JP2002145068A - 列車案内表示装置および列車案内表示システム - Google Patents

列車案内表示装置および列車案内表示システム

Info

Publication number
JP2002145068A
JP2002145068A JP2000341997A JP2000341997A JP2002145068A JP 2002145068 A JP2002145068 A JP 2002145068A JP 2000341997 A JP2000341997 A JP 2000341997A JP 2000341997 A JP2000341997 A JP 2000341997A JP 2002145068 A JP2002145068 A JP 2002145068A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
train
display
departure
band
operation information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000341997A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4521980B2 (ja
Inventor
Shinichi Kaneko
愼一 金子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Signal Co Ltd
Original Assignee
Nippon Signal Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Signal Co Ltd filed Critical Nippon Signal Co Ltd
Priority to JP2000341997A priority Critical patent/JP4521980B2/ja
Publication of JP2002145068A publication Critical patent/JP2002145068A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4521980B2 publication Critical patent/JP4521980B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Train Traffic Observation, Control, And Security (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】列車のダイヤに乱れが生じたときにでも列車の
出発状況を分かり易く案内表示することが可能な列車案
内表示装置を提供する。 【解決手段】本列車案内表示装置100は、アナログ式
の時計2に対応して移動する帯状の指標3a〜3cに関
連付けて、列車ダイヤに従った出発運行情報4a〜4c
を案内表示する列車案内表示装置であって、各々の出発
運行情報4a〜4cの表示状態が、列車がダイヤ通りに
運行されているときには、アナログ式の時計2の計時動
作に従って制御され、列車のダイヤに乱れが生じている
ときには、未出発列車が存在しているか否かを示す制御
信号に従って制御されるようにしたものである。これに
より、利用者は各帯状の指標3a〜3cに対応した路線
の運行状態を視覚的に認識することが可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、列車の運行状態を
外部に案内表示する列車案内表示装置および列車案内表
示システムに関し、特に、列車案内をアナログ式の時計
に対応させて表示することで運行状態を容易に認識でき
るようにした列車案内表示装置および列車案内表示シス
テムに関する。
【0002】
【従来の技術】鉄道システムでは、利用者にダイヤ等の
運行情報を報知するための1つの手段として列車案内表
示装置が用いられている。一般的な列車案内表示装置と
しては、例えば、駅構内の改札口近くに設けられ、これ
から発車する複数本分の列車(例えば5列車分)が発車
時刻順に発車番線と行先とを明示して表示されるように
したものが知られている。このような従来の列車案内表
示装置は、基本的に列車がダイヤ通りに運行されている
限り、発車時刻や発車番線等の列車案内の表示が発車時
刻の経過に伴なって逐次消されるように動作する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な従来の列車案内表示装置では、列車のダイヤに乱れが
生じた場合、列車案内の表示自体が中断されたり、或い
は、発車時刻についての案内表示だけが消されるなどと
いった措置がとられてきた。このような措置がとられた
場合、利用者は、ダイヤに乱れが生じた時点で予定時刻
に出発していない列車の存在を確認することができず、
列車のダイヤがどの程度乱れているかを知ることが困難
であった。
【0004】本発明は上記の点に着目してなされたもの
