JP2002145177A - 海洋データ測定用フロート装置 - Google Patents

海洋データ測定用フロート装置

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    • B63G8/00Underwater vessels, e.g. submarines; Equipment specially adapted therefor
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 観測機器の浮力調整を油を用いずに行うこ
と。 【解決手段】 海洋データ測定用電子機器が搭載された
フロート筐体11と、このフロート筐体内に設けられた
モータ23と、このモータの回転に応じてこのモータの
回転軸方向に往復運動するプランジャ34と、フロート
筐体の一端に設けられ、プランジャを液蜜に筐体外に出
没可能な支持機構37とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高度海洋監視シス
テム(以下、ARGOと称する)に用いられる「中層フ
ロート」と呼ばれる海洋データ測定用フロート装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】地球温暖化などの環境問題に対処するた
め、全地球環境規模で環境変動メカニズムを解明し温室
効果ガスの全体量や循環を把握することが必要とされ
る。このようにことに対処するために、ARGO計画が
推進されている。このARGO計画は「中層フロート」
と呼ばれる長さ1mの筒状の観測機器を船舶から投入し
た後、予め設定された圧力と釣り合う深さ(中層=約20
00m)まで自動的に沈み込ませ、10日間ほど漂流させ
る。そして、内部タイマで電源がオンになると、内部油
圧が下げて筒状の観測機器の筐体から油圧により膨らん
でいた浮力調整袋より油を観測機器内に戻すことによ
り、観測機器を上昇させる。
【0003】観測機器が上昇している間に水温と塩分濃
度を計測しながら浮上する。そして、海上まで浮上した
観測機器は、海面上にて計測データを衛星を経由して伝
送した後に電源がオフになり、再び下降する。この作業
を3〜4年繰り返す。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように観測機器の
浮力調整を浮力調整用袋により行うため、油による海洋
汚染が新たに問題として挙げられる可能性がある。
【0005】さらに、観測機器の外壁に電気伝導度を検
出する検出部を外付けしている場合に、観測機器が海面
に浮上している間に検出部に藻等の生物が付着してしま
うという問題があった。このように、検出部に藻が付着
してしまうと、電気伝導度の計測が正確に行うことがで
きないという問題が発生していた。
【0006】本発明は上記の点に鑑みてなされたもの
で、その目的は、観測機器の浮力調整を油を用いずに行
うことができ、しかも観測機器の外壁に取り付けられて
いる検出部への藻等の生物の付着を防止することができ
る海洋データ測定用フロート装置を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の海洋デー
タ測定用フロート装置は、海洋データ測定用電子機器が
搭載されたフロート筐体と、このフロート筐体内に設け
られたモータと、このモータの回転に応じてこのモータ
の回転軸方向に往復運動する浮力調整用部材と、上記フ
ロート筐体の一端に設けられ、上記浮力調整用部材を上
記筐体外に液蜜に出没させる浮力調整用部材支持機構と
を具備したことを特徴とする。
【0008】この請求項1記載の発明によれば、筐体か
ら浮力調整用部材を出没させる浮力調整用部材支持機構
を設けたので、装置の浮力を自在に調整することができ
る。
【0009】請求項2記載の海洋データ測定用フロート
装置は、海洋データ測定用電子機器が搭載されたフロー
ト筐体と、このフロート筐体内に設けられた主モータ
と、この主モータの回転に応じてこの主モータの回転軸
方向に往復運動する浮力調整用部材と、この主モータの
回転軸を入力する制動用発電用モータと、上記フロート
筐体の一端に設けられ、上記浮力調整用部材を液蜜に筐
体外に出没可能なように支持する浮力調整用部材支持機
構とを具備したことを特徴とする。
【0010】請求項2記載の発明によれば、筐体から浮
力調整用部材を出没させる浮力調整用部材支持機構を設
けたので、装置の浮力を自在に調整することができる。
