JP2002146433A - ダブルテーパ鋼線と、その連続熱処理方法および装置 - Google Patents
ダブルテーパ鋼線と、その連続熱処理方法および装置Info
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Abstract
熱処理する。 【解決手段】 均一径のストレート部の両端側に先細り
のテーパ部を有するダブルテーパ鋼線の熱処理におい
て、線径検知手段3、6により線径を連続的に検出し、
該検出した線径値に対応させて焼入加熱コイル4、焼戻
加熱コイル7の入力を制御することにより、該鋼線を長
さ方向に均一な温度に加熱するか、あるいは小径部と大
径部の引張強さが異なるように加熱して焼入・焼戻しす
る。
Description
ト部の両端側に先細りのテーパ部を有する、例えば樽形
あるいは紡錘形コイルばね形状に巻かれるばね用として
使用されるダブルテーパ鋼線と、そのダブルテーパ鋼線
を連続熱処理する熱処理方法および装置に関するもので
ある。
を巻いて成形されているが、樽形あるいは紡錘形コイル
ばねの場合には、図7に示すようにばねのコイル胴部1
5の素線径よりばね端部側のコイル小径部16の素線径
を小さくすることが望ましい。こうすると、全部同一径
素線の樽形ばねに比して特別なばね特性を得ることがで
き、かつ重量軽減ができるという利点がある。そのため
に、ばね用鋼線として両端に先細りのテーパ部を有する
ダブルテーパ鋼線を使用することが望まれる。
製造するには、コイル形状に熱間成形した後、炉加熱に
よって焼入・焼戻しの熱処理を行っていた。しかし、こ
のような従来の方法では、割子の型を使用して成型後に
型抜きをする必要があるが、熱間成形で樽型などにした
場合には、冷却時の型締りにより型が抜き難くなるとい
う問題がある。また、熱処理の加熱で変形しやすく、脱
炭が生じやすいという問題点があり、連続の処理が困難
であった。
後にコイル成形することにより樽型などのコイルばねを
製造することが望まれる。ここで、脱炭などの欠陥がな
い熱処理ばね鋼線を得るためには、誘導加熱などによる
連続熱処理が望ましい。
一な鋼線を加熱する場合には、誘導加熱による連続熱処
理は容易であるが、前述のような長さ方向に大径部と小
径部を有するダブルテーパ鋼線を誘導加熱により連続加
熱する場合には、小径部に比し大径部の温度が低くな
り、大径部の焼入硬さが低く引張強さが均一にならない
という問題点がある。
なるように、積極的に小径部の引張強さを大径部より大
きくしたダブルテーパー線の要請もある。
線を全長に渉って均一温度に加熱することができ、均一
硬さを有するダブルテーパ鋼線や、あるいは大径部と小
径部の破断荷重がほぼ等しいダブルテーパ線と、その連
続熱処理方法と熱処理装置を提供することを目的とす
る。
に、本発明のダブルテーパ鋼線の第1の連続熱処理方法
は、均一径のストレート部の両端側に先細りのテーパ部
を有するダブルテーパ鋼線の熱処理において、該鋼線の
線径を連続的に検出し、該検出した線径値に対応して誘
導加熱の入力を制御することにより、該鋼線を長さ方向
に均一な所定温度に加熱して熱処理することを特徴とす
るものである。
続熱処理方法は、従来のように小径部も大径部も同じ電
力で加熱するのでなく、線径検知手段により連続的に線
径を検出し、均一径のストレート部を加熱するときは加
熱手段の入力を一定にして連続加熱し、テーパ部を加熱
するときはテーパの線径に応じて加熱手段の入力を減少
または増加させて加熱することにより、大、小径のスト
レート部もテーパ部も均一温度に加熱して熱処理するも
のである。これにより、大、小径のストレート部もテー
パ部も均一硬さと引張強さを有する熱処理されたダブル
テーパ線を得ることができる。
連続熱処理方法は、均一径のストレート部の両端側に先
細りのテーパ部を有するダブルテーパ鋼線の熱処理にお
いて、該鋼線の線径を連続的に検出し、該検出した線径
値に対応して誘導加熱の入力を制御することにより、小