で、列車のダイヤに乱れが生じたときにでも列車の出発
状況を分かり易く案内表示することが可能な列車案内表
示装置および列車案内表示システムを提供することを目
的とする。なお、従来の列車案内表示装置については、
乗車しようとする列車の出発までに現時刻からどの程度
の余裕があるかを容易に知ることができないという欠点
もあり、これについて本出願人は、先願である特願20
00−285122号に記載した運行案内表示装置を提
案している。この先願による運行案内表示装置は、アナ
ログ式の時計に対応させて帯状の指標を移動表示すると
ともに、帯状の指標に関連付けて出発運行情報を表示す
るようにしたことで、各種交通機関の出発予定時刻の直
感的な表示を可能にしたものであり、また、帯状の指標
と現在時刻を示す指標との相対的な位置関係を基に運行
状態の遅れを表すことも可能にしている。本願発明は、
列車のダイヤに乱れが生じた場合について、案内表示を
制御するための具体的な技術を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明による列車案内表示装置は、アナログ式の時
計に対応して移動する帯状の指標に関連付けて、列車ダ
イヤに従った出発運行情報を案内表示する列車案内表示
装置であって、前記出発運行情報の表示状態を、列車が
ダイヤ通りに運行されている通常モードのときには、前
記アナログ式の時計の計時動作に従って制御し、列車の
ダイヤに乱れが生じている異常モードのときには、未出
発列車が存在しているか否かを示す制御信号に従って制
御するようにしたものである。
【0006】かかる構成では、アナログ式の時計に対応
して移動する帯状の指標に関連付けて表示される出発運
行情報が、ダイヤに乱れが生じた場合でも実際の列車の
出発状況に応じて表示されるようになる。これにより、
利用者は、帯状の指標に対応した路線の列車の運行状態
を視覚的に認識できるようになる。また、上記列車案内
表示装置の具体的な構成としては、所定の配列に従って
時刻目盛りを表示する目盛り表示手段と、前記時刻目盛
りに対応する位置に現在時刻を示す指標を表示する現在
時刻表示手段と、前記時刻目盛りの配列範囲内における
一定の時間帯に対応した長さを有する帯状の指標を前記
時刻目盛りに沿って表示する帯状指標表示手段と、前記
帯状の指標に関連付けて前記出発運行情報を表示する出
発運行情報表示手段と、前記通常モードのとき、前記現
在時刻を示す指標の移動に追従させて前記帯状の指標の
表示位置を移動し、前記異常モードのとき、前記帯状の
指標の一方の端部の表示位置を未出発列車に対応した前
記出発運行情報まで移動する移動手段と、前記通常モー
ドのとき、前記出発運行情報の表示を当該出発予定時刻
の経過とともに消し、前記異常モードのとき、未出発列
車の存在を示す制御信号が入力されると該当する出発運
行情報を出発予定時刻の経過に関係なく表示し、未出発
列車の不在を示す制御信号が入力されると該当する出発
運行情報の表示を消す出発運行情報制御手段と、を備え
るようにしてもよい。
【0007】かかる構成では、目盛り表示手段および現
在時刻表示手段によりアナログ式の時計が表示されると
ともに、帯状指標表示手段により上記アナログ式時計に
対応させて帯状の指標が表示され、また、出発運行情報
表示手段により出発運行情報が帯状の指標に関連付けて
表示される。通常モードのときには、帯状の指標は移動
手段によって現在時刻を示す指標とともに移動表示さ
れ、出発運行情報の表示は出発運行情報制御手段によっ
て出発予定時刻の経過とともに消される。一方、異常モ
ードのとにきは、帯状の指標は移動手段によって一方の
端部の表示位置が未出発列車に対応した出発運行情報ま
で移動され、出発運行情報の表示状態は、出発運行情報
制御手段によって制御情報に従い未出発列車の存在状況
に応じて制御されるようになる。
【0008】さらに、上記列車案内表示装置の帯状指標
表示手段は、前記帯状の指標を列車の路線ごとに複数表
示するようにしてもよい。これにより、複数の路線の案
内が効率よく行われるようになる。加えて、上記列車案
内表示装置については、外部から入力される前記制御信
号を基にダイヤの乱れを判別して前記通常モードおよび
前記異常モードの変更を行うモード判別手段を備えるよ
うにしてもよい。これにより、列車の運行状態の乱れが
制御情報を基に判別されて動作モードの設定が行われる
ようになる。
【0009】また、上記列車案内表示装置の具体的な構
成として、列車の運行に関連する付帯情報を表示するコ
ンテンツ表示手段を備えるようにしてもよい。かかる構
成により、列車の運行に関連する付帯情報が利用者に案
内されるようになる。本発明による列車案内表示システ
ムは、上述した列車案内表示装置を複数有し、該各列車
案内表示装置に接続する通信手段を介して、各々の列車
案内表示装置の動作設定を一括して制御する中央制御装
置を備えるものである。かかる構成では、複数の列車案
内表示装置の各動作設定が中央制御装置によって一括制
御されるようになる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は、本発明による列車案内表
