JP2002146025A - ブロック共重合体、その製造方法及び組成物 - Google Patents

ブロック共重合体、その製造方法及び組成物

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JP2002146025A JP2000346766A JP2000346766A JP2002146025A JP 2002146025 A JP2002146025 A JP 2002146025A JP 2000346766 A JP2000346766 A JP 2000346766A JP 2000346766 A JP2000346766 A JP 2000346766A JP 2002146025 A JP2002146025 A JP 2002146025A
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淳 鎌谷
Yoshihiko Kikuchi
良彦 菊池
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 糖類又はその誘導体に他の高分子化合物をブ
ロック共重合することにより、改質されたブロック共重
合体を提供すること。 【解決手段】 糖類又はその誘導体(A鎖)の末端に、
糖類以外の高分子化合物(B鎖)がブロック結合してい
ることを特徴とするA−B型ブロック共重合体、及び、
B鎖の両末端に、A鎖の末端がブロック結合しているこ
とを特徴とするA−B−A型ブロック共重合体、これら
のブロック共重合体の製造方法、及びこれらのブロック
共重合体を含む組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、糖類又はその誘導
体を少なくとも一端に有する新規ブロック共重合体に関
し、耐性や剛性の優れたリサイクル型のブロック共重合
体、その製造方法及び該ブロック共重合体を含む組成物
に関する。
【0002】
【従来の技術】古紙は再生紙としての再利用が主に行わ
れているが、古紙は過剰に排出されているため、再生紙
としてリユースされるより、サーマルリサイクルという
形で焼却処分されているのが現状である。このような現
状に対して古紙を再生紙にするといった用途以外の新た
な再利用が必要となる。そこでこの古紙、セルロース又
はそれに似た糖類、又はその誘導体を他の高分子化合物
とブロック共重合を行うことにより、古紙とは物性を異
にした樹脂又は樹脂組成物の開発が待たれている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、糖類又はそ
の誘導体に他の高分子化合物をブロック共重合すること
により、改質されたブロック共重合体を提供することを
目的とする。
【0004】
【発明を解決するための手段】上記目的は以下の本発明
によって達成される。即ち、本発明は、糖類又はその誘
導体(以下単に「A鎖」という)の末端に、糖類以外の
高分子化合物(以下単に「B鎖」という)がブロック結
合していることを特徴とするA−B型ブロック共重合
体、及びB鎖の両末端に、A鎖の末端がブロック結合し
ていることを特徴とするA−B−A型ブロック共重合
体、これらのブロック共重合体の製造方法、及びこれら
のブロック共重合体を含む組成物を提供する。
【0005】
【発明の実施の形態】次に好ましい実施の形態を挙げて
本発明を更に詳しく説明する。本発明においては、A鎖
は溶媒溶解性が低いことが多く、本発明においてA鎖と
しては、本発明のブロック共重合体の合成時における溶
媒に対する溶解性が高いものを使用することが好まし
い。
【0006】本発明で使用する有機溶媒に可溶なA鎖と
しては、例えば、セルロース、デンプン、グリコーゲ
ン、キチン、キトサン、プルラン等が挙げられ、オリゴ
糖としてはマルトース、セロビオース、ラクトース、イ
ソマルトース、キトビオース、ニゲロース、トレハロー
ス、メリビオース、セロトリオース、キトトリオース、
マルトトリオース、セロペンタオース、マルトペンタオ
ース、キトペンタオース、セロヘキサオース、マルトヘ
キサオース、キトヘキサオース等が挙げられる。本発明
においては、前記A鎖が、平均重合度11以上のA鎖で
あることが好ましい。平均重合度が11未満では、A鎖
由来の物性による特徴が表れにくい等の点で不都合が生
じる場合がある。
【0007】また、前記A鎖は、その少なくとも一部の
水酸基がエステル化及び/又はエーテル化されたもので
あることが好ましい。このようにA鎖の水酸基をエステ
ル化及び/又はエーテル化することによって、反応溶剤
に対するA鎖の溶解性が向上し、本発明におけるブロッ
ク共重合がスムースに行なわれる。
【0008】前記エステル化A鎖としては、酢酸セルロ
ース、セルロースアセテートブチレート、セルロースプ
