JP2002145761A - しっとり感の残る化粧料 - Google Patents

しっとり感の残る化粧料

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JP2002145761A
JP2002145761A JP2000342052A JP2000342052A JP2002145761A JP 2002145761 A JP2002145761 A JP 2002145761A JP 2000342052 A JP2000342052 A JP 2000342052A JP 2000342052 A JP2000342052 A JP 2000342052A JP 2002145761 A JP2002145761 A JP 2002145761A
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fatty acid
cleaning
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Norio Sato
範雄 佐藤
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Pola Chemical Industries Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 汚れを充分に落としながら、保護被膜を皮膚
上に残す洗浄用の化粧料を提供する。 【解決手段】 硬化ひまし油及び/又はひまし油の炭素
数10〜24の分岐脂肪酸エステルを洗浄用の化粧料に
含有させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術範囲】本発明は、化粧料に関し、更
に詳細には、洗浄用の化粧料に関する。
【0002】
【従来の技術】洗浄用の化粧料は体部の汚れを石鹸など
の界面活性剤の洗浄力を利用して、水やお湯などの水性
媒体によって除去するための化粧料であるが、汚れが親
水性のものにとどまらず、親油性のものまで、極性とし
ては多くのものを含むので、この様な何れの極性の物質
も除去し得るような製剤設計が為されている。この為、
洗浄用の化粧料の使用により、皮膚を乾燥などから守っ
ている、保湿因子やエモリエント因子などの、生体の重
要な成分までも除去してしまうことになる。この為、洗
顔料などの洗浄用化粧料の使用後には、化粧水やクリー
ムにより保湿因子やエモリエント因子の機能を代替する
成分を補うのが通常の方法である。しかしながら、この
様な化粧ステップに於いては、洗顔などの洗浄作業後、
化粧水などの化粧料の塗布までの間は、肌を無防備な状
態に任せるほかはなく、この様な状態に於いて、乾燥し
た気候、冷たい空気などは刺激の強いものであり、かか
る刺激が炎症などを引き起こす引き金になる場合があっ
た。即ち、この様な洗浄による過剰脂質除去は、冬季な
どの乾燥、冷温下では大きな問題になることがあった。
更に加えて、タオルなどによる水分のふき取りは、無防
備な皮膚を硬い繊維で擦過する過程を含み、これもあわ
せて炎症の起こる原因或いは炎症を悪化させる原因とな
ることがあった。このことは、本発明者らによる、化粧
品使用に於ける刺激発現者28名の追跡調査では、刺激
の発現時期が洗顔直後16名、化粧水使用後5名、クリ
ーム塗布後4名、パック後3名の結果を得ており、これ
によっても前記のことが裏付けられる。この為には、洗
浄後も皮膚上に保護皮膜を形成させておくことが必要で
あるが、現在までの技術としては、皮膚上の保湿因子や
エモリエント因子を完全にはとりきらないように洗浄力
