JP2002145567A - 乗客コンベヤー装置 - Google Patents

乗客コンベヤー装置

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JP2002145567A
JP2002145567A JP2000340130A JP2000340130A JP2002145567A JP 2002145567 A JP2002145567 A JP 2002145567A JP 2000340130 A JP2000340130 A JP 2000340130A JP 2000340130 A JP2000340130 A JP 2000340130A JP 2002145567 A JP2002145567 A JP 2002145567A
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JP
Japan
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tread plate
tread
link
plate chain
passenger conveyor
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JP2000340130A
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English (en)
Inventor
Daisuke Chimura
大介 千村
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 レールの継ぎ目段差等を踏み板体鎖ローラが
乗り越えて移動するときに、踏み板体に生じる上下方向
変位が少ない乗客コンベヤー装置を得る。 【解決手段】 主枠内を循環移動する多数の踏み板体1
を無端状に配置し、踏み板体鎖2によって連結する。ま
た、踏み板体鎖2の長手に沿って主枠内にレールを設け
る。また、レールの案内面を転動する踏み板体鎖ローラ
11を、踏み板体鎖2のリンク3相互に枢着するピン1
0に枢持する。そして、踏み板体軸12の長手中間に踏
み板体1を連結して、両端部をそれぞれ対向した踏み板
体鎖2のリンク3の長手中間に枢着する。これにより、
レールの継ぎ目段差等を踏み板体鎖ローラ11が通過す
るときのの上下方向変位よりも、踏み板体1に生じる上
下方向変位が減少する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、エスカレーター
又は移動歩道であって多数の踏段等が無端状に連結され
て主枠内を循環運転される乗客コンベヤー装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図13〜図16は、従来の乗客コンベヤ
ー装置を示す図で、図13は連結された踏み板体の相互
間における縦断面図、図14は図13における踏み板体
及び踏み板体鎖の側面図、図15は図14の平面図、図
16は図13における踏み板体鎖ローラがレール案内面
を転動する状況を説明する図で、図14の要部相当図で
ある。図において、1は踏段からなる踏み板体で、図示
が省略してあるがエスカレーターからなる乗客コンベヤ
ーの主枠内に多数が無端状に配置される。
【0003】2は踏み板体鎖で、踏み板体1の間口方向
の両側にそれぞれ配置されて、互いに並列に配置されて
一組を形成した多数のリンク3が、踏み板体軸4の一端
部によって相互に枢着されて連結されている。また、踏
み板体軸4の他端部は他の踏み板体鎖2のリンク3の相
互が枢着され、長手中間に踏み板体1が連結されてい
る。5はレールで、乗客コンベヤーの主枠内に設けられ
て、踏み板体鎖2の長手に沿って配置されて循環経路を
形成する。
【0004】6は踏み板体鎖ローラで、踏み板体軸4の
両端にそれぞれ枢着されて、一組を形成したリンク3の
相互間に配置されてレール5の案内面を転動する。7は
踏み板体1の反踏み板体軸4側に設けられた踏み板体ロ
ーラで、踏み板体1のブラケット8の端部に枢着されて
いる。9は踏み板体ローラ7を案内する踏み板体ローラ
レールで、乗客コンベヤーの主枠内に設けられて、レー
ル5に沿う循環経路を形成する。
【0005】従来の乗客コンベヤー装置は上記のように
構成され、踏み板体鎖2が駆動機(図示しない)によっ
て駆動されて移動する。そして、踏み板体鎖2に連結さ
