JP2002148751A - カチオン性澱粉解膠剤の存在下で沈降させた水性ハロゲン化銀乳剤を含む水性フォトサーモグラフ画像形成要素 - Google Patents
カチオン性澱粉解膠剤の存在下で沈降させた水性ハロゲン化銀乳剤を含む水性フォトサーモグラフ画像形成要素Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 良好な保存特性と低いカブリを維持しつつ、
良好な画像識別性を示すような水性ベースのフォトサー
モグラフ要素を提供する。 【解決手段】 a)水分散性カチオン性澱粉解膠剤中で
沈降させた感光性ハロゲン化銀乳剤、および b)
(i)銀化合物粒子のコロイド分散液および(ii)有
機還元剤を含む酸化還元画像形成組成物を含んでなる水
性フォトサーモグラフ組成物。
良好な画像識別性を示すような水性ベースのフォトサー
モグラフ要素を提供する。 【解決手段】 a)水分散性カチオン性澱粉解膠剤中で
沈降させた感光性ハロゲン化銀乳剤、および b)
(i)銀化合物粒子のコロイド分散液および(ii)有
機還元剤を含む酸化還元画像形成組成物を含んでなる水
性フォトサーモグラフ組成物。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カチオン性澱粉解
膠剤の存在下に沈降した水性のハロゲン化銀乳剤を用い
た、水性フォトサーモグラフ画像形成要素に有用な画像
形成組成物の配合に関する。
膠剤の存在下に沈降した水性のハロゲン化銀乳剤を用い
た、水性フォトサーモグラフ画像形成要素に有用な画像
形成組成物の配合に関する。
【0002】
【従来の技術】フォトサーモグラフ材料は、写真分野で
周知である。また、フォトサーモグラフ材料は、熱現像
可能な写真材料としても知られている。フォトサーモグ
ラフ材料は、像様露光された後に適度に高められた温度
まで加熱されて、別個の処理液即ち処理浴無しに、現像
画像を生じる。熱現像によって、フォトサーモグラフ材
料に現像された銀画像を生成させることができる。
周知である。また、フォトサーモグラフ材料は、熱現像
可能な写真材料としても知られている。フォトサーモグ
ラフ材料は、像様露光された後に適度に高められた温度
まで加熱されて、別個の処理液即ち処理浴無しに、現像
画像を生じる。熱現像によって、フォトサーモグラフ材
料に現像された銀画像を生成させることができる。
【0003】既知のフォトサーモグラフハロゲン化銀材
料の例には、(a)ゼラチン解膠剤を有する親水性の感
光性ハロゲン化銀乳剤と(b)有機溶媒混合物、(c)
疎水性バインダーおよび(d)酸化還元画像形成組成物
が含まれる。その酸化還元画像形成組成物には、典型的
に、(i)ベヘン酸銀またはステアリン酸銀のような長
鎖脂肪酸の銀塩であってよい有機銀化合物、並びに(i
i)フェノール還元剤のような有機還元剤が含まれる。
そのようなフォトサーモグラフ材料にゼラチン解膠剤を
有する親水性の感光性ハロゲン化銀乳剤を持つことは、
これらハロゲン化銀乳剤の高い感光性と、慣用の水性ハ
ロゲン化銀ゼラチン乳剤技術に基づく乳剤調製における
コントロールの容易性のために、好ましいものとされて
きた。
料の例には、(a)ゼラチン解膠剤を有する親水性の感
光性ハロゲン化銀乳剤と(b)有機溶媒混合物、(c)
疎水性バインダーおよび(d)酸化還元画像形成組成物
が含まれる。その酸化還元画像形成組成物には、典型的
に、(i)ベヘン酸銀またはステアリン酸銀のような長
鎖脂肪酸の銀塩であってよい有機銀化合物、並びに(i
i)フェノール還元剤のような有機還元剤が含まれる。
そのようなフォトサーモグラフ材料にゼラチン解膠剤を
有する親水性の感光性ハロゲン化銀乳剤を持つことは、
これらハロゲン化銀乳剤の高い感光性と、慣用の水性ハ
ロゲン化銀ゼラチン乳剤技術に基づく乳剤調製における
コントロールの容易性のために、好ましいものとされて
きた。
【0004】先行技術で解決されてきた問題は、これら
フォトサーモグラフハロゲン化銀材料の調製に関係して
いる。この問題には、ゼラチン解膠剤を有する親水性の
感光性ハロゲン化銀乳剤と酸化還元画像形成組成物とを
混合することが含まれる。この画像形成組成物には、ポ
リ(ビニルブチラール)のような親油性バインダー、お
よびベヘン酸の銀塩のような長鎖脂肪酸の銀塩を含む親
油性成分が含まれる。典型的に、親水性の感光性ハロゲ
ン化銀乳剤が親油性の画像形成材料と混合された後に、
適当な支持体に塗布されてフォトサーモグラフ要素とさ
れる時には、得られる要素は、露光および熱処理の際
に、望ましい程度よりも低い感光性、コントラストおよ
び最大濃度しか生じない。この問題は、例えば、197
2年5月30日に発行された Goffe の米国特許第3,6
66,477号明細書に記載されるように、フォトサー
モグラフハロゲン化銀材料の場合に直面している。Goff
e は、増加した感光性を与えることを助けるために、酸
化アルキレンポリマーとメルカプトテトラゾール誘導体
をフォトサーモグラフ材料に加えることを提案した。こ
の問題は、水性ベースのフォトサーモグラフ要素を配合
することによって実質的に解決されている。
フォトサーモグラフハロゲン化銀材料の調製に関係して
いる。この問題には、ゼラチン解膠剤を有する親水性の
感光性ハロゲン化銀乳剤と酸化還元画像形成組成物とを
混合することが含まれる。この画像形成組成物には、ポ
リ(ビニルブチラール)のような親油性バインダー、お
よびベヘン酸の銀塩のような長鎖脂肪酸の銀塩を含む親
油性成分が含まれる。典型的に、親水性の感光性ハロゲ
ン化銀乳剤が親油性の画像形成材料と混合された後に、
適当な支持体に塗布されてフォトサーモグラフ要素とさ
れる時には、得られる要素は、露光および熱処理の際
に、望ましい程度よりも低い感光性、コントラストおよ
び最大濃度しか生じない。この問題は、例えば、197
2年5月30日に発行された Goffe の米国特許第3,6
66,477号明細書に記載されるように、フォトサー
モグラフハロゲン化銀材料の場合に直面している。Goff
e は、増加した感光性を与えることを助けるために、酸
化アルキレンポリマーとメルカプトテトラゾール誘導体
をフォトサーモグラフ材料に加えることを提案した。こ
の問題は、水性ベースのフォトサーモグラフ要素を配合
することによって実質的に解決されている。
【0005】更に、種々の有機溶媒が、上記画像形成成
分を含むフォトサーモグラフハロゲン化銀組成物の調製
を助けるため、提案されてきた。提案された有機溶媒に
は、イソプロパノール、アセトン、トルエン、メタノー
ル、2−メトキシエタノール、塩素化溶媒、アセトン−
トルエン混合物およびある非水性の極性有機溶媒が含ま
れる。イソプロパノールのような上記個々の溶媒は、好
ましい改善された特性を与えない。生フィルムの保存に
係るカブリ(Dmin)を少なくし、カブリの成長を抑
制するための絶えざる要求がある。
分を含むフォトサーモグラフハロゲン化銀組成物の調製
を助けるため、提案されてきた。提案された有機溶媒に
は、イソプロパノール、アセトン、トルエン、メタノー
ル、2−メトキシエタノール、塩素化溶媒、アセトン−
トルエン混合物およびある非水性の極性有機溶媒が含ま
れる。イソプロパノールのような上記個々の溶媒は、好
ましい改善された特性を与えない。生フィルムの保存に
係るカブリ(Dmin)を少なくし、カブリの成長を抑
制するための絶えざる要求がある。
【0006】高臭化物の{111}平板状粒子乳剤を沈
降させるための解膠剤としてカチオン性澱粉を用いるこ
とは、Maskasky の、1997年2月18日に発行され
た米国特許第5,604,085号明細書、1997年4
月15日に発行された同第5,620,840号明細書、
1997年9月16日に発行された同第5,667,95
5号明細書、1997年11月25日に発行された同第
5,691,131号明細書および1998年3月31日
に発行された同第5,733,718号明細書に教示され
ている。酸化されたカチオン澱粉は、ゼラチン解膠剤よ
りも低いレベルの粘性を示す点で好都合である。これは
混合を促進する。比較レベルの化学増感の下では、カチ
オン性澱粉解膠剤を用いるとより高い写真感度が実現で
きる。その代わりに、ゼラチン解膠剤およびより低いD
min濃度を用いて得られるものと同じ感度が、より低
い沈降および/または増感温度で得られ、それによって
望ましくない粒子の熟成が回避される。更に、カチオン
性澱粉で解膠された乳剤は、水性処理溶液中で処理され
るゼラチンベースの要素に使用されるために開示されて
きた。
降させるための解膠剤としてカチオン性澱粉を用いるこ
とは、Maskasky の、1997年2月18日に発行され
た米国特許第5,604,085号明細書、1997年4
月15日に発行された同第5,620,840号明細書、
1997年9月16日に発行された同第5,667,95
5号明細書、1997年11月25日に発行された同第
5,691,131号明細書および1998年3月31日
に発行された同第5,733,718号明細書に教示され
ている。酸化されたカチオン澱粉は、ゼラチン解膠剤よ
りも低いレベルの粘性を示す点で好都合である。これは
混合を促進する。比較レベルの化学増感の下では、カチ
オン性澱粉解膠剤を用いるとより高い写真感度が実現で
きる。その代わりに、ゼラチン解膠剤およびより低いD
min濃度を用いて得られるものと同じ感度が、より低
い沈降および/または増感温度で得られ、それによって
望ましくない粒子の熟成が回避される。更に、カチオン
性澱粉で解膠された乳剤は、水性処理溶液中で処理され
るゼラチンベースの要素に使用されるために開示されて
きた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明では、良好な保
存特性と低いカブリを維持しつつ、良好な画像識別性を
示すような水性ベースのフォトサーモグラフ要素を提供
することを目的とする。
存特性と低いカブリを維持しつつ、良好な画像識別性を
示すような水性ベースのフォトサーモグラフ要素を提供
することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の一態様では、
(a)カチオン性澱粉解膠剤を含有する感光性ハロゲン
化銀乳剤、および(b)(i)有機銀化合物粒子の水性
分散液および(ii)有機還元剤を含む酸化還元画像形
成組成物、を含んでなる水性のフォトサーモグラフ組成
物が提供される。前記フォトサーモグラフ組成物は、支
持体上に塗布されて、有用なフォトサーモグラフ要素を
与えることができる。
(a)カチオン性澱粉解膠剤を含有する感光性ハロゲン
化銀乳剤、および(b)(i)有機銀化合物粒子の水性
分散液および(ii)有機還元剤を含む酸化還元画像形
成組成物、を含んでなる水性のフォトサーモグラフ組成
物が提供される。前記フォトサーモグラフ組成物は、支
持体上に塗布されて、有用なフォトサーモグラフ要素を
与えることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明で使われるハロゲン化銀粒
子は、Research Disclosure、第38957項、I.Emu
lsion Grains and Their Preparation (乳剤粒子およ
びその調製)に記載されるもののような、当該技術分野
で知られる方法と同様に、調製してよい。これらの方法
には、一般に、保護コロイド(屡、通常はゼラチンであ
る解膠剤として言及される)の存在下で、水溶性銀塩を
水溶性ハロゲン化物の塩と混合することが含まれる。温
度、pAg、pH値等は、沈降によるハロゲン化銀粒子
の生成時に適当な値に制御される。
子は、Research Disclosure、第38957項、I.Emu
lsion Grains and Their Preparation (乳剤粒子およ
びその調製)に記載されるもののような、当該技術分野
で知られる方法と同様に、調製してよい。これらの方法
には、一般に、保護コロイド(屡、通常はゼラチンであ
る解膠剤として言及される)の存在下で、水溶性銀塩を
水溶性ハロゲン化物の塩と混合することが含まれる。温
度、pAg、pH値等は、沈降によるハロゲン化銀粒子
の生成時に適当な値に制御される。
【0010】前述したフォトサーモグラフ要素およびそ
の処理において、水分散性のカチオン性澱粉を用いて作
られた感光性ハロゲン化銀は、所望のカブリより高くて
最適な生フィルムの保存性より低いという問題を解決し
たことが見出されている。
の処理において、水分散性のカチオン性澱粉を用いて作
られた感光性ハロゲン化銀は、所望のカブリより高くて
最適な生フィルムの保存性より低いという問題を解決し
たことが見出されている。
【0011】用語“澱粉”とは、天然の澱粉、および、
例えば糊精化され、加水分解され、アルキル化され、ヒ
ドロキシアルキル化され、アセチル化されまたは分別さ
れた澱粉のような変性誘導体が含まれるように使われて
いる。この澱粉は、いかなる由来、例えば、トウモロコ
シ澱粉、小麦澱粉、ジャガイモ澱粉、タピオカ澱粉、サ
ゴ澱粉、米澱粉、ワックス様のトウモロコシ澱粉(これ
は、本質的にアミロペクチンからなる)または高アミロ
ース澱粉からなっていてもよい。
例えば糊精化され、加水分解され、アルキル化され、ヒ
ドロキシアルキル化され、アセチル化されまたは分別さ
れた澱粉のような変性誘導体が含まれるように使われて
いる。この澱粉は、いかなる由来、例えば、トウモロコ
シ澱粉、小麦澱粉、ジャガイモ澱粉、タピオカ澱粉、サ
ゴ澱粉、米澱粉、ワックス様のトウモロコシ澱粉(これ
は、本質的にアミロペクチンからなる)または高アミロ
ース澱粉からなっていてもよい。
【0012】澱粉に言及する際の用語“カチオン性”と
は、澱粉分子が、意図する使用のpH下で、正味の正荷
電を有していること示す。
は、澱粉分子が、意図する使用のpH下で、正味の正荷
電を有していること示す。
【0013】カチオン性澱粉に言及する際の用語“水分
散性”とは、30分間水中でそのカチオン性澱粉を沸騰
させた後に、その水が、少なくともコロイドレベルまで
分散された少なくとも1.0重量%の全カチオン性澱粉
を含んでいることを示す。
散性”とは、30分間水中でそのカチオン性澱粉を沸騰
させた後に、その水が、少なくともコロイドレベルまで
分散された少なくとも1.0重量%の全カチオン性澱粉
を含んでいることを示す。
【0014】澱粉は、一般に、二つの構造的に特徴的な
多糖、α−アミロースおよびアミロペクチンからなる。
両者は、α−D−グルコピラノース単位からなる。α−
アミロースでは、そのα−D−グルコピラノース単位
は、1,4−直鎖ポリマーを形成している。その繰り返
し単位は、以下の形態をとっている。
多糖、α−アミロースおよびアミロペクチンからなる。
両者は、α−D−グルコピラノース単位からなる。α−
アミロースでは、そのα−D−グルコピラノース単位
は、1,4−直鎖ポリマーを形成している。その繰り返
し単位は、以下の形態をとっている。
【化1】
【0015】アミノペクチンでは、繰り返し単位の1,
4−結合に加えて、6−位の鎖の分岐(上記の−CH2
OH基の位置で)も立証され、その結果分岐鎖ポリマー
となっている。澱粉およびセルロースの繰り返し単位
は、分子に対して異なる全体の幾何学形状を与えるジア
ステレオマーである。澱粉において見出されかつ上記式
Iで示されるαアノマーは、結果として結晶化でき、か
つ、セルロースおよびセルロース誘導体のβアノマー繰
り返し単位と同程度までとはいえないが、隣接分子の繰
り返し単位との間である程度の水素結合が可能であるポ
リマーとなる。βアノマーによって形成されるポリマー
分子は、隣接分子との間で強い水素結合を示し、結果と
して塊状のポリマー分子となり、かつ非常に高い結晶化
傾向を示す。セルロース繰り返し単位に見られる、強力
な分子内結合に好都合な並列する置換基を欠くので、澱
粉および澱粉誘導体は、非常に容易に水中に分散する。
4−結合に加えて、6−位の鎖の分岐(上記の−CH2
OH基の位置で)も立証され、その結果分岐鎖ポリマー
となっている。澱粉およびセルロースの繰り返し単位
は、分子に対して異なる全体の幾何学形状を与えるジア
ステレオマーである。澱粉において見出されかつ上記式
Iで示されるαアノマーは、結果として結晶化でき、か
つ、セルロースおよびセルロース誘導体のβアノマー繰
り返し単位と同程度までとはいえないが、隣接分子の繰
り返し単位との間である程度の水素結合が可能であるポ
リマーとなる。βアノマーによって形成されるポリマー
分子は、隣接分子との間で強い水素結合を示し、結果と
して塊状のポリマー分子となり、かつ非常に高い結晶化
傾向を示す。セルロース繰り返し単位に見られる、強力
な分子内結合に好都合な並列する置換基を欠くので、澱
粉および澱粉誘導体は、非常に容易に水中に分散する。
【0016】本発明の実施に使用される水分散性の澱粉
はカチオン性である−つまり、それは、水中に分散した
時に、全体が正味の正荷電を有する。澱粉は、通常、1
個以上の遊離ヒドロキシル部位でのエステル化またはエ
ーテル化によって、カチオン性置換基をそのα−D−グ
ルコピラノース単位に結合すると、普通はカチオン性と
なる。反応性のカチオン試薬には、典型的に、第1級、
第2級もしくは第3級アミノ基(これは、意図した使用
条件下では、引き続いてプロトン化されてカチオン形と
なる。)あるいは第4級アンモニウム、スルホニウムあ
るいはホスホニウム基が含まれる。
はカチオン性である−つまり、それは、水中に分散した
時に、全体が正味の正荷電を有する。澱粉は、通常、1
個以上の遊離ヒドロキシル部位でのエステル化またはエ
ーテル化によって、カチオン性置換基をそのα−D−グ
ルコピラノース単位に結合すると、普通はカチオン性と
なる。反応性のカチオン試薬には、典型的に、第1級、
第2級もしくは第3級アミノ基(これは、意図した使用
条件下では、引き続いてプロトン化されてカチオン形と
なる。)あるいは第4級アンモニウム、スルホニウムあ
るいはホスホニウム基が含まれる。
【0017】解膠剤として有用であるためには、カチオ
ン性澱粉は水分散性でなければならない。多くの澱粉
は、短時間に沸騰するまでの温度に加熱すると、水に分
散する。また、高剪断の混合も、澱粉の分散を促進す
る。カチオン性置換基が存在すると、澱粉分子の極性特
性を向上し、分散を促進させる。澱粉分子は、少なくと
もコロイドレベルの分散に達していることが好ましく、
また、分子レベルでの分散−即ち、溶解していることが
理想である。
ン性澱粉は水分散性でなければならない。多くの澱粉
は、短時間に沸騰するまでの温度に加熱すると、水に分
散する。また、高剪断の混合も、澱粉の分散を促進す
る。カチオン性置換基が存在すると、澱粉分子の極性特
性を向上し、分散を促進させる。澱粉分子は、少なくと
もコロイドレベルの分散に達していることが好ましく、
また、分子レベルでの分散−即ち、溶解していることが
理想である。
【0018】以下の教示は、本発明に有用である水分散
