JP2002148145A - 軸外チャート像サーチ方法 - Google Patents
軸外チャート像サーチ方法Info
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- JP2002148145A JP2002148145A JP2000343378A JP2000343378A JP2002148145A JP 2002148145 A JP2002148145 A JP 2002148145A JP 2000343378 A JP2000343378 A JP 2000343378A JP 2000343378 A JP2000343378 A JP 2000343378A JP 2002148145 A JP2002148145 A JP 2002148145A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、軸外チャート像が撮像手段である
ＣＣＤカメラ上で見えなくなるような現象を回避し、作
業者が軸外チャート像を見つけ易くし、描写性能評価の
迅速化を図ることができる軸外チャート像サーチ方法を
提供するものである。 【解決手段】 本発明の軸外チャート像サーチ方法は、
チャート板１上の描写性能評価用のチャート２における
軸上チャートの光束を、レンズ３を通してその焦点面に
結像させ、この結像された軸上チャート像をＣＣＤカメ
ラ４及び画像処理パソコン５を用いて取り込み、光学基
準位置に対するズレ量を求め、そのズレ量分を加味して
前記ＣＣＤカメラ４を移動させて前記軸上チャートの周
囲に配置した軸外チャートに基づく軸外チャート像のサ
ーチを行うことを特徴とするものである。
ＣＣＤカメラ上で見えなくなるような現象を回避し、作
業者が軸外チャート像を見つけ易くし、描写性能評価の
迅速化を図ることができる軸外チャート像サーチ方法を
提供するものである。 【解決手段】 本発明の軸外チャート像サーチ方法は、
チャート板１上の描写性能評価用のチャート２における
軸上チャートの光束を、レンズ３を通してその焦点面に
結像させ、この結像された軸上チャート像をＣＣＤカメ
ラ４及び画像処理パソコン５を用いて取り込み、光学基
準位置に対するズレ量を求め、そのズレ量分を加味して
前記ＣＣＤカメラ４を移動させて前記軸上チャートの周
囲に配置した軸外チャートに基づく軸外チャート像のサ
ーチを行うことを特徴とするものである。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、銀塩カメラ、デジ
タルカメラ等に使用されるレンズの描写性能評価に必要
となる軸外チャート像サーチ方法に関するものである。
タルカメラ等に使用されるレンズの描写性能評価に必要
となる軸外チャート像サーチ方法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種のレンズの描写性能評価の
手段としては、図４に示すように、チャート板１０１に
描写性能評価用のチャート１０２が配置されている。
手段としては、図４に示すように、チャート板１０１に
描写性能評価用のチャート１０２が配置されている。
【０００３】チャート板１０１に配置されたチャート１
０２からの光束を、レンズ１０３を通して、その焦点面
に結像させ、ＣＣＤカメラ１０４でチャート１０２の画
像を取り込み、画像処理パソコン１０５によって前記レ
ンズ１０３の描写性能評価を行っている。
０２からの光束を、レンズ１０３を通して、その焦点面
に結像させ、ＣＣＤカメラ１０４でチャート１０２の画
像を取り込み、画像処理パソコン１０５によって前記レ
ンズ１０３の描写性能評価を行っている。
【０００４】次に、図５を参照して前記チャート板１０
１の詳細について説明する。
１の詳細について説明する。
【０００５】チャート板１０１における軸上チャート位
置１０７に軸上チャート１１２を配置し、それぞれ軸外
１象限チャート位置１０８に軸外１象限チャート１１３
を配置、軸外２象限チャート位置１０９に軸外２象限チ
ャート１１４を配置し、軸外３象限チャート位置１１０
に軸外３象限チャート１１５を配置し、軸外４象限チャ
ート位置１１１に軸外４象限チャート１１を配置してい
