JP2002144185A - 中間バッファ部材 - Google Patents

中間バッファ部材

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JP2002144185A
JP2002144185A JP2000335877A JP2000335877A JP2002144185A JP 2002144185 A JP2002144185 A JP 2002144185A JP 2000335877 A JP2000335877 A JP 2000335877A JP 2000335877 A JP2000335877 A JP 2000335877A JP 2002144185 A JP2002144185 A JP 2002144185A
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JP
Japan
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buffer member
intermediate buffer
mounting table
articulated robot
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Withdrawn
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JP2000335877A
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English (en)
Inventor
Yuji Kawazoe
雄司 河添
Maki Kawamura
真樹 川村
Tadayuki Oge
忠行 大毛
Kazuharu Takamura
一春 高村
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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  • Automatic Assembly (AREA)
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  • Multi-Process Working Machines And Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】ワーク同士を互いに干渉させることがなく該ワ
ークの載置・搬送作業をスムーズに行うことができ、し
かも、アームを円滑且つ効率的に作動させることにあ
る。 【解決手段】ワーク載置台50の上面部に、奥側から手
前側に向かって高さ方向の寸法が徐々に低くなり、雛壇
状に形成された複数の段部からなる第1乃至第5載置部
52a〜52eを有する中間バッファ部材24を設け
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、自動化設
備に配設される多関節ロボット等に使用され、加工工程
中の中間品を一時的にストックすることが可能な中間バ
ッファ部材に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、例えば、自動化ラインを構成
する組立自動化設備、加工自動化設備等には、トランス
ファーマシンや多関節ロボット等が用いられている。前
記自動化ラインには、ワークに対して種々の加工作業を
施す複数の加工ステーションが設けられ、複数の加工ス
テーションに沿ってワークが移行されることにより所望
の加工がなされ、最終的に完成された製品が得られる。
【0003】この場合、各加工ステーションにおける加
工内容や加工条件等が異なるためにワークに対する加工
時間が相違し、ライン化された各加工ステーションにお
ける前工程と後工程との間でワークを搬送する際の時間
調整を行う必要がある。また、ライン化された各ステー
ション間におけるマシントラブルや治具の交換作業等に
対応させる必要がある。
【0004】そこで、従来では、ライン化された各ステ
ーションの間にバッファを設け、加工仕掛かり品を一時
的にストックすることが行われている(例えば、特開平
3−43124号公報等参照)。このバッファは、加工
ラインのサイドで特別な形状によって特殊載置治具を必
要とする場合を除いて、ワーク載置台の平面上に必要数
量を整列させて加工仕掛かり品をストックするように構
成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ワーク載置
台の平面上にワークを整列させてストックする従来技術
に係るバッファを用いた場合、多関節ロボットが定置タ
イプによって構成され、そのアームの可動範囲が限定さ
れているのが通常である。
【0006】前記多関節ロボットのアームによってワー
クを把持して搬送する際、例えば、ワークの形状によっ
て載置位置の手前側と奥側との搬送作業、特に、奥側の
ワーク搬送作業では、アームの一部が同一平面上に整列
された他のワークに干渉するおそれがあるため、アーム
に追加運動機能を付加することにより該アームの作動時
間が長くなり、加工ラインの自動化作業を効率的に遂行
することができないという問題がある。
【0007】本発明は、前記の問題を考慮してなされた
ものであり、ワーク同士を互いに干渉させることがなく
該ワークの載置・搬送作業をスムーズに行うことがで
き、しかも、アームを円滑且つ効率的に作動させること
が可能な中間バッファ部材を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本発明は、複数の加工ステーションの中間位置に
配置され、加工工程中の中間品を一時的にストックする
