JP2002150058A - 電子通信販売における仮想試着方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 購入者がインターネット等の双方向通信手段
により、個人情報を漏洩することなく自由に自分の好み
に合った衣服などを選択して購入判断を下すことのでき
る電子通信販売における仮想試着方法の提供を目的とす
る。 【解決手段】 インターネット２を介して購入者と販売
者とが衣服や装身具類等の商取引を行う場合、販売者が
用意した商品の写真により購入者が自分の気に入った商
品を選択した後、選択した商品の画像データ、寸法デー
タ、色データ、質感データ、手触りデータなどの商品情
報をデジタルデータで販売者の仮想店舗５から購入者の
情報端末１に送信し、購入者の情報端末１上で商品の画
像データと購入者自らの顔の画像データとを画像合成す
ることによって、購入者は実際にその商品を試着した時
と同じ効果を実現することができる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明はインターネット等の
双方向通信手段により、販売者側と購入者側が、直接対
面して、直接商品を手に取ったり、試着できない環境の
衣服や装身具類等の商取引を行うシステムにおいて、購
入者が実際に店に行って購入する場合と同等の効果を発
揮するための電子通信販売における仮想試着方法に関す
る。

【０００２】

【従来の技術】従来、インターネット上の取引におい
て、衣服や装身具類等の試着と言う概念は、明確な形で
は現れていない。インターネット上で衣服等の衣料品を
売る場合、販売者は、大まかなサイズを明記し、代表的
な色の品物の画像データを見せて、購入者は大まかな基
準を持って、その品物が自分に合うかどうかの判断をす
る外に有効な手段が無い状態である。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】特開平１１−２６５２
４３号公報には、販売業者のデータベースに購入者の身
体のサイズをデータベースとして登録して、購入時に販
売者側に購入者の予め登録したデータベースを持ってお
く方法が記載されている。しかし、この方法であれば、
購入者は販売者のデータベースに予め自分の身体のサイ
ズを登録する必要があり、この方法は、購入者が自由に
インターネット内で販売業者を選択する権利を奪うもの
であり、登録の煩雑さは、購入意欲を削ぐ危険性さえあ
る。

【０００４】購入時のサイズに関しての情報は、購入時
のフィット感を満足する上で必要なものであるが、それ
以上に、服飾品の購入時の問題は、その品物が購入者の
顔の特徴、形、大きさや身体のサイズ等の特徴とマッチ
していて、購入者が自分に似合うと言う判断を下せるか
というところにある。

【０００５】また、特開平６−４１８０６号公報には、
利用者が個人データとして利用者の各部のサイズと顔の
画像を入力して通信装置から送信し、販売元がこれらの
データに基づいて利用者の顔を含む全体のイメージを作
成して利用者側に送信することを特徴とする、仮想試着
方法が記載されている。しかし、この方法であれば、購
入者のプライバシーが守られない可能性があると共に、
購入者は自由に自分が試着した時のイメージを再現して
購入の判断を行うことができない。

【０００６】また、購入しようとする服や帽子などに別
の装飾品、ネクタイ、靴、靴下、ブラウス、上着のコー
トなどを合わせたい場合、インターネット上ではその合
わせたときのイメージを再現することは困難である。

【０００７】そこで、本発明は、上記従来の欠点を全面
的に改善し、販売業者などのデータベースに登録するな
どの煩雑な手続きをなくし、購入者がインターネット等
の双方向通信手段により、個人情報を漏洩することなく
自由に自分の好みに合った衣服などを選択して購入判断
を下すことのできる電子通信販売における仮想試着方法
を提供することを目的とする。

【０００８】

【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、販売者が用意した商品の写真により購入者
が自分の気に入った商品を選択した後、選択した商品の
画像データを販売者が購入者の情報端末に送信し、購入
者の情報端末上で選択した商品の画像データと購入者自
らの顔の画像データとを画像合成することを特徴とする
ものである。

