JP2002147063A - 鉄塔中間嵩上げ装置及び鉄塔中間嵩上げ方法 - Google Patents

鉄塔中間嵩上げ装置及び鉄塔中間嵩上げ方法

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JP2002147063A JP2000342751A JP2000342751A JP2002147063A JP 2002147063 A JP2002147063 A JP 2002147063A JP 2000342751 A JP2000342751 A JP 2000342751A JP 2000342751 A JP2000342751 A JP 2000342751A JP 2002147063 A JP2002147063 A JP 2002147063A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 工事用基礎を仮設することなく、既設鉄塔の
高さを高くする。 【解決手段】 せり上げられる上部主柱材Xに上部主柱
材把持手段100を介して固定されるせり上げ上部架台
200と、せり上げられない下部主柱材Yに下部主柱材
把持手段300を介して固定される非せり上げ下部架台
400と、非せり上げ下部架台400の4隅に固定され
ているとともに上端がせり上げ上部架台200の4隅に
連結されている4個のジャッキアップ手段500とから
構成され、4個のジャッキアップ手段500の電動モー
タの同期運転によってせり上げ上部架台200をせり上
げるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】この発明は、鉄塔中間嵩上げ
装置及び鉄塔中間嵩上げ方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】既設鉄塔の高さを高くするにあたって、
既設鉄塔全体をせり上げる鉄塔せり上げ装置としては、
特許に係る物(特許第1494778号)が知られてい
る。この従来技術は、図8、9に示すように、杠重主柱
11と杠重主柱11の上部を直角2軸方向に固定する固
定用トラス支材12とからなる、4組の杠重フレーム1
を被組立鉄塔A’の4隅外側に配置し、伸縮自在な2本
の鉄塔引上ビーム2を各々の杠重主柱11に装着された
鉄塔引上用の油圧ジャッキ13の制御によって昇降する
ネジ切りテンションロッド14の下端に平行に固定し、
伸縮自在であるとともに2個の鉄塔主脚材把持手段5が
スライド自在に装着されている2組の鉄塔取付ビーム4
を一定間隔をもって平行にかつ鉄塔引上ビーム2の長手
方向ヘスライド自在に各々の鉄塔引上ビーム2間に取り
付け、せり上げ作業中ロッド74のストロークの位置如
何に拘わらず常に一定の鉄塔引下荷重を発生する鉄塔引
下用の負荷シリンダ7を各々の杠重主柱11に装着し、
ワイヤロープ76を各々の杠重主柱11の下端に設けら
れたシーブ75を介して各々の鉄塔引上ビーム2の一端
と各々の鉄塔引下用の負荷シリンダ7のロッド74に接
続してなるものである。
【0003】なお、図8、9において、11Aは基礎
B’に固定されたプレート、11Bは平行に立設された
一組のH形鋼、11CはH形鋼11Bに設けられたブラ
ケット、11Dは基礎B’に固定されたブラケット、2
1は鉄塔引上ビーム2の一端をネジ切りテンションロッ
ド14の下端に固定している下部ナット、22は鉄塔引
上ビーム2を構成する箱形ビームである連結材、23は
鉄塔引上ビーム2を構成し、連結材22に挿入される2
本の箱形ビームである固定材、23Aは線状スライド
溝、23Bはボルト孔、3は固定材23の上面に固定さ
れていて杠重主柱11を上下に転動するガイドローラユ
ニット、43は鉄塔引上ビーム4を構成する1本の箱形
ビームである連結材、44は鉄塔引上ビーム4を構成
し、一端が鉄塔引上ビーム2に固定されるとともに他端
が連結材43に挿入される2本のH形鋼である固定材、
61は上部固定ビーム6を構成する1本の鋼管である連
結材、62は上部固定ビーム6を構成し、一端が杠重主
柱11に固定されるとともに他端が連結材61に挿入さ
