JP2002149371A

JP2002149371A - 印刷ログ及び印刷データ保存によるセキュリティ管理システム

Info

Publication number: JP2002149371A
Application number: JP2000345979A
Authority: JP
Inventors: Masato Kojima; 真人小島; Koichi Suzuki; 浩一鈴木; Hiroki Yano; 弘樹矢野; Tadashi Shoji; 忠庄司; Hideyuki Ishii; 秀幸石井; Hiroyuki Suzuki; 裕之鈴木
Original assignee: NOMURA HOLDING Inc; Ricoh Co Ltd; Nomura Research Institute Ltd
Current assignee: NOMURA HOLDING Inc; Ricoh Co Ltd; Nomura Research Institute Ltd
Priority date: 2000-11-13
Filing date: 2000-11-13
Publication date: 2002-05-24

Abstract

(57)【要約】【課題】印刷物を介した情報の漏洩を予防し、情報が
漏洩した場合等に、その原因を究明することを可能とす
る。【解決手段】プリントサーバ１６は、クライアント端
末１４より、印刷データと、ジョブ名、端末名、ユーザ
名の少なくともいずれかを含むコントロールデータとを
受信し、印刷データをプリンタに送信して印刷させる。
また、コントロールデータにタイムスタンプを追加し、
さらに、印刷データから、ビットマップデータを生成す
る。プリントサーバ１６は、コントロールデータと印刷
データとビットマップデータとを印刷ログとして記憶部
に蓄積する。記憶部に蓄積された印刷ログは、管理端末
１７に収集される。後日問題が発生すると、コントロー
ルデータを参考に印刷データを特定し、印刷データを再
印刷又はそのビットマップを表示して、その内容を特定
する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、プリンタの管理シ
ステムに関し、特に、印刷ログ及び印刷データを保存す
る事により、印刷した内容等を後日確認することが可能
なセキュリティ管理システムに関する。

【０００２】

【従来の技術】企業活動のなかで、情報管理の重要性が
高まっている。情報の漏洩のルートの一つとして、紙、
即ち、印刷物により情報が漏洩することがある。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】印刷物での情報の漏洩
を防止する手法として、例えば、特定のアプリケーショ
ンプログラムについて、印刷を制限する手法がある。し
かし、アプリケーション上で、印刷を制限しても、一般
のＯＳ（オペレーティングシステム）が提供するプリン
トスクリーン機能（画面ハードコピー）を使用すれば、
少なくとも画面に表示されている内容を印刷して漏洩す
ることが可能である。また、全ての印刷を禁止するのは
非現実的である。管理者が、全ての印刷物を事前にチェ
ックするのも非現実的である。

【０００４】本発明は、上述した事情に鑑みてなされた
もので、印刷物を介した情報の漏洩を予防することが可
能なシステムを提供することを目的とする。また、本発
明は、情報が漏洩した場合等に、その原因を究明するこ
とが可能なシステムを提供することを目的とする。

【０００５】

【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の第１の観点に係るセキュリティ管理システ
ムは、印刷ログ及び印刷データを保存することにより、
セキュリティを管理するものであり、複数の印刷要求端
末と、管理手段と、プリンタとから構成され、前記印刷
要求端末は、前記管理手段に印刷データを送信する手段
を備え、前記管理手段は、前記複数の印刷要求端末から
の印刷データを受信する受信手段と、前記受信手段が受
信した印刷データをプリンタに送信する送信手段と、前
記印刷データを再印刷可能に蓄積すると共に対応する印
刷ログを蓄積する蓄積手段と、前記蓄積手段に蓄積され
た印刷データを前記印刷ログに基づいて選択してプリン
タに再印刷させる手段と、を備える、ことを特徴とす
る。

【０００６】また、本発明の第２の観点に係るセキュリ
ティ管理システムは、印刷ログ及び印刷データを保存す
ることにより、セキュリティを管理するものであり、複
数の印刷要求端末からの印刷データを受信する受信手段
と、前記受信手段が受信した印刷データをプリンタに送
信する送信手段と、前記印刷データを再印刷可能に蓄積
する蓄積手段と、前記蓄積手段に蓄積された印刷データ
を選択してプリンタに再出力させる手段と、を備えるこ
とを特徴とする。

【０００７】これらの構成によれば、印刷データと印刷
ログとが蓄積手段に蓄積される。換言すれば、印刷デー
タ自体がログの一部として蓄積される。従って、後日、
印刷物に起因して、情報漏洩等の問題が発生した場合
に、印刷ログ等を参考に対応する印刷データを検出し
て、再印刷することにより、その内容を確認し、情報漏
洩の経路を判別する一助とすることができる。

