JP2003043561A - ストロボ装置付きカメラの電源装置 - Google Patents

ストロボ装置付きカメラの電源装置

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JP2003043561A
JP2003043561A JP2001228945A JP2001228945A JP2003043561A JP 2003043561 A JP2003043561 A JP 2003043561A JP 2001228945 A JP2001228945 A JP 2001228945A JP 2001228945 A JP2001228945 A JP 2001228945A JP 2003043561 A JP2003043561 A JP 2003043561A
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voltage
power supply
capacitor
camera
charging
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JP2001228945A
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Mitsuteru Honda
充輝 本田
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 専用のDC/DCコンバータを有することな
く、カメラの制御回路の電圧を一定に保ち、該制御回路
の電源を保証する。 【解決手段】 電源供給手段5,6,7,9,10から
フライバック式のDC/DCコンバータ3,4,21,
19,22への電源供給により第1のコンデンサ27に
対して充電が行われている期間中に、給電回路に具備さ
れた第2のコンデンサ12の充電電圧がカメラの制御回
路125の動作保証電圧に相当する電圧もしくはその近
傍の電圧まで低下したことを検出することにより、前記
電源供給手段のスイッチ素子5,7を第2の状態(5を
オン、7をオフ)を設定してこの際に電源として供給可
能な第2の電圧の供給先を、前記DC/DCコンバータ
から前記第2のコンデンサへと切り換えるとともに、前
記第1のコンデンサへの充電を中止する電源切換手段1
25,14を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ストロボ装置付き
カメラの電源装置の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に電源に電池を用いるカメラでは、
電源電圧が消耗あるいは駆動負荷によって変動するが、
そのうちの一部回路に対しては安定した電源が必要であ
る。そのため、カメラ電源用に専用のDC/DCコンバ
ータを動作させて、カメラの制御回路の電源回路が一定
の電圧となるように保証している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、カメラ
電源用に専用のDC/DCコンバータを用いると、カメ
ラの制御回路の動作は保証されるが、回路規模の増大や
部品点数の増加、コストの増大を招くという問題点があ
る。
【0004】(発明の目的)本発明の目的は、専用のD
C/DCコンバータを有することなく、カメラの制御回
路の電圧を一定に保ち、該制御回路の電源を保証するこ
とのできるストロボ装置付きカメラの電源装置を提供し
ようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、放電管の発光エネルギーを蓄積する第1
のコンデンサに充電を行うフライバック式のDC/DC
コンバータと、定電圧で駆動するカメラの制御回路に給
電を行う第2のコンデンサを具備する給電回路と、第3
のコンデンサとスイッチ素子を具備し、前記スイッチ素
子が第1のスイッチ状態に設定されることにより、電池
からの電圧である第1の電圧を前記第3のコンデンサに
充電するとともに該第1の電圧を電源として出力し、前
記スイッチ素子が第2のスイッチ状態に設定されること
により、前記第1の電圧と前記第3のコンデンサに充電
された電圧を加算した第2の電圧を電源として出力する
電源供給手段とを有するストロボ装置付きカメラの電源
装置において、前記電源供給手段から前記DC/DCコ
ンバータへの電源供給により前記第1のコンデンサに対
して充電が行われている期間中に、前記給電回路に具備
された前記第2のコンデンサの充電電圧が前記カメラの
制御回路の動作保証電圧に相当する電圧もしくはその近
傍の電圧まで低下したことを検出することにより、前記
電源供給手段の前記スイッチ素子を前記第2の状態を設
定してこの際に電源として供給可能な前記第2の電圧の
供給先を、前記DC/DCコンバータから前記第2のコ
ンデンサへと切り換えるとともに、前記第1のコンデン
サへの充電を中止する電源切換手段を有するストロボ装