性のカチオン性澱粉を説明している。*Rutenberg 等の
米国特許第2,989,520号明細書;Meisei の米国
特許第3,017,294号明細書;Elizer 等の米国特
許第3,051,700号明細書;Aszolos の米国特許第
3,077,469号明細書;Elizer 等の米国特許第3,
136,646号明細書;*Barber 等の米国特許第3,2
19,518号明細書;*Mazzarella 等の米国特許第3,
320,080号明細書;Black 等の米国特許第3,32
0,118号明細書;Caesar の米国特許第3,243,4
26号明細書;Kirby の米国特許第3,336,292号
明細書;Jarowenko の米国特許第3,354,034号明
細書;Caesar の英国特許第3,422,087号明細
書;*Dishburger 等の米国特許第3,467,608号明
細書;*Beaninga 等の米国特許第3,467,647号明
細書;Brown 等の米国特許第3,671,310号明細
書;Cescato の米国特許第3,706,584号明細書;
Jarowenko 等の米国特許第3,737,370号明細書;
*Jarowenko の米国特許第3,770,472号明細書;M
oser 等の米国特許第3,842,005号明細書;Tessl
er の米国特許第4,060,683号明細書;Rankin 等
の米国特許第4,127,563号明細書;Huchette 等
の米国特許第4,613,407号明細書;Blixt 等の米
国特許第4,964,915号明細書;*Tsai等 の米国特
許第5,227,481号明細書;および*Tsai等 の米国
特許第5,349,089号明細書。
性のカチオン性澱粉を説明している。*Rutenberg 等の
米国特許第2,989,520号明細書;Meisei の米国
特許第3,017,294号明細書;Elizer 等の米国特
許第3,051,700号明細書;Aszolos の米国特許第
3,077,469号明細書;Elizer 等の米国特許第3,
136,646号明細書;*Barber 等の米国特許第3,2
19,518号明細書;*Mazzarella 等の米国特許第3,
320,080号明細書;Black 等の米国特許第3,32
0,118号明細書;Caesar の米国特許第3,243,4
26号明細書;Kirby の米国特許第3,336,292号
明細書;Jarowenko の米国特許第3,354,034号明
細書;Caesar の英国特許第3,422,087号明細
書;*Dishburger 等の米国特許第3,467,608号明
細書;*Beaninga 等の米国特許第3,467,647号明
細書;Brown 等の米国特許第3,671,310号明細
書;Cescato の米国特許第3,706,584号明細書;
Jarowenko 等の米国特許第3,737,370号明細書;
*Jarowenko の米国特許第3,770,472号明細書;M
oser 等の米国特許第3,842,005号明細書;Tessl
er の米国特許第4,060,683号明細書;Rankin 等
の米国特許第4,127,563号明細書;Huchette 等
の米国特許第4,613,407号明細書;Blixt 等の米
国特許第4,964,915号明細書;*Tsai等 の米国特
許第5,227,481号明細書;および*Tsai等 の米国
特許第5,349,089号明細書。
【0019】酸化されたカチオン性澱粉を用いることが
好ましい。澱粉に言及する際の用語“酸化された”と
は、平均して、澱粉分子当たり少なくとも1個のα−D
−グルコピラノースの繰り返し単位が、2から3の環部
位の炭素−炭素結合の開裂によって開環している澱粉を
示す。その澱粉は、カチオン性置換基の添加前(*上記
特許)または後に酸化されてよい。これは、澱粉を強い
酸化剤で処理することによって達成される。次亜塩素酸
塩(ClO-)または過沃素酸塩(IO4 -)の両者は、
市販の澱粉誘導体の調製に広く使用され、かつ調査され
ていて、好ましく、また本発明で用いられる澱粉解膠剤
を作製するのに有用である。いかなる好都合な酸化剤の
対イオンも使用できるが、好ましい対イオンは、ハロゲ
ン化銀乳剤の調製に充分適合したもの、例えば、アルカ
リおよびアルカリ土類のカチオンであり、最も普通のも
のは、ナトリウム、カリウムまたはカルシウムである。
好ましい。澱粉に言及する際の用語“酸化された”と
は、平均して、澱粉分子当たり少なくとも1個のα−D
−グルコピラノースの繰り返し単位が、2から3の環部
位の炭素−炭素結合の開裂によって開環している澱粉を
示す。その澱粉は、カチオン性置換基の添加前(*上記
特許)または後に酸化されてよい。これは、澱粉を強い
酸化剤で処理することによって達成される。次亜塩素酸
塩(ClO-)または過沃素酸塩(IO4 -)の両者は、
市販の澱粉誘導体の調製に広く使用され、かつ調査され
ていて、好ましく、また本発明で用いられる澱粉解膠剤
を作製するのに有用である。いかなる好都合な酸化剤の
対イオンも使用できるが、好ましい対イオンは、ハロゲ
ン化銀乳剤の調製に充分適合したもの、例えば、アルカ
リおよびアルカリ土類のカチオンであり、最も普通のも
のは、ナトリウム、カリウムまたはカルシウムである。
【0020】酸化剤がα−D−グルコピラノース環を開
く時に、その酸化部位は、通常、そのα−D−グルコピ
ラノース環を形成する2および3位の炭素原子である。
その2および3位
く時に、その酸化部位は、通常、そのα−D−グルコピ
ラノース環を形成する2および3位の炭素原子である。
その2および3位
【化2】 の基は、普通、グリコール基と言われる。
【0021】そのグリコール基間の炭素−炭素結合は、
以下のように置き換えられる。
以下のように置き換えられる。
【化3】 式中、Rは、アルデヒド基またはカルボキシル基を完結
する基を表わす。
する基を表わす。
【0022】澱粉の次亜塩素酸塩酸化は、商用使用に最
も広く採用されている。その次亜塩素酸塩を少量使用し
て、澱粉の不純物を変性する。これら低レベルでの澱粉
のいかなる変性も最小であり、そのα−D−グルコピラ
ノースの繰り返し単位自体よりもむしろ、せいぜい単に
ポリマー鎖の末端アルデヒド基に作用するだけである。
また、沈降時またはその後の臭素酸化のような酸化によ
って、望ましいセンシトメトリー効果(例えば、カブリ
の低下)が生じる。α−D−グルコピラノースの繰り返
し単位に作用する酸化レベルで、次亜塩素酸塩は2、3
および6位に作用して、低レベルの酸化ではアルデヒド
基を生成し、高レベルの酸化ではカルボキシル基を生成
する。酸化は、温和な酸性およびアルカリ性のpH(例
えば、>5〜11)で行なわれる。酸化反応は発熱的で
あり、反応混合物の冷却を必要とする。45℃未満の温
度が維持されることが好ましい。次亜臭素酸塩の酸化剤
を用いると、次亜塩素酸塩と同様な効果を生じることが
知られている。
も広く採用されている。その次亜塩素酸塩を少量使用し
て、澱粉の不純物を変性する。これら低レベルでの澱粉
のいかなる変性も最小であり、そのα−D−グルコピラ
ノースの繰り返し単位自体よりもむしろ、せいぜい単に
ポリマー鎖の末端アルデヒド基に作用するだけである。
また、沈降時またはその後の臭素酸化のような酸化によ
って、望ましいセンシトメトリー効果(例えば、カブリ
の低下)が生じる。α−D−グルコピラノースの繰り返
し単位に作用する酸化レベルで、次亜塩素酸塩は2、3
および6位に作用して、低レベルの酸化ではアルデヒド
基を生成し、高レベルの酸化ではカルボキシル基を生成
する。酸化は、温和な酸性およびアルカリ性のpH(例
えば、>5〜11)で行なわれる。酸化反応は発熱的で
あり、反応混合物の冷却を必要とする。45℃未満の温
度が維持されることが好ましい。次亜臭素酸塩の酸化剤
を用いると、次亜塩素酸塩と同様な効果を生じることが
知られている。
【0023】次亜塩素酸塩の酸化は、臭素イオンの存在
により触媒される。ハロゲン化銀乳剤は、不注意による
銀イオンの低下(カブリ)を避けるため、慣用的に理論
量的に過剰のハロゲン化物の存在下で沈降させるので、
高臭化物のハロゲン化銀乳剤の分散媒体中に臭素イオン
を持たせることが慣用の方法である。したがって、高臭
素化物の{111}平板状粒子乳剤、例えば、3.0の
pBrまでの乳剤に有用であることが知られている濃度
で酸化工程を実施する前に、臭素イオンを澱粉に加える
ことが特に考えられている。
により触媒される。ハロゲン化銀乳剤は、不注意による
銀イオンの低下(カブリ)を避けるため、慣用的に理論
量的に過剰のハロゲン化物の存在下で沈降させるので、
高臭化物のハロゲン化銀乳剤の分散媒体中に臭素イオン
を持たせることが慣用の方法である。したがって、高臭
素化物の{111}平板状粒子乳剤、例えば、3.0の
pBrまでの乳剤に有用であることが知られている濃度
で酸化工程を実施する前に、臭素イオンを澱粉に加える
ことが特に考えられている。
【0024】Cescatoの米国特許第3,706,5
84号明細書には、カチオン性澱粉の次亜塩素酸塩酸化
の技術が開示されている。これらの技術は、本発明に用
いられる澱粉解膠剤の製造に有用である。臭化ナトリウ
ム、塩化ナトリウムおよび次亜塩素酸カルシウムは、次
亜塩素酸ナトリウムに代わるものと言われている。ま
た、澱粉の次亜塩素酸塩酸化についての教示は、以下の
ものに与えられている。R.L. Whistler、E.G. Linke お
よび S. Kazeniac 等の「 Action of Alkaline Hypochl
orite on Corn Starch Amylose and Metyl 4-o-Methyl-
D-glucopyranosides(トウモロコシ澱粉のアミロースと
メチル4−o−メチル−D−グルコピラノシドに関する
アルカリ性次亜塩素酸塩の作用)」、Journal Amer. Ch
em. Soc.、 第78巻、4704〜4709頁(195
6年); R.L. Wistler および R.Schweiger 等の「 Ox
idation of Amylopectin with Hypochlorite at Differ
ent Hydrogen Ion Concentrations(異なる水素イオン
濃度下での次亜塩素酸塩によるアミロペクチンの酸
化)」、Journal Amer. Chem. Soc. 、第79巻、64
60〜6464頁(1957年); J. Schmorak、D. M
ejzler および M. Lewin等の「 A Kinetic Study of th
e Mild Oxidation of Wheat Starch by SodiumHypochlo
ride in the Alkaline pH Range(アルカリ性pH域で
の次亜塩素酸ナトリウムによる小麦澱粉の温和な酸化に
ついての反応速度論的研究)」、Journal of Polymer S
cience、第XLIX巻、203〜216頁(1961
年); J.Schmorak および M. Lewin 等の「The Chemic
al and Physico-chemical Properties of Wheat Starch
with Alkaline Sodium Hypochlorite(アルカリ性次亜
塩素酸ナトリウムによる小麦澱粉の化学的および物理化
学的特性)」、Journal ofPolymer Science、第A部、
第1巻、2601〜2620頁(1963年); K.F.
Patel、H.U. Mehta および H.C. Srivastava 等の「Kin
etics and Mechanism of Oxidation of Starch with So
dium Hypochlorite(次亜塩素酸ナトリウムによる澱粉
酸化の反応速度論および機構)」、Journal of Applied
Polymer Science、第18巻、389〜39頁(197
4年); R.L. Whistler、J.N. Bemiller および E.F.
Paschall 等の「Starch: Chemistry and Technology
(澱粉:化学と技術)」、第X章、澱粉誘導体:製造お
よび用途、II. 次亜塩素酸塩で酸化された澱粉、315
〜323頁、Academic Press、1984年;および O.
B.Wurzburg の「Modified Starches: Properties and U
ses(変性澱粉:特性と用途)」、III. 酸化された、あ
るいは次亜塩素酸塩で変性された澱粉、23〜28頁お
よび245〜246頁、CRC Press(1986年)。次
亜塩素酸塩の酸化は、通常、溶融塩を用いて実施される
が、それに代えて、M.E. McKillican および C.B. Purv
es 等の「Estimation of Carboxyl, Aldehyde and Keto
ne Groupsin Hypochlorous Acid Oxystarches(次亜塩
素酸オキシ澱粉におけるカルボキシル基、アルデヒド基
およびケトン基についての評価)」、Can. J. Chem.、
第312〜321巻(1954年)に説明されているよ
うに、遊離酸が使用されてもよい。
84号明細書には、カチオン性澱粉の次亜塩素酸塩酸化
の技術が開示されている。これらの技術は、本発明に用
いられる澱粉解膠剤の製造に有用である。臭化ナトリウ
ム、塩化ナトリウムおよび次亜塩素酸カルシウムは、次
亜塩素酸ナトリウムに代わるものと言われている。ま
た、澱粉の次亜塩素酸塩酸化についての教示は、以下の
ものに与えられている。R.L. Whistler、E.G. Linke お
よび S. Kazeniac 等の「 Action of Alkaline Hypochl
orite on Corn Starch Amylose and Metyl 4-o-Methyl-
D-glucopyranosides(トウモロコシ澱粉のアミロースと
メチル4−o−メチル−D−グルコピラノシドに関する
アルカリ性次亜塩素酸塩の作用)」、Journal Amer. Ch
em. Soc.、 第78巻、4704〜4709頁(195
6年); R.L. Wistler および R.Schweiger 等の「 Ox
idation of Amylopectin with Hypochlorite at Differ
ent Hydrogen Ion Concentrations(異なる水素イオン
濃度下での次亜塩素酸塩によるアミロペクチンの酸
化)」、Journal Amer. Chem. Soc. 、第79巻、64
60〜6464頁(1957年); J. Schmorak、D. M
ejzler および M. Lewin等の「 A Kinetic Study of th
e Mild Oxidation of Wheat Starch by SodiumHypochlo
ride in the Alkaline pH Range(アルカリ性pH域で
の次亜塩素酸ナトリウムによる小麦澱粉の温和な酸化に
ついての反応速度論的研究)」、Journal of Polymer S
cience、第XLIX巻、203〜216頁(1961
年); J.Schmorak および M. Lewin 等の「The Chemic
al and Physico-chemical Properties of Wheat Starch
with Alkaline Sodium Hypochlorite(アルカリ性次亜
塩素酸ナトリウムによる小麦澱粉の化学的および物理化
学的特性)」、Journal ofPolymer Science、第A部、
第1巻、2601〜2620頁(1963年); K.F.
Patel、H.U. Mehta および H.C. Srivastava 等の「Kin
etics and Mechanism of Oxidation of Starch with So
dium Hypochlorite(次亜塩素酸ナトリウムによる澱粉
酸化の反応速度論および機構)」、Journal of Applied
Polymer Science、第18巻、389〜39頁(197
4年); R.L. Whistler、J.N. Bemiller および E.F.
Paschall 等の「Starch: Chemistry and Technology
(澱粉:化学と技術)」、第X章、澱粉誘導体:製造お
よび用途、II. 次亜塩素酸塩で酸化された澱粉、315
〜323頁、Academic Press、1984年;および O.
B.Wurzburg の「Modified Starches: Properties and U
ses(変性澱粉:特性と用途)」、III. 酸化された、あ
るいは次亜塩素酸塩で変性された澱粉、23〜28頁お
よび245〜246頁、CRC Press(1986年)。次
亜塩素酸塩の酸化は、通常、溶融塩を用いて実施される
が、それに代えて、M.E. McKillican および C.B. Purv
es 等の「Estimation of Carboxyl, Aldehyde and Keto
ne Groupsin Hypochlorous Acid Oxystarches(次亜塩
素酸オキシ澱粉におけるカルボキシル基、アルデヒド基
およびケトン基についての評価)」、Can. J. Chem.、
第312〜321巻(1954年)に説明されているよ
うに、遊離酸が使用されてもよい。
【0025】過沃素酸塩酸化剤は、その選択性が高いこ
とが知られているので、とくに興味深い。その過沃素酸
塩酸化剤は、6位の炭素原子の部位で意味のある酸化無
しに、上記式(II)に示される反応によって澱粉二アル
デヒドを生じる。次亜塩素酸塩の酸化と異なり、過沃素
酸塩の酸化は、カルボキシル基を生ぜず、また6位で酸
化を生じない。Mehltretter の米国特許第3,251,8
26号明細書には、過沃素酸を用いて、その後カチオン
形に変性される澱粉二アルデヒドを得ることが開示され
ている。Mehltretter には、また、酸化剤として過沃素
酸と塩素の可溶性塩を用いることに関しても開示してい
る。また、澱粉の過沃素酸塩の酸化についての教示は次
のものにより与えられる。V.C. Barry および P.W.D. M
itchell等の「Properties of Periodate-oxidized Poly
saccharides. Part II. The Structure of some Nitrog
en-containing Polymers(過沃素酸塩で酸化された多糖
についての特性、第II部、窒素含有ポリマーの構
造)」、Journal Amer. Chem.Soc.、1953年、36
31〜3635頁; P.J. Borchert および J. Mirza等
の 「Cationic Dispersions of Dialdehyde Starch I.
