JP2002148926A - 画像形成装置におけるトナー補給方法及び画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置におけるトナー補給方法及び画像形成装置

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 カラー画像形成装置におけるトナーカートリ
ッジの交換作業の煩雑さをなくす。 【解決手段】 複数の画像形成部を有するとともに、各
画像形成部は、それぞれ、画像形成部のいずれかにおい
てカートリッジエンプティが検出されたときに、複数の
画像形成部のそれぞれにおけるトナーカートリッジ8か
ら、ここに残存するトナーを、各トナーカートリッジ8
に対応して設けられた所定量のトナーを収容するリザー
ブタンク部1bに投入し、画像形成部のいずれかにおい
てトナーエンプティが検出された時点で、これより先に
カートリッジエンプティが検出されている全てのカート
リッジ8について新たなカートリッジと交換するように
促すようにした画像形成装置におけるトナー補給方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像形成装置におけ
るトナー補給方法及び画像形成装置に関する。より詳し
くは、複数色のトナーによりコピーを行う画像形成装置
においてなくなったトナーのトナーカートリッジだけで
なく、もうすぐなくなるトナーのトナーカートリッジも
同時に交換できるようにした画像形成装置におけるトナ
ー補給方法及び画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複数色のトナーによってコピーを行う画
像形成装置において、コピーの継続によりトナー毎に減
り方が異なる。例えば、Y(イエロー)、M(マゼン
タ)、C(シアン)、K(ブラック)の4色のトナーで
コピーを行う画像形成装置を考える。このような画像形
成装置でコピーを何回か行った場合、例えばトナーYに
ついてのトナーカートリッジが空になり(トナーカート
リッジエンプティ)、さらにトナー比濃度がコピーに適
さない低いレベルまだ低下したとき(トナーエンプテ
ィ)には、このトナーYのトナーカートリッジを交換す
る。また、トナーMについても上記と同様にトナーカー
トリッジエンプティからトナーエンプティと変わったと
きには、トナーMについてのトナーカートリッジを交換
しなければならない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】而して、上記トナーY
のトナーカートリッジの交換後、すぐにトナーMのトナ
ーカートリッジの交換をしなければならないこともあ
る。このようなときには、交換作業が極めて煩雑とな
る。
【0004】本発明は、上記のような各色毎のトナーカ
ートリッジの交換作業が個別に相互に無関係に行われる
ことによる、交換作業の煩雑さをなくそうとすることを
目的とするものである。
【0005】さらに本発明は、複数の色のトナーカート
リッジを同時に交換することにより、交換作業の煩雑化
を防ごうとすることを目的とする。
【0006】さらに本発明は、複数の色のトナーカート
リッジを同時に交換するに当り、トナーカートリッジ中
にトナーが残ったままで捨てることを防ぐことを目的と
する。
【0007】さらに、本発明は、複数の色のトナーにつ
いてトナーカートリッジの交換時期を表示するようにす
ることにより、トナーカートリッジの交換時期を容易に
知ることができるようにすることを目的とする。
【0008】
【課題が解決するための手段】本発明は、複数の画像形
成部を有するとともに、各画像形成部は、それぞれ、ト
ナーカートリッジから現像部へトナーを補給する構成を
有する画像形成装置におけるトナー補給方法であって、
前記画像形成部のいずれかにおいて、トナーカートリッ
ジ中のトナーがエンプティレベルとなった場合に、カー
トリッジエンプティを検出するステップと、前記画像形
成部のいずれかにおいてカートリッジエンプティが検出
されたときに、前記複数の画像形成部のそれぞれにおけ
るトナーカートリッジから、ここに残存するトナーを、
各トナーカートリッジに対応して設けられた所定量のト
ナーを収容するリザーブタンク部に投入するステップ
と、前記画像形成部のいずれかにおいて、現像部中のト
ナーがエンプティレベルとなった場合に、トナーエンプ
ティを検出するステップと、前記画像形成部のいずれか
においてトナーエンプティが検出された時点で、これよ
り先にカートリッジエンプティが検出されている全ての
カートリッジについて新たなカートリッジと交換するよ
うに促すステップを有するものとして構成される。
【0009】本発明は、複数の画像形成部は、第1及び
第2の画像形成部を含み、前記第1の画像形成部におい
て、トナーカートリッジ中のトナーがエンプティレベル
となった場合に、第1の画像形成部のカートリッジエン
プティを検出するステップと、前記第1の画像形成部に
おいて、カートリッジエンプティが検出されたときに、
前記第1及び第2の画像形成部のそれぞれにおけるトナ
ーカートリッジから、ここに残存するトナーを各トナー