示装置の実施形態の構成を示す図である。図1におい
て、本列車案内表示装置100は、列車案内を表示する
表示器1と、それを制御する制御器10とから構成され
る。
【0011】表示器1は、所定の広さの表示面1aを有
する例えばプラズマディスプレイ等を備えていて、その
表示面1a上には、ここでは、時計2、帯状の指標3
a,3b,3c、出発運行情報4a,4b,4cおよび
コンテンツ部8が表示される。時計2は、現在時刻を示
す指標としての短針2aおよび長針2bを備えるととも
に、時刻目盛りとしての文字盤2cを周囲に備えたアナ
ログ式の時計からなり、短針2aおよび長針2bの表示
位置の移動は、ここでは制御器10によって制御される
ものとする。なお、2針式のアナログ時計(長針2bの
1回転で1時間を計時し、短針2aの1回転で12時間
を計時する)を示したが、本発明はこれに限られるもの
ではなく、例えば、1針式のアナログ時計(指針の1回
転で12時間または24時間を計時する)とすることも
可能である。また、ここでは時刻目盛りを円周に沿って
配列するようにしたが、これ以外にも例えば、時刻目盛
りを一直線上に配列してもよい。この場合、現在時刻を
示す指標は上記時刻目盛り沿って直線的に移動するもの
とする。さらに、この時計2は、制御器10によって駆
動されることなく単独で時刻を表示することのできる機
械式または電気式の周知の時計とすることも可能であ
る。加えて、本発明における現在時刻を示す指標は、時
刻目盛りを指し示す針に限らず、例えば、現在時刻をデ
ジタル表示した指標が時刻目盛りに沿って移動してもよ
く、あるいは、現在時刻に該当する時刻目盛りが、他の
目盛りとは異なる形式で表示されるようにしても構わな
い。
【0012】各帯状の指標3a〜3cは、それぞれ、時
計2の文字盤2cの外方を囲むように表示され、時刻目
盛りの配列範囲内における一定の時間帯に対応した長さ
を有する。ここでは例えば、列車の運行状態に遅れが生
じていないとした場合に、40分間に対応した長さ(中
心角で表すと240°に相当する)を保つように表示さ
れる。これら各帯状の指標3a〜3cは、列車の各路線
にそれぞれ対応していて、各々の指標3a〜3cごとに
異なる色彩で表示される。これら各帯状の指標3a〜3
cの表示位置は、基本的に長針2bの移動に追従してそ
れぞれ移動(回転)し、各々の指標3a〜3cの一方の
端部と長針2bとの相対的な位置関係に応じて、各路線
についての現在の運行状態が表される。図1に示した一
例では、帯状の指標3a〜3cに対応する各路線で未出
発列車が存在しダイヤに乱れが生じている。なお、列車
のダイヤに乱れが生じたときの各帯状の指標3a〜3c
の表示位置の移動方法については後述する。
【0013】出発運行情報4a〜4cは、帯状の指標3
a〜3cで示される時間帯に出発する列車の運行情報を
それぞれ表すものであり、円形マークが重ねて表示され
た帯状の指標に対応して路線が示され、円形マークの表
示位置に対応する時刻目盛りによって出発時刻が示さ
れ、円形マークの付近に示された文字に対応して行先な
どの情報が示される。なお、出発運行情報4a〜4cの
具体例および表示方法についても後述する。例えば、帯
状の指標3a上の上部中央に位置する出発運行情報4a
は、「15時00分にA駅行きの列車が出発する」こと
を表示している。このように、帯状の指標3a〜3c上
に示されている各出発運行情報4a〜4cは、時計2の
長針2bからの時間がアナログ式に認識されるようにな
る。したがって、利用者は、乗車しようとする列車が出
発するまでの時間を直感的に認識できる。なお、出発運
行情報4a〜4cの表示方法およびそれによって示され
る情報の種類は、上記の一例に限定されるものではな
い。
【0014】コンテンツ部8は、列車の運行に関する付
帯情報を表示する。具体的には、例えば、各帯状の指標
3a〜3cに対応した路線の種類、各路線の運行状況な
どの情報が表示される。なお、このコンテンツ部8に
は、列車の運行情報に関する案内のみならず、所定の広
告等を案内表示することも可能である。図2は、制御器
10の具体的な構成例を示したブロック図である。
【0015】図2において、制御器10は、上記表示器
1の表示内容を駆動制御するもので、全体を統括的に制
御するCPUを中心に形成された制御部11を有してい
る。この制御部11には、各路線の列車の運行状況に関
する情報が制御情報として外部から与えられる。この制
御情報は、例えば、予定時刻になっても出発しない未出
発列車の存在を知らせる情報や、その未出発列車が発車
したことを知らせる情報などであり、このような情報
は、各種のセンサを利用して自動的に検出されて制御部
11に送られてくるものであっても、駅員の目視等によ
って確認され制御部11に手入力されるものであっても
よい。
【0016】また、制御部11には、表示部1の時計2
の時刻を計数する時計部12と、電波時計、あるいはラ
ジオの時報を受信して時刻を正規の時刻に修正する周知
の時刻修正部13が接続されている。したがって、表示
器1の時計2は、常時、正確な時刻を表示することがで