置付きカメラの電源装置とするものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示の実施の形態
に基づいて詳細に説明する。
【0007】(実施の第1の形態)図1は本発明の実施
の第1の形態に係るカメラの電気的構成を示すブロック
図である。
【0008】1aは電源、1bは電池内部抵抗であり、
これらを含めて電池1と記す。なお、この電池1は、ス
トロボ装置側と後述するカメラ側の電源として用いられ
る。
【0009】まず、ストロボ装置側の回路構成について
説明する。
【0010】2は電源コンデンサであり、電池1と並列
に接続されている。10はダイオードであり、アノード
が電池正極に、カソードが後述する発振トランス3の一
次巻線に接続されている。9はコンデンサであり、一方
の電極はダイオード10のカソード及び発振トランス3
の一次巻線に接続されている。5はFETであり、ドレ
インはコンデンサ9の他方の電極に、ソースは電池1の
正極に、ゲートは後述する制御回路125に端子aにて
接続されている。6は抵抗であり、FET5のゲート・
ソース間に接続されている。7はFET(電解効果トラ
ンジスタ)であり、ドレインはFET5のドレインに、
ソースは電池1の負極に、ゲートは後述する制御回路1
25に端子bにて接続されている。8は抵抗であり、F
ET7のゲートソース間に接続されている。
【0011】前述のFET5、抵抗6、FET7、抵抗
8、コンデンサ9、ダイオード10にて、発振トランス
3への印加電圧を電池電圧の2倍にする擬似的倍圧回路
を構成している。
【0012】11はダイオードであり、アノードは後述
する抵抗16の一端に、カソードは後述するレギュレー
タ13の入力端子に接続されている。12は後述するレ
ギュレータ13に入力する電圧のバックアップを行うコ
ンデンサであり、一方の電極はダイオード11のカソー
ド及び後述するレギュレータ13の入力端子に、他方は
電池1の負極に接続されている。13は制御回路125
に電源を供給するレギュレータであり、入力端子はダイ
オード11のカソード及びコンデンサ12に、出力端子
は後述する制御回路125に端子fにて接続されてい
る。
【0013】前述のコンデンサ12、レギュレータ13
にて、後述する制御回路125に制御電源を供給する給
電回路を構成している。
【0014】14はFETであり、ドレインが抵抗16
の一端に、ゲートが後述する制御回路125に端子cに
て接続され、ソースはダイオード10のカソード及び発
振トランス3の一次巻線に接続されている。15は抵抗
であり、FET14のゲート・ソース間に接続されてい
る。
【0015】前述のFET14、抵抗15にて、前述の
給電回路の入力に電荷を供給するか否かを決定するスイ
ッチを構成している。
【0016】16は抵抗、17はコンパレータであり、
負側入力端子がレギュレータ13の入力端子に接続さ
れ、出力は後述する制御回路125に端子eを介して接
続されている。18はコンパレータであり、正側入力端
子がレギュレータ13の入力端子に接続され、出力は後
述する制御回路125に端子dを介して接続されてい
る。
【0017】3は発振トランスであり、1次側の一端が
後述する発振FET4のドレイン、他方がダイオード1
0のカソードに接続され、二次側の一端が後述する高圧
整流ダイオード20のアノードに、他方がダイオード2
1のカソードに接続されている。4は発振FETであ
り、ドレインが発振トランス3の一次巻線に、ゲートが
後述する制御回路125の端子gに、ソースは電池負極
に接続されている。19は抵抗であり、発振FET4の
ゲートソース間に接続されている。20は高圧整流ダイ
オードであり、カソードが後述する主コンデンサ27に
接続されている。22は抵抗であり、後述するカメラ制
御回路125の端子hをプルアップしている。28はダ
イオードであり、アノードがダイオード10のカソード
に接続されている。29は抵抗であり、抵抗29とダイ
オード28の直列回路が主コンデンサ27の陽極とダイ
オード10のカソード間に接続されている。
【0018】前記ダイオード28と抵抗29により、主
コンデンサ27の電圧を電池電圧にすることにより0V
付近での二次電流の検出誤動作の発生を防いでいる。
【0019】27は主コンデンサ、25はトリガー回
路、26は放電管を示し、トリガー回路25の出力が放
電管26と接続されている。24は充電電圧検出回路で
主コンデンサ27と接続されている。
【0020】a〜jはカメラ側との接続ラインであり、
aはFET5のゲートに、bはFET7のゲートに、c
はFET14のゲートに、dはコンパレータ18の出力
端子に、eはコンパレータ17の出力端子に、fはレギ
ュレータ13の出力端子に、gはFET4のゲートに、
hはダイオード21のカソードに、iは24の充電電圧
検出回路に、jはトリガー回路の起動端子に、それぞれ
接続されている。
【0021】次に、カメラ側の回路構成について説明す
る。
【0022】121はスイッチ検知回路、122は温度
検出回路、123はフィルム感度及び駒数などの情報を
得るフィルム感度検知回路、126は測距回路である。