れる2本の鋼管である固定材、71は負荷シリンダ7の
シリンダである。
【0004】この従来技術は、既設鉄塔の高さを高くす
るにあたって、既設鉄塔の基礎の周囲に新たな脚材が配
置された基礎B’を新設した後、4組の杠重フレーム1
を基礎B’に固定して被組立鉄塔A’の4隅外側に配置
し、鉄塔主脚材把持手段5で鉄塔最下部の主脚材を把持
し、鉄塔主脚材把持手段5が装着された鉄塔取付ビーム
4が取り付けられている鉄塔引上ビーム2を杠重主柱1
1に装着された鉄塔引上用の油圧ジャッキ13の作動に
よって引き上げて、被組立鉄塔A’全体をせり上げ、保
持するものである。被組立鉄塔A’のせり上げ後、4組
の杠重フレーム1の上部を連結している上部固定ビーム
6等を利用して、新たな脚材と鉄塔最下部の主脚材の間
に新たな嵩上げ用の主脚材の挿入等、下部挿入ブロック
骨組の組立が行われ、既設鉄塔の嵩上げが完了する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この従来技術は、既設
鉄塔の高さを高くするにあたって、既設鉄塔の基礎の強
度が不足することを前提とし、そのため、既設鉄塔の基
礎の周囲に新たな脚材が配置された基礎B’を新設した
後、4組の杠重フレーム1を基礎B’に固定して鉄塔最
下部の主脚材から既設鉄塔全体をせりあげるものであ
る。しかし、既設鉄塔の種類、設計条件によっては、所
要の嵩上げを行っても、既設鉄塔の基礎の強度が不足し
ないものもある。この場合は、当然に、基礎は新設され
ない。それゆえ、この従来技術を利用するためには、杠
重フレーム1の固定に既存の基礎を利用できない以上、
工事用基礎を仮設せざるを得ないが、工事用基礎の仮設
は経済上負担が大きく、到底、採用することはできな
い。この従来技術には、新たな脚材が配置された基礎が
新設されない限り、利用することができないという課題
がある。
【0006】この発明は、このような従来技術の課題を
解決する目的でなされたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の手段を、実施の一形態に対応する図1を用いて以下、
説明する。この発明は、せり上げられる上部主柱材Xに
上部主柱材把持手段100を介して固定されるせり上げ
上部架台200と、せり上げられない下部主柱材Yに下
部主柱材把持手段300を介して固定される非せり上げ
下部架台400と、非せり上げ下部架台400の4隅に
固定されているとともに上端がせり上げ上部架台200
の4隅に連結されている4個のジャッキアップ手段50
0とから構成され、4個のジャッキアップ手段500の
電動モータの同期運転によってせり上げ上部架台200
をせり上げるものである。
【0008】このように構成されたものにおいては、所
要の嵩上げを行っても、既設鉄塔の基礎の強度が不足し
ない場合は、せり上げられない下部主柱材Yに下部主柱
材把持手段300を介して非せり上げ下部架台400を
固定することによって、鉄塔の中間において嵩上げが行
われる。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は、この発明の実施の一形態
を示す図である。図1において、Xはせり上げられる上
部主柱材、Yはせり上げられない下部主柱材、100は
上部主柱材把持手段、200はせり上げ上部架台、30
0は下部主柱材把持手段、400は非せり上げ下部架
台、500はジャッキアップ手段である。
【0010】上部主柱材把持手段100は、図2、3に
示すように、せり上げられる上部主柱材Xにボルト・ナ
ットで固定される固定部材101と、固定部材101及
びせり上げ上部架台200にボルト・ナットで固定され
る固定部材102とから構成されている。固定部材10
1は、山形鋼で構成されているとともにコロビがある上
部主柱材Xの両フランジに取り付けられ、両フランジの
取付個所には穴あけ加工が施される。固定部材101
は、上部主柱材Xのコロビに合わせて鋼板(厚さ12m
m)を折り曲げて形成された折曲部材(長さ約300m
m)で構成され、両フランジには各々、4個の穴が穿設
されている。固定部材102は、山形鋼(HL150×
