JP2002144043A - ティグアークトーチ - Google Patents
ティグアークトーチInfo
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Abstract
電流によるティグ溶接を安価にかつ容易に行うことがで
き、タングステン電極の側面にアークが発生するのを防
止できるティグアークトーチを提供する。 【解決手段】 中継ブロック5に一端が支持された支柱
7の先端に取り付けられ、冷却水路91中を流れる冷却
水により冷却された板状の電極保持部材9に穿設された
電極保持溝90にタングステン電極4を嵌挿し、板ばね
20で押圧保持させたティグトーチ1を母材2a,2b
の開先10の中に導き、遮蔽筒6の内部から遮蔽ガスを
流下させ、ガス孔92からワーキングガスをアーク発生
部に向けて流出させつつ、タングステン電極4の先端と
開先10底部との間にアーク放電を発生させるティグア
ーク溶接を行うようにした。
Description
いられ、特に、狭開先内でのティグ(タングステン・イ
ナート・ガス)溶接に好適に用いられるティグアークト
ーチに関する。
て開先幅が6mmというような非常に狭い溶接溝内でティ
グ(TIG)溶接すると、溶接変形や残留応力が小さ
く、しかも、溶接作業時間も短くて済むことが期待でき
るので、かかる分野での技術開発がいろいろと進められ
ている。
を用いた溶接方法を示す溶接部の断面図である。母材2
の開先10の表面側に配置されたティグトーチ1はセン
ターノズル8と、その外側を覆うように配設されたシー
ルドノズル3を具えていて、センターノズル8の中心部
には丸針状のタングステン電極4が電極保持部材9によ
り上下動可能に保持されている。センターノズル8の内
部には上方よりタングステン電極4に沿って流下するヘ
リウムより成る高速のセンターガスGc が流されてい
て、これによりタングステン電極4先端に形成されたア
ークAc を冷却する共に、母材2の溶融能力の増強を図
っている。また、シールドノズル3の内部には上方より
アルゴンガスより成るアウターガスGo が流下してい
て、溶接部を遮蔽する効果を果たしている。溶接作業時
には母材2の表面側にシールドノズル3を配置し、電極
保持部材9に装着されたタングステン電極4を下方に垂
下させて開先10底まで届くように延ばし、その先端部
に発生したアークAc により母材2を溶融して融着させ
る。
にもなると、電極保持部材9の先端からタングステン電
極4の先端までの長さ(突出し長さ)が60mm以上にな
るため、例えば、300Aのアーク電流を流そうとする
と、直径が3.2mmのタングステン電極4を使用して
も、電極線中の抵抗発熱量が多く、過熱溶融の虞がある
ため実用に供することはできない。従って、実際の溶接
作業に用いる場合にはアーク電流は例えば、200A程
度の低い電流値に設定せざるを得ず、その結果、母材溶
接能力が低下し、作業効率の低下を招くことになる。
く、タングステン電極4の電極線に直径4.0mmのもの
を用いようとすると、6mmの開先幅に対して両側の間隔
は1mmずつしか取ることができない。しかも、上述のよ
うに、電極線中の抵抗発熱量が多いため、タングステン
電極4の突出し長さの1/2位の箇所でも1000゜C
近い高温になる。そして、当該箇所を電気絶縁材料で被
覆することも難しいので、露出したタングステン電極4
の側面をアークAc が這い上がってしまうため、溶接で
きなくなってしまう。
発熱の問題を回避するための工夫として、例えば、特開
平10−76367号公報にはタングステン電極とし
て、断面形状が溶接線方向に長い長方形の板状電極を用
いた発明が開示されている。図8は当該発明に係る溶接
部の要部をその一部を切り欠いて示す斜視図である。同
図に示すように、母材2a、2bの間に形成された狭い
開先10中に図示しない電極保持部材により保持されて
挿入された板状のタングステン電極4の先端部は点状に
尖らせてあり、ワイヤガイド15により案内されて送出
された添加ワイヤ14a,14bの先端部との間に形成
されたアークにより溶接が行われる。しかしながら、こ
のような工夫を施してもタングステン電極4の突出し長
さの1/2位の箇所はやはり1000゜C近い高温にな
り、アークがしばしばタングステン電極4の側面を這い