カートリッジに対応して設けられた所定量のトナーを収
容するリザーブタンク部に投入するステップと、前記第
2の画像形成部において、トナーカートリッジ中のトナ
ーがエンプティレベルとなった場合に、第2の画像形成
部のカートリッジエンプティを検出するステップと、前
記第2の画像形成部において、カートリッジエンプティ
が検出されたときに、前記第1及び第2の画像形成部の
それぞれにおけるトナーカートリッジから、ここに残存
するトナーを各トナーカートリッジに対応して設けられ
た所定量のトナーを収容するリザーブタンク部に投入す
るステップと、前記第1もしくは第2の画像形成部のい
ずれかにおいて、現像部中のトナーがエンプティレベル
となった場合に、対応する画像形成部のトナーエンプテ
ィを検出するステップと、前記第1もしくは第2の画像
形成部のいずれかにおいて、トナーエンプティが検出さ
れたときに、第1及び第2のトナーカートリッジについ
て新たなカートリッジと交換するよう促すステップとし
て構成される。
【0010】本発明は、内部にトナーを収容し、それぞ
れのトナーで現像剤像を形成する複数の現像手段、前記
複数の現像手段のそれぞれに対応して設けられ、前記現
像手段にトナーを補給する複数のトナーカートリッジ、
前記複数の現像手段と前記複数のトナーカートリッジと
の間にそれぞれ設けられ、所定量のトナーを収容し、前
記現像手段へトナーを補給する複数のリザーブタンク
部、前記複数のトナーカートリッジのそれぞれに設けら
れ、トナーカートリッジ内のトナーがエンプティレベル
に達したことを検出する複数のカートリッジエンプティ
検出手段、前記現像手段のそれぞれに設けられ、現像手
段内のトナーがエンプティレベルに達したことを検出す
る複数のトナーエンプティ検出手段、前記複数のトナー
カートリッジのいずれかにおいて、前記カートリッジエ
ンプティ検出手段がカートリッジエンプティを検出した
場合に、前記複数のトナーカートリッジから、そこに残
存するトナーを対応するリザーブタンク部に投入させる
投入手段と、前記投入手段によりトナーが投入された
後、前記現像手段のいずれかにおいてトナーエンプティ
検出手段がトナーエンプティを検出したときに、既にカ
ートリッジエンプティに達しているカートリッジの交換
を促す表示を行う表示手段として構成される。
【0011】本発明は、複数の画像形成部を有するとと
もに、各画像形成部は、それぞれ、トナーカートリッジ
から現像部へトナーを補給する構成を有する画像形成装
置におけるトナー補給方法であって、前記画像形成部の
いずれかにおいて、現像部中のトナーがエンプティレベ
ルとなった場合に、トナーエンプティを検出するステッ
プと、前記画像形成部いずれかにおいて前記トナーエン
プティが検出されたときには、このトナーエンプティが
検出された画像形成部において、各画像形成部が有する
リザーブタンク部(このリザーブタンク部は、あらかじ
め所定量のトナーを内部に貯えている)からリザーブ用
補給路を介してトナーを現像部へ補給するステップと、
前記リザーブタンク部から前記現像部へトナーを補給し
た後に、前記画像形成部のいずれかにおいて、トナーエ
ンプティが再び検出された場合に、これより先にトナー
エンプティが一旦検出された全ての画像形成部のトナー
カートリッジを交換するよう促すステップを有するもの
として構成される。
【0012】本発明は、内部にトナーを収容し、それぞ
れのトナーで現像剤像を形成する複数の現像手段、前記
複数の現像手段のそれぞれに対応して設けられ、前記現
像手段にトナーを補給する複数のトナーカートリッジ、
前記複数の現像手段に対応して設けられ、予め所定量の
トナーを収容し、前記現像手段にトナーを補給する複数
のリザーブタンク部、前記複数の現像手段のそれぞれに
設けられ、現像手段内のトナーがエンプティレベルに達
したことを検出する複数のトナーエンプティ検出手段、
前記複数の現像手段のいずれかにおいて、トナーエンプ
ティ検出手段がトナーエンプティを検出した場合に、対
応するリザーブタンク部のトナーから前記現像手段へト
ナーを補給させる補給手段と、前記補給手段によるトナ
ー補給後に、前記複数の現像手段のいずれかにおいて、
トナーエンプティ検出手段がトナーエンプティを再び検
出した場合には、これより先に一旦トナーエンプティが
検出されている現像手段に対応する全てのカートリッジ
を交換するように表示を行う表示手段として構成され
る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施例を説明す
る。図1は、本発明を適用するカラー画像形成装置の要
部を示すものである。図1からかわるように、Y,M,
C,Kの4色についての画像形成ユニット101Y,1
01M,101C,101Kを有する。これらのユニッ
トには、読み取られた画像信号が、露光装置におけるポ
リゴンミラー102及び反射ミラー102Aから、4色
のレーザ光103Y,103M,103C,103Kと
して入力する。これらのレーザ光に基づいて、各画像形
成ユニットにおいて画像が形成され、図中矢印a方向へ
搬送ベルト100によって搬送される記録紙(図示せ
ず)に順次Y,M,C,Kの画像が転写される。この構
