JP2002143647A - 窒素酸化物浄化素子 - Google Patents

窒素酸化物浄化素子

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JP2002143647A
JP2002143647A JP2000342298A JP2000342298A JP2002143647A JP 2002143647 A JP2002143647 A JP 2002143647A JP 2000342298 A JP2000342298 A JP 2000342298A JP 2000342298 A JP2000342298 A JP 2000342298A JP 2002143647 A JP2002143647 A JP 2002143647A
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nox
solid electrolyte
electrolyte membrane
negative electrode
exhaust gas
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Kazutoshi Murata
和俊 村田
Naomasa Miyatake
直正 宮武
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Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
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Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高価で毒性のある還元剤を用いることなく、
酸素過剰の排ガス中であっても効率よくNOx含有ガス
を浄化することができる、NOx浄化素子を提供する。 【解決手段】 酸素イオン導電性の固体電解質膜1と、
その両面にそれぞれ設けられた正極3および負極2とを
有し、負極2から排ガス中のNOxを取り込み、窒素と
酸素とに解離して放出するNOx浄化素子において、固
体電解質膜1を円筒状とし、この円筒状固体電解質膜1
の外表面にパラジウムを主成分とする負極2を、内表面
に正極3を設け、負極2上にPt−ZrO2 −Al2
3 を主成分とするNOx吸収層を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、窒素酸化物浄化素
子に係り、特に、酸素を含む排ガスからでも大気汚染物
質である窒素酸化物(NOx)を効率よく取り入れ、分
解、除去することができる窒素酸化物(NOx)浄化素
子に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、固定発生源からのNOxの浄
化方法として、例えばアンモニアを還元剤とする浄化方
法が広く採用されているが、この方法は、アンモニアを
用いることから、ランニングコストが高く、またその毒
性が問題となっている。一方、自動車などの移動発生源
から排出されるNOxの浄化には、三元触媒が広く使用
されているが、この三元触媒は過剰な酸素が存在すると
NOxを浄化することができないので、ディーゼルエン
ジンやリーンバーンエンジンに適用することはできなか
った。
【0003】また近年、炭化水素を還元剤として用いた
触媒システムによってNOxを浄化する方法が提案され
たが、還元効率が低いことや、耐久性が不充分である等
の問題を抱えている。
【0004】最近になって、リーンバーンエンジンから
排出されるNOxを浄化する方法として、NOx吸収材
と貴金属触媒を組み合わせた新しい排ガス浄化システム
が開発されたが、このNOx吸収材は、リーンバーン時
にNOxを吸収し、リッチバーン状態になるとNOxを
放出し、このNOxを貴金属触媒によって浄化するもの
であるために、効率よくNOxを浄化するためには、リ
ッチバーン運転を行う必要がある。したがって、常にリ
ーンバーン運転が行われるディーゼルエンジン、ガスタ
ービン等に適用した場合、吸収したNOxを放出するこ
とができないという問題が生じる。
【0005】一方、ジルコニアなどの酸素イオン伝導体
を用いた電気化学セルを用いて混合ガスに含まれるNO
xを分解する方法が提案されているが、この方法は、排
ガス中に酸素が存在すると、NOxの分解よりも酸素の
透過が優先的に起こり、NOx分解に大きな電力が必要
になるという問題がある。またエンジンの排ガス温度で
は、前記ジルコニアなどの固体電解質の電気抵抗が大き
いため、NOxの分解に要する電力消費量が大きくなる
という問題がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、上記
従来技術の問題点を解決し、アンモニア等の高価かつ毒
性のある還元剤を用いることなく、酸素過剰の排ガス中