を調整する方法と、過脂肪剤を加え、この被膜を残す方
法があり、過脂肪剤としては、ラノリン等のエステル類
やスクワランなどの炭化水素が知られていた。しかしな
がら、洗浄力の調整によれば、汚れを充分に落とすこと
ができなくなるし、過脂肪剤もその被洗浄特性が汚れと
似ているため、汚れの過脂肪剤による希釈の形態になら
ざるを得ないことは否めなかった。即ち、汚れを充分に
落としながら、保護被膜を皮膚上に残す技術の開発が望
まれていた。
【0003】一方、硬化ひまし油及び/又はひまし油の
炭素数10〜24の分岐脂肪酸エステルは化粧料の原料
として開発された油剤であるが、相溶性の問題から、あ
まり使用されておらず、僅かにオイルゲル化粧料やエモ
リエントクリームなどで重質感を出す目的で使用されて
いるにすぎなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、この様な状
況下為されたものであり、汚れを充分に落としながら、
保護被膜を皮膚上に残す洗浄用の化粧料を提供すること
を課題とする。
【0005】
【課題の解決手段】本発明者らは、この様な状況に鑑み
て、、汚れを充分に落としながら、保護被膜を皮膚上に
残す洗浄用の化粧料を求めて、鋭意研究を重ねた結果、
硬化ひまし油及び/又はひまし油の炭素数10〜24の
分岐脂肪酸エステルを含有することを特徴とする、洗浄
用の化粧料にその様な特性を見出し、発明を完成させる
に至った。即ち、本発明は、以下に示す技術に関するも
のである。 (1)硬化ひまし油及び/又はひまし油の炭素数10〜
24の分岐脂肪酸エステルを含有することを特徴とす
る、洗浄用の化粧料。 (2)クリーム状乃至はミルク状の形態をとることを特
徴とする、(1)に記載の洗浄用の化粧料。 (3)硬化ひまし油及び/又はひまし油の炭素数10〜
24の分岐脂肪酸エステルを予め乳化した、ミルクイン
の形態で含有させることを特徴とする、(1)又は
(2)に記載の洗浄用の化粧料。 (4)硬化ひまし油及び/又はひまし油の炭素数10〜
24の分岐脂肪酸エステルがイソステアリン酸硬化ひま
し油であることを特徴とする、(1)〜(3)何れか1
項に記載の化粧料。 (5)硬化ひまし油及びひまし油の炭素数10〜24の
分岐脂肪酸エステルの含有量が0.01〜1重量%であ
ることを特徴とする、(1)〜(4)の何れか1項に記
載の洗浄用の化粧料。 (6)冬季用乃至は乾燥肌用の洗浄料であることを特徴
とする、(1)〜(5)何れか1項に記載の洗浄用の化
粧料。以下、本発明について、実施の形態を中心に詳細
に説明を加える。
【0006】
【発明の実施の形態】(1)硬化ひまし油及び/又はひ
まし油の炭素数10〜24の分岐脂肪酸エステル 本発明の洗浄用の化粧料は、硬化ひまし油及び/又はひ
まし油の炭素数10〜24の分岐脂肪酸エステルを含有
することを特徴とする、この様な硬化ひまし油及び/又
はひまし油の炭素数10〜24の分岐脂肪酸エステル
は、ひまし油或いは硬化ひまし油を、分岐脂肪酸に塩化
チオニルなどのハロゲン化剤を作用させて誘導した分岐
アルキル基を有するアシルハライドで、アルカリ存在下
処理することにより得られる。又、この様な硬化ひまし
油及び/又はひまし油の炭素数10〜24の分岐脂肪酸
エステルは市販されているものも多く、この様な市販品
を利用することもできる。かかる市販品の内、特に好ま
しいものは、ナショナル美松株式会社より、「キャスト
ライドMIS」の商品名で市販されている、モノイソス
テアリン酸硬化ひまし油である。この様な、硬化ひまし
油及び/又はひまし油の炭素数10〜24の分岐脂肪酸
エステルには、アシル基が1個導入されたモノエステ
ル、2個導入されたジエステル及び3個導入されたトリ