造については詳しくは説明しないが簡単には以下の通り
である。各画像形成ユニットにおいて、105は感光ド
ラム、106はそれを帯電させる帯電装置、107は感
光ドラム105にレーザ光で描かれた潜像に沿ってトナ
ー像を現像する現像装置、108はトナー像を記録紙に
転写する転写装置、109はクリーニング装置、110
は除電装置である。前記各現像装置107には、トナー
カートリッジ8、具体的にはトナーカートリッジ8Y,
8M,8C,8KからそれぞれトナーY,M,C,Kが
供給される。
【0014】上記のように構成された画像形成装置にお
いて、トナーカートリッジ8の中のトナーY,M,C,
Kはコピーの継続に従って減少していく。各トナーカー
トリッジを取り換えるに当り、本発明においては、各カ
ートリッジを個別にその都度取り換える代わりに、複数
個を同時に換えられるようにして、トナーカートリッジ
の交換の煩雑さを解消したものである。
【0015】以下に各実施例を詳細に説明する。
【0016】(第1実施例)先ず、本発明の第1実施例
について説明する。この第1実施例の1つの特徴は、あ
る1つの色のトナーのトナーカートリッジがエンプティ
になったときに、全ての色のトナーのトナーカートリッ
ジにおける、トナータンクのリザーブタンク部へのトナ
ー排出口を強制的に開き、そこからリザーブタンク部へ
残存するトナーを投入し、この動作を全ての色のトナー
のトナーカートリッジがエンプティになる毎に繰り返
し、この後ある1つの色のトナーがトナー比濃度からト
ナーエンプティとなったときに、それまでにエンプティ
となっていたトナーカートリッジを同時に交換するよう
にして、各色のトナー毎に煩雑にトナーカートリッジの
交換を行わなくてもよいようにしたところにある。
【0017】以下、図面を参照しながら、第1実施例を
詳細に説明する。図3は本発明の装置の要部の側断面図
であり、図2(a)〜図2(c)はその斜視図及び光学
的トナー検出機構、操作パネルである。図3からわかる
ように、トナータンク1は、通常のトナータンクとして
操作するタンク本体部1aと、トナーカートリッジに残
存するトナーを一時保管する場所としての先端側(図中
左側)のリザーブタンク部1bに分けられている。この
トナータンク1内には、現像器モータ4によって回転さ
せられるトナー搬送オーガ3が設けられている。このオ
ーガ3の回転により、トナーは現像剤を撹拌させながら
矢印方向AR1に搬送され、現像部へ送られる。このト
ナータンク1内には、現像剤中のトナー比濃度を検出す
る周知のセンサが設けられている。このトナー比濃度検
出用センサについては後述する。通常の状態において
は、タンク本体部1aには通常の補給路を介してトナー
カートリッジ8からトナーが供給されるが、リザーブタ
ンク部1bにはトナーの供給はされない。よって、オー
ガ3の回転により、リザーブタンク部1bは、トナーが
からになった状態となる。
【0018】このトナータンク1のうちタンク本体部1
aの上面にタンク本体部入口1Aとリザーブタンク部入
口1Bが形成されている。このリザーブタンク部入口1
Bには、ここを開閉するシャッター6が設けられてい
る。このシャッター6は、常時は閉じていて、リザーブ
タンク部1bにトナーを供給するときに開くものであ
る。このシャッター6の開閉によりトナーカートリッジ
8との間のリザーブ用補給路が連通もしくは遮断される
ことになる。
【0019】このように構成されたトナータンク1上に
着脱されるトナーカートリッジ8は、底面に第1開口8
Aと第2開口8Bが設けられている。第1開口8Aはト
ナータンク1のタンク本体部入口1Aと対向し、第2開
口8Bはリザーブタンク部入口1Bと対向している。こ
れら第1、第2開口8A,8Bにはそれぞれ第1の蓋1
0A、第2の蓋10Bが設けられている。これらの蓋1
0A,10Bは、トナーカートリッジ8を装着したとき
に開き、取り外したときに閉じて、トナーカートリッジ
8の着脱に応じて、自動的に第1開口8Aとタンク本体
部入口1Aとの間の前記通常の補給路の連通、遮断と、
第2開口8Bとリザーブタンク部入口1Bとの間のリザ
ーブ用補給路の連通、遮断を行う。ただし、リザーブタ
ンク部入口1Bにはシャッター6が存在しているのは上
述の通りである。
【0020】さらに、このようなトナーカートリッジ8
の内部底面側には、トナーを矢印方向AR2に搬送する
オーガ12が設けられている。このオーガ12により、
トナータンク8内のトナーは効率良く内部を搬送され
て、前記第1開口8Aから落下してトナータンク1へ投
入される。この第1開口8Aの近傍には、カートリッジ
センサ14が設けられている。このセンサ14は、カー
トリッジ8内のトナーの有無を検知する。つまり、オー
ガ12によって搬送されてきて、第1開口8Aから落下
するトナーがなくなったときに、トナーカートリッジ8
がエンプティであること(カートリッジエンプティ)を
検知する。このオーガ12は、トナーカートリッジ8の
外部に設けられたトナーモータ15で回転駆動させられ
る。
【0021】このセンサに代えて、図2(b)に示す通
り発光部14aと受光部14bをトナーカートリッジ8
の通常の補給路を挟んで対向させ、光学的にトナーの有