Theory and Preparation( 二アルデヒド澱粉のカチオ
ン性分散液、I. 理論と調製)」、Tappi、第47巻、9
号、525〜528頁(1964年); J.E. McCormic
k の「Properties of Periodate-oxidized Polysacchar
ides. Part VII. The Structure of Nitrogen-containi
ng Derivatives as deduced from a Study of Monosacc
haraideAnalogues(過沃素酸塩で酸化された多糖の特
性、第VII部、単糖類類似体の研究から推論されるもの
としての窒素含有誘導体の構造)」、Journal Amer. Ch
em.Soc.、2121〜2127頁(1966年);およ
び O.B. Wurzburg の「Modified Starches: Properties
and Uses(変性澱粉:特性と用途)」、III. 酸化され
た、あるいは次亜塩素酸塩で変性された澱粉、28〜2
9頁 CRC Press (1986年)。
とが知られているので、とくに興味深い。その過沃素酸
塩酸化剤は、6位の炭素原子の部位で意味のある酸化無
しに、上記式(II)に示される反応によって澱粉二アル
デヒドを生じる。次亜塩素酸塩の酸化と異なり、過沃素
酸塩の酸化は、カルボキシル基を生ぜず、また6位で酸
化を生じない。Mehltretter の米国特許第3,251,8
26号明細書には、過沃素酸を用いて、その後カチオン
形に変性される澱粉二アルデヒドを得ることが開示され
ている。Mehltretter には、また、酸化剤として過沃素
酸と塩素の可溶性塩を用いることに関しても開示してい
る。また、澱粉の過沃素酸塩の酸化についての教示は次
のものにより与えられる。V.C. Barry および P.W.D. M
itchell等の「Properties of Periodate-oxidized Poly
saccharides. Part II. The Structure of some Nitrog
en-containing Polymers(過沃素酸塩で酸化された多糖
についての特性、第II部、窒素含有ポリマーの構
造)」、Journal Amer. Chem.Soc.、1953年、36
31〜3635頁; P.J. Borchert および J. Mirza等
の 「Cationic Dispersions of Dialdehyde Starch I.
Theory and Preparation( 二アルデヒド澱粉のカチオ
ン性分散液、I. 理論と調製)」、Tappi、第47巻、9
号、525〜528頁(1964年); J.E. McCormic
k の「Properties of Periodate-oxidized Polysacchar
ides. Part VII. The Structure of Nitrogen-containi
ng Derivatives as deduced from a Study of Monosacc
haraideAnalogues(過沃素酸塩で酸化された多糖の特
性、第VII部、単糖類類似体の研究から推論されるもの
としての窒素含有誘導体の構造)」、Journal Amer. Ch
em.Soc.、2121〜2127頁(1966年);およ
び O.B. Wurzburg の「Modified Starches: Properties
and Uses(変性澱粉:特性と用途)」、III. 酸化され
た、あるいは次亜塩素酸塩で変性された澱粉、28〜2
9頁 CRC Press (1986年)。
【0026】電気分解による澱粉酸化は、F.F. Farley
および R.M. Hixon 等の「Oxidation of Raw Starch Gr
anules by Electrolysis in Alkaline Sodium Chloride
Solution(アルカリ性塩化ナトリウム溶液中での電解
による原料澱粉粒子の酸化)」、Ind. Eng. Chem.、第
34巻、677〜681頁(1942年)により開示さ
れている。
および R.M. Hixon 等の「Oxidation of Raw Starch Gr
anules by Electrolysis in Alkaline Sodium Chloride
Solution(アルカリ性塩化ナトリウム溶液中での電解
による原料澱粉粒子の酸化)」、Ind. Eng. Chem.、第
34巻、677〜681頁(1942年)により開示さ
れている。
【0027】使用する酸化剤の選択によっては、一以上
の可溶性塩が酸化段階で開放されてよい。可溶性塩がハ
ロゲン化銀の沈降時に通常存在するものに相当し、ある
いは類似する場合には、その可溶性塩は、ハロゲン化銀
の沈降前に酸化された澱粉から分離する必要はない。勿
論、何らかの慣用の分離技術を用いることによって、沈
降前に酸化されたカチオン性澱粉から可溶性塩を分離す
ることは可能である。例えば、粒子の沈降時に存在する
ことが望まれているものより過剰のハロゲン化物イオン
を除去することを企てることも可能である。酸化された
カチオン性澱粉粒子から単に溶質と溶解した塩とをデカ
ントすることは、単純な二者択一である。酸化されたカ
チオン性澱粉を溶解しない条件下で洗浄することは、他
の好ましい選択肢である。酸化されたカチオン性澱粉が
酸化時に溶質に分散されているとしても、その酸化され
たカチオン性澱粉と酸化の可溶性塩の副産物との間には
大きな分子サイズの隔離があるから、慣用の限外濾過を
用いて分離が可能である。
の可溶性塩が酸化段階で開放されてよい。可溶性塩がハ
ロゲン化銀の沈降時に通常存在するものに相当し、ある
いは類似する場合には、その可溶性塩は、ハロゲン化銀
の沈降前に酸化された澱粉から分離する必要はない。勿
論、何らかの慣用の分離技術を用いることによって、沈
降前に酸化されたカチオン性澱粉から可溶性塩を分離す
ることは可能である。例えば、粒子の沈降時に存在する
ことが望まれているものより過剰のハロゲン化物イオン
を除去することを企てることも可能である。酸化された
カチオン性澱粉粒子から単に溶質と溶解した塩とをデカ
ントすることは、単純な二者択一である。酸化されたカ
チオン性澱粉を溶解しない条件下で洗浄することは、他
の好ましい選択肢である。酸化されたカチオン性澱粉が
酸化時に溶質に分散されているとしても、その酸化され
たカチオン性澱粉と酸化の可溶性塩の副産物との間には
大きな分子サイズの隔離があるから、慣用の限外濾過を
用いて分離が可能である。
【0028】酸化によって生成されるカルボキシル基は
−C(O)OHの形を採るが、所望の場合には、このカル
ボキシル基は、更に処理することによって−C(O)O
R′(ここで、R′は、塩またはエステルを形成する原
子を表わす。)の形も採りうる。エステル化によって加
わるいずれの有機部分も、好ましくは1〜6個の炭素原
子、そして最適には1〜3個の炭素原子を含有する。
−C(O)OHの形を採るが、所望の場合には、このカル
ボキシル基は、更に処理することによって−C(O)O
R′(ここで、R′は、塩またはエステルを形成する原
子を表わす。)の形も採りうる。エステル化によって加
わるいずれの有機部分も、好ましくは1〜6個の炭素原
子、そして最適には1〜3個の炭素原子を含有する。
【0029】意図する酸化の最小の度合いは、澱粉の粘
性を下げるに必要な程度である。澱粉分子のα−D−グ
ルコピラノース環を開環することは、同様に溶液粘度を
減少させる繰り返し単位の直鎖の螺旋形状を分裂させる
ことになると一般に理解されている(上記引用を参照さ
れたい)。澱粉ポリマー当たり平均して少なくとも1個
のα−D−グルコピラノースの繰り返し単位が、酸化工
程で開環すると考えられている。ポリマー当たり僅か
2、3個のα−D−グルコピラノース環が開環しても、
線状の螺旋形状を維持するための澱粉ポリマーの能力に
大きな影響を有する。少なくとも1パーセントのグルコ
ピラノース環が酸化によって開環することが、一般に好
ましい。
性を下げるに必要な程度である。澱粉分子のα−D−グ
ルコピラノース環を開環することは、同様に溶液粘度を
減少させる繰り返し単位の直鎖の螺旋形状を分裂させる
ことになると一般に理解されている(上記引用を参照さ
れたい)。澱粉ポリマー当たり平均して少なくとも1個
のα−D−グルコピラノースの繰り返し単位が、酸化工
程で開環すると考えられている。ポリマー当たり僅か
2、3個のα−D−グルコピラノース環が開環しても、
線状の螺旋形状を維持するための澱粉ポリマーの能力に
大きな影響を有する。少なくとも1パーセントのグルコ
ピラノース環が酸化によって開環することが、一般に好
ましい。
【0030】好ましい酸化目標は、酸化によるカチオン
性澱粉の粘度を、ハロゲン化銀の沈降に用いられる澱粉
濃度で水の粘度の4倍(400パーセント)未満まで下
げることである。この粘度低下の目標は、非常に低いレ
ベルの酸化で達成できるが、そのα−D−グルコピラノ
ースの繰り返し単位の90パーセントまでの澱粉酸化が
報告されている(上記で引用したWurzbergの29頁)。
酸化についての典型的に好都合な範囲は、α−D−グル
コピラノース環の3〜50パーセントの開環である。
性澱粉の粘度を、ハロゲン化銀の沈降に用いられる澱粉
濃度で水の粘度の4倍(400パーセント)未満まで下
げることである。この粘度低下の目標は、非常に低いレ
ベルの酸化で達成できるが、そのα−D−グルコピラノ
ースの繰り返し単位の90パーセントまでの澱粉酸化が
報告されている(上記で引用したWurzbergの29頁)。
酸化についての典型的に好都合な範囲は、α−D−グル
コピラノース環の3〜50パーセントの開環である。
【0031】水分散性のカチオン性澱粉は、感光性ハロ
ゲン化銀粒子の沈降時(核生成および粒子成長時、また
は粒子成長時)に存在している。好ましくは、沈降は、
慣用のゼラチン解膠剤の代わりに水分散性のカチオン性
澱粉を使うことによって行なわれる。慣用のゼラチン解
膠剤の代わりに選定されたカチオン性澱粉の解膠剤を使
用する際には、その選定された解膠剤の濃度および添加
時点を、ゼラチン解膠剤を用いて採用されるそれらに対
応させることができる。
ゲン化銀粒子の沈降時(核生成および粒子成長時、また
は粒子成長時)に存在している。好ましくは、沈降は、
慣用のゼラチン解膠剤の代わりに水分散性のカチオン性
澱粉を使うことによって行なわれる。慣用のゼラチン解
膠剤の代わりに選定されたカチオン性澱粉の解膠剤を使
用する際には、その選定された解膠剤の濃度および添加
時点を、ゼラチン解膠剤を用いて採用されるそれらに対
応させることができる。
【0032】粒子の核生成時に解膠剤が存在する必要の
ないことは、1982年6月8日に発行された Mignot
の米国特許第4,334,012号明細書によって説明さ
れているように、周知である。所望の場合には、選択さ
れる解膠剤の添加は、粒子の凝集を避けるために解膠剤
が実際に必要となる時点に粒子の成長が進行するまで延
期してよい。
ないことは、1982年6月8日に発行された Mignot
の米国特許第4,334,012号明細書によって説明さ
れているように、周知である。所望の場合には、選択さ
れる解膠剤の添加は、粒子の凝集を避けるために解膠剤
が実際に必要となる時点に粒子の成長が進行するまで延
期してよい。
【0033】ハロゲン化銀乳剤が調製される反応容器の
温度は、典型的に、該組成物の調製時に20℃〜75℃
の温度範囲に維持される。その温度範囲および調製期間
は、所望の乳剤粒子の大きさおよび所望の組成物特性を
得るように変えてもよい。ハロゲン化銀乳剤は、写真分
野で公知の乳剤調製技術および装置によって調製でき
る。
温度は、典型的に、該組成物の調製時に20℃〜75℃
の温度範囲に維持される。その温度範囲および調製期間
は、所望の乳剤粒子の大きさおよび所望の組成物特性を
得るように変えてもよい。ハロゲン化銀乳剤は、写真分
野で公知の乳剤調製技術および装置によって調製でき
る。
【0034】最小濃度は、粒子の沈降時またはそれに続
いて、乳剤を酸化剤で処理することによって低下させ、
または排除できることが見出されている。好ましい酸化
剤は、還元形態では、それが含まれる乳剤の性能特性に
関して殆どまたは全く影響を与えないものである。次亜
塩素酸塩(ClO-)または次亜沃素酸塩(IO4 -)の
ような酸化性のカチオン性澱粉に有用であると上述した
強酸化剤が、特に意図されている。特に好ましい酸化剤
は、ハロゲン、例えば臭素(Br2)または沃素(I2)
である。臭素または沃素が酸化剤として用いられる時
は、その臭素または沃素は還元されて、Br-またはI-
となる。これらのハロゲン化物イオンは、他の過剰なハ
ロゲンイオンと共に乳剤の分散媒体中に残存していてよ
く、また、写真特性に悪影響を及ぼすことなく粒子内に
含まれていてもよい。最小濃度を下げるのに有効である
いかなるレベルの酸化剤も、利用が可能である。Agモ
ル当たり1×10-6モルのように低い濃度の酸化剤を乳
剤に加えることも考えている。非常に低いレベルのAg
濃度は最小濃度を増加させる原因となるので、Agモル
当たり0.1モル以上の酸化剤の濃度を使用すること
は、有用な目的には全く役立たない。特に好ましい酸化
剤の範囲は、Agモル当たり1×10-4〜1×10-2モ
ルである。銀の基準量は、酸化剤が沈降時または沈降後
のいずれに添加されるかに拘わらず、そのハロゲン化銀
乳剤の沈降終了時での全銀量である。
いて、乳剤を酸化剤で処理することによって低下させ、
または排除できることが見出されている。好ましい酸化
剤は、還元形態では、それが含まれる乳剤の性能特性に
関して殆どまたは全く影響を与えないものである。次亜
塩素酸塩(ClO-)または次亜沃素酸塩(IO4 -)の
ような酸化性のカチオン性澱粉に有用であると上述した
強酸化剤が、特に意図されている。特に好ましい酸化剤
は、ハロゲン、例えば臭素(Br2)または沃素(I2)
である。臭素または沃素が酸化剤として用いられる時
は、その臭素または沃素は還元されて、Br-またはI-
となる。これらのハロゲン化物イオンは、他の過剰なハ
ロゲンイオンと共に乳剤の分散媒体中に残存していてよ
く、また、写真特性に悪影響を及ぼすことなく粒子内に
含まれていてもよい。最小濃度を下げるのに有効である
いかなるレベルの酸化剤も、利用が可能である。Agモ
ル当たり1×10-6モルのように低い濃度の酸化剤を乳
剤に加えることも考えている。非常に低いレベルのAg
濃度は最小濃度を増加させる原因となるので、Agモル
当たり0.1モル以上の酸化剤の濃度を使用すること
は、有用な目的には全く役立たない。特に好ましい酸化
剤の範囲は、Agモル当たり1×10-4〜1×10-2モ
ルである。銀の基準量は、酸化剤が沈降時または沈降後
のいずれに添加されるかに拘わらず、そのハロゲン化銀
乳剤の沈降終了時での全銀量である。
【0035】カチオン性澱粉の存在下に沈降する高臭素
{111}平板状粒子乳剤(特に、異なる形態を有する
他のハロゲン化銀乳剤と共にブレンドされる場合)は、
次の特許に開示されている。Maskasky の、1997年
2月18日に発行された米国特許第5,604,085号
明細書、1997年4月15日に発行された米国特許第
5,620,840号明細書、1997年9月16日に発
行された米国特許第5,667,955号明細書、199
7年11月25日に発行された米国特許第5,691,1
31号明細書、および1998年3月31日に発行され
た米国特許第5,733,718号明細書。
{111}平板状粒子乳剤(特に、異なる形態を有する
他のハロゲン化銀乳剤と共にブレンドされる場合)は、
次の特許に開示されている。Maskasky の、1997年
2月18日に発行された米国特許第5,604,085号
明細書、1997年4月15日に発行された米国特許第
5,620,840号明細書、1997年9月16日に発
行された米国特許第5,667,955号明細書、199
7年11月25日に発行された米国特許第5,691,1
31号明細書、および1998年3月31日に発行され
た米国特許第5,733,718号明細書。
【0036】上記で引用した特許および Research Disc
losure、第38957項、第I節、乳剤粒子およびその
調製、第D節、粒子の改質条件および調整、第(3)、
(4)および(5)欄によって説明されているように、
慣用のドーパントがそれらの沈降時に粒子中に含まれて
もよい。粒子にドーパントを与える浅い電子捕獲(SE
T)部位を含めることを特に考えているが、これは、ま
た、Research Disclosure、第367巻、1994年1
1月、第36736項、および1996年11月19日
に発行された Olm 等の米国特許第5,576,17号明
細書に開示されている。
losure、第38957項、第I節、乳剤粒子およびその
調製、第D節、粒子の改質条件および調整、第(3)、
(4)および(5)欄によって説明されているように、
慣用のドーパントがそれらの沈降時に粒子中に含まれて
もよい。粒子にドーパントを与える浅い電子捕獲(SE
T)部位を含めることを特に考えているが、これは、ま
た、Research Disclosure、第367巻、1994年1
1月、第36736項、および1996年11月19日
に発行された Olm 等の米国特許第5,576,17号明
細書に開示されている。
【0037】本発明に有用な乳剤は、貴金属、中間カル
コゲン(硫黄、セレニウムおよび/またはテルリウム)
および還元化学増感の一つあるいはこれらの組合わせを
用いて化学増感される時に、感光性の向上を示すことが
期待されるであろう。これらの技術による慣用の化学増
感は、Research Disclosure、第38957項、第IV
節、化学増感にまとめられている。少なくとも一種の貴
金属(典型的には、金)および中間カルコゲン(典型的
には、硫黄)を用いるのが好ましく、写真用途の発明に
使用される乳剤を調整するには、両者の組合わせを用い
ることが最も好ましい。カチオン性澱粉解膠剤を用いる
と、化学増感に関して明瞭な利点が実現可能となる。比
較できるレベルの化学増感によって、一層高い写真感度
がカチオン性澱粉解膠剤を用いて実現できる。比較に値
する写真感度が探索される時、ゼラチンの不存在下での
カチオン性澱粉解膠剤は、より低い量での化学増感剤の
使用を可能とし、かつ、その結果、より良好な温置保存
が得られる。化学増感剤の量が変らない時には、ゼラチ
ン解膠剤を用いて得られるものと同等の感度が、より低
い沈降温度および/または増感温度で得られ、それによ
って望ましくない粒子熟成が避けられる。
コゲン(硫黄、セレニウムおよび/またはテルリウム)
および還元化学増感の一つあるいはこれらの組合わせを
用いて化学増感される時に、感光性の向上を示すことが
期待されるであろう。これらの技術による慣用の化学増
感は、Research Disclosure、第38957項、第IV
節、化学増感にまとめられている。少なくとも一種の貴
金属(典型的には、金)および中間カルコゲン(典型的
には、硫黄)を用いるのが好ましく、写真用途の発明に
使用される乳剤を調整するには、両者の組合わせを用い
ることが最も好ましい。カチオン性澱粉解膠剤を用いる
と、化学増感に関して明瞭な利点が実現可能となる。比
較できるレベルの化学増感によって、一層高い写真感度
がカチオン性澱粉解膠剤を用いて実現できる。比較に値
する写真感度が探索される時、ゼラチンの不存在下での
カチオン性澱粉解膠剤は、より低い量での化学増感剤の
使用を可能とし、かつ、その結果、より良好な温置保存
が得られる。化学増感剤の量が変らない時には、ゼラチ
ン解膠剤を用いて得られるものと同等の感度が、より低
い沈降温度および/または増感温度で得られ、それによ
って望ましくない粒子熟成が避けられる。