きる。制御部11に接続されている画面作成部14は、
表示器1の表示面1aの表示配列を決定できるように構
成され、また、ニュース作成部15は、表示器1のコン
テンツ部8に表示する内容を駆動制御できるように構成
されている。
【0017】制御部11に接続されているダイヤ16に
は、表示器1に表示する出発運行情報4a〜4cに対応
したダイヤ情報が予め記憶されている。また、ダイヤテ
ーブル17は、ダイヤ16に記憶されているダイヤ情報
に基づいて、表示器1の帯状の指標3a〜3c上に表示
する出発運行情報4a〜4cを抽出するものである。制
御部11に接続されているモード判別手段としてのモー
ド判別部18は、前述した外部から制御部11に与えら
れる制御情報を基に、各路線の運行状態を判断して、列
車がダイヤ通りに運行されているときを通常モードに設
定し、未出発列車が存在するなどダイヤに乱れが生じて
いるときを異常モードに設定する。各モードで行われる
具体的な制御の内容については後述する。
【0018】上記のように制御部11によって統括的に
制御された各部で生成される情報は、入出力処理部19
で表示器1を駆動制御する制御信号に変換された後に表
示器1へ出力される。次に、本実施形態の動作について
具体的に説明する。列車案内表示装置100の制御器1
0では、基本的に、上述の図1に示したような表示器1
の表示面1aの表示配列が画面作成部14により決定さ
れるとともに、時計部12で現在時刻が計時されて時計
2の短針2aおよび長針2bが駆動表示される。また、
外部から与えられる制御情報およびダイヤ16の記憶情
報に基づいて、ダイヤに乱れが生じているか否かが判断
されて帯状の指標3a〜3cの表示位置の移動制御およ
び出発運行情報4a〜4cの表示制御が行われる。
【0019】具体的には、外部からの制御情報とダイヤ
16に記憶したダイヤ情報とを比較することで、ある路
線についての列車の運行状態がダイヤ通りであり通常モ
ードと判定されると、その路線に対応する帯状の指標の
表示位置が、長針2bの移動に追従して右回りに回転移
動される。このように通常モードにおける帯状の指標3
a〜3cおよび出発運行情報4a〜4cの表示制御は、
時間をベースにして行われる。一方、ある路線について
ダイヤに乱れが生じていて異常モードと判定されると、
通常モード時の時間ベースの表示制御が中断され、外部
からの制御情報に従った帯状の指標3a〜3cおよび出
発運行情報4a〜4cの表示制御が行われる。
【0020】ここで、異常モード時における具体的な表
示制御について説明する。図3および図4は、帯状の指
標3aに対応した路線についてダイヤ乱れが生じた場合
の表示状態の変化を示す図である。なお、ここでは帯状
の指標3aに対応した路線の表示制御についてのみ説明
を行うが、他の帯状の指標3b,3cに対応した各路線
の表示制御も帯状の指標3aの場合と同様である。
【0021】図3(A)は、例えば14:59における
帯状の指標3aおよび出発運行情報4aの表示状態を示
している。この時点では、未出発列車の存在を知らせる
ような制御情報の制御器10への入力はなく、ダイヤ通
りの運行が行われていて通常モードに該当するものとす
る。したがって、時計2の長針2bの示す位置と帯状の
指標3aの一方の端部の位置とが揃った状態にあり、長
針2bの移動に追従して帯状の指標3aも回転移動す
る。帯状の指標3a上には、14:59〜15:39ま
での間に出発する列車の出発運行情報4aが案内表示さ
れ、次の出発予定列車が15:00発のA駅行きである
ことが利用者に知らされる。
【0022】図3(B)は、1分後の15:00におけ
る表示状態を示し、この時点において、15:00出発
予定のA駅行き列車が何等かの理由で出発できないこと
を知らせる制御情報が制御器10に入力され、動作モー
ドが通常モードから異常モードに変更される。異常モー
ドでは、未出発列車に対応する出発運行情報4aの表示
が、出発予定時刻を経過した後でも当該列車の出発が確
認されるまでそのまま維持され、また、帯状の指標3a
の長針2bに追従した移動が未出発列車に対応する出発
運行情報4aの位置で中断される。なお、通常モード時
には、出発運行情報4aの表示が出発時刻の経過ととも
に消される。
【0023】図3(C)は、15:05における表示状
態を示していて、この時点では、15:00出発予定で
あったA駅行き列車が出発したことを知らせる制御情報
の入力はなく、未出発列車に対応した出発運行情報4a
および帯状の指標3aの表示状態が図3(B)と同様の
状態を維持している。この案内表示により、利用者は、
15:00発の列車が5分経過してもまだ出発していな
いことを知ることができ、帯状の指標3aに対応した路
線のダイヤの乱れ状況を視覚的に認識すること可能にな
る。
【0024】図3(D)は、15:08における表示状
態を示していて、この時点で15:00出発予定であっ
たA駅行き列車が出発したことを知らせる制御情報が制
御器10に入力されたものとする。これにより、動作モ
ードが異常モードから正常モードに戻されて、未出発で