エステルがあり、本発明の硬化ひまし油及び/又はひま
し油の炭素数10〜24の分岐脂肪酸エステルとしては
これらの何れもが使用できる。これらの内では、乳化特
性からモノエステルが特に好ましい。これらのエステル
はシリカゲルカラムクロマトグラフィー等の精製手段に
より、精製分離する事ができる。又、分岐脂肪酸として
は、炭素数10〜24のものが好ましく、例えば、イソ
パルミチン酸、イソステアリン酸、イソベヘン酸等が例
示でき、親水性と親油性のバランスから、イソステアリ
ン酸が特に好ましい。本発明の洗浄用の化粧料に於い
て、かかる硬化ひまし油及び/又はひまし油の炭素数1
0〜24の分岐脂肪酸エステルは唯1種を含有すること
もできるし、2種以上を組み合わせて含有させることも
できる。これらは、石鹸などの洗浄用の化粧料に含有さ
せると、皮膚との親和性により、石鹸などの界面活性剤
によって除去されない、且つ、汚れとも混じらない保護
皮膜を形成する。これらの硬化ひまし油及び/又はひま
し油の炭素数10〜24の分岐脂肪酸エステルはそのま
ま親油性成分とともに洗浄用の化粧料中に含有させるこ
ともできるが、一度ポリオキシエチレン硬化ひまし油等
を活性剤として用いて乳化して乳液の形で洗浄料中に混
合する、ミルクインの形態で含有させることが、より保
護性の高い被膜を形成するので好ましい。本発明の洗浄
用の化粧料に於ける、硬化ひまし油及び/又はひまし油
の炭素数10〜24の分岐脂肪酸エステルの好ましい含
有量は、化粧料全量に対して、総量で0.01〜1重量
%であり、更に好ましくは、0.05〜0.5重量%で
ある。これは少なすぎると皮膚保護膜を形成しないこと
があるし、多すぎると、使用感でべたつきを感じること
があるからである。
【0007】(2)本発明の洗浄用の化粧料 本発明の洗浄用の化粧料は、上記硬化ひまし油及び/又
はひまし油の炭素数10〜24の分岐脂肪酸エステルを
含有することを特徴とする。本発明の洗浄用の化粧料
は、必須成分である硬化ひまし油及び/又はひまし油の
炭素数10〜24の分岐脂肪酸エステルの作用により、
洗浄過程中、皮膚上に汚れを溶かし込むことなく、洗浄
成分によって除去されない保護被膜を形成しする。又、
この様な被膜は洗浄成分の影響を受けずに存在している
ため洗浄成分の洗浄性を損なうことがない。本発明の洗
浄用の化粧料に洗浄成分としては、石鹸、アルキル硫酸
塩、ポリオキシエチレンアルキル硫酸塩、脂肪酸アミド
類などが例示でき、中でも石鹸、取り分けカリウム石鹸
が好ましく例示できる。剤形としては、硬化ひまし油及
び/又はひまし油の炭素数10〜24の分岐脂肪酸エス
テルをより安定に含有させることができることから、ク
リーム状乃至は乳液状が好ましい。本発明の洗浄用の化
粧料には、この様な成分以外に、通常知られている化粧
料用の成分を組み合わせて処理することにより製造する
ことができる。この様な化粧料用の成分としては、例え
ば、スクワラン、ワセリン、マイクロクリスタリンワッ
クス等の炭化水素類、ジメチコンやフェメチコン、架橋
型メチルポリシロキサンなどのシリコーン類、ホホバ
油、ビーゼルワックス、カルナウバワックス,オレイン
酸オクチルドデシル等のエステル類、オリーブ油、牛
脂、椰子油等のトリグリセライド類、ステアリン酸、オ
レイン酸、リチノレイン酸等の脂肪酸、オレイルアルコ
ール、ステアリルアルコール、オクチルドデカノール等
の高級アルコール、ポリエチレングリコール、グリセリ
ン、1,3−ブタンジオール等の多価アルコール類、脂
肪酸モノグリセリド、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリ
オキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシ
エチレン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンアルキル
エーテルなどの非イオン界面活性剤類、増粘・ゲル化
剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、有機色素などの色剤、
防腐剤、二酸化チタン、酸化鉄、チタンマイカ、着色チ
タンマイカ、虹彩箔等の粉体等を例示することができ
る。本発明の洗浄用の化粧料は、これら必須の成分と任
意の成分とを常法に従って処理することによって製造す
ることができる。
【0008】
【実施例】以下に実施例を挙げて、本発明について更に
詳細に説明を加えるが、本発明がこれら実施例にのみ限
定を受けないことは言うまでもない。
【0009】<実施例1>以下に示す、処方に従って、
本発明の洗浄料を作製した。即ち、イ、ロ、ハ、ニ、ホ
の成分をそれぞれ80℃に加熱し、イにロを攪拌しなが
ら加えクリーム状の石鹸を形成させ、別途ハに攪拌しな
がらニを加えて乳化して作製したミルクをこのクリーム
状の石鹸に混練りして加え、更にホを加えて攪拌冷却し
てクリーム状の洗浄料1を得た。 イ ステアリン酸 20 重量部 ミリスチン酸 10 重量部 ラウリン酸 8 重量部 ベヘニルアルコール 1 重量部 ポリオキシエチレン硬化ひまし油 0.2 重量部 ポリオキシエチレン椰子油脂肪酸 グリセリル 2 重量部 γ−トコフェロール 0.01重量部 ロ 水 26.7 重量部 燐酸ナトリウム 1 重量部 苛性カリ 8 重量部 グリセリン 10 重量部 ジグリセリン 4 重量部 1,2−ペンタンジオール 1 重量部 1,3−ブタンジオール 5 重量部 カルボキシメチルセルロース 0.04重量部 ハ キャストライドMIS 0.15重量部 スクワラン 0.05重量部 ポリオキシエチレン硬化ひまし油 0.2 重量部 ポリオキシエチレン椰子油脂肪酸 グリセリル 0.25重量部 ニ 水 2 重量部 植物性スフィンゴシン 0.1 重量部 ホ アテロコラーゲン 0.1 重量部 ローズマリーのエキス 0.2 重量部
【0010】<実施例2>以下に示す、処方に従って、
本発明の洗浄料を作製した。即ち、イ、ロの成分をそれ
ぞれ80℃に加熱し、イにロを攪拌しながら加え攪拌冷
却してクリーム状の洗浄料2を得た。 イ ステアリン酸 20 重量部 ミリスチン酸 10 重量部 ラウリン酸 8 重量部 ベヘニルアルコール 1 重量部 ポリオキシエチレン硬化ひまし油 0.2 重量部 ポリオキシエチレン椰子油脂肪酸 グリセリル 2 重量部 γ−トコフェロール 0.01重量部 キャストライドMIS 0.15重量部 スクワラン 0.05重量部 ポリオキシエチレン硬化ひまし油 0.2 重量部 ポリオキシエチレン椰子油脂肪酸 グリセリル 0.25重量部 ロ 水 28.7 重量部 燐酸ナトリウム 1 重量部 苛性カリ 8 重量部 グリセリン 10 重量部 ジグリセリン 4 重量部 1,2−ペンタンジオール 1 重量部 1,3−ブタンジオール 5 重量部 カルボキシメチルセルロース 0.04重量部 植物性スフィンゴシン 0.1 重量部 アテロコラーゲン 0.1 重量部 ローズマリーのエキス 0.2 重量部
【0011】<実施例3>実施例1と実施例2の洗浄用
の化粧料1、2について、実施例1のキャストライドM
ISをラノリンに置換した比較例1、水に置換した対照
例1のサンプルとともに、パネラー3名を用いて、洗浄
後に於ける散逸水分量の比較を行った。即ち、上腕内側
部に4つの3cm×4cmの部位を設け、予め散逸水分