【０００９】これにより、購入者の情報端末上で商品と
自らの顔写真との合成画像によって商品を試着した時と
同じ効果を得ることができ、個人情報を漏洩することな
く自由に自分の好みに合った衣服などを選択して購入判
断を下すことが可能となる。

【００１０】

【発明の実施の形態】請求項１に記載の発明は、インタ
ーネット等の双方向通信手段により販売者側と購入者側
が衣服や装身具類等の商取引を行うシステムにおいて、
販売者が用意した商品の写真により購入者が自分の気に
入った商品を選択した後、選択した商品の画像データを
販売者が購入者の情報端末に送信し、購入者の情報端末
上で選択した商品の画像データと購入者自らの顔写真の
画像データとを画像合成することを特徴とする電子通信
販売における仮想試着方法としたものであり、購入者の
情報端末上で商品と自らの顔写真との合成画像によって
商品を試着した時と同じ効果を得ることができる。

【００１１】請求項２に記載の発明は、購入者が自らの
身体的データを入力し、選択した商品の画像データを自
らの身体的データに基づいて編集して購入者自らの顔写
真の画像データと画像合成することを特徴とする請求項
１記載の電子通信販売における仮想試着方法としたもの
であり、購入者は自らの身体に合わせて編集した商品と
の合成画像によって商品を試着して身体とのフィット感
を確かめた時と同じ効果を得ることができる。

【００１２】請求項３に記載の発明は、入力する身体的
データの入力項目は販売者側で指定したものであること
を特徴とする請求項２記載の電子通信販売における仮想
試着方法としたものであり、販売者側で予め指定した入
力項目の身体的データを購入者に入力させることで商品
が購入者の身体に合うかどうかのデータを正確に判定す
ることができる。

【００１３】請求項４に記載の発明は、販売者側で指定
した身体的データの入力項目によって入力した購入者自
らの身体的データに対して選択した商品のサイズが合っ
ているかを判定し、この判定結果を購入者の情報端末に
送信することを特徴とする請求項３記載の仮想試着方法
としたものであり、購入者はこの判定結果に基づいて商
品の購入を検討することができる。

【００１４】請求項５に記載の発明は、選択した商品の
画像データとともに購入者が選択した商品と一緒に身に
つける小物の画像データを購入者自らの顔の画像データ
とを画像合成することを特徴とする請求項１から４のい
ずれかに記載の電子通信販売における仮想試着方法とし
たものであり、購入者が購入検討時に購入検討している
商品以外に、その商品を身につけた時点で一緒に身に着
けるもの、例えば購入する服と購入者が既に持っている
靴等との釣り合いを検討することが可能となる。

【００１５】請求項６に記載の発明は、合成した画像を
任意に回転、縮小または拡大することを特徴とする請求
項１から５のいずれかに記載の電子通信販売における仮
想試着方法としたものであり、視野方向を変更したり縮
小または拡大してその商品の購入を検討することができ
る。

【００１６】請求項７に記載の発明は、購入者の顔を多
方向から画像入力装置により取り込み、取り込んだ画像
データに基づいて３次元イメージを編集し、編集した３
次元イメージを購入者の顔の画像データとして画像合成
することを特徴とする請求項１から６のいずれかに記載
の電子通信販売における仮想試着方法としたものであ
り、３次元の合成画像に基づいて商品の購入を検討する
ことができる。

【００１７】請求項８に記載の発明は、選択した商品の
画像データと顔の画像データとを画像合成するソフトウ
ェアはインターネットを介して販売者側から供給したも
のであることを特徴とする請求項１から７のいずれかに
記載の電子通信販売における仮想試着方法としたもので
あり、購入者が事前に登録などを行う必要がなく、自ら
の身体データを販売者に送信することなく商品の購入を
検討することができ、個人情報が漏洩する危険を冒すこ
となく商品を購入することができる。