上がってしまう。
止した技術としては特開平10−28667号公報に、
図9および図10にそれぞれ正面図および側面図として
示したタングステン電極4を薄い平板状にすると共に、
その先端部を残して外表面に絶縁性セラミックを溶射し
て被覆したティグトーチの発明が開示されている。しか
し、このような特殊な電極は非常に高価であるばかりで
なく、被覆したセラミックが熱履歴により剥がれ易く耐
久性に乏しいという欠点がある。このように、母材の間
に形成された開先間に長く延ばしたタングステン電極を
挿入して母材を溶接する溶接方式は開先幅が例えば、6
mm以下のように狭く、母材の板厚が例えば、100mmを
越えるような、従って、開先底が深い鋼材の溶接を行う
場合には上述のように、タングステン電極内部での抵抗
発熱量が多過ぎて適用することができない。
mmを越すような鋼材の溶接に適した狭開先ティグ溶接方
法を開発し、特公平3−69629号公報に開示した。
図11および図12はそれぞれ同公報に開示された発明
に係るティグトーチ1の正面図および側面図である。電
極保持部材9により終端が締着されたタングステン電極
4はティグトーチ1の先端に取り付けられ、水冷された
銅製の通電チップ19に穿設された丸孔191内に挿通
され、これに平行に設けられた板ばね20に突設された
突起201が押圧接触して通電するような構造になって
いる。なお、電極保持部材9は上下動可能に支持されて
いて、溶接作業中にも タングステン電極4の突出し長
さを調整できるようになっている。そして、タングステ
ン電極4の先端と添加ワイヤ14の先端付近には遮蔽ガ
スノズル23a,23bから遮蔽ガスが吹き付けて、ア
ークによる酸化を防止するようになっている。
図12に示すティグトーチ1の厚さは通電チップ19の
厚さと同じであり、通電チップ19はタングステン電極
4の周囲を囲むような構造になっているので、通電チッ
プ19の厚さはタングステン電極4の直径よりも片側で
1mm 、両側で2mm 位厚くなる。例えば、直径2.4mm
のタングステン電極4を用いた時は、通電チップ19の
厚さは約4mmになり、直径3.2mmのタングステン電極
4を用いた時は、通電チップ19の厚さは約5mmにな
る。従って、これらのティグトーチ1は開先幅が7mm〜
14mm程の開先の溶接には適しているが、開先幅が6mm
以下の開先の溶接には適しておらず、敢えてこのような
狭い開先幅の開先の溶接に用いる場合は、アーク電流を
250A以下の低電流で駆動しなければならなかった。
グステン電極4を挿入して溶接することを基本にしてい
るため、大きなアーク電流で開先幅が6mm以下の開先の
溶接を行うことは困難であり、長いタングステン電極4
の側面を絶縁被覆することも難しかった。また、狭い開
先幅の開先の溶接を行うための工夫として提案された板
状電極やセラミック被覆したタングステン電極は非常に
高価であるため、実用的ではなかった。
ても大きなアーク電流によるティグ溶接を安価にかつ容
易に行うことができ、タングステン電極の側面にアーク
が発生するのを防止できるティグアークトーチを提供す
ることにある。また、本発明の他の目的は1本のタング
ステン電極の焼損寿命を延長できると共に、タングステ
ン電極の先端が母材に融着してもタングステン電極を電
極保持部材から容易に取り外すことができるティグアー
クトーチを提供することにある。
に本発明は、タングステン電極が電極保持部材の扁平面
に露出した状態で保持されるようにしたものであり、好
ましくは、電極保持部材の扁平面間の厚さをタングステ
ン電極の露出部分の径以下とし、タングステン電極は電
極保持部材の下端部に穿設された電極保持溝内に嵌入
し、該電極保持溝に対する押圧力により圧接保持され、
さらに、一端が電極保持部材の内部でタングステン電極
の後端部に当接し、該タングステン電極の後端位置を調
整すべく、上下動可能に保持された突出し部材を有し、
電極保持部材の扁平面のタングステン電極の露出部分以
外の位置に、前記扁平面から突出する絶縁性の案内ピン
を設けたものである。
例を詳細に説明する。図1は本発明の実施例に係るティ
グアーク溶接トーチの正面図、図2は同じく、ティグア
ーク溶接トーチの開先中に挿入された状態での側面図、
図3は図1の切断線A−Aに沿ったティグトーチ1の断