あった15:00発の列車に対応した出発運行情報4a
の表示が消されるとともに、帯状の指標3aの一方の端
部の表示位置が長針2bの示す位置に揃えられ、長針2
bの移動に追従した帯状の指標3aの表示制御が行われ
る。
【0025】上記図3に示した異常モード時の表示制御
においては、未出発列車の存在を知らせる制御情報が、
当該列車の出発予定時刻を過ぎる前に制御器10に与え
られる場合を考えたが、例えば、駅員等が列車の出発状
況を目視確認するような場合などには、未出発列車の存
在を知らせる制御情報が出発予定時刻の経過後に制御器
10へ入力される場合も想定される。そこで、このよう
な場合の表示制御について図4を用いて説明する。
【0026】図4(A)は、例えば14:59における
帯状の指標3aおよび出発運行情報4aの表示状態を示
している。この時点では、図3(A)の場合と同様に未
出発列車の存在を知らせるような制御情報の制御器10
への入力はなく、通常モードの表示制御が行われている
ものとする。図4(B)は、15:03における表示状
態を示していて、この時点においても、未出発列車の存
在を知らせる制御情報の入力はない。ただし、実際に
は、15:00出発予定のA駅行き列車が未出発の状況
にあり、その状況が駅員等によってまだ確認されていな
い状態にある。したがって、通常モードの表示制御が行
われるため、長針2bの移動に追従して帯状の指標3a
も回転移動し、15:00発の列車に対応した出発運行
情報4aの表示が消される。
【0027】図4(C)は、15:05における表示状
態を示していて、この時点になって初めて15:00出
発予定のA駅行き列車が未出発であることを知らせる制
御情報が制御器10に入力され、動作モードが通常モー
ドから異常モードに変更される。これにより、一旦消さ
れた15:00発の列車に対応した出発運行情報4aが
再表示されるとともに、その出発運行情報4aの位置ま
で帯状の指標3aの表示も戻される。再表示された出発
運行情報4aは、15:00発の列車の出発が確認され
るまで同位置で維持される。これにより、利用者は、1
5:00発の列車が5分経過してもまだ出発していない
ことを知ることができ、帯状の指標3aに対応した路線
のダイヤの乱れ状況を視覚的に認識すること可能にな
る。
【0028】図4(D)は、15:08における表示状
態を示していて、この時点で15:00発の列車の出発
が確認されそれを知らせる制御情報が制御器10に入力
されたものとする。これにより、動作モードが異常モー
ドから正常モードに戻されて、未出発であった15:0
0発の列車に対応した出発運行情報4aの表示が消され
るとともに、帯状の指標3aの一方の端部の表示位置が
長針2bの示す位置に揃えられ、長針2bの移動に追従
した帯状の指標3aの表示制御が行われる。
【0029】上述したように本実施形態の列車案内表示
装置100によれば、外部から制御器10に与えられる
未出発列車の存在等を知らせる制御情報を基に、各路線
についてのダイヤの乱れを判別して動作モードを変更
し、通常モード時における時間ベースの表示制御を異常
モード時には制御情報に従った表示制御に切り替えるよ
うにしたことで、列車のダイヤに乱れが生じた場合で
も、実際の列車の出発状況を分かり易く案内表示するこ
とができるため、利用者は、各帯状の指標3a〜3cに
対応した路線の運行状態を視覚的に認識することが可能
になる。もちろん、アナログ式の時計2に対応させて各
帯状の指標3a〜3cを移動表示し、さらに、各帯状の
指標3a〜3cに関連付けて出発運行情報4a〜4cを
表示するようにしたことで、列車の出発予定時刻の直感
的な表示が可能になるため、利用者は、乗車しようとす
る列車の出発までにどの程度の余裕があるかを容易に認
識することができる。
【0030】なお、上述した実施形態では、外部からの
制御情報の入力に応じてダイヤの乱れを自動的に判別し
て動作モードを変更するようにしたが、本発明はこれに
限らず、例えば駅員等により列車の出発状況が目視確認
されるような場合などには、本装置の動作モードを手動
で切り替え、ダイヤ通りの運行が行われているときには
時間ベースの表示制御を行う自動モードとし、ダイヤに
乱れが生じているときには目視確認結果に従って表示制
御を行う手動モードとすることも可能である。この場
合、手動モード時には、未出発列車に対応させて出発時
刻経過後もそのまま表示しておいた出発運行情報を当該
列車の出発に応じて消す操作(繰り上げ操作)や、一旦
消した出発運行情報を未出発の確認によって再表示する
操作(繰り下げ操作)が駅員等によって行われるように
してもよい。
【0031】次に、本発明による列車案内表示システム
について説明する。図5は、列車案内表示システムの実
施形態の全体構成を示す図である。図5において、本列
車案内表示システムは、上述の図1に示したものと同様
の構成を有する複数の列車案内表示装置100と、該各
列車案内表示装置100に通信手段としての通信部20
を介して接続される、中央制御装置としての中央制御コ
ンピュータ30と、を備えて構成される。また、通信部
20は、ハブ(HUB)21に繋がれた各通信ケーブル