径部と大径部の引張強さが異なるように該鋼線を長さ方
向に温度を変えて加熱して熱処理することを特徴とする
ものである。
全長を均一温度に加熱して、大・小径部をほぼ同一引張
強さにするものであるが、第2の熱処理方法は、積極的
に大・小径部の加熱温度を変えて、大・小径部の引張強
さが異なるダブルテーパ線を得ようとするものである。
この加熱温度の差は焼入温度で変えることも、焼戻温度
で変えることもできる。
大径部の引張強さがほぼ同一か、あるいは積極的に変え
られたダブルテーパ鋼線が得られる。
に加熱温度を制御することにより、小径部と大径部の引
張強さを等しくした鋼線が得られ、あるいは小径部の引
張強さを積極的に大径部より大きくして、小径部と大径
部の破断荷重がほぼ同一なダブルテーパ鋼線を得ること
ができる。通常の誘導加熱方法でも小径部の温度が高く
なるため、通常小径部の引張強さが高い。しかし、自然
に生ずる温度差では、前記のように小径部と大径部の破
断荷重を等しくするような結果は得難い。本発明の引張
強さを積極的に変えられたとは、自然に生ずる温度差に
よるものでなく、加熱コイルの入力を変えて加熱温度を
積極的に変えられたことをいうものである。
に、本発明のダブルテーパ鋼線の連続熱処理装置は、均
一径のストレート部の両端側に先細りのテーパ部を有す
るダブルテーパ鋼線の熱処理において、該鋼線を連続的
に加熱する誘導加熱手段と、該鋼線の線径を連続的に検
出する線径検知手段と、該鋼線が長さ方向に所定温度に
加熱されるように前記線径検知手段の線径値に対応して
前記加熱手段の入力を制御する制御手段とを備えたこと
を特徴とするものである。
戻しする装置とすることが、焼入れ、焼戻しを一度に行
うことができるので望ましい。
テーパ部を有する単体のダブルテーパ鋼線の熱処理にも
使用できるが、均一径のストレート部とテーパ部とが長
さ方向に交互に存する連続したダブルテーパ線を熱処理
するのに一層適する。こうして熱処理された鋼線は単体
に切り離すことによりダブルテーパ鋼線の量産が容易に
なるという利点がある。
について具体的に説明する。図1は本発明実施形態のダ
ブルテーパ鋼線の熱処理装置の構成を示す図、図2は本
発明実施形態のダブルテーパ鋼線の形状の一例を示す図
である。
されるダブルテーパ鋼線(以下ワークという)Sは、長
さL2 の大径の同一径のストレート部21の両端側に、
長さL12の先細りのテーパ部22、23が設けられ、テ
ーパ部22、23の他端側が長さL1 の小径のストレー
ト部24でつながって連続したダブルテーパ線をなすも
のである。これを小径の位置24の中間で切断すること
により紡錘形コイルばねなどに使用される長さL0 の単
体のダブルテーパ鋼線が作られる。
側(図の右側)からペイオフスタンド1、長さ測定手段
2、第1線径測定器3、焼入加熱コイル4、焼入水冷ジ
ャケット5、第2線径測定器6、焼戻加熱コイル7、焼
戻水冷ジャケット8および巻取りスタンド9がタンデム
に配列されている。
テーパ鋼線、以下ワークという)Sの表面に接触して回
転するローラの回転数により、処理されるワークの移動
する長さを計測するものである。
非接触型の測定器で走行するワークの線径を連続的に測
定する、例えばレーザ式線径測定器などが用いられる。
第1線径測定器3と第2線径測定器6は、焼入加熱コイ
ル4および焼戻加熱コイル7の中央から、それぞれk1
およびk2 の距離の入口側に配設されている。
は、それぞれ焼入高周波電源10および焼戻高周波電源
11から電力が投入されるように接続されている。焼入
冷却ジャケット5と焼戻冷却ジャケット8は、それぞれ
焼入加熱コイル4および焼戻加熱コイル7により加熱さ
れたワークを急冷するようになっている。
うに、長さ測定手段2、第1線径測定器3および第2線
径測定器6の信号により、焼入高周波電源10および焼
戻高周波電源11から、それぞれ焼入加熱コイル4およ
び焼戻加熱コイル7に入力する電力を制御するようにな
っている。