【0038】本発明で用いられるハロゲン化銀乳剤に
は、可溶性塩が含まれないことが好ましい。その可溶性
塩は、Craft の米国特許第2,316,845号明細書お
よび McFall 等の米国特許第3,396,027号明細書
に説明されているように、デカンテーション、濾過、お
よび/または冷却硬化および漂白によって、Hewitson等
の米国特許第2,618,556号明細書、Yutzy 等の米
国特許第2,614,928号明細書、Yackel の米国特
許第2,565,418号明細書、Hart 等の米国特許第
3,241,969号明細書、Waller 等の米国特許第2,
489,341号明細書、Klinger の英国特許第1,30
5,409号明細書および Dersch 等の英国特許第1,1
67,159号明細書に説明されているように、凝固洗
浄によって、Murray の米国特許第2,463,794号
明細書、Ujihara 等の米国特許第3,707,378号明
細書、Audran の米国特許第2,996,287号明細
書、および Timson の米国特許第3,498,454号明
細書に説明されているように、凝固分散液の遠心分離お
よびデカンテーションによって、英国特許第1,336,
692号明細書、Claes の英国特許第1,356,573
号明細書および Ushimirskii 等の Soviet Chemical In
dustry、第6巻、第3号、1974年、181〜185
頁に説明されているように、水中サイクロンを単独ある
いはこれと遠心機を使用することによって、Research D
isclosure、第102巻、1972年10月、第102
08項、Hagemaier 等の Research Disclosure、第13
1巻、1975年3月、第13122項、Bonnet の Re
search Disclosure、第135巻、1975年7月、第
13577項 、Berg 等の独国 OLS 特許第2,436,
461号明細書、Bolton の米国特許第2,495,91
8号明細書、および Mignot の米国特許第4,334,0
12号明細書に説明されるように、半透膜を用いた逆濾
過によって、または Maley の米国特許第3,782,9
53号明細書および Noble の米国特許第2,827,4
28号明細書に説明されているように、イオン交換樹脂
を用いることによって除去できる。
は、可溶性塩が含まれないことが好ましい。その可溶性
塩は、Craft の米国特許第2,316,845号明細書お
よび McFall 等の米国特許第3,396,027号明細書
に説明されているように、デカンテーション、濾過、お
よび/または冷却硬化および漂白によって、Hewitson等
の米国特許第2,618,556号明細書、Yutzy 等の米
国特許第2,614,928号明細書、Yackel の米国特
許第2,565,418号明細書、Hart 等の米国特許第
3,241,969号明細書、Waller 等の米国特許第2,
489,341号明細書、Klinger の英国特許第1,30
5,409号明細書および Dersch 等の英国特許第1,1
67,159号明細書に説明されているように、凝固洗
浄によって、Murray の米国特許第2,463,794号
明細書、Ujihara 等の米国特許第3,707,378号明
細書、Audran の米国特許第2,996,287号明細
書、および Timson の米国特許第3,498,454号明
細書に説明されているように、凝固分散液の遠心分離お
よびデカンテーションによって、英国特許第1,336,
692号明細書、Claes の英国特許第1,356,573
号明細書および Ushimirskii 等の Soviet Chemical In
dustry、第6巻、第3号、1974年、181〜185
頁に説明されているように、水中サイクロンを単独ある
いはこれと遠心機を使用することによって、Research D
isclosure、第102巻、1972年10月、第102
08項、Hagemaier 等の Research Disclosure、第13
1巻、1975年3月、第13122項、Bonnet の Re
search Disclosure、第135巻、1975年7月、第
13577項 、Berg 等の独国 OLS 特許第2,436,
461号明細書、Bolton の米国特許第2,495,91
8号明細書、および Mignot の米国特許第4,334,0
12号明細書に説明されるように、半透膜を用いた逆濾
過によって、または Maley の米国特許第3,782,9
53号明細書および Noble の米国特許第2,827,4
28号明細書に説明されているように、イオン交換樹脂
を用いることによって除去できる。
【0039】フォトサーモグラフ要素には、上記した澱
粉が解膠された乳剤が使用される。ハロゲン化銀が露光
されて潜像が作られ、次いで有機の銀化合物粒子を含む
酸化還元組成物により現像される。水性のフォトサーモ
グラフ組成物は、(I)親水性の感光性ハロゲン化銀乳
剤を、(II)(a)親水性バインダーおよび(b)
(i)銀カルボン酸塩のような銀の有機化合物の水性分
散液と(ii)有機還元剤とを水中に含む酸化還元画像
形成組成物と完全に混合することによって、調製され
る。フォトサーモグラフ要素は、得られたフォトサーも
グラフ組成物を適当な支持体上に塗布することによって
作製される。
粉が解膠された乳剤が使用される。ハロゲン化銀が露光
されて潜像が作られ、次いで有機の銀化合物粒子を含む
酸化還元組成物により現像される。水性のフォトサーモ
グラフ組成物は、(I)親水性の感光性ハロゲン化銀乳
剤を、(II)(a)親水性バインダーおよび(b)
(i)銀カルボン酸塩のような銀の有機化合物の水性分
散液と(ii)有機還元剤とを水中に含む酸化還元画像
形成組成物と完全に混合することによって、調製され
る。フォトサーモグラフ要素は、得られたフォトサーも
グラフ組成物を適当な支持体上に塗布することによって
作製される。
【0040】水性フォトサーモグラフ材料には、感光性
ハロゲン化銀が含まれる。感光性ハロゲン化銀は、カチ
オン性澱粉解膠剤を含む親水性のハロゲン化銀乳剤の形
態にある。カチオン性澱粉解膠剤と画像形成組成物を含
む親水性のフォトサーモグラフハロゲン化銀乳剤の典型
的な濃度は、当該フォトサーモグラフ材料における上記
銀化合物のモル当たり、感光性ハロゲン化銀0.02か
ら1.0モルの範囲である。所望の場合には、他の感光
材料を上記の感光性ハロゲン化銀と組合せると有効であ
る。好ましい感光性ハロゲン化銀は、塩化銀、沃臭化
銀、臭化銀、沃臭塩化銀、塩臭化銀、またはこれらの混
合物である。本発明の目的の場合は、また、沃化銀が感
光性ハロゲン化銀であると考えている。
ハロゲン化銀が含まれる。感光性ハロゲン化銀は、カチ
オン性澱粉解膠剤を含む親水性のハロゲン化銀乳剤の形
態にある。カチオン性澱粉解膠剤と画像形成組成物を含
む親水性のフォトサーモグラフハロゲン化銀乳剤の典型
的な濃度は、当該フォトサーモグラフ材料における上記
銀化合物のモル当たり、感光性ハロゲン化銀0.02か
ら1.0モルの範囲である。所望の場合には、他の感光
材料を上記の感光性ハロゲン化銀と組合せると有効であ
る。好ましい感光性ハロゲン化銀は、塩化銀、沃臭化
銀、臭化銀、沃臭塩化銀、塩臭化銀、またはこれらの混
合物である。本発明の目的の場合は、また、沃化銀が感
光性ハロゲン化銀であると考えている。
【0041】極粗粒から極微粒でありまた3Dから平板
状のハロゲン化銀に渡る感光性ハロゲン化銀の粒度範囲
および粒子形態が、有効である。平板状粒子の感光性ハ
ロゲン化銀は、例えば、1984年3月6日に発行され
た Reeves の米国特許第4,435,499号明細書に
記載されるように、有効である。1997年9月16日
に発行された Maskasky の米国特許第5,667,955
号明細書および1997年2月18日に発行された Mas
kasky の米国特許第5,604,085号明細書に記載さ
れるような、水分散性のカチオン性澱粉を解膠剤として
用いて作られる極薄の平板状ハロゲン化銀粒子は、特に
有効である。極微粒のハロゲン化銀は好ましい。微粒の
ハロゲン化銀と粗粒のハロゲン化銀のブレンドも、また
有効である。
状のハロゲン化銀に渡る感光性ハロゲン化銀の粒度範囲
および粒子形態が、有効である。平板状粒子の感光性ハ
ロゲン化銀は、例えば、1984年3月6日に発行され
た Reeves の米国特許第4,435,499号明細書に
記載されるように、有効である。1997年9月16日
に発行された Maskasky の米国特許第5,667,955
号明細書および1997年2月18日に発行された Mas
kasky の米国特許第5,604,085号明細書に記載さ
れるような、水分散性のカチオン性澱粉を解膠剤として
用いて作られる極薄の平板状ハロゲン化銀粒子は、特に
有効である。極微粒のハロゲン化銀は好ましい。微粒の
ハロゲン化銀と粗粒のハロゲン化銀のブレンドも、また
有効である。
【0042】カチオン性澱粉解膠剤を含む親水性の感光
性ハロゲン化銀乳剤は、写真ハロゲン化銀乳剤の調製を
含む写真分野で知られる手順のいずれによっても調製が
可能である。本発明の目的に関して有用な感光性ハロゲ
ン化銀乳剤の手順と形態は、例えば、the Product Lice
nsing Index、第92巻、1971年12月、刊行物9
232、107頁、Industrial Opportunities 社、Hom
ewell, Havant Hampshire, P09 1EF、英国に記載されて
いる。感光性ハロゲン化銀は、記載されるように、洗浄
されても、洗浄されなくてもよく、化学増感法を用いて
化学増感されてもよい。写真分野で知られる材料は、上
述した Product Licensing Index 刊行物に記載されて
いるように、カブリの生成に対して保護されてよく、ま
た、保存時の感光性の喪失に対して安定化されてもよ
い。
性ハロゲン化銀乳剤は、写真ハロゲン化銀乳剤の調製を
含む写真分野で知られる手順のいずれによっても調製が
可能である。本発明の目的に関して有用な感光性ハロゲ
ン化銀乳剤の手順と形態は、例えば、the Product Lice
nsing Index、第92巻、1971年12月、刊行物9
232、107頁、Industrial Opportunities 社、Hom
ewell, Havant Hampshire, P09 1EF、英国に記載されて
いる。感光性ハロゲン化銀は、記載されるように、洗浄
されても、洗浄されなくてもよく、化学増感法を用いて
化学増感されてもよい。写真分野で知られる材料は、上
述した Product Licensing Index 刊行物に記載されて
いるように、カブリの生成に対して保護されてよく、ま
た、保存時の感光性の喪失に対して安定化されてもよ
い。
【0043】感光性ハロゲン化銀乳剤には、ある濃度範
囲のカチオン性澱粉解膠剤が含まれてよい。典型的に、
澱粉解膠剤の濃度は、ハロゲン化銀乳剤中の銀のモル当
たり、1g〜500gの範囲のカチオン性澱粉解膠剤で
ある。これは、低解膠剤ハロゲン化銀乳剤として本明細
書中に記載されている。カチオン性澱粉解膠剤の好まし
い有用な濃度は、ハロゲン化銀乳剤中の銀のモル当たり
5〜10gの範囲のカチオン性澱粉解膠剤である。カチ
オン性澱粉解膠剤の最も好ましい有用な濃度は、ハロゲ
ン化銀乳剤中の銀のモル当たり10〜50gの範囲のカ
チオン性澱粉解膠剤である。カチオン性澱粉解膠剤の最
適濃度は、特定の感光性ハロゲン化銀、所望の画像、フ
ォトサーモグラフ組成物の特定成分、塗布条件等のよう
な要因に左右されよう。化学増感の任意の工程を経て乳
剤を調製するために必要となる選定された解膠剤の全て
は、粒子の核生成の前に反応容器内にあってよい。
囲のカチオン性澱粉解膠剤が含まれてよい。典型的に、
澱粉解膠剤の濃度は、ハロゲン化銀乳剤中の銀のモル当
たり、1g〜500gの範囲のカチオン性澱粉解膠剤で
ある。これは、低解膠剤ハロゲン化銀乳剤として本明細
書中に記載されている。カチオン性澱粉解膠剤の好まし
い有用な濃度は、ハロゲン化銀乳剤中の銀のモル当たり
5〜10gの範囲のカチオン性澱粉解膠剤である。カチ
オン性澱粉解膠剤の最も好ましい有用な濃度は、ハロゲ
ン化銀乳剤中の銀のモル当たり10〜50gの範囲のカ
チオン性澱粉解膠剤である。カチオン性澱粉解膠剤の最
適濃度は、特定の感光性ハロゲン化銀、所望の画像、フ
ォトサーモグラフ組成物の特定成分、塗布条件等のよう
な要因に左右されよう。化学増感の任意の工程を経て乳
剤を調製するために必要となる選定された解膠剤の全て
は、粒子の核生成の前に反応容器内にあってよい。
【0044】カチオン性澱粉解膠剤の存在下で沈降する
乳剤は、その他の必要な成分を巧みに水性のフォトサー
モグラフ画像形成要素内に取り込み、良好に露光され
て、レーザプリンターおよび感熱プロセッサーを用いて
熱処理される。
乳剤は、その他の必要な成分を巧みに水性のフォトサー
モグラフ画像形成要素内に取り込み、良好に露光され
て、レーザプリンターおよび感熱プロセッサーを用いて
熱処理される。
【0045】上記の材料は、ゼラチン解膠剤を用いる材
料に優るいくつかの利点を提供する。慣用のゼラチン解
膠剤の多くは、屡、悪い写真効果、特に、カブリ、コン
トラストの喪失、最大濃度の喪失、および劣悪な保存性
を引き起こす。カチオン性澱粉解膠剤の存在下に沈降し
たハロゲン化銀乳剤は、これらの不利な写真効果を示さ
ないという利点を供する。
料に優るいくつかの利点を提供する。慣用のゼラチン解
膠剤の多くは、屡、悪い写真効果、特に、カブリ、コン
トラストの喪失、最大濃度の喪失、および劣悪な保存性
を引き起こす。カチオン性澱粉解膠剤の存在下に沈降し
たハロゲン化銀乳剤は、これらの不利な写真効果を示さ
ないという利点を供する。
【0046】本発明では、(a)カチオン性澱粉解膠剤
の存在下に沈降する感光性ハロゲン化銀乳剤と(b)
(i)有機銀化合物粒子の水性分散液および(ii)有
機還元剤を含む酸化還元画像形成組成物とを含む水性の
フォトサーモグラフ組成物を表面に有する支持体を含ん
でなるフォトサーモグラフ画像形成要素が提供される。
の存在下に沈降する感光性ハロゲン化銀乳剤と(b)
(i)有機銀化合物粒子の水性分散液および(ii)有
機還元剤を含む酸化還元画像形成組成物とを含む水性の
フォトサーモグラフ組成物を表面に有する支持体を含ん
でなるフォトサーモグラフ画像形成要素が提供される。
【0047】酸化還元画像形成組成物用の有機銀化合物
は、長鎖脂肪酸の銀塩のような銀カルボン酸塩であって
よい。
は、長鎖脂肪酸の銀塩のような銀カルボン酸塩であって
よい。
【0048】他の銀塩または銀錯体は、熱現像可能な写
真材料用に提案されてきた。これらには、例えば、ベン
ゾトリアゾールの銀塩、サッカリンの銀塩および関連す
る銀塩または銀錯体が含まれる。これらは、例えば、1
971年10月2日に発行された Ohkubo 等の米国特許
第3,617,289号明細書、1972年5月30日に
発行された Goffe の米国特許第3,666,477号明
細書、1972年6月27日に発行された deMauriac
の米国特許第3,672,904号明細書、1974年8
月27日に発行された Masuda 等の米国特許第3,83
2,186号明細書、1970年9月16日に発行され
た英国特許第1,205,500号明細書、1972年9
月5日に発行された Anderson 等の米国特許第3,68
9,270号明細書、および1973年12月6日に発
行された西独公開公報第2,326,865号の熱現像可
能な写真材料に記載されている。熱現像可能な材料にお
ける他の銀錯体または銀塩は、これらには硝酸の銀塩も
含まれるが、R.A. deMauriacの Research Disclosure、
1976年10月、第15026項、18〜21頁に記
載されている。
真材料用に提案されてきた。これらには、例えば、ベン
ゾトリアゾールの銀塩、サッカリンの銀塩および関連す
る銀塩または銀錯体が含まれる。これらは、例えば、1
971年10月2日に発行された Ohkubo 等の米国特許
第3,617,289号明細書、1972年5月30日に
発行された Goffe の米国特許第3,666,477号明
細書、1972年6月27日に発行された deMauriac
の米国特許第3,672,904号明細書、1974年8
月27日に発行された Masuda 等の米国特許第3,83
2,186号明細書、1970年9月16日に発行され
た英国特許第1,205,500号明細書、1972年9
月5日に発行された Anderson 等の米国特許第3,68
9,270号明細書、および1973年12月6日に発
行された西独公開公報第2,326,865号の熱現像可
能な写真材料に記載されている。熱現像可能な材料にお
ける他の銀錯体または銀塩は、これらには硝酸の銀塩も
含まれるが、R.A. deMauriacの Research Disclosure、
1976年10月、第15026項、18〜21頁に記
載されている。
【0049】ナノ粒子銀カルボン酸塩の分散液が、写真
ハロゲン化銀乳剤の沈降に慣用される沈降法によって調
製できる。激しく攪拌された反応液中に、表面改質剤が
導入される。度々、その反応容器に当初に導入される表
面改質剤は、粒子の沈降が完了した時のナノ粒子銀カル
ボン酸塩中に存在する表面改質剤の全重量に対して、少
なくとも10重量%、好ましくは20〜100重量%で
ある。表面改質剤は、1982年6月8日に発行された
Mignot の米国特許第4,334,012号明細書に教
示されるように、銀カルボン酸塩粒子の沈降時に限外濾
過によって反応容器から除去されてよいので、反応容器
に最初に存在している表面改質剤の重量は、沈降の完了
時に反応容器に存在する銀カルボン酸塩の乾燥重量と等
しいかあるいは過剰であってもよいと理解される。反応
容器に最初に導入される表面改質剤は、好ましくは表面
改質剤の水溶液または水性分散液であり、任意に、一種
以上のカブリ防止剤および/または種々のドーパント、
更に下記に特記したもののような他の成分が含まれる。
表面改質剤が当初から存在する場合には、ナノ粒子の銀
カルボン酸塩の沈降完了時に存在する全表面改質剤の好
ましくは少なくとも10パーセント、より好ましくは少
なくとも20パーセントの濃度で使用される。追加の表
面改質剤は、水溶性銀塩と共に反応容器に添加され、ま
た、別個の噴射によって導入されてもよい。
ハロゲン化銀乳剤の沈降に慣用される沈降法によって調
製できる。激しく攪拌された反応液中に、表面改質剤が
導入される。度々、その反応容器に当初に導入される表
面改質剤は、粒子の沈降が完了した時のナノ粒子銀カル
ボン酸塩中に存在する表面改質剤の全重量に対して、少
なくとも10重量%、好ましくは20〜100重量%で
ある。表面改質剤は、1982年6月8日に発行された
Mignot の米国特許第4,334,012号明細書に教
示されるように、銀カルボン酸塩粒子の沈降時に限外濾
過によって反応容器から除去されてよいので、反応容器
に最初に存在している表面改質剤の重量は、沈降の完了
時に反応容器に存在する銀カルボン酸塩の乾燥重量と等
しいかあるいは過剰であってもよいと理解される。反応
容器に最初に導入される表面改質剤は、好ましくは表面
改質剤の水溶液または水性分散液であり、任意に、一種
以上のカブリ防止剤および/または種々のドーパント、
更に下記に特記したもののような他の成分が含まれる。
表面改質剤が当初から存在する場合には、ナノ粒子の銀
カルボン酸塩の沈降完了時に存在する全表面改質剤の好
ましくは少なくとも10パーセント、より好ましくは少
なくとも20パーセントの濃度で使用される。追加の表
面改質剤は、水溶性銀塩と共に反応容器に添加され、ま
た、別個の噴射によって導入されてもよい。