127は測光回路であり、制御回路125に各端子を介
して必要な情報を伝える。120は電池電圧を検出する
バッテリーチェック回路、124はシャッタを駆動する
シャッタ駆動回路、129はレンズを駆動するためのレ
ンズ駆動回路である。130はフィルムを給送するため
のフィルム駆動回路であり、制御回路125により各動
作を行う。128は表示回路であり、例えばLCD等に
必要な情報を表示するものである。
【0023】次に、上記構成におけるカメラの動作につ
いて、図2のフローチャートを用いて説明を行う。
【0024】ここでは、カメラ側の電源は既に投入され
た状態であり、この状態では制御回路125内のマイク
ロコンピュータ(以下、マイコンと記す)は低消費モー
ドとなっていて、動作が停止しているものとして説明を
行う。
【0025】スイッチ検知回路121内の電源スイッチ
が投入されると、制御回路125内のマイコンが作動を
開始する。レギュレータ13は端子fを介して制御回路
125に基準電源となるVccを与え、各回路に電源Vcc
が供給される。
【0026】ここで、図2のフローチャートに従えば、
まず、制御回路125のマイコンに必要な初期設定を行
う(#1)。次に、スイッチ検知回路121を作動させ
(#2)、スイッチSW1の入力待ちを行う(#3)。
該スイッチSW1がONすると、バッテリーチェック回
路12を介してバッテリーチェックを行って(#4)、
カメラの撮影に必要な電源状態にあるか無いかを判定し
(#5) 、充分で無い場合(NGの場合)はステップ#
2へ戻る。
【0027】一方、カメラの撮影に必要な電源状態にあ
る場合は、次に測距回路126を作動させて被写体まで
の距離を測距する(#6) 。続いて、被写体の輝度を測
定し(#7) 、この輝度データから被写体輝度が所定輝
度より明るいか暗いかを判定し(#8) 、輝度が低い場
合にはストロボ充電を行う(#9) 。
【0028】ここで、図3のフローチャートにより、こ
のステップ#9でのストロボ充電動作について説明す
る。
【0029】図3において、まず、充電を行う所定時
間、例えば10〜15秒程度が一般的であり、充電タイ
マを作動させる(#41)。次に、制御回路125より
接続端子gにハイレベル信号を与える(#42)。
【0030】ここで、給電回路を含めたストロボ充電動
作を、図4のタイミングチャートを用いて説明する。
【0031】図4において、AはFET5のゲート入力
信号を示し、BはFET7のゲート入力信号を示す。C
は発振FET4のゲート入力信号を示す。Dは発振トラ
ンス3に流れる一次電流を示し、Eは発振トランス3に
流れる二次電流を示す。FはFET14のゲート入力信
号を示し、Gはレギュレータ13の入力端子電圧が所定
電圧以下であるか否かを検出するコンパレータ17の出
力端子を示し、Hはレギュレータ13の入力端子電圧が
所定電圧以上であるか否かを検出するコンパレータ18
の出力端子を示す。Iは図1のc1の電圧であるレギュ
レータ13の入力端子電圧を示す。
【0032】ストロボ充電中の動作は後述の図5で詳し
く述べる(図4のA,B,C,D,Eの〜のタイミ
ング)ためここでは省略するが、制御回路125から接
続端子cを介してFET14のゲートにハイレベル信号
(図4のFののタイミング)を与える。その為、FE
T14はオフとなり、FET5、抵抗6、FET7、抵
抗8、コンデンサ9、ダイオード10にて構成される擬
似的倍圧回路からコンデンサ12には電荷は供給されな
い。
【0033】ここで、図5を用いて擬似的倍圧回路によ
るストロボ充電動作を詳しく述べる。
【0034】図5において、AはFET5のゲート入力
信号を示し、BはFET7のゲート入力信号を示す。C
は発振FET4のゲート入力信号を示す。Dは発振トラ
ンス3の一次巻線に流れる電流を示し、Eは発振トラン
ス3の二次巻線に流れる電流を示す。Jは発振トランス
3の入力電圧で、図1のb1の位置の電圧を示し、Kは
ダイオード21のカソードと制御回路125の端子hに
接続される2次電流検出信号を示す。
【0035】制御回路125から接続端子gを介して発
振FET4のゲートに所定の発振信号(図5のCのの
タイミング) を与える。この為、発振FET4の制御電
極にハイレベルの信号が与えられることで、電池1、発
振トランス3の一次巻線、発振FET4のドレイン=ソ
ースのループで電流が流れる。この為、発振トランス3
の二次巻線には誘導起電力が発生するが、この電流の極
性は高圧整流用ダイオード20によりブロックされる極
性となるため、発振トランス3からは励起電流が流れ
ず、エネルギーが発振トランス3内のコアに蓄積され
る。このエネルギー蓄積(電流駆動)は、予め設定され
た所定時間に達する(図5(D)ののタイミング)ま
で行われる。次に、第1の所定時間T1に達したら発振
トランス3に印加する電圧を電池電圧に対して約2倍
(図5のJののタイミング)になるように、制御回路
125はFET5に駆動信号であるローレベル信号を出
力し(図5のAののタイミング) 、FET7の駆動信
号をハイレベルからローレベルに切り換える(図5のB
