JP2002144878A - フック装置 - Google Patents
フック装置Info
- Publication number
- JP2002144878A JP2002144878A JP2000342362A JP2000342362A JP2002144878A JP 2002144878 A JP2002144878 A JP 2002144878A JP 2000342362 A JP2000342362 A JP 2000342362A JP 2000342362 A JP2000342362 A JP 2000342362A JP 2002144878 A JP2002144878 A JP 2002144878A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lock pin
- pin
- lock
- hook
- shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Hooks, Suction Cups, And Attachment By Adhesive Means (AREA)
- Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 フック本体が振動を受けたりしても不測に
ロック解除状態となるようなおそれがなく、フック部が
軸材に嵌合した状態でロック位置を確実に保持できるフ
ック装置を提供する。 【解決手段】 軸材6に対し嵌脱自在なフック部15を
有する装置本体16と、フック部15に開口するピン出
没孔17から軸材6のピン孔18に突入して装置本体1
6を軸材6に固定するロックピン19と、ロックピン1
9を軸材6のピン孔18に突入するロック位置に保持す
るバネ20と、バネ10の付勢力に抗してロックピン1
9をロック位置から装置本体16のピン出没孔17に没
入するロック解除位置へ退避移動させるようにロックピ
ン19に取り付けられた操作部材21と、からなるフッ
ク装置13。
ロック解除状態となるようなおそれがなく、フック部が
軸材に嵌合した状態でロック位置を確実に保持できるフ
ック装置を提供する。 【解決手段】 軸材6に対し嵌脱自在なフック部15を
有する装置本体16と、フック部15に開口するピン出
没孔17から軸材6のピン孔18に突入して装置本体1
6を軸材6に固定するロックピン19と、ロックピン1
9を軸材6のピン孔18に突入するロック位置に保持す
るバネ20と、バネ10の付勢力に抗してロックピン1
9をロック位置から装置本体16のピン出没孔17に没
入するロック解除位置へ退避移動させるようにロックピ
ン19に取り付けられた操作部材21と、からなるフッ
ク装置13。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車の荷台部に
幌枠をパイプ等の軸材によって枠組みする際に、荷台部
の前後両端部に立設した前後両支持枠(幌枠の一部)間
に掛け渡される保護枠(幌枠の一部)等の端部を前記支
持枠の軸材に掛止固定したり、あるいは作業用足場を軸
材によって枠組みする場合に、足場枠間に掛け渡される
足場板等の端部を足場枠の軸材に掛止固定するのに使用
されるフック装置に関する。
幌枠をパイプ等の軸材によって枠組みする際に、荷台部
の前後両端部に立設した前後両支持枠(幌枠の一部)間
に掛け渡される保護枠(幌枠の一部)等の端部を前記支
持枠の軸材に掛止固定したり、あるいは作業用足場を軸
材によって枠組みする場合に、足場枠間に掛け渡される
足場板等の端部を足場枠の軸材に掛止固定するのに使用
されるフック装置に関する。
【0002】
【従来の技術及びその課題】従来この種のフック装置と
して、例えば足場枠の横材(軸材)に対し嵌脱自在なフ
ック部を有する装置本体と、装置本体のフック部に沿っ
てスライド可能に取り付けられたロック片とからなり、
フック部を横材に嵌合させた後、ロック片をロック解除
位置からロック位置に自重で落とし込んで装置本体を横
材に固定するようにしたものがあるが、このようなフッ
ク装置では、足場板にかかる衝撃等によってフック本体
が振動を受けると、ロック片が浮き上がってロック位置
から外れることがあり、特に貨物自動車の幌枠のように
振動の激しい支持枠等での使用は適当でなかった。