であっても少ない消費電力によって効率よくNOx含有
ガスを浄化することができる、窒素酸化物浄化素子を提
供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題は、酸素イオン
導電性の固体電解質膜と、該固体電解質膜の両面にそれ
ぞれ設けられた正極(アノード)および負極(カソー
ド)とを有するNOx浄化素子の、前記負極材としてパ
ラジウムを用い、この負極上に、Pt−ZrO2−Al
2 3 からなるNOx吸収層を設けることによって解決
できる。
【0008】すなわち、本願で特許請求する発明は以下
のとおりである。 (1)酸素イオン導電性の固体電解質膜と、該固体電解
質膜の両面にそれぞれ設けられた正極および負極とを有
し、前記負極から排ガス中のNOxを取り込み、窒素と
酸素とに解離して放出する窒素酸化物浄化素子におい
て、前記固体電解質膜を円筒状とし、該円筒状固体電解
質膜の外表面にパラジウムを主成分とする負極を、内表
面に正極を設け、前記負極上にPt−ZrO2 −Al2
3 を主成分とするNOx吸収層を設けたことを特徴と
する窒素酸化物浄化素子。 (2)前記固体電解質膜の厚さが、100μm以下であ
ることを特徴とする上記(1)に記載の窒素酸化物浄化
素子。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、本発明を実施例によってさ
らに詳細に説明する。図1は、本発明の一実施例である
NOx浄化素子を示す説明図である。図1において、こ
の浄化素子は、円筒状の固体電解質膜1と、該固体電解
質膜1の外表面に設けられたパラジウムを主成分とする
負極2および内表面に設けられた正極(アノード支持
管)3と、前記パラジウムを主成分とする負極2上に設
けられたPt−ZrO2 −Al23 を主成分とするN
Ox吸収層(後述する図3参照、図1中では、負極とN
Ox吸収層を一体として符号2で示した)とから主とし
て構成されている。
【0010】本実施例においてPt−ZrO2 −Al2
3 を主成分とするNOx吸収層はパラジウムを主成分
とする負極上に形成される。以下、パラジウムを主成分
とする負極とNOx吸収層をまとめてPd−Pt−Zr
2 −Al2 3 からなる負極ということがある。
【0011】図2は、図1のNOx浄化素子を用いた排
ガス処理装置のフローを示す説明図である。図2におい
て、この排ガス処理装置は、内燃機関としてのエンジン
4の排ガス煙道5に設けられた第1のNOx浄化素子6
が収納された反応容器7と、該第1のNOx浄化素子が
収納された反応容器7とは並列に設けられた第2のNO
x浄化素子8が収納された反応容器9と、前記排ガス煙
道5の反応容器7、9の入口側に設けられた三方弁10
および出口側に設けられた三方弁11と、その後流の煙
突15とから主として構成されている。
【0012】このような構成において、エンジン4から
排出された高濃度NOxを含む燃焼排ガス12は、排ガ
ス煙道5に設けられた三方弁10を経て第1のNOx浄
化素子6が配置された反応容器7に流入し、ここで、排
ガス中のNOxが前記NOx浄化素子6のPd−Pt−
ZrO2 −Al2 3 からなる負極(NOx吸収層)に
吸収、分離される。NOxが吸収、分離された排ガス
は、浄化ガス13として三方弁11および煙突15を経
て大気に放出される。第1NOx浄化素子6のPd−P
t−ZrO2 −Al2 3 からなる負極(NOx吸収
層)におけるNOx吸収量が飽和状態になった時点で、
三方弁10および11を切り換えて排ガス流路を第2N
Ox浄化素子8が収納された反応容器9側に連通させ、
前記第2NOx浄化素子8で引き続き排ガス中のNOx
を吸収、分離して排ガス12が浄化される。第2NOx
浄化素子8を用いた排ガス浄化中に前記第1NOx浄化
素子6のカソードとアノードとの間にセル電圧、例えば
0.1Vの直流電圧が印加され、これによって第1NO
x浄化素子6のPd−Pt−ZrO2 −Al2 3 から
なる負極(NOx吸収層)に吸収されたNOxが分解、
消失して分解ガス14となり、NOx吸収能が回復す
る。NOx吸収能を回復した第1NOx浄化素子6は、
第2NOx浄化素子8のNOx吸収量が飽和するまで待
機し、飽和した時点で排ガス流路が元の状態に切り換え
られ、以下同様の排ガス処理が継続される。
【0013】本実施例によれば、NOx浄化素子のカソ
ード材としてパラジウムを用い、この負極上に、Pt−
ZrO2 −Al2 3 からなるNOx吸収層を設けたこ
とにより、このNOx浄化素子が、酸素を含むNOx含
有ガスに曝されたときNOxの吸収のみが行われ、酸素
が共存しない条件でNOxの電気分解を行うことができ
る。従って、排ガス中のNOxを効率よく吸収、分解し
てNOx含有排ガスを浄化することができる。
【0014】本発明において、NOx浄化素子の固体電
解質膜材としては、例えば8mol%イットリア安定化