22が各列車案内表示装置100および中央制御コンピ
ュータ30にそれぞれ接続されている。なお、ここで
は、各運行案内表示装置100および中央制御コンピュ
ータ30の間をハブ21および通信ケーブル22を用い
て接続するようにしたが、本発明の通信手段はこれに限
らず、例えば無線信号を用いて各々の間を接続するよう
にしてもよい。
【0032】図6は、中央制御コンピュータ30の機能
構成の一例を示すブロック図である。図6において、中
央制御コンピュータ30は、例えば、入力操作部31、
制御情報作成部32、ダイヤ記憶部33、ダイヤ編集部
34、コンテンツ記憶部35、コンテンツ編集部36お
よび通信処理部37から構成される。入力操作部31で
は、各路線についての運行状態に関する情報が入力さ
れ、該入力された情報に基づいて、制御情報作成部32
では各列車案内表示装置100に未出発列車の存在等を
知らせる制御情報が作成される。ダイヤ記憶部33に
は、各列車案内表示装置100に伝達して記憶させる現
行ダイヤが記憶される。このダイヤ記憶部33に記憶さ
れたデータは、ダイヤ改正等が生じるとダイヤ編集部3
4における編集作業によって新しいデータに更新され
る。コンテンツ記憶部35には、各列車案内表示装置1
00のコンテンツ部8に表示させる各種の情報が記憶さ
れ、その記憶情報は、コンテンツ編集部36における編
集作業によって新しい情報に更新される。各列車案内表
示装置100に対してダイヤデータやコンテンツ情報の
更新を行わせるときには、制御情報作成部32が、ダイ
ヤ記憶部33やコンテンツ記憶部35の記憶データを読
み込み、各列車案内表示装置100に対応した制御情報
を作成する。制御情報作成部32で作成された各列車案
内表示装置100に対する制御情報は、通信処理部37
で所要のプロトコルに変換されて通信部20に出力さ
れ、通信部20を伝搬して各々の列車案内表示装置10
0に伝達される。
【0033】上記のような列車案内表示システムでは、
中央制御コンピュータ30から通信部20を介して各列
車案内表示装置100に、未出発列車の存在等を知らせ
る制御情報やダイヤの更新データなどがそれぞれ送られ
るようになる。これにより、各列車案内表示装置100
に対する設定作業を、中央制御コンピュータ30を用い
て一括して容易に行うことができる。
【0034】なお、上述した実施形態では、帯状の指標
を3路線分に対応した3本としたが、本発明における帯
状の指標は、1路線または2路線若しくは4路線以上に
対応した各々の本数にそれぞれ設定してもよい。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の列車案内
表示装置によれば、アナログ式の時計に対応して移動す
る帯状の指標に関連付けて表示される出発運行情報が、
ダイヤに乱れが生じた場合でも実際の列車の出発状況が
分かり易く案内表示されるようになるため、利用者は、
帯状の指標に対応した路線の列車の運行状態を視覚的に
認識することが可能である。もちろん、アナログ式の時
計に対応させて帯状の指標を移動表示し、さらに、帯状
の指標に関連付けて出発運行情報を表示するようにした
ことで、列車の出発予定時刻の直感的な表示が可能にな
るため、利用者は、乗車しようとする列車の出発までに
どの程度の余裕があるかを容易に認識することもでき
る。
【0036】また、帯状の指標を路線ごとに設けたこと
で、発車する列車を路線別に容易に認識することができ
る。さらに、モード判別手段を設けたことで、外部から
の制御情報を基にダイヤの乱れを判別して動作モードの
設定を行うことが可能になる。加えて、列車の遅延等の
所定の情報を表示するコンテンツ表示手段を設ければ、
列車に関する情報等を報知することができる。
【0037】また、本発明の列車案内表示システムによ
れば、中央制御装置から通信手段を介して制御情報を伝
達して複数の列車案内表示装置の動作設定を一括して制
御するようにしたことで、各列車案内表示装置に対する
設定作業を中央制御装置により一括して容易に行うこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による列車案内表示装置の実施形態の構
成を示す図である。
【図2】同上実施形態における制御器の具体的な構成例
を示したブロック図である。
【図3】同上実施形態においてダイヤに乱れが生じた場
合に行われる具体的な表示制御を説明する図である。
【図4】同上実施形態においてダイヤに乱れが生じた場
合に行われる他の具体的な表示制御を説明する図であ
る。
【図5】本発明による列車案内表示システムの実施形態
の全体構成を示す図である。
【図6】同上実施形態について中央制御コンピュータの
機能構成の一例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 表示器 1a 表示面 2 時計 2a 短針 2b 長針 3a〜3c 帯状の指標 4a〜4c 出発運行情報 8 コンテンツ部 10 制御器 11 制御部(CPU) 18 モード判別部 20 通信部 30 中央制御コンピュータ 100 列車案内表示装置

