JP2002151167A - 空気電池 - Google Patents

空気電池

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JP2002151167A
JP2002151167A JP2000343733A JP2000343733A JP2002151167A JP 2002151167 A JP2002151167 A JP 2002151167A JP 2000343733 A JP2000343733 A JP 2000343733A JP 2000343733 A JP2000343733 A JP 2000343733A JP 2002151167 A JP2002151167 A JP 2002151167A
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battery
electrolyte
electrolytic solution
air
tank
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Seiji Maeda
征児 前田
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Eneos Corp
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Nippon Mitsubishi Oil Corp
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、使用者が直接電解液に触れること
なく、操作性が簡便で、緊急時においても確実に電池を
動作させうる空気電池構造を提供することを目的とす
る。 【解決手段】 予め電解液を収納した電解液収納容器2
0と、複数の単電池を結束した集合電池を収納するケー
スを兼ね、電解液を溜めその中に集合電池を浸漬して発
電を行う電池槽1とを空気電池セットとして提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、使用時に注水して
活状態として使用することのできる空気電池に関する。
【0002】
【従来の技術】空気電池は、空気中の酸素を活物質とし
て用いるものであり、空気極での酸素の還元と金属極で
の電子放出を伴う金属の溶解とを組み合わせて発電を行
う電池である。そして、使用時に電解液を注水して、電
極を浸漬して使用可能な状態とすることができ、また注
水前は長期保存が可能であることから、非常用・緊急用
電池としての用途が知られている。例えば、自動車のバ
ッテリが上がったときにバッテリを充電するための用途
や、非常用ボートに搭載して、緊急時に注水して使用を
開始する用途に用いられる。
【0003】例えば特開平7−130406号公報に
は、図9に示すような単電池101を、複数個結束して
集合電池とした空気電池が記載されている。単電池10
1は、平板状の負極102と、この負極102の両側を
取り囲むように配置された正極103と、この負極10
2と正極103の間に挿入されるセパレーター104
と、正極103の外側を取り囲むスペーサー105と、
正極103に密着して設けられる集電体106と、この
集電体106に接続された正極集電端子107と、負極
102に接続された負極集電端子108と、セパレータ
ー104と一体的に形成される電解液供給体109と、
スペーサー105と一体的に形成される被覆体110と
から構成されている。
【0004】ここで、負極はマグネシウムもしくはその
合金、亜鉛もしくはその合金またはアルミニュウムもし
くはその合金等で構成され、正極は、石油系黒鉛粉末を
主成分とする膜によって構成し、多孔性であり、集電体
106に密着している。集電体は、ニッケル、銅等の金
属メッシュで構成される。正極103は、石油系黒鉛粉
末に活性炭、必要に応じて触媒を加え、これにポリテト
ラフルオルエチレン分散液を加えて混合して製造したも
のである。
【0005】セパレーター104は、撥水処理を行なっ
ていないグラスペーパー等の吸水性材料で構成され、正
極103(集電体106)と負極102とを電気的に絶
縁するとともに、その一端に連設される電解液供給体1
09からKCl液やNaCl液からなる電解液を毛細管
