JP2002144219A - 研磨パッド及びその研磨パッドを用いた被加工物の研磨方法 - Google Patents

研磨パッド及びその研磨パッドを用いた被加工物の研磨方法

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JP2002144219A
JP2002144219A JP2000345954A JP2000345954A JP2002144219A JP 2002144219 A JP2002144219 A JP 2002144219A JP 2000345954 A JP2000345954 A JP 2000345954A JP 2000345954 A JP2000345954 A JP 2000345954A JP 2002144219 A JP2002144219 A JP 2002144219A
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義之 松村
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康行 板井
光一 ▲吉▼田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 研磨パッド表面上のでスラリーの流動軌跡を
考慮した形状、パターンの溝を形成することにより、ウ
エハ面内の平坦化と研磨レートを向上する。 【解決手段】 研磨パッドは、研磨パッドの略中心位置
から略半径方向に走るよう表面に複数本の溝が形成され
た、化学的機械研磨法による被加工物の研磨処理に用い
る研磨パッドである。それぞれの溝が研磨パッドの回転
方向と同方向に突状となるようカーブを描き、該研磨パ
ッドの半径をR(mm)とすると、該溝が、曲率半径が
R/2〜10R(mm)である突曲部を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体製造装置の
製造工程において、化学的機械的研磨加工(CMPプロ
セス)によりウエハ等の被加工物の平坦化処理などを行
うときに用いる研磨パッドに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の化学的機械研磨装置は、表面に研
磨パッドが接着された研磨プレートと、研磨パッドの表
面を目立てするためのドレッサーと、被加工物を保持す
るキャリアと、研磨スラリーを研磨パッド上に供給する
研磨スラリー供給装置と、を備えている。そして、研磨
パッドをドレッサーによりドレッシング(研削)した後
に、研磨プレート及びキャリアを回転させると共に、該
研磨スラリー供給装置のノズルから研磨パッドの中央部
に研磨スラリーを供給し、被加工物を研磨パッド上に押
圧することで被加工物表面の研磨を行う。
【0003】このような化学的機械研磨方法では、研磨
パッドのドレッシング時に発生する研磨パッドの削り屑
や、被加工物の研磨屑等を研磨パッドの外へ排出する必
要があるので、研磨作業中に、研磨スラリーを研磨パッ
ドの中央部に絶えず供給し、これらの不純物を研磨スラ
リーにより研磨パッドの外部へ排出するようにしてい
る。
【0004】しかし、研磨スラリーを供給して被加工物
の研磨を行う際に、研磨パッドの回転力による遠心力お
よび被加工物を研磨パッドに押し付けることから、ほと
んどの量の研磨スラリーは、被加工物の面内へ供給され
ず、研磨パッド上から押し出されて外部へ排出されると
いう結果になっており、高価な研磨スラリーを無駄にし
ている。
【0005】従来、上記の欠点を解消して研磨スラリー
を効率良く使用できるようにするために、表面に格子状
の溝を付けたものや、同心円状の複数の溝を設けた研磨
パッドが提案されている(例えば、特開平11−216
663号公報、特開平11−333699号公報)。
【0006】しかし、このような研磨パッドにおいて
も、研磨パッド上に供給されたスラリーの多くは溝から
溢れ出ており、従って、研磨パッドと被加工物との研磨
接触面内に侵入できず、その結果としてスラリーの性能
が十分発揮されず、研磨レートおよび被加工物面内の均
一性は最良なものとはいえなかった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の実状に
着目してなされたものであって、その目的とするところ
は、研磨パッド表面上のでスラリーの流動軌跡を考慮し
た形状、パターンの溝を形成することにより、ウエハ面
内の平坦化と研磨レートを向上した研磨パッドとその研
磨パッドを用いた被加工物の研磨方法を提供することに
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の研磨パッ
ドは、研磨パッドの略中心位置から略半径方向に走るよ
う表面に複数本の溝が形成された、化学的機械研磨法に
よる被加工物の研磨処理に用いる研磨パッドであって、