【0011】請求項3記載の海洋データ測定用フロート
装置は、請求項1記載あるいは2いずれか一記載の浮力
調整部材支持機構は、浮力調整用部材の軸方向に沿って
設けられた一対のOリングと、この一対のOリング間に
加圧液体を供給する供給装置とから構成されていること
を特徴とする。
【0012】請求項3記載の発明によれば、装置外部か
らの海水の浸入を防止することができる。
【0013】請求項4記載の海洋データ測定用フロート
装置は、請求項1あるいは2いずれか一記載の上記主モ
ータの回転軸の回転はラチェット機構により回転を禁止
させることができることを特徴とする。
【0014】請求項4記載の発明によれば、主モータの
回転軸の不所望な回転を防止することができる。
【0015】請求項5記載の海洋データ測定用フロート
装置は、請求項3あるいは4記載の上記浮力調整用部材
は小径部と内面空洞の大径部を有し、この大径部の端部
はナットが固定され、このナットにはボールネジの一端
側がねじ込まれ、このボールネジの他端側は上記主モー
タの回転軸の一体的に回転するようにカップリングされ
ていることを特徴とする。
【0016】請求項5記載の発明によれば、装置外部か
らの海水の浸入を防止し、しかも浮力調整用部材を確実
に固定しておくことができる。
【0017】請求項6記載の海洋データ測定用フロート
装置は、海洋データ測定用電子機器が搭載されたフロー
ト筐体と、このフロート筐体内に設けられたモータと、
このモータの回転に応じてこのモータの回転軸方向に往
復運動する浮力調整用部材と、上記フロート筐体の一端
に設けられ、上記浮力調整用部材を液蜜に上記筐体外に
出没させる浮力調整用部材支持機構と、上記フロート筐
体の外壁に設けられた検出部と、この検出部を覆う生物
付着防止用キャップと、この生物付着防止用キャップに
取り付けられた浮力体とを特徴とする。
【0018】請求項6記載の発明によれば、装置の外壁
に取り付けられている検出部の藻の付着を防止すること
ができる。
【0019】請求項7記載の発明は、海洋データ測定用
電子機器が搭載されたフロート筐体と、このフロート筐
体内に設けられたモータと、このモータの回転に応じて
このモータの回転軸方向に往復運動する浮力調整用部材
と、 上記フロート筐体の一端に設けられ、上記浮力調
整用部材を液蜜に上記筐体外に出没させる浮力調整用部
材支持機構と、上記浮力調整用部材の底部に取り付けら
れた検出部と、前記フロート筐体の側面から懸架された
治具に取り付けられ、前記検出部を覆う生物付着防止用
キャップとを具備したことを特徴とする。
【0020】この請求項7記載の発明によれば、浮力調
整用部材の底部に検出部を取り付け、この検出部を覆う
生物付着防止用キャップを設けたので、検出部によりデ
ータを採取する場合は、自動的に検出部から生物付着防
止用キャップを外すことができる。さらに、検出部によ
りデータを採取しない場合には、自動的に検出部に生物
付着防止用キャップを装着させることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の第
1の実施の形態について説明する。まず、図1ないし図
3を参照して海洋データ測定用フロート装置について説
明する。図1は海洋データ測定用フロート装置の中心軸
線に沿った断面図、図2は同海洋データ測定用フロート
装置の要部断面図、図3は同海洋データ測定用フロート
装置の要部斜視図である。
【0022】図1において、11は円筒状の耐圧フロー
ト筐体である。この筐体11の上端部12及び下端部1
3は半球形状をしている。筐体11の下端部13はチタ
ンで形成され、下端部13以外はアルミニウムで形成さ
れている。
【0023】上端部12には筐体の中心軸方向にアンテ
ナ14が立設されている。さらに、上端部12には電気
伝導度検出部15が取り付けられている。この電気伝導
度検出部15の近くに海水温度を検出するための水温検
出部16が取り付けられている。
【0024】さらに、筐体11の上端部12より少し下
がった側壁には円盤状の安定板17が取り付けられてい
る。この安定板17はこの筐体11が海上に浮上してい
るときに、筐体11の姿勢を安定させるために設けられ
ている。
【0025】また、この筐体11内のアンテナ14から
の送受信及び各種海洋データ測定用電子機器が搭載され
た電子部品搭載部18が設けられている。
【0026】筐体11内の略中央部には円盤状の基台2
0が取り付けられている。この基台20の中心部には、