ののタイミング) 。
【0036】このように、FET5とFET7を駆動制
御することにより、電池1に対して並列に接続されて電
池電圧まで電荷が蓄積されていたコンデンサ9を、直列
に接続することになり、これにより発振トランス3には
電池電圧に対して約2倍の電圧を印加する事ができる。
【0037】よって、第2の所定時間T2に達するまで
の発振トランス3の一次巻線の電流は、第1の所定時間
T1に達するまでの電流より急峻に流れる。
【0038】図6に、FET5、抵抗6、FET7、抵
抗8、コンデンサ9、ダイオード10で構成される擬似
的倍圧回路がない場合の従来の一次電流駆動波形と、擬
似的倍圧回路によるストロボ充電動作時の一次電流波形
を示す。即ち、所定電流に達する時間は、従来の一次電
流駆動時間(図6のT0)に対して早く達する(図6の
T0’(=T1+T2))ことになる。
【0039】図5に戻り、ここで所定時間まで駆動を行
ったら、発振FET4のゲートをローレベルとして該発
振FET4をオフ(図5のCののタイミング) とし、
電流を遮断して非導通とする。また、同時にFET5の
ゲートをローレベルからハイレベルにして、FET5の
駆動を停止(図5のAののタイミング)して倍圧を停
止するとともに、FET7のゲートをローレベルからハ
イレベル(図5のBののタイミング) にして、該FE
T7の駆動を行い、次回の電流駆動時に行う倍圧駆動に
備え、電池電圧へのコンデンサ9の充電を行う。
【0040】この一次巻線への電流駆動停止により、発
振トランス3の二次巻線には逆起電力が発生する。この
逆起電力は二次電流(図5のEの〜のタイミング)
として、主コンデンサ27、ダイオード21、高圧整流
ダイオード20のループで流れ、主コンデンサ27に電
荷が蓄積される。発振トランス3内のエネルギーが放出
され、二次電流が分流されてローレベルとなっていた端
子hが、二次電流が停止した時点(図5のKののタイ
ミング) で、ローレベルからハイレベルに反転し、この
二次入力信号がローレベルからハイレベルに反転したこ
とを受けて、制御回路125は発振FET4のゲートに
再びハイレベル信号を出力し、同様に再び前述の手順で
発振FET4を導通(図5のCののタイミング) し
て、発振トランス3に前述の倍圧駆動を含めたエネルギ
ーの蓄積を行う。この動作を繰り返すことで主コンデン
サ27の電圧は上昇する。
【0041】本来ならば、このフライバック式DC/D
Cコンバータ(図1の3,4,19,20,21,2
2,28,29の各素子より成る)において、一次電流
駆動初期より発振トランス3に高い電圧を印加すれば、
より短い時間で充電が行えると考えられる。しかしなが
ら、発振トランス3への倍圧を一次電流駆動初期より行
うと、大容量のコンデンサが必要となることと、発振ト
ランス3の二次電流放出時間中にコンデンサ9に蓄積さ
れる電荷量には制限があるため十分ではなく、この場
合、駆動後期には、既に倍圧用コンデンサ9の両端の電
圧が低下して、充分な倍圧効果が得られなくなる。
【0042】再び図4のタイミングチャートに戻るが、
ストロボ充電中は、FET14はハイレベルとなってお
り、コンデンサ12には電荷が蓄えられない。また、ス
トロボ充電中も、レギュレータ13は制御回路125の
端子fを介して、制御回路125内のマイコンやその他
の回路に電源を供給する。そのため、コンデンサ12に
蓄えられた電荷は放電していき、レギュレータ13の入
力電圧は降下していく(図4のIの〜のタイミン
グ)。そのため、このままストロボ充電を続けると、レ
ギュレータ13の入力電圧はレギュレータの動作可能電
圧V0を下回り、制御回路125に電源を供給すること
ができなくなるため、カメラ動作が行われなくなる。
【0043】そのため、レギュレータ13の入力電圧を
検出し、所定電圧V1以下となったところでストロボ充
電を一旦停止させて、コンデンサ12への充電動作を行
う。こうすることで、レギュレータ13が動作可能電圧
V0を下回ることなく、カメラの電源回路の動作を安定
して行うことができる。なお、このV1は前述のレギュ
レータ13の動作可能電圧V0に対して、V1>V0と
なるように設定する。
【0044】レギュレータ13の入力電圧がコンパレー
タ17の正側入力端子で設定されるV1以下の電圧とな
ると、コンパレータ17の出力信号がハイレベル(図4
のGののタイミング)となり、端子gをローレベルと
し(図4のCののタイミング)、発振FET4をオフ
させて、ストロボの充電動作を停止させる。同時に、端
子cをローレベルとし(図4のFののタイミング)、
FET14をオンさせて、コンデンサ12への充電動作
を開始する。
【0045】ここで、コンデンサ12への充電動作の詳
細に関しては、ほぼストロボ充電の時の擬似的倍圧動作
と同等であるため、詳しい説明は省略するが、FET5
及びFET7をハイレベルからローレベルとする(図4
のA、Bののタイミング)ことで、電池1に対して並
列に接続されて電池電圧まで電荷が蓄積されていたコン
デンサ9を、直列に接続することになり、これにより抵
抗16及びコンデンサ12の時定数を持ちながら、電池