して、例えば足場枠の横材(軸材)に対し嵌脱自在なフ
ック部を有する装置本体と、装置本体のフック部に沿っ
てスライド可能に取り付けられたロック片とからなり、
フック部を横材に嵌合させた後、ロック片をロック解除
位置からロック位置に自重で落とし込んで装置本体を横
材に固定するようにしたものがあるが、このようなフッ
ク装置では、足場板にかかる衝撃等によってフック本体
が振動を受けると、ロック片が浮き上がってロック位置
から外れることがあり、特に貨物自動車の幌枠のように
振動の激しい支持枠等での使用は適当でなかった。
【0003】本発明は、上記の問題点に鑑み、フック本
体が振動を受けたりしても不測にロック解除状態となる
ようなおそれがなく、フック部が軸材に嵌合した状態で
ロック位置を確実に保持できるフック装置を提供するこ
とを目的とする。
体が振動を受けたりしても不測にロック解除状態となる
ようなおそれがなく、フック部が軸材に嵌合した状態で
ロック位置を確実に保持できるフック装置を提供するこ
とを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1に係るフック装
置は、支持枠7F,7R等を形成する軸材5,6に対し
嵌脱自在なフック部15を有する装置本体16と、前記
フック部15に開口するピン出没孔17から前記軸材
5,6にその径方向に形成されたピン孔18に突入して
装置本体16を軸材5,6に固定するロックピン19
と、このロックピン19を前記軸材5,6のピン孔18
に突入するロック位置に保持するバネ20と、このバネ
10の付勢力に抗してロックピン19を前記ロック位置
から装置本体16のピン出没孔17に没入するロック解
除位置へ退避移動させるようにロックピン19に取り付
けられた操作部材21と、からなることを特徴とする。
置は、支持枠7F,7R等を形成する軸材5,6に対し
嵌脱自在なフック部15を有する装置本体16と、前記
フック部15に開口するピン出没孔17から前記軸材
5,6にその径方向に形成されたピン孔18に突入して
装置本体16を軸材5,6に固定するロックピン19
と、このロックピン19を前記軸材5,6のピン孔18
に突入するロック位置に保持するバネ20と、このバネ
10の付勢力に抗してロックピン19を前記ロック位置
から装置本体16のピン出没孔17に没入するロック解
除位置へ退避移動させるようにロックピン19に取り付
けられた操作部材21と、からなることを特徴とする。
【0005】請求項2は、請求項1に記載のフック装置
において、前記操作部材21は、装置本体16側に形成
された案内溝24によってロックピン19の移動方向に
案内されると共に、案内溝24の一端部と他端部とに夫
々案内溝24と直交する方向に連設されたロック溝24
a,24bに係止されることによって、ロックピン19
をロック位置とロック解除位置とに保持するようにした
ことを特徴とする。
において、前記操作部材21は、装置本体16側に形成
された案内溝24によってロックピン19の移動方向に
案内されると共に、案内溝24の一端部と他端部とに夫
々案内溝24と直交する方向に連設されたロック溝24
a,24bに係止されることによって、ロックピン19
をロック位置とロック解除位置とに保持するようにした
ことを特徴とする。
【0006】請求項3は、請求項1又は2に記載のフッ
ク装置において、前記操作部材21は、ロックピン19
にこれと直交方向に螺入貫通されるネジ杆からなるもの
で、ロックピン19に螺入貫通したネジ杆21の先端部
を装置本体16に押し付けることによって、ロックピン
19を所要位置に固定できるようにしたことを特徴とす
る。
ク装置において、前記操作部材21は、ロックピン19
にこれと直交方向に螺入貫通されるネジ杆からなるもの
で、ロックピン19に螺入貫通したネジ杆21の先端部
を装置本体16に押し付けることによって、ロックピン
19を所要位置に固定できるようにしたことを特徴とす
る。
【0007】
【発明の実施の形態】図1は、図6に示すような貨物自
動車の荷台部2に設置される幌枠3を示したもので、こ
の幌枠3は、荷台部2の前端部と後端部とに夫々立設さ
れる支持枠7F,7Rと、両支持枠7F,7Rの前後に
対向する横杆6,6間に掛け渡されて枠組みされる2つ
の保護枠9,9と、からなる。前端側及び後端側の各支
持枠7F,7Rは、左右竪杆5,5と両竪杆5,5をつ