れた踏み板体1が、踏み板体鎖ローラ6を介してレール
5により、また踏み板体ローラ7を介して踏み板体ロー
ラレール9によりそれぞれ案内されて主枠内の所定経路
を循環移動する。これによって、踏み板体1に搭乗した
乗客を搬送するようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の乗
客コンベヤー装置では、踏み板体鎖ローラ6のレール5
が長手方向において連結され、継ぎ目が形成されて乗客
コンベヤーの主枠に据付けられる。このため、レール5
相互の継ぎ目に段差が生じることがあり、また踏み板体
1の上方から落下した異物がレール5の案内面に付着す
ることがある。
【0007】このような場合に、踏み板体鎖ローラ6が
レール5の段差、異物を乗り越えて移動するときに、図
16に示すように踏み板体1に段差、異物の高さに等し
い上下方向変位が発生する。そして、この上下方向変位
による衝撃的な振動が踏み板体1上の乗客に不快感を与
えるという問題点があった。
【0008】この発明は、かかる問題点を解消するため
になされたものであり、レールの段差等を踏み板体鎖ロ
ーラが乗り越えて移動するときにおいて、踏み板体に生
じる上下方向変位が少ない乗客コンベヤー装置を得るこ
とを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明に係る乗客コン
ベヤー装置においては、多数が無端状に配置されて乗客
コンベヤーの主枠内を循環移動する踏み板体と、無端状
をなし主枠内における踏み板体の間口方向の両側にそれ
ぞれ配置されて踏み板体を連結する踏み板体鎖と、主枠
内に設けられて踏み板体鎖の長手に沿って配置されたレ
ールと、踏み板体鎖を構成するリンクを相互に枢着する
ピンに枢持されてレールの案内面を転動する踏み板体鎖
ローラと、両端部がそれぞれ対向したリンクの長手中間
に枢着され、踏み板体が長手中間に連結された踏み板体
軸とが設けられる。
【0010】また、この発明に係る乗客コンベヤー装置
においては、一端に大径部が設けられてリンク及び踏み
板体鎖ローラに挿通され、他端に止め輪が嵌合されてリ
ンクを相互に枢持したピンが設けられる。
【0011】また、この発明に係る乗客コンベヤー装置
においては、一端に大径部が設けられてリンク及び踏み
板体鎖ローラに挿通され、他端に設けられたねじ部が対
応したリンクにねじ込まれて、リンクを相互に枢持した
ピンが設けられる。
【0012】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1〜図5は、こ
の発明の実施の形態の一例を示す図で、図1は連結され
た踏み板体の相互間における縦断面図、図2は図1にお
ける踏み板体及び踏み板体鎖の側面図、図3は図2の平
面図、図4は図1における踏み板体鎖ローラがレール案
内面を転動する状況を説明する図で、図2の要部相当
図、図5は図4において移動する踏み板体鎖のリンクの
挙動を説明する図である。
【0013】図において、1は踏段からなる踏み板体
で、図示が省略してあるがエスカレーターからなる乗客
コンベヤーの主枠内に多数が無端状に配置される。2は
踏み板体鎖で、踏み板体1の間口方向の両側にそれぞれ
配置されて、互いに並列に配置されて一組を形成した多
数のリンク3が、ピン10によって相互に枢着されて連
結されている。5はレールで、乗客コンベヤーの主枠内
に設けられて、踏み板体鎖2の長手に沿って配置されて
循環経路を形成する。
【0014】11は踏み板体鎖ローラで、ピン10に枢
持されて一組のリンク3の相互間に配置されて、ピン1
0のそれぞれに設けられてレール5の案内面を転動す
る。12は踏み板体軸で、両端部がそれぞれ対向した踏
み板体鎖2のリンク3の長手の中間位置に枢着され、長
手中間に踏み板体1が連結されている。
【0015】7は踏み板体1の反踏み板体軸12側に設
けられた踏み板体ローラで、踏み板体1のブラケット8
の端部に枢着されている。9は踏み板体ローラ7を案内
する踏み板体ローラレールで、乗客コンベヤーの主枠内
に設けられて、レール5に沿う循環経路を形成する。
【0016】上記のように構成された乗客コンベヤー装
置において、踏み板体鎖2が駆動機(図示しない)によ
って駆動されて移動する。そして、踏み板体鎖2に連結
された踏み板体1が、踏み板体鎖ローラ11を介してレ
ール5によって、また踏み板体ローラ7を介して踏み板
体ローラレール9によってそれぞれ案内されて主枠内の