円形の穴21が開けられている。
【0027】この基台20には、上記穴21を覆うよう
にギヤーヘッド22が取り付けられている。このギヤー
ヘッド23は複数のギアが組み込まれているもので、後
述する主モータ23の回転軸23aの回転を減速する機
能を有する。このギヤーヘッド22の上側には、主モー
タ23が取り付けられている。この主モータ23の回転
軸の一方端は前述したギヤーヘッド22の入力軸に連結
されている。
【0028】さらに、この主モータ23の他端は制動用
発電モータ24の回転軸として入力される。
【0029】そして、制動用発電モータ25は、電源を
供給することによりモータとして機能させる「供給」位
置と、抵抗を接続して発電機として機能させる「発電」
位置と、オープンにする「停止」位置との3つの位置が
ある。つまり、「供給」位置にした場合には、主モータ
23の回転を助ける働きをし、「制動」位置にした場合
には主モータ23の回転を抵抗で消費することにより、
主モータ23の回転を制動する働きをする。
【0030】さらに、制動用発電モータ24の上側に突
出した回転軸23aの端部には、主モータ23の回転位
置を検出するための位置制御用エンコーダ25が取り付
けられている。
【0031】また、制動用発電モータ24と位置制御用
エンコーダ25との間に位置する回転軸23aには、ラ
チェット機構の歯車26が取り付けられている。この歯
車26にはラチェット機構の爪体27の爪部27aが噛
み合わされている。この爪部27aはばね28の付勢力
により、常時歯車26に噛み合わされている。また、爪
体27の近傍には、爪部27aの歯車26への噛み合い
を解除するラチェット解除用モータ29が設けられてい
る。
【0032】つまり、爪部27aが歯車26に噛み合っ
ているときには、主モータ23の回転軸23aは回転し
ない。従って、筐体11が海中に沈められて、後述する
プランジャ34の端面から上方に加わる圧力により主モ
ータ23が回転してしまい、プランジャ34の突出量が
変化してしまうことを防止することができる。つまり、
筐体11の浮力を固定しておくことができる。
【0033】また、基台20に設けられた穴21内の連
結部30において、ギヤーヘッド22の出力軸とボール
スクリュー31の一端がカップリングキーにより連結さ
れている。また、32は基台20の下面に取り付けられ
ているボールスクリュー31の軸受けである。
【0034】このボールスクリュー31にはナット33
が噛み合わされている。
【0035】ところで、34は例えば、チタンより形成
されたプランジャである。このプランジャ34の内側に
前述したボールスクリュー31が出没可能な収納部35
が開けられている大径部34a、この大径部34aの下
側に一体成形された小径部34bを有する。
【0036】そして、大径部34aの開口端部には、前
述したナット33が固定されている。
【0037】ところで、筐体11の下端部13には肉厚
部37が設けられている。この肉厚部37には、プラン
ジャ34の小径部34bを筐体11外に出没可能なよう
に円筒状の穴38が開けられている。この穴38の内周
面には、軸方向に僅かに隔てて一対のOリング39,4
0が組み込まれている。さらに、Oリング39と40と
の間の穴38の内周面には、環状の溝部41が形成され
ている。この溝部41は油溜めとして機能する。この筐
体11からのプランジャ34の突出量を制御することに
より、この海洋データ測定用フロート装置10の浮力を
調整している。プランジャ34の突出量は図の実線位置
から2点破線位置までの最大突出量位置まで移動可能で
ある。
【0038】また、肉厚部37には、溝部41と油加圧
装置42とを連通する油路43が開けられている。この
油加圧装置42は例えば100kg/cmの圧力を発
生する。例えば、海洋データ測定用フロート装置10が
2000mまで沈むと、200Kg/cmの圧力を受
けるが、その圧力に対してOリング40が変形しないよ
うに溝部41の内側から圧力をかけている。このように
圧力を加えておくことにより、海水の筐体11内への侵
入を防止している。
【0039】さらに、溝部41を油溜めとして機能させ
ることにより、プランジャ34の小径部34bの摺動し
易くさせている。
【0040】また、肉厚部37には、穴38と平行して
筐体11の外の海水を圧力計44に導くための導入孔4
5が開けられている。
【0041】ところで、筐体11のほぼ中央部には、周
方向に沿って浮力補助袋46が取り付けられている。こ
の浮力補助袋46には、エアーポンプ47からの供給さ