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アナログ式の時計に対応して移動する帯状
    の指標に関連付けて、列車ダイヤに従った出発運行情報
    を案内表示する列車案内表示装置であって、 前記出発運行情報の表示状態を、列車がダイヤ通りに運
    行されている通常モードのときには、前記アナログ式の
    時計の計時動作に従って制御し、列車のダイヤに乱れが
    生じている異常モードのときには、未出発列車が存在し
    ているか否かを示す制御信号に従って制御するようにし
    たことを特徴とする列車案内表示装置。
  2. 【請求項2】所定の配列に従って時刻目盛りを表示する
    目盛り表示手段と、 前記時刻目盛りに対応する位置に現在時刻を示す指標を
    表示する現在時刻表示手段と、 前記時刻目盛りの配列範囲内における一定の時間帯に対
    応した長さを有する帯状の指標を前記時刻目盛りに沿っ
    て表示する帯状指標表示手段と、 前記帯状の指標に関連付けて前記出発運行情報を表示す
    る出発運行情報表示手段と、 前記通常モードのとき、前記現在時刻を示す指標の移動
    に追従させて前記帯状の指標の表示位置を移動し、前記
    異常モードのとき、前記帯状の指標の一方の端部の表示
    位置を未出発列車に対応した前記出発運行情報まで移動
    する移動手段と、 前記通常モードのとき、前記出発運行情報の表示を当該
    出発予定時刻の経過とともに消し、前記異常モードのと
    き、未出発列車の存在を示す制御信号が入力されると該
    当する出発運行情報を出発予定時刻の経過に関係なく表
    示し、未出発列車の不在を示す制御信号が入力されると
    該当する出発運行情報の表示を消す出発運行情報制御手
    段と、 を備えたことを特徴とする請求項1に記載の列車案内表
    示装置。
  3. 【請求項3】前記帯状指標表示手段は、前記帯状の指標
    を列車の路線ごとに複数表示することを特徴とする請求
    項2に記載の列車案内表示装置。
  4. 【請求項4】外部から入力される前記制御信号を基にダ
    イヤの乱れを判別して前記通常モードおよび前記異常モ
    ードの変更を行うモード判別手段を備えたことを特徴と
    する請求項1〜3のいずれか1つに記載の列車案内表示
    装置。
  5. 【請求項5】列車の運行に関連する付帯情報を表示する
    コンテンツ表示手段を備えたことを特徴とする請求項1
    〜4のいずれか1つに記載の列車案内表示装置。
  6. 【請求項6】請求項1〜5のいずれか1つに記載の列車
    案内表示装置を複数有し、該各列車案内表示装置に接続
    する通信手段を介して、各々の列車案内表示装置の動作
    設定を一括して制御する中央制御装置を備えたことを特
    徴とする列車案内表示システム。
JP2000341997A 2000-11-09 2000-11-09 列車案内表示装置および列車案内表示システム Expired - Fee Related JP4521980B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000341997A JP4521980B2 (ja) 2000-11-09 2000-11-09 列車案内表示装置および列車案内表示システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000341997A JP4521980B2 (ja) 2000-11-09 2000-11-09 列車案内表示装置および列車案内表示システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002145068A true JP2002145068A (ja) 2002-05-22
JP4521980B2 JP4521980B2 (ja) 2010-08-11