【０００８】前記受信手段は、例えば、前記印刷要求端
末より、印刷データと、ジョブ名、端末名、ユーザ名の
少なくともいずれかを含むコントロール情報とを受信
し、前記蓄積手段は、供給されたコントロール情報にタ
イムスタンプを追加して、前記蓄積手段に印刷ログとし
て蓄積する。この場合、前記印刷ログに基づいて、前記
蓄積手段に蓄積されている印刷データを検索及び／又は
ソートする手段を配置してもよい。単に印刷データを蓄
積しているだけでは、後日の検証に利用しづらい。この
構成によれば、印刷データに印刷ログとしてのコントロ
ール情報が付与されているので、この印刷ログを手がか
りとして印刷データを検索し、さらに、印刷時刻や印刷
した人物を特定することが可能となる。

【０００９】前記蓄積手段に記憶されたデータの容量が
基準サイズ以上である場合に、その旨を報知する手段を
配置してもよい。

【００１０】複数の前記蓄積手段に蓄積されている印刷
データと印刷ログを収集する手段と、収集した印刷デー
タのうちから、例えば、印刷ログを参考に、任意のもの
を抽出する抽出手段を配置してもよい。

【００１１】コンピュータ又はコンピュータ群を、上述
のシステムとしての動作させるためのプログラムを、記
録媒体（フロッピー（登録商標）ディスク、ＣＤ−ＲＯ
Ｍ等）に格納して配布し、該プログラムをコンピュータ
（群）にインストールすることにより、上述の処理を実
行するサーバ等を構成することができる。

【００１２】

【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態に係る
プリントシステムについて説明する。図１は、本実施の
形態に係るプリントシステムの構成を示す。図示するよ
うに、このプリントシステムは、ＬＡＮ、イントラネッ
ト等のネットワーク１１を介して相互に接続されたプリ
ンタ１２、１３と、クライアント端末１４，１５と、プ
リントサーバ１６と、管理端末１７と、から構成され
る。

【００１３】プリンタ１２，１３は、プリントサーバ１
６の管理下に、それぞれプリントコマンドに応答して、
画像を印刷する。クライアント端末１４，１５は、それ
ぞれ、プリンタドライバを備え、プリントサーバ１６
に、印刷データ（印刷コマンド）を発行する。

【００１４】プリントサーバ１６は、クライアント端末
１４，１５からの印刷データを受信して、これを管理下
にあるプリンタ１２，１３に印刷させると共に、印刷デ
ータのログ（印刷ログ）を取得する機能を有する。図２
にプリントサーバ１６の構成を示す。図示するように、
プリントサーバ１６は、制御部２１と、記憶部２２と、
表示部２３と、入力部２４とを備える。制御部２１は、
プリントサーバ機能２１１と、バックアップ機能２１２
と、ログ表示機能２１３と、再印刷機能２１４と、閲覧
機能２１５と、アラーム機能２１６とを備える。

【００１５】プリントサーバ機能２１１は、クライアン
ト端末１４，１５からの印刷データを受信して、スプー
ルし、プリンタ１２，１３に送信する機能である。ま
た、プリントサーバ機能２１１は、クライアント端末１
４，１５からの印刷データを指定されたディレクトリに
コピーし、印刷ログ（ジョブＩＤ、ジョブ名（文書
名）、クライアント端末名、ユーザ名、ジョブ受付日付
（年月日時分秒；タイムスタンプ）等）と対応付けて記
憶部２２に格納する。

【００１６】バックアップ機能２１２は、記憶部２２に
蓄積されているログ情報（印刷データ及び印刷ログ）
を、ＭＯ、ＤＶＤ等の外部記憶装置２７に、圧縮してバ
ックアップする機能である。ログ表示機能２１３は、記
憶部２２に格納されているログ情報について、ログ情報
を表示する機能である。表示項目は、ジョブＩＤ、ジョ
ブ名、クライアント端末名、ユーザ名、ジョブ受付日付
等である。再印刷機能２１４は、記憶部２２にログ情報
として蓄積されている印刷データを再印刷する機能であ
る。閲覧機能２１５は、記憶部２２にログ情報として蓄
積されている印刷データの印刷イメージを表示する機能
である。アラーム機能２１６は、記憶部２２に格納され
たログ情報が、設定された値（サイズ）以上の場合、例
えば、ログ格納用に確保された領域の最大サイズの９０
％以上となった場合に、管理端末１７に警告メッセージ
を送信する機能である。