【0050】銀およびカルボン酸塩は、写真ハロゲン化
銀粒子の沈降に周知な技術によって、沈降時に反応容器
に添加される.そのカルボン酸塩は、概ね、一種以上の
可溶性アンモニウム、アルキル金属(例えばナトリウム
またはカリウム)、あるいはアルカリ土類金属(例え
ば、マグネシウムまたはカルシウム)のカルボン酸塩の
ような水性の塩溶液として導入される。その銀塩は、少
なくとも最初に、カルボン酸塩とは別に反応容器に導入
される。
銀粒子の沈降に周知な技術によって、沈降時に反応容器
に添加される.そのカルボン酸塩は、概ね、一種以上の
可溶性アンモニウム、アルキル金属(例えばナトリウム
またはカリウム)、あるいはアルカリ土類金属(例え
ば、マグネシウムまたはカルシウム)のカルボン酸塩の
ような水性の塩溶液として導入される。その銀塩は、少
なくとも最初に、カルボン酸塩とは別に反応容器に導入
される。
【0051】銀塩を反応容器に導入すると、銀カルボン
酸塩粒子の形成の核生成段階が開始する。銀および/ま
たはカルボン酸塩の導入が続くにつれて、銀カルボン酸
塩のための沈積部位として役立つことができる粒子核の
母集団が形成される。存在する粒子核上への銀カルボン
酸塩の沈積が、ナノ粒子生成の生長段階を構成する。
酸塩粒子の形成の核生成段階が開始する。銀および/ま
たはカルボン酸塩の導入が続くにつれて、銀カルボン酸
塩のための沈積部位として役立つことができる粒子核の
母集団が形成される。存在する粒子核上への銀カルボン
酸塩の沈積が、ナノ粒子生成の生長段階を構成する。
【0052】水溶液として銀および(または)カルボン
酸塩を導入することの代替法として、その銀塩およびカ
ルボン酸塩を、最初にあるいはその生長段階に、分散媒
体中に懸濁された超微粒子の形態で導入することを、特
に考えている。その粒度は、それが容易に反応して、ナ
ノ粒子の銀カルボン酸塩を生成するようなものである。
最大の有用な粒度は、温度および可溶化剤の存在という
ような、反応容器内の特定の条件に左右される。
酸塩を導入することの代替法として、その銀塩およびカ
ルボン酸塩を、最初にあるいはその生長段階に、分散媒
体中に懸濁された超微粒子の形態で導入することを、特
に考えている。その粒度は、それが容易に反応して、ナ
ノ粒子の銀カルボン酸塩を生成するようなものである。
最大の有用な粒度は、温度および可溶化剤の存在という
ような、反応容器内の特定の条件に左右される。
【0053】有機銀化合物、例えば、銀およびカルボン
酸塩またはカルボン酸の粒子は、好ましくは、例えば、
平均直径1.0μ未満のような極微粒であり、そしてよ
り好ましくは、0.2μ未満である。
酸塩またはカルボン酸の粒子は、好ましくは、例えば、
平均直径1.0μ未満のような極微粒であり、そしてよ
り好ましくは、0.2μ未満である。
【0054】有機銀化合物が銀カルボン酸塩である場合
には、銀、カルボン酸塩の導入の濃度および比率は、い
かなる好都合な慣用の形態を採ってもよい。その銀およ
びカルボン酸塩は、例えば、リットル当たり0.01モ
ルから飽和までというようなより広い慣用の濃度範囲が
考えられるが、好ましくは、リットル当たり0.1〜5
モルの濃度で導入される。特に好ましい沈降技術は、稼
動時に銀およびカルボン酸塩の導入の割合を増すことに
よって短くした沈降時間を達成するものである。銀およ
び/またはカルボン酸塩の導入の割合は、その銀および
/またはカルボン酸塩を導入する比率を増すか、あるい
はその溶液内の銀およびカルボン酸塩の濃度を増すこと
のいずれかによって増加させることができる。
には、銀、カルボン酸塩の導入の濃度および比率は、い
かなる好都合な慣用の形態を採ってもよい。その銀およ
びカルボン酸塩は、例えば、リットル当たり0.01モ
ルから飽和までというようなより広い慣用の濃度範囲が
考えられるが、好ましくは、リットル当たり0.1〜5
モルの濃度で導入される。特に好ましい沈降技術は、稼
動時に銀およびカルボン酸塩の導入の割合を増すことに
よって短くした沈降時間を達成するものである。銀およ
び/またはカルボン酸塩の導入の割合は、その銀および
/またはカルボン酸塩を導入する比率を増すか、あるい
はその溶液内の銀およびカルボン酸塩の濃度を増すこと
のいずれかによって増加させることができる。
【0055】個々の銀および(または)カルボン酸塩
は、Culhane 等の米国特許第3,821,002号明細
書、Oliver の米国特許第3,031,304号明細書お
よび Claes 等の Photographische Korrespondennz、第
102巻、1967年10月10日、162頁に説明さ
れるように、重力供給により、あるいは送出量および反
応容器の内容物のpH、および/またはpAgのコント
ロールを維持するための送出装置によって、表面あるい
は表面下にある配管を通じて反応容器に添加してよい。
反応容器内の反応物の速やかな配送を得るために、Audr
an の米国特許第2,996,287号明細書、McCrossen
等の米国特許第3,342,605号明細書、Frame 等
の米国特許第3,415,650号明細書、1974年1
月15日に発行した Porter 等の米国特許第3,785,
777号明細書、1979年4月3日に発行した Finni
cum 等の米国特許第4,147,551号明細書、197
9年10月16日に発行された Verhille 等の米国特許
第4,171,224号明細書、Calamur の英国出願第
2,022,431号明細書、Saito 等の独国 OLS 特許
第2,555,364号明細書および同第2,556,88
5号明細書、および Research Disclosure、第166
巻、1978年2月、第16662項に説明されるよう
に、特別に構成された混合装置が用いられてよい。
は、Culhane 等の米国特許第3,821,002号明細
書、Oliver の米国特許第3,031,304号明細書お
よび Claes 等の Photographische Korrespondennz、第
102巻、1967年10月10日、162頁に説明さ
れるように、重力供給により、あるいは送出量および反
応容器の内容物のpH、および/またはpAgのコント
ロールを維持するための送出装置によって、表面あるい
は表面下にある配管を通じて反応容器に添加してよい。
反応容器内の反応物の速やかな配送を得るために、Audr
an の米国特許第2,996,287号明細書、McCrossen
等の米国特許第3,342,605号明細書、Frame 等
の米国特許第3,415,650号明細書、1974年1
月15日に発行した Porter 等の米国特許第3,785,
777号明細書、1979年4月3日に発行した Finni
cum 等の米国特許第4,147,551号明細書、197
9年10月16日に発行された Verhille 等の米国特許
第4,171,224号明細書、Calamur の英国出願第
2,022,431号明細書、Saito 等の独国 OLS 特許
第2,555,364号明細書および同第2,556,88
5号明細書、および Research Disclosure、第166
巻、1978年2月、第16662項に説明されるよう
に、特別に構成された混合装置が用いられてよい。
【0056】表面改質剤の存在下で銀カルボン酸塩の分
散液を形成する際には、表面改質剤は最初に反応容器内
に入れておく。好ましい形態では、表面改質剤は、水溶
液からなる。反応容器内の分散液内容物の全重量に対し
て、0.1〜30重量%の表面改質剤の濃度が用いられ
る。銀カルボン酸塩の生成前および生成時に、全重量に
対して25%未満の範囲にある反応容器内の表面改質剤
の濃度を維持することが望ましい。始めに生成される銀
カルボン酸塩の分散液は、銀カルボン酸塩のモル当たり
1〜200gの表面改質剤、好ましくは、銀カルボン酸
塩のモル当たり10〜100gの表面改質剤が含まれる
ものと考えている。追加の表面改質剤が、その濃度を銀
カルボン酸塩のモル当たり200gに高めるまで、後か
ら添加されてよい。
散液を形成する際には、表面改質剤は最初に反応容器内
に入れておく。好ましい形態では、表面改質剤は、水溶
液からなる。反応容器内の分散液内容物の全重量に対し
て、0.1〜30重量%の表面改質剤の濃度が用いられ
る。銀カルボン酸塩の生成前および生成時に、全重量に
対して25%未満の範囲にある反応容器内の表面改質剤
の濃度を維持することが望ましい。始めに生成される銀
カルボン酸塩の分散液は、銀カルボン酸塩のモル当たり
1〜200gの表面改質剤、好ましくは、銀カルボン酸
塩のモル当たり10〜100gの表面改質剤が含まれる
ものと考えている。追加の表面改質剤が、その濃度を銀
カルボン酸塩のモル当たり200gに高めるまで、後か
ら添加されてよい。
【0057】ビヒクル(これには、バインダーと解膠剤
の両者が含まれる)が用いられてもよい。好ましい解膠
剤は、親水性コロイドであり、これは単独で、あるいは
親油性の材料と組合わせて使用されてよい。好適な親水
性材料には、Yutzy 等の米国特許第2,614,928号
および同第2,614,929号明細書、Lowe 等の米国
特許第2,691,582号、同第2、614,930
号、同第2,614,931号、同第2,327,808号
および同第2、448,534号明細書、Gates等の米国
特許第2,787,545号および同第2、956,88
0号明細書、Himmelmann 等の米国特許第3,061,4
36号明細書、Farrel 等の米国特許第2,816,02
7号明細書、Ryan の米国特許第3,132,945号、
同第3,138,461号および同第3,186,846号
明細書、Dersch 等の英国特許第1,167,159号明
細書および米国特許第2,960,405号および同第
3,436,220号明細書、Geary の米国特許第3,4
86,896号明細書、Gazzardの英国特許第793,5
49号明細書、Gates 等の米国特許第2,992,213
号、同第3,157,506号、同第3,184,312号
および同第3,539,353号明細書、Miller 等の米
国特許第3,227,571号明細書、Boyer 等の米国特
許第3,532,502号明細書、Malan の米国特
許第3,551,151号明細書、1977年4月19日
に発行した Lohmer 等の米国特許第4,018,609号
明細書、Luciani 等の英国特許第1,186,790号明
細書、Hori 等の英国特許第1,489,080号および
ベルギー国特許第856,631号明細書、英国特許第
1,490,644号明細書、英国特許第1,483,55
1号明細書、Arase 等の英国特許第1,459,906号
明細書、Salo の米国特許第2,110,491号および
同第2、311,086号明細書、Fallesen の米国特許
第2,343,650号明細書、Yutzy の米国特許第2,
322,085号明細書、Lowe の米国特許第2,563,
791号明細書、Talbot 等の米国特許第2,725,2
93号明細書、Hilborn の米国特許第2,748,022
号明細書、DePauw の米国特許第2,956,883号明
細書、Ritchie の英国特許第2,095,号明細書、DeSt
ubner の米国特許第1,752,069号明細書、Sheppa
rd等の米国特許第2,127,573号明細書、Lierg の
米国特許第2,256,720号明細書、Gaspar の米国
特許第2,361,936号明細書、Farmer の英国特許
第15,727号明細書、Stevens の英国特許第1,06
2,116号明細書および Yamamoto 等の米国特許第3,
923,517号明細書に記載されるような、蛋白質、
蛋白質誘導体、セルロース誘導体、例えばセルロースエ
ステル、ゼラチン、例えばアルカリ処理ゼラチン(牛骨
または皮革ゼラチン)または酸処理ゼラチン(豚皮ゼラ
チン)、ゼラチン誘導体、例えばアセチル化ゼラチン、
フタル化ゼラチン等、デキストランのような多糖、アラ
ビアゴム、ゼイン、カゼイン、ペクチン、コラーゲン誘
導体、寒天、クズウコン、アルブミン等のような物質が
含まれる。
の両者が含まれる)が用いられてもよい。好ましい解膠
剤は、親水性コロイドであり、これは単独で、あるいは
親油性の材料と組合わせて使用されてよい。好適な親水
性材料には、Yutzy 等の米国特許第2,614,928号
および同第2,614,929号明細書、Lowe 等の米国
特許第2,691,582号、同第2、614,930
号、同第2,614,931号、同第2,327,808号
および同第2、448,534号明細書、Gates等の米国
特許第2,787,545号および同第2、956,88
0号明細書、Himmelmann 等の米国特許第3,061,4
36号明細書、Farrel 等の米国特許第2,816,02
7号明細書、Ryan の米国特許第3,132,945号、
同第3,138,461号および同第3,186,846号
明細書、Dersch 等の英国特許第1,167,159号明
細書および米国特許第2,960,405号および同第
3,436,220号明細書、Geary の米国特許第3,4
86,896号明細書、Gazzardの英国特許第793,5
49号明細書、Gates 等の米国特許第2,992,213
号、同第3,157,506号、同第3,184,312号
および同第3,539,353号明細書、Miller 等の米
国特許第3,227,571号明細書、Boyer 等の米国特
許第3,532,502号明細書、Malan の米国特
許第3,551,151号明細書、1977年4月19日
に発行した Lohmer 等の米国特許第4,018,609号
明細書、Luciani 等の英国特許第1,186,790号明
細書、Hori 等の英国特許第1,489,080号および
ベルギー国特許第856,631号明細書、英国特許第
1,490,644号明細書、英国特許第1,483,55
1号明細書、Arase 等の英国特許第1,459,906号
明細書、Salo の米国特許第2,110,491号および
同第2、311,086号明細書、Fallesen の米国特許
第2,343,650号明細書、Yutzy の米国特許第2,
322,085号明細書、Lowe の米国特許第2,563,
791号明細書、Talbot 等の米国特許第2,725,2
93号明細書、Hilborn の米国特許第2,748,022
号明細書、DePauw の米国特許第2,956,883号明
細書、Ritchie の英国特許第2,095,号明細書、DeSt
ubner の米国特許第1,752,069号明細書、Sheppa
rd等の米国特許第2,127,573号明細書、Lierg の
米国特許第2,256,720号明細書、Gaspar の米国
特許第2,361,936号明細書、Farmer の英国特許
第15,727号明細書、Stevens の英国特許第1,06
2,116号明細書および Yamamoto 等の米国特許第3,
923,517号明細書に記載されるような、蛋白質、
蛋白質誘導体、セルロース誘導体、例えばセルロースエ
ステル、ゼラチン、例えばアルカリ処理ゼラチン(牛骨
または皮革ゼラチン)または酸処理ゼラチン(豚皮ゼラ
チン)、ゼラチン誘導体、例えばアセチル化ゼラチン、
フタル化ゼラチン等、デキストランのような多糖、アラ
ビアゴム、ゼイン、カゼイン、ペクチン、コラーゲン誘
導体、寒天、クズウコン、アルブミン等のような物質が
含まれる。
【0058】ビヒクル(ビヒクル増量剤−例えば、格子
形態の物質を含む)として親水性コロイド解膠剤と組合
わせて通常使用される他の物質には、澱粉および、例え
ば、Hollister 等の米国特許第3,679,425号、同
第3,706,564号および同第3,813,251号明
細書、Lowe の米国特許第2,253,078号、同第2,
276,322号、同第2,276,323号、同第2,2
81,703号、同第2,311,058号および同第2,
414,207号明細書、Lowe 等の米国特許第2,48
4,456号、同第2,541,474号および同第2,6
32,704号明細書、Perry 等の米国特許第3,42
5,836号明細書、Smith 等の米国特許第3,415,
653号および同第3,615,624号明細書、Smith
の米国特許第3,488,708号明細書、Whiteley 等
の米国特許第3,392,025号および同第3,511,
818号明細書、Fitzgerald の、1973年3月20
日に発行された米国特許第3,681,079号、同第
3,721,565号明細書、1974年12月3日に発
行された同第3,852,073号、1975年1月21
日に発行された同第3,861,918号、および197
5年12月9日に発行された同第3,925,083号明
細書、1975年4月22日に発行された Fitzgerald
等の米国特許第3,879,205号明細書、Nottorf の
米国特許第3,142,568号明細書、Houck 等の米国
特許第3,062,674号および同第3,220,844
号明細書、Dann 等の米国特許第2,882,161号明
細書、Schupp の米国特許第2,579,016号明細
書、Weaver の米国特許第2,829,053号明細書、A
lles 等の米国特許第2,698,240号明細書、Pries
t 等の米国特許第3,003,879号明細書、Merrill
等の米国特許第3,419,397号明細書、Stonham の
米国特許第3,284,207号明細書、Lohmer 等の米
国特許第3,167,430号明細書、Williams の米国
特許第2,957,767号明細書、Dawson 等の米国特
許第2,893,867号明細書、Smith 等の米国特許第
2,860,986号および同第2,904,539号明細
書、Ponticelo 等の、1975年12月30日に発行さ
れた米国特許第3,929,482号および1975年1
月14日に発行された同第3,860,428号明細書、
Ponticelloの1976年2月17日に発行された米国特
許第3,939,130号明細書、Dykstra の米国特許第
3,411,911号明細書および Dystra 等のカナダ特
許第774,054号明細書、Ream 等の米国特許第3,
287,289号明細書、Smith の英国特許第1,46
6,600号明細書、Stevens の英国特許第1,062,
116号明細書、Fordyce の米国特許第2,211,3
23号明細書、Martinezの米国特許第2,284,877
号明細書、Watkins の米国特許第2,420,455号明
細書、Jones の米国特許第2,533,166号明細書、
Bolton の米国特許第2,495,918号明細書、Grave
s の米国特許第2,289,775号明細書、Yackel の
米国特許第2,565,418号明細書、Unruh 等の米国
特許第2,865,893号および同第2,875,059
号明細書、Rees 等の米国特許第3,536,491号明
細書、Broadhead 等の英国特許第1,348,815号明
細書、Tailor 等の米国特許第3,479,186号明細
書、Merrill 等の米国特許第3,520,857号明細
書、Bacon 等の米国特許第3,690,888号明細書、
Bowman の米国特許第3,748,143号明細書、Dicki
nson 等の英国特許第808,227号および同第80
8,228号明細書、Wood の英国特許第822,192
号明細書および Iguchi 等の英国特許第1,398,05
5号明細書に記載されるような、合成ポリマー解膠剤、
キャリアおよび/またはバインダー、例えばポリ(ビニ
ルラクタム)、アクリルアミドポリマー、ポリビニルア
ルコールおよびその誘導体、ポリビニルアセタール、ア