れる空気が送られる配管48が接続されている。この配
管48の一部は、基台22を通って筐体11外に取り出
されて、浮力補助袋46に接続されている。
【0042】さらに、配管48の途中にはエアー抜き弁
49が配設されている。このエアー抜き弁48は常閉で
あり、浮力補助袋46に充満された空気を排出する場合
には開制御される。
【0043】なお、51は例えば、リチウム電池のよう
な電池である。この電池により、電子部品搭載部18へ
の電源が供給される。なお、図面においては、主モータ
23、制動用発電モータ24等への配線については省略
してある。
【0044】図6に海洋データ測定用フロート装置10
の外観図を示しておく。
【0045】次に、図4を参照して海洋データ測定用フ
ロート装置に搭載される電気系統のシステム構成図につ
いて説明する。図4において、図1ないし図3と同じ部
分には同じ番号を付し、その詳細な説明については省略
する。61は例えば、マイクロプロセッサを有するコン
トロール回路である。このコントロール回路61には電
源部(電池)51、電気伝導度検出部としての水温・塩
分検出部15、浮力調整部62、深度検出部44、デー
タ送信機63が接続される。水温・塩分検出部15には
塩分センサ漏水防止装置64が接続されている。データ
送信機63にはアンテナ14が接続されている。アンテ
ナ14から送信される水温・塩分等のデータは人工衛星
64を介して地上に設けられたアンテナ65で受信され
る。
【0046】次に、図5を参照して浮力調整部62の詳
細なブロック図について説明する。図5において、図1
ないし図3と同一部分には同一番号を付し、その詳細な
説明については省略する。コントロール回路61は、制
御用エンコーダ25から出力される主モータ23の回転
位置信号及び深度検出部44で検出される深度信号に基
づいて主モータ23を回転制御している。
【0047】次に、上記のように構成された本発明の第
1の実施の形態の動作について説明する。まず、主モー
タ23を回転させて、プランジャ34の突出量を最大位
置までさせておく。そして、測量船71から投下する
(10a位置)。
【0048】そして、プランジャ34の突出量を半分に
まで後退される。すると、装置10の浮力はプランジャ
34が後退した分だけ減少するため、装置10は海中を
落下する。ここで、プランジャ34の突出量が半分まで
後退したときの装置10の浮力を、装置10が1000
mに達した時にその位置(10b位置)でバランスする
ように設定しておく。
【0049】さらに、プランジャ34の突出量をなくす
ように、主モータ23を回転させる。このように、プラ
ンジャ34の突出量をなくすことにより、装置10の浮
力を最小なものにする。従って、装置10は10b位置
から10c位置まで落下する。この10c位置は200
0m位置に設定される。この10c位置で、水温及び塩
分が検出される。この検出された水温及び塩分データは
コントロール回路61内に設けられたメモリに記憶され
る。
【0050】以下、装置10を浮上させる工程について
説明する。10c位置にある状態からプランジャ34を
最大限に突出させる。すると、装置10の浮力が大きく
なるため、装置10は浮上を開始する。
【0051】この結果、装置10は1000mの10d
位置を通過して10e位置である海面位置まで浮上す
る。この海面位置まで浮上されると、浮力補助袋45が
膨らませられる。装置10を安定して海面に浮かせてお
くことができる。このように、装置10を安定して海面
に浮かばせておくことにより、アンテナ14から安定し
て水温及び塩分データを送信することができる。
【0052】次に、発明の第2の実施の形態について図
8及び図9を参照して説明する。図8において、図1と
同一部分については同一番号を付し、その詳細な説明に
ついては省略する。
【0053】つまり、図8において、筐体11の上端部
12には鉛直方向に向って支持部材81が立設されてい
る。この支持部材81はその上端部が水平方向に曲げら
れて保持部82が形成されている。この保持部82には
穴83が開けられている。この穴83には生物付着防止
キャップ84の上端部に鉛直方向に取り付けられたガイ
ド棒85が挿入されている。このガイド棒85の端部8
6は穴83の径よりも大きく形成されている。このよう
にすることにより、キャップ84が下降したときにガイ
ド棒85が穴83から落下するのを防止している。
【0054】そして、キャップ84の真下には水温・塩