ロピオネート、ベンジルセルロース、硫酸セルロース及
び硝酸セルロースが挙げられ、また、前記エーテル化A
鎖としては、メチルセルロース及びエチルセルロースが
挙げられる。これらのエステル化物又はエーテル化物
は、有機溶媒への可溶性の観点から、置換基による置換
度(元来A鎖が有する水酸基のモル数うち、水酸基と反
応した置換基のモル%)は30モル%以上が、特に40
モル%以上が好ましい。
【0009】本発明で使用するB鎖としては、従来公知
の何れの高分子化合物でもよいが、その分子構造が直鎖
状であるものが好ましい。具体的には、例えば、シリコ
ーン、ポリエチレングリコール、ポリテトラヒドロフラ
ン、ポリスチレン及びポリメチルメタクリレートが挙げ
られる。このような直鎖状のB鎖を用いることにより、
得られるブロック共重合体に溶剤溶解性や熱可塑性が付
与でき、各種成形が容易になる。
【0010】また、本発明においては、B鎖が、生分解
性を有するものであることが好ましく、例えば、脂肪族
ポリエステル、ポリアミノ酸、ポリカーボナート等をB
鎖に用いることにより、生分解性のブロック共重合体が
得られ、廃棄物により環境負荷が軽減される。
【0011】本発明において、B鎖の原料は、片側若し
くは両末端にアミノ基、水酸基、カルボン酸基、エステ
ル基、イソシアナート基、ビニル基、メルカプト基又は
グリシジル基等の官能基を有することが好ましく、これ
らの官能基を利用することにより、ブロック共重合体の
結合部位が、アミノ結合、ウレタン結合、エーテル結
合、エステル結合、アミド結合、チオエーテル結合又は
アルキレン結合であるブロック共重合体が得られる。
【0012】本発明において、上記A鎖及びB鎖を用い
てブロック共重合体を合成する際の有機溶媒としては、
テトラヒドロフラン(THF)、ジオキサン、シュウ
酸、N,N−ジメチルホルムアミド(DMF)、ジメチ
ルスルホキシド(DMSO)、メタノール、エタノー
ル、プロパノール、ブタノール等のアルコール、エチレ
ングリコール、エチレンオキシド、トリエタノールアミ
ン、キシレン、N,N−ジメチルアセトアミド、アセト
ン、メチルエチルケトン、クロロホルム等が挙げられ
る。
【0013】本発明の製造方法では、A鎖の末端を前記
のように官能基化し、該A鎖の末端とB鎖をブロック結
合させることにより、本発明のA−B型ブロック共重合
体が提供される。この際、前記A鎖の末端を官能基化す
ると同時に、A鎖の分子量を制御することができる。更
に反応時間及び/又は反応温度を調整することで、A鎖
の分子量を制御することができる。反応時間は、例え
ば、1時間〜48時間で反応させることができる。反応
温度及び反応時間は分子量との関係で適宜決定すればよ
い。例えば、30℃で反応を行うときには3〜12時間
程度の反応でよい。その他、窒素気流下やアルゴン気流
下での反応も適宜採用し得る。
【0014】A鎖の末端官能基としては、ハロゲン基、
アミノ基、水酸基、カルボン酸基、エステル基及びイソ
シアナート基等のような官能基が挙げられる。また、B
鎖も、前記のように末端にアミノ基、水酸基、カルボン
酸、エステル基、イソシアナート基、ビニル基、メルカ
プト基又はグリシジル基を有し、これら相互の官能基同
士の反応によってA−B型ブロック結合を作ればよい。
【0015】例えば、A鎖のうち、A鎖の水酸基がエス
テル置換されたものは、前記有機溶媒、例えば、クロロ
ホルムとアセトン等の溶媒に溶解させて均一溶液とし、
その溶液中へ臭化水素を滴下し、撹拌することによって
反応を行わせる。このときの反応温度は室温でもよく、
0℃〜50℃の範囲で適宜設定することができるが、滴
下時は0℃が、反応中は30℃位が好ましい。
【0016】こうして得られた末端官能基化されたA鎖
と、B鎖とを前記有機溶媒、例えば、ジメチルアセトア
ミド等の溶媒に溶解させて均一溶液として反応を行わせ
る。このときの反応温度は室温でもよく、20℃〜60
℃の範囲で適宜設定することができる。反応時間は、例
えば、24時間〜96時間で反応させることができる。
反応時間は、反応温度の関係で適宜決定すればよい。例
えば、室温で反応を行う時には48〜72時間程度が良
い。その他、窒素気流下やアルゴン気流下での反応も適
宜採用し得る。
【0017】以上の如き本発明のブロック共重合体は、
例えば、テトラヒドロフラン(THF)、ジオキサン、
シュウ酸、N,N−ジメチルホルムアミド(DMF)、
ジメチルスルホキシド(DMSO)、メタノール、エタ
ノール、プロパノール、ブタノール等のアルコール、エ
チレングリコール、エチレンオキシド、トリエタノール
アミン、キシレン、N,N−ジメチルアセトアミド、ア
セトン、メチルエチルケトン、クロロホルム等のいずれ
か溶解可能な溶媒を用いて、ブロック共重合体の溶液と
し、該溶液を用いてキャスト成形することが可能であ