電圧の約2倍の電圧がコンデンサ12に供給される。次
に、FET5及びFET7をローレベルからハイレベル
(図4のA、Bののタイミング)とし、倍圧駆動を停
止し、次回の倍圧駆動に備え、電池電圧のコンデンサ9
への充電を行う。また、コンデンサ12に蓄えられた電
荷が電池1に戻らないように、ダイオード11でブロッ
クされている。
【0046】こうすることで、コンデンサ12には電池
電圧の約2倍の電圧が充電されるため、レギュレータ1
3を用いれば、高価なDC/DCコンバータがなくても
カメラ側への電源供給が可能となる。
【0047】なお、非ストロボ充電時においても、コン
デンサ12への充電動作を同様に行うことができる。そ
のため、フライバック式DC/DCコンバータが動作し
ていなくても、コンデンサ12への充電動作が可能とな
る。
【0048】この充電動作はレギュレータ13の入力電
圧がV2になるまで行う。なお、このV2は無負荷状態
の電池電圧の約2倍の電圧付近に設定するのが望まし
い。レギュレータ13の入力電圧がコンパレータ18の
負側入力端子で設定されるV2の電圧以上になると、コ
ンパレータ18の出力信号がハイレベル(図4のHの
のタイミング)となり、端子cをハイレベルとして(図
4のFののタイミング)、FET14をオフさせて、
コンデンサ12への充電動作を停止させる。同時に、端
子gをハイレベルとして、発振FET4のゲートをオン
させて(図4のCののタイミング)、再びストロボ充
電動作を開始する。これを繰り返すことでストロボ充電
を行う。
【0049】上記説明したように、フライバック式DC
/DCコンバータの充電スピードを向上させる擬似的倍
圧回路をカメラの給電回路に利用することで、高価なD
C/DCコンバータがなくともカメラの電源供給を行う
ことが可能となる。
【0050】また、ストロボ充電動作中にレギュレータ
13の入力電圧をコンパレータ17の出力より検出し、
該入力電圧がV1以下となると、ストロボ充電動作を一
時的に停止し、該入力電圧がV2以上となったことをコ
ンパレータ8の出力より検出すると、再びストロボ充電
動作を開始する。以上より、レギュレータ13からカメ
ラ側への安定した電源供給が可能となる。
【0051】図3のフローチャートに戻り、充電電圧検
出回路24から制御回路125の接続端子iを介して充
電完了信号が入力されているか否かを判定する(#4
3)。接続端子iに充電完了信号が入力されると、制御
回路125の端子gをローレベルとして充電を停止する
(#44)。そして、充電完了を示すフラグを立てる
(#45)。また、充電タイマカウントアップ中に充電
完了レベルにならないと(#46)、同様に充電を停止
(#47)させ、未充電完了としてフラグをリセットす
る(#48)。その後、充電タイマをリセット(#4
9)して、ストロボの充電フローを終了し、図2のシー
ケンスに戻る。
【0052】図2のシーケンスに戻ると、次にストロボ
充電のステップ#45,#48でのフラグを確認し、充
電が完了していないNGの場合はステップ#2に戻る。
【0053】一方、充電が完了していれば(OKであれ
ば)ステップ#10からステップ#11へ進む。そし
て、スイッチSW1がオン状態で、スイッチSW2(全
押し操作)が入力されるのを待つ(#11, #12) 。
スイッチSW2がONすることにより、上記ステップ#
6での測距データに基づき、レンズ駆動回路129を制
御して焦点調整を行う(#13)。さらに、ステップ#
7で得られた被写体の輝度とフィルム感度データからの
条件により、シャッタ開口をシャッタ駆動回路124を
介して制御すると共に、輝度が低く電子閃光装置が必要
な場合には測距データとフィルム感度によりシャッタ制
御を行い、適正な絞り値でストロボ装置を発光させる
(#14) 。
【0054】ストロボ装置の発光は、図1の端子jにハ
イレベル信号を与えて行う。制御回路125の端子jか
らハイレベル信号が与えられ、このハイレベル信号によ
り、トリガー回路25の出力端子には高圧パルスが発生
する。この高圧パルスにより放電管26のトリガー電極
を介して放電管26は励起状態となり、放電管26のイ
ンピーダンスは急激に低下し、主コンデンサ27の充電
電荷が一瞬にして放電し、放電管26はこのエネルギー
を光エネルギーに変換し、発光する。
【0055】シャッタが閉成されると、焦点位置にあっ
たレンズを初期位置に戻す(#15) 。そして、1駒の
フィルムが巻き上げる(#16)。次に、ストロボ装置
が使用されたか否かを判定し(#17)、ストロボが使
用された場合は上記ステップ#9と同様なフローで充電
を行う(#18)。また、ストロボが使用されなかった
場合はステップ#18をスキップしてステップ#2に戻
り、カメラ撮影の一連のシーケンスを終了する。
【0056】(実施の第2の形態)図7は本発明の実施
の第2の形態に係るカメラの回路構成を示すブロック図
であり、図1と同じ部品や同じ機能を持つ部分には同一
符号を付し、その説明は省略する。
【0057】上記実施の第1の形態では、レギュレータ
13の入力電圧を検出し、V1以下となった時にストロ