量を測定し、しかる後、それぞれの部位に0.02gの
洗浄料を塗布し、流水下擦過して洗浄した。洗浄直後に
再び散逸水分量を測定し、散逸水分量の増加率を求め
た。結果を平均増加率として、表1に示す。これより、
本発明の洗浄料に於いては、洗浄によって散逸水分量の
増加が極めて少ないことがわかる。これは、洗浄により
保護皮膜を損なわないからである。又、実施例1の方が
実施例2より上昇率が少ないことから、ミルクイン形態
で硬化ひまし油及び/又はひまし油の炭素数10〜24
の分岐脂肪酸エステルを含有させることが好ましいこと
がわかる。
【0012】
【表1】
【0013】<実施例4>実施例3の4種のサンプルを
用いて、化粧落とし効果を調べた。即ち、上腕内側部に
4つの3cm×4cmの部位を設け、予め測色し、下記
に示すファンデーションを塗布し、0.4gの洗浄用の
化粧料を用いて流水で洗浄した後、再び測色し、処置前
の肌色との色差(ΔE)を求めた。結果を表2に示す。
これより、本発明の洗浄用の化粧料は保護被膜を損なわ
ないにも関わらず、洗浄作用にも優れることがわかる。 (ファンデーション) シリコーン処理二酸化チタン 20 重量部 シリコーン処理酸化鉄 5 重量部 シリコーン処理セリサイト 30 重量部 シリコーン処理マイカ 20 重量部 カルナウバワックス 5 重量部 オレイン酸オクチルドデシル 10 重量部 水添牛脂 3 重量部 ホホバ油 2 重量部 高粘度ジメチコン 5 重量部
【0014】
【表2】
【0015】<参考例>イソパルミチン酸10gをクロ
ロホルム200mlに溶解させ、これに塩化チオニル3
0mlを加え、室温で30分間攪拌し、反応物を減圧濃
縮した。別途ジメチルホルムアミド200mlに水素化
ナトリウム1gを加え、更に前記反応濃縮物をジメチル
ホルムアミド20mlに溶かして加え、室温で24時間
攪拌し、反応させた。このものを減圧濃縮し、クロロホ
ルム200mlと水200mlで抽出し、クロロホルム
層を取り、濃縮した後、シリカゲルカラムクロマトグラ
フィー(溶出溶媒;ベンゼン:酢酸エチル=100:0
〜50:50〜0:100)で精製し、硬化ひまし油モ
ノイソパルミテート1.1g、硬化ひまし油ジイソパル
ミテート1.6g及び硬化ひまし油トリイソパルミテー
ト1.3gを得た。
【0016】<実施例5>以下に示す、処方に従って、
本発明の洗浄料を作製した。即ち、イ、ロ、ハ、ニ、ホ
の成分をそれぞれ80℃に加熱し、イにロを攪拌しなが
ら加えクリーム状の石鹸を形成させ、別途ハに攪拌しな
がらニを加えて乳化して作製したミルクをこのクリーム
状の石鹸に混練りして加え、更にホを加えて攪拌冷却し
てクリーム状の洗浄料3を得た。このものは洗い上がり
の突っ張り感がないにも関わらず、優れた洗浄性を発揮
した。 イ ステアリン酸 20 重量部 ミリスチン酸 10 重量部 ラウリン酸 8 重量部 ベヘニルアルコール 1 重量部 ポリオキシエチレン硬化ひまし油 0.2 重量部 ポリオキシエチレン椰子油脂肪酸 グリセリル 2 重量部 γ−トコフェロール 0.01重量部 ロ 水 26.7 重量部 燐酸ナトリウム 1 重量部 苛性カリ 8 重量部 グリセリン 10 重量部 ジグリセリン 4 重量部 1,2−ペンタンジオール 1 重量部 1,3−ブタンジオール 5 重量部 カルボキシメチルセルロース 0.04重量部 ハ 硬化ひまし油モノイソパルミテート 0.15重量部 スクワラン 0.05重量部 ポリオキシエチレン硬化ひまし油 0.2 重量部 ポリオキシエチレン椰子油脂肪酸 グリセリル 0.25重量部 ニ 水 2 重量部 植物性スフィンゴシン 0.1 重量部 ホ アテロコラーゲン 0.1 重量部 ローズマリーのエキス 0.2 重量部