現象によって吸上げ、負極と正極とを湿らせるものであ
る。なお、セパレーター104および電解液供給体10
9の材料としては、グラスペーパーの他にグラス繊維、
紙ペーパーなどの吸水性材料が使用される。
【0006】必要な電圧を得るには、図10((a)正
面図、(b)上面図、(c)側面図)に示すように、単
電池101を3方向を囲むホルダー114と補強用ブリ
ッジ115、116で結束して集合電池113として用
いる。
【0007】使用時には、図11に示すように、電解液
150を満たしたトレー151に、このように結束した
集合電池の電解液供給体109を浸漬して、電解液を毛
管現象により吸い上げて両電極間に供給し、発電を開始
することができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】空気電池は、電解液が
電池の外に漏洩しないような密封型か、上部が開口した
トレイに電解液を注ぐ開放型に大別される。開放型は密
封型と比較して軽量化でき、低コストであることから緊
急用の空気電池には主として開放型が用いられている。
しかし、開放型の場合は、使用開始時に電解液を注入す
る等、使用者が直接電解液を扱う必要があり、操作性の
面で劣る問題があった。即ち、図12(a)に示すよう
な上面および側面に開口201、202、203等を有
する結束部材200を用いて単電池205を結束した集
合電池206を、使用時には、図12(b)に示すよう
な電解液を満たしたトレー207に浸漬する必要があ
る。その際、使用者は、集合電池を浸漬する前にトレー
207中で所定量の食塩(NaCl)を水に溶解して電
解液を調製するか、あるいは先にトレーに集合電池に設
置しておいてから調製した電解液を注ぐ。しかし、緊急
時には操作を急ぐあまり、食塩水を十分に溶解しないま
ま集合電池を浸漬し、その結果、濃度の薄い食塩水が電
極に接触して単電池の動作不良を引き起こしたりするこ
とが発生することがあった。
【0009】また、開放型は、転倒時には電解液が漏れ
る構造のため、電解液が例えば充電中の自動車のバッテ
リの上面にこぼれたり、安全面で劣る問題があった。
【0010】また、このような構造では、電池は使い捨
てであるため、電解液用のトレー、結束部材などを含め
て廃棄するしかなく、廃棄物処理の面で環境負荷が大き
い問題があった。
【0011】そこで、本発明は、使用者が直接電解液に
触れることなく、操作性が簡便で、緊急時においても確
実に電池を動作させうる空気電池構造を提供することを
目的とする。
【0012】また、本発明は、使用者が直接電解液に触
れることなく、操作性が簡便で、電解液の漏れ等のない
空気電池構造を提供することを目的とする。
【0013】さらに本発明は、再利用が可能で廃棄部材
を低減した空気電池構造を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、以下の事項に
関する。
【0015】(1) 複数の単電池を結束した集合電池
と、電解液を収納した電解液収納容器と、電解液を溜め
その中に集合電池を浸漬して発電を行う電池槽とを備え
る空気電池。
【0016】(2) 前記電池槽は、集合電池を保持す
る蓋部材と共に用いられて集合電池を収納するケースを
兼ねる共に、電解液を注水する際に、前記電解液収納容
器を受け入れる受容部が設けられていることを特徴とす
る上記1記載の空気電池。
【0017】(3) 前記電池槽の受容部には、電解液
収納容器に穿孔して収納されている電解液の注水を可能
とする穿孔機構が設けられていることを特徴とする上記
(2)記載の空気電池。
【0018】(4) 前記電解液収納容器が、穿孔可能
な弱膜部を有していることを特徴とする上記(3)記載
の空気電池。
【0019】(5) 前記電池槽に電解液収納容器をセ
ットしたときに、電池槽の受容部の内面と電解液収納容
器の間を密着させるシール部材を有する上記(1)〜
(4)のいずれかに記載の空気電池。
【0020】(6) 前記集合電池は、複数の単電池が
ひもまたはベルトで結束され、外部コードとの接続が、
はんだ付けを用いずに取り替え可能な接続であることを
特徴とする上記(1)〜(5)のいずれかに記載の空気
電池。
【0021】(7) 上記(1)〜(6)のいずれかの
空気電池に用いられる、電解液を収納した電解液収納容