て説明する。まず、全体について述べると、熱処理され
るワークSはペイオフスタンド1から繰り出されて、焼
入加熱コイル4により焼入温度に加熱され、焼入冷却ジ
ャケット5により急冷されて焼入れされる。焼入れされ
たワークは、連続して焼戻加熱コイル7により焼戻温度
に加熱、焼戻しされて、焼戻冷却ジャケット8により急
冷され巻き取りスタンド9に巻き取られる。これによ
り、ワークは連続して焼入れ焼戻しされる。
入加熱コイルに導入される前に、その移動量が長さ測定
器2により測定され、その径が第1線径測定器3により
測定される。制御装置12には、第1線径測定器3によ
り測定されたワークの径に対応した電力が焼入加熱コイ
ル4に入力されるようにあらかじめ設定されている。制
御装置12は、焼入加熱コイル4に入力される電力を、
ワークの線径の変化に応じ線径の二乗に比例して入力す
るよう焼入高周波電源10を制御する。本実施形態で
は、ワークの移動量を長さ測定器2により測定し、第1
線径測定器3により測定されたワークの位置が距離k1
だけ移動して焼入加熱コイル4の中央位置に来たとき、
焼入加熱コイル4に所定の電力が入力されるように設定
した。
Aの位置が第1線径測定器3により測定され、Aの位置
が距離k1 だけ移動して焼入加熱コイル10の中央に来
たときにP1 の電力が入力される。そして、ワークがB
位置に移動するまでP1 の一定電力で加熱される。この
ワークの移動量は長さ測定器2により計測される。
ル10の中央に来ると、テーパ部B−C間ではテーパの
径の増加に応じて順次電力が増加され、この電力は径の
二乗に比例して変化するようにされる。そして、大径部
の径d2 のCの位置が焼入加熱コイル4の中央の位置に
来ると、P2 =P1 ×(d2 /d1 )2 の電力が入力さ
れ、C−Dの間はこの一定電力でワークは加熱される。
位置では、前記と逆に順次電力入力量が減少されてEの
位置で電力P1 にされる。このようにワークの径に応じ
て焼入加熱コイル10の電力量を変えて加熱することに
より、ダブルテーパ線は大径部もテーパ部も小径部も同
一温度に加熱される。これら上述した制御は制御装置1
2により行われる。
は、焼入冷却ジャケット5により急冷、焼入れされる。
ここで、ワークは全長が均一温度に加熱されているの
で、ダブルテーパ線は大径部もテーパ部も小径部も均一
な焼入れ硬さが得られる。
戻加熱コイル7により焼戻温度に加熱されて焼戻しされ
る。前述の焼入れと同様にワークの径が第2線径測定器
6により測定され、この位置が焼戻加熱コイル7の中央
位置にきたとき、線径の二乗に比例した所定の電力が焼
戻加熱コイル7に入力される。こうして焼入れの場合と
同様に長さ方向に均一温度に加熱されたワークは、焼戻
冷却ジャケット8により冷却された後、巻き取りスタン
ド9に巻き取られて熱処理を終える。
験した。実験は表1に示す寸法の図2の形状の試料につ
いて行った。
しと本発明方法とにより加熱して焼入れを行い比較し
た。 ライン速度:80mm/sec 焼入加熱コイル長さ:340mm 周波数:32kHz 目標温度:920℃
の測定結果を図3および図4にに示す。図3は従来の制
御無しの場合、図4は本発明の制御をした場合について
の測定結果である。
て大径部の温度が低く、テーパ部も径にしたがって温度
差が生じて大径部と小径部の温度差が約70℃あった。
これに対し、本発明方法によれば温度差は約20℃にな
り、テーパ部もほとんど温度差がない加熱ができた。
従来方法と本発明方法とについて下記条件で加熱して焼
戻しを行った。 ライン速度:80mm/sec 焼戻加熱コイル長さ:340mm 周波数:7.5kHz 目標加熱温度:400℃
度の測定結果を図5および図6に示す。図5は従来方法
の制御無しの場合、図6は本発明方法の制御した場合に
ついての測定結果である。
焼入れと同様に、従来方法の場合には、小径部に比して
大径部の温度が低く、テーパ部も径にしたがって温度差
が生じて大径部と小径部の温度差が約150℃ある。こ