ジルコニア(YSZ)が用いられる。またカソード材と
しては、例えばパラジウムが、アノード材としては、例
えばNiサーメットが用いられる。
【0015】カソード上に設けられるNOx吸収材の担
体としては、γ−アルミナが使用される。すなわち、例
えば塩化白金酸とオキシ硝酸Zrを溶解させた水にγ−
アルミナを加えて混練し、水素中で焼成してNOx吸収
材とし、このNOx吸収材のスラリをカソード上に塗布
積層し、焼成することによってカソード上にNOx吸収
層が形成される。
【0016】本発明において、NOxの電気分解中に酸
素が共存すると、NOxの分解効率が低くなる。従っ
て、被処理排ガス煙道はNOx吸収ライン(酸素共存)
とNOx分解ラインとに分岐することが好ましい。一
方、NOx吸収時には酸素の共存が必要となる。これは
排ガス中のNOを一旦NO2 に酸化し、NO2 とZrO
2が作用して硝酸の形で取り込まれるためである(後述
する図3参照)。
【0017】本発明において、固体電解質の厚さは10
0μm以下、例えば20μm〜50μmであることが好
ましい。固体電解質の厚さが厚すぎると、NOxの分解
に要する電力が多くなり、一方、薄すぎるとNOxが分
解されないまま固体電解質を透過する可能性がでてく
る。固体電解質の厚さを、例えば30μmとすることに
より、例えば0.3mm厚程度のYSZ電解質が用いら
れていた従来のNOx分解素子に比べて電気抵抗を約1
/10とすることができるので、消費電力が格段に低減
する。
【0018】本発明において、NOx浄化素子によるN
Oxの吸収および分解メカニズムは、以下のように考え
られる。すなわち、図3は、本発明のNOx浄化素子に
おけるNOxの吸収および分解メカニズムを示す模式図
である。図3において、酸素過剰下の、NOx含有排ガ
スをNOx浄化素子のNOx吸収層34に接触させるこ
とにより、前記排ガスに含まれるNOxがNOx吸収層
34に吸収され、例えばNOが吸収材中の白金(Pt)
によって酸化されてNO2 となり、NO2 はNOx吸収
層のZrO2 に硝酸塩の形で取り込まれる。NOx吸収
量が飽和に達した際は、NOx浄化素子の両極間に所定
の電圧が印加され、これによって前記NOxが窒素と酸
素に解離し、窒素は窒素分子として放出されるととも
に、酸素は電気化学的に引き抜かれ、酸素イオンとして
固体電解質32を介してアノード31側に移動し、酸素
分子として放出される。このようにして吸収したNOx
を分解、放出した電気化学セルはNOx吸収能を回復
し、再使用される。
【0019】
【実施例】次に本発明の具体的実施例について説明す
る。 実施例1 NiO粉末とYSZ粉末を重量比54:44で混合し、
添加剤として前記混合物に対してメチルセルロース5w
t%およびグリセリン5wt%添加して混練し、この混
練物を押出し成形機を用いて外径5mm、肉厚1mmの
円筒形に成形し、この成形体を大気中1100℃で仮焼
し、得られた仮焼円筒体をイットリア安定化ジルコニア
粉末を懸濁して調製したYSZサスペンションに浸漬し
て円筒体の外表面にYSZ粉末を堆積させた。これを1
400℃で1時間焼結してNiサーメットからなる円筒
体の外表面に厚さ30μmの緻密な固体電解質膜である
YSZ膜を形成し、次いで、このYSZ膜上にパラジウ
ム粉末を酢酸ブチルと混合して調製したパラジウムペー
ストを面積1cm2 となるように塗布し、1300℃で
1時間焼結して電気化学セルとした。
【0020】これとは別に塩化白金酸0.53gとオキ
シ硝酸Zr4.3gを水100gに溶解させた水溶液中
にγ−アルミナ18gを投入し、100℃で蒸発乾固
し、400℃で1時間熱分解し、その後、水素雰囲気
中、850℃で5時間焼成して粉末状のNOx吸収材を
調製し、この吸収材1gを酢酸ブチルと混合して調製し
たペーストを、上記電気化学セルのパラジウムカソード
上に塗布し、大気中、700℃で1時間焼結して厚さ1
00μmの吸収層を設けて電気化学セルとNOx吸収層
とを組み合わせたNOx浄化素子とした。なお、このN
Ox浄化素子における吸収材重量は20mgであった。
【0021】次に、得られたNOx浄化素子をステンレ
ス製反応器に収納して300℃に保持し、円筒体の外
側、すなわちカソード側に疑似排ガスとしてNO:10
0ppm、O2 :10%を含むアルゴンガス(Ar)
を、内側、すなわちアノード側にNOおよびO2 を含ま
ないアルゴンガスをそれぞれ1ml/minで流通さ
せ、外側表面(カソード側)に接触して反応器から流出
した疑似排ガス中のNOx濃度を化学発光式のNOx計
で測定したところ、試験開始後1min間のNOx除去
率はほぼ100%であり、その後NOx除去率が徐々に
低下した。試験開始10min後に疑似排ガスの供給を
停止し、NOx浄化素子の外側表面をアルゴンガスで置
換し、その後、NOx浄化素子を含む反応器全体を50
0℃に昇温し、NOx浄化素子のアノードとカソードの
間にセル電圧が0.1Vとなるように直流電圧を印加