器。
【0022】(8) 上記(6)の空気電池に用いら
れ、複数の単電池がひもまたはベルトで結束され、外部
コードとの接続が、はんだ付けを用いずに取り替え可能
な接続であることを特徴とする集合電池。
【0023】このように本発明においては、電解液が予
め溶液として提供されるので、使用者が自分で電解液を
調製する必要がないため、不適当な濃度の溶液を使用す
ることにより空気電池を使用不可能にしてしまう問題も
生じない。従って、緊急時に簡単に確実に発電すること
ができる。
【0024】また、本発明の1態様においては、電池槽
と電解液収納容器の間が密着しているので、電解液を注
水した後に電池を転倒しても、液が直ちに漏れてくるこ
とがなく、電力を供給している機器を濡らすこともなく
安全性が高い。
【0025】さらに本発明の異なる態様においては、集
合電池が簡単な方法で結束されており、さらに外部コー
ドとの接続も半田等の加熱等を必要としない取り外しの
簡単な接続で行われているので、集合電池のみの廃棄が
可能で、廃棄物量も少なく、また、電池槽等の再利用も
可能になる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、まず最初に図面を参照しな
がら本発明の1例により具体的に説明する。
【0027】図1は、本発明に用いられる電池槽の1例
を示す図である。また、図4は、図1の電池槽の断面図
である。この例の電池槽1は、集合電池の収納ケースを
兼ねて硬質塩化ビニール等のプラスチック材料で形成さ
れており、図2に示すような集合電池10を、蓋部材3
を用いて収納することができるようになっている。電池
槽1および蓋部材3にはそれぞれ複数の通気窓2、4が
設けられて、空気極への空気の供給を容易にしている。
【0028】電池槽1には、電解液の注水ために図3に
示すような電解液収納容器20を受け入れるのに必要な
空間である受容部6が設けられている。この例では受容
部の底に、先端の尖った突起7が設けられ、電解液収納
容器をセットする際に収納容器を破って穴をあけること
ができる穿孔機構として働く。
【0029】図3は、電解液収納容器の1例を示す図で
ある。この例で示す収納容器は、例えば厚手のポリエチ
レンで形成されており、内部に電解液を収納した上で、
上部の開口が金属箔とポリマーフィルムの積層フィルム
21で密封されている。積層フィルム21は、電池槽の
受容部の底部に設けられた突起7が容易に突き刺さる程
度の強度であり、穿孔可能な弱膜部として機能する。そ
して、図5に示すように、使用時に上部開口を下にして
電池槽の受容部にセットして押圧すると、積層フィルム
21が破られて電解液が注水される。
【0030】注水された電解液は、電池槽1の底に満た
され、集合電池に吸い上げられると反応が開始するので
電池として使用が可能になる。
【0031】本発明の空気電池の使用方法を、自動車用
バッテリの充電を例にとって、図6、図7を用いて説明
する。
【0032】空気電池は、湿気を避けるために、例えば
アルミラミネートフィルム袋にシリカゲルを入れて保存
されているので、図6(a)に示すように、まず空気電
池が収納されている電池槽1をアルミラミネート袋30
より取り出し、図6(b)に示すようにシリカゲル31
を取り出す。図6(c)に示すように、コード5a、5
bをバッテリ32の端子に接続する。
【0033】次に、図7(d)に示すように、電池槽1
をしっかりとした水平な場所に置き、電解液(ここでは
塩水)が入った電解液収納容器20を受容部にセットし
上から強く押さえると電解液が電池槽に流れて出て、反
応を開始する。図7(e)に示すように、使用中は、電
解液収納容器20をそのままにしたまま約25〜30分
放置する。このとき空気の供給を容易にするためと、放
熱および発生するガスを逃がすために、電池槽の上面を
塞がないようにする。バッテリの充電終了後、外部コー
ドをバッテリからはずした後、図7(f)に示すように
電池槽1から電解液収納容器を取り外し、電池槽に残っ
た電解液を捨てる。普通の塩水であるので、通常の排水
と同様に流すことができる。
【0034】以上、本発明の空気電池の1例を説明した
が、本発明では種々の変更が可能であり、各部材につい
て、さらに以下に説明する。
【0035】本発明に用いられる空気電池(単電池、集