ことが可能な中間バッファ部材において、ワークを把持
して所定の位置に移送する搬送手段の作動範囲内に設け
られたワーク載置台からなり、前記ワーク載置台の上面
部には、前記搬送手段から最も離間する奥側の後段部と
前記搬送手段から最も近接する手前側の前段部とを有
し、前記後段部から前記前段部に向かって高さ方向の寸
法が徐々に低くなる雛壇状に形成された複数の段部が設
けられることを特徴とする。
【0009】なお、前記搬送手段として、多関節ロボッ
ト装置またはトランスファーマシンを用いるとよい。
【0010】本発明によれば、ワーク載置台の上面部に
後段部から前段部に向かって高さ方向の寸法が徐々に低
くなる雛壇状に形成された複数の段部を設け、前記複数
の段部にワークが整列した状態で載置される。
【0011】この場合、ワーク載置台の上面部が雛壇状
に形成されているため、ワーク同士を互いに干渉させる
ことがなくワークの載置・搬送作業をスムーズに行うこ
とができる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明に係る中間バッファ部材に
ついて好適な実施の形態を挙げ、添付の図面を参照しな
がら以下詳細に説明する。
【0013】図1において、参照数字10は、本発明の
実施の形態に係る中間バッファ部材が組み込まれたワー
ク搬送システムを示す。
【0014】このワーク搬送システム10は、搬送手段
として機能する多関節ロボット装置12と、前記多関節
ロボット装置12の一方側に配置され、前工程で加工さ
れたワーク14が載置される第1平面部16が設けられ
た第1載置台18と、前記多関節ロボット装置12の他
方側に配置され、後工程に搬送する前のワーク14が載
置される第2平面部20が設けられた第2載置台22
と、前記多関節ロボット装置12に近接する第1載置台
18と第2載置台22との間に配置される中間バッファ
部材24とを有する。
【0015】前記多関節ロボット装置12は、図2に示
されるように、駆動部26と、前記駆動部26の駆動作
用下に支軸28を中心として周方向(矢印A方向)に沿
って回動し、しかも、第1関節30および/または第2
関節32を支点として矢印B、C方向に所定角度回動す
るロボット本体部34と、軸線を中心として周方向(矢
印D方向)に沿って回動するとともに、第3関節36を
支点として矢印E方向に所定角度だけ回動自在に設けら
れたアーム部38とを含む。
【0016】前記アーム部38の一端部には、ワーク1
4を把持する爪部40a、40bを有する第1および第
2チャック機構42a、42bが並設され、前記第1お
よび第2チャック機構42a、42bは、アーム部38
の支軸44を中心として矢印F方向に回動自在に設けら
れている。
【0017】前記第1載置台18に近接する部位には、
前工程において既に所望の加工がなされたワーク14を
該第1載置台18に搬送するローダー機構46が設けら
れ、前記ローダー機構46の搬送作用下に、一組のワー
ク14が第1平面部16に略平行に載置される(図2参
照)。
【0018】なお、本実施の形態では、図4および図5
に示されるように、カップ部48aとピン部48bとが
一体的に形成された等速ジョイントの外輪部材をワーク
14として使用し、前記ピン部48bを一組の爪部40
a、40bによって把持している。
【0019】前記中間バッファ部材24は、図4および
図5に示されるように、整列した状態で複数のワーク1
4がストック可能に設けられたワーク載置台50からな
り、前記ワーク載置台50の上面部には、多関節ロボッ
ト装置12に近接するにしたがって高さ方向の寸法が徐
々に低くなる階段状乃至雛壇状に形成された第1乃至第
5載置部52a〜52eが設けられる。
【0020】換言すると、中間バッファ部材24の上面
部に形成された第1乃至第5載置部52a〜52eは、
多関節ロボット装置12のアーム部38のハンドリング
可動範囲(図1中の二点鎖線G)内にあり、ロボット本
体部34から最も離間する奥側の第1載置部52aが最
も高く設定されているとともに、ロボット本体部34に
最も近接する手前側に向かって徐々に一定の高さで低く
なるように設定された前下がりの複数の段部によって構
成されている。
【0021】なお、載置部の段数は、5段に限定される
ものではなく、ワーク14の数量等に対応させて複数段
に形成するとよい。
【0022】前記第1乃至第5載置部52a〜52e
は、ワーク14である外輪部材の直径に対応する所定の
奥行き寸法からなり、且つ、水平方向に沿って載置され
るワーク14の数量に対応して所定の幅寸法からなる平
面部によってそれぞれ形成されている。
【0023】また、前記第1乃至第5載置部52a〜5
2eにおいて、その隣接する載置部の高さ方向の寸法
は、図5に示されるように、上段側に載置された外輪部
材のカップ部48aと下段側に載置された外輪部材のピ
ン部48bの端部との間が所定間隔Tだけ離間するよう
に設定されている。
【0024】本発明の実施の形態に係る中間バッファ部
材24が組み込まれたワーク搬送システム10は、基本
的には以上のように構成されるものであり、次にその動
作並びに作用効果について説明する。
【0025】前工程において所望の加工がなされた一組
のワーク14は、ローダー機構46によって第1載置台
18の第1平面部16に略平行に載置される。続いて、
駆動部26の駆動作用下に多関節ロボット装置12を作
動させ、アーム部38に設けられたチャック機構42
a、42bによって前記第1平面部16に載置された一
組のワーク14をそれぞれ把持する。
【0026】多関節ロボット装置12のチャック機構4
2a、42bによって把持された一組のワーク14は、
中間バッファ部材24の第1乃至第5載置部52a〜5
2eの所定位置に載置される。このようにして、第1載
置台18の第1平面部16に載置された一組のワーク1