ボ充電を停止し、V2以上となった場合に再びストロボ
充電を開始するようにしていたが、この実施の第2の形
態では、V2の電圧はレギュレータ13の電圧を直接検
出せずにタイマにより切り換えを行うものである。この
構成により、コンパレータ18が省略できるため、回路
が簡略化される。
【0058】図7の構成で図1と異なる部分は、コンパ
レータ18が除かれていることである。
【0059】次に、図7の構成において、ストロボ充電
時の動作について、図3のフローチャート及び図8のタ
イミングチャートを用いて説明する。なお、図8のA〜
G,Iは図4で説明済みのため、その説明は省略する。
【0060】図3のフローチャートにおいて、まず、充
電を行う所定時間、例えば10〜15秒程度が一般的で
あり、充電タイマを作動させる(#41)。次に、制御
回路125より接続端子gにハイレベル信号を与える
(#42)。
【0061】次に、図8を用いて本構成の回路動作の説
明を行う。図8において、ストロボ充電中の動作は前述
の図5で詳しく述べた(図8のA,B,C,D,Eの
〜のタイミング)ため、ここでは省略するが、制御回
路125から接続端子cを介してFET14のゲートに
ハイレベル信号(図8のFののタイミング)を与え
る。その為、FET14はオフとなり、FET5、抵抗
6、FET7、抵抗8、コンデンサ9、ダイオード10
にて構成される擬似的倍圧回路からコンデンサ12には
電荷は供給されない。
【0062】また、ストロボ充電中も、レギュレータ1
3は制御回路125の端子fを介して、制御回路125
内のマイコンやその他の回路に電源を供給する。そのた
め、コンデンサ12に蓄えられた電荷は放電していき、
レギュレータ13の入力電圧は降下していく(図8のI
の〜のタイミング)。やがて、レギュレータ13の
入力電圧がコンパレータ17の正側入力端子で設定され
るV1以下の電圧となると、コンパレータ17の出力信
号がハイレベル(図8のGののタイミング)となり、
端子gをローレベルとし(図8のCののタイミン
グ)、FET4をオフさせて、ストロボの充電動作を停
止させる。同時に、端子cをローレベルとし(図8のF
ののタイミング)、FET14をオンさせて、コンデ
ンサ12への充電動作を開始する。次に、不図示のタイ
マが動作を開始して、タイマ時間をT3にセットする。
【0063】ここで、コンデンサ12への充電動作の詳
細に関しては、ほぼストロボ充電の時の擬似的倍圧動作
と同等であるため、詳しい説明は省略するが、FET5
及びFET7をハイレベルからローレベルとする(図8
のA,Bののタイミング)ことで、電池1に対して並
列に接続されて電池電圧まで電荷が蓄積されていたコン
デンサ9を、直列に接続することになり、これにより抵
抗16及びコンデンサ12の時定数を持ちながら、電池
電圧の約2倍の電圧がコンデンサ12に供給される。次
に、FET5及びFET7をローレベルからハイレベル
(図8のA,Bののタイミング)とし、倍圧駆動を停
止し、次回倍圧駆動に備え、電池電圧へのコンデンサ9
の充電を行う。また、コンデンサ12に蓄えられた電荷
が電池1に戻らないように、ダイオード11でブロック
されている。
【0064】やがて、前述のタイマがT3を超えると、
端子cをハイレベルとして(図8のFののタイミン
グ)、FET14をオフさせて、コンデンサ12への充
電動作を停止させる。同時に、端子gをハイレベルとし
て、発振FET4のゲートをオンさせて(図8のCの
のタイミング)、再びストロボ充電動作を開始する。な
お、このタイマ時間T3は、レギュレータ13の入力電
圧が、無負荷状態の電池電圧の約2倍の電圧付近になる
ように設定するのが望ましい。これを繰り返すことでス
トロボ充電を行う。
【0065】次に、充電電圧検出回路24から制御回路
125の接続端子iを介して充電完了信号が入力されて
いるか否かを判定する(#43)。
【0066】以下、ストロボ充電のフローチャートは図
3と同様のため、その説明は省略する。また、カメラの
主要部分の動作についても、図2と同様であるので、そ
の説明は省略する。
【0067】(実施の第3の形態)図9は本発明の実施
の第3の形態に係るカメラの回路構成を示すブロック図
であり、図1と同じ部品や同じ機能を持つ部分には同一
符号を付し、その説明は省略する。
【0068】上記実施の第1及び第2の形態では、レギ
ュレータ13の入力電圧を検出し、V1以下となった時
にストロボ充電を停止していたが、本発明の実施の第3
の形態では、レギュレータ13の電圧を直接検出せずに
不図示のタイマにより切り換えを行うものである。
【0069】図9の構成で図1と異なる部分は、コンパ
レータ17及びコンパレータ18が除かれていることで
ある。この構成により、図8の構成よりもさらに回路が
簡略化される。
【0070】次に、図9の構成において、ストロボ充電
時の動作について、図3のフローチャート及び図10の
タイミングチャートを用いて説明する。なお、図10の
A〜F,Iは図4で説明済みのため、その説明は省略す
る。
【0071】図3のフローチャートにおいて、まず、充