無を検出するようにすることもできる。
【0022】一方、ここで、図13を用いて先に述べた
トナー比濃度検出用センサ16について説明しておく。
トナー比濃度検出用センサ16は、各色の現像器107
中に各々設けられており、キャリア及びトナーからなる
現像剤中のトナー濃度を検出する。検出原理は以下のと
おりである。トナー比濃度検出用センサ16は、現像剤
中で磁気回路を構成してしており、現像剤中の磁気抵抗
の変化を検出する。即ち、現像剤中のキャリアに対する
トナー量が少なくなると磁気抵抗が小さくなり、逆にト
ナー量が多くなれば磁気抵抗が大きくなる。このような
磁気抵抗の変化を図示しない検出部にて検出しトナー比
濃度信号として、メインCPU18へ送る。このメイン
CPUはトナー比濃度信号を受け、その信号の内容に応
じてトナーカートリッジ8から現像器中へトナーを供給
するようにゲートアレイ20を介してトナーモータ15
を駆動し、現像器107中のトナー濃度が一定になるよ
うにする。
【0023】さらに、図12(c)のように、ニアエン
プティ表示及びトナーエンプティ表示をするための汎用
の表示装置を備える。この表示装置は、画像形成装置本
体の操作部に設けられ、液晶パネル部分Lを有し、ここ
に数々のメッセージが表示される。具体的には、カート
リッジセンサ14やトナー比濃度検査センサ16からの
出力信号をメインCPU18が受け、メインCPUは、
液晶パネルLにニアエンプティやエンプティ表示を行う
ように制御する。
【0024】このように構成された装置の動作例を図5
を参照しながら説明する。ここでは、先ず、トナーYが
なくなり、このときなくなりつつあるトナーMの残量が
リザーブタンク部よりも少ない場合について説明する。
時刻t0から、コピー動作に伴って、トナーY,Mが共
に減少していく。トナーYが時刻t1においてトナーカ
ートリッジ8内でなくなる。このとき、トナーMは、ト
ナーカートリッジ8内に少し残っているが、その残量
は、リザーブタンク部1bの容量rよりも少なくなって
いる。この時刻t1ですべてのトナーY,M,C,Kの
シャッター6を開く。トナーMにおいては、トナーカー
トリッジ8内のトナーが全てリザーブタンク部1bに落
下する。これにより、トナーMのトナーカートリッジ内
の残量は一気にゼロになる(時刻t1)。この後のコピ
ー動作により、例えば、トナーYについて、トナー濃度
比からトナーエンプティが検出されるとする。これを受
けて時刻t2において、トナーY,Mのトナーカートリ
ッジ8を取り換える。これにより、トナーY,Mのトナ
ーの量が上昇する。このように、トナーYだけでなく、
トナーMについても同時にトナーカートリッジ8を取り
換えることにより、トナーMのカートリッジ8をトナー
Yの交換のすぐ後に取り換える煩雑さがなくなる。
【0025】以上の動作を、図4を参照してさらに詳し
く説明する。トナーY,M,C,Kの各色についてのト
ナーカートリッジ8内のカートリッジエンプティがカー
トリッジセンサ14で検出されるまでは、コピーが継続
される(ステップS1のNO,S2)。
【0026】ここで、例えば、トナーYのカートリッジ
センサ14がカートリッジエンプティを検出したとする
(ステップS1のYES)。このときには、制御信号を
出力して、全ての色のトナーY,M,C,Kのリザーブ
タンク部1bのシャッター6を開放する(ステップS
3)。これと共に、トナーYについて、ニアエンプティ
を表示する(ステップS4)。つまり、トナーYにおい
ては、トナーカートリッジ8はエンプティで、トナータ
ンク1に残っている分しかトナーがないことを表示す
る。
【0027】この後は、トナーYについてはトナータン
ク1に残存する分で、他のトナーについてはトナーカー
トリッジ8とトナータンク1の分を合わせたトナーで、
コピー動作が行われる(ステップS5のNO,S6)。
【0028】ここで、トナーMについて、カートリッジ
センサ14がカートリッジエンプティを検出すると(ス
テップS5のYES)、再び制御信号を出力する。この
制御信号によって、全ての色のトナーY,M,C,Kに
おけるリザーブタンク部1bのシャッター6が開放動作
する。実際には、先のステップS3で既に開放している
ので、ここで再び開放動作を行うことはない。ここの技
術的意義は、ここで説明している例では、トナーYのト
ナーカートリッジ8がエンプティとなった後にトナーM
のトナーカートリッジ8がエンプティとなったが、もし
先にトナーMのトナーカートリッジ8がエンプティにな
った場合でも、全てのトナーY,M,C,Kのリザーブ
タンク部1bのシャッター6が開放されるということに
ある。さらに、これと共に、トナーMについて、ニアエ
ンプティを表示する(ステップS8)。
【0029】この後もコピー動作は継続される(ステッ
プS9のNO,S10)。このコピー動作によって、ト
ナーYが、トナー比濃度から、トナーエンプティと判断
されたときには(ステップS9のYES)、コピーは中
断される(ステップS11)。これと共に全てのトナー
Y,M,C,Kのシャッター6を閉じる(ステップS1
2)、且つ、トナーY,Mについては、トナーカートリ
ッジ8内にトナーがないことを表わす意味で、トナーエ