ルキルおよびスルホアルキルアクリレートおよびメタク
リレートのポリマー、加水分解された酢酸ポリビニル、
ポリアミド、ポリビニルピリジン、アクリル酸ポリマ
ー、無水マレイン酸コポリマー、酸化ポリアルキレン、
メタクリルアミドコポリマー、ポリビニルオキサゾリジ
ドン、マレイン酸コポリマー、ビニルアミンコポリマ
ー、メタクリル酸コポリマー、アクリロイルアルキルス
ルホン酸コポリマー、スルホアルキルアクリルアミドコ
ポリマー、ポリアルキレンイミンコポリマー、ポリアミ
ン、N,N−ジアルキルアミノアルキルアクリレート、
ビニルイミダゾールコポリマー、ビニルスルフィドコポ
リマー、ハロゲン化スチレンコポリマー、アミンアクリ
ルアミドポリマー、ポリペプチド等が含まれる。これら
の追加材料は、銀カルボン酸塩の沈降時に反応容器に存
在する必要はなく、むしろ慣用的には塗布前の分散液に
添加される。このビヒクル材料は、特に親水性コロイ
ド、並びにそれと組合わせると有効な疎水性材料を含
め、本発明のフォトサーモグラフ要素の乳剤層ばかりで
なく、オーバーコート層、中間層および乳剤層の下に位
置する層のような他の層にも使用してよい。
形態の物質を含む)として親水性コロイド解膠剤と組合
わせて通常使用される他の物質には、澱粉および、例え
ば、Hollister 等の米国特許第3,679,425号、同
第3,706,564号および同第3,813,251号明
細書、Lowe の米国特許第2,253,078号、同第2,
276,322号、同第2,276,323号、同第2,2
81,703号、同第2,311,058号および同第2,
414,207号明細書、Lowe 等の米国特許第2,48
4,456号、同第2,541,474号および同第2,6
32,704号明細書、Perry 等の米国特許第3,42
5,836号明細書、Smith 等の米国特許第3,415,
653号および同第3,615,624号明細書、Smith
の米国特許第3,488,708号明細書、Whiteley 等
の米国特許第3,392,025号および同第3,511,
818号明細書、Fitzgerald の、1973年3月20
日に発行された米国特許第3,681,079号、同第
3,721,565号明細書、1974年12月3日に発
行された同第3,852,073号、1975年1月21
日に発行された同第3,861,918号、および197
5年12月9日に発行された同第3,925,083号明
細書、1975年4月22日に発行された Fitzgerald
等の米国特許第3,879,205号明細書、Nottorf の
米国特許第3,142,568号明細書、Houck 等の米国
特許第3,062,674号および同第3,220,844
号明細書、Dann 等の米国特許第2,882,161号明
細書、Schupp の米国特許第2,579,016号明細
書、Weaver の米国特許第2,829,053号明細書、A
lles 等の米国特許第2,698,240号明細書、Pries
t 等の米国特許第3,003,879号明細書、Merrill
等の米国特許第3,419,397号明細書、Stonham の
米国特許第3,284,207号明細書、Lohmer 等の米
国特許第3,167,430号明細書、Williams の米国
特許第2,957,767号明細書、Dawson 等の米国特
許第2,893,867号明細書、Smith 等の米国特許第
2,860,986号および同第2,904,539号明細
書、Ponticelo 等の、1975年12月30日に発行さ
れた米国特許第3,929,482号および1975年1
月14日に発行された同第3,860,428号明細書、
Ponticelloの1976年2月17日に発行された米国特
許第3,939,130号明細書、Dykstra の米国特許第
3,411,911号明細書および Dystra 等のカナダ特
許第774,054号明細書、Ream 等の米国特許第3,
287,289号明細書、Smith の英国特許第1,46
6,600号明細書、Stevens の英国特許第1,062,
116号明細書、Fordyce の米国特許第2,211,3
23号明細書、Martinezの米国特許第2,284,877
号明細書、Watkins の米国特許第2,420,455号明
細書、Jones の米国特許第2,533,166号明細書、
Bolton の米国特許第2,495,918号明細書、Grave
s の米国特許第2,289,775号明細書、Yackel の
米国特許第2,565,418号明細書、Unruh 等の米国
特許第2,865,893号および同第2,875,059
号明細書、Rees 等の米国特許第3,536,491号明
細書、Broadhead 等の英国特許第1,348,815号明
細書、Tailor 等の米国特許第3,479,186号明細
書、Merrill 等の米国特許第3,520,857号明細
書、Bacon 等の米国特許第3,690,888号明細書、
Bowman の米国特許第3,748,143号明細書、Dicki
nson 等の英国特許第808,227号および同第80
8,228号明細書、Wood の英国特許第822,192
号明細書および Iguchi 等の英国特許第1,398,05
5号明細書に記載されるような、合成ポリマー解膠剤、
キャリアおよび/またはバインダー、例えばポリ(ビニ
ルラクタム)、アクリルアミドポリマー、ポリビニルア
ルコールおよびその誘導体、ポリビニルアセタール、ア
ルキルおよびスルホアルキルアクリレートおよびメタク
リレートのポリマー、加水分解された酢酸ポリビニル、
ポリアミド、ポリビニルピリジン、アクリル酸ポリマ
ー、無水マレイン酸コポリマー、酸化ポリアルキレン、
メタクリルアミドコポリマー、ポリビニルオキサゾリジ
ドン、マレイン酸コポリマー、ビニルアミンコポリマ
ー、メタクリル酸コポリマー、アクリロイルアルキルス
ルホン酸コポリマー、スルホアルキルアクリルアミドコ
ポリマー、ポリアルキレンイミンコポリマー、ポリアミ
ン、N,N−ジアルキルアミノアルキルアクリレート、
ビニルイミダゾールコポリマー、ビニルスルフィドコポ
リマー、ハロゲン化スチレンコポリマー、アミンアクリ
ルアミドポリマー、ポリペプチド等が含まれる。これら
の追加材料は、銀カルボン酸塩の沈降時に反応容器に存
在する必要はなく、むしろ慣用的には塗布前の分散液に
添加される。このビヒクル材料は、特に親水性コロイ
ド、並びにそれと組合わせると有効な疎水性材料を含
め、本発明のフォトサーモグラフ要素の乳剤層ばかりで
なく、オーバーコート層、中間層および乳剤層の下に位
置する層のような他の層にも使用してよい。
【0059】種々の親水性バインダーが、上記したフォ
トサーモグラフ材料に有用である。有用なバインダーに
は、ビヒクルおよび/または結合剤として、種々のコロ
イドが単独でまたは組合わせで含まれる。好適である親
水性バインダーには、透明または不透明材料が含まれ、
また、天然物質、例えば蛋白質、ゼラチン、ゼラチン誘
導体、セルロース誘導体、デキストリンのような多糖、
アラビアゴム等、および合成ポリマー物質、例えばポリ
ビニルアルコール、ポリ(ビニルピロリドン)、アクリ
ルアミドポリマー等のような水溶性ポリビニル化合物の
両者が含まれる。使用できる他の合成ポリマー化合物に
は、ラテックス型のような分散されたビニル化合物、お
よび特に写真材料の寸法安定性を増すものが含まれる。
親水性バインダーの濃度範囲は、フォトサーモグラフハ
ロゲン化銀に有効であってよい。典型的には、フォトサ
ーモグラフハロゲン化銀組成物における親水性バインダ
ーの濃度は、50〜1000mg/dm2 の範囲であ
る。上記バインダーの最適濃度は、特定のバインダー、
フォトサーモグラフ材料の他の成分、塗布条件、所望の
画像、処理温度および処理条件のような要因によって変
ってよい。
トサーモグラフ材料に有用である。有用なバインダーに
は、ビヒクルおよび/または結合剤として、種々のコロ
イドが単独でまたは組合わせで含まれる。好適である親
水性バインダーには、透明または不透明材料が含まれ、
また、天然物質、例えば蛋白質、ゼラチン、ゼラチン誘
導体、セルロース誘導体、デキストリンのような多糖、
アラビアゴム等、および合成ポリマー物質、例えばポリ
ビニルアルコール、ポリ(ビニルピロリドン)、アクリ
ルアミドポリマー等のような水溶性ポリビニル化合物の
両者が含まれる。使用できる他の合成ポリマー化合物に
は、ラテックス型のような分散されたビニル化合物、お
よび特に写真材料の寸法安定性を増すものが含まれる。
親水性バインダーの濃度範囲は、フォトサーモグラフハ
ロゲン化銀に有効であってよい。典型的には、フォトサ
ーモグラフハロゲン化銀組成物における親水性バインダ
ーの濃度は、50〜1000mg/dm2 の範囲であ
る。上記バインダーの最適濃度は、特定のバインダー、
フォトサーモグラフ材料の他の成分、塗布条件、所望の
画像、処理温度および処理条件のような要因によって変
ってよい。
【0060】所望の場合には、フォトサーモグラフ組成
物における写真ハロゲン化銀の一部は、フォトサーモグ
ラフ材料におけるその現場で調製されてよい。例えば、
そのフォトサーモグラフ組成物は、上記成分とは別に調
製してその後に混合するよりも、むしろ上記フォトサー
モグラフ材料の一種以上の他の成分中で、あるいは当該
成分に関して調製される写真ハロゲン化銀の一部を含ん
でいてもよい。かかる現場でのハロゲン化銀の調製方法
は、例えば、1969年7月22日に発行された Morga
n 等の米国特許第3,457,075号明細書に記載され
ている。
物における写真ハロゲン化銀の一部は、フォトサーモグ
ラフ材料におけるその現場で調製されてよい。例えば、
そのフォトサーモグラフ組成物は、上記成分とは別に調
製してその後に混合するよりも、むしろ上記フォトサー
モグラフ材料の一種以上の他の成分中で、あるいは当該
成分に関して調製される写真ハロゲン化銀の一部を含ん
でいてもよい。かかる現場でのハロゲン化銀の調製方法
は、例えば、1969年7月22日に発行された Morga
n 等の米国特許第3,457,075号明細書に記載され
ている。
【0061】酸化還元画像形成組成物を含む上記のフォ
トサーモグラフ組成物には、適当な還元剤と共に、長鎖
脂肪酸の銀塩であってよい銀カルボン酸塩が含まれる。
加熱時にこの組合せから起こる酸化還元反応は、フォト
サーモグラフ材料の像様露光に続くフォトサーモグラフ
材料の全体加熱時に生ずる感光性ハロゲン化銀からの潜
像銀によって触媒されるものと理解されている。その画
像形成の正確な機構は、完全には判っていない。
トサーモグラフ組成物には、適当な還元剤と共に、長鎖
脂肪酸の銀塩であってよい銀カルボン酸塩が含まれる。
加熱時にこの組合せから起こる酸化還元反応は、フォト
サーモグラフ材料の像様露光に続くフォトサーモグラフ
材料の全体加熱時に生ずる感光性ハロゲン化銀からの潜
像銀によって触媒されるものと理解されている。その画
像形成の正確な機構は、完全には判っていない。
【0062】種々の長鎖脂肪酸の銀塩が、フォトサーモ
グラフ材料に有用である。本明細書中で使われる用語
“長鎖”とは、8〜30個の炭素原子を有する脂肪酸を
指すことを意味し、これは、典型的に、露光時に耐暗色
化性である。有用な長鎖脂肪酸の銀塩には、例えば、ス
テアリン酸銀、ベヘン酸銀、カプリン酸銀、ヒドロキシ
ステアリン酸銀、ミリスチン酸銀およびパルミチン酸銀
が含まれる。長鎖脂肪酸の銀塩ではない小割合のその他
の銀塩酸化剤は、所望の場合に、長鎖脂肪酸の銀塩と組
合わせると有効である。長鎖脂肪酸の上記銀塩と組合わ
せて有効となるそのような銀塩には、例えば、銀ベンゾ
トリアゾール、銀イミダゾール、銀安息香酸塩等が含ま
れる。長鎖脂肪酸の銀塩との組合わせは、所望の場合に
上記のフォトサーモグラフ材料に有用となる。
グラフ材料に有用である。本明細書中で使われる用語
“長鎖”とは、8〜30個の炭素原子を有する脂肪酸を
指すことを意味し、これは、典型的に、露光時に耐暗色
化性である。有用な長鎖脂肪酸の銀塩には、例えば、ス
テアリン酸銀、ベヘン酸銀、カプリン酸銀、ヒドロキシ
ステアリン酸銀、ミリスチン酸銀およびパルミチン酸銀
が含まれる。長鎖脂肪酸の銀塩ではない小割合のその他
の銀塩酸化剤は、所望の場合に、長鎖脂肪酸の銀塩と組
合わせると有効である。長鎖脂肪酸の上記銀塩と組合わ
せて有効となるそのような銀塩には、例えば、銀ベンゾ
トリアゾール、銀イミダゾール、銀安息香酸塩等が含ま
れる。長鎖脂肪酸の銀塩との組合わせは、所望の場合に
上記のフォトサーモグラフ材料に有用となる。
【0063】種々の有機還元剤も、前記フォトサーモグ
ラフ酸化還元組成物に有用である。これらは、典型的
に、上記フォトサーモグラフハロゲン化銀材料の露光お
よび加熱時に所望の酸化還元画像形成反応を生ずるハロ
ゲン化銀現像主薬である。有用な還元剤の例には、ヒド
ロキノンおよびアルキル置換ヒドロキノンのようなポリ
ヒドロキシベンゼン、カテコールおよびピロガロール、
フェニレンジアミン現像主薬、アミノフェノール現像主
薬、アスコルビン酸およびアスコルビン酸ケタールおよ
び他のアスコルビン酸誘導体のようなアスコルビン酸現
像主薬、ヒドロキシルアミン現像主薬、1−フェニル−
3−ピラゾリドンおよび4−メチル−4−ヒドロキシメ
チル−1−フェニル−3−ピラゾリドンのような3−ピ
ラゾリドン現像主薬、ヒドロキシテトロン酸およびヒド
ロキシテトロンアミド現像主薬、レダクトン現像主薬、
ビスナフトール還元剤、およびスルホンアミドフェノー
ル還元剤等が含まれる。有機還元剤との組合わせは、上
記のフォトサーモグラフハロゲン化銀材料に有用であ
る。1974年1月18に発行されたベルギー特許第8
02,519号明細書に記載されるような、スルホンア
ミドフェノール現像主薬は、フォトサーモグラフハロゲ
ン化銀組成物に特に有用である。
ラフ酸化還元組成物に有用である。これらは、典型的
に、上記フォトサーモグラフハロゲン化銀材料の露光お
よび加熱時に所望の酸化還元画像形成反応を生ずるハロ
ゲン化銀現像主薬である。有用な還元剤の例には、ヒド
ロキノンおよびアルキル置換ヒドロキノンのようなポリ
ヒドロキシベンゼン、カテコールおよびピロガロール、
フェニレンジアミン現像主薬、アミノフェノール現像主
薬、アスコルビン酸およびアスコルビン酸ケタールおよ
び他のアスコルビン酸誘導体のようなアスコルビン酸現
像主薬、ヒドロキシルアミン現像主薬、1−フェニル−
3−ピラゾリドンおよび4−メチル−4−ヒドロキシメ
チル−1−フェニル−3−ピラゾリドンのような3−ピ
ラゾリドン現像主薬、ヒドロキシテトロン酸およびヒド
ロキシテトロンアミド現像主薬、レダクトン現像主薬、
ビスナフトール還元剤、およびスルホンアミドフェノー
ル還元剤等が含まれる。有機還元剤との組合わせは、上
記のフォトサーモグラフハロゲン化銀材料に有用であ
る。1974年1月18に発行されたベルギー特許第8
02,519号明細書に記載されるような、スルホンア
ミドフェノール現像主薬は、フォトサーモグラフハロゲ
ン化銀組成物に特に有用である。
【0064】有機還元剤の濃度範囲は、上記したフォト
サーモグラフハロゲン化銀材料に有用である。有機還元
剤の濃度は、典型的に、5mg/dm2 〜20mg/d
m2の範囲、好ましくは10mg/dm2 〜17mg/
dm2 の範囲にある。有機還元剤の最適濃度は、特定の
カルボン酸塩、例えば長鎖脂肪酸、所望の画像、処理条
件、特定の溶媒混合物、および塗布条件等のような要因
に左右される。
サーモグラフハロゲン化銀材料に有用である。有機還元
剤の濃度は、典型的に、5mg/dm2 〜20mg/d
m2の範囲、好ましくは10mg/dm2 〜17mg/
dm2 の範囲にある。有機還元剤の最適濃度は、特定の
カルボン酸塩、例えば長鎖脂肪酸、所望の画像、処理条
件、特定の溶媒混合物、および塗布条件等のような要因
に左右される。
【0065】適当な支持体上に塗布する前のフォトサー
モグラフ組成物を調製するための上記成分の添加順序
は、最適な写真感度、コントラストおよび最大濃度を得
るために重要である。
モグラフ組成物を調製するための上記成分の添加順序
は、最適な写真感度、コントラストおよび最大濃度を得
るために重要である。
【0066】種々の混合装置が、上記組成物を調製する
ために有用である。しかし、その混合装置は、完全な混
合を与えるものとすべきである。有用な混合装置は、写
真分野で知られる市販のコロイドミル混合機および分散
型混合機である。
ために有用である。しかし、その混合装置は、完全な混
合を与えるものとすべきである。有用な混合装置は、写
真分野で知られる市販のコロイドミル混合機および分散
型混合機である。
【0067】ある場合には、フォトサーモグラフ材料に
は、調色剤と言われ、また調色活性剤としても知られる
ものが含まれていることが望ましい。調色剤との組合わ
せは、屡、有用である。典型的な調色剤には、例えば、
フタルイミド、スクシンイミド、N−ヒドロキシフタル
イミド、N−ヒドロキシ−1,8−ナフタルイミド、N
−ヒドロキシスクシンイミド、1−(2H)−フタルア
ジノンおよびフタルアジノン誘導体が含まれる。
は、調色剤と言われ、また調色活性剤としても知られる
ものが含まれていることが望ましい。調色剤との組合わ
せは、屡、有用である。典型的な調色剤には、例えば、
フタルイミド、スクシンイミド、N−ヒドロキシフタル
イミド、N−ヒドロキシ−1,8−ナフタルイミド、N
−ヒドロキシスクシンイミド、1−(2H)−フタルア
ジノンおよびフタルアジノン誘導体が含まれる。
【0068】フォトサーモグラフ材料には、画像形成に
有用な他の添加材が含まれてもよい。上記フォトサーモ
グラフ材料における適当な添加剤には、感度増加化合
物、硬膜剤、帯電防止層、可塑剤および滑剤、塗工助
剤、増白剤、分光増感色素、カブリ防止剤、電荷調整
剤、吸収およびフィルター色素、および艶消し剤等とし
て機能する現像改質剤が含まれる。
有用な他の添加材が含まれてもよい。上記フォトサーモ
グラフ材料における適当な添加剤には、感度増加化合
物、硬膜剤、帯電防止層、可塑剤および滑剤、塗工助
剤、増白剤、分光増感色素、カブリ防止剤、電荷調整
剤、吸収およびフィルター色素、および艶消し剤等とし
て機能する現像改質剤が含まれる。
【0069】特定の添加剤は、画像形成要素の正確な特
性に依存する。フォトサーモグラフ材料は、X線画像の
再現に有効なレーザ出力媒体の形成に有用であり、マイ
クロフィルム要素の形成に有用であり、また、グラフィ
ックアート要素の形成に有用である。これらの各用途に
は、これら要素の各分野で知られる特定の添加材を必要
とするという周知な特徴を有する。
性に依存する。フォトサーモグラフ材料は、X線画像の
再現に有効なレーザ出力媒体の形成に有用であり、マイ
クロフィルム要素の形成に有用であり、また、グラフィ
ックアート要素の形成に有用である。これらの各用途に
は、これら要素の各分野で知られる特定の添加材を必要
とするという周知な特徴を有する。
【0070】上記したように、本発明では、カチオン性
澱粉解膠剤の存在下で沈降したハロゲン化銀乳剤を使用
する。これらの乳剤は、水性のフォトサーモグラフ画像
形成要素中に含まれる。これら組成物の重要な利点は、
それらが水性環境から塗布できるということである。現
在市販されているこのタイプのいくつかの要素(澱粉解
膠剤を使用しない)では、一般に有機溶媒から塗布され
ている。本発明では、これらの製品を水性の塗布製品に
変えるために使用することができる。この処理では、こ
れら要素に典型的に見られる成分のあるものは、所望の
ようには水に可溶性でないと思われる。これらの成分
は、また、ナノ粒子の分散液に作り変えることが可能で
ある。ある場合には、上記フォトサーモグラフ材料に安
定化剤を含めると有効である。これは、現像画像の安定
性を助ける。所望なら、安定化剤の併用が有効である。
典型的な安定化剤または安定化剤の先駆体には、テトラ