合電池)は、特に制限はなく、例えば図9、図10で説
明したような従来の空気電池を用いることができる。集
合電池の結束方法については、例えば図12(a)で示
した結束部材200のように、上部および側面を覆うケ
ース状の結束方式を用いることもできるが、集合電池を
廃棄するときに廃棄物の量が多くなる問題がある。そこ
で、図2で示したように、単電池11をひも13(ベル
ト等でもよい)を用いて結束すると、廃棄物の量を著し
く低減できるので好ましい。また、図2で示した例で
は、両端の単電池に平板端子12a、12bを設け、電
極の外部引出しを行うのに、蓋部材の方に外部コードに
接続したバネ等の圧接端子を設けておき、電池槽に収納
したときに、外部コード5a、5bと電気的接続ができ
るようになっている。図13は、その詳細な図であり、
蓋部材3に圧接端子14を取り付けておき、蓋部材を取
り付けたときに、圧接端子の先端が平板端子12a、1
2bと当接する。このように、集合電池に直接外部コー
ドをはんだ付けをしないことにより、集合電池のみを廃
棄することが可能であるので好ましい。集合電池と外部
コードの接続方式としては、これに限らず、取り外しが
できるものが好ましく、その他、ねじ式ターミナル方
式、チャック方式等が好ましい。チャック方式では、例
えば図14に示すように集合電池の方にピン状端子15
を設け、チャック状端子16を用いて接続ができるよう
にすることができる。
【0036】このように集合電池の取り外しおよび廃棄
が簡単にできるように構成されていると、集合電池のみ
を取り替えて、電池槽を再利用することが可能である。
【0037】電池槽に設けられる穿孔機構は、電解液収
納容器の弱膜部を破ることができるように構成されてい
れば、特に制限はなく、前述の例では、電池槽と同じ材
料で形成されているが、異なる材料でもよく、また形状
も弱膜部を破ることができる程度の形状であればよい。
【0038】また、受容部と電解液収納容器との形状に
ついては、図6、図7で示した例のように、必ずしもぴ
ったりと嵌らなくてもよい。しかし、図5に示すよう
に、電解液収納容器20の形状を電池槽の受容部にちょ
うど嵌るような形状にしておき、さらに電池槽の受容部
の内面周囲に、図1に示すようにシール部材8を設けて
電解液収納容器との隙間を密着させておくことにより、
電池を転倒しても電解液が容易に漏洩しないような構造
とすることができる。即ち、電解液の量としては、電池
反応の進行と共に電解液の量が減少しても十分に間に合
うように余分な量を供給するので、電池に吸い上げられ
た以外にも電池槽の底部に多量の電解液が存在してい
る。従って、従来のトレーを電池槽として用いた場合、
または受容部と電解液収納容器の形状が合わないときに
は、特に電解液の漏洩が問題になるが、上述のように電
解液収納容器と電池槽の受容部との形状を合わせて、さ
らに電池槽の受容部の内面周囲にシール部材を設けるこ
とで、電解液の漏洩を防止することができ、より安全に
使用することができる。なお、集合電池の上部の蓋部材
には通気窓が設けられて開放されているが、集合電池の
セパレータ等が存在しているので転倒させても短時間で
あれば液漏れは起きない。
【0039】シール部材8としては、電解液収納容器の
材料等を勘案して、材料および形状を決めることができ
るが、特に例えばゴム(例えばシリコンゴム、特に柔ら
かいものが好ましい。)、発泡ウレタン等の弾性材料を
用いることができる。
【0040】電解液収納容器の形状、材料も、本発明の
趣旨に合うように適宜選ぶことができる。弱膜部以外を
ガラス等の固い材料で形成してもよい。また、弱膜部に
ついては、前述のように破れやすいラミネートフィルム
等の他に、弱膜部分のみ膜厚の薄いフィルムで形成する
など、適宜設定すればよい。なお、流通過程で弱膜部を
傷つけるのを防止するために、弱膜部に保護カバー(ま
たは保護フィルム)を被せておき、使用時にはがして用
いるようにしてもよい。さらに、穿孔機構が針等の特に
鋭い構造になっているときは、特に弱膜部を設けなくて
もよい場合もある。
【0041】また、図8に、電解液収納容器の形状の異
なる1例を示す。この電解液収納容器23は、電池槽の
突起7(またはその他の穿孔機構)を避けるような凹部
24を底に有する形状をしており、パッケージを小さく
できる利点がある。