なぐ横杆6とによって下向きコ字状に形成されたもの
で、その高さが運転台1の後部窓8より低くなるように
設定されている。
動車の荷台部2に設置される幌枠3を示したもので、こ
の幌枠3は、荷台部2の前端部と後端部とに夫々立設さ
れる支持枠7F,7Rと、両支持枠7F,7Rの前後に
対向する横杆6,6間に掛け渡されて枠組みされる2つ
の保護枠9,9と、からなる。前端側及び後端側の各支
持枠7F,7Rは、左右竪杆5,5と両竪杆5,5をつ
なぐ横杆6とによって下向きコ字状に形成されたもの
で、その高さが運転台1の後部窓8より低くなるように
設定されている。
【0008】各保護枠9は、両側一対の縦材11,11
と、両縦材11,11をつなぐ複数の横材12と、各縦
材11の両端部に夫々取り付けられていて、支持枠7
F,7Rの横杆6あるいは竪杆5に嵌脱自在に掛止され
るようになっている本発明に係るフック装置13と、か
らなり、各横材12の両端部は夫々、図2に示すように
縦材11の軸芯周りに回転可能なジョイント14を介し
て縦材11に枢着されている。
と、両縦材11,11をつなぐ複数の横材12と、各縦
材11の両端部に夫々取り付けられていて、支持枠7
F,7Rの横杆6あるいは竪杆5に嵌脱自在に掛止され
るようになっている本発明に係るフック装置13と、か
らなり、各横材12の両端部は夫々、図2に示すように
縦材11の軸芯周りに回転可能なジョイント14を介し
て縦材11に枢着されている。
【0009】各フック装置13は、図3〜図5に詳細に
示すように、支持枠7F,7Rを形成する横杆(軸材)
6あるいは竪杆(軸材)5に対し嵌脱自在な断面円弧状
のフック部15を有する装置本体16と、前記フック部
15に開口するピン出没孔17から、支持枠7F,7R
の横杆6あるいは竪杆5にその径方向に開口形成された
ピン孔18に突入して装置本体16を横杆6あるいは竪
杆5に固定するロックピン19と、このロックピン19
を前記横杆6あるいは竪杆5のピン孔18に突入するロ
ック位置に保持するコイルバネ20と、このコイルバネ
20の付勢力に抗してロックピン19を前記ロック位置
から装置本体16のピン出没孔17に没入するロック解
除位置へ退避移動させるようにロックピン19に取り付
けられた操作部材21と、から構成される。
示すように、支持枠7F,7Rを形成する横杆(軸材)
6あるいは竪杆(軸材)5に対し嵌脱自在な断面円弧状
のフック部15を有する装置本体16と、前記フック部
15に開口するピン出没孔17から、支持枠7F,7R
の横杆6あるいは竪杆5にその径方向に開口形成された
ピン孔18に突入して装置本体16を横杆6あるいは竪
杆5に固定するロックピン19と、このロックピン19
を前記横杆6あるいは竪杆5のピン孔18に突入するロ
ック位置に保持するコイルバネ20と、このコイルバネ
20の付勢力に抗してロックピン19を前記ロック位置
から装置本体16のピン出没孔17に没入するロック解
除位置へ退避移動させるようにロックピン19に取り付
けられた操作部材21と、から構成される。
【0010】フック装置13の装置本体16は、前記フ
ック部15を一体に形成した外筒部16aと、この外筒
部16aに先端部分が内嵌されて固着された内筒部16
bとからなるもので、内筒部16bの軸芯に沿って形成
されたロックピンガイド孔22にロックピン19の後端
部側が摺動自在に挿入されると共に、このロックピン1
9とロックピンガイド孔22の奥壁部23との間に前記
コイルバネ20が介装され、このコイルバネ20の付勢
力によってロックピン19が前記横杆6あるいは竪杆5
のピン孔18に突入するロック位置に保持されるように
なっている。
ック部15を一体に形成した外筒部16aと、この外筒
部16aに先端部分が内嵌されて固着された内筒部16
bとからなるもので、内筒部16bの軸芯に沿って形成
されたロックピンガイド孔22にロックピン19の後端
部側が摺動自在に挿入されると共に、このロックピン1
9とロックピンガイド孔22の奥壁部23との間に前記
コイルバネ20が介装され、このコイルバネ20の付勢
力によってロックピン19が前記横杆6あるいは竪杆5
のピン孔18に突入するロック位置に保持されるように
なっている。
【0011】図3及び図4から分かるように、操作部材
21は、リング状の把手21aを有するネジ杆からなる
もので、装置本体16の外筒部16aと内筒部16bと
亘ってロックピン19の移動方向に長く形成された案内
溝24によってロックピン19の移動方向に案内される
と共に、その案内溝24の一端部(左端部)と他端部
(右端部)とに夫々案内溝24と直交する方向に連設さ
れたロック溝24a,24bに係止されることによっ
て、ロックピン19をロック位置とロック解除位置とに
夫々保持するようになっている。
21は、リング状の把手21aを有するネジ杆からなる
もので、装置本体16の外筒部16aと内筒部16bと
亘ってロックピン19の移動方向に長く形成された案内
溝24によってロックピン19の移動方向に案内される
と共に、その案内溝24の一端部(左端部)と他端部
(右端部)とに夫々案内溝24と直交する方向に連設さ
れたロック溝24a,24bに係止されることによっ
て、ロックピン19をロック位置とロック解除位置とに
夫々保持するようになっている。
【0012】また、この操作部材(ネジ杆)21は、図
示のようにロックピン19にその直径方向に螺入貫通さ
れていて、この操作部材21を更にねじ込んで先端部を
装置本体16の内筒部16b壁面に押し付けてゆくこと
により、ロックピン19が内筒部16bのロックピンガ
イド孔22の壁面に圧接し、操作部材21とロックピン
19と装置本体16とが一体化して、ロックピン19を
所要位置に固定できるようになっている。
示のようにロックピン19にその直径方向に螺入貫通さ
れていて、この操作部材21を更にねじ込んで先端部を
装置本体16の内筒部16b壁面に押し付けてゆくこと
により、ロックピン19が内筒部16bのロックピンガ
イド孔22の壁面に圧接し、操作部材21とロックピン
19と装置本体16とが一体化して、ロックピン19を
所要位置に固定できるようになっている。
【0013】このフック装置13を、保護枠9を形成す
る縦材11の端部に固着するには、図3及び図4に示す
ように、縦材11の端部を装置本体16の内筒部16b
に外嵌し、縦材11側から装置本体16の内筒部16b
に対しビス(図示省略)をねじ込むことによって、装置
本体16を縦材11の端部に固着する。尚、装置本体1
6の外筒部16aと内筒部16bとは、図示は省略する
が、外筒部16aから内筒部16bにねじ込まれたビス
によって互いに一体的に結合されている。
る縦材11の端部に固着するには、図3及び図4に示す
ように、縦材11の端部を装置本体16の内筒部16b
に外嵌し、縦材11側から装置本体16の内筒部16b
に対しビス(図示省略)をねじ込むことによって、装置
本体16を縦材11の端部に固着する。尚、装置本体1
6の外筒部16aと内筒部16bとは、図示は省略する
が、外筒部16aから内筒部16bにねじ込まれたビス
によって互いに一体的に結合されている。
【0014】上記のように構成されるフック装置13を
備えた保護枠9を両支持枠7F,7Rの前後に対向する
横杆6,6間に掛け渡して幌枠3を組み立てる際におけ
る、各フック装置13の使用方法について説明すると、
先ず、図4に示すように、操作部材21を案内溝24に
沿って右端部へ移動し、ロック溝24bに係止させてロ
ックピン19をロック解除位置に保持させた状態で、フ
ック部15を支持枠7F,7Rの横杆6に嵌合する。
備えた保護枠9を両支持枠7F,7Rの前後に対向する
横杆6,6間に掛け渡して幌枠3を組み立てる際におけ
る、各フック装置13の使用方法について説明すると、
先ず、図4に示すように、操作部材21を案内溝24に
沿って右端部へ移動し、ロック溝24bに係止させてロ
ックピン19をロック解除位置に保持させた状態で、フ
ック部15を支持枠7F,7Rの横杆6に嵌合する。
【0015】こうしてフック部15を支持枠7F,7R
の横杆6に嵌合したならば、操作部材21をロック溝2
4bから案内溝24に戻し入れた後、この操作部材21
を案内溝24に沿って左端部へ移動することにより、ロ
ックピン19が図3に示すようにフック部15のピン出
没孔17から横杆6のピン孔18に突入して、装置本体
16が横杆6に固定される。これにより、貨物自動車の
走行中に幌枠3が大きく振動して、その振動でフック装
置13の装置本体16がガタつくようなことがあって
も、フック部15が支持枠7F,7Rの横杆6から外れ
るおそれがない。またこの時、操作部材21を案内溝2
4の左端部のロック溝24aに係止させておけば、仮に
操作部材21に対しロックピン19の軸方向と平行方向
の外力が作用したとしても、ロックピン19がロック位
置からロック解除位置に移動する危険性がなく、より安
全となる。
の横杆6に嵌合したならば、操作部材21をロック溝2
4bから案内溝24に戻し入れた後、この操作部材21
を案内溝24に沿って左端部へ移動することにより、ロ
ックピン19が図3に示すようにフック部15のピン出
没孔17から横杆6のピン孔18に突入して、装置本体
16が横杆6に固定される。これにより、貨物自動車の
走行中に幌枠3が大きく振動して、その振動でフック装
置13の装置本体16がガタつくようなことがあって
も、フック部15が支持枠7F,7Rの横杆6から外れ
るおそれがない。またこの時、操作部材21を案内溝2
4の左端部のロック溝24aに係止させておけば、仮に
操作部材21に対しロックピン19の軸方向と平行方向
の外力が作用したとしても、ロックピン19がロック位
置からロック解除位置に移動する危険性がなく、より安
全となる。
【0016】またロックピン19が図3に示すようなロ
ック位置にあって且つロック溝24aに係止されている
時、操作部材21を締め込み方向にねじ込んで、その先
端部を装置本体16の内筒部16b壁面に押し付けてゆ
くと、ロックピン19が内筒部16bのロックピンガイ
ド孔22壁面に圧接されて、操作部材21とロックピン
19と装置本体16とが一体化し、それによってロック
ピン19はロック位置に完全に固定された状態となる。
従って、操作部材21にどの方向から外力が作用して
も、ロックピン19は、移動することがなく、ロック位
置に確固不動に固定されることになって、より一層安全
となる。
ック位置にあって且つロック溝24aに係止されている
時、操作部材21を締め込み方向にねじ込んで、その先
端部を装置本体16の内筒部16b壁面に押し付けてゆ
くと、ロックピン19が内筒部16bのロックピンガイ
ド孔22壁面に圧接されて、操作部材21とロックピン
19と装置本体16とが一体化し、それによってロック
ピン19はロック位置に完全に固定された状態となる。
従って、操作部材21にどの方向から外力が作用して
も、ロックピン19は、移動することがなく、ロック位
置に確固不動に固定されることになって、より一層安全
となる。
【0017】また、幌枠3の保護枠9を支持枠7F,7
Rから取り外す際には、各フック装置13の操作部材2
1を緩めて、この操作部材21を案内溝24に沿って右
端部へ移動し、ロック溝24bに係止させてロックピン
19をロック解除位置に保持させた状態にすれば、保護
枠9の取外し作業を迅速容易に行うことができる。
Rから取り外す際には、各フック装置13の操作部材2
1を緩めて、この操作部材21を案内溝24に沿って右
端部へ移動し、ロック溝24bに係止させてロックピン
19をロック解除位置に保持させた状態にすれば、保護
枠9の取外し作業を迅速容易に行うことができる。
【0018】図7は、図6のように組み立てられた幌枠
3に幌布4を張着した状態を示す。尚、保護枠9を、前
後両支持枠7F,7Rの前後に対向する竪杆5,5間、
及び又は横杆6,6間に掛け渡すことによって、幌枠3
を形成することもある。
3に幌布4を張着した状態を示す。尚、保護枠9を、前
後両支持枠7F,7Rの前後に対向する竪杆5,5間、
及び又は横杆6,6間に掛け渡すことによって、幌枠3
を形成することもある。
【0019】以上説明した実施形態は、貨物自動車の荷
台部2に幌枠3枠組みする際に、荷台部2の前後両端部
に立設した両支持枠7F,7R間に掛け渡される保護枠
9の端部を支持枠7F,7Rの横杆6あるいは竪杆5に
掛止固定するのに使用するフック装置13について説明
したが、本発明に係るフック装置は、作業足場等を軸材
によって枠組みする時に、足場枠間に掛け渡される足場
板等の端部を足場枠の軸材に掛止固定する場合にも適用
することができる。
台部2に幌枠3枠組みする際に、荷台部2の前後両端部
に立設した両支持枠7F,7R間に掛け渡される保護枠
9の端部を支持枠7F,7Rの横杆6あるいは竪杆5に
掛止固定するのに使用するフック装置13について説明
したが、本発明に係るフック装置は、作業足場等を軸材
によって枠組みする時に、足場枠間に掛け渡される足場
板等の端部を足場枠の軸材に掛止固定する場合にも適用
することができる。
【0020】
【発明の効果】請求項1に係る発明のフック装置は、軸
材に対し嵌脱自在なフック部を有する装置本体と、フッ
ク部に開口するピン出没孔から軸材のピン孔に突入して
装置本体を軸材に固定するロックピンと、このロックピ
ンを前記ピン孔に突入するロック位置に保持するバネ
と、このバネに抗してロックピンをロック位置からロッ
ク解除位置へ退避移動させるようにロックピンに取り付
けられた操作部材とからなるものであって、このフック
装置の使用時に、フック部が軸材に嵌合すると共に、ロ
ックピンが軸材のピン孔に突入するようになっているか
ら、フック本体が振動を受けたりしても不測にロック解
除状態となるおそれがなく、フック部が軸材に嵌合した
状態でロック位置を確実に保持できることになる。
材に対し嵌脱自在なフック部を有する装置本体と、フッ
ク部に開口するピン出没孔から軸材のピン孔に突入して
装置本体を軸材に固定するロックピンと、このロックピ
ンを前記ピン孔に突入するロック位置に保持するバネ
と、このバネに抗してロックピンをロック位置からロッ
ク解除位置へ退避移動させるようにロックピンに取り付
けられた操作部材とからなるものであって、このフック
装置の使用時に、フック部が軸材に嵌合すると共に、ロ
ックピンが軸材のピン孔に突入するようになっているか
ら、フック本体が振動を受けたりしても不測にロック解
除状態となるおそれがなく、フック部が軸材に嵌合した
状態でロック位置を確実に保持できることになる。
【0021】請求項2係る発明のフック装置によれば、
操作部材は、装置本体側の案内溝によってロックピンの
移動方向に案内されると共に、この案内溝の一端部と他
端部に夫々案内溝と直交する方向に連設されたロック溝
に係止されることによって、ロックピンをロック位置と
ロック解除位置に保持するようになっているから、仮に
操作部材に対しロックピンの軸方向と平行方向の外力が
作用したとしても、ロックピンがロック位置からロック
解除位置へ移動するおそれがなく、より安全となる。
操作部材は、装置本体側の案内溝によってロックピンの
移動方向に案内されると共に、この案内溝の一端部と他
端部に夫々案内溝と直交する方向に連設されたロック溝
に係止されることによって、ロックピンをロック位置と
ロック解除位置に保持するようになっているから、仮に
操作部材に対しロックピンの軸方向と平行方向の外力が
作用したとしても、ロックピンがロック位置からロック
解除位置へ移動するおそれがなく、より安全となる。
【0022】請求項3係る発明のフック装置によれば、
操作部材は、ロックピンに螺入貫通されるネジ杆からな
るもので、ロックピンに螺入貫通したネジ杆の先端部を
装置本体に押し付けて、ロックピンを所要位置に固定で
きるようになっているから、操作部材にどの方向から外
力が作用しても、ロックピンは移動することがなく、ロ
ック位置に確固不動に固定されることになって、より一
層安全となる。
操作部材は、ロックピンに螺入貫通されるネジ杆からな
るもので、ロックピンに螺入貫通したネジ杆の先端部を
装置本体に押し付けて、ロックピンを所要位置に固定で
きるようになっているから、操作部材にどの方向から外
力が作用しても、ロックピンは移動することがなく、ロ
ック位置に確固不動に固定されることになって、より一
層安全となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 貨物自動車の幌枠に適用した本発明のフック
装置を示す斜視図である。
装置を示す斜視図である。
【図2】 幌枠の保護枠をフック装置を介して支持枠の
横杆に取り付けている状態を示す斜視図である。
横杆に取り付けている状態を示す斜視図である。
【図3】 フック装置を示す縦断面図で、ロックピンが
ロック位置にある状態を示している。
ロック位置にある状態を示している。
【図4】 フック装置を示す縦断面図で、ロックピンが
ロック解除位置にある状態を示している。
ロック解除位置にある状態を示している。
【図5】 フック装置の外観斜視図である。
【図6】 貨物自動車の荷台部に設置された幌枠を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図7】 図6に示す幌枠に幌布を被せた状態での斜視
図である。
図である。
1 貨物自動車の運転台 2 貨物自動車の荷台部 3 幌枠 4 幌布 5 支持枠の竪杆(軸材) 6 支持枠の横杆(軸材) 7F 幌枠の前端側支持枠 7R 幌枠の後端側支持枠 8 運転台の後部窓 9 幌枠の保護枠 11 保護枠の縦材 12 保護枠の横材 13 フック装置 15 フック部 16 装置本体 17 ピン出没孔 18 ピン孔 19 ロックピン 20 コイルバネ 21 操作部材(ネジ杆) 24 案内溝 24a,24b ロック溝
Claims (3)
- 【請求項1】 支持枠等を形成する軸材に対し嵌脱自在
なフック部を有する装置本体と、前記フック部に開口す
るピン出没孔から前記軸材にその径方向に形成されたピ
ン孔に突入して装置本体を軸材に固定するロックピン
と、このロックピンを前記軸材のピン孔に突入するロッ
ク位置に保持するバネと、このバネの付勢力に抗してロ
ックピンを前記ロック位置から装置本体のピン出没孔に
没入するロック解除位置へ退避移動させるようにロック
ピンに取り付けられた操作部材と、からなるフック装
置。 - 【請求項2】 前記操作部材は、装置本体側に形成され
た案内溝によってロックピンの移動方向に案内されると
共に、案内溝の一端部と他端部とに夫々案内溝と直交す
る方向に連設されたロック溝に係止されることによっ
て、ロックピンをロック位置とロック解除位置とに保持
するようにした請求項1に記載のフック装置。 - 【請求項3】 前記操作部材は、ロックピンにこれと直
交方向に螺入貫通されるネジ杆からなるもので、ロック
ピンに螺入貫通したネジ杆の先端部を装置本体に押し付
けることによって、ロックピンを所要位置に固定できる
ようにした請求項1又は2に記載のフック装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000342362A JP2002144878A (ja) | 2000-11-09 | 2000-11-09 | フック装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000342362A JP2002144878A (ja) | 2000-11-09 | 2000-11-09 | フック装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002144878A true JP2002144878A (ja) | 2002-05-22 |
Family
ID=18816937
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000342362A Withdrawn JP2002144878A (ja) | 2000-11-09 | 2000-11-09 | フック装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002144878A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006000760A1 (en) * | 2004-06-23 | 2006-01-05 | Ultraframe (Uk) Limited | Improvements in and relating to construction of conservatory roofs |
JP2006056154A (ja) * | 2004-08-20 | 2006-03-02 | Tanakatadashi Senriyouten:Kk | 張設具 |
WO2007030068A1 (en) * | 2005-09-09 | 2007-03-15 | Notool Ab | Coupling device |
KR101168682B1 (ko) | 2010-01-28 | 2012-07-27 | 코오롱글로벌 주식회사 | 거더에 설치되는 작업발판 지지대 |
CN113574908A (zh) * | 2019-03-29 | 2021-10-29 | L-声学科技公司 | 外壳紧固模块 |
-
2000
- 2000-11-09 JP JP2000342362A patent/JP2002144878A/ja not_active Withdrawn