8、長さ約300mm)で構成され、両フランジには各
々、4個の穴が穿設されている。
【0011】せり上げ上部架台200は、図2、3に示
すように、伸縮自在の4本の山形鋼201を井桁状に組
み、その4隅にプレート202(厚さ16mm)を配置
してボルト・ナットで固定して構成されている。山形鋼
201は、2本の山形鋼203(HL150×8、長さ
約1,400mm)と継手用の山形鋼204(HL15
0×8、長さ約700mm)とから構成されている。一
方の山形鋼203及び継手用の山形鋼204の片側には
18×86の横長孔が3個、100mmのピッチで設け
られていて、各々の2個の横長孔をボルト・ナットで結
合することによって、山形鋼201の長さを±90mm
調整することができる。山形鋼201の長さの調整は、
上部主柱材Xにはコロビがあり、斜材等の関係でせり上
げ上部架台200の取付位置が変化する場合があること
を考慮したものである。プレート202には、固定部材
102の1部が固定される固定部材205が設けられて
いる。固定部材205は、山形鋼(HL150×8、長
さ150mm)で構成され、山形鋼203が上向きのと
きは下向きに、または下向きのときは上向きに、ボルト
・ナットでプレート202の下面、または上面に固定さ
れている。なお、せり上げ上部架台200の具体的数値
は、6万ボルト送電線鉄塔の1態様に対応するものであ
って、上部主柱材Xの大きさ、間隔によって当然に変わ
るものである。
【0012】プレート202の上面には、プレート20
2を補強するためのリブ206が3条、立設されてい
る。プレート202には、後述するジャッキアップ手段
500の上端をせり上げ上部架台200の4隅に、すな
わち、プレート202に連結するための孔207が穿設
されている。
【0013】下向きのフランジを内側(上部主柱材X
側)にして2本の山形鋼201を上部主柱材Xの外側に
対向して配置して、山形鋼203を固定部材102にボ
ルト・ナットで固定する。次にプレート202を2本の
山形鋼201の両端にボルト・ナットで固定する。次に
上向きの固定部材205をプレート202の上面及び固
定部材102にボルト・ナットで固定する。さらに、
上向きのフランジを内側(上部主柱材X側)にして2本
の山形鋼201を上部主柱材Xの外側に対向して配置し
て、山形鋼203をプレート202の上面及び固定部材
102にボルト・ナットで固定する。次に下向きの固定
部材205をプレート202の下面及び固定部材102
にボルト・ナットで固定する。
【0014】下部主柱材把持手段300は、図4に示す
ように、せり上げられない下部主柱材Yにボルト・ナッ
トで固定される固定部材301と、固定部材301及び
非せり上げ下部架台400にボルト・ナットで固定され
る固定部材302とから構成されている。固定部材30
1は、山形鋼で構成されているとともにコロビがある下
部主柱材Yの両フランジに取り付けられ、両フランジの
取付個所には穴あけ加工が施される。固定部材301
は、下部主柱材Yのコロビに合わせて鋼板(厚さ12m
m)を折り曲げて形成された折曲部材(長さ約300m
m)で構成され、両フランジには各々、4個の穴が穿設
されている。固定部材302は、山形鋼(HL150×
8、長さ約300mm)で構成され、両フランジには各
々、4個の穴が穿設されている。
【0015】非せり上げ下部架台400は、図4に示す
ように、伸縮自在の4本の山形鋼401を井桁状に組
み、その4隅にプレート402(厚さ16mm)を配置
してボルト・ナットで固定して構成されている。山形鋼
401は、2本の山形鋼403(HL150×8、長さ
約1,400mm)と継手用の山形鋼404(HL15
0×8、長さ約700mm)とから構成されている。一
方の山形鋼403及び継手用の山形鋼404の片側には
18×86の横長孔が3個、100mmのピッチで設け
られていて、各々の2個の横長孔をボルト・ナットで結
合することによって、山形鋼401の長さを±90mm
調整することができる。山形鋼401の長さの調整は、
下部主柱材Yにはコロビがあり、斜材等の関係で非せり