ンプティ表示を行う(ステップS13)。
【0030】ユーザは、このトナーエンプティ表示を見
て、トナーY,Mのトナーカートリッジ8を同時に交換
する。このとき、トナーカートリッジ8内のトナーは、
タンク本体部1aに投入される。この状態では、所定時
間、トナーモータ15によりオーガ12が回転させら
れ、トナーY,Mの補給が効率良く行われる(ステップ
S14)。タンク本体部1aに投入されたトナーもオー
ガ3により搬送される。そして、トナーYにおいて、一
旦エンプティ状態までトナー濃度比が落ちた濃度が予め
定めたエンプティ解除レベル(後述の図12のレベルL
1参照)に達するまでトナーY,Mの補給が行われる
(ステップS15のNO,S14)。そして、前記解除
レベルに達すると(ステップS15のYES)、トナー
Y,Mについて、トナーエンプティ表示を解除し、コピ
ーを再開する(ステップS16)。
【0031】(第2実施例)次に、異なる実施例につい
て説明する。この第2の実施例は、予めリザーブタンク
に、トナーカートリッジからのトナーを蓄めておき、カ
ートリッジ内のトナーがなくなったときに蓄めておいた
トナーを排出するようにしておき、トナーがなくなった
色のトナーカートリッジの交換を同時にやるようにし
て、交換作業を少なくしたことを1つの特徴とするもの
である。
【0032】即ち、コピーの継続によりトナー比濃度は
レベルL1よりも高いところから次第に下がってくる
が、その過程との関連でトナー補給の各レベルについて
図12を参照して定義付けのために説明すれば以下の通
りである。トナー比濃度がレベルL1とL2の間にまで
下がったときは(A部)、コピーの中断はせず、コピー
しながら所定時間トナー補給を行う。レベルL2とL3
の間の時は(B部)コピーをしながら常時トナー補給を
行う。レベルL3を少し下まわったときは(C部)コピ
ーを中断して所定時間トナー補給を行う。これにより、
トナー比濃度はレベルL3以上戻るため、この後コピー
を再開する。レベルL3を大きく下まわったときには
(D部)、コピーを中断して所定時間トナー補給を行う
が、一定時間トナー補給してもレベルL3には戻らない
ため、コピーを中断したままトナーエンプティを確定し
て、トナーエンプティ表示を行う。E部は、ユーザがト
ナーカートリッジの交換を行い所定時間のトナー補給に
より、トナー比濃度がレベルL1まで戻ったことを示し
ている。
【0033】この実施例の動作例を示す。図10は、ト
ナー比濃度の推移を示すものである。図10には前記の
3つのレベルL1〜L3を示している。
【0034】図10において、点線はトナーYのレベル
を、実線はトナーMのレベルを示している。而して、ト
ナーYのレベルは、時刻t1においてレベルL3を下ま
わる(トナーエンプティ確定(Y)1回目)。このと
き、リザーブタンクからトナーが補給され、レベルがレ
ベルL2まで上昇する。トナーMの濃度レベルについて
みると、時刻t2において、レベルL3を下まわる(ト
ナーエンプティ確定(M)1回目)。トナーYと同様
に、リザーブタンクからの補給によりトナーYが補給さ
れ、YのレベルがレベルL2まで上昇する。さらに、時
刻t3になると、トナーYのレベルが再びレベルL3を
下まわる(トナーエンプティ確定(Y)2回目)。この
ときは、トナーMのレベルはまだレベルL3を下まわっ
てはいない。しかしながら、トナーMもリザーブタンク
を使用済であるため、この時刻t3において、トナーY
とMの両方について、トナーエンプティ表示を行い、ユ
ーザにトナーカートリッジを交換させる。これにより、
これらのトナーY,Mの濃度レベルは共にレベルL1ま
で上昇する。
【0035】上記の動作を実現する本発明の装置の要部
は図6及び図7に示される。画像形成装置の全体構成等
は図1を用いて説明した内容と同じでありここでは省略
する。この装置は、トナーY,M,C,Kの各色につい
て同様に構成される。
【0036】図6及び図7において、31はトナータン
クであり、内部にトナー搬送用オーガ32を有する。こ
のオーガ32は現像器モータ33によって回転させられ
る。オーガ32の回転によって、トナーを現像剤と撹拌
すると共にトナーの搬送が矢印AR3の方向に行われ、
現像部に送られる。このトナータンク31内には、トナ
ー濃度比を検出するセンサが設けられる。
【0037】このトナータンク31にはトナーカートリ
ッジ35が着脱される。このトナータンク35の底面に
は第1の開口35Aが設けられている。この開口35A
は蓋36を有する。この蓋36は、カートリッジ35の
トナータンク31への装着時には開口35Aを開放する
が、取り外し時にはこの開口35Aを閉じ、トナーの漏
れを防いでいる。この第1の開口35Aに対向して前記
トナータンク31に第1のトナー投入口31Aが形成さ
れている。ここに、通常のトナー補給路が形成される。
【0038】このトナーカートリッジ35の一部がひさ
し状に出張った膨大部35aとなっている。この膨大部
35aとトナータンク31の間に、それらをつなぐリザ
ーブタンク37が設けられている。このリザーブタンク
37は天面にトナーを受け取る上側開口37Aを、底面
にトナーを落下させる下側開口37Bを有する。下側開