れに対し、本発明方法によれば、焼入れの場合と同様に
温度差は約20℃になり、テーパ部もほとんど温度差が
ない加熱ができた。
加熱温度を等しくした、引張強さがほぼ等しいダブルテ
ーパ鋼線について述べたが、本発明の方法によれば、制
御手段により、線径に対応させて焼入加熱コイルまたは
焼戻加熱コイル、あるいは両者の電力入力を変えること
により、小径部と大径部の破断荷重を等しくするように
小径部の引張強さが大きいダブルテーパ鋼線を得ること
もできる。
ーパ部とが長さ方向に交互に存する連続したダブルテー
パ線について述べたが、本発明のダブルテーパ鋼線の連
続熱処理装置および熱処理方法はストレート部の両側に
テーパ部を有するだけの単体のダブルテーパ鋼線に対し
ても適用できる。
パ鋼線の連続熱処理装置および熱処理方法によれば、線
径検知手段により線径を連続的に検出して、該検出した
線径値に対応させて誘導加熱の入力を制御して鋼線を加
熱するので、鋼線が長さ方向に均一に所定温度に加熱さ
れる。これにより、小径部、テーパ部、大径部ともに均
一な硬さと引張強さが得られる。あるいは、小径部と大
径部の加熱温度を変えて、この両部の破断強度が等しい
ダブルテーパ鋼線を得ることもできる。これにより、ば
ね鋼線などのコストが大幅に低減でき、樽形、紡錘形コ
イルばねの用途が大きく広がる。
を示す図である。
す図である。
示す図である。
を示す図である。
示す図である。
を示す図である。
径測定装置、4 焼入加熱コイル、5 焼入冷却ジャケ
ット、6 第2線径測定装置、7 焼戻加熱コイル、8
焼戻冷却ジャケット、9 巻取スタンド、10 焼入
高周波電源、11 焼戻高周波電源 12 制御装置
(制御手段)、15 コイル胴部、16コイル小径部、
S ワーク(ダブルテーパ鋼線)
Claims (7)
- 【請求項1】 均一径のストレート部の両端側に先細り
のテーパ部を有するダブルテーパ鋼線の熱処理におい
て、該鋼線の線径を連続的に検出し、該検出した線径値
に対応して誘導加熱の入力を制御することにより、該鋼
線を長さ方向に均一な温度に加熱して熱処理することを
特徴とするダブルテーパ鋼線の連続熱処理方法。 - 【請求項2】 均一径のストレート部の両端側に先細り
のテーパ部を有するダブルテーパ鋼線の熱処理におい
て、該鋼線の線径を連続的に検出し、該検出した線径値
に対応して誘導加熱の入力を制御することにより、小径
部と大径部の引張強さが異なるように該鋼線を長さ方向
に温度を変えて加熱して熱処理することを特徴とするダ
ブルテーパ鋼線の連続熱処理方法。 - 【請求項3】 均一径のストレート部の両端側に先細り
のテーパ部を有するダブルテーパ鋼線において、誘導加
熱により熱処理され、小径部と大径部の引張強さがほぼ
同一か、あるいは積極的に変えられたことを特徴とする
ダブルテーパ鋼線。 - 【請求項4】 均一径のストレート部の両端側に先細り
のテーパ部を有するダブルテーパ鋼線において、誘導加
熱により熱処理され、小径部と大径部の破断荷重がほぼ
同一であることを特徴とするダブルテーパ鋼線。 - 【請求項5】 均一径のストレート部の両端側に先細り
のテーパ部を有するダブルテーパ鋼線の熱処理におい
て、該鋼線を連続的に加熱する誘導加熱手段と、該鋼線
の線径を連続的に検出する線径検知手段と、該鋼線が長
さ方向に所定温度に加熱されるように前記線径検知手段
の線径値に対応して前記加熱手段の入力を制御する制御
手段とを備えたことを特徴とするダブルテーパ鋼線の連
続熱処理装置。 - 【請求項6】 前記熱処理は、焼入れ後に連続して焼戻
しすることを特徴とする請求項5に記載のダブルテーパ
鋼線の連続熱処理装置。 - 【請求項7】 前記鋼線は均一径のストレート部とテー
パ部とが長さ方向に交互に存する連続したダブルテーパ
線であることを特徴とする請求項5または6に記載のダ
ブルテーパ鋼線の連続熱処理装置。
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