【００１７】記憶部２２は、スプール用のメモリとして
機能すると共にログ情報（印刷データ及び印刷ログ）を
蓄積する。

【００１８】管理端末１７は、外部記憶装置２７に複製
されたログ情報（印刷データ及び印刷ログ）を取り込
み、印刷情報を検索・閲覧するための端末装置であり、
図３に示すように、制御部３１と、記憶部３２と、表示
部３３と、入力部３４とを備える。

【００１９】制御部３１は、ログ表示機能３１１と、再
印刷機能３１２と、閲覧機能３１３とを有する。ログ表
示機能３１１は、記憶部３２に格納されている印刷ログ
について、ログ情報を表示する機能である。再印刷機能
３１２は、記憶部３２に蓄積されている印刷データを再
印刷する機能である。閲覧機能３１３は、記憶部３２に
蓄積されている印刷データの印刷イメージを表示する機
能である。

【００２０】次に、上記構成の印刷システムの動作につ
いて、クライアント端末１４が発行した印刷データを、
プリンタ１２で印刷する場合を例に説明する。まず、ク
ライアント端末１４は、装置又はアプリケーションの起
動時、又は、印刷時に、ユーザＩＤとパスワードとを入
力させて認証処理を行い、その使用者を特定する。

【００２１】クライアント端末１４は、アプリケーショ
ンがプリント指定すると、図４（ａ）に示すように、印
刷データにコントロールデータを付して、プリントサー
バ１６に発行する。コントロールデータは、印刷先のプ
リンタとしてプリンタ１２を指定するＩＤデータと、自
己のクライアント端末名と、ユーザ名と、ジョブ名とを
含む。

【００２２】プリントサーバ１６は、クライアント端末
１４からの、印刷要求に応答して、図５に示す処理を開
始し、まず、コントロールデータと印刷データを受信
し、例えば、ＲＡＷ形式で印刷データをスプールする
（ステップＳ１）。次に、クライアント端末１４により
印刷先として指定されているプリンタ１２に、印刷デー
タを送信する（ステップＳ２）。

【００２３】次に、印刷データをＢＭＰ（ビットマップ
データ）に展開し（ステップＳ３）、コントロールデー
タに印刷ジョブＩＤと受信年月日時分秒を付加し（ステ
ップＳ４）、図４（ｂ）に示すように、コントロールデ
ータを含む印刷ログと、印刷データと、ビットマップデ
ータと記憶部２２に蓄積する（ステップＳ５）。すなわ
ち、印刷処理に関する総合的なログ情報を生成する。次
に、アラーム機能２１６の作用として、記憶部２２の印
刷ログ用の領域内のデータ量が基準値を超えているか否
かを判別する（ステップＳ６）。基準値を超えている場
合、例えば、最大容量の８０％以上である場合には、バ
ックアップ等の処理を督促するため、管理端末１７にそ
の旨を通知する（ステップＳ７）。

【００２４】プリンタ１２は、プリントサーバ１６から
の印刷データを受信し、これを印刷する。

【００２５】このようにして、プリントサーバ１６は、
受信した印刷データをプリンタ１２，１３で印刷しなが
ら、印刷データとコントロールデータとをログ情報とし
て記憶部２２に蓄積する。バックアップ機能２１２によ
り、記憶部２２に蓄積されたログ情報のバックアップ
を、外部記憶装置２７に形成することが可能である。外
部記憶装置２７を介して、全ての印刷ログは、管理端末
１７に集積される。

【００２６】ここで、機密情報が社外に漏洩し、事後的
に、その情報が印刷された経緯を調査する場合について
説明する。この場合、管理者は、プリントサーバ１６又
は管理端末１７に蓄積されている印刷ログを検索して、
該当する情報が印刷された経緯を調査する。なお、経緯
の調査に関するプリントサーバ１６と管理端末１７の動
作はほぼ同一である。そこで、ここでは、管理端末１７
での調査方法について説明する。管理者は、ログ表示機
能３１１を起動し、記憶部３２に蓄積されている印刷ロ
グを表示させる。制御部３１は、図６に示すように、記
憶部３２に蓄積されている印刷ログを、印刷ジョブＩ
Ｄ、ジョブ名、ユーザ名、日付の順番に一覧表示する。
また、再印刷、ソート、検索、表示、削除ボタンを表示
する。