【0017】<実施例6>以下に示す、処方に従って、
本発明の洗浄料を作製した。即ち、イ、ロ、ハ、ニ、ホ
の成分をそれぞれ80℃に加熱し、イにロを攪拌しなが
ら加えクリーム状の石鹸を形成させ、別途ハに攪拌しな
がらニを加えて乳化して作製したミルクをこのクリーム
状の石鹸に混練りして加え、更にホを加えて攪拌冷却し
てクリーム状の洗浄料4を得た。このものは洗い上がり
の突っ張り感がないにも関わらず、優れた洗浄性を発揮
した。 イ ステアリン酸 20 重量部 ミリスチン酸 10 重量部 ラウリン酸 8 重量部 ベヘニルアルコール 1 重量部 ポリオキシエチレン硬化ひまし油 0.2 重量部 ポリオキシエチレン椰子油脂肪酸 グリセリル 2 重量部 γ−トコフェロール 0.01重量部 ロ 水 26.7 重量部 燐酸ナトリウム 1 重量部 苛性カリ 8 重量部 グリセリン 10 重量部 ジグリセリン 4 重量部 1,2−ペンタンジオール 1 重量部 1,3−ブタンジオール 5 重量部 カルボキシメチルセルロース 0.04重量部 ハ 硬化ひまし油ジイソパルミテート 0.15重量部 スクワラン 0.05重量部 ポリオキシエチレン硬化ひまし油 0.2 重量部 ポリオキシエチレン椰子油脂肪酸 グリセリル 0.25重量部 ニ 水 2 重量部 植物性スフィンゴシン 0.1 重量部 ホ アテロコラーゲン 0.1 重量部 ローズマリーのエキス 0.2 重量部
【0018】<実施例7>以下に示す、処方に従って、
本発明の洗浄料を作製した。即ち、イ、ロ、ハ、ニ、ホ
の成分をそれぞれ80℃に加熱し、イにロを攪拌しなが
ら加えクリーム状の石鹸を形成させ、別途ハに攪拌しな
がらニを加えて乳化して作製したミルクをこのクリーム
状の石鹸に混練りして加え、更にホを加えて攪拌冷却し
てクリーム状の洗浄料5を得た。このものは洗い上がり
の突っ張り感がないにも関わらず、優れた洗浄性を発揮
した。 イ ステアリン酸 20 重量部 ミリスチン酸 10 重量部 ラウリン酸 8 重量部 ベヘニルアルコール 1 重量部 ポリオキシエチレン硬化ひまし油 0.2 重量部 ポリオキシエチレン椰子油脂肪酸 グリセリル 2 重量部 γ−トコフェロール 0.01重量部 ロ 水 26.7 重量部 燐酸ナトリウム 1 重量部 苛性カリ 8 重量部 グリセリン 10 重量部 ジグリセリン 4 重量部 1,2−ペンタンジオール 1 重量部 1,3−ブタンジオール 5 重量部 カルボキシメチルセルロース 0.04重量部 ハ 硬化ひまし油トリイソパルミテート 0.15重量部 スクワラン 0.05重量部 ポリオキシエチレン硬化ひまし油 0.2 重量部 ポリオキシエチレン椰子油脂肪酸 グリセリル 0.25重量部 ニ 水 2 重量部 植物性スフィンゴシン 0.1 重量部 ホ アテロコラーゲン 0.1 重量部 ローズマリーのエキス 0.2 重量部
【0019】<実施例8>以下に示す、処方に従って、
本発明の洗浄料を作製した。即ち、イ、ロ、ハ、ニ、ホ
の成分をそれぞれ80℃に加熱し、イにロを攪拌しなが
ら加えクリーム状の石鹸を形成させ、別途ハに攪拌しな
がらニを加えて乳化して作製したミルクをこのクリーム
状の石鹸に混練りして加え、更にホを加えて攪拌冷却し
てクリーム状の洗浄料6を得た。このものは洗い上がり
の突っ張り感がないにも関わらず、優れた洗浄性を発揮
した。しかしながら、実施例1の洗浄用の化粧料に比し
てややべたつきが気になり、キャストライドMIS等の
硬化ひまし油及び/又はひまし油の炭素数10〜24の
分岐脂肪酸エステルの好ましい含有量の上限は0.5%