る。
置１０７に軸上チャート１１２を配置し、それぞれ軸外
１象限チャート位置１０８に軸外１象限チャート１１３
を配置、軸外２象限チャート位置１０９に軸外２象限チ
ャート１１４を配置し、軸外３象限チャート位置１１０
に軸外３象限チャート１１５を配置し、軸外４象限チャ
ート位置１１１に軸外４象限チャート１１を配置してい
る。
【０００６】前記レンズ１０３の描写性能評価方法とし
て、まず、軸上チャート位置１０７に配置された軸上チ
ャート１１２から光束をレンズ１０３に通して、その焦
点面に結像させ、ＣＣＤカメラ１０４で軸上チャート１
１２の画像を取り込み、画像処理パソコン１０５によっ
て描写性能評価を行う。
て、まず、軸上チャート位置１０７に配置された軸上チ
ャート１１２から光束をレンズ１０３に通して、その焦
点面に結像させ、ＣＣＤカメラ１０４で軸上チャート１
１２の画像を取り込み、画像処理パソコン１０５によっ
て描写性能評価を行う。
【０００７】次に、自動で各軸外の各象限における予め
設定した設計値データの位置へのＸ，Ｙ方向移動を図示
しないパルスモータ等によるチャート板１０１の駆動で
行い、軸外１象限チャート１１３、軸外２象限チャート
１１４、軸外３象限チャート１１５、軸外４象限チャー
ト１１６の各々の描写性能評価を上述した場合と同様に
して行う。
設定した設計値データの位置へのＸ，Ｙ方向移動を図示
しないパルスモータ等によるチャート板１０１の駆動で
行い、軸外１象限チャート１１３、軸外２象限チャート
１１４、軸外３象限チャート１１５、軸外４象限チャー
ト１１６の各々の描写性能評価を上述した場合と同様に
して行う。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
の軸外チャート像サーチ方法では、以下のような問題が
ある。即ち、従来の方法は、チャート板１０１を自動で
駆動し、軸上チャート位置１０７、軸外１象限チャート
位置１０８、軸外２象限チャート位置１０９、軸外３象
限チャート位置１１０、軸外４象限チャート位置１１１
への移動を順番に行い、各々のチャートの描写性能評価
を行うが、例えばレンズ１０３が１５０倍の倍率が高い
レンズで描写性能評価を行う際、軸上チャート１１２の
結像位置から、軸外１象限チャート位置１０８の設計値
への位置へ自動で移動したときに、前記軸外１象限チャ
ート像１１３がＣＣＤカメラ１０４で撮像できない（見
えない）場合がある。
の軸外チャート像サーチ方法では、以下のような問題が
ある。即ち、従来の方法は、チャート板１０１を自動で
駆動し、軸上チャート位置１０７、軸外１象限チャート
位置１０８、軸外２象限チャート位置１０９、軸外３象
限チャート位置１１０、軸外４象限チャート位置１１１
への移動を順番に行い、各々のチャートの描写性能評価
を行うが、例えばレンズ１０３が１５０倍の倍率が高い
レンズで描写性能評価を行う際、軸上チャート１１２の
結像位置から、軸外１象限チャート位置１０８の設計値
への位置へ自動で移動したときに、前記軸外１象限チャ
ート像１１３がＣＣＤカメラ１０４で撮像できない（見
えない）場合がある。
【０００９】このため、その軸外１象限チャート像１１
３を見つけるために、ＣＣＤカメラ１１４のＸ，Ｙ移動
を作業者が手動操作で行い、画像処理パソコン１０５上
で軸外１象限チャート像１１３が見えるまで探す。その
後、軸外１象限チャート位置１０８での描写性能評価に
入る。
３を見つけるために、ＣＣＤカメラ１１４のＸ，Ｙ移動
を作業者が手動操作で行い、画像処理パソコン１０５上
で軸外１象限チャート像１１３が見えるまで探す。その
後、軸外１象限チャート位置１０８での描写性能評価に
入る。
【００１０】前記軸外２象限チャート位置１０９、軸外
３象限チャート位置１１０、軸外４象限チャート位置１
１１の前記各チャート像が見つからなかった場合にも上
述した場合と同様な作業を行うことになる。
３象限チャート位置１１０、軸外４象限チャート位置１
１１の前記各チャート像が見つからなかった場合にも上
述した場合と同様な作業を行うことになる。
【００１１】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、軸外チャート像が撮像手段であるＣＣＤカメラ