【００１８】以下、本発明の実施の形態について、図面
を用いて説明する。

【００１９】（実施の形態１）図１は本発明の実施の形
態における仮想試着方法およびその電子商品取引システ
ムに関する構成図である。

【００２０】購入者は、情報端末１上で動作する購入者
ブラウザからインターネット２を介して販売者側のサー
バー３へと接続する。販売者側のサーバー３にはＷＷＷ
サーバー４が構築され、ＷＷＷサーバー４の中に仮想店
舗５が設けられる。さらに、サーバー３の中には、商品
の画像データ、寸法データ、形状データ、色データ、質
感データや手触りデータ等の商品情報を蓄積する商品デ
ータベース６が存在している。これらの商品情報は、編
集＆評価アプリケーションソフトウェア１０とともに、
インターネット２を介して購入者の情報端末１へと供給
される。

【００２１】一方、購入者の顔の画像データ７、購入者
自らの身体的特徴を示す身体的データとしての購入者の
寸法データ８や購入者が持っている小物の画像データ９
は、情報端末１内に入力、保持しておく。そして、これ
らのデータと供給された商品情報とを情報端末１内で編
集＆評価アプリケーションソフトウェア１０により合成
編集し、商品と購入者の顔と購入者の所持品の合成画像
１３を得る。

【００２２】このように、商品情報をサーバー３から購
入者の情報端末１へ供給し、情報端末１上へ購入者の顔
の画像データ７、購入者の寸法データ８や小物の画像デ
ータ９を入力し、この情報端末１上で画像合成すること
によって、購入者の個人的な情報が他の第三者に漏洩す
ることなく、購入者の情報端末１上で商品と自らの顔と
の合成画像によって商品を試着した時と同じ効果を得る
ことができ、安心して商品を購入することができる。

【００２３】また、編集＆評価アプリケーションソフト
ウェア１０には、代表的な身体的特徴や帽子、手袋、ス
カーフ、ネクタイ、ハンドバック、靴、装身具、メガ
ネ、サングラスやソックス等の画像データが予め用意さ
れており、購入者がその場で直ちに購入者の顔の画像デ
ータ７や小物の画像データ９を用意できなくても、これ
らの中から適当なものを複数選択して、画像合成できる
機能を備えている。

【００２４】また、合成された画像は購入者の入力する
購入者の寸法データ８に基づいて、外観形状を自由に変
更でき、３次元的に縮小または拡大、視野方向の変更や
回転などを自由に変更した画像が再現できる。

【００２５】また、購入者が画像入力装置としてのカメ
ラ１１付き情報端末１から購入者の顔の画像データ７を
入力する場合、１台のカメラ１１によって、購入者の顔
の画像データ７を多方向から取り込み、この取り込んだ
購入者の顔の画像データ７に基づいて３次元イメージを
編集し、編集した３次元イメージを購入者の顔の画像デ
ータ７として商品の画像データと画像合成し、商品の購
入判断に利用することも、編集＆評価アプリケーション
ソフトウェア１０により可能となる。

【００２６】さらに、編集＆評価アプリケーションソフ
トウェア１０では、販売者のサーバー３から送られてき
た、商品に関する購入者の寸法データ８と購入者の入力
する寸法データ８とを演算比較することによって、購入
者の着心地を評価し、購入判断の材料として、試着評価
結果１４を購入者の情報端末１のブラウザ画面上に表示
することができる。

【００２７】この試着評価結果１４と商品に関する手触
り、質感、色合いなどのデータと、購入者の顔の画像デ
ータ７、購入者の寸法データ８および小物の画像データ
９とを合成編集した合成画像１３により購入の可否を総
合的に判断し、その結果、購入判断した場合、販売者に
購入の意志として購入判断結果１５を送信後、インター
ネット２上で購入の手続きを取ることが可能である。

【００２８】図２は本発明の仮想試着方法に関するフロ
ーチャートである。図２のフローチャートに基づいて本
発明のインターネットショッピングの動作を詳細に説明
する。

【００２９】最初に購入者の情報端末１のブラウザ画面
より、販売者のサーバー３の中のＷＷＷサーバー４に設
置してある仮想店舗５にアクセスする。仮想店舗５内の
商品画像の中から自分の気に入った商品を選択する。気
に入った商品を選択すると、商品データベース６より、
購入者が選択した商品の画像データ、寸法データ、色デ
ータ、質感データや手触りデータなどの商品情報１２と
共に、画像編集＆判定アプリケーションソフトウェア１
０が自動的に購入者の情報端末１に送られてくる（Ｓ１
０１）。

【００３０】購入者は画像編集＆判定アプリケーション
ソフトウェア１０を用いて情報端末１に購入者の顔の画
像データ７を入力すると（Ｓ１０２）、購入者の顔の画
像データと送られてきた希望する商品の商品情報１２の
中の画像データとが画像合成されて画面に表示される
（Ｓ１０３）。ここで、購入者は自分の表情や顔の特徴
と商品がマッチするか判定する（Ｓ１０４）。ＯＫの場
合は次のステップＳ１０５に移るが、ＮＧの場合はステ
ップＳ１０６において次の商品の商品情報１２を取得す
る。

【００３１】ＯＫの場合、ステップＳ１０５において、
編集＆判定アプリケーションソフトウェア１０の販売者
側で予め指定された身体的データの入力項目に自分（購
入者）の身体の寸法データ８を入力する。入力が済む
と、画像編集＆判定アプリケーションソフトウェア１０
は、合成された商品の形状をこの購入者の寸法データ８
に基づいて編集する。さらに、商品データベース６から
取得した商品の購入者の寸法データ８と購入者が入力し
た身体の寸法データ８とを比較演算し、フィット感の判
定（試着評価結果１４）を画面に出力する。購入者は合
成画面と判定結果を見て、購入の可否を判定する（Ｓ１
０６）。ＯＫの場合は次のステップＳ１０７に移るが、
ＮＧの場合はステップＳ１１１において、次の商品の商
品情報１２を取得する。

【００３２】ＯＫの場合は、ステップＳ１０７におい
て、編集＆判定アプリケーションソフトウェア１０に自
分の小物の画像データ９を入力する。入力が済むと、編
集＆判定アプリケーションソフトウェア１０は、合成さ
れた商品の画像に小物の画像を合成し合成画像１３を表
示する。ここで、購入者は自分が持っている小物と、購
入しようとしている商品のデザインや色形がマッチする
か判定し、購入の最終意志を決定する（Ｓ１０８）。Ｏ
Ｋの場合、仮想店舗５に購入の意志を伝える（Ｓ１０
９）。仮想店舗５は購入の意志を受けて購入手続きの画
面を表示し購入手続きを行う（Ｓ１１０）。

【００３３】以上のように、インターネット２を介して
購入者と販売者とが衣服や装身具類等の商取引を行う場
合、販売者が用意した商品の写真により購入者が自分の
気に入った商品を選択した後、選択した商品の画像デー
タ、寸法データ、色データ、質感データ、手触りデータ
などの商品情報をデジタルデータで販売者の仮想店舗５
から購入者の情報端末１に送信し、購入者の情報端末１
上で商品の画像データと購入者自らの顔の画像データと
を画像合成することによって、購入者は実際にその商品
を試着した時と同じ効果を実現することができる。そし
て、購入者はこの合成画像に基づいてその商品の購入の
可否を判断し、判断結果と購入の意志を販売者に伝え購
入手続きを取ることができる。すなわち、購入者は、以
上のような手続きを行うことにより、店に行って試着を
しながら、品物を選んでいる臨場感が体験でき、購入者
のリスクを最小限に押さえたインターネットショッピン
グが可能となる。