分検出部15が位置している。
【0055】つまり、装置10が海中に沈んでいるとき
には、図9(A)に示すように、ガイド棒85の浮力に
より、キャップ84が上方向に上昇される。これによ
り、装置10が海中に沈んでいるときにはキャップ84
が水温・塩分検出部15から外れるようにして、水温・
塩分検出部15の測定作業に支障をきたさないようにし
ている。
【0056】一方、装置10が海面に浮かんでいる場合
には、キャップ84の自重によりキャップ84が落下す
るので、水温・塩分検出部15に蓋がされる。
【0057】このようにすることにより、装置10が海
面に浮かんでいるときに、水温・塩分検出部15に藻等
の生物が付着するのを防止することができる。
【0058】次に、本発明の第3の実施の形態について
図10及び図11を参照して説明する。ここで、図10
及び図11において、図1及び図6と同一部分には同一
番号を付し、その詳細な説明については省略する。前述
した第1の実施の形態では、電気伝導度検出部15は図
1に示すように筐体11の上端部12に取り付けていた
が、この第3の実施の形態では、電気伝導度検出部10
1はプランジャ34の底部に2本の棒状部材102,1
03により取り付けられている。
【0059】また、筐体11の側面にU字状治具104
が懸架されている。このU字状治具104の底部には、
前述した生物付着防止用キャップ105が電気伝導度検
出部101と対向する位置に取り付けられている。この
生物付着防止用キャップ105の内側には防汚塗料を塗
布されたスポンジ106が設けられている。なお、電気
伝導度検出部101からのリード線110はプランジャ
34内を通って筐体11内部に引き込まれている。11
1は温度検出部である。
【0060】そして、筐体11を上昇させるために、プ
ランジャ34を一番突出させた位置、つまり破線位置ま
で延ばすと、電気伝導度検出部101は生物付着防止用
キャップ105に収納される。従って、プランジャ34
を一番突出させた位置まで突出させて筐体11を海面ま
で上昇させた場合には、自動的に電気伝導度検出部10
1に生物付着防止用キャップ105を装着するようにし
たので、電気伝導度検出部101への生物の付着を防止
することができる。一方、筐体11を下降させるため
に、プランジャ34を図10に示すように一番引っ込め
た位置に戻すと、電気伝導度検出部101は生物付着防
止用キャップ105から実線で示すように離れる。従っ
て、筐体11を下降させるために、プランジャ34を図
10に示すように一番引っ込めた位置に戻すと自動的に
電気伝導度検出部101による電気伝導度の計測が可能
となる。
【0061】なお、生物付着防止用キャップ105の内
側には防汚塗料を塗布されたスポンジ106を取り付け
たが、生物付着防止用キャップ105自体を防汚塗料を
塗布されたスポンジで構成するようにしても良い。
【0062】なお、上記した実施の形態において、プラ
ンジャ34の突出量を変化させる方法としては、上記実
施の形態に限定されるものではなく任意に設定すること
ができる。
【0063】
【発明の効果】請求項1記載及び2記載の発明によれ
ば、筐体から浮力調整用部材を出没させる浮力調整用部
材支持機構を設けたので、装置の浮力を自在に調整する
ことができる。
【0064】請求項3記載の発明によれば、装置外部か
らの海水の浸入を防止することができる。
【0065】請求項4記載の発明によれば、浮力調整用
部材を確実に固定しておくことができる。
【0066】請求項5記載の発明によれば、請求項3及
び4と同様な効果を奏する。
【0067】請求項6記載の発明によれば、装置の外壁
に取り付けられている検出部の藻の付着を防止すること
ができる。
【0068】請求項7記載の発明によれば、浮力調整用
部材の底部に検出部を取り付け、この検出部を覆う生物
付着防止用キャップを設けたので、検出部によりデータ
を採取する場合は、自動的に検出部から生物付着防止用
キャップを外すことができる。さらに、検出部によりデ
ータを採取しない場合には、自動的に検出部に生物付着
防止用キャップを装着させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係わる海洋データ
測定用フロート装置の断面図。
【図2】同海洋データ測定用フロート装置の要部断面
図。
【図3】同海洋データ測定用フロート装置の要部斜視
図。
【図4】同海洋データ測定用フロート装置に搭載される
電装品のシステム構成を示すブロック図。