上で見えなくなるような現象を回避し、作業者が軸外チ
ャート像を見つけ易くし、描写性能評価の迅速化を図る
ことができる軸外チャート像サーチ方法を提供するもの
である。
であり、軸外チャート像が撮像手段であるＣＣＤカメラ
上で見えなくなるような現象を回避し、作業者が軸外チ
ャート像を見つけ易くし、描写性能評価の迅速化を図る
ことができる軸外チャート像サーチ方法を提供するもの
である。
【００１２】
【課題を解決するための手段】請求項１記載の発明の軸
外チャート像サーチ方法は、チャート板上の描写性能評
価用のチャートにおける軸上チャートの光束を、レンズ
を通してその焦点面に結像させ、この結像された軸上チ
ャート像を撮像手段で撮像し画像処理して光学基準位置
に対するズレ量を求め、そのズレ量分を加味して前記撮
像手段を移動させて前記軸上チャートの周囲に配置した
軸外チャートに基づく軸外チャート像のサーチを行うこ
とを特徴とするものである。
外チャート像サーチ方法は、チャート板上の描写性能評
価用のチャートにおける軸上チャートの光束を、レンズ
を通してその焦点面に結像させ、この結像された軸上チ
ャート像を撮像手段で撮像し画像処理して光学基準位置
に対するズレ量を求め、そのズレ量分を加味して前記撮
像手段を移動させて前記軸上チャートの周囲に配置した
軸外チャートに基づく軸外チャート像のサーチを行うこ
とを特徴とするものである。
【００１３】請求項２記載の発明の軸外チャート像サー
チ方法は、チャート板上の描写性能評価用のチャートに
おける軸上チャートの光束を、レンズを通してその焦点
面に結像させ、この結像された軸上チャート像を撮像手
段で撮像し画像処理して軸上チャートに対する倍率を求
め、この倍率と前記レンズの設計倍率との比を求め、そ
の比分を加味して前記撮像手段を移動させて前記軸上チ
ャートの周囲に配置した軸外チャートに基づく軸外チャ
ート像のサーチを行うことを特徴とするものである。
チ方法は、チャート板上の描写性能評価用のチャートに
おける軸上チャートの光束を、レンズを通してその焦点
面に結像させ、この結像された軸上チャート像を撮像手
段で撮像し画像処理して軸上チャートに対する倍率を求
め、この倍率と前記レンズの設計倍率との比を求め、そ
の比分を加味して前記撮像手段を移動させて前記軸上チ
ャートの周囲に配置した軸外チャートに基づく軸外チャ
ート像のサーチを行うことを特徴とするものである。
【００１４】請求項３記載の発明の軸外チャート像サー
チ方法は、チャート板上の描写性能評価用のチャートに
おける軸上チャートの光束を、レンズを通してその焦点
面に結像させ、この結像された軸上チャート像を撮像手
段により撮像し、画像処理パソコンに取り込んで画像処
理して軸上チャート像の光学基準位置に対するズレ量、
又は軸上チャート像の軸上チャートに対する倍率及びレ
ンズの設計倍率との比を求め、そのズレ量又は前記比分
を加味して前記撮像手段を光軸に対してＸ，Ｙ移動させ
て前記軸上チャートの周囲に配置した軸外チャートに基
づく軸外チャート像のサーチを行うことを特徴とするも
のである。
チ方法は、チャート板上の描写性能評価用のチャートに
おける軸上チャートの光束を、レンズを通してその焦点
面に結像させ、この結像された軸上チャート像を撮像手
段により撮像し、画像処理パソコンに取り込んで画像処
理して軸上チャート像の光学基準位置に対するズレ量、
又は軸上チャート像の軸上チャートに対する倍率及びレ
ンズの設計倍率との比を求め、そのズレ量又は前記比分
を加味して前記撮像手段を光軸に対してＸ，Ｙ移動させ
て前記軸上チャートの周囲に配置した軸外チャートに基
づく軸外チャート像のサーチを行うことを特徴とするも
のである。
【００１５】本発明によれば、チャート板上の描写性能
評価用のチャートを用いてレンズの描写性能評価を行う
場合に、軸上チャート像の光学基準位置に対するズレ
量、又は、軸上チャート像の倍率とレンズの設計倍率と
の比を求め、そのズレ量又は前記比分を加味して前記撮
像手段を光軸に対してＸ，Ｙ移動させて前記軸上チャー
トの周囲に配置した軸外チャートに基づく軸外チャート
像のサーチを行うものである。
評価用のチャートを用いてレンズの描写性能評価を行う
場合に、軸上チャート像の光学基準位置に対するズレ
量、又は、軸上チャート像の倍率とレンズの設計倍率と
の比を求め、そのズレ量又は前記比分を加味して前記撮
像手段を光軸に対してＸ，Ｙ移動させて前記軸上チャー
トの周囲に配置した軸外チャートに基づく軸外チャート
像のサーチを行うものである。
【００１６】これにより、軸上チャート像の周囲に配置
した軸外チャート像が撮像手段であるＣＣＤカメラ上で
見えなくなるような現象を回避し、作業者が軸外チャー
ト像を素早く見つけることができ、レンズの描写性能評
価の迅速化を図ることができる。
した軸外チャート像が撮像手段であるＣＣＤカメラ上で
見えなくなるような現象を回避し、作業者が軸外チャー
ト像を素早く見つけることができ、レンズの描写性能評
価の迅速化を図ることができる。
【００１７】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態につい
て説明する。
て説明する。
【００１８】（実施の形態１） （構成）図１、図２を参照して本発明の実施の形態１の
軸外チャート像サーチ方法を説明する。
軸外チャート像サーチ方法を説明する。
【００１９】図１に示すように、本実施の形態１の軸外
チャート像サーチ方法は、チャート板１に配置されたチ
ャート２からの光束を、レンズ３を通して、その焦点面
に結像させ、撮像手段であるＣＣＤカメラ４でチャート
２の画像を取り込み、画像処理パソコン５によって前記
レンズ３の描写性能評価を行う。また、前記画像処理パ
ソコン５によりパルスモータ等を用いた駆動手段３０を
制御し、ＣＣＤカメラ４を光軸（Ｚ軸）と直交するＸ、
Ｙ移動を行うようになっている。
チャート像サーチ方法は、チャート板１に配置されたチ
ャート２からの光束を、レンズ３を通して、その焦点面
に結像させ、撮像手段であるＣＣＤカメラ４でチャート
２の画像を取り込み、画像処理パソコン５によって前記
レンズ３の描写性能評価を行う。また、前記画像処理パ
ソコン５によりパルスモータ等を用いた駆動手段３０を
制御し、ＣＣＤカメラ４を光軸（Ｚ軸）と直交するＸ、
Ｙ移動を行うようになっている。
【００２０】前記チャート板１に配置したチャート２
は、図２のような構成になっている。即ち、チャート板
１における中心位置の軸上チャート位置７に軸上チャー
ト１２を配置し、さらに各々軸外１象限チャート位置８
に軸外１象限チャート１３を配置し、軸外２象限チャー
ト位置９に軸外２象限チャート１４を配置し、軸外３象
限チャート位置１０に軸外３象限チャート１５を配置
し、軸外４象限チャート位置１１に軸外４象限チャート
１６を配置している。
は、図２のような構成になっている。即ち、チャート板
１における中心位置の軸上チャート位置７に軸上チャー
ト１２を配置し、さらに各々軸外１象限チャート位置８
に軸外１象限チャート１３を配置し、軸外２象限チャー
ト位置９に軸外２象限チャート１４を配置し、軸外３象
限チャート位置１０に軸外３象限チャート１５を配置
し、軸外４象限チャート位置１１に軸外４象限チャート
１６を配置している。
【００２１】（作用）次に、本実施の形態１の軸外チャ
ート像サーチ方法の具体的手順を説明する。
ート像サーチ方法の具体的手順を説明する。
【００２２】例えば、前記チャート板１に配置された軸
上チャート１２の光束をレンズ３を通して、その焦点面
に結像させ、ＣＣＤカメラ４で撮像し画像処理パソコン
５で画面表示した例が図３に示すような場合について説
明する。
上チャート１２の光束をレンズ３を通して、その焦点面
に結像させ、ＣＣＤカメラ４で撮像し画像処理パソコン
５で画面表示した例が図３に示すような場合について説
明する。
【００２３】図３は、軸上チャート１２に対応する画像
である軸上チャート画像２０及びＸ軸光学基準線１８、
Ｙ軸光学基準線１９を示すものである。
である軸上チャート画像２０及びＸ軸光学基準線１８、
Ｙ軸光学基準線１９を示すものである。
【００２４】画像処理パソコン５は、軸上チャート像２
０の位置が、Ｘ軸光学基準線１８、Ｙ軸光学基準線１９
に対してのＸ軸ズレ量２１（ΔＸ）、Ｙ軸ズレ量２２
（ΔＹ）の算出を行う。
０の位置が、Ｘ軸光学基準線１８、Ｙ軸光学基準線１９
に対してのＸ軸ズレ量２１（ΔＸ）、Ｙ軸ズレ量２２
（ΔＹ）の算出を行う。
【００２５】次に、前記軸外１象限チャート１３、軸外
２象限チャート１４、軸外３象限チャート１５、軸外４
象限チャート１６の描写性能評価を行う場合、画像処理
パソコン５は、前記Ｘ軸ズレ量２１、Ｙ軸ズレ量２２の
値を、軸外１チャート位置、軸外２チャート位置、軸外
３チャート位置、軸外４チャート位置の各設計値位置デ
ータに各々加味して、駆動手段３０を制御し、ＣＣＤカ
メラ４のＸ、Ｙ方向の移動を行い、軸外１象限チャート
１３、軸外２象限チャート１４、軸外３象限チャート１
５、軸外４象限チャート１６による描写性能評価を順に
行う。
２象限チャート１４、軸外３象限チャート１５、軸外４
象限チャート１６の描写性能評価を行う場合、画像処理
パソコン５は、前記Ｘ軸ズレ量２１、Ｙ軸ズレ量２２の
値を、軸外１チャート位置、軸外２チャート位置、軸外
３チャート位置、軸外４チャート位置の各設計値位置デ
ータに各々加味して、駆動手段３０を制御し、ＣＣＤカ
メラ４のＸ、Ｙ方向の移動を行い、軸外１象限チャート
１３、軸外２象限チャート１４、軸外３象限チャート１
５、軸外４象限チャート１６による描写性能評価を順に
行う。
【００２６】（効果）本実施の形態１の軸外チャート像
サーチ方法によれば、軸外１象限チャート１３、軸外２
象限チャート１４、軸外３象限チャート１５、軸外４象
限チャート１６の各チャート像をサーチする際に、軸上
チャート像２０で光学基準位置（Ｘ＝０、Ｙ＝０）に対
する軸上チャート像２０のＸ軸ズレ量２１、Ｙ軸ズレ量
２２を算出してから、自動的にＣＣＤカメラ４のＸ、Ｙ
移動を行うことにより、
サーチ方法によれば、軸外１象限チャート１３、軸外２
象限チャート１４、軸外３象限チャート１５、軸外４象
限チャート１６の各チャート像をサーチする際に、軸上
チャート像２０で光学基準位置（Ｘ＝０、Ｙ＝０）に対
する軸上チャート像２０のＸ軸ズレ量２１、Ｙ軸ズレ量
２２を算出してから、自動的にＣＣＤカメラ４のＸ、Ｙ
移動を行うことにより、
【００２７】（実施の形態２） （構成）次に本発明の実施の形態２の軸外チャート像サ
ーチ方法について再び図１乃至図３を参照して説明す
る。本実施の形態２の軸外チャート像サーチ方法を実現
する構成は、基本的には実施の形態１の場合と同様であ
る。本実施の形態２の軸外チャート像サーチ方法におい
ては、画像処理パソコン５により、軸上チャート像２０
を画像処理してその重心を算出し、前記レンズ３の設計
値の倍率から軸上チャート像２０の倍率を算出すること
が特徴である。
ーチ方法について再び図１乃至図３を参照して説明す
る。本実施の形態２の軸外チャート像サーチ方法を実現
する構成は、基本的には実施の形態１の場合と同様であ
る。本実施の形態２の軸外チャート像サーチ方法におい
ては、画像処理パソコン５により、軸上チャート像２０
を画像処理してその重心を算出し、前記レンズ３の設計
値の倍率から軸上チャート像２０の倍率を算出すること
が特徴である。
【００２８】（作用）本実施の形態２の軸外チャート像
サーチ方法において、例えば、前記軸上チャート１２の
光束をレンズ３を通して、その焦点面に結像させ、ＣＣ
Ｄカメラ４で撮像し、画像処理パソコン５により画像を
取りんだ結果が図３に示すような場合だったとする。
サーチ方法において、例えば、前記軸上チャート１２の
光束をレンズ３を通して、その焦点面に結像させ、ＣＣ
Ｄカメラ４で撮像し、画像処理パソコン５により画像を
取りんだ結果が図３に示すような場合だったとする。
【００２９】図３において、軸上チャート像２０に対す
る画像処理で重心を算出するとともに像幅２３を求め、
軸上チャート１２の幅と像幅２３とから求めた倍率が画
像処理の結果９７倍となったものとする。
る画像処理で重心を算出するとともに像幅２３を求め、
軸上チャート１２の幅と像幅２３とから求めた倍率が画
像処理の結果９７倍となったものとする。
【００３０】また、レンズ３の設計倍率は１００倍とす
る。更に画像処理パソコン５の画面上の対角線の長さを
ｄとし、光学基準位置（Ｘ＝０、Ｙ＝０）からの軸上チ
ャート像２０の重心の位置が０．３５ｄであったものと
る。
る。更に画像処理パソコン５の画面上の対角線の長さを
ｄとし、光学基準位置（Ｘ＝０、Ｙ＝０）からの軸上チ
ャート像２０の重心の位置が０．３５ｄであったものと