【００２７】管理者が、表示されたリストの中から任意
の印刷ジョブを指定し、「再印刷」を指定すると、再印
刷機能３１２が起動し、指定された印刷ジョブの印刷デ
ータを、予め指定されたプリンタに送信し、印刷する。
従って、印刷物と証拠とを突き合わせることにより、同
一物であるか否かを判別することができる。

【００２８】また、管理者が、表示されたリストの中か
ら任意の印刷ジョブを指定し、「表示」を指定すると、
ログ表示機能３１１が起動し、ビューアを起動し、指定
された印刷ジョブのビットマップデータを表示する。従
って、表示画像と証拠とを突き合わせることにより、同
一物であるか否かを判別することができる。

【００２９】また、「検索」を指定すると、ログ表示機
能３１１は、例えば、テキストボックスを表示する。こ
のテキストボックスに任意のキーワード、例えば、ジョ
ブ名やユーザ名を入力して、検索の実行を指示すること
により、制御部３１は、記憶部３２を検索し、該当する
ジョブ名やユーザ名の一覧を表示部３３に表示する。印
刷ジョブ名、ユーザ名、日時等を指定し、さらに、昇順
と降順の別を指定した後、「ソート」を指定すると、ロ
グ表示機能３１１は、指定された条件に従って印刷ジョ
ブをソートして表示する。なお、「削除」を指定するこ
とにより、印刷データ及び印刷ログを削除することも可
能である。

【００３０】このようにして、管理端末１７とプリント
サーバ１６は、印刷ログの内容から、目的とする印刷デ
ータを抽出し、再出力して確認することが可能である。
このため、この実施の形態の印刷管理システムによれ
ば、印刷物を介して情報が漏洩した場合に、その印刷物
の印刷者や印刷時期を特定することが可能となり、情報
を漏洩した者を特定する一助となる。また、このプリン
トシステムの機能を社員に周知徹底することにより、不
正又は不必要な印刷を抑止することが可能となり、情報
の漏洩を防止する一助とすることが可能である。

【００３１】なお、この発明は上記実施の形態に限定さ
れず、種々の変更及び応用が可能である。例えば、記憶
部２２に格納する印刷ログを構成するデータの種類は任
意である。例えば、プリンタに印刷データを送出した
後、プリンタから返信される印刷結果を示す情報（例え
ば、印刷ジャムの発生とその頁番号）等を記録するよう
にしてもよい。

【００３２】また、例えば、図４（ｃ）に示すように、
プリントデータの中からテキストデータを抽出し、これ
を記憶部２２にビットマップデータ等と共に格納してお
いてもよい。この構成とすれば、例えば、漏洩した情報
の一部の文字列を入力することにより、漏洩した文書に
関する印刷ジョブを検索することができる。また、ＢＭ
Ｐデータに代えて、ＰＤＦデータ等を使用することも可
能である。

【００３３】上記実施の形態においては、プリントサー
バ１６が複数のプリンタを制御・管理する例について説
明したが、プリンタ１２，１３自身が自己に供給された
プリントジョブのログを記録するようにしてもよい。こ
の場合、例えば、各プリンタは、制御部とフラッシュメ
モリ等から構成される記憶部とを備え、制御部が上述の
印刷ログを取得して記憶部に格納する動作を行う。

【００３４】上記実施の形態においては、ログ情報をＭ
Ｏ、ＤＶＤ等の外部記憶装置２７を介して管理端末１７
に転送したが転送に使用する媒体は任意である。例え
ば、ネットワーク１１を介して管理端末１７に収集する
ようにしてもよい。この場合、例えば、ネットワーク１
１のトラフィックが低下する深夜等に、管理端末１７が
プリントサーバ１６にアクセスし（プリントサーバが複
数台存在する場合には、例えば、ポーリング方式で）、
プリントログを収集する。

【００３５】なお、この発明のシステムは、専用のシス
テムによらず、通常のコンピュータシステムを用いて実
現可能である。例えば、上述の動作を実行するためのプ
ログラムを格納した媒体（フロッピーディスク、ＣＤ−
ＲＯＭ等）から該プログラムをコンピュータにインスト
ールすることにより、上述の処理を実行するサーバ等を
構成することができる。なお、上述の機能を、ＯＳが分
担又はＯＳとアプリケーションの共同により実現する場
合等には、ＯＳ以外の部分のみを媒体に格納してもよ
い。

【００３６】なお、搬送波にプログラムを重畳し、通信
ネットワークを介して配信することも可能である。例え
ば、通信ネットワークの掲示板（ＢＢＳ）に該プログラ
ムを掲示し、これをネットワークを介して配信してもよ
い。そして、このプログラムを起動し、ＯＳの制御下
で、他のアプリケーションプログラムと同様に実行させ
ることにより、上述の処理を実行することができる。