【００３４】

【発明の効果】本発明によれば、購入者の情報端末上で
商品と自らの顔写真との合成画像によって、実際に商品
を試着した時と同じ効果を得て、購入の可否を判断し、
判断結果と購入の意志を販売者に伝えて購入手続きを取
ることができ、個人情報を漏洩することなく購入者のリ
スクを最小限に押さえたインターネットショッピングが
可能となる。

【００３５】また、購入者は自らの身体に合わせて編集
した商品との合成画像によって、商品を試着して身体と
のフィット感を確かめた時と同じ効果を得て、購入の判
断をすることが可能となる。

【００３６】また、販売者側で予め指定した入力項目の
身体的データを購買者に入力させることによって、商品
が購入者の身体に合うかどうかのデータを正確に判定す
ることが可能となる。

【００３７】また、購入者が購入検討時に購入検討して
いる商品以外に、例えば購入する服と購入者が既に持っ
ている靴等の小物の画像データをさらに合成した画像に
よって、その商品を身につけた時点で一緒に身に着ける
ものとの釣り合いを検討することが可能となる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の実施の形態における仮想試着方法およ
びその電子商品取引システムに関する構成図

【図２】本発明の仮想試着方法に関するフローチャート

【符号の説明】

１ 情報端末 ２ インターネット ３ サーバー ４ ＷＷＷサーバー ５ 仮想店舗 ６ 商品データベース ７ 購入者の顔の画像データ ８ 購入者の寸法データ ９ 小物の画像データ １０ 編集＆評価アプリケーションソフトウェア １１ カメラ １２ 商品情報 １３ 合成画像 １４ 試着評価結果 １５ 購入判断結果

Claims (8)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】インターネット等の双方向通信手段により
   販売者側と購入者側が衣服や装身具類等の商取引を行う
   システムにおいて、販売者が用意した商品の写真により
   購入者が自分の気に入った商品を選択した後、前記選択
   した商品の画像データを販売者が購入者の情報端末に送
   信し、前記購入者の情報端末上で前記選択した商品の画
   像データと前記購入者自らの顔の画像データとを画像合
   成することを特徴とする電子通信販売における仮想試着
   方法。
2. 【請求項２】前記購入者が自らの身体的データを入力
   し、前記選択した商品の画像データを前記身体的データ
   に基づいて編集して前記購入者自らの顔の画像データと
   画像合成することを特徴とする請求項１記載の電子通信
   販売における仮想試着方法。
3. 【請求項３】前記入力する身体的データの入力項目は前
   記販売者側で指定したものであることを特徴とする請求
   項２記載の電子通信販売における仮想試着方法。
4. 【請求項４】前記販売者側で指定した身体的データの入
   力項目によって入力した前記購入者自らの身体的データ
   に対して前記選択した商品のサイズが合っているかを判
   定し、この判定結果を前記購入者の情報端末に送信する
   ことを特徴とする請求項３記載の仮想試着方法。
5. 【請求項５】前記選択した商品の画像データとともに前
   記購入者が前記選択した商品と一緒に身につける小物の
   画像データを前記購入者自らの顔の画像データとを画像
   合成することを特徴とする請求項１から４のいずれかに
   記載の電子通信販売における仮想試着方法。
6. 【請求項６】前記合成した画像を任意に回転、縮小また
   は拡大することを特徴とする請求項１から５のいずれか
   に記載の電子通信販売における仮想試着方法。
7. 【請求項７】前記購入者の顔を多方向から画像入力装置
   により取り込み、取り込んだ画像データに基づいて３次
   元イメージを編集し、編集した３次元イメージを前記購
   入者の顔の画像データとして画像合成することを特徴と
   する請求項１から６のいずれかに記載の電子通信販売に
   おける仮想試着方法。
8. 【請求項８】前記選択した商品の画像データと前記顔の
   画像データとを画像合成するソフトウェアは前記インタ
   ーネットを介して前記販売者側から供給したものである
   ことを特徴とする請求項１から７のいずれかに記載の電
   子通信販売における仮想試着方法。