面図である。これらの図において、5は図示しないトー
チスタンドに支持され、図示しないアーク電源からのア
ーク電流が導かれる黄銅製の中継ブロック、6は内部に
遮蔽ガスが流出する高さが40mm程の遮蔽筒、7は一端
が中継ブロック5に一体的に支持され、他端がクロム銅
から成る電極保持部材9を保持する支柱、11は中継ブ
ロック5から支柱7に沿って配置されたガイド管、12
はガイド管11内に挿入され、電極保持部材9内部まで
進入して他端がタングステン電極4の上端に当接する硬
質ピアノ線から成る突出し線、13a,13bは中継ブ
ロック5に一端がろう付け支持されて他端が電極保持部
材9に連結された2本の冷却水管、16は同様に中継ブ
ロック5に一端がろう付け支持されて他端が電極保持部
材9に連結されたワーキングガス管である。
ら押し付ける耐熱性の板ばね20を電極保持部材9に係
止する係止ピン、51は中継ブロック5に螺着されて突
出し線12の一端が固定され、回転操作することにより
タングステン電極4の突出し長さを例えば、15mmに調
整するための調整撮み、90は電極保持部材9の中央部
に穿設され、そこに嵌入したタングステン電極4を保持
する電極保持溝、91は電極保持部材9中に穿設され、
接続された冷却水管13a,13bを経て供給された電
極保持部材9を冷却するための冷却水が通過する冷却水
路、92は電極保持部材9中に穿設され、接続されたワ
ーキングガス管16から供給されたヘリウムガスから成
るワーキングガスをタングステン電極4の横からアーク
発生部に向けて流出させるガス孔である。従来例と同一
または同一とみなせる箇所には同一の符号を附して重複
する説明を省略する。
ン電極4を使用する時は厚さ3mmの電極保持部材9を用
いて、その電極保持溝90内に保持する。支柱7、ガイ
ド管11、冷却水管13a,13b、ワーキングガス管
16および板ばね20の開先幅方向の各寸法は全て電極
保持部材9の厚さ以下に設定されている。また、これら
の高さ方向の寸法を設定することにより、ティグトーチ
1の長さ寸法を任意の値に選定することができる。中継
ブロック5と母材2a,2b表面との間に配置される遮
蔽筒6の高さを40mm、中継ブロック5の下端からタン
グステン電極4の先端までの長さを200mmとした時に
は、板厚が150mmの母材2a,2bであっても、その
開先底までタングステン電極4の先端を到達させて開先
底との間にアークを発生させることができる。
に、狭い開先10底で高周波アーク溶接を開始すると、
しばしばティグトーチ1の側面からアークが発生するこ
とがあるので、タングステン電極4の先端を開先10底
まで下降させて、一旦、母材2a,2bと接触させてか
ら通電を開始させ、その儘ティグトーチ1を引き上げて
アークをタングステン電極4の先端から発生させる、い
わゆる、収縮始動法が採用されている。この収縮始動を
開始する際に、タングステン電極4は母材2によって押
されるが、タングステン電極4の後端が突出し線12の
先端に当接しているだけなので、タングステン電極4の
突出し長さが短くなることはない。
突出し線12の先端に単に当接させているだけなので、
例えば、収縮始動開始時等の誤操作によりタングステン
電極4の先端が母材2に融着した場合に、アーク電流の
供給を絶った後でティグトーチ1を引き上げるだけで、
タングステン電極4をティグトーチ1から分離させるこ
とができる。従って、融着したタングステン電極4の取
外し作業をティグトーチ1に損傷を与えることなく行う
ことができる。
よって電極保持部材9の電極保持溝90内に強めに押し
付けられているだけなので、その交換を行う場合は、簡
単に手で引き抜き、あるいは押し込み挿入するだけで済
むから、交換作業に要する労力と時間を省くことができ
る。タングステン電極4の長さが例えば、10mm短くな
っても、中継ブロック5の調整撮み51を回して突出し
線12を下降させ、突出し長さを15mmに調整すること
ができるから、タングステン電極4の繰り返し使用寿命
を延ばすことができる。
0〜15mm程の短い突出し長さで使用されるので、大き
なアーク電流を流しても、タングステン電極4内部の抵
抗発熱量は多くならないから、開先底が深くても、アー
ク電流はタングステン電極4の直径に見合った常用の値
以上に設定することができる。なお、タングステン電極