る。
【００３１】この場合、（設計倍率（１００倍）／軸上
チャート像２０の倍率（９７倍））×重心の位置０．３
５ｄ（０．３５）＝０．３６倍となり、軸上チャート像
２０の倍率が求まる。
チャート像２０の倍率（９７倍））×重心の位置０．３
５ｄ（０．３５）＝０．３６倍となり、軸上チャート像
２０の倍率が求まる。
【００３２】次に、前記軸外１象限チャート１３、軸外
２象限チャート１４、軸外３象限チャート１５、軸外４
象限チャート１６の描写性能評価を行う場合、画像処理
パソコン５は、前記軸外１象限チャート１３、軸外２象
限チャート１４、軸外３象限チャート１５、軸外４象限
チャート１６の各チャート位置の設計値位置データに
０．３６倍を加味して、駆動手段３０を制御し、前記Ｃ
ＣＤカメラ４のＸ、Ｙ方向の移動を行い、軸外１象限チ
ャート１３、軸外２象限チャート１４、軸外３象限チャ
ート１５、軸外４象限チャート１６による描写性能評価
を順に行う。
２象限チャート１４、軸外３象限チャート１５、軸外４
象限チャート１６の描写性能評価を行う場合、画像処理
パソコン５は、前記軸外１象限チャート１３、軸外２象
限チャート１４、軸外３象限チャート１５、軸外４象限
チャート１６の各チャート位置の設計値位置データに
０．３６倍を加味して、駆動手段３０を制御し、前記Ｃ
ＣＤカメラ４のＸ、Ｙ方向の移動を行い、軸外１象限チ
ャート１３、軸外２象限チャート１４、軸外３象限チャ
ート１５、軸外４象限チャート１６による描写性能評価
を順に行う。
【００３３】（効果）本実施の形態２の軸外チャート像
サーチ方法によれば、軸外１象限チャート１３、軸外２
象限チャート１４、軸外３象限チャート１５、軸外４象
限チャート１６の各チャート像をサーチする際に、軸上
チャート像２０の倍率算出、レンズ３の設計倍率との比
較を行い、自動的にＣＣＤカメラ４のＸ、Ｙ移動を行う
ことにより、素早く各軸外チャート像を見つけ画像処理
パソコン５に取り込むことができ、描写性能評価の迅速
化を図ることができる。
サーチ方法によれば、軸外１象限チャート１３、軸外２
象限チャート１４、軸外３象限チャート１５、軸外４象
限チャート１６の各チャート像をサーチする際に、軸上
チャート像２０の倍率算出、レンズ３の設計倍率との比
較を行い、自動的にＣＣＤカメラ４のＸ、Ｙ移動を行う
ことにより、素早く各軸外チャート像を見つけ画像処理
パソコン５に取り込むことができ、描写性能評価の迅速
化を図ることができる。
【００３４】
【発明の効果】本発明によれば、軸外の各チャート像を
自動サーチする際に、各軸外の象限チャートに基づく各
チャート像が撮像手段上で見えなくなるような事態を回
避し、作業者が軸外のチャート像を素早く見つけること
かでき、描写性能評価の迅速化を図ることができる軸外
チャート像サーチ方法を提供できる。
自動サーチする際に、各軸外の象限チャートに基づく各
チャート像が撮像手段上で見えなくなるような事態を回
避し、作業者が軸外のチャート像を素早く見つけること
かでき、描写性能評価の迅速化を図ることができる軸外
チャート像サーチ方法を提供できる。
【図１】本発明の実施の形態１の軸外チャート像サーチ
方法を実現する装置の構成を示す概略配置図である。
方法を実現する装置の構成を示す概略配置図である。
【図２】本発明の実施の形態１のチャートの配置例を示
す説明図である。
す説明図である。
【図３】本発明の軸上チャート像に対応するチャート像
を示す説明図である。
を示す説明図である。
【図４】従来の軸外チャート像サーチ方法を実現する装
置の構成を示す概略配置図である。
置の構成を示す概略配置図である。
【図５】従来例のチャートの配置例を示す説明図であ
る。
る。
１ チャート板 ２ チャート ３ レンズ ４ ＣＣＤカメラ ５ 画像処理パソコン ７ 軸上チャート位置 ８ 軸外１象限チャート位置 ９ 軸外２象限チャート位置 １０ 軸外３象限チャート位置 １１ 軸外４象限チャート位置 １３ 軸外１象限チャート １４ 軸外２象限チャート １５ 軸外３象限チャート １６ 軸外４象限チャート ２０ 軸上チャート像 ２１ Ｘ軸ズレ量 ２２ Ｙ軸ズレ量 ２３ チャート像幅 ３０ 駆動手段
Claims (3)
- 【請求項１】 チャート板上の描写性能評価用のチャー