該それぞれの溝が研磨パッドの回転方向と同方向に突状
となるようカーブを描き、該研磨パッドの半径をR(m
m)とすると、該溝が、曲率半径がR/2〜10R(m
m)である突曲部を有し、そのことにより上記目的が達
成される。
【0009】請求項2記載の研磨パッドは、研磨パッド
の略中心位置から略半径方向に走るよう表面に複数本の
溝が形成された、化学的機械研磨法による被加工物の研
磨処理に用いる研磨パッドであって、該それぞれの溝が
研磨パッドの回転方向と同方向に突状となるようカーブ
を描き、該研磨パッドの非溝加工面に対する溝加工面の
面積比率が1%〜50%であり、そのことにより上記目
的が達成される。
【0010】請求項3記載の研磨パッドは、研磨パッド
の略中心位置から略半径方向に走るよう表面に複数本の
溝が形成された、化学的機械研磨法による被加工物の研
磨処理に用いる研磨パッドであって、該それぞれの溝が
研磨パッドの回転方向と同方向に突状となるようカーブ
を描き、該溝の深さが研磨パッド厚みの10〜80%で
あり、溝幅が200μm〜10mmであり、溝本数が1
0〜100本であり、そのことにより上記目的が達成さ
れる。
【0011】請求項4記載の研磨パッドを用いた被加工
物の研磨方法は、研磨パッドの略中心位置から略半径方
向に走るよう表面に複数本の溝が形成された研磨パッド
を用いて、被加工物を化学的機械研磨法により研磨処理
する方法であって、該それぞれの溝が研磨パッドの回転
方向と同方向に突状となるようカーブを描き、研磨中の
スラリー流量をF(ml/sec)、溝本数をN
(本)、溝断面積をS(mm 2)、定盤回転数をR(r
pm)としたときに、該溝を形成する曲線が以下の式
(4)を満たし、そのことにより上記目的が達成され
る。 Y=(πNRS/30F)X2 …(4) ただし、Xは、研磨パッドの中心位置から半径方向のX
座標の溝の変位を示し、Yは該X座標と直交するY座標
の溝の変位を示す。
【0012】本発明の作用は次の通りである。
【0013】ウエハ面内の平坦化と研磨レートを向上す
るためには、ウエハ面内に均一にスラリーを拡散させる
ことが重要である。従来の研磨パッドを使用して、スラ
リー流量を増加させた場合には、増加されたスラリーは
ウエハエッジ部分に溢れ、ウエハ中心部にまで浸透しに
くい。
【0014】本発明の研磨パッドでは、回転する研磨パ
ッド上に供給されたスラリーの流れの軌跡に沿って溝が
形成されていることにより、溝内に溜まったスラリーが
溝から溢れ出ることが抑えられて研磨パッドの略半径方
向外方へ移動することになり、その結果ウエハ中心部に
供給されるので、ウエハの平坦化と研磨効率を向上する
ことができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下本発明を詳細に説明する。
【0016】本発明で使用する研磨パッドは、一般に、
ポリウレタン等の発泡性樹脂を発泡硬化させて得られる
発泡体の表面をバフすることにより形成されている。研
磨パッドの表面には多数の空孔を有しており、ウエハ等
の被加工物と研磨パッドとの間に供給された研磨スラリ
ーが均一分散され、均一研磨が行えるようにされてい
る。
【0017】図2に示すように、研磨パッド1は、研磨
パッド本体2と、該研磨パッド本体2の表面に形成され
た略中心位置から略半径方向に走る複数本の溝3,3…
とを有している。各溝3は同じ形状、パターンに形成さ
れ、それぞれの溝3が研磨パッド1の回転方向(矢印A
方向)と同方向に突状となるようカーブを描いている。
つまり、各溝3は、研磨パッド本体2の略中心位置から
半径方向へいくにつれて、溝3の先端が回転方向Aに対
して反対方向へ次第に曲がり、図2の平面図でみると、
溝3全体としては回転方向Aへ突曲している。
【0018】その突曲の程度は、研磨パッドの回転速度
やスラリーの流量等を考慮して設定することができる
が、一般には、研磨パッドの半径をR(mm)とすると
き、溝3の突曲部3aの曲率半径はR/2〜10R(m
m)である。好ましい溝の突曲部の曲率半径は、1R〜
5R(mm)である。
【0019】このような形状の溝を有する研磨パッドで
は、例えば、研磨中のスラリー流量Fが0.2〜20
(ml/sec)、研磨パッドの回転数30〜200r
pmの条件下にて研磨パッドを使用する際、スラリーが
溝から溢れ出ることを抑えることができる。該溝の突曲
部の曲率半径がR/2(mm)未満又は10R(mm)
を超えるときは、このような効果が期待できない。
【0020】該溝の深さは、典型的には、研磨パッドの
厚みの10〜80%であり、溝幅は200μm〜10m
mであり、溝本数が10〜100本である。さらに好ま
しくは、溝の深さは、研磨パッドの厚みの40〜60%
であり、溝幅は1mm〜4mmであり、溝本数は20〜
40本である。溝の深さ、溝幅および溝本数がこれらの
条件を満たさない場合には、研磨中にスラリーが溝から
溢れ出やすくなる。
【0021】溝の断面形状は図3に示すような矩形状、