ブロモブタンおよび2−(トリブロモメチルスルホニ
ル)−ベンゾチアゾールのようなあるハロゲン化合物
(これらは、改善された後処理安定性を付与する)、お
よびアゾチオエーテルおよびブロックされたアゾリンチ
オン安定化剤先駆体が含まれる。
澱粉解膠剤の存在下で沈降したハロゲン化銀乳剤を使用
する。これらの乳剤は、水性のフォトサーモグラフ画像
形成要素中に含まれる。これら組成物の重要な利点は、
それらが水性環境から塗布できるということである。現
在市販されているこのタイプのいくつかの要素(澱粉解
膠剤を使用しない)では、一般に有機溶媒から塗布され
ている。本発明では、これらの製品を水性の塗布製品に
変えるために使用することができる。この処理では、こ
れら要素に典型的に見られる成分のあるものは、所望の
ようには水に可溶性でないと思われる。これらの成分
は、また、ナノ粒子の分散液に作り変えることが可能で
ある。ある場合には、上記フォトサーモグラフ材料に安
定化剤を含めると有効である。これは、現像画像の安定
性を助ける。所望なら、安定化剤の併用が有効である。
典型的な安定化剤または安定化剤の先駆体には、テトラ
ブロモブタンおよび2−(トリブロモメチルスルホニ
ル)−ベンゾチアゾールのようなあるハロゲン化合物
(これらは、改善された後処理安定性を付与する)、お
よびアゾチオエーテルおよびブロックされたアゾリンチ
オン安定化剤先駆体が含まれる。
【0071】フォトサーモグラフ要素は、透明な保護層
を有してもよい。この保護層は、フィルム形成性バイン
ダー、好ましくは親水性のフィルム形成性バインダーを
含んでよい。かかるバインダーには、例えば、架橋ポリ
ビニルアルコール、ゼラチンおよびポリ珪酸等が含まれ
る。特に好ましいものは、ポリ珪酸単独か、あるいは1
989年5月9日に発行された Przezkziecki の米国特
許第4,828,971号明細書に記載されるような水溶
性ヒドロキシル含有モノマーまたはポリマーとの組合わ
せを含むバインダーである。
を有してもよい。この保護層は、フィルム形成性バイン
ダー、好ましくは親水性のフィルム形成性バインダーを
含んでよい。かかるバインダーには、例えば、架橋ポリ
ビニルアルコール、ゼラチンおよびポリ珪酸等が含まれ
る。特に好ましいものは、ポリ珪酸単独か、あるいは1
989年5月9日に発行された Przezkziecki の米国特
許第4,828,971号明細書に記載されるような水溶
性ヒドロキシル含有モノマーまたはポリマーとの組合わ
せを含むバインダーである。
【0072】用語“保護層”とは、透明な、オーバーコ
ート層であってよい画像に無感応な層、つまり画像感応
層を覆う層であるという意味に用いている。その保護層
は、また、バッキング層、つまり画像感応層とは反対側
の支持体上にある層であってもよい。画像形成要素は、
その保護層とその下層との間に接着性の中間層、即ち接
着促進中間層を含有してもよい。保護層は、必ずしも画
像形成要素の最外層になくてもよい。
ート層であってよい画像に無感応な層、つまり画像感応
層を覆う層であるという意味に用いている。その保護層
は、また、バッキング層、つまり画像感応層とは反対側
の支持体上にある層であってもよい。画像形成要素は、
その保護層とその下層との間に接着性の中間層、即ち接
着促進中間層を含有してもよい。保護層は、必ずしも画
像形成要素の最外層になくてもよい。
【0073】保護層は、5×1011Ω/□未満の表面抵
抗率を有する導電層を有してよい。かかる導電オーバー
コート層は、例えば、1996年8月20日に発行され
た Melpolder 等の米国特許第5,547,821号明細
書に記載されている。
抗率を有する導電層を有してよい。かかる導電オーバー
コート層は、例えば、1996年8月20日に発行され
た Melpolder 等の米国特許第5,547,821号明細
書に記載されている。
【0074】フォトサーモグラフ画像形成要素には、少
なくとも一層の艶消し粒子を含む透明保護層が含まれて
よい。有機または無機のいずれの艶消し粒子が使用され
てもよい。有機艶消し粒子の例には、アクリルおよびメ
タクリル酸のポリマーエステル、例えば、ポリ(メチル
メタクリレート)、およびスチレンポリマーおよびコポ
リマー等のようなポリマーのビーズがある。無機艶消し
粒子の例には、ガラス、二酸化ケイ素、二酸化チタン、
酸化マグネシウム、酸化アルミニウム、硫酸バリウム、
および炭酸カルシウム等がある。艶消し粒子およびその
使用法は、更に、1995年1月3日に発行された Smi
th 等の米国特許第3,411,907号明細書、197
3年8月28日に発行された DeGeest 等の米国特許第
3,754,924号明細書、1989年8月8日に発行
された Bagchi 等の米国特許第4,855,219号明細
書、1994年1月18日に発行された Smith 等の米
国特許第5,279,934号明細書、1994年2月2
2日に発行された Sterman等の米国特許第5,288,5
89号明細書、1995年1月3日に発行された Smith
等の米国特許第5,378,577号明細書、1996
年10月8日に発行された Muehibauer 等の米国特許第
5,563,226号明細書、および1998年5月12
日に発行された Melpolder 等の米国特許第5,750,
328号明細書に記載されている。
なくとも一層の艶消し粒子を含む透明保護層が含まれて
よい。有機または無機のいずれの艶消し粒子が使用され
てもよい。有機艶消し粒子の例には、アクリルおよびメ
タクリル酸のポリマーエステル、例えば、ポリ(メチル
メタクリレート)、およびスチレンポリマーおよびコポ
リマー等のようなポリマーのビーズがある。無機艶消し
粒子の例には、ガラス、二酸化ケイ素、二酸化チタン、
酸化マグネシウム、酸化アルミニウム、硫酸バリウム、
および炭酸カルシウム等がある。艶消し粒子およびその
使用法は、更に、1995年1月3日に発行された Smi
th 等の米国特許第3,411,907号明細書、197
3年8月28日に発行された DeGeest 等の米国特許第
3,754,924号明細書、1989年8月8日に発行
された Bagchi 等の米国特許第4,855,219号明細
書、1994年1月18日に発行された Smith 等の米
国特許第5,279,934号明細書、1994年2月2
2日に発行された Sterman等の米国特許第5,288,5
89号明細書、1995年1月3日に発行された Smith
等の米国特許第5,378,577号明細書、1996
年10月8日に発行された Muehibauer 等の米国特許第
5,563,226号明細書、および1998年5月12
日に発行された Melpolder 等の米国特許第5,750,
328号明細書に記載されている。
【0075】広範な種類の材料が、フォトサーモグラフ
要素の要件を満足する保護バッキング層を作製するのに
使用することができる。保護層は、透明でなければなら
ず、最小濃度、最大濃度および写真感度のようなフォト
サーモグラフ要素のセンシトメトリー効果に悪影響があ
ってはならない。有用な保護層には、1988年5月3
日に発行された Przezdziecki の米国特許第4,741,
992号明細書および1989年5月9日に発行された
Przezdziecki の米国特許第4,828,971号明細書
に記載されるようなポリ珪酸およびポリ珪酸に相溶性の
水溶性ヒドロキシル含有モノマーまたはポリマーからな
るものが含まれる。ポリ珪酸とポリ(ビニルアルコー
ル)との組合わせが、特に有用である。他の有用な保護
層には、ポリメチルメタクリレート、アクリルアミドポ
リマー、酢酸セルロース、架橋ポリビニルアルコール、
アクリロニトリルのターポリマー、塩化ビニリデン、お
よび2−(メタクリロイルオキシ)エチル−トリメチル
アンモニウムメトキシ硫酸塩、架橋ゼラチン、ポリエス
テルおよびポリウレタンから作製されるものが含まれ
る。
要素の要件を満足する保護バッキング層を作製するのに
使用することができる。保護層は、透明でなければなら
ず、最小濃度、最大濃度および写真感度のようなフォト
サーモグラフ要素のセンシトメトリー効果に悪影響があ
ってはならない。有用な保護層には、1988年5月3
日に発行された Przezdziecki の米国特許第4,741,
992号明細書および1989年5月9日に発行された
Przezdziecki の米国特許第4,828,971号明細書
に記載されるようなポリ珪酸およびポリ珪酸に相溶性の
水溶性ヒドロキシル含有モノマーまたはポリマーからな
るものが含まれる。ポリ珪酸とポリ(ビニルアルコー
ル)との組合わせが、特に有用である。他の有用な保護
層には、ポリメチルメタクリレート、アクリルアミドポ
リマー、酢酸セルロース、架橋ポリビニルアルコール、
アクリロニトリルのターポリマー、塩化ビニリデン、お
よび2−(メタクリロイルオキシ)エチル−トリメチル
アンモニウムメトキシ硫酸塩、架橋ゼラチン、ポリエス
テルおよびポリウレタンから作製されるものが含まれ
る。
【0076】特に好ましい保護層は、1994年5月1
0日に発行された Markin 等の米国特許第5,310,6
40号明細書および1996年8月20日に発行された
Melpolder 等の米国特許第5,547,821号明細書
に記載されている。
0日に発行された Markin 等の米国特許第5,310,6
40号明細書および1996年8月20日に発行された
Melpolder 等の米国特許第5,547,821号明細書
に記載されている。
【0077】フォトサーモグラフ要素は、画像を現像す
るのに有効な処理温度に耐えられる種々の支持体を含ん
でよい。典型的な支持体には、セルロースエステル、ポ
リ(酢酸ビニル)、ポリ(エチレンテレフタレート)、
ポリカーボネートおよびポリエステルフィルムの支持体
が含まれる。関連するフィルムおよび樹脂の支持体材
料、並びに、上記所望の処理温度に耐える紙、ガラスお
よび金属等の支持体も有用である。典型的には、柔軟な
支持体が最も有効である。
るのに有効な処理温度に耐えられる種々の支持体を含ん
でよい。典型的な支持体には、セルロースエステル、ポ
リ(酢酸ビニル)、ポリ(エチレンテレフタレート)、
ポリカーボネートおよびポリエステルフィルムの支持体
が含まれる。関連するフィルムおよび樹脂の支持体材
料、並びに、上記所望の処理温度に耐える紙、ガラスお
よび金属等の支持体も有用である。典型的には、柔軟な
支持体が最も有効である。
【0078】写真分野で知られる塗布手順によって、適
当な支持体上にフォトサーモグラフ組成物を塗布でき
る。有用な方法には、浸漬塗布、エアナイフ塗布、ホッ
パーを使うビード塗布、カーテン塗布またはホッパーを
使う押出し塗布が含まれる。所望ならば、2層以上の層
が同時に塗布されてもよい。
当な支持体上にフォトサーモグラフ組成物を塗布でき
る。有用な方法には、浸漬塗布、エアナイフ塗布、ホッ
パーを使うビード塗布、カーテン塗布またはホッパーを
使う押出し塗布が含まれる。所望ならば、2層以上の層
が同時に塗布されてもよい。
【0079】上記ハロゲン化銀および酸化還元画像形成
組成物は、所望の画像を与えるフォトサーモグラフ要素
のいかなる適当な位置にあってもよい。ある場合には、
前記したような要素の他の成分を含む層を覆う保護層あ
るいはオーバーコート層中に、ある比率の上記還元剤、
銀塩の酸化剤および/または他の添加剤が含まれること
が望ましい。しかしながら、この成分は、処理時にそれ
らの望ましい相互作用を可能とするような位置になけれ
ばならない。
組成物は、所望の画像を与えるフォトサーモグラフ要素
のいかなる適当な位置にあってもよい。ある場合には、
前記したような要素の他の成分を含む層を覆う保護層あ
るいはオーバーコート層中に、ある比率の上記還元剤、
銀塩の酸化剤および/または他の添加剤が含まれること
が望ましい。しかしながら、この成分は、処理時にそれ
らの望ましい相互作用を可能とするような位置になけれ
ばならない。
【0080】上述したような感光性ハロゲン化銀および
画像形成組成物の他の成分は、所望の画像を得るために
互いに“反応関係に”あることが必要である。この用語
“反応関係に”とは、本明細書中で用いる限り、感光性
ハロゲン化銀と画像形成組成物が、相互に関連して所望
の処理を可能とし、かつ有用な画像を生ずる位置にある
ことを意味するものである。
画像形成組成物の他の成分は、所望の画像を得るために
互いに“反応関係に”あることが必要である。この用語
“反応関係に”とは、本明細書中で用いる限り、感光性
ハロゲン化銀と画像形成組成物が、相互に関連して所望
の処理を可能とし、かつ有用な画像を生ずる位置にある
ことを意味するものである。
【0081】本発明の有用な実施態様は、支持体上に塗
布できるフォトサーモグラフハロゲン化銀組成物であ
る。この組成物は、(a)カチオン性澱粉解膠剤を含む
水性の感光性ハロゲン化銀乳剤と(b)本質的にポリビ
ニルアルコールからなる親水性のポリマーバインダーお
よび(c)(i)本質的にベヘン酸銀と表面改質剤から
なる長鎖脂肪酸の水溶性銀塩(ii)本質的にスルホン
アミドフェノールからなる有機還元剤を含む酸化還元画
像形成組成物、を含む。この組成物は、適当な支持体上
に塗布されて、フォトサーモグラフ要素が提供される。
その他の実施態様は、得られた組成物を適当な支持体上
に塗布して所望のフォトサーモグラフ要素を与えること
を含んでなるフォトサーモグラフ要素の作製方法であ
る。
布できるフォトサーモグラフハロゲン化銀組成物であ
る。この組成物は、(a)カチオン性澱粉解膠剤を含む
水性の感光性ハロゲン化銀乳剤と(b)本質的にポリビ
ニルアルコールからなる親水性のポリマーバインダーお
よび(c)(i)本質的にベヘン酸銀と表面改質剤から
なる長鎖脂肪酸の水溶性銀塩(ii)本質的にスルホン
アミドフェノールからなる有機還元剤を含む酸化還元画
像形成組成物、を含む。この組成物は、適当な支持体上
に塗布されて、フォトサーモグラフ要素が提供される。
その他の実施態様は、得られた組成物を適当な支持体上
に塗布して所望のフォトサーモグラフ要素を与えること
を含んでなるフォトサーモグラフ要素の作製方法であ
る。
【0082】本発明の要素は、種々の方法を用いて画像
形成が可能である。この要素は、フォトサーモグラフ材
料が感光性であるどのような適当な放射源を用いて画像
形成されてもよい。その画像形成材料は、典型的に、紫
外線およびスペクトルの青色域に対して感光性であり、
そしてこの放射線を与える露光源が有効である。
形成が可能である。この要素は、フォトサーモグラフ材
料が感光性であるどのような適当な放射源を用いて画像
形成されてもよい。その画像形成材料は、典型的に、紫
外線およびスペクトルの青色域に対して感光性であり、
そしてこの放射線を与える露光源が有効である。
【0083】しかしながら、典型的に、一種の分光像感
色素(または複数種の分光像感色素の組合わせ)がフォ
トサーモグラフ材料中に存在するならば、他の領域の電
磁スペクトルを用いる露光も有効となる。典型的に、フ
ォトサーモグラフ材料は、タングステンランプのような
可視光源で、あるいはレーザまたは発光ダイオード(L
ED)のようなレーザまたは赤外光源で像様露光され
る。他の放射源も有用であり、例えば、電子線、X線源
等が含まれる。そのフォトサーモグラフ材料は、典型的
に像様露光されて、現像可能な潜像が得られる。
色素(または複数種の分光像感色素の組合わせ)がフォ
トサーモグラフ材料中に存在するならば、他の領域の電
磁スペクトルを用いる露光も有効となる。典型的に、フ
ォトサーモグラフ材料は、タングステンランプのような
可視光源で、あるいはレーザまたは発光ダイオード(L
ED)のようなレーザまたは赤外光源で像様露光され
る。他の放射源も有用であり、例えば、電子線、X線源
等が含まれる。そのフォトサーモグラフ材料は、典型的
に像様露光されて、現像可能な潜像が得られる。
【0084】可視像は、単に、そのフォトサーモグラフ
材料を適度に高められた温度まで加熱することによっ
て、短時間、例えば数秒間で、フォトサーモグラフ材料
に現像することができる。例えば、露光されたフォトサ
ーモグラフ材料は、100℃〜200℃の温度、好まし
くは110℃〜140℃の温度に加熱される。加熱は、
所望の画像が現像されるまで、概ね、2〜30秒間、好
ましくは2〜15秒間行なわれる。最適な処理時間およ
び温度の選定は、所望の画像、フォトサーモグラフ要素
の特定成分、特定の潜像等のような要因に依存する。
材料を適度に高められた温度まで加熱することによっ
て、短時間、例えば数秒間で、フォトサーモグラフ材料
に現像することができる。例えば、露光されたフォトサ
ーモグラフ材料は、100℃〜200℃の温度、好まし
くは110℃〜140℃の温度に加熱される。加熱は、
所望の画像が現像されるまで、概ね、2〜30秒間、好
ましくは2〜15秒間行なわれる。最適な処理時間およ
び温度の選定は、所望の画像、フォトサーモグラフ要素
の特定成分、特定の潜像等のような要因に依存する。
【0085】所望の画像を現像するための上記フォトサ
ーモグラフ材料の必要な加熱は、種々な方法で実施可能
である。加熱は、単純なホットプレート、アイロン、ロ
ーラー、紫外加熱器、およびホットエア等を用いて達成
される。
ーモグラフ材料の必要な加熱は、種々な方法で実施可能
である。加熱は、単純なホットプレート、アイロン、ロ
ーラー、紫外加熱器、およびホットエア等を用いて達成
される。
【0086】処理は、一般に、周囲の圧力および湿度条
件下で実施される。通常の大気条件以外の圧力および湿
度も、所望の場合には有効であるが、通常の大気条件が
好ましい。
件下で実施される。通常の大気条件以外の圧力および湿
度も、所望の場合には有効であるが、通常の大気条件が
好ましい。
【0087】
【実施例】実施例1:乳剤ES1:水分散性カチオン性澱粉解膠剤の存在下で
のハロゲン化銀乳剤の調製 澱粉溶液を、4Lの蒸留水と240gのSTA−LOK
(登録商標)140、酸化されたカチオン性ワックス状
トウモロコシ澱粉との攪拌混合物を80℃で30分間加
熱することによって調製した。(この澱粉誘導体、ST
A−LOK(登録商標)140は、第4級アンモニウム
基を含むように処理され、かつ2重量%の塩素漂白剤で
酸化されている100%のアミロペクチンである。これ
には、0.31重量%の窒素と0.00重量%のリンが含
まれ、これは、イリノイ州、デカツールの A.E. St
aley Manufacturing 社から入手し
た。)30℃に冷却後、その重量を蒸留水で4.0kg
に調節し、4gの酢酸ナトリウム三水和物を添加した。
そのpBrを希釈NaBr溶液で3.35に調製し、次
いでそのpHを5.0に維持したまま、2.0mLの飽和
臭素水(〜0.9ミリモル)を、攪拌しながら滴状に添
加した。臭素水の添加は、沈降が始まる前に数分で完了
した。
のハロゲン化銀乳剤の調製 澱粉溶液を、4Lの蒸留水と240gのSTA−LOK
(登録商標)140、酸化されたカチオン性ワックス状
トウモロコシ澱粉との攪拌混合物を80℃で30分間加
熱することによって調製した。(この澱粉誘導体、ST
A−LOK(登録商標)140は、第4級アンモニウム
基を含むように処理され、かつ2重量%の塩素漂白剤で
酸化されている100%のアミロペクチンである。これ
には、0.31重量%の窒素と0.00重量%のリンが含
まれ、これは、イリノイ州、デカツールの A.E. St
aley Manufacturing 社から入手し
た。)30℃に冷却後、その重量を蒸留水で4.0kg
に調節し、4gの酢酸ナトリウム三水和物を添加した。
そのpBrを希釈NaBr溶液で3.35に調製し、次
いでそのpHを5.0に維持したまま、2.0mLの飽和
臭素水(〜0.9ミリモル)を、攪拌しながら滴状に添
加した。臭素水の添加は、沈降が始まる前に数分で完了
した。
【0088】乳剤が沈降する間中、30℃下、pH5.