上げ下部架台400の取付位置が変化する場合があるこ
とを考慮したものである。プレート402には、固定部
材302の1部が固定される固定部材405が設けられ
ている。固定部材405は、山形鋼(HL150×8、
長さ150mm)で構成され、山形鋼403が上向きの
ときは下向きに、または下向きのときは上向きに、ボル
ト・ナットでプレート402の下面、または上面に固定
されている。なお、非せり上げ下部架台400の具体的
数値は、6万ボルト送電線鉄塔の1態様に対応するもの
であって、下部主柱材Yの大きさ、間隔によって当然に
変わるものである。
【0016】プレート402には、後述するジャッキア
ップ手段500の中間ブラケット503を非せり上げ下
部架台400の4隅に、すなわち、プレート402に連
結するための孔406が穿設されている。また、プレー
ト402には45度方向にU字状の切欠部407が設け
られているとともに、切欠部407を介して後述する中
間ブラケット503をプレート402内に配置後、切欠
部407の1部を閉鎖する蓋408が枢着されている。
【0017】下向きのフランジを内側(下部主柱材Y
側)にして2本の山形鋼401を下部主柱材Yの外側に
対向して配置して、山形鋼403を固定部材302にボ
ルト・ナットで固定する。次にプレート402を2本の
山形鋼401の両端にボルト・ナットで固定する。次に
上向きの固定部材405をプレート402の上面及び固
定部材302にボルト・ナットで固定する。さらに、
上向きのフランジを内側(上部主柱材X側)にして2本
の山形鋼401を上部主柱材Xの外側に対向して配置し
て、山形鋼403をプレート402の上面及び固定部材
302にボルト・ナットで固定する。次に下向きの固定
部材405をプレート402の下面及び固定部材302
にボルト・ナットで固定する。
【0018】ジャッキアップ手段500は、外筒50
1、モータ架台502、中間ブラケット503、ボール
中空スプライン軸522等から構成されている。
【0019】ジャッキアップ手段500を、図5、6、
7に基づいて詳細に説明する。外筒501は、円筒状を
なし、上端にボール中空スプラインナット(フランジ付
き)504が挿入され、ボルトにより固定されていると
ともに、下端にガイド軸受505及びスラスト軸受50
6が装着された軸受ケース507が挿入され、ボルトに
より固定されている。
【0020】モータ架台502は、軸受ケース507に
固定されている。モータ架台502内には、電動モータ
508、カップリング509、減速機510、カップリ
ング511が配置されている。
【0021】外筒501の中心には、軸受ケース507
のガイド軸受505及びスラスト軸受506にて支持さ
れたボールネジ軸512が配置されている。ボールネジ
軸512は、その下端がカップリング511を介して減
速機510に連結され、その下端部が、軸受ケース50
7に固定された軸受オサエ513及びボールネジ軸51
2に螺着されたナット514により支持されたガイド軸
受505、スラスト軸受506に、カラー515、スペ
ーサ516を介して装着されている。ボールネジ軸51
2は、電動モータ508の回転によってカップリング5
09、減速機510、カップリング511を介して回転
し、ガイド軸受505、スラスト軸受506によって回
動自在に支持され、回転方向、上下方向の荷重を受ける
ことができる。
【0022】ボールネジ軸512の上端には、ブッシュ
517、軸受ケース518、ガイド軸受519、ナット
520が配置され、ボールネジ軸512の上端が回転及
び上下移動方向にガイドされて、振れ止めされる。
【0023】ボールネジナット521は、ボールネジ軸
512に螺合し、ボールネジ軸512の回転に伴い、上
下に移動する。これにより、ボール中空スプライン軸5
22を上下に移動させる。
【0024】ボール中空スプライン軸522は、その下
端にボールネジナット521が挿入され、ボルトにより
固定され、その上端に外筒501上端から突出する上部
ジョイント523がボルトにより固定されている。ボー
ル中空スプライン軸522は、ボール中空スプラインナ
ット504によって、回転が阻止され、同時に上下移動