る。
【0018】また、本発明は、B鎖の両末端に、A鎖の
末端がブロック結合しているA−B−A型ブロック共重
合体を提供する。このA−B−A型ブロック共重合体
は、前記A−B型ブロック共重合体の製造において、B
鎖として、その両末端が官能基を有しているB鎖に、A
鎖の末端をブロック結合させることにより得られ、その
他の条件等は、前記A−B型ブロック共重合体の場合と
同様である。
【0019】また、本発明は、前記A−B型ブロック重
合体又はA−B−A型ブロック共重合体を含有する組成
物を提供する。この組成物の調製に際しては、A鎖の原
料又はB鎖の原料のいずれかを上記ブロック共重合体に
含有させることができる。即ち、原料のB鎖に、ブロッ
ク共重合体を添加することにより、B鎖が液体であるな
しに関わらず、形状保持能を有した成形体が得られる。
例えば、アセチルセルロース−ポリシロキサンブロック
共重合体では、該共重合体中に液体ポリシロキサンを混
入しても、混入されたポリシロキサン成分は、共重合体
中のポリシロキサンセグメントと相溶するので、液状の
ポリシロキサンを保持したフィルム等の成形物を作るこ
とができる。このときの混入量は重量比で0重量%〜6
0重量%の範囲で適宜設定でき、10重量%〜40重量
%が最も良い。
【0020】
【実施例】以下に実施例及び比較例を挙げて本発明を更
に具体的に説明するが、これらは本発明の範囲を何ら限
定する物ではない。尚、「平均分子量」は数平均分子量
を表わす。 実施例1(分子量制御した末端官能基化したセルロース
アセテートの製造) アセチルセルロース(ダイセル化学社製、アセチル化度
55.3%、平均重合度=140)10gを、アセトン
30mlとクロロホルム200mlとの混合溶媒に溶解
し、氷冷後、臭化水素/酢酸水溶液(33%)4mlを
滴下した。滴下後、30℃とし、0.5、1、2、4、
8、24時間撹拌を行い、末端臭素化されたアセチルセ
ルロースを得た。各生成物の平均分子量を表1に示す。
【0021】
【表1】
【0022】実施例2〜7(アセチルセルロース−ポリ
シロキサンブロック共重合体の製造) 末端臭素化されたアセチルセルロース1gをジメチルア
セトアミド20mlに溶解し、氷冷後、末端にアミノ基
を有するポリシロキサン0.4g(信越化学工業社製、
X−22−161B)を加えた。室温に戻し72時間撹
拌を行い、アセチルセルロース−ポリシロキサンブロッ
ク共重合体を得た。実施例2〜7は実施例I−1〜I−
6の末端臭素化されたアセチルセルロースに対応する。
得られた各ブロック共重合体の平均分子量を表2に示
す。
【0023】
【表2】
【0024】実施例8(アセチルセルロース−ポリテト
ラヒドロフラン共重合体の製造) 末端臭素化されたアセチルセルロース1gをジメチルア
セトアミド20mlに溶解し、氷冷後、末端にアミノ基
を有するポリテトラヒドロフラン0.2g(Aldrich社
製、平均分子量=1100)を加えた。室温に戻し72
時間撹拌を行い、アセチルセルロース−ポリテトラヒド
ロフラン共重合体(平均分子量=40,000)を得
た。
【0025】実施例9(メチルセルロース−ポリシロキ
サン共重合体の製造) メチルセルロース1g(信越化学工業社製、60SH−
06)を水50mlに溶解し、塩酸0.5ml(1N)
を滴下し、室温で24時間撹拌し、末端を水酸基化した
メチルセルロースを得た。この化合物をメタノールに溶
解させ、ヨウ素を加えた後、KOH/メタノール溶液を
滴下し、その後イオン交換樹脂を用いて末端側がラクト
ン化されたメチルセルロースを得た。これに、末端にア
ミノ基を有するポリシロキサン0.4g(Mn=300
0)を加えた。室温に戻し72時間撹拌を行い、メチル
セルロース−ポリシロキサンブロック共重合体平均分子
量=56,000)を得た。
【0026】実施例10〜14(キャスト成形体の製
造) 前記実施例で製造したブロック共重合体500mgをジ
メチルアセトアミド2mlに溶解し、フィルムキャスト
を行いフィルムを得た。それらの結果を表3に示す。こ
の際、実施例11、12、14ではブロック共重合体に
対して、それぞれブロック反応させる前のB鎖を15重
量%又は35重量%加えた後にキャスト成形を行った。
それらの結果を表3に示す。
【0027】比較例1〜2 比較としてブロック反応させる前のB鎖をそのまま単独
で実施例10〜14と同じ条件でキャスト成形を行っ
た。それらの結果を表3に示す。
【0028】
【表3】
【0029】表3に示すように、B鎖単独ではフィルム
形成能がないが、本発明のブロック共重合体にするこ
と、又はB鎖として用いた高分子化合物に本発明のブロ
ック共重合体を添加することによりフィルムを製造する
ことができる。
【0030】
【発明の効果】本発明は、セルロース等の糖類又はその
誘導体からのブロック共重合体を簡便な方法で分子量制