4の突出し長さは30mm程度までなら、流す最大アーク
電流が多少低下するものの、溶接作業に特に支障は生じ
ない。しかし、タングステン電極4の突出し長さが50
mm以上になると、タングステン電極4は過熱されるた
め、溶接作業に支障が生じる。
却水により冷やされているので、200°C程に予熱さ
れた母材2の開先10中にティグトーチ1を挿入した場
合でも、ティグトーチ1は中間部を含めて60°C以下
に保たれているから、例えば、厚さが0.2mm位の安価
な薄い耐熱性ガラステープで全体を捲くだけで、簡単か
つ安価にティグトーチ1と開先10との間の電気絶縁を
確保できる。従って、誤ってティグトーチ1が開先10
壁面に接触したときでも、ティグトーチ1側面からアー
クが発生することはない。
中でアーク溶接を行う場合は、従来は開先深さの影響を
受けるので、アークの母材溶融能力を高めるために高価
なヘリウムあるいはヘリウムを混合したアルゴンガスを
ワーキングガスとして用いなければならなかったが、本
実施例ではタングステン電極4の先端から発生するアー
クの直近の電極保持部材9の下端からアーク部分に向け
て、1:1の比のヘリウム・アルゴン混合ガスが吹き出
すと共に、遮蔽筒7からアルゴンガスが流出するように
なっているので、溶接作業の施工費用を低減できる。
より簡素化した変形例について説明する。図4は本実施
例の変形例に係るティグアーク溶接トーチの正面図、図
5は図4の切断線B−Bに沿ったティグトーチ1の断面
図である。これらの図において、17は一端が中継ブロ
ック5に一体的に固定され、他端に電極保持部材9がろ
う付けされた厚さ3mmの黄銅から成る中間部材、93は
電極保持部材9の下端部に嵌合する窒化珪素から成る長
さ4.5mmの案内ピン、171は中間部材17中に刳り
貫き形成された冷水が流れる冷却水路である。
流を導く機能と電極保持部材9を中継ブロック5に対し
て支持する機能を兼ね具えているので、本実施例のティ
グトーチ1よりも丈夫な作りになっている。電極保持部
材9の構成および機能は本実施例のものと殆ど変わらな
い。しかし、この変形例では先の実施例の突出し線12
に相当する部材を具えていないので、タングステン電極
4の後端が電極保持部材9に直接当接するようになって
おり、タングステン電極4が消耗すると、その突出し長
さが短くなるという欠点がある。
持部材9の幅より長く、主面より突出形成されているの
で、タングステン電極4や中間部材93が直接開先10
側壁に接触するのを防止すると共に、開先10を倣う機
能を具えている。なお、アーク電流を例えば、350A
流す場合は、タングステン電極4は直径が3.2mmのも
の、電極保持部材9は厚さが3mmのものを用い、アーク
電流が250A以下の場合は、タングステン電極4は直
径が2.4mmのもので良く、電極保持部材9は厚さが
2.5mmのものを用いる。
研削して小径部の幅を2.5mmとしたものの径方向の断
面図である。このような扁平形状あるいは板状のタング
ステン電極4を用いると、電極保持部材9として厚さが
タングステン電極4の小径部の厚さと同じ2.5mmのも
のを用いても、アーク電流を例えば、350A流すこと
ができる。この場合はティグトーチ1の厚さを薄くでき
るので、溶接作業をよりし易くなるという利点がある。
なお、電極保持部材9の厚さは4mm以上になると、開先
幅が例えば、6mmのように極めて狭い開先10内では使
用できなくなる。
によれば、タングステン電極が電極保持部材の扁平面に
露出した状態で保持されるようにしたので、狭くて底の
深い開先であっても大きなアーク電流によるティグ溶接
を安価にかつ容易に行うことができ、タングステン電極
の側面にアークが発生するのを防止することができる。
請求項2記載の発明によれば、電極保持部材の扁平面間
の厚さをタングステン電極の露出部分の径以下としたの
で、狭くて底の深い開先であっても大きなアーク電流を
流すことができる。
ン電極は電極保持部材の下端部に穿設された電極保持溝
内に嵌入し、該電極保持溝に対する押圧力により圧接保
持されるようにしたので、タングステン電極の先端が母
材に融着してもタングステン電極を電極保持部材から容
易に取り外すことができる。請求4項記載の発明によれ
ば、一端が電極保持部材の内部でタングステン電極の後
端部に当接し、該タングステン電極の後端位置を調整す
べく、上下動可能に保持された突出し部材を有したの
で、タングステン電極の突出し長さを一定に保つことが
できるから、1本のタングステン電極の焼損寿命を延長
できる。
材の扁平面のタングステン電極の露出部分以外の位置
に、前記扁平面から突出する絶縁性の案内ピンを設けた
ので、タングステン電極が開先側面に接触するのを確実
に防止できると共に、タングステン電極を開先壁面に倣
って移動させることができる。
の正面図
入された状態での側面図
面図
チの正面図
面図
径方向の断面図
チを用いた溶接方法を示す溶接部の断面図
り欠いて示す斜視図
図
Claims (5)
- 【請求項1】 内部を循環する冷却水により冷却され、
タングステン電極を先端部から露出した状態で保持する
扁平形状を成す電極保持部材と、該電極保持部材に嵌入
して保持されるタングステン電極と、前記電極保持部材
下端部の前記タングステン電極に対抗する位置に設けら
れた添加ワイヤと、前記タングステン電極と前記添加ワ
イヤとの間に生じたアーク近傍に不活性ガスを吹き出さ
せるガス孔とを有したティグアークトーチにおいて、前
記タングステン電極は前記電極保持部材の扁平面に露出
した状態で保持されることを特徴とするティグアークト
ーチ。 - 【請求項2】 請求項1の記載において、電極保持部材
の扁平面間の厚さはタングステン電極の露出部分の径よ
り大きくないことを特徴とするティグアークトーチ。 - 【請求項3】 請求項1の記載において、タングステン
電極は電極保持部材の下端部に穿設された電極保持溝内
に嵌入し、該電極保持溝に対する押圧力により圧接保持
されたことを特徴とするティグアークトーチ。 - 【請求項4】 請求項1の記載において、一端が電極保
持部材の内部でタングステン電極の後端部に当接し、該
タングステン電極の後端位置を調整すべく、上下動可能
に保持された突出し部材を有したことを特徴とするティ
グアークトーチ。 - 【請求項5】 請求項1の記載において、電極保持部材
の扁平面のタングステン電極の露出部分以外の位置に、
前記扁平面から突出する絶縁性の案内ピンを設けたこと
を特徴とするティグアークトーチ。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2000345597A JP3961761B2 (ja) | 2000-11-13 | 2000-11-13 | ティグアークトーチ |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (2)
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JP2002144043A true JP2002144043A (ja) | 2002-05-21 |
JP3961761B2 JP3961761B2 (ja) | 2007-08-22 |
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ID=18819604
Family Applications (1)
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6913834B1 (ja) * | 2021-01-22 | 2021-08-04 | 大陽日酸株式会社 | トーチ及びその走査方法 |
JP2022028590A (ja) * | 2020-08-03 | 2022-02-16 | 大陽日酸株式会社 | トーチ及びその走査方法 |
-
2000
- 2000-11-13 JP JP2000345597A patent/JP3961761B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2022028590A (ja) * | 2020-08-03 | 2022-02-16 | 大陽日酸株式会社 | トーチ及びその走査方法 |
JP6913834B1 (ja) * | 2021-01-22 | 2021-08-04 | 大陽日酸株式会社 | トーチ及びその走査方法 |
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