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006000760A1 (en) * | 2004-06-23 | 2006-01-05 | Ultraframe (Uk) Limited | Improvements in and relating to construction of conservatory roofs |
GB2430210A (en) * | 2004-06-23 | 2007-03-21 | Ultraframe Uk Ltd | Improvements in and relating to construction of conservatory roofs |
GB2430210B (en) * | 2004-06-23 | 2009-09-23 | Ultraframe Uk Ltd | Improvements in and relating to construction of conservatory roofs |
JP2006056154A (ja) * | 2004-08-20 | 2006-03-02 | Tanakatadashi Senriyouten:Kk | 張設具 |
WO2007030068A1 (en) * | 2005-09-09 | 2007-03-15 | Notool Ab | Coupling device |
KR101168682B1 (ko) | 2010-01-28 | 2012-07-27 | 코오롱글로벌 주식회사 | 거더에 설치되는 작업발판 지지대 |
CN113574908A (zh) * | 2019-03-29 | 2021-10-29 | L-声学科技公司 | 外壳紧固模块 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5704449A (en) | Scaffolding planks | |
US5464076A (en) | Wheel support for securing a wheel of a wheeled vehicle to a transport vehicle | |
CA2456586A1 (en) | Rail bar roof rack | |
US5487285A (en) | Lock with rod-shaped elements | |
KR20150022781A (ko) | 건설기계용 운전실 보호장치 | |
JP2002144878A (ja) | フック装置 | |
JP2006290030A (ja) | 建設機械用サイドミラー支持装置 | |
JP5019950B2 (ja) | タンクローリー | |
JP5553311B2 (ja) | セミトレーラの車体構造 | |
JP2002008613A (ja) | 車輌のバッテリー保護装置 | |
KR101528372B1 (ko) | 지게차의 보조포크 이탈 방지장치 | |
JP4098256B2 (ja) | 作業台 | |
JP3119325U (ja) | 自転車用ハンドルロック施錠装置 | |
JPH1160183A (ja) | フォークリフトトラックのウエイト脱着装置 | |
JP3949833B2 (ja) | 産業用無人ヘリコプター用キャリング装置 | |
JP3098256U (ja) | 吊り具 | |
KR200229352Y1 (ko) | 접지발판을 구비한 차량운반용 트럭 | |
KR200190135Y1 (ko) | 자동차의 스페어 타이어 캐리어 장치(spare tire carrier device of automobile) | |
JP3213552U (ja) | トラック荷台用の転落防止構造 | |
KR0120855Y1 (ko) | 시험차량 위치조정용 지그 | |
CN104943486A (zh) | 连挂器防盗装置 | |
KR200192423Y1 (ko) | 스페어 타이어 캐리어의 잠금장치 | |
JP4019214B2 (ja) | 梯子 | |
JP2002144880A (ja) | 貨物自動車 | |
JP2577551Y2 (ja) | トラクタにおける折りたたみ式二柱安全フレームのロック装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20080205 |