電を行う所定時間、例えば10〜15秒程度が一般的で
あり、このタイマを作動させる(#41)。次に、制御
回路125より接続端子gにハイレベル信号を与える
(#42)。
【0072】次に、図10を用いて本構成の回路動作の
説明を行う。図10において、ストロボ充電中の動作は
前述の図5で詳しく述べた(図10のA,B,C,D,
Eの〜のタイミング)ためここでは省略するが、制
御回路125から接続端子cを介してFET14のゲー
トにハイレベル信号(図10のFののタイミング)を
与える。その為、FET14はオフとなり、FET5、
抵抗6、FET7、抵抗8、コンデンサ9、ダイオード
10にて構成される擬似的倍圧回路からコンデンサ12
には電荷は供給されない。同時に、制御回路125内の
時間T4のタイマが動作を開始する。
【0073】また、ストロボ充電中も、レギュレータ1
3は制御回路125の端子fを介して、制御回路125
内のマイコンやその他の制御ブロックに電源を供給す
る。そのため、コンデンサ12に蓄えられた 電荷は放
電していき、レギュレータ13の入力電圧は降下してい
く(図10のIの〜のタイミング)。前述のタイマ
がT4を超えると、端子gをローレベルとして(図10
のCののタイミング)、FET4をオフさせて、スト
ロボの充電動作を停止させる。同時に、端子cをローレ
ベルとし(図10のFののタイミング)、FET14
をオンさせて、コンデンサ12への充電動作を開始す
る。なお、このタイマ時間T4はレギュレータ13の最
大出力時において、レギュレータ13の入力端子電圧が
前述のレギュレータ13の動作可能電圧であるV0を超
えるように設定することはいうまでもない。再び、前述
のタイマをリセットして、今度はタイマ時間をT3にセ
ットする。
【0074】ここで、コンデンサ12への充電動作の詳
細に関しては、ほぼストロボ充電の時の擬似的倍圧動作
と同等であるため、詳しい説明は省略するが、FET5
及びFET7をハイレベルからローレベルとする(図1
0のA,Bののタイミング)ことで、電池1に対して
並列に接続されて電池電圧まで電荷が蓄積されていたコ
ンデンサ9を、直列に接続することになり、これにより
抵抗16及びコンデンサ12の時定数を持ちながら、電
池電圧の約2倍の電圧がコンデンサ12に供給される。
次に、FET5及びFET7をローレベルからハイレベ
ル(図10のA,Bののタイミング)とし、倍圧駆動
を停止し、次回倍圧駆動に備え、電池電圧へのコンデン
サ9の充電を行う。また、コンデンサ12に蓄えられた
電荷が電源1に戻らないように、ダイオード11でブロ
ックされている。
【0075】やがて、前述のタイマがT3を超えると、
端子cをハイレベルとして(図10のFののタイミン
グ)、FET14をオフさせて、コンデンサ12への充
電動作を停止させる。同時に、端子eをハイレベルとし
て、発振FET4のゲートをオンさせて(図10のCの
のタイミング)、再びストロボ充電動作を開始する。
なお、このタイマ時間T2は、レギュレータ13の入力
電圧が、無負荷状態の電池電圧の約2倍の電圧付近にな
るように設定するのが望ましい。これを繰り返すことで
ストロボ充電を行う。
【0076】次に、充電電圧検出回路24から制御回路
125の接続端子iを介して充電完了信号が入力されて
いるか否かを判定する(#43)。
【0077】以下、ストロボ充電のフローチャートは図
3と同様のため、その説明は省略する。また、カメラの
主要部分の動作についても、図2と同様であるので、そ
の説明は省略する。
【0078】以上の実施の各形態によれば、ストロボ充
電中に、コンデンサ12の電圧がカメラの制御回路の動
作保証電圧に相当する電圧もしくはその近傍の電圧(図
4のV1)まで低下した場合は、図4の〜で示した
ように、ストロボ充電は停止し、コンデンサ12への充
電を行うように電源の供給先を切り換えているので、ス
トロボ充電期間中であっても、カメラの制御回路125
の電源状態を常に適正な状態に保持することが可能とな
る。
【0079】また、実施の第2や第3の形態の様に、タ
イマを用いる時間により制御(図6のT3や図10のT
4)を行うことにより、回路構成を簡素化することが可
能となる。
【0080】なお、上記実施の各形態では、説明を容易
にするため、ストロボ充電中は、FET14、抵抗15
で構成されるスイッチで、コンデンサ12へ電荷の供給
を行わなかったが、これに限るものではなく、コンデン
サ9に対してコンデンサ12の容量が小さければ、フラ
イバック式DC/DCコンバータの給電に与える影響も
少ないので、スイッチを無くして、ストロボ充電中もコ
ンデンサ12への充電を行うようにしてもよい。
【0081】また、上記実施の各形態では、コンデンサ
9の接続を直列または並列に切換えるスイッチ素子とし
て、FET5及びFET7を用いたが、バイポーラトラ
ンジスタであってもよい。
【0082】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
専用のDC/DCコンバータを有することなく、カメラ
