
    特徴とするコンデンサの充電装置。
  2. 【請求項2】 前記一次電流を通電させ得る最大時間を
    カウントする計時手段を有し、 前記制御手段は、前記一次電流が前記演算により決定し
    た前記所定の制限電流に達するまでに前記計時手段がカ
    ウントアップした場合には該カウントアップ信号によ
    り、前記DC/DCコンバータを制御することを特徴と
    する請求項1に記載のコンデンサの充電装置。
  3. 【請求項3】 前記DC/DCコンバータは、フライバ
    ック方式のコンバータであることを特徴とする請求項1
    又2に記載のコンデンサの充電装置。
  4. 【請求項4】 前記電池情報は、電池の開放電圧もしく
    は所定負荷時の電圧であることを特徴とする請求項1〜
    3の何れかに記載のコンデンサの充電装置。
  5. 【請求項5】 前記所定の制限電流は、前記電池情報よ
    り得られる電池の内部抵抗に基づいて算出されることを
    特徴とする請求項1〜4の何れかに記載のコンデンサの
    充電装置。
  6. 【請求項6】 前記制御手段は、A/Dコンバータ及び
    前記所定の制限電流を出力するD/Aコンバータを含む
    マイクロコンピュータより成ることを特徴とする請求項
    1〜5の何れかに記載のコンデンサの充電装置。
  7. 【請求項7】 前記計時手段のカウントアップ信号は、
    電池の内部抵抗に関係する前記DC/DCコンバータの
    発振トランスの飽和電流を超えない範囲での演算値、も
    しくは、発振トランスの飽和電流を超えない範囲で定め
    られた固定値に相当する信号であることを特徴とする請
    求項2に記載のコンデンサの充電装置。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7の何れかに記載のコンデン
    サの充電装置と、前記コンデンサの充電エネルギーによ
    り発光する放電管とを有することを特徴とするストロボ
    装置。
  9. 【請求項9】 電池電圧を昇圧するDC/DCコンバー
    タと、該DC/DCコンバータの一次電流が所定の制限
    電流に達したことを検出する検出手段と、該検出手段よ
    りの検出信号を基に前記DC/DCコンバータを制御す
    る制御手段と、前記DC/DCコンバータにより充電さ
    れるコンデンサと、電池情報を検出する電池情報検出手
    段と、前記コンデンサの充電エネルギーにより発光する
    放電管とを有するストロボ内蔵カメラであって、 前記制御手段は、前記DC/DCコンバータにより前記
    コンデンサを充電する毎に、前記電池情報検出手段から
    の電池情報を用いて所定の演算を行い、前記所定の制限
    電流を決定して前記DC/DCコンバータの一次電流を
    可変して、前記DC/DCコンバータを制御することを
    特徴とするストロボ内蔵カメラ。
  10. 【請求項10】 前記一次電流を通電させ得る最大時間
    をカウントする計時手段を有し、 前記制御手段は、前記一次電流が前記演算により決定し
    た前記所定の制限電流に達するまでに前記計時手段がカ
    ウントアップした場合には該カウントアップ信号によ
    り、前記DC/DCコンバータを制御することを特徴と
    する請求項9に記載のストロボ内蔵カメラ。
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