口37Bはシャッター38を有している。このシャッタ
ー38は、常時は閉じており、トナーをトナータンク3
1へ排出するときに開くものである。このようなリザー
ブタンク37がトナーカートリッジ35の膨大部35a
とトナータンク31の間に装着される。この状態におい
て、リザーブタンク37の上側開口37Aに対応して前
記膨大部の底面に第2の開口35Bが設けられている。
この開口35Bは蓋39を有し、カートリッジ35の取
り外し時にこの蓋39が開口35Bを閉じるように構成
されている。また、リザーブタンク37の下側開口37
Bに対向して、前記トナータンク31には、第2のトナ
ー投入口31Bが形成されている。ここに、リザーブ用
補給路が形成される。
【0039】さらに、前記トナーカートリッジ35と前
記リザーブタンク37のそれぞれの内部の底部には、オ
ーガ41,42が設けられ、それらは同時に回転するよ
うに一体に連結されている。そして、このオーガ41,
42はトナーモータ43に接続され、このモータ43に
よって回転させられるように構成されている。さらに、
ニアエンプティ表示とトナーエンプティ表示をする汎用
の表示装置(図示せず)を備える。
【0040】上記の装置において、トナーカートリッジ
35をトナータンク31に取り付けると、2つの蓋3
6,39が開いて、第1の開口35Aと第1の投入口3
1Aとが及び第2の開口35Bと上側開口37Aとが互
いに連通する。ただし、下側開口37Bと第2の投入口
31Bは、シャッター38によって非連通状態になる。
そして、トナーカートリッジ35内のトナーがなくなる
と、シャッター38が開いて、リザーブタンク37内の
トナーがトナータンク31へ補給されるようになってい
る。
【0041】次に、図11に示す動作例を図9、図10
のフローチャートを参照しながらより詳しく説明する。
【0042】ここでは、図11の例のように、先ずトナ
ーYがなくなり、次いでトナーMも減っていく状態を例
に説明する。
【0043】トナーY,M,C,Kの各トナーが十分に
あるとき(トナー比濃度が十分高いとき)には、ステッ
プS21,S22に示されるように、コピーは継続され
る。
【0044】トナーYのトナー比濃度が低下してきてト
ナーエンプティ状態になったとき、つまりトナー補給レ
ベルL3に達したときには(ステップS21のYE
S)、トナーYについてニアエンプティを表示してコピ
ーを中断する(ステップS23)。これと共に、トナー
Yについてのリザーブタンク37のシャッター38を開
く(ステップS24)。この後、所要時間トナーYにつ
いてトナーモータ43を回転させ、リザーブタンク37
内のオーガ42を回転し、トナーYをリザーブタンク3
7から第2の投入口31Bを介してトナータンク31へ
供給する(ステップS25)。さらに現像器モータ33
を回転させ、トナータンク31内のトナーを現像器へ搬
送する。この動作を、トナーYのトナー比濃度がトナー
補給レベル(エンプティ解除レベル2)L2に達するま
で繰り返す。これにより、トナーYのトナー比濃度は上
昇していく(図10のt1参照)。
【0045】トナーYのトナー比濃度がエンプティ解除
レベルL2に達すると(ステップS26のYES)、前
記のニアエンプティ表示はそのままとし、コピーを再開
する(ステップS27)。
【0046】この後のコピーの継続により、例えばトナ
ーMが少なくなるまでは、コピーは継続する(ステップ
S28のNO,S29)。
【0047】例えば、トナーMが減少し、トナーエンプ
ティが確定すると(ステップS28のYES)、つま
り、トナーMのトナー比濃度がトナー補給レベルL3に
達すると(図11のt2参照)、トナーMについてニア
エンプティを表示し、コピーを中断する(ステップS3
0)。これと共に、トナーMのリザーブタンク37のシ
ャッター38を開く(ステップS31)。これと共にト
ナーモータ43を回転して、リザーブタンク37内のオ
ーガ42を回転し、トナーMをリザーブタンク37から
第2の投入口31Bを介してトナータンク31へ供給す
る(ステップS32)。この動作を、トナーMについ
て、そのトナー比濃度がエンプティ解除レベル2に達す
るまで続ける(ステップS32,S33のNO)。トナ
ーMの濃度がエンプティ解除レベルL2に達すると(ス
テップS33のYES)、トナーエンプティ表示はその
ままとしつつ、コピーを再開する(ステップS34)。
【0048】このコピー動作は、トナーY,M,C,K
のいずれかについてトナー減少という特段の事情が生じ
るまで継続して行われる(ステップS35,S36のN
O)。
【0049】コピーの継続によりトナーYについてトナ
ーエンプティが確定(2回目)したときは(ステップS
35のYES)、コピー動作を中断する(ステップS3
7)。これと共に、トナーY,Mについて、リザーブタ
ンクのシャッター38を閉じる(ステップS38)。さ
らに、表示されたままになっていたトナーY,Mについ
てのニアエンプティの表示を解除し、新たにトナーY,
Mについてトナーエンプティ表示を行う(ステップS3
9)。
【0050】この後に、ユーザーにトナーY,Mのトナ
ーカートリッジ35を同時に交換させる。
【0051】この交換に伴うトナーY,Mのトナーカー