0に維持されて、激しく攪拌されたこの澱粉溶液の反応
容器に対して、2.5モルのAgNO3 溶液を、4.0モ
ルの銀が加えられるまで1分間当たり250mLで添加
した。同時に、2.43モルのNaBr、0.075モル
のKIおよび0.47グラム/Lの臭素の塩溶液を、3.
35のpBrを維持するのに必要な速度で添加した。
0に維持されて、激しく攪拌されたこの澱粉溶液の反応
容器に対して、2.5モルのAgNO3 溶液を、4.0モ
ルの銀が加えられるまで1分間当たり250mLで添加
した。同時に、2.43モルのNaBr、0.075モル
のKIおよび0.47グラム/Lの臭素の塩溶液を、3.
35のpBrを維持するのに必要な速度で添加した。
【0089】得られた微粒子の乳剤を、必要な場合、少
なくとも3.35のpBrを維持するため希釈NaBr
溶液を添加しながら、30℃下の限外濾過で、3mS
(“mS”はミリシーメンを示し、イオン導電率の公認
単位である。)の導電率になるまで洗浄した。
なくとも3.35のpBrを維持するため希釈NaBr
溶液を添加しながら、30℃下の限外濾過で、3mS
(“mS”はミリシーメンを示し、イオン導電率の公認
単位である。)の導電率になるまで洗浄した。
【0090】得られた乳剤、ES−1は、沃臭化物(3
%I)からなり、47ナノメーターの平均エッジ長で標
準偏差1.19のエッジ長からなる立方晶粒子であっ
た。これは、銀モル当たり約60グラムの酸化されたカ
チオン性澱粉を含んでいた。
%I)からなり、47ナノメーターの平均エッジ長で標
準偏差1.19のエッジ長からなる立方晶粒子であっ
た。これは、銀モル当たり約60グラムの酸化されたカ
チオン性澱粉を含んでいた。
【0091】分散液MSBH:水性微粒子状ベヘン酸銀
のコロイド分散液 A)ベヘン酸銀の湿潤ケーキ 3785Lの反応器に、最初、1060kgの脱イオン
水、96kgのメタノールおよび54.4kgのベヘン
酸(イソプロパノールから再結晶された公称90%のベ
ヘン酸(Unichema))を装填した。次いで、反
応器を70℃に加熱した。その反応器が70℃に達した
時、76.4kgの10.85%溶液濃度のKOH溶液
を、ギアポンプを用いて反応器に添加した。その後、反
応器を85℃まで加熱して、30分間保持した。次い
で、その反応器を70℃に冷却した。温度が70℃に達
したら、140kgの脱イオン水に溶解した24.74
kgの硝酸銀からなる硝酸銀溶液を、30分間一定速度
で反応器に添加した。その後、反応器を20℃まで冷却
した。反応器が20℃に達した時、1440kgの脱イ
オン水を反応器に添加した。10分間攪拌した後、攪拌
機のスイッチを切った。1時間後、その混合物を2層に
分離させた。下部層は透明の液体であったが、生成物は
上層に浮いていた。下部層を捨て、洗浄操作を繰り返し
た。
のコロイド分散液 A)ベヘン酸銀の湿潤ケーキ 3785Lの反応器に、最初、1060kgの脱イオン
水、96kgのメタノールおよび54.4kgのベヘン
酸(イソプロパノールから再結晶された公称90%のベ
ヘン酸(Unichema))を装填した。次いで、反
応器を70℃に加熱した。その反応器が70℃に達した
時、76.4kgの10.85%溶液濃度のKOH溶液
を、ギアポンプを用いて反応器に添加した。その後、反
応器を85℃まで加熱して、30分間保持した。次い
で、その反応器を70℃に冷却した。温度が70℃に達
したら、140kgの脱イオン水に溶解した24.74
kgの硝酸銀からなる硝酸銀溶液を、30分間一定速度
で反応器に添加した。その後、反応器を20℃まで冷却
した。反応器が20℃に達した時、1440kgの脱イ
オン水を反応器に添加した。10分間攪拌した後、攪拌
機のスイッチを切った。1時間後、その混合物を2層に
分離させた。下部層は透明の液体であったが、生成物は
上層に浮いていた。下部層を捨て、洗浄操作を繰り返し
た。
【0092】洗浄が完了した後に、残留するベヘン酸銀
の懸濁液を、帆布フィルター媒体で裏打ちされた遠心バ
スケットフィルターを用いて脱溶液し、その後脱イオン
水で洗浄した。脱溶液した後、収量は、173kgの4
0%溶液濃度のベヘン酸銀の“湿潤ケーキ”であった。
の懸濁液を、帆布フィルター媒体で裏打ちされた遠心バ
スケットフィルターを用いて脱溶液し、その後脱イオン
水で洗浄した。脱溶液した後、収量は、173kgの4
0%溶液濃度のベヘン酸銀の“湿潤ケーキ”であった。
【0093】B)水性ベヘン酸銀の微粒子分散液 5Lの容器中に、600gの35%固体の水性ベヘン酸
銀(AgBeh)の“湿潤ケーキ”、および271gの
6.2%ポリビニルアルコール水溶液(86〜89%加
水分解されたPVA,Elvanol(登録商標)52
−22(Dupont社))を添加した。
銀(AgBeh)の“湿潤ケーキ”、および271gの
6.2%ポリビニルアルコール水溶液(86〜89%加
水分解されたPVA,Elvanol(登録商標)52
−22(Dupont社))を添加した。
【0094】得られた混合物を、21℃の温度下、Co
wles型のこ歯羽根車(40mm直径)を用いて、高
速(4200rpm)下、2時間ブレンダー内で混合し
て、分散液MSBHを作製した。
wles型のこ歯羽根車(40mm直径)を用いて、高
速(4200rpm)下、2時間ブレンダー内で混合し
て、分散液MSBHを作製した。
【0095】塗膜IE−1(本発明の効果) ベヘン酸銀の分散液と沈降澱粉乳剤を用いて作製した水
性のフォトサーモグラフ画像形成要素 塗布溶融物を、149.5gの7.0%ポリビニルアルコ
ール水溶液(86〜89%加水分解されたPVA,El
vanol(登録商標)52−22(Dupont
社))と97.6gの分散液MSBHとを混合して調製
した。次いで、3.06gのスクシンイミド、2.01g
の185g/Lの沃化ナトリウム水溶液、および3.5
4グラムの4g/Lの臭化水銀水溶液を添加した。その
混合物を一晩攪拌した。次に、23.5gの分光像感色
素RD−1の0.19%1:1メタノール水溶液と17.
57ミリモルのES−1乳剤からなる45.5gの十分
に攪拌した混合物を添加した。得られた混合物に、4
2.8gの現像液Dev−1の固体分散液を添加した。
(固体粒子の分散液は、15%のDev−1溶液を、
1.2%のPVPおよび0.3%のSDSと水中で微粉
砕して調製した。)
性のフォトサーモグラフ画像形成要素 塗布溶融物を、149.5gの7.0%ポリビニルアルコ
ール水溶液(86〜89%加水分解されたPVA,El
vanol(登録商標)52−22(Dupont
社))と97.6gの分散液MSBHとを混合して調製
した。次いで、3.06gのスクシンイミド、2.01g
の185g/Lの沃化ナトリウム水溶液、および3.5
4グラムの4g/Lの臭化水銀水溶液を添加した。その
混合物を一晩攪拌した。次に、23.5gの分光像感色
素RD−1の0.19%1:1メタノール水溶液と17.
57ミリモルのES−1乳剤からなる45.5gの十分
に攪拌した混合物を添加した。得られた混合物に、4
2.8gの現像液Dev−1の固体分散液を添加した。
(固体粒子の分散液は、15%のDev−1溶液を、
1.2%のPVPおよび0.3%のSDSと水中で微粉
砕して調製した。)
【0096】上記で調製した塗布溶融物を、透明ゼラチ
ンが下塗りされた0.178mm厚のポリ(エチレンテ
レフタレート)支持体上に86.95g/m2 の付着量
で塗布して、表1に示される乾燥組成の画像形成層を形
成した。
ンが下塗りされた0.178mm厚のポリ(エチレンテ
レフタレート)支持体上に86.95g/m2 の付着量
で塗布して、表1に示される乾燥組成の画像形成層を形
成した。
【0097】 表1:ホトサーモグラフ画像形成層の乾燥付着量 成分 乾燥付着量(g/m2) スクシンイミド 0.761 Dev−1 1.594 沈降澱粉立方晶 銀付着量 0.472 RSD−1 0.011 ベヘン酸銀 6.956 ポリビニルアルコール(86〜89%加水分解 3.260 されたPVA,Elvanol 52−22、 DuPonc製) 沃化ナトリウム、USP 0.092 臭化水銀 0.00196
【0098】次に、得られた画像形成層を、表2に記載
されるようなポリビニルアルコールと加水分解されたテ
トラエチルオルト珪酸塩の混合物で40.4cc/m2
の付着量で上塗りしたところ、表3に示されるような組
成を有していた。
されるようなポリビニルアルコールと加水分解されたテ
トラエチルオルト珪酸塩の混合物で40.4cc/m2
の付着量で上塗りしたところ、表3に示されるような組
成を有していた。
【0099】 表2:オーバーコート溶液 成分 g 蒸留水 1158.85 ポリビニルアルコール(86〜89%加水分解 763.43 されたPVA,Elvanol 52−22、 DuPonc製)(蒸留水中6.2重量%) 178.5gの水、1.363gのp−トルエン 489.6 スルホン酸、199.816グラムのメタノール、 207.808グラムのテトラエチルオルト珪酸塩 からなるテトラエチルオルト珪酸塩溶液 Aerosol OT(蒸留水中0.15重量% 75.00 (Aerosol OTは、ナトリウムビス−2− エチルヘキシルスルホスクシン酸塩の界面活性剤 であり、米国のCytec Industries 社より入手可能である。) Zonyl FSN(蒸留水中0.05重量%、 3.13 (Zonyl FSN界面活性剤は、フルオロ− アルキルポリ(エチレンオキシド)アルコールの 混合物であり、米国 DuPonc社の商品名で、 そこから入手可能である。) シリカ(1.5μm) 3.0
【0100】 表3:オーバーコート層の乾燥付着量 PSA(珪酸塩) 1.302 PVA 0.872 Aerosol OT 0.0624 Zonyl FSN 0.0207
【0101】実施例2(これは比較例である。) 塗膜IE−2 AgBeh分散液とゼラチン沈降物比較
乳剤を用いて作製した水性フォトサーモグラフ画像形成
要素 この比較対照例IE−2は、解膠剤としてゼラチンを用
い、乳剤ES−2を乳剤ES−1に代えて用いた点を除
き、実施例IE−1と同様にして調製した。乳剤ES−
2は、沃臭化銀(3%I)、57ナノメーターの平均エ
ッジ長の立方晶粒子からなり、そして銀のモル当たり2
0gのゼラチンを含んでいた。
乳剤を用いて作製した水性フォトサーモグラフ画像形成
要素 この比較対照例IE−2は、解膠剤としてゼラチンを用
い、乳剤ES−2を乳剤ES−1に代えて用いた点を除
き、実施例IE−1と同様にして調製した。乳剤ES−
2は、沃臭化銀(3%I)、57ナノメーターの平均エ
ッジ長の立方晶粒子からなり、そして銀のモル当たり2
0gのゼラチンを含んでいた。
【0102】露光および処理 塗膜IE−1(本発明)および塗膜IE−2(比較対
照)を、683nm、50mW,ダイオードレーザ感光
計を用いて露光し、5秒間、123℃で熱処理して、現
像銀画像を得た。
照)を、683nm、50mW,ダイオードレーザ感光
計を用いて露光し、5秒間、123℃で熱処理して、現
像銀画像を得た。
【0103】画像の両者は、Dmax >2.75を有
していた。得られた両画像のDmin値の比較は、表4
に示される。
していた。得られた両画像のDmin値の比較は、表4
に示される。
【化4】
【0104】 表4:Dmin におけるフォトサーモグラフのレスポンス Dmin 濃度 Dmin 濃度 (比較例:沈降ゼラチン)(実施例:沈降澱粉) 初期 0.249 0.169 自然老化 30日 0.261 0.167 自然老化 60日 0.310 0.195 自然老化 90日 0.364 0.222 1週間/120°F/50%RH 0.353 0.223
【0105】
【発明の効果】以上のとおり、本発明によると、良好な
保存特性と低いカブリを維持しつつ、良好な画像識別性
を示すような水性ベースのフォトサーモグラフ要素が得
られた。
保存特性と低いカブリを維持しつつ、良好な画像識別性
を示すような水性ベースのフォトサーモグラフ要素が得
られた。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 デイビッド アラン ディキンソン アメリカ合衆国,ニューヨーク 14420, ブロックポート,レッドマン ロード 3752 (72)発明者 マーク レレンタル アメリカ合衆国,ニューヨーク 14625, ロチェスター,パノラマ トレイル 259 Fターム(参考) 2H123 AB00 AB03 AB23 AB28 BA00 BA13 BC00 BC01 BC12 CB00 CB03
Claims (2)
- 【請求項1】 a)水分散性カチオン性澱粉解膠剤中で
沈降させた感光性ハロゲン化銀乳剤、および b)(i)銀化合物粒子のコロイド分散液および(i
i)有機還元剤を含む酸化還元画像形成組成物を含んで
なる水性フォトサーモグラフ組成物。 - 【請求項2】 a)水分散性カチオン性澱粉解膠剤中で
沈降させた感光性ハロゲン化銀乳剤、および b)(i)銀化合物粒子のコロイド分散液および(i
i)有機還元剤を含む酸化還元画像形成組成物を含んで
なる水性フォトサーモグラフ組成物を表面に塗布した支
持体を含んでなる水性フォトサーモグラフ要素。
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| US09/703050 | 2000-10-31 |
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Family Applications (1)
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|---|---|---|---|
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|---|---|
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| JP (1) | JP2002148751A (ja) |
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- 2000-10-31 US US09/703,050 patent/US6365336B1/en not_active Expired - Fee Related
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