Family

ID=18816638

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000341997A Expired - Fee Related JP4521980B2 (ja) 2000-11-09 2000-11-09 列車案内表示装置および列車案内表示システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4521980B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010039453A (ja) * 2008-08-01 2010-02-18 Masaaki Suzuki 時計スタイル時刻表の表示方法

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01293393A (ja) * 1988-05-21 1989-11-27 Mitsugi Fujii スケジュール表示装置
JPH0335943U (ja) * 1989-08-18 1991-04-08
JPH068972U (ja) * 1992-02-03 1994-02-04 株式会社日生工研 時刻表示装置
JPH0738665A (ja) * 1993-07-16 1995-02-07 Nec Corp 交通機関運行情報伝達機能付移動無線電話システ ム及びその移動無線電話端末
JPH07251741A (ja) * 1994-03-16 1995-10-03 Toshiba Corp 分散型列車運行管理システム
JPH09145862A (ja) * 1995-11-21 1997-06-06 Fujita Corp 列車通過告知システム
JPH09226586A (ja) * 1996-02-29 1997-09-02 Hitachi Ltd 時刻表示装置
JPH10319139A (ja) * 1997-05-15 1998-12-04 Naotaka Kato 時刻表示装置及び方法

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01293393A (ja) * 1988-05-21 1989-11-27 Mitsugi Fujii スケジュール表示装置
JPH0335943U (ja) * 1989-08-18 1991-04-08
JPH068972U (ja) * 1992-02-03 1994-02-04 株式会社日生工研 時刻表示装置
JPH0738665A (ja) * 1993-07-16 1995-02-07 Nec Corp 交通機関運行情報伝達機能付移動無線電話システ ム及びその移動無線電話端末
JPH07251741A (ja) * 1994-03-16 1995-10-03 Toshiba Corp 分散型列車運行管理システム
JPH09145862A (ja) * 1995-11-21 1997-06-06 Fujita Corp 列車通過告知システム
JPH09226586A (ja) * 1996-02-29 1997-09-02 Hitachi Ltd 時刻表示装置
JPH10319139A (ja) * 1997-05-15 1998-12-04 Naotaka Kato 時刻表示装置及び方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010039453A (ja) * 2008-08-01 2010-02-18 Masaaki Suzuki 時計スタイル時刻表の表示方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4521980B2 (ja) 2010-08-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20100153875A1 (en) Air traffic control apparatus and air traffic control information processing method
JP2006313085A (ja) ナビゲーション装置
JP2010215044A (ja) データ入力支援装置及びデータ入力支援方法
JP2002145068A (ja) 列車案内表示装置および列車案内表示システム
JP2002137739A (ja) 運行案内表示システム
JP4747144B2 (ja) プログラム及びシミュレーション装置
JP4521979B2 (ja) 列車案内表示装置および列車案内表示システム
JP4521975B2 (ja) 列車案内表示システム
JP2011158626A (ja) 表示制御装置
JPWO2017056169A1 (ja) 運行状況表示システム
JP2012245801A (ja) 列車運行指令装置
JP4666321B2 (ja) 運行案内表示装置
JP4397657B2 (ja) ナビゲーション装置、情報提供装置、およびナビゲーションシステム
JP2010210312A (ja) ナビゲーション装置
JP2011070574A (ja) 車両管理システム、サーバ装置、およびナビゲーション装置
JP6244114B2 (ja) 情報処理装置及びナビゲーション装置
JP2006131123A (ja) 運行ダイヤ表示装置
JP2010060483A (ja) ナビゲーション装置及びプログラム
JP5290924B2 (ja) 航空機情報表示装置、航空機情報表示方法、航空機情報表示プログラム
JPH09136649A (ja) 表示装置
JP2005153789A (ja) 運行/運行制御状況表示システム及び方法
JPH0781570A (ja) 計画修正システム
JPH0545475A (ja) 時刻表示装置
JPH02266500A (ja) 目的地案内誘導装置
WO2019106842A1 (ja) 表示装置、表示システムおよび表示方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071005

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100212

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100302

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100428

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100525

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100525

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130604

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees