JP2002145047A - ホームドア装置 - Google Patents

ホームドア装置

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JP2002145047A
JP2002145047A JP2000346201A JP2000346201A JP2002145047A JP 2002145047 A JP2002145047 A JP 2002145047A JP 2000346201 A JP2000346201 A JP 2000346201A JP 2000346201 A JP2000346201 A JP 2000346201A JP 2002145047 A JP2002145047 A JP 2002145047A
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JP
Japan
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door
vehicle
platform
passage
home
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Pending
Application number
JP2000346201A
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English (en)
Inventor
Teruo Ueno
照雄 上野
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Toyo Electric Manufacturing Ltd
Original Assignee
Toyo Electric Manufacturing Ltd
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Publication date
Application filed by Toyo Electric Manufacturing Ltd filed Critical Toyo Electric Manufacturing Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 1車両あたりのドア数が増えてくると、それ
ぞれのドアに対応してプラットホーム側にホームドアを
別個に設けようとしても寸法的に干渉すると言う不具合
があった。 【解決手段】 偶数個の戸板を順次折りたたみ自在に接
続して成るホームドア、該ドアの一端を固定端、他の一
端を可動端として伸縮自在に駆動する駆動機構を備え、
車両への通路遮蔽時は可動端が車両と平行方向に移動し
て戸板が伸張状態で通路遮蔽状態を構成し、車両への通
路開放時は前記可動端が固定端側へ移動し、戸板が蛇腹
の圧縮状態となる構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鉄道車両の乗降口
に対応してプラットホーム上に設けるホームドア装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、プラットホームにホームドアを設
ける駅が増えている。新幹線では熱海駅や新神戸駅など
のように高速で通過する列車により事故が発生するのを
防止するためにホームドアが設けられている。また、首
都圏等のように人口集中が著しく、その結果、ラッシュ
時の駅プラットホームのように混雑極まりない状態にあ
る所では、プラットホームからの転落事故等も増えてき
ており、このような事故を減らすためにプラットホーム
にホームドアを設置する駅が増加している。図6は、プ
ラットホーム及び車両を上から見た従来技術であり、図
中、1はプラットホーム、2は戸袋、3はホームドア、
4はホーム柵、5は車両、6は車両側乗降口のドアであ
る。車両1両当たりの乗降口数が少ない場合、隣り合う
乗降口間ピッチが長いので、図示のように相隣り合う戸
袋同士が寸法的に干渉することがなく、相隣り合う戸袋
の間にホーム柵4を設けるのが一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、先頭車両又
は最後部車両の場合、乗務員室隣の乗降口のドアと乗務
員室のドアとの距離が短くなっている。その上、車両の
停車位置が多少ずれても乗降に支障のないようにするに
は、車両側のドアの大きさに比べて、ホームドアを大き
くしておく必要がある。そうなると、乗務員室隣の乗客
用乗降口と乗務員の乗降口のそれぞれにホームドアを設
けることが出来ない場合があった。また、先頭車両、最
後部車両に限らず、最近の車両のように、車両1両あたり
のドアの数が5扉、さらには6扉といった車両も増えてお
り、このような車両が停車する駅では相隣り合う乗降口
の距離も短くなっている。そのため、従来方式のホーム
ドアでは相隣り合う乗降口の戸袋同士が寸法的に干渉す
るため全ての乗降口に対応してホームドアを設けること
ができない場合が生じる。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような不
具合を解消するためになされたものであり、戸袋を必要
としないホームドア装置を提供するものである。その実
現方法として、複数個の戸板を順次折りたたみ自在に接
続して成るホームドア、該ドアの一端を固定端、他の一
端を可動端として伸縮自在に駆動する駆動機構を備え、
車両への通路閉鎖時は可動端が車両と平行方向に移動し
て戸板が伸張状態で通路閉鎖状態を構成し、車両への通
路開放時は前記可動端が固定端側へ移動し、戸板が蛇腹
の圧縮状態となるように構成する。以下、本発明の詳細
を図によって説明する。
【0005】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施例であ
り、ホームドア装置が開いた状態を示し、両開き方式の
場合は本図の範囲はホームドア装置の右側半分に相当す
る。図中、11は駆動機構収納部、12はパンタグラフ機
構、13はボールネジ、14、15はナット、16は両軸モー
タ、17はリンクである。図2は図1を上から見た状態で
ある。図3は、ホームドア装置が閉じた状態である。21
から24はそれぞれ第1から第4の戸板であり、それぞれ
が接続されて一つのホームドアを構成する。パンタグラ
フ機構12は略図表示している。第1の戸板21と第2の戸
板22の接続部A、及び第3の戸板23と第4の戸板24の接
続部A’は拡大図に示すようにα>0度になるようにし
ている。
【0006】次ぎに、ホームドアが開いている状態から
閉じる過程を説明する。両軸モーター16を駆動するとナ
ット14及び15がボールネジ部を両軸モーターに近づく方
向に移動する。その結果、パンタグラフ機構12が伸び、
リンク17を左方向に押し出す。リンク17の先端は戸板24
の先端に接続されているので戸板24が左方向に引っ張ら
れ、蛇腹が折り畳まれた状態になっていた戸板21〜24は
蛇腹が延びた状態になり、ホームドアを閉鎖状態にす
る。ホームドアを開放する場合は、両軸モーターの回転
方向を先ほどとは逆方向にすることにより、ナット14、
15が両軸モーターから遠ざかる方向に移動し、リンク17
が右方向に引っ張られる。戸板21と22の接続部及び戸板
23と24の接続部はα>0に調整しているので折りたたむ
力が生じ、パンタグラフ機構が折り畳まれて戸板21〜24
が折り畳み状態になる。
【0007】図4は、本発明の他の実施例であり、31は
電動機、32はピニオン、33はラックである。ラック33の
先端は戸板24の先端に接続する。なお、ラックは金属板
(図示せず)などの上を摺動する。ラック及び金属板は
プラットホームに溝を掘って埋め込む。隣接する出入り
口用のラック及び金属板はプラットホームの前後方向に
ずらすことにより干渉を避けることが出来る。この場合
も、電動機31を駆動するとピニオン32が回転し、ラック
33が金属板上を左に移動し、その結果、戸板24が左方向
に引っ張られてホームドアが閉鎖状態になる。次ぎに、
電動機31を先ほどとは逆方向に回転させるとピニオン32
も逆回転し、ラック33が右方向に移動する。その結果、
戸板21〜24は折り畳み状態になり、ホームドアが開放状
態になる。
【0008】図5は、戸板を奇数個で構成し、駆動機構
としてピニオンとラック方式を用いる例である。図中41
は、ラックを埋め込んでいる溝、42は右隣のホームドア
用のラックが埋め込んでいる溝である。右隣のホームド
アの長さが同一である場合は取り付け位置をラックの溝
の位置相当だけ前面に出せばよい。
【0009】以上に説明したように、本発明によればホ
ームドアを収納する戸袋を必要としなくなる。本発明の
場合、駆動機構を収納する駆動機構収納部11を必要とす
るが、従来の戸袋のようにホームドアの幅で寸法的に制
約されることがなくなる。駆動機構収納部の幅は、従来
の戸袋よりも十分に小さくなるので、折り畳んだ蛇腹部
分の寸法を加えても、寸法的には戸袋よりも幅が狭く、
従って、車両への出入り口相互間の寸法が短い場合にも
対応可能になる。
【0010】
【発明の効果】本発明は、ホームドアを蛇腹状の戸板で
構成することにより、戸袋を必要とせず、ホームドアの
幅で戸袋の幅が制約を受けることがなくなり、車両への
出入り口相互間のピッチが狭い車両に対応できるホーム
ドア装置を提供することが可能になった。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の一実施例を示す。
【図2】図2は、図1の状態を上から見たところであ
る。
【図3】図3は、図1の例でドアが閉じた状態である。
【図4】図4は、本発明の他の実施例である。
【図5】図5は、本発明の他の実施例である。
【図6】図6は、従来のプラットホームと車両の関係を
示す図である。
【符号の説明】
1 プラットホーム 2 戸袋 3 ホームドア 4 ホーム柵 5 車両 6 車両側ドア 11 駆動機構収納部 12 パンタグラフ機構 13 ボールネジ 14、15 ナット 16 両軸モーター 17 リンク 21 第1の戸板 22 第2の戸板 23 第3の戸板 24 第4の戸板 31 電動機 32 ピニオン 33 ラック

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数個の戸板を順次折りたたみ自在に接
    続して成るホームドア、該ドアの一端を固定端、他の一
    端を可動端として伸縮自在に駆動する駆動機構を備え、
    車両への通路閉鎖時は可動端が車両と平行方向に移動し
    て戸板が伸張状態で通路閉鎖状態を構成し、車両への通
    路開放時は前記可動端が固定端側へ移動し、戸板が蛇腹
    の圧縮状態となる構成とすることを特徴とするホームド
    ア装置。
JP2000346201A 2000-11-14 2000-11-14 ホームドア装置 Pending JP2002145047A (ja)

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Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100799326B1 (ko) 2006-11-30 2008-01-30 한국철도기술연구원 버티칼 타입 승강장용 스크린 도어
JP2009196060A (ja) * 2008-02-25 2009-09-03 Konica Minolta Opto Inc 駆動機構
KR100917614B1 (ko) 2008-06-25 2009-09-17 윤이수 지하철역 스크린 도어용 전동차의 개폐도어 차폐장치
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KR101383226B1 (ko) 2012-08-17 2014-04-09 한국철도기술연구원 차량 대응형 승강장 스크린 도어 시스템
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