【0042】また、電解液は、通常空気電池に用いられ
るものであれば制限はないが、安全で処理が簡単な塩、
特に食塩(NaCl)が好ましい。塩の濃度は電池にあ
わせて適宜選ぶことができるが、例えば20重量%程度
のものが用いられる。
【0043】
【発明の効果】本発明によれば、使用者が直接電解液に
触れることなく、操作性が簡便で、緊急時においても確
実に電池を動作させうる空気電池構造を提供することが
できる。
【0044】また、本発明によれば、使用者が直接電解
液に触れることなく、操作性が簡便で、電解液の漏れ等
のない空気電池構造を提供することができる。
【0045】さらに本発明によれば、再利用が可能で廃
棄部材を低減した空気電池構造を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に用いられる電池槽の1例を示す図であ
る。
【図2】本発明に用いられる集合電池の1例を示す図で
ある。
【図3】本発明に用いられる電解液収納容器の1例を示
す図である。
【図4】図1に示した電池槽の断面図である。
【図5】電池槽に電解液収納容器をセットし始めた様子
を示す図である。
【図6】本発明の空気電池の使用方法を示す図である。
【図7】図6に引き続き本発明の空気電池の使用方法を
示す図である。
【図8】本発明に用いられる電解液収納容器の異なる1
例を示す図である。
【図9】空気電池の単電池を示す図である。
【図10】単電池を束ねた集合電池を示す図である。
【図11】空気電池を電解液に浸漬した様子を示す図で
ある。
【図12】従来の空気電池を示す図である。
【図13】圧接端子を用いた接続方法を示す図である。
【図14】チャック方式を用いた接続方法を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 電池槽 2、4 通気窓 3 蓋部材 5a、5b 外部コード 6 受容部 7 突起 8 シール部材 10 集合電池 11 単電池 12a、12b 平板端子 13 ひも 14 圧接端子 15 ピン状端子 16 チャック状端子 20 電解液収納容器 21 積層フィルム 23 電解液収納容器 24 凹部 30 アルミラミネート袋 31 シリカゲル 32 バッテリ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の単電池を結束した集合電池と、 電解液を収納した電解液収納容器と、 電解液を溜めその中に集合電池を浸漬して発電を行う電
    池槽とを備える空気電池。
  2. 【請求項2】 前記電池槽は、集合電池を保持する蓋部
    材と共に用いられて集合電池を収納するケースを兼ねる
    共に、電解液を注水する際に、前記電解液収納容器を受
    け入れる受容部が設けられていることを特徴とする請求
    項1記載の空気電池。
  3. 【請求項3】 前記電池槽の受容部には、電解液収納容
    器に穿孔して収納されている電解液の注水を可能とする
    穿孔機構が設けられていることを特徴とする請求項2記
    載の空気電池。
  4. 【請求項4】 前記電解液収納容器が、穿孔可能な弱膜
    部を有していることを特徴とする請求項3記載の空気電
    池。
  5. 【請求項5】 前記電池槽に電解液収納容器をセットし
    たときに、電池槽の受容部の内面と電解液収納容器の間
    を密着させるシール部材を有する請求項1〜4のいずれ
    かに記載の空気電池。
  6. 【請求項6】 前記集合電池は、複数の単電池がひもま
    たはベルトで結束され、外部コードとの接続が、はんだ
    付けを用いずに取り替え可能な接続であることを特徴と
    する請求項1〜5のいずれかに記載の空気電池。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれかの空気電池に用
    いられる、電解液を収納した電解液収納容器。
  8. 【請求項8】 請求項6の空気電池に用いられ、複数の
    単電池がひもまたはベルトで結束され、外部コードとの
    接続が、はんだ付けを用いずに取り替え可能な接続であ
    ることを特徴とする集合電池。
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