トリッジの装着時に、トナーカートリッジ35の蓋39
が自動的に開き、第2の開口35Bを開放する。これに
より、トナーY,Mについて、トナーカートリッジ35
内のトナーがリザーブタンク37へそれの上側開口37
Aを介して投入される(ステップS40)。このとき、
前述のように、蓋36が開いて、トナーカートリッジ3
5内のトナーがトナータンク31へ投入される。
【0052】この後、トナーY,Mについて、所定時間
トナーモータ43を回転させ、トナーを補給する(ステ
ップS41)。この動作を、トナーYのトナーレベルが
エンプティ解除レベルL1に達するまで継続する(ステ
ップS42のNO,S41)。
【0053】トナーY,Mについて、トナーレベルがエ
ンプティ解除レベルL1に達すると(ステップS42の
YES)、それらについてトナーエンプティ表示を解除
し、コピーを再開する(ステップS43)。
【0054】上述の第2の実施例においては、トナー比
濃度とカートリッジ交換の関係は図10に説明したが、
これとの関係で従来の例を図11を参照して説明すると
以下の通りである。即ち、図11において、トナー補給
レベルL1〜L3は図10の場合と同じレベルを示して
いる。図11において、トナーYについてみると時刻t
11において、トナー比濃度がトナー補給レベルL3と
なっている。つまり、トナーYは、時刻t11におい
て、トナーエンプティが確定(1回目)するので、トナ
ーカートリッジを交換する。而して、時刻t12をみる
と、今度は、トナーMがレベルL3を下まわっている。
このため、トナーMについて、トナーエンプティが確定
(1回目)することとなり、トナーカートリッジを交換
する。つまり、短時間のうちに2回のトナーカートリッ
ジ交換作業が必要となることになる。なお、トナーYに
ついてみると、時刻t13において再びレベルL3を下
まわっている。よって、ここでトナーYのトナーカート
リッジを交換することになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用する画像形成装置の要部の側面
図。
【図2】本発明の一実施例の要部を示す斜視図、光学的
トナー検出機構、操作パネル。
【図3】本発明の一実施例の要部の側面図。
【図4】本発明の一実施例の動作例のフローチャート。
【図5】本発明の一実施例の動作例のグラフ。
【図6】本発明の異なる実施例の要部の斜視図。
【図7】本発明の異なる実施例の要部の側面図。
【図8】本発明の異なる実施例の動作例のフローチャー
トの一部。
【図9】本発明の異なる実施例の動作例のフローチャー
トの一部。
【図10】本発明の異なる実施例の動作例のグラフ。
【図11】従来例における動作例のグラフ。
【図12】画像形成装置におけるトナー比濃度の変化例
を示すグラフ。
【図13】トナー比濃度検出用センサの作用を説明する
システム図。
【符号の説明】
1 トナータンク 1a タンク本体部 1b リザーブタンク部 3 トナー搬送オーガ 4 現像器モータ 6 シャッター 8 トナーカートリッジ 8A 第1開口 8B 第2開口 10A 第1の蓋 10B 第2の蓋 12 オーガ 14 カートリッジセンサ 15 トナーモータ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の画像形成部を有するとともに、各画
    像形成部は、それぞれ、トナーカートリッジから現像部
    へトナーを補給する構成を有する画像形成装置における
    トナー補給方法であって、 前記画像形成部のいずれかにおいて、トナーカートリッ
    ジ中のトナーがエンプティレベルとなった場合に、カー
    トリッジエンプティを検出するステップと、 前記画像形成部のいずれかにおいてカートリッジエンプ
    ティが検出されたときに、前記複数の画像形成部のそれ
    ぞれにおけるトナーカートリッジから、ここに残存する
    トナーを、各トナーカートリッジに対応して設けられた
    所定量のトナーを収容するリザーブタンク部に投入する
    ステップと、 前記画像形成部のいずれかにおいて、現像部中のトナー
    がエンプティレベルとなった場合に、トナーエンプティ
    を検出するステップと、 前記画像形成部のいずれかにおいてトナーエンプティが
    検出された時点で、これより先にカートリッジエンプテ
    ィが検出されている全てのカートリッジについて新たな
    カートリッジと交換するように促すステップと、を有す
    ることを特徴とする画像形成装置におけるトナー補給方
    法。
  2. 【請求項2】前記第1の画像形成部において、トナーカ
    ートリッジ中のトナーがエンプティレベルとなった場合
    に、第1の画像形成部のカートリッジエンプティを検出
    するステップと、 前記第1の画像形成部において、カートリッジエンプテ
    ィが検出されたときに、前記第1及び第2の画像形成部
    のそれぞれにおけるトナーカートリッジから、ここに残
    存するトナーを各トナーカートリッジに対応して設けら
    れた所定量のトナーを収容するリザーブタンク部に投入