U字状、台形等であってもよい。
【0022】溝本数N(本)は多い方がより均一性、研
磨レートを向上することができる。
【0023】また、研磨パッドの非溝加工面に対する溝
加工面の面積比率は1%〜50%である。ここで、研磨
パッドの溝加工面の面積とは、研磨パッド表面に形成さ
れている全ての溝の底面の合計面積をいい、非溝加工面
の面積とは、その溝部分を除いた研磨パッド表面の面積
をいう。さらに好ましい研磨パッドの非溝加工面に対す
る溝加工面の面積比率は、30%〜50%である。研磨
パッドの非溝加工面に対する溝加工面の面積比率が1%
未満の場合および50%を超える場合には、研磨中にス
ラリーが溝から溢れ出やすくなる。
【0024】研磨パッドの中央部には溝が集合して凹部
が形成されている。
【0025】次に、上記構成の研磨パッドを用いて、ウ
エハ等の被加工物を化学的機械研磨法により研磨する方
法を説明する。
【0026】研磨中のノズルより吐出されるスラリー流
量をF(ml/sec)、研磨パッド表面に形成された
溝本数をN(本)、溝断面積をS(mm2)、溝内での
スラリーの流速をV(mm/sec)、研磨パッドを貼
り付けた定盤回転数をR(rpm)とするとき、V=F
/(NS)(mm/sec)と定義することができる。
【0027】次に、図1に示すように、パッドの中心O
点から、任意の外周部P点を取り、直線OPを定義す
る。このとき、O点からP点の方向へ流れるスラリーの
速度は、V=F/(NS)(mm/sec)である。
【0028】ここで、O点を起点とした時間t=0を定
義する。これにより、直線OP上でのO点を起点とした
スラリーの変位をXとしたとき、式(1)となる。
【0029】X=Vt……(1) 次に、直線OP上での変位Xの点をQ点とする。このQ
点での直線OPに垂直な方向のパッドの速度成分をVq
とする。この速度成分Vqは次式(2)で表せる。
【0030】Vq=(2πR/60)×X ……(2) また、Q点での速度成分Vqにより、t秒後のスラリー
の変位をYとすると、式(3)が得られる。
【0031】 Vq=(2πR/60)×Vt2 ……(3) 式(1)、式(3)により次式(4)が得られる。
【0032】 Y=2πRX2/(60V) =(πNRS/30F)X2 ……(4)
【0033】以上のことから、研磨中のスラリー流量を
F(ml/sec)、溝本数をN(本)、溝断面積をS
(mm2)、定盤回転数をR(rpm)としたときに、
研磨パッド表面に形成された溝の曲線が上式(4)を満
たせば、溝がスラリーの研磨中における流動軌跡に沿っ
て形成され、かつ所定量のスラリーが溝内に存在するこ
とになるので、研磨中におけるスラリーの溝からの溢れ
を抑えることができる。その結果、ウエハ面内に研磨砥
粒を行き渡らせることができる。
【0034】ただし、式(4)中、Xは、研磨パッドの
中心位置から半径方向のX座標の溝の変位を示し、Yは
該X座標と直交するY座標の溝の変位を示している。
【0035】なお、本発明の研磨パッドは、半導体製造
プロセスにおいて化学的機械的研磨加工(CMPプロセ
ス)によりウエハ等の被加工物の平坦化処理を行うとき
に用いる以外に、以下の用途にも用いることができる。
【0036】シリコンウエハに対する一次研磨(特にS
ubaパッド、MHパッド)、二次研磨(特にSuba
パッド、MHパッド)、ファイナル研磨用パッド、アル
ミ磁気ディスク研磨用パッド、液晶用ガラス研磨用パッ
ド(特にMHパッド)等。
【0037】また、被研磨物としては以下があげられ
る。
【0038】(1)シリコン 具体的には、ポリッシュドウエハ、拡散ウエハ、エピウ
エハがあり、これらの主用途としては、IC基板、ディ
スクリートがある。
【0039】さらに、ダミーまたはモニターウエハ、再
生ウエハ、バックサイドポリッシュドウエハがあり、こ
れらの主用途としては、テスト用ウエハ、パターン付き
ICあがる。
【0040】さらに、SiO2、ポリシリコン、金属層
間膜があり、これらの主用途としては、上述したCMP
がある。
【0041】(2)化合物 ガリウム砒素(GaAs)、ガリウム燐(GaP)、イ
ンジウム燐(InP)があり、これらの主用途として
は、可視LED、赤外LED、FET、ICがある。
【0042】(3)酸化物 タンタル酸リチウム、ニオブ酸リチウム、GGGがあ
り、これらの主用途としてはSAWフィルターがある。
【0043】(4)ガラス TFT、STN、SOG、フォトマスク、オプチカルフ
ラットガラス、TVフェイス(テレビフラウン管)があ
り、これらの主用途としては、カラー液晶基板、液晶基
板、半導体基板、ステッパー用プリズム、カラーテレビ
がある。
【0044】(5)磁気ディスク アルミニウム、強化ガラス、カーボンがあり、これらの
主用途としては、ハードディスクがある。
【0045】(6)その他 サファイヤ、セラミックス、フェライト、ステンレス、
水晶、カラーフィルタがあり、これらの主用途として