の制御回路の電圧を一定に保ち、該制御回路の電源を保
証することができるストロボ装置付きカメラの電源装置
を提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の第1の形態に係るカメラの回路
構成を示すブロック図である。
【図2】図1のカメラの主要部分の動作を示すフローチ
ャートである。
【図3】本発明の実施の各形態に係るストロボ充電時の
動作を示すフローチャートである。
【図4】図1の構成において各信号の波形を示す波形図
である。
【図5】本発明の実施の第1の形態に係るストロボ充電
時の説明を助ける為のタイミングチャートである。
【図6】本発明を説明する為の各部波形を示す波形図で
ある。
【図7】本発明の実施の第2の形態に係るカメラの回路
構成を示すブロック図である。
【図8】本発明の実施の第2の形態に係るストロボ充電
時の説明を助ける為のタイミングチャートである。
【図9】本発明の実施の第3の形態に係るカメラの回路
構成を示すブロック図である。
【図10】本発明の実施の第3の形態に係るストロボ充
電時の説明を助ける為のタイミングチャートである。
【符号の説明】
3 発振トランス 4 発振FET 5,7 FET 9 コンデンサ 11 ダイオード 12 コンデンサ 13 レギュレータ 17 コンパレータ 18 コンパレータ 27 主コンデンサ 125 制御回路

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放電管の発光エネルギーを蓄積する第1
    のコンデンサに充電を行うフライバック式のDC/DC
    コンバータと、定電圧で駆動するカメラの制御回路に給
    電を行う第2のコンデンサを具備する給電回路と、第3
    のコンデンサとスイッチ素子を具備し、前記スイッチ素
    子が第1のスイッチ状態に設定されることにより、電池
    からの電圧である第1の電圧を前記第3のコンデンサに
    充電するとともに該第1の電圧を電源として出力し、前
    記スイッチ素子が第2のスイッチ状態に設定されること
    により、前記第1の電圧と前記第3のコンデンサに充電
    された電圧を加算した第2の電圧を電源として出力する
    電源供給手段とを有するストロボ装置付きカメラの電源
    装置において、 前記電源供給手段から前記DC/DCコンバータへの電
    源供給により前記第1のコンデンサに対して充電が行わ
    れている期間中に、前記給電回路に具備された前記第2
    のコンデンサの充電電圧が前記カメラの制御回路の動作
    保証電圧に相当する電圧もしくはその近傍の電圧まで低
    下したことを検出することにより、前記電源供給手段の
    前記スイッチ素子を前記第2の状態を設定してこの際に
    電源として供給可能な前記第2の電圧の供給先を、前記
    DC/DCコンバータから前記第2のコンデンサへと切
    り換えるとともに、前記第1のコンデンサへの充電を中
    止する電源切換手段を有することを特徴とするストロボ
    装置付きカメラの電源装置。
  2. 【請求項2】 前記電源切換手段は、前記給電回路に具
    備された前記第2のコンデンサの充電電圧が所定の充電
    電圧に達したことを検出することにより、前記DC/D
    Cコンバータに電源供給が行われるように電源供給先を
    切り換え、前記第1のコンデンサへの充電を再開させる
    ことを特徴とする請求項1に記載のストロボ装置付きカ
    メラの電源装置。
  3. 【請求項3】 前記給電回路に具備された前記第2のコ
    ンデンサの充電電圧が前記カメラの制御回路の動作保証
    電圧に相当する電圧もしくはその近傍の電圧まで低下し
    たか否かの検出は、基準の電圧との比較により行うこと
    を特徴とする請求項1に記載のストロボ装置付きカメラ
    の電源装置。
  4. 【請求項4】 前記第1のコンデンサへの充電開始から
    所定の第1の時間が経過することにより、前記給電回路
    に具備された前記第2のコンデンサの充電電圧が前記カ
    メラの制御回路の動作保証電圧に相当する電圧もしくは
    その近傍の電圧まで低下したことを検出することを特徴
    とする請求項1に記載のストロボ装置付きカメラの電源
    装置。
  5. 【請求項5】 前記第2のコンデンサへの充電開始から
    所定の第2の時間が経過することにより、前記給電回路
    に具備された前記第2のコンデンサの充電電圧が所定の
    充電電圧に達したことを検出することを特徴とする請求
    項2に記載のストロボ装置付きカメラの電源装置。
  6. 【請求項6】 前記電源手段に具備される前記スイッチ
    素子は、電解効果トランジスタもしくはバイポーラトラ
    ンジスタであることを特徴とする請求項1〜5の何れか
    に記載のストロボ装置付きカメラの電源装置。
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