【００３７】

【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
印刷ジョブのログを確保することにより、後日その内容
を再確認することが可能となり、ひいては、不正な印刷
を牽制することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の実施形態に係るプリントシステムの構
成を示す図である。

【図２】図１に示すプリントサーバの構成例を示す図で
ある。

【図３】図１に示す管理端末の構成例を示す図である。

【図４】（ａ）は、クライアント端末から送出されるコ
ントロールデータと印刷データの一例を示し、（ｂ）と
（ｃ）とは、印刷ログデータの一例を示す図である。

【図５】プリントサーバの動作を説明するためのフロー
チャートである。

【図６】管理端末の表示画面の例を示す図である。

【符号の説明】

１１ネットワーク１２、１３プリンタ１４，１５クライアント端末１６プリントサーバ１７管理端末

フロントページの続き (72)発明者小島真人東京都大田区中馬込１丁目３番６号株式会社リコー内 (72)発明者鈴木浩一東京都大田区中馬込１丁目３番６号株式会社リコー内 (72)発明者矢野弘樹東京都大田区中馬込１丁目３番６号株式会社リコー内 (72)発明者庄司忠神奈川県川崎市麻生区片平５−17−６ (72)発明者石井秀幸東京都千代田区大手町二丁目２番１号株式会社野村総合研究所内 (72)発明者鈴木裕之東京都中央区日本橋一丁目９番１号野村證券株式会社内Ｆターム(参考） 2C061 AP01 HJ06 HN25 HQ12 HQ17 HR07 5B021 AA01 BB01 BB02 CC05 DD18 EE04 NN18 NN19

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】印刷ログ及び印刷データを保存することに
より、セキュリティを管理するシステムであって、複数の印刷要求端末と、管理手段と、プリンタとから構
成され、前記印刷要求端末は、前記管理手段に印刷データを送信
する手段を備え、前記管理手段は、前記複数の印刷要求端末からの印刷デ
ータを受信する受信手段と、前記受信手段が受信した印
刷データをプリンタに送信する送信手段と、前記印刷デ
ータを再印刷可能に蓄積すると共に対応する印刷ログを
蓄積する蓄積手段と、前記蓄積手段に蓄積された印刷デ
ータを前記印刷ログに基づいて選択してプリンタに再印
刷させる手段と、を備える、ことを特徴とする印刷ログ及び印刷データ保存によるセ
キュリティ管理システム。
【請求項２】印刷ログ及び印刷データを保存することに
より、セキュリティを管理するシステムであって、複数の印刷要求端末からの印刷データを受信する受信手
段と、前記受信手段が受信した印刷データをプリンタに送信す
る送信手段と、前記印刷データを再印刷可能に蓄積すると共に対応する
印刷ログを蓄積する蓄積手段と、前記蓄積手段に蓄積された印刷データを選択してプリン
タに再出力させる手段と、を備えることを特徴とする印刷ログ及び印刷データ保存
によるセキュリティ管理システム。
【請求項３】前記受信手段は、前記印刷要求端末より、
印刷データと、ジョブ名、端末名、ユーザ名の少なくと
もいずれかを含むコントロール情報とを受信し、前記蓄積手段は、供給されたコントロール情報にタイム
スタンプを追加して、印刷ログとして前記蓄積手段に蓄
積し、さらに、前記印刷ログに基づいて、前記蓄積手段に蓄積
されている印刷データを検索及び／又はソートする手段
を備える、ことを特徴とする請求項１又は２に記載のセ
キュリティ管理システム。
【請求項４】前記蓄積手段に記憶されたデータの容量が
基準サイズ以上である場合に、その旨を報知する手段を
さらに備える、ことを特徴とする請求項１乃至３のいず
れか１項に記載のセキュリティ管理システム。
【請求項５】複数の前記蓄積手段に蓄積されている印刷
データを収集する手段と、収集した印刷データのうちか
ら、任意のものを抽出する抽出手段をさらに備えること
を特徴とする請求項１乃至４のいずれか１項に記載のセ
キュリティ管理システム。
【請求項６】コンピュータに、前記複数の印刷要求端末からの印刷データを受信する処
理と、受信した印刷データをプリンタに送信して印刷させる処
理と、前記印刷データを再印刷可能に蓄積する処理と、蓄積された印刷データを選択してプリンタに再出力させ
る処理と、を実行させるためのプログラムを記録したコ
ンピュータ読み取り可能な記録媒体。