し、この状態で、酸素計を用いて円筒体内側に電気化学
的に輸送された酸素量を、また電流計を用いてセルの通
電量を測定することにより、電気化学的に分解されたN
Ox量を算出したところ、吸収層に吸収されたNOxの
90%以上が電気化学的に分解され、NOx吸収層が再
生されたことが分かった。
【0022】本実施例によれば、NOx浄化素子のNO
x吸収層で、排ガス中の窒素酸化物を吸収し、飽和に達
した段階でセルに通電することによって前記吸収したN
OxをN2 とO2 に分解してそれぞれ放出し、これによ
って、NOx吸収層のNOx吸収能を回復させることが
できる。従って、排ガス中のNOxを効率よく除去する
ことができるうえ、印加電圧も比較的少なく、経済的に
も有利である。また、NOx吸収能が回復したNOx浄
化素子を繰り返し再利用することができる。
【0023】
【発明の効果】本願の請求項1に記載の発明によれば、
アンモニア等の還元材を用いることなく、酸素過剰の排
ガス中であっても、少ない消費電力で効率よくNOxを
吸収し、分解して排ガスを浄化することができる。本願
の請求項2に記載の発明によれば、上記発明の効果に加
え、必要以上の消費電力をなくして、より効率よく排ガ
ス中のNOxを吸収、分離することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すNOx浄化素子の説明
図。
【図2】本発明のNOx浄化素子を用いた排ガス処理装
置のフローを示す説明図。
【図3】本発明のNOx浄化素子におけるNOx分解メ
カニズムを示す説明図。
【符号の説明】
1…固体電解質膜、2…負極(負極+NOx吸収層)、
3…正極(アノード支持管)、4…エンジン、5…排ガ
ス煙道、6…第1のNOx浄化素子、7…反応容器、8
…第2のNOx浄化素子、9…反応容器、10、11…
三方弁、12…排ガス、13…浄化ガス、14…分解ガ
ス、15…煙突、31…アノード(正極)、32…固体
電解質(YSZ)、33…カソード(負極)、34…N
Ox吸収材層。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F01N 3/10 B01D 53/36 102H 102B (72)発明者 宮武 直正 岡山県玉野市玉3丁目1番1号 三井造船 株式会社玉野事業所内 Fターム(参考) 3G091 AA12 AA18 AB05 BA01 BA14 GA02 GB06Z GB07Z GB17Z HA08 4D006 GA41 KA01 KB12 MA31 MA40 MB19 MC03X PB19 PB62 PB63 4D048 AA06 AB03 AB07 BA03X BA08X BA18X BA30X BA31X BA38X BA42X BB05 BB18 EA02 EA04 4G066 AA20D AA23B BA03 BA05 CA28 DA02 4G069 AA03 BA01A BA01B BA05A BA05B BB02A BB02B BB06A BB06B BC40A BC40B BC51A BC51B BC68A BC68B BC72A BC72B BC75A BC75B CA02 CA03 CA10 CA13 EA06 EB15X EB15Y EC27 EC28

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 酸素イオン導電性の固体電解質膜と、該
    固体電解質膜の両面にそれぞれ設けられた正極および負
    極とを有し、前記負極から排ガス中のNOxを取り込
    み、窒素と酸素とに解離して放出する窒素酸化物浄化素
    子において、前記固体電解質膜を円筒状とし、該円筒状
    固体電解質膜の外表面にパラジウムを主成分とする負極
    を、内表面に正極を設け、前記負極上にPt−ZrO2
    −Al23 を主成分とするNOx吸収層を設けたこと
    を特徴とする窒素酸化物浄化素子。
  2. 【請求項2】 前記固体電解質膜の厚さが、100μm
    以下であることを特徴とする請求項1に記載の窒素酸化
    物浄化素子。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010100929A (ja) * 2008-09-24 2010-05-06 Sumitomo Electric Ind Ltd ガス分解素子、アンモニア分解素子、発電装置および電気化学反応装置
WO2013115613A1 (ko) * 2012-02-02 2013-08-08 희성촉매 주식회사 내구성이 개선된 질소산화물 환원제거용 촉매
CN108680422A (zh) * 2018-08-02 2018-10-19 济南兰光机电技术有限公司 去除高纯度惰性气体中水分的净化装置、系统及方法

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