方向にガイドされ、ひいてはボールネジナット521の
回転を阻止する。ボールネジ軸512の回転、ボールネ
ジナット521の上下移動に伴い、ボール中空スプライ
ン軸522は、ボール中空スプラインナット504の内
面に装着されたボール(図示せず)を転動して上下に移
動する。上部ジョイント523は、ボルト・ナット52
4によりせり上げ上部架台200のプレート202に固
定され、これによって、ジャッキアップ手段500は、
せり上げ上部架台200に連結される。
【0025】ストッパ525は、図5に示すように、フ
ランジ付き円筒で、外筒501内に挿入されて外筒50
1内の段差部で保持され、外筒501に固定されてい
る。ストッパ525は、外筒501内に挿入されたスペ
ーサ526、下部のボール中空スプラインナット527
を支持するとともに、ボール中空スプライン軸522の
下端フランジ528に接触してボール中空スプライン軸
522の上限ストロ−クを制限する。
【0026】中間ブラケット503は、円筒を軸方向に
二つ割にして形成した二つ割円筒529、二つ割円筒5
29に二つ割方向左右側面に形成されたウイング53
0、二つ割円筒529の上下端に設けられた半円環状の
フランジ531、532、ウイング530に取り付けら
れるボルト・ナット533とから構成されている。な
お、534は二つ割円筒529を補強するリブ、535
はフランジ531に取り付けられた吊り作業用のアイボ
ルトである。
【0027】中間ブラケット503は、外筒501を非
せり上げ下部架台400に取り付けるのみならず、せり
上げ上部架台200をせり上げたとき、外筒501に加
わる鉄塔の垂直荷重を支えるものである。と同時に、鉄
塔の水平荷重により外筒501に加わる曲げモーメント
に対する補強材として機能するものである。
【0028】外筒501の中間部を二つ割円筒529を
以って包み、ボルト・ナット533で二つ割円筒529
を締め付けると、外筒501は中間ブラケット503に
固定される。それゆえ、中間ブラケット503の取付位
置は、二つ割円筒529を上下に移動させることによっ
て、外筒501の上部から下部まで自在に調整すること
ができる。これによって、せり上げ上部架台200又は
非せり上げ下部架台400の取付位置の選定が容易にな
る。
【0029】中間ブラケット503は、フランジ532
をボルト・ナット536でプレート402に固定するこ
とによって非せり上げ下部架台400で保持される。こ
れによって、ジャッキアップ手段500は、非せり上げ
下部架台400で支持される。
【0030】モータ架台502の底板外面に支持部材5
37が吊設され、該支持部材537は、水平部材538
を介して、せり上げられない下部主柱材Yに固定され
る。これによって、ジャッキアップ手段500は、中間
部のみならず下端でも支持される。したがって、ジャッ
キアップ手段500に加わる水平力を、非せり上げ下部
架台400及び水平部材538で負担することになり、
非せり上げ下部架台400が単独で負担するのに比べ
て、水平力により非せり上げ下部架台400に加わるね
じり力を軽減できる。
【0031】なお、図5、6において、539はボール
ネジナット521の位置を検出する近接センサ、540
は近接センサ539の電気配線の中継箱、541は近接
センサ539、電動モータ508等の電気配線の中継箱
である。
【0032】次に、使用方法について説明すると、ま
ず、せり上げられる上部主柱材X及びせり上げられない
下部主柱材Yに穴あけ加工をした後、上部主柱材X及び
下部主柱材Yに、上部主柱材把持手段100及び下部主
柱材把持手段300を取り付ける。
【0033】次に、上部主柱材把持手段100にせり上
げ上部架台200の伸縮自在の4本の山形鋼201を固
定して井桁状に組み、その4隅にプレート202を固定
する。
【0034】次に、下部主柱材把持手段300に非せり
上げ下部架台400の伸縮自在の4本の山形鋼401を
固定して井桁状に組み、その4隅にプレート402を固
定する。
【0035】次に、ジャッキアップ手段500の中間ブ
ラケット503をプレート402に当接し、ボルト・ナ