であることがわかった。 イ ステアリン酸 20 重量部 ミリスチン酸 10 重量部 ラウリン酸 8 重量部 ベヘニルアルコール 1 重量部 ポリオキシエチレン硬化ひまし油 0.2 重量部 ポリオキシエチレン椰子油脂肪酸 グリセリル 2 重量部 γ−トコフェロール 0.01重量部 ロ 水 26.4 重量部 燐酸ナトリウム 1 重量部 苛性カリ 8 重量部 グリセリン 10 重量部 ジグリセリン 4 重量部 1,2−ペンタンジオール 1 重量部 1,3−ブタンジオール 5 重量部 カルボキシメチルセルロース 0.04重量部 ハ キャストライドMIS 0.45重量部 スクワラン 0.05重量部 ポリオキシエチレン硬化ひまし油 0.2 重量部 ポリオキシエチレン椰子油脂肪酸 グリセリル 0.25重量部 ニ 水 2 重量部 植物性スフィンゴシン 0.1 重量部 ホ アテロコラーゲン 0.1 重量部 ローズマリーのエキス 0.2 重量部
【0020】<実施例9>下記に示す処方に従って、本
発明の化粧料である、シャンプーを作製した。即ち、処
方成分を80℃に加熱し、攪拌して可溶化し、シャンプ
ーを得た。このものは洗髪後もきしみ感が無く、洗浄性
にも優れていた。 キャストライドMIS 0.1 重量部 ポリオキシエチレンラウリル硫酸 ナトリウム 15 重量部 椰子油脂肪酸モノエタノールアミド 10 重量部 カチオン化グァーガム 0.1 重量部 アテロコラーゲン 0.1 重量部 イソプレングリコール 5 重量部 1,2−ペンタンジオール 5 重量部 1,3−ブタンジオール 5 重量部 水 59.7 重量部
【0021】
【発明の効果】本発明によれば、汚れを充分に落としな
がら、保護被膜を皮膚上に残す洗浄用の化粧料を提供す
ることができる。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 硬化ひまし油及び/又はひまし油の炭素
    数10〜24の分岐脂肪酸エステルを含有することを特
    徴とする、洗浄用の化粧料。
  2. 【請求項2】 クリーム状乃至はミルク状の形態をとる
    ことを特徴とする、請求項1に記載の洗浄用の化粧料。
  3. 【請求項3】 硬化ひまし油及び/又はひまし油の炭素
    数10〜24の分岐脂肪酸エステルを予め乳化した、ミ
    ルクインの形態で含有させることを特徴とする、請求項
    1又は2に記載の洗浄用の化粧料。
  4. 【請求項4】 硬化ひまし油及び/又はひまし油の炭素
    数10〜24の分岐脂肪酸エステルがイソステアリン酸
    硬化ひまし油であることを特徴とする、請求項1〜3何
    れか1項に記載の化粧料。
  5. 【請求項5】 硬化ひまし油及びひまし油の炭素数10
    〜24の分岐脂肪酸エステルの含有量が0.01〜1重
    量%であることを特徴とする、請求項1〜4の何れか1
    項に記載の洗浄用の化粧料。
  6. 【請求項6】 冬季用乃至は乾燥肌用の洗浄料であるこ
    とを特徴とする、請求項1〜5何れか1項に記載の洗浄
    用の化粧料。
JP2000342052A 2000-11-09 2000-11-09 しっとり感の残る化粧料 Pending JP2002145761A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010254583A (ja) * 2009-04-21 2010-11-11 Arimino Kagaku Kk 毛髪化粧料
WO2017179356A1 (ja) * 2016-04-11 2017-10-19 サボ ソチエタ・ペル・アツィオーニ 過脂肪剤およびパーソナルケア組成物

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