御を行いながら効率よく製造することができ、ブロック
共重合体化によるセルロース等の糖類又はその誘導体の
改質ができた。このブロック共重合体は液体の化合物を
成形するための添加剤としても有用である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4J031 AA02 AA03 AA13 AA20 AA49 AA52 AA53 AA54 AA57 AA59 AC01 AC03 AC04 AC07 AC11 AD01 AE03 AE05 AF11

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 糖類又はその誘導体(A鎖)の末端に、
    糖類以外の高分子化合物(B鎖)がブロック結合してい
    ることを特徴とするA−B型ブロック共重合体。
  2. 【請求項2】 糖類以外の高分子化合物(B鎖)の両末
    端に、糖類又はその誘導体(A鎖)の末端がブロック結
    合していることを特徴とするA−B−A型ブロック共重
    合体。
  3. 【請求項3】 前記糖類又はその誘導体が、平均重合度
    11以上である請求項1又は2に記載のブロック共重合
    体。
  4. 【請求項4】 前記糖類又はその誘導体が、その少なく
    とも一部の水酸基がエステル化及び/又はエーテル化さ
    れたものである請求項1〜3の何れか1項に記載のブロ
    ック共重合体。
  5. 【請求項5】 前記エステル化糖類が、酢酸セルロー
    ス、セルロースアセテートブチレート、セルロースプロ
    ピオネート、ベンジルセルロース、硫酸セルロース又は
    硝酸セルロースである請求項4に記載のブロック共重合
    体。
  6. 【請求項6】 前記エーテル化糖類が、メチルセルロー
    ス又はエチルセルロースである請求項4に記載のブロッ
    ク共重合体。
  7. 【請求項7】 高分子化合物が、直鎖状である請求項1
    又は2に記載のブロック共重合体。
  8. 【請求項8】 高分子化合物が、シリコーン、ポリエチ
    レングリコール、ポリテトラヒドロフラン、ポリスチレ
    ン又はポリメチルメタクリレートである請求項1又は2
    に記載のブロック共重合体。
  9. 【請求項9】 高分子化合物が、生分解性を有する請求
    項1又は2に記載のブロック共重合体。
  10. 【請求項10】 生分解性を有する高分子化合物が、脂
    肪族ポリエステル、ポリアミノ酸又はポリカーボナート
    である請求項9に記載のブロック共重合体。
  11. 【請求項11】 高分子化合物の原料が、片側若しくは
    両末端にアミノ基、水酸基、カルボン酸基、エステル
    基、イソシアナート基、ビニル基、メルカプト基又はグ
    リシジル基を有する請求項1、2、8〜10の何れか1
    項に記載のブロック共重合体。
  12. 【請求項12】 ブロック共重合体の結合部位が、アミ
    ノ結合、ウレタン結合、エーテル結合、エステル結合、
    アミド結合、チオエーテル結合又はアルキレン結合であ
    る請求項1又は2に記載のブロック共重合体。
  13. 【請求項13】 糖類又はその誘導体(A鎖)の末端を
    官能基化し、該糖類又はその誘導体の末端の一方又は両
    方に、糖類以外の高分子化合物(B鎖)をブロック結合
    させることを特徴とするA−B型又はA−B−A型ブロ
    ック共重合体の製造方法。
  14. 【請求項14】 前記糖類又はその誘導体の末端を官能
    基化すると同時に、該糖類又はその誘導体の分子量を制
    御する請求項13に記載のブロック共重合体の製造方
    法。
  15. 【請求項15】 反応時間で前記分子量を制御する請求
    項13に記載のブロック共重合体の製造方法。
  16. 【請求項16】 反応温度で前記分子量を制御する請求
    項13に記載のブロック共重合体の製造方法。
  17. 【請求項17】 糖類又はその誘導体(A鎖)の末端
    に、糖類以外の高分子化合物(B鎖)がブロック結合し
    たA−B型ブロック重合体を含有することを特徴とする
    組成物。
  18. 【請求項18】 糖類以外の高分子化合物(B鎖)の両
    末端に、糖類又はその誘導体(A鎖)の末端がブロック
    結合しているA−B−A型ブロック共重合体を含有する
    ことを特徴とする組成物。
  19. 【請求項19】 糖類又はその誘導体の原料又は糖類以
    外の高分子化合物の原料のいずれかを含有する請求項1
    7又は18に記載の組成物。
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