所定経路を循環移動する。これによって、踏み板体1に
搭乗した乗客が搬送される。
【0017】そして、乗客コンベヤー装置では踏み板体
鎖ローラ11のレール5が長手方向において連結され、
継ぎ目が形成されて乗客コンベヤーの主枠に据付けられ
る。このため、レール5相互の継ぎ目に段差が生じるこ
とがあり、また踏み板体1の上方から落下した異物がレ
ール5の案内面に付着することがある。
【0018】このような場合に、踏み板体1に連結され
た踏み板体軸12が、長手両端に踏み板体鎖ローラ11
を枢持した踏み板体鎖2のリンク3の長手の中間位置に
枢着されている。このため、踏み板体鎖ローラ11がレ
ール5の段差、異物を乗り越えて移動するときに、図5
に示すように踏み板体1に段差、異物の高さに等しい上
下方向の変位Xに対して、リンク5の長さを二分したの
中間、すなわち距離A、距離Bによって示される位置に
対応した変位Y(すなわち変位Xの半分)に、踏み板体
軸12の上下方向変位が減少する。
【0019】これによって、踏み板体鎖ローラ11がレ
ール5の段差、異物を乗り越えて移動するときに生じる
踏み板体1の上下方向変位が減少する。したがって、踏
み板体鎖ローラ11がレール5の段差等を乗り越えて通
過するときの上下方向変位によって、踏み板体1上の乗
客に与える振動が少なくなって乗り心地を向上すること
ができる。
【0020】実施の形態2.図6及び図7は、この発明
の他の実施の形態の一例を示す図で、図6は前述の図3
の要部を拡大して示す相当図。図7は図6における踏み
板体鎖ローラの着脱状況を説明する図である。なお、図
6及び図7の他は前述の図1〜図5と同様に乗客コンベ
ヤー装置が構成されている。
【0021】図において、前述の図1〜図5と同符号は
相当部分を示し、13はピンで、前述のピン10と同様
に一組のリンク3の相互及び踏み板体鎖ローラ11に挿
通され、一端に大径部14が、他端には止め輪15が嵌
合される嵌合溝16が設けられている。
【0022】上記のように構成された乗客コンベヤー装
置においても、前述の図1〜図5の実施の形態と同様に
踏み板体1が主枠内の所定経路を循環移動し、踏み板体
鎖ローラ11がレール5の段差、異物を乗り越えて移動
する。このときに、踏み板体1に連結された踏み板体軸
12の端部が、長手両端に踏み板体鎖ローラ11を枢持
した踏み板体鎖2のリンク3の長手の中間位置に枢着さ
れている。
【0023】このため、踏み板体鎖ローラ11がレール
5の段差、異物を乗り越えて移動するときに生じる踏み
板体1の上下方向変位が減少する。したがって、詳細な
説明を省略するが図6及び図7の実施の形態においても
図1〜図5の実施の形態と同様な作用が得られる。
【0024】また、図6及び図7の実施の形態におい
て、ピン13の止め輪15を外すことによって図7に示
すように、ピン13を踏み板体鎖2のリンク3に対して
着脱することができる。したがって、踏み板体鎖ローラ
11を踏み板体鎖2に容易に着脱することができ、損耗
した踏み板体鎖ローラ11を迅速に交換することがで
き、保守作業の能率を向上することができる。
【0025】実施の形態3.図8〜図10も、この発明
の他の実施の形態の一例を示す図で、図8は前述の図3
相当図。図9は図8における踏み板体鎖ローラの着脱状
況を説明する図、図10は図8における踏み板体鎖ロー
ラの他の着脱状況を説明する図である。なお、図8〜図
10の他は前述の図1〜図5又は図6及び図7と同様に
乗客コンベヤー装置が構成されている。
【0026】図において、前述の図1〜図5並びに図6
及び図7と同符号は相当部分を示し、17は踏み板体鎖
2のリンクで、長手の一端に嵌合溝18が、他端には他
のリンク17の嵌合溝18に嵌合する凸部19が設けら
れている。そして、リンク17の嵌合溝18と、嵌合溝
18に嵌合した凸部19との重合部にピン13が挿通さ
れる。また、ピン13に枢持された踏み板体鎖ローラ1
1が両側の踏み板体鎖2の外側に配置される。
【0027】上記のように構成された乗客コンベヤー装
置においても、前述の図1〜図5の実施の形態と同様に
踏み板体1が主枠内の所定経路を循環移動し、踏み板体
鎖ローラ11がレール5の段差、異物を乗り越えて移動
する。このときに、踏み板体1に連結された踏み板体軸
12の端部が、長手両端に踏み板体鎖ローラ11を枢持
した踏み板体鎖2のリンク3の長手の中間位置に枢着さ
れている。
【0028】このため、踏み板体鎖ローラ11がレール