トにおける軸上チャートの光束を、レンズを通してその
焦点面に結像させ、この結像された軸上チャート像を撮
像手段で撮像し画像処理して光学基準位置に対するズレ
量を求め、そのズレ量分を加味して前記撮像手段を移動
させて前記軸上チャートの周囲に配置した軸外チャート
に基づく軸外チャート像のサーチを行うことを特徴とす
る軸外チャート像サーチ方法。 - 【請求項２】 チャート板上の描写性能評価用のチャー
トにおける軸上チャートの光束を、レンズを通してその
焦点面に結像させ、この結像された軸上チャート像を撮
像手段で撮像し画像処理して軸上チャートに対する倍率
を求め、この倍率と前記レンズの設計倍率との比を求
め、その比分を加味して前記撮像手段を移動させて前記
軸上チャートの周囲に配置した軸外チャートに基づく軸
外チャート像のサーチを行うことを特徴とする軸外チャ
ート像サーチ方法。 - 【請求項３】 チャート板上の描写性能評価用のチャー
トにおける軸上チャートの光束を、レンズを通してその
焦点面に結像させ、この結像された軸上チャート像を撮
像手段により撮像し、画像処理パソコンに取り込んで画
像処理して軸上チャート像の光学基準位置に対するズレ
量、又は軸上チャート像の軸上チャートに対する倍率及
びレンズの設計倍率との比を求め、そのズレ量又は前記
比分を加味して前記撮像手段を光軸に対してＸ，Ｙ移動
させて前記軸上チャートの周囲に配置した軸外チャート
に基づく軸外チャート像のサーチを行うことを特徴とす
る軸外チャート像サーチ方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000343378A JP2002148145A (ja) | 2000-11-10 | 2000-11-10 | 軸外チャート像サーチ方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000343378A JP2002148145A (ja) | 2000-11-10 | 2000-11-10 | 軸外チャート像サーチ方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002148145A true JP2002148145A (ja) | 2002-05-22 |
Family
ID=18817753
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000343378A Withdrawn JP2002148145A (ja) | 2000-11-10 | 2000-11-10 | 軸外チャート像サーチ方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002148145A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007093243A (ja) * | 2005-09-27 | 2007-04-12 | Nikon Corp | 検査装置 |
| CN102109752B (zh) * | 2009-12-25 | 2013-06-19 | 富港电子（东莞）有限公司 | 影像感测模组的调整检测方法及装置 |
-
2000
- 2000-11-10 JP JP2000343378A patent/JP2002148145A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007093243A (ja) * | 2005-09-27 | 2007-04-12 | Nikon Corp | 検査装置 |
| CN102109752B (zh) * | 2009-12-25 | 2013-06-19 | 富港电子（东莞）有限公司 | 影像感测模组的调整检测方法及装置 |
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| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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