    するステップと、 前記第2の画像形成部において、トナーカートリッジ中
    のトナーがエンプティレベルとなった場合に、第2の画
    像形成部のカートリッジエンプティを検出するステップ
    と、 前記第2の画像形成部において、カートリッジエンプテ
    ィが検出されたときに、前記第1及び第2の画像形成部
    のそれぞれにおけるトナーカートリッジから、ここに残
    存するトナーを各トナーカートリッジに対応して設けら
    れた所定量のトナーを収容するリザーブタンク部に投入
    するステップと、 前記第1もしくは第2の画像形成部のいずれかにおい
    て、現像部中のトナーがエンプティレベルとなった場合
    に、対応する画像形成部のトナーエンプティを検出する
    ステップと、 前記第1もしくは第2の画像形成部のいずれかにおい
    て、トナーエンプティが検出されたときに、第1及び第
    2のトナーカートリッジについて新たなカートリッジと
    交換するよう促すステップと、を有することを特徴とす
    る画像形成装置におけるトナー補給方法。
  3. 【請求項3】内部にトナーを収容し、それぞれのトナー
    で現像剤像を形成する複数の現像手段、 前記複数の現像手段のそれぞれに対応して設けられ、前
    記現像手段にトナーを補給する複数のトナーカートリッ
    ジ、 前記複数の現像手段と前記複数のトナーカートリッジと
    の間にそれぞれ設けられ、所定量のトナーを収容し、前
    記現像手段へトナーを補給する複数のリザーブタンク
    部、 前記複数のトナーカートリッジのそれぞれに設けられ、
    トナーカートリッジ内のトナーがエンプティレベルに達
    したことを検出する複数のカートリッジエンプティ検出
    手段、 前記現像手段のそれぞれに設けられ、現像手段内のトナ
    ーがエンプティレベルに達したことを検出する複数のト
    ナーエンプティ検出手段、 前記複数のトナーカートリッジのいずれかにおいて、前
    記カートリッジエンプティ検出手段がカートリッジエン
    プティを検出した場合に、前記複数のトナーカートリッ
    ジから、そこに残存するトナーを対応するリザーブタン
    ク部に投入させる投入手段と、 前記投入手段によりトナーが投入された後、前記現像手
    段のいずれかにおいてトナーエンプティ検出手段がトナ
    ーエンプティを検出したときに、既にカートリッジエン
    プティに達しているカートリッジの交換を促す表示を行
    う表示手段と、を有することを特徴とする画像形成装
    置。
  4. 【請求項4】複数の画像形成部を有するとともに、各画
    像形成部は、それぞれ、トナーカートリッジから現像部
    へトナーを補給する構成を有する画像形成装置における
    トナー補給方法であって、 前記画像形成部のいずれかにおいて、現像部中のトナー
    がエンプティレベルとなった場合に、トナーエンプティ
    を検出するステップと、 前記画像形成部いずれかにおいて前記トナーエンプティ
    が検出されたときには、このトナーエンプティが検出さ
    れた画像形成部において、各画像形成部が有するリザー
    ブタンク部(このリザーブタンク部は、あらかじめ所定
    量のトナーを内部に貯えている)からリザーブ用補給路
    を介してトナーを現像部へ補給するステップと、 前記リザーブタンク部から前記現像部へトナーを補給し
    た後に、前記画像形成部のいずれかにおいて、トナーエ
    ンプティが再び検出された場合に、これより先にトナー
    エンプティが一旦検出された全ての画像形成部のトナー
    カートリッジを交換するよう促すステップと、を有する
    ことを特徴とする画像形成装置におけるトナー補給方
    法。
  5. 【請求項5】内部にトナーを収容し、それぞれのトナー
    で現像剤像を形成する複数の現像手段と、 前記複数の現像手段のそれぞれに対応して設けられ、前
    記現像手段にトナーを補給する複数のトナーカートリッ
    ジと、 前記複数の現像手段に対応して設けられ、予め所定量の
    トナーを収容し、前記現像手段にトナーを補給する複数
    のリザーブタンク部と、 前記複数の現像手段のそれぞれに設けられ、現像手段内
    のトナーがエンプティレベルに達したことを検出する複
    数のトナーエンプティ検出手段、 前記複数の現像手段のいずれかにおいて、トナーエンプ
    ティ検出手段がトナーエンプティを検出した場合に、対
    応するリザーブタンク部のトナーから前記現像手段へト
    ナーを補給させる補給手段と、 前記補給手段によるトナー補給後に、前記複数の現像手
    段のいずれかにおいて、トナーエンプティ検出手段がト
    ナーエンプティを再び検出した場合には、これより先に
    一旦トナーエンプティが検出されている現像手段に対応
    する全てのカートリッジを交換するように表示を行う表
    示手段と、を有することを特徴とする画像形成装置。
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