【図5】同ブロツク図の浮力調整部の詳細なブロック
図。
【図6】同海洋データ測定用フロート装置の全体の斜視
図。
【図7】同海洋データ測定用フロート装置の計測過程を
説明するための図。
【図8】本発明の第2の実施の形態に係わる同海洋デー
タ測定用フロート装置の断面図。
【図9】同海洋データ測定用フロート装置の外壁に取り
付けられた塩分検出部を覆うためのキャップを示す図。
【図10】本発明の第3の実施の形態に係わる海洋デー
タ測定用フロート装置の断面図。
【図11】同海洋データ測定用フロート装置の全体の斜
視図。
【符号の説明】
11…耐圧フロート筐体、 14…アンテナ、 15…電気伝導度検出部、 22…ギヤーヘッド、 23…主モータ、 24…制動用モータ、 25…位置制御用エンコーダ、 31…ボールスクリュー、 34…プランジャ、 39,40…Oリング、 51…電池。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 海洋データ測定用電子機器が搭載された
    フロート筐体と、 このフロート筐体内に設けられたモータと、 このモータの回転に応じてこのモータの回転軸方向に往
    復運動する浮力調整用部材と、 上記フロート筐体の一端に設けられ、上記浮力調整用部
    材を液蜜に上記筐体外に出没可能な浮力調整用部材支持
    機構とを具備したことを特徴とする海洋データ測定用フ
    ロート装置。
  2. 【請求項2】 海洋データ測定用電子機器が搭載された
    フロート筐体と、 このフロート筐体内に設けられた主モータと、 この主モータの回転に応じてこの主モータの回転軸方向
    に往復運動する浮力調整用部材と、 この主モータの回転軸を入力する制動用発電用モータ
    と、 上記フロート筐体の一端に設けられ、上記浮力調整用部
    材を液蜜に筐体外に出没可能なように支持する浮力調整
    用部材支持機構とを具備したことを特徴とする海洋デー
    タ測定用フロート装置。
  3. 【請求項3】 上記浮力調整部材支持機構は、浮力調整
    用部材の軸方向に沿って設けられた一対のOリングと、 この一対のOリング間に加圧液体を供給する供給装置と
    から構成されていることを特徴とする請求項1記載ある
    いは2いずれか一記載の海洋データ測定用フロート装
    置。
  4. 【請求項4】 上記主モータの回転軸の回転はラチェッ
    ト機構により回転を禁止させることができることを特徴
    とする請求項1あるいは2いずれか一記載の海洋データ
    測定用フロート装置。
  5. 【請求項5】 上記浮力調整用部材は小径部と内面空洞
    の大径部を有し、この大径部の端部はナットが固定さ
    れ、このナットにはボールネジの一端側がねじ込まれ、
    このボールネジの他端側は上記主モータの回転軸の一体
    的に回転するようにカップリングされていることを特徴
    とする請求項3あるいは4記載の海洋データ測定用フロ
    ート装置。
  6. 【請求項6】 海洋データ測定用電子機器が搭載された
    フロート筐体と、 このフロート筐体内に設けられたモータと、 このモータの回転に応じてこのモータの回転軸方向に往
    復運動する浮力調整用部材と、 上記フロート筐体の一端に設けられ、上記浮力調整用部
    材を液蜜に上記筐体外に出没させる浮力調整用部材支持
    機構と、 上記フロート筐体の外壁に設けられた検出部と、 この検出部を覆う生物付着防止用キャップと、 この生物付着防止用キャップに取り付けられた浮力体
    と、 この生物付着防止用キャップを支持する支持部とを具備
    したことを特徴とする海洋データ測定用フロート装置。
  7. 【請求項7】 海洋データ測定用電子機器が搭載された
    フロート筐体と、 このフロート筐体内に設けられたモータと、 このモータの回転に応じてこのモータの回転軸方向に往
    復運動する浮力調整用部材と、 上記フロート筐体の一端に設けられ、上記浮力調整用部
    材を液蜜に上記筐体外に出没させる浮力調整用部材支持
    機構と、 上記浮力調整用部材の底部に取り付けられた検出部と、 前記フロート筐体の側面から懸架された治具に取り付け
    られ、前記検出部を覆う生物付着防止用キャップとを具
    備したことを特徴とする海洋データ測定用フロート装
    置。
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