ット536により固定して、ジャッキアップ手段500
を非せり上げ下部架台400で支持する。さらに、支持
部材537を水平部材538を介して、せり上げられな
い下部主柱材Yに固定する。
【0036】次に、電動モータ508を作動させて、ボ
ール中空スプライン軸522を上昇させて、上部ジョイ
ント523をせり上げ上部架台200のプレート202
に当接し、ボルト・ナット524により固定して、ジャ
ッキアップ手段500をせり上げ上部架台200で支持
する。これにより、上部主柱材Xに加わる荷重をジャッ
キアップ手段500で支持する。
【0037】次に、上部主柱材Xと下部主柱材Yの連結
を解き、4個のジャッキアップ手段500の電動モータ
508の同期運転によってせり上げ上部架台200をせ
り上げる。これによって、上部主柱材Xはせり上げら
れ、上部主柱材Xと下部主柱材Yの間に嵩上げ用の主柱
材を挿入、固定すると、鉄塔の中間において嵩上げが行
われる。
【0038】このように、せり上げられない下部主柱材
Yに下部主柱材把持手段300を介して非せり上げ下部
架台400を固定することによって、鉄塔の中間におい
て嵩上げが行われる。したがって、所要の嵩上げを行っ
ても、既設鉄塔の基礎の強度が不足しない場合は、工事
用基礎を仮設することなく、既設鉄塔の高さを高くする
ことができる。
【0039】以上は、鉄塔中間嵩上げ装置としての物の
発明の説明であるが、本願発明は、これにとどまること
なく、鉄塔の中間において嵩上げを行う鉄塔中間嵩上げ
方法の発明でもある。すなわち、せり上げられる上部主
柱材Xに、せり上げ上部架台200を、上部主柱材把持
手段100を介して固定するとともに、せり上げられな
い下部主柱材Yに、非せり上げ下部架台400を、下部
主柱材把持手段300を介して固定し、4個のジャッキ
アップ手段500を非せり上げ下部架台400の4隅に
固定するとともに、ジャッキアップ手段500の上端を
せり上げ上部架台200の4隅に連結し、上部主柱材X
と下部主柱材Yの連結を解いたのち、4個のジャッキア
ップ手段500の電動モータの同期運転によって、せり
上げ上部架台200、上部主柱材Xをせり上げ、上部主
柱材Xと下部主柱材Yの間に嵩上げ用の主柱材を挿入、
固定する鉄塔中間嵩上げ方法である。
【0040】なお、ジャッキアップ手段500を構成す
るモータ架台502に支持部材537が吊設されている
場合には、4個のジャッキアップ手段500を非せり上
げ下部架台400の4隅に固定するとともに、支持部材
537を水平部材538を介して、せり上げられない下
部主柱材Yに固定する。
【0041】係る方法によっても、工事用基礎を仮設す
ることなく、既設鉄塔の高さを高くすることができる。
【0042】なお、上部主柱材把持手段100、せり上
げ上部架台200、下部主柱材把持手段300、非せり
上げ下部架台400、ジャッキアップ手段500は、基
本的には既述したものと同一のものであるが、せり上げ
上部架台200を構成する伸縮自在の山形鋼201、非
せり上げ下部架台400を構成する伸縮自在の山形鋼4
01の代わりに、1本の山形鋼を使用し、現場合わせで
寸法を決定してもよい。また、上部主柱材把持手段10
0を構成する固定部材101、又は下部主柱材把持手段
300を構成する固定部材301は、上部主柱材X、又
は下部主柱材Yのコロビに合わせて現場で製作してもよ
い。
【0043】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明は、
せり上げられる上部主柱材に上部主柱材把持手段を介し
て固定されるせり上げ上部架台と、せり上げられない下
部主柱材に下部主柱材把持手段を介して固定される非せ
り上げ下部架台と、前記非せり上げ下部架台の4隅に固
定されているとともに上端が前記せり上げ上部架台の4
隅に連結されている4個のジャッキアップ手段とから構
成され、該4個のジャッキアップ手段の電動モータの同
期運転によって前記せり上げ上部架台をせり上げるもの
である。それゆえ、せり上げられない下部主柱材に下部
主柱材把持手段を介して非せり上げ下部架台を固定する
ことによって、鉄塔の中間において嵩上げが行われる。