は、半導体基板、電子基板、振動子、カラー液晶があ
る。
【0046】
【実施例】以下、本発明を実施例により詳細に説明す
る。
【0047】(実施例1)厚さ1.27mmの研磨パッ
ドに、溝深さ0.6mm、溝幅2mmの溝加工を、研磨
パッドの中心から放射状に33本曲線加工した。
【0048】スラリー流量F=2(ml/sec)、溝
本数N=33(本)、溝断面積をS=1.2(mm
2)、溝内でのスラリーの流速をV=5.05×10−
2(mm/sec)、定盤回転数をR=60(rpm)
とした。
【0049】このときの、溝の曲線式はY=62.2X
2 であり、上式(4)を満足した。
【0050】次に、この研磨パッドを用いて、熱酸化膜
付きシリコンウエハ表面を所定条件で研磨した。
【0051】その結果、従来溝加工のパッド(同心円状
の溝が形成されたパッド)に比べ、熱酸化膜付きシリコ
ンウエハの研磨レートが65%増加し、かつ研磨均一性
については同等であることが確認された。
【0052】
【発明の効果】本発明によれば、以下の効果がある。 (1)従来の溝加工方法では、研磨パッド表面に供給さ
れたのスラリーの流動軌跡を考慮していなかったが、本
発明のパッドでは、スラリーの流動軌跡を考慮して溝加
工を行うことにより、ウエハ面内の平坦化と研磨効率の
改善を図ることができる。 (2)研磨効率が上がり、ウエハと研磨パッドとの圧着
加重を下げた研磨が可能となるのでウエハ表面へのスト
レスが少なくなる。 (3)スラリーを有効に利用できるので製造コストを低
下できる。 (4)溝加工曲線として上式(4)を用いることによ
り、研磨条件(定盤回転数、スラリー流量、溝加工)を
考慮に入れた溝加工が可能になる。
【0053】その結果、研磨中にウエハエッジ部分から
溢れていたスラリーも効率良くウエハ中心部に供給さ
れ、ウエハの平坦化と研磨効率の向上に寄与できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】研磨パッド上に形成された溝の曲線を示す式
(4)を説明する図である。
【図2】本発明の研磨パッドの一実施例の平面図であ
る。
【図3】溝部分を示すの断面図である。
【符号の説明】
1 研磨パッド 2 パッド本体 3 溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ▲吉▼田 光一 奈良県大和郡山市池沢町172 ロデール・ ニッタ株式会社奈良工場内 Fターム(参考) 3C058 AA07 AA09 AC04 CB01 DA17

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 研磨パッドの略中心位置から略半径方向
    に走るよう表面に複数本の溝が形成された、化学的機械
    研磨法による被加工物の研磨処理に用いる研磨パッドで
    あって、 該それぞれの溝が研磨パッドの回転方向と同方向に突状
    となるようカーブを描き、該研磨パッドの半径をR(m
    m)とすると、該溝が、曲率半径がR/2〜10R(m
    m)である突曲部を有する、研磨パッド。
  2. 【請求項2】 研磨パッドの略中心位置から略半径方向
    に走るよう表面に複数本の溝が形成された、化学的機械
    研磨法による被加工物の研磨処理に用いる研磨パッドで
    あって、 該それぞれの溝が研磨パッドの回転方向と同方向に突状
    となるようカーブを描き、該研磨パッドの非溝加工面に
    対する溝加工面の面積比率が1%〜50%である、研磨
    パッド。
  3. 【請求項3】 研磨パッドの略中心位置から略半径方向
    に走るよう表面に複数本の溝が形成された、化学的機械
    研磨法による被加工物の研磨処理に用いる研磨パッドで
    あって、 該それぞれの溝が研磨パッドの回転方向と同方向に突状
    となるようカーブを描き、 該溝の深さが研磨パッド厚みの10〜80%であり、溝
    幅が200μm〜10mmであり、溝本数が10〜10
    0本である研磨パッド。
  4. 【請求項4】 研磨パッドの略中心位置から略半径方向
    に走るよう表面に複数本の溝が形成された研磨パッドを
    用いて、被加工物を化学的機械研磨法により研磨する方
    法であって、 該それぞれの溝が研磨パッドの回転方向と同方向に突状
    となるようカーブを描き、 研磨中のスラリー流量をF(ml/sec)、溝本数を
    N(本)、溝断面積をS(mm2)、定盤回転数をR
    (rpm)としたときに、該溝を形成する曲線が以下の
    式(4)を満たす、方法: Y=(πNRS/30F)X2 …(4) ただし、Xは、研磨パッドの中心位置から半径方向のX
    座標の溝の変位を示し、Yは該X座標と直交するY座標
    の溝の変位を示す。
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