5の段差、異物を乗り越えて移動するときに生じる踏み
板体1の上下方向変位が減少する。したがって、詳細な
説明を省略するが図8及び図10の実施の形態において
も図1〜図5の実施の形態と同様な作用が得られる。
【0029】また、図8〜図10の実施の形態におい
て、ピン13の止め輪15を外すことによって図9、図
10に示すようにピン13を踏み板体鎖2のリンク3に
対して着脱することができる。したがって、詳細な説明
を省略するが図8及び図10の実施の形態においても図
6及び図7の実施の形態と同様な作用が得られる。
【0030】実施の形態4.図11及び図12も、この
発明の他の実施の形態の一例を示す図で、図11は前述
の図6相当図、図12は図11における踏み板体鎖ロー
ラの着脱状況を説明する図である。なお、図11及び図
12の他は前述の図6及び図7と同様に乗客コンベヤー
装置が構成されている。
【0031】図において、前述の図6及び図7と同符号
は相当部分を示し、20はピンで、前述のピン10と同
様に一組のリンク3の相互及び踏み板体鎖ローラ11に
挿通され、一端に大径部14が、他端には対応したリン
ク3に設けられたねじ孔21にねじ込まれるねじ部22
が設けられている。
【0032】上記のように構成された乗客コンベヤー装
置においても、前述の図1〜図5の実施の形態と同様に
踏み板体1が主枠内の所定経路を循環移動し、踏み板体
鎖ローラ11がレール5の段差、異物を乗り越えて移動
する。このときに、踏み板体1に連結された踏み板体軸
12の端部が、長手両端に踏み板体鎖ローラ11を枢持
した踏み板体鎖2のリンク3の長手の中間位置に枢着さ
れている。
【0033】このため、踏み板体鎖ローラ11がレール
5の段差、異物を乗り越えて移動するときに生じる踏み
板体1の上下方向変位が減少する。したがって、詳細な
説明を省略するが図11及び図12の実施の形態におい
ても図1〜図5の実施の形態と同様な作用が得られる。
【0034】また、図11及び図12の実施の形態にお
いて、一側のリンク3のねじ孔21に、ピン20のねじ
部22を着脱することによって図12に示すように、ピ
ン20を踏み板体鎖2のリンク3に着脱することができ
る。したがって、踏み板体鎖ローラ11を踏み板体鎖2
に容易に着脱することができ、損耗した踏み板体鎖ロー
ラ11を迅速に交換することができて、保守作業の能率
を向上することができる。
【0035】また、踏み板体1を取り外した状態で踏み
板体1側からの作業のみによって、ピン20を踏み板体
鎖2のリンク3に着脱することができる。このため、狭
隘な乗客コンベヤーの主枠内でのピン20の着脱作業が
容易にでき、保守作業の能率を向上することができる。
【0036】
【発明の効果】この発明は以上説明したように、多数が
無端状に配置されて乗客コンベヤーの主枠内を循環移動
する踏み板体と、無端状をなし主枠内における踏み板体
の間口方向の両側にそれぞれ配置されて踏み板体を連結
する踏み板体鎖と、主枠内に設けられて踏み板体鎖の長
手に沿って配置されたレールと、踏み板体鎖を構成する
リンクを相互に枢着するピンに枢持されてレールの案内
面を転動する踏み板体鎖ローラと、両端部がそれぞれ対
向したリンクの長手中間に枢着され、長手中間に踏み板
体が連結された踏み板体軸とを設けたものである。
【0037】このような構成において、踏み板体に連結
された踏み板体軸の端部が、長手両端に踏み板体鎖ロー
ラを枢持した踏み板体鎖のリンクの長手の中間位置に枢
着されている。このため、レールが長手方向において連
結されて形成された継ぎ目の段差、またレールの案内面
に付着した異物を踏み板体鎖ローラが通過するときの上
下方向変位よりも、踏み板体に生じる上下方向変位が減
少する。したがって、踏み板体鎖ローラがレールの段差
等を通過するときの上下方向変位によって踏み板体上の
乗客に与える振動が少なくなって乗り心地を向上する効
果がある。
【0038】また、この発明は以上説明したように、一
端に大径部が設けられてリンク及び踏み板体鎖ローラに
挿通され、他端に止め輪が嵌合されてリンクを相互に枢
持したピンを設けたものである。
【0039】これによって、ピンの止め輪を外すことに
よって、ピンを踏み板体鎖のリンクに対して着脱するこ
とができる。したがって、踏み板体鎖ローラを踏み板体
鎖に容易に着脱することができ、損耗した踏み板体鎖ロ
ーラを迅速に交換することができ、保守作業の能率を向
上する効果がある。