したがって、この発明によれば、工事用基礎を仮設する
ことなく、既設鉄塔の高さを高くすることができるとい
う効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の一形態を示す正面図である。
【図2】この発明を構成する上部主柱材把持手段及びせ
り上げ上部架台の平面図である。
【図3】この発明を構成する上部主柱材把持手段及びせ
り上げ上部架台の部分斜視図である。
【図4】この発明を構成する下部主柱材把持手段及び非
せり上げ下部架台の平面図である。
【図5】この発明を構成するジャッキアップ手段の上部
の断面図である。
【図6】この発明を構成するジャッキアップ手段の下部
の1部断面図である。
【図7】この発明を構成するジャッキアップ手段の中間
ブラケットを示す図で、(A)は正面図、(B)は
(A)のC−C断面図である。
【図8】従来技術を示す略正面図である。
【図9】図8のA−Aから見た後方省略断面図である。
【符号の説明】
X せり上げられる上部主柱材 Y せり上げられない下部主柱材 100 上部主柱材把持手段 200 せり上げ上部架台 300 下部主柱材把持手段 400 非せり上げ下部架台 500 ジャッキアップ手段
フロントページの続き (72)発明者 丸岡 邦夫 東京都千代田区二番町3番地13 株式会社 サンテック内 Fターム(参考) 2E176 AA07 BB31 CC05

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 せり上げられる上部主柱材に上部主柱材
    把持手段を介して固定されるせり上げ上部架台と、せり
    上げられない下部主柱材に下部主柱材把持手段を介して
    固定される非せり上げ下部架台と、前記非せり上げ下部
    架台の4隅に固定されているとともに上端が前記せり上
    げ上部架台の4隅に連結されている4個のジャッキアッ
    プ手段とから構成され、該4個のジャッキアップ手段の
    電動モータの同期運転によって前記せり上げ上部架台を
    せり上げる鉄塔中間嵩上げ装置
  2. 【請求項2】 上部主柱材把持手段は、せり上げられる
    上部主柱材にボルト・ナットで固定される固定部材と、
    該固定部材及びせり上げ上部架台にボルト・ナットで固
    定される固定部材とから構成されている請求項1の鉄塔
    中間嵩上げ装置
  3. 【請求項3】 せり上げ上部架台は、伸縮自在の4本の
    山形鋼を井桁状に組み、その4隅にプレートを配置して
    ボルト・ナットで固定して構成されている請求項1又は
    請求項2の鉄塔中間嵩上げ装置
  4. 【請求項4】 下部主柱材把持手段は、せり上げられな
    い下部主柱材にボルト・ナットで固定される固定部材
    と、該固定部材及び非せり上げ下部架台にボルト・ナッ
    トで固定される固定部材とから構成されている請求項1
    乃至請求項3のいずれかに記載の鉄塔中間嵩上げ装置
  5. 【請求項5】 非せり上げ下部架台は、伸縮自在の4本
    の山形鋼を井桁状に組み、その4隅にプレートを配置し
    てボルト・ナットで固定して構成されている請求項1乃
    至請求項4のいずれかに記載の鉄塔中間嵩上げ装置
  6. 【請求項6】 ジャッキアップ手段は、上端にボール中
    空スプラインナットが挿入、固定されているとともに、
    下端にガイド軸受及びスラスト軸受が装着された軸受ケ
    ースが挿入、固定されている円筒状の外筒内に、前記ガ
    イド軸受及び前記スラスト軸受によって支持されてい
    て、前記軸受ケースに固定されているモータ架台内に配
    置された電動モータの回転によってカップリング、減速
    機を介して回転するボールネジ軸と、該ボールネジ軸に
    螺合し、該ボールネジ軸の回転に伴い上下に移動するボ
    ールネジナットと、下端に該ボールネジナットが挿入、
    固定されているとともに、上端に前記外筒上端から突出
    し、せり上げ上部架台に連結される上部ジョイントが固