4は、多関節ロボット装置12を介して、中間バッファ
部材24の第1乃至第5載置部52a〜52eの所定位
置に順次載置される。
【0027】一方、後工程にワーク14を移送するため
に、中間バッファ部材24の第1乃至第5載置部52a
〜52eに載置されたワーク14を多関節ロボット装置
12によって把持するとともに、第2載置台22の第2
平面部20まで搬送する。前記第2平面部20に載置さ
れた一組のワーク14は、図示しない搬送装置によって
後工程を行う所定位置まで搬送される。
【0028】このように、各加工ステーションにおける
加工内容や加工条件等によってワーク14に対する加工
時間が相違する場合であっても、中間バッファ部材24
を設けることにより、ライン化された各加工ステーショ
ンにおける前工程と後工程との間でワーク14を搬送す
る際の時間調整を行うことができる。また、前記中間バ
ッファ部材24を設けることにより、ライン化された各
ステーション間におけるマシントラブルや治具の交換作
業等に容易に対応させることができる。
【0029】本実施の形態では、中間バッファ部材24
のワーク載置面を奥側から手前側に向かって雛壇状に形
成することにより、第1載置台18に載置されたワーク
14を中間バッファ部材24に移送して第1乃至第5載
置部52a〜52eに載置する際、並びに、中間バッフ
ァ部材24の第1乃至第5載置部52a〜52eに載置
されたワーク14を第2載置台22の第2平面部20に
移送する際にワーク14同士を互いに干渉させることが
なく該ワーク14の載置・搬送作業をスムーズに行うこ
とができる。
【0030】また、ワーク載置面を同一平面状に形成し
た従来技術と比較して、本実施の形態では、中間バッフ
ァ部材24のワーク載置面を奥側から手前側に向かって
雛壇状に形成することにより、アーム部38を円滑且つ
効率的に作動させることができる。
【0031】この結果、本実施の形態では、加工ライン
の自動化作業を効率的に遂行することができるという利
点がある。
【0032】なお、本実施の形態では、2個のワークを
一組とした配置・搬送作業として説明したが、これに限
定されるものではなく、単一のワークの配置・搬送作業
であっても同様であることはいうまでもない。
【0033】
【発明の効果】本発明によれば、以下の効果が得られ
る。
【0034】すなわち、中間バッファ部材のワーク載置
面を奥側から手前側に向かって雛壇状に形成することに
より、ワーク同士を互いに干渉させることがなく該ワー
クの載置・搬送作業をスムーズに行うことができる。
【0035】また、ワーク載置面を同一平面状に形成し
た従来技術と比較して、多関節ロボット装置のアーム部
を円滑且つ効率的に作動させることができる。
【0036】この結果、加工ラインの自動化作業を効率
的に遂行することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る中間バッファ部材が
組み込まれたワーク搬送システムの概略構成平面図であ
る。
【図2】図1に示すワーク搬送システムの側面図であ
る。
【図3】図1に示すワーク搬送システムの側面図であ
る。
【図4】図1の中間バッファ部材にワークが載置された
状態を示す斜視図である。
【図5】図4の一部省略側面図である。
【符号の説明】
10…ワーク搬送システム 12…多関節ロボ
ット装置 14…ワーク 18、22…載置
台 24…中間バッファ部材 38…アーム部 42a、42b…チャック機構 50…ワーク載置
台 52a〜52e…載置部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大毛 忠行 栃木県真岡市松山町19 本田技研工業株式 会社栃木製作所内 (72)発明者 高村 一春 栃木県真岡市松山町19 本田技研工業株式 会社栃木製作所内 Fターム(参考) 3C030 DA24 3C033 AA06 BB00 HH05 3C042 RE06 3D114 AA06 DA05 FA02 JA18

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の加工ステーションの中間位置に配置
    され、加工工程中の中間品を一時的にストックすること
    が可能な中間バッファ部材において、 ワークを把持して所定の位置に移送する搬送手段の作動
    範囲内に設けられたワーク載置台からなり、前記ワーク
    載置台の上面部には、前記搬送手段から最も離間する奥
    側の後段部と前記搬送手段から最も近接する手前側の前
    段部とを有し、前記後段部から前記前段部に向かって高
    さ方向の寸法が徐々に低くなる雛壇状に形成された複数
    の段部が設けられることを特徴とする中間バッファ部
    材。
  2. 【請求項2】請求項1記載の部材において、 前記搬送手段は、多関節ロボット装置またはトランスフ
    ァーマシンからなることを特徴とする中間バッファ部
    材。
JP2000335877A 2000-11-02 2000-11-02 中間バッファ部材 Withdrawn JP2002144185A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007064676A (ja) * 2005-08-29 2007-03-15 Hitachi Koki Co Ltd 自動分注装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007064676A (ja) * 2005-08-29 2007-03-15 Hitachi Koki Co Ltd 自動分注装置

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