【0040】また、この発明は以上説明したように、一
端に大径部が設けられてリンク及び踏み板体鎖ローラに
挿通され、他端に設けられたねじ部が対応したリンクに
ねじ込まれて、リンクを相互に枢持したピンを設けたも
のである。
【0041】これによって、ピンのねじ部を介してピン
を踏み板体鎖のリンクに対して着脱することができる。
したがって、踏み板体鎖ローラを踏み板体鎖に容易に着
脱することができ、損耗した踏み板体鎖ローラを迅速に
交換することができ、保守作業の能率を向上する効果が
ある。また、踏み板体鎖から踏み板体を取り外した状態
で踏み板体側からの作業のみによって、ピンを踏み板体
鎖のリンクに着脱することができる。このため、狭隘な
乗客コンベヤーの主枠内でのピンの着脱作業が容易にで
き、保守作業の能率を向上する効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1を示す図で、連結さ
れた踏み板体の相互間における縦断面図。
【図2】 図1における踏み板体及び踏み板体鎖の側面
図。
【図3】 図2の平面図。
【図4】 図1における踏み板体鎖ローラがレール案内
面を転動する状況を説明する図で、図2の要部相当図。
【図5】 図4において移動する踏み板体鎖リンクの挙
動を説明する図。
【図6】 この発明の実施の形態2を示す図で、前述の
図3の要部を拡大して示す相当図。
【図7】 図6における踏み板体鎖ローラの着脱状況を
説明する図。
【図8】 この発明の実施の形態3を示す図で、前述の
図3相当図。
【図9】 図8における踏み板体鎖ローラの着脱状況を
説明する図。
【図10】 図8の踏み板体鎖ローラの他の着脱状況を
説明する図。
【図11】 この発明の実施の形態4を示す図で、前述
の図6相当図。
【図12】 図11における踏み板体鎖ローラの着脱状
況を説明する図。
【図13】 従来の乗客コンベヤー装置を示す図で、連
結された踏み板体の相互間における縦断面図。
【図14】 図13における踏み板体及び踏み板体鎖の
側面図。
【図15】 図14の平面図。
【図16】 図13における踏み板体鎖ローラがレール
案内面を転動する状況を説明する図で、図14の要部相
当図。
【符号の説明】
1 踏み板体、 2 踏み板体鎖、 3 リンク、
5 レール、10 ピン、 11 踏み板体鎖ロ
ーラ、 12 踏み板体軸、 13ピン、 14
大径部、 15 止め輪、 20 ピン、 2
2 ねじ部。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数が無端状に配置されて乗客コンベヤ
    ーの主枠内を循環移動する踏み板体と、無端状をなし上
    記主枠内における上記踏み板体の間口方向の両側にそれ
    ぞれ配置されて上記踏み板体を連結する踏み板体鎖と、
    上記主枠内に設けられて上記踏み板体鎖の長手に沿って
    配置されたレールと、上記踏み板体鎖を構成するリンク
    を相互に枢着するピンに枢持されて上記レールの案内面
    を転動する踏み板体鎖ローラと、両端部がそれぞれ対向
    した上記リンクの長手中間に枢着され、長手中間に上記
    踏み板体が連結された踏み板体軸とを備えた乗客コンベ
    ヤー装置。
  2. 【請求項2】 ピンを、一端に大径部が設けられてリン
    ク及び踏み板体鎖ローラに挿通され、他端に止め輪が嵌
    合されて上記リンクを相互に枢持したものとしたことを
    特徴とする請求項1記載の乗客コンベヤー装置。
  3. 【請求項3】 ピンを、一端に大径部が設けられてリン
    ク及び踏み板体鎖ローラに挿通され、他端に設けられた
    ねじ部が対応した上記リンクにねじ込まれて上記リンク
    を相互に枢持したものとしたことを特徴とする請求項1
    記載の乗客コンベヤー装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108657926A (zh) * 2018-07-02 2018-10-16 苏州环球科技股份有限公司 梯级链及自动扶梯

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108657926A (zh) * 2018-07-02 2018-10-16 苏州环球科技股份有限公司 梯级链及自动扶梯

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