    定され、前記ボール中空スプラインナットによって、回
    転が阻止され、同時に上下移動方向にガイドされるボー
    ル中空スプライン軸とが配置されているとともに、前記
    外筒の中間部が非せり上げ下部架台に固定される二つ割
    円筒の中間ブラケットに固定されている請求項1乃至請
    求項5のいずれかに記載の鉄塔中間嵩上げ装置
  7. 【請求項7】 モータ架台の底板外面に支持部材が吊設
    され、該支持部材が水平部材を介してせり上げられない
    下部主柱材に固定される請求項6の鉄塔中間嵩上げ装置
  8. 【請求項8】 せり上げられる上部主柱材に、せり上げ
    上部架台を上部主柱材把持手段を介して固定するととも
    に、せり上げられない下部主柱材に、非せり上げ下部架
    台を下部主柱材把持手段を介して固定し、4個のジャッ
    キアップ手段を前記非せり上げ下部架台の4隅に固定す
    るとともに、該4個のジャッキアップ手段の上端を前記
    せり上げ上部架台の4隅に連結し、前記上部主柱材と前
    記下部主柱材の連結を解いたのち、前記4個のジャッキ
    アップ手段の電動モータの同期運転によって、前記せり
    上げ上部架台、前記上部主柱材をせり上げ、前記上部主
    柱材と前記下部主柱材の間に嵩上げ用の主柱材を挿入、
    固定する鉄塔中間嵩上げ方法
  9. 【請求項9】 上部主柱材把持手段は、せり上げられる
    上部主柱材にボルト・ナットで固定される固定部材と、
    該固定部材及びせり上げ上部架台にボルト・ナットで固
    定される固定部材とから構成されている請求項8の鉄塔
    中間嵩上げ方法
  10. 【請求項10】 せり上げ上部架台は、伸縮自在の4本
    の山形鋼を井桁状に組み、その4隅にプレートを配置し
    てボルト・ナットで固定して構成されている請求項8又
    は請求項9の鉄塔中間嵩上げ方法
  11. 【請求項11】 下部主柱材把持手段は、せり上げられ
    ない下部主柱材にボルト・ナットで固定される固定部材
    と、該固定部材及び非せり上げ下部架台にボルト・ナッ
    トで固定される固定部材とから構成されている請求項8
    乃至請求項10のいずれかに記載の鉄塔中間嵩上げ方法
  12. 【請求項12】 非せり上げ下部架台は、伸縮自在の4
    本の山形鋼を井桁状に組み、その4隅にプレートを配置
    してボルト・ナットで固定して構成されている請求項8
    乃至請求項11のいずれかに記載の鉄塔中間嵩上げ方法
  13. 【請求項13】 ジャッキアップ手段は、上端にボール
    中空スプラインナットが挿入、固定されているととも
    に、下端にガイド軸受及びスラスト軸受が装着された軸
    受ケースが挿入、固定されている円筒状の外筒内に、前
    記ガイド軸受及び前記スラスト軸受によって支持されて
    いて、前記軸受ケースに固定されているモータ架台内に
    配置された電動モータの回転によってカップリング、減
    速機を介して回転するボールネジ軸と、該ボールネジ軸
    に螺合し、該ボールネジ軸の回転に伴い上下に移動する
    ボールネジナットと、下端に該ボールネジナットが挿
    入、固定されているとともに、上端に前記外筒上端から
    突出し、せり上げ上部架台に連結される上部ジョイント
    が固定され、前記ボール中空スプラインナットによっ
    て、回転が阻止され、同時に上下移動方向にガイドされ
    るボール中空スプライン軸とが配置されているととも
    に、前記外筒の中間部が非せり上げ下部架台に固定され
    る二つ割円筒の中間ブラケットに固定されている請求項
    8乃至請求項12のいずれかに記載の鉄塔中間嵩上げ方
  14. 【請求項14】 モータ架台の底板外面に支持部材が吊
    設され、該支持部材が水平部材を介してせり上げられな
    い下部主柱材に固定される請求項13の